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JP2005057340A - 画像読取記録装置およびファクシミリ装置 - Google Patents

画像読取記録装置およびファクシミリ装置 Download PDF

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JP2005057340A
JP2005057340A JP2003205938A JP2003205938A JP2005057340A JP 2005057340 A JP2005057340 A JP 2005057340A JP 2003205938 A JP2003205938 A JP 2003205938A JP 2003205938 A JP2003205938 A JP 2003205938A JP 2005057340 A JP2005057340 A JP 2005057340A
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JP2003205938A
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Kazuyuki Morinaga
和幸 森永
Naohiro Iwata
直宏 岩田
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

【課題】原稿搬送機構が簡素であり、しかも、フラットベッド型画像読取記録装置が小型であり、操作性が優れている画像読取装置およびファクシミリ装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】原稿端部検知手段がプラテンからはみ出した部分のあることを検知しない場合、プラテン上の画像情報のみを読み取り、一方、原稿端部検知手段がプラテンからはみ出した部分のあることを検知した場合、プラテン上の第1の画像情報を読み取った後に、第1の原稿搬送手段で原稿を搬送し、はみ出した部分をプラテン上に搬送し、第1の画像情報に隣接する第2の画像情報を読み取り、画像処理部が、第1の画像情報と第2の画像情報とを、1つの画像情報に合成する。
【選択図】 図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿を載置する原稿台と圧板とを有する読取部と、シート状記録紙に画像を形成する記録部とによって構成されているフラットベット型画像読取記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、家庭用のプリンタやファクシミリ装置においては、記録紙を搬送させながら、1ライン毎に画像を形成するラインプリンタが、そのコンパクト性から記録装置として多く搭載されている。
【0003】
一方、読取装置に関しては、写真やはがき等、大切な原稿に傷やローラ跡等が残るのを防ぐ目的から、固定した読取部に原稿を搬送させるシート搬送読取装置よりも、原稿台上のプラテン上に原稿を載置し、プラテンの下部に配置された読取手段が移動することによって画情報読取動作を行うフラットベット読取装置が望まれている。
【0004】
ここで、本体上部にフラットベット読取装置を配置し、本体下部に記録装置を配置したフラットベット読取記録装置における記録装置として、A4サイズの記録紙に画像形成が可能であり、かつ記録装置としての外形がA4サイズよりも小さいプリンタによって、ライン毎に印字するプリンタの1つであるインクジェットプリンタが提供されている。
【0005】
ところが、フラットベット読取装置は、A4サイズの原稿を載置するので、読取装置の外形は、A4サイズよりも大きくなる。このために、記録装置のコンパクト性を活用していない状況である。
【0006】
ところで、家庭での使用を考えたときに、シート搬送を避けたい原稿である写真やはがき等は、A4サイズよりも小さいサイズであることが多い。しかし、プリンタでプリントアウトした画像等シート搬送可能な原稿としては、A4サイズの原稿も多い。このため、A4サイズよりも小さいサイズのフラットベット読取装置で、かつA4サイズのシート原稿の読取も可能である読取装置が要求されている。
【0007】
ここで、従来の複写機には、原稿台上部に配置された圧板ユニット内にベルト部材とベルトを駆動する原稿搬送駆動系を配置し、圧板ユニット内の原稿載置台に載置された原稿をベルト駆動系が駆動するベルト部材によって、原稿台上まで搬送させる機構が搭載されている。この機構を利用することによって、原稿台サイズよりも大きいサイズの原稿を搬送させることができる。
【0008】
また、ベルト部材による搬送機構を有する従来の装置においては、操作性が考慮され、小型化が図られている(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0009】
【特許文献1】
特開平9−281756号公報
【特許文献2】
特開平10−312092号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来例では、圧板ユニット内に、ベルト部材と原稿搬送駆動系とが配置されているので、圧板ユニットが大きく重くなり、装置操作性が良くないという問題がある。
【0011】
また、駆動系に関しても、原稿台内部にある読取手段駆動系と圧板ユニット内の原稿搬送駆動系との、2種類の駆動系を設ける必要があり、読取装置としての駆動系が複雑であるという問題があり、小型化や簡単な操作性追求するには不向きである。
【0012】
