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JP2004364238A - サラウンド装置 - Google Patents

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JP2004364238A
JP2004364238A JP2003354061A JP2003354061A JP2004364238A JP 2004364238 A JP2004364238 A JP 2004364238A JP 2003354061 A JP2003354061 A JP 2003354061A JP 2003354061 A JP2003354061 A JP 2003354061A JP 2004364238 A JP2004364238 A JP 2004364238A
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Yuji Tomita
裕二 冨田
Hideki Matsui
英樹 松井
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Denso Ten Ltd
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Abstract

【課題】 2チャンネルステレオ信号の差成分に基づいて4チャンネルサラウンド信号を生成するサラウンド装置において、2チャンネルステレオ信号のセパレーションが悪化してもリヤスピーカの不鳴りや音の大小の変動を抑える。
【解決手段】 入力される左チャンネル用信号Lと右チャンネル用信号Rとから差信号(L−R)を生成し、左右の入力信号L,Rと差信号(L−R)に基づいて、聴取者の前方に配置するフロントスピーカの駆動信号、及び、聴取者のリヤに配置するリヤスピーカの駆動信号を生成するサラウンド装置において、フロントスピーカの駆動信号FL,FRの一部、またはステレオ2チャンネル信号L,Rの一部を、リヤスピーカの駆動信号RL,RRに混合したサラウンド装置である。
【選択図】 図3

Description

本発明はサラウンド装置に関し、特に、2チャンネルステレオ信号の差成分に基づいてサラウンド信号を生成するサラウンド装置の改良に関する。
従来、臨場感のある音を再生するシステムとしては、聴取者の前方に2つのスピーカを左右に分けて配置し、各スピーカから異なる音を再生する2チャンネルステレオ方式が知られている。一方、聴取者の背後にもスピーカを左右に配置して立体音響を再生し、一層臨場感を増したサラウンド装置も公知である。
かつてのサラウンド装置では、前方2つ、後方2つの合計4つのスピーカの音を別々に4チャンネル分作成しておき、各チャンネルの音を各チャンネルに対応する4つのスピーカで再生することが行われていた。ところが、近年、回路技術の進歩により、サラウンド信号処理回路を用いて2チャンネルステレオ信号から4チャンネルの出力信号を生成し、この4チャンネルの出力信号を聴取者の前方と後方の左右にそれぞれ配置した4つのスピーカで再生するサラウンド装置が出現している(例えば、特許文献1,2参照)。
このようなサラウンド装置のサラウンド信号処理回路には、2チャンネルのステレオ信号(左チャンネル信号Lと右チャンネル信号R)が入力される。サラウンド信号処理回路は、この2チャンネルステレオ信号を内部で信号処理することにより、左フロントスピーカで再生するチャンネル信号FL、右フロントスピーカで再生するチャンネル信号FR、左リヤスピーカで再生するチャンネル信号RL、及び右リヤスピーカで再生するチャンネル信号RRの4つの信号を生成して出力する。
特開平5−091600号公報(図4) 特開平7−040760号公報(第1図、第2図)
ところが、このようなサラウンド信号処理回路では一般に、ステレオ2チャンネル信号L,Rの相関成分を取り除いた差成分、例えば(L−R)成分に基づいて4チャンネルのサラウンド信号を生成しているために、入力される2チャンネルステレオ信号L,Rのセパレーションが何らかの原因、例えば、FM電波受信時の電界強度変化や、マルチパスノイズで変動した場合、(L−R)成分が減少することによってサラウンド信号の音量が減少してしまい、リヤスピーカから出る音の大きさが変化したり、最悪の場合はリヤスピーカから音が出ないという不具合が発生してしまうという問題があった。
この問題について、例えば、FMチューナで受信した電波から2チャンネルステレオ信号L,Rを再生し、この2チャンネルステレオ信号L,Rから4チャンネルの立体音響を再生する場合について図1を用いて説明する。
図1(a)は強電界地域にアンテナ1とFMチューナ2が設置されている場合のサラウンド信号処理回路3の動作を示すものである。強電界地域では、FMチューナ2からはセパレーションの高い2チャンネルステレオ信号のL成分とR成分が出力される。この時は(L−R)成分が十分にあり、サラウンド信号処理回路3はこの(L−R)成分に基づいて左フロントスピーカSPFLで再生するチャンネル信号FL、右フロントスピーカSPFRで再生するチャンネル信号FR、左リヤスピーカSPRLで再生するチャンネル信号RL、及び右リヤスピーカSPRRで再生するチャンネル信号RRの4つの信号を生成して出力する。この結果、4つのスピーカSPFL,SPFR,SPRL,SPRRによって立体音響が再生される。
図1(b)は弱電界地域にアンテナ1とFMチューナ2が設置されている場合のサラウンド信号処理回路3の動作を示すものである。弱電界地域では、FMチューナ2からはセパレーションの低い2チャンネルステレオ信号のL成分とR成分が出力され、最悪の場合、出力はL成分とR成分とが等しいモノラルとなる。この時は(L−R)成分が0となり、サラウンド信号処理回路3は、左フロントスピーカSPFLで再生するチャンネル信号FLと右フロントスピーカSPFRで再生するチャンネル信号FRは生成できるが、左リヤスピーカSPRLで再生するチャンネル信号RLと右リヤスピーカSPRRで再生するチャンネル信号RRを生成することができない。この結果、左フロントスピーカSPFLと右フロントスピーカSPFRからは音が再生されるが、左リヤスピーカSPRLと右リヤスピーカSPRRからは全く音が出ないことになる。
このように、2チャンネルステレオ信号L,Rのセパレーションが、FM電波受信時の電界強度で変化したり、マルチパスノイズで変動するような状況は、例えば、FMチューナが車両に搭載されている場合に発生する。
そこで本発明は、2チャンネルステレオ信号L,Rの差成分(L−R)に基づいて、3チャンネル、4チャンネル、5チャンネル、或いは6チャンネル等のサラウンド信号を生成するサラウンド装置において、入力される2チャンネルステレオ信号L,Rのセパレーションが何らかの原因で悪化した場合でも、リヤスピーカから出る音の大小の変動や、音が全く出ないという不具合が発生することのないサラウンド装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成する本発明のサラウンド装置の第1の形態は、2チャンネルステレオ信号を出力する再生機器から入力された左チャンネル用信号と右チャンネル用信号、及びこれらの信号から生成した差信号に基づいてサラウンド信号を生成するサラウンド信号処理手段を備えるサラウンド装置において、左チャンネル用信号と右チャンネル用信号の一方または両方に基づいて生成された信号を、所定のサラウンド信号に加算信号として加算して音場を調整する音場調整手段を設けたことを特徴とするサラウンド装置である。
以上の形態に加えて、更に、以下の第2から第21の形態が可能である。
