JP2005062951A - エンコーダ信号伝送方式 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンコーダへ接続するデータ伝送線の配線の自由度を増すと同時にデータ伝送線のコストを低減する。
【解決手段】サーボモータ2の回転位置を検知するエンコーダ3と、サーボモータの回転位置、速度及びトルクの何れかを制御する制御アンプ1とを有し、エンコーダ3で検出したサーボモータ2の回転位置信号を前記制御アンプ1に伝送するエンコーダ信号伝送方式において、前記エンコーダ3と制御アンプ1との信号伝送を直流電力に重畳した信号により行う。
【選択図】 図6
【解決手段】サーボモータ2の回転位置を検知するエンコーダ3と、サーボモータの回転位置、速度及びトルクの何れかを制御する制御アンプ1とを有し、エンコーダ3で検出したサーボモータ2の回転位置信号を前記制御アンプ1に伝送するエンコーダ信号伝送方式において、前記エンコーダ3と制御アンプ1との信号伝送を直流電力に重畳した信号により行う。
【選択図】 図6
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種産業分野における搬送、加工、印刷、成型、工作機械等に適用されるモータ制御機器において、モータ回転角検出のために適用されるエンコーダのデータ伝送を行うエンコーダ信号伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ACサーボモータをDQ変換により制御するモータ制御装置として、例えばd相の電流指令を「0」とし、q相の電流指令を速度ループが出力されるトルク指令とし、モータの各u,v,w相の3相実電流およびロータ位置検出器で検出されたロータの位相を用いてd相,q相の2相電流Id,Iqを求め、この電流をモータ制御部に送って、このモータ制御部で各相指令値から減じてd相,q相の電流偏差を求め、電流制御器で電流偏差を比例・積分制御してd相指令電圧Vdおよびq相指令電圧Vqを求め、この2相の指令電圧Vd,VqからU,V,W相の3相指令電圧Vu,Vv,Vwを求め、電力増幅器に出力してインバータ等でサーボモータの各相に対して電流Iu,Iv,Iwを流してサーボモータの制御を行う構成を有するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、上記モータ制御装置で使用するエンコーダ信号伝送方式としては、例えば回転機の1回転内の位置を検出する1回転データ検出部と、回転機の正逆方向の回転回数を計数する多回転データ検出部と、エンコーダ内の異常検出およびエンコーダ情報を保持するステータス検出部とからなる信号検出部と、これら信号検出部の各々のデータをシリアルデータ列に変換し出力するデータ出力回路と、データ出力回路のデータを出力するタイミングを決める上位システムなどからの指令を受信するデータ入力回路と、データ入力回路とデータ出力回路の切り換えをする双方向バッファとからなるデータ入・出力部と、主電源OFF時に上記多回転データ検出部を動作させるバックアップ回路と、主電源のON/OFF状態を監視する電源ON/OFF検出回路とからなる電源制御部と、上位システムなどからの指令をデータ入・出力部により受信し、もくしは回転機に具備したコネクタ又はケーブル線を用いた書き込み制御信号線を介して受信するエンコーダ番号などの識別情報を記憶する回路部を備えており、エンコーダの入出力信号ラインを共用化し複数構成で使用する場合の主電源ON後のエンコーダ信号の出力形態を、上位システムからの要求に対してエンコーダ個別に1対1で出力する形態、もくしは上位システムからの要求にかかわらず主電源ONするとエンコーダ識別情報の順に順次連続した出力形態で信号入・出力するようにした多重伝送方式エンコーダが提案されている(例えば特許文献2参照)。
【0004】
また、他のエンコーダ信号伝送方式として、互いに90度位相差を有するA,B2相のインクリメンタル信号と、1回転中の原点を示す基準信号Z相と、3相ACサーボモータの相励磁切替信号(コミュテーション信号)CS1,CS2,CS3相とを出力する原信号出力部と、エンコーダ主電源の投入状態を検出する電源ON/OFF検出回路と、A,B2相の位相によりカウントアップパルス及びダウンパルスを出力する方向弁別回路と、カウントデータのプリロードができ前記方向弁別回路の出力パルスをカウントする第1のアップダウンカウンタおよび第2のアップダウンカウンタと、電源ON後のA,B2相のレベルにより前記第1のアップダウンカウンタにプリロードする初期データを出力する初期値検出回路と、エンコーダの1回転当たりの分解能を設定するパルス数設定値と前記A,B相と基準信号Z相と前記第2のアップダウンカウンタからのカウントデータより第2のアップダウンカウンタへ供給するプリロードデータとこのデータをロードするためのプリロード信号と初回の基準信号Z相の検出有無を示すプリロードフラグを出力するパルス数判別回路と、外部からのデータ要求信号を受信し要求信号受信と同時に前記原信号出力部からのCS1,CS2,CS3相と前記第1のアップダウンカウンタおよび第2のアップダウンカウンタからのデータとプリロードフラグを保持、かつシリアルデータに変換し出力するデータ送受信回路とを備えたロータリエンコーダが提案されている(例えば特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−23700号公報(第2頁、図13)
【特許文献2】
特開平8−233599号公報(第1頁〜第5頁、図1,図2)
【特許文献3】
特開2001−116589号公報(第1頁〜第6頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、3相電流から2相電流への変換及び2相電圧から3相電圧への変換では、常に力率=1の状態で電流の制御が行うことができ、指令に対する位相の遅れや振幅の減衰等の偏差が存在することを防止して、直流モータと同程度のトルク制御を行うことができるものであるが、モータ制御部を構成する電力増幅器のインバータから出力されるサーボモータ出力はパルス幅変調(PWM)されているため、ノイズ発生源となる。このため、エンコーダとモータ制御部との間のデータ伝送への影響を避けるために、このデータ伝送線と3相電力線とは離して配置するなど配線上の配慮が必要であり、機器へのサーボモータ組込みに対する制約となっているという未解決の課題がある。また、データ伝送線は特許文献2及び3に記載された従来例のように、配線数を低減しても、エンコーダへのDC電源供給ライン(DC,GND)とデータ伝送用差動信号ラインの最低4本の電線は必要であり、コストも嵩むという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、エンコーダへ接続するデータ伝送線の配線の自由度を増すと同時にデータ伝送線のコストを低減することができるエンコーダ信号伝送方式を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係るエンコーダ信号伝送方式は、電動モータの回転位置を検知するエンコーダと、前記電動モータの回転位置、速度及びトルクの何れかを制御する制御手段とを有し、エンコーダで検出した電動モータの回転位置信号を前記制御手段に伝送するエンコーダ信号伝送方式において、前記エンコーダと制御手段との信号伝送を直流電力に重畳した信号により行うことを特徴としている。
【0008】
また、請求項2に係るエンコーダ信号伝送方式は、請求項1に係る発明において、前記制御手段は、出力側にスイッチング素子で構成されたパルス幅変調制御を行うインバータを有し、当該制御手段とエンコーダとの間の信号伝送を前記インバータのパルス幅変調スイッチングタイミングにおける非パルスエッジタイミングで行うことを特徴としている。
【0009】
さらに、請求項3に係るエンコーダ信号伝送方式は、請求項2に係る発明において、前記制御手段は、前記インバータのパルス幅変調出力電圧指令の振幅と位相とを検出する出力電圧検出手段を有し、該出力電圧検出手段の検出結果に基づいて前記エンコーダとの間の信号伝送タイミングを決定するように構成されていることを特徴としている。
さらにまた、請求項4に係るエンコーダ信号伝送方式は、請求項1乃至3の何れかに係る発明において、前記制御手段及び前記電動モータ間の出力電力線と、前記制御手段及びエンコーダ間の信号伝送線とを同一多芯ケーブル内の電線で構成するようにしたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す概略構成図であり、図中、1は100V又は200Vの3相電力が入力されてモータ制御出力を出力する制御手段としての制御アンプであって、この制御アンプ1から出力されるモータ制御出力が3相電力線7を介して永久磁石モータで構成される電動モータとしてのサーボモータ2に入力される。
【0011】
このサーボモータ2には、その回転軸の回転角を検出するエンコーダ3が取付けられ、このエンコーダ3で検出した回転角データが2本の信号線4a及び4bを有するエンコーダ信号線4を介して制御アンプ1へ伝送される。このエンコーダ信号線4には、その両端が夫々終端回路5及び6によって終端されている。これら終端回路5及び6の夫々は、2本の信号線4a及び4b間に介挿されたコンデンサCと抵抗Rとで構成されている。
