JP2004329154A - ケーキ生地用の粉末状乳化起泡剤、ケーキ用ミックス粉、及びこれを用いたケーキ - Google Patents
ケーキ生地用の粉末状乳化起泡剤、ケーキ用ミックス粉、及びこれを用いたケーキ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ケーキ生地を調製するための粉末状乳化起泡剤や、これを用いたケーキ用ミックス粉、及びケーキ等の製造において、撹拌・起泡操作の時間がケーキ生地の比容積を最大にする時間から延長された場合にも、ケーキ生地及び焼成後のケーキにおける比容積の低下を小さくすることができ、また、これにより安定した品質のケーキを調製できるものを提供する。
【解決手段】グリセリン脂肪酸モノエステル0.5〜10重量%と、HLB10以上であるショ糖脂肪酸エステル0.1〜15重量%及びオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル5〜20重量%と、デキストリン50〜94重量%と、ソルビタン脂肪酸エステルまたはプロピレングリコール脂肪酸エステル0.5〜10重量%とを含む粉末状乳化起泡剤を用いる。
【選択図】 なし
【解決手段】グリセリン脂肪酸モノエステル0.5〜10重量%と、HLB10以上であるショ糖脂肪酸エステル0.1〜15重量%及びオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル5〜20重量%と、デキストリン50〜94重量%と、ソルビタン脂肪酸エステルまたはプロピレングリコール脂肪酸エステル0.5〜10重量%とを含む粉末状乳化起泡剤を用いる。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スポンジケーキ、バターケーキ、カステラ等のケーキ用生地の調製に用いられる乳化起泡剤、及び、これを用いたケーキに関する。特には、粉末製品としての乳化起泡剤や、これを用いたケーキ用ミックス粉、並びに、ケーキ用生地に関する。
【0002】
【従来の技術】
スポンジケーキ(狭義)、カステラ、パウンドケーキ、マドレーヌ、バターケーキなどの「スポンジケーキ(広義)」を製造するためには、生地(バッター液)を泡立たせておき、この状態で焼成するのが一般的である。このようにケーキ用生地を調製する際、グリセリン脂肪酸モノエステル(脂肪酸モノグリセリド)を配合した乳化起泡剤を添加することが広く行われている。
【0003】
乳化起泡剤は、卵白などによる起泡を助けて生地(バッター液)の起泡を容易にするとともに、起泡状態を安定に保つ役割を果たす。
【0004】
ところが、グリセリン脂肪酸モノエステルは、α結晶またはαゲルの状態で起泡力及びこれを起泡維持力が高いものの、β結晶またはβゲルに転移した後には、起泡力等が大きく低下する。そこで、グリセリン脂肪酸モノエステルをα結晶またはαゲルの状態とした後、この状態を維持するために、構成脂肪酸の一部を不飽和脂肪酸とする方法(特開昭63−472、特開平2001−31989)や、ショ糖脂肪酸エステルと併用する方法(特開平8−242753)などが提案または実用化されている。
【0005】
一方、ピザクラスト等の生地を得るための粉末状乳化起泡剤として、高HLBのショ糖脂肪酸エステルと、グリセリン脂肪酸モノエステルと、デキストリンとを溶液状態で混合後に噴霧乾燥したものを用いることも提案されている(特開平8−205758)。
【0006】
【特許文献1】特開昭63−472号公報
【0007】
【特許文献2】特開平2001−31989号公報
【0008】
【特許文献3】特開平8−242753号公報
【0009】
【特許文献4】特開平8−205758号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、工程の不安定化に対応して起泡時間を延長したり、特殊な原料を配合するために長時間の起泡を必要とする際、一定時間までの撹拌・起泡操作により生地の比容積(単位重量あたりの容積)が順次大きくなるものの、それ以上撹拌・起泡操作を継続すると生地の比容積が逆に小さくなる(「だれる」)という問題があった。このような場合、焼成後のケーキ地は、比容積が低下するか、または内相が不均質となってしまうことがある。
