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JP2005048379A - サッシ - Google Patents

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JP2005048379A
JP2005048379A JP2003203809A JP2003203809A JP2005048379A JP 2005048379 A JP2005048379 A JP 2005048379A JP 2003203809 A JP2003203809 A JP 2003203809A JP 2003203809 A JP2003203809 A JP 2003203809A JP 2005048379 A JP2005048379 A JP 2005048379A
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Japan
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shoji
sash
lower frame
flat
recess
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Pending
Application number
JP2003203809A
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English (en)
Inventor
Akihiko Tokoro
晃彦 所
Ryoichi Saito
良一 斉藤
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NIYUUSUTO KK
Original Assignee
NIYUUSUTO KK
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Publication date
Application filed by NIYUUSUTO KK filed Critical NIYUUSUTO KK
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Abstract

【課題】下枠がフラットなサッシにおいて、排水能力が高く、室内への雨水の侵入を効果的に防止できるサッシを提供する。
【解決手段】下框19に戸車38を有する障子12,14と、障子12,14を囲む枠体とを具備するサッシ10において、枠体のうち障子12,14の下方に設けられた下枠32の上面には、ほぼ平面状に形成されたフラット部50a〜50eと、戸車38の下部が進入して転動し、フラット部50a〜50eとの間の段差壁44bにより戸車38の移動をガイドするように、フラット部50a〜50eよりも下方に凹んで形成された凹部44と、凹部44の底面44aにおいて開口された排水孔46とが形成されている。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は建築物の開口部に設けられるサッシ、特に下枠がフラットに形成されたバリアフリーのサッシに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、身体に障害がある人や高齢者が暮らしやすいように、バリアフリーをコンセプトにした建築物の提案が多くなされている。
特に、ベランダやバルコニー等への行き来を、車椅子や、歩行が困難な人であってもスムーズに行なうことができるよう、下枠がほぼフラットに構成されているサッシが開発されている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
一方、サッシの下枠がフラットに形成されることにより、障子の下框と下枠との間の隙間から雨が侵入しやすくなるため、フラットのサッシでは雨の侵入をどのように防止するかが大きな問題となる。
上記特許文献1や特許文献2においては、障子から下方に突出するスライド片を設け、下框にはスライド片が挿入されるスライド溝を設けることにより、スライド片で止水を図り、スライド溝から排水されるような構造が提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−227551号公報
【特許文献2】
特開2002−227537号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
下枠がフラットなサッシにおいて、室外から雨の侵入を防止するための構造としては、上述したような構造のものが知られているが、さらに排水機能が高い構造が望まれているという課題があった。
