JP2004324015A - ジーンズ製品の色抜き方法及びこの色抜き方法で色抜きされたジーンズ製品並びにこの色抜きを行なう色抜き装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】染色されたジーンズ製品に粒状又は粉状のドライアイスを投射し、当該染色の色抜きをすることを特徴とするジーンズ製品の色抜き方法。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジーンズ製品の色抜き方法及びこの色抜き方法で色抜きされたジーンズ製品並びにこの色抜きを行なう色抜き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デニム地等からなるジーンズ製品は、着古した感じが好まれるため、新品のものでも、その染色を色抜きする場合がある。この色抜きには、大別して化学的方法と物理的方法とがある。前者は、次亜塩素酸ソーダ等の酸化物によって染料を分解又は変性させるものであるが、自然な着古し感が出し難いという問題があり、多くは後者の方法によっている。
【0003】
物理的な色抜きとは、研磨剤のようなものを生地に強く作用させて染料を剥離する方法をいうのであり、これには、ストーンウオッシュ、サンドブラスト、ブラッシングといったものがある。このうち、所望の個所が効率的に色抜きできるといった利点から、サンドブラスト加工が多く用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
サンドブラスト加工は、砂石、金属、樹脂等からなるブラスト材をジーンズ製品に投射するものであるが、その作業形態に問題がある。則ち、一般的な室内や開放された作業場等でジーンズ製品にブラスト材を吹き付ける手作業では、ブラスト材が粉塵となって作業環境を悪化させる。又、ブラスト材の回収も非効率であって実際には不可能であるから、一旦、投射されたブラスト材は、産業廃棄物となってその処理に困る。
【0005】
これを防ぐには、密封されたブラスト室と回収装置とを有する大掛かりなブラスト装置が必要になり、大きな投資を必要とする。本発明は、このような課題を解決したものであり、上記した諸問題を同時に解決するジーンズ製品の色抜き方法を可能にしたのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、染色されたジーンズ製品に粒状又は粉状のドライアイスを投射し、当該染色の色抜きをすることを特徴とするジーンズ製品の色抜き方法を提供したものである。本発明は、要するに、ブラスト材に代えてドライアイスを用いるのである。ドライアイスは、固体二酸化炭素粉末を加圧成形したもので、大気圧下、−78.5°Cで昇華するものであるが、これを粒状又粉状に破砕し、高圧空気と共に噴射させてジーンズ製品に投射するのである。
【0007】
ジーンズ製品に投射された粒状又は粉状のドライアイスは、ブラスト材と同様な物理作用によって染料を生地から剥離して色抜きをする。ジーンズ製品に投射されたドライアイスは粉塵となるものの、大気圧下では自然に昇華して消失するから、作業環境を悪化させないし、廃棄物としても残らない。尚、ここでいうジーズ製品とは、生地のものでもよいし、特定の衣服に縫製されたものでもよい。
【0008】
ドライアイスによるジーンズ製品の色抜き作用において、ドライアイスがジーンズ製品の生地中を透過するのが色抜き作用が強い。このため、色抜きしようとする部分の生地の下方(反投射側)には、空虚な部分を形成しておき、投射されたドライアイスの透過を可能にする。このとき、ドライアイスの粒径は小さいほど透過力が高くて色抜き作用も強いから、ドライアイスは粉状のものが適する。
【0009】
ドライアイスは、ホース又はその先端に設けられた口金から投射するが、色抜きは、当然ながら、投射範囲でしか行なわれない。従って、色抜きしようとする範囲に口金を動かすことになるが、このとき、投射側に、所定の形状のくり抜きを形成したマスクを被せておくと、くり抜きの形状に沿った範囲での色抜きも可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。ドライアイスは、市販のドライアイス製造機で製造すればよい。この製造機から出てきたドライアイスはペレット状をしているものが多いから、これを適宜に粉砕して粒状又は粉状にし、色抜き装置に装填する。図1は色抜き装置によって色抜き作業をしている状態の説明図であるが、本例の色抜き装置Aは、ドライアイスを溜め置く本体1と、本体1から延び出るホース2と、ホース2の先端に取り付けた口金3とからなる。尚、本体1には、ペレットを粉砕する粉砕装置(図示省略)が付設されているものもある。
【0011】
色抜き装置Aには、コンプレッサで生成した高圧空気が導かれており(コンプレッサが内蔵されているものもある)、これにドライアイスに混ぜて噴出する。高圧空気に混ぜられたドライアイスは、ホース2を通って口金3から噴出される。図1に示すものは、色抜きを手作業でする場合であるが、このように、噴出先に適当な台4の上に載せたジーンズ製品(以下、製品)5を置いておくと、ドライアイスが混じった高速気流がこれに当たり、染料を生地から剥離して色抜きをする。
【0012】
このとき、製品5の色抜きしようとする範囲の台4の部分については空虚にしておくのが適する。こうすると、投射されたドライアイスは製品5を透過するから、色抜き作用が強い。又、製品6の上に所定の形状をしたくり抜き(孔)6を形成したマスク7を被せておくと、このくり抜き6の範囲だけが色抜きされ、所望の形状の色抜きができる。
【0013】
色抜きの程度は、ドライアイス混じりの高速気流の勢いが強いほど大きい。このため、高速気流の気圧を上げ、かつ、口金3を被投射物に近づけるほど強い色抜きができる。但し、あまり強くすると、生地に孔があくから、適当に調整することが必要である。更に、当然ながら、高速気流を被投射物に投射する時間が長いほど強い。尚、以上は手作業によるものであるが、色抜き装置Aや台5を装置化することで、色抜きを自動的にすることも可能である。