【0011】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、ケーキ生地を調製するための粉末状乳化起泡剤や、これを用いたケーキ用ミックス粉、及びケーキ等の製造方法において、撹拌・起泡操作の時間がケーキ生地の比容積を最大にする時間から延長された場合にも、ケーキ生地及び焼成後のケーキ地における比容積の低下を小さくすることができ、また、これにより安定した品質のケーキ地を調製できるものを提供しようとする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の粉末状乳化起泡剤は、グリセリン脂肪酸モノエステル、ショ糖脂肪酸エステル及びデキストリンを含むものにおいて、(a) グリセリン脂肪酸モノエステル0.5〜10重量%、(b) HLB10以上であるショ糖脂肪酸エステル0.1〜15重量%、(c) HLB10以上であるオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル5〜20重量%、及び(d) デキストリン50〜94重量%を含むことを特徴とする。
【0013】
上記構成により、撹拌・起泡操作の時間がケーキ生地の比容積を最大にする時間から延長された場合にも、ケーキ生地及び焼成後のケーキ地における比容積の低下を小さくすることができ、また、これにより安定した品質のケーキ地を調製することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の粉末状乳化起泡剤は、HLB10以上のショ糖脂肪酸エステルと、HLB10以上のオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとを、グリセリン脂肪酸モノエステルとともに配合することにより、長時間撹拌・起泡操作を行う際の比容積の低下(だれ)を防止するものである。
【0015】
グリセリン脂肪酸モノエステルを構成するグリセリンとしては、牛脂や綿実油などの天然油脂から得られる蒸留または未蒸留のもの、または合成品を用いることができる。また、構成する脂肪酸としては、炭素数12〜22の飽和または不飽和のものが好適に用いられる。例えば、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ酸などを用いることができる。でんぷんとの複合体形成の点では、炭素数14〜22の飽和脂肪酸が一般には好ましい。
【0016】
グリセリン脂肪酸モノエステルは、短鎖カルボン酸等のエステルを含む「グリセリン脂肪酸・有機酸モノエステル」であっても良く、例えば、クエン酸、コハク酸、酢酸、ジアセチル酒石酸、乳酸などの非長鎖カルボン酸を含むものであっても良い。また、ポリグリセリンの脂肪酸モノエステルであっても良い。長鎖脂肪酸の結合部位は、α位であってもβ位であっても良いが、多くの場合α位のものが好ましい。
【0017】
粉末状乳化起泡剤におけるグリセリン脂肪酸モノエステルの含量(絶乾物基準、以下同じ)が0.5重量%未満であると、起泡効果が不充分となり、一方10重量%を越えると、他の脂肪酸エステル成分を適当な比率で配合する必要から、デキストリンとの配合により安定な粉末製品を得る上で好ましくない。
【0018】
本発明の粉末状乳化起泡剤に用いるショ糖脂肪酸エステル及びオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、共に、HLBが10以上、好ましくは11〜16である。HLBが10未満であると、起泡による比容積向上の効果が不充分となる。ショ糖脂肪酸エステル及びオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを構成する脂肪酸としては、グリセリン脂肪酸モノエステルの場合と同様、炭素数12〜22の飽和または不飽和のものが好適に用いられる。
【0019】
ショ糖脂肪酸エステルとしては、例えば、硬化パーム油脂脂肪酸由来のステアリン酸とパルミチン酸との7/3の混合物からなるモノエステル含量45重量%以上のものを用いることができる。
【0020】
粉末状乳化起泡剤におけるショ糖脂肪酸エステルの含量が0.1重量%未満であると、グリセリン脂肪酸モノエステルのβ結晶状態等への転移を防止する効果が不充分となり、この結果として、起泡力の低下、及び、ケーキ生地の比容積の低下を招くこととなる。一方、15重量%を越えると、転移抑制効果の向上が見られず、単にコスト的に不利となる。
【0021】
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、ソルビトールを脱水縮合したソルビタン1モルに対し、例えば硬化パーム油脂脂肪酸(ステアリン酸=約55%)で脱水反応等によりエステル化した後、エチレンオキシドを、例えば10〜25モル付加したものである。粉末状乳化起泡剤におけるオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの含量が5重量%未満であると、比較的長時間、撹拌・起泡操作を行った際における「だれ」を抑制する効果が不充分となり、一方、20重量%を越えると、効果の向上が見られず、単にコスト的に不利となる。
【0022】
