JP2005061251A - 燃料供給装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】従来の電磁燃料噴射弁を用い、正確な燃料供給を行なうとともに機関への取付け、燃料配管が簡便で二輪車への搭載性のすぐれた燃料供給装置を提供する。
【構成】ベース体Bに、電磁燃料ポンプPと、電磁燃料噴射弁Jと、プレッシャーレギュレタRが一体的に取着される。
電磁燃料ポンプPの燃料吐出路5と、電磁燃料噴射弁Jの燃料流入路32DはプレッシャーレギュレタRの燃料室62内に開口する。
電磁燃料ポンプPより吐出される燃料は燃料吐出路5より燃料室62内へ供給され、プレッシャーレギュレタRの燃料室62において所定の圧力に調圧された燃料は燃料室62より燃料流入路32Dを介して燃料噴射弁Jへ供給される。
【選択図】 図1
【構成】ベース体Bに、電磁燃料ポンプPと、電磁燃料噴射弁Jと、プレッシャーレギュレタRが一体的に取着される。
電磁燃料ポンプPの燃料吐出路5と、電磁燃料噴射弁Jの燃料流入路32DはプレッシャーレギュレタRの燃料室62内に開口する。
電磁燃料ポンプPより吐出される燃料は燃料吐出路5より燃料室62内へ供給され、プレッシャーレギュレタRの燃料室62において所定の圧力に調圧された燃料は燃料室62より燃料流入路32Dを介して燃料噴射弁Jへ供給される。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、燃料タンク内に貯溜される燃料を燃料ポンプによって昇圧し、この昇圧された燃料を燃料噴射弁を介して機関に向けて噴射供給する燃料噴射装置に関し、そのうち特に燃料ポンプと燃料噴射弁とによって構成される燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料供給装置の第1例は特開2001−140773号公報に示される。
これによると、燃料噴射弁支持体に燃料噴射弁とプレッシャーレギュレタとが装着され、プランジャポンプと燃料噴射弁支持体とが高圧燃料配管によって接続されるもので、プランジャポンプによって昇圧された高圧燃料は高圧燃料配管、燃料噴射弁支持体、内を介して燃料噴射弁へと供給される。
従来の燃料供給装置の第2例は特開2001−221137号公報に示される。そのうち特に前記公報の図8には以下が開示される。
すなわち、プランジャポンプと噴射ノズルとが一体的に結合配置されるもので、プランジャポンプを構成するポンプ本体の下端にスペーサがカシメによって固定配置され、このスペーサに噴射ノズルの筒体の上方が螺着される。
そして噴射ノズルは、圧送行程の後期領域で昇圧された燃料を通過させる入口オリフィスノズルと、入口オリフィスノズルを通過した燃料の一部を還流するための出口オリフィスノズルとを備え、入口オリフィスノズルを通過した燃料と出口オリフィスノズルを通過した燃料との差分の燃料を噴射するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来の燃料供給装置の第1例によると、燃料噴射弁とプランジャポンプとは高圧燃料配管をもって連絡されるもので、特に燃料噴射弁、プランジャポンプ等の燃料供給装置が直接的に外部に露出する二輪車への採用時において、高圧燃料配管を保護する為に特別な配慮を必要とするものである。
又、従来の燃料供給装置の第2例によると、噴射ノズルは入口オリフィスを通過した燃料と出口オリフィスを通過した燃料との差分の燃料を噴射するもので、ECUからの噴射信号に基き燃料の噴射を行なう従来の電磁燃料噴射弁(ソレノイドコイルへの通電時間によってニードル弁の開口が制御される)に比較し、弁体を電気的に制御できない分燃料制御性が劣る。
特にプランジャポンプ内に配置される電磁コイルが自己発熱すること、及びプランジャポンプが噴射ノズルと螺着結合され吸気管に近接して配置されること、からプランジャポンプ内においてベーパーが発生し、このベーパーの一部は噴孔より吸気管内へ排出され、ベーパーの他部は出口オリフィスを介して燃料タンクへと戻される。
上記において、燃料噴射弁を介して吸気管内へベーパーを含む燃料が噴射されることによると、吸気管内へ向けて噴射される噴射量が不均一となり、流量特性が悪化する。
これらは特に機関のアイドリング運転、低速運転等の燃料消費が比較的に少ない領域において好ましくない。
一方、ベーパーが出口オリフィスを介して燃料タンクへと戻されることによると、燃料タンク内へ戻される燃料量にバラツキを生じ、入口オリフィスの燃料と出口オリフィスの燃料との差分によって決定される噴射燃料にバラツキを生ずる。
【0004】
本発明になる燃料供給装置は、従来の電磁燃料噴射弁を用い、正確な燃料の供給を行なうことができるとともに特別な燃料洩れ抑止手段、吸気管への固着手段が不要であって、機関への取付け及び全体の燃料配管が簡便で、特に二輪車、船外機、汎用機に好適な燃料供給装置を提供することを主目的とする。
更に機関雰囲気温度の影響を受けることが少なく、燃料ポンプ及び燃料噴射弁内におけるベーパーの発生を抑止し、正確で安定した燃料供給を行なうことのできる燃料供給装置を提供することを他の目的とする。
【0005】
【課題を達成する為の手段】
本発明になる燃料供給装置は、前記目的達成の為に、燃料タンク内の燃料を燃料ポンプにて昇圧し、該昇圧された燃料を燃料噴射弁を介して機関に向けて噴射供給する燃料噴射装置において、ベース体に、電磁燃料ポンプと、燃料噴射弁と、プレッシャーレギュレタとを一体的に取着するとともに電磁燃料ポンプの燃料吐出路と燃料噴射弁の燃料流入路とをプレッシャーレギュレタの燃料室内に開口し、電磁燃料ポンプから吐出される燃料を、プレッシャーレギュレタの燃料室を介して燃料噴射弁に向けて供給したことを第1の特徴とする。
かかる第1の特徴によると、電磁燃料ポンプによって昇圧された燃料は、プレッシャーレギュレタの燃料室を介して燃料噴射弁へ供給されるので、電磁燃料ポンプから吐出される燃料中に含まれるベーパーはプレッシャーレギュレタの燃料室へ進入した際、リターン燃料通路から燃料タンク内へと排出され、これによって燃料噴射弁に向かう燃料中に含まれるベーパーを大きく減少できる。
又、ベース体に電磁燃料ポンプ、プレッシャーレギュレタ、燃料噴射弁が配置されているので、電磁ポンプによって昇圧された高圧燃料はベース体内の通路にのみ存在するもので高圧燃料配管が直接的に外部に露出することがなく、しかもベース体を吸気管に取付けることによって電磁燃料ポンプ、プレッシャーレギュレタ、燃料噴射弁の組付けが一度に終了できる。
【0006】
又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記プレッシャーレギュレタの燃料室内に開口するリターン燃料通路の開口部を、電磁燃料ポンプの燃料吐出路とプレッシャーレギュレタの燃料室とを連絡する第1流路の燃料室内への開口部より重力方向において上方位置に開口したことを第2の特徴とする。
かかる第2の特徴によると、電磁燃料ポンプの燃料吐出路からプレッシャーレギュレタの燃料室内へ流入するベーパーをリターン燃料通路より効果的に燃料タンクに向けて排出できる。
【0007】
又、本発明は前記第2の特徴に加え、前記プレッシャーレギュレタの燃料室内に開口するリターン燃料通路の開口部を、燃料室内の重力方向における上底部に開口したことを第3の特徴とする。
かかる第3の特徴によると、電磁燃料ポンプから流入する燃料中に含まれるベーパーを燃料室の上底部に収束して集めることができ、このベーパーはリターン燃料通路より確実に燃料タンクに向けて排出される。
【0008】
又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記プレッシャーレギュレタの燃料室を形成する燃料室凹部をベース体に一体形成したことを第4の特徴とする。
かかる第4の特徴によると、プレッシャーレギュレタの部品点数、組付け工数を削減でき、製造コストの低減を達成できる。
【0009】
更に本発明は前記第1の特徴に加え、前記、電磁燃料ポンプの燃料吐出路とプレッシャーレギュレタの燃料室とを連絡する第1流路と、燃料噴射弁の燃料流入路とプレッシャーレギュレタの燃料室とを連絡する第2流路とをベース体内に形成するとともに前記第1流路に高圧側燃料フィルタを配置したことを第5の特徴とする。
かかる第5の特徴によると、プレッシャーレギュレタ及び燃料噴射弁には高圧側燃料フィルタによって異物が除去された清浄な燃料が供給されるのでプレッシャーレギュレタ及び燃料噴射弁を長期間に渡って安定して使用することができ、そのうち第1流路に高圧側燃料フィルタを配置したので高圧側燃料フィルタの配置の自由度を大きく向上できた。
【0010】
【実施例】
以下、本発明になる燃料供給装置の一実施例について図1により説明する。本燃料供給装置は、電磁燃料ポンプPと、燃料噴射弁Jと、ベース体Bと、プレッシャーレギュレタRとによって構成される。
燃料ポンプPは以下によって形成される。
1は筒状の円筒部1Aと、円筒部1Aの下端から外周方向にのびる下方鍔部1Bと、円筒部1Aの上端から外周方向にのびる上方鍔部1Cと、よりなるコイルボビンであり、円筒部1Aの外周には電磁コイル2が巻回される。
