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JP2005069463A - 高温用ケージ弁 - Google Patents

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JP2005069463A
JP2005069463A JP2003404946A JP2003404946A JP2005069463A JP 2005069463 A JP2005069463 A JP 2005069463A JP 2003404946 A JP2003404946 A JP 2003404946A JP 2003404946 A JP2003404946 A JP 2003404946A JP 2005069463 A JP2005069463 A JP 2005069463A
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Koji Izumi
浩司 泉
Norifumi Yoshida
典史 吉田
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Azbil Corp
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Abstract

【課題】 高温環境下で使用される高温用のケージ弁でケージ内周面と弁プラグ外周面との隙間を確実にシールする高温用のケージ弁を提供する。
【解決手段】 弁本体1と、流量制御窓13を有するケージ7と、ケージの内周面上であって弁プラグの外周面と摺動する位置に溝30を設け、溝の奥に設定された高温条件下で使用可能であってかつ弾性を有する材料で形成された第1のシール部材31を嵌装し、その上に設定された高温条件下で使用可能であってかつ硬質の材料で形成された第2のシール部材32を嵌装する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、高温の流体を調節するための高温用ケージ弁装置に関するものである。
一般的なケージ型弁装置の構成を図6に示す。同図において、弁本体1は隔壁である仕切壁2により内部が上流側流路3と下流側流路4に仕切られている。弁本体1の上端開口部を閉鎖する上蓋5と仕切壁2との間には円筒状のケージ7が設けられている。ケージ7の下端部は仕切壁2の中央に開設された通孔9にパッキンを介して嵌め込まれている。ケージ7の周壁には上流側流路3と下流側流路4とを連通させる複数個の流量制御窓13が開設されている。ケージ7の内周壁面には流量制御窓13の下方にそれぞれ位置する弁座14が形成されている。ケージ7には、その内周壁面に沿って、弁プラグ(弁体)15が摺動自在に嵌め込まれている。
弁プラグ15は、下面が開放する筒状体で、弁軸18の先端に取り付けられている。弁軸18は上蓋5の中央に設けられた貫通孔16に摺動自在に貫通して設けられている。弁プラグ15の外周面には弁座14に対応して着座部19が設けられている。着座部19はケージ型弁装置の全閉状態において、図6に示すように弁座14に共に着座する。図7は、弁プラグ15が上方に上がり、弁が全開である状態を示す。ケージに設けられた流量制御窓13を介し、上流側流路3と下流側流路4が完全に連通されている。弁プラグ15には、弁プラグ15の上下の圧力が等しくなるように、開口(圧力平衡用の開口)21が複数個形成されている。弁プラグ15が上がる際には、弁プラグ15に設けられた圧力平衡用の開口21により弁プラグ15の上下の圧力が等しくなり、操作力を小さくすることができる。
このケージ型弁装置において、弁軸18は、自動制御装置による駆動部の作動や手動操作によって上下動される。弁軸18が上下動すると、弁プラグ15が弁軸18と一体となって上下動し、流量制御窓13の開度すなわち開口面積が変化する。これによって、上流側流路3からケージ7の内部を通って下流側流路4に流れる流体の流量が制御される。流量制御窓13の形状により所望の流量特性を得ることができる。
このタイプのケージ型弁装置においては、弁プラグ15の外周面とケージ7の内周面との隙間から流体がもれないようにしなければならず、漏れ防止のためにケージ内周面または弁プラグ外周面に環状のシール部材12が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、多くの実施例が開示されているが、どの実施例も単体のシール材(炭素繊維入りフッ素樹脂製)でシールされている。
特開2002−10673号公報
