[go: up one dir, main page]

JP2004500089A - Gタンパク共役受容体の酵素アッセイ法 - Google Patents

Gタンパク共役受容体の酵素アッセイ法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004500089A
JP2004500089A JP2001558730A JP2001558730A JP2004500089A JP 2004500089 A JP2004500089 A JP 2004500089A JP 2001558730 A JP2001558730 A JP 2001558730A JP 2001558730 A JP2001558730 A JP 2001558730A JP 2004500089 A JP2004500089 A JP 2004500089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gpcr
cells
protein
cell
activity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001558730A
Other languages
English (en)
Inventor
ミシェル・エイ・ジェイ・パーマー
メリッサ・ジー
ボニー・ティロットソン
シャ−ジア・チャン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tropix Inc
Original Assignee
Tropix Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tropix Inc filed Critical Tropix Inc
Publication of JP2004500089A publication Critical patent/JP2004500089A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/566Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor using specific carrier or receptor proteins as ligand binding reagents where possible specific carrier or receptor proteins are classified with their target compounds
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2333/00Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature
    • G01N2333/435Assays involving biological materials from specific organisms or of a specific nature from animals; from humans
    • G01N2333/705Assays involving receptors, cell surface antigens or cell surface determinants
    • G01N2333/72Assays involving receptors, cell surface antigens or cell surface determinants for hormones
    • G01N2333/726G protein coupled receptor, e.g. TSHR-thyrotropin-receptor, LH/hCG receptor, FSH
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2500/00Screening for compounds of potential therapeutic value
    • G01N2500/10Screening for compounds of potential therapeutic value involving cells

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Urology & Nephrology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

Gタンパク質共役受容体(GPCR)活性の検出法、GPCR 活性のアッセイ法、さらにGPCRリガンド、Gタンパク質共役受容体キナーゼ(GRK)活性、およびGPCR調節過程成分と相互作用する化合物のスクリーニング法について記載している。

