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JP2004322185A - 歪矯正方法及び装置 - Google Patents

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JP2004322185A
JP2004322185A JP2003123428A JP2003123428A JP2004322185A JP 2004322185 A JP2004322185 A JP 2004322185A JP 2003123428 A JP2003123428 A JP 2003123428A JP 2003123428 A JP2003123428 A JP 2003123428A JP 2004322185 A JP2004322185 A JP 2004322185A
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Abstract

【課題】様々な歪形態のパターンを有する長軸部材に対して適切な歪矯正を行うことができる歪矯正方法を提供する。
【解決手段】長軸部材5の複数箇所における歪量を変位計11a・11b・11cにより計測する工程と、計測した歪量に基づいて長軸部材に対する押し込み量A’をコントローラ15にて算出する工程と、算出した押し込み量に基づいて長軸部材をプレス装置13にて押し込む工程とを備え、押し込み量は、押し込みを行う箇所の歪量から求められる基本押し込み量Aに、他の箇所の歪量から求められる補正押し込み量Bを加えて算出される構成とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長軸部材に生じた歪を矯正する方法であって、特に歪の矯正を行う際の長軸部材の押し込み量を算出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トランスミッション軸等といった、焼き入れや焼き戻し等の熱処理が施される長軸部材に対しては、熱処理時に生じる歪を取るために、歪矯正装置により歪矯正が行われる。この歪矯正は、長軸部材の歪量を測定した後、歪矯正装置のメモリに予め記憶された歪量と押し込み量との関係を示す矯正曲線に基づいて、測定された歪量から押し込み量を決定し、歪矯正装置のプレス装置にて決定した押し込み量だけ、長軸部材を押し込むことで行われる(特許文献1参照)。
【0003】
また、歪量測定を長軸部材の複数箇所にて行った場合、歪矯正は、例えば複数の測定箇所の内、最も歪量の大きかった箇所を押し込むことで行われる。
例えば、図14に示すように、第一測定箇所ch1及び第二測定箇所ch2の2箇所で測定を行い、第一測定箇所ch1での歪量が最も大きかったとすると、歪矯正装置101のプレス装置113による長軸部材105の押し込みは、前記矯正曲線に基づいて第一測定箇所ch1にて行われる。
【0004】
【特許文献1】
特開平9−314233号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述の如く、歪矯正は、長軸部材のある測定箇所を、その測定箇所における矯正曲線に基づいて押し込むことで行われるが、長軸部材105の各測定箇所ch1・ch2での歪の量や位相といった歪形態には様々なパターンが存在する。
例えば、図14の歪曲線150aのように、第一測定箇所ch1での歪と第二測定箇所ch2での歪とが同じ位相(長軸部材105の軸心を中心とした回転方向における位相)である場合や、歪曲線150bのように、第一測定箇所ch1での歪の位相と第二測定箇所ch2での歪の位相とが異なる場合がある。
【0006】
このような歪曲線150aと歪曲線150bとでは、歪矯正が行われる第一測定箇所ch1での歪量が互いに同じであったとしても、歪曲線150aを適切に矯正することができる押し込み量と同じ押し込み量で歪曲線150bの歪矯正を行っても、第一測定箇所ch1においては過矯正や矯正不足が生じる可能性がある。さらに、歪曲線150bの第二測定箇所ch2においては、歪量が逆に増加してしまうこととなる。
【0007】
これは、歪矯正を行う測定箇所(上述の例では第一測定箇所ch1)の歪量のみを用いて前記矯正曲線から求めた押し込み量を、歪量や歪の位相が異なる長軸部材に適用することから生じる問題である。
従って、各長軸部材105について適切な押し込み量を決定するためには、歪矯正を行う測定箇所以外の測定箇所(上述の例では第一測定箇所ch2)における歪量や歪の位相をも考慮しながら押し込み量を算出する必要がある。