従来のケージ弁装置は以上のように構成されているので、230℃〜550℃程度の高温環境下で使用される高温用のケージ弁ではシール材は高温に耐えられる材料でなければならない。しかしながら、シール材として高温条件下で使用可能であって硬質な材料(例えばカーボン)を用いた場合、摺動摩耗に強いという利点を持つ反面、弾性変形しないため、ケージ内周面と弁プラグ外周面との隙間を完全にシールできず、隙間から液体が漏れやすくなるという欠点を持つ。また一方、シール材として高温条件下で使用可能であって比較的軟らかい適度な弾性を持つ材料(例えばグラファイト)を用いた場合、ケージ内周面と弁プラグ外周面との隙間を弾性変形して塞ぐことができるという利点がある反面、摺動摩耗に弱いという欠点を持つ。
高温で用いられるため、部材が熱膨張することから、ケージ内周面と弁プラグ外周面の隙間が微妙に変化することもあり、高温条件下で用いられるケージ弁は上述した問題点が、大気温度に近い流体に用いられるものより、より深刻な問題となっていた。
また、弁プラグの均圧孔である開口21を設けない場合、漏れ量が格段に少なくなるものの、弁プラグの上下にかかる圧力差により発生する軸推進力が大きくなり、これを制御するための操作器は大きくなってしまうという問題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、弁の全閉時における流体の漏れを確実に防止するとともに、ケージ弁を用いる設計温度、即ち、設定された高温条件下、本実施例であると流体温度が230℃〜550℃程度の高温であって、ケージ内周面と弁プラグ外周面の隙間が微妙に変化した場合であっても確実に隙間を塞ぎ、さらに長期使用においてもシール材の摺動摩擦による劣化や摺動抵抗による弁プラグの動作不良が防止される高温用ケージ弁を得ることを目的とする。
この発明に係る高温用ケージ弁は、流体の流入口と流出口を有する弁本体と、弁本体内で隔壁により仕切られた一方の室内に固定されかつ周壁に複数個の窓を有するケージと、ケージ内で昇降作動することにより窓の開口面積を制御する弁プラグとを備えた高温用ケージ弁において、ケージの内周面上であって弁プラグ外周面と摺動する位置に溝を設け、溝の奥に第1のシール部材を嵌装し、溝の内部であって第1のシール部材と弁プラグ外周面との間に第2のシール部材を嵌装するとともに、第1のシール部材は設定された高温条件下で使用可能であってかつ弾性を有する材料で形成され、第2のシール部材は設定された高温条件下で使用可能であってかつ硬質の材料で形成され、第1のシール部材は圧縮された状態で第2のシール部材と接触しているものである。
この発明に係る高温用ケージ弁は、第1のシール部材と第2のシール部材とが異なる複数の面で接触しているものである。
この発明に係る高温用ケージ弁は、流体の流入口と流出口を有する弁本体と、弁本体内で隔壁により仕切られた一方の室内に固定されかつ周壁に複数個の窓を有するケージと、ケージ内で昇降作動することにより窓の開口面積を制御する弁プラグとを備えた高温用ケージ弁において、弁プラグの外周面上であってケージの内周面と摺動する位置に溝を設け、溝の奥に第3のシール部材を嵌装し、溝の内部であって第3のシール部材とケージ内周面との間に第4のシール部材を嵌装するとともに、第3のシール部材は設定された高温条件下で使用可能であってかつ弾性を有する材料で形成され、第4のシール部材は設定された高温条件下で使用可能であってかつ硬質の材料で形成され、第3のシール部材は圧縮された状態で第4のシール部材と接触しているものである。
この発明に係る高温用ケージ弁は、第3のシール部材と第4のシール部材とが異なる複数の面で接触しているものである。
請求項1に係る発明によれば、弁プラグ外周面と摺動する第2のシール部材は摺動摩擦に強く、また、ケージ内周面と弁プラグ外周面との隙間が広がった場合に、第2のシール部材自体だけでは変形しないが、第1のシール部材の弾性力によって弁プラグ外周に押しつけられることから、隙間からの漏れを確実に防ぐことができる。
そして、第2のシール部材を単体で組み込む場合に比べ、第1のシール部材の弾性力で適度な力で弁プラグ外周面と接触するので、摩耗が少ない。第1のシール部材と第2のシール部材の接触面及び第1のシール部材と溝の接触面は弾性密着しているので、この部分からも流体が漏れ難くなっており、第2のシール部材の背後を回り込む流れをより確実にシールすることができる。
また、第2のシール部材を単体で組み込む場合に比べ、第1のシール部材が弾性を有するので、その弾性力により第2のシール部材を弁プラグ方向に押しつけるため、第2のシール部材とケージ、弁プラグの径方向の加工公差を厳しく管理する必要がなくなる。
