JP2004320269A - 固体電子撮像素子のシェーディング補正装置および方法 - Google Patents
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Abstract
【目的】比較的簡単にシェーディング補正を行う。
【構成】赤色,緑色および青色の画像データR0,G0およびB0のうち,赤色の画像データR0について,補正後の赤色の画像データR1が,青色の画像データB0のレベルと緑色の画像データG0のレベルとの間のレベルとなるようにシェーディング補正を行う。すべての画像データについてシェーディング補正する場合に比べ簡単に補正できる。
【選択図】 図4
【構成】赤色,緑色および青色の画像データR0,G0およびB0のうち,赤色の画像データR0について,補正後の赤色の画像データR1が,青色の画像データB0のレベルと緑色の画像データG0のレベルとの間のレベルとなるようにシェーディング補正を行う。すべての画像データについてシェーディング補正する場合に比べ簡単に補正できる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【技術分野】
この発明は,固体電子撮像素子のシェーディング補正装置および方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
カラー撮像が可能なCCDなどの固体電子撮像素子においては多数の光電変換素子のそれぞれの上にレンズおよび三原色のいずれかの色の光成分を透過する特性をもつ色フィルタが設けられている。色によってレンズの屈折率が異なることから,光電変換素子に入射する光の割合が色によって異なることがある。このために,固体電子撮像素子から出力される三原色を表す3種類のカラー映像信号のレベルが色ごとに異なることがある(シェーディング)。
【0003】
シェーディングの影響を除去するためにシェーディング補正するものがある(例えば,特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−79773号公報
【0005】
しかしながら,シェーディング補正に要する時間がかかり,かつシェーディング補正回路の規模も大きくなってしまうことがある。
【0006】
【発明の開示】
この発明は,回路構成が簡易で,かつ処理時間が短いシェーディング補正を行うことを目的とする。
【0007】
この発明による固体電子撮像素子のシェーディング補正装置は,多数の光電変換素子のそれぞれの上にレンズおよび三原色のいずれかの色の光成分を透過する特性をもつ色フィルタが設けられており,被写体を撮像することによって,カラーの被写体像を表すものであって,三原色を表すカラー映像信号を出力する固体電子撮像素子,ならびに上記固体電子撮像素子から出力された三原色カラー映像信号のうち1色のカラー映像信号をシェーディング補正するシェーディング補正手段を備えていることを特徴とする。
【0008】
この発明は,上記固体電子撮像素子のシェーディング補正装置に適した方法も提供している。すなわち,この方法は,多数の光電変換素子のそれぞれの上にレンズおよび三原色のいずれかの色の光成分を透過する特性をもつ色フィルタが設けられており,被写体を撮像することによって,カラーの被写体像を表すものであって,三原色を表すカラー映像信号を出力する固体電子撮像素子において,上記固体電子撮像素子から出力された三原色カラー映像信号のうち1色のカラー映像信号をシェーディング補正するものである。
【0009】
この発明によると,上記固体電子撮像素子からは,三原色カラー映像信号が出力される。これらの三原色カラー映像信号のうち,1色のカラー映像信号がシェーディング補正される。三原色カラー映像信号のすべてではなく,1色のカラー映像信号をシェーディング補正しているので,比較的処理時間が短縮される。また,シェーディング補正回路の規模も小さくなる。
【0010】
上記シェーディング補正手段は,たとえば,上記三原色カラー映像信号のうち,屈折率の大きい色の光に対応する1色の映像信号をシェーディング補正するものである。
【0011】
上記シェーディング補正手段は,上記三原色カラー映像信号のうち,もっとも屈折率の大きい色の映像信号のレベルが,残りの2色の映像信号のレベルの間のレベルとなるようにシェーディング補正するものでもよい。