本発明の粉末状乳化起泡剤は、好ましくは、さらにソルビタン脂肪酸エステルまたはプロピレングリコール脂肪酸エステルを0.5〜10重量%含む。これらは、グリセリン脂肪酸モノエステルのβゲルへの転移をさらに抑制するとともに起泡助剤としての役割を果たす。これらの配合量が0.5重量%未満であると充分な効果が得られず、また、配合量が10重量%を越えると、効果の向上が見られない他、コスト的に不利になる。
【0023】
ソルビタン脂肪酸エステルやプロピレングリコール脂肪酸エステルを構成する脂肪酸は、上記と同様の炭素数12〜22の飽和または不飽和のものである。ソルビタンの脂肪酸エステルには、一般にモノエステル型とトリエステル型とがあるが、モノエステル型のものが好適である。一方、プロピレングリコール脂肪酸エステルの場合、モノエステル型の方が好適であるが、ジエステル型であっても良い。
【0024】
本発明の粉末状乳化起泡剤に用いるデキストリンとしては、でんぷん(澱粉)を酵素により湿式分解したままの通常のデキストリンに限らず、さらに水素添加を行った還元デキストリン、でんぷんを加熱焙焼して乾式分解した上で精製した難消化性デキストリン、またはシクロデキストリンであっても良く、分岐デキストリンであっても良い。また、このデキストリンの一部をショ糖、果糖、ブドウ糖、乳糖、マルトース、ソルビトールなどに置き換えることも可能である。
【0025】
本発明の粉末状乳化起泡剤は、薄力粉等の小麦粉、及び、砂糖などの糖製品とともに混合してケーキ用のミックス粉(プレミックス)とすることができる。この際の糖製品としては、上白糖などの砂糖製品に限らず、各種使用可能である。糖製品を構成する糖類としては、ショ糖、果糖、ブドウ糖、乳糖、及びマルトース(麦芽糖)、並びに、ソルビトール等の糖アルコールやオリゴ糖などが使用可能であり、コーンシロップなどを用いることもできる。
【0026】
このケーキ用ミックス粉には、必要に応じて大麦粉、コーンミール、各種のでんぷんや食物繊維、ベーキングパウダー、油脂、粉末油脂、粉乳、卵白粉末、乾燥卵、調味料、香料、香辛料などを配合することもできる。
【0027】
ケーキ用生地を得るためには、このようなケーキ用ミックス粉に、水、及び卵の内容物(例えば、鶏卵の全卵または卵白)などを加えて混合する。または、ケーキ用ミックス粉を経ずに、同様の成分組成で混合を行う。そして、好ましい態様では、3〜10分間起泡した後、さらに撹拌を続けて均一な生地を得る。油脂を後添加する場合は、起泡終了後、油脂を加えて、さらに30秒〜3分間、少し弱めに撹拌する。
【0028】
この後の焼成により得られるケーキ地は、そのまま、またはトッピングなどを施してケーキとして供される。
【0029】
以下、本発明の実施例及び比較例について、表1〜2を用いて説明する。表1には、各実施例及び比較例における粉末状乳化起泡剤を調製する際の配合組成を示し、表2には、各実施例及び比較例により得られた試験結果を示す。
【0030】
<粉末状乳化起泡剤の調製>
下記表1に示す各成分組成にて配合して加温下に分散・溶解させた後、150℃の熱風供給下に噴霧乾燥することで粉末状乳化起泡剤を得た。噴霧乾燥には、アトマイザーを用い、ディスク回転数を10,000rpmとした。また、150℃の熱風は、水溶液と同方向から乾燥機内に供給した。
【0031】
【表1】粉末状乳化起泡剤の配合組成
ここで、ショ糖脂肪酸エステルとしては、第一工業製薬(株)の「DKエステルF−160」を用いた。また、グリセリンモノ脂肪酸エステルとしてはステアリン酸モノグリセリドを用い、ポリオキシエチレン(POE)ソルビタン脂肪酸エステルとしては、エチレンオキシドの付加モル数が20であって、構成脂肪酸がステアリン酸であるもの(実施例2以外)またはオレイン酸であるもの(実施例2のみ)を用いた。一方、その他のソルビタン脂肪酸エステルとしては、構成脂肪酸がステアリン酸であってモノエステル型であるものを用い、プロピレングリコール脂肪酸エステルとしても、構成脂肪酸がステアリン酸であるものを用いた。また、デキストリンには、湿式分解法によるものを用いた。
【0032】
<ケーキ生地の調製と評価>
まず、薄力粉、砂糖、及び、上記乳化起泡剤粉末を粉体混合してケーキ用ミックス粉を調製した。そして、ポリエチレン袋中に密閉して、60日間室温にて放置した。
【0033】
次に、開封して取り出したケーキ用ミックス粉に、全卵、水を入れ、粉立ちがなくなるまで軽く撹拌混合した。この後、回転数180rpmにて、下記表2に示す5〜8分の所定時間撹拌した。
【0034】
このときの配合比は、下記のとおりである。
【0035】
ケーキ配合
薄力粉 100g
砂糖 100g
乳化起泡剤粉末 15g
全卵 100g
水 40g
上記のようにして得られたケーキ生地について、次のように比容積を測定した。