また、請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る発明の奏する効果に加え、第1のシール部材と第2のシール部材とが異なる複数の面で接触しているので、径方向のみならず、摺動方向(上下方向)も同時に適切に圧縮されるため、第1のシール部材と第2のシール部材の接触面、第2のシール部材と溝の接触面をより確実にシールすることとなる。
また、摺動方向(上下方向)も同時に適切に圧縮されるため、実施の形態1に比べて、弁プラグ又はケージの溝及びシール部材摺動方向(上下方向)の加工公差を厳しく管理する必要がなくなる。
また、請求項3に係る発明によれば、ケージ内周面と摺動する第4のシール部材は摺動摩耗に強く、また、ケージ内周面と弁プラグ外周面との隙間が広がった場合に、第4のシール部材自体だけでは変形しないが、第3のシール部材の弾性力によってケージ内周面に押し付けられることにより、隙間からの漏れを確実に防ぐことができる。
第4のシール部材を単体で組み込む場合に比べ、第3のシール部材の弾性力で適度な力で弁プラグ外周面と接触するので、摩耗が少ない。第3のシール部材と第4のシール部材の接触面及び第3のシール部材と溝の接触面は弾性密着しているので、この部分からも流体が漏れ難くなっており、第4のシール部材の背後を回り込む流れをより確実にシールすることができる。
また、第4のシール部材を単体で組み込む場合に比べ、第3のシール部材が弾性を有するので、その弾性力により第4のシール部材を弁プラグ方向に押しつけるため、第4のシール部材とケージ、弁プラグの径方向の加工公差を厳しく管理する必要がなくなる。
また、請求項4に係る発明によれば、請求項3に係る発明の奏する効果に加え、第3のシール部材と第4のシール部材とが異なる複数の面で接触しているので、径方向のみならず、摺動方向(上下方向)も同時に適切に圧縮されるため、第3のシール部材と第4のシール部材の接触面、第4のシール部材と溝の接触面をより確実にシールすることとなる。
また、摺動方向(上下方向)も同時に適切に圧縮されるため、実施の形態1に比べて、弁プラグ又はケージの溝及びシール部材摺動方向(上下方向)の加工公差を厳しく管理する必要がなくなる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1を示す高温用ケージ弁の断面図である。図において、弁本体1は仕切壁2により内部が上流側流路3と下流側流路4に仕切られている。弁本体1の上端開口部を閉鎖する上蓋5と仕切壁2との間には円筒状のケージ7が設けられている。上蓋5はボルト27により弁本体1に固定されている。上蓋5とケージ7及び弁本体1の間にはガスケット20が嵌装されている。ケージ7の下端部は仕切壁2の中央に開設された通孔9にガスケット10を介して嵌め込まれている。ケージ7の周壁には上流側流路3と下流側流路4とを連通させる複数個の流量制御窓13が開設されている。ケージ7の内周壁面には流量制御窓13の下方にそれぞれ位置する弁座14が形成されている。ケージ7には、その内周壁面に沿って、弁プラグ(弁体)15が摺動自在に嵌め込まれている。
弁プラグ15は、筒状体で、弁軸18の先端にねじ込み後に端部を溶接して取り付けられている。弁軸18は上蓋5の中央に設けられた貫通孔16に摺動自在に貫通して設けられている。弁プラグ15の外周面には弁座14に対応して着座部19が設けられている。着座部19はケージ型弁装置の全閉状態において、図1に示すように弁座14に着座する。この弁座14および着座部19は完全に密着するように十分精密に仕上げられている。弁プラグ15には、弁プラグ15の上下の圧力が等しくなるように、開口(圧力平衡用の開口)21が複数個形成されている。流体圧力により弁プラグ15が受ける軸方向の力をキャンセルして、小さな駆動力で弁プラグ15を開閉動作可能としている。
詳細には後述するが、ケージ7および弁プラグ15には、溝30,34が設けられ、その内部には第1〜4のシール部材31,32,35,36が嵌装されており、シール部材とケージ及び弁プラグは全周にわたって密着している。
次に動作について説明する。この弁装置においては、図示しない操作部もしくは手動により、弁軸を上下に操作すると、それに伴い弁プラグがケージ内を上下に移動する。