【0012】
ロータリエンコーダ3は、図2に示すように、アルミニウムを切削加工して形成した大内径部及び小内径部を有して円筒状に形成されたエンコーダケース11と、エンコーダケース11の左端を閉塞するプリント基板12と、エンコーダケース11の小円形部の内周面に、2個のベアリング13a及び13bを介して回転自在に支持されたアルミニウム製の中空軸16とを有する。
【0013】
中空軸16とプリント基板12との間には1回転に1パルス以上のパルスを出力し、そのパルス数と回転方向を検出するための磁気的パルスエンコーダ部17が形成され、エンコーダケース11とプリント基板12との間には1回転以内の絶対角度を検出する一回転光学式アブソリュートエンコーダ部18が形成されている。
磁気的パルスエンコーダ部17は、中空軸16の左端に取付けられたリング状の磁気式パルスエンコーダ用磁石19と、プリント基板12の裏面側における磁気式パルスエンコーダ用磁石19と対向する位置に配設された磁気センサ20とで構成されている。
【0014】
光学式アブソリュートエンコーダ部18は、中空軸16に取付けられた磁気式パルスエンコーダ用磁石19の左表面にアルミニウム板等の非磁性材で形成されたスペーサ21を介して接着された外周部に複数のスリットパターンを形成し且つ不透明なフィルム又はプラスチック板等により形成された回転スリット板22と、この回転スリット板22のスリット部を挟んむようにエンコーダケース11とプリント基板12とに対向配置された発光素子23及び受光素子24とで構成されている。
【0015】
そして、磁気的エンコーダ部17及び光学式アブソリュートエンコーダ部18で検出されるパルス信号が図3に示すようにエンコーダ伝送制御回路25に供給されている。
このエンコーダ伝送制御回路25は、エンコーダ信号線4に接続された送信回路26及び受信回路27と、これら送信回路26及び受信回路27が接続されたエンコーダ制御回路28とで構成されている。
【0016】
送信回路26は、図4に示すように、エンコーダ信号線4の2本の信号線4a及び4bに接続された信号線L1及びL2を有し、これら信号線L1及びL2に、信号送信部31、定電流回路32、この定電流回路32における信号線L1の出力側に接続された引き込み電流検出用抵抗33、定電圧回路34及びノイズフィルタ35がこれらの順に接続され、ノイズフィルタ35のフィルタ出力がロータリエンコーダ3の内部電源としてエンコーダ制御回路28により利用される。
信号送信部31は、信号線L1及びL2間に直列に介挿されたNPNトランジスタ36と抵抗37との直列回路で構成され、トランジスタ36のベースに送信信号TXDが入力され、コレクタが信号線L1に接続され、エミッタが抵抗37を介して信号線L2に接続されている。
【0017】
また、定電流回路32は、エミッタが信号線L1にエミッタ及びコレクタが介挿されたPNP型トランジスタ38と、このトランジスタ38のベースと信号線L2との間にコレクタ及びエミッタが介挿されたNPN型トランジスタ39と抵抗40の直列回路と、後述する送信制御信号TXENに基づく信号が非反転入力端子に、引き込み電流検出用抵抗33で検出されるA点の電位が分圧抵抗41及び42で分圧された検出電位が反転入力側に夫々入力され、出力端子がトランジスタ39のベースに接続されたオペアンプ43とで構成されている。この第1の定電圧回路32で、トランジスタ38と引き込み電流検出用抵抗33との接続点Aの電位を一定に保ってエンコーダ3に流れ込む電流値を一定に保つようにしている。すなわち、接続点Aの電位が抵抗41及び42で分圧されてオペアンプ43の反転入力側に印加されることにより、この分圧電位がオペアンプ43の非反転入力側に供給される基準電位と比較され、その比較結果によって、トランジスタ39が制御されてトランジスタ38を流れる電流値を制御することにより、外部のエンコーダ信号線4から引き込む電流値を例えば100mAの一定値に保つことができる。
【0018】
さらに、定電圧回路34は、信号線L1及びL2間にコレクタ及びエミッタが介挿されたNPN型トランジスタ51と、信号線L1及びL2間に接続された抵抗52及びツェナーダイオード53の直列回路と、この直列回路と並列に接続された分圧抵抗54及び55を直列に接続した直列回路と、抵抗52及びツェナーダイオード53の接続点が反転入力側に、抵抗54及び55の接続点が非反転入力側に夫々接続され、且つ出力側がトランジスタ51のベースに接続されたオペアンプ56とで構成されている。また、定電圧回路34の抵抗52及びツェナーダイオード53の接続点と信号線L2との間に抵抗57、58及びドライバ59が介挿され、ドライバ59の反転制御端子にインバータ60を介して送信制御信号TXENが入力され、抵抗57及び58の接続点が定電流回路32におけるオペアンプ43の非反転入力側に接続されている。
【0019】
この定電圧回路34では、信号線L1における抵抗52及び54の接続点間となるB点の電位を一定値に保つようにしている。すなわち、ツェナーダイオード53と抵抗52によりオペアンプ56の反転入力側に基準電圧を印加し、この基準電圧とB点の電位を抵抗54及び55で分圧された電圧とがオペアンプ56で比較され、その比較結果でトランジスタ51を制御することにより、B点の電位を一定値に保つことができる。
さらにまた、ノイズフィルタ35は、信号線L1に介挿されたコイル61と信号線L1及びL2間に接続されたコンデンサ62とを有し、これらコイル61及びコンデンサ62でローパスフィルタが構成されている。
【0020】
また、受信回路27は、図5に示すように、エンコーダ信号線4の信号線4a及び4bに接続される入力端子71a及び71bと、入力端子71aに直流をカットするカップリングコンデンサ72を介して反転入力側が接続され、非反転入力側に抵抗73及び74によって形成された受信信号を2値化するための閾値電圧が入力されるコンパレータ75と、このコンパレータ75の反転入力側にバイアス電位を印加する抵抗76及び77とで構成されている。そして、コンパレータ75で2値化された信号が受信信号RXDとしてエンコーダ3の内部回路に供給され、抵抗73及び76の接続点と抵抗74及び77の接続点が、エンコーダの内部回路に接続されて、エンコーダから電源が供給される。
【0021】
さらに、エンコーダ制御回路28は、制御アンプ1から後述するように送信される回転角データ要求を受信回路27で受信し、その受信信号RXDが入力されると、磁気的エンコーダ部17で検出されるサーボモータ2の回転方向と回転角を表すパルス信号と、光学式アブソリュートエンコーダ部18で検出されるサーボモータ2の1回転内の絶対角を表すパルス信号とに基づいてサーボモータ2の回転角データを演算し、演算した回転角データを受信した回転角データ要求の受信タイミングに同期するようにタイミング補正を行った後、送信制御信号TXENをオン状態とすると共に、回転角データを回転角要求の受信タイミングに同期させた送信データTXDとして送信回路26に出力する。
【0022】
したがって、送信回路26では、エンコーダ制御回路28から送信データTXDがない場合には、送信制御信号TXENが低レベルとなっており、定電流回路32におけるオペアンプ43の非反転入力側に供給される基準電位が接続点Aの電流値を図6(a)に示すように例えば100mAの基準電流値IAの直流に制御しているが、この状態からエンコーダ3が送信状態となると、送信制御信号TXENが高レベルに反転され、これによって、インバータ60及びドライバ59によりオペアンプ43の非反転入力側に印加する基準電位を非送信時よりも引き下げ、これによって、エンコーダ3が引き込む電流値を90mAに下げる。この送信制御信号TXENを高レベルに反転させると同時に送信データTXDがトランジスタ36のベースに入力され、この送信信号TXDがオンである場合には、20mAを引き込み、送信信号TXDがオフである場合には、電流引き込みを停止する。この引き込み電流がエンコーダ内部に引き込まれる90mAと重畳され、エンコーダ信号線4上で、図6(a)に示すように、100mA±10mAでピーク間電流値IPPが20mAとなる電流波形が得られる。このときのエンコーダ信号線4の電圧波形は、図6(b)に示すように、ロータリエンコーダ3からの信号伝送がない場合に、例えば12Vの直流電圧となり、ロータリエンコーダ3から信号を伝達する場合には12Vの直流に±0.5Vでピーク間電圧値VPPが1.0Vとなる電圧を発生させる。
【0023】
また、制御アンプ1は、図7に示すように、外部から入力される速度指令値が速度制御器81に入力され、この速度制御器81にはロータリエンコーダ3からエンコーダ信号線4を介して入力されるサーボモータ2の回転角データを取り込むエンコーダ伝送部82からの回転位置情報が速度フィードバック値として入力され、速度指令値と速度フィードバック値との偏差が演算され、これに基づいてサーボモータ2の直交するdq座標軸上の2相電流指令値Id* 及びIq* を出力する。
【0024】
この速度制御器81から出力される電流指令値Id* 及びIq* は、減算器83に供給され、この減算器83で、後述するインバータからサーボモータ2に出力されるUVW相の電流検出値をA/D変換器84でディジタル値に変換し、このディジタル値をdq変換器85で変換したサーボモータ2の直交するdq座標軸上の2相電流Id,Iqを減算して、両者の偏差を算出し、この偏差がPI制御器86に供給される。