【0036】
生地比容積測定方法:容量既知のケーキカップに生地をすり切れ入れ、内容重量(全重量−空重量)を測定する。
【0037】
生地比容積=カップ容積/内容重量
<ケーキの焼成と評価>
丸形4号(直径12cm)のケーキ型にケーキ生地180gを入れ、185℃で35分間焼成した。1時間放冷後、菜種置換法で容積を測定し、重量に基づき下記のようにケーキ比容積を測定した。次いで、ケーキを縦にカットし、内相の状態を観察した。
【0038】
ケーキ比容積(菜種置換法):ケーキが十分に入る容器にプラスチックビーズを入れ、一定の振動を与えた後、すり切れとする。余ったビーズは除外する。ビーズを少し残して別の容器に移し、残ったビーズの上にケーキをのせ、別容器に入れておいたビーズを載せる。一定の振動を与えた後、すり切れとし、あふれ出たビーズをメスシリンダーで容積を測定する。
【0039】
ケーキ比容積=ケーキ容積/ケーキ重量
下記表2に得られた結果をまとめて示す。
【0040】
【表2】ケーキ生地及び焼成後のケーキの性状
上記表2に示すように、実施例1〜5のケーキ生地用配合であると、いずれも、5分間の撹拌・起泡操作により2.44ml/g以上の比容積が得られ、6分間の撹拌・起泡操作により2.49ml/g以上の比容積が得られた。また、8分まで撹拌・起泡操作を延長した場合にも2.33ml/g以上の比容積を保持した。このとき、比容積の低下は、0.21ml/g(実施例1)から0.08ml/g(実施例3)の範囲内であった。
【0041】
また、焼き上がったケーキ地の比容積は、5分間撹拌・起泡したケーキ生地からのもので4.31ml/g以上となり、6分間撹拌・起泡したケーキ生地からのもので4.45ml/g以上となり、また、7分間撹拌・起泡したケーキ生地からのもので4.49ml/g以上となった。概ね、7分の撹拌・起泡時間の経過まで、ケーキ比容積は上昇した。
【0042】
また、8分間撹拌・起泡したケーキ生地からのものでは、4.41ml/g以上となり、6分間または7分間撹拌・起泡したケーキ生地からのものに比べて、少し低かった。しかし、撹拌・起泡時間の延長に伴うケーキ比容積の低下(最大値との比較)は、実施例1及び実施例5で0.08ml/gであり、実施例2〜4では、0.01〜0.02ml/gに過ぎなかった。すなわち、ケーキの食感などに直接影響を与えるケーキ比容積は、撹拌・起泡時間の延長による影響が僅かであった。
【0043】
これに対して、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを配合せず、高HLBの乳化剤成分としてショ糖脂肪酸エステルのみとした比較例のケーキ生地用配合であると、撹拌・起泡時間の延長により、ケーキ生地は、焼成前及び焼成後の比容積が顕著に低下することとなった。焼成前のケーキ生地の比容積では、5〜6分間の撹拌・起泡操作で実施例5と同様の2.45〜2.50ml/gの比容積が得られたものの、8分まで撹拌・起泡操作を延長した場合、急激に低下して2.22ml/gとなった。すなわち、ケーキ生地の比容積に0.28ml/gの低下が見られた。
【0044】
また、焼き上がった後のケーキ地の比容積で見ると、6分間の撹拌・起泡を行ったケーキ生地からのもので4.50ml/gとなったが、8分まで撹拌・起泡時間を延長した場合、ケーキ比容積が急激に低下し4.18ml/gとなった。すなわち、0.32ml/gの低下が見られた。この値は、実施例中での最大値(実施例1の0.08ml/g)の4倍である。
【0045】
なお、ケーキの内相を観察した結果では、実施例と比較例との間に別段の差は見られず、いずれも良好であった。
【0046】
以上に説明した実施例及び比較例の結果から知られるように、本発明の粉末状乳化起泡剤を用いることにより、ケーキ生地を調製する際の撹拌・起泡時間を比容積の観点からの最適時間から延長した場合にも、ケーキ生地の比容積の低下、特には、焼成後のケーキの比容積の低下を大幅に低減することができる。
【0047】
【発明の効果】
撹拌・起泡操作の時間がケーキ生地の比容積を最大にする時間から延長された場合にも、ケーキ生地及び焼成後のケーキ地における比容積の低下を小さくすることができ、また、これにより安定した品質のケーキ地を調製できる。
【発明の属する技術分野】
本発明は、スポンジケーキ、バターケーキ、カステラ等のケーキ用生地の調製に用いられる乳化起泡剤、及び、これを用いたケーキに関する。特には、粉末製品としての乳化起泡剤や、これを用いたケーキ用ミックス粉、並びに、ケーキ用生地に関する。
【0002】
【従来の技術】