Description

【0001】
発明の背景
本出願は、2000年2月7日に提出された仮出願番号60/180,669の有益性を請求している。本仮出願の全文が参考としてここに収録されている。
【0002】
発明の分野
本発明は、Gタンパク質共役受容体(GPCR)の活性を検出する方法に関するものであり、GPCR 活性の定量法、およびGPCRリガンド、Gタンパク質共役受容体キナーゼ(GRK)活性、およびGPCR調節過程のコンポーネントと相互作用する化合物のスクリーニング法を提供している。
【0003】
多数の細胞外シグナルの活動は、Gタンパク質(GPCR)とグアニンヌクレオシド結合調節タンパク質(Gタンパク質)の相互作用により介される。Gタンパク質が介するシグナルシステムは、哺乳類や酵母のような多数の分岐生物中に見出されている。GPCRは分岐アミノ酸配列を有する超大なタンパク質ファミリーを代表するものであるが、共通する構造的特徴として、特に7つの膜透過型ヘリックスドメインを有している。GPCRは、他の細胞外シグナル間で、神経伝達物質、ホルモン、臭気および光に反応する。個々のGPCRタイプのタンパク質は、特にシグナル形質導入経路を活性化し、少なくとも10種の異なるシグナル経路がGPCRにより活性化されることが知られている。例えば、β2−アドレナリン作動性受容体(β2AR)は哺乳類GPCRのプロトタイプである。アゴニストとの結合による応答において、β2AR受容体は、アデニル酸シクラーゼの活性を刺激するGタンパク質(Gs)を順次活性化し、その結果、細胞中のサイクリックアデノシンモノホスフェート(cAMP)の生成が増加する。
【0004】
GPCRの刺激の結果生ずるシグナル経路と最終的な細胞応答は、特定な受容体と共役するGタンパク質の固有な種類に依存している (Hamm, ”The many faces of G−Protein Signaling.” J. Biol. Chem., 273:669−672 (1998))。 例えば、Gタンパク質のGsクラスに共役するとcAA4Pの生成とプロテインキナーゼA、C経路の活性化が刺激され、一方Gタンパク質のGiクラスと共役するとcAMPを下方に調節する。カルシウム、ホスフォリパーゼ C、およびホスファチジルイノシトール3として、他の2番目のメッセンジャー系が利用されることもある。最終的に、GPCRシグナルイベントは、これら2番目のメッセンジャー系を定量することにより大部分が測定される。
【0005】
GPCRに一般的な生理的特徴は、受容体リン酸化、エンドサイトーシスのプロセスを通じた受容体の脱感作およびリサイクリングである (Ferguson, et al., G−protein−coupled receptor regulator regulation: role of G−protein−coupled receptor kinases and arrestins.” Can. I Physiol. Pharmacol., 74:1095−1110 (1996))。 リガンドで占有されたGPCRは、セリン/スレオニンキナーゼの2つのファミリー、Gタンパク質共役受容体キナーゼ(GRKs)、およびプロテインキナーゼA、Cのような2番目のメッセンジャー依存タンパク質キナーゼにより、リン酸化される可能性がある。どちらのクラスのキナーゼによるリン酸化でも、対応するGタンパク質から脱共役させることで、受容体は下方に調節される。また、受容体の細胞質ドメインと結合し、嚢胞内膜小胞内への受容体のクラスタリングを促進させることで知られるタンパク質類が、GRKリン酸化により漸増し、受容体を下方調節する。一旦受容体がエンドサイトーシスされると、リソゾーム内で分解されるか、脱リン酸化およびリサイクルされ、完全な機能を持った受容体として細胞膜に戻される。
【0006】
アレスチンタンパク質の活性化受容体への結合は、ロドプシンからβ2AR、ニューロテンシンに至る範囲の様々なGPCRに共通する現象として、文献に発表されている(Barak, et al., ”A β−arrestin/Green Fluorescent fusion protein biosensor for detecting G−Protein−Coupled Receptor Activation,” J. Biol. Chem., 272:27497−500 (1997)). 特異的GPCRと相互作用するアレスチンをモニターすることが、GPCR活性を測定する一般的な方法として、最終的に利用できる可能性がある。 同様に、1つのGタンパク質と GRKは様々な受容体と組み(Hamm, et al. (1998) と Pitcher et al., ”G−Protein−Coupled Receptor Kinases,” Annu. Rev. Biochem., 67:653−92 (1998)), その結果、これらのタンパク質とタンパク質相互作用をモニターすることで、受容体活性を測定できることが考えられる。
【0007】
本発明は、GPCRシグナルからタンパク質/タンパク質相互作用をモニターするための特許取得済み技術(ICASTTM:Intercistronic Complementation Analysis Screening Technology、シストロン内相補性分析スクリーニング法)の使用も含んでいる。この方法は2つの不活性なガラクトシダーゼ変異体の使用をみ、各変異体は、2対の相互作用タンパク質の1対、例えばGPCRとアレスチンのような対により融合される。活性なβ−ガラクトシダーゼ複合体の生成は、標的タンパク質の相互作用により誘導される。この系において、β−ガラクトシダーゼは、GPCR活性からの読み取り情報通り作用する。図23は、本発明の方法を図解したものである。図23は、2つの不活性変異体が相互作用する場合、活性になることを示している。さらに、本技法は、G タンパク質、GRKs または c−Srcのような他のダウンストリームのシグナリングコンポーネントを通して、 GPCRで介されるシグナル経路をモニターすることに使用できる可能性もある。
【0008】
今日使用されている多数の治療薬はGPCRを標的としている。GPCRが血管拡張、心拍数、気管支拡張、内分泌および消化管ペリスターシスを始めとする、バイタルな生理反応を調節しているからである。例えば、 Lefkowitz et al., Annu. Rev. Biochem., 52:159 (1983)を参照。よく研究されたGPCRやβ2ARを標的とする薬剤が、アナフィラキシー、高血圧、喘息、および他の病状の治療に用いられている。 これらの薬剤の中には、この受容体に対するリガンドを模倣しているものがある。他の薬剤は、疾病がこの受容体自体の自然活性から発生した場合に、受容体に拮抗するように働く。
【0009】
ヒトゲノムプロジェクトのような場所では、生理的役割やリガンドが未知な新たなGPCR(「オーファン」受容体)を同定する努力を行っている。数千のGPCRがヒトゲノムには存在することが推定されている。今日までに同定された250個の GPCR内、たった150個がリガンドを伴っている。
【0010】
発明の要約
本発明の最初の観点は、受容体活性部位の近位においてGPCR機能をモニターする方法にあり、競合メカニズムが少ないため、薬剤開発を目的としたより多くの情報を提供することにある。アレスチン、Gタンパク質 GRKまたは他のキナーゼのような、受容体との結合が受容体のアゴニストの占有に依存している調節コンポーネントと、受容体の相互作用を読み取ることにより、GPCRの活性化は測定される。タンパク質/タンパク質相互作用は、ICASTTM技法で利用している、レポータータンパク質の相補作用によって検出される。
【0011】