【0025】
このPI制御器86では、入力される2相電流偏差に対して比例積分制御を行うことにより、サーボモータ2へ印加するdq2相電圧を形成し、このdq2相電圧をUVW変換器87でサーボモータ2に印加するUVW相の電圧指令値に変換し、変換した3相電圧指令値をパルス幅変調回路88に供給してパルス幅変調してからインバータ89に供給してサーボモータ2に供給するモータ制御信号を形成する。
ここで、パルス幅変調回路88は、所定周波数の搬送波としての三角波を形成する三角波発生器90と、この三角波発生器90から出力される三角波信号とUVW変換器87から出力される3相電圧指令値とを比較する比較器91とで構成されている。
【0026】
また、インバータ89は、図8に示すように、3相交流電源を直流変換するダイオード整流器95と、このダイオード整流器95の出力信号を平滑化するインダクタ96及びコンデンサ97とで構成される平滑化回路98と、この平滑化回路98から出力される直流をパルス幅変調処理するインバータ主回路99とで構成されている。インバータ主回路99は、サーボモータ2に供給するUVWの3相出力に対応するスイッチング素子SUU,SUV及びSUWを有する上アーム回路99Uと、同様にサーボモータ2に供給するUVWの3相出力に対応するスイッチング素子SLU,SLV及びSLWを有する下アーム回路99Lとを有し、上アーム回路99Uの各スイッチング素子SUU,SUV及びSUWのベースには比較器91から出力されるUVW相のパルス幅変調信号がそのまま供給され、下アーム回路99Lの各スイッチング素子SLU,SLV及びSLWのベースには比較器91から出力されるUVW相のパルス幅変調信号が反転されて入力されることにより、サーボモータ2に対するUVW相出力が形成され、これがサーボモータ2に供給される。
【0027】
そして、UVW変換器87から出力される3相電圧指令値とパルス幅変調回路88の三角波発生回路90から出力される三角波信号とがエンコーダ伝送タイミング生成回路100に入力される。このエンコーダ伝送タイミング生成回路100では、入力される3相電圧指令値と三角波信号とに基づいて三角波信号の正負の頂点位置で且つパルス幅変調信号のパルスエッジを含まないパルス幅即ちU相、V相及びW相のパルス幅変調信号及びその反転信号を個別にアンド回路に供給することにより、U相、V相及びW相のパルス幅変調信号及びその反転信号の最小幅のパルス幅と等しいパルス幅の伝送タイミング信号を形成し、形成した伝送タイミング信号をエンコーダ伝送部82に出力する。
【0028】
このエンコーダ伝送部82では、入力される伝送タイミング信号がオン状態であるときにエンコーダ3に対してエンコーダ信号線4を介して回転角データ要求を送信する。
そして、制御アンプ1からサーボモータ2への出力電力線と、制御アンプ1とエンコーダ3との間のエンコーダ信号伝送線4とが同一多心ケーブル内の電線を使用して配線されている。
【0029】
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、制御アンプ1の速度制御器81に“0”の速度指令値が入力されていると共に、サーボモータ2が停止しており、インバータ89から出力されるU相、V相及びW相のモータ制御信号も“0”であるものとする。このサーボモータ停止状態でも、制御アンプ1のエンコーダ伝送部82とエンコーダ3との間がエンコーダ伝送線4で接続されているので、エンコーダ3におけるエンコーダ伝送制御回路25の送信回路26では、定電流回路32及び定電圧回路34で定電圧且つ定電流の内部電源を形成し、この内部電源が受信回路27、エンコーダ制御回路28、磁気的エンコーダ部17及び光学的アブソリュートエンコーダ部18に供給されるので、エンコーダ3が正常な動作状態に維持される。
【0030】
このサーボモータ停止状態で、所望の速度指令値が速度制御器81に入力されると、エンコーダ伝送部82から入力される回転速度フィードバック信号が“0”であるので、両者の偏差即ち速度指令値に応じた電流指令値Id* 及びIq* が減算器83に出力される。この減算器83にはインバータ89から出力されるU相、V相及びW相のモータ制御信号が“0”であるので、dq変換器85から“0”のdq2相電流Id及びIqが入力されるので、電流指令値Id* 及びIq* がそのままPI制御部86に出力される。
【0031】
このPI制御部86では、電流指令値Id* 及びIq* に対して比例積分制御を行って、dq2相電圧指令値Vd* 及びVq* をUVW変換器87に出力し、このUVW変換器87でU相、V相及びW相の3相電圧指令値に変換し、この3相電圧指令値をパルス幅変調回路88及びエンコーダ伝送タイミング生成回路100に供給する。
【0032】
このため、パルス幅変調回路88では、図9(a)に示すように、三角波発生器90から出力される三角波とUVW変換器87から出力されるU相、V相及びW相の3相電圧指令値とを比較器91で比較することにより、この比較器91から図9(b)〜(d)に示すU相、V相及びW相のパルス幅変調信号が出力され、これらがインバータ89の上アーム回路99Uのスイッチング素子SUU、SUV及びSUWにそのまま供給されると共に、下アーム回路99Lのスイッチング素子SLU、SLV及びSLWに反転即ち逆位相で供給されることにより、このインバータ89から3相制御出力がサーボモータ2に出力されて、サーボモータ2が回転駆動される。
【0033】
このように、サーボモータ2が回転駆動されると、制御アンプ1のエンコーダ伝送部82で、エンコーダ3に対して回転角データの送信を要求する回転角データ要求を送信する。このとき、UVW変換器87から出力される3相電圧指令値と三角波発生器90から出力される三角波とがエンコーダ伝送タイミング生成回路100に供給されているので、このエンコーダ伝送タイミング生成回路100で、三角波の正負の頂点近傍で最小のパルス幅となる伝送タイミング信号を生成する。すなわち、三角波が正であるときに3相電圧指令値の内の最大値と三角波とを比較してパルス信号を形成し、三角波が負であるときに3相電圧指令値の内の最小値と三角波とを比較してパルス信号を形成することにより、図9(e)に示すように図9(b)〜(d)のパルス幅変調信号のパルスエッジを含まない伝送タイミング信号を生成し、これをエンコーダ伝送部82に出力する。
【0034】
このため、エンコーダ伝送部82では、図9(f)に示すように、伝送タイミング信号のオン区間で回転角データ要求をエンコーダ3にエンコーダ伝送線4を介して送信する。このように、搬送波となる三角波の正負の頂点近傍で伝送タイミング信号のオン区間で回転角データ要求を送信することにより、回転角データ要求の送信時にパルス幅変調信号のパルスエッジが存在することがないので、制御アンプ1及びサーボモータ2間の3相電力供給線とエンコーダ伝送線4とを近接した場合でも、回転角データ要求に対するノイズの影響を確実に回避することができる。
【0035】
そして、図10に示すように、制御アンプ1から三角波周期の1/2の倍数で回転角データ要求をエンコーダ3に送信し、この回転角データ要求を受信回路27で受信し、その受信信号がエンコーダ制御回路28に入力されると、このエンコーダ制御回路28で、磁気的エンコーダ部17で検出した回転角及び回転方向を表すパルス信号と、光学的アブソリュートエンコーダ部18で検出した1回転内の絶対角を表すパルス信号とに基づいて回転角データを演算する回転角演算処理を行い、次いで回転角データ要求に同期させるように送信タイミングを補正してから送信制御信号TXENをオン状態とすると共に、回転角データ要求に同期させて回転角データを送信データTXDとして送信回路26に供給する。
【0036】
このため、送信回路26で、前述した図6(a)及び(b)に示すように、三角波の正負の頂点近傍で制御アンプ1のパルス幅変調信号のパルスエッジが存在しないパルス幅で回転角データを制御アンプ1のエンコーダ伝送部82に送信する。
そして、エンコーダ伝送部82から回転角データが速度フィードバック信号として速度制御器81に供給されて、速度指令値との偏差が算出され、これによりdq2相電流指令値Id* 及びIq* が算出されて、減算器83でdq変換器85から供給されるdq2相電流値Id及びIqが減算されて、両者の偏差に基づいてPI制御器86で比例積分制御を行い、UVW変換器87で3相電圧指令値に変換し、パルス幅変調回路88でU相、V相及びW相のパルス幅変調波が形成され、これがインバータ89でU相、V相及びW相の3相制御出力がサーボモータ2に供給されて、サーボモータ2が速度指令値に応じた速度で回転制御される。
【0037】
このように、上記第1の実施形態によると、制御アンプ1とエンコーダ3とを結ぶエンコーダ伝送線4で、エンコーダ3に供給する直流電力に伝送信号を重畳することにより、情報伝送を行うようにしたので、2本の信号線で済みエンコーダ伝送線4のコストを低減することができる。
また、エンコーダ伝送線4で送信する伝送信号をインバータによるパルス幅変調信号のスイッチングエッジが存在しない伝送タイミングで伝送するようにしたので、パルス幅変調信号のパルスエッジによるノイズの影響を受けることなく伝送信号を正確に送受信することができる。
