[go: up one dir, main page]

JP2005089738A - カーボンナノチューブ分散溶液およびカーボンナノチューブ分散体 - Google Patents

カーボンナノチューブ分散溶液およびカーボンナノチューブ分散体 Download PDF

Info

Publication number
JP2005089738A
JP2005089738A JP2004232069A JP2004232069A JP2005089738A JP 2005089738 A JP2005089738 A JP 2005089738A JP 2004232069 A JP2004232069 A JP 2004232069A JP 2004232069 A JP2004232069 A JP 2004232069A JP 2005089738 A JP2005089738 A JP 2005089738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cnt
carbon nanotube
cnts
dispersion
conjugated polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004232069A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Tsukamoto
遵 塚本
Junji Sanada
淳二 真多
Kazuki Shigeta
和樹 重田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP2004232069A priority Critical patent/JP2005089738A/ja
Publication of JP2005089738A publication Critical patent/JP2005089738A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】CNTの高導電性や半導体特性を維持しながら、溶剤への分散性に優れたCNT、そのCNTを有するCNT分散溶液、及び該溶液によって得られるCNT分散体を提供する。
【解決手段】カーボンナノチューブと溶媒を有するカーボンナノチューブ分散溶液であって、カーボンナノチューブの少なくとも一部に共役系重合体が付着し、カーボンナノチューブが溶媒中に溶解されているカーボンナノチューブ分散溶液。
【選択図】 なし

Description

本発明は、共役系重合体が付着したカーボンナノチューブが溶媒中に分散されてなる溶液、及び該溶液より得られるカーボンナノチューブ分散体に関する。
カーボンナノチューブ(以下、CNTと言う)はナノテクノロジーの有力な素材として、広範な分野で応用の可能性が検討されている。用途としてはトランジスターや顕微鏡用プローブなどのようにCNTの単線を使用する方法と、電子放出電極や燃料電池用電極、あるいはCNTを分散した導電性コンポジットなどのように多数のCNTをまとめてバルクとして使用する方法等がある。単線で使用する場合は、CNTを溶媒中で超音波を照射した後、電気泳動などで単一に分散しているCNTのみを取り出すなどの方法が用いられる。バルクで用いる場合にはCNTが溶剤やマトリックス材となる材質、例えば重合体の溶液などに良好に分散できることが必須であるが、一般にCNTは溶媒に分散しにくいという問題がある。このためCNT表面の改質、化学修飾などによって分散性を向上する方法が種々検討されている。
CNTの分散性を向上させる方法としては、CNTをドデシルスルホン酸ナトリウムなどの界面活性剤を含有する水溶液に入れる方法(例えば、特許文献1参照)があるが、CNT表面に非導電性の有機物が付着するとCNTの導電性や半導体特性が損なわれる。また、CNT表面をコイル状構造のポリマーであるポリ−m−フェニレンビニレン−co−ジオクトキシ−p−フェニレンビニレン(PmPV)で覆うことによってCNTの分散性を高める方法(例えば、特許文献2参照)が提案されているが、該ポリマーは共役系が不完全なため、CNTの導電性や半導体特性を低下する。CNTとの間で電荷の移動が容易な共役系重合体の溶液にCNTが分散しやすいことを利用して共役系重合体にCNTを分散させる方法も提案されている(例えば、特許文献3参照)が、共役系重合体中で電荷の移動の過程で導電性や半導体特性が低下する。
さらには、CNTに官能基を付加させる等の方法により表面に化学修飾を施し分散性を付与した上で使用されたものがある(例えば、非特許文献1参照)が、CNTに化学修飾を施すとCNTを構成するπ共役系が破壊されやすく、CNT本来の特性が損なわれる。CNTを基板上に直接成長させる方法もある(例えば、非特許文献2)が、CNTの生成には700℃程度の熱処理が必要となる。
特開平6−228824号公報 特開2000−44216号公報 特開2003−96313号公報 Science誌 vol.282,p.95(1998) Applied Physics Letters誌vol.82,p.2145(2003)
従来の技術では、CNTの溶液に対する分散性向上をはかるため、CNTの表面を改質すると本来のCNTの特性、たとえば高導電性や半導体特性が損なわれるという問題が生じていた。そこで本発明は上記問題点を解決すべく、CNTの高導電性や半導体特性を維持しながら、溶剤への分散性に優れたCNT、そのCNTを有するCNT分散溶液、及び該溶液によって得られるCNT分散体を提供する。
上記課題を達成するために、本発明は下記の構成からなる。
(1)カーボンナノチューブと溶媒を有するカーボンナノチューブ分散溶液であって、カーボンナノチューブの少なくとも一部に共役系重合体が付着し、カーボンナノチューブが溶媒中に分散しているカーボンナノチューブ分散溶液。
(2)カーボンナノチューブの少なくとも一部に共役系重合体を付着させる工程と、共役系重合体が付着したカーボンナノチューブを該共役系重合体が可溶な溶媒で洗浄する工程と、上記工程によって得られたカーボンナノチューブを溶媒に溶解させる工程とを有する(1)記載のカーボンナノチューブ分散溶液の製造方法。
(3)上記(1)のカーボンナノチューブ分散溶液を塗布することによって形成されるCNT分散体である。
本発明によれば、CNTを溶液に均一に分散させることができ、そこで得られたCNT分散溶液を用いることによって、CNT自身が本来有する高導電性と優れた半導体特性を持つ分散体を、高温を必要とせず室温で形成することができる。また、本発明によれば、CNT分散体の膜厚を均一に形成できることから、CNT分散体膜を電子放出源とした電子放出素子を得ることができ、またCNT分散体の膜厚を薄くすることで、透明導電体を得ることができる。
本発明は、共役系重合体が少なくとも一部に付着したCNTを溶媒に分散することによって均一なCNT分散溶液ができること、さらには該溶液を基板上に塗布することによって均一なCNT分散体が得られるものである。なお、本発明では、分散という言葉を用いるが、これはCNTが溶媒中に溶解している現象も含むものである。
以下、本発明について詳述する。本発明においてCNTに付着する重合体は、共役系重合体であることが必要で、さらに好ましくは直鎖状共役系重合体である。ここで直鎖状とは、重合体の骨格構造が安定状態(外力が加わっていない状態)において螺旋構造を取らず、まっすぐ延びているものを意味し、また、共役系重合体とは重合体の骨格の炭素−炭素の結合が1重結合と2重結合が交互に連なっている重合体を意味する。共役系重合体は共役系構造が伸びた構造からなるのでCNTと重合体とでの電荷の移動がスムーズであり、またCNTに付着した重合体以外の重合体が介在しないため、CNTの高い導電性や半導体特性を効率的に利用できるという特徴がある。本発明のCNT分散溶液においてCNTの濃度を変えることによって該溶液を塗布した基板の電導性や半導体特性を制御することができる。
