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JP2004323578A - 活性光線硬化型インク組成物、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents

活性光線硬化型インク組成物、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置 Download PDF

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JP2004323578A
JP2004323578A JP2003116935A JP2003116935A JP2004323578A JP 2004323578 A JP2004323578 A JP 2004323578A JP 2003116935 A JP2003116935 A JP 2003116935A JP 2003116935 A JP2003116935 A JP 2003116935A JP 2004323578 A JP2004323578 A JP 2004323578A
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JP
Japan
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ink composition
actinic ray
compound
curable ink
ink
Prior art date
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Pending
Application number
JP2003116935A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Takabayashi
敏行 高林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Medical and Graphic Inc
Original Assignee
Konica Minolta Medical and Graphic Inc
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Publication date
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Abstract

【課題】本発明の目的は、塗膜表面の良好な活性光線硬化型インク組成物、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置を提供することにある。
【解決手段】光重合性化合物としてオキセタン環を有する化合物を含有する活性光線硬化型インク組成物において、外気の質量絶対湿度が8.0g/kg以下の場合に、外気とインク膜面との温度差を10℃以下に保持した状態で硬化させることを特徴とする活性光線硬化型インク組成物。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紫外線または電子線等の活性エネルギー線の照射により速やかに硬化し、インク硬化膜表面の状態の良好な活性光線硬化型インク組成物、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、インクジェット記録方式は簡便・安価に画像を作成できるため、写真、各種印刷、マーキング、カラーフィルター等の特殊印刷等、様々な印刷分野に応用されてきている。特に、微細なドットを出射、制御する記録装置や、色再現域、耐久性、出射適性等を改善したインク及びインクの吸収性、色材の発色性、表面光沢等を飛躍的に向上させた専用紙を用い、銀塩写真に匹敵する画質を得ることも可能となっている。今日のインクジェット記録方式の画質向上は、記録装置、インク、専用紙の全てが揃って初めて達成されている。
【0003】
しかしながら、専用紙を必要とするインクジェットシステムは、記録媒体が制限されること、記録媒体のコストアップが問題となる。そこで、専用紙と異なる被転写媒体へインクジェット方式により記録する試みが多数なされている。具体的には、室温で固形のワックスインクを用いる相変化インクジェット方式、速乾性の有機溶剤を主体としたインクを用いるソルベント系インクジェット方式や、記録後紫外線(UV)光により架橋させるUVインクジェット方式等である。
【0004】
中でも、UVインクジェット方式は、ソルベント系インクジェット方式に比べ比較的低臭気であり、速乾性、インク吸収性の無い記録媒体への記録ができる点で、近年注目されつつあり、例えば、特開平6−200204号、特表2000−504778において、紫外線硬化型インクジェットインクが開示されている。
【0005】
紫外線硬化型インクジェット用インクにおいて、カチオン重合性化合物を用いたインクが開示されているが(例えば、特許文献1〜3参照。)、硬化する環境及び硬化に用いる活性光線の種類によっては、硬化時にインク膜表面に皺が発生する問題があった。
【0006】
また、皺改良の技術が紹介されているが(例えば、特許文献4参照。)、効果が不十分であった。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−220526号公報(請求項、実施例)
【0008】
【特許文献2】
特開2002−188025号公報(請求項、実施例)
【0009】
【特許文献3】
特開2002−317139号公報(請求項、実施例)
【0010】
【特許文献4】
特開2003−55462号公報(請求項、実施例)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、塗膜表面の良好な活性光線硬化型インク組成物、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、以下の構成により達成された。
【0013】
1.光重合性化合物としてオキセタン環を有する化合物を含有する活性光線硬化型インク組成物において、外気の質量絶対湿度が8.0g/kg以下の場合に、外気とインク膜面との温度差を10℃以下に保持した状態で硬化させることを特徴とする活性光線硬化型インク組成物。
【0014】
2.分子中にパーフルオロアルキル基を有するフッ素系界面活性剤を含有することを特徴とする前記1項に記載の活性光線硬化型インク組成物。
