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JP2005049099A - インターナルポンプおよび軽水型原子力プラント一次系配管 - Google Patents

インターナルポンプおよび軽水型原子力プラント一次系配管 Download PDF

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JP2005049099A
JP2005049099A JP2003202860A JP2003202860A JP2005049099A JP 2005049099 A JP2005049099 A JP 2005049099A JP 2003202860 A JP2003202860 A JP 2003202860A JP 2003202860 A JP2003202860 A JP 2003202860A JP 2005049099 A JP2005049099 A JP 2005049099A
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pump
internal pump
cooling water
pressure vessel
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JP2003202860A
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Takao Fujii
高夫 藤井
Toru Mitsutake
徹 光武
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

【課題】インターナルポンプのギャップ部での流れの摩擦損失の増加を低減し、ポンプ部品の磨耗損傷の低減やポンプ性能の経年変化の抑制を図るとともに、原子力プラント一次系配管の大きな部分を占める再循環系配管と主蒸気管の経年的な固形付着物の抑制と放射線被曝低減を図ることにより信頼性の高いインターナルポンプおよび軽水型原子力プラント一次系配管を提供する。
【解決手段】原子炉圧力容器の下鏡部を貫通するポンプシャフトと、このポンプシャフトの前記原子炉圧力容器内側の先端に据付けられて圧力容器内の原子炉冷却水を強制循環させるポンプ羽根車と、前記ポンプシャフトを回転駆動させるためのモータ部と、前記モータ部下部で前記ポンプシャフトに取り付けられモータ内冷却水を強制循環させる補助羽根車を備えたインターナルポンプの前記ポンプ羽根車の外周面に親水性皮膜を設けたことを特徴とするインターナルポンプ。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原子炉圧力容器の下鏡部に取り付けられ、炉内の冷却水を強制循環させるウェットモータ型のインターナルポンプおよび軽水型原子力プラントの一次系配管に関する。
【0002】
【従来の技術】
軽水型原子力プラントの一次系配管系統においては、再循環ポンプにより駆動された冷却水は再循環系配管を通って原子炉圧力容器の炉心に流入し、炉心からの熱により沸騰して蒸気と水からなる気液二相流となり、液相部分をほとんど除いて液滴を随伴した蒸気流れとなって主蒸気管から高圧タービンおよび低圧タービンに流出する。
【0003】
しかしながら、原子炉運転期間の長期化に伴い、炉水中に混じったわずかの固形物が一次系配管内に付着することにより、配管内の粗さ増加による摩擦圧力損失の増加をもたらし、その結果として再循環ポンプの負荷が増加し、設計で定められた定格炉心流量に達しない場合がある。また、これらの炉水中の固形物はいずれも炉心部を通過して放射性を帯びているため、プラント内の放射線被曝の増加につながることも予想される。
【0004】
原子力プラントにおける従来の被曝低減技術としては、原子炉の残留熱除去系の配管に放射能付着防止のために耐熱性樹脂または金属製皮膜を形成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−232295号公報([0005]〜[0015])