共役系重合体としては、ポリチオフェン系重合体、ポリピロール系重合体、ポリアニリン系重合体、ポリアセチレン系重合体、ポリ−p−フェニレン系重合体、ポリ−p−フェニレンビニレン系重合体などが挙げられる。これらの共役系重合体が直鎖状であるためには、ポリチオフェン系重合体、ポリピロール系重合体はそれぞれチオフェン環、ピロール環の2、5位でモノマーユニットがつながる必要がある。また、ポリ−p−フェニレン系重合体、ポリ−p−フェニレンビニレン系重合体ではフェニレン基のパラ位で重合体の骨格がつながっている必要がある。上記重合体は単一のモノマーユニットが並んだものが好ましく用いられるが、異なるモノマーユニットをブロック共重合したもの、ランダム共重合したものも用いられる。また、グラフト重合したものも用いることができる。上記重合体の中でも本発明においては、ポリチオフェン系重合体が特に好ましく使用される。
ポリチオフェン系重合体とはポリ−チオフェン構造の骨格を持つ重合体に側鎖が付いた構造を有するものである。具体例としては、ポリ−3−メチルチオフェン、ポリ−3−ブチルチオフェン、ポリ−3−ヘキシルチオフェン、ポリ−3−オクチルチオフェン、ポリ−3−ドデシルチオフェンなどのポリ−3−アルキルチオフェン(アルキル基の炭素数は特に制限はないが好ましくは1〜12)、ポリ−3−メトキシチオフェン、ポリ−3−エトキシチオフェン、ポリ−3−ドデシルオキシチオフェンなどのポリ−3−アルコキシチオフェン(アルコキシ基の炭素数はとくに制限はないが好ましくは1〜12)、ポリ−3−メトキシ−4−メチルチオフェン、ポリ−3−ドデシルオキシ−4−メチルチオフェンなどのポリ−3−アルコキシ−4−アルキルチオフェン(アルコキシ基およびアルキル基の炭素数は特に制限はないが好ましくは1〜12)、ポリ−3−チオヘキシルチオフェンやポリ−3−チオドデシルチオフェンなどのポリ−3−チオアルキルチオフェン(アルキル基の炭素数は特に制限はないが好ましくは1〜12)が挙げられ、1種もしくは2種以上を用いることができる。中でも、ポリ−3−アルキルチオフェン、ポリ−3−アルコキシチオフェンが好ましく、前者としては特にポリ−3−ヘキシルチオフェンが好ましい。好ましい分子量は重量平均分子量で800〜100000である。また、上記重合体は必ずしも高分子量である必要はなく、直鎖状共役系からなるオリゴマーであってもよい。
CNTはアーク放電法、化学気相成長法(以下CVD法とする)、レーザー・アブレーション法等によって作製されるが、本発明に使用されるCNTはいずれの方法によって得られたものであってもよい。また、CNTには1枚の炭素膜(グラッフェン・シート)が円筒状に巻かれた単層CNT(以下SWCNTと言う)と、2枚のグラッフェン・シートが同心円状に巻かれた2層CNT(以下DWCNTと言う)と、複数のグラッフェン・シートが同心円状に巻かれた多層CNT(以下MWCNTと言う)とがあり、本発明においてSWCNT、DWCNT、MWCNTをそれぞれ単体で、もしくは複数を同時に使用できる。特に、SWCNTとDWCNTは導電性および半導体特性において優れた性質を持つので好ましく用いることができるが、中でもSWCNTが特に好ましく用いられる。
CNTを作製する際には、同時にフラーレンやグラファイト、非晶性炭素が副生産物として生成され、またニッケル、鉄、コバルト、イットリウムなどの触媒金属も残存するので、これらの不純物を除去し精製することが好ましい。不純物の除去には、硝酸、硫酸などによる酸処理とともに超音波処理が有効であり、またフィルターによる分離を併用することは純度を向上させる上でさらに好ましい。本発明で用いられるCNTの直径は特に限定されないが、0.8nm以上100nm以下が好ましく、より好ましくは50nm以下、さらに好ましくは15nm以下である。
また、本発明ではCNTは上記の精製後そのまま使用できるが、塗布膜が半導体として利用される場合には素子電極間の短絡を防ぐために、素子電極間の距離よりも短いCNTを使用することが望ましい。しかし、CNTは一般には紐状で生成されるので、短繊維状で使用するにはカットすることが望ましい。短繊維へのカットには、硝酸、硫酸などによる酸処理とともに超音波処理が有効であり、またフィルターによる分離を併用することは純度を向上させる上でもさらに好ましい。なお、カットしたCNTだけではなく、あらかじめ短繊維状に作製したCNTも本発明により好ましく使用される。このような短繊維状CNTは基板上に鉄、コバルトなどの触媒金属を形成し、その表面にCVD法により700〜900℃で炭素化合物を熱分解してCNTを気相成長させることによって基板表面に垂直方向に配向した形状で得られる。このようにして作製された短繊維状CNTは基板から剥ぎ取るなどの方法で取り出すことができる。また、短繊維状CNTはポーラスシリコンのようなポーラスな支持体や、アルミナの陽極酸化膜上に触媒金属を担持させ、その表面にCNTをCVD法にて成長させることもできる。触媒金属を分子内に含む鉄フタロシアニンのような分子を原料とし、アルゴン/水素のガス流中でCVDを行うことによって基板上にCNTを作製する方法でも配向した短繊維状のCNTを作製することもできる。さらには、SiC単結晶表面にエピタキシャル成長法によって配向した短繊維状CNTを得ることもできる。溶液の塗布より得られた分散体が半導体として利用される場合には、CNTの平均長さは電極間距離によるが、好ましくは2μm以下、より好ましくは0.5μm以下で使用される。
本発明で用いられるCNTの直径は特に限定されないが、1nm以上、100nm以下、より好ましくは50nm以下が良好に使用される。
共役系重合体が付着したCNTを溶媒の中に分散させることによって、本発明のCNTの分散溶液を得ることができる。共役系重合体をCNTに付着させる方法としては、共役系重合体とCNTとの間に相互作用があるため、共役系重合体の溶液中にCNTを添加して分散させることによって、少なくともその一部に付着したCNTが溶液中に生成される。該溶液中で共役系重合体をCNTに効率的に付着させるには、CNTを溶媒中で予め超音波照射下で予備分散した後、共役系重合体を添加し分散させる方法、あるいはCNTと共役系高分子を溶媒に混合した後、超音波照射下で分散する方法、溶融した共役系重合体の中にCNTを添加して分散させる方法等がある。本発明においては、何れの方法でも良いが、中でもCNTを溶媒中で超音波で予備分散しておいた後に共役系重合体を添加する方法や、CNTと共役系高分子を溶媒に混合した後、超音波照射を行う方法が好ましい。ここで、超音波照射は超音波洗浄機、超音波破砕機などを用いて行うことができる。
共役系重合体がCNTの少なくとも一部に付着した状態とは、CNT表面の一部、あるいは全部を共役系重合体が被覆した状態を意味する。CNTを共役系重合体が被覆できるのはそれぞれの共役系構造に由来するπ電子雲が重なることによって相互作用が生じるためと推測される。CNTが共役系重合体で被覆されているか否かは、該CNTの反射色が元のCNTの色から共役系重合体の色に近づくことで判別できる。定量的には元素分析によって付着物の存在とCNTに対する付着物の重量比を同定することができる。また共役系重合体が少なくとも一部に付着した状態とは、CNTの重量を1.0とした時の共役系重合体の重量比率が少なくとも0.1である状態ということもできる。