【0038】
このため、制御アンプ1とエンコーダ3との間を接続するエンコーダ伝送線4の配設を制御アンプ1からサーボモータ2に供給する電力線の影響を受けることがなく配設することができ配線の自由度を向上させることができ、サーボモータ2に対する電力線とエンコーダ伝送線4とを同一多芯ケーブル内に共存させることが可能となり、配線作業を効率よく行うことができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図11及び図12に基づいて説明する。
この第2の実施形態では、UVW変換器77で変換されるU相、V相及びW相の3相電圧指令値の値が大きな値となった場合でも、ノイズの影響を受けることなく、エンコーダ伝送部82におけるエンコーダ3との間のデータ伝送を確保するようにしたものである。
【0039】
すなわち、第2の実施形態では、制御アンプ1の構成としては、前述した第1の実施形態と同様の構成を有するが、エンコーダ伝送タイミング生成回路100での伝送タイミング信号の生成方法が変更されている。
このエンコーダ伝送タイミング生成回路100では、サーボモータ2への出力電圧指令値が大きくなった場合には、パルス幅変調信号を生成するための正弦波制御信号の振幅が大きくなり、三角波の正負の頂点近傍のパルス幅変調におけるスイッチングのない期間が短くなり、特に、100%に近い出力電圧指令値である場合には三角波の正負の頂点近傍のスイッチングパルス幅は最小値を取る。このため、三角波の正負の頂点近傍のスイッチングパルス幅内のみのデータ伝送では一回の伝送に必要な時間を確保することができなくなる。
【0040】
このため、三角波発生器90から出力される三角波信号とUVW変換器87から出力されるU相、V相及びW相の3相電圧指令値とに基づいてエンコーダ伝送タイミング生成回路100で、三角波の1周期と3相電圧指令値との関係に基づいて伝送タイミング信号を生成する。
すなわち、UVW変換器87からU相、V相及びW相の正弦波制御信号が、図11(a)で曲線LU 、LV 及びLW で示すように、互いに120°の位相差を有して出力される。このとき、三角波発生器90で発生される三角波の周期が正弦波制御信号の半周期で7周期となるように設定されているものとすると、パルス幅変調信号は図11(b)〜(d)に示すようになる。
【0041】
ここで、U相の正弦波制御信号が最大電圧となる近傍の三角波の1周期を制御角1と、これに続く三角波の1周期を制御角2とし、これに続く三角波の1周期を制御角3とし、これに続く三角波の1周期を制御角4とする。
また、UVW変換器77から出力されるU相、V相及びW相の正弦波制御信号の位相により搬送波となる三角波の頂点位置を基準として伝送タイミングを選択すると、図12に示すように、上部方向(0°)は三角波の正側頂点の位相を示しており、三角波1周期を360°としたとき、UVW相はお互いに120°の位相差を持っているため、電圧指令値の位相により図12(a)〜(d)の4つの図のうちの1つの黒く塗りつぶした部分に相当する位相位置に来る。
【0042】
図12(a)の制御角1はある相の電圧指令値の最大値と三角波の頂点が略重なった場合であり、UVW相のパルス幅変調信号のパルスエッジが存在しない伝送タイミングは三角波の位相で15°〜105°、135°〜225°、255°〜345°となり、同様に図12(c)の制御角3はある相の電圧指令値の最低値と三角波の負の頂点とが略重なった場合であり、この場合も伝送タイミングは三角波位相で−45°〜45°、75°〜165°、195°〜285°となる。それ以外の場合が図12(b)の制御角2と図12(d)の制御角4であり、これらの伝送タイミングは三角波位相で−15°〜15°、45°〜75°、105°〜135°、165°〜195°、225°〜255°、285°〜315°となる。
【0043】
ここで、制御角2及び制御角4での伝送タイミングは三角波位相で30°相当しかないが、エンコーダ伝送速度は例えば5Mbpsであって、例えば15kHzの三角波搬送波周波数に比較して速く、エンコーダ情報伝送のためには十分な幅を得ることができる。
したがって、エンコーダ伝送タイミング生成回路100で、三角波発生器90から出力される三角波とUVW変換器87から出力されるU相、V相及びW相の電圧指令値とを入力して、制御角1〜4の何れかの状態であるかを検出し、検出した制御角1〜4に応じて図12(a)〜(d)に示す伝送タイミングの伝送タイミング信号を生成することにより、サーボモータ2に対する3相出力電圧指令値が大きくなった場合でも伝送タイミング信号に応じてエンコーダ伝送部82でノイズの影響を受けることなく確実に回転角データ要求を送信することができる。
【0044】
このように、エンコーダ伝送部82で、伝送タイミング信号に応じて回転角データ要求をエンコーダ3に送信することにより、このエンコーダ3のエンコーダ制御回路28で、前述した第1の実施形態と同様に、磁気的エンコーダ部17及び光学的アブソリュートエンコーダ部18から入力されるパルス信号に基づいて回転角データを形成し、形成した回転角データを入力される回転角データ要求の伝送タイミングに同期する伝送タイミングでエンコーダ伝送線4を介して制御アンプ1のエンコーダ伝送部82に送信することにより、サーボモータ2に対する3相出力電圧指令値が大きくなった場合でもノイズの影響を受けることなく確実に回転角データをエンコーダ伝送部82に送信することができる。
【0045】
なお、上記実施形態においては、制御アンプ1とサーボモータ2との間の電力線と、制御アンプ1とエンコーダ3との間のエンコーダ伝送線4とを同一多芯ケーブル内に共存させる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電力線にエンコーダ伝送線4を沿わせて配線するようにしてもよく、別々に配線するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、エンコーダと制御手段との信号伝送を直流電力に重畳した信号により行うようにしたので、エンコーダと制御手段とを2本の信号線で接続するだけで済みエンコーダ伝送線のコストを低減することができると共に、配線作業を容易に行うことができるという効果が得られる。
また、請求項2に係る発明によれば、制御手段は、出力側にスイッチング素子で構成されたパルス幅変調制御を行うインバータを有し、当該制御手段とエンコーダとの間の信号伝送を前記インバータのパルス幅変調スイッチングタイミングにおける非パルスエッジタイミングで行うようにしたので、パルス幅変調信号のパルスエッジによるノイズの影響を受けることなく伝送信号を正確に送受信することができると共に、信号伝送配線の配線自由度を向上させることができるという効果が得られる。
【0047】
さらに、請求項3に係る発明によれば、制御手段は、前記インバータのパルス幅変調出力電圧指令の振幅と位相とを検出する出力電圧検出手段を有し、該出力電圧検出手段の検出結果に基づいて前記エンコーダとの間の信号伝送タイミングを決定するように構成されているので、パルス幅変調出力電圧指令のパルス幅が狭い状態となっても、ノイズの影響を受けることなく、正確な情報伝送を確保することができるという効果が得られる。
さらにまた、請求項4に係る発明によれば、制御手段及び前記電動モータ間の出力電力線と、前記制御手段及びエンコーダ間の信号伝送線とを同一多芯ケーブル内の電線で構成するようにしたので、制御手段と電動モータ及びエンコーダとの配線作業を効率よく行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】エンコーダの構成を示す断面図である。
【図3】エンコーダの制御回路を示すブロック図である。
【図4】エンコーダの送信回路を示す回路図である。
【図5】エンコーダの受信回路を示す回路図である。
【図6】エンコーダでの送信波形を示す信号波形図である。
【図7】制御アンプの一例を示すブロック図である。
【図8】インバータの一例を示す回路図である。
【図9】本発明の動作の説明に供するタイムチャートである。
【図10】本発明の動作の説明に供する伝送タイミングの説明図である。
【図11】本発明の第2の実施形態を示すタイムチャートである。
【図12】第2の実施形態の伝送タイミングの説明に供する説明図である。
【符号の説明】
1 制御アンプ
2 サーボモータ
3 エンコーダ
4 エンコーダ伝送線
7 3相電力線
17 磁気的エンコーダ部
18 光学的アブソリュートエンコーダ部
25 エンコーダ伝送制御回路
26 送信回路
27 受信回路
28 エンコーダ制御回路
81 速度制御器
82 エンコーダ伝送部
87 UVW変換器
88 パルス幅変調回路
89 インバータ