(a)第1の形態の音場調整装置において、サラウンド信号処理手段からは、サラウンド信号として、聴取者の前方から到来する少なくとも左右2つの前方到来音用のサラウンド信号、及び、聴取者の後方から到来する少なくとも1つの後方到来音用のサラウンド信号を出力させ、音場調整手段には、後方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインに加算器を設け、前方到来音用のサラウンド信号の一部を加算信号としてこの加算器に導き、後方到来音用のサラウンド信号に加算する第2の形態。
(b)第1の形態の音場調整装置において、サラウンド信号処理手段からは、サラウンド信号として、聴取者の前方から到来する少なくとも左右2つの前方到来音用のサラウンド信号、及び、聴取者の後方から到来する少なくとも1つの後方到来音用のサラウンド信号を出力させ、音場調整手段には、後方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインに加算器を設け、左チャンネル用信号または右チャンネル用信号の一部を加算信号としてこの加算器に導き、後方到来音用のサラウンド信号に加算する第3の形態。
(c)第2又は3の形態の音場調整装置において、音場調整手段には、サラウンド信号処理手段から出力される左右2つの前方到来音用のサラウンド信号がそれぞれ入力される2つのラインと、サラウンド信号処理手段から出力される左右2つの後方到来音用のサラウンド信号がそれぞれ入力される2つのラインを設けた第4の形態。
(d)第4の形態の音場調整装置において、左側の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けられた加算器には、左側の前方到来音用のサラウンド信号の一部、又は左チャンネル用信号の一部を加算信号として導き、右側の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けられた加算器には、右側の前方到来音用のサラウンド信号の一部、又は右チャンネル用信号の一部を加算信号として導いた第5の形態。
(e)第4の形態の音場調整装置において、左右の後方到来音用のサラウンド信号ラインに設けた加算器には、左右の前方到来音用のサラウンド信号の一部の和、又は左右チャンネル用信号の一部の和を、それぞれ加算信号として導いた第6の形態。
(f)第4の形態の音場調整装置において、左右の後方到来音用のサラウンド信号ラインに設けた加算器には、左右の前方到来音用のサラウンド信号の一方の一部、又は左右チャンネル用信号の一方の一部を、それぞれ加算信号として導いた第7の形態。
(g)第2から4の何れかの形態の音場調整装置において、音場調整手段には、サラウンド信号処理手段から出力される左右2つの前方到来音用のサラウンド信号がそれぞれ入力される2つのラインに加えて、サラウンド信号処理手段から出力される中央の前方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインを設け、後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けた加算器には、中央の前方到来音用のサラウンド信号の一部を、加算信号として導いた第8の形態。
(h)第5の形態の音場調整装置において、音場調整手段には更に、サラウンド信号処理手段から出力される、中央の前方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインと、中央の後方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインを設け、中央の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けられた加算器には、中央の前方到来音用のサラウンド信号の一部を加算信号として導いた第9の形態。
(i)第8の形態の音場調整装置において、後方到来音用のサラウンド信号のラインとして、左右2つの後方到来音用のサラウンド信号と中央の後方到来音用のサラウンド信号が入力される3つのラインを設けた第10の形態。
(j)第5の形態の音場調整装置において、音場調整手段には更に、サラウンド信号処理手段から出力される、中央の後方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインを設け、中央の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けられた加算器には、左右の前方到来音用のサラウンド信号の一部の和を加算信号として導いた第11の形態。
(k)第5の形態の音場調整装置において、音場調整手段には更に、サラウンド信号処理手段から出力される、中央の後方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインを設け、中央の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けた加算器には、左側の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けられた加算器の出力信号の一部と、右側の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けられた加算器の出力信号の一部とを、それぞれ加算信号として導いた第12の形態。
(l)第1から12の何れかの形態の音場調整装置において、音場調整手段に設けた加算器の入力側に接続する各ラインに、それぞれ増幅器を設けた第13の形態。
(m)第1から13の何れかの形態の音場調整装置において、音場調整手段に設けた加算器の出力側に接続するラインに遅延回路を設け、加算後の後方到来音用のサラウンド信号を遅延回路によって所定時間遅延させた第14の形態。
(n)第1から13の何れかの形態の音場調整装置において、音場調整手段に設けた加算器の入力側に接続する加算信号のラインに第1の遅延回路を設け、左右の前方到来音用のサラウンド信号の一部、又は左右チャンネル用信号の一部は、後方到来音用のサラウンド信号への加算前に、第1の遅延回路によって所定時間遅延させた第15の形態。
(o)第15の形態の音場調整装置において、音場調整手段に設けた加算器の入力側に接続する後方到来音用のサラウンド信号のラインに第2の遅延回路を設け、サラウンド信号処理手段から出力される後方到来音用のサラウンド信号を、加算器の前段で第2の遅延回路によって所定時間遅延させた第16の形態。
(p)第1から16の何れかの形態の音場調整装置において、音場調整手段に設けた加算器の入力側に接続する後方到来音用のサラウンド信号のラインに圧縮回路を設け、サラウンド信号処理手段から出力される後方到来音用のサラウンド信号を、加算器の前段で圧縮回路によって圧縮させた第17の形態。
(q)第1から16の何れかの形態の音場調整装置において、音場調整手段に設けた加算器の出力側に接続するラインに圧縮回路を設け、加算後の後方到来音用のサラウンド信号を圧縮回路によって圧縮した第18の形態。
(r)第1から18の何れかの形態の音場調整装置において、音場調整手段に、増幅器の増幅率調整手段と、2チャンネルステレオ信号のセパレーションの検出手段を設け、検出されたセパレーションの大きさに応じて増幅率調整手段によって増幅器の増幅率を調整する第19の形態。
(s)第1から18の何れかの形態の音場調整装置において、音場調整手段に増幅器の増幅率調整手段を設け、2チャンネルステレオ信号のソースの種類とそのソースのセパレーションが既知の場合に、入力されるソースの種類に応じて増幅率調整手段によって増幅器の増幅率を調整する第20の形態。
(t)第1から20の何れかの形態の音場調整装置であって、2チャンネルステレオ信号のソースとして、AMチューナ、FMチューナ及びTVチューナのうちの少なくとも1つのチューナを有する車載用音響装置に搭載した第21の形態。
