JP2005068165A - ケイ素含有組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】A成分としてのオルガノシリケート:SiO2換算で100重量部、B成分としての触媒:0.1〜10重量部、C成分としての水:100〜50000重量部およびD成分としての溶剤:100〜50000重量部を反応させて得られた反応物とE成分としてのコロイダルシリカ:SiO2の換算で10〜1000重量部とから成るケイ素含有組成物。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケイ素含有組成物に関し、詳しくは、特に、塗料用として好適なケイ素含有組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建築構造物、土木構造物、輸送機器、産業機器、交通標識などの塗装又は非塗装面に生じる塵埃や油性成分などの汚れ防止を目的として、種々の塗料が研究されている。特に、耐汚染性などの機能を有する塗膜形成組成物として、オルガノシリケート、触媒、水および溶剤とから成るケイ素含有液状組成物が記載されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−327996号公報
【0004】
しかしながら、上記のケイ素含有液状組成物の塗膜は、耐汚染性および汚染物除去性などの機能を有するけれども、防曇性(曇り止め、水滴防止)が十分であるとは言えない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、斯かる実情に鑑みなされたものであり、その目的は、耐汚染性および汚染物除去性に加えて、防曇性(曇り止め、水滴防止)を有する塗膜を形成するケイ素含有組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、耐汚染性、汚染物除去性と防曇性(曇り止め、水滴防止)とを兼ね備えた組成物を提供すべく種々検討を重ねた結果、次の様な知見を得た。すなわち、上述のケイ素含有液状組成物にコロイダルシリカを添加すると、得られた組成物が高度な親水性を呈し、その結果、塗膜が優れた曇り防止および水滴防止効果を発揮する。
【0007】
本発明は、上記の知見に基づき完成されたものであり、その要旨は、A成分としてのオルガノシリケート:SiO2換算で100重量部、B成分としての触媒:0.1〜10重量部、C成分としての水:100〜50000重量部およびD成分としての溶剤:100〜50000重量部を反応させて得られた反応物とE成分としてのコロイダルシリカ:SiO2の換算で10〜1000重量部とから成るケイ素含有組成物に存する。
【0008】
そして、本発明の第2の要旨は、A成分としてのオルガノシリケート:SiO2換算で100重量部、B成分としての触媒:0.1〜10重量部、C成分としての水:100〜50000重量部、D成分としての溶剤:100〜50000重量部およびE成分としてのコロイダルシリカ:SiO2の換算で10〜1000重量部を反応させて得られた反応物から成るケイ素含有組成物に存する。
【0009】
本発明の第3の要旨は、、A成分としてのオルガノシリケート:SiO2換算で100重量部、B成分としての触媒:0.1〜10重量部、C成分としての水:100〜50000重量部、D成分としての溶剤:100〜50000重量部およびE成分としてのコロイダルシリカ:SiO2の換算で10〜1000重量部を含有するケイ素含有組成物に存する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。先ず、本発明のケイ素含有組成物を形成するA成分〜E成分について説明する。
【0011】
本発明においては、A成分としてのオルガノシリケートは、ケイ素原子に酸素原子を介して有機基が結合した化合物であり、例えば、1つのケイ素原子を介して4個の有機基が結合したオルガノキシシラン、ケイ素がシロキサン主鎖((Si−O)n)を形成しているオルガノキシシランなどが挙げられる。
【0012】
酸素原子を介してケイ素に結合している有機基としては、例えば、直鎖状、分岐状あるいは環状アルキル基、アリール基、キシリル基、ナフチル基などが挙げられる。直鎖状アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、i−ペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、オクチル基など挙げられる。また、各有機基は、同一であっても異なっていてもよい。
【0013】