本発明の更なる観点は、試験状況下でGタンパク質共役受容体(GPCR)経路の活性を評価する方法にある。その評価は、ムスカリン作動、アドレナリン作動、ドーパミン、アンジオテンシンおよびエンドセリンなどのGPCRを、変異体レポータータンパク質への融合タンパク質として発現する試験細胞を提供することにより、さらに相補性レポータータンパク質との融合タンパク質として、Gタンパク質、アレスチン、またはGRKを作用させることによって行われる。試験細胞が試験条件下で、標的GPCRに知られたアゴニストに暴露される場合、GPCRの活性化はレポーター酵素の相補作用によってモニターされることになる。レポーター酵素活性の増加は、GPCRと反応タンパク質パートナーの相互作用を反映している。
【0012】
本発明の更なる観点は、試験キナーゼの存在下でGPCR経路活性を評価する方法にある。
【0013】
本発明の更なる観点は、試験Gタンパク質の存在下でGPCR経路活性を評価する方法にある。
【0014】
本発明の更なる観点は、試験細胞を試験リガンドに暴露した状態でGPCR経路活性を評価する方法にある。
【0015】
本発明の更なる観点は、試験受容体の試験細胞中の同時発現に関するGPCR経路活性を評価する方法にある。
【0016】
本発明の更なる観点は、リガントまたはアゴニストからオーファンGPCRをスクリーニングする方法にある。リガンドやアゴニストは、天然または合成ライブラリーあるいはその混合物中に含まれている可能性があり、また生理的刺激物質である可能性がある。試験細胞は、オーファンGPCRを1つのβ−ガラクトシダーゼ変異体で融合したタンパク質として発現させる、例えば、アレスチンまたはその変異体型を別のβ−ガラクトシダーゼ変異体で融合したタンパク質として発現させるという条件下におかれている。受容体活性化に及ぼすアレスチンとオーファンGPCRの相互作用は、補充されたβガラクトシダーゼの酵素活性によって測定される。試験細胞は試験化合物に暴露されると、βガラクトシダーゼ活性が増加し、リガントまたはアゴニストの存在が示される。
【0017】
本発明の更なる観点は、興味あるタンパク質、例えばアレスチンタンパク質(またはアレスチンタンパク質の変異体型)の、リン酸化または活性化したGPCRへの結合能力をスクリーニングする方法にある。 細胞は、GPCRを発現し、β−アレスチンを含有しているという条件下にある。 細胞は既知のGPCRアゴニストに暴露され、続いてレポーター酵素の活性が検出される。レポータ酵素の活性増加は、βアレクシン分子が、試験細胞中でリン酸化または活性化したGPCR に結合できることを示している。
【0018】
本発明の更なる観点は、アゴニストから特定のGPCRをスクリーニングする方法にある。アゴニストは、天然または合成ライブラリ含まれている可能性があり、また生理的刺激物質である可能性がある。試験細胞は、GPCRを1つのβ−ガラクトシダーゼ変異体で融合したタンパク質として発現させる、例えば、アレスチンを別のβ−ガラクトシダーゼ変異体で融合したタンパク質として発現させる条件下におかれている。受容体活性化に及ぼすアレスチンとGPCRの相互作用は、補充されたβガラクトシダーゼの酵素活性によって測定される。試験細胞は試験化合物に暴露されると、βガラクトシダーゼ活性が増加し、アゴニストの存在が示される。試験細胞は、1つの既知GPCRまたは様々な既知GPCR類を発現するか、または1つの未知GPCRまたは多様な未知GPCR類を発現する可能性がある。GPCRとして、例えば、臭気剤GPCRまたはβAR GPCRが挙げられる。
【0019】
本発明の更なる観点は、Gタンパク質共役受容体(GPCR)アンタゴニスト活性について試験化合物をスクリーニングする方法にある。試験細胞は、GPCRを1つのβ−ガラクトシダーゼ変異体で融合したタンパク質として発現させる、例えば、アレスチンを別のβ−ガラクトシダーゼ変異体で融合したタンパク質として発現させる条件下におかれている。受容体活性化に及ぼすアレスチンとGPCRの相互作用は、補充されたβガラクトシダーゼの酵素活性によって測定される。試験細胞は試験化合物に暴露されると、βガラクトシダーゼ活性が増加し、アゴニストの存在が示される。細胞は試験化合物とGPCRアゴニストに暴露され、続いてレポーター酵素の活性が検出される。アゴニストへの暴露が、試験化合物への暴露と同時またはその後に起こる場合、試験化合物に暴露後のβ−ガラクトシダーゼ活性の減少は、試験化合物がGPCRに対するアンタゴニスト活性を有することを示している。
【0020】
本発明の更なる観点は、Gタンパク質共役受容体(GPCR)へのアゴニスト、アンタゴニスト、またはリガンドの存在をサンプル溶液からスクリーニングする方法にある。試験細胞は、GPCR融合を発現すること、例えば、β−アレスチンタンパク質融合を含むことが条件となっている。試験細胞はサンプル溶液に暴露され、さらにレポーター酵素活性が評価されている。サンプル溶液に暴露後、レポーター酵素活性が変化することは、細胞中で発現されたGPCRに対するアゴニスト、アンタゴニスト、またはリガンドが、サンプル溶液中に含まれていたことを示している。
【0021】
本発明の更なる観点は、Gタンパク質共役受容体(GPCR)の存在について細胞を対象にスクリーニングする方法にある。
【0022】
本発明の更なる観点は、Gタンパク質共役受容体(GPCR)を含有する細胞について、多数の細胞を対象にスクリーニングする方法にある。
【0023】
本発明の更なる観点は、GPCRが介するシグナル経路をマッピングする方法にある。例えば、この系は、GPCR の活性化に関して、c−srcとβ−アレスチン−1の相互作用をモニターするために利用される可能性がある。さらに、この系は、GPCRシグナル経路と、受容体チロシンキナーゼまたはRas/Rafのような他の経路との間のクロストークに関与した、タンパク質/タンパク質相互作用をモニターするために、使用できる可能性がある。
【0024】
本発明のさらなる観点は、アゴニストまたはアンタゴニストの刺激に関してGPCRのホモまたはヘテロ二量化反応をモニターする方法にある。
【0025】
本発明の更なる観点は、Gタンパク質共役受容体(GPCR)のアゴニストに応答するGPCRの存在を、細胞を対象にスクリーニングする方法にある。細胞は、GPCR経路中のダウンストリームに作用する、タンパク質対を含んでいるという条件下におかれている。タンパク質パートナーは、酵素を補充する変異体への融合タンパク質として発現され、GPCRの活性化をモニターするために使用されている。細胞はGPCRアゴニストに暴露され、続いてレポーター酵素の酵素的活性が検出される。レポーター酵素活性が増加することは、細胞が、アゴニストに応答するGPCRを含んでいることを示している。
【0026】
本発明では、タンパク質/タンパク質相互作用スクリーニング法であるICASTTMを使用して、シグナル経路のマッピングを行っている。この技術は多様な機能を持つ、既知および未知の様々なGPCRに適用可能である。以下に挙げるGPCRのサブファミリーに適用できるが、これだけに限らない。
【0027】
(a) アミン様リガンドに結合する受容体 − アセチルコリンムスカリン受容体 (M 1 から M5)、α、βアドレナリン受容体、ドーパミン受容体 (D 1, D2, D3, D4), ヒスタミン受容体(H 1 と H2)、オクトパミン受容体 およびセロトニン受容体 (5HT1, 5HT2, 5HT4, 5HT5,5HT6,5HT7)。
【0028】
(b) ペプチドリガンドに結合する受容体 − アンジオテンシン受容体、ボンベシン受容体、ブラジキニン受容体、C−C ケモキン受容体 (CCR1 から CCR8, および CCRIO)、 C−X−C 型ケモキン受容体 (CXC−R5)、コレシストキン型A 受容体、 CCK 型 受容体、 エンドセリン受容体、ニューロテシン受容体、FMELP関連受容体、ソマトスタチン受容体 (タイプ1からタイプ5) およびオピオイド受容体 (タイプ D, K, M, X)。
【0029】
(c) ホルモンタンパク質と結合する受容体 − 葉酸刺激ホルモン受容体、甲状腺刺激ホルモン受容体、およびルトロピン−絨毛性ゴナドトロピンホルモン受容体。
