JP2005067284A - 伝達比可変操舵装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】伝達比可変操舵装置において、ステアリングに接続される入力軸と転舵輪側に接続される出力軸を連結する際に発生する音を低減させる。
【解決手段】ステアリングに接続される入力軸の回転角に対して出力軸の回転角を可変にする伝達比可変機構と、入力軸と出力軸とを一体的に回転可能とする連結位置と、その連結状態を解除して伝達比可変機構により入力軸から出力軸への伝達比を可変とする非連結位置との間で移動可能に設けられた連結部材を連結位置に向かって付勢する弾性部材の付勢力に抗して連結部材を非連結位置に保持するソレノイドに駆動電圧を印加して連結部材を非連結位置に維持する一方、弾性部材の弾性力より小さくかつ連結部材が最終的に連結位置へ移動する間の移動速度を低減する抵抗となる電磁力を残存させる電圧低減過程を経て連結部材を最終的に連結位置まで移動させるソレノイド駆動制御装置を含む伝達比可変操舵装置。
【選択図】図6
【解決手段】ステアリングに接続される入力軸の回転角に対して出力軸の回転角を可変にする伝達比可変機構と、入力軸と出力軸とを一体的に回転可能とする連結位置と、その連結状態を解除して伝達比可変機構により入力軸から出力軸への伝達比を可変とする非連結位置との間で移動可能に設けられた連結部材を連結位置に向かって付勢する弾性部材の付勢力に抗して連結部材を非連結位置に保持するソレノイドに駆動電圧を印加して連結部材を非連結位置に維持する一方、弾性部材の弾性力より小さくかつ連結部材が最終的に連結位置へ移動する間の移動速度を低減する抵抗となる電磁力を残存させる電圧低減過程を経て連結部材を最終的に連結位置まで移動させるソレノイド駆動制御装置を含む伝達比可変操舵装置。
【選択図】図6
Description
本発明は、ステアリングハンドル操舵角の操舵輪に対する伝達比を可変とすることができる伝達比可変操舵装置に関するものである。
車両の操舵制御装置、特に自動車用の操舵制御装置において、近年、その更なる高機能化の一端として、操舵ハンドルの操舵角と転舵輪の転舵角との間の伝達比を変化させる伝達比可変機構(Variable Gear Ratio Steering=VGRS)を搭載したものが開発されている。車両の運転状態としては、例えば、車両速度(車速)を例示でき、高速運転時においては舵角変換比を小さくすることにより、ハンドル操作角の増加に対して操舵角が急激に大きくならないようにすれば、高速走行の安定化を図ることができる。他方、低速走行時には、逆に舵角変換比を大きくすることで、一杯まで切るのに必要なハンドルの回転数を減少させることができ、車庫入れや縦列駐車あるいは幅寄せなど、操舵角の大きい運転操作を非常に簡便に行なうことができる。
舵角変換比を可変化する機構としては、モータにより車輪操舵軸を回転駆動するタイプのものが主流である。具体的には、角度検出部が検出するハンドル操作角と車両運転状態とに応じて定まる舵角変換比とに基づいて、コンピュータ処理により最終的に必要な車輪操舵角を演算し、その演算された車輪操舵角が得られるように、ハンドル軸から機械的に切り離された車輪操舵軸をモータにより回転駆動する。
このような操舵制御方式においては、車輪操舵軸の回転をハンドル軸の回転に追従させるために、車輪操舵軸の角度位置(操舵軸角度位置)の目標操舵軸角度位置からの隔たりに応じて操舵軸駆動モータの回転速度を制御により調整することが行なわれている。例えば、追従制御が進んで操舵軸角度位置が目標角度位置に接近してくると、オーバーシュートしないように、モータの回転を低速で精密に制御する必要がある。他方、急ハンドルを切った場合などは、ハンドル操作に車輪操舵軸の回転が遅れないように、これを駆動するモータを高速で回転させる。
また、伝達比可変機構の故障時に伝達比可変機構をロックして伝達比を機械的に固定するロック装置も搭載されている。このロック装置は、伝達比可変機構のモータハウジング側にアーチ形状のロックアームを揺動自在に支持すると共に、ロータ軸に円盤状のロックホルダを固定しており、ロックアームの凸部をロックホルダの凹部内に係止させることでロック状態となり、モータハウジングとロータ軸との相対回転が阻止される構造になっている。これにより、エンジン停止時あるいは舵角変換比可変機構に対して過大な負荷の入力があった場合にロック状態として、ハンドルの操舵量と操舵輪の操舵量との関係を保つようにしている(特許文献1参照)。
特許文献1の伝達比可変操舵装置では、ロック装置によりロック状態となるときに、ロックアームをロックホルダに係合させる際に発生する音が車両の乗員に不快感を与えていた。
本発明の課題は、伝達比可変機構におけるロック機構動作時にロックアームをロックホルダに係合させる際に発生する音を低減させる伝達比可変操舵装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するための伝達比可変操舵装置を提供するものであって、請求項1によれば、
ステアリングに接続される入力軸と、
転舵輪側に接続される出力軸と、
入力軸の回転角に対して出力軸の回転角を可変にする伝達比可変機構と、
入力軸と出力軸とを一体的に回転可能とする連結位置(ロックホルダの位置)と、その連結状態を解除して伝達比可変機構により入力軸から出力軸への伝達比を可変とする非連結位置との間で移動可能に設けられた連結部材(ロックアーム)と、
その連結部材を連結位置に向かって付勢する弾性部材と、
その弾性部材の付勢力に抗して連結部材を非連結位置に保持するソレノイドと、
ソレノイドに駆動電圧を印加して連結部材を非連結位置に維持する一方、前記弾性部材の弾性力より小さくかつ前記連結部材が最終的に連結位置へ移動する間の移動速度を低減する抵抗となる電磁力を残存させる電圧低減過程を経て連結部材を最終的に連結位置まで移動させるソレノイド駆動制御装置と、
を含むことを特徴とする伝達比可変操舵装置として構成される。
ステアリングに接続される入力軸と、