スポンジケーキ(狭義)、カステラ、パウンドケーキ、マドレーヌ、バターケーキなどの「スポンジケーキ(広義)」を製造するためには、生地(バッター液)を泡立たせておき、この状態で焼成するのが一般的である。このようにケーキ用生地を調製する際、グリセリン脂肪酸モノエステル(脂肪酸モノグリセリド)を配合した乳化起泡剤を添加することが広く行われている。
【0003】
乳化起泡剤は、卵白などによる起泡を助けて生地(バッター液)の起泡を容易にするとともに、起泡状態を安定に保つ役割を果たす。
【0004】
ところが、グリセリン脂肪酸モノエステルは、α結晶またはαゲルの状態で起泡力及びこれを起泡維持力が高いものの、β結晶またはβゲルに転移した後には、起泡力等が大きく低下する。そこで、グリセリン脂肪酸モノエステルをα結晶またはαゲルの状態とした後、この状態を維持するために、構成脂肪酸の一部を不飽和脂肪酸とする方法(特開昭63−472、特開平2001−31989)や、ショ糖脂肪酸エステルと併用する方法(特開平8−242753)などが提案または実用化されている。
【0005】
一方、ピザクラスト等の生地を得るための粉末状乳化起泡剤として、高HLBのショ糖脂肪酸エステルと、グリセリン脂肪酸モノエステルと、デキストリンとを溶液状態で混合後に噴霧乾燥したものを用いることも提案されている(特開平8−205758)。
【0006】
【特許文献1】特開昭63−472号公報
【0007】
【特許文献2】特開平2001−31989号公報
【0008】
【特許文献3】特開平8−242753号公報
【0009】
【特許文献4】特開平8−205758号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、工程の不安定化に対応して起泡時間を延長したり、特殊な原料を配合するために長時間の起泡を必要とする際、一定時間までの撹拌・起泡操作により生地の比容積(単位重量あたりの容積)が順次大きくなるものの、それ以上撹拌・起泡操作を継続すると生地の比容積が逆に小さくなる(「だれる」)という問題があった。このような場合、焼成後のケーキ地は、比容積が低下するか、または内相が不均質となってしまうことがある。
【0011】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、ケーキ生地を調製するための粉末状乳化起泡剤や、これを用いたケーキ用ミックス粉、及びケーキ等の製造方法において、撹拌・起泡操作の時間がケーキ生地の比容積を最大にする時間から延長された場合にも、ケーキ生地及び焼成後のケーキ地における比容積の低下を小さくすることができ、また、これにより安定した品質のケーキ地を調製できるものを提供しようとする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の粉末状乳化起泡剤は、グリセリン脂肪酸モノエステル、ショ糖脂肪酸エステル及びデキストリンを含むものにおいて、(a) グリセリン脂肪酸モノエステル0.5〜10重量%、(b) HLB10以上であるショ糖脂肪酸エステル0.1〜15重量%、(c) HLB10以上であるオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル5〜20重量%、及び(d) デキストリン50〜94重量%を含むことを特徴とする。
【0013】
上記構成により、撹拌・起泡操作の時間がケーキ生地の比容積を最大にする時間から延長された場合にも、ケーキ生地及び焼成後のケーキ地における比容積の低下を小さくすることができ、また、これにより安定した品質のケーキ地を調製することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の粉末状乳化起泡剤は、HLB10以上のショ糖脂肪酸エステルと、HLB10以上のオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルとを、グリセリン脂肪酸モノエステルとともに配合することにより、長時間撹拌・起泡操作を行う際の比容積の低下(だれ)を防止するものである。
【0015】
グリセリン脂肪酸モノエステルを構成するグリセリンとしては、牛脂や綿実油などの天然油脂から得られる蒸留または未蒸留のもの、または合成品を用いることができる。また、構成する脂肪酸としては、炭素数12〜22の飽和または不飽和のものが好適に用いられる。例えば、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、ベヘン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、エルカ酸などを用いることができる。でんぷんとの複合体形成の点では、炭素数14〜22の飽和脂肪酸が一般には好ましい。
【0016】