【0030】
(d) 神経伝達物質に結合する受容体 − サブスタンスP受容体、サブスタンスK受容体、および神経ペプチドY受容体
【0031】
(e) 臭覚受容体 − 臭覚タイプ1 から タイプ 11、味覚および臭気物質受容体 (f) プロスタノイド受容体 − プロスタグランジン E2 (EP1 からEP4 サブタイプ) 、プロスタサイクリンおよびトロンボキサン。
(g) 代謝物質に結合する受容体−グクタミン酸塩グループIからIIIの代謝生成物産性受容体。
(h) 光など物理的刺激、または味覚や臭覚など化学的刺激に応答する受容体。
(i) オーファン GPCR − 受容体への天然リガンドは確認されていない。
【0032】
ICASTTM技法は、スクリーニング過程に多数の利点を与えている。それらの利点には、非細胞コンパートメントと細胞膜、細胞ゾルおよび核などの間におけるタンパク質の作用をモニターする能力、タンパク質過剰発現を必要とせずに、より生理的に信頼性のあるモデルを実行する能力、さらに受容体結合の機能検定を実行し、高度な情報を得る能力などが含まれる。
【0033】
発明の態様の詳細な説明
本公開に引用されている論文と特許すべてが、参考文献として本文書内に挿入されている。
【0034】
本発明は、GPCRの機能と経路を探す方法を提供している。cDNAライブラリーまたはゲノミックDNAの自動配列決定により、新たな受容体が発見されているので、Gタンパク質共役スーパーファミリーは、迅速に広がり続けている。
【0035】
数千のGPCRがヒトゲノムに存在し、250個の GPCRがクローン化されているが、そのうちリガンドが付随しているのは、僅かに150個と推定されている。これらの受容体または新たに発見されたオーファン受容体が、同族リガンドや生理的機能に関与する方法は、生物学および生物医学研究における主要なチャレンジとなっている。オーファン受容体の同定は一般的に、個別にアッセイし、その機能を推定する必要がある。受容体を置換させてGPCRのシグナル挙動を詮索する方法は、他のシグナルイベントに関する情報の有無に関わらず実施できるので、上記で必要とされた作業を行わなくすむ。これら受容体の多くが、共通のメカニズムで脱感作するので、この方法は、感度よく、迅速で簡易に実施でき、さらにほとんどすべてのGPCRに適用できる。
【0036】
刺激物質に応答する細胞内活動をモニターするために、様々な方法が使用されてきている。例えば、酵素免疫測定法(ELISA)、蛍光画像プレートリーダー測定法(FLIPRTM, Molecular Devices Corp., Sunnyvale, CA)、EVOscreenTM法(EVOTECTM, Evotec Biosystems Gmbh, Hamburg, Germany)、およびCELLOMICSTM法(Cellomics, Inc., Pittsburgh, PA)から開発された方法などである。
【0037】
Germino, F.J., et al., ”Screening for in vivo protein−protein interactions.”Proc. Natl. Acad. Sci., 90(3): 933−7 (1993)の論文では、興味あるタンパク質と相互作用するタンパク質を単離 するin vivo アプローチを発表している。
【0038】
Phizicky, E.M., et al. ”Protein−protein interactions: methods for detection and analysis.” Microbiol. Rev., 59,1): 94−123 (1995)の論文では、タンパク質−タンパク質相互作用を研究するために、生化学的、分子生物学的、および遺伝学的方法をレビューしている。
【0039】
Offermanns. et al., ”Gα and Gα16 Couple a Wide Variety of Receptors to Phospholipase C.” J. Biol. Chem., 270(25):15175−80 (1995)の論文では、Gα15 および Gα16が、広範囲なGタンパク質共役受容体によって活性化されることを発表している。活性化受容体のGタンパク質判別パターンへの選択的カップリングは、正確なシグナルの形質導入を実行するための、必須事項として考えられている。
【0040】
Barak et al., ”A β−arrestin/Green Fluorescent Protein Biosensor for Detecting G Protein−coupled Receptor Activation.” J. Biol. Chem., 272(44):27497−500 (1997) の論文と米国特許 No. 5,891,646, では、β−アレスチン/緑色蛍光融合タンパク質 (GFP)を使用して、GPCRの刺激によるタンパク質の転座をモニターすることを発表している。
【0041】
本発明は、ICASTTM法(Intercistronic Complementation Analysis Screening Technology:シストロン間 補性検定スクリーニング技法、米国特許出願中、出願番号053,164、1998年4月1日提出)を使用する完全なアッセイ法として、GPCR経路におけるタンパク質−タンパク質相互作用をモニターする方法である。本発明は、GPCR の結合アッセイを始めとする多数のアッセイを、高処理量スクリーニングに基づく高速で非放射性アッセイ様式を用い、細胞環境中で直接実施することができる。既存の方法によりこの種のアッセイを実施するには、現在、非細胞環境下でしかも放射線同位体を必要としている。本発明は、Tropix社のICASTTM法とAdvanced DiscoverySciencesTM社の技術、例えば超高処理スクリーニング法などを組み合わせたものであり、高処理スクリーニング(HTS)に従った、GPCR経路を検索する高感度で細胞をベースとした方法である。
【0042】
これらの方法は、緑色蛍光タンパク質で融合するGPCR成分の顕微鏡画像を特長とした、米国特許5,891,646で公開されている発明を進展させたものである。低処理量、完璧な定量性の欠落、およびシグナル/ノイズ比の低さなどの理由から、画像技術には限界がある。高処理量アッセイにおいてタンパク質/タンパク質相互作用をモニターするために利用されている、酵母による2ハイブリッドアッセイ法と異なり、本発明は、哺乳類の細胞、植物細胞、大腸菌のような原生動物細胞、および酵母、どろどろしたカビ(Dictyostelium)や昆虫のような無脊椎を起源とする細胞など、様々な細胞に適用できる。また、本発明は、受容体ターゲット部位における相互作用や、核よりむしろ下方の標的タンパク質における相互作用を検出する。さらに転写活性化のように、直接的な読み取り情報に依存していない。本発明は、生理的により大きい信頼性のある、マエナスの誤差が少ないアッセイ法を提供している。
【0043】
Advanced Discovery SciencesTM社は、個々のアッセイの必要事項に最適化した、自動化が約束された、様々なニーズに適応するように開発された、スクリーニングアッセイ法を提供するビジネスを行っている。これらのアッセイ法はHTSのエキスパートによりデザインされ、優れたアッセイ結果を届けている。Advanced Discovery SciencesTM社のニーズに応じたアッセイ法の開発サービスは、高性能のスクリーニングアッセイのデザイン、開発、最適化および変更を実施している。Advanced Discovery SciencesTM社は、新たなアッセイ法のデザイン、または既存方法を過酷なHTS測定に耐える超高感度発光アッセイ法に変換することを行っている。Advanced Discovery SciencesTM社により開発された技術の中に、cAMP−ScreenTM免疫測定システムがある。このシステムにより、細胞溶解物中からcAMPの超高感度定量が行える。cAMP−ScreenTM アッセイ法は、Sapphire−IlTM 発光エンハンサーとともに、高感度な化学発光アルカリホスファターゼ(AP)の基質、CSPD(登録商標)を利用している。
