JP2005071575A - 光ディスク - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 例えばBD(青色レーザディスク)のように、カバー層側から光学的読み取りを行うディスクにおいて、光学的読み取り面とは反対側の基板上あるいは基板中に通信機能付き小型メモリ装置を構成するICメモリチップとアンテナコイルを配置したチップオン光ディスクを提供するものである。この光ディスクでは、ディスクのカバー層側が光学的読み取り面であるため、基板側にはICメモリチップとアンテナコイルを広い範囲にわたって配置可能である。また、ICメモリチップとアンテナコイルを設ける方法としては、これらを1枚のラベル内に設け、このラベルをディスクのカバー層上に貼り付けるような構造を採用してもよい。
【選択図】 図1
Description
このような微小ICメモリチップの用途としては、例えば、ディスクに固有のIDを持たせることにより、ディスクの管理、盗難防止などに役立てたり、あるいは、書き込み可能なメモリを持たせて各種の情報を適宜に記録可能とすることにより、コンテンツ、データ、ファイルの課金、権利情報などを保持できるようにすることも可能である。さらに、秘密鍵を持もたせることにより、CPU等の処理回路によってPKI等による認証を可能とし、正当と認められた相手のみに暗号化されたコンテンツ、データ、ファイルの復号鍵を供給したり、課金、権利情報の更新を許すなどのセキュリティ機能を持たせることが可能となる。
したがって、このようなICメモリチップによる情報が光ディスクと分離していると、データ、コンテンツとの対応がとりにくいので、ICメモリチップを光ディスクと一体化することが望ましい。
図7は従来のCDの構成を示す平面図及び断面図であり、図8は図7に示したCDに微小ICメモリチップとアンテナコイルの搭載例を示す平面図及び断面図である。
図7(B)に示すように、このCD100は、ポリカーボネイト等による透明基板110の上面にピット列等による信号記録面111が形成され、この上にアルミニウム等による反射膜120が形成されている。そして、この反射膜120上に樹脂製の保護膜130が形成されている。
また、CD100の中央にはディスクチャック(図示せず)が嵌合するセンター部140が設けられている。なお、CD100の板厚は、例えば全体で1.2mm程度の値に規定されている。
そして、このようなCD100では、透明基板110側から光ビーム160が照射され、反射膜120からの反射光によってピット列が読み取られる。
したがって、このCD100では、図8(B)における下面側がディスク再生面100A、上面側がチップ再生面100Bとなっている。
図9は従来のDVDの構成を示す平面図及び断面図であり、図10は図9に示したDVDに微小ICメモリチップとアンテナコイルの搭載例を示す平面図及び断面図である。
図9(B)に示すように、このDVD200は、ポリカーボネイト等による2枚の透明基板210、220の間に接着性樹脂による接着層230を挟んだ構造を有し、透明基板210、220の内面側にそれぞれピット列等による信号記録面211、221が形成され、この上にアルミニウム等による反射膜240、250が形成されている。
なお、DVD200の板厚は、例えば全体で1.2mm程度の値に規定されている。
このようなDVD200に、上述したICメモリチップとアンテナコイルを設ける場合、情報の記録領域内に設けることは困難であり、また、CD100のようなセンター部を持たない構造であるので、例えば図10に示すように、ディスク中央の透明基板210、220の接合部に埋め込むような状態で設けている。すなわち、このDVD200の中心部近傍に微小ICメモリチップ290が設けられ、この微小ICメモリチップ290を通ってDVD200に対して同心構造を有する環状のアンテナコイル300が配置されている。
したがって、このDVD200では、図10(B)における下面側がディスク再生面200A、上面側がチップ再生面200Bとなっている。
そこで本発明の目的は、ICタグやRFタグと呼ばれる通信機能付き小型メモリ装置の広い配置領域を確保することができ、設計や製造が容易で機能の向上を達成できる光ディスクを提供することにある。
なお、基板は単なる土台と言えるものであり、例えばBDの場合、1.1mmの厚さがある。よって、ディスク厚や重量などの規格を満たしていれば、基板上や基板中を加工しても良く、ICメモリチップとアンテナコイルを自在に配置できる。
また、ICメモリチップとアンテナコイルを設ける方法としては、これらを1枚のラベル内に設け、このラベルをディスクの光学読み取り面と反対側の基板上に貼り付けるような構造を採用してもよい。
図1に示すように、本実施例1のBD400は、ポリカーボネイト等による基板410の下面(第1面)にピット列等による信号記録面411が形成され、この上にアルミニウム等の層からなる反射膜420が形成されている。そして、この反射膜420上に透明樹脂製のカバー層430が形成されている。
また、BD400の中央にはディスクチャック(図示せず)が嵌合するセンター部440が設けられている。なお、BD400の板厚は、例えば全体で1.2mm程度の値に規定されており、基板410の厚さは1.1mm、カバー層430の厚さは0.1mmとなっている。
また、このBD400では、カバー層430側から光ビーム450が照射され、反射膜420からの反射光によってピット列が読み取られる。
したがって、このBD400では、図1(B)における下面(第1面)側がディスク再生面400A、上面(第2面)側がチップ再生面400Bとなっている。
そして、図示のように、微小ICメモリチップ460は、信号記録面411の信号記録領域に対応する背面領域に設けられており、アンテナコイル470は、BD400と同心状で、かつ、BD400のほぼ半分の半径を有する環状に設けられている。すなわち、このアンテナコイル470の半径は、図8や図10に示した従来例のアンテナコイルに比較して大径に形成され、通信機能の高いものとなっている。これにより、高周波の微弱信号や電力用の電波を受信する上で十分な機能を得ることができる。
なお、本例では、微小ICメモリチップ460とアンテナコイル470の両方を基板410の内部に埋め込んだ構造としたが、微小ICメモリチップ460とアンテナコイル470の両方、または、いずれか一方を、凹凸形状の許容される範囲内で基板410の上面に装着した構造であってもよい。また、アンテナコイル470の形状は図示のような1ターン形状に限らない。