【0012】
シェーディング補正される対象の1色の映像信号のレベルは残りの2色の映像信号のレベルのいずれとも近くなる。三原色の映像信号のレベルは互いに近くなるので,比較的違和感のないカラー画像が得られる。
【0013】
上記固体電子撮像素子は,たとえば,赤,青および緑の三原色のカラー映像信号を出力するものである。この場合,上記シェーディング補正手段が,赤色のカラー映像信号をシェーディング補正するものとなろう。
【0014】
赤色の光成分が青色の光成分および緑色の光成分よりも屈折し,光電変換素子に入射する光量が一般的には少ないからである。
【0015】
この場合,上記シェーディング補正手段は,青色のカラー映像信号のレベルと緑色のカラー映像信号のレベルとの間のレベルとなるように赤色のカラー映像信号をシェーディング補正するものとなろう。
【0016】
【実施例の説明】
図1は,この発明の実施例を示すもので,ディジタル・スチル・カメラの電気的構成の一部を示している。図2(A)から(D)は,ディジタル・スチル・カメラを構成する各回路に流れるデータ等を示すタイム・チャートである。
【0017】
ディジタル・スチル・カメラの全体の動作は,制御回路8によって統括される。
【0018】
CCD1の受光面上には多数のフォトダイオード(図示略:光電変換素子)が形成されている。多数のフォトダイオードのそれぞれの上には赤色の光成分を透過する特性を有する色フィルタ,緑色の光成分を透過する特性を有する色フィルタまたは青色の光成分を透過する特性を有する色フィルタが設けられている。また,フォトダイオードと色フィルタの間には,入射する光を集光するためのオン・チップ・レンズ(図示略)が設けられている。
【0019】
オン・チップ・レンズに対する屈折率は,赤色の光成分がもっとも大きく,次に緑色の光成分が大きい。赤色の光成分,緑色の光成分および青色の光成分のうち,青色の光成分の屈折率がもっとも小さい。また,CCD1の受光面上においては周辺部となるほどフォトダイオードには光が斜めに入射する。CCD1においては受光面の周辺部となるほどフォトダイオードに入射する光の量が光の色成分によって異なることとなる(シェーディング)。すなわち,赤色成分ほどフォトダイオードに入射する光成分の量が少なくなり,緑色の光成分が次に多く,青色の光成分が最も多い。
【0020】
この実施例によるディジタル・スチル・カメラは,シェーディングを補正できるものである。
【0021】
被写体を撮像することによって,CCD1から被写体像を表すR(赤),G(緑)およびB(青)の三原色アナログ映像信号がシリアルに出力される。三原色アナログ映像信号は,CDS(相関二重サンプリング)/GCA(ゲイン・コントロールド・アンプリファイア)回路2において,相関二重サンプリング処理および映像信号のレベル調整処理が行われる。
【0022】
CDS/GCA回路2から出力された三原色アナログ映像信号は,アナログ/ディジタル変換回路3に入力する。アナログ/ディジタル変換回路3には,制御回路8からクロック・パルス(図2(B)参照)が与えられている。クロック・パルスにもとづいて,アナログ/ディジタル変換回路3に入力する三原色アナログ映像信号がシリアル三原色ディジタル画像データR0,G0およびB0(図2(A)参照)に変換される。
【0023】
図3は,三原色ディジタル画像データR0,G0およびB0のCCD1上の水平方向位置とレベルとの関係を示している。
【0024】
上述したように,CCD1の受光面上においては周辺部となるほどフォトダイオードへの入射効率は赤色ほど悪く,青色ほど良く,緑色は赤色と青色との中間である。このために,三原色画像データR0,G0およびB0のうち,周辺部分を示す赤色の画像データR0ほどレベルが低下する。青色の画像データB0ほどレベル低下が少なく,緑色の画像データG0は,赤色の画像データR0のレベル低下と青色の画像データB0のレベル低下との間のレベル低下である。この実施例においては,詳しくは後述するように,青色の画像データB0のレベルと緑色の画像データG0のレベルとの間のレベルとなるように,赤色の画像データR0のレベルが調整される(シェーディング補正)。青色の画像データおよび緑色の画像データは,レベル調整されないので,後述する補正メモリ7のメモリ容量が少ないもので済み,調整処理も比較的簡単となる。
