JP2005072961A - 信号伝送回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 CADツールを使い、WS上でレイアウト設計を行なう際に、WS内のCPUの負荷を重くすることなく、クロストーク対策が施された信号伝送回路を提供すること。
【解決手段】 CADツール上で、クロストークが発生する信号伝送回路を、伝送すべきデジタルの送信信号とその送信信号とは逆相となる逆相信号とを出力可能な出力バッファと少なくとも2本の信号伝送線と、それら信号伝送線を経由して伝送されてきたに送信信号と逆相信号とを受信する入力バッファとを持つ信号伝送回路300に置き換える。入力バッファ302に信号再生部302bを設けて、クロストークが発生してノイズが送信信号X、逆相信号Xバーに乗っても信号再生部302bの出力Yが一時的にハイインピーダンスになるだけで、前の状態を維持するため、そのノイズを信号再生部の出力Yまで伝えない。
【選択図】 図3
【解決手段】 CADツール上で、クロストークが発生する信号伝送回路を、伝送すべきデジタルの送信信号とその送信信号とは逆相となる逆相信号とを出力可能な出力バッファと少なくとも2本の信号伝送線と、それら信号伝送線を経由して伝送されてきたに送信信号と逆相信号とを受信する入力バッファとを持つ信号伝送回路300に置き換える。入力バッファ302に信号再生部302bを設けて、クロストークが発生してノイズが送信信号X、逆相信号Xバーに乗っても信号再生部302bの出力Yが一時的にハイインピーダンスになるだけで、前の状態を維持するため、そのノイズを信号再生部の出力Yまで伝えない。
【選択図】 図3
Description
本発明は、デジタル信号を伝送する信号伝送回路に関する。
LSIなどの集積回路を製造するときには、CADツールを使いワークステーション(以下WSという)上でレイアウト設計が行なわれる。このCADツールは与えられた回路情報を基に配置配線を行なってレイアウトするだけでなく製造プロセスに準じた様々な検証を行なう。設計が完了したレイアウトデータをもとにレチクル作製が行なわれる。製造プロセスはそれを使って半導体チップを製造する。
製造プロセスの著しい進歩により半導体チップ上の集積度が上がり単位面積内の半導体素子の密度が上がり、従来に比べ配線の間隔が狭くなってきている。また回路規模の増大に伴い各半導体素子を結ぶ配線の長さ本数ともに増大している。このように配線間隔が狭くなり、隣接して配線が長い距離を並走することが多くなったために配線相互のクロストーク問題が顕著になっている。
図1は従来の信号伝送回路1の構成を示す図である。
図1にはCADツールによってレイアウトされ、信号伝送回路100と信号伝送回路200とが並べて配置された状態が示されている。図1に示すように、双方の信号伝送回路の信号伝送線が隣接して長く並走して配線されていると、クロストークが発生する。特に信号伝送回路100の出力バッファ101が大きな駆動力を有するものであると、この信号伝送回路100の信号線103側がノイズ源となって第2の信号伝送回路200の信号線203で伝送されている信号にクロストークによるノイズが乗り易い。
このクロストーク問題に対処するため、様々な技術が開示されている(例えば特許文献1〜2参照)。
この特許文献1の技術では、CADツールによりクロストークが発生する箇所の出力バッファの駆動力を最適な駆動力に変更する技術が開示されている。しかし、この特許文献1の技術では、その出力バッファの駆動力の変更に応じてその出力バッファの再配置やその再配置に応じて再配線も行なわれる。このように出力バッファの再配置やその出力バッファの再配置に伴う再配線が行なわれると、出力バッファの変更を行なう前と異なる配線になってしまうため、新たなノイズ問題が浮上してくることがある。
この特許文献1の技術では、CADツールによりクロストークが発生する箇所の出力バッファの駆動力を最適な駆動力に変更する技術が開示されている。しかし、この特許文献1の技術では、その出力バッファの駆動力の変更に応じてその出力バッファの再配置やその再配置に応じて再配線も行なわれる。このように出力バッファの再配置やその出力バッファの再配置に伴う再配線が行なわれると、出力バッファの変更を行なう前と異なる配線になってしまうため、新たなノイズ問題が浮上してくることがある。