この結果、ステレオ2チャンネル信号の差成分に基づいて4チャンネルのサラウンド信号を生成するサラウンド装置において、入力されるステレオ2チャンネル信号のセパレーションが何らかの原因で悪化した場合でも、リヤのスピーカから出る音の大小の変動や、音が全く出ないという不具合が発生することがないという効果がある。
以下添付図面に基づいて、本発明の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
図2は、本発明のサラウンド回路10を備えたサラウンド装置の一実施例の全体構成を示すものである。この実施例のサラウンド装置は、オーディオの聴取者30の左前方に配置された左フロントスピーカSPFL、右前方に配置された右フロントスピーカSPFR、左後方に配置された左リヤスピーカSPRL、及び右後方に配置された右リヤスピーカSPRRの4スピーカを使用するサラウンドシステムである。
この実施例のサラウンド装置には、2チャンネルステレオ信号L,Rを出力するオーディオ再生機器として、アンテナ1に接続するチューナ2、CD(コンパクトディスク)プレーヤ4、MD(ミニディスク)プレーヤ5、及びカセットプレーヤ6があり、これらの再生機器の信号出力端子は全て切り換えスイッチ7に接続されている。この場合のチューナ2は、AMステレオチューナ、FMステレオチューナ、ステレオTVチューナ(地上波受信用、衛星波受信用)のいずれかである。また、プレーヤとしては、MD,CD,カセットのプレーヤ4,5,6以外にも、DVD(デジタル多用途ディスク)プレーヤ、ハードディスクプレーヤ、半導体メモリの再生装置等がある。切り換えスイッチ7は、これらの再生機器から出力される2チャンネルステレオ信号L,Rのうちの1つをサラウンド回路10に出力する。切り換えスイッチ7は、サラウンド回路10の中に含めることもできる。
チューナ2の内部には、アンテナ1で受信した電波を周波数変換して中間周波数を出力するフロントエンド2Aと、中間周波数を検波してオーディオ信号を取り出し、これから2チャンネルステレオ信号L,Rを生成して出力するマルチプレックス回路2Bとがある。フロントエンド2Aからは、アンテナ1で受信した電波の電界強度信号が出力されており、この電界強度信号はこのサラウンド装置の全体を制御するマイクロコンピュータ9に入力される。
マイクロコンピュータ9には2チャンネルステレオ信号L,Rを出力する再生機器(チューナ2、CDプレーヤ4、MDプレーヤ5及びカセットプレーヤ6)の何れかを選択するための再生機器のセレクタ8が接続されており、この再生機器のセレクタ8で選択された再生機器に対応する切り換え信号がマイクロコンピュータ9から切り換えスイッチ7に出力される。この結果、再生機器のセレクタ8で選択された再生機器からの出力のみが、切り換えスイッチ7を通じてサラウンド回路10に出力される。
また、FMチューナ2のマルチプレックス回路2Bからは、受信したステレオ信号L,Rのセパレーションを示す信号がマイクロコンピュータ9に出力され、マイクロコンピュータ9はこのセパレーション信号に基づいて、後述するサラウンド回路10内で生成されたリヤスピーカの駆動信号への他の信号の混合率を、混合率補正回路20に指示する。混合率補正回路20は、マイクロコンピュータ9からの指示に基づいて、サラウンド回路10に他の信号の混合率を指示する指示信号GL,GRを出力する。この混合率指示信号GL,GRについては以後の実施例の中で詳細に説明される。
サラウンド回路10は、切り換えスイッチ7から入力された2チャンネルステレオ信号L,Rに基づいて、聴取者30の左前方に配置された左フロントスピーカSPFLへの信号FL、右前方に配置された右フロントスピーカSPFRへの信号FR、左後方に配置された左リヤスピーカSPRLへの信号RL、及び右後方に配置された右リヤスピーカSPRRへの信号RRを生成して出力する。
ここで、以上のように構成された本発明のサラウンド装置の構成を、第1から第6の6つの実施形態、及びこの実施形態に属する実施例に基づいて説明する。なお、図2で説明した本発明のサラウンド回路10には、入力される左チャンネル用信号Lと右チャンネル用信号Rとから差信号(L−R)を生成し、2つの入力信号L,Rと差信号(L−R)に基づいて、聴取者30の前方に配置する2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FR、及び、聴取者の後方に配置する2つのリヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL、RRを生成する機能を有する従来例と同じサラウンド信号処理回路3があるが、このサラウンド信号処理回路3の構成は公知であるのでここでは説明しない。
(1)第1の実施形態
本発明のサラウンド装置の第1の実施形態は、図2に示したサラウンド回路10内に設けられているサラウンド信号処理回路3で生成された2つのリヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL、RRに、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRの一部をそれぞれ混合する実施形態である。
図3(a)は、第1の実施形態の第1の実施例の構成を示すものである。この実施例では、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに、それぞれ加算器12が設けられている。また、加算器12の手前のラインにはそれぞれ増幅器11Rが設置されている。そして、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRへの駆動信号FL、FRのラインは途中で分岐され、分岐されたラインがそれぞれ増幅器11Fを介して加算器12に接続されている。増幅器11Fと増幅器11Rの増幅率は固定でも良いが、後述するように、2チャンネルステレオ信号L,Rのセパレーションに応じて可変とすることができる。
以上のように構成された第1の実施例では、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRのラインを流れる信号の一部が混合される。この結果、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRがたとえ0になったとしても、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRには2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRの一部が流れるので、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから音が出なくなるという不具合を防止することができる。
図3(b)は、第1の実施形態の第2の実施例の構成を示すものである。この実施例は、図3(a)で説明した第1の実施例の、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインにそれぞれ設けられた加算器12の後段側に遅延回路13がそれぞれ設けられたものである。2つの遅延回路13に設定する遅延時間は同じで良い。この遅延回路13により、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから出る音に時間遅れが発生し、音が前方から来るように聴取者に聞こえ、音に方向感が出る。この第2の実施例によれば、前方からの音の方向性を保ったまま、従来の問題点を解消することができる。
図3(c)は、第1の実施形態の第3の実施例の構成を示すものである。この実施例は、図3(a)で説明した第1の実施例の2つのフロントスピーカSPFL,SPFRへのラインの分岐点と増幅器11Fとの間に、遅延回路13Fがそれぞれ設けられたものである。2つの遅延回路13Fに設定する遅延時間は同じで良い。この遅延回路13Fにより、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから出る音のうち、混合された2つのフロントスピーカSPFL,SPFR用の音のみに時間遅れが発生して音が前方から来るように聴取者に聞こえ、音に一層方向感が出る。この第3の実施例によれば、第2の実施例の効果に加えて、前方からの音の方向性が増大する。