【0025】
図1に戻って,アナログ/ディジタル変換回路3から出力されたシリアルの三原色画像データR0G0およびB0は,オフセット補正回路4において,黒レベルが0レベルとなるようにオフセット補正が行われる。オフセット補正された三原色画像データは,ホワイト・バランス調整回路5においてホワイトバランス調整が行われる。ホワイト・バランス調整回路5から出力されたシリアルの三原色画像データR0,G0およびB0がシェーディング補正回路6に入力する。
【0026】
ディジタル・スチル・カメラには,上述したように補正メモリ7が含まれている。この補正メモリ7には,赤色の画像データR0のレベルが青色の画像データB0のレベルと緑色の画像データG0のレベルとの間のレベルとなるような赤色の画像データについての補正係数データが格納されている。補正係数データは,基準となる被写体をあらかじめ撮影し,得られた画像データにもとづいて算出しておくことができよう。
【0027】
制御回路8から補正メモリ7に,補正クロック・パルス(図2(C)参照)が与えられる。この補正クロック・パルスは,シェーディング補正回路9に赤色の画像データR0が入力するタイミングで補正メモリ7から補正係数データが出力されるタイミング(t11,t12など)でHレベルとなるものである。赤色の画像データR0,青色の画像データB0および緑色の画像データG0のうち,赤色の画像データR0が,青色の画像データB0のレベルと緑色の画像データG0のレベルとの間となるように,シェーディング補正回路6においてシェーディング補正されるようになる(補正後の赤色の画像データを画像データR1とする。図2(D)参照)。
【0028】
図4は,補正済み画像データのCCD1の受光面上における水平方向の位置とレベルとの関係を示している。
【0029】
青色の画像データB0および緑色の画像データG0についてはシェーディング補正が行われていないので,図3に示す水平位置とレベルとの関係と同じである。赤色の画像データR0についてシェーディング補正された結果,赤色の画像データR1のレベルが,青色の画像データB0と緑色の画像データG0との間となる。赤色の画像データR1のレベルは,青色の画像データB0および緑色の画像データG0の両方に近いので,これらの画像データR1,G0およびB0によって表される画像が表示装置の表示画面上に表示された場合であっても色むらが目立たないようになる。
【0030】
上述した実施例においては,赤色に着目してシェーディング補正が行われているが,CCD1の製造段階のばらつきを補正する場合,特殊処理を行う場合などは青色または緑色に着目してシェーディング補正するようにしてもよい。
【0031】
さらに,CCD1に補色フィルタが設けられている場合には,シアン,マゼンタおよびイエローのそれぞれの画像データのうち,マゼンタに対応する画像データについてシェーディング補正するようにしてもよい。
【0032】
さらに,上述の実施例においては,シリアルな三原色画像データについてシェーディング補正しているがパラレルな三原色画像データについても同様に特定の色についてシェーディング補正できるのはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル・スチル・カメラの電気的構成の一部を示すブロック図である。
【図2】(A)から(D)は,ディジタル・スチル・カメラに流れるデータ等のタイム・チャートである。
【図3】ディジタル画像データのCCD上における水平方向の位置とレベルとの関係を示している。
【図4】シェーディング補正後のディジタル画像データのCCD上における水平方向の位置とレベルとの関係を示している。
【符号の説明】
1 CCD
6 シェーディング補正回路
7 補正メモリ
8 制御回路
R1 補正後の赤色画像データ
【技術分野】
この発明は,固体電子撮像素子のシェーディング補正装置および方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
カラー撮像が可能なCCDなどの固体電子撮像素子においては多数の光電変換素子のそれぞれの上にレンズおよび三原色のいずれかの色の光成分を透過する特性をもつ色フィルタが設けられている。色によってレンズの屈折率が異なることから,光電変換素子に入射する光の割合が色によって異なることがある。このために,固体電子撮像素子から出力される三原色を表す3種類のカラー映像信号のレベルが色ごとに異なることがある(シェーディング)。