そこで、本発明では、歪矯正を行う測定箇所以外の測定箇所における歪量や歪の位相をも考慮しつつ押し込み量を決定し、様々な歪形態のパターンを有する長軸部材105に対して適切な歪矯正を行うことができる歪矯正方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の歪矯正方法は、以下の特徴を有する。
即ち、請求項1においては、長軸部材の複数箇所における歪量を計測する工程と、計測した歪量に基づいて長軸部材に対する押し込み量を算出する工程と、算出した押し込み量に基づいて長軸部材を押し込む工程とを備える歪矯正方法であって、前記押し込み量は、押し込みを行う箇所の歪量から求められる基本押し込み量に、他の箇所の歪量から求められる補正押し込み量を加えて算出される。
これにより、押し込み動作を行わない箇所の歪量が押し込み動作を行う箇所の押し込み量に及ぼす影響分を補正して歪矯正を行うことができ、歪矯正を行った際に、押し込みを行う箇所以外の歪量が増加する等といったように、歪状態が悪化することがなく、各測定箇所で様々な歪量を有した長軸部材に対しても、過矯正や矯正不足を生じさせることなく、適正な歪矯正を行うことができ、歪矯正効率を向上させることができる。
【0009】
また、請求項2においては、前記補正押し込み量は、押し込みを行う箇所の歪の位相に対する、他の箇所の歪の位相ずれを考慮して算出される。
これにより、押し込み動作を行わない箇所の歪の位相を含めた歪形態が、押し込み動作を行う箇所の押し込み量に及ぼす影響を正確に算出することができ、歪量や歪の位相のパターンが異なる様々な歪形態の長軸部材に対しても対応が可能となって、適正な歪矯正による歪矯正効率の向上を図ることができる。
【0010】
また、請求項3においては、前記補正押し込み量は、他の箇所の歪量の、押し込みを行う箇所の歪の位相におけるCOS成分量である。
これにより、押し込み動作を行わない箇所の歪量が押し込み動作を行う箇所の押し込み量に及ぼす影響分を、簡単な処理にて正確に把握することが可能である。
【0011】
また、請求項4においては、歪矯正装置は、長軸部材の複数箇所における歪量を計測する計測手段と、長軸部材に対する押し込み動作を行う押し込み手段と、押し込みを行う箇所の計測歪量から基本押し込み量を算出し、他の箇所の計測歪量から補正押し込み量を算出して、該基本押し込み量と補正押し込み量とから実際の押し込み量を算出する算出手段とを備え、前記押し込み手段により、算出された実際の押し込み量だけ長軸部材に対する押し込み動作を行う。
これにより、押し込み動作を行わない箇所の歪量が押し込み動作を行う箇所の押し込み量に及ぼす影響分を補正して歪矯正を行うことができ、歪矯正を行った際に、押し込みを行う箇所以外の歪量が増加する等といったように、歪状態が悪化することがなく、各測定箇所で様々な歪量を有した長軸部材に対しても、過矯正や矯正不足を生じさせることなく、適正な歪矯正を行うことができ、歪矯正効率を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を添付の図面を用いて説明する。
【0013】
まず、本発明の歪矯正方法に用いられる歪矯正装置について説明する。
図1に示す歪矯正装置1は、歪矯正を行う長軸部材5の複数箇所における歪量を測定する変位計11a・11b・11cと、歪測定時に長軸部材を支持するための支持部材12・12と、長軸部材5における所望の箇所を押し込んで歪矯正を行うためのプレス装置13と、歪矯正時に長軸部材5を受けるための受け部材14・14と、歪矯正装置1の作動・制御を行うコントローラ15とを備えている。
前記支持部材12・12は、支持する長軸部材5を、軸心を中心として回転させることができる回転機構を具備している。
なお、長軸部材5は、主に、軸、ロッド、及びシャフト等の棒状部材であるが、それ以外のものでもアスペクト比が高い部材であれば適用可能である。
【0014】
次に、歪矯正方法について、図2に示すフローにより説明する。
まず、歪矯正装置1の変位計11a・11b・11cにより、長軸部材5の複数の測定箇所における歪量及び歪の位相を計測する(S01)。
この計測は、長軸部材5を、支持部材12・12の回転機構により軸心を中心に回転させながら、各測定箇所の変位計11a・11b・11cにて、各位相における歪量を断続的又は連続的に測定して行う。
【0015】
例えば、図3に示すような歪形態5Hを有している長軸部材5に対して、第一測定箇所ch1、第二測定箇所ch2、及び第三測定箇所ch3の3箇所にて測定を行った場合、第一測定箇所ch1での歪量は図4(a)のように計測され、第二測定箇所ch2での歪量は図4(b)のように計測され、第三測定箇所ch3での歪量は図4(c)のように計測される。