【0044】
実施例:
GPCRの活性化は、リガンド活性化GPCRのアレスチンとの結合をモニターすることにより測定できる。このアッセイ系で、GPCR、例えばβアドレナリン作動性受容体(β2AR)とアレスチンは、βgal変異体の融合タンパク質と同じ細胞内に同時に発現される。図1に図解されているように、β2ARはβgal変異体のΔα型との融合タンパク質(β2ADRΔα)として、βアレスチンは、βgalのΔω型との融合タンパク質(β−ArrΔω)として発現される。この2つの融合タンパク質は、別々のコンパートメント、すなわちGPCRでは膜内、アレスチンでは細胞質ゾル内の休息(または非刺激)細胞の内部に存在しており、活性なβガラクトシダーゼ酵素を生成することはできない。このような細胞がアゴニストまたはリガンドで処理されると、リガンド占有活性化受容体は、アレスチンに対して高い親和性をもつ結合部位となる。活性化されたβ2ADRΔαおよびβ−ArrΔω間の相互作用により、βgal とgal変異体の相補性が誘導される。酵素活性は、酵素基質により測定することができ、その基質は開裂時に、比色法、蛍光法、化学発光法(例えば、Tropix社製品、GaIScreenTM)により測定可能な生成物を放出する。
【0045】
実験プロトコル
1. 第1段階において、β2ADRΔα とβArr2Δωの発現ベクターを、図18と図15でそれぞれ説明している、選択的レトロウイルスベクターのpICAST ALCおよびpICAST OMC中で構築した。
【0046】
2. 第2段階において、その2つの発現構築領域を、筋芽細胞C2C 12または、COS−7、CHO、 A43 1、 HEK 293、 および CHWのような他の哺乳類の細胞株内に形質導入した。抗生物質で選択した後、適切なレベルで両方の融合タンパク質を発現する安定なクローンを選択した。
【0047】
3. 最終段階において、β2ADRΔα とβArr2Δωの両方を発現する細胞を、アゴニスト/リガンド刺激によるβガラクトシダーゼ活性に対する応答について試験した。3倍に増やした細胞サンプルを、96−ウェル培養プレートの1つのウェル内に、100μLにつき10,000個の細胞となるように平板培養した。細胞を24時間培養し、アッセイを行った。アゴニストのアッセイ法(図3と図4)用に、細胞を、(−)イソプロテレノール、プロカテロール、ドブタミン、テルブチリン、L−L−フェニレフリンなど、アゴニストの濃度を変化させて37℃で60分間処理を行った。Tropix GaIScreenTM 基質 (Applied Biosystems) を添加し、誘発されたβガラクトシダーゼ活性を、発光量からTropix TR717TM ルミノメーター(Applied Biosystems)で測定した。アンタゴニストのアッセイ(図5)において、細胞を、ICI− 118,551またはプロプラノロールの共存下、血清なしの新鮮な培地で10分間予備インキュベートし、続いて10μMの(−)イソプロテレノールを添加した。
【0048】
本発明のアッセイ法、およびその適用と調製について、これまで、全般的にさらに実施例を示して具体的に記述してきた。 ただし、実施例に示されているものだけに限られない。同定物質、特徴およびアッセイ法など他に代替となるものが、発明者が実施していなくとも、本方法の通常の技法として考慮される場合がある。このような変更は、以下に提出した請求範囲内で詳細な表現によって除外されていない場合は、本発明の範囲内に入るものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】C2クローン中のβ2アドレナリン作動性受容体 (β2AR) と β−アレスチン−2 (βArr2)の細胞発現レベル。 β−gal融合タンパク質の定量は、標準のELISA法による検量線から、β−galと精製β−galタンパク質に対する抗体量を求めて行った。Figure 1A は、β2AR−βgalΔα クローンの発現レベルを示す (発現ベクター pICAST ALC中)。図1Bは、クローン9−3, −7, −9, −10, −19 および−24に対するpICAST OMC4ベクター、またはクローン12−4, −9, −16, −18, −22 および−24に対するベクター pICAST OMN4中のβArr2−βgalΔωの発現レベルを示す。
【図2】受容体β2ARの活性化は、アゴニストの刺激によるcAMP生成から測定された。pICAST ALC β2AR (クローン 5)を発現するC2細胞または親細胞は、 (−)イソプロテレノールと0. 1 mM IBMXの濃度を増加させて処理した。 cAMP レベルの定量はpmol/ウェル単位で表されている。
【図3】活性化受容体β2ARとアレスチンの反応は、β−ガラクトシダーゼの相補性により測定可能である。図 3A は、β2AR−βgalΔαを発現する(β2AR のみ、 発現ベクター pICAST ALC中) C2、またはC2 クローン、およびβ−2AR−βgalΔα と βArr2−βgalΔωαを同時発現する (発現ベクター pICAST ALC とpICAST OMC中) C2プールにおいて、アゴニストである(−)イソプロテレノールの刺激に応答するβ−ガラクトシダーゼ活性の経時変化を表している。図 3B は、β2ARのみを発現するC2 細胞(発現ベクター pICAST ALC中)、およびβ2ARと βArr1を同時発現する (発現ベクター ICAST ALCとpICAST OMC中) C2 クローンにおいて、アゴニストである(−)イソプロテレノールの刺激に応答する、β−ガラクトシダーゼ活性の経時変化を表している。
【図4】β2ARとアレスチンの反応に対するアゴニストの用量反応曲線は、β−ガラクトシダーゼの相補性から測定できる。図 4A は、pICAST ALC β2AR と pICAST OMC βArr2 の融合構築領域を同時発現するC2細胞における、アゴニストである(−)イソプロテレノールとプロカテロールに対する用量反応曲線を表している。図 4B は、pICAST ALC β2AR と pICAST OMC βArr1 の融合構築領域を同時発現するC2細胞における、アゴニストである(−)イソプロテレノールとプロカテロールに対する用量反応曲線を表している。
【図5】アゴニストが介する受容体活性の抑制は、β2AR−βgalΔα と βArr−βgalΔωを同時発現する細胞中で、β−ガラクトシダーゼの相補性から測定できる。図 5A は、アゴニストの(−)イソプロテレノールでインキュベーション後に、融合構築領域となるpICAST ALC β2AR と pICAST OMC βArr2 を同時発現するC2クローン中で、アドレナリン作動性アンタゴニストであるICI−I 18,551とプロプラノロールが、βガラクトシダーゼ活性を特異的に抑制する作用を示している。図 5B は、アゴニストの(−)イソプロテレノール共存下で、融合構築領域となるpICAST ALC β2AR と pICAST OMC βArr1 を同時発現するC2クローン中における、アドレナリン作動性アンタゴニストであるICI−I 18,551とプロプラノロールが、βガラクトシダーゼ活性を特異的に抑制する作用を示している。
【図6】アデノシン受容体であるA2aを発現するC2細胞は、アゴニスト(CGC−21680) の処理に対応して、cAMPの誘発を示す。 プールとして、あるいは選択されたクローンとして pICAST ALC A2aR と pICAST OMC βArr1 を同時発現するC2 親細胞およびC2細胞は、アゴニストに誘導されたcAMP の応答 (pmol/ウェル)から測定された。