その後、フィルター(好ましくは0.1μm径)で上記CNTを濾過して捕集し、溶媒を用いて該CNTを十分に洗浄する。この洗浄工程によって、余剰の共役系重合体が除去されて共役系重合体の付着したCNTのみが得られる。CNTに付着した共役系高分子は該CNTの溶媒への親和性を高めるのに寄与するが、残存する重合体は付着したもののみに限られるため、本発明によるCNT分散体はCNT本来の導電性や半導体特性に近い特性(例えば電界効果型トランジスタに使用した場合には高いキャリア移動度)が得られる。なお、濾過・洗浄後、共役系重合体がCNTの表面に吸着していることは種々の分析法、例えば元素分析、表面分析装置で確認することができる。
次に、上記の方法で得られた共役系重合体の付着したCNTを溶媒中に分散させることによってCNT分散溶液が調製される。ここで溶媒中への分散手段としては撹拌、超音波照射分散、振動分散などの手段から必要に応じて方法を選ぶことができる。
CNT分散溶液の調製に使用される溶媒としては、特に有機溶媒が好ましく用いられ、メタノール、エタノール、ブタノール、トルエン、キシレン、o−クロロフェノール、アセトン、酢酸エチル、エチレングリコール、クロロホルム、クロロベンゼン、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、γ−ブチロラクトンなどが挙げられるがこれらに限定されるものではなく、必要に応じて溶媒を選ぶことができる。
溶媒中のCNT分散量は必要に応じて定められるが、溶媒1リットル中に10g以下、100μg以上が好ましく用いられる。
このようにして得られたCNT分散溶液を基板上に塗布することによって、基板上に導電性や半導体性の機能を付与することができる。塗布方法としては、キャスト法、スピナーによる方法、ディップ法、バーコーター法、滴下法など一般的な方法が可能である。基板としてはガラスやシリコンウエハー、構造材などの無機物のみならず、フィルム、繊維、織物膜、板、紙などに塗布することができる。
本発明で得られるCNT分散体を電界効果型トランジスタの半導体層として用いる場合には、絶縁層で覆われたゲート電極上に本発明のCNT分散溶液をスピナーを用いて塗布し、塗布膜中に残存する溶媒を蒸発させることによってCNT分散体の半導体層が形成される。このCNT分散体層の上にソース電極とドレイン電極とを対峙させて形成することによって、電界効果トランジスタ構造が作製される。
基板上に共役系重合体が付着したCNT分散体のパターンを形成する場合には、該CNTが溶媒に溶解しやすいことを利用して感光性レジストを用いてフォトリソグラフィー法によってパターンを形成することが可能である。
上記の方法によって作製されるCNT分散体の数密度は、溶媒中のCNT成分量と単位面積当たりの使用塗液量によって決まる。導電性を付与するには数密度が高いほど好ましいが、半導体特性を付与するには、CNTの数密度はパーコレーションによる伝導パスが形成される密度以下、すなわち1平方ミクロン当たり500以下、1.0以上であることが好ましい。本発明におけるCNTの分散状態を確認する方法としては種々の顕微鏡観察が用いられるが、CNTの数密度を調べるには原子間力顕微鏡が好ましく用いられる。
本発明のCNT分散体を半導体層として用いる場合にはその厚みはCNT数本以下の厚みになるので透明性が高く、透明な半導体層になる。例えばゲート電極、ソース電極、ドレイン電極の材料をITOまたはSbドープSnOまたは高導電性有機材料などの透明材料を用い、絶縁層もSiOや絶縁性ポリマーなどの透明材料を用いることで透明な半導体素子を形成することができる。
本発明で得られるCNT分散体を導電体として用いる場合には、基板等に塗布されたCNTが互いに接触する程度に高濃度に塗布すると良い。すなわちCNTの1平方ミクロン当たりの数密度が500より大きければ良い。CNT分散液の濃度が低い場合には、塗布膜厚を厚くしたり、塗布回数を増やすなどの方法によって導電体を得ることができ、またCNT分散液中のCNT濃度を高くして塗布することによっても導電体を得ることができる。
上記のような導電体は膜厚が2nm以上あれば良く、特に膜厚が2nm〜200nmの場合には透明性が高く、透明導電体として用いることができる。この範囲の膜厚であれば可視光透過率が50%T以上となり、膜厚を2nm〜100nmにすることで可視光透過率は80%Tを超え良好な透明導電膜を得ることができる。該透明導電体は膜厚が厚いほど抵抗を小さくできるが、同時に光の透過率が小さくなるので、目的に応じて膜厚を調製すると良い。より低抵抗、高透過率の透明導電体を得るためには、1本の長さがより長いCNTを用いたり、より細いCNT用いたり、CNT分散時に用いる撹拌や超音波照射などの条件をより強力にする方法などが好ましく用いられる。
CNT分散液から導電体を得る他の方法として、ある支持体の上に一度CNT分散体膜を形成し、得られた分散体膜を他の支持体に写して形成する方法も用いることができる。例えば、CNT分散液を、フィルター上に捕集して堆積したCNTを別の基板上に写して形成する方法や、あるいは、フィルム上に塗布して得られたCNT分散体膜を別の基板に写して形成する方法などがある。この場合、CNT分散体膜の付着したフィルターやフィルムを、別の基板にCNT分散体膜が付着するように接触させることでCNT分散体膜を写すことができる。この際フィルターやフィルムはCNT分散体膜の剥離性の良好なものが好ましく用いられ、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ナイロン、PP(ポリプロピレン)、PTFE(ポリテトラフロオロエチレン)製のものが、より好ましく用いられる。さらにフィルターやフィルムの背面から圧力を加えたり、少量の溶媒を湿潤させることで良好に膜を写して形成することができる。
このように膜を写して形成する方法においては、予め必要なパターンを支持体に施しておくことでパターン形成をすることができる。例えばフィルター上にCNT分散体膜を形成する場合にはフィルターの上面にパターンの型を抜いたフィルムなどを重ねておくことで、所望のパターンを得ることができ、フィルム上にCNT分散体膜を形成する場合には、別の支持体との間にパターンの型を抜いたフィルムを挟んだり、あるいはCNT分散液との親和性の異なる材料を用いてパターン形成しておくなどして、所望のパターンを得ることができる。
本発明においてはCNT分散液が非常に均一に分散しているのでフィルター上に捕集したCNTや、フィルム上に塗布したCNTは、面内均一性が高く、これらを転写することで高品質のCNT分散体膜を得ることができる。
本発明を用いて得られる導電体は面内の均一性が高く、例えば電子放出素子の電子放出源として好ましく用いることができる。面内均一性を高くできることで面内いずれの箇所においても均一に電界を印加することができ、例えばフィールドエミッションディスプレイにおいては輝度ムラを抑制することができ、高品位な画像を得ることができる。
本発明で得られたCNT分散体の各CNTには共役系高分子が付着しており、一方、共役系高分子は一般にπ電子が移動しやすい構造となっているので、CNT間の電荷移動が妨げられず電荷がスムーズに移動できる。もちろん、必要に応じて共役系高分子を剥離してCNTのみの分散構造体とすることも可能である。この方法としては、例えば共役系高分子の熱分解温度とCNTの熱分解温度の間の温度でCNT分散体を熱処理することによって共役系高分子を除去する方法などが挙げられる。
以下、本発明を実施例に基づきさらに具体的に説明する。ただし、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
実施例1