また特許文献2の技術では、スイッチドキャパシタ技術を利用してクロストークを低減する技術を提案しているが、これは差動演算増幅回路などのアナログ回路に関するものであってデジタル信号の信号伝送回路に適用されるものではない。
さらにクロストークを避けるための手法として、隣接して長く並走して配線された信号線間のピッチを拡げる倍ピッチ配線やクロストークが発生する部分にシールドを施すシールド配線といったことを行なえるCADツールもある(例えば特許文献3参照)。しかし特許文献3のCADツールでは、データベースなどの容量が増え、WS内のCPUの負荷が重くなるという問題がある。また、倍ピッチ配線やシールド配線を行なって配線の最適化を図ったとしても、その最適化された配線に基づいて半導体素子が製造されるため、その半導体チップのサイズが大きくなり、半導体チップのコスト高を招くという問題もある。
また、CADツールの中にはリピータを挿入することができるものもあるが、新たな部品を追加することになり、やはりチップサイズが大きくなって半導体チップのコスト高を招くという問題もある。
昭59−163910号公報
特開2002−259480号公報
特開2000−259695号公報
上記問題に鑑みて、CADツールを使い、WS上でレイアウト設計を行なう際に、WS内のCPUの負荷を重くすることなく、クロストーク対策が施された信号伝送回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の信号伝送回路は、伝送すべきデジタルの送信信号およびその送信信号とは逆相の逆相信号の双方を送出する信号送出部と、
上記送信信号と上記逆相信号とを伝送する少なくとも2本の信号伝送線と、
上記信号伝送線を経由して伝送されてきた上記送信信号および上記逆相信号のうちの一方の信号の論理を反転することにより第1の信号を生成する信号反転部、および、その第1の信号と、上記信号伝送線を経由して伝送されてきた上記送信信号および上記逆相信号のうちの他方の信号である第2の信号との双方に基づいて上記送信信号と同相あるいは逆相の受信信号を再生する信号再生部を有する信号受取部とを備えた信号伝送回路である。
上記送信信号と上記逆相信号とを伝送する少なくとも2本の信号伝送線と、
上記信号伝送線を経由して伝送されてきた上記送信信号および上記逆相信号のうちの一方の信号の論理を反転することにより第1の信号を生成する信号反転部、および、その第1の信号と、上記信号伝送線を経由して伝送されてきた上記送信信号および上記逆相信号のうちの他方の信号である第2の信号との双方に基づいて上記送信信号と同相あるいは逆相の受信信号を再生する信号再生部を有する信号受取部とを備えた信号伝送回路である。
CADツールによってレイアウトが行なわれた後、ノイズ解析等により検出したクロストークが発生する信号伝送回路を、上記本発明の信号伝送回路に置き換えることによってクロストーク対策が施される。この置き換えは回路情報の変更を行なうだけなのでCPUの負荷が重くなるといったことがない。
また、CADツールにより、レイアウトされた後、クロストークが発生する信号伝送回路を本発明の信号伝送回路に置き換えるだけなので、いままでのように半導体チップのサイズが大きくなって半導体チップのコスト高を招くといったこともなくなる。
ここで、上記信号再生部は、その出力と電源、またはその出力とグランドとの間に直列接続された、少なくとも、ゲートに上記第1の信号が入力される第1の電界効果トランジスタと、ゲートに上記第2の信号が入力される、上記第1の電界効果トランジスタと同一導電型の第2の電界効果トランジスタとを備え、上記第1の信号および上記第2の信号の双方とは逆相の受信信号を再生するものであることが好ましい。
また、上記信号再生部は、電源とグランドとの間に直列接続された、少なくとも、ゲートに上記第1の信号が入力される第1のPチャンネルトランジスタと、ゲートに上記第2の信号が入力される第2のPチャンネルトランジスタと、ゲートに上記第1の信号が入力される第1のNチャンネルトランジスタと、ゲートに上記第2の信号が入力される第2のNチャンネルトランジスタとを備え、
上記第1の信号および上記第2の信号の双方とは逆相の受信信号を再生するものであることが好ましい。
