JP2004305310A - 脱毛シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】支持シート3表面に脱毛用粘着層2が形成され、さらにその上に、上記支持シート3と同形状の剥離紙1が、その周縁部を支持シート3の周縁部に揃えた状態で重ねられている脱毛シートであって、上記支持シート3が、幅10〜30mmの帯状に形成されており、上記脱毛用粘着層2が、上記支持シート3表面の少なくとも長手方向両端部には形成されておらず、長手方向中央部にのみ形成されている。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、美容上や衛生上の理由から体毛を除去するのに用いられる脱毛シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、美容のために体毛を除去したり、傷の周囲を清浄に保つために手術前や治療時に体毛を除去したりすることが行われている。このような体毛の除去方法としては、例えば、ゼリータイプやクリームタイプの脱毛剤を肌に塗布し、体毛を溶かして除去する方法や、加熱して溶かしたワックスを肌に塗布して硬化させ、体毛ごと剥がして除去する方法等がよく知られている。
【0003】
また、最近では、片面に粘着層が形成された脱毛シートや脱毛テープを肌に貼り付け、これを体毛ごと剥がす方法もよく行われている。この方法は、作業が簡単で手が汚れることもないので、需要が高まっており、さまざまな脱毛シート、脱毛テープが出回っている(特許文献1,2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−54422号公報
【特許文献2】
特開2001−218618号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの脱毛シート、脱毛テープは、できるだけ一度にたくさんの面積の体毛を除去できるよう、1回の使用面積が手のひら程度の大きさに設定されているものが多い。このため、手足の指の一関節分といった、ごく限られた小面積の部位を対象として脱毛を行うには、市販の脱毛シート等を小さく切って用いなければならず、煩雑な手間を要するという問題がある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、手足の指等、小面積の部位に対して脱毛を行うのに適した脱毛シートの提供をその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、支持シート表面に脱毛用粘着層が形成され、さらにその上に、上記支持シートと同形状の剥離紙が、その周縁部を支持シートの周縁部に揃えた状態で重ねられている脱毛シートであって、全体が、幅10〜30mmの帯状に形成されており、上記脱毛用粘着層が、上記支持シート表面の少なくとも長手方向両端部には形成されておらず、長手方向中央部にのみ形成されている脱毛シートを第1の要旨とする。
【0008】
また、本発明は、上記脱毛シートのなかでも、特に、上記脱毛用粘着層が、上記支持シート表面の長手方向、幅方向のどちらの両端部にも形成されていない脱毛シートを第2の要旨とし、上記脱毛シートの長さが、30〜80mmに設定されている脱毛シートを第3の要旨とする。
【0009】
さらに、本発明は、それらのなかでも、特に、上記脱毛シートの長手方向両端部のうち、少なくとも片方の端縁部が、円弧状に形成されている脱毛シートを第4の要旨とし、手の指もしくは足の指の脱毛に用いられるものである脱毛シートを第5の要旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態について説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施の形態を示している。この脱毛シートは、互いに折り目を介してつながった6枚分の剥離紙1と、脱毛用粘着層2が形成された6枚の支持シート3とで構成されている。上記支持シート3は、互いに切り離されており、鎖線で示すように、1枚ずつ、脱毛用粘着層2ごと剥離紙1から剥がすことができるようになっている。
【0012】
上記脱毛シートは、幅Wが22mm、長さLが45mmの帯状で、その長手方向片方の端縁部3aが、半円の円弧状に形成されている。そして、支持シート3と剥離紙1(脱毛シート1枚相当分)とは同一形状に形成されているのに対し、支持シート3の表面(図1では支持シート3の下面)に形成される脱毛用粘着層2は、支持シート3の長手方向および幅方向のどちらの両端部にも形成されておらず、長手方向中央部に部分的に形成されている。