CNT(単層カーボンナノチューブ:サイエンスラボラトリーズ社製、純度95%)を6mgと、共役系重合体のポリ−3−ヘキシルチオフェン(アルドリッチ社製、分子量:Mw20000)を6mgと、クロロホルム30mLを50mLのサンプル管に入れ、超音波破砕機(東京理化器械(株)製VCX−502、出力250W、直接照射)を用いて20分間超音波照射してCNTの分散を行った。得られたCNT分散液をポリテトラフルオロエチレン製の0.1μm孔フィルター(東洋アドバンテック(株)製)で濾別した後、クロロホルムで洗浄することによって余分な重合体を除去し表面にポリ−3−ヘキシルチオフェンが付着したCNTを得た。ポリ−3−ヘキシルチオフェンのCNTの付着量は元素分析法によって測定した。この時のポリ−3−ヘキシルチオフェンの付着量の重量比率はCNT1.0に対し0.89であった。
次いで、該CNTにクロロホルム150mLを加え、超音波洗浄機(井内盛栄堂(株)製US−2、出力120W、間接照射)を用いて1時間超音波分散することによって、共役系重合体が付着したCNTが均一に分散したCNT分散クロロホルム溶液(CNT濃度0.04g/L)が得られた。
実施例2
実施例1で得られた分散溶液0.05mLを、シリコンウエハー上にある周縁部を粘着テープでマスクした5mm角の部分に滴下し、風乾した。粘着テープを除去し、塗布されたCNTをAFMを用いて観察した(図1参照)。表面にポリ−3−ヘキシルチオフェンが付着したCNTが良好に分散した状態で基板に付着しており、そのCNTの数密度は約3個/μmであった。
実施例3
CNTの分散を、超音波破砕機の代わりに超音波洗浄機を用いて2時間分散した以外は実施例1と同じ操作を行った。シリコン基板上に塗布されたCNTをAFMで観察したところ、表面にポリ−3−ヘキシルチオフェンが付着したCNTが良好に分散した状態で基板に付着していた。
実施例4
実施例1のポリ−3−ヘキシルチオフェンの代わりにポリ−3−ブチルチオフェンを用いた以外は、実施例1と同様にCNTの分散溶液を調整した結果、CNTが均一に分散した分散溶液が得られた。
比較例1
実施例1の超音波破砕機によるCNTの分散時に、ポリ−3−ヘキシルチオフェンを用いなかった以外は実施例1と同じ操作を行った。0.1μm孔フィルターでろ別したCNTをクロロホルム中に入れ、超音波洗浄機で分散を試みたが、CNTは分散せず、沈殿した。
実施例5
図2の模式断面図に示すような電界効果型トランジスタ(FET)を作製した。
基板としてSiO膜(膜厚300nm)(40)付きのアンチモンドープシリコンウエハー(抵抗率0.02Ωcm以下)(50)を用いた。ここで、シリコンウエハーは基板であると同時に、ゲート電極(60)であり、熱酸化膜は絶縁層となる。次にフォトリソグラフィー技術および真空蒸着法を用いて櫛型状のソース電極(30)およびドレイン電極(20)を形成した。ここで両電極の電極材には金を用いた。また、両櫛形電極の幅(チャネル幅)は50cm、電極の間隔(チャネル長)は20μm、電極の高さは40nmとした。これらをFET基板と称する。またここで用いたフォトリソグラフィー技術および真空蒸着法は一般的に用いられている条件等で行った。
次に、半導体層(10)として用いる有機高分子半導体で被覆された単層CNT(以下、SWCNTと言う)の塗液を以下の方法で調整した。
SWCNT0.3mgを、有機高分子半導体であるポリ−3−ヘキシルチオフェン(以下P3HTと略す)(アルドリッチ社製)0.3mgを溶解した30mLのクロロホルムの中に加え、氷冷しながら超音波ホモジナイザー(SONICS社製VCX−500)を用いて出力250Wで30分間超音波攪拌してSWCNT分散液を得た。得られたSWCNT分散液に、P3HT30mgを加え、超音波洗浄機(井内盛栄堂(株)製US−2、出力120W)を用いて30分間超音波攪拌することによりSWCNTをP3HTで被覆した。
次いで余剰のP3HTを除去すべく、該分散液を公称0.1μm孔径のPTFE製オムニポアメンブレン(アドバンテック(株)製)を用い、P3HTコートSWCNTの濾別を行った。フィルター上に堆積したP3HTでコートされたSWCNTをクロロホルム30mLで2度洗浄した後、P3HTでコートされたSWCNTをフィルターごと30mLのクロロホルムの中に入れ、超音波洗浄機を用いて超音波照射することによって再びP3HTでコートされたSWCNTを分散し、これを塗液とした。
該塗液を前述の基板上に滴下しスピンコート法(ミカサ製スピンコーター1H−D3、回転速度1000rpm)により膜厚5nmの薄膜を形成した。該基板に引き出し電極用の銀線を取りつけた後、70℃の真空乾燥機中に30分間静置し、FET素子を形成した。この素子のゲート電極に電圧を印加しながらドレイン・ソース間の電圧電流特性を測定した。この時の移動度は0.17cm/V・secであった。
比較例2
SWCNT0.2mgを、有機高分子半導体であるP3HT0.2mgを溶解した10mLのクロロホルムの中に加え、氷冷しながら超音波ホモジナイザー(SONICS社製VCX−500)を用いて出力250Wで30分間超音波攪拌してSWCNT分散液を得た。
得られたSWCNT分散液に、P3HT50mgを加え、超音波洗浄機(井内盛栄堂製US−2、出力120W)を用いて30分間超音波攪拌することによりSWCNTが分散したP3HT溶液を得た。この溶液を実施例5と同様のFET基板上に滴下しスピンコート法(回転速度1000rpm)により膜厚40nmの薄膜を形成した。該基板に引き出し電極用の銀線を取りつけた後、70℃の真空乾燥機中に30分間静置し、FET素子を形成した。この素子のゲート電極に電圧を印加しながらドレイン・ソース間の電圧電流特性を測定した。この時の移動度は2.54×10−3cm/V・secであった。
実施例6
実施例1と同様の方法を用いて、CNT表面にポリ−3−ヘキシルチオフェンが付着したCNTを調製したが、超音波洗浄機を用いてCNTを分散するときに加えるクロロホルムの量を150mLから6mLに減らし、CNT濃度1g/Lの共役系重合体が付着したCNTの均一分散液を得た。
次いで得られたCNT分散液0.3mLを、3cm角のガラス基板上に滴下し、基板の端に設けた厚み50μmの粘着テープをスペーサーとしてブレードキャストした。溶媒が揮発した後、CNT分散体膜が得られた。得られたCNT分散体膜を、紫外可視分光光度計((株)島津製作所製、MultiSpec-1500)を用いて透過率を測定したところ、500nmの波長で80%Tであった。次にCNT分散体膜上に銀ペースト(藤倉化成(株)製、ドータイトD−500(商品名)を用いて、幅1cm、間隔1cmの対抗電極を作製し、電極間の抵抗から表面抵抗値を求めたところ、800Ω/□であった。
比較例3
比較例1で調製したCNTをCNT濃度1g/Lになるようにクロロホルム量を調整し、マグネチックスターラーで撹拌しながら液をスポイト中に0.3mL秤取った。該液0.3mLを、3cm角のガラス基板上に滴下し、基板の端に設けた厚み50μmの粘着テープをスペーサーとしてブレードキャストした。溶媒が揮発した後、CNT膜面を目視観察したところ、CNTは凝集しており、黒色の斑点が多数観察された。
実施例7
実施例1と同様の方法を用いて、CNT表面にポリ−3−ヘキシルチオフェンが付着したCNTを調製したが、超音波洗浄機を用いてCNTを分散するときに加えるクロロホルムの量を150mLから60mLに減らし、CNT濃度0.1g/Lの共役系重合体が付着したCNTの均一分散液を得た。
次いで、得られたCNT分散液0.1mLを直径20mmの銀電極上に滴下して溶媒を乾燥し、さらに滴下と乾燥を5回くりかえして、CNT分散体膜を得た。なお、銀電極はガラス基板上に銀ペーストを塗布・焼成して形成したものであり、銀電極の周囲には高さ100μm、線幅50μmの円形のスペーサー用隔壁をガラスペーストを塗布・焼成して予め形成しておいた。次いでCNT分散体膜付き銀電極基板と、もう1枚の銀電極付きガラス基板とを、封着ペーストを用い530℃で焼成することによって貼り合わせ、脱気孔から真空排気して内圧を1×10−5Paにすることで、電子放出素子評価用基板Aを得た。