3は、コイルボビン1の円筒部1Aの内周の下方部分に、その上端部分が挿入配置される磁性材料よりなる固定鉄心であり、コイルボビン1の下方鍔部1Bの下面に配置される環状の下側磁極板4A(磁性材料にて形成される)の内周部は固定鉄心3の下端部分の外周に磁気的に結合配置される。
前記固定鉄心はその上端部分がコイルボビン1の円筒部1A内にのびて挿入され、下端部分は下側磁極板4Aより更に下方に向かって突出して形成されるもので、固定鉄心3の上端から下端に向かって燃料吐出路5が貫通して穿設される。
尚、6Aは固定鉄心3の下端部分の外周に配置された第1シールリングであり、6Bは固定鉄心3の上端部分の外周に配置された第2シールリングであり、この第2シールリング6Bはコイルボビン1の円筒部1Aの内周に配置されるバックレスパイプ7に圧接される。
このバックレスパイプ7はコイルボビン1の上方鍔部1Cより更に上方に向かって突出して配置される。
8はバックレスパイプ7の内周に摺動自在に配置されるとともに固定鉄心3の上端に対向配置される磁性材料よりなる可動プランジャであり、可動プランジャ8の内方の中間部より上方に向かって突出するガイド筒部8Aには上端から下端に向けてプランジャ流路8Bが貫通して形成される。そして、このプランジャ流路8Bの上方には下方に臨む吐出弁座9が形成され、この吐出弁座9に対向して吐出逆止弁11が配置される。この吐出逆止弁11は、吐出スプリング10Aによって吐出弁座9に向けて押圧される。
12は、可動プランジャ8のガイド筒部8Aを微少間隙をもって摺動自在に支持するシリンダ部材であり、このシリンダ部材12に形成され、ガイド筒部8Aを支持するガイド孔12Aの上方はシリンダ部材12の上端に向かって開口する。そして、ガイド孔12Aの上方には下方に臨む吸入弁座13が配置され、更にこの吸入弁座13に対向して吸入逆止弁14が配置される。この吸入逆止弁14は吸入スプリング10Bによって吸入弁座13に向けて押圧される。
尚、かかるシリンダ部材12は、コイルボビン1の上方鍔部1Cの上面に配置される環状の上側磁極板4B(磁性材料によって形成される)上に固定配置される流入継手15の内方に固定配置される。又前記流入継手15はバックレスパイプ7の上方部分を収納する凹部を有するとともに上方に向かって開口する燃料流入路16を備え、この燃料流入路16の下方はシリンダ部材12に穿設されるガイド孔12Aに吸入弁座13を介して流路接続される。
再び説明を可動プランジャ8に戻すと、可動プランジャ8は、ガイド筒部8Aが微少間隙をもってシリンダ部材12のガイド孔12Aに摺動自在に支持されるとともに下スプリング17Aと上スプリング17Bとにより一定位置にバランス状態で支持される。
この下スプリング17Aはその下端が固定鉄心3の上端に係止され、その上端は可動プランジャ8の中間部の下面8Cに係止される。
又、上スプリング17Aは、その下端が可動プランジャ8の中間部の上面8Dに係止され、その上端はシリンダ部材12の鍔部の下面に係止される。
以上によると、シリンダ部材12の、吸入弁座13と吐出弁座9との間のガイド孔12Aにおいてポンプ室18が形成される。
尚、19は磁性材料によって形成され、円筒状をなすヨークであり、ヨーク19の上端薄肉部が内方へカシメられることにより、流入継手15、上側磁極板4Bがコイルボビン1の上方鍔部1Cに向けて固定され、ヨーク19の下端薄肉部が内方へカシメられることにより、固定鉄心3を含む下側磁極板4Aがコイルボビン1の下方鍔部1Bに向けて固定される。
以上によると、ヨーク19−上側磁極板4B−可動プランジャ8−固定鉄心3−下側磁極板4A−ヨーク19によって磁気回路が形成される。
又、19Aは他の部材への取付け片部であり、ヨーク19の一部を切欠き、これを下側方へ折り曲げることによって形成された。この取付け片部19Aには取付け孔19Bが穿設される。
20は、電磁コイル2の巻き始め線と巻き終わり線とに接続される一対のオス型端子ピンであり、このオス型端子ピン20はカプラ21の内底部に突出して埋設される。
かかるカプラ21は、ヨーク19の上端薄肉部及び流入継手15の下方外周を合成樹脂材料によってアウトモールドする際に同時に形成される。
【0011】
次に燃料噴射弁Jについて説明する。
30は合成樹脂材料によって形成され円筒部30Aと上方鍔部30Bと下方鍔部30Cとにより形成されるコイルボビンであり、円筒部30Aの外周には電磁コイル31が巻き回される。
32は磁性材料によって形成される流入継手であり、コイルボビン30の上方鍔部30B上に配置される上側磁極板32Aを備えるとともに上側磁極板32Aの下面より下方に向かって突出する固定鉄心32Bと、上側磁極板32Aの上面より上方に向かって突出する流入管32Cとを備える。
そして流入管32Cの上端から固定鉄心32Bの下端に向かって燃料流入路32Dが貫通して穿設されるもので、この燃料流入路32D内には、下方に臨んで環状スプリング調整管33が嵌入される。
又、流入管32Cの上端近傍の外周に穿設した環状溝内には第3シールリング34が配置され、更に第3シールリング34より下方の流入管32Cの外周には取付け用の環状溝32Eが形成される。この環状溝32Eの横断面形状はDカット状の欠円形状が好ましい。
これは燃料噴射弁Jの回転を抑止する為である。
そして、前記流入継手の上側磁極板32Aはコイルボビン30の上方鍔部30B上に配置されるとともに固定鉄心32Bはコイルボビン30の円筒部30A内に挿入配置される。
35はコイルボビン30の円筒部30A内に移動自在に配置されるとともに固定鉄心32Bの下端面に対向配置されるコアであり、このコア35はスプリング36によって固定鉄心32Bより離れる方向に付勢される。
37は磁性材料によって形成されるヨークであり、略中間に形成される底部より上方に向けてコイルボビン収納孔37Bが凹設されるとともに下方に向けてバルブボデー収納孔37Cが凹設される。
そして、ヨーク37のコイルボビン収納孔37B内に電磁コイル31を含むコイルボビン30と流入継手32の上側磁極板32Aが収納され、この状態においてヨーク37の上端に形成される上側薄肉部が上側磁極板32Aの上端に向けて内方へカシメられる。
38は、下端に噴孔38Aが穿設されたバルブボデーであり、このバルブボデー38内には、下端に噴孔38Aを開閉するテーパー弁部39Aを備えたニードル弁39が移動自在に配置され、このニードル弁39の上端は前記コア35に固着される。
かかるコア35及びニードル弁39を備えたバルブボデー38は、ヨーク37のバルブボデー収納孔37C内に下方より挿入配置され、ヨーク37の下端の薄肉部がバルブボデー38の縮径段部に向けて内方へカシメられる。
40は、電磁コイル31の巻き始め線と巻き終わり線とに接続される一対のオス型端子ピンであり、このオス型端子ピン40はカプラ41の内底部に突出して埋設される。
かかるカプラ41は、ヨーク37の上端薄肉部及び流入管32Cの下方外周を合成樹脂材料によってアウトモールドする際に同時に形成される。
尚、42はヨーク37の下端近傍の外周に穿設した環状溝内に配置された第4シールリングである。
【0012】
次にベース体Bについて説明する。
ベース体Bは、下端50Aから右側方に向かって取付け腕部50Bが延出して形成され、中間部の左外周より下端50A側に向けて燃料室凹部50Dが凹設される。
又、ベース体Bの上端50Cには、電磁燃料ポンプPの下方に突出する固定鉄心3を挿入する為の第1流路51の上端が開口するもので、この第1流路51の下端は開口部51Aをもって燃料室凹部50D内に開口する。
又、ベース体Bの下端50Aには、燃料噴射弁Jの上方に突出する流入管32Cを挿入する為の第2流路52の下端が開口するもので、この第2流路52の上端は開口部52Aをもって燃料室凹部50D内に開口する。
再び説明を燃料室凹部50Dに戻すと、燃料室凹部50Dは、ベース体Bより左側方に形成される平坦面状の取付け鍔部50Eより上方に向かって燃料室凹部50Dが凹設され、燃料室凹部50Dの上底部50Fより下方に向けてリターン燃料通路53が形成される。このリターン燃料通路53は、その下端が開口部53Aをもって燃料室凹部50D内へ開口し、リターン燃料通路53の上端は大気に向かって上方に開口する。
以上によると、燃料室凹部50Dには、第1流路51の下端の開口部51Aと、第2流路52の上端の開口部52Aと、リターン燃料通路53の下端の開口部53Aとが開口する。
尚、50Gは、取付け腕部50Bに穿設された取付け孔であり、50Hは噴射弁取付けネジ孔であり、50Jはポンプ取付けネジ孔である。
【0013】
そしてベース体BにプレッシャーレギュレタRは以下によって形成される。60は燃料室凹部50Dの下方開口を閉塞する有底カップ状をなすスプリング室本体であり、燃料室凹部50Dの下方開口とスプリング室本体60の上方開口との間に円板状をなす、例えばダイヤフラム61が配置され、スプリング室本体60の上端外周を燃料室凹部50Dの取付け鍔部50Eに向けて螺着することによって両開口が閉塞される。
以上によると、ダイヤフラム61の上面と燃料室凹部50Dとによって燃料室62が区分形成され、ダイヤフラム61の下面とスプリング室本体60とによってスプリング室63が区分形成される。