転舵輪側に接続される出力軸と、
入力軸の回転角に対して出力軸の回転角を可変にする伝達比可変機構と、
入力軸と出力軸とを一体的に回転可能とする連結位置(ロックホルダの位置)と、その連結状態を解除して伝達比可変機構により入力軸から出力軸への伝達比を可変とする非連結位置との間で移動可能に設けられた連結部材(ロックアーム)と、
その連結部材を連結位置に向かって付勢する弾性部材と、
その弾性部材の付勢力に抗して連結部材を非連結位置に保持するソレノイドと、
ソレノイドに駆動電圧を印加して連結部材を非連結位置に維持する一方、前記弾性部材の弾性力より小さくかつ前記連結部材が最終的に連結位置へ移動する間の移動速度を低減する抵抗となる電磁力を残存させる電圧低減過程を経て連結部材を最終的に連結位置まで移動させるソレノイド駆動制御装置と、
を含むことを特徴とする伝達比可変操舵装置として構成される。
請求項2によれば、ソレノイド駆動制御装置は、連結部材を非連結位置から連結位置に移動させる際に、駆動電圧を漸減させる電圧低減過程を経て連結部材を最終的に連結位置まで移動させる構成をとる。
連結部材が連結時に発生する音の大きさは、概ね連結部材が連結する際の衝撃力に比例する。また、衝撃力は連結部材の移動速度の二乗に比例する。よって、連結部材の移動速度を遅くすれば連結時の音も小さくなる。
連結部材を非連結位置から連結位置に移動させるようににソレノイドへの印加電圧をゼロとしても、実際にはソレノイドのインダクタンス分と抵抗分によってソレノイドの駆動電圧は直ちにゼロとはならない。しかし、そのインダクタンス分と抵抗分による電圧の減少率よりも小さい減少率によってソレノイドへの印加電圧を漸減すれば、ソレノイドへの印加電圧を直ちにゼロにした場合(図5(a)参照)よりも連結部材の移動速度は遅くなり、連結時の音も小さくなる。
また、請求項3によれば、ソレノイド駆動制御装置は、連結部材を前記非連結位置から連結位置に移動させる際に、その連結部材が連結位置までは達しない手前位置で弾性部材の弾性力と前記ソレノイドの電磁力が釣り合うように駆動電圧を低減して、その連結部材をその手前位置で一旦停止させた後、最終的にソレノイドの駆動電圧をゼロとする構成もとることができる。
連結部材を非連結位置から連結位置の手前位置に移動させるようににソレノイドへの印加電圧を変化しても、実際にはソレノイドのインダクタンス分と抵抗分によってソレノイドの駆動電圧は直ちに該印加電圧値とはならない。しかし、連結部材を一旦停止することにより、ソレノイドの駆動電圧変化の遅れを吸収することが可能となる。また、最終的にソレノイドへの印加電圧をゼロとするときの連結部材の位置を連結位置の手前位置とすれば、連結時の衝撃力は弾性部材の弾性係数と連結部材の移動距離の積で求まるので小さくなり、連結時の音も小さくなる。
連結部材を前記連結位置から非連結位置に移動させる際の移動速度を遅くすれば連結時の音も小さくなる。しかし、連結に要する時間は長くなる。そこで、上記構成をとることにより、連結時の音も小さくすることができ、連結に要する時間も単にソレノイドへの印加電圧を漸減する場合に比べて短くできる。
請求項4によれば、本発明の伝達比可変操舵装置は、
入力軸と一体に回転するハウジングと、
このハウジング内に固定され回転軸が減速機を介して出力軸に回転を伝達する伝達比可変モータと、
伝達比可変モータの回転軸と同心的かつ一体的に形成され、外周部に少なくとも一つの係合凹部を有する回転部材と、
その回転部材の外周に対向して位置する係合爪部を有し、その係合爪部が前記係合凹部に係合した連結位置と、該係合爪部が係合凹部から離脱して回転部材の外周から一定の距離だけ離間した非連結位置との間で移動可能なようにハウジングに取り付けられた連結部材と、
その連結部材の係合爪部が回転部材の係合凹部に係合する連結位置に向かって連結部材を付勢する弾性部材と、
その弾性部材の付勢力に抗して連結部材をその係合爪部が回転部材の信号凹部から離脱して該回転部材の外周から離間した非連結位置に移動させた状態に付勢するソレノイドと、
を含み、
ソレノイド駆動制御装置が連結部材を非連結位置に付勢した状態から、電圧低減過程を経て連結部材を連結位置へ弾性部材の弾性力に基づいて移動させることにより、ハウジングを介して入力軸と伝達比可変モータの回転軸が一体化され、さらに減速機を介して入力軸と出力軸が一体的に回転可能となる伝達比可変操舵装置という構成をとることができる。
入力軸と一体に回転するハウジングと、
このハウジング内に固定され回転軸が減速機を介して出力軸に回転を伝達する伝達比可変モータと、
伝達比可変モータの回転軸と同心的かつ一体的に形成され、外周部に少なくとも一つの係合凹部を有する回転部材と、
その回転部材の外周に対向して位置する係合爪部を有し、その係合爪部が前記係合凹部に係合した連結位置と、該係合爪部が係合凹部から離脱して回転部材の外周から一定の距離だけ離間した非連結位置との間で移動可能なようにハウジングに取り付けられた連結部材と、
その連結部材の係合爪部が回転部材の係合凹部に係合する連結位置に向かって連結部材を付勢する弾性部材と、
その弾性部材の付勢力に抗して連結部材をその係合爪部が回転部材の信号凹部から離脱して該回転部材の外周から離間した非連結位置に移動させた状態に付勢するソレノイドと、
を含み、
ソレノイド駆動制御装置が連結部材を非連結位置に付勢した状態から、電圧低減過程を経て連結部材を連結位置へ弾性部材の弾性力に基づいて移動させることにより、ハウジングを介して入力軸と伝達比可変モータの回転軸が一体化され、さらに減速機を介して入力軸と出力軸が一体的に回転可能となる伝達比可変操舵装置という構成をとることができる。
上記構成によって、連結部材が連結位置へ移動して連結する時の音を小さくしつつ、入力軸(ステアリング)と出力軸(転舵輪)が一体的に回転可能となる伝達比可変操舵装置を提供できる。