電子放出素子評価用基板Aの対向電極間に電圧を印加し、電流値を測定した。徐々に電圧を上げていったところ、エミッション電流が観察され、ターンオン電界は3.8V/μmであった。
実施例8
実施例7で作製したCNT分散体膜付きの銀電極基板に、ITO電極上に厚み10μmの蛍光体層を設けた基板を、封着ペーストを用いて貼り合わせ、脱気孔から真空排気して内部圧を1×10−5Paにすることで、電子放出素子評価用基板Bを得た。なお蛍光体粉末は化成オプトニクス(株)製CRT用グリーン蛍光体P22を用いた。電子放出素子評価用基板Bの対向電極間に電圧を500V印加したところ、CNTからの電界放出によって蛍光体がほぼ均一に発光した。
実施例9
実施例7と同様の方法を用いて、CNT表面にポリ−3−ヘキシルチオフェンが付着したCNTを調製し、CNT濃度0.1g/Lの共役系重合体が付着したCNTの均一分散液を得た。次いで、得られたCNT分散液1mLを、直径13mmのポリテトラフルオロエチレン製の0.1μm孔フィルターを用いて濾別捕集し、フィルター上にCNT分散体膜を得た。CNT分散体膜の堆積したフィルターをCNT面が挟まれるようにして直径20mmの銀電極上に載せ、PETフィルムを介してフィルターに押圧をかけた。次いでフィルターを剥がしたところ銀電極上にCNT分散体膜が形成された。得られたCNT分散体膜の厚みをレーザー顕微鏡((株)キーエンス製VF−7510)を用いて測定したところ0.9〜1μmであり、非常に均一な膜厚であった。こうして作製したCNT分散体膜付きの銀電極基板に、ITO電極上に厚み10μmの蛍光体層を設けた基板を、封着ペーストを用いて貼り合わせ、脱気孔から真空排気して内圧を1×10−5Paにすることで、電子放出素子評価用基板Cを得た。電子放出素子評価用基板Cの対向電極間に電圧を500V印加したところ、CNTからの電界放出によって蛍光体がほぼ均一に発光した。
比較例4
比較例1で調製したCNTをCNT濃度0.1g/Lになるようにクロロホルム量を調整し、CNT含有溶液を作製した。この溶液をマグネチックスターラーで撹拌しながらスポイト中に1mL秤取った。採取した溶液1mLを、直径13mmのポリテトラフルオロエチレン製の0.1μm孔フィルターを用いて濾別捕集し、フィルター上にCNT膜を得た。該CNT分散体膜の堆積したフィルターをCNT面が挟まれるようにして直径20mmの銀電極上に載せ、PETフィルムを介してフィルターに押圧をかけた。次いでフィルターを剥がしたところ銀電極上にCNT膜が形成された。CNT膜の厚みをレーザー顕微鏡を用いて測定したところ0.5〜1.5μmであり、膜厚ムラが非常に大きかった。こうして作製したCNT膜付きの銀電極基板に、ITO電極上に厚み10μmの蛍光体層を設けた基板を、封着ペーストを用いて貼り合わせ、脱気孔から真空排気して内圧を1×10−5Paにすることで、電子放出素子評価用基板Dを得た。電子放出素子評価用基板Dの対向電極間に電圧を500V印加したところ、CNTからの電界放出によって蛍光体の一部が点状に発光したが、均一に発光しなかった。
用途としてはトランジスターや顕微鏡用プローブなどのようにCNTの単線を使用する方法と、電子放出電極や燃料電池用電極、あるいはCNTを分散した導電性コンポジットなどのように多数のCNTをまとめてバルクとして使用する方法等がある。
実施例2における原子間力顕微鏡写真 電界効果型トランジスタの模式断面図
符号の説明
10 半導体層
20 ドレイン電極
30 ソース電極
40 SiO
50 シリコンウエハー
60 ゲート電極(シリコンウエハー)

Claims (12)

  1. カーボンナノチューブと溶媒を有するカーボンナノチューブ分散溶液であって、カーボンナノチューブの少なくとも一部に共役系重合体が付着し、カーボンナノチューブが溶媒中に分散しているカーボンナノチューブ分散溶液。
  2. 共役系重合体が直鎖状共役系重合体である請求項1記載のカーボンナノチューブ分散溶液。
  3. 直鎖状共役系重合体がポリチオフェン系重合体である請求項2記載のカーボンナノチューブ分散溶液。
  4. ポリチオフェン系重合体がポリ−3−アルキルチオフェン、ポリ−3−アルコキシチオフェン、ポリ−3−チオアルキルチオフェンの少なくとも1種である請求項3記載のカーボンナノチューブ分散溶液。
  5. ポリ−3−アルキルチオフェンがポリ−3−ヘキシルチオフェンである請求項4記載のカーボンナノチューブ分散溶液。
  6. カーボンナノチューブが単層カーボンナノチューブである請求項1記載のカーボンナノチューブ分散溶液。
  7. 請求項1の溶液を基板上に塗布することによって得られるカーボンナノチューブ分散体。
  8. 請求項7のカーボンナノチューブ分散体からなる電子素子。
  9. 請求項8の分散体を半導体層として用いた電界効果型トランジスタ。
  10. カーボンナノチューブの少なくとも一部に共役系重合体を付着させる工程と、共役系重合体が付着したカーボンナノチューブを該共役系重合体が可溶な溶媒で洗浄する工程と、上記工程によって得られたカーボンナノチューブを溶媒に溶解させる工程とを有する請求項1記載のカーボンナノチューブ分散溶液の製造方法。
  11. 請求項7の分散体から得られる電子放出源を用いた電子放出素子。
  12. 請求項7の分散体から得られる導電性薄膜を用いた透明導電体。
JP2004232069A 2003-08-12 2004-08-09 カーボンナノチューブ分散溶液およびカーボンナノチューブ分散体 Pending JP2005089738A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004232069A JP2005089738A (ja) 2003-08-12 2004-08-09 カーボンナノチューブ分散溶液およびカーボンナノチューブ分散体

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003291959 2003-08-12
JP2004232069A JP2005089738A (ja) 2003-08-12 2004-08-09 カーボンナノチューブ分散溶液およびカーボンナノチューブ分散体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005089738A true JP2005089738A (ja) 2005-04-07

Family

ID=34466839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004232069A Pending JP2005089738A (ja) 2003-08-12 2004-08-09 カーボンナノチューブ分散溶液およびカーボンナノチューブ分散体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005089738A (ja)

Cited By (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006093144A1 (ja) * 2005-03-01 2006-09-08 Bussan Nanotech Research Institute Inc. 高分子複合体
JP2006278226A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Nikkiso Co Ltd 電界放出型ライトのカソード
JP2006292495A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Toray Ind Inc カーボンナノチューブ組成物、バイオセンサーおよびそれらの製造方法