グリセリン脂肪酸モノエステルは、短鎖カルボン酸等のエステルを含む「グリセリン脂肪酸・有機酸モノエステル」であっても良く、例えば、クエン酸、コハク酸、酢酸、ジアセチル酒石酸、乳酸などの非長鎖カルボン酸を含むものであっても良い。また、ポリグリセリンの脂肪酸モノエステルであっても良い。長鎖脂肪酸の結合部位は、α位であってもβ位であっても良いが、多くの場合α位のものが好ましい。
【0017】
粉末状乳化起泡剤におけるグリセリン脂肪酸モノエステルの含量(絶乾物基準、以下同じ)が0.5重量%未満であると、起泡効果が不充分となり、一方10重量%を越えると、他の脂肪酸エステル成分を適当な比率で配合する必要から、デキストリンとの配合により安定な粉末製品を得る上で好ましくない。
【0018】
本発明の粉末状乳化起泡剤に用いるショ糖脂肪酸エステル及びオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、共に、HLBが10以上、好ましくは11〜16である。HLBが10未満であると、起泡による比容積向上の効果が不充分となる。ショ糖脂肪酸エステル及びオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを構成する脂肪酸としては、グリセリン脂肪酸モノエステルの場合と同様、炭素数12〜22の飽和または不飽和のものが好適に用いられる。
【0019】
ショ糖脂肪酸エステルとしては、例えば、硬化パーム油脂脂肪酸由来のステアリン酸とパルミチン酸との7/3の混合物からなるモノエステル含量45重量%以上のものを用いることができる。
【0020】
粉末状乳化起泡剤におけるショ糖脂肪酸エステルの含量が0.1重量%未満であると、グリセリン脂肪酸モノエステルのβ結晶状態等への転移を防止する効果が不充分となり、この結果として、起泡力の低下、及び、ケーキ生地の比容積の低下を招くこととなる。一方、15重量%を越えると、転移抑制効果の向上が見られず、単にコスト的に不利となる。
【0021】
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルは、ソルビトールを脱水縮合したソルビタン1モルに対し、例えば硬化パーム油脂脂肪酸(ステアリン酸=約55%)で脱水反応等によりエステル化した後、エチレンオキシドを、例えば10〜25モル付加したものである。粉末状乳化起泡剤におけるオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルの含量が5重量%未満であると、比較的長時間、撹拌・起泡操作を行った際における「だれ」を抑制する効果が不充分となり、一方、20重量%を越えると、効果の向上が見られず、単にコスト的に不利となる。
【0022】
本発明の粉末状乳化起泡剤は、好ましくは、さらにソルビタン脂肪酸エステルまたはプロピレングリコール脂肪酸エステルを0.5〜10重量%含む。これらは、グリセリン脂肪酸モノエステルのβゲルへの転移をさらに抑制するとともに起泡助剤としての役割を果たす。これらの配合量が0.5重量%未満であると充分な効果が得られず、また、配合量が10重量%を越えると、効果の向上が見られない他、コスト的に不利になる。
【0023】
ソルビタン脂肪酸エステルやプロピレングリコール脂肪酸エステルを構成する脂肪酸は、上記と同様の炭素数12〜22の飽和または不飽和のものである。ソルビタンの脂肪酸エステルには、一般にモノエステル型とトリエステル型とがあるが、モノエステル型のものが好適である。一方、プロピレングリコール脂肪酸エステルの場合、モノエステル型の方が好適であるが、ジエステル型であっても良い。
【0024】
本発明の粉末状乳化起泡剤に用いるデキストリンとしては、でんぷん(澱粉)を酵素により湿式分解したままの通常のデキストリンに限らず、さらに水素添加を行った還元デキストリン、でんぷんを加熱焙焼して乾式分解した上で精製した難消化性デキストリン、またはシクロデキストリンであっても良く、分岐デキストリンであっても良い。また、このデキストリンの一部をショ糖、果糖、ブドウ糖、乳糖、マルトース、ソルビトールなどに置き換えることも可能である。
【0025】
本発明の粉末状乳化起泡剤は、薄力粉等の小麦粉、及び、砂糖などの糖製品とともに混合してケーキ用のミックス粉(プレミックス)とすることができる。この際の糖製品としては、上白糖などの砂糖製品に限らず、各種使用可能である。糖製品を構成する糖類としては、ショ糖、果糖、ブドウ糖、乳糖、及びマルトース(麦芽糖)、並びに、ソルビトール等の糖アルコールやオリゴ糖などが使用可能であり、コーンシロップなどを用いることもできる。
【0026】
このケーキ用ミックス粉には、必要に応じて大麦粉、コーンミール、各種のでんぷんや食物繊維、ベーキングパウダー、油脂、粉末油脂、粉乳、卵白粉末、乾燥卵、調味料、香料、香辛料などを配合することもできる。