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一方、上述した再循環ポンプを圧力容器に直接設置したタイプの再循環ポンプはインターナルポンプと呼称される。このインターナルポンプは、外部再循環用のループ配管の必要がないので、原子力プラント設備を簡略化し、合理的なプラント設計が可能である。
【0007】
このインターナルポンプは、原子炉圧力容器の下鏡部に回転部品が直接取り付けられていることや、また軸封部のないウェットモータを採用しているという特殊な構成要因から、高い信頼性および耐久性が要求されており、以下の点について更なる改善が求められている。
▲1▼ 流体摩擦低減
▲2▼ 経年変化による性能低下の抑制
▲3▼ メンテナンス性の向上
【0008】
特にインターナルポンプは、その構造上、構成機構において回転側部材と静止側部材との間に数多くの微小なギャップ(隙間)を有するため、このギャップ部分における流動抵抗がポンプ性能に及ぼす影響は決して小さくない。またギャップ部により冷却水の温度・圧力・流量の微妙なバランスによって局所的な二次流れが誘起されることもあり、これらはいずれも長期的には、インターナルポンプに大きなダメージを与える原因となり、インターナルポンプの性能低下を招く恐れがある。
【0009】
すなわち、インターナルポンプにおいては、上述したギャップ部で流体の流れが阻害されて停滞することによって冷却性能が低下し、クラッドの巻き込みや付着の確率が増加し、それに伴って生じる経年変化が無視できなくなる。また回転機械にとっては、摩擦損失の増大は軸動力の増加やポンプ性能の低下にもつながる。
【0010】
また、メンテナンスの頻度が増えれば、原子力発電プラントの運転性および経済性が低下するとともに、運転員や検査員の放射線被曝の機会が増える等のデメリットが生じる。
【0011】
さらに、軽水型原子力プラントにおいては、運転期間の長期化に伴う再循環ポンプの負荷増加と放射線被曝の増加は、プラントの経年的な性能低下を招くため好ましくない。
【0012】
本発明は上述したような課題を解決するためになされたものであり、インターナルポンプのギャップ部での流れの摩擦損失の増加を低減し、ポンプ部品の磨耗損傷の低減やポンプ性能の経年変化の抑制を図るとともに、原子力プラント一次系配管の大きな部分を占める再循環系配管と主蒸気管への経年変化による固形付着物の抑制と放射線被曝低減を図ることにより安全性および信頼性の高いインターナルポンプおよび軽水型原子力プラント一次系配管を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るインターナルポンプは、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、原子炉圧力容器の下鏡部を貫通するポンプシャフトと、このポンプシャフトの前記原子炉圧力容器内側の先端に据付けられて圧力容器内の原子炉冷却水を強制循環させるポンプ羽根車と、前記ポンプシャフトを回転駆動させるためのモータ部と、前記モータ部下部で前記ポンプシャフトに取り付けられモータ内冷却水を強制循環させる補助羽根車を備えたインターナルポンプの前記ポンプ羽根車の外周面に親水性皮膜を設けたことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1に、軽水型原子力プラントの一例として、BWRプラントの一次系配管系統図を示す。再循環ポンプ41により駆動された冷却水は再循環系配管42を通って原子炉圧力容器43の炉心44に流入し、炉心からの熱により沸騰して蒸気と水からなる気液二相流となり、液相部分をほとんど除いて液滴を随伴した蒸気流れとなって主蒸気管45から高圧タービン46、低圧タービン47に流出する。タービンにて仕事をした蒸気は復水器48により凝縮され、復水ポンプ49により復水浄化系51に送入されて浄化され、高圧復水ポンプ52,給水加熱器53,給水ポンプ54を介して原子炉圧力容器に流入する。
【0015】
この図1における再循環ポンプ41をインターナルポンプと置換することにより、冷却水再循環系のループ配管が省略されるため、原子力プラントの一次系配管をより簡略化された配管ルーティングとすることが可能である。
【0016】
インターナルポンプの一般的な構造を図2に示す。図2に示すようにインターナルポンプ10は、原子炉圧力容器1の下鏡2を貫通して設けられたノズル部3に一体的に取り付けられる。
【0017】