100 エンコーダ伝送タイミング生成回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種産業分野における搬送、加工、印刷、成型、工作機械等に適用されるモータ制御機器において、モータ回転角検出のために適用されるエンコーダのデータ伝送を行うエンコーダ信号伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ACサーボモータをDQ変換により制御するモータ制御装置として、例えばd相の電流指令を「0」とし、q相の電流指令を速度ループが出力されるトルク指令とし、モータの各u,v,w相の3相実電流およびロータ位置検出器で検出されたロータの位相を用いてd相,q相の2相電流Id,Iqを求め、この電流をモータ制御部に送って、このモータ制御部で各相指令値から減じてd相,q相の電流偏差を求め、電流制御器で電流偏差を比例・積分制御してd相指令電圧Vdおよびq相指令電圧Vqを求め、この2相の指令電圧Vd,VqからU,V,W相の3相指令電圧Vu,Vv,Vwを求め、電力増幅器に出力してインバータ等でサーボモータの各相に対して電流Iu,Iv,Iwを流してサーボモータの制御を行う構成を有するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、上記モータ制御装置で使用するエンコーダ信号伝送方式としては、例えば回転機の1回転内の位置を検出する1回転データ検出部と、回転機の正逆方向の回転回数を計数する多回転データ検出部と、エンコーダ内の異常検出およびエンコーダ情報を保持するステータス検出部とからなる信号検出部と、これら信号検出部の各々のデータをシリアルデータ列に変換し出力するデータ出力回路と、データ出力回路のデータを出力するタイミングを決める上位システムなどからの指令を受信するデータ入力回路と、データ入力回路とデータ出力回路の切り換えをする双方向バッファとからなるデータ入・出力部と、主電源OFF時に上記多回転データ検出部を動作させるバックアップ回路と、主電源のON/OFF状態を監視する電源ON/OFF検出回路とからなる電源制御部と、上位システムなどからの指令をデータ入・出力部により受信し、もくしは回転機に具備したコネクタ又はケーブル線を用いた書き込み制御信号線を介して受信するエンコーダ番号などの識別情報を記憶する回路部を備えており、エンコーダの入出力信号ラインを共用化し複数構成で使用する場合の主電源ON後のエンコーダ信号の出力形態を、上位システムからの要求に対してエンコーダ個別に1対1で出力する形態、もくしは上位システムからの要求にかかわらず主電源ONするとエンコーダ識別情報の順に順次連続した出力形態で信号入・出力するようにした多重伝送方式エンコーダが提案されている(例えば特許文献2参照)。
【0004】
また、他のエンコーダ信号伝送方式として、互いに90度位相差を有するA,B2相のインクリメンタル信号と、1回転中の原点を示す基準信号Z相と、3相ACサーボモータの相励磁切替信号(コミュテーション信号)CS1,CS2,CS3相とを出力する原信号出力部と、エンコーダ主電源の投入状態を検出する電源ON/OFF検出回路と、A,B2相の位相によりカウントアップパルス及びダウンパルスを出力する方向弁別回路と、カウントデータのプリロードができ前記方向弁別回路の出力パルスをカウントする第1のアップダウンカウンタおよび第2のアップダウンカウンタと、電源ON後のA,B2相のレベルにより前記第1のアップダウンカウンタにプリロードする初期データを出力する初期値検出回路と、エンコーダの1回転当たりの分解能を設定するパルス数設定値と前記A,B相と基準信号Z相と前記第2のアップダウンカウンタからのカウントデータより第2のアップダウンカウンタへ供給するプリロードデータとこのデータをロードするためのプリロード信号と初回の基準信号Z相の検出有無を示すプリロードフラグを出力するパルス数判別回路と、外部からのデータ要求信号を受信し要求信号受信と同時に前記原信号出力部からのCS1,CS2,CS3相と前記第1のアップダウンカウンタおよび第2のアップダウンカウンタからのデータとプリロードフラグを保持、かつシリアルデータに変換し出力するデータ送受信回路とを備えたロータリエンコーダが提案されている(例えば特許文献3参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平9−23700号公報(第2頁、図13)
【特許文献2】
特開平8−233599号公報(第1頁〜第5頁、図1,図2)
【特許文献3】
特開2001−116589号公報(第1頁〜第6頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、3相電流から2相電流への変換及び2相電圧から3相電圧への変換では、常に力率=1の状態で電流の制御が行うことができ、指令に対する位相の遅れや振幅の減衰等の偏差が存在することを防止して、直流モータと同程度のトルク制御を行うことができるものであるが、モータ制御部を構成する電力増幅器のインバータから出力されるサーボモータ出力はパルス幅変調(PWM)されているため、ノイズ発生源となる。このため、エンコーダとモータ制御部との間のデータ伝送への影響を避けるために、このデータ伝送線と3相電力線とは離して配置するなど配線上の配慮が必要であり、機器へのサーボモータ組込みに対する制約となっているという未解決の課題がある。また、データ伝送線は特許文献2及び3に記載された従来例のように、配線数を低減しても、エンコーダへのDC電源供給ライン(DC,GND)とデータ伝送用差動信号ラインの最低4本の電線は必要であり、コストも嵩むという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、エンコーダへ接続するデータ伝送線の配線の自由度を増すと同時にデータ伝送線のコストを低減することができるエンコーダ信号伝送方式を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係るエンコーダ信号伝送方式は、電動モータの回転位置を検知するエンコーダと、前記電動モータの回転位置、速度及びトルクの何れかを制御する制御手段とを有し、エンコーダで検出した電動モータの回転位置信号を前記制御手段に伝送するエンコーダ信号伝送方式において、前記エンコーダと制御手段との信号伝送を直流電力に重畳した信号により行うことを特徴としている。
【0008】
また、請求項2に係るエンコーダ信号伝送方式は、請求項1に係る発明において、前記制御手段は、出力側にスイッチング素子で構成されたパルス幅変調制御を行うインバータを有し、当該制御手段とエンコーダとの間の信号伝送を前記インバータのパルス幅変調スイッチングタイミングにおける非パルスエッジタイミングで行うことを特徴としている。
【0009】
さらに、請求項3に係るエンコーダ信号伝送方式は、請求項2に係る発明において、前記制御手段は、前記インバータのパルス幅変調出力電圧指令の振幅と位相とを検出する出力電圧検出手段を有し、該出力電圧検出手段の検出結果に基づいて前記エンコーダとの間の信号伝送タイミングを決定するように構成されていることを特徴としている。
さらにまた、請求項4に係るエンコーダ信号伝送方式は、請求項1乃至3の何れかに係る発明において、前記制御手段及び前記電動モータ間の出力電力線と、前記制御手段及びエンコーダ間の信号伝送線とを同一多芯ケーブル内の電線で構成するようにしたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す概略構成図であり、図中、1は100V又は200Vの3相電力が入力されてモータ制御出力を出力する制御手段としての制御アンプであって、この制御アンプ1から出力されるモータ制御出力が3相電力線7を介して永久磁石モータで構成される電動モータとしてのサーボモータ2に入力される。
【0011】
このサーボモータ2には、その回転軸の回転角を検出するエンコーダ3が取付けられ、このエンコーダ3で検出した回転角データが2本の信号線4a及び4bを有するエンコーダ信号線4を介して制御アンプ1へ伝送される。このエンコーダ信号線4には、その両端が夫々終端回路5及び6によって終端されている。これら終端回路5及び6の夫々は、2本の信号線4a及び4b間に介挿されたコンデンサCと抵抗Rとで構成されている。
【0012】
ロータリエンコーダ3は、図2に示すように、アルミニウムを切削加工して形成した大内径部及び小内径部を有して円筒状に形成されたエンコーダケース11と、エンコーダケース11の左端を閉塞するプリント基板12と、エンコーダケース11の小円形部の内周面に、2個のベアリング13a及び13bを介して回転自在に支持されたアルミニウム製の中空軸16とを有する。
【0013】
中空軸16とプリント基板12との間には1回転に1パルス以上のパルスを出力し、そのパルス数と回転方向を検出するための磁気的パルスエンコーダ部17が形成され、エンコーダケース11とプリント基板12との間には1回転以内の絶対角度を検出する一回転光学式アブソリュートエンコーダ部18が形成されている。
磁気的パルスエンコーダ部17は、中空軸16の左端に取付けられたリング状の磁気式パルスエンコーダ用磁石19と、プリント基板12の裏面側における磁気式パルスエンコーダ用磁石19と対向する位置に配設された磁気センサ20とで構成されている。
【0014】
光学式アブソリュートエンコーダ部18は、中空軸16に取付けられた磁気式パルスエンコーダ用磁石19の左表面にアルミニウム板等の非磁性材で形成されたスペーサ21を介して接着された外周部に複数のスリットパターンを形成し且つ不透明なフィルム又はプラスチック板等により形成された回転スリット板22と、この回転スリット板22のスリット部を挟んむようにエンコーダケース11とプリント基板12とに対向配置された発光素子23及び受光素子24とで構成されている。