【0016】
即ち、第一測定箇所ch1における歪量L1は、第一測定箇所ch1における変位の最大値と最低値との変位差とされ、その歪の位相は、最大変位値が計測された位相θ1とされる。
同様に、第二測定箇所ch2における歪量L2は、第二測定箇所ch2における変位の最大値と最低値との変位差とされ、その歪の位相は、最大変位値が計測された位相θ2とされる。
さらに、第三測定箇所ch3における歪量L3は、第三測定箇所ch3における変位の最大値と最低値との変位差とされ、その歪の位相は、最大変位値が計測された位相θ3とされる。
例えば、図4の場合は各測定箇所の歪量の大きさは、L2>L1>L3となっている。
【0017】
各測定箇所ch1・ch2・ch3における、これらの歪量L1・L2・L3と予め定められた規格値とをコントローラ15にて比較し(S02)、歪量L1・L2・L3が規格値よりも大きかった場合には、予め実験等により設定された優先順位にて、歪矯正を行う箇所を選択する(S03)。
例えば、測定された歪量が大きい箇所を優先的に歪矯正箇所として選択するように設定されていた場合には、最も大きな歪量が計測された第二測定箇所ch2がプレス装置13による押し込みが行われる歪矯正箇所として選択される。
【0018】
次に、第二測定箇所ch2にて測定された歪量L2を基に、コントローラ15のメモリに予め記憶されている、歪量と押し込み量との関係を示す矯正曲線51(図5図示)から、プレス装置13による押し込み量Aを算出する(S04)。
この歪量L2を基に矯正曲線51から算出された押し込み量Aが基本押し込み量とされる。
【0019】
本発明にかかる歪矯正方法では、以下に示すように、押し込みを行わない箇所(第一測定箇所ch1及び第三測定箇所ch3)における歪量及び歪の位相といった歪形態が、押し込みを行う箇所(第二測定箇所ch2)での歪矯正に与える影響を考慮して、前記基本押し込み量Aを補正し、実際に矯正を行う押し込み量を求めることとしている。
【0020】
まず、図6に示すように、第一測定箇所ch1については、該第一測定箇所ch1での歪量L1、及び第一測定箇所ch1での歪の位相θ1と第二測定箇所ch2での歪の位相θ2との位相差(θ1−θ2)から、第一測定箇所ch1が及ぼす影響分として、第一補正押し込み量L1’を、次式(1)により求める。
L1’=L1×COS(θ1−θ2) ・・・(1)
【0021】
同様に、図7に示すように、第三測定箇所ch3については、該第三測定箇所ch3での歪量L3、及び第三測定箇所ch3での歪の位相θ3と第二測定箇所ch2での歪の位相θ2との位相差(θ3−θ2)から、第三測定箇所ch3が及ぼす影響分として、第三補正押し込み量L3’を、次式(2)により求める。
L3’=L3×COS(θ3−θ2) ・・・(2)
【0022】
そして、これらの第一補正押し込み量L1’及び第三補正押し込み量L3’に、それぞれ補正係数α1・α3を乗じたものの和を、補正押し込み量Bとして次式(3)により求める(S05)。
B=L1’×α1+L3’×α3 ・・・(3)
なお、補正係数α1・α3は、それぞれ第一補正押し込み量L1’及び第三補正押し込み量L3’が、第二測定箇所ch2の歪矯正に与える影響度を調整するための補正係数である。
【0023】
このように算出された補正押し込み量Bを、前記基本押し込み量Aに加えることで、新押し込み量A’を次式(4)の如く算出する(S06)。
A’=A+B ・・・(4)
この新押し込み量A’を、第二測定箇所ch2にてプレス装置13が実際に長軸部材5を押し込む押し込み量として矯正動作が開始される(S07)。
矯正動作開始後、プレス装置13が新押し込み量A’分だけ長軸部材5を押し込むと、プレス装置13がイニシャル位置まで上昇して歪矯正装置1が停止し、矯正動作が終了する。
【0024】
なお、上述の説明では、第一測定箇所ch1と第三測定箇所ch3との2箇所について歪矯正に及ぼす影響分を求めたが、歪量の測定箇所がn箇所あった場合には、歪矯正に及ぼす影響分は、押し込みを行う1箇所を除いた(n−1)箇所について算出し、これらの和を求めることとなる。
【0025】
また、ステップS02にて、各測定箇所ch1・ch2・ch3における歪量L1・L2・L3と予め定められた規格値とをコントローラ15にて比較した際に、歪量L1・L2・L3が規格値を超えなかった場合には、歪矯正は行われない。
【0026】