図3(d)は、第1の実施形態の第4の実施例の構成を示すものである。この実施例は、図3(c)で説明した第3の実施例の構成に加えて、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへのラインに設けられた増幅器11Rの前段側にも遅延回路13Rがそれぞれ設けられたものである。2種類の遅延回路13Fと13Rに設定する遅延時間は同じにしても良いが、異ならせることができる。この2種類の遅延回路13Fと13Rに設定する遅延時間を異ならせることにより、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから出る本来の音と、混合された2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの音との間に時間差を設けることができ、この結果、第4の実施例は、第3の実施例に比べて音場調整がし易くなる。例えば、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから出る音に広がり感と一層の方向感を持たせることができる。
図4(a)は、第1の実施形態の第3の実施例の変形例の構成を示すものである。この変形例では、第3の実施例において増幅器11Fの前段側に設けられていた遅延回路13Fが、増幅器11Fと加算器12の間に移されている。この構成の効果は第3の実施例と同じである。図4(b)は、第1の実施形態の第4の実施例の第1の変形例の構成を示すものであり、図4(c)は、第1の実施形態の第4の実施例の第2の変形例の構成を示すものである。第1の変形例では、第4の実施例において増幅器11Fの前段側に設けられていた遅延回路13Fが、増幅器11Fと加算器12の間に移されている。また、第2の変形例では、第4の実施例において増幅器11Rの前段側に設けられていた遅延回路13Rが、増幅器11Rと加算器12の間に移されている。これらの構成の効果は第4の実施例と同じである。
(2)第2の実施形態
本発明のサラウンド装置の第2の実施形態は、第1の実施形態のサラウンド装置の、サラウンド信号処理回路3から2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号ラインに、圧縮回路14がそれぞれ設けられた実施形態である。ここで説明する第2の実施形態の第1から第4の実施例は、前述の第1の実施形態の第1から第4の実施例の構成に対応している。
第2の実施形態における圧縮回路14は、具体的には、コンプレッサ回路、リミッタ回路等の信号のダイナミックレンジを抑えるものである。この圧縮回路14の作用により、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから出る音の大小変動が低減される。そして、この2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから出る音の大小変動を抑える効果は、フロントスピーカSPFL,SPFRから出る音をリヤスピーカSPRL,SPRRから出る音に混合することにより、一層高まる。よって、以後の第2の実施形態の第1から第4の実施例は、ここではその構成のみを説明するに留める。
図5(a)は、第2の実施形態の第1の実施例の構成を示すものである。この実施例の構成は第1の実施形態の第1の実施例に対応しており、相違点は2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに設けられた増幅器11Rの前段に圧縮回路14がそれぞれ設置されている点のみである。
図5(b)は、第2の実施形態の第1の実施例の変形例の構成を示すものである。この第1の実施例の変形例が第1の実施例と異なる点は、圧縮回路14の位置のみである。すなわち、第1の実施例では、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに設けられた増幅器11Rの前段に圧縮回路14が設置されていたが、この変形例では、圧縮回路14は加算器12の後段側に設置されている点が第1の実施例と異なる点である。
図6(a)は、第2の実施形態の第2の実施例の構成を示すものである。この実施例の構成は第1の実施形態の第2の実施例に対応しており、相違点は2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに設けられた増幅器11Rの前段に圧縮回路14がそれぞれ設置されている点のみである。
図6(b)は、第2の実施形態の第3の実施例の構成を示すものである。この実施例の構成は第1の実施形態の第3の実施例に対応しており、相違点は2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに設けられた増幅器11Rの前段に圧縮回路14がそれぞれ設置されている点のみである。
図6(c)は、第2の実施形態の第4の実施例の構成を示すものである。この実施例の構成は第1の実施形態の第4の実施例に対応しており、相違点は2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに設けられた遅延回路13Rの前段に圧縮回路14がそれぞれ設置されている点のみである。圧縮回路14は遅延回路13Rと増幅器11Rの間に設置されても良い。
図7(a)は、第2の実施形態の第2の実施例の変形例の構成を示すものである。この変形例では、第2の実施例において増幅器11Rの前段側に設けられていた圧縮回路14が、遅延回路13と加算器12の間に移されている。図7(b)は、第2の実施形態の第3の実施例の変形例の構成を示すものである。この変形例では、第3の実施例において増幅器11Rの前段側に設けられていた圧縮回路14が、加算器12の後段側に移されている。図7(c)は、第2の実施形態の第4の実施例の変形例の構成を示すものである。この変形例では、第4の実施例において遅延回路13Rの前段側に設けられていた圧縮回路14が、加算器12の後段側に移されている。
以上、種々の実施例及び変形例を説明したが、第2の実施形態におけるサラウンド信号処理回路3から2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号ラインに設置する圧縮回路14の位置は特に限定されるものではなく、サラウンド信号処理回路3の出力信号の大きさに対応させて適宜決定すれば良い。
(3)第3の実施形態
本発明のサラウンド装置の第3の実施形態は、サラウンド信号処理回路3で生成された2つのリヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL、RRに、サラウンド信号処理回路3への2チャンネルステレオ信号L,Rの一部をそれぞれ混合する実施形態である。
図8(a)は、第3の実施形態の第1の実施例の構成を示すものである。この実施例では、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに、それぞれ加算器12が設けられている。また、加算器12の手前のラインにはそれぞれ増幅器11Rが設置されている。そして、サラウンド信号処理回路3への2チャンネルステレオ信号L,Rの供給ラインが途中で分岐され、分岐されたラインがそれぞれ増幅器11Fを介して加算器12に接続されている。増幅器11Fと増幅器11Rの増幅率は固定でも良いが、後述するように、2チャンネルステレオ信号L,Rのセパレーションに応じて可変とすることができる。