本発明は、原稿搬送機構が簡素であり、しかも、フラットベッド型画像読取記録装置が小型であり、操作性が優れている画像読取装置、ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成手段と、原稿を載置する原稿台と、上記原稿台の上方に配置され、上記原稿台部に対して回動可能に取り付けられている圧板とを具備する画像読取記録装置において、上記原稿台に配置され、上記画像形成手段によって画像形成可能な定型シートの最大サイズよりも小さいサイズのプラテンと、上記原稿台内部に配置され、上記プラテン上に載置されている原稿の画像を読み取る画像読取手段と、上記原稿台の上記プラテンの一方の端部の外側に配置され、原稿を挟持してプラテンへ給送する第1の原稿搬送手段と、上記原稿台の上記プラテンの他方の端部の外側に配置され、原稿を挟持してプラテンから排出する第2の原稿搬送手段と、上記原稿台内部に配置され、上記第1、2の原稿搬送手段を駆動する原稿搬送駆動手段と、上記プラテン上に載置されている原稿に、上記プラテンからはみ出している部分があるかどうかを検知する原稿端部検知手段と、上記画像読取手段によって読み取られた複数の画像情報を1つの画像情報に合成する画像処理部と、上記原稿端部検知手段が上記プラテンからはみ出した部分のあることを検知しない場合、プラテン上の画像情報のみを読み取り、一方、上記原稿端部検知手段が上記プラテンからはみ出した部分のあることを検知した場合、プラテン上の第1の画像情報を読み取った後に、上記第1の原稿搬送手段で原稿を搬送し、上記はみ出した部分をプラテン上に搬送し、第1の画像情報に隣接する第2の画像情報を読み取り、上記画像処理部が、上記第1の画像情報と上記第2の画像情報とを、1つの画像情報に合成する制御手段とを有することを特徴とする画像読取記録装置である。
【0014】
【発明の実施の形態および実施例】
図1は、本発明の実施例1である読取記録装置RW1の全体を示す斜視図である。
【0015】
読取記録装置RW1は、読取装置部1と、記録装置部2とを有する。読取装置部1は、記録装置部2の上部に配置され、圧板11と原稿台12とによって構成されている。
【0016】
原稿台12には、プラテン13と第1の原稿搬送駆動ローラ14と第2の原稿搬送駆動ローラ15とが配置され、第1の原稿搬送駆動ローラ14と第2の原稿搬送駆動ローラ15とは、プラテン13の外側に、両ローラの軸が平行になるように配置されている。
【0017】
圧板11には、第1の原稿搬送従動コロ17と第2の原稿搬送従動コロ18とが配置されている。圧板11は、ヒンジ19を回転中心とし、原稿台12に対して、回動自在に取り付けられ、原稿台12に対して、圧板11を閉鎖状態にしたときに、第1の原稿搬送駆動ローラ14と第1の原稿搬送従動コロ17と、また、第2の原稿搬送駆動ローラ15と第2の原稿搬送従動コロ18とが、それぞれ当接するように構成されている。
【0018】
また、原稿台12に対して、圧板11を開放状態にしたときに、装置使用者が、原稿台12の上に容易に原稿を載置することができるようにするために、圧板11と原稿台12との間に、充分な空間が確保されるように、ヒンジ19の回動角度が構成されている。
【0019】
また、原稿台12のヒンジ19と反対側の端部付近には、操作部16が配設されている。原稿端部検知センサ121は、第1の原稿搬送駆動ローラ14の近傍に設けられているセンサであり、レバー部121aが原稿台12から突出し、プラテン13上に載置されている原稿が、プラテン上からはみ出している場合、そのレバー部121aの上に乗り、レバー部121aを押し下げ、原稿のはみ出し部分があることを検知する。
【0020】
原稿端部検知センサ121には、レバー付きマイクロスイッチを使用しているが、マイクロスイッチの代わりに、フォトインタラプタ等、非接触タイプの検知手段を用いるようにしてもよい。
【0021】
次に、上記実施例における記録装置部2の構成について説明する。
【0022】
図2は、本発明の実施例1である読取記録装置RW1における記録装置部2の概略断面図(図1において矢印A方向の断面図)である。
【0023】
まず、記録紙の搬送動作について説明する。
【0024】
記録紙載置台21に、記録紙束22が載置されると、図示しない記録紙有無検知センサが検出した信号を、読取記録装置RW1の制御部へ送り、読取記録装置RW1は、記録紙有りの状態であることを認識する。
【0025】
次に、図示しない記録紙駆動系が作動し、記録紙束22は、記録紙分離ローラ23によって、1枚ずつ分離される。記録紙分離ローラ23によって分離された記録紙24は、記録紙搬送路25に対して、互いに対向する位置に配置されている記録紙搬送ローラ26a、記録紙搬送コロ26bによって構成されている記録紙搬送ローラ対26まで搬送され、さらに、記録紙24は、記録紙搬送ローラ対26によって、記録紙搬送路25上を画像記録位置27まで搬送され、この位置で、記録紙24の搬送は、一旦停止され、画像記録位置27に保持される。
【0026】
画像記録位置27において、記録紙搬送路25の上方に配置されているインクジェット記録ヘッド28の印字部吐出口からインクが吐出され、記録紙24の画像記録面にインク滴が付着することによって、画像が形成される。1ライン分の画像記録が終了すると、記録紙搬送ローラ対26が再び回転し、記録紙24は、図2中、左方向に搬送され、記録紙24が一定量搬送されると、再び記録紙24の搬送が停止され、次ラインの画像記録が行われる。
【0027】
以上の工程を繰り返すことによって、記録紙1枚分の画像記録が終了すると、記録紙24は、記録紙搬送路25に対して互いに対向した位置に配置されている記録紙排出ローラ29aと、記録紙排紙コロ29bとによって構成されている記録紙排紙ローラ対29によって、記録紙排出口30から機外に排出される。
【0028】
次に、記録装置部2の占有設置面積について説明する。
【0029】
図3は、上記実施例における記録装置部2の内部を示す平面図である。
【0030】
図3に示す記録紙24は、A4サイズである。図2を用いて説明したように、記録紙24は、記録紙搬送ローラ26aと記録紙排紙ローラ29aとによって搬送されながら、インクジェット記録ヘッド28の印字部吐出口から吐出したインクによって、印字面に画像が形成される。
【0031】
この際、インクジェット記録ヘッド28は、記録紙24の搬送方向垂直方向(以下、「記録紙幅方向」と呼ぶ)に、往復運動することによって、記録紙24へのインク吐出を行う。よって、記録紙24の幅方向の印字可能領域を大きく取るためには、インクジェット記録ヘッドの移動領域は、図3における28から28’までになり、記録紙幅寸法よりも大きくなる。
【0032】
また、記録装置部2内には、概念的に示した記録紙搬送駆動系31が、記録紙幅方向インクジェット記録ヘッド移動領域外に配置されている。このために、記録装置部2の記録紙幅方向の寸法は、記録紙幅寸法よりもさらに大きい。以上によって、図3に示すように、記録装置部2の記録紙搬送方向寸法は、記録紙サイズA4よりも小さいが、記録紙幅方向寸法は、記録紙サイズA4よりも大きくなり、記録装置部2の占有設置面積は、ほぼA4サイズと等しい。