【図7】ドーパミン受容体 D1(Dl−βgalΔα) と β−アレスチン−2 (βArr2−βgalΔω)を同時発現するC2細胞における、アンタゴニストに刺激されたcAMPの応答。βArr2−βgalΔω(Arr2 のみ) を発現するクローンが、この検定において陰性コントロールとして使用された。βArr2−βgalΔωに加えてD1−βgalΔαを発現する細胞は、アゴニストの処理 (3μM の3−ヒドロキシチアミン塩酸塩)に反応した。Dl(PIC2) または Dl(PIC3) は、それぞれ 発現ベクターpICAST ALC2 または pICAST ALC4中でD1を指定した。
【図8】哺乳類の様々な細胞株を使用して、安定な細胞を生成し、GPCR とアレスチンの相互作用をモニターすることができる。図 8A、 図 8B および図 8C は、アドレナリン作動性受容体β2AR および β−ガラクトシダーゼ変異体のアレスチン融合タンパク質を同時発現する、HEK293、 CHO およびCHWの 細胞株例を示している。アゴニストに誘発された、β2ARとアレスチンタンパク質の相互作用をモニターするのに、β−ガラクトシダーゼ活性が使用された。
【図9】β−galの相補性を利用して、β2アドレナリン作動性受容体のホモ二量化反応がモニターされた。図 9A は、pICAST ALC β2AR と pICAST OMC β2ARを同時発現するHEK293クローン中の、β−ガラクトシダーゼを表している。図 9B は、pICAST ALC β2AR およびpICAST OMC β2ARを同時発現するHEK 293クローン中における、アンタゴニストである(−)イソプロテレノールに対するcAMPの応答を示している。HE 1293親細胞は陰性コントロールとして検定中に含まれている。
【図10A】pICAST ALC:標的タンパク質のC−末端融合物質としてβ−galΔαを発現するベクター。 このベクターの構造は、以下の特徴領域を含んでいる。すなわち、β−galΔαのフレーム中で標的タンパク質をクローニングするための複数クローニング用部位(MCS)、 GS リンカー((GGGGS)n)、ネオマイシン耐性遺伝子(NeoR)、内部リボソーム入口部位(IRES)、大腸菌増殖における複製起点(ColE1ori)、白血病ウイルスによるウイルス性プロモーターシグナルとポリアデニル化シグナル(5’ MoMuLV LTR と 3’MoMuLV LTR)などである。
【図10B】pICAST ALCのヌクレオシド配列
【図11A】pICAST ALN:標的タンパク質のN−末端融合物質としてβ−galΔαを発現するベクター。 このベクターの構造は、以下の特徴領域を含んでいる。すなわち、β−galΔαのフレーム中で標的タンパク質をクローニングするための複数クローニング用部位(MCS)、 GS リンカー((GGGGS)n)、ネオマイシン耐性遺伝子(NeoR)、内部リボソーム入口部位(IRES)、大腸菌増殖における複製起点(ColE1ori)、白血病ウイルスによるウイルス性プロモーターシグナルとポリアデニル化シグナル(5’ MoMuLV LTR と 3’MoMuLV LTR)などである。
【図11B】pICAST ALNのヌクレオシド配列。
【図12A】pICAST OMC:標的タンパク質のC−末端融合物質としてβ−galΔωを発現するベクター。 このベクターの構造は、以下の特徴領域を含んでいる。すなわち、β−galΔωのフレーム中で標的タンパク質をクローニングするための複数クローニング用部位(MCS)、 GS リンカー((GGGGS)n)、ハイグロマイシン耐性遺伝子(Hygro)、内部リボソーム入口部位(IRES)、大腸菌増殖における複製起点(ColE1ori)、白血病ウイルスによるウイルス性プロモーターシグナルとポリアデニル化シグナル(5’ MoMuLV LTR と 3’MoMuLV LTR)などである。
【図12B】pICAST OMCのヌクレオシド配列。
【図13A】pICAST OMC:標的タンパク質のN−末端融合物質としてβ−galΔωを発現するベクター。 このベクターの構造は、以下の特徴領域を含んでいる。すなわち、β−galΔωのフレーム中で標的タンパク質をクローニングするための複数クローニング用部位(MCS)、 GS リンカー((GGGGS)n)、ハイグロマイシン耐性遺伝子(Hygro)、内部リボソーム入口部位(IRES)、大腸菌増殖における複製起点(ColE1ori)、白血病ウイルスによるウイルス性プロモーターシグナルとポリアデニル化シグナル(5’ MoMuLV LTR と 3’MoMuLV LTR)などである。
【図13B】pICAST OMNのヌクレオシド配列
【図14】pICAST ALC βArr2:β−アレスチン−2へのC−末端融合物質としてβ−galΔαを発現するベクター。 ヒトβ−アレスチン−2のコード配列(Genebank アクセス番号:NM004313)は、pICAST ALCベクター中のβ−galΔα へのフレーム内でクローン化された。
【図15】pICAST OMC βArr2:β−アレスチン−2へのC−末端融合物質としてβ−galΔωを発現するベクター。ヒトβ−アレスチン−2のコード配列(Genebank アクセス番号:NM004313)は、pICAST OMCベクター中のβ−galΔω のフレーム内でクローン化された。
【図16】pICAST ALC βArr1: β−アレスチン−1へのC−末端融合物質としてβ−galΔαを発現するベクター。ヒトβ−アレスチン−1のコード配列(Genebank アクセス番号:NM004041)は、pICAST ALCベクター中のβ−galΔα のフレーム内でクローン化された。
【図17】pICAST OMC βArr1:β−アレスチン−1へのC−末端融合物質としてβ−galΔωを発現するベクター。ヒトβ−アレスチン−1のコード配列(Genebank アクセス番号:NM004041)は、pICAST OMCベクター中のβ−galΔω のフレーム内でクローン化された。
【図18】pICAST ALC β2AR:β2アドレナリン作動性受容体へのC−末端融合物質としてβ−galΔαを発現するベクター。ヒトβ2アドレナリン作動性受容体のコード配列(Genebank アクセス番号:NM000024)は、pICAST ALCベクター中のβ−galΔα のフレーム内でクローン化された。
【図19】pICAST OMC β2AR:β2アドレナリン作動性受容体のC−末端融合物質としてβ−galΔωを発現するベクター ヒトβ2アドレナリン作動性受容体のコード配列(Genebank アクセス番号:NM000024)は、pICAST OMCベクター中のβ−galΔω へのフレーム内でクローン化された。
【図20】pICAST ALC A2aR:アデノシン2a受容体のC−末端融合物質としてβ−galΔαを発現するベクター。 ヒトアデノシン2a受容体受容体のコード配列(Genebank アクセス番号:NM000675)は、pICAST ALCベクター中のβ−galΔα のフレーム内でクローン化された。
【図21】pICAST OMC A2aR:アデノシン2a受容体のC−末端融合物質としてβ−galΔαを発現するベクター。 ヒトアデノシン2a受容体のコード配列(Genebank アクセス番号:NM000675)は、pICAST OMCベクター中のβ−galΔω のフレーム内でクローン化された。
【図22】pICAST ALC D1:ドーパミンD1受容体のC−末端融合物質としてβ−galΔαを発現するベクター。 ヒトドーパミンD1受容体のコード配列(Genebank アクセス番号:X58987)は、pICAST ALCベクター中のβ−galΔα のフレーム内でクローン化された。
【図23】本発明方法の概略図。2つの不活性変異体が、相互作用する時に活性になることを示している。