炭素数1〜4のアルキル基が好ましく、直鎖状又は分岐状のアルキル基が好適である。例えば、メチル基、エチル基、n−ブチル基、sec―ブチル基、t−ブチル基などが挙げられる。本発明で使用するオルガノシリケートの溶解性及び得られる塗膜の防曇性、低汚染機能を考慮すると、メチル基およびエチル基が好ましく、より好ましいのはメチル基である。
【0014】
オルガノシリケートの具体例としては、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラn−プロポキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラn−ブトキシシラン、テトライソブトキシシラン、テトラsec−ブトキシシラン、テトラt−ブトキシシランが挙げられる。また、上記各化合物の部分加水部物が挙げられる。上記各化合物は、2種以上を組合わせて使用してもよい。上記オルガノシリケートにおいて、テトラメトキシシラン及びその部分加水分解縮合物は、加水分解反応性が高く、かつ、シラノール基を生成し易いため、均一な液状組成物の調製に使用する有機溶剤量を少なくすることが出来る。その結果、危険物に該当しない汚染防止効果が高い組成物を容易に得ることが出来、安全性の向上に好適である。
【0015】
本発明の組成物は、前記A成分のオルガノシリケート以外に他の有機ケイ素化合物、例えば、ケイ素を介して有機基が直接結合したケイ素化合物を含有することが出来る。有機ケイ素化合物としては、例えば、各種のシランカップリング剤が挙げられる。具体的には、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、メチルトリプロポキシシラン、メチルトリイソプロポキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、エチルトリプロポキシシラン、エチルトリイソプロポキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、プロピルトリエトキシシラン、ブチルトリメトキシシラン、ブチルトリエトキシシラン、ペンチルトリメトキシシラン、ペンチルトリエトキシシラン、へキシルトリメトキシシラン、ヘキシルトリエトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、フェニルトリプロポキシシラン、フェニルトリイソプロポキシシラン、ベンジルトリメトキシシラン、ベンジルトリエトキシシラン、3−グリシドプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドプロピルトリエトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−(2−アミノエチル)―3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−ウレイドプロピルトリエトキシシランなどのトリアルコキシシラン化合物が挙げられる。また、上記各化合物の部分加水部物が挙げられる。
【0016】
更に、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフェニルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロイルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、ンー(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシランなどのジアルコキシシラン化合物が挙げられる。
【0017】
更に、メチルトリクロロシラン、ビニルトリクロロシラン、フェニルトリクロロシラン、メチルジクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、ジメチルクロロシラン、メチルジクロロシラン、3−クロロプロピルメチルクロロシラン、ジフェニルジクロロシラン、メチルジクロロシランなどのクロロシラン化合物が挙げられる。また、上記各化合物の部分加水部物が挙げられる。
【0018】
更に、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルジメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3−メルカプトプロピルメチルジエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−3−トリメトキシシリルプロピル−m−フェニレンジアミン、N,N−ビス[3−(メチルジメトキシシリル)プロピル]エチレンジアミン、N,Nビス[3−(トリメトキシシリル)プロピル]エチレンジアミン、N−(2−アミノエチル)―3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−(2−アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、P−[N−(2−アミノエチル)アミノメチル]フェネチルトリメトキシシランなどが挙げられる。