連結部材が連結位置へ移動して連結する際に発生する音を低減させるという目的を、連結部材の移動速度を低減する方法により実現した。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例を参照して説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態にかかる伝達比可変操舵装置の説明を行なう。図1は、伝達比可変操舵装置1の構成図である。操舵ハンドル10が操舵軸12a(本発明における入力軸に相当)の上端に接続されている。また、この操舵軸12aの下端は伝達比可変機構14に接続されており、ピニオンシャフト12b(本発明における出力軸に相当)の上端が伝達比可変機構14に接続されている。また、ピニオンシャフト12bの下端には、ピニオン(図示せず)が設けられ、このピニオンがステアリングギヤボックス16内においてラックバー18に噛合されている。更に、ラックバー18の両端には、それぞれタイロッド20の一端が接続されると共に各タイロッド20の他端にはナックルアーム22を介して操舵輪24が接続されている。本実施例では、ラックバー18の往復動が、周知の油圧式、電動式あるいは電動油圧式のパワーアシスト機構(図示せず)により駆動補助されるパワーステアリングが採用されている。
また、操舵軸12aには、操舵ハンドル10の操舵角を検出する、ロータリエンコーダ等の周知の角度検出部からなるハンドル操舵角センサ25が設けられ、ピニオンシャフト12bには、操舵輪24の操舵角を検出する、同じくロータリエンコーダ等の角度検出部からなる出力角センサ26が設けられている。出力角センサ26は、伝達比可変機構14に内蔵されていてもかまわない。このハンドル操舵角センサ25及び出力角センサ26により検出された操舵ハンドル10の操舵角及び操舵輪24の操舵角は、操舵制御部30に入力される。更に、操舵制御部30には、車両速度を検出する車速センサ27から出力される車両速度が入力される。一方、操舵制御部30は、本発明におけるソレノイド駆動制御装置に相当し、伝達比可変機構14を制御するための制御信号の出力を行なう。
また、操舵制御部30は、周知のCPU31,RAM32,ROM33,入出力インターフェース34等を有し、これらがバスライン35により送受信可能に接続されたマイクロコンピュータにより構成されている。また、ROM33は、プログラム格納領域33aとデータ記憶領域33bとを有している。プログラム格納領域33aには操舵制御プログラム33pが格納される。データ記憶領域33bには操舵制御に必要なデータが記憶される。
ここで、伝達比可変機構14は、図2に示すようにモータ40および減速機42を備えて構成されている。また、モータ40はモータハウジング44内に固定されたステータ46及びロータ48を備えて構成されており、減速機42は、遊星歯車機構やハーモニックドライブギヤ機構を用いた減速機として構成されている。遊星歯車機構の場合、ロータ48と共に回転する回転軸50がサンギヤ52に固着され、プラネタリギヤ54がサンギヤ52及びモータハウジング44の内周面に形成されたリングギヤ56と噛み合わされている。また、プラネタリギヤ54がキャリア58に対して回転可能に取り付けられている。
また、モータハウジング44内のロータ48の上部(図2のA−A断面)には、図3に示すロック機構が設けられている。即ちモータハウジング44内のロータ48の上部には、アーチ形状を有し、アーチ形状の内側部に係合凸部60a(本発明における係合爪部に相当)を有するロックアーム60(本発明における連結部材に相当)が配置されている。このロックアーム60は、一端がモータハウジング44にピン44aにより揺動可能に取り付けられており他端に電磁コイル62を有している。また、図2のように、この電磁コイル62の上部にはモータハウジング44に固定されている板状の磁石64が対向配置されていると共に電磁コイル62の下部にはステータ46に固定されている金属板66が対向配置されている。なお、電磁コイル62,板状の磁石64および金属板66が本発明におけるソレノイドに相当する。
更に、ロックアーム60の電磁コイル62を有する側の端部には、バネ67(本発明における連結部材に相当)の一端が取り付けられていると共にこのバネ67の他端がモータハウジング44の内壁面に取り付けられロックアーム60を回転軸50の方向に付勢している。
一方、モータ40のロータ48の上面には、回転軸50に固着されロータ48と共に回転するロックホルダ68(本発明における回転部材に相当)が設けられている。このロックホルダ68には、ロックアーム60の係合凸部60aと係合する係合凹部68a(本発明における係合凹部に相当)が1カ所以上(図では4カ所)設けられている。
なお、モータ40側のモータハウジング44はピニオンシャフト12bの上端に接続されていると共に、キャリア58は図示しないユニバーサルジョイントを介して操舵軸12aの下端に接続されている。
この伝達比可変操舵装置1においては、まず、車速センサ27により検出された車両速度及びハンドル操舵角センサ25により検出された操舵角が操舵制御部30に入力されると、操舵制御部30は、CPU31が実行する操舵制御プログラム33pにより車両速度及び操舵角に基づき目標舵角の演算を行い、この目標舵角に基づく制御信号が伝達比可変機構14に対して出力される。この制御信号に基づき伝達比可変機構14のモータ40が駆動され操舵輪24に対して目標舵角に対応した操舵角を与える。
以下にロック機構の動作について説明する。操舵制御部30は、エンジン動作(イグニッションスイッチがオン状態)時およびモータ40が故障していない場合には、図3(a)に示すように、電磁コイル62に対して通電を行なうことにより、電磁コイル62に対しロックアーム60の下に隠れた格好になっている金属板66に沿った方向の力が作用する。これによりロックアーム60は、バネ67のバネ力に抗してモータハウジング44の内周壁方向、即ちロックホルダ68から離間する方向に移動しロックアーム60の係合凸部60aとロックホルダ68の係合凹部68aの係合が解除される(本発明における非連結位置に相当)。従って、操舵輪24側からの過大な逆入力が無い場合及びモータ40が故障していない場合には、伝達比可変機構を介して車速に基づき求められる伝達比により操舵輪24の操舵が行われる。