【0015】
3.前記光重合性化合物として、少なくとも1種のオキシラン基を有する化合物を含有することを特徴とする前記1または2項に記載の活性光線硬化型インク組成物。
【0016】
4.前記オキシラン基を有する化合物が、エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシ化脂肪酸グリセライドの少なくとも一方であることを特徴とする前記3項に記載の活性光線硬化型インク組成物。
【0017】
5.前記光重合性化合物として、少なくとも1種のオキセタン環を有する化合物を25〜90質量%、少なくとも1種のオキシラン基を有する化合物を10〜70質量%、及び少なくとも1種のビニルエーテル化合物0〜40質量%とを含有することを特徴とする前記1〜4項のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物。
【0018】
6.前記オキセタン環を有する化合物の1種が、下記一般式(E)で表されることを特徴とする前記1〜5項のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物。
【0019】
7.25℃における粘度が7〜50mPa・sであることを特徴とする前記1〜6項のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物。
【0020】
8.インクジェット記録ヘッドより、前記1〜7項のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インク組成物が着弾した後、0.001〜2.0秒の間に活性光線を照射することを特徴とする画像形成方法。
【0021】
9.インクジェット記録ヘッドより、前記1〜7項のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インク組成物が着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総インク膜厚が、2〜20μmであることを特徴とする画像形成方法。
【0022】
10.インクジェット記録ヘッドより、前記1〜7項のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該インクジェット記録ヘッドの各ノズルより吐出するインク液滴量が、2〜15plであることを特徴とする画像形成方法。
【0023】
11.インクジェット記録ヘッドより、前記1〜7項のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、ラインヘッド方式の記録ヘッドより噴射して画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
【0024】
12.前記8〜11項のいずれか1項に記載の画像形成方法に用いられるインクジェット記録装置であって、活性光線硬化型インク組成物及び記録ヘッドを35〜100℃に加熱した後、吐出することを特徴とするインクジェット記録装置。
【0025】
本発明者は、カチオン重合性化合物を用いた活性光線硬化型インク組成物において、外気の質量絶対湿度が8.0g/kg以下の場合に、外気とインク膜面との温度差が10℃以下に保持した状態で硬化させることにより、硬化皺の発生を抑えることができることを見出し、本発明に至った次第である。カチオン重合性化合物を用いた活性光線硬化型インク組成物では、前記特許文献4でインク硬化の際の皺改良技術が紹介されているが、これだけでは不十分である。
【0026】
更に、分子中にパーフルオロアルキル基を有するフッ素系界面活性剤を含有する場合、硬化収縮による皺の発生がより抑制される(特許文献1〜4の実施態様では開示されていない。)。
【0027】
また、オキセタン環を含有する化合物と合わせて用いる場合、インクジェット記録をする上で重要な特性とされる吐出安定性が非常に良好となり、かつ硬化環境に左右されずにインクが記録材料上に着弾した後のDot径の制御が容易にでき、再現性よく高画質な画像を形成することができる、画期的な構成である。
【0028】
好ましくは、光重合性化合物として、オキセタン環を有する化合物を25〜90質量%、オキシラン基を有する化合物を10〜70質量%、及びビニルエーテル化合物0〜40質量%とを含有することで、前記硬化性及び吐出安定性ともに向上する。
【0029】
また、一般式(E)で表されるオキセタン化合物を用いることで、前記硬化性及び吐出安定性ともに格段に向上することを見出した。光重合性化合物としてオキセタン化合物のみを用いる場合、単官能オキセタン化合物とオキセタン環を2個以上有する多官能オキセタン化合物とを併用すると更に好ましい。
【0030】
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明においては、外気の質量絶対湿度が8.0g/kg以下の場合に、外気とインク膜面との温度差が10℃以下に保持した状態でインク組成物を硬化させる。質量絶対湿度とは、乾燥空気1立方メートル(約1kg)に含まれる水蒸気の量である。また、インク膜面の温度は、非接触温度計或いは放射温度計と呼ばれる市販の測定機を用いて測定したものである。例えば、HORIBA放射温度計IT−550S(堀場製作所製)がある。活性光線として、高圧水銀ランプやメタルハライドランプ、無電極ランプ等の高出力ランプを用いる場合、記録材料の搬送スピードやヘッドキャリッジ部の走査速度・走査回数によってはインク膜表面の温度が上昇してしまい、外気との温度差が大きくなる。外気とインク膜面との温度差を10℃以下にする方法としては、ランプを熱陰極管、冷陰極菅、低圧水銀ランプ等の熱発生の比較的少ないものを使う、ランプ周辺に排気ファンを付ける、記録材料の搬送スピードを早くする、走査回数を減らして印字する、等が挙げられるがこの限りでない。
【0031】