弁プラグ15を流量制御窓13が閉塞することのない全開の上部位置から、ケージ内を弁プラグ15が下方に移動するよう操作すると、ケージ7と第4のシール部材36および弁プラグ15と第2のシール部材32が密着した状態で、徐々に流量制御窓13が弁プラグ15によって閉塞され、流量制御窓13が閉塞される割合により、流量を制御する。弁プラグ15が下方に移動する際には、弁プラグ15の下方にある流体が開口(圧力平衡用の開口)21を介し、弁プラグ15の上部の部屋へと流入する。流体が開口21を流通可能にしたことにより、弁プラグ15の上部の部屋に弁プラグ15を上下動した際に高い加圧状態もしくは負圧になることがない。
さらに下方まで弁プラグ15を操作すると、弁プラグ15が流量制御窓13を徐々に閉塞し、その後、弁プラグ15が弁座14に着座することにより、ケージ弁が完全に閉弁状態となる。
続いて、シール部材について詳細に説明する。図2に図1のA部分の拡大図を、図3にシール部材の斜視図(a)、断面図(b)をそれぞれ示す。
ケージ7に設けたシール部材から説明すると、ケージ7の内周面上であって弁プラグ15の外周面と摺動する位置に溝30が設けられている。嵌装される前の第1及び第2のシール部材31、32は、図3(a)に示すように環状に形成されている。第1のシール部材31及び第2のシール部材32は、軸方向にほぼ同じ幅を持ち、第1のシール部材31の内径と第2のシール部材32の外径がほぼ同じになっている。ケージ弁が用いられる最高温度の条件下、即ち設定された高温下、本実施例においては230℃〜550℃程度の高温条件下でも弾性を有する材料、例えばグラファイトで形成された第1のシール部材31を溝30の奥に嵌装する。その後、第1のシール部材31の内周面上、即ち組み立てられた状態で第1のシール部材31と弁プラグ15の間に嵌装されるように、第2のシール部材32を設ける。
第2のシール部材32はケージ弁が用いられる設定された高温条件下においても弁プラグ15との摺動に耐えうる摩擦抵抗が少なく硬質で、摺動時に接触相手部材にかじりつきを起こさないような材料、例えばカーボンで形成される。
本実施例では、ケージ7を上部40と下部28の二つの部材から構成し、二つの部材を切り離した状態で第1及び第2のシール部材31,32を嵌装させた後に、上部40と下部28から成るケージ7を一体化し、結果的に溝30に嵌装させる形状としている。
第2のシール部材32は、その材質が硬質であるため、容易に装着できるように、図3に示すよう2つ若しくは複数に分割し、装着された状態で環状となるようにしても良いし、環状の一部に切断部を設け、装着した状態で環状となるようにしても良い。なお、第1のシール部材31は、その材質が弾性を有する材料でできているため、装着する際に弾性変形したままで装着可能であれば分割可能としなくてもよい。
また、第2のシール部材32を複数に分割して形成する場合、若しくは環状の一部に切断部を設けた場合に、図3(b)に示すように第2のシール部材32同士が接合する箇所に軸方向の段差を設けると良い。段差は、軸線方向に一直線上の切断部にせず、軸線方向の切り込み部32a,32bを軸線方向にずれた位置で反対方向から2カ所設け、切り込み部32a,32bの端部を円周方向の切り込み部32cを設けることにより、切り込みが連続するような形状とし、第2のシール部材32同士の接合箇所に隙間が出来た場合であっても、円周方向の切り込み部32cの接合箇所が離れることがなく、確実にシール出来る。
続いて、弁プラグ15に設けたシール部材について説明する。弁プラグ外周面上であってケージ7の内周面と摺動する位置に溝34が設けられている。嵌装される前の第3及び第4のシール部材35,36は、図3(a)に示すように環状に形成されている。第3のシール部材35及び第4のシール部材36は、軸方向にほぼ同じ幅を持ち、第4のシール部材36の内径と第3のシール部材35の外径がほぼ同じになっている。基本的に第1のシール部材31と第3のシール部材35及び第2のシール部材32と第4のシール部材36はそれそれ同様の性質を持ったシール部材であり、設定された高温条件下においても弾性を有する材料(例えばグラファイト)で形成された第3のシール部材35を溝34の奥に嵌装する。その後、第3のシール部材35の外周面上、即ち組み立てられた状態で第3のシール部材35とケージ7の間に嵌装されるように、第4のシール部材36を設ける。
第4のシール部材36は設定された高温条件下においても弁プラグ15との摺動に耐えうる摩擦抵抗が少なく硬質で、摺動時に接触相手部材にかじりつきを起こさないような材料(例えばカーボン)で形成される。
ケージ7に設けた第2のシール部材32と同様に、第4のシール部材36を複数に分割して形成してもよいし、環状の一部に切断部を設けても良い。
また、第4のシール部材36を複数に分割した場合若しくは環状の一部に切断部を設けた場合、第2のシール部材32と同様に、第4のシール部材同士が接合する箇所に軸方向の段差を設けるとさらに良い。