JP2006327878A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Mitsubishi Materials Corp カーボンナノファイバー分散体とその分散剤および組成物
WO2006132254A1 (ja) * 2005-06-07 2006-12-14 Kuraray Co., Ltd. カーボンナノチューブ分散液およびこれを用いた透明導電膜
WO2007004652A1 (ja) * 2005-07-05 2007-01-11 National University Corporation NARA Institute of Science and Technology カーボンナノチューブ分散液の製造方法
JP2007076998A (ja) * 2005-08-19 2007-03-29 Toray Ind Inc カーボンナノチューブ分散液の製造方法およびカーボンナノチューブ分散液
JP2007152540A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi カーボンナノチューブ素子の製造方法
KR100773551B1 (ko) 2006-04-14 2007-11-07 삼성전자주식회사 탄소나노튜브 분산액 및 그 제조 방법
WO2008058589A2 (de) 2006-11-14 2008-05-22 Byk-Chemie Gmbh Dispergierverfahren
JP2008130552A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi 陽極素子の製造方法
JP2008238162A (ja) * 2007-02-27 2008-10-09 Samsung Electronics Co Ltd カーボンナノチューブ用分散剤およびこれを含むカーボンナノチューブ組成物
JP2008288189A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Korea Electrotechnology Research Inst 炭素ナノチューブとバインダーを含有する透明伝導性フィルムの製造方法、およびこれにより製造された透明伝導性フィルム
JP2009138032A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Mitsubishi Rayon Co Ltd カーボンナノチューブ含有マトリクス樹脂の製造方法
KR100913700B1 (ko) 2007-06-12 2009-08-24 삼성전자주식회사 아민 화합물을 포함하는 탄소 나노튜브(cnt) 박막 및 그제조방법
US7704480B2 (en) 2005-12-16 2010-04-27 Tsinghua University Method for making carbon nanotube yarn
WO2011060839A1 (de) 2009-11-18 2011-05-26 Bada Ag Verfahren zur herstellung von kompositmaterialien auf basis von polymeren und kohlenstoffnanoröhren (cnts) und auf diese weise hergestellte kompositmaterialien sowie deren verwendung
EP2287936A4 (en) * 2008-05-12 2011-06-01 Toray Industries CARBON NANOTUBE COMPOSITE, ORGANIC SEMICONDUCTOR CONNECTOR AND FIELD EFFECT TRANSISTOR
JP2011126727A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Toray Ind Inc カーボンナノチューブ複合体、カーボンナノチューブ複合体分散液、カーボンナノチューブ複合体分散膜および電界効果型トランジスタ
WO2012029234A1 (ja) * 2010-09-03 2012-03-08 国立大学法人名古屋大学 カーボンナノチューブを用いた電界効果トランジスタ及びその製造方法
US8246874B2 (en) 2005-12-02 2012-08-21 Tsinghua University Method for making carbon nanotube-based device
WO2012133314A1 (ja) 2011-03-28 2012-10-04 富士フイルム株式会社 導電性組成物、当該組成物を用いた導電性膜及びその製造方法
JP5150630B2 (ja) * 2007-07-10 2013-02-20 独立行政法人科学技術振興機構 透明導電性薄膜の製造方法
US8709539B2 (en) 2009-02-17 2014-04-29 Meijo University Process and apparatus for producing composite material that includes carbon nanotubes
US20140209840A1 (en) * 2013-01-28 2014-07-31 Xerox Corporation Thixotropic composition
WO2015045417A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 日本ゼオン株式会社 カーボンナノチューブ分散液の製造方法
US9165701B2 (en) 2013-01-18 2015-10-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Resistance heating element and heating member and fusing device employing the same
US9181090B2 (en) 2008-02-08 2015-11-10 Meijo Nano Carbon Co., Ltd. Carbon nanotube dispersion and utilization of same
US9217130B2 (en) 2007-12-14 2015-12-22 Meijo Nano Carbon Co., Ltd. Cell culture vessel and method of production thereof
WO2016027020A1 (fr) * 2014-08-21 2016-02-25 Universite Joseph Fourier Procede de fabrication d'un film conducteur d'un bioreacteur electrochimique
JP2017112319A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 富士フイルム株式会社 分散組成物の製造方法および熱電変換層の製造方法
JP2019137797A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 大研化学工業株式会社 熱硬化性導電接着剤及びその製法
WO2020066741A1 (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 東レ株式会社 カーボンナノチューブ複合体およびそれを用いた分散液、半導体素子およびその製造方法、ならびに半導体素子を用いた無線通信装置および商品タグ