【0003】
シェーディングの影響を除去するためにシェーディング補正するものがある(例えば,特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−79773号公報
【0005】
しかしながら,シェーディング補正に要する時間がかかり,かつシェーディング補正回路の規模も大きくなってしまうことがある。
【0006】
【発明の開示】
この発明は,回路構成が簡易で,かつ処理時間が短いシェーディング補正を行うことを目的とする。
【0007】
この発明による固体電子撮像素子のシェーディング補正装置は,多数の光電変換素子のそれぞれの上にレンズおよび三原色のいずれかの色の光成分を透過する特性をもつ色フィルタが設けられており,被写体を撮像することによって,カラーの被写体像を表すものであって,三原色を表すカラー映像信号を出力する固体電子撮像素子,ならびに上記固体電子撮像素子から出力された三原色カラー映像信号のうち1色のカラー映像信号をシェーディング補正するシェーディング補正手段を備えていることを特徴とする。
【0008】
この発明は,上記固体電子撮像素子のシェーディング補正装置に適した方法も提供している。すなわち,この方法は,多数の光電変換素子のそれぞれの上にレンズおよび三原色のいずれかの色の光成分を透過する特性をもつ色フィルタが設けられており,被写体を撮像することによって,カラーの被写体像を表すものであって,三原色を表すカラー映像信号を出力する固体電子撮像素子において,上記固体電子撮像素子から出力された三原色カラー映像信号のうち1色のカラー映像信号をシェーディング補正するものである。
【0009】
この発明によると,上記固体電子撮像素子からは,三原色カラー映像信号が出力される。これらの三原色カラー映像信号のうち,1色のカラー映像信号がシェーディング補正される。三原色カラー映像信号のすべてではなく,1色のカラー映像信号をシェーディング補正しているので,比較的処理時間が短縮される。また,シェーディング補正回路の規模も小さくなる。
【0010】
上記シェーディング補正手段は,たとえば,上記三原色カラー映像信号のうち,屈折率の大きい色の光に対応する1色の映像信号をシェーディング補正するものである。
【0011】
上記シェーディング補正手段は,上記三原色カラー映像信号のうち,もっとも屈折率の大きい色の映像信号のレベルが,残りの2色の映像信号のレベルの間のレベルとなるようにシェーディング補正するものでもよい。
【0012】
シェーディング補正される対象の1色の映像信号のレベルは残りの2色の映像信号のレベルのいずれとも近くなる。三原色の映像信号のレベルは互いに近くなるので,比較的違和感のないカラー画像が得られる。
【0013】
上記固体電子撮像素子は,たとえば,赤,青および緑の三原色のカラー映像信号を出力するものである。この場合,上記シェーディング補正手段が,赤色のカラー映像信号をシェーディング補正するものとなろう。
【0014】
赤色の光成分が青色の光成分および緑色の光成分よりも屈折し,光電変換素子に入射する光量が一般的には少ないからである。
【0015】
この場合,上記シェーディング補正手段は,青色のカラー映像信号のレベルと緑色のカラー映像信号のレベルとの間のレベルとなるように赤色のカラー映像信号をシェーディング補正するものとなろう。
【0016】
【実施例の説明】
図1は,この発明の実施例を示すもので,ディジタル・スチル・カメラの電気的構成の一部を示している。図2(A)から(D)は,ディジタル・スチル・カメラを構成する各回路に流れるデータ等を示すタイム・チャートである。
【0017】
ディジタル・スチル・カメラの全体の動作は,制御回路8によって統括される。
【0018】
CCD1の受光面上には多数のフォトダイオード(図示略:光電変換素子)が形成されている。多数のフォトダイオードのそれぞれの上には赤色の光成分を透過する特性を有する色フィルタ,緑色の光成分を透過する特性を有する色フィルタまたは青色の光成分を透過する特性を有する色フィルタが設けられている。また,フォトダイオードと色フィルタの間には,入射する光を集光するためのオン・チップ・レンズ(図示略)が設けられている。