以上のように構成された第3の実施形態の第1の実施例では、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに、2チャンネルステレオ信号L、Rの供給ラインを流れる信号の一部が混合されるので、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRがたとえ0になったとしても、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRには2チャンネルステレオ信号L、Rの一部が流れるので、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから音が出なくなるという不具合を防止することができる。
図8(b)は、第3の実施形態の第2の実施例の構成を示すものである。この実施例は、図8(a)で説明した第1の実施例の、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインにそれぞれ設けられた加算器12の後段側に遅延回路13がそれぞれ設けられたものである。2つの遅延回路13に設定する遅延時間は同じで良い。この遅延回路13により、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから出る音に時間遅れが発生し、音が前方から来るように聴取者に聞こえ、音に方向感が出る。この第2の実施例によれば、前方からの音の方向性を保ったまま、従来の問題点を解消することができる。
図8(c)は、第3の実施形態の第3の実施例の構成を示すものである。この実施例は、図8(a)で説明した第1の実施例の2チャンネルステレオ信号L,Rの供給ラインの分岐点と増幅器11Fとの間に、遅延回路13Fがそれぞれ設けられたものである。2つの遅延回路13Fに設定する遅延時間は同じで良い。この遅延回路13Fにより、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから出る音のうち、混合された2チャンネルステレオ信号L,Rのみに時間遅れが発生して音が前方から来るように聴取者に聞こえ、音に一層方向感が出る。すなわち、第3の実施例によれば、第2の実施例の効果に加えて、前方からの音の方向性が増大する。
図8(d)は、第3の実施形態の第4の実施例の構成を示すものである。この実施例は、図8(c)で説明した第3の実施例の構成に加えて、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへのラインに設けられた増幅器11Rの前段側にも遅延回路13Rがそれぞれ設けられたものである。2種類の遅延回路13Fと13Rに設定する遅延時間は同じにしても良いが、異ならせることができる。この2種類の遅延回路13Fと13Rに設定する遅延時間を異ならせることにより、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから出る本来の音と、混合された2チャンネルステレオ信号L,Rによる音との間に時間差を設けることができ、この結果、第4の実施例は、第3の実施例に比べて音場調整がし易くなる。例えば、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから出る音に広がり感と一層の方向感を持たせることができる。
図9(a)は、第3の実施形態の第3の実施例の変形例の構成を示すものである。この変形例では、第3の実施例において増幅器11Fの前段側に設けられていた遅延回路13Fが、増幅器11Fと加算器12の間に移されている。この構成の効果は第3の実施例と同じである。図9(b)は、第3の実施形態の第4の実施例の第1の変形例の構成を示すものであり、図9(c)は、第3の実施形態の第4の実施例の第2の変形例の構成を示すものである。第1の変形例では、第4の実施例において増幅器11Fの前段側に設けられていた遅延回路13Fが、増幅器11Fと加算器12の間に移されている。また、第2の変形例では、第4の実施例において増幅器11Rの前段側に設けられていた遅延回路13Rが、増幅器11Rと加算器12の間に移されている。これらの構成の効果は第4の実施例と同じである。
(4)第4の実施形態
本発明のサラウンド装置の第4の実施形態は、第3の実施形態のサラウンド装置の、サラウンド信号処理回路3から2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号ラインに、圧縮回路14がそれぞれ設けられた実施形態である。ここで説明する第4の実施形態の第1から第4の実施例は、前述の第3の実施形態の第1から第4の実施例の構成に対応している。
第4の実施形態における圧縮回路14は、具体的には、コンプレッサ回路、リミッタ回路等の信号のダイナミックレンジを抑えるものである。この圧縮回路14の作用により、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから出る音の大小変動が低減される。そして、この2つのリヤスピーカSPRL,SPRRから出る音の大小変動を抑える効果は、2チャンネルステレオ信号L,Rを、リヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL,RRに混合してやることにより、一層高まる。よって、以後の第4の実施形態の第1から第4の実施例は、ここではその構成のみを説明するに留める。
図10(a)は、第4の実施形態の第1の実施例の構成を示すものである。この実施例の構成は第3の実施形態の第1の実施例に対応しており、相違点は2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに設けられた増幅器11Rの前段に圧縮回路14がそれぞれ設置されている点のみである。
図10(b)は、第4の実施形態の第1の実施例の変形例の構成を示すものである。この第1の実施例の変形例が第1の実施例と異なる点は、圧縮回路14の位置のみである。すなわち、第1の実施例では、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに設けられた増幅器11Rの前段に圧縮回路14が設置されていたが、この変形例では、圧縮回路14は加算器12の後段側に設置されている点が第1の実施例と異なる点である。
図11(a)は、第4の実施形態の第2の実施例の構成を示すものである。この実施例の構成は第3の実施形態の第2の実施例に対応しており、相違点は2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに設けられた増幅器11Rの前段に圧縮回路14がそれぞれ設置されている点のみである。
図11(b)は、第4の実施形態の第3の実施例の構成を示すものである。この実施例の構成は第3の実施形態の第3の実施例に対応しており、相違点は2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに設けられた増幅器11Rの前段に圧縮回路14がそれぞれ設置されている点のみである。
図11(c)は、第4の実施形態の第4の実施例の構成を示すものである。この実施例の構成は第3の実施形態の第4の実施例に対応しており、相違点は2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに設けられた遅延回路13Rの前段に圧縮回路14がそれぞれ設置されている点のみである。圧縮回路14は遅延回路13Rと増幅器11Rの間に設置されても良い。
図12(a)は、第4の実施形態の第2の実施例の変形例の構成を示すものである。この変形例では、第2の実施例において増幅器11Rの前段側に設けられていた圧縮回路14が、遅延回路13と加算器12の間に移されている。図12(b)は、第4の実施形態の第3の実施例の変形例の構成を示すものである。この変形例では、第3の実施例において増幅器11Rの前段側に設けられていた圧縮回路14が、加算器12の後段側に移されている。図12(c)は、第4の実施形態の第4の実施例の変形例の構成を示すものである。この変形例では、第4の実施例において遅延回路13Rの前段側に設けられていた圧縮回路14が、加算器12の後段側に移されている。