すなわち、燃料室62とスプリング室63とはダイヤフラム61によって区分形成され、燃料室62には、上下方向においてリターン燃料通路53の下方の開口部53Aが開口し、燃料室62の側方には、第1流路51の下端の開口部51Aと、第2流路52の上端の開口部52Aが開口する。
又、64はリターン燃料通路53の燃料室62内への開口部53Aに臨んで配置されるとともにダイヤフラム61と同期的に移動する制御弁であり、この制御弁64はスプリング室63内に縮設されるレギュレタースプリング65によってリターン燃料通路53の燃料室64への開口部53Aに向けて付勢される。
【0014】
ベース体Bに電磁燃料ポンプP、燃料噴射弁Jが取着されるもので燃料ポンプPは以下によってベース体Bに取着される。
ベース体Bの上端50Cに開口する第1流路51に電磁燃料ポンプPの固定鉄心3の下方を挿入するとともに下側磁極板4Aの下方に形成される固定鉄心3の鍔部3Aをベース体Bの上端50C上に当接配置し、かかる状態においてヨーク19の取付け片部19Aの取付け孔19Bを介してネジ66をベース体Bのポンプ取付けネジ孔50Jに向けて螺着する。
以上によると、電磁燃料ポンプPを構成する固定鉄心3の下方がベース体Bの第1流路51内に挿入されることにより電磁燃料ポンプPがベース体Bの上端50C上に立設されて支持されるとともに取付け片部19Aがネジ66によってベース体Bに螺着されることによって電磁燃料ポンプPはベース体Bの上端50C上に固定的に取着される。
尚、第1流路51内に挿入される固定鉄心3の外周と前記第1流路51の内周との間の気密は第1シールリング6Aによって維持される。
【0015】
次の燃料噴射弁Jは以下によってベース体Bに取着される。
燃料噴射弁Jの環状溝32E(Dカット等の欠円環状溝に形成される)内に一側方が開口するクリップ67が嵌合配置され、次いで流入管32Cがベース体Bの下端50Aに開口する第2流路52内に挿入配置され、かかる状態において、クリップ67に貫通して穿設した取付け孔を介してネジ68をベース体Bの下端50Aに開口する噴射弁取付けネジ孔50Hに向けて螺着する。
以上によると、燃料噴射弁Jを構成する流入管32Cがベース体Bの第2流路52に挿入されることにより燃料噴射弁Jがベース体Bの下端50A上に立設されて支持されるとともにクリップ67がネジ68を介してベース体Bの下端50Aに螺着されることにより燃料噴射弁Jの回転が抑止されて固定される。
尚、第2流路52内に挿入される流入管32Cの外周と第2流路52の内周との間の気密は第3シールリング34によって維持される。
【0016】
かかる電磁燃料ポンプPと燃料噴射弁JとプレッシャーレギュレタRとが一体的に取着されたベース体Bは以下によって機関へ配置される。
図2において説明すると、70は内部に吸気通路71が貫通して穿設された吸気管であり、吸気通路71の下流は機関Eに接続され、その上流は後述するスロットルボデーに接続される。
又吸気管70には、燃料噴射弁Jのヨーク37の下端部及びバルブボデー38を挿入するとともに吸気通路71内に向かって開口する噴射弁支持孔72が穿設される。更に吸気管70にはベース体支持部73が斜め上方に向かって突出して形成されるものでベース体支持部73の上端面73Aには、メネジ孔74が穿設される。
一方、前述したスロットルボデー75内には吸気管70の吸気通路71に連なる吸気通路76が穿設されるもので、この吸気通路76はスロットルボデー75に回転自在に支持された絞り弁軸77に取着されるバタフライ型の絞り弁78によって開閉される。
この絞り弁軸77の回転操作は運転者によって操作される。
又、前記スロットルボデーの吸気通路76の上流側はエアクリーナAに接続される。すなわち、エアクリーナAによって異物が除去された清浄な空気は、スロットルボデー75の吸気通路76、吸気管70の吸気通路71を介して機関Eに向けて供給され、このとき、機関Eに向かう空気量は、運転者によって操作される絞り弁78の開度に応じて決定される。
【0017】
そして、電磁燃料ポンプPと燃料噴射弁Jと、プレッシャーレギュレタRとを備えるベース体Bは以下によって吸気管70に取着される。
すなわち、ベース体Bの取付け腕部50Bが吸気管70のベース体支持部73の上端面73A上に配置されるとともに燃料噴射弁Jのバルブボデー38を含むヨーク37の下端部が吸気管70の噴射弁支持孔72内へ挿入配置される。
かかる状態において取付け腕部50Bの取付け孔50Gを介してネジ79をメネジ孔74に向けて螺着する。
以上によると、ベース体Bは吸気管70に固定的に取着されるもので、このとき燃料噴射弁Jのバルブボデー38を含むヨーク37の下端部が吸気管70の噴射弁支持孔72内に支持される。従って、燃料噴射弁Jのバルブボデー38の下端面に開口する噴孔38Aもまた噴射弁支持孔72内に開口するもので、噴孔38Aは噴射弁支持孔72を介して吸気管70の吸気通路71内に向かって開口する。
そして、燃料配管は次の如く行われる。すなわち内部に燃料が貯溜された燃料タンクTと燃料ポンプPの流入継手15に穿設される燃料流入路16とは燃料流入配管80によって接続される。
尚、81は前記燃料流入配管内に配置される低圧側燃料フィルタであり、82は燃料流入配管80の燃料タンクTへの開口端に配置されるストレーナである。
又、プレッシャーレギュレタRのリターン燃料通路53と燃料タンクTとはリターン燃料配管83によって接続される。
一方、電磁燃料ポンプPのカプラ21には図示されないECU(エレクトリックコントロールユニット)等の外部電源に接続されたメス型コネクタが嵌合され、オス型端子ピン20を介して電気的に接続され、燃料噴射弁Jのカプラ41には図示されないECU等の外部電源に接続されたメス型コネクタが嵌合され、オス型端子ピン40を介して電気的に接続される。
前記ECU、メス型コネクタは図示されない。
【0018】
以上よりなる燃料供給装置を備えた燃料噴射装置によると、機関の始動操作を含む機関の運転者において、ECUから電磁燃料ポンプPに向けて電気信号が出力されるもので、電磁燃料ポンプPの電磁コイル2への非通電時において、可動プランジャ8は上スプリング17Bと下スプリング17Aとのバネ力が釣りあった第1状態に保持され、ポンプ室18は小容積状態に保持される。
次いで電磁コイル2へ通電されると、可動プランジャ8は固定鉄心3に向けて下方へ吸引移動して第2状態に保持され、ポンプ室18の室容積はその移動に応じて増加し大容積状態に保持される。
従って、ECUから電磁コイル2に向けて出力される電気信号によると、可動プランジャ8は前記電気信号に応じて往復動を行なうもので、ポンプ室18の室容積が大となる状態において、吐出逆止弁11は吐出弁座9を閉塞するとともに吸入逆止弁14が吸入弁座13を開放し、これによって燃料タンクT内の燃料を、燃料流入配管80を介してポンプ室18内に吸入する。
一方、ポンプ室18の室容積が小となる状態において、吸入逆止弁14は吸入弁座13を閉塞するとともに吐出逆止弁11が吐出弁座9を開放し、ポンプ室18内において昇圧された燃料をプランジャ流路8Bを介して燃料吐出路5に向けて吐出する。
以上によれば、機関の始動操作時を含む機関の運転時において、燃料タンクT内の燃料をポンプ室18内において昇圧し、連続的に燃料吐出路5よりベース体Bの第1流路51内へ昇圧された燃料を供給する。
【0019】
そして、前述の如く電磁燃料ポンプPによって昇圧された燃料は、第1流路51の開口部51Aを介してプレッシャーレギュレタRの燃料室62内へ供給されるもので、この燃料圧力はプレッシャーレギュレタRによって所定の燃圧に制御される。
すなわち、第1流路51から供給される燃料は燃料室62を充満して制御弁64を含むダイヤフラム61をスプリング室63側へと移動させる。
そして、燃料室62に加わる燃料圧力と、スプリング室63内に縮設されたレギュレタースプリング65のバネ力とが設定された圧力にて釣りあった状態において、ダイヤフラム61の位置が設定される。
これによると制御弁64は、前記ダイヤフラムの位置に応じてリターン燃料通路53を開放するもので、燃料室62内の燃料はリターン燃料通路53よりリターン燃料配管83を介して燃料タンクT内へと戻される。
以上によると燃料室62を含む第1流路51内の燃料圧力を所定の圧力に制御できたもので、この調圧された燃料が第2流路52を介して燃料噴射弁Jへと供給される。
【0020】
一方、燃料噴射弁Jにあっては、燃料ポンプPと同様にECUからの電気信号が出力されるもので、電磁コイル31に通電されると、コア35はスプリング36のバネ力に抗して固定鉄心32Bに向けて吸引され、ニードル弁39のテーパー弁部39Aが噴孔38Aを開放する。
従って、ニードル弁39は、ECUからの噴射信号(通電時間)に応じて噴孔38Aを開放するもので、ベース体Bの第2流路52内にある所定の圧力に調圧された燃料を噴孔38Aを介して吸気管70の吸気通路71内に向けて噴射供給する。
【0021】
又、機関へ供給される空気量は、絞り弁78の開度によって制御されて供給されるもので、燃料噴射弁Jより供給される制御された燃料と、絞り弁78によって制御された空気と、が供給されることによって機関の適正なる運転を行なうことができる。
【0022】