本発明の活性光線硬化型インク組成物は、分子中にパーフルオロアルキル基を有するフッ素系界面活性剤を含有することが好ましい。本発明で使用される分子中にパーフルオロアルキル基を有するフッ素系界面活性剤としては、パーフルオロアルキルエチレンオキシド付加物、パーフルオロアルキルアミンオキシド、パーフルオロアルキル含有オリゴマー、具体的には例えば、「サーフロン(SURFLON)S−141」、「サーフロンS−145」、「サーフロンS−381」、「サーフロンS−383」、「サーフロンS−393」、「サーフロンSC−101」、「サーフロンSC−105」、「サーフロンKH−40」、「サーフロンSA−100」(以上、セイミケミカル(株)の製品)、「メガファックF−171」、「メガファックF−172」、「メガファックF−173」、「メガファックF−177」、「メガファックF−178A」、「メガファックF−178K」、「メガファックF−179」、「メガファックF−183」、「メガファックF−184」、「メガファックF−815」、「メガファックF−470」、「メガファックF−471」(以上、大日本インキ化学工業(株)の製品)等が例示できる。(参考文献;「13700の化学商品」、p1239−p1242、化学工業日報社(2000))該パーフルオロアルキル基を有するフッ素系界面活性剤は単独でも、もしくは2種類以上の混合物であってもよい。
【0032】
該フッ素系界面活性剤は、インク組成物中に好ましくは20〜50,000ppm配合されるのが望ましい。更に好ましくは、50〜20,000ppm配合することが推奨される。配合量が20ppm未満の場合には、十分な吐出安定性・良好な硬化性が得られないことがある。また、配合量が50,000ppmを超えて配合される場合には、インクの硬化性を阻害してしまう恐れがある。
【0033】
本発明の活性光線硬化型インクにおいては、光重合性化合物として、少なくとも1種のオキセタン環を有する化合物を含有する。
【0034】
本発明で用いることのできるオキセタン化合物としては、特開2001−220526、同2001−310937に紹介されているような公知のあらゆるオキセタン化合物を使用できる。
【0035】
また、本発明においては、前記2種の他にも、オキシラン基を有する化合物を含有してもよい。
【0036】
光カチオン重合性モノマーとしては各種公知のカチオン重合性のモノマーが使用できる。例えば、特開平6−9714号、特開2001−31892、特開2001−40068、特開2001−55507、特開2001−310938、特開2001−310937、特開2001−220526に例示されているエポキシ化合物、ビニルエーテル化合物、オキセタン化合物等が挙げられる。
【0037】
エポキシ化合物には、以下の芳香族エポキシド、脂環式エポキシド及び脂肪族エポキシド等が挙げられる。
【0038】
芳香族エポキシドとして好ましいものは、少なくとも1個の芳香族核を有する多価フェノール或いはそのアルキレンオキサイド付加体とエピクロルヒドリンとの反応によって製造されるジまたはポリグリシジルエーテルであり、例えばビスフェノールA或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはポリグリシジルエーテル、水素添加ビスフェノールA或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはポリグリシジルエーテル、並びにノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等が挙げられる。
【0039】
脂環式エポキシドとしては、少なくとも1個のシクロへキセンまたはシクロペンテン環等のシクロアルカン環を有する化合物を、過酸化水素、過酸等の適当な酸化剤でエポキシ化することによって得られる、シクロヘキセンオキサイドまたはシクロペンテンオキサイド含有化合物が好ましい。
【0040】
脂肪族エポキシドの好ましいものとしては、脂肪族多価アルコール或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはポリグリシジルエーテル等があり、その代表例としては、エチレングリコールのジグリシジルエーテル、プロピレングリコールのジグリシジルエーテルまたは1,6−ヘキサンジオールのジグリシジルエーテル等のアルキレングリコールのジグリシジルエーテル、グリセリン或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはトリグリシジルエーテル等の多価アルコールのポリグリシジルエーテル、ポリエチレングリコール或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコール或いはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル等のポリアルキレングリコールのジグリシジルエーテル等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイド及びプロピレンオキサイド等が挙げられる。
【0041】
これらのエポキシドのうち、速硬化性を考慮すると、芳香族エポキシド及び脂環式エポキシドが好ましく、特に脂環式エポキシドが好ましい。本発明では、上記エポキシドの1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
【0042】
また、本発明においてはAMES及び感作性等の安全性の観点から、オキシラン基を有するエポキシ化合物としては、エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシ化脂肪酸グリセライドの少なくとも一方であることが特に好ましい。
【0043】
エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシ化脂肪酸グリセライドは、脂肪酸エステル、脂肪酸グリセライドにエポキシ基を導入したものであれば、特に制限はなく用いられる。
【0044】
エポキシ化脂肪酸エステルとしては、オレイン酸エステルをエポキシ化して製造されたもので、エポキシステアリン酸メチル、エポキシステアリン酸ブチル、エポキシステアリン酸オクチル等が用いられる。また、エポキシ化脂肪酸グリセライドは、同様に、大豆油、アマニ油、ヒマシ油等をエポキシ化して製造されたもので、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化ヒマシ油等が用いられる。
【0045】
更に、本発明においてはあらゆる公知のビニルエーテル化合物を用いてもよい。
【0046】
ビニルエーテル化合物としては、例えばエチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、ジプロピレングリコールジビニルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル等のジまたはトリビニルエーテル化合物、エチルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、イソプロペニルエーテル−O−プロピレンカーボネート、ドデシルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル等のモノビニルエーテル化合物等が挙げられる。