【0013】
なお、上記脱毛用粘着層2の平面視寸法は、幅16mm、長さ20mmで、支持シート3の長手方向において、図1のA−A′断面図(部分)である図2に示すように、直線に形成された方の端縁から上記脱毛用粘着層2の端縁までの距離pが10mm、脱毛用粘着層2のもう一方の端縁から支持シート3の円弧状端縁部3aまでの距離qが15mmとなるような配置になっている。また、上記支持シート3の幅方向において、支持シート3の幅方向端縁から脱毛用粘着層2の端縁までの距離R(図1に戻る)はそれぞれ3mmになっている。
【0014】
この構成によれば、脱毛シートの長手方向および幅方向の両端部では、支持シート3と剥離紙1とが、互いに離れた状態になっているため、例えば、図3に示すように、剥離紙1を、折り目T(図1参照)で山折りして、支持シート3の端縁部を手指でひっぱることにより、脱毛用粘着層2付支持シート3を剥離紙1から簡単に剥がすことができるようになっている。
【0015】
したがって、この支持シート3の脱毛用粘着層2を、図4に示すように、指の、毛を除去したい部分に貼り付け、充分に押圧したのち、支持シート3の円弧状端縁部3aを他方の手指でひっぱって剥がすことにより、脱毛用粘着層2に指の毛を引っつけて除去することができる。
【0016】
このように、上記脱毛シートは、手や足の指のように、ごく小さい部分の脱毛を行うのに、貼ったり剥がしたりする動作がしやすく、脱毛効果にも優れているという利点を有する。
【0017】
なお、上記支持シート3の材質は、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、綿、クレープ原紙等を用いることが好適であり、その厚みは、シートが柔軟であれば、特に限定するものではない。そして、支持シート3は、透明もしくは半透明にすると、除毛部分に貼り付けるときに位置決めしやすいため、好適である。
【0018】
そして、上記支持シート3の表面に形成される脱毛用粘着層2は、ゴム系粘着剤組成物等を用いて形成することが好適であり、その厚みは、8〜18μmに設定することが好適である。上記脱毛用粘着層2も、支持シート3と同様の理由で、透明もしくは半透明にすることが好適である。
【0019】
一方、上記脱毛用粘着層2を覆う剥離紙1としては、従来から用いられているどのようなものであっても差し支えない。例えば、上質ポリラミシリコン紙等があげられる。
【0020】
なお、上記脱毛シートは、全体を帯状に設定しているが、その幅Wは、上記の例に限らず、10〜30mmの範囲内で、適宜に設定することができる。すなわち、幅Wが30mmを超えると、極小部位の脱毛に用いるための利便性に乏しくなり、逆に、幅Wが10mmより小さいと、いかに脱毛用粘着層2の粘着力を高めても、肌に対する充分な粘着力が得られず、脱毛効果が得られにくいからである。
【0021】
そして、上記脱毛シートの長さLは、特に限定するものではなく、例えばテープ状に引き出して、その都度ちぎって(あるいは切断して)用いるようにしてもよい。ただし、上記の例のように剥離紙1は一続きで、脱毛用粘着層2付の支持シート3が1枚ずつ分かれたものにしたり、完全に1枚ずつ分かれたものにする場合、その長さは、30〜80mmの範囲内に設定することが、取り扱いやすさの点で、好適である。
【0022】
また、上記の例では、脱毛シートの長手方向片方の端縁部3aを円弧状にしたが、これは、支持シート3を肌に貼って剥がすときに、この部分を持つことにより剥がしやすくしたものであるが、必ずしも円弧状にする必要はなく、支持シート3の少なくとも長手方向両端部に、脱毛用粘着層2が形成されておらずその部分が剥離紙1から浮いた状態になっていればよい。
【0023】
そして、上記支持シート3において、少なくとも長手方向両端部の脱毛用粘着層2が形成されていない部分の寸法p,q(図2参照)は、ともに少なくとも2mm、なかでも5〜20mmに設定することが好適である。2mmより小さいと、指でつまんで剥がす動作を行いにくいからである。
【0024】
また、上記の例では、支持シート3の長手方向両端部のみならず、幅方向両端部においても、脱毛用粘着層2の未形成部を設けているが、これは必ずしも必要ではない。ただし、上記の例のように、幅方向両端部にも、脱毛用粘着層2の未形成部を設けておく方が、上記の例のように幅方向に列状に複数枚の脱毛シートを連続的に設けた場合に、脱毛シートを1枚ずつ剥がすとき隣の剥離紙1にくっついたりすることがなく、好適である。
【0025】