Claims (30)

  1. Gタンパク質共役受容体(GPCR)経路活性に対する、試験条件の影響を評価するための方法であって、
    a) レポーター酵素の変異体型への融合タンパク質として、また別の酵素変異体型に融合するために相互作用するタンパク質パートナーとして、GPCRを発現する細胞を提供し、
    b)上記試験条件の下で、上記GPCR のリガンドにその細胞を暴露し、および
    c)上記レポーター酵素の相補性により上記GPCRの活性化をモニターすること含み、ここで細胞中のレポーター酵素活性が、試験条件不在下に比べ増加することは、GPCRのタンパク質パートナーとの相互作用が試験条件不在下に比べ増加したことを示し、細胞中のレポーター酵素活性が、試験条件不在下に比べ減少することは、GPCRのタンパク質パートナーとの相互作用が試験条件不在下に比べ減少したことを示すものである方法。
  2. 試験条件としてキナーゼの細胞が共存する、請求項1項に記載の方法。
  3. 試験条件がGタンパク質細胞の共存下である、請求項1項に記載の方法。
  4. 試験条件として、GPCRのアゴニストおよびアンタゴニストから選択された化合物に細胞が暴露されている、請求項1項に記載の方法。
  5. 試験条件として、第2の受容体細胞で同時発現が起きる、請求項1項に記載の方法。
  6. 第2の受容体がGPCR受容体である、請求項5項に記載の方法。
  7. GPCRのホモ二量化反応が確認される、請求項5項に記載の方法。
  8. GPCRのヘテロ二量化反応が確認される、請求項5項に記載の方法。
  9. a) i) レポーター酵素の融合タンパク質として少なくとも1つのGPCR を発現し、そして
    ii) 別のレポーター酵素との融合タンパク質として、試験βアレスチンタンパク質から構成される共役体を含む細胞を提供し、
    b) 少なくとも1つの上記GPCRに対するリガンドに、その細胞を暴露し、および
    c) 補体レポーター酵素の酵素活性を検出すること
    を含み、ここで細胞中の酵素活性が増加することは、βアレスチンタンパク質が活性化GPCRと結合していることを示すものである、活性化GPCRへの結合能力に関する、βアレスチンタンパク質、未同定のアレスチン、アレスチン様タンパク質またはフラグメントおよびそれらの変異体型のスクリーニング方法。
  10. a) レポーター酵素の変異体型への融合タンパク質として、また別の酵素変異体型に融合するためのアレスチンタンパク質として、GPCRを発現する細胞を提供し、
    b) 細胞を試験化合物へ暴露し、および
    c) 上記レポーター酵素の相補性の検出する、
    ことを含み、ここで細胞を試験化合物に暴露した後、レポーター酵素活性が増加することは、試験化合物がGPCRアゴニスト活性を持つことを示すものである、
    Gタンパク質共役受容体(GPCR)のアゴニスト活性に関する、試験化合物のスクリーニング方法。
  11. 細胞がその機能が既知であるGPCRを発現する、請求項10に記載の方法。
  12. 細胞がその機能が未知であるGPCRを発現する、請求項10に記載の方法。
  13. 細胞が臭気物質または味覚物質としてのGPCRを発現する、請求項10に記載の方法。
  14. 細胞がβアドレナリン作動性GPCRである、GPCRを発現する、請求項10に記載の方法。
  15. 細胞が、哺乳類の細胞、無脊椎動物を起源とする細胞、植物細胞および原生動物細胞からなるグループから選択された、請求項10に記載の方法。
  16. 細胞が内因性のGPCRを発現する、請求項10に記載の方法。
  17. 細胞が形質転換され、そのため、その細胞によって非内因性に発現されたGPCRを発現する、請求項10に記載の方法。
  18. a) レポーター酵素の変異体型への融合タンパク質として、また別の酵素変異体型に融合するためのアレスチンタンパク質として、GPCRを発現する細胞を提供し、
    b) 細胞を試験化合物に暴露し、
    c) 上記GPCRのアゴニストに細胞を暴露し、および
    d) 上記レポーター酵素の相補性を検出する、
    ことを含み、ここでアゴニストへの暴露は、試験化合物への暴露と同時またはそれ以後に行うが、その際に細胞の試験化合物への暴露後のレポーター酵素の活性が減少する場合、その試験化合物が、上記GPCRのアンタゴニストであることを示すものとなる、Gタンパク質共役受容体(GPCR)のアンタゴニスト活性に関する、試験化合物のスクリーニング方法。。
  19. a) 細胞、すなわち、レポーター酵素の融合タンパク質として、βアレスチンタンパク質を含有した共役体を含む上記細胞を提供し、
    b) その細胞をGPCRアゴニストへ暴露し、および
    c) 補体レポーター酵素の酵素活性を検出する、
    ことを含み、ここで細胞をGPCRアゴニストに暴露した後、酵素活性が増加する場合は、上記アゴニストに応答するGPCRが細胞に含まれていることを示すものである、Gタンパク質共役受容体(GPCR)アゴニストに応答するGPCRの存在について細胞をスクリーニングする方法。
  20. a) レポーター酵素の融合タンパク質として、βアレスチンタンパク質から構成される共役体を含有する複数の細胞を提供し、
    b) それらの細胞をGPCRアゴニストに暴露し、および
    c) 補体レポーター酵素の酵素活性を検出する、
    ことを含み、ここでGPCRに暴露後に酵素活性が増加する場合はβアレスチンタンパク質がGPCRと結合していること、すなわち、細胞が上記GPCRアゴニストに応答するGPCRを含んでいることを示すものである、Gタンパク質共役受容体(GPCR)アゴニストに応答するGPCRを含む細胞を、複数の細胞からスクリーニングする方法。
  21. 複数の細胞が組織中に含まれるものである、請求項20項に記載の方法。
  22. 複数の細胞が器官中に含まれるものである、請求項20項に記載の方法。
  23. 段階(b)に、複数のGPCRアゴニストまたはリガンドライブラリーへの細胞の暴露が含まれる、請求項20項に記載の方法。
  24. レポーター酵素のある変異体型への融合タンパク質として、また別の酵素変異体型に融合するためのアレスチンタンパク質として、少なくとも1つのGPCRを発現する複数細胞がその上に沈着している基質。
  25. レポーター酵素によって開裂する際、比色法、蛍光法、または化学発光法によって測定可能な生成物を放出する酵素的化学基を基質が含んでいる、請求項24項に記載の基質。
  26. ガラス、プラスチック、セラミック、半導体、シリカ、光ファイバー、ダイヤモンド、生体適合性モノマーおよびポリマー材料から選択された材質から、基質が作られている、請求項24項に記載の基質。
  27. 少なくとも1つのGタンパク質共役受容体(GPCR)を発現し、レポーター酵素の融合タンパク質としてβ−アレスチンタンパク質を含む細胞中において、GPCR経路の活性を検出する方法であって、上記酵素活性は、GPCR経路の活性化を示す方法。
  28. 上記酵素活性を検出する前に、基質上へ細胞を置く、請求項27項に記載の方法。
  29. 上記細胞が組織中に含まれている、請求項27項に記載の方法。
  30. 上記細胞が器官中に含まれている、請求項27項に記載の方法。
JP2001558730A 2000-02-07 2000-09-01 Gタンパク共役受容体の酵素アッセイ法 Pending JP2004500089A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US18066900P 2000-02-07 2000-02-07
PCT/US2000/024043 WO2001059451A1 (en) 2000-02-07 2000-09-01 Enzyme-based gprotein-coupled receptor assay