このように、歪矯正装置1は、長軸部材5の複数箇所における歪量を計測する計測手段である変位計11a・11b・11cと、長軸部材5に対する押し込み動作を行う押し込み手段であるプレス装置13と、押し込みを行う箇所の計測歪量から基本押し込み量Aを算出し、他の箇所の計測歪量から補正押し込み量Bを算出して、該基本押し込み量Aと補正押し込み量Bとから実際の押し込み量である新押し込み量A‘を算出する算出手段としてのコントローラ15とを備え、前記プレス装置13により、算出された実際の押し込み量だけ長軸部材5に対する押し込み動作を行うように構成されている。
【0027】
つまり、計測した歪量に基づいて長軸部材5に対する押し込み量を算出し、算出した押し込み量に基づいて長軸部材5を押し込む場合に、該押し込み量を、押し込みを行う箇所の歪量から求められる基本押し込み量に、他の箇所の歪量から求められる補正押し込み量を加えて算出するようにしている。
これにより、押し込み動作を行わない箇所の歪量が押し込み動作を行う箇所の押し込み量に及ぼす影響分を補正して歪矯正を行うことができ、歪矯正を行った際に、押し込みを行う箇所以外の歪量が増加する等といったように、歪状態が悪化することがなく、各測定箇所で様々な歪量を有した長軸部材5に対しても、過矯正や矯正不足を生じさせることなく、適正な歪矯正を行うことができ、歪矯正効率を向上させることができる。
【0028】
さらに、前記補正押し込み量は、押し込みを行う箇所の歪の位相に対する、他の箇所の歪の位相ずれを考慮して算出されるので、
押し込み動作を行わない箇所の歪の位相を含めた歪形態が、押し込み動作を行う箇所の押し込み量に及ぼす影響を正確に算出することができ、歪量や歪の位相のパターンが異なる様々な歪形態の長軸部材5に対しても対応が可能となって、適正な歪矯正による歪矯正効率の向上を図ることができる。
【0029】
また、前記補正押し込み量は、他の箇所の歪量の、押し込みを行う箇所の歪の位相におけるCOS成分量であるので、
押し込み動作を行わない箇所の歪量が押し込み動作を行う箇所の押し込み量に及ぼす影響分を、簡単な処理にて正確に把握することが可能である。
【0030】
ここで、前述のように、歪矯正を行う際には、各測定箇所において長軸部材5の歪量の測定を行うが、どの位相で変位が最大となるかを正確に把握することも、適正な歪矯正を行うに当たって重要である。
【0031】
通常、長軸部材5の歪量の計測を行う変位計は、アナログ式であるとデジタル式(パルス式)であるとにかかわらず所定の分解能を有するため、位相を変化させながら連続的に変位を測定した場合でも、その測定値は、滑らかな連続波形とはならずに、段階的な波形として現れる。
【0032】
例えば、図8に示すように、長軸部材5を軸中心に回転させながら、変位計11により該長軸部材5のある箇所の変位を測定した場合、図9に示すような計測波形56が得られるが、その計測波形56は、分解能M単位で段階的に変化している。
変位計11では、測定された値の内、分解能以下の値は全て切り捨てられるため、ある位相での変位と他の位相での変位との差が分解能以下であった場合には、変位計11により測定される値は同じ値となってしまう。
【0033】
例えば、図9に示すように、位相θaでの実際の変位がW1であり、位相θbでの実際の変位がW2(W2=W1+ΔW、ΔW<M)であって、位相θbでの実際の変位が最大であった場合でも、変位計11による位相θaでの測定値と、位相θbでの測定値とは共にW1となってしまう。
これにより、実際の最大変位ポイントが位相θbにおける実最大ポイントPであるのに対し、変位計11により計測された計測最大ポイントが、実最大ポイントPからずれた位相θaでのPaになってしまう。
【0034】
この実最大ポイントPと計測最大ポイントPaといったように、両者の位相にずれがあると、プレス装置13による長軸部材5の押し込みが、変位が最大となる位相にて行われるように設定されていた場合、押し込みポイントの位相ずれが発生し、歪矯正の矯正精度を悪化させる要因となってしまう。
特に、測定する変位の大きさが小さいときには、位相による変位の変化が分解能M以下となる場合が多くなり、同じ値が連続して測定される状態が増加するため、実最大ポイントPと押し込みポイントとの位相ずれが大きくなって、矯正精度の低下が激しくなる。
【0035】
そこで、本歪矯正方法における変位測定では、以下のような変位測定方法により実最大ポイントPと計測最大ポイントPaとの位相ずれを修正して抑えるようにしている。
この変位測定方法について、図10に示すフローに基づいて説明する。
【0036】