【0047】
これらのビニルエーテル化合物のうち、硬化性、密着性、表面硬度を考慮すると、ジまたはトリビニルエーテル化合物が好ましく、特にジビニルエーテル化合物が好ましい。本発明では、上記ビニルエーテル化合物の1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
【0048】
本発明において、好ましくは、光重合性化合物として、オキセタン環を有する化合物を60〜95質量%、オキシラン基を有する化合物を5〜40質量%、及びビニルエーテル化合物0〜40質量%とを含有することで、前記硬化性及び吐出安定性ともに向上する。
【0049】
また、本発明においては、更なる硬化性及び吐出安定性の向上のために前記一般式(E)で表されるオキセタン環を有する化合物を用いることが特に好ましい。
【0050】
前記一般式(E)で表されるオキセタン環を含有する化合物について説明する。
【0051】
式中R〜Rはそれぞれ水素原子、または置換基を表し、かつ、R〜Rが同時に水素原子を表すことがない。
【0052】
分子中に1個のオキセタン環を有する化合物としては、下記一般式(2)〜(5)で表される化合物を挙げることができる。
【0053】
【化2】
Figure 2004323578
【0054】
一般式(2)〜(5)中、Zはそれぞれ独立で、酸素または硫黄原子、或いは主鎖に酸素または硫黄原子を含有してもよい2価の炭化水素基、R〜Rは水素原子、フッ素原子、メチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基等の炭素数1〜6個のアルキル基、炭素数1〜6個のフルオロアルキル基、アリル基、アリール基、フリル基またはチエニル基、R及びRは、メチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基等の炭素数1〜6個のアルキル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、2−メチル−1−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基または3−ブテニル基等の炭素数1〜6個のアルケニル基、フェニル基、ベンジル基、フルオロベンジル基、メトキシベンジル基またはフェノキシエチル基等のアリール基、プロピルカルボニル基、ブチルカルボニル基またはペンチルカルボニル基等の炭素数1〜6個のアルキルカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基またはブトキシカルボニル基等の炭素数1〜6個のアルコキシカルボニル基、エトキシカルバモイル基、プロピルカルバモイル基またはブチルペンチルカルバモイル基等の炭素数1〜6個のアルコキシカルバモイル基を表す。
【0055】
本発明で使用するオキセタン環含有化合物としては、上記一般式(2)〜(5)において、Rが低級アルキル基、特にエチル基、R及びRがプロピル基、ブチル基、フェニル基またはベンジル基、Zは酸素または硫黄原子を含まない炭化水素基であるものが好ましい。また、R〜Rが同時に水素原子を表すことがない。
【0056】
分子中に2個以上のオキセタン環を有する化合物としては、下記一般式(6)、(7)、(13)で表される化合物を挙げることができる。
【0057】
【化3】
Figure 2004323578
【0058】
一般式(6)及び(7)中、mは2、3または4、Zはそれぞれ独立で、酸素または硫黄原子、或いは酸素または硫黄原子を含有してもよい2価の炭化水素基、Rは水素原子、フッ素原子、メチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基等の炭素数1〜6個のアルキル基、フェニル基、炭素数1〜6個のフルオロアルキル基、アリル基、アリール基またはフリル基、Rは、例えば下記一般式(8)で示される炭素数1〜12の線形または分枝アルキレン基、線形或いは分枝ポリ(アルキレンオキシ)基、
【0059】
【化4】
Figure 2004323578
【0060】
一般式(8)中、R10はメチル基、エチル基またはプロピル基等の低級アルキル基を表す。
【0061】
または、下記一般式(9)、(10)及び(11)からなる群から選択される多価基を表す。
【0062】
【化5】
Figure 2004323578
【0063】
一般式(9)中、nは0または1〜2000の整数、R11はメチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基等の炭素数1〜10個のアルキル基及び下記一般式(12)からなる群から選択される基を表す。
【0064】
【化6】
Figure 2004323578
【0065】
一般式(12)中、jは0または1〜100の整数、R13は1〜10個の炭素原子を有するアルキル基を表し、R12はメチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基等の炭素数1〜10のアルキル基を表す。
【0066】
【化7】
Figure 2004323578
【0067】
一般式(10)中、R14は、水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基等の炭素数1〜10個のアルキル基、炭素数1〜10個のアルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、メルカプト基、低級アルキルカルボキシレート基またはカルボキシル基を表す。
【0068】
【化8】
Figure 2004323578
【0069】
一般式(11)中、R15は酸素原子、硫黄原子、NH、SO、SO、CH、C(CHまたはC(CFを表す。
【0070】
本発明で使用されるオキセタン環含有化合物として、上記式(6)(7)において、Rが低級アルキル基、特にエチル基、Rが、式(10)においてR14が水素原子である基、ヘキサメチレン基、式(8)においてR10がエチル基、式(9)、(12)において、R12及びR13がメチル基、Zは酸素または硫黄原子を含まない炭化水素基であるものが好ましい。R〜Rが同時に水素原子を表すことがない。
【0071】
【化9】
Figure 2004323578
【0072】