【0006】
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、下枠がフラットなサッシにおいて、排水能力が高く、室内への雨水の侵入を効果的に防止できるサッシを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
すなわち、本発明にかかるサッシによれば、下框に戸車を有する障子と、該障子を囲む枠体とを具備するサッシにおいて、前記枠体のうち前記障子の下方に設けられた下枠の上面には、ほぼ平面状に形成されたフラット部と、前記戸車の下部が進入して転動し、前記フラット部との間の段差壁により戸車の移動をガイドするように、フラット部よりも下方に凹んで形成された凹部と、該凹部の底面において開口された排水孔とが形成されていることを特徴としている。
この構成を採用することによって、下框と下枠との間に侵入した雨水は、フラット面よりも凹んで形成された凹部に流れ込んで排水されるので、排水効率がよい。しかも、戸車は凹部にガイドされるので、障子のスライド動作における直進性が確実であり、スムーズな障子のスライドが可能となる。そしてこのような著効を有する構造を、非常に簡単な構成で実現可能となるのでコスト的にも有利である。
【0008】
また、前記障子の下面には、前記下枠の凹部を挟んで室外側および室内側のフラット部に接触し、障子の下面と下枠の上面との間を閉塞する気密材が設けられていることを特徴としてもよい。
この構成を採用することで、フラットな下枠であっても障子の下框と下枠との間の隙間が閉塞されるので、外気の侵入および雨水の侵入を防ぐことができる。
【0009】
さらに、前記排水孔は、横方向に長尺に延びて形成されていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、雨水等が障子の下框と下枠の上面との間に侵入した場合であっても、確実に雨水等の排出をすることができる。
【0010】
また、前記下枠には、建築物に固定される部位を有するベース部が設けられ、前記凹部の排水孔を挟んで室内側と室外側で別個の部材である室外側の第1の部材と室内側の第2の部材とが、それぞれ前記ベース部に対して着脱可能に設けられ、該第1の部材および該第2の部材のそれぞれは、上面がフラットなフラット部と、凹部の底面の一部と、凹部が有する2つの段差壁のうちの一方とが一体に設けられていることを特徴としてもよい。
これによれば、下枠を少なくともベース部、第1の部材および第2の部材の3つの部材に分割することができる。この場合、第1の部材と第2の部材の境目を排水孔としているので、各部材の境目において余計な隙間が発生しないので塵等のゴミが溜まりにくい構造にすることができる。またこのようにベース部に対して各部材を着脱可能とすることで、排水孔等から入りこんだゴミを清掃する場合において便利である。
【0011】
さらに、前記下枠の前記排水孔の下方には、排水孔から落下してきた水からゴミを濾す網状部材が設けられ、前記第1の部材は、前記下枠の上面と室外側側面とが一体に形成されており、該第1の部材を前記ベース部から取り外すことによって、前記網状部材が室外側側面方向にも現われることを特徴としてもよい。
この構成を採用することによって、特にゴミが溜まりやすい網状部材を清掃する際に、室外側側面方向からも見やすくし、またゴミを排出しやすくしなるので、網状部材の清掃の効率が非常によくなる。
【0012】
また、前記障子としては、外障子と内障子の2枚の障子が設けられ、該外障子と該内障子の間に位置するフラット部を有し、前記ベース部に対して前記第1の部材および前記第2の部材とは独立して着脱可能である第3の部材が設けられていることを特徴としてもよい。
この構成を採用することによって、外障子と内障子の間の第3の部材を単独で取り外して清掃等を行なうことができるので、この部分の清掃も容易に行なうことができる。
【0013】
なお、前記凹面はフラット面よりも2mm下方に凹んでいることを特徴としてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる好適な実施の形態を添付図面と共に詳細に説明する。 図1にサッシの側面断面図を、図2に平面断面図を示す。また、図3は下枠と外障子の詳細な構造について説明するための拡大図である。
【0015】
サッシ10は、内障子12と、外障子14が枠体に囲まれて設けられている。
まず、各障子の構成について説明する。
内障子12および外障子14は、ガラス板16を挟み込み、且つ周囲を囲む框が設けられている。框は、上框18と、戸車38を有している下框19と、召し合わせ框21と、閉じたときに枠体に接触する位置にある竪框22とから構成されている。