【0015】
そして、磁気的エンコーダ部17及び光学式アブソリュートエンコーダ部18で検出されるパルス信号が図3に示すようにエンコーダ伝送制御回路25に供給されている。
このエンコーダ伝送制御回路25は、エンコーダ信号線4に接続された送信回路26及び受信回路27と、これら送信回路26及び受信回路27が接続されたエンコーダ制御回路28とで構成されている。
【0016】
送信回路26は、図4に示すように、エンコーダ信号線4の2本の信号線4a及び4bに接続された信号線L1及びL2を有し、これら信号線L1及びL2に、信号送信部31、定電流回路32、この定電流回路32における信号線L1の出力側に接続された引き込み電流検出用抵抗33、定電圧回路34及びノイズフィルタ35がこれらの順に接続され、ノイズフィルタ35のフィルタ出力がロータリエンコーダ3の内部電源としてエンコーダ制御回路28により利用される。
信号送信部31は、信号線L1及びL2間に直列に介挿されたNPNトランジスタ36と抵抗37との直列回路で構成され、トランジスタ36のベースに送信信号TXDが入力され、コレクタが信号線L1に接続され、エミッタが抵抗37を介して信号線L2に接続されている。
【0017】
また、定電流回路32は、エミッタが信号線L1にエミッタ及びコレクタが介挿されたPNP型トランジスタ38と、このトランジスタ38のベースと信号線L2との間にコレクタ及びエミッタが介挿されたNPN型トランジスタ39と抵抗40の直列回路と、後述する送信制御信号TXENに基づく信号が非反転入力端子に、引き込み電流検出用抵抗33で検出されるA点の電位が分圧抵抗41及び42で分圧された検出電位が反転入力側に夫々入力され、出力端子がトランジスタ39のベースに接続されたオペアンプ43とで構成されている。この第1の定電圧回路32で、トランジスタ38と引き込み電流検出用抵抗33との接続点Aの電位を一定に保ってエンコーダ3に流れ込む電流値を一定に保つようにしている。すなわち、接続点Aの電位が抵抗41及び42で分圧されてオペアンプ43の反転入力側に印加されることにより、この分圧電位がオペアンプ43の非反転入力側に供給される基準電位と比較され、その比較結果によって、トランジスタ39が制御されてトランジスタ38を流れる電流値を制御することにより、外部のエンコーダ信号線4から引き込む電流値を例えば100mAの一定値に保つことができる。
【0018】
さらに、定電圧回路34は、信号線L1及びL2間にコレクタ及びエミッタが介挿されたNPN型トランジスタ51と、信号線L1及びL2間に接続された抵抗52及びツェナーダイオード53の直列回路と、この直列回路と並列に接続された分圧抵抗54及び55を直列に接続した直列回路と、抵抗52及びツェナーダイオード53の接続点が反転入力側に、抵抗54及び55の接続点が非反転入力側に夫々接続され、且つ出力側がトランジスタ51のベースに接続されたオペアンプ56とで構成されている。また、定電圧回路34の抵抗52及びツェナーダイオード53の接続点と信号線L2との間に抵抗57、58及びドライバ59が介挿され、ドライバ59の反転制御端子にインバータ60を介して送信制御信号TXENが入力され、抵抗57及び58の接続点が定電流回路32におけるオペアンプ43の非反転入力側に接続されている。
【0019】
この定電圧回路34では、信号線L1における抵抗52及び54の接続点間となるB点の電位を一定値に保つようにしている。すなわち、ツェナーダイオード53と抵抗52によりオペアンプ56の反転入力側に基準電圧を印加し、この基準電圧とB点の電位を抵抗54及び55で分圧された電圧とがオペアンプ56で比較され、その比較結果でトランジスタ51を制御することにより、B点の電位を一定値に保つことができる。
さらにまた、ノイズフィルタ35は、信号線L1に介挿されたコイル61と信号線L1及びL2間に接続されたコンデンサ62とを有し、これらコイル61及びコンデンサ62でローパスフィルタが構成されている。
【0020】
また、受信回路27は、図5に示すように、エンコーダ信号線4の信号線4a及び4bに接続される入力端子71a及び71bと、入力端子71aに直流をカットするカップリングコンデンサ72を介して反転入力側が接続され、非反転入力側に抵抗73及び74によって形成された受信信号を2値化するための閾値電圧が入力されるコンパレータ75と、このコンパレータ75の反転入力側にバイアス電位を印加する抵抗76及び77とで構成されている。そして、コンパレータ75で2値化された信号が受信信号RXDとしてエンコーダ3の内部回路に供給され、抵抗73及び76の接続点と抵抗74及び77の接続点が、エンコーダの内部回路に接続されて、エンコーダから電源が供給される。
【0021】
さらに、エンコーダ制御回路28は、制御アンプ1から後述するように送信される回転角データ要求を受信回路27で受信し、その受信信号RXDが入力されると、磁気的エンコーダ部17で検出されるサーボモータ2の回転方向と回転角を表すパルス信号と、光学式アブソリュートエンコーダ部18で検出されるサーボモータ2の1回転内の絶対角を表すパルス信号とに基づいてサーボモータ2の回転角データを演算し、演算した回転角データを受信した回転角データ要求の受信タイミングに同期するようにタイミング補正を行った後、送信制御信号TXENをオン状態とすると共に、回転角データを回転角要求の受信タイミングに同期させた送信データTXDとして送信回路26に出力する。
【0022】
したがって、送信回路26では、エンコーダ制御回路28から送信データTXDがない場合には、送信制御信号TXENが低レベルとなっており、定電流回路32におけるオペアンプ43の非反転入力側に供給される基準電位が接続点Aの電流値を図6(a)に示すように例えば100mAの基準電流値IAの直流に制御しているが、この状態からエンコーダ3が送信状態となると、送信制御信号TXENが高レベルに反転され、これによって、インバータ60及びドライバ59によりオペアンプ43の非反転入力側に印加する基準電位を非送信時よりも引き下げ、これによって、エンコーダ3が引き込む電流値を90mAに下げる。この送信制御信号TXENを高レベルに反転させると同時に送信データTXDがトランジスタ36のベースに入力され、この送信信号TXDがオンである場合には、20mAを引き込み、送信信号TXDがオフである場合には、電流引き込みを停止する。この引き込み電流がエンコーダ内部に引き込まれる90mAと重畳され、エンコーダ信号線4上で、図6(a)に示すように、100mA±10mAでピーク間電流値IPPが20mAとなる電流波形が得られる。このときのエンコーダ信号線4の電圧波形は、図6(b)に示すように、ロータリエンコーダ3からの信号伝送がない場合に、例えば12Vの直流電圧となり、ロータリエンコーダ3から信号を伝達する場合には12Vの直流に±0.5Vでピーク間電圧値VPPが1.0Vとなる電圧を発生させる。
【0023】
また、制御アンプ1は、図7に示すように、外部から入力される速度指令値が速度制御器81に入力され、この速度制御器81にはロータリエンコーダ3からエンコーダ信号線4を介して入力されるサーボモータ2の回転角データを取り込むエンコーダ伝送部82からの回転位置情報が速度フィードバック値として入力され、速度指令値と速度フィードバック値との偏差が演算され、これに基づいてサーボモータ2の直交するdq座標軸上の2相電流指令値Id* 及びIq* を出力する。
【0024】
この速度制御器81から出力される電流指令値Id* 及びIq* は、減算器83に供給され、この減算器83で、後述するインバータからサーボモータ2に出力されるUVW相の電流検出値をA/D変換器84でディジタル値に変換し、このディジタル値をdq変換器85で変換したサーボモータ2の直交するdq座標軸上の2相電流Id,Iqを減算して、両者の偏差を算出し、この偏差がPI制御器86に供給される。
【0025】
このPI制御器86では、入力される2相電流偏差に対して比例積分制御を行うことにより、サーボモータ2へ印加するdq2相電圧を形成し、このdq2相電圧をUVW変換器87でサーボモータ2に印加するUVW相の電圧指令値に変換し、変換した3相電圧指令値をパルス幅変調回路88に供給してパルス幅変調してからインバータ89に供給してサーボモータ2に供給するモータ制御信号を形成する。
ここで、パルス幅変調回路88は、所定周波数の搬送波としての三角波を形成する三角波発生器90と、この三角波発生器90から出力される三角波信号とUVW変換器87から出力される3相電圧指令値とを比較する比較器91とで構成されている。
【0026】
また、インバータ89は、図8に示すように、3相交流電源を直流変換するダイオード整流器95と、このダイオード整流器95の出力信号を平滑化するインダクタ96及びコンデンサ97とで構成される平滑化回路98と、この平滑化回路98から出力される直流をパルス幅変調処理するインバータ主回路99とで構成されている。インバータ主回路99は、サーボモータ2に供給するUVWの3相出力に対応するスイッチング素子SUU,SUV及びSUWを有する上アーム回路99Uと、同様にサーボモータ2に供給するUVWの3相出力に対応するスイッチング素子SLU,SLV及びSLWを有する下アーム回路99Lとを有し、上アーム回路99Uの各スイッチング素子SUU,SUV及びSUWのベースには比較器91から出力されるUVW相のパルス幅変調信号がそのまま供給され、下アーム回路99Lの各スイッチング素子SLU,SLV及びSLWのベースには比較器91から出力されるUVW相のパルス幅変調信号が反転されて入力されることにより、サーボモータ2に対するUVW相出力が形成され、これがサーボモータ2に供給される。