Cited By (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006093144A1 (ja) * 2005-03-01 2006-09-08 Bussan Nanotech Research Institute Inc. 高分子複合体
JP2006241248A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Bussan Nanotech Research Institute Inc 高分子複合体
JP2006278226A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Nikkiso Co Ltd 電界放出型ライトのカソード
JP2006292495A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Toray Ind Inc カーボンナノチューブ組成物、バイオセンサーおよびそれらの製造方法
JP2006327878A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Mitsubishi Materials Corp カーボンナノファイバー分散体とその分散剤および組成物
JPWO2006132254A1 (ja) * 2005-06-07 2009-01-08 株式会社クラレ カーボンナノチューブ分散液およびこれを用いた透明導電膜
WO2006132254A1 (ja) * 2005-06-07 2006-12-14 Kuraray Co., Ltd. カーボンナノチューブ分散液およびこれを用いた透明導電膜
JP5109129B2 (ja) * 2005-07-05 2012-12-26 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学 カーボンナノチューブ分散液の製造方法
WO2007004652A1 (ja) * 2005-07-05 2007-01-11 National University Corporation NARA Institute of Science and Technology カーボンナノチューブ分散液の製造方法
JP2007076998A (ja) * 2005-08-19 2007-03-29 Toray Ind Inc カーボンナノチューブ分散液の製造方法およびカーボンナノチューブ分散液
JP2007152540A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi カーボンナノチューブ素子の製造方法
US8246874B2 (en) 2005-12-02 2012-08-21 Tsinghua University Method for making carbon nanotube-based device
US7704480B2 (en) 2005-12-16 2010-04-27 Tsinghua University Method for making carbon nanotube yarn
KR100773551B1 (ko) 2006-04-14 2007-11-07 삼성전자주식회사 탄소나노튜브 분산액 및 그 제조 방법
WO2008058589A3 (de) * 2006-11-14 2008-08-14 Byk Chemie Gmbh Dispergierverfahren
US8257677B2 (en) 2006-11-14 2012-09-04 Michael Berkei Dispersion method
DE102006055106B4 (de) * 2006-11-14 2009-10-01 Byk-Chemie Gmbh Dispergierverfahren
WO2008058589A2 (de) 2006-11-14 2008-05-22 Byk-Chemie Gmbh Dispergierverfahren
EP2508472A3 (de) * 2006-11-14 2015-12-30 Byk-Chemie GmbH Dispergierverfahren und auf diese Weise hergestellte Dispersionen sowie deren Verwendung
JP2008130552A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Kofukin Seimitsu Kogyo (Shenzhen) Yugenkoshi 陽極素子の製造方法
JP2008238162A (ja) * 2007-02-27 2008-10-09 Samsung Electronics Co Ltd カーボンナノチューブ用分散剤およびこれを含むカーボンナノチューブ組成物
JP2008288189A (ja) * 2007-05-18 2008-11-27 Korea Electrotechnology Research Inst 炭素ナノチューブとバインダーを含有する透明伝導性フィルムの製造方法、およびこれにより製造された透明伝導性フィルム
KR100913700B1 (ko) 2007-06-12 2009-08-24 삼성전자주식회사 아민 화합물을 포함하는 탄소 나노튜브(cnt) 박막 및 그제조방법
JP5150630B2 (ja) * 2007-07-10 2013-02-20 独立行政法人科学技術振興機構 透明導電性薄膜の製造方法
JP2009138032A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Mitsubishi Rayon Co Ltd カーボンナノチューブ含有マトリクス樹脂の製造方法
US9217130B2 (en) 2007-12-14 2015-12-22 Meijo Nano Carbon Co., Ltd. Cell culture vessel and method of production thereof
US9181090B2 (en) 2008-02-08 2015-11-10 Meijo Nano Carbon Co., Ltd. Carbon nanotube dispersion and utilization of same
EP2287936A4 (en) * 2008-05-12 2011-06-01 Toray Industries CARBON NANOTUBE COMPOSITE, ORGANIC SEMICONDUCTOR CONNECTOR AND FIELD EFFECT TRANSISTOR
US8530889B2 (en) 2008-05-12 2013-09-10 Toray Industries, Inc. Carbon nanotube composite, organic semiconductor composite, and field-effect transistor
US8709539B2 (en) 2009-02-17 2014-04-29 Meijo University Process and apparatus for producing composite material that includes carbon nanotubes
WO2011060839A1 (de) 2009-11-18 2011-05-26 Bada Ag Verfahren zur herstellung von kompositmaterialien auf basis von polymeren und kohlenstoffnanoröhren (cnts) und auf diese weise hergestellte kompositmaterialien sowie deren verwendung