本実施形態における各框18,19,21,22は、木製である。木製の框とすることでアルミ製の框と比較して断熱効果を高めることができる。ただし、框の室外側は風雨や直射日光にさらされて損傷が激しくなるので、木が直接現われないようにアルミ製等の化粧板24が装着されている。
なお、内障子12および外障子14のそれぞれの竪框22には、金属製の取っ手兼締ロック連動装置25が設けられている。
【0016】
内障子12および外障子14の下框19には、下方に向けて突出する戸車38が設けられている。戸車38は、1つの障子に対して複数個設けられる。なお、図示している戸車38は、レール(図示しない)に嵌め込まれる溝39が形成されているものであるが、本発明ではレールは存在しておらず、このような溝39はなくてもよい。
【0017】
また、内障子12および外障子14の下框19には、下枠32の上面と接触して障子と下枠との間の隙間を閉塞するための気密材40が設けられている。気密材40は、各障子12,14の横方向に長尺に設けられて、下枠32との間で隙間を生じさせないように設けられている。また気密材40は、各障子12,14において戸車38を挟んで室内側と室外側の2箇所に配置されている。
【0018】
次に、枠体について説明する。
枠体は、上下方向に延び、左右両側に設けられている竪枠28,28と、内障子12と外障子の14の上框18をスライド可能に保持する上枠30と、各障子12,14を載置する下枠32とを具備している。
本実施形態における竪枠28,28および上枠30はそれぞれ木製である。これら各枠を木製とすることでアルミ製の枠と比較して断熱効果を高めることができる。ただし、枠の室外側は風雨や直射日光にさらされて損傷が激しくなるので、木が直接現われないようにアルミ製等の化粧板34が装着されている。
【0019】
上枠30の下面には、内障子12および外障子14のそれぞれの上方に設けられているスライド部材36に連結して、内障子12および外障子14をスライドさせるスライドレール35が設けられている。
【0020】
下枠32は、上面がほぼフラットに形成されている。このため、車椅子や歩行が困難な人であっても、各障子12,14を開けて下枠32の上を通行することが極めて容易になる。
なお、下枠32の上面は全体として見ればフラットであるが、各障子12,14の戸車38,38が配置される部位は、他の部位と比較して若干下方に凹んだ凹部44として形成されている。このような凹部44が形成されていることで、戸車38の先端部が凹部44内に転動可能となるように進入し、各障子12,14のスライド移動がガイドされてスムーズに行なえる。
【0021】
凹部44の形状を詳述すると、凹部44は平面状に形成された底部44aと、底部44aからフラット部50へ立ち上がるように形成された段差壁44bとから構成されている。
1つの凹部44の両側に設けられている段差壁44bの間に戸車38がはまり込む。つまり、凹部44に進入した戸車38の下部側面は段差壁44bに当接するので、戸車38の移動すなわち各障子12,14のスライド移動がガイドされる。これにより各障子12,14の直進運動が確実に行なえる。
なお、凹部44の凹み深さは2mm程度に設定すると、車椅子や歩行が困難な人でも不自由なく通行可能となり、且つ戸車38のガイドの役割も十分に果たせるので好適である。
【0022】
各凹部44の底部44aには、侵入した雨水等を排水するための排水孔46が形成されている。排水孔46は、凹部44に沿って横方向(各障子のスライド方向)に延びており、横方向に長尺な隙間を形成している。
排水孔46の下方は、排水孔46に侵入した水を建築物の外側に排出するための通路部47が形成されている。通路部47は、内障子12と外障子14の両者の排水孔46からの排水を受けるように設けられている。また、通路部47の底面47aは、室外側へ向かって下りとなるような傾斜面として形成されており、侵入した雨水等の排出を確実に行なうことが可能となっている。
なお、排水孔46から通路部47へ至る途中には、雨水と一緒に侵入してきた塵やゴミ等を濾すための網状部材48が設けられている。
【0023】
下枠32の構造についてさらに詳述する。
下枠32は、建築物の開口部に取り付けられるベース部42と、ベース部42の上方に着脱自在に取り付けられて下枠32の上面を形成する各部材とから構成される。ベース部42の内部に、上述したような通路部47が形成されている。
【0024】
下枠32の上面は、複数の部材がベース部42に着脱自在に取り付けられていることにより構成されている。
具体的には、本実施形態の下枠32は、ベース部42に対して4つの部材が取り付けられている。