【0027】
ケーキ用生地を得るためには、このようなケーキ用ミックス粉に、水、及び卵の内容物(例えば、鶏卵の全卵または卵白)などを加えて混合する。または、ケーキ用ミックス粉を経ずに、同様の成分組成で混合を行う。そして、好ましい態様では、3〜10分間起泡した後、さらに撹拌を続けて均一な生地を得る。油脂を後添加する場合は、起泡終了後、油脂を加えて、さらに30秒〜3分間、少し弱めに撹拌する。
【0028】
この後の焼成により得られるケーキ地は、そのまま、またはトッピングなどを施してケーキとして供される。
【0029】
以下、本発明の実施例及び比較例について、表1〜2を用いて説明する。表1には、各実施例及び比較例における粉末状乳化起泡剤を調製する際の配合組成を示し、表2には、各実施例及び比較例により得られた試験結果を示す。
【0030】
<粉末状乳化起泡剤の調製>
下記表1に示す各成分組成にて配合して加温下に分散・溶解させた後、150℃の熱風供給下に噴霧乾燥することで粉末状乳化起泡剤を得た。噴霧乾燥には、アトマイザーを用い、ディスク回転数を10,000rpmとした。また、150℃の熱風は、水溶液と同方向から乾燥機内に供給した。
【0031】
【表1】粉末状乳化起泡剤の配合組成
ここで、ショ糖脂肪酸エステルとしては、第一工業製薬(株)の「DKエステルF−160」を用いた。また、グリセリンモノ脂肪酸エステルとしてはステアリン酸モノグリセリドを用い、ポリオキシエチレン(POE)ソルビタン脂肪酸エステルとしては、エチレンオキシドの付加モル数が20であって、構成脂肪酸がステアリン酸であるもの(実施例2以外)またはオレイン酸であるもの(実施例2のみ)を用いた。一方、その他のソルビタン脂肪酸エステルとしては、構成脂肪酸がステアリン酸であってモノエステル型であるものを用い、プロピレングリコール脂肪酸エステルとしても、構成脂肪酸がステアリン酸であるものを用いた。また、デキストリンには、湿式分解法によるものを用いた。
【0032】
<ケーキ生地の調製と評価>
まず、薄力粉、砂糖、及び、上記乳化起泡剤粉末を粉体混合してケーキ用ミックス粉を調製した。そして、ポリエチレン袋中に密閉して、60日間室温にて放置した。
【0033】
次に、開封して取り出したケーキ用ミックス粉に、全卵、水を入れ、粉立ちがなくなるまで軽く撹拌混合した。この後、回転数180rpmにて、下記表2に示す5〜8分の所定時間撹拌した。
【0034】
このときの配合比は、下記のとおりである。
【0035】
ケーキ配合
薄力粉 100g
砂糖 100g
乳化起泡剤粉末 15g
全卵 100g
水 40g
上記のようにして得られたケーキ生地について、次のように比容積を測定した。
【0036】
生地比容積測定方法:容量既知のケーキカップに生地をすり切れ入れ、内容重量(全重量−空重量)を測定する。
【0037】
生地比容積=カップ容積/内容重量
<ケーキの焼成と評価>
丸形4号(直径12cm)のケーキ型にケーキ生地180gを入れ、185℃で35分間焼成した。1時間放冷後、菜種置換法で容積を測定し、重量に基づき下記のようにケーキ比容積を測定した。次いで、ケーキを縦にカットし、内相の状態を観察した。
【0038】
ケーキ比容積(菜種置換法):ケーキが十分に入る容器にプラスチックビーズを入れ、一定の振動を与えた後、すり切れとする。余ったビーズは除外する。ビーズを少し残して別の容器に移し、残ったビーズの上にケーキをのせ、別容器に入れておいたビーズを載せる。一定の振動を与えた後、すり切れとし、あふれ出たビーズをメスシリンダーで容積を測定する。
【0039】
ケーキ比容積=ケーキ容積/ケーキ重量
下記表2に得られた結果をまとめて示す。
【0040】
【表2】ケーキ生地及び焼成後のケーキの性状
上記表2に示すように、実施例1〜5のケーキ生地用配合であると、いずれも、5分間の撹拌・起泡操作により2.44ml/g以上の比容積が得られ、6分間の撹拌・起泡操作により2.49ml/g以上の比容積が得られた。また、8分まで撹拌・起泡操作を延長した場合にも2.33ml/g以上の比容積を保持した。このとき、比容積の低下は、0.21ml/g(実施例1)から0.08ml/g(実施例3)の範囲内であった。
【0041】
また、焼き上がったケーキ地の比容積は、5分間撹拌・起泡したケーキ生地からのもので4.31ml/g以上となり、6分間撹拌・起泡したケーキ生地からのもので4.45ml/g以上となり、また、7分間撹拌・起泡したケーキ生地からのもので4.49ml/g以上となった。概ね、7分の撹拌・起泡時間の経過まで、ケーキ比容積は上昇した。
【0042】