【0019】
オルガノシリケート以外の有機ケイ素化合物の使用割合は、A成分のオルガノシリケートのSiO2換算で100重量部に対して通常25重量部以下、好ましくは10重量部以下である。当該有機ケイ素化合物は、オルガノシリケートに比較して加水分解可能な官能基量が少ないため、汚染防止に寄与する度合いが低いけれども、塗膜の密着性を向上させることが出来る。
【0020】
また、前記A成分のオルガノシリケート以外の他の有機ケイ素化合物として、オルガノキシ基以外の加水分解可能な官能基、例えば、各種ハロゲン元素などを有するケイ素化合物を含有することも出来る。ハロゲン元素含有ケイ素化合物の使用割合は、A成分のオルガノシリケートのSiO2換算で100重量部に対して好ましくは20重量部以下、より好ましくは10重量部以下である。
【0021】
B成分の触媒としては、オルガノシリケートの加水分解作用を有する化合物である。具体的には、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸、酢酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、キシレンスルホン酸、エチルベンゼンスルホン酸、安息香酸、フタル酸、マレイン酸、ギ酸、シュウ酸などの有機、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、アンモニア、有機アミン化合物などのアルカリ触媒、ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズジオクチエート、ジブチルスズジアセテートなどの有機スズ化合物、アルミニウムトリス(アセチルアセトネート)、アルミニウムモノアセチルアセトネートビス(エチルアセトアセテート)、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)、エチルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレートなどの有機アルミニウム化合物、チタニウムテトラキス(アセチルアセトネート)、チタニウムビス(ブトキシ)ビス(アセチルアセトネート)、チタニウムテトラn−ブトキシドなどの有機チタニウム化合物、ジルコニウムテトラキス(セチルアセトネート)、ジルコニウム(ブトキシ)ビス(アセチルアセトネート)及びジルコニウム(イソプロポキシ)ビス(アセチルアセトネート)、ジルコニウムテトラn−ブトキシドなどの有機ジルコニウム化合物などのオルガノシリケート以外の有機金属化合物または金属アルコキシド化合物、ボロントリn−ブトキシド、ホウ酸などのホウ素化合物などが挙げられる。上述の化合物中、塗料として使用した場合の触媒による基材の腐食防止を考慮すると、有機金属化合物又は金属アルコキシド化合物が好ましい。
【0022】
触媒の配合量は、A成分のオルガノシリケートのSiO2換算で100重量部に対して通常0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜5重量部である。触媒量が0.1重量部未満では、ケイ素含有組成物の貯蔵安定性の低下が生じたり、得られる塗膜の低汚染性機能の発現性に乏しい。また、ケイ素含有組成物の貯蔵安定性及び塗膜機能の発現性を考慮すると、触媒の添加量は0.1〜10重量部で充分であるため、10重量部を超える過剰の添加は必要ない。そして、触媒は、通常、オルガノシリケートに溶解して、または、水もしくは溶剤に溶解して使用する。触媒の溶解は、室温下でオルガノシリケート、水または溶剤に触媒を混合して行う。室温下で溶解が困難の場合は、混合液を加温して溶解する。
【0023】
C成分の水の配合量は、A成分のオルガノシリケートのSiO2換算で100重量部に対して通常100〜50000重量部、好ましくは500〜10000重量部である。水の配合量は、オルガノシリケートの有するオルガノキシ基を加水分解し得る理論水量よりも大過剰の量である。これにより、オルガノシリケートの加水分解により生成したシラノール基が多量の水と共存するため、シラノール基の縮合反応が抑制され、加水分解液の貯蔵安定性の向上が達成されると考えられる。また、組成物中のアルコールなどの有機溶剤の配合割合少なくすることが出来るため、組成物の引火点、燃焼点を低く抑えることが可能となり、使用上の安全性が大きく向上する。水の配合量が100重量部未満の場合、得られるケイ素含有組成物中のSi含有量が高くなりすぎて、保存の間にゲル化し易く、貯蔵安定性が問題となり、かつ、汚染防止効果も低い。他方、50000重量部を超る場合は、得られるケイ素含有組成物中のSi含有量が少なすぎて塗膜にした時の低汚染性機能が乏しい。