一方、エンジン停止(イグニッションスイッチがオフ状態)あるいはモータ40が故障したと判定した場合には、図4に示すように、電磁コイル62に対する通電を中止することにより、バネ67のバネ力によりロックアーム60の係合凸部60aとロックホルダ68の係合凹部68aとを係合させる(本発明における連結位置に相当)。つまり、ロックアーム60の係合凸部60aの位置がロックホルダ68の係合凹部68aの位置と一致する場合には、係合凸部60aと係合凹部68aが直接係合し、ロックアーム60の係合凸部60aの位置がロックホルダ68の係合凹部68aの位置と一致しない場合には、ロックホルダ68が回転することにより係合凸部60aの位置が係合凹部68aの位置と一致した時に係合凸部60aと係合凹部68aが係合する。従って、モータ40が故障した場合であっても固定された伝達比による操舵が可能となる。
なお、電磁コイル62に対する通電はPWM(=Pulse Width Modulation:パルス幅変調)制御により、印加電圧を調整する方法により行なう。操舵制御部30では、操舵制御プログラム33pによって電磁コイル62に印加する電圧を決定し、その印加電圧に対応するデューティ比に基づいてPWM信号を生成する。
次に、操舵制御部30のCPU31により実行される操舵制御プログラム33pの、本発明の第1の実施の形態におけるロック機構の動作処理の第1例について、図6のフローチャート,図3,図4および図5(b)を用いて説明する。まず、イグニッションスイッチ(図示せず)がオン状態からオフ状態に変化したかどうかを調べ、該変化がある場合(S1:Yes)には電磁コイル62に印加する電圧を図5(b)のようにV0からVbにするためにPWMデューティ比を変更する(S2)。その後で、ロック機構が動作中である旨のフラグをセットする(S3)。このとき、電磁コイル62の発生する電磁力が減じた分バネ67の収縮力が勝ることにより、図3(a)のように係合凸部60aがロックホルダ68の外縁部からd11だけ離れた位置(本発明の非連結位置に相当)にあったロックアーム60が、電磁コイル62の電磁力とバネ67の収縮力とが平衡する新たな位置、即ち、図3(b)のように係合凸部60aとロックホルダ68の外縁部との距離がd12の位置(本発明の手前位置に相当)に移動する。但し、係合凸部60aとロックホルダ68の外縁部は接触していないので、ロックホルダ68は回転可能である。
イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化しない場合(S1:No)で、イグニッションスイッチがオン状態である場合(S4:No)には、ロック動作を中止しロックアーム60を図3(a)の通常の解放位置に戻して伝達比可変操舵装置1の通常時における処理を実施する(S10)。イグニッションスイッチがオフ状態である場合(S4:Yes)には、ロック機構が動作中であるかどうかを調べ、ロック機構が動作中でない場合(S5:No)には、何もせずに処理を終了する。
イグニッションスイッチがオフ状態でロック機構が動作中である場合(S5:Yes)には、イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化してからの時間を調べ、所定の時間であるTb(例えば、5秒)を経過しているかどうか判定する。Tbを経過していない場合(S6:No)には、現在の状態を維持したまま処理を終了する。Tbを経過している場合(S6:Yes)には、電磁コイル62に対する印加電圧Vを0Vとし(S7)、ロック機構が動作中である旨のフラグをクリアする(S8)。このとき、電磁コイル62は電磁力を全く発生しなくなるのでバネ67の収縮力によって、図3(b)の状態から図4のように係合凸部60aが係合凹部68aに完全に係合し、ロック状態となる。
なお、Tbは、図3(a)のように係合凸部60aがロックホルダ68の外縁部からd11だけ離れた位置にあるロックアーム60が、図3(b)のように係合凸部60aとロックホルダ68の外縁部との距離がd12の位置に移動を完了するまでの時間よりも長く設定される。また、Tbは、電磁コイル62のインダクタンスおよび電磁コイル62に含まれる抵抗分によって決まる時定数(即ち、電磁コイル62の両端の電圧がV0からVbになるまでの遅れ時間)も考慮して決められるものである。
以下、操舵制御部30のCPU31により実行される操舵制御プログラム33pの、本発明の第1の実施の形態におけるロック機構の動作処理の第2例について、図7のフローチャート,図3,図4および図5(c)を用いて説明する。まず、イグニッションスイッチ(図示せず)がオン状態からオフ状態に変化したかどうかを調べ、該変化がある場合(S11:Yes)には電磁コイル62への印加電圧Vを図5(c)のようにV0からVcにするためにPWMデューティ比を変更する(S12)。その後で、ロック機構が動作中である旨のフラグをセットする(S13)。このとき、イグニッションスイッチがオン状態のときには、図3(a)のように係合凸部60aがロックホルダ68の外縁部からd11だけ離れた位置にあったロックアーム60が、電磁コイル62の電磁力が減じた分バネ67の収縮力により引かれ、両者が新たに平衡する平衡する位置、即ち、図3(b)のように係合凸部60aとロックホルダ68の外縁部との距離がd12の位置に移動する。但し、係合凸部60aとロックホルダ68の外縁部は接触していないので、ロックホルダ68は回転可能である。
イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化しない場合(S11:No)で、イグニッションスイッチがオン状態である場合(S14:No)には、ロック動作を中止しロックアーム60を図3(a)の通常の解放位置に戻して伝達比可変操舵装置1の通常時における処理を実施する(S21)。イグニッションスイッチがオフ状態である場合(S14:Yes)には、ロック機構が動作中であるかどうかを調べ、ロック機構が動作中でない場合(S15:No)には、何もせずに処理を終了する。