インターナルポンプ10は、原子炉圧力容器1内で原子炉冷却水を循環させる機能を有し、回転軸であるポンプシャフト4と、ポンプシャフト4の原子炉圧力容器側先端に一体的に設けられたポンプ部5と、原子炉圧力容器1の下鏡2に設けられたノズル部3の下方外部に突出するモータケーシング6内に収容されたモータ部7とで構成される。モータ部7は、ポンプシャフト4を回転駆動させることによりポンプ部5を駆動させる。
【0018】
モータ部7の上下端方向には、上部ラジアル軸受11および下部ラジアル軸受12がポンプシャフト4を支持するように配設される。さらに、ポンプシャフト4を上下方向に支持するためにモータケーシング6下部にスラスト軸受18が配設される。
【0019】
モータ部7は軸封部を持たないウェットモータタイプであり、モータ部7下部でポンプシャフト4に取り付けられた補助羽根車13によってモータケーシング6内の冷却水を強制循環させ、モータ部7での発熱を冷却する。モータ冷却水は、補助羽根車13の上流側に接続されたモータ冷却水入口ノズル14からモータケーシング6の内部に流入し、上部ラジアル軸受11の下流側に接続されたモータ冷却水出口ノズル15から流出する。
【0020】
また、炉内からクラッド(化学的に生成される、あるいは物理的に混入してくる微小な異物)がモータ部7内に侵入することを防止する目的で、上部ラジアル軸受11の上流側にあるパージ水入口ノズル16からパージ水が高圧で送り込まれる。
【0021】
一方、モータ部7により回転駆動されたポンプ部5が、羽根車8の上部から原子炉圧力容器1内の冷却水を吸い込み、羽根車8及び案内羽根部9で加圧して原子炉圧力容器1の底部中心側へ向かって吐出する。この案内羽根部9はストレッチチューブ17によりノズル部3の上端面に固定されている。
【0022】
本発明に係るインターナルポンプ10は、上記のような構成を有するインターナルポンプの構成部品に親水性の皮膜を設けることにより、炉内からのクラッドの侵入を防止する。
【0023】
親水性皮膜を形成する親水性材料としては、TiO、PbO、BaTiO、Bi、ZnO、WO、SrTiO、Fe、FeTiO、KTaO、MnTiO、SnO等の金属酸化物が好適である。親水性材料の被膜厚さについては、耐磨耗性を考慮すると0.1μm以上とする必要があり、伝熱性を考慮すると10μm以下とする必要がある。したがって、親水性皮膜厚さは、0.1〜10μmの範囲に設けることが好ましい。
【0024】
上記のようにインターナルポンプの構成部品に親水性皮膜を施工する構成を採用することによって、従来と同一寸法・形状のまま大きな設計変更を行うことなく、信頼性および耐久性に優れたインターナルポンプを提供できる。
【0025】
次に、本発明に係るインターナルポンプの好ましい実施の形態について、具体例を参照して以下に詳細に説明する。
【0026】
(第1の実施の形態)
図3に、本発明に係るインターナルポンプの第1の実施形態における羽根車8および案内羽根部9部分の部分的な断面模式図を示す。
【0027】
この羽根車8が、図2に示すポンプシャフト4を回転軸として回転することにより、原子炉冷却水が駆動されて炉内を循環する。ポンプ羽根車8の外周では周速が最も速くなり、微小な隙間を隔てて案内羽根部9が冷却水の流路を形成している。この流路(ギャップ部)で局所的な二次流れが誘起された場合、冷却水に含まれる微量のクラッドが停滞して部材表面に固着することがある。このようにクラッドが固着するとインターナルポンプの運転性能が低下する。
【0028】
そこで第1の実施形態のインターナルポンプは、羽根車8の外周面及びそれに対向する案内羽根部9の内周面に親水性皮膜8a及び9aを被覆して親水性を付与している。このように親水性皮膜を設けることにより、羽根車8および案内羽根部9表面のぬれ性が向上し、ギャップ部にクラッドが侵入した場合でも部材表面へのクラッドの付着が効果的に防止されるので、インターナルポンプの経年変化による性能低下を抑制することが可能である。
【0029】
(第2の実施の形態)
図4に、本発明に係るインターナルポンプの第2の実施形態におけるストレッチチューブ17の構造を説明する断面図を示す。
【0030】