また、ディスクはカートリッジ等に入っているとは限らず、再生装置にどのように(どのような角度で)チャッキングされるかもわからず、また装置内では回転するから、外部とは非接触で通信し、またこれらに必要とする電力を得るために、アンテナコイル470を具備している。
図2に示すように、本実施例2のBD500は、図1に示す例と同様に、基板510の下面(第1面)にピット列等による信号記録面511が形成され、この上にアルミニウム等による反射膜520が形成されている。そして、この反射膜520上に透明樹脂製のカバー層530が形成されている。また、BD500の中央にはセンター部540が設けられている。
また、このBD500では、カバー層530側から光ビーム550が照射され、反射膜520からの反射光によってピット列が読み取られる。
したがって、このBD500では、図2(B)における下面(第1面)側がディスク再生面500A、上面(第2面)側がチップ再生面500Bとなっている。 そして、図示のように、ラベル580内の微小ICメモリチップ560は、信号記録面511の信号記録領域に対応する背面領域に設けられており、アンテナコイル570は、BD500と同心状で、かつ、BD500のほぼ半分の半径を有する環状に設けられている。すなわち、このアンテナコイル570も図1に示した例と同様に、図8や図10に示した従来例のアンテナコイルに比較して大径に形成され、通信機能の高いものとなっている。これにより、高周波の微弱信号や電力用の電波を受信する上で十分な機能を得ることができる。
また、基板510の板厚はラベル580の膜厚を含んで1.1mmとなっており、規格の範囲に収められている。
図4は微小ICメモリチップを基板に埋め込み、アンテナコイルをラベルに設けた例を示している。なお、図2に示す例と共通の構成要素については同一の符号を付し、説明は省略する。
図5はその具体例を示しており、図示のように、ラベル580と基板510の間にアンテナコイル570の領域に対応した高透磁率シート590を介在させ、反射膜520の無線への影響を回避している。高透磁率シート材としては、例えば軟磁性粉末プラスチックが所定の割合で配合されたコンポジット材を薄いフィルム状に形成したものが用いられる。また、高透磁率シート590のアンテナコイルと接触する表面に図示しない絶縁層を設けることによって透磁率を更に高めることができる。なお、図2に示す例と共通の構成要素については同一の符号を付し、説明は省略する。
以上の例は、カバー層側が光学的読み取り面である光ディスクとしてBDを例に説明したが、本発明はカバー層側が光学的読み取り面である他の光ディスクに同様に適用できるものである。また、本発明は上述した再生専用の光ディスクに限らず、記録可能な光ディスクにも同様に適用できるものである。この場合、反射膜は記録層(例えば反射膜に記録層が重ねられている)を含み、各種の方式によってデータの記録が可能となる。なお、一般的に記録可能なディスクでは基板にデータ用のピット列は存在しないが、グルーブやアドレス用ピットなどは存在するものである。
また、面積的な制限が緩いということは、大きなアンテナコイル(半径や巻き数)を構成できることになり、通信効率、電力効率を向上でき、大量で高速なデータ処理が可能となる。
また、厚み的な制限が緩いことにより、アンテナコイルの反射膜(金属)からの距離を離すことができることになり、アンテナコイルの材質を選ぶ点などで選択肢が増える。これも信頼性の向上、製造コストの低減、通信効率、電力効率の向上に寄与するものである。
Claims (13)
- 第1面に信号読み取り面を有する基板と、前記基板の信号読み取り面に設けられた反射層と、前記反射層上に設けられたカバー層とを有し、
前記基板の信号読み取り面と反対側に通信機能付きの小型メモリ装置を設けた、
ことを特徴とする光ディスク。 - 前記通信機能付きの小型メモリ装置はICチップとアンテナコイルとを有することを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 前記通信機能付きの小型メモリ装置は前記基板における信号の記録領域に対応する領域に配置されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 前記ICチップとアンテナコイルの少なくとも一方が前記基板の内部に埋め込まれていることを特徴とする請求項2記載の光ディスク。
- 前記ICチップとアンテナコイルの少なくとも一方が前記基板の第1面と反対の第2面上に装着されていることを特徴とする請求項2記載の光ディスク。
- 前記ICチップが前記基板の内部に埋め込まれ、前記アンテナコイルが前記基板の第1面の反対の第2面上に装着されていることを特徴とする請求項2記載の光ディスク。
- 前記基板の第1面と反対の第2面上に通信機能付きの小型メモリ装置を有するラベルを貼付したことを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
- 前記通信機能付きの小型メモリ装置はICチップとアンテナコイルとを有することを特徴とする請求項7記載の光ディスク。
- 前記ラベルと前記基板との間に、前記アンテナコイルの領域に対応して設けられた高透磁率シートを有することを特徴とする請求項8記載の光ディスク。
- 前記基板の一部が高透磁率材料によって形成されてなることを特徴とする請求項8記載の光ディスク。
- 前記ICチップとアンテナコイルの少なくとも一方が前記ラベルに設けられたことを特徴とする請求項8記載の光ディスク。
- 前記ICチップが前記基板の内部に埋め込まれ、前記アンテナコイルが前記ラベルに設けられたことを特徴とする請求項8記載の光ディスク。
- 前記反射層は信号書き込み可能な記録膜を含むことを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
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Publications (1)
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|---|---|---|---|---|
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2004
- 2004-07-29 JP JP2004221516A patent/JP2005071575A/ja active Pending
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