イグニッションスイッチがオフ状態でロック機構が動作中である場合(S15:Yes)には、電磁コイル62への印加電圧V(即ち、PWMデューティ比)を変更するタイミングかどうか調べ、変更タイミングであれば(S16:Yes)、電磁コイル62への印加電圧Vを現在の値からVcof(例えば0.1V)だけ減じた値となるようにPWMデューティ比を変更する(S17)。このとき、ロックアーム60は、電磁コイル62の電磁力が減じた分バネ67の収縮力が勝り、両者が新たに平衡する位置(ロックホルダ68に近づく位置)に移動する。変更タイミングでない場合(S16:No)には次のステップ(S18)に進む。
図5(c)において、電磁コイル62への印加電圧VがV1近傍の値をとると、バネ67の収縮力が電磁コイル62の電磁力を上回り、バネ67と電磁コイル62は平衡状態を保つことができず、係合凸部60aが係合凹部68aに係合する(図4参照)。
PWMデューティ比変更後の電磁コイル62への印加電圧VがV2以下とならない場合(S18:No)には、現在の状態を維持して処理を終了する。電磁コイル62への印加電圧VがV2以下となった場合(S18:Yes)には、電磁コイル62への印加電圧Vを0Vとし(S19)、ロック機構が動作中である旨のフラグをクリアする(S20)。
なお、電圧V1は、係合凸部60aと係合凹部68aが完全に係合した状態で電磁コイル62に印加したときに、係合状態が解除されない電圧の平均値である。また、電圧V2は、部品特性のばらつきを考慮した場合の係合状態が解除されないもの(いわゆる最悪値)で、電圧V1よりも小さい値を設定してある。
以下、操舵制御部30のCPU31により実行される操舵制御プログラム33pの、本発明の第1の実施の形態におけるロック機構の動作処理の第3例について、図8のフローチャート,図3,図4および図5(d)を用いて説明する。本処理は、イグニッションスイッチ(図示せず)がオン状態からオフ状態に変化した場合に、電磁コイル62に印加する電圧を図5(d)のように時間に対して一定に比率で減じていくものである。まず、イグニッションスイッチ(図示せず)がオン状態からオフ状態に変化したかどうかを調べ、該変化がある場合(S31:Yes)には電磁コイル62への印加電圧VをV0からVdofだけ減じるためにPWMデューティ比を変更する(S32)。そのあとで、ロック機構が動作中である旨のフラグをセットする(S33)。
イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化しない場合(S31:No)で、イグニッションスイッチがオン状態である場合(S34:No)には、ロック動作を中止しロックアーム60を図3(a)の通常の解放位置に戻して伝達比可変操舵装置1の通常時における処理を実施する(S41)。イグニッションスイッチがオフ状態である場合(S34:Yes)には、ロック機構が動作中であるかどうかを調べ、ロック機構が動作中でない場合(S35:No)には、何もせずに処理を終了する。
イグニッションスイッチがオフ状態でロック機構が動作中である場合(S35:Yes)には、電磁コイル62への印加電圧V(即ち、PWMデューティ比)を変更するタイミングかどうか調べ、変更タイミングであれば(S36:Yes)、電磁コイル62への印加電圧Vを現在の値からVdofだけ減じた値とするようにPWMデューティ比を変更する(S37)。変更タイミングでない場合(S36:No)には次のステップ(S38)に進む。このとき、ロックアーム60は、電磁コイル62の電磁力が減じた分バネ67の収縮力が勝り、電磁コイル62の電磁力とバネ67の収縮力とが平衡する位置(ロックホルダ68に近づく位置)に移動する。
図5(d)において、電磁コイル62に印加する電圧Vの値がV1近傍の値をとると、バネ67の収縮力が電磁コイル62の電磁力を上回り、バネ67と電磁コイル62は平衡状態を保つことができず、係合凸部60aが係合凹部68aに係合する(図4参照)。
PWMデューティ比変更後の電圧が0V以下となる場合(S38:Yes)は、V=0として(S39)ロック機構が動作中である旨のフラグをクリアする(S40)。
Vdofによって表される、電磁コイル62への印加電圧Vを時間に対して減じる比率(V0/Td)は、終始一定であってもよいし、係合凸部60aがロックホルダ68に係合する電圧値V1の近傍で該比率を変更する方法を採ってもよい。
上述した構成の他に、図11(a)のように、係合凸部60aと係合凹部68aの少なくとも一方あるいは双方にゴム等の弾性部材60bおよび68bを貼り付けることによって、係合凸部60aと係合凹部68aの係合時に発生する音をさらに低減することが可能である。また、先に説明したロック機構の動作処理を用いず、図5(a)のように、イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化した際に、電磁コイル62への印加電圧Vを直ちに0Vにした場合でも、該弾性部材を貼り付けることによって、係合凸部60aと係合凹部68aの係合時に発生する音を低減することが可能である。
また、図11(b)のように、バネ67を弾性係数の異なる2つのバネ67a,67bを直列接続するという構成とすることによって、係合凸部60aと係合凹部68aの係合時に発生する音をさらに低減することが可能である。これは、まず弾性係数のより大きいバネ67aが先に収縮し、次いで弾性係数のより小きいバネ67bが収縮することでロックアーム60の移動速度を遅くし、係合時の衝撃を緩和して音を小さくするものである。また、先に説明したロック機構の動作処理を用いず、図5(a)のように、イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化した際に、電磁コイル62への印加電圧Vを直ちに0Vにした場合でも、該弾性係数の異なる2つのバネという構成によって、係合凸部60aと係合凹部68aの係合時に発生する音を低減することが可能である。