【0024】
C成分の水としては、特に制限なく、水道水を使用できる。また、目的、用途に応じて、脱イオン水、超純水を使用してもよい。例えば、酸により特に腐食しやすい軟鋼、銅、アルミニウムなどの基材および電気、電子材料に耐熱性被膜、耐湿性被膜、耐薬品性被膜、耐バリヤ性被膜、電気絶縁性被膜の形成として使用する場合は、脱塩水を使用し、半導体などの用途のように不純物の混入が望ましくない場合は、超純水を使用する。
【0025】
D成分の溶剤としては、各種の有機溶剤、例えば、アルコール類、グリコール誘導体、炭化水素類、エステル類、ケトン類、エーテル類、それらの2種以上の混合物が挙げられる。具体的に、アルコール類としては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノール、アセチルアセトンアルコールなどが挙げられる。
【0026】
グリコール誘導体としては、エチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテール、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテートなどが挙げられる。
【0027】
炭化水素類としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、ケロシン、n−ヘキサンなどが挙げられ、エステル類としては、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸ブチルなどが挙げられる。また、ケトン類としては、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセチルアセトンなどが挙げられ、エーテル類としては、エチルエーテル、ブチルエーテル、メトキシエタノール、エトキシエタノール、ジオキサン、フラン、テトラヒドロフランなどが挙げられ。これらの溶剤のうち、メタノール、エタノール、イソプロパノールのC1〜C3のルコール類、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルのグリコール誘導体は、取り扱いが容易であり、組成物の貯蔵安定性が良いと共に、得られた塗膜の低汚染機能も優れている。
【0028】
D成分の溶剤の配合量は、A成分のオルガノシリケートのSiO2換算で100重量部に対して通常100〜50000重量部、好ましくは500〜10000重量部である。溶剤の添加量が100重量部未満の場合は、オルガノシリケートと触媒および水の均一溶解が困難となる。他方、50000重量部を超える場合は、組成物中のSi含有量が少なすぎて塗膜にした時の低汚染性機能の発現性が乏しいと共に、得られる組成物が消防法の危険物に該当して、取扱い上の問題を生じる。尚、上記の溶剤の量は、オルガノシリケートの加水分解により生成したアルコールも含めた量である。
【0029】
E成分のコロイダルシリカとしては、例えば、水分散型またはアルコールなどの非水系の有機溶媒分散型コロイダルシリカが挙げられる。このようなコロイダルシリカは、固形分としてのシリカを通常15〜50%含有しており、この値からシリカの配合量を決めることが出来る。
【0030】
水分散型コロイダルシリカを使用する場合は、水分散型コロイダルシリカに含まれる水をC成分の水として使用することが出来る。水分散型コロイダルシリカは、通常、水ガラスから作られるが、市販品として容易に入手することも出来る。また、有機溶媒分散型コロイダルシリカは、前記水分散型コロイダルシリカの水を有機溶媒に置換することで容易に調製することが出来る。有機溶媒分散型コロイダルシリカも水分散型コロイダルシリカと同様に市販品として容易に入手することが出来る。有機溶媒分散型コロイダルシリカの有機溶媒としては、親水性有機溶媒であれば、特に限定されない。例えば、メタノール、エタノール、i−プロパノール、n−ブタノール、i−ブタノールなどの低級脂肪族アルコール類、エチレングリコール、エチレングリコールモノブチルエーテル、酢酸エチレングリコールモノエチルエーテルなどのエチレングリコール誘導体、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテルなどのジエチレングリコール誘導体、および、ジアセトンアルコールなどが挙げられる。これら親水性有機溶媒は、1種もしくは2種以上の混合物として使用することが出来る。上記親水性有機溶剤は、トルエン、キシレン、ヘキサン、ヘプタン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトオキシムなどの1種もしくは2種以上の有機溶剤と併用することも出来る。