【0019】
オン・チップ・レンズに対する屈折率は,赤色の光成分がもっとも大きく,次に緑色の光成分が大きい。赤色の光成分,緑色の光成分および青色の光成分のうち,青色の光成分の屈折率がもっとも小さい。また,CCD1の受光面上においては周辺部となるほどフォトダイオードには光が斜めに入射する。CCD1においては受光面の周辺部となるほどフォトダイオードに入射する光の量が光の色成分によって異なることとなる(シェーディング)。すなわち,赤色成分ほどフォトダイオードに入射する光成分の量が少なくなり,緑色の光成分が次に多く,青色の光成分が最も多い。
【0020】
この実施例によるディジタル・スチル・カメラは,シェーディングを補正できるものである。
【0021】
被写体を撮像することによって,CCD1から被写体像を表すR(赤),G(緑)およびB(青)の三原色アナログ映像信号がシリアルに出力される。三原色アナログ映像信号は,CDS(相関二重サンプリング)/GCA(ゲイン・コントロールド・アンプリファイア)回路2において,相関二重サンプリング処理および映像信号のレベル調整処理が行われる。
【0022】
CDS/GCA回路2から出力された三原色アナログ映像信号は,アナログ/ディジタル変換回路3に入力する。アナログ/ディジタル変換回路3には,制御回路8からクロック・パルス(図2(B)参照)が与えられている。クロック・パルスにもとづいて,アナログ/ディジタル変換回路3に入力する三原色アナログ映像信号がシリアル三原色ディジタル画像データR0,G0およびB0(図2(A)参照)に変換される。
【0023】
図3は,三原色ディジタル画像データR0,G0およびB0のCCD1上の水平方向位置とレベルとの関係を示している。
【0024】
上述したように,CCD1の受光面上においては周辺部となるほどフォトダイオードへの入射効率は赤色ほど悪く,青色ほど良く,緑色は赤色と青色との中間である。このために,三原色画像データR0,G0およびB0のうち,周辺部分を示す赤色の画像データR0ほどレベルが低下する。青色の画像データB0ほどレベル低下が少なく,緑色の画像データG0は,赤色の画像データR0のレベル低下と青色の画像データB0のレベル低下との間のレベル低下である。この実施例においては,詳しくは後述するように,青色の画像データB0のレベルと緑色の画像データG0のレベルとの間のレベルとなるように,赤色の画像データR0のレベルが調整される(シェーディング補正)。青色の画像データおよび緑色の画像データは,レベル調整されないので,後述する補正メモリ7のメモリ容量が少ないもので済み,調整処理も比較的簡単となる。
【0025】
図1に戻って,アナログ/ディジタル変換回路3から出力されたシリアルの三原色画像データR0G0およびB0は,オフセット補正回路4において,黒レベルが0レベルとなるようにオフセット補正が行われる。オフセット補正された三原色画像データは,ホワイト・バランス調整回路5においてホワイトバランス調整が行われる。ホワイト・バランス調整回路5から出力されたシリアルの三原色画像データR0,G0およびB0がシェーディング補正回路6に入力する。
【0026】
ディジタル・スチル・カメラには,上述したように補正メモリ7が含まれている。この補正メモリ7には,赤色の画像データR0のレベルが青色の画像データB0のレベルと緑色の画像データG0のレベルとの間のレベルとなるような赤色の画像データについての補正係数データが格納されている。補正係数データは,基準となる被写体をあらかじめ撮影し,得られた画像データにもとづいて算出しておくことができよう。
【0027】
制御回路8から補正メモリ7に,補正クロック・パルス(図2(C)参照)が与えられる。この補正クロック・パルスは,シェーディング補正回路9に赤色の画像データR0が入力するタイミングで補正メモリ7から補正係数データが出力されるタイミング(t11,t12など)でHレベルとなるものである。赤色の画像データR0,青色の画像データB0および緑色の画像データG0のうち,赤色の画像データR0が,青色の画像データB0のレベルと緑色の画像データG0のレベルとの間となるように,シェーディング補正回路6においてシェーディング補正されるようになる(補正後の赤色の画像データを画像データR1とする。図2(D)参照)。