さらに、上述の、係合凸部60aと係合凹部68aの少なくとも一方あるいは双方にゴム等の弾性部材を貼り付けること、および、バネ67を弾性係数の異なる2つのバネ67a,67bを直列接続するという構成とすることの両方を同時に用いても、係合凸部60aと係合凹部68aの係合時に発生する音をさらに低減することが可能である。この場合も、先に説明したロック機構の動作処理を用いず、図5(a)のように、イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化した際に、電磁コイル62への印加電圧Vを直ちに0Vにした場合でも、該弾性部材を貼り付け、かつ該弾性係数の異なる2つのバネを含む構成によって、係合凸部60aと係合凹部68aの係合時に発生する音を低減することが可能である。
次に、図9および図10を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる伝達比可変操舵装置の説明を行なう。なお、この第2の実施の形態にかかる伝達比可変操舵装置は、図1に示すように第1の実施の形態にかかる伝達比可変操舵装置1のロック機構(図2あるいは図3参照)の構造を、図9で示される構造に置換したものである。よって、ロック機構以外の部分については、第1の実施の形態にかかる伝達比可変操舵装置1の構成と同一であるため、第1の実施の形態にかかる伝達比可変操舵装置1の説明で用いた図1から図8において各構成に付した符号を用いて説明を行なう。
図9において、ロックピン70(本発明における連結部材に相当)は、モータハウジング上に取り付けられた回転ベース72に対し回転可能に取り付けられ、その後端部73においてがソレノイド75(本発明におけるソレノイドに相当)と結合されている。また、ソレノイド75の付勢が解除されたときに、ロックピン70を元の位置に弾性復帰させるコイルバネ71(本発明における弾性部材に相当)が設けられている。本構成により、ソレノイド75は印加された電圧に応じて、コイルバネ71による回転力に反して係合凸部70a(本発明における係合爪部に相当)を係合凹部68a(本発明における係合凹部に相当)から解放させる力をロックピン70に加えることができる。これにより、ロックピン70は回転ベース72を中心として係合凸部70aを係合凹部68aに係合、開放させるよう駆動することができる。なお、ソレノイド75は、PWMによりデューティ駆動される。
操舵制御部30のCPU31により実行される操舵制御プログラム33pの、本発明の第2の実施の形態におけるロック機構の動作処理の第1例について、図6のフローチャート,図5(b),図9,および図10を用いて説明する。まず、イグニッションスイッチ(図示せず)がオン状態からオフ状態に変化したかどうかを調べ、該変化がある場合(S1:Yes)にはソレノイド75への印加電圧Vを図5(b)のようにV0からVbにするためにPWMデューティ比を変更する(S2)。そのあとで、ロック機構が動作中である旨のフラグをセットする(S3)。このとき、ソレノイド75の吸引力が減じた分コイルバネ71の回転力が勝ることにより、図9(a)のように係合凸部70aがロックホルダ68の外縁部からd21だけ離れた位置(本発明の非連結位置に相当)にあったロックピン70が、ソレノイド75の吸引力とコイルバネ71の回転力とが平衡する新たな位置、即ち、図9(b)のように係合凸部70aとロックホルダ68の外縁部との距離がd22の位置(本発明の手前位置に相当)に移動する。但し、係合凸部70aとロックホルダ68の外縁部は接触していないので、ロックホルダ68は回転可能である。
イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化しない場合(S1:No)で、イグニッションスイッチがオン状態である場合(S4:No)には、ロック動作を中止しロックピン70を図9(a)の通常の解放位置に戻して伝達比可変操舵装置1の通常時における処理を実施する(S10)。イグニッションスイッチがオフ状態である場合(S4:Yes)には、ロック機構が動作中であるかどうかを調べ、ロック機構が動作中でない場合(S5:No)には、何もせずに処理を終了する。
イグニッションスイッチがオフ状態でロック機構が動作中である場合(S5:Yes)には、イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化してからの時間を調べ、所定の時間であるTb(例えば、5秒)を経過しているかどうか判定する。Tbを経過していない場合(S6:No)には、何もせずに処理を終了する。Tbを経過している場合(S6:Yes)には、ソレノイド75への印加電圧Vをゼロとし(S7)、ロック機構が動作中である旨のフラグをクリアする(S8)。このとき、ソレノイド75は吸引力を全く発生せずコイルバネ71の回転力によって、図9(b)の状態から図10のように係合凸部70aが係合凹部68aに完全に係合し、ロック状態となる。
なお、Tbは、図9(a)のように係合凸部70aがロックホルダ68の外縁部からd21だけ離れた位置にあるロックピン70が、図9(b)のように係合凸部70aとロックホルダ68の外縁部との距離がd22の位置に移動を完了するまでの時間よりも長く設定される。また、Tbは、ソレノイド75のインダクタンスおよびソレノイド75に含まれる抵抗分によって決まる時定数も考慮して決められるものである。