上記第1の信号および上記第2の信号の双方とは逆相の受信信号を再生するものであることが好ましい。
いずれの構成であってもクロストークが発生して信号にノイズが乗ったときに、信号再生部の出力をハイインピーダンスにすることができ、同様の効果が得られる。
以上、説明したように、CADツールを使い、WS上でレイアウト設計を行なう際に、WS内のCPUの負荷を重くすることなく、クロストーク対策が施された信号伝送回路を提供することができる。
本発明の実施形態である信号伝送回路を説明する。
図2は本発明の第1の実施形態である信号伝送回路300の構成を示す図である。
図2に示す例では第3の信号伝送回路300の出力バッファ301が、本発明にいう信号送出部に当たり、伝送すべきデジタルの送信信号およびその送信信号とは逆相の逆相信号を送出する。その送信信号とその逆相信号とを伝送する信号伝送線303a,303bが第1の信号伝送線103の両脇に最小配線間隔で2本配線されている。さらにそれら2本の信号伝送線303a,303bを経由して伝送されてきた送信信号、および逆相信号が信号再生部を有する入力バッファ302に入力されている。
まず信号伝送回路300の出力バッファ301の内部構成を、図3を参照して説明する。
図3に示すように出力バッファ301は、電源VDDとグランドGNDとの間に、直列接続されたPチャンネルトランジスタFET1とNチャンネルトランジスタFET2とで構成されたインバータ回路301aを有している。この直列接続されたPチャンネルトランジスタFET1とNチャンネルトランジスタFET2とで構成されたインバータ回路301aを初段として後段にも同様のインバータ回路301bが構成されている。この後段のインバータ回路301bにより伝送すべきデジタルの送信信号Xを生成して信号伝送線303aに送出し、前段のインバータ回路301aによりそのデジタルの送信信号Xとは逆相の逆相信号Xバーを生成し、信号伝送線303bに送出する。
次に入力バッファ302の内部構成を、図3を参照して説明する。
本実施形態の信号伝送回路300の入力バッファ302は、送信信号Xとは逆相の逆相信号Xバーの論理を反転させ、第1の信号Xバー´を得る信号反転部302aと、電源VDDとグランドGNDとの間に直列接続された、少なくとも、その第1の信号Xバー´が入力される第1のPチャンネルトランジスタFET5と、送信信号Xがそのまま第2の信号となって入力される第2のPチャンネルトランジスタFET6と、上記第2の信号Xが入力される第1のNチャンネルトランジスタFET7と、上記第1の信号Xバー´が入力される第2のNチャンネルトランジスタFET8とを備え、第1の信号Xバー´および第2の信号Xの双方とは逆相の受信信号を再生する信号再生部302bと、その信号再生部302bで得た逆相の受信信号の論理を反転させるインバータ302cとを備えたものである。この入力バッファ302が本発明にいう信号受取部に当たる。
以上の構成により、信号再生部302bで逆相の受信信号が再生され、信号再生部302bの出力Yからその逆相の受信信号が出力され、さらに後段のインバータ302cで逆相の受信信号の論理が反転され、伝送すべきデジタルの送信信号Xが入力バッファ302の出力OUTから出力される。
なお、この実施形態では逆相信号Xバーの論理を信号反転部302aにより反転させて第1の信号Xバー´を得ているが、送信信号Xの論理を信号反転部302aにより反転させて第1の信号として、第2の信号を逆相信号Xバーにすることもできる。その場合には第1の信号、第2の信号に基づいて、同相の受信信号が信号再生部302bにより再生される。
次にクロストークによりノイズが発生した場合にどのような処理を行なうかを、図4を参照して説明する。
前述と同様に信号伝送回路100側の信号伝送線103で伝送されている信号をノイズ源とする。
図4はクロストークにより各信号線に発生するノイズの様子を示す図である。
図4(a)にはノイズ源となる信号の波形を示し、図4(b)にはデジタルの送信信号X(ここでは第2の信号になる)にその図4(a)に示すノイズ源によりノイズが乗った波形を示す。図4(b)に示すようにノイズ源となる信号がロー→ハイ、ハイ→ローとなった場合に、各々(1)、(2)の期間でハイレベルよりも高いレベル、または低いレベルのノイズが発生する。