【0033】
図4は、読取装置部1の構成を表すブロック図である。
【0034】
制御部B1は、装置内部に配置されている基板上に実装されているCPU、画像処理部によって構成されている。原稿読取部B2は、CISと駆動部とによって構成されている。原稿搬送部B3は、不図示の原稿給送部と、不図示の原稿排紙部と、これらを駆動する不図示の駆動部とによって構成されている。
【0035】
この他、記録部B4と、操作部B5と、原稿端部検知センサB6とが設けられている。通信部B7は、電話回線を介して、他機種との通信を行うモデムを実装したNCUによって構成されている。メモリ部B8は、回線を介して受信した画像データや、読取部B2から読み取った画像データを蓄積するメモリ部である。
【0036】
図5は、読取記録装置RW1のうちで、読取部1の概略構成を説明する斜視図である。
【0037】
読取部1において、無端ベルト部材101は、第1、第2の原稿搬送駆動ローラ14、15の下方に配置されているプーリ102にかけられ、ベルト部材101の一部が読取手段33(図6参照)と連結されている。本実施例において読取手段33は、光源(不図示)によって原稿面を照射し、反射光を電気的に読み取る電気素子であり、コンタクトイメージセンサ(CIS)を採用している。プーリ102にギア連結しているモータM1は、所定のステップ数パルス信号によって回転し、ベルト101を駆動し、読取手段33を副走査方向に移動させる。
【0038】
図中、読取手段33の初期位置33dは、原稿の先端位置と読取ラインとが一致する位置である。矢印S方向は、副走査方向であり、読取手段33は、初期位置33dから矢印Sの方向に移動しつつ、原稿面を読み取る。また、読み取りが終了すると、モータM1を逆転させ、読取手段33を初期位置33dまで移動させ、次の読取動作に備えて待機する。
【0039】
無端ベルト部材103は、第1、第2の原稿搬送駆動ローラ14、15の軸端部に取り付けられているギア104に噛合して掛け渡されている無端ベルト部材であり、モータM2は、ギア104とギア連結し、モータM2を回転させることによって、第1、第2の原稿搬送駆動ローラ14、15を回転駆動させることができる。本実施例では、第1、第2の原稿搬送駆動ローラ14、15による原稿の搬送速度は、略等速となるように、ギア比、ローラ径が設定されている。
【0040】
次に、読取装置部1の構成について説明する。
【0041】
まず、プラテン13のサイズよりも小さい原稿を読み取る場合の読取部の動作について説明する。
【0042】
図6は、読取装置部1を示す断面図(図1において矢印A方向の断面図)であり、プラテン13よりも小さいサイズの原稿を読み取る場合における断面図である。
【0043】
ここで、本実施例のプラテン13は、A5サイズよりも若干大きい面積である。家庭内で扱う原稿のうちで、傷やローラ跡がつくことを避けるという観点からは、装置内を搬送させることが好ましくない写真やはがき等の原稿は、A5サイズ以下の大きさの原稿が多い。よって、家庭での使用を考えた場合に、プラテンの大きさは、充分な面積である。
【0044】
プラテン13の上面に、原稿32を載置する。次に、圧板11を閉じ、原稿台12を閉鎖状態にする。このようにすることによって、プラテン13上に載置された原稿32は、圧板11の自重によって、読取動作中に位置のずれがない。このときに、原稿後端検知センサ121のレバー部121a(図10参照)に原稿が乗っていないので、検知センサ121からの信号は無く、原稿がプラテン13からはみ出した部分がないことを、読取装置部1が認識できる。
【0045】
ここで、操作者は、操作部16上のコピースタートキー110(図5参照)を押下すると、読取手段33が、1ラインごとのラインデータを読み取り、しかも、1ライン読み取るごとに、モータを駆動し、読取手段33を副走査方向(図1中矢印方向)に移動させ、これによって、原稿面の画像情報を2次元的に読み取る。これによって、プラテン13上の原稿を読み取ることができる。
【0046】
本実施例では、原稿端部検知センサが原稿はみ出し部分を検知しない場合における読み取りサイズは、A5サイズであり、このA5サイズをデフォルトとし、読み取りサイズを操作者が選択しないでコピー動作をスタートさせれば、A5サイズを読み取ることができる。また、操作部上のサイズ選択キー111(図5参照)を押下することによって、読み取りサイズを切り替えることができ、選択した読み取りサイズは、LCD表示部112に表示される。
【0047】
操作者は、表示部に表示されている読取サイズを見ながら、所望の読取サイズ(たとえば「はがき横」)、が選択されたことを確認し、図5に示すコピースタートキー110を押下すれば、読取手段33を、必要な副走査の移動距離(たとえば、はがき幅)だけ、移動させて読取を行う。
【0048】
本実施例では、原稿端部検知センサが原稿はみ出し部分を検知しない場合、図5に示すサイズ選択キー111を1回、押下するごとに、A5縦→はがき縦→はがき横→A6→写真L判→A5縦→………のように、順次切り替わる。このようにしてサイズ選択を行うことによって、副走査に必要な移動量だけ、読取手段33を移動させ、読み取り動作が終了するので、余分な副走査領域を読み取ることなく、読み取り動作に要する時間を短縮することができ、また、光源点灯、モータ駆動等に要する電力も抑えられ、省エネにもつながる。
【0049】
次に、プラテン13のサイズよりも大きい原稿を読み取る場合の読取装置部1の動作について説明する。
【0050】
図7は、読取装置部1を示す断面図(図1において矢印A方向の断面図)であり、プラテン13よりも大きいサイズの原稿34を載置した場合における断面図である。
【0051】
図8は、プラテン13よりも大きいサイズの原稿34を載置した場合に、原稿34を読み取る動作を説明する斜視図である。
【0052】
図8に示すように、プラテン13よりも大きな原稿34を、プラテン13上に載置する。ここでは、プラテン13よりも大きな原稿34として、A4サイズの原稿34を例にあげる。
【0053】
ここで、原稿台12上の、プラテン13の第2の原稿搬送駆動ローラ15側の端部(以後、「プラテン13の下流側端部」と呼ぶ)付近には、原稿突き当て指標としてのストッパ部材35が配置され、装置使用者が、原稿34をセットする際に、原稿34の先端を突き当て、プラテン13の下流側端部付近に容易にセットできる。
【0054】