以下、操舵制御部30のCPU31により実行される操舵制御プログラム33pの、本発明の第2の実施の形態におけるロック機構の動作処理の第2例について、図7のフローチャート,図5(c),図9,および図10を用いて説明する。まず、イグニッションスイッチ(図示せず)がオン状態からオフ状態に変化したかどうかを調べ、該変化がある場合(S11:Yes)にはソレノイド75への印加電圧Vを図5(c)のようにV0からVcにするためにPWMデューティ比を変更する(S12)。その後で、ロック機構が動作中である旨のフラグをセットする(S13)。このとき、ソレノイド75の吸引力が減じた分コイルバネ71の回転力が勝ることにより、図9(a)のように係合凸部70aがロックホルダ68の外縁部からd21だけ離れた位置にあったロックピン70が、ソレノイド75の吸引力とコイルバネ71の回転力とが平衡する新たな位置、即ち、図9(b)のように係合凸部70aとロックホルダ68の外縁部との距離がd22の位置に移動する。但し、係合凸部70aとロックホルダ68の外縁部は接触していないので、ロックホルダ68は回転可能である。
イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化しない場合(S11:No)で、イグニッションスイッチがオン状態である場合(S14:No)には、ロック動作を中止しロックピン70を図9(a)の通常の解放位置に戻して伝達比可変操舵装置1の通常時における処理を実施する(S21)。イグニッションスイッチがオフ状態である場合(S14:Yes)には、ロック機構が動作中であるかどうかを調べ、ロック機構が動作中でない場合(S15:No)には、何もせずに処理を終了する。
イグニッションスイッチがオフ状態でロック機構が動作中である場合(S15:Yes)には、ソレノイド75への印加電圧V(即ち、PWMデューティ比)を変更するタイミングかどうか調べ、変更タイミングであれば(S16:Yes)、ソレノイド75への印加電圧Vを現在の値からVcof(例えば0.1V)だけ減じた値とするようにPWMデューティ比を変更する(S17)。このとき、ロックピン70は、ソレノイド75の吸引力が減じた分コイルバネ71により回転し、ソレノイド75の吸引力とコイルバネ71の回転力とが平衡する位置(ロックホルダ68に近づく位置)に移動する。変更タイミングでない場合(S16:No)には次のステップ(S18)に進む。
図5(c)において、ソレノイド75への印加電圧Vの値がV1近傍の値をとると、コイルバネ71の回転力がソレノイド75の吸引力を上回り、係合凸部70aが係合凹部68aに係合する(図10参照)。
PWMデューティ比変更後のソレノイド75への印加電圧VがV2以下とならない場合(S18:No)には、現在の状態を維持して処理を終了する。ソレノイド75への印加電圧VがV2以下となっている場合(S18:Yes)には、ソレノイド75への印加電圧Vをゼロとし(S19)、ロック機構が動作中である旨のフラグをクリアする(S20)。
なお、電圧V1は、係合凸部70aと係合凹部68aが完全に係合した状態でソレノイド75に印加したときに、係合状態が解除されない電圧の平均値である。また、電圧V2は、部品特性のばらつきを考慮した場合の係合状態が解除されないもの(いわゆる最悪値)で、電圧V1よりも小さい値を設定してある。
以下、操舵制御部30のCPU31により実行される操舵制御プログラム33pの、本発明の第1の実施の形態におけるロック機構の動作処理の第3例について、図8のフローチャート図5(d),図9,および図10を用いて説明する。本処理は、イグニッションスイッチ(図示せず)がオン状態からオフ状態に変化した場合に、ソレノイド75への印加電圧Vを図5(d)のように時間に対して一定に比率で減じていくものである。まず、イグニッションスイッチ(図示せず)がオン状態からオフ状態に変化したかどうかを調べ、該変化がある場合(S31:Yes)にはソレノイド75への印加電圧VをV0からVdofだけ減じるためにPWMデューティ比を変更する(S32)。そのあとで、ロック機構が動作中である旨のフラグをセットする(S33)。
イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化しない場合(S31:No)で、イグニッションスイッチがオン状態である場合(S34:No)には、ロック動作を中止しロックピン70を図9(a)の通常の解放位置に戻して伝達比可変操舵装置1の通常時における処理を実施する(S41)。イグニッションスイッチがオフ状態である場合(S34:Yes)には、ロック機構が動作中であるかどうかを調べ、ロック機構が動作中でない場合(S35:No)には、何もせずに処理を終了する。
イグニッションスイッチがオフ状態でロック機構が動作中である場合(S35:Yes)には、ソレノイド75への印加電圧V(即ち、PWMデューティ比)を変更するタイミングかどうか調べ、変更タイミングであれば(S36:Yes)、ソレノイド75への印加電圧Vを現在の値からVdofだけ減じた値とするようにPWMデューティ比を変更する(S37)。変更タイミングでない場合(S36:No)には次のステップに進む。このとき、ロックピン70は、ソレノイド75の吸引力が減じた分コイルバネ71により回転し、ソレノイド75の吸引力とコイルバネ71の回転力とが平衡する位置(ロックホルダ68に近づく位置)に移動する。
図5(d)において、ソレノイド75への印加電圧Vの値がV1近傍の値をとると、コイルバネ71の回転力がソレノイド75の吸引力を上回り、係合凸部70aが係合凹部68aに係合する(図10参照)。
PWMデューティ比変更後の電圧が0V以下となる場合(S38:Yes)は、V=0として(S39)ロック機構が動作中である旨のフラグをクリアする(S40)。
Vdofによって表される、ソレノイド75への印加電圧Vを時間に対して減じる比率(V0/Td)は、終始一定であってもよいし、係合凸部70aが係合凹部68aに係合する電圧値V1の近傍で比率を変更する方法を採ってもよい。
上述した構成の他に、図12のように、係合凸部70aと係合凹部68aの少なくとも一方あるいは双方にゴム等の弾性部材70bおよび68bを貼り付けることによって、係合凸部70aと係合凹部68aの係合時に発生する音をさらに低減することが可能である。また、先に説明したロック機構の動作処理を用いず、図5(a)のように、イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化した際に、ソレノイド75への印加電圧Vを直ちに0Vにした場合でも、該弾性部材を貼り付けることによって、係合凸部70aと係合凹部68aの係合時に発生する音を低減することが可能である。