また、図4(c)には逆相信号Xバーに図4(a)に示すノイズ源によりノイズが乗った場合の信号波形を示す。図4(c)に示すように、(1)、(2)の期間で各々、ローレベルよりも高いレベル、低いレベルのノイズが発生する。
さらに図4(d)には信号反転部302aによって生成された本発明にいう第1の信号Xバー´の信号波形を示す。図4(d)に示すように、(1)の期間のみハイレベルよりも低いレベルのノイズが発生する。
このように信号伝送線103で伝送されている信号が(1)の期間でローレベルからハイレベルさらに(2)の期間でハイレベルからローレベルへと変化するとその変化がノイズ源となって、送信信号X(第2の信号)および逆相信号XバーそれぞれにノイズAが乗る。このときに信号再生部302bがどのように動作するかを、表1を用いて説明する。
表1はノイズが乗った信号が信号再生部302bに入力されたときの各電界効果トランジスタFET5〜FET8のオン・オフ状態を示すものである。
ここで、このノイズが乗った信号がインバータに入力されたとして、そのノイズの大きさがインバータの出力の論理を反転させる程度の大きさであったとする。
定常状態においては第1の信号Xバー´、第2の信号Xの論理がハイレベル状態であり、PチャンネルトランジスタFET5,FET6がオフし、NチャンネルトランジスタFET7,FET8が双方オンして、信号再生部302bの出力Yがローレベル状態となっている。表1はこの状態からノイズによって信号再生部302bの出力がどのような変化するかを示している。
表1から明らかなように、期間(1)のノイズによりトランジスタFET5がオフからオン状態に、トランジスタFET8がオンからオフ状態に変化し、期間(2)において、トランジスタFET6がオフからオン状態に、FET7がオンからオフ状態に変化する。
しかし、表1に示すように同一のノイズ源によってデジタルの送信信号X、およびその送信信号とは逆相の逆相信号Xバーそれぞれにクロストークによるノイズが乗っても、信号再生部を構成するPチャンネルトランジスタFET5,FET6が同時にオン、あるいはNチャンネルトランジスタFET7、FET8が同時にオンすることはない。つまり、図4に示すように、信号再生部302bの各電界効果トランジスタFET5〜FET8に入力されるノイズのうち入力バッファの出力を反転させる恐れがあるノイズは、期間(1)の状態においては第1の信号側のノイズA、期間(2)の状態においては第2の信号側のノイズAになるが、このようなノイズAが乗っても、PチャンネルトランジスタFET5,FET6のいずれか、およびNチャンネルトランジスタFET7,FET8のいずれかがオフして信号再生部302bの出力が一時的にハイインピーダンスとなり、前の状態が維持される。このように信号再生部302bの出力Yが変化しないので、ノイズAによる論理反転が信号再生部302bの出力Yにまで伝わらない。
しかしCADツールでは自動的に配線が行なわれるので、図2の配線が常に行なわれるとは限らない。
図5は別の配線例を示す図である。
図5にはノイズ源に隣接して長く並走して配線された2本の信号伝送線のうち、1本の信号伝送線303bがそのノイズ源103からは影響を受けない別の経路で配線された例が示されている。
また、図6は図5の各信号伝送線で伝送されている各信号の信号波形を示す図であり、図6(a)はノイズ源の信号波形を示す波形図、図6(b)はデジタルの送信信号Xに図6(a)のノイズ源によりノイズが乗った場合の信号波形を示す波形図、図6(c)は逆相信号Xバーの信号波形を示す波形図、図6(d)は信号反転部302aによって生成された本発明にいう第1の信号Xバー´の信号波形を示す図である。
図6(d)に示すように、第1の信号Xバー´にはノイズ源によるノイズが乗らない。
表2は図5の配線が行なわれた場合の信号再生部302bの各電界効果トランジスタFET5〜FET8のオン・オフ状態を示すものである。
表2に示すように、信号再生部の出力を反転させるノイズA(図6に示す期間(4)の部分のノイズA)が第2の信号に乗ったときには、PチャンネルトランジスタFET6がオンとなり、NチャンネルトランジスタFET7がオフするが、PチャンネルトランジスタFET5はオフ、NチャンネルトランジスタFET8はオンであるため、信号再生部302bの出力はハイインピーダンスになる。即ち、信号再生部の出力の状態は維持され、ノイズAが信号再生部302bの出力Yまで伝わらない。このように図2の配線と同様の効果が得られる。