一般式(13)において、rは25〜200の整数であり、R16は炭素数1〜4のアルキル基またはトリアルキルシリル基である。R〜Rが同時に水素原子を表すことがない。
【0073】
一般式(E)で表されるオキセタン環を含有する化合物の具体例としては、下記に示すものが挙げられるが、この限りでない。
【0074】
【化10】
Figure 2004323578
【0075】
また、これらの化合物は「高分子科学と有機化学とのキャッチボール」の第4講に記載の方法をはじめ、下記文献を参考にすることで、容易に合成できる。
【0076】
1)Hu Xianming,Richard M.Kellogg,Synthesis,533〜538,May(1995)
2)A.O.Fitton,J.Hill,D.Ejane,R.Miller,Synth.,12,1140(1987)
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11)D.R.Arnold,Adv.Photochem.,6,301(1968)
12)“Heterocyclic Compounds with Three− and Four−membered Rings”,Part Two,Chapter IX,Interscience Publishers,John Wiley & Sons,New York(1964)
また、オキセタン環を1個含有する単官能オキセタン化合物とオキセタン環を2個以上含有する多官能オキセタン化合物とを併用することが、硬化後の膜強度と記録材料への密着性を向上させる上で更に好ましい。ただし、オキセタン環を5個以上有する化合物を使用すると、インク組成物の粘度が高くなるため、取扱いが困難になったり、またインク組成物のガラス転移温度が高くなるため、得られる硬化物の粘着性が十分でなくなってしまう。本発明で使用するオキセタン環を有する化合物は、オキセタン環を1〜4個有する化合物が好ましい。
【0077】
本発明の活性光線硬化型インクには、公知のあらゆる光酸発生剤を用いることができる。
【0078】
光酸発生剤としては、例えば、化学増幅型フォトレジストや光カチオン重合に利用される化合物が用いられる(有機エレクトロニクス材料研究会編、「イメージング用有機材料」、ぶんしん出版(1993年)、187〜192ページ参照)。本発明に好適な化合物の例を以下に挙げる。
【0079】
第1に、ジアゾニウム、アンモニウム、ヨードニウム、スルホニウム、ホスホニウム等の芳香族オニウム化合物のB(C 、PF 、AsF 、SbF 、CFSO 塩を挙げることができる。
【0080】
本発明で用いることのできるオニウム化合物の具体的な例を、以下に示す。
【0081】
【化11】
Figure 2004323578
【0082】
第2に、スルホン酸を発生するスルホン化物を挙げることができ、その具体的な化合物を、以下に例示する。
【0083】
【化12】
Figure 2004323578
【0084】
第3に、ハロゲン化水素を光発生するハロゲン化物も用いることができ、以下にその具体的な化合物を例示する。
【0085】
【化13】
Figure 2004323578
【0086】
第4に、鉄アレン錯体を挙げることができる。
【0087】
【化14】
Figure 2004323578
【0088】
本発明の活性光線硬化型インクは、上述の活性光線硬化型組成物と共に、各種公知の染料または顔料を含有しているが、好ましくは顔料を含有する。
【0089】
本発明で好ましく用いることのできる顔料を、以下に列挙する。
C.I Pigment Yellow−1、3、12、13、14、17、81、83、87、95、109、42、
C.I Pigment Orange−16、36、38、
C.I Pigment Red−5、22、38、48:1、48:2、48:4、49:1、53:1、57:1、63:1、144、146、185、101、
C.I Pigment Violet−19、23、
C.I Pigment Blue−15:1、15:3、15:4、18、60、27、29、
C.I Pigment Green−7、36、
C.I Pigment White−6、18、21、
C.I Pigment Black−7、
また、本発明において、プラスチックフィルムのような透明基材での色の隠蔽性を上げるために、白インクを用いることが好ましい。特に、軟包装印刷、ラベル印刷においては、白インクを用いることが好ましいが、吐出量が多くなるため、前述した吐出安定性、記録材料のカール・皺の発生の観点から、自ずと使用量に関しては制限がある。
【0090】
上記顔料の分散には、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミル、アジテータ、ヘンシェルミキサ、コロイドミル、超音波ホモジナイザー、パールミル、湿式ジェットミル、ペイントシェーカー等を用いることができる。また、顔料の分散を行う際に、分散剤を添加することも可能である。分散剤としては、高分子分散剤を用いることが好ましく、高分子分散剤としてはAvecia社のSolsperseシリーズや、味の素ファインテクノ社のPBシリーズが挙げられる。また、分散助剤として、各種顔料に応じたシナージストを用いることも可能である。これらの分散剤及び分散助剤は、顔料100質量部に対し、1〜50質量部添加することが好ましい。分散媒体は、溶剤または重合性化合物を用いて行うが、本発明に用いる照射線硬化型インクでは、インク着弾直後に反応・硬化させるため、無溶剤であることが好ましい。溶剤が硬化画像に残ってしまうと、耐溶剤性の劣化、残留する溶剤のVOCの問題が生じる。よって、分散媒体は溶剤では無く重合性化合物、その中でも最も粘度の低いモノマーを選択することが分散適性上好ましい。
【0091】
顔料の分散は、顔料粒子の平均粒径を0.08〜0.5μmとすることが好ましく、最大粒径は0.3〜10μm、好ましくは0.3〜3μmとなるよう、顔料、分散剤、分散媒体の選定、分散条件、濾過条件を適宜設定する。この粒径管理によって、ヘッドノズルの詰まりを抑制し、インクの保存安定性、インク透明性及び硬化感度を維持することができる。
【0092】
本発明に係るインクにおいては、色材濃度としては、インク全体の1質量%〜10質量%であることが好ましい。
【0093】