また、図9において、コイルバネ71を弾性係数の異なる2つのコイルバネを直列接続するという構成(図示せず)とすることによって、係合凸部70aと係合凹部68aの係合時に発生する音をさらに低減することが可能である。これは、まず弾性係数のより大きいコイルバネが先に回転し、次いで弾性係数のより小きいコイルバネが回転することでロックピン70の移動速度を遅くし、係合時の衝撃を緩和して音を小さくするものである。また、先に説明したロック機構の動作処理を用いず、図5(a)のように、イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化した際に、ソレノイド75への印加電圧Vを直ちに0Vにした場合でも、該弾性係数の異なる2つのバネという構成によって、係合凸部70aと係合凹部68aの係合時に発生する音を低減することが可能である。
さらに、上述の、係合凸部70aと係合凹部68aの少なくとも一方あるいは双方にゴム等の弾性部材を貼り付けること、および、コイルバネ71を弾性係数の異なる2つのコイルバネを直列接続するという構成(図示せず)とすることの両方を同時に用いても、係合凸部70aと係合凹部68aの係合時に発生する音をさらに低減することが可能である。この場合も、先に説明したロック機構の動作処理を用いず、図5(a)のように、イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に変化した際に、ソレノイド75への印加電圧Vを直ちに0Vにした場合でも、弾性部材を貼り付け、かつ該弾性係数の異なる2つのバネを含む構成によって、係合凸部70aと係合凹部68aの係合時に発生する音を低減することが可能である。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
1 伝達比可変操舵装置
10 操舵ハンドル
12a 操舵軸
14 伝達比可変機構
24 操舵輪
26 舵角センサ
28 ECU
40 モータ
42 減速機
60 ロックアーム
60a 係合凸部
62 電磁コイル
64 磁石
68 回転部材
68a 係合凹部
70 ロックピン
70a 係合凸部
71 コイルバネ
75 ソレノイド
10 操舵ハンドル
12a 操舵軸
14 伝達比可変機構
24 操舵輪
26 舵角センサ
28 ECU
40 モータ
42 減速機
60 ロックアーム
60a 係合凸部
62 電磁コイル
64 磁石
68 回転部材
68a 係合凹部
70 ロックピン
70a 係合凸部
71 コイルバネ
75 ソレノイド
Claims (4)
- ステアリングに接続される入力軸と、
転舵輪側に接続される出力軸と、
前記入力軸の回転角に対して前記出力軸の回転角を可変にする伝達比可変機構と、
前記入力軸と前記出力軸とを一体的に回転可能とする連結位置と、その連結状態を解除して前記伝達比可変モータにより前記入力軸から前記出力軸への伝達比を可変とする非連結位置との間で移動可能に設けられた連結部材と、
その連結部材を前記連結位置に向かって付勢する弾性部材と、
その弾性部材の付勢力に抗して前記連結部材を前記非連結位置に保持するソレノイドと、
前記ソレノイドに駆動電圧を印加して前記連結部材を前記非連結位置に維持する一方、前記弾性部材の弾性力より小さくかつ前記連結部材が最終的に連結位置へ移動する間の移動速度を低減する抵抗となる電磁力を残存させる電圧低減過程を経て前記連結部材を最終的に前記連結位置まで移動させるソレノイド駆動制御装置と、
を含むことを特徴とする伝達比可変操舵装置。 - 前記ソレノイド駆動制御装置は、前記連結部材を前記非連結位置から前記連結位置に移動させる際に、前記駆動電圧を漸減させる電圧低減過程を経て前記連結部材を最終的に前記連結位置まで移動させる請求項1に記載の伝達比可変操舵装置。
- 前記ソレノイド駆動制御装置は、前記連結部材を前記非連結位置から前記連結位置に移動させる際に、その連結部材が前記連結位置までは達しない手前位置で前記弾性部材の弾性力と前記ソレノイドの電磁力が釣り合うように前記駆動電圧を低減して、その連結部材をその手前位置で一旦停止させた後、最終的にソレノイドの駆動電圧をゼロとする請求項1に記載の伝達比可変操舵装置。
- 前記伝達比可変操舵装置は、
前記入力軸と一体に回転するハウジングと、
このハウジング内に固定され回転軸が減速機を介して前記出力軸に回転を伝達する前記伝達比可変モータと、
前記伝達比可変モータの回転軸と同心的かつ一体的に形成され、外周部に少なくとも一つの係合凹部を有する回転部材と、
その回転部材の外周に対向して位置する係合爪部を有し、その係合爪部が前記係合凹部に係合した前記連結位置と、該係合爪部が前記係合凹部から離脱して前記回転部材の外周から一定の距離だけ離間した前記非連結位置との間で移動可能なように前記ハウジングに取り付けられた前記連結部材と、
その連結部材の係合爪部が前記回転部材の係合凹部に係合する前記連結位置に向かって前記連結部材を付勢する前記弾性部材と、
その弾性部材の付勢力に抗して前記連結部材をその係合爪部が前記回転部材の信号凹部から離脱して該回転部材の外周から離間した前記非連結位置に移動させた状態に付勢する前記ソレノイドと、
を含み、
前記ソレノイド駆動制御装置が前記連結部材を前記非連結位置に付勢した状態から、前記電圧低減過程を経て前記連結部材を前記連結位置へ前記弾性部材の弾性力に基づいて移動させることにより、前記ハウジングを介して前記入力軸と前記伝達比可変モータの回転軸が一体化され、さらに前記減速機を介して前記入力軸と前記出力軸が一体的に回転可能となる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の伝達比可変操舵装置。
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