ストレッチチューブ17は、原子炉圧力容器の下鏡に取り付けられたノズル部3とその内部に据え付けられるポンプシャフト4との間隙に挿入される。インターナルポンプにおいては、モータケーシング6へのクラッドの侵入を防止するためにパージ水を循環させるが、ストレッチチューブ17は、図4の下方向から上方向へ流通するパージ水の流路に位置する。このパージ水の流れが阻害されると、炉心側から微小なクラッドがモータケーシング6内に進入してくることとなる。
【0031】
そこで、本実施の形態においては、ストレッチチューブ17の表面に親水性皮膜17aを被覆して親水性を持たせるよう構成する。このことにより、ストレッチチューブ17の表面のぬれ性が向上するので、流路における流体抵抗が小さく、パージ水の流量が良好に確保され、炉心側からモータ内へのクラッドの進入が効果的に抑制されるので、信頼性の高いインターナルポンプを提供することが可能である。
【0032】
(第3の実施の形態)
図5は、本発明に係るインターナルポンプの第3の実施形態におけるラジアル軸受11およびラジアル軸受12の配置を示す断面図である。
【0033】
上部ラジアル軸受11と下部ラジアル軸受12は、モータケーシング6内でモータ部7の上部及び下部に配置され、ポンプシャフト4をラジアル方向に支持してインターナルポンプの回転性能を確保する重要な部品である。この上部ラジアル軸受11および下部ラジアル軸受12とポンプシャフト4とのギャップ量が変化すると、軸受特性に大きく影響する。
【0034】
そこで、第3の実施形態のインターナルポンプにおいては、上部ラジアル軸受11と下部ラジアル軸受12の軸受部表面に親水性皮膜11aおよび親水性皮膜12aを被覆して親水性を付与する。この親水性皮膜11aおよび親水性皮膜12aによって、軸受部表面には液膜が常に確保されて軸受特性を良好に維持することができるとともに、モータケーシング6内に進入してきたクラッドの付着を抑制することができるため、インターナルポンプの信頼性が大幅に向上する。
【0035】
(第4の実施の形態)
図6に、本発明に係るインターナルポンプの第4の実施形態におけるスラスト軸受18部分の構造図を示す。
【0036】
スラスト軸受18は、モータケーシング6内でモータ部7の下部に配置されてポンプシャフト4を支持する部材である。このスラスト軸受と補助羽根車13とのギャップ量が変化すると、軸受特性に大きく影響する。
【0037】
そこで、第4の実施形態のインターナルポンプにおいては、スラスト軸受18の軸受部表面に親水性皮膜18aを被覆して親水性を付与する構成とした。この親水性皮膜18aにより、スラスト軸受18の表面に液膜が確保されて軸受特性が良好に維持されるとともに、モータ冷却水の流量を確保することができるため、インターナルポンプの信頼性が向上する。
【0038】
(第5の実施の形態)
図7に、本発明に係るインターナルポンプの第5の実施形態としての、モータロータ7aおよびモータステータ7b部分の構造図を示す。
【0039】
モータケーシング6内には、モータステータ7bとポンプシャフト4に取り付けられたモータロータ7aが組み込まれる。モータステータ7bとモータロータ7aとで形成される流路は、モータ巻線を保護するために、冷却水の流量を一定量確保する必要があるため、良好な流通性を維持するように設計しなければならない。
【0040】
そこで、第6の実施形態のインターナルポンプにおいては、モータロータ7aとモータステータ7bの表面に、それぞれ親水性皮膜7cおよび親水性皮膜7dを被覆して親水性を持たせる構成とした。この親水性皮膜7cおよび親水性皮膜7dによって、モータロータ7aおよびモータステータ7b表面のぬれ性が向上するため液膜が常に確保され、モータ冷却水の必要流量を確保することができるとともに、モータケーシング6内に進入してきたクラッドの付着を抑制してモータ巻線を保護することが可能となる。
【0041】
(第6の実施の形態)
図8に、本発明の第6の実施形態としてインターナルポンプのパージ水配管を示す。
【0042】
インターナルポンプにおいては、炉水中のクラッドの侵入を防止するために、モータ部7の上部にパージ水配管16aを接続して高圧のパージ水を送入する。パージ水は、ポンプシャフト4とノズル部3の隙間を図8の下方向から上方向へ流れることにより、炉心側から微小なクラッドがモータ内に侵入することを防止している。従って、パージ水配管16aの流通性を良好に維持することが重要である。
【0043】