以上、種々の実施例及び変形例を説明したが、第4の実施形態におけるサラウンド信号処理回路3から2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号ラインに設置する圧縮回路14の位置は特に限定されるものではなく、サラウンド信号処理回路3の出力信号の大きさに対応させて適宜決定すれば良い。
(5)第5の実施形態
本発明のサラウンド装置の第5の実施形態は、サラウンド信号処理回路3で生成された2つのリヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL、RRに、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRの一部を、加算器12Fによって加算した後に分岐してそれぞれ混合する実施形態である。言い換えれば、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL、RRに、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRを加えてモノラル化したものの一部を加えるものである。
第5の実施形態では、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL、RRに、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRを加えてモノラル化したものの一部を加えるために、リヤスピーカSPRL,SPRRから出る音のセパレーションは悪化するが、後方から安定して音が再生されるという利点がある。そして、この第5の実施形態では、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRを加えてモノラル化した後に分岐するという点を除いて、第1の実施形態と同じ実施例、及びその変形例が可能である。
そこで、第5の実施形態では、第1の実施形態の第1から第4の実施例に対応する基本的な第1から第4の実施例と、1つの変形例の構成のみを説明するに留める。
図13(a)は、第5の実施形態の第1の実施例の構成を示すものである。この実施例では、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに、それぞれ加算器12が設けられている。また、加算器12の手前のラインにはそれぞれ増幅器11Rが設置されている。そして、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRへの駆動信号FL、FRのラインは途中で分岐され、分岐されたラインがそれぞれ増幅器11Fを介して加算器12Fに接続されている。加算器12Fの出力は2つに分岐されてそれぞれ加算器12に接続されている。増幅器11Fは、加算器12Fの後段に1つだけ設けても良い。
図13(b)は、第5の実施形態の第2の実施例の構成を示すものである。この実施例は、図13(a)で説明した第1の実施例の、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインにそれぞれ設けられた加算器12の後段側に遅延回路13がそれぞれ設けられたものである。
図13(c)は、第5の実施形態の第3の実施例の構成を示すものである。この実施例は、図13(a)で説明した第1の実施例の加算器12Fの後段に、1つの遅延回路13Fが設けられたものである。
図13(d)は、第5の実施形態の第4の実施例の構成を示すものである。この実施例は、図13(c)で説明した第3の実施例の構成に加えて、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへのラインに設けられた増幅器11Rの前段側にも遅延回路13Rがそれぞれ設けられたものである。
また、第5の実施形態では、第2の実施形態のように、サラウンド信号処理回路3から2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号ラインに、圧縮回路14がそれぞれ設けられた実施例も可能である。
(6)第6の実施形態
本発明のサラウンド装置の第6の実施形態は、サラウンド信号処理回路3で生成された2つのリヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL、RRに、サラウンド信号処理回路3への2チャンネルステレオ信号L,Rの一部を、加算器12Fによって加算した後に分岐してそれぞれ混合する実施形態である。即ち、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL、RRに、2チャンネルステレオ信号L,Rを加えてモノラル化したものの一部を加えるものである。
第6の実施形態でも、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL、RRに、2チャンネルステレオ信号L,Rを加えてモノラル化したものの一部を加えるために、リヤスピーカSPRL,SPRRから出る音のセパレーションは悪化するが、後方から安定して音が再生されるという利点がある。そして、この第6の実施形態では、2チャンネルステレオ信号L,Rを加えてモノラル化した後に分岐するという点を除いて、第3の実施形態と同じ実施例、及びその変形例が可能である。
そこで、第6の実施形態では、第3の実施形態の第1から第4の実施例に対応する基本的な第1から第4の実施例と、1つの変形例の構成のみを説明するに留める。
図14(a)は、第6の実施形態の第1の実施例の構成を示すものである。この実施例では、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインに、それぞれ加算器12が設けられている。また、加算器12の手前のラインにはそれぞれ増幅器11Rが設置されている。そして、2チャンネルステレオ信号L,Rの供給ラインは途中で分岐され、分岐されたラインがそれぞれ増幅器11Fを介して加算器12Fに接続されている。加算器12Fの出力は2つに分岐されてそれぞれ加算器12に接続されている。増幅器11Fは、加算器12Fの後段に1つだけ設けても良い。
図14(b)は、第6の実施形態の第2の実施例の構成を示すものである。この実施例は、図14(a)で説明した第1の実施例の、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号RL、RRのラインにそれぞれ設けられた加算器12の後段側に遅延回路13がそれぞれ設けられたものである。
図14(c)は、第6の実施形態の第3の実施例の構成を示すものである。この実施例は、図14(a)で説明した第1の実施例の加算器12Fの後段に、1つの遅延回路13Fが設けられたものである。
図14(d)は、第6の実施形態の第4の実施例の構成を示すものである。この実施例は、図14(c)で説明した第3の実施例の構成に加えて、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへのラインに設けられた増幅器11Rの前段側にも遅延回路13Rがそれぞれ設けられたものである。
また、第6の実施形態では、第4の実施形態のように、サラウンド信号処理回路3から2つのリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号ラインに、圧縮回路14がそれぞれ設けられた形態も可能である。