【0027】
そして、UVW変換器87から出力される3相電圧指令値とパルス幅変調回路88の三角波発生回路90から出力される三角波信号とがエンコーダ伝送タイミング生成回路100に入力される。このエンコーダ伝送タイミング生成回路100では、入力される3相電圧指令値と三角波信号とに基づいて三角波信号の正負の頂点位置で且つパルス幅変調信号のパルスエッジを含まないパルス幅即ちU相、V相及びW相のパルス幅変調信号及びその反転信号を個別にアンド回路に供給することにより、U相、V相及びW相のパルス幅変調信号及びその反転信号の最小幅のパルス幅と等しいパルス幅の伝送タイミング信号を形成し、形成した伝送タイミング信号をエンコーダ伝送部82に出力する。
【0028】
このエンコーダ伝送部82では、入力される伝送タイミング信号がオン状態であるときにエンコーダ3に対してエンコーダ信号線4を介して回転角データ要求を送信する。
そして、制御アンプ1からサーボモータ2への出力電力線と、制御アンプ1とエンコーダ3との間のエンコーダ信号伝送線4とが同一多心ケーブル内の電線を使用して配線されている。
【0029】
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、制御アンプ1の速度制御器81に“0”の速度指令値が入力されていると共に、サーボモータ2が停止しており、インバータ89から出力されるU相、V相及びW相のモータ制御信号も“0”であるものとする。このサーボモータ停止状態でも、制御アンプ1のエンコーダ伝送部82とエンコーダ3との間がエンコーダ伝送線4で接続されているので、エンコーダ3におけるエンコーダ伝送制御回路25の送信回路26では、定電流回路32及び定電圧回路34で定電圧且つ定電流の内部電源を形成し、この内部電源が受信回路27、エンコーダ制御回路28、磁気的エンコーダ部17及び光学的アブソリュートエンコーダ部18に供給されるので、エンコーダ3が正常な動作状態に維持される。
【0030】
このサーボモータ停止状態で、所望の速度指令値が速度制御器81に入力されると、エンコーダ伝送部82から入力される回転速度フィードバック信号が“0”であるので、両者の偏差即ち速度指令値に応じた電流指令値Id* 及びIq* が減算器83に出力される。この減算器83にはインバータ89から出力されるU相、V相及びW相のモータ制御信号が“0”であるので、dq変換器85から“0”のdq2相電流Id及びIqが入力されるので、電流指令値Id* 及びIq* がそのままPI制御部86に出力される。
【0031】
このPI制御部86では、電流指令値Id* 及びIq* に対して比例積分制御を行って、dq2相電圧指令値Vd* 及びVq* をUVW変換器87に出力し、このUVW変換器87でU相、V相及びW相の3相電圧指令値に変換し、この3相電圧指令値をパルス幅変調回路88及びエンコーダ伝送タイミング生成回路100に供給する。
【0032】
このため、パルス幅変調回路88では、図9(a)に示すように、三角波発生器90から出力される三角波とUVW変換器87から出力されるU相、V相及びW相の3相電圧指令値とを比較器91で比較することにより、この比較器91から図9(b)〜(d)に示すU相、V相及びW相のパルス幅変調信号が出力され、これらがインバータ89の上アーム回路99Uのスイッチング素子SUU、SUV及びSUWにそのまま供給されると共に、下アーム回路99Lのスイッチング素子SLU、SLV及びSLWに反転即ち逆位相で供給されることにより、このインバータ89から3相制御出力がサーボモータ2に出力されて、サーボモータ2が回転駆動される。
【0033】
このように、サーボモータ2が回転駆動されると、制御アンプ1のエンコーダ伝送部82で、エンコーダ3に対して回転角データの送信を要求する回転角データ要求を送信する。このとき、UVW変換器87から出力される3相電圧指令値と三角波発生器90から出力される三角波とがエンコーダ伝送タイミング生成回路100に供給されているので、このエンコーダ伝送タイミング生成回路100で、三角波の正負の頂点近傍で最小のパルス幅となる伝送タイミング信号を生成する。すなわち、三角波が正であるときに3相電圧指令値の内の最大値と三角波とを比較してパルス信号を形成し、三角波が負であるときに3相電圧指令値の内の最小値と三角波とを比較してパルス信号を形成することにより、図9(e)に示すように図9(b)〜(d)のパルス幅変調信号のパルスエッジを含まない伝送タイミング信号を生成し、これをエンコーダ伝送部82に出力する。
【0034】
このため、エンコーダ伝送部82では、図9(f)に示すように、伝送タイミング信号のオン区間で回転角データ要求をエンコーダ3にエンコーダ伝送線4を介して送信する。このように、搬送波となる三角波の正負の頂点近傍で伝送タイミング信号のオン区間で回転角データ要求を送信することにより、回転角データ要求の送信時にパルス幅変調信号のパルスエッジが存在することがないので、制御アンプ1及びサーボモータ2間の3相電力供給線とエンコーダ伝送線4とを近接した場合でも、回転角データ要求に対するノイズの影響を確実に回避することができる。
【0035】
そして、図10に示すように、制御アンプ1から三角波周期の1/2の倍数で回転角データ要求をエンコーダ3に送信し、この回転角データ要求を受信回路27で受信し、その受信信号がエンコーダ制御回路28に入力されると、このエンコーダ制御回路28で、磁気的エンコーダ部17で検出した回転角及び回転方向を表すパルス信号と、光学的アブソリュートエンコーダ部18で検出した1回転内の絶対角を表すパルス信号とに基づいて回転角データを演算する回転角演算処理を行い、次いで回転角データ要求に同期させるように送信タイミングを補正してから送信制御信号TXENをオン状態とすると共に、回転角データ要求に同期させて回転角データを送信データTXDとして送信回路26に供給する。
【0036】
このため、送信回路26で、前述した図6(a)及び(b)に示すように、三角波の正負の頂点近傍で制御アンプ1のパルス幅変調信号のパルスエッジが存在しないパルス幅で回転角データを制御アンプ1のエンコーダ伝送部82に送信する。
そして、エンコーダ伝送部82から回転角データが速度フィードバック信号として速度制御器81に供給されて、速度指令値との偏差が算出され、これによりdq2相電流指令値Id* 及びIq* が算出されて、減算器83でdq変換器85から供給されるdq2相電流値Id及びIqが減算されて、両者の偏差に基づいてPI制御器86で比例積分制御を行い、UVW変換器87で3相電圧指令値に変換し、パルス幅変調回路88でU相、V相及びW相のパルス幅変調波が形成され、これがインバータ89でU相、V相及びW相の3相制御出力がサーボモータ2に供給されて、サーボモータ2が速度指令値に応じた速度で回転制御される。
【0037】
このように、上記第1の実施形態によると、制御アンプ1とエンコーダ3とを結ぶエンコーダ伝送線4で、エンコーダ3に供給する直流電力に伝送信号を重畳することにより、情報伝送を行うようにしたので、2本の信号線で済みエンコーダ伝送線4のコストを低減することができる。
また、エンコーダ伝送線4で送信する伝送信号をインバータによるパルス幅変調信号のスイッチングエッジが存在しない伝送タイミングで伝送するようにしたので、パルス幅変調信号のパルスエッジによるノイズの影響を受けることなく伝送信号を正確に送受信することができる。
【0038】
このため、制御アンプ1とエンコーダ3との間を接続するエンコーダ伝送線4の配設を制御アンプ1からサーボモータ2に供給する電力線の影響を受けることがなく配設することができ配線の自由度を向上させることができ、サーボモータ2に対する電力線とエンコーダ伝送線4とを同一多芯ケーブル内に共存させることが可能となり、配線作業を効率よく行うことができる。
次に、本発明の第2の実施形態を図11及び図12に基づいて説明する。
この第2の実施形態では、UVW変換器77で変換されるU相、V相及びW相の3相電圧指令値の値が大きな値となった場合でも、ノイズの影響を受けることなく、エンコーダ伝送部82におけるエンコーダ3との間のデータ伝送を確保するようにしたものである。
【0039】
すなわち、第2の実施形態では、制御アンプ1の構成としては、前述した第1の実施形態と同様の構成を有するが、エンコーダ伝送タイミング生成回路100での伝送タイミング信号の生成方法が変更されている。
このエンコーダ伝送タイミング生成回路100では、サーボモータ2への出力電圧指令値が大きくなった場合には、パルス幅変調信号を生成するための正弦波制御信号の振幅が大きくなり、三角波の正負の頂点近傍のパルス幅変調におけるスイッチングのない期間が短くなり、特に、100%に近い出力電圧指令値である場合には三角波の正負の頂点近傍のスイッチングパルス幅は最小値を取る。このため、三角波の正負の頂点近傍のスイッチングパルス幅内のみのデータ伝送では一回の伝送に必要な時間を確保することができなくなる。