そこで、第6の実施形態のインターナルポンプにおいては、パージ水配管16aの内表面に親水性皮膜を被覆して親水性を付与する構成とする。この皮膜により、パージ水の流量が確保され、炉心側からモータケーシング6内へのクラッドの進入を効果的に防止することが可能である。従って、経年変化によるインターナルポンプの性能低下が抑制されるため、信頼性の高いインターナルポンプを提供することが可能である。
【0044】
(第7の実施の形態)
図9に、本発明の第7の実施形態としてインターナルポンプのモータ冷却水配管及びモータ冷却器を示す。
【0045】
モータ部7は軸封部を持たないウェットモータ方式であるため、モータケーシング6内を冷却水で満たしてモータ部7での発熱を冷却する必要がある。そのためモータ冷却器19が設置され、モータケーシング6とモータ冷却器19はモータ冷却水入口配管14aおよび冷却水出口配管15aで連結されている。
【0046】
第7の実施形態のインターナルポンプにおいては、モータ冷却水入口配管14aおよび冷却水出口配管15a及びモータ冷却器19の内面に親水性皮膜を被覆して親水性を付与する構成とする。このように親水性皮膜を形成することにより、モータ冷却水の流量が常時必要量確保され、モータ部7での冷却性能を良好に維持することができるため、インターナルポンプの安全性および信頼性がさらに向上する。
【0047】
(第8の実施の形態)
図10に、本発明のインターナルポンプの第8の実施形態である慣性増加型インターナルポンプを示す。
【0048】
慣性増加型インターナルポンプでは、モータケーシング内でポンプシャフトに円筒状のフライホイール20を設置することで慣性モーメントを増加させる方式が採用されている。このフライホイール20を設置することによってモータ冷却水の流れが阻害されると、モータ冷却性能が低下してしまう。
【0049】
そこで第8の実施形態のインターナルポンプにおいては、フライホイール20の表面に親水性皮膜を被覆して親水性を付与する構成とする。この皮膜施工によって、フライホイール20によるモータ冷却水の流れの阻害が防止されるため、モータ冷却水の流量が確保され、モータ部7での冷却性能を維持することができる。
【0050】
次に、本発明の原子力プラント一次系配管の実施形態として、軽水型原子力プラントの再循環系ポンプの負荷の増加を抑制した本発明の主蒸気管、原子炉再循環系配管について説明する。
【0051】
図11(A)に示す原子量プラント一次系配管のうち、原子炉再循環系配管31および主蒸気管32の内表面に、図11(B)に示すような親水性皮膜33を設ける構成とする。このように、配管内面に皮膜を設けることにより、配管内面と水との親水性が向上し、流れ中に含まれる固形物の付着が防止される。また、固形付着物を洗浄して洗い流すことにより、配管内面の経年変化を抑制することができるため、耐久性に優れた信頼背の高い原子力プラントを提供することが可能となる。なお、図11(A)において、図1と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
【0052】
【発明の効果】
以上説明のように、本発明に係るインターナルポンプおよび軽水型原子力プラント一次系配管によれば、従来と同一寸法および形状のまま大きな設計変更を行うことなく、信頼性および耐久性に優れたインターナルポンプおよび軽水型原子力プラント一次系配管を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】BWRプラント一次系統図を示すプロセスフロー図。
【図2】インターナルポンプの据え付け状態における構造断面図。
【図3】本発明に係るインターナルポンプの第1の実施形態における部分的な断面模式図。
【図4】本発明に係るインターナルポンプの第2の実施形態における部分的な断面模式図。
【図5】本発明に係るインターナルポンプの第3の実施形態における部分的な断面模式図。
【図6】本発明に係るインターナルポンプの第4の実施形態における部分的な断面模式図。
【図7】本発明に係るインターナルポンプの第5の実施形態における部分的な断面模式図。
【図8】本発明に係るインターナルポンプの第6の実施形態における部分的な断面模式図。
【図9】本発明に係るインターナルポンプの第7の実施形態における部分的な断面模式図。
【図10】本発明に係るインターナルポンプの第8の実施形態における部分的な断面模式図。