【0028】
図4は,補正済み画像データのCCD1の受光面上における水平方向の位置とレベルとの関係を示している。
【0029】
青色の画像データB0および緑色の画像データG0についてはシェーディング補正が行われていないので,図3に示す水平位置とレベルとの関係と同じである。赤色の画像データR0についてシェーディング補正された結果,赤色の画像データR1のレベルが,青色の画像データB0と緑色の画像データG0との間となる。赤色の画像データR1のレベルは,青色の画像データB0および緑色の画像データG0の両方に近いので,これらの画像データR1,G0およびB0によって表される画像が表示装置の表示画面上に表示された場合であっても色むらが目立たないようになる。
【0030】
上述した実施例においては,赤色に着目してシェーディング補正が行われているが,CCD1の製造段階のばらつきを補正する場合,特殊処理を行う場合などは青色または緑色に着目してシェーディング補正するようにしてもよい。
【0031】
さらに,CCD1に補色フィルタが設けられている場合には,シアン,マゼンタおよびイエローのそれぞれの画像データのうち,マゼンタに対応する画像データについてシェーディング補正するようにしてもよい。
【0032】
さらに,上述の実施例においては,シリアルな三原色画像データについてシェーディング補正しているがパラレルな三原色画像データについても同様に特定の色についてシェーディング補正できるのはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタル・スチル・カメラの電気的構成の一部を示すブロック図である。
【図2】(A)から(D)は,ディジタル・スチル・カメラに流れるデータ等のタイム・チャートである。
【図3】ディジタル画像データのCCD上における水平方向の位置とレベルとの関係を示している。
【図4】シェーディング補正後のディジタル画像データのCCD上における水平方向の位置とレベルとの関係を示している。
【符号の説明】
1 CCD
6 シェーディング補正回路
7 補正メモリ
8 制御回路
R1 補正後の赤色画像データ
Claims (6)
- 多数の光電変換素子のそれぞれの上にレンズおよび三原色のいずれかの色の光成分を透過する特性をもつ色フィルタが設けられており,被写体を撮像することによって,カラーの被写体像を表すものであって,三原色を表すカラー映像信号を出力する固体電子撮像素子,ならびに
上記固体電子撮像素子から出力されたカラー映像信号のうち1色のカラー映像信号をシェーディング補正するシェーディング補正手段,
を備えた固体電子撮像素子のシェーディング補正装置。 - 上記シェーディング補正手段は,上記三原色カラー映像信号のうち,屈折率の大きい色の光に対応する1色の映像信号をシェーディング補正するものである,請求項1に記載の固体電子撮像素子のシェーディング補正装置。
- 上記シェーディング補正手段は,上記三原色カラー映像信号のうち,もっとも屈折率の大きい色の映像信号のレベルが,残りの2色の映像信号のレベルの間のレベルとなるようにシェーディング補正するものである,請求項1に記載の固体電子撮像素子のシェーディング補正装置。
- 上記固体電子撮像素子が,赤,青および緑の三原色を表すカラー映像信号を出力するものであり,
上記シェーディング補正手段が,赤色のカラー映像信号をシェーディング補正するものである,請求項1に記載の固体電子撮像素子のシェーディング補正装置。 - 上記シェーディング補正手段が,青色のカラー映像信号のレベルと緑色のカラー映像信号のレベルとの間のレベルとなるように赤色のカラー映像信号をシェーディング補正するものである,請求項4に記載の固体電子撮像素子のシェーディング補正装置。
- 多数の光電変換素子のそれぞれの上にレンズおよび三原色のいずれかの色の光成分を透過する特性をもつ色フィルタが設けられており,被写体を撮像することによって,カラーの被写体像を表すものであって,三原色を表すカラー映像信号を出力する固体電子撮像素子において,
上記固体電子撮像素子から出力された三原色カラー映像信号のうち1色のカラー映像信号をシェーディング補正する,
固体電子撮像素子のシェーディング補正方法。
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