まず、変位計11により位相を変化させながら長軸部材5の変位を測定し、歪量を計測する(S101)。この測定された歪量が規格値を超えているか否かを判定し(S102)、超えていた場合には、変位の測定結果から、変位の測定値が最大で且つ最も位相が小さいポイントを計測最大ポイントPaとして割り出す(S103)。
【0037】
次に、計測変位量が、計測最大ポイントPaでの変位量W1から分解能Mだけ小さくなるポイントを、計測最大ポイントPaから位相が小さくなる方向へ検索して、最初に検索条件を満たしたポイントPbの位相θpを求める(S104)。
同様に、計測変位量が、計測最大ポイントPaでの変位量W1から分解能Mだけ小さくなるポイントを、計測最大ポイントPaから位相が大きくなる方向へ検索して、最初に検索条件を満たしたポイントPb’の位相θrを求める(S105)。
そして、ポイントPbとポイントPb’との中間に位置するポイントPcの位相θqを求めて、この位相θqを変位が最大となる位相であると決定する(S106)。このポイントPcの位相θqは、実最大ポイントPの位相θbと一致する。
【0038】
変位が最大となる位相θqを算出した後に、ポイントPcがプレス装置13の押し込みポイントに位置するように、長軸部材5を回転させて最大ポイント点Pcを割り出し(S107)、所定の押し込み量にてプレス装置13による長軸部材5を押し込んでの歪矯正動作を行う(S108)。
【0039】
このような変位測定方法をとることで、プレス装置13による長軸部材5の押し込みが行われる最大ポイント点Pcの位相θqと、実際の最大変位ポイントである実最大ポイントPの位相θbとが一致するため、位相ずれを抑えることができ、歪矯正精度を向上させることができる。
【0040】
前述の如く、本来歪矯正を行うべき箇所と実際に歪矯正を行う箇所とが異なると歪矯正の精度が低下するが、被測定物である長軸部材5表面の荒さや異物付着や傷等による凹凸が、変位計11により歪による変位であると計測されると、歪量や歪の位相の計測値に悪影響を及ぼす。
特に、計測した歪の位相を考慮して歪矯正を行う場合には、本来矯正すべきポイントからずれたポイントで矯正が行われることになり、矯正精度が悪化する。
また、傷等の異常な凹凸を規格外の歪量と判断して矯正動作を繰り返し行ったとしても、歪量が規格内に収まらないことが多く、矯正効率がかなり悪くなる。
さらに、この異常な凹凸を平均化処理や過度なフィルタ処理により除去することは可能であるが、このようなフィルタ処理を行うと、歪量や歪の位相の計測値が実際とは異なってしまったり、異常な凹凸を有した長軸部材5が正規品として流出してしまったりという問題が生じる。
【0041】
そこで、本歪矯正方法における変位測定では、長軸部材表面の異常な凹凸を検知して、歪量や歪の位相の計測値に悪影響を与えることなしに、この凹凸のみを除去すべく、以下のような変位測定方法を採っている。
この変位測定方法について、図11に示すフローに基づいて説明する。
【0042】
まず、図8に示すような構成の歪矯正装置1にて長軸部材5の変位を計測し(S201)、計測した変位測定値に低ランクのメジアンフィルタによるフィルタ処理を施す(S202)。
【0043】
このメジアンフィルタは、あるデータ値を中心として隣接する複数のデータを含むデータ領域内の中央値(メジアン)を与えるものであり、本説明では、データ領域内に含まれるデータ数をランクで表している。例えば、3ランクのメジアンフィルタではデータ領域内に3個のデータが含まれ、データ値{50}を中心とするデータ領域が{11、50、50}を含む場合、フィルタ処理後には{50}の値が返され、5ランクのメジアンフィルタではデータ領域内に5個のデータが含まれ、データ値{50}を中心とするデータ領域が{10、11、50、50、13}を含む場合、フィルタ処理後には{13}の値が返される。
この場合、3ランクのメジアンフィルタを低ランクのフィルタといい、5ランクのメジアンフィルタを高ランクのフィルタという。
【0044】
そして、図12に示すように、低ランクのメジアンフィルタによりフィルタ処理を施した変位測定値70から、歪量Laを求める(S202)。
このステップS202でのフィルタ処理に用いられるメジアンフィルタは、計測値のノイズ等の除去が可能な最低レベルの低ランクフィルタを用いることが望ましい。
【0045】
次に、計測した変位測定値に、高ランクのメジアンフィルタによるフィルタ処理を施し、図13に示すような、高ランクのメジアンフィルタによりフィルタ処理を施した変位測定値71から、歪量Lbを求める(S203)。