【0040】
このため、三角波発生器90から出力される三角波信号とUVW変換器87から出力されるU相、V相及びW相の3相電圧指令値とに基づいてエンコーダ伝送タイミング生成回路100で、三角波の1周期と3相電圧指令値との関係に基づいて伝送タイミング信号を生成する。
すなわち、UVW変換器87からU相、V相及びW相の正弦波制御信号が、図11(a)で曲線LU 、LV 及びLW で示すように、互いに120°の位相差を有して出力される。このとき、三角波発生器90で発生される三角波の周期が正弦波制御信号の半周期で7周期となるように設定されているものとすると、パルス幅変調信号は図11(b)〜(d)に示すようになる。
【0041】
ここで、U相の正弦波制御信号が最大電圧となる近傍の三角波の1周期を制御角1と、これに続く三角波の1周期を制御角2とし、これに続く三角波の1周期を制御角3とし、これに続く三角波の1周期を制御角4とする。
また、UVW変換器77から出力されるU相、V相及びW相の正弦波制御信号の位相により搬送波となる三角波の頂点位置を基準として伝送タイミングを選択すると、図12に示すように、上部方向(0°)は三角波の正側頂点の位相を示しており、三角波1周期を360°としたとき、UVW相はお互いに120°の位相差を持っているため、電圧指令値の位相により図12(a)〜(d)の4つの図のうちの1つの黒く塗りつぶした部分に相当する位相位置に来る。
【0042】
図12(a)の制御角1はある相の電圧指令値の最大値と三角波の頂点が略重なった場合であり、UVW相のパルス幅変調信号のパルスエッジが存在しない伝送タイミングは三角波の位相で15°〜105°、135°〜225°、255°〜345°となり、同様に図12(c)の制御角3はある相の電圧指令値の最低値と三角波の負の頂点とが略重なった場合であり、この場合も伝送タイミングは三角波位相で−45°〜45°、75°〜165°、195°〜285°となる。それ以外の場合が図12(b)の制御角2と図12(d)の制御角4であり、これらの伝送タイミングは三角波位相で−15°〜15°、45°〜75°、105°〜135°、165°〜195°、225°〜255°、285°〜315°となる。
【0043】
ここで、制御角2及び制御角4での伝送タイミングは三角波位相で30°相当しかないが、エンコーダ伝送速度は例えば5Mbpsであって、例えば15kHzの三角波搬送波周波数に比較して速く、エンコーダ情報伝送のためには十分な幅を得ることができる。
したがって、エンコーダ伝送タイミング生成回路100で、三角波発生器90から出力される三角波とUVW変換器87から出力されるU相、V相及びW相の電圧指令値とを入力して、制御角1〜4の何れかの状態であるかを検出し、検出した制御角1〜4に応じて図12(a)〜(d)に示す伝送タイミングの伝送タイミング信号を生成することにより、サーボモータ2に対する3相出力電圧指令値が大きくなった場合でも伝送タイミング信号に応じてエンコーダ伝送部82でノイズの影響を受けることなく確実に回転角データ要求を送信することができる。
【0044】
このように、エンコーダ伝送部82で、伝送タイミング信号に応じて回転角データ要求をエンコーダ3に送信することにより、このエンコーダ3のエンコーダ制御回路28で、前述した第1の実施形態と同様に、磁気的エンコーダ部17及び光学的アブソリュートエンコーダ部18から入力されるパルス信号に基づいて回転角データを形成し、形成した回転角データを入力される回転角データ要求の伝送タイミングに同期する伝送タイミングでエンコーダ伝送線4を介して制御アンプ1のエンコーダ伝送部82に送信することにより、サーボモータ2に対する3相出力電圧指令値が大きくなった場合でもノイズの影響を受けることなく確実に回転角データをエンコーダ伝送部82に送信することができる。
【0045】
なお、上記実施形態においては、制御アンプ1とサーボモータ2との間の電力線と、制御アンプ1とエンコーダ3との間のエンコーダ伝送線4とを同一多芯ケーブル内に共存させる場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電力線にエンコーダ伝送線4を沿わせて配線するようにしてもよく、別々に配線するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、エンコーダと制御手段との信号伝送を直流電力に重畳した信号により行うようにしたので、エンコーダと制御手段とを2本の信号線で接続するだけで済みエンコーダ伝送線のコストを低減することができると共に、配線作業を容易に行うことができるという効果が得られる。
また、請求項2に係る発明によれば、制御手段は、出力側にスイッチング素子で構成されたパルス幅変調制御を行うインバータを有し、当該制御手段とエンコーダとの間の信号伝送を前記インバータのパルス幅変調スイッチングタイミングにおける非パルスエッジタイミングで行うようにしたので、パルス幅変調信号のパルスエッジによるノイズの影響を受けることなく伝送信号を正確に送受信することができると共に、信号伝送配線の配線自由度を向上させることができるという効果が得られる。
【0047】
さらに、請求項3に係る発明によれば、制御手段は、前記インバータのパルス幅変調出力電圧指令の振幅と位相とを検出する出力電圧検出手段を有し、該出力電圧検出手段の検出結果に基づいて前記エンコーダとの間の信号伝送タイミングを決定するように構成されているので、パルス幅変調出力電圧指令のパルス幅が狭い状態となっても、ノイズの影響を受けることなく、正確な情報伝送を確保することができるという効果が得られる。
さらにまた、請求項4に係る発明によれば、制御手段及び前記電動モータ間の出力電力線と、前記制御手段及びエンコーダ間の信号伝送線とを同一多芯ケーブル内の電線で構成するようにしたので、制御手段と電動モータ及びエンコーダとの配線作業を効率よく行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す概略構成図である。
【図2】エンコーダの構成を示す断面図である。
【図3】エンコーダの制御回路を示すブロック図である。
【図4】エンコーダの送信回路を示す回路図である。
【図5】エンコーダの受信回路を示す回路図である。
【図6】エンコーダでの送信波形を示す信号波形図である。
【図7】制御アンプの一例を示すブロック図である。
【図8】インバータの一例を示す回路図である。
【図9】本発明の動作の説明に供するタイムチャートである。
【図10】本発明の動作の説明に供する伝送タイミングの説明図である。
【図11】本発明の第2の実施形態を示すタイムチャートである。
【図12】第2の実施形態の伝送タイミングの説明に供する説明図である。
【符号の説明】
1 制御アンプ
2 サーボモータ
3 エンコーダ
4 エンコーダ伝送線
7 3相電力線
17 磁気的エンコーダ部
18 光学的アブソリュートエンコーダ部
25 エンコーダ伝送制御回路
26 送信回路
27 受信回路
28 エンコーダ制御回路
81 速度制御器
82 エンコーダ伝送部
87 UVW変換器
88 パルス幅変調回路
89 インバータ
100 エンコーダ伝送タイミング生成回路
Claims (4)
- 電動モータの回転位置を検知するエンコーダと、前記電動モータの回転位置、速度及びトルクの何れかを制御する制御手段とを有し、エンコーダで検出した電動モータの回転位置信号を前記制御手段に伝送するエンコーダ信号伝送方式において、前記エンコーダと制御手段との信号伝送を直流電力に重畳した信号により行うことを特徴とするエンコーダ信号伝送方式。
- 前記制御手段は、出力側にスイッチング素子で構成されたパルス幅変調制御を行うインバータを有し、当該制御手段とエンコーダとの間の信号伝送を前記インバータのパルス幅変調スイッチングタイミングにおける非パルスエッジタイミングで行うことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ信号伝送方式。
- 前記制御手段は、前記インバータのパルス幅変調出力電圧指令の振幅と位相とを検出する出力電圧検出手段を有し、該出力電圧検出手段の検出結果に基づいて前記エンコーダとの間の信号伝送タイミングを決定するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のエンコーダ信号伝送方式。
- 前記制御手段及び前記電動モータ間の出力電力線と、前記制御手段及びエンコーダ間の信号伝送線とを同一多芯ケーブル内の電線で構成するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のエンコーダ信号伝送方式。
Priority Applications (1)
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| JP2003207465A JP2005062951A (ja) | 2003-08-13 | 2003-08-13 | エンコーダ信号伝送方式 |
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