また、このように別経路で1本の信号伝送線303bを配線した場合においては、その別経路の信号伝送線303b付近に別のノイズ源が配置されることもあるが、同じタイミングでクロストークが発生する恐れはほとんどない。
以上説明したように、2本の信号伝送線で伝送されている各信号に、ノイズ源によってクロストークが発生しても、それら2本の信号伝送線で伝送されている各信号が相互に逆相になっているので、直列接続された電界効果トランジスタがノイズによって同時にオンすることがなくなり、いずれかの電界効果トランジスタがオフして必ず信号再生部302bの出力が一時的にハイインピーダンスになるのみで、出力の状態は維持されたままである。したがって、入力バッファ302に入力されたノイズが信号再生部302bの出力Yまで伝わらない。
また、置き換えを行なうための簡単な回路情報の変更を行なうだけで、配線についてはいままでどおりの配線を行なうだけなので、WS内のCPUの負荷が重くなるといったことがない。
また、信号再生部302bをプリチャージ型のNANDで構成することもできる。
図7は第2の実施形態を示す図である。
図7には図3における入力バッファ302の信号再生部302bをプリチャージ型NANDで構成した場合の例が示されている。
図7を参照して第2の実施形態である入力バッファ3021の構成を簡単に説明する。
図7に示すように、信号再生部3021bは、信号再生部3021bの出力Y´と電源VDDとの間にPチャンネルトランジスタFET9およびFET12が並列に接続され、その出力Y´とグランドGNDとの間に直列接続された、少なくとも、ゲートに上記第2の信号が入力される第1のNチャンネルトランジスタFET10と、ゲートに上記第1の信号が入力される第2のNチャンネルトランジスタFET11とを備え、上記第2の信号Xおよび上記第1の信号Xバー´の双方とは逆相の受信信号を再生するものである。
このPチャンネルトランジスタFET9のゲートG1にはプリチャージ信号Pバーが入力され、プリチャージのときにだけこのPチャンネルトランジスタFET9をオンさせる。またPチャンネルトランジスタFET12のゲートG2は、後段のインバータ302cの出力に接続されており、インバータ302cの出力がローになったら、出力Y´をハイレベルに保持し、インバータ302cの出力をローレベルに保持する。
この第2の実施形態の動作を簡単に説明する。
まず、PチャンネルトランジスタFET9のゲートG1に入力されているプリチャージ信号Pバーがローレベルとなり、信号再生部3021の出力Y´がハイとなる。すると、信号再生部3021の後段にあるインバータ302cの出力がローレベルとなり、そのインバータ302cの出力によりPチャンネルトランジスタFET12がオンし、プリチャージ期間が終了しても、即ちプリチャージ信号Pバーがハイレベルとなっても出力Y´がハイレベルに保持され、インバータ302cの出力がローレベルに保たれる。
プリチャージ期間が終了した後、NチャンネルトランジスタFET10,FET11双方のゲートにハイの信号が供給されると、双方のNチャンネルトランジスタがオンして、信号再生部3021の出力Y´がローになり、インバータ302cの出力が反転してハイになる。インバータ302cの出力がハイになると、PチャンネルトランジスタFET12がオフして電源VDDとグランドGND間で貫通電流が流れることはない。
ここで、クロストークが発生して第1の信号Xバー´あるいは第2の信号Xにノイズが乗り、いずれか一方の信号がローレベルとなってNチャンネルトランジスタFET10,FET11のいずれか一方がオフしたとしても、図3の例と同様に信号再生部3021の出力Y´が一時的にハイインピーダンスとなるのみでその出力の状態は変化しない。
また、プリチャージ期間終了後、NチャンネルトランジスタFET10,FET11双方のゲートにローの信号が供給されている場合には、プリチャージ期間と同様に出力Y´はハイレベル、インバータ302cの出力はローレベルの状態となっている。ここで、信号Xバー、あるいは信号Xにノイズが乗り、いずれか一方の信号がハイレベルとなり、NチャンネルトランジスタFET10,FET11のいずれか一方がオンしたとしても他方のトランジスタがオフしたままなので出力Y´の状態は変化しない。