すなわち、外障子14の下方には、排水孔46を境として室外側に位置して凹部44の室外側とフラット部50aとを形成している第1部材52と、排水孔46を境として室内側に位置して凹部44の室内側とフラット部50bとを形成している第2部材54が、それぞれベース部42に対して着脱自在に取り付けられている。
【0025】
もう少し具体的に説明すると、第1部材52は、下枠32の室外側側面51と、下枠32の上面に存するフラット部50aと、凹部44の室外側の段差壁44bと、凹部44の底部44aの一部(排水孔46を挟んで室外側)とが一体になるように形成されている。
また、第2部材54は、下枠32の上面に存するフラット部50bと、凹部44の室外内側の段差壁44bと、凹部44の底部44aの一部(排水孔46を挟んで室内側)とが一体になるように形成されている。
【0026】
また、外障子14と内障子12との間には、フラット部50cを形成している第3部材56が、ベース部42に対して着脱自在に取り付けられている。
第3部材56の室内側には、内障子12の下方に位置して排水孔46を境として室外側に位置して凹部44の室外側(凹部44の室外側の段差壁44bと、凹部44の底部44aの一部(排水孔46を挟んで室外側))と、フラット部50dとを形成している第4部材58が、ベース部42に対して着脱自在に取り付けられている。
なお、内障子12の下方に位置して排水孔46を境として室内側に位置して凹部44の室内側とフラット部50eとを形成している部位は、ベース部42と一体に形成されている。
なお、各部材52,54,56,58は、各部材とベース部42の両者に設けられた鉤状に形成された係合部同士が互いに係合することで着脱自在に設けられ、且つねじ59等によってベース部42に固定されている。
【0027】
図4にこれらの各部材52,54,56,58をベース部42から取り外したところを示している。
このように、各部材52,54,56,58をベース部42から取り外すには、まず各障子12,14を枠体から取り外しておく。そして、ねじ59等を外し、各部材52,54,56,58の鉤状の係合部をベース部42の鉤状の係合部から取り外して行なわれる。
【0028】
各部材52,54,56,58を取り外すことにより、排水孔46の下方に位置し、通路部47に至る前に塵やゴミを濾し取る網状部材48が表面に現われる。特に、第1部材52を取り外すことによって、室外側側面51も無くなるので、室外側からは、上方および側方から網状部材48が現われることになる。このため、網状部材48に付着している塵やゴミを清掃することが容易且つ確実に行なうことができ、網状部材48の詰まりなどを防止することができる。
【0029】
また、下枠32のベース部42は、室内側と室外側とでそれぞれ別々の部材42a,42bとして構成し、断熱材84で互いに連結している。
このようにベース部42を構成する2つの部材42a,42bを断熱材84を用いて連結することによって、室外と室内との断熱を図り、結露の防止等を図ることができる。
【0030】
なお、各障子12,14の各召し合わせ框21a,21bの外側には、排水孔46に挿入されて障子全体をガイドするガイド片82を設けても良い。
このようなガイド片82を設けることで、障子のスライド移動時のガイドをさらに確実にすることができる。
【0031】
次に、本実施形態による雨水の排水経路について、図5に基づいてさらに詳述する。
すなわち、矢印Aのように障子の下面と下枠32の上面との間に雨水が侵入すると、雨水はまず戸車38の室外側に位置している気密材40aによってその浸入が防がれる。気密材40aを通り向けた雨水があっても凹部44に流れ落ちて排水孔46から排水される。さらに排水孔46に排水されないで室内側に通り抜けた水があっても、戸車38の室内側に位置する気密材40bによって室内側への侵入が防止される。気密材40bによりはね返された水は、凹部44側へ戻り、排水孔46から排水される。
【0032】
排水孔46から排水された水は、矢印Bのように、そのまま落下して網状部材48を通過し、通路部47に入り込む。
通路部47の底面47aは室外側に向けて下るように傾斜しているので、通路部47内に侵入した水は外部に向けて流れ出ていき、矢印Cのようにベース部42の室外側の下部に設けられている排出口80から排出される。
【0033】
次に、図6に基づいて止水ブロックの配置について説明する。
下枠32の内部には、横方向への水や空気の移動を遮断するための止水ブロック85が複数個設けられている。
止水ブロック85が設けられている位置は、下枠32の幅方向の中央であり、各障子12,14を閉じたときに、外障子12の外召し合わせ框21aと内障子14の内召し合わせ框21bが存する位置の下方である。
このように各召し合わせ框21a,21bの下方に複数の止水ブロック85a〜85iを設けたことによって、各障子12,14が存する位置にはそれぞれに設けられた気密材40によって各障子12,14の正面に対しては、気密と水密とを図ることができるのであるが、召し合わせ部分における横方向からの水の流入を防止することができる。