JP2011126727A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Toray Ind Inc カーボンナノチューブ複合体、カーボンナノチューブ複合体分散液、カーボンナノチューブ複合体分散膜および電界効果型トランジスタ
WO2012029234A1 (ja) * 2010-09-03 2012-03-08 国立大学法人名古屋大学 カーボンナノチューブを用いた電界効果トランジスタ及びその製造方法
US9356217B2 (en) 2011-03-28 2016-05-31 Fujifilm Corporation Electrically conductive composition, an electrically conductive film using the composition and a method of producing the same
WO2012133314A1 (ja) 2011-03-28 2012-10-04 富士フイルム株式会社 導電性組成物、当該組成物を用いた導電性膜及びその製造方法
US9165701B2 (en) 2013-01-18 2015-10-20 Samsung Electronics Co., Ltd. Resistance heating element and heating member and fusing device employing the same
US20140209840A1 (en) * 2013-01-28 2014-07-31 Xerox Corporation Thixotropic composition
US9525135B2 (en) * 2013-01-28 2016-12-20 Xerox Corporation Thixotropic composition
WO2015045417A1 (ja) * 2013-09-30 2015-04-02 日本ゼオン株式会社 カーボンナノチューブ分散液の製造方法
FR3024982A1 (fr) * 2014-08-21 2016-02-26 Univ Joseph Fourier Procede de fabrication d'un film conducteur d'un bioreacteur electrochimique
WO2016027020A1 (fr) * 2014-08-21 2016-02-25 Universite Joseph Fourier Procede de fabrication d'un film conducteur d'un bioreacteur electrochimique
JP2017112319A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 富士フイルム株式会社 分散組成物の製造方法および熱電変換層の製造方法
JP2019137797A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 大研化学工業株式会社 熱硬化性導電接着剤及びその製法
WO2020066741A1 (ja) * 2018-09-25 2020-04-02 東レ株式会社 カーボンナノチューブ複合体およびそれを用いた分散液、半導体素子およびその製造方法、ならびに半導体素子を用いた無線通信装置および商品タグ
JP6683296B1 (ja) * 2018-09-25 2020-04-15 東レ株式会社 カーボンナノチューブ複合体およびそれを用いた分散液、半導体素子およびその製造方法、ならびに半導体素子を用いた無線通信装置および商品タグ
US11996445B2 (en) 2018-09-25 2024-05-28 Toray Industries, Inc. Carbon nanotube composite, dispersion liquid using same, semiconductor device, method for producing semiconductor device, and wireless communication device and merchandise tag each using semiconductor device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005089738A (ja) カーボンナノチューブ分散溶液およびカーボンナノチューブ分散体
Saran et al. Fabrication and characterization of thin films of single-walled carbon nanotube bundles on flexible plastic substrates
JP4435751B2 (ja) 有機薄膜トランジスタ及びその製造方法
US8513804B2 (en) Nanotube-based electrodes
JP4379002B2 (ja) カーボンナノチューブデバイスの製造方法、並びに、カーボンナノチューブ転写体
Zhu et al. Anthocyanin-sensitized solar cells using carbon nanotube films as counter electrodes
US20060057290A1 (en) Patterning carbon nanotube coatings by selective chemical modification
JP2010506824A (ja) 透明な導電性単層カーボンナノチューブフィルム
JP5333221B2 (ja) カーボンナノチューブ構造物及び薄膜トランジスタ
KR102027362B1 (ko) 반도체 조성물
CN103081027A (zh) 具有降低的表面电阻的掺杂石墨烯膜
JP2011504280A (ja) 導電性が改善された透明導電性フィルム及びその製造方法
JP5177695B2 (ja) スイッチング素子及びその製造方法
JP2001189466A (ja) スイッチング素子の製造方法、スイッチング素子及びスイッチング素子アレイ
Zhao et al. High efficiency CNT-Si heterojunction solar cells by dry gas doping
JP2004002621A (ja) カーボンナノチューブ含有ペースト、カーボンナノチューブ分散コンポジットおよびカーボンナノチューブ分散コンポジットの製造方法
JP2007534588A (ja) カーボンナノチューブ組成物用一時的粘度及び安定調整剤
JP2014529353A (ja) 金属ナノワイヤを官能基化する方法及び電極を作製する方法
KR20120085206A (ko) 전자 장치
JP2003292801A (ja) 重合体コンポジット
JP5076319B2 (ja) カーボンナノチューブ分散液
WO2010053171A1 (ja) スイッチング素子及びその製造方法
Li et al. p-Type Doping of gold nanoparticles on ellagic acid noncovalently modified single-walled carbon nanotubes compositing with PEDOT: PSS bilayer films for organic light-emitting diodes
JP2006312673A (ja) カーボンナノチューブ分散ペースト、およびカーボンナノチューブ分散コンポジット
JP4211289B2 (ja) 光起電力素子