図15(a)は、第5の実施形態の第1の実施例の1つの変形例の構成を示す回路図である。第5の実施形態の第1の実施例では、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL、RRに、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRを加えてモノラル化したものの一部を加えていたが、この変形例では、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRのうちの一方の一部を加える点が異なる。この変形例では、フロントスピーカSPFLの駆動信号FLの一部が加えられているが、フロントスピーカSPFRの駆動信号FRを加えても良い。
図15(b)は、第6の実施形態の第1の実施例の1つの変形例の構成を示す回路図である。第6の実施形態の第1の実施例では、2つのリヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL、RRに、2チャンネルステレオ信号L,Rを加えてモノラル化したものの一部を加えていたが、この変形例では、2チャンネルステレオ信号L、Rのうちの一方の一部を加える点が異なる。この変形例では、フロントスピーカSPFRの駆動信号FRの一部が加えられているが、フロントスピーカSPFLの駆動信号FLを加えても良い。
(7)第1から第6の実施形態における増幅器の増幅率調整
以上説明した本発明のサラウンド装置の第1から第6の実施形態には、増幅器11F、及び増幅器11Rが使用されており、これらの増幅器のゲイン(増幅率)は、予め設定した固定値とすることもできるが、可変することもできる。この増幅器11F,11Rの増幅率を調整する場合について、第1の実施形態の第1の実施例の回路を例にとって説明する。
図16(a)は、第1の実施形態の第1の実施例の回路に、増幅率調整回路21が設けられた状態を示している。増幅率調整回路21は、図2で説明した混合率補正回路20からの混合率指示信号GL,GRを受けると、混合率指示信号GL,GRに合わせて増幅器11F及び増幅器11Rの増幅率を決定し、増幅器11F及び増幅器11Rの増幅率を制御する。
2つのリヤスピーカSPRL,SPRRの駆動信号RL、RRに混合する、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FR、あるいは、2チャンネルステレオ信号L,Rの割合は、2チャンネルステレオ信号L,Rのセパレーションが大きい時には小さくてよい。そこで、図2に示したマイクロコンピュータ9は、例えば、図16(b)に示すような特性をマップ化したデータを共通マップ、或いは増幅器個別のマップの形で記憶しており、2チャンネルステレオ信号L,Rのセパレーションが大きい時には、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FR、あるいは、2チャンネルステレオ信号L,Rの混合率、すなわち、増幅器11F及び増幅器11Rの増幅率が小さくなるように制御する。
また、2チャンネルステレオ信号L,Rのセパレーションの値に所定の閾値を設定しておき、入力された2チャンネルステレオ信号L,Rのセパレーションがこの閾値よりも大きい時には、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FR、あるいは、2チャンネルステレオ信号L,Rの混合率、すなわち、増幅器11F及び増幅器11Rの増幅率が小さくなるように制御するようにしても良い。
このような制御により、2チャンネルステレオ信号のセパレーションが大きい時には、サラウンド効果を発揮させるようにし、セパレーションが小さい時にはリヤスピーカから音が出ないという不具合を無くすことができる。
更に、図2で説明した切り換えスイッチ7によって切り換えられる、2チャンネルステレオ信号L,Rのサラウンド回路10への入力ソースの種類によって、リヤスピーカへの駆動信号に加算する他の信号の加算量を制御するようにしても良い。例えば、CD,MD,カセット、DVD、ハードディスク、半導体メモリ等の記録媒体からステレオ信号を再生するプレーヤ系では、再生されるステレオ信号のセパレーションに変動がなく、電波を受信するチューナ系では受信環境によって再生されるステレオ信号のセパレーションに変動があるので、チューナ系ではリヤスピーカへの駆動信号に加算する他の信号の加算量が多くなるように制御し、プレーヤ系ではリヤスピーカへの駆動信号に加算する他の信号の加算量が少なくなるように制御しても良い。
(8)第7の実施形態
以上説明した本発明のサラウンド装置の第1から第6の実施形態は、聴取者30の左前方に配置された左フロントスピーカSPFL、右前方に配置された右フロントスピーカSPFR、左後方に配置された左リヤスピーカSPRL、及び右後方に配置された右リヤスピーカSPRRの4スピーカを使用するサラウンドシステムに本発明のサラウンド装置を適用したものであった。
一方、本発明のサラウンド装置の第7の実施形態は、図17(a)に示すように、聴取者30の左前方に配置された左フロントスピーカSPFL、右前方に配置された右フロントスピーカSPFR、後方に1つだけ配置されたリヤスピーカSPRCの3スピーカを使用するサラウンドシステムに本発明のサラウンド装置を適用したものである。第7の実施形態では、サラウンド信号処理回路3で生成されたリヤスピーカSPRCの駆動信号RCに、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRの一部、あるいは2チャンネルステレオ信号L,Rの一部が、混合された後に加えられている。
図17(b)は、第7の実施形態における1つの実施例の構成を示す回路図であり、第1の実施形態の第1の実施例に対応するものである。この実施例では、リヤスピーカSPRCへの駆動信号RCのラインに加算器12が設けられている。また、加算器12の手前のラインには増幅器11Rが設置されている。そして、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRへの駆動信号FL、FRのラインは途中で分岐され、分岐されたラインがそれぞれ増幅器11Fを介して加算器12Fに接続された後に、加算器12に接続されている。
第7の実施形態には、この実施例の他に、以下のような実施例が可能である。
(A)加算器12の前段又は後段側に遅延回路を備える。
(B)増幅器11Fの前段又は後段側に遅延回路を備える。
(C)増幅器11F,11Rの前段又は後段側にそれぞれ遅延回路を備える。
(D)リヤスピーカSPRCへの駆動信号ラインに圧縮回路を備える。
(E)2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRの一方の一部、あるいは2チャンネルステレオ信号L,Rの一方の一部がリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号のラインに加えられる。
(9)第8の実施形態
本発明のサラウンド装置の第8の実施形態は、図18(a)に示すように、左フロントスピーカSPFL、右フロントスピーカSPFR、左リヤスピーカSPRL、及び右リヤスピーカSPRRの4スピーカに加えて、聴取者30の前方中央に配置されたフロントセンタスピーカSPFCを加えた5スピーカを使用するサラウンドシステムに、本発明のサラウンド装置を適用したものである。第8の実施形態では、サラウンド信号処理回路3で生成された2つのリヤスピーカSPRLとSPRRの駆動信号RL,RRに、2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRの一部、あるいは2チャンネルステレオ信号L,Rの一部を加える第1形態と、フロントセンタスピーカSPFCの駆動信号FCの一部を加える第2形態とがある。