次に、圧板11を閉じて原稿台12に対して閉鎖状態とする。このようにすることによって、プラテン13上に載置された原稿34は、圧板11の自重によって、読取動作中に位置がずれることがない。
【0055】
このときに、原稿34の後端部は、プラテン13からはみ出し、第1の原稿搬送駆動ローラ14と従動コロ17とによって挟持され、搬送可能な状態になる。第1の原稿搬送駆動ローラ14の近傍に設けられている原稿後端検知センサ121のレバー部121aに原稿後端部が乗っているので、検知センサ121から信号があり、原稿34がプラテン13からはみ出した部分があることを、読取装置部1が認識できる。
【0056】
ここで、操作者が、操作部16上のコピースタートキー110(図5参照)を押下すると、読取手段33が、1ラインごとのラインデータを読み取り、また、1ライン読み取るごとにモータを駆動し、読取手段33を副走査方向(図中矢印方向)に移動させ、原稿面の画像情報を2次元的に読み取る。
【0057】
本実施例では、原稿端部検知センサが原稿はみ出し部分を検知した場合の読み取りサイズとして、A4サイズをデフォルトとし、操作者が読み取りサイズを選択しないで、コピー動作をスタートさせれば、自動でA4サイズを読み取る設定になっている。
【0058】
プラテン13よりも大きなサイズの原稿34の場合、モータM1を駆動し、読取手段33を副走査方向に所定量移動させ、原稿34の前半部分である第1の画像情報を読み取り、続いてモータM2を駆動し、第1、第2の原稿搬送駆動ローラ14、15を回転させ、原稿34を所定量搬送する。搬送量は、未読である後半部分の先頭ラインが所定位置に到達するまで、搬送する。その間、モータM1は、逆転駆動され、読取手段33は、初期位置33dに戻り、次の読み取り動作の待機状態となっている。
【0059】
未読の後半部分がプラテン13上に搬送された場合、モータM1を再度駆動し、読取手段33を副走査方向に移動させ、原稿34の後半部分である第2の画像情報を読み取る。この場合、読み取った第1、第2の画像情報を、後述する画像合成方法によって、1つの画像情報に合成し、コピーの場合は、記録部B4に送られ、自機に出力され、一方、FAX送信の場合は、通信部B7に送られ、相手機に送信される。
【0060】
上記のような手順で、プラテン13のサイズよりも大きなサイズの原稿34の画像読取を行う。なお、圧板11には、第1、2の原稿搬送従動コロ17、18が配設されているが、原稿搬送駆動源や駆動伝達のための駆動系は、配設されず、圧板11として簡単な構成で軽量である。
【0061】
このために、原稿34を原稿台に載置する場合における圧板11の開閉の操作が容易であり、また、圧板11を開閉するときにおける回転中心であるヒンジ19も、軽量対応の簡単な構成であり、安価に形成できる。また、原稿搬送駆動系に関しても、たとえば駆動源は、原稿台内部、搬送駆動系の一部は、圧板内部というように、原稿搬送駆動系が、原稿台内部と圧板内部とに分割されることがなく、簡単な構成で、原稿搬送駆動系を配置することができる。
【0062】
次に、前半の画像と後半の画像との合成に関して説明する。
【0063】
本実施例では、第1の画像情報と第2の画像情報とを合成する際に、前後の読取画像のズレを抑えて精度よく合成するために、第1の画像情報の後端部分と、第2の画像情報の先端部分とに、原稿34の数ライン分、同一部分が読み取られている。
【0064】
この重複する部分を、画像処理部のある制御部B1で照合し、前後の画像情報を精度よく、1つの画像情報に合成する。このようにするために、プラテン13は、A4サイズ原稿34の主走査方向(以下原稿幅方向と呼ぶ)が、A5サイズ長手寸法とほぼ等しくなっているが、原稿34の搬送方向は、A5サイズ短手寸法(A4サイズ長さの半分)よりも、若干大きい寸法になっている。
【0065】
すなわち、A4サイズの半分よりも、上記重複する分だけ、長めに距離副走査が可能なようになっている。たとえば、A4サイズの原稿34の場合、読取手段33は、先ずプラテン13の副走査方向の全域を走査し、原稿34の前半部分である第1の画像情報を読み取り、続いて原稿34を、A5サイズ短手寸法分だけ搬送し、プラテン13の副走査方向全域を走査し、原稿34後半部分である第2の画像情報を読み取る。
【0066】
これによって、第1の画像情報の後端部と第2の画像情報の先端部とに、重複部分ができ、この重複部分を照合し、第1、第2の画像情報を精度よく合成することができる。
【0067】
また、本実施例では、上記と同様に、操作者は、図5に示すサイズ選択キー111によって、読み取りサイズを選択することができ、プラテン13よりも大きなサイズの原稿34がセットされていても、その原稿内の必要なサイズ領域だけを読み取らせることができる。
【0068】
プラテン13よりもはみ出している部分を検知した場合、操作者は、図5に示すサイズ選択キー111を、1回押下するごとに、A4→B5→A5横→A5縦→はがき横→はがき縦→A6→写真L判→A4→………と、順次切り替わり、LCD表示部112に、選択した読み取りサイズが表示される。これによって、サイズを選択すれば、副走査に必要な移動量だけ、読取手段33を移動させ、読み取り動作が終了するので、余分な副走査領域を読み取ることなく、不要な部分までコピーすることがない。
【0069】
以下に、プラテン13よりも大きなサイズの原稿34がセットされ、図5に示すサイズ選択キー111によって読み取りサイズが選択された時の読み取り動作について説明する。
【0070】
A5サイズよりも小さい(すなわちプラテン13よりも小さい)原稿34の搬送や画像の合成を必要としない読み取りサイズの場合は、上記のプラテン13よりも小さい原稿34を読み取る場合と、同じであり、必要最小限の移動量のみ、読取手段33を移動することによって、読み取り時間を短縮し、駆動時の消費電力を抑える。
【0071】
一方、プラテン13からはみ出した部分も読み取り(すなわち原稿画像情報を前半部分と後半部分に分けて読み取り)、その後に合成する場合、たとえばB5サイズ読み取りを選択した場合、前半部分でプラテン13の全域を読み取ると、後半部分で読み取るために、原稿34をA5短手寸法分搬送しなければならず、原稿搬送に時間を要し、また、第1の原稿搬送駆動ローラ14・従動コロ17の1対か、第2の原稿搬送駆動ローラ15・従動コロ18の1対の一方の対でしか搬送していない時間が長く存在し、斜行や不送り等、搬送性能上の不具合を招きやすい。