以上よりなる本願発明の燃料供給装置によると、特に燃料噴射弁として、ECUからの電気信号を燃料流量に変換する電磁式の燃料噴射弁Jを用いたことにより、従来の燃料噴射弁の燃料制御性、信頼性をそのまま維持することができるとともにベーパーに対してタフネス性の高い燃料供給装置を提供できる。
すなわち、電磁燃料ポンプPは、ポンプ駆動時において、電磁コイル2が自己発熱すること。及び電磁燃料ポンプPが機関雰囲気温度の影響を受けること。から電磁燃料ポンプP内においてベーパーが発生することがあり、このベーパーは電磁燃料ポンプPから吐出される燃料に混入してポンプ外へと排出される。
ここで、本発明になる燃料供給装置にあっては、電磁燃料ポンプPから吐出される燃料を直接的に燃料噴射弁Jに向けて供給することなく、プレッシャーレギュレタRの燃料室62を介して燃料噴射弁Jに供給したものである。
ここでプレッシャーレギュレタRの燃料室62について着目すると、制御弁64は燃料圧力を調圧する為に、リターン燃料通路53の開口部53Aを、燃料圧力を受けて変位するダイヤフラム61と同期して連続的に開閉するものであり、これによると、電磁燃料ポンプPから第1流路51を介してプレッシャーレギュレタRの燃料室62内に流入する燃料中に含まれるベーパーは、燃料室62内において燃料を空気とに分離され、この空気は、リターン燃料通路53の開口部53Aからリターン燃料配管83を介して燃料タンクT内へ向かうリターン燃料とともに燃料タンクT内に向けて排出させることができる。
以上によると燃料室62から第2流路52を介して燃料噴射弁Jにベーパーが含まれることのない燃料を供給することが可能となり、もって燃料噴射弁Jよりベーパーを含むことのない燃料を連続的に且つ安定して吸気路71内に向けて噴射供給できる。
【0023】
そして、前記において、リターン燃料通路53の燃料室62内への開口部53Aを、第1流路51の燃料室62内への開口部51Aより重力方向において上方位置に開口することによると、第1流路51の開口部51Aより燃料室62内に流入する燃料に含まれるベーパーを効果的にリターン燃料通路53を介して燃料タンクTに向けて排出することができる。
すなわち、第1流路51の開口部51Aより燃料室62内に流入する燃料中に含まれるベーパーは、大容積を有する燃料室62内に進入するや、燃料とベーパーに分離され、ベーパー自身が有する浮力によって燃料室62内を上方向に移動するもので、このベーパーは、第1流路51の開口部51Aより上方向にあるリターン燃料通路53の開口部53Aを介して効果的に排出される。
【0024】
又、前記において、リターン燃料通路53の開口部53Aを、燃料室62の重力方向における上底部50F(図1において、この上底部50Fは一点鎖線で示される。)に開口したことによると、第1流路51の開口部51Aを介して燃料室62内に進入したベーパーは燃料室62の上底部50Fに集合し、この集合したベーパーを開口部53Aを介してより一層効果的に排出できるもので、ベーパー排出性の更なる向上を達成できる。
【0025】
又、本発明の燃料供給装置によれば、ベース体Bに電磁燃料ポンプPと燃料噴射弁JとプレッシャーレギュレタRとが一体的に取着されたので、このベース体Bを吸気管70に取着することによって燃料供給装置を一度に機関へ取着できる。
更に燃料配管は、燃料流入配管80及びリターン燃料配管83を燃料タンクTに接続することによって配管を完了できる。
以上によると、特に取付けスペースが限定される二輪車用の燃料供給装置として好適である。
【0026】
又、プレッシャーレギュレタRの燃料室62を形成する燃料室凹部50Dをベース体Bに一体形成したことによると、プレッシャーレギュレタRの部品点数、組付け工数を削減でき、製造コストの低減を達成でき、このうちプレッシャーレギュレタRをベース体Bに組付ける為の取付けマチ、取付けボルトの削減は特に効果的である。
【0027】
更に、ベース体Bに第1流路51、燃料室62、第2流路52を形成したことによると、高圧燃料が流れる配管及び室を全てベース体B内に形成できたので、配管、室の剛性を充分に高めることができると共に外観をシンプルにでき、特に二輪車において好ましい。
【0028】
再び図1に戻って説明すると、90は燃料ポンプPから燃料噴射弁Jに向かう燃料中に含まれる異物を除去する高圧側燃料フィルタであり以下よりなる。
91は薄板環状をなす鍔部であり、鍔部91より下方に向かって網目袋状をなすフィルタネット92が形成される。
かかる高圧側燃料フィルタ90はベース体B内にあって電磁燃料ポンプPの燃料吐出路5より下流側の燃料流路内に配置される。
具体的には、燃料ポンブPの固定鉄心3の下端と第1流路51内の段部51B上に鍔部91が配置され、段部51Bより下方の第1流路51内にフィルタネット92が配置される。
かかる高圧側燃料フィルタ90をベース体Bの第1流路51内に配置したことによると、高圧側燃料フィルタ90に対する配管接続が不要となる。高圧側燃料フィルタ90の周囲を囲繞するハウジングが不要となる。ことにより高圧側燃料フィルタ90の製造コストを低減できる。
又高圧側燃料フィルタ90は、電磁燃料ポンプPをベース体Bより外すことによって外部へ取り出すことができるので、高圧側燃料フィルタ90のメンテナンスを容易に行なうことができる。
尚、かかる高圧側燃料フィルタ90を、前記固定鉄心3の燃料吐出路5内、あるいは燃料噴射弁Jの流入継手32の燃料流入路32D内に配置することが考慮されるが、これによると高圧側燃料フィルタ90の濾過面積がそれら流路径によって制限されるので充分なる濾過面積を得にくい。
【0029】
【発明の効果】
以上の如く、本発明になる燃料供給装置によると、燃料タンク内の燃料を燃料ポンプにて昇圧し、該昇圧された燃料を燃料噴射弁を介して機関に向けて噴射供給する燃料噴射装置において、ベース体に、電磁燃料ポンプと、燃料噴射弁と、プレッシャーレギュレタとを一体的に取着するとともに電磁燃料ポンプの燃料吐出路と燃料噴射弁の燃料流入路とをプレッシャーレギュレタの燃料室内に開口し、電磁燃料ポンプから吐出される燃料を、プレッシャーレギュレタの燃料室を介して燃料噴射弁に向けて供給したので、従来の燃料噴射弁の燃料制御性、信頼性をそのまま維持できるとともに電磁燃料ポンプ内に生起するベーパーに影響を受けることなく連続的で安定した燃料の供給を行なうことができる。
【0030】
又、前記プレッシャーレギュレタの燃料室内に開口するリターン燃料通路の開口部を、電磁燃料ポンプの燃料吐出路とプレッシャーレギュレタの燃料室とを連絡する第1流路の燃料室内への開口部より重力方向において上方位置に開口したことによると、プレッシャーレギュレタより燃料室内に流入するベーパーの排出性を向上でき、そのうち特に、又、前記プレッシャーレギュレタの燃料室内に開口するリターン燃料通路の開口部を、燃料室内の重力方向における上底部に開口したことによると、燃料室内の上底部に収束するベーパーをより一層確実にリターン燃料通路より排出できる。
【0031】
更に、前記プレッシャーレギュレタの燃料室を形成する燃料室凹部をベース体に一体形成したことによると、部品点数、組付け工数の削減を達成でき、製造コストを低減できる。
【0032】
更に又、前記電磁燃料ポンプの燃料吐出路とプレッシャーレギュレタの燃料室とを連絡する第1流路と、燃料噴射弁の燃料流入路とプレッシャーレギュレタの燃料室とを連絡する第2流路とをベース体内に形成するとともに前記第1流路に高圧側燃料フィルタを配置したことによると、高圧燃料が流れる燃料配管の剛性を高めることができるとともに配管系を簡便にまとめることができ、特に二輪車において好ましい。
又、第1流路に高圧側燃料フィルタが配置されたことによると、リターン燃料通路及び燃料噴射弁における異物のタフネス性を向上できるとともに高圧側燃料フィルタの配置の自由度を高めることができ、更にはメンテナンス性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料供給装置の一実施例を示す縦断面図。
【図2】本発明の燃料供給装置が機関に組付けられた状態における燃料系統図。
【符号の説明】
5 燃料吐出路
32D 燃料流入路
51 第1流路
51A 開口部
53 リターン燃料通路
62 燃料室
B ベース体
J 燃料噴射弁
P 電磁燃料ポンプ
R プレッシャーレギュレタ
【産業上の利用分野】
本発明は、燃料タンク内に貯溜される燃料を燃料ポンプによって昇圧し、この昇圧された燃料を燃料噴射弁を介して機関に向けて噴射供給する燃料噴射装置に関し、そのうち特に燃料ポンプと燃料噴射弁とによって構成される燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の燃料供給装置の第1例は特開2001−140773号公報に示される。
これによると、燃料噴射弁支持体に燃料噴射弁とプレッシャーレギュレタとが装着され、プランジャポンプと燃料噴射弁支持体とが高圧燃料配管によって接続されるもので、プランジャポンプによって昇圧された高圧燃料は高圧燃料配管、燃料噴射弁支持体、内を介して燃料噴射弁へと供給される。
従来の燃料供給装置の第2例は特開2001−221137号公報に示される。そのうち特に前記公報の図8には以下が開示される。