本発明の活性光線硬化型インクには、上記説明した以外に様々な添加剤を用いることができる。例えば、レベリング添加剤、マット剤、膜物性を調整するためのポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ワックス類を添加することができる。また、保存安定性を改良する目的で、公知のあらゆる塩基性化合物を用いることができるが、代表的なものとして、塩基性アルカリ金属化合物、塩基性アルカリ土類金属化合物、アミン等の塩基性有機化合物等が挙げられる。また、ラジカル重合性モノマーと開始剤を組み合わせ、ラジカル・カチオンのハイブリッド型硬化インクとすることも可能である。
【0094】
本発明のインクにおいては、25℃における粘度が7〜50mPa・sであることが、硬化環境(温度・湿度)に関係なく吐出が安定し、良好な硬化性を得るために好ましい。
【0095】
本発明で用いることのできる記録材料としては、通常の非コート紙、コート紙等の他、ユポ紙(ポリプロピレン樹脂を主原料とする合成紙)、各種非吸収性のプラスチック及びそのフィルムを用いることができ、各種プラスチックフィルムとしては、例えば、PETフィルム、OPSフィルム、OPPフィルム、ONyフィルム、PVCフィルム、PEフィルム、TACフィルムを挙げることができる。その他のプラスチックとしては、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ABS、ポリアセタール、PVA、ゴム類等が使用できる。また、金属類や、ガラス類にも適用可能である。
【0096】
本発明において、包装の費用や生産コスト等の記録材料のコスト、プリントの作製効率、各種のサイズのプリントに対応できる等の点で、長尺(ウェブ)な記録材料を使用する方が有利である。
【0097】
次に、本発明の画像形成方法について説明する。
本発明の画像形成方法においては、上記のインクをインクジェット記録方式により記録材料上に吐出、描画し、次いで紫外線等の活性光線を照射してインクを硬化させる方法が好ましい。
【0098】
(インク着弾後の総インク膜厚)
本発明では、記録材料上にインクが着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総インク膜厚が2〜20μmであることが好ましい。スクリーン印刷分野の活性光線硬化型インクジェット記録では、総インク膜厚が20μmを越えているのが現状であるが、記録材料が薄いプラスチック材料であることが多い軟包装印刷分野では、前述した記録材料のカール・皺の問題でだけでなく、印刷物全体のこし・質感が変わってしまうという問題があるため、過剰な膜厚のインク吐出は好ましくない。
【0099】
尚、ここで「総インク膜厚」とは記録材料に描画されたインクの膜厚の最大値を意味し、単色でも、それ以外の2色重ね(2次色)、3色重ね、4色重ね(白インクベース)のインクジェット記録方式で記録を行った場合でも総インク膜厚の意味するところは同様である。
【0100】
(インクの吐出条件)
インクの吐出条件としては、記録ヘッド及びインクを35〜100℃に加熱し、吐出することが吐出安定性の点で好ましい。活性光線硬化型インクは、温度変動による粘度変動幅が大きく、粘度変動はそのまま液滴サイズ、液滴射出速度に大きく影響を与え、画質劣化を起こすため、インク温度を上げながらその温度を一定に保つことが必要である。インク温度の制御幅としては、設定温度±5℃、好ましくは設定温度±2℃、更に好ましくは設定温度±1℃である。
【0101】
また、本発明では、各ノズルより吐出する液滴量が2〜15plであることが好ましい。
【0102】
本来、高精細画像を形成するためには、液滴量がこの範囲であることが必要であるが、この液滴量で吐出する場合、前述した吐出安定性が特に厳しくなる。本発明によれば、インクの液滴量が2〜15plのような小液滴量で吐出を行っても吐出安定性は向上し、高精細画像が安定して形成できる。
【0103】
(インク着弾後の光照射条件)
本発明の画像形成方法においては、活性光線の照射条件として、インク着弾後0.001秒〜2.0秒の間に活性光線が照射されることが好ましく、より好ましくは0.001秒〜1.0秒である。高精細な画像を形成するためには、照射タイミングができるだけ早いことが特に重要となる。
【0104】
活性光線の照射方法として、その基本的な方法が特開昭60−132767号に開示されている。これによると、ヘッドユニットの両側に光源を設け、シャトル方式でヘッドと光源を走査する。照射は、インク着弾後、一定時間を置いて行われることになる。更に、駆動を伴わない別光源によって硬化を完了させる。米国特許第6,145,979号では、照射方法として、光ファイバーを用いた方法や、コリメートされた光源をヘッドユニット側面に設けた鏡面に当て、記録部へUV光を照射する方法が開示されている。本発明の画像形成方法においては、これらのいずれの照射方法も用いることができる。
【0105】
また、活性光線を照射を2段階に分け、まずインク着弾後0.001〜2.0秒の間に前述の方法で活性光線を照射し、かつ、全印字終了後、更に活性光線を照射する方法も好ましい態様の1つである。活性光線の照射を2段階に分けることで、よりインク硬化の際に起こる記録材料の収縮を抑えることが可能となる。
【0106】
従来、UVインクジェット方式では、インク着弾後のドット広がり、滲みを抑制のために、光源の総消費電力が1kW・hrを超える高照度の光源が用いられるのが通常であった。しかしながら、これらの光源を用いると、特に、シュリンクラベル等への印字では、記録材料の収縮があまりにも大きく、実質上使用できないのが現状であった。
【0107】
本発明では、254nmの波長領域に最高照度をもつ活性光線を用いることが好ましく、総消費電力が1kW・hr以上の光源を用いても、高精細な画像を形成でき、かつ、記録材料の収縮も実用上許容レベル内に収められる。
【0108】
本発明においては、更に活性光線を照射する光源の総消費電力が1kW・hr未満であることが好ましい。総消費電力が1kW・hr未満の光源の例としては、蛍光管、冷陰極管、LED等があるが、これらに限定されない。
【0109】
次いで、本発明のインクジェット記録装置(以下、単に記録装置という)について説明する。
【0110】
以下、本発明の記録装置について、図面を適宜参照しながら説明する。尚、図面の記録装置はあくまでも本発明の記録装置の一態様であり、本発明の記録装置はこの図面に限定されない。
【0111】
図1は本発明の記録装置の要部の構成を示す正面図である。記録装置1は、ヘッドキャリッジ2、記録ヘッド3、照射手段4、プラテン部5等を備えて構成される。この記録装置1は、記録材料Pの下にプラテン部5が設置されている。プラテン部5は、紫外線を吸収する機能を有しており、記録材料Pを通過してきた余分な紫外線を吸収する。その結果、高精細な画像を非常に安定に再現できる。