ケージ弁を用いる設計温度、即ち設定された高温条件を、本実施例において、230℃〜550℃程度としたため、第1、3のシール部材31,35、第2、4のシール部材32,36の材質をグラファイト及びカーボンを選択したが、その材質は、その使用温度、使用される流体の性質等を考慮し、使用条件下で、弾性及び硬質の性能を維持出来る材料に適宜変更できるものである。
上述したようにシール部材を配置したので、弁プラグ外周面と摺動する第2のシール部材32は摺動摩擦に強く、また、ケージ内周面と弁プラグ外周面との隙間が広がった場合に、第2のシール部材自体だけでは変形しないが、第1のシール部材31の弾性力によって弁プラグ外周に押しつけられることから、隙間からの漏れを確実に防ぐことができる。
そして、第2のシール部材32を単体で組み込む場合に比べ、第1のシール部材31の弾性力で適度な力で弁プラグ外周面と接触するので、摩耗が少ない。第1のシール部材31と第2のシール部材32の接触面及び第1のシール部材31と溝30の接触面は弾性密着しているので、この部分からも流体が漏れ難くなっており、第2のシール部材32の背後を回り込む流れをより確実にシールすることができる。
また、第2のシール部材32を単体で組み込む場合に比べ、第1のシール部材31が弾性を有し、その弾性力により第2のシール部材32を弁プラグ方向に押しつけるため、第2のシール部材32とケージ、弁プラグの加工公差を厳しく管理する必要がなくなる。
同様に、ケージ内周面と摺動する第4のシール部材36は摺動摩耗に強く、また、ケージ内周面と弁プラグ外周面との隙間が広がった場合に、第4のシール部材自体だけでは変形しないが、第3のシール部材35の弾性力によってケージ内周面に押し付けられることから、隙間からの漏れを確実に防ぐことができる。
第4のシール部材36を単体で組み込む場合に比べ、第3のシール部材35の弾性力で適度な力で弁プラグ外周面と接触するので、摩耗が少ない。第3のシール部材35と第4のシール部材36の接触面及び第3のシール部材35と溝34の接触面は弾性密着しているので、この部分からも流体が漏れ難くなっており、第4のシール部材36の背後を回り込む流れをより確実にシールすることができる。
また、第4のシール部材36を単体で組み込む場合に比べ、第3のシール部材35が弾性を有し、その弾性力により第4のシール部材36を弁プラグ方向に押しつけるため、第4のシール部材36とケージ、弁プラグの加工公差を厳しく管理する必要がなくなる。
実施の形態2.
図4はこの発明の実施の形態2を示す高温用ケージ弁の断面図である。図5はこの発明の実施の形態2である図4の(A)部分の拡大図である。
本実施の形態2においては、第1〜4のシール部材の形状のみが、実施の形態1と異なり、ケージ弁の全体の構造は、実施の形態1と同様であるので、全体の構造の説明は省略し、シール部材の形状について説明をする。シール部材の材質及びその性状は、基本的に実施の形態1と同様である。第1のシール部材41、第3のシール部材45は、ケージ弁を用いる最高温度の条件下、即ち設定された高温下、本実施例においては230℃〜550℃程度の高温条件下でも弾性を有する材料、例えばグラファイトが用いられる。また、第2のシール部材42、第4のシール部材46は、同条件下においても弁プラグ15との摺動に耐えうる摩擦抵抗が少なく硬質の材料、例えばカーボンで形成される。
第1〜4のシール部材はそれぞれ環状であり、第1のシール部材41は第2のシール部材42に比べ、軸方向に短くなっている。第1のシール部材41の周方向の断面はほぼ矩形であり、第2のシール部材42の周方向の断面は階段状即ちステップ状を成しており、両部材の断面をつなぎ合わせると、図5に示すように溝40の横断面の形とほぼ同一のものとなる。同様に、第3のシール部材45は第4のシール部材46に比べ、軸方向に短くなっている。第3のシール部材45の周方向の断面はほぼ矩形であり、第4のシール部材46の周方向の断面は階段状即ちステップ状を成しており、両部材の断面をつなぎ合わせると、図5に示すように溝44の横断面の形とほぼ一致するものとなる。実施の形態1においては、第1のシール部材31と第2のシール部材32及び第3のシール部材35と第4のシール部材36は弁プラグ又はケージとシール部材が接触する円筒状の接触面とほぼ平行な面で接触していたが、本実施の形態2においては、弁プラグ又はケージとシール部材が接触する円筒状の接触面とほぼ平行な面と、その面とほぼ垂直に交わる方向の面で第1のシール部材41と第2のシール部材42、第3のシール部材45と第4のシール部材46がそれぞれ2つの面で接触している。