【0014】
検証例として以下の条件で色抜きをしてみた。
製品(被投射物):インジゴブルーで染色したジーンズのズボン
ドライアイス:小麦粉程度に粉砕したパウダー
高速気流の圧力:7bar(気圧)
ドライアイスの投射量:915g/min
投射時間:1.4min
【0015】
図2は色抜き後のズボンの状態図であるが、この色抜きは、星形のくり抜き(大小2個)を有するマスクを使用するマスキング投射によったものであるが、このように、短時間で鮮明な色抜きができた。尚、口金と被投射物との距離に応じて色抜きの程度が変わるのは上記したとおりであり、口金が被投射物に当たるほど接近させると、生地が真っ白にまで色抜きができる。反面、孔があくことがあるから、注意を要する。
【0016】
上記の投射条件では、口金と被投射物とを5〜30cm程度離すのが適当に思われた。この他、投射圧力、投射時間、投射量に応じても色抜きの程度は変わるものの、要は、これらを適当に選定することで、求める色抜きがきわめて短時間にできることが確認された。
【0017】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、安価に入手できるドライアイスによってジーンズ製品の色抜きができるのであるから、作業環境は悪化しない。又、きわめて短時間に色抜きができて効率的であるとともに、投射後のドライアイスは昇華して消失してしまうから、厄介な回収の問題も生じない。これらの点で安全で低コストの色抜きが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す色抜き作業の説明図である。
【図2】本発明の一例を示す色抜きした製品の状態図である。
【符号の説明】
A 色抜き装置
1 本体
2 ホース
3 口金
Claims (5)
- 染色されたジーンズ製品に粒状又は粉状のドライアイスを投射し、当該染色の色抜きをすることを特徴とするジーンズ製品の色抜き方法。
- ドライアイスがジーンズ製品を透過して投射されるものである請求項1のジーンズ製品の色抜き方法。
- ジーンズ製品に所定形状のくり抜きを形成したマスクを被せ、当該くり抜きの範囲にドライアイスを投射するものである請求項1又は2のジーンズ製品の色抜き方法。
- 請求項1〜3いずれかの色抜き方法で色抜きされた、生地又は衣服のジーンズ製品。
- 請求項1〜3いずれかの色抜き方法を行なう色抜き装置であり、この色抜き装置が、ドライアイスを溜める本体と、本体から延出してドライアイスを高速気流に載せて噴出するホースと、ホースの先端に設けられた口金とから構成されることを特徴とするジーンズ製品の色抜きを行なう色抜き装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003121494A JP4064290B2 (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | ジーンズ製品の色抜き方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2003121494A JP4064290B2 (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | ジーンズ製品の色抜き方法 |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004324015A true JP2004324015A (ja) | 2004-11-18 |
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| JP4064290B2 JP4064290B2 (ja) | 2008-03-19 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003121494A Expired - Fee Related JP4064290B2 (ja) | 2003-04-25 | 2003-04-25 | ジーンズ製品の色抜き方法 |
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| JP (1) | JP4064290B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010538170A (ja) * | 2007-09-03 | 2010-12-09 | カール・フロイデンベルク・カー・ゲー | 少なくとも部分的に解繊された糸、繊維またはフィラメントを有するファブリックの製造方法およびその製造装置 |
| EP3670726A1 (de) * | 2018-12-19 | 2020-06-24 | DD Garment Solutions UG (haftungsbeschränkt) | Vorrichtung und verfahren für ein individuelles bearbeiten von kleidungsstücken, insbesondere für das bleichen oder erzeugen von löchern in kleidungsstücken |
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2003
- 2003-04-25 JP JP2003121494A patent/JP4064290B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP4064290B2 (ja) | 2008-03-19 |
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