さらに、上記の例では、6枚の脱毛シートを、剥離紙1を一続きとすることで、幅方向に3枚、長手方向に2枚連ねて連結したが、例えば、図5(a)に示すように、幅方向に複数枚連結しただけの構造であってもよい。また、図5(b)に示すように、長手方向に2枚連結しただけの構造であってもよい。この場合、脱毛シートの片方の端縁部3aを円弧状ではなく直線にすれば、脱毛シートを3枚以上長く連結することができる。そして、連結枚数が多い場合には、支持シート3の切れ目部分を折り目にして折り畳むことによりコンパクトにすることができ、保管や携帯に便利である。
【0026】
さらに、脱毛シートを、1枚ずつ完全に分離した構成にしてもよい。その場合、図6(a)に示すように、長手方向の両端縁部をどちらも円弧状にすると、見栄えがよいだけでなく、また使用時に、円弧状端縁部3aをもって剥がす動作を、どちらの側からもできるため、好適である。もちろん、図6(b)に示すように、両端縁部を直線にしても差し支えはない。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、本発明の脱毛シートは、全体が帯状で、その幅が一定の範囲に限定されており、しかもその長手方向両端部において、剥離紙と支持シートとが互いに離れた構成になっているため、手や足の指のように、ごく小さい部分の脱毛を行うのに、貼ったり剥がしたりする動作がしやすく、脱毛効果にも優れているという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】上記図1のA−A′部分断面図である。
【図3】上記実施例の使用態様の説明図である。
【図4】上記実施例の使用態様の説明図である。
【図5】(a)、(b)はともに上記実施例の他の連結態様を示す説明図である。
【図6】(a)、(b)はともに本発明の他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 剥離紙
2 脱毛用粘着層
3 支持シート
Claims (5)
- 支持シート表面に脱毛用粘着層が形成され、さらにその上に、上記支持シートと同形状の剥離紙が、その周縁部を支持シートの周縁部に揃えた状態で重ねられている脱毛シートであって、全体が、幅10〜30mmの帯状に形成されており、上記脱毛用粘着層が、上記支持シート表面の少なくとも長手方向両端部には形成されておらず、長手方向中央部にのみ形成されていることを特徴とする脱毛シート。
- 上記脱毛用粘着層が、上記支持シート表面の長手方向、幅方向のどちらの両端部にも形成されていない請求項1記載の脱毛シート。
- 上記脱毛シートの長さが、30〜80mmに設定されている請求項1または2記載の脱毛シート。
- 上記脱毛シートの長手方向両端部のうち、少なくとも片方の端縁部が、円弧状に形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の脱毛シート。
- 手の指もしくは足の指の脱毛に用いられるものである請求項1〜4のいずれか一項に記載の脱毛シート。
Priority Applications (1)
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| JP2003100150A JP2004305310A (ja) | 2003-04-03 | 2003-04-03 | 脱毛シート |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Country Status (1)
| Country | Link |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2356962A1 (en) * | 2010-02-17 | 2011-08-17 | The Procter & Gamble Company | Efficient depilatory article |
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| EP3011858A1 (en) | 2014-10-23 | 2016-04-27 | Cosmewax, S.A. | Method for obtaining a depilatory element |
-
2003
- 2003-04-03 JP JP2003100150A patent/JP2004305310A/ja active Pending
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