【0031】
E成分のコロイダルシリカは、球状構造、鎖状構造またはパールスライク構造の何れの構造のものであってもよい。耐久性を考慮すると、鎖状構造のコロイダルシリカまたはパールスライク構造のコロイダルシリカがよい。また、球状構造、鎖状構造およびパールスライク構造のコロイダルシリカを併用してもよい。
【0032】
E成分のコロイダルシリカの配合量は、A成分のオルガノシリケートのSiO2換算で100重量部に対してコロイダルシリカのSiO2の換算で通常10〜1000重量部、好ましくは50〜500重量部である。コロイダルシリカ量が10重量部未満の場合は、親水性に乏しく、1000重量部以上を超える場合は、塗膜にクラック・白化を生じることがある。
【0033】
本発明のケイ素含有組成物は、次のように調製することが出来る。(1)A成分としてのオルガノシリケート、B成分としての触媒、C成分としての水およびD成分としての溶剤を混合して反応させ、得られた反応物としてのオルガノシリケートの加水分解縮合物にコロイダルシリカを添加する。(2)A成分としてのオルガノシリケート、B成分としての触媒、C成分としての水、D成分としての溶剤およびE成分としてのコロイダルシリカを混合して反応させる。(3)A成分としてのオルガノシリケート、B成分としての触媒、C成分としての水、D成分としての溶剤およびE成分としてのコロイダルシリカを混合する。そして、上記(1)および(2)は、反応後に塗布する組成物であり、上記(3)は、塗布後に反応する組成物である。
【0034】
上記(1)および(2)の反応は、20〜80℃で1〜6時間行い、上記(3)の反応は、塗布後に上記と同じ条件で行う。上記(1)および(2)の反応時間を節約したい場合は、SiO2濃度を2〜10倍にして加水分解・縮合反応を行った後、希釈すればよい。なお、上記(1)、(2)または(3)において、E成分としてのコロイダルシリカの表面にシラノール基がある場合、コロイダルシリカは前記反応に関与する。
【0035】
本発明のケイ素含有組成物が塗布される素材としては、特に制限はないが、例えば、金属、ガラス、ホーロー、無機素材、有機素材、無機有機複合素材、樹脂被膜を有する前記素材などが挙げられる。金属としては、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛などの非金属、鉄、圧延鋼、溶融亜鉛メッキ鋼、ステンレス鋼などの鋼、ブリキ、その他金属全般が挙げられる。ガラスとしては、ナトリウムガラス、石英ガラス、無アルカリガラス、水ガラスなどが挙げられる。
【0036】
ホーローとしては、金属表面にガラス質のホーローぐすりを焼き付け被覆したものが挙げられる。無機素材としては、例えば、アルミナ、ジルコニア、炭化ケイ素、窒化ケイ素などが挙げられる。有機素材としては、例えば、プラスチック、フイルム、木、木材、紙などが挙げられる。
【0037】
有機素材のプラスチックとしては、例えば、ポリカーボネート樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂、アクリル樹脂、ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂などの熱硬化性プラスチック基材または熱可塑性プラスチック基材、これらのプラスチック基材をナイロン繊維などで強化した繊維強化プラスチック(FRP)などが挙げられる。有機素材のフィルムとしては、アクリル樹脂フィルム、塩化ビニル樹脂フィルム、PET樹脂フィルム、ウレタン樹脂フィルムなどが挙げられる。
【0038】
無機有機複合素材としては、例えば、上記のプラスチックをガラス繊維、カーボン繊維などの無機繊維で強化した繊維強化プラスチック(FRP)などが挙げられる。樹脂被膜を有する前記素材の樹脂としては、例えば、アクリル系、アルキド系、ポリエステル系、ビニルエステル系、ウレタン系、アクリルシリコーン系、塩化ゴム系、フェノール系、メラミン系などの樹脂を含むコーティング剤から成る硬化被膜などが挙げられる。
【0039】
また、本発明のケイ素含有組成物が塗布される基材としては、特に制限はないが、例えば、建築構造物、土木構造物、産業用機器、輸送機器、交通標識、住宅用設備など、自動車や列車の車両やガラス、ソーラーパネル、浴室用ガラス、浴室用鏡、洗面所用鏡および建物用ガラスなどが挙げられる。
【0040】
ケイ素含有組成物から成る塗布液を基材表面に塗布する方法は、公知の方法から適宜選択することが出来る。例えば、エアーガン、エアレスガン、エアゾールスプレなどを用いたスプレーコーティング法、ディップコーティング法、スピンコーティング法、フローティング法、ロールコーティング法、刷毛塗り、スポンジ塗りなどが挙げられる。中でも、低圧スプレーまたは短毛ウーローラーが好ましい。また、前記塗布液を基材表面に塗布する際は、各種シャンプー、プライマー、洗浄剤、コンパウンド類、帯電防止剤などを使用して予め表面を洗浄し汚れを落とすなどの前処理の実施が好ましい。