【0034】
本実施形態では、止水ブロック85a〜85iは、下枠32内において、ベース部42と、ベース部42の上方に配置されている各部材52,54,56,58との間に設けられている。
さらに具体的に説明すると、第1部材52と第2部材54との間に形成された排水孔46の下方であって網状部材48が設けられている空間内に止水ブロック85aが設けられ、第2部材54の内部に止水ブロック85bが設けられ、第2部材54とベース部42との間に止水ブロック85cが設けられている。
また、第3部材56とベース部42との間には、3箇所に分かれて止水ブロック85d〜85fが設けられている。
第4部材58の内部には止水ブロック85gが設けられ、第4部材58とベース部42との間には止水ブロック85hが設けられている。
さらに、第4部材58とベース部42の室内側端部との間に形成された排水孔46の下方であって網状部材48が設けられている空間内に止水ブロック85iが設けられている。
【0035】
なお、凹部44の形状と戸車38の形状は上述したような実施形態に限定されることはない。
凹部と戸車の形状の他の実施形態を図7〜図8に示す。
図7には、凹部44の形状が上記実施形態と同一で戸車の形状を変更したものについて示している。この戸車38は、上記実施形態のようにレールに嵌り込む溝39が形成されておらず、凹部44との接触面がフラットに形成されているものである。
このような溝39が無い戸車38と凹部44との組み合わせであっても、排水効果は上述した実施形態と同一であり、障子の下面と下枠32の上面との間に雨水が侵入したとしても、排水孔46に雨水等を流し込むようにして排水可能である。そして、戸車38の下部側面が段差壁44bに当接することにより、戸車38の移動がガイドされる。
【0036】
さらに、図8に示すように、凹部44を、互いに対向する2つの傾斜部44cだけで形成した構造を採用してもよい。つまり、凹部44には、平面状に形成された底部44aを形成しなくともよい。この傾斜部44cが特許請求の範囲にいう段差壁に該当する。
かかる場合にあっては、この凹部44によってガイドできる戸車38の形状も上述した実施形態とは異なる形状のものにする必要がある。すなわち、先端部を幅狭にして、左右両側の傾斜部44cの傾斜角度とほぼ同一の傾斜角度を有し、確実に傾斜部44cによってガイドされる形状の戸車38を採用するのである。つまり、戸車38の側面に、傾斜部44cの傾斜角度とほぼ同一の傾斜角度を有する傾斜面38aを形成したものが好適となる。なお、排水孔46も傾斜部44cの下端に形成される。
このように、凹部44として底部が平面ではない場合であっても、侵入した雨水等を確実に排水させることができ、且つ戸車38も確実にガイドされるので好適である。
【0037】
なお、上述した実施形態においては、各框並びに上枠および竪枠を木製の場合について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。
また、本発明は内障子と外障子が引き違いに設けられている構造に限定されることはなく、障子がそれぞれ互いに接離動する両引き構造でも、障子が1枚しか設けられていない片引き構造であっても、さらには障子が3枚以上設けられている構造であってもよい。
【0038】
以上本発明につき好適な実施形態を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を得るのはもちろんである。
【0039】
【発明の効果】
本発明に係るサッシによれば、下框と下枠との間に侵入した雨水は、フラット面よりも凹んで形成された凹部に流れ込んで排水されるので、排水効率がよい。しかも、戸車は凹部にガイドされるので、障子のスライド動作における直進性が確実であり、スムーズな障子のスライドが可能となる。そしてこのような著効を有する構造を、非常に簡単な構成で実現可能となるのでコスト的にも有利である。
【0040】
請求項2記載の発明によれば、フラットな下枠であっても障子の下框と下枠との間の隙間が閉塞されるので、外気の侵入および雨水の侵入を防ぐことができる。
請求項3記載の発明によれば、雨水等が障子の下框と下枠の上面との間に侵入した場合であっても、確実に雨水等の排出をすることができる。
【0041】
請求項4記載の発明によれば、第1の部材と第2の部材の境目を排水孔としているので、各部材の境目において余計な隙間が発生しないので塵等のゴミが溜まりにくい構造にすることができる。またこのようにベース部に対して各部材を着脱可能とすることで、排水孔等から入りこんだゴミを清掃する場合において便利である。