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004500089A true JP2004500089A (ja) 2004-01-08

Family

ID=22661295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001558730A Pending JP2004500089A (ja) 2000-02-07 2000-09-01 Gタンパク共役受容体の酵素アッセイ法

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP1257818B1 (ja)
JP (1) JP2004500089A (ja)
AT (1) ATE494554T1 (ja)
AU (1) AU2000273414A1 (ja)
CA (1) CA2399874A1 (ja)
DE (1) DE60045491D1 (ja)
WO (1) WO2001059451A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004504805A (ja) * 2000-02-07 2004-02-19 トロピックス・インコーポレーテッド レポーター酵素変異体相補作用の利用によるgタンパク共役受容体およびオーファン受容体機能の高感度検知のための改良システム

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2002358469A1 (en) * 2001-12-21 2003-07-15 7Tm Pharma A/S Modified receptors for the discovery of therapeutic ligands
US20070054266A1 (en) * 2002-05-28 2007-03-08 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Chemical sensor system
DE10256947A1 (de) * 2002-12-05 2004-06-24 Grünenthal GmbH Verfahren zur Messung der Aktivität G(alpha)i- oder G(alpha)o-gekoppelter Rezeptoren mittels Ca2+-Influx in Zellen
JP4527389B2 (ja) * 2002-12-12 2010-08-18 中外製薬株式会社 リガンド結合阻害物質の生物活性を評価する方法
US7488583B2 (en) * 2003-09-25 2009-02-10 Odyssey Thera, Inc. Fragment complementation assays for G-protein-coupled receptors and their signaling pathways
FR2934684B1 (fr) 2008-07-31 2012-11-16 Cis Bio Int Methode de detection de l'internalisation de proteines membranaires.
EP3270157B1 (en) * 2016-07-11 2022-01-26 Firmenich SA Screening assay for sweetness

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6342345B1 (en) * 1997-04-02 2002-01-29 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Detection of molecular interactions by reporter subunit complementation
US5891646A (en) * 1997-06-05 1999-04-06 Duke University Methods of assaying receptor activity and constructs useful in such methods

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004504805A (ja) * 2000-02-07 2004-02-19 トロピックス・インコーポレーテッド レポーター酵素変異体相補作用の利用によるgタンパク共役受容体およびオーファン受容体機能の高感度検知のための改良システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1257818A1 (en) 2002-11-20
ATE494554T1 (de) 2011-01-15
EP1257818A4 (en) 2005-10-12
EP1257818B1 (en) 2011-01-05
CA2399874A1 (en) 2001-08-16
AU2000273414A1 (en) 2001-08-20
WO2001059451A1 (en) 2001-08-16
DE60045491D1 (de) 2011-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6893827B1 (en) Receptor function assay for G-protein coupled receptors and orphan receptors by reporter enzyme mutant complementation
Eglen et al. Emerging concepts of guanine nucleotide-binding protein-coupled receptor (GPCR) function and implications for high throughput screening
EP1504030B1 (en) Constitutively translocating cell line
Siehler Cell‐based assays in GPCR drug discovery
US6448377B1 (en) Modified G protein sunbunits
Milligan et al. G protein-coupled receptor fusion proteins in drug discovery
EP1444331B1 (en) Novel cell-based assays for g-protein-coupled receptor-mediated activities
US7163800B2 (en) Methods of screening compositions for G protein-coupled receptor desensitization inhibitory activity
US8697381B2 (en) Methods for identifying modulators of RGS21 activity, compositions comprising an RGS21 Modulator, and methods of use thereof to modulate taste sensation
Szekeres Functional assays for identifying ligands at orphan G protein-coupled receptors
EP1257818B1 (en) Enzyme-based g-protein-coupled receptor assay
Burstein et al. Integrative functional assays, chemical genomics and high throughput screening: harnessing signal transduction pathways to a common HTS readout
EP1579212B1 (en) Methods of identifying reduced internalization transmembrane receptor agonists
Elster et al. Bioluminescence resonance energy transfer as a screening assay: focus on partial and inverse agonism
EP2359140A1 (en) Methods for testing binding of a ligand to a g protein-coupled receptor
US20070059688A1 (en) Gastrointestinal chemosensory receptors
US20050136431A1 (en) Methods of screening compositions for G protein-coupled receptor desensitization inhibitory activity
US20070196865A1 (en) Methods Of Screening Compositions For G Protein-Coupled Receptors Aganist Agonists
Kotarsky Development of sensitive cellular assay systems and their application to the identification of" orphan" seven-transmembrane receptors
Blumer Functional redundancy among cAMP receptor subtypes in Dictyostelium discoideum

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060630

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060630

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060630