【0041】
塗布液を基材表面に塗布した後の乾燥は、塗布液、基材の種類・性質に応じて適宜行えば良く、自然乾燥、加熱、赤外線などの何れの方法でもよい。
【0042】
本発明のケイ素含有組成物は、直接塗布したり、または、塗装した既存塗膜の上に塗装するだけで、防曇性、耐汚染性などが向上する。本組成物にハジキ防止剤、密着性向上剤、防藻剤、抗菌剤、防臭剤、紫外線吸収剤、界面活性剤などを配合することにより、更に塗膜機能を向上することが出来る。
【0043】
【実施例】
以下、本発明を、実施例により更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。なお、以下の例で採用した塗膜の評価方法(防曇試験および接触角)は次の通りである。
【0044】
<防曇試験>
水300ccを入れたビーカー500mlをバスに入れ温度を80℃にコントロールした。水温が80℃に達したら試験体のガラス板をかぶせるようにおき、ガラス板が濡れる時間を測定した。この時の室温は25℃であった。
防曇性能における判定基準は防曇性を発現するまでの時間で判定し、10秒以下:◎ 10秒を超えて〜20秒:○ 20秒を超えて〜30秒未満:△ 30秒以上:×とした。
【0045】
<接触角>
水に対する濡れ性を水と塗膜の接触角を測定することで評価した。接触角は、0.2ccの蒸留水を塗膜表面に滴下した後、拡大カメラで観察することによって行った。接触角が10°以下の場合、濡れ性が優れており、接触角が10°を超えて〜15°未満の場合、濡れ性は良好であり、接触角が15°以上の場合、濡れ性が劣っている。なお、濡れ性が優れている程、防曇性が優れていることを意味する。
【0046】
実施例1
メチルシリケートの部分加水分解縮合物(A成分)(三菱化学社製:商品名「MKCシリケートMS51」(示性式:SiO0.8(OCH3)2.4)100重量部(SiO2換算)、アルミ系触媒8%溶液(B成分)1.8重量部(固形分換算)、イオン交換水(C成分)7500重量部および工業用エタノール(D成分)5385重量部を70℃で5時間撹拌して加水分解・縮合反応させ、無色透明の反応物(1)を得た。反応物(1)中のメチルシリケートの含有量は、SiO2換算で0.8wt%である。
【0047】
得られた反応物(1)100重量部(SiO2換算)にコロイダルシリカ(E成分)(日産化学社製:商品名スノーテックスST−OUP 鎖状コロイダルシリカ)を100重量部(SiO2換算)を加え23℃で60分間撹拌して十分に混合し、ケイ素含有組成物を得た。ワークホース(クレシア社製の不織布)を使用して、予めガラス用コンパウンド(ソフト99社製)で研磨、洗浄したガラス基板に得られたケイ素含有組成物を塗布し、室温にて3日間乾燥後して試験体を作成した。表1に組成物の配合割合および防曇試験と接触角測定の結果を示す。
【0048】
実施例2
メチルシリケートの部分加水分解縮合物(A成分)(三菱化学社製:商品名「MKCシリケートMS51」(示性式:SiO0.8(OCH3)2.4)100重量部(SiO2換算)、アルミ系触媒8%溶液(B成分)1.8重量部(固形分換算)、イオン交換水(C成分)7500重量部および工業用エタノール(D成分)5385重量部を70℃で5時間撹拌して加水分解・縮合反応させ、無色透明の反応物(2)を得た。反応物(2)中のエチルシリケートの含有量は、SiO2換算で0.8wt%である。
【0049】
得られた反応物(2)100重量部(SiO2換算)にコロイダルシリカ(E成分)(日産化学社製:商品名スノーテックスST−OUP 鎖状コロイダルシリカ)を500重量部(SiO2換算)を加え23℃で60分間撹拌して十分に混合し、ケイ素含有組成物を得た。ワークホース(クレシア社製の不織布)を使用して、予めガラス用コンパウンド(ソフト99社製)で研磨、洗浄したガラス基板に得られたケイ素含有組成物を塗布し、室温にて3日間乾燥後して試験体を作成した。表1に組成物の配合割合および防曇試験と接触角測定の結果を示す。
【0050】
実施例3
メチルシリケートの部分加水分解縮合物(A成分)(三菱化学社製:商品名「MKCシリケートMS51」(示性式:SiO0.8(OCH3)2.4)100重量部(SiO2換算)、アルミ系触媒8%溶液(B成分)1.8重量部(固形分換算)、イオン交換水(C成分)1850重量部および工業用エタノール(D成分)1400重量部を70℃で2時間撹拌して加水分解・縮合反応させ、無色透明の反応物を得た。得られた反応物にイオン交換水(C成分)5650重量部および工業用エタノール(D成分)3985重量部を加え23℃で60分間撹拌して十分に混合し無色透明の反応物(3)を得た。反応物(3)中のメチルシリケートの含有量は、SiO2換算で0.8wt%である。