この場合、高ランクのメジアンフィルタのランクは、変位計測値から除去したい長軸部材5の表面凹凸レベルにより決定する。例えば、本測定方法では、図12の変位測定値70にある凸部70aを除去可能なランクのメジアンフィルタを用いている。
【0046】
次に、求められた歪量Laと歪量Lbとの差の絶対値(|La−Lb|)を求め、その値が予め定められた規格値以内であるか否かの判定を行う(S204)。
歪量Laと歪量Lbとの差が規格値以下であれば、低ランクのフィルタ処理後の歪量Laが、予め定められた規格値以下であるか否かの判定がなされ(S205)、歪量Laが規格値を超えていれば変位測定値71の変位が最大となるポイントの位相を割り出して(S206)、歪量Laに対応する押し込み量でプレス装置13による歪矯正動作を開始する(S207)。
【0047】
ステップS204での判定において、歪量Laと歪量Lbとの差が規格値を超えていた場合は、長軸部材5表面の付着異物や傷等がある異常品であり、歪矯正が不可能であるとして、歪矯正は行われない(S211)。この付着異物や傷等の異常は、例えば、図12の凸部70aのように、低ランクのフィルタ処理後の変位計測値70内に現れる。
これにより、歪矯正が実際に行われる前に、歪矯正しても矯正できない異常品を検出して除去することが可能となり、歪矯正の効率を向上することができる。
なお、ステップS205にて、歪量Laが規格値以下であると判定された場合も歪矯正は行われない。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、
押し込み動作を行わない箇所の歪形態が、押し込み動作を行う箇所の押し込み量に及ぼす影響を正確に算出することができ、様々な歪形態の長軸部材に対しても対応が可能となって、適正な歪矯正による歪矯正効率の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歪矯正方法に用いられる歪矯正装置を示す図である。
【図2】本発明の歪矯正方法のフローを示す図である。
【図3】長軸部材の歪形態を示す図である。
【図4】(a)はch1での、(b)はch2での、(c)はch3での、位相に対する変位量の変化を示す図である。
【図5】矯正曲線を示す図である。
【図6】第一測定箇所の歪量が基本押し込み量に及ぼす影響分を示す図である。
【図7】第三測定箇所の歪量が基本押し込み量に及ぼす影響分を示す図である。
【図8】歪矯正装置の別例を示す図である。
【図9】図8に示す変位計にて計測された位相に対する変位の変化を示す図である。
【図10】実最大ポイントと計測最大ポイントとの位相ずれを抑えるための変位測定方法のフローを示す図である。
【図11】長軸部材表面の異常な凹凸を歪の計測値に悪影響を与えることなしに除去するための変位測定方法のフローを示す図である。
【図12】低ランクのメジアンフィルタにてフィルタ処理を施した後の変位測定値である。
【図13】高ランクのメジアンフィルタにてフィルタ処理を施した後の変位測定値である。
【図14】従来の歪矯正方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 歪矯正装置
5 長軸部材
11a・11b・11c 変位計
13 プレス装置

Claims (4)

  1. 長軸部材の複数箇所における歪量を計測する工程と、計測した歪量に基づいて長軸部材に対する押し込み量を算出する工程と、算出した押し込み量に基づいて長軸部材を押し込む工程とを備える歪矯正方法であって、
    前記押し込み量は、押し込みを行う箇所の歪量から求められる基本押し込み量に、他の箇所の歪量から求められる補正押し込み量を加えて算出されることを特徴とする歪矯正方法。
  2. 前記補正押し込み量は、押し込みを行う箇所の歪の位相に対する、他の箇所の歪の位相ずれを考慮して算出されることを特徴とする請求項1に記載の歪矯正方法。
  3. 前記補正押し込み量は、他の箇所の歪量の、押し込みを行う箇所の歪の位相におけるCOS成分量であることを特徴とする請求項2に記載の歪矯正方法。
  4. 長軸部材の複数箇所における歪量を計測する計測手段と、
    長軸部材に対する押し込み動作を行う押し込み手段と、
    押し込みを行う箇所の計測歪量から基本押し込み量を算出し、他の箇所の計測歪量から補正押し込み量を算出して、該基本押し込み量と補正押し込み量とから実際の押し込み量を算出する算出手段とを備え、
    前記押し込み手段により、算出された実際の押し込み量だけ長軸部材に対する押し込み動作を行うことを特徴とする歪矯正装置。
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