【0072】
そのために、重複部分が一致せず、画像合成の際に、読取画像の劣化や、合成の失敗につながる恐れがある。
【0073】
そこで、本実施例では、プラテン13よりも大きなサイズの読み取りサイズでも、読み取り時間を短縮し、搬送性能を安定させて画像品質を落とさない読み取り動作を行っている。以下に、上記読み取り動作について説明する。
【0074】
プラテン13上で読み取ることができる最大原稿長さを、La(本実施例ではA5サイズ短手寸法)とし、重複部分の長さを、Lwとし、選択された原稿34の読み取りサイズの長さを、Ldとし、プラテン13の副走査方向移動全長を、Lpとすると、先の説明から、本実施例では、Lp=La+Lwである。
【0075】
プラテン13上に載置された原稿34の第1の画像情報(すなわち前半部分の画像情報)を読み取る際、読取手段33の副走査移動量(図中、矢印S方向)がL1=Ld−Laである長さだけ読み取った時点で、モータM1の駆動を停止する。
【0076】
続いて、モータM2を駆動し、第1、2の原稿搬送駆動ローラを回転させ、原稿34を搬送し、第2の画像情報(すなわち後半部分の画像情報)を、プラテン13上の読取位置まで移動させる(図中矢印D方向)。この際、原稿34を距離L2=Ld−Lpだけ搬送した時点で、モータM2の駆動を停止する。原稿搬送の間、上記読取手段33は、モータM1を逆転し、初期位置33dに戻り、待機状態となり、モータM1を再度正転駆動し、副走査方向にプラテン13の副走査全長Lpの長さ分移動させ、読取後半部分の第2の画像情報を読み取る。
【0077】
これによって、選択した読取サイズ分の画像情報を読み取ったことになり、その後は、上記した手順で画像の合成を行う。このようにすることによって、読取手段33が原稿先端位置から読み取りを開始し、所望の読み取りサイズの後端位置まで読取が完了するまでに、読取手段33の総移動距離を短く抑えることができ、読取時間を短縮することができる。
【0078】
また、原稿搬送距離を短く抑えることができ、一対のローラ対のみで搬送されている領域が少なく、搬送性能が安定し、良好な読取画像を得ることができ、上記したような不具合の心配もなくなる。また、ローラの耐久向上にもなる。
【0079】
ここで、原稿端部検知センサ121が、原稿端部の検出位置(すなわちレバー部121aが第1の原稿搬送駆動ローラ14と従動コロ17とのニップを形成する接線位置)よりも、上流側に配置され、プラテン13からはみ出す部分を有する原稿34がセットされたときに、上記はみ出し部の検知を行うと同時に、原稿搬送駆動ローラ14と従動コロ17とによって、原稿34を確実に挟持する。
【0080】
また、原稿セット時の突き当て指標としてのストッパ部材35の原稿突き当て位置と、レバー部121aとの距離Lssは、第1の原稿搬送駆動ローラ14と従動コロ17、第2の原稿搬送駆動ローラ15と従動コロ18のそれぞれのニップ間距離Lrrよりも長くなる位置に配置されている。
【0081】
これによって、プラテン13からはみ出し部を有する原稿34をセットしたときに、はみ出し部分があることを検知した原稿34を、常に確実に第1原稿搬送駆動ローラ14から第2の原稿搬送駆動ローラ15へ搬送できる。
【0082】
次に、読取装置部1の占有設置面積について説明する。
【0083】
図6、図8に示す原稿34は、A4サイズである。図5〜図8を用いて上記説明したように、プラテン13は、その原稿幅方向がA5サイズ長手寸法とほぼ等しく、原稿34の搬送方向がA5サイズ短手寸法よりも若干大きい寸法である。
【0084】
ここで、原稿台12の内部のプラテン13の長手端部(図6、図8における上下端部)のうちで、上流側端部の外側には、第1の原稿搬送駆動ローラ14が配置され、下流側端部の外側には、第2の原稿搬送駆動ローラ15が配置され、プラテン13の長手方向と、第1、2の原稿搬送駆動ローラ14、15がA4サイズ原稿34を搬送する原稿34の搬送方向とが、垂直である。
【0085】
このため、読取装置部の原稿34の搬送方向寸法は、A5サイズ短手寸法よりも大きく、A4サイズ短手寸法とほぼ同様の寸法とである。
【0086】
一方、原稿台12内部のプラテン13の短手端部の外側には、概念的に示した原稿搬送駆動ローラ駆動系や、後述するストッパ部材35や、原稿搬送駆動ローラ14、15の退避機構や、圧板11のヒンジ機構19が配置されている。このために、読取装置部の原稿搬送幅方向としては、A5サイズ長手寸法よりも大きく、A4サイズ長手寸法とほぼ同様の寸法である。このように、読取装置部1の占有設置面積は、ほぼA4サイズと等しい。
【0087】
上記のように、読取装置部1、記録装置部2は、ともにほぼA4サイズの占有設置面積を必要とする。ここで、図1に示すように、実施例1である読取記録装置RW1は、読取装置部1を本体上方に、記録装置部2を本体下部に配置している。また、読取装置部1における原稿34の搬送方向と、記録装置部2における記録紙搬送方向とが互いに平行である。このために、読取装置部1の全体としての長手方向と、記録装置2の全体としての長手方向が、互いに平行であり、読取記録装置RW1全体としての占有設置面積が小さく、読取記録装置RW1自体が省スペースであり、読取記録装置RW1の使用空間も省スペースになる。
【0088】
次に、圧板11の開閉に伴い、ストッパ部材35が退避する構成について説明する。
【0089】
実施例1である読取記録装置RW1は、圧板11の開放時に、図12に示すように、ストッパ部材35が、原稿台12の上面よりも上方に突出しているが、圧板11の閉鎖時に、図11に示すように、ストッパ部材35が、原稿台12の上面よりも下方に埋没する。
【0090】
圧板11の開閉に伴い、ストッパ部材35が退避する構成として、第1のプランジャー41と、ストッパレバー42と、ストッパレバー回転中心42aと、ストッパレバー/シャフト当接部42bと、ストッパシャフト43と、ストッパシャフト回転中心43aとが設けられている。
【0091】
図9は、上記実施例における読取装置部1において、原稿34を移動させる様子を示す斜視図である。
【0092】
図10は、上記実施例における読取装置部1において、原稿端部検知センサの位置を示す図である。
【0093】
図11は、上記実施例において、圧板11の閉鎖時におけるストッパ部材35の位置を示す図である。
【0094】
図12は、上記実施例において、圧板11の開放時におけるストッパ部材35の位置を示す図である。