すなわち、プランジャポンプと噴射ノズルとが一体的に結合配置されるもので、プランジャポンプを構成するポンプ本体の下端にスペーサがカシメによって固定配置され、このスペーサに噴射ノズルの筒体の上方が螺着される。
そして噴射ノズルは、圧送行程の後期領域で昇圧された燃料を通過させる入口オリフィスノズルと、入口オリフィスノズルを通過した燃料の一部を還流するための出口オリフィスノズルとを備え、入口オリフィスノズルを通過した燃料と出口オリフィスノズルを通過した燃料との差分の燃料を噴射するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
かかる従来の燃料供給装置の第1例によると、燃料噴射弁とプランジャポンプとは高圧燃料配管をもって連絡されるもので、特に燃料噴射弁、プランジャポンプ等の燃料供給装置が直接的に外部に露出する二輪車への採用時において、高圧燃料配管を保護する為に特別な配慮を必要とするものである。
又、従来の燃料供給装置の第2例によると、噴射ノズルは入口オリフィスを通過した燃料と出口オリフィスを通過した燃料との差分の燃料を噴射するもので、ECUからの噴射信号に基き燃料の噴射を行なう従来の電磁燃料噴射弁(ソレノイドコイルへの通電時間によってニードル弁の開口が制御される)に比較し、弁体を電気的に制御できない分燃料制御性が劣る。
特にプランジャポンプ内に配置される電磁コイルが自己発熱すること、及びプランジャポンプが噴射ノズルと螺着結合され吸気管に近接して配置されること、からプランジャポンプ内においてベーパーが発生し、このベーパーの一部は噴孔より吸気管内へ排出され、ベーパーの他部は出口オリフィスを介して燃料タンクへと戻される。
上記において、燃料噴射弁を介して吸気管内へベーパーを含む燃料が噴射されることによると、吸気管内へ向けて噴射される噴射量が不均一となり、流量特性が悪化する。
これらは特に機関のアイドリング運転、低速運転等の燃料消費が比較的に少ない領域において好ましくない。
一方、ベーパーが出口オリフィスを介して燃料タンクへと戻されることによると、燃料タンク内へ戻される燃料量にバラツキを生じ、入口オリフィスの燃料と出口オリフィスの燃料との差分によって決定される噴射燃料にバラツキを生ずる。
【0004】
本発明になる燃料供給装置は、従来の電磁燃料噴射弁を用い、正確な燃料の供給を行なうことができるとともに特別な燃料洩れ抑止手段、吸気管への固着手段が不要であって、機関への取付け及び全体の燃料配管が簡便で、特に二輪車、船外機、汎用機に好適な燃料供給装置を提供することを主目的とする。
更に機関雰囲気温度の影響を受けることが少なく、燃料ポンプ及び燃料噴射弁内におけるベーパーの発生を抑止し、正確で安定した燃料供給を行なうことのできる燃料供給装置を提供することを他の目的とする。
【0005】
【課題を達成する為の手段】
本発明になる燃料供給装置は、前記目的達成の為に、燃料タンク内の燃料を燃料ポンプにて昇圧し、該昇圧された燃料を燃料噴射弁を介して機関に向けて噴射供給する燃料噴射装置において、ベース体に、電磁燃料ポンプと、燃料噴射弁と、プレッシャーレギュレタとを一体的に取着するとともに電磁燃料ポンプの燃料吐出路と燃料噴射弁の燃料流入路とをプレッシャーレギュレタの燃料室内に開口し、電磁燃料ポンプから吐出される燃料を、プレッシャーレギュレタの燃料室を介して燃料噴射弁に向けて供給したことを第1の特徴とする。
かかる第1の特徴によると、電磁燃料ポンプによって昇圧された燃料は、プレッシャーレギュレタの燃料室を介して燃料噴射弁へ供給されるので、電磁燃料ポンプから吐出される燃料中に含まれるベーパーはプレッシャーレギュレタの燃料室へ進入した際、リターン燃料通路から燃料タンク内へと排出され、これによって燃料噴射弁に向かう燃料中に含まれるベーパーを大きく減少できる。
又、ベース体に電磁燃料ポンプ、プレッシャーレギュレタ、燃料噴射弁が配置されているので、電磁ポンプによって昇圧された高圧燃料はベース体内の通路にのみ存在するもので高圧燃料配管が直接的に外部に露出することがなく、しかもベース体を吸気管に取付けることによって電磁燃料ポンプ、プレッシャーレギュレタ、燃料噴射弁の組付けが一度に終了できる。
【0006】
又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記プレッシャーレギュレタの燃料室内に開口するリターン燃料通路の開口部を、電磁燃料ポンプの燃料吐出路とプレッシャーレギュレタの燃料室とを連絡する第1流路の燃料室内への開口部より重力方向において上方位置に開口したことを第2の特徴とする。
かかる第2の特徴によると、電磁燃料ポンプの燃料吐出路からプレッシャーレギュレタの燃料室内へ流入するベーパーをリターン燃料通路より効果的に燃料タンクに向けて排出できる。
【0007】
又、本発明は前記第2の特徴に加え、前記プレッシャーレギュレタの燃料室内に開口するリターン燃料通路の開口部を、燃料室内の重力方向における上底部に開口したことを第3の特徴とする。
かかる第3の特徴によると、電磁燃料ポンプから流入する燃料中に含まれるベーパーを燃料室の上底部に収束して集めることができ、このベーパーはリターン燃料通路より確実に燃料タンクに向けて排出される。
【0008】
又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記プレッシャーレギュレタの燃料室を形成する燃料室凹部をベース体に一体形成したことを第4の特徴とする。
かかる第4の特徴によると、プレッシャーレギュレタの部品点数、組付け工数を削減でき、製造コストの低減を達成できる。
【0009】
更に本発明は前記第1の特徴に加え、前記、電磁燃料ポンプの燃料吐出路とプレッシャーレギュレタの燃料室とを連絡する第1流路と、燃料噴射弁の燃料流入路とプレッシャーレギュレタの燃料室とを連絡する第2流路とをベース体内に形成するとともに前記第1流路に高圧側燃料フィルタを配置したことを第5の特徴とする。
かかる第5の特徴によると、プレッシャーレギュレタ及び燃料噴射弁には高圧側燃料フィルタによって異物が除去された清浄な燃料が供給されるのでプレッシャーレギュレタ及び燃料噴射弁を長期間に渡って安定して使用することができ、そのうち第1流路に高圧側燃料フィルタを配置したので高圧側燃料フィルタの配置の自由度を大きく向上できた。
【0010】
【実施例】
以下、本発明になる燃料供給装置の一実施例について図1により説明する。本燃料供給装置は、電磁燃料ポンプPと、燃料噴射弁Jと、ベース体Bと、プレッシャーレギュレタRとによって構成される。
燃料ポンプPは以下によって形成される。
1は筒状の円筒部1Aと、円筒部1Aの下端から外周方向にのびる下方鍔部1Bと、円筒部1Aの上端から外周方向にのびる上方鍔部1Cと、よりなるコイルボビンであり、円筒部1Aの外周には電磁コイル2が巻回される。
3は、コイルボビン1の円筒部1Aの内周の下方部分に、その上端部分が挿入配置される磁性材料よりなる固定鉄心であり、コイルボビン1の下方鍔部1Bの下面に配置される環状の下側磁極板4A(磁性材料にて形成される)の内周部は固定鉄心3の下端部分の外周に磁気的に結合配置される。
前記固定鉄心はその上端部分がコイルボビン1の円筒部1A内にのびて挿入され、下端部分は下側磁極板4Aより更に下方に向かって突出して形成されるもので、固定鉄心3の上端から下端に向かって燃料吐出路5が貫通して穿設される。
尚、6Aは固定鉄心3の下端部分の外周に配置された第1シールリングであり、6Bは固定鉄心3の上端部分の外周に配置された第2シールリングであり、この第2シールリング6Bはコイルボビン1の円筒部1Aの内周に配置されるバックレスパイプ7に圧接される。
このバックレスパイプ7はコイルボビン1の上方鍔部1Cより更に上方に向かって突出して配置される。
8はバックレスパイプ7の内周に摺動自在に配置されるとともに固定鉄心3の上端に対向配置される磁性材料よりなる可動プランジャであり、可動プランジャ8の内方の中間部より上方に向かって突出するガイド筒部8Aには上端から下端に向けてプランジャ流路8Bが貫通して形成される。そして、このプランジャ流路8Bの上方には下方に臨む吐出弁座9が形成され、この吐出弁座9に対向して吐出逆止弁11が配置される。この吐出逆止弁11は、吐出スプリング10Aによって吐出弁座9に向けて押圧される。
12は、可動プランジャ8のガイド筒部8Aを微少間隙をもって摺動自在に支持するシリンダ部材であり、このシリンダ部材12に形成され、ガイド筒部8Aを支持するガイド孔12Aの上方はシリンダ部材12の上端に向かって開口する。そして、ガイド孔12Aの上方には下方に臨む吸入弁座13が配置され、更にこの吸入弁座13に対向して吸入逆止弁14が配置される。この吸入逆止弁14は吸入スプリング10Bによって吸入弁座13に向けて押圧される。
尚、かかるシリンダ部材12は、コイルボビン1の上方鍔部1Cの上面に配置される環状の上側磁極板4B(磁性材料によって形成される)上に固定配置される流入継手15の内方に固定配置される。又前記流入継手15はバックレスパイプ7の上方部分を収納する凹部を有するとともに上方に向かって開口する燃料流入路16を備え、この燃料流入路16の下方はシリンダ部材12に穿設されるガイド孔12Aに吸入弁座13を介して流路接続される。