【0051】
得られた反応物(3)100重量部(SiO2換算)にコロイダルシリカ(E成分)(日産化学社製:商品名スノーテックスPS−SO パールスライクコロイダルシリカ)を20重量部(SiO2換算)を加え23℃で60分間撹拌して十分に混合し、ケイ素含有組成物を得た。ワークホース(クレシア社製の不織布)を使用して、予めガラス用コンパウンド(ソフト99社製)で研磨、洗浄したガラス基板に得られたケイ素含有組成物を塗布し、室温にて3日間乾燥後して試験体を作成した。表1に組成物の配合割合および防曇試験と接触角測定の結果を示す。
【0052】
実施例4
実施例1で得られたケイ素含有組成物をワークホース(クレシア製の不織布)を使用して、アクリルウレタン塗料(商品名「PU−701AQ」大日本色材工業社製)の塗膜の半分の面積に上塗りした試験体を3ヶ月間屋外暴露(平成15年3月〜6月、場所:茨城県猿島郡三和町)し、汚れの程度を目視観察した。その結果、試験体の上塗りした部分は、未塗布部分に比べて著しく汚れが少なかった。
【0053】
実施例5
メチルシリケートの部分加水分解縮合物(A成分)(三菱化学社製:商品名「MKCシリケートMS51」(示性式:SiO0.8(OCH3)2.4)100重量部(SiO2換算)、アルミ系触媒8%溶液(B成分)1.8重量部(固形分換算)、イオン交換水(C成分)7500重量部、工業用エタノール(D成分)5385重量部およびコロイダルシリカ(E成分)(日産化学社製:商品名スノーテックスST−OUP 鎖状コロイダルシリカ)を100重量部(SiO2換算)を70℃にて5時間撹拌して加水分解・縮合反応させ、ケイ素含有組成物を得た。この組成物中のメチルシリケートの含有量は、SiO2換算で0.8wt%である。ワークホース(クレシア社製の不織布)を使用して、予めガラス用コンパウンド(ソフト99社製)で研磨、洗浄したガラス基板に得られたケイ素含有組成物を塗布し、室温にて3日間乾燥後して試験体を作成した。表2に組成物の配合割合および防曇試験と接触角測定の結果を示す。
【0054】
実施例6
メチルシリケートの部分加水分解縮合物(A成分)(三菱化学社製:商品名「MKCシリケートMS51」(示性式:SiO0.8(OCH3)2.4)100重量部(SiO2換算)、アルミ系触媒8%溶液(B成分)1.8重量部(固形分換算)、イオン交換水(C成分)7500重量部、工業用エタノール(D成分)5385重量部およびコロイダルシリカ(E成分)(日産化学社製:商品名スノーテックスST−OUP 鎖状コロイダルシリカ)を100重量部(SiO2換算)を23℃にて60分間撹拌して十分に混合し、ケイ素含有組成物を得た。この組成物中のメチルシリケートの含有量は、SiO2換算で0.8wt%である。ワークホース(クレシア社製の不織布)を使用して、予めガラス用コンパウンド(ソフト99社製)で研磨、洗浄したガラス基板に得られたケイ素含有組成物−5を塗布し、80℃で3時間乾燥後して試験体を作成した。表2に組成物の配合割合および防曇試験と接触角測定の結果を示す。
【0055】
実施例7
エチルシリケートの加水分解縮合物(A成分)である「ES40」(ヒュルスジャパン社製)100重量部(SiO2換算)、アルミ系触媒8%溶液(B成分)1.8重量部(固形分換算)、イオン交換水(C成分)4296重量部および工業用エタノール(D成分)8531重量部を70℃にて5時間撹拌して加水分解・縮合反応させ、無色透明の反応物(4)を得た。反応物(4)中のエチルシリケートの含有量は、SiO2換算で0.8wt%である。
【0056】
得られた反応物(4)100重量部(SiO2換算)にコロイダルシリカ(E成分)(日産化学社製:商品名スノーテックスST−OUP 鎖状コロイダルシリカ)を100重量部(SiO2換算)を加えて23℃にて60分間撹拌して十分に混合し、ケイ素含有組成物を得た。ワークホース(クレシア社製の不織布)を使用して、予めガラス用コンパウンド(ソフト99社製)で研磨、洗浄したガラス基板に得られたケイ素含有組成物を塗布し、室温にて3日間乾燥後して試験体を作成した。表2に組成物の配合割合および防曇試験と接触角測定の結果を示す。
【0057】
比較例1
メチルシリケートの部分加水分解縮合物(A成分)(三菱化学社製:商品名「MKCシリケートMS51」(示性式:SiO0.8(OCH3)2.4)100重量部(SiO2換算)、アルミ系触媒8%溶液(B成分)0.01重量部(固形分換算)、イオン交換水(C成分)7500重量部および工業用エタノール(D成分)5385重量部を70℃にて5時間撹拌して加水分解・縮合反応させ、無色透明の反応物(5)を得た。反応物(5)中のメチルシリケートの含有量は、SiO2換算で0.8wt%である。