【0095】
まず、圧板11閉鎖時は、図11に示すように、第1のプランジャー41がOFF状態になり、ストッパ部材35の上端は、原稿台12の上面よりも下方に埋没している。
【0096】
次に、圧板11を開放すると、図示しない圧板開閉センサがONになり、図示しない制御手段によって、第1のプランジャー41がON状態になる。第1のプランジャー41がON状態になると、図12に示すように、第1のプランジャー41によって、ストッパレバー42が、図12中、右方向に引っ張られ、ストッパレバー42は、ストッパレバー回転中心42aを中心に時計方向に回転する。
【0097】
すると、ストッパシャフト43は、ストッパレバー/シャフト当接部42bにおいて、図12中、上方向に力を受け、ストッパシャフト回転中心43aを中心に、反時計方向に回転する。すると、ストッパ部材35は、ストッパシャフト43から図12中、上方向に力を受け、ストッパ部材35の上端が原稿台12の上面よりも上方に突出する。
【0098】
さらに、再度、圧板11を閉鎖すると、第1のプランジャーがOFF状態になり、ストッパレバー42を引いていた力が解除される。このために、ストッパ部材35、ストッパシャフト43、ストッパレバー42は、それぞれ自重によって移動し、ストッパ部材は、下方に移動し、ストッパシャフト43は、ストッパシャフト回転中心43aを中心に、時計方向に回転し、ストッパレバー42は、ストッパレバー回転中心42aを中心に、反時計方向に回転し、図11に示す状態に戻る。
【0099】
このために図12において、装置使用者がA4サイズ原稿34をプラテン13上に載置する際に、ストッパ部材35に原稿34を突き当てた後に、原稿34位置を微修正することによって、A4サイズ原稿34をプラテン13上の最適位置に容易にセットすることができ、しかも、図11に示すように、圧板11の閉鎖時には、ストッパ部材35は原稿台12の上面より下方に埋没するので、図5〜図8に示すA4サイズ原稿34の画像読取時にも、原稿搬送を妨げることなく、高品質の原稿搬送、画像読取を実現することができる。
【0100】
しかも、上記のように、ストッパ部材35の上下動は、圧板11の開閉に連動して行われるので、装置使用者にとって、別操作を行う必要がないので、より操作性が優れている。
【0101】
図13は、上記実施例において、ストッパ部材35の周辺の概略を示す斜視図である。
【0102】
なお、図13に示すように、本実施例においては、ストッパ部材35は、原稿幅方向に渡り、複数の部材からなり、片方の端部付近に配設したストッパレバー42の動きによって、ストッパシャフト43を、ストッパシャフト回転中心43aを中心に回転させ、ストッパシャフト43によって、複数のストッパ部材35を上下動させる。
【0103】
次に、圧板11の開閉に伴い、第1、2の原稿搬送駆動ローラ14、15が退避する構成について説明する。
【0104】
実施例1である読取記録装置RW1は、図6、図7に示すように、第1、2の原稿搬送駆動ローラ14、15が、原稿台12上面から上方に突出し、それぞれ、圧板11に配置された第1、2の原稿搬送従動コロ17、18によって原稿34を挟持搬送する。
【0105】
しかし、圧板11を開放し、原稿34をプラテン13上に載置する場合、第1、2の原稿搬送駆動ローラ14、15を、原稿台12の上面よりも下方に埋没させ、装置使用者が、原稿34をプラテン13上に載置し、さらに原稿34の位置を微調整する場合に、回転しない原稿搬送駆動ローラと原稿34との摩擦力によって抵抗力が発生し、原稿34のセットが難しくなることを防いでいる。
【0106】
図14は、圧板11の閉鎖時における第1の原稿搬送駆動ローラ14の位置を示す図である。
【0107】
図15は、圧板11の開放時における第1の原稿搬送駆動ローラ14の位置を示す図である。
【0108】
第1の原稿搬送駆動ローラ14の退避機構は、第2のプランジャー51と、駆動ローラ押圧バネ52と、ローラレバー53と、ローラレバー回転中心53aと、ローラレバー/ローラ軸受け当接部53bと、ローラ軸受け54と、ローラ移動シャフト55と、ローラ移動シャフト回転中心55aとを有する。
【0109】
まず、圧板11閉鎖時は、図14に示すように、第2のプランジャー51がOFF状態になり、第1の原稿搬送駆動ローラ14は、原稿台12の上面よりも上方に突出している。なお、第1の原稿搬送駆動ローラ14は、駆動ローラ押圧バネ52によって、下方から押圧力を受け、対向する第1の原稿搬送従動コロ17と共に、原稿34を挟持することによって、原稿搬送力を現出している。
【0110】
次に、圧板11を開放すると、図示しない圧板開閉センサがONになり、図示しない制御手段によって、第2のプランジャー51がON状態になる。第2のプランジャー51がON状態になると、図15に示すように、第2のプランジャー51によって、ローラレバー53が、図15において左方向に引っ張られ、ローラレバー53は、ローラレバー回転中心53aを中心に反時計方向に回転する。
【0111】
すると、ローラ軸受け54は、ローラレバー/ローラ軸受け当接部53bにおいて、図15中、下方向に力を受け、下方に移動する。すると、ローラ軸受け54によって受けられた第1の原稿搬送駆動ローラ14は、図15中、下方向に力を受けて、下方に移動し、原稿台12上面よりも下方に埋没する。
【0112】
また、ローラ軸受け54が下方に移動することによって、ローラ移動シャフト55は、図15中、下方向に力を受け、ローラ移動シャフト回転中心55aを中心に、反時計方向に回転する。
【0113】
図16は、上記実施例において、原稿搬送駆動ローラ周りの概略を示す斜視図である。
【0114】
ここで、図16に示すように、本実施例においては、第2のプランジャー51とローラレバー53とは、第1の原稿搬送駆動ローラ14の片方の端部付近に配設され、片方のローラ軸受け54の下方への移動によって、ローラ移動シャフト55が、ローラ移動シャフト回転中心55aを中心に、回転する。この回転によって、逆側のローラ軸受けにも、下方への力が加わり、原稿幅方向にわたった第1の原稿搬送駆動ローラ14の上下動がスムーズに作動する。
【0115】