再び説明を可動プランジャ8に戻すと、可動プランジャ8は、ガイド筒部8Aが微少間隙をもってシリンダ部材12のガイド孔12Aに摺動自在に支持されるとともに下スプリング17Aと上スプリング17Bとにより一定位置にバランス状態で支持される。
この下スプリング17Aはその下端が固定鉄心3の上端に係止され、その上端は可動プランジャ8の中間部の下面8Cに係止される。
又、上スプリング17Aは、その下端が可動プランジャ8の中間部の上面8Dに係止され、その上端はシリンダ部材12の鍔部の下面に係止される。
以上によると、シリンダ部材12の、吸入弁座13と吐出弁座9との間のガイド孔12Aにおいてポンプ室18が形成される。
尚、19は磁性材料によって形成され、円筒状をなすヨークであり、ヨーク19の上端薄肉部が内方へカシメられることにより、流入継手15、上側磁極板4Bがコイルボビン1の上方鍔部1Cに向けて固定され、ヨーク19の下端薄肉部が内方へカシメられることにより、固定鉄心3を含む下側磁極板4Aがコイルボビン1の下方鍔部1Bに向けて固定される。
以上によると、ヨーク19−上側磁極板4B−可動プランジャ8−固定鉄心3−下側磁極板4A−ヨーク19によって磁気回路が形成される。
又、19Aは他の部材への取付け片部であり、ヨーク19の一部を切欠き、これを下側方へ折り曲げることによって形成された。この取付け片部19Aには取付け孔19Bが穿設される。
20は、電磁コイル2の巻き始め線と巻き終わり線とに接続される一対のオス型端子ピンであり、このオス型端子ピン20はカプラ21の内底部に突出して埋設される。
かかるカプラ21は、ヨーク19の上端薄肉部及び流入継手15の下方外周を合成樹脂材料によってアウトモールドする際に同時に形成される。
【0011】
次に燃料噴射弁Jについて説明する。
30は合成樹脂材料によって形成され円筒部30Aと上方鍔部30Bと下方鍔部30Cとにより形成されるコイルボビンであり、円筒部30Aの外周には電磁コイル31が巻き回される。
32は磁性材料によって形成される流入継手であり、コイルボビン30の上方鍔部30B上に配置される上側磁極板32Aを備えるとともに上側磁極板32Aの下面より下方に向かって突出する固定鉄心32Bと、上側磁極板32Aの上面より上方に向かって突出する流入管32Cとを備える。
そして流入管32Cの上端から固定鉄心32Bの下端に向かって燃料流入路32Dが貫通して穿設されるもので、この燃料流入路32D内には、下方に臨んで環状スプリング調整管33が嵌入される。
又、流入管32Cの上端近傍の外周に穿設した環状溝内には第3シールリング34が配置され、更に第3シールリング34より下方の流入管32Cの外周には取付け用の環状溝32Eが形成される。この環状溝32Eの横断面形状はDカット状の欠円形状が好ましい。
これは燃料噴射弁Jの回転を抑止する為である。
そして、前記流入継手の上側磁極板32Aはコイルボビン30の上方鍔部30B上に配置されるとともに固定鉄心32Bはコイルボビン30の円筒部30A内に挿入配置される。
35はコイルボビン30の円筒部30A内に移動自在に配置されるとともに固定鉄心32Bの下端面に対向配置されるコアであり、このコア35はスプリング36によって固定鉄心32Bより離れる方向に付勢される。
37は磁性材料によって形成されるヨークであり、略中間に形成される底部より上方に向けてコイルボビン収納孔37Bが凹設されるとともに下方に向けてバルブボデー収納孔37Cが凹設される。
そして、ヨーク37のコイルボビン収納孔37B内に電磁コイル31を含むコイルボビン30と流入継手32の上側磁極板32Aが収納され、この状態においてヨーク37の上端に形成される上側薄肉部が上側磁極板32Aの上端に向けて内方へカシメられる。
38は、下端に噴孔38Aが穿設されたバルブボデーであり、このバルブボデー38内には、下端に噴孔38Aを開閉するテーパー弁部39Aを備えたニードル弁39が移動自在に配置され、このニードル弁39の上端は前記コア35に固着される。
かかるコア35及びニードル弁39を備えたバルブボデー38は、ヨーク37のバルブボデー収納孔37C内に下方より挿入配置され、ヨーク37の下端の薄肉部がバルブボデー38の縮径段部に向けて内方へカシメられる。
40は、電磁コイル31の巻き始め線と巻き終わり線とに接続される一対のオス型端子ピンであり、このオス型端子ピン40はカプラ41の内底部に突出して埋設される。
かかるカプラ41は、ヨーク37の上端薄肉部及び流入管32Cの下方外周を合成樹脂材料によってアウトモールドする際に同時に形成される。
尚、42はヨーク37の下端近傍の外周に穿設した環状溝内に配置された第4シールリングである。
【0012】
次にベース体Bについて説明する。
ベース体Bは、下端50Aから右側方に向かって取付け腕部50Bが延出して形成され、中間部の左外周より下端50A側に向けて燃料室凹部50Dが凹設される。
又、ベース体Bの上端50Cには、電磁燃料ポンプPの下方に突出する固定鉄心3を挿入する為の第1流路51の上端が開口するもので、この第1流路51の下端は開口部51Aをもって燃料室凹部50D内に開口する。
又、ベース体Bの下端50Aには、燃料噴射弁Jの上方に突出する流入管32Cを挿入する為の第2流路52の下端が開口するもので、この第2流路52の上端は開口部52Aをもって燃料室凹部50D内に開口する。
再び説明を燃料室凹部50Dに戻すと、燃料室凹部50Dは、ベース体Bより左側方に形成される平坦面状の取付け鍔部50Eより上方に向かって燃料室凹部50Dが凹設され、燃料室凹部50Dの上底部50Fより下方に向けてリターン燃料通路53が形成される。このリターン燃料通路53は、その下端が開口部53Aをもって燃料室凹部50D内へ開口し、リターン燃料通路53の上端は大気に向かって上方に開口する。
以上によると、燃料室凹部50Dには、第1流路51の下端の開口部51Aと、第2流路52の上端の開口部52Aと、リターン燃料通路53の下端の開口部53Aとが開口する。
尚、50Gは、取付け腕部50Bに穿設された取付け孔であり、50Hは噴射弁取付けネジ孔であり、50Jはポンプ取付けネジ孔である。
【0013】
そしてベース体BにプレッシャーレギュレタRは以下によって形成される。60は燃料室凹部50Dの下方開口を閉塞する有底カップ状をなすスプリング室本体であり、燃料室凹部50Dの下方開口とスプリング室本体60の上方開口との間に円板状をなす、例えばダイヤフラム61が配置され、スプリング室本体60の上端外周を燃料室凹部50Dの取付け鍔部50Eに向けて螺着することによって両開口が閉塞される。
以上によると、ダイヤフラム61の上面と燃料室凹部50Dとによって燃料室62が区分形成され、ダイヤフラム61の下面とスプリング室本体60とによってスプリング室63が区分形成される。
すなわち、燃料室62とスプリング室63とはダイヤフラム61によって区分形成され、燃料室62には、上下方向においてリターン燃料通路53の下方の開口部53Aが開口し、燃料室62の側方には、第1流路51の下端の開口部51Aと、第2流路52の上端の開口部52Aが開口する。
又、64はリターン燃料通路53の燃料室62内への開口部53Aに臨んで配置されるとともにダイヤフラム61と同期的に移動する制御弁であり、この制御弁64はスプリング室63内に縮設されるレギュレタースプリング65によってリターン燃料通路53の燃料室64への開口部53Aに向けて付勢される。
【0014】
ベース体Bに電磁燃料ポンプP、燃料噴射弁Jが取着されるもので燃料ポンプPは以下によってベース体Bに取着される。
ベース体Bの上端50Cに開口する第1流路51に電磁燃料ポンプPの固定鉄心3の下方を挿入するとともに下側磁極板4Aの下方に形成される固定鉄心3の鍔部3Aをベース体Bの上端50C上に当接配置し、かかる状態においてヨーク19の取付け片部19Aの取付け孔19Bを介してネジ66をベース体Bのポンプ取付けネジ孔50Jに向けて螺着する。
以上によると、電磁燃料ポンプPを構成する固定鉄心3の下方がベース体Bの第1流路51内に挿入されることにより電磁燃料ポンプPがベース体Bの上端50C上に立設されて支持されるとともに取付け片部19Aがネジ66によってベース体Bに螺着されることによって電磁燃料ポンプPはベース体Bの上端50C上に固定的に取着される。
尚、第1流路51内に挿入される固定鉄心3の外周と前記第1流路51の内周との間の気密は第1シールリング6Aによって維持される。
【0015】
次の燃料噴射弁Jは以下によってベース体Bに取着される。
燃料噴射弁Jの環状溝32E(Dカット等の欠円環状溝に形成される)内に一側方が開口するクリップ67が嵌合配置され、次いで流入管32Cがベース体Bの下端50Aに開口する第2流路52内に挿入配置され、かかる状態において、クリップ67に貫通して穿設した取付け孔を介してネジ68をベース体Bの下端50Aに開口する噴射弁取付けネジ孔50Hに向けて螺着する。
以上によると、燃料噴射弁Jを構成する流入管32Cがベース体Bの第2流路52に挿入されることにより燃料噴射弁Jがベース体Bの下端50A上に立設されて支持されるとともにクリップ67がネジ68を介してベース体Bの下端50Aに螺着されることにより燃料噴射弁Jの回転が抑止されて固定される。
尚、第2流路52内に挿入される流入管32Cの外周と第2流路52の内周との間の気密は第3シールリング34によって維持される。