【0058】
得られた反応物(4)100重量部(SiO2換算)にコロイダルシリカ(E成分)(日産化学((株)製:商品名スノーテックスST−OUP 鎖状コロイダルシリカ)を5重量部(SiO2換算)を加えて23℃にて60分間撹拌して十分に混合し、ケイ素含有組成物を得た。ワークホース(クレシア社製の不織布)を使用して、予めガラス用コンパウンド(ソフト99社製)で研磨し洗浄したガラス基板に得られたケイ素含有組成物を塗布し、室温にて3日間乾燥後し試験体を作成した。表3に組成物の配合割合および防曇試験と接触角測定の結果を示す。
【0059】
比較例2
メチルシリケートの部分加水分解縮合物(A成分)(三菱化学社製:商品名「MKCシリケートMS51」(示性式:SiO0.8(OCH3)2.4)100重量部(SiO2換算)、アルミ系触媒8%溶液(B成分)1.8重量部(固形分換算)、イオン交換水(C成分)7500重量部および工業用エタノール(D成分)5385重量部を70℃にて5時間撹拌して加水分解・縮合反応させ、無色透明の反応物(6)を得た。反応物(6)中のメチルシリケートの含有量は、SiO2換算で0.8wt%である。
【0060】
得られた反応物(6)100重量部(SiO2換算)にコロイダルシリカ(E成分)(日産化学((株)製:商品名スノーテックスST−OUP 鎖状コロイダルシリカ)を2000重量部(SiO2換算)を加えて23℃にて60分間撹拌して十分に混合し、ケイ素含有組成物を得た。ワークホース(クレシア社製の不織布)を使用して、予めガラス用コンパウンド(ソフト99社製)で研磨し洗浄したガラス基板に得られたケイ素含有組成物を塗布し、室温にて3日間乾燥後して試験体を作成した。表3に組成物の配合割合および防曇試験と接触角測定の結果を示す。
【0061】
比較例3
メチルシリケートの部分加水分解縮合物(A成分)(三菱化学社製:商品名「MKCシリケートMS51」(示性式:SiO0.8(OCH3)2.4)100重量部(SiO2換算)、アルミ系触媒8%溶液(B成分)1.8重量部(固形分換算)、イオン交換水(C成分)7500重量部および工業用エタノール(D成分)5385重量部を70℃にて5時間撹拌して加水分解・縮合反応させ、無色透明の反応物(7)を調製した。反応物(7)中のメチルシリケートの含有量は、SiO2換算で0.8wt%である。
【0062】
得られた反応物(7)ワークホース(クレシア社製の不織布)を使用して、予めガラス用コンパウンド(ソフト99社製)で研磨し洗浄したガラス基板に得られた反応物(7)を塗布し、室温にて3日間乾燥後して試験体を作成した。表3に組成物の配合割合および防曇試験と接触角測定の結果を示す。
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】
【表3】
【0066】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、オルガノシリケート、触媒、水および溶剤とから成る組成物にコロイダルシリカを添加することによって、防曇性(曇り止め、水滴防止)、耐汚染性、汚染物除去性、親水性および透明性に優れ、かつ、白化およびクラックのない均一な塗膜を形成するケイ素含有組成物が提供され、本発明の工業的価値は顕著である。
Claims (6)
- A成分としてのオルガノシリケート:SiO2換算で100重量部、B成分としての触媒:0.1〜10重量部、C成分としての水:100〜50000重量部およびD成分としての溶剤:100〜50000重量部を反応させて得られた反応物とE成分としてのコロイダルシリカ:SiO2の換算で10〜1000重量部とから成るケイ素含有組成物。
- A成分としてのオルガノシリケート:SiO2換算で100重量部、B成分としての触媒:0.1〜10重量部、C成分としての水:100〜50000重量部、D成分としての溶剤:100〜50000重量部およびE成分としてのコロイダルシリカ:SiO2の換算で10〜1000重量部を反応させて得られた反応物から成るケイ素含有組成物。
- A成分としてのオルガノシリケート:SiO2換算で100重量部、B成分としての触媒:0.1〜10重量部、C成分としての水:100〜50000重量部、D成分としての溶剤:100〜50000重量部およびE成分としてのコロイダルシリカ:SiO2の換算で10〜1000重量部を含有するケイ素含有組成物。
- A成分のオルガノシリケートがメチルシリケートである請求項1〜3の何れかに記載のケイ素含有組成物。
- E成分のコロイダルシリカが、鎖状構造もしくはパールスライク構造を示している請求項1〜4の何れかに記載のケイ素含有組成物。
- 塗料用である請求項1〜5の何れかに記載のケイ素含有組成物。
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