さらに、再度、圧板11を閉鎖すると、第2のプランジャー51がOFF状態になり、ローラレバー53を引いていた力が解除される。このために、駆動ローラ押圧バネ52のバネ力によって、第1の原稿搬送駆動ローラ14とローラ軸受け54とは、上方に移動し、ローラレバー53は、ローラレバー回転中心53aを中心に、時計方向に回動し、ローラ移動シャフト55は、ローラ移動シャフト回転中心55aを中心に、時計方向に回動し、図14の状態に戻り、原稿台上に載置された原稿34を、第1の原稿搬送駆動ローラ14と第1の原稿搬送従動コロ17とによって、しっかりと挟持する。
【0116】
なお、上記のように原稿搬送手段である第1の原稿搬送駆動ローラ14の原稿台上面よりも下方への埋没と、原稿台上面からの突出とは、圧板11の開閉に連動して行われるので、装置使用者にとって、別操作を行う必要がないので、操作性がより向上する。
【0117】
また、図14〜図16において、圧板11の開閉に連動する第1の原稿搬送駆動ローラの退避について説明したが、第2の原稿搬送駆動ローラの退避についても、上記と同様に説明することができる。
【0118】
また、本実施例においては、圧板11の開閉に伴い、第1、2のプランジャーによって、ストッパレバー42とローラレバー53とを移動し、ストッパ35の突出/退避、第1、2の原稿搬送駆動ローラ14、15の退避/突出を行っているが、プランジャーを用いずに、カムまたはリンク機構を用い、ストッパと原稿搬送駆動ローラとの突出/退避を行うようにしてもよい。
【0119】
【発明の効果】
請求項1〜請求項4記載の発明によれば、装置本体の小型化を実現しつつ、小型軽量の圧板と、簡単な構成の原稿搬送系と原稿端部検知センサとによって、原稿のサイズに応じて読み取り動作を切り換え、原稿画像を確実に読み取ることができるという効果を奏する。
【0120】
また、請求項1〜請求項4記載の発明によれば、原稿端部検知センサによってプラテンからはみ出した部分の有無を検知できるので、操作者は、読み取り時に、読み取りサイズを設定せずに、はみ出した部分の有無にかかわらず、コピースタートボタンを押すという同一のオペレーションによって、プラテンに載置した原稿の画像情報を読み取ることができるという効果を奏する。
【0121】
さらに、請求項1〜請求項4記載の発明によれば、原稿端部検知センサを、上記位置に設けることによって、原稿の搬送不良を防ぎ、原稿を精度良く搬送することができるという効果を奏する。
【0122】
請求項5〜請求項8記載の発明によれば、装置本体の小型化を実現しつつ、小型軽量の圧板と簡単な構成の原稿搬送系によって、プラテンのサイズよりも大きなサイズの原稿画像も精度良く、かつ効率良く読み取ることができ、すなわち、プラテンからはみ出した部分を有する原稿を分割して読み取った後に、画像情報を合成する際に、一対のローラのみの搬送による斜行等、搬送系に起因する読取位置精度の低下を抑えることができるという効果を奏する。
【0123】
また、請求項5〜請求項8記載の発明によれば、原稿を全て読み取るまでに要する時間を短縮することができ、したがって、操作性が向上し、省エネ、耐久性が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1である読取記録装置RW1の全体を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施例1である読取記録装置RW1における記録装置部2の概略断面図(図1において矢印A方向の断面図)である。
【図3】記録装置部2の内部平面図である。
【図4】読取装置部1の構成を表すブロック図である。
【図5】読取記録装置RW1のうちで、読取部1の概略構成を説明する斜視図である。
【図6】読取装置部1を示す断面図(図1において矢印A方向の断面図)であり、プラテン13よりも小さいサイズの原稿を読み取る場合における断面図である。
【図7】読取装置部1を示す断面図(図1において矢印A方向の断面図)であり、プラテン13よりも大きいサイズの原稿34を載置した場合における断面図である。
【図8】プラテン13よりも大きいサイズの原稿34を載置した場合に、原稿34を読み取る動作を説明する斜視図である。
【図9】上記実施例における読取装置部1において、原稿34を移動させる様子を示す斜視図である。
【図10】上記実施例における読取装置部1において、原稿端部検知センサの位置を示す図である。
【図11】上記実施例において、圧板11の閉鎖時におけるストッパ部材35の位置を示す図である。
【図12】上記実施例において、圧板11の開放時におけるストッパ部材35の位置を示す図である。
【図13】上記実施例において、ストッパ部材35の周辺の概略を示す斜視図である。
【図14】圧板11の閉鎖時における第1の原稿搬送駆動ローラ14の位置を示す図である。
【図15】圧板11の開放時における第1の原稿搬送駆動ローラ14の位置を示す図である。
【図16】上記実施例において、原稿搬送駆動ローラ周りの概略を示す斜視図である。
【符号の説明】
RW1…読取記録装置、
1…読取装置部、
2…記録装置部、
11…圧板、
12…原稿台、
13…プラテン、
14…第1の原稿搬送駆動ローラ、
15…第2の原稿搬送駆動ローラ、
21…記録紙載置台、
32…原稿、
51…第2のプランジャー。

Claims (8)

  1. シートに画像を形成する画像形成手段と、原稿を載置する原稿台と、上記原稿台の上方に配置され、上記原稿台部に対して回動可能に取り付けられている圧板とを具備する画像読取記録装置において、
    上記原稿台に配置され、上記画像形成手段によって画像形成可能な定型シートの最大サイズよりも小さいサイズのプラテンと;
    上記原稿台内部に配置され、上記プラテン上に載置されている原稿の画像を読み取る画像読取手段と;
    上記原稿台の上記プラテンの一方の端部の外側に配置され、原稿を挟持してプラテンへ給送する第1の原稿搬送手段と;
    上記原稿台の上記プラテンの他方の端部の外側に配置され、原稿を挟持してプラテンから排出する第2の原稿搬送手段と;
    上記原稿台内部に配置され、上記第1、2の原稿搬送手段を駆動する原稿搬送駆動手段と;
    上記プラテン上に載置されている原稿に、上記プラテンからはみ出している部分があるかどうかを検知する原稿端部検知手段と;
    上記画像読取手段によって読み取られた複数の画像情報を1つの画像情報に合成する画像処理部と;