したがって、この第2の実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
100 信号伝送回路(ノイズ源)
101 出力バッファ
102 入力バッファ
103 信号伝送線
200 信号伝送回路
201 出力バッファ
202 入力バッファ
203 信号伝送線
300 信号伝送回路(第1実施形態)
301 出力バッファ
301a インバータ
301b インバータ
302 入力バッファ
302a 信号反転部
302b 信号再生部
302c インバータ
303a 303b 信号伝送線
3021 入力バッファ(第2実施形態)
3021b 信号再生部
FET1〜FET12 電界効果トランジスタ
101 出力バッファ
102 入力バッファ
103 信号伝送線
200 信号伝送回路
201 出力バッファ
202 入力バッファ
203 信号伝送線
300 信号伝送回路(第1実施形態)
301 出力バッファ
301a インバータ
301b インバータ
302 入力バッファ
302a 信号反転部
302b 信号再生部
302c インバータ
303a 303b 信号伝送線
3021 入力バッファ(第2実施形態)
3021b 信号再生部
FET1〜FET12 電界効果トランジスタ
Claims (3)
- 伝送すべきデジタルの送信信号および該送信信号とは逆相の逆相信号の双方を送出する信号送出部と、
前記送信信号と前記逆相信号とを伝送する少なくとも2本の信号伝送線と、
前記信号伝送線を経由して伝送されてきた前記送信信号および前記逆相信号のうちの一方の信号の論理を反転することにより第1の信号を生成する信号反転部、および、該第1の信号と、前記信号伝送線を経由して伝送されてきた前記送信信号および前記逆相信号のうちの他方の信号である第2の信号との双方に基づいて前記送信信号と同相あるいは逆相の受信信号を再生する信号再生部を有する信号受取部とを備えたことを特徴とする信号伝送回路。 - 前記信号再生部は、その出力と電源、またはその出力とグランドとの間に直列接続された、少なくとも、ゲートに前記第1の信号が入力される第1の電界効果トランジスタと、ゲートに前記第2の信号が入力される、前記第1の電界効果トランジスタと同一導電型の第2の電界効果トランジスタとを備え、前記第1の信号および前記第2の信号の双方とは逆相の受信信号を再生するものであることを特徴とする請求項1記載の信号伝送回路。
- 前記信号再生部は、電源とグランドとの間に直列接続された、少なくとも、ゲートに前記第1の信号が入力される第1のPチャンネルトランジスタと、ゲートに前記第2の信号が入力される第2のPチャンネルトランジスタと、ゲートに前記第1の信号が入力される第1のNチャンネルトランジスタと、ゲートに前記第2の信号が入力される第2のNチャンネルトランジスタとを備え、
前記第1の信号および前記第2の信号の双方とは逆相の受信信号を再生するものであることを特徴とする請求項1記載の信号伝送回路。
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|---|---|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009081378A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Nec Corp | 信号伝送基板 |
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2003
- 2003-08-25 JP JP2003300016A patent/JP2005072961A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009081378A (ja) * | 2007-09-27 | 2009-04-16 | Nec Corp | 信号伝送基板 |
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