また、8分間撹拌・起泡したケーキ生地からのものでは、4.41ml/g以上となり、6分間または7分間撹拌・起泡したケーキ生地からのものに比べて、少し低かった。しかし、撹拌・起泡時間の延長に伴うケーキ比容積の低下(最大値との比較)は、実施例1及び実施例5で0.08ml/gであり、実施例2〜4では、0.01〜0.02ml/gに過ぎなかった。すなわち、ケーキの食感などに直接影響を与えるケーキ比容積は、撹拌・起泡時間の延長による影響が僅かであった。
【0043】
これに対して、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルを配合せず、高HLBの乳化剤成分としてショ糖脂肪酸エステルのみとした比較例のケーキ生地用配合であると、撹拌・起泡時間の延長により、ケーキ生地は、焼成前及び焼成後の比容積が顕著に低下することとなった。焼成前のケーキ生地の比容積では、5〜6分間の撹拌・起泡操作で実施例5と同様の2.45〜2.50ml/gの比容積が得られたものの、8分まで撹拌・起泡操作を延長した場合、急激に低下して2.22ml/gとなった。すなわち、ケーキ生地の比容積に0.28ml/gの低下が見られた。
【0044】
また、焼き上がった後のケーキ地の比容積で見ると、6分間の撹拌・起泡を行ったケーキ生地からのもので4.50ml/gとなったが、8分まで撹拌・起泡時間を延長した場合、ケーキ比容積が急激に低下し4.18ml/gとなった。すなわち、0.32ml/gの低下が見られた。この値は、実施例中での最大値(実施例1の0.08ml/g)の4倍である。
【0045】
なお、ケーキの内相を観察した結果では、実施例と比較例との間に別段の差は見られず、いずれも良好であった。
【0046】
以上に説明した実施例及び比較例の結果から知られるように、本発明の粉末状乳化起泡剤を用いることにより、ケーキ生地を調製する際の撹拌・起泡時間を比容積の観点からの最適時間から延長した場合にも、ケーキ生地の比容積の低下、特には、焼成後のケーキの比容積の低下を大幅に低減することができる。
【0047】
【発明の効果】
撹拌・起泡操作の時間がケーキ生地の比容積を最大にする時間から延長された場合にも、ケーキ生地及び焼成後のケーキ地における比容積の低下を小さくすることができ、また、これにより安定した品質のケーキ地を調製できる。
Claims (4)
- ケーキ生地を調製するのに用いる粉末状乳化起泡剤であってグリセリン脂肪酸モノエステル、ショ糖脂肪酸エステル及びデキストリンを含むものにおいて、
(a) グリセリン脂肪酸モノエステル0.5〜10重量%、(b) HLB10以上であるショ糖脂肪酸エステル0.1〜15重量%、(c) HLB10以上であるオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル5〜20重量%、及び(d) デキストリン50〜94重量%を含むことを特徴とする粉末状乳化起泡剤。 - ソルビタン脂肪酸エステルまたはプロピレングリコール脂肪酸エステルを0.5〜10重量%、さらに含むことを特徴とする請求項1記載の粉末状乳化起泡剤。
- 請求項1または2記載の粉末状乳化起泡剤と、小麦粉及び糖製品とからなるケーキ用ミックス粉。
- 請求項3のミックス粉を用いて得られたケーキ。
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Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008068890A1 (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-12 | Mitsubishi Chemical Corporation | 食品用品質改良剤および食品 |
| JP2009095247A (ja) * | 2007-10-12 | 2009-05-07 | Adeka Corp | ケーキ用起泡性乳化剤組成物 |
| JP2011142838A (ja) * | 2010-01-13 | 2011-07-28 | Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd | 粉末起泡剤及びその製造方法 |
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| JP2012055190A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-03-22 | Miyoshi Oil & Fat Co Ltd | ケーキ用起泡剤及びその製造方法 |
-
2003
- 2003-05-09 JP JP2003132299A patent/JP2004329154A/ja active Pending
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