    上記原稿端部検知手段が上記プラテンからはみ出した部分のあることを検知しない場合、プラテン上の画像情報のみを読み取り、一方、上記原稿端部検知手段が上記プラテンからはみ出した部分のあることを検知した場合、プラテン上の第1の画像情報を読み取った後に、上記第1の原稿搬送手段で原稿を搬送し、上記はみ出した部分をプラテン上に搬送し、第1の画像情報に隣接する第2の画像情報を読み取り、上記画像処理部が、上記第1の画像情報と上記第2の画像情報とを、1つの画像情報に合成する制御手段と;
    を有することを特徴とする画像読取記録装置。
  2. 請求項1において、
    上記原稿端部検知手段は、上記プラテンの原稿搬送方向の上流側に設けられていることを特徴とする画像読取記録装置。
  3. 請求項2において、
    上記原稿端部検知手段は、上記第1の原稿搬送駆動手段よりも上流側に設けられていることを特徴とする画像読取記録装置。
  4. 請求項3において、
    上記プラテンの原稿搬送方向の下流側端部に、上記原稿の先端部を位置決めする指標を有し、
    上記位置決め指標と上記原稿端部検知手段との距離L1が、上記第1の原稿搬送手段と上記第2の原稿搬送手段との距離L2と同じ位置、または、上記距離L2よりも長い位置に、上記原稿端部検知手段が配置されていることを特徴とする画像読取記録装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成手段と、原稿を載置する原稿台と、上記原稿台の上方に配置され、上記原稿台部に対して回動可能に取り付けられている圧板とによって構成されている画像読取記録装置において、
    上記原稿台に配置され、上記画像形成手段によって画像形成可能な定型シートの最大サイズよりも短いサイズのプラテンと;
    上記原稿台内部に配置され、上記プラテン上に載置されている原稿の画像を読み取る画像読取手段と;
    上記原稿台の上記プラテンの一方の端部の外側に配置され、原稿を挟持し、上記プラテンへ給送する第1の原稿搬送手段と;
    上記原稿台の上記プラテンの他方の端部の外側に配置され、原稿を挟持し、上記プラテンから排出する第2の原稿搬送手段と;
    上記原稿台内部に配置され、上記第1、2の原稿搬送手段を駆動する原稿搬送駆動手段と;
    上記プラテンの下方に配置され、原稿面に対向配置されている原稿を主走査方向に1ライン毎に読み取る読取手段と;
    上記読取手段を副走査方向に移動させる読取移動手段と;
    上記プラテン上に載置されている原稿のうちで、上記プラテンからはみ出している部分があるかどうかを検知する原稿端部検知手段と;
    原稿の読み取りサイズを入力する入力手段と;
    上記画像読取手段によって読み取られた複数の画像情報を、1つの画像情報に合成する画像処理部と;
    上記原稿端部検知手段が上記プラテンからはみ出した部分のあることを検知し、上記入力手段から上記プラテンよりも長い読み取りサイズを入力した場合、上記プラテン上の原稿を、上記読み取りサイズに応じて設定された所定の長さLi1だけ、上記読取手段を移動させ、第1の画像情報を読み取った後に、上記第1、第2の原稿搬送手段によって原稿を所定の長さLi2だけ搬送させ、上記プラテンの副走査方向の全長分、上記読取手段を移動させ、第2の画像情報を読み取り、上記第1、第2の画像情報を、上記画像処理部に合成させる制御手段と;
    を有することを特徴とする画像読取記録装置。
  6. 請求項5において、
    上記第1の画像情報と上記第2の画像情報とを合成する際に、参照するための重複する画像領域を有し、上記重複する画像領域の長さを、Lwとし、上記入力された読み取りサイズの原稿の搬送方向の長さを、Ldとし、上記プラテンの副走査方向の全長を、Lpとすると、
    Li1=Ld−Lp+Lw
    Li2=Ld−Lp
    であることを特徴とする画像読取記録装置。
  7. シートに画像を形成する画像形成手段と、原稿を載置する原稿台と、上記原稿台の上方に配置され、上記原稿台部に対して回動可能に取り付けられている圧板とによって構成されている画像読取記録装置において、
    上記原稿台に配置され、上記画像形成手段によって画像形成可能な定型シートの最大サイズよりも短いサイズのプラテンと;
    上記原稿台内部に配置され、上記プラテン上に載置されている原稿の画像を読み取る画像読取手段と;
    上記原稿台の上記プラテンの一方の端部の外側に配置され、原稿を挟持し、上記プラテンへ給送する第1の原稿搬送手段と;
    上記原稿台の上記プラテンの他方の端部の外側に配置され、原稿を挟持し、上記プラテンから排出する第2の原稿搬送手段と;
    上記原稿台内部に配置され、上記第1、2の原稿搬送手段を駆動する原稿搬送駆動手段と;
    上記プラテンの下方に設置され、原稿面に対向配置されている原稿を主走査方向に1ライン毎に読み取る読取手段と;
    上記読取手段を副走査方向に移動させる読取移動手段と;
    上記プラテン上に載置されている原稿に、上記プラテンからはみ出している部分があるかどうかを検知する原稿端部検知手段と;
    原稿の読み取りサイズを入力する入力手段と;
    上記画像読取手段によって読み取られた複数の画像情報を1つの画像情報に合成する画像処理部と;
    上記読取手段が読み取った画像情報を、電話回線を通じて、ファクシミリ手順で送信するファクシミリ送信部と;
    上記原稿端部検知手段が上記プラテンからはみ出した部分のあることを検知し、上記入力手段から上記プラテンよりも長い読み取りサイズを入力した場合、上記プラテン上の原稿を、上記読み取りサイズに応じて設定された所定の長さLi1だけ、上記読取手段を移動させ、第1の画像情報を読み取り、上記第1、2の原稿搬送手段に、原稿を長さLi2だけ搬送させ、上記プラテンの副走査方向の全長分、上記読取手段を移動させ、第2の画像情報を読み取り、上記第1、2の画像情報を合成して送信する制御手段と;
    を有することを特徴とするファクシミリ装置。
  8. 請求項7において、
    上記第1の画像情報と上記第2の画像情報とは、重複する画像領域を有し、上記重複する画像領域の長さを、Lwとし、上記入力された読み取りサイズの原稿の搬送方向の長さを、Ldとし、上記プラテンの副走査方向の全長を、Lpとすると、
    Li1=Ld−Lp+Lw
    Li2=Ld−Lp
    であることを特徴とするファクシミリ装置。
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