【図11】(A)は、本発明に係る軽水型原子力プラント一次系配管を主蒸気管、再循環系配管としたBWRプラントのフロー図、(B)は、本発明に係る軽水型原子力プラント一次系配管である主蒸気管、再循環系配管の構造断面図。
【符号の説明】
1,43 原子炉圧力容器(下鏡部)
2 下鏡
3 ノズル部
4 ポンプシャフト
5 ポンプ部
6 モータケーシング
7 モータ部
7a モ―タロータ
7b モ―タステータ
8 ポンプ羽根車
8a 親水性皮膜(羽根車外周)
9 案内羽根
9a 親水性皮膜(案内羽根内周)
10 インターナルポンプ
11 上部ラジアル軸受
11a 親水性皮膜(軸受内面)
12 下部ラジアル軸受
12a 親水性皮膜(軸受内面)
13 補助羽根車
14 モータ冷却水入口ノズル
14a モータ冷却水入口配管
15 モータ冷却水出口ノズル
15a モータ冷却水出口配管
16 パージ水入口ノズル
16a パージ水配管
17 ストレッチチューブ
17a 親水性皮膜
18 スラスト軸受
18a 親水性皮膜
19 モータ冷却器
20 フライホイール
31,42 原子炉再循環系配管
32,45 主蒸気管
33 親水性皮膜
41 原子炉再循環ポンプ
43 原子炉圧力容器
44 炉心
46 高圧タービン
47 低圧タービン
48 復水器
49 復水ポンプ
51 復水浄化系
52 高圧復水ポンプ
53 給水加熱器
54 給水ポンプ

Claims (12)

  1. 原子炉圧力容器の下鏡部を貫通するポンプシャフトと、このポンプシャフトの前記原子炉圧力容器内側の先端に据付けられて圧力容器内の原子炉冷却水を強制循環させるポンプ羽根車と、前記ポンプシャフトを回転駆動させるためのモータ部と、前記モータ部下部で前記ポンプシャフトに取り付けられモータ内冷却水を強制循環させる補助羽根車を備えたインターナルポンプの前記ポンプ羽根車の外周面に親水性皮膜を設けたことを特徴とするインターナルポンプ。
  2. 前記原子炉圧力容器の下鏡部に据付けられて前記ポンプ羽根車の外周面に対向するように設けられた案内羽根部の内周面に親水性皮膜を設けたことを特徴とする請求項1記載のインターナルポンプ。
  3. 前記原子炉圧力容器に設けられて前記ポンプシャフトを内設するノズル部に案内羽根部を固定するストレッチチューブの表面に親水性皮膜を設けたことを特徴とする請求項1記載のインターナルポンプ。
  4. 前記ポンプシャフトを径方向に支持する上部ラジアル軸受及び下部ラジアル軸受の軸受部表面に親水性皮膜を設けたことを特徴とする請求項1記載のインターナルポンプ。
  5. 前記ポンプシャフトを支持するスラスト軸受の軸受部表面に親水性皮膜を設けたことを特徴とする請求項1記載のインターナルポンプ。
  6. 前記モータ部を構成するモータロータの表面とモータステータの表面に親水性皮膜を設けたことを特徴とする請求項1記載のインターナルポンプ。
  7. 前記モータ部を収納するモータケーシングに外部からパージ水を送入するパージ水配管の内表面に親水性皮膜を設けたことを特徴とする請求項1記載のインターナルポンプ。
  8. 前記モータ部を収納するモータケーシングにモータ内冷却水を強制循環させるために配設されたモータ冷却水入口配管およびモータ冷却水出口配管の内表面に親水性皮膜を設けたことを特徴とする請求項1記載のインターナルポンプ。
  9. 前記モータ部を収容するモータケーシングの外部に配設され、モータ冷却水入口配管およびモータ冷却水出口配管によって前記モータケーシングと連結されてモータ冷却水を熱交換するモータ冷却器の内面に親水性皮膜を設けたことを特徴とする請求項1記載のインターナルポンプ。
  10. 前記モータ部を収納するモータケーシング内で前記ポンプシャフトに取り付けられ、インターナルポンプの回転慣性を増大させるフライホイールの表面に親水性皮膜を設けたことを特徴とする請求項1記載のインターナルポンプ。
  11. 原子炉圧力容器とタービン発電機とを連結する主蒸気管内表面に親水性皮膜を設けたことを特徴とする軽水型原子力プラント一次系配管。
  12. 原子炉圧力容器内の冷却水を強制循環する再循環ポンプと接続した一次系再循環系配管内表面の炉水と接触する部分に親水性皮膜を設けたことを特徴とする軽水型原子力プラント一次系配管。
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