【0112】
記録材料Pは、ガイド部材6に案内され、搬送手段(図示せず)の作動により、図1における手前から奥の方向に移動する。ヘッド走査手段(図示せず)は、ヘッドキャリッジ2を図1におけるY方向に往復移動させることにより、ヘッドキャリッジ2に保持された記録ヘッド3の走査を行う。
【0113】
ヘッドキャリッジ2は記録材料Pの上側に設置され、記録材料P上の画像印刷に用いる色の数に応じて後述する記録ヘッド3を複数個、吐出口を下側に配置して収納する。ヘッドキャリッジ2は、図1におけるY方向に往復自在な形態で記録装置1本体に対して設置されており、ヘッド走査手段の駆動により、図1におけるY方向に往復移動する。
【0114】
尚、図1ではヘッドキャリッジ2がホワイト(W)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)、ライトイエロー(Ly)、ライトマゼンタ(Lm)、ライトシアン(Lc)、ライトブラック(Lk)、ホワイト(W)の記録ヘッド3を収納するものとして描図を行なっているが、実施の際にはヘッドキャリッジ2に収納される記録ヘッド3の色数は適宜決められるものである。
【0115】
記録ヘッド3は、インク供給手段(図示せず)により供給された活性光線硬化型インク(例えばUV硬化インク)を、内部に複数個備えられた吐出手段(図示せず)の作動により、吐出口から記録材料Pに向けて吐出する。記録ヘッド3により吐出されるUVインクは色材、重合性モノマー、開始剤等を含んで組成されており、紫外線の照射を受けることで開始剤が触媒として作用することに伴うモノマーの架橋、重合反応によって硬化する性質を有する。
【0116】
記録ヘッド3は記録材料Pの一端からヘッド走査手段の駆動により、図1におけるY方向に記録材料Pの他端まで移動するという走査の間に、記録材料Pにおける一定の領域(着弾可能領域)に対してUVインクをインク滴として吐出し、該着弾可能領域にインク滴を着弾させる。
【0117】
上記走査を適宜回数行ない、1領域の着弾可能領域に向けてUVインクの吐出を行なった後、搬送手段で記録材料Pを図1における手前から奥方向に適宜移動させ、再びヘッド走査手段による走査を行ないながら、記録ヘッド3により上記着弾可能領域に対し、図1における奥方向に隣接した次の着弾可能領域に対してUVインクの吐出を行う。
【0118】
上述の操作を繰り返し、ヘッド走査手段及び搬送手段と連動して記録ヘッド3からUVインクを吐出することにより、記録材料P上にUVインク滴の集合体からなる画像が形成される。
【0119】
照射手段4は特定の波長領域の紫外線を安定した露光エネルギーで発光する紫外線ランプ及び特定の波長の紫外線を透過するフィルターを備えて構成される。ここで、紫外線ランプとしては、水銀ランプ、メタルハライドランプ、エキシマーレーザー、紫外線レーザー、熱陰極管、冷陰極管、ブラックライト、LED(light emitting diode)等が適用可能であり、帯状のメタルハライドランプ、熱陰極管、冷陰極管、水銀ランプもしくはブラックライトが好ましい。特に波長254nmの紫外線を発光する低圧水銀ランプ、熱陰極管、冷陰極管及び殺菌灯が滲み防止、ドット径制御を効率よく行なえ、好ましい。ブラックライトを照射手段4の放射線源に用いることで、UVインクを硬化するための照射手段4を安価に作製することができる。
【0120】
照射手段4は、記録ヘッド3がヘッド走査手段の駆動による1回の走査によってUVインクを吐出する着弾可能領域のうち、記録装置(UVインクジェットプリンタ)1で設定できる最大のものとほぼ同じ形状か、着弾可能領域よりも大きな形状を有する。
【0121】
照射手段4はヘッドキャリッジ2の両脇に、記録材料Pに対してほぼ平行に、固定して設置される。
【0122】
前述したようにインク吐出部の照度を調整する手段としては、記録ヘッド3全体を遮光することはもちろんであるが、加えて照射手段4と記録材料Pの距離h1より、記録ヘッド3のインク吐出部31と記録材料Pとの距離h2を大きくしたり(h1<h2)、記録ヘッド3と照射手段4との距離dを離したり(dを大きく)することが有効である。また、記録ヘッド3と照射手段4の間を蛇腹構造7にすると更に好ましい。
【0123】
ここで、照射手段4で照射される紫外線の波長は、照射手段4に備えられた紫外線ランプまたはフィルターを交換することで適宜変更することができる。
【0124】
本発明のインクは、非常に吐出安定性が優れており、ラインヘッドタイプの記録装置を用いて画像形成する場合に、特に有効である。
【0125】
図2は、インクジェット記録装置の要部の構成の他の一例を示す上面図である。
【0126】
図2で示したインクジェット記録装置は、ラインヘッド方式と呼ばれており、ヘッドキャリッジ2に、各色のインクジェット記録ヘッド3を、記録材料Pの全幅をカバーするようにして、複数個、固定配置されている。
【0127】
一方、ヘッドキャリッジ2の下流側には、同じく記録材料Pの全幅をカバーするようにして、照射手段4が設けられている。照射手段4に用いられる紫外線ランプは図1と同様なものを用いることができる。
【0128】
このラインヘッド方式では、ヘッドキャリッジ2及び照射手段4は固定され、記録材料Pのみが、搬送されて、インク出射及び硬化を行って画像形成を行う。
【0129】
【実施例】
以下に本発明の実施例を挙げて具体的に説明するが、本発明の実施態様はこれらの例に限定されるものではない。
【0130】
《インク組成物の調製》
(インク組成)
表1〜4記載のインク組成で下記のようにインクを作製した。
【0131】
味の素ファインテクノ社製 「PB822」 3部
表に示す種類、量の光重合性化合物(単位は部)
以上をステンレスビーカーに入れ、65℃ホットプレート上で加熱しながら1時間撹拌混合し溶解させる。
【0132】
これに、表に示す種類・量のPigmentを入れて、直径1mmのジルコニアビーズ200gと共にポリ瓶に入れ密栓し、ペイントシェーカーにて2時間分散処理した後、ジルコニアビーズを取り除き、表に示す添加物を加えて撹拌混合した。
【0133】
これをプリンタ目詰まり防止のため0.8μmメンブランフィルターで濾過してインクセット1〜4を得た。
【0134】
【表1】
Figure 2004323578
【0135】
【表2】
Figure 2004323578
【0136】
【表3】
Figure 2004323578
【0137】
【表4】
Figure 2004323578
【0138】
【化15】
Figure 2004323578