請求項5記載の発明によれば、特にゴミが溜まりやすい網状部材を清掃する際に、室外側側面方向からも見やすくし、またゴミを排出しやすくしなるので、網状部材の清掃の効率が非常によくなる。
【0042】
請求項6記載の発明によれば、外障子と内障子の間のフラット部を取り外して清掃等を行なうことができるので、清掃効率を上げることができる。
請求項7記載の発明によれば、前記凹面はフラット面よりも2mm下方に凹んでいるので、雨水の排出と戸車のガイドという2つの作用効果を、車椅子や歩行が困難な人でも通行できるようになるべく全体としてフラットな形状で達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサッシの側面図である。
【図2】サッシの平面図である。
【図3】図1において下枠部分をさらに拡大した図面である。
【図4】図4において下枠の上面に取付けられている各部材を取り外したところを示す説明図である。
【図5】排水経路について説明する説明図である。
【図6】止水ブロックを配置したところを示す説明図である。
【図7】凹部と戸車の他の実施形態を示す説明図である。
【図8】凹部と戸車の他の実施形態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 サッシ
12 内障子
14 外障子
16 ガラス板
18 上框
19 下框
21 召し合わせ框
21a 外召し合わせ框
21b 内召し合わせ框
22 竪框
24 化粧板
25 取っ手兼締ロック連動装置
28 竪枠
30 上枠
32 下枠
34 化粧板
35 スライドレール
36 スライド部材
38 戸車
39 溝
40 気密材
42 ベース部
44 凹部
44a 底部
44b 段差壁
44c 傾斜部
46 排水孔
47 通路部
47a 底面
48 網状部材
50 フラット部
51 室外側側面
52 第1部材
54 第2部材
56 第3部材
58 第4部材
80 排出口
82 ガイド片
84 断熱材
85 止水ブロック

Claims (7)

  1. 下框に戸車を有する障子と、該障子を囲む枠体とを具備するサッシにおいて、
    前記枠体のうち前記障子の下方に設けられた下枠の上面には、
    ほぼ平面状に形成されたフラット部と、
    前記戸車の下部が進入して転動し、前記フラット部との間の段差壁により戸車の移動をガイドするように、フラット部よりも下方に凹んで形成された凹部と、
    該凹部の底面において開口された排水孔とが形成されていることを特徴とするサッシ。
  2. 前記障子の下面には、
    前記下枠の凹部を挟んで室外側および室内側のフラット部に接触し、障子の下面と下枠の上面との間を閉塞する気密材が設けられていることを特徴とする請求項1記載のサッシ。
  3. 前記排水孔は、横方向に長尺に延びて形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のサッシ。
  4. 前記下枠には、建築物に固定される部位を有するベース部が設けられ、
    前記凹部の排水孔を挟んで室内側と室外側で別個の部材である室外側の第1の部材と室内側の第2の部材とが、それぞれ前記ベース部に対して着脱可能に設けられ、
    該第1の部材および該第2の部材のそれぞれは、上面がフラットなフラット部と、凹部の底面の一部と、凹部が有する2つの段差壁のうちの一方とが一体に設けられていることを特徴とする請求項3記載のサッシ。
  5. 前記下枠の前記排水孔の下方には、排水孔から落下してきた水からゴミを濾す網状部材が設けられ、
    前記第1の部材は、前記下枠の上面と室外側側面とが一体に形成されており、
    該第1の部材を前記ベース部から取り外すことによって、前記網状部材が室外側側面方向にも現われることを特徴とする請求項4記載のサッシ。
  6. 前記障子としては、外障子と内障子の2枚の障子が設けられ、
    該外障子と該内障子の間に位置するフラット部を有し、前記ベース部に対して前記第1の部材および前記第2の部材とは独立して着脱可能である第3の部材が設けられていることを特徴とする請求項4または請求項5記載のサッシ。
  7. 前記凹部はフラット部よりも2mm下方に凹んでいることを特徴とする請求項1〜請求項6のうちのいずれか1項記載のサッシ。
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EP3225771A1 (de) * 2016-03-31 2017-10-04 HAUTAU GmbH Bodenschwelle für eine schiebetür und schiebetür

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