【0016】
かかる電磁燃料ポンプPと燃料噴射弁JとプレッシャーレギュレタRとが一体的に取着されたベース体Bは以下によって機関へ配置される。
図2において説明すると、70は内部に吸気通路71が貫通して穿設された吸気管であり、吸気通路71の下流は機関Eに接続され、その上流は後述するスロットルボデーに接続される。
又吸気管70には、燃料噴射弁Jのヨーク37の下端部及びバルブボデー38を挿入するとともに吸気通路71内に向かって開口する噴射弁支持孔72が穿設される。更に吸気管70にはベース体支持部73が斜め上方に向かって突出して形成されるものでベース体支持部73の上端面73Aには、メネジ孔74が穿設される。
一方、前述したスロットルボデー75内には吸気管70の吸気通路71に連なる吸気通路76が穿設されるもので、この吸気通路76はスロットルボデー75に回転自在に支持された絞り弁軸77に取着されるバタフライ型の絞り弁78によって開閉される。
この絞り弁軸77の回転操作は運転者によって操作される。
又、前記スロットルボデーの吸気通路76の上流側はエアクリーナAに接続される。すなわち、エアクリーナAによって異物が除去された清浄な空気は、スロットルボデー75の吸気通路76、吸気管70の吸気通路71を介して機関Eに向けて供給され、このとき、機関Eに向かう空気量は、運転者によって操作される絞り弁78の開度に応じて決定される。
【0017】
そして、電磁燃料ポンプPと燃料噴射弁Jと、プレッシャーレギュレタRとを備えるベース体Bは以下によって吸気管70に取着される。
すなわち、ベース体Bの取付け腕部50Bが吸気管70のベース体支持部73の上端面73A上に配置されるとともに燃料噴射弁Jのバルブボデー38を含むヨーク37の下端部が吸気管70の噴射弁支持孔72内へ挿入配置される。
かかる状態において取付け腕部50Bの取付け孔50Gを介してネジ79をメネジ孔74に向けて螺着する。
以上によると、ベース体Bは吸気管70に固定的に取着されるもので、このとき燃料噴射弁Jのバルブボデー38を含むヨーク37の下端部が吸気管70の噴射弁支持孔72内に支持される。従って、燃料噴射弁Jのバルブボデー38の下端面に開口する噴孔38Aもまた噴射弁支持孔72内に開口するもので、噴孔38Aは噴射弁支持孔72を介して吸気管70の吸気通路71内に向かって開口する。
そして、燃料配管は次の如く行われる。すなわち内部に燃料が貯溜された燃料タンクTと燃料ポンプPの流入継手15に穿設される燃料流入路16とは燃料流入配管80によって接続される。
尚、81は前記燃料流入配管内に配置される低圧側燃料フィルタであり、82は燃料流入配管80の燃料タンクTへの開口端に配置されるストレーナである。
又、プレッシャーレギュレタRのリターン燃料通路53と燃料タンクTとはリターン燃料配管83によって接続される。
一方、電磁燃料ポンプPのカプラ21には図示されないECU(エレクトリックコントロールユニット)等の外部電源に接続されたメス型コネクタが嵌合され、オス型端子ピン20を介して電気的に接続され、燃料噴射弁Jのカプラ41には図示されないECU等の外部電源に接続されたメス型コネクタが嵌合され、オス型端子ピン40を介して電気的に接続される。
前記ECU、メス型コネクタは図示されない。
【0018】
以上よりなる燃料供給装置を備えた燃料噴射装置によると、機関の始動操作を含む機関の運転者において、ECUから電磁燃料ポンプPに向けて電気信号が出力されるもので、電磁燃料ポンプPの電磁コイル2への非通電時において、可動プランジャ8は上スプリング17Bと下スプリング17Aとのバネ力が釣りあった第1状態に保持され、ポンプ室18は小容積状態に保持される。
次いで電磁コイル2へ通電されると、可動プランジャ8は固定鉄心3に向けて下方へ吸引移動して第2状態に保持され、ポンプ室18の室容積はその移動に応じて増加し大容積状態に保持される。
従って、ECUから電磁コイル2に向けて出力される電気信号によると、可動プランジャ8は前記電気信号に応じて往復動を行なうもので、ポンプ室18の室容積が大となる状態において、吐出逆止弁11は吐出弁座9を閉塞するとともに吸入逆止弁14が吸入弁座13を開放し、これによって燃料タンクT内の燃料を、燃料流入配管80を介してポンプ室18内に吸入する。
一方、ポンプ室18の室容積が小となる状態において、吸入逆止弁14は吸入弁座13を閉塞するとともに吐出逆止弁11が吐出弁座9を開放し、ポンプ室18内において昇圧された燃料をプランジャ流路8Bを介して燃料吐出路5に向けて吐出する。
以上によれば、機関の始動操作時を含む機関の運転時において、燃料タンクT内の燃料をポンプ室18内において昇圧し、連続的に燃料吐出路5よりベース体Bの第1流路51内へ昇圧された燃料を供給する。
【0019】
そして、前述の如く電磁燃料ポンプPによって昇圧された燃料は、第1流路51の開口部51Aを介してプレッシャーレギュレタRの燃料室62内へ供給されるもので、この燃料圧力はプレッシャーレギュレタRによって所定の燃圧に制御される。
すなわち、第1流路51から供給される燃料は燃料室62を充満して制御弁64を含むダイヤフラム61をスプリング室63側へと移動させる。
そして、燃料室62に加わる燃料圧力と、スプリング室63内に縮設されたレギュレタースプリング65のバネ力とが設定された圧力にて釣りあった状態において、ダイヤフラム61の位置が設定される。
これによると制御弁64は、前記ダイヤフラムの位置に応じてリターン燃料通路53を開放するもので、燃料室62内の燃料はリターン燃料通路53よりリターン燃料配管83を介して燃料タンクT内へと戻される。
以上によると燃料室62を含む第1流路51内の燃料圧力を所定の圧力に制御できたもので、この調圧された燃料が第2流路52を介して燃料噴射弁Jへと供給される。
【0020】
一方、燃料噴射弁Jにあっては、燃料ポンプPと同様にECUからの電気信号が出力されるもので、電磁コイル31に通電されると、コア35はスプリング36のバネ力に抗して固定鉄心32Bに向けて吸引され、ニードル弁39のテーパー弁部39Aが噴孔38Aを開放する。
従って、ニードル弁39は、ECUからの噴射信号(通電時間)に応じて噴孔38Aを開放するもので、ベース体Bの第2流路52内にある所定の圧力に調圧された燃料を噴孔38Aを介して吸気管70の吸気通路71内に向けて噴射供給する。
【0021】
又、機関へ供給される空気量は、絞り弁78の開度によって制御されて供給されるもので、燃料噴射弁Jより供給される制御された燃料と、絞り弁78によって制御された空気と、が供給されることによって機関の適正なる運転を行なうことができる。
【0022】
以上よりなる本願発明の燃料供給装置によると、特に燃料噴射弁として、ECUからの電気信号を燃料流量に変換する電磁式の燃料噴射弁Jを用いたことにより、従来の燃料噴射弁の燃料制御性、信頼性をそのまま維持することができるとともにベーパーに対してタフネス性の高い燃料供給装置を提供できる。
すなわち、電磁燃料ポンプPは、ポンプ駆動時において、電磁コイル2が自己発熱すること。及び電磁燃料ポンプPが機関雰囲気温度の影響を受けること。から電磁燃料ポンプP内においてベーパーが発生することがあり、このベーパーは電磁燃料ポンプPから吐出される燃料に混入してポンプ外へと排出される。
ここで、本発明になる燃料供給装置にあっては、電磁燃料ポンプPから吐出される燃料を直接的に燃料噴射弁Jに向けて供給することなく、プレッシャーレギュレタRの燃料室62を介して燃料噴射弁Jに供給したものである。
ここでプレッシャーレギュレタRの燃料室62について着目すると、制御弁64は燃料圧力を調圧する為に、リターン燃料通路53の開口部53Aを、燃料圧力を受けて変位するダイヤフラム61と同期して連続的に開閉するものであり、これによると、電磁燃料ポンプPから第1流路51を介してプレッシャーレギュレタRの燃料室62内に流入する燃料中に含まれるベーパーは、燃料室62内において燃料を空気とに分離され、この空気は、リターン燃料通路53の開口部53Aからリターン燃料配管83を介して燃料タンクT内へ向かうリターン燃料とともに燃料タンクT内に向けて排出させることができる。
以上によると燃料室62から第2流路52を介して燃料噴射弁Jにベーパーが含まれることのない燃料を供給することが可能となり、もって燃料噴射弁Jよりベーパーを含むことのない燃料を連続的に且つ安定して吸気路71内に向けて噴射供給できる。
【0023】
そして、前記において、リターン燃料通路53の燃料室62内への開口部53Aを、第1流路51の燃料室62内への開口部51Aより重力方向において上方位置に開口することによると、第1流路51の開口部51Aより燃料室62内に流入する燃料に含まれるベーパーを効果的にリターン燃料通路53を介して燃料タンクTに向けて排出することができる。
すなわち、第1流路51の開口部51Aより燃料室62内に流入する燃料中に含まれるベーパーは、大容積を有する燃料室62内に進入するや、燃料とベーパーに分離され、ベーパー自身が有する浮力によって燃料室62内を上方向に移動するもので、このベーパーは、第1流路51の開口部51Aより上方向にあるリターン燃料通路53の開口部53Aを介して効果的に排出される。