上述したように構成したので、実施の形態1の奏する効果に加え、本実施の形態2は、カーボンリングの一部にグラファイトが組み込まれる複数の接触面、言い換えるとステップ状の接触面を持ち、グラファイトとカーボンが組み込まれる際に、径方向のみならず、摺動方向(上下方向)も同時に適切に圧縮されるため、より確実に第1のシール部材41と第2のシール部材42の接触面、第2のシール部材42と溝40の接触面、第3のシール部材45と第4のシール部材46の接触面及び第4のシール部材46と溝44の接触面をより確実にシールすることとなる。
また、摺動方向(上下方向)も同時に適切に圧縮されるため、実施の形態1に比べて、弁プラグ15又はケージ7の溝40、44及び第2、4のシール部材42,46摺動方向(上下方向)の加工公差を厳しく管理する必要がなくなる。
本実施の形態2においては、弁プラグ又はケージとシール部材が接触する円筒状の接触面とほぼ平行な面と、その面とほぼ垂直に交わる方向の面の2つの面で、第1のシール部材41と第2のシール部材42、第3のシール部材45と第4のシール部材46が接触する例を示したが、第1及び第3のシール部材41,45は、弁プラグ15又はケージ7と摺動することのないような形状として設置しなければならないものの、接触面の数、形状については、適宜変更することが可能である。
この発明の実施の形態1を示す高温用ケージ弁の断面図である。 この発明の実施の形態1である図1の(A)部分の拡大図である。 この発明の実施の形態1を示す高温用ケージ弁のシール部材を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は断面図である。 この発明の実施の形態2を示す高温用ケージ弁の断面図である。 この発明の実施の形態2である図4の(A)部分の拡大図である。 従来例を示す高温用ケージ弁が閉状態である時の断面図である。 従来例を示す高温用ケージ弁が開状態である時の断面図である。
符号の説明
1 弁本体
2 仕切壁
7 ケージ
13 流量制御窓
15 弁プラグ
30,34,40,44 溝
31,41 第1のシール部材
32,42 第2のシール部材
35,45 第3のシール部材
36,46 第4のシール部材

Claims (4)

  1. 流体の流入口と流出口を有する弁本体と、前記弁本体内で隔壁により仕切られた一方の室内に固定されかつ周壁に複数個の窓を有するケージと、前記ケージ内で昇降作動することにより前記窓の開口面積を制御する弁プラグとを備えた高温用ケージ弁において、
    前記ケージの内周面上であって弁プラグ外周面と摺動する位置に溝を設け、
    前記溝の奥に第1のシール部材を嵌装し、
    前記溝の内部であって前記第1のシール部材と前記弁プラグ外周面との間に第2のシール部材を嵌装するとともに、
    前記第1のシール部材は設定された高温条件下で使用可能であってかつ弾性を有する材料で形成され、
    前記第2のシール部材は設定された高温条件下で使用可能であってかつ硬質の材料で形成され、
    前記第1のシール部材は圧縮された状態で前記第2のシール部材と接触していることを特徴とする高温用ケージ弁。
  2. 請求項1に記載の高温用ケージ弁において、前記第1のシール部材と前記第2のシール部材とが異なる複数の面で接触していることを特徴とする高温用ケージ弁。
  3. 流体の流入口と流出口を有する弁本体と、前記弁本体内で隔壁により仕切られた一方の室内に固定されかつ周壁に複数個の窓を有するケージと、前記ケージ内で昇降作動することにより前記窓の開口面積を制御する弁プラグとを備えた高温用ケージ弁において、
    前記弁プラグの外周面上であってケージの内周面と摺動する位置に溝を設け、
    前記溝の奥に第3のシール部材を嵌装し、
    前記溝の内部であって前記第3のシール部材と前記ケージ内周面との間に第4のシール部材を嵌装するとともに、
    前記第3のシール部材は設定された高温条件下で使用可能であってかつ弾性を有する材料で形成され、
    前記第4のシール部材は設定された高温条件下で使用可能であってかつ硬質の材料で形成され、
    前記第3のシール部材は圧縮された状態で前記第4のシール部材と接触していることを特徴とする高温用ケージ弁。
  4. 請求項3に記載の高温用ケージ弁において、前記第3のシール部材と前記第4のシール部材とが異なる複数の面で接触していることを特徴とする高温用ケージ弁。
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