【0139】
尚、各インクセットの各色の粘度は以下の通りであった。
インクセット1:31〜34mPa・s(25℃)
インクセット2:24〜27mPa・s(25℃)
インクセット3:28〜33mPa・s(25℃)
インクセット4:24〜27mPa・s(25℃)
《インクジェット画像形成方法》
ピエゾ型インクジェットノズルを備えた図1に記載の構成からなるインクジェット記録装置に、上記調製したインクセット1、2を装填し、幅600mm、長さ100mの長尺のユポ(ポリプロピレン樹脂を主原料とする合成紙)へ、下記の画像記録を連続して行った。インク供給系は、インクタンク、供給パイプ、ヘッド直前の前室インクタンク、フィルター付き配管、ピエゾヘッドからなり、前室タンクからヘッド部分まで断熱して50℃の加温を行った。ピエゾヘッドは、2〜15plのマルチサイズドットを720×720dpiの解像度で吐出できるよう駆動して、各インクを連続吐出した。着弾した後、キャリッジ両脇のランプユニットにより瞬時(着弾後2秒未満)に硬化される。記録後、トータルインク膜厚を測定したところ、2.3〜20μmの範囲であった。本発明でいうdpiとは、2.54cm当たりのドット数を表す。尚、インクジェット画像の形成は、上記方法に従って、25℃・60%RH(質量絶対湿度12.0g/kg)の環境下、20℃・40%RH(質量絶対湿度5.8g/kg)の環境下でそれぞれ行った。用いた照射光源、インク膜面温度については表5に示す通りであった。インク膜面温度はHORIBA放射温度計IT−550S(堀場製作所製)、放射率0.95で測定した。
【0140】
また、全く同様に図2に記載のラインヘッド記録方式のインクジェット記録装置を用い、インクセット3、4を用いて、画像を形成した。
【0141】
【表5】
Figure 2004323578
【0142】
《インクジェット記録画像の評価》
上記画像形成方法で記録した各画像について、皺の発生状況を確認しランク付けを行った。
【0143】
結果を、表6に示す。
○:皺の発生なし
△:一部に皺の発生が見られるがぎりぎり使えるレベル
×:皺が発生し使えないレベル
【0144】
【表6】
Figure 2004323578
【0145】
上表から、本発明の構成の試料は比較例に対し、皺の発生がなく良好な結果を示した。
【0146】
【発明の効果】
本発明により、塗膜表面の良好な活性光線硬化型インク組成物、それを用いた画像形成方法及びインクジェット記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録装置の要部の構成を示す正面図である。
【図2】本発明のインクジェット記録装置の要部の構成の他の一例を示す上面図である。
【符号の説明】
1 記録装置
2 ヘッドキャリッジ
3 記録ヘッド
4 照射手段
5 プラテン部
6 ガイド部材
7 蛇腹構造
P 記録材料

Claims (12)

  1. 光重合性化合物としてオキセタン環を有する化合物を含有する活性光線硬化型インク組成物において、外気の質量絶対湿度が8.0g/kg以下の場合に、外気とインク膜面との温度差を10℃以下に保持した状態で硬化させることを特徴とする活性光線硬化型インク組成物。
  2. 分子中にパーフルオロアルキル基を有するフッ素系界面活性剤を含有することを特徴とする請求項1に記載の活性光線硬化型インク組成物。
  3. 前記光重合性化合物として、少なくとも1種のオキシラン基を有する化合物を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の活性光線硬化型インク組成物。
  4. 前記オキシラン基を有する化合物が、エポキシ化脂肪酸エステル、エポキシ化脂肪酸グリセライドの少なくとも一方であることを特徴とする請求項3に記載の活性光線硬化型インク組成物。
  5. 前記光重合性化合物として、少なくとも1種のオキセタン環を有する化合物を25〜90質量%、少なくとも1種のオキシラン基を有する化合物を10〜70質量%、及び少なくとも1種のビニルエーテル化合物0〜40質量%とを含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物。
  6. 前記オキセタン環を有する化合物の1種が、下記一般式(E)で表されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物。
    Figure 2004323578
    〔式中、R〜Rはそれぞれ水素原子、または置換基を表す。ただし、R〜Rで表される基の少なくとも1つは置換基である。〕
  7. 25℃における粘度が7〜50mPa・sであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物。
  8. インクジェット記録ヘッドより、請求項1〜7のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インク組成物が着弾した後、0.001〜2.0秒の間に活性光線を照射することを特徴とする画像形成方法。
  9. インクジェット記録ヘッドより、請求項1〜7のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該活性光線硬化型インク組成物が着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総インク膜厚が、2〜20μmであることを特徴とする画像形成方法。
  10. インクジェット記録ヘッドより、請求項1〜7のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、該インクジェット記録ヘッドの各ノズルより吐出するインク液滴量が、2〜15plであることを特徴とする画像形成方法。
  11. インクジェット記録ヘッドより、請求項1〜7のいずれか1項に記載の活性光線硬化型インク組成物を記録材料上に噴射し、該記録材料上に印刷を行う画像形成方法であって、ラインヘッド方式の記録ヘッドより噴射して画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
  12. 請求項8〜11のいずれか1項に記載の画像形成方法に用いられるインクジェット記録装置であって、活性光線硬化型インク組成物及び記録ヘッドを35〜100℃に加熱した後、吐出することを特徴とするインクジェット記録装置。
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