【0024】
又、前記において、リターン燃料通路53の開口部53Aを、燃料室62の重力方向における上底部50F(図1において、この上底部50Fは一点鎖線で示される。)に開口したことによると、第1流路51の開口部51Aを介して燃料室62内に進入したベーパーは燃料室62の上底部50Fに集合し、この集合したベーパーを開口部53Aを介してより一層効果的に排出できるもので、ベーパー排出性の更なる向上を達成できる。
【0025】
又、本発明の燃料供給装置によれば、ベース体Bに電磁燃料ポンプPと燃料噴射弁JとプレッシャーレギュレタRとが一体的に取着されたので、このベース体Bを吸気管70に取着することによって燃料供給装置を一度に機関へ取着できる。
更に燃料配管は、燃料流入配管80及びリターン燃料配管83を燃料タンクTに接続することによって配管を完了できる。
以上によると、特に取付けスペースが限定される二輪車用の燃料供給装置として好適である。
【0026】
又、プレッシャーレギュレタRの燃料室62を形成する燃料室凹部50Dをベース体Bに一体形成したことによると、プレッシャーレギュレタRの部品点数、組付け工数を削減でき、製造コストの低減を達成でき、このうちプレッシャーレギュレタRをベース体Bに組付ける為の取付けマチ、取付けボルトの削減は特に効果的である。
【0027】
更に、ベース体Bに第1流路51、燃料室62、第2流路52を形成したことによると、高圧燃料が流れる配管及び室を全てベース体B内に形成できたので、配管、室の剛性を充分に高めることができると共に外観をシンプルにでき、特に二輪車において好ましい。
【0028】
再び図1に戻って説明すると、90は燃料ポンプPから燃料噴射弁Jに向かう燃料中に含まれる異物を除去する高圧側燃料フィルタであり以下よりなる。
91は薄板環状をなす鍔部であり、鍔部91より下方に向かって網目袋状をなすフィルタネット92が形成される。
かかる高圧側燃料フィルタ90はベース体B内にあって電磁燃料ポンプPの燃料吐出路5より下流側の燃料流路内に配置される。
具体的には、燃料ポンブPの固定鉄心3の下端と第1流路51内の段部51B上に鍔部91が配置され、段部51Bより下方の第1流路51内にフィルタネット92が配置される。
かかる高圧側燃料フィルタ90をベース体Bの第1流路51内に配置したことによると、高圧側燃料フィルタ90に対する配管接続が不要となる。高圧側燃料フィルタ90の周囲を囲繞するハウジングが不要となる。ことにより高圧側燃料フィルタ90の製造コストを低減できる。
又高圧側燃料フィルタ90は、電磁燃料ポンプPをベース体Bより外すことによって外部へ取り出すことができるので、高圧側燃料フィルタ90のメンテナンスを容易に行なうことができる。
尚、かかる高圧側燃料フィルタ90を、前記固定鉄心3の燃料吐出路5内、あるいは燃料噴射弁Jの流入継手32の燃料流入路32D内に配置することが考慮されるが、これによると高圧側燃料フィルタ90の濾過面積がそれら流路径によって制限されるので充分なる濾過面積を得にくい。
【0029】
【発明の効果】
以上の如く、本発明になる燃料供給装置によると、燃料タンク内の燃料を燃料ポンプにて昇圧し、該昇圧された燃料を燃料噴射弁を介して機関に向けて噴射供給する燃料噴射装置において、ベース体に、電磁燃料ポンプと、燃料噴射弁と、プレッシャーレギュレタとを一体的に取着するとともに電磁燃料ポンプの燃料吐出路と燃料噴射弁の燃料流入路とをプレッシャーレギュレタの燃料室内に開口し、電磁燃料ポンプから吐出される燃料を、プレッシャーレギュレタの燃料室を介して燃料噴射弁に向けて供給したので、従来の燃料噴射弁の燃料制御性、信頼性をそのまま維持できるとともに電磁燃料ポンプ内に生起するベーパーに影響を受けることなく連続的で安定した燃料の供給を行なうことができる。
【0030】
又、前記プレッシャーレギュレタの燃料室内に開口するリターン燃料通路の開口部を、電磁燃料ポンプの燃料吐出路とプレッシャーレギュレタの燃料室とを連絡する第1流路の燃料室内への開口部より重力方向において上方位置に開口したことによると、プレッシャーレギュレタより燃料室内に流入するベーパーの排出性を向上でき、そのうち特に、又、前記プレッシャーレギュレタの燃料室内に開口するリターン燃料通路の開口部を、燃料室内の重力方向における上底部に開口したことによると、燃料室内の上底部に収束するベーパーをより一層確実にリターン燃料通路より排出できる。
【0031】
更に、前記プレッシャーレギュレタの燃料室を形成する燃料室凹部をベース体に一体形成したことによると、部品点数、組付け工数の削減を達成でき、製造コストを低減できる。
【0032】
更に又、前記電磁燃料ポンプの燃料吐出路とプレッシャーレギュレタの燃料室とを連絡する第1流路と、燃料噴射弁の燃料流入路とプレッシャーレギュレタの燃料室とを連絡する第2流路とをベース体内に形成するとともに前記第1流路に高圧側燃料フィルタを配置したことによると、高圧燃料が流れる燃料配管の剛性を高めることができるとともに配管系を簡便にまとめることができ、特に二輪車において好ましい。
又、第1流路に高圧側燃料フィルタが配置されたことによると、リターン燃料通路及び燃料噴射弁における異物のタフネス性を向上できるとともに高圧側燃料フィルタの配置の自由度を高めることができ、更にはメンテナンス性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の燃料供給装置の一実施例を示す縦断面図。
【図2】本発明の燃料供給装置が機関に組付けられた状態における燃料系統図。
【符号の説明】
5 燃料吐出路
32D 燃料流入路
51 第1流路
51A 開口部
53 リターン燃料通路
62 燃料室
B ベース体
J 燃料噴射弁
P 電磁燃料ポンプ
R プレッシャーレギュレタ
Claims (5)
- 燃料タンク内の燃料を燃料ポンプにて昇圧し、該昇圧された燃料を燃料噴射弁を介して機関に向けて噴射供給する燃料噴射装置において、ベース体Bに、電磁燃料ポンプPと、燃料噴射弁Jと、プレッシャーレギュレタRとを一体的に取着するとともに電磁燃料ポンプPの燃料吐出路5と燃料噴射弁Jの燃料流入路32DとをプレッシャーレギュレタRの燃料室62内に開口し、電磁燃料ポンプPから吐出される燃料を、プレッシャーレギュレタRの燃料室62を介して燃料噴射弁Jに向けて供給したことを特徴とする燃料供給装置。
- 前記プレッシャーレギュレタの燃料室62内に開口するリターン燃料通路53の開口部53Aを、電磁燃料ポンプPの燃料吐出路5とプレッシャーレギュレタRの燃料室62とを連絡する第1流路51の燃料室62内への開口部51Aより重力方向において上方位置に開口したことを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
- 前記プレッシャーレギュレタの燃料室62内に開口するリターン燃料通路53の開口部53Aを、燃料室62内の重力方向における上底部50Fに開口したことを特徴とする請求項2記載の燃料供給装置。
- 前記プレッシャーレギュレタの燃料室62を形成する燃料室凹部50Dをベース体Bに一体形成したことを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
- 前記、電磁燃料ポンプPの燃料吐出路5とプレッシャーレギュレタRの燃料室62とを連絡する第1流路51と、燃料噴射弁Jの燃料流入路32DとプレッシャーレギュレタRの燃料室62とを連絡する第2流路52とをベース体B内に形成するとともに前記第1流路51に高圧側燃料フィルタ90を配置したことを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003208019A JP2005061251A (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | 燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003208019A JP2005061251A (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | 燃料供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005061251A true JP2005061251A (ja) | 2005-03-10 |
Family
ID=34364277
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003208019A Withdrawn JP2005061251A (ja) | 2003-08-20 | 2003-08-20 | 燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005061251A (ja) |
-
2003
- 2003-08-20 JP JP2003208019A patent/JP2005061251A/ja not_active Withdrawn
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