図18(b)は、第1形態の第1の実施例であり、サラウンド信号処理回路3から前方中央のセンタスピーカSPFCの駆動信号FCが増えただけであり、残りの構成は図3(a)で説明した第1の形態の第1の実施例の構成と全く同じであるので、その説明を省略する。図18(c)は、第2形態の第2の実施例であり、2つのリヤスピーカSPRL,SPRCへの駆動信号RL,RRのラインに設けられた加算器12には、フロントセンタスピーカSPFCの駆動信号FCの一部が、増幅器11Fで増幅された後にそれぞれ加えられる。
第8の実施形態には、この実施例の他に、以下のような実施例が可能である。
(A)加算器12の前段又は後段側に遅延回路を備える。
(B)増幅器11Fの前段又は後段側に遅延回路を備える。
(C)増幅器11F,11Rの前段又は後段側にそれぞれ遅延回路を備える。
(D)リヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号ラインにそれぞれ圧縮回路を備える。
(E)2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRを混合した後の一部、あるいは2チャンネルステレオ信号L,Rを混合した後の一部が、分岐した後にそれぞれリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号のラインに加えられる。
(F)2つのフロントスピーカSPFL,SPFRの駆動信号FL、FRの一方の一部、あるいは2チャンネルステレオ信号L,Rの一方の一部が、それぞれリヤスピーカSPRL,SPRRへの駆動信号のラインに加えられる。
(10)第9の実施形態
本発明のサラウンド装置の第9の実施形態は、図19(a)に示すように、左フロントスピーカSPFL、右フロントスピーカSPFR、左リヤスピーカSPRL、及び右リヤスピーカSPRRの4スピーカに加えて、フロントセンタスピーカSPFCとリヤセンタスピーカSPRCを加えた6スピーカを使用するサラウンドシステムに本発明のサラウンド装置を適用したものである。
第9の実施形態では、リヤセンタスピーカSPRCにどのような信号を混合するかによって、以下の4つの実施例が考えられる。
第1の実施例は、リヤセンタスピーカSPRCに、フロントセンタスピーカSPFCへの駆動信号FCの一部を混合するものであり、この構成が図19(b)に示される。その他の構成は第1の実施形態の第1の実施例と同じであるので、その説明を省略する。
第2の実施例は、3つのリヤスピーカSPRL,SPRC,SPRRの全てに、フロントセンタスピーカSPFCへの駆動信号FCの一部を混合するものであり、この構成が図19(c)に示される。
第3の実施例は、リヤセンタスピーカSPRCに、左フロントスピーカSPFLと右フロントスピーカSPFRへの駆動信号FLとFRの一部を混合した後に加えるものであり、この構成が図20(a)に示される。
第4の実施例は、リヤセンタスピーカSPRCへの駆動信号RCに、左フロントスピーカSPFLへの駆動信号FLの一部が混合された後の左リヤスピーカSPRLへの駆動信号と、右フロントスピーカSPFRへの駆動信号FRの一部が混合された後の右リヤスピーカSPRRへの駆動信号とが、増幅回路11Cを経て加算器12Cに加えられるものであり、この構成が図20(b)に示される。
第9の実施形態にも、第8の実施例と同様に、前述の(A)〜(F)の構成の実施例が可能である。
なお、以上のように構成された本発明のサラウンド装置は、FMチューナを備えたサラウンド装置が車両に搭載された場合において、車両が電波状態の悪い地域を走行した場合に特に有効である。
本発明は、ステレオ2チャンネル信号の差成分に基づいてサラウンド信号を生成するサラウンド装置において、入力されるステレオ2チャンネル信号のセパレーションが何らかの原因で悪化した場合でも、リヤのスピーカから出る音の大小の変動や、音が全く出ないという不具合が発生しないので、サラウンド装置に有効に利用できる。特に、本発明は自動車に搭載された音響装置のサラウンド装置に有効である。
(a)は強電界地域にFMチューナが設置されている場合のサラウンド処理回路の動作を示す図、(b)は弱電界地域にFMチューナが設置されている場合のサラウンド処理回路の動作の問題点を示す図である。 本発明のサラウンド装置を備えたサラウンド装置の全体構成図である。 本発明のサラウンド装置を4スピーカサラウンドシステムに適用した場合の第1の実施形態を示しており、(a)は第1の実施形態の第1の実施例の構成を示す回路図、(b)は第1の実施形態の第2の実施例の構成を示す回路図、(c)は第1の実施形態の第3の実施例の構成を示す回路図、(d)は第1の実施形態の第4の実施例の構成を示す回路図である。 (a)は第1の実施形態の第3の実施例の変形例の構成を示す回路図、(b)は第1の実施形態の第4の実施例の第1の変形例の構成を示す回路図、(c)は第1の実施形態の第4の実施例の第2の変形例の構成を示す回路図である。 本発明のサラウンド装置を4スピーカサラウンドシステムに適用した場合の第2の実施形態を示しており、(a)は第2の実施形態の第1の実施例の構成を示す回路図、(b)は第2の実施形態の第1の実施例の変形例の構成を示す回路図である。 (a)は第2の実施形態の第2の実施例の構成を示す回路図、(b)は第2の実施形態の第3の実施例の構成を示す回路図、(c)は第2の実施形態の第4の実施例の構成を示す回路図である。 (a)は第2の実施形態の第2の実施例の変形例の構成を示す回路図、(b)は第2の実施形態の第3の実施例の変形例の構成を示す回路図、(c)は第2の実施形態の第4の実施例の構成を示す回路図である。 本発明のサラウンド装置を4スピーカサラウンドシステムに適用した場合の第3の実施形態を示しており、(a)は第3の実施形態の第1の実施例の構成を示す回路図、(b)は第3の実施形態の第2の実施例の構成を示す回路図、(c)は第3の実施形態の第3の実施例の構成を示す回路図、(d)は第3の実施形態の第4の実施例の構成を示す回路図である。 (a)は第3の実施形態の第3の実施例の変形例の構成を示す回路図、(b)は第3の実施形態の第4の実施例の第1の変形例の構成を示す回路図、(c)は第3の実施形態の第4の実施例の第2の変形例の構成を示す回路図である。 本発明のサラウンド装置を4スピーカサラウンドシステムに適用した場合の第4の実施形態を示しており、(a)は第4の実施形態の第1の実施例の構成を示す回路図、(b)は第4の実施形態の第1の実施例の変形例の構成を示す回路図である。 (a)は第4の実施形態の第2の実施例の構成を示す回路図、(b)は第4の実施形態の第3の実施例の構成を示す回路図、(c)は第4の実施形態の第4の実施例の構成を示す回路図である。 (a)は第4の実施形態の第2の実施例の変形例の構成を示す回路図、(b)は第4の実施形態の第3の実施例の変形例の構成を示す回路図、(c)は第4の実施形態の第4の実施例の構成を示す回路図である。 本発明のサラウンド装置を4スピーカサラウンドシステムに適用した場合の第5の実施形態を示しており、(a)は第5の実施形態の第1の実施例の構成を示す回路図、(b)は第5の実施形態の第2の実施例の構成を示す回路図、(c)は第5の実施形態の第3の実施例の構成を示す回路図、(d)は第5の実施形態の第4の実施例の構成を示す回路図である。 本発明のサラウンド装置を4スピーカサラウンドシステムに適用した場合の第6の実施形態を示しており、(a)は第6の実施形態の第1の実施例の構成を示す回路図、(b)は第6の実施形態の第2の実施例の構成を示す回路図、(c)は第6の実施形態の第3の実施例の構成を示す回路図、(d)は第6の実施形態の第4の実施例の構成を示す回路図である。 (a)は第5の実施形態の第1の実施例の変形例の構成を示す回路図、(b)は第6の実施形態の第1の実施例の変形例の構成を示す回路図である。 (a)は以上説明した実施例の回路に設けられた増幅器の増幅率を調整する回路構成を示す回路図、(b)は2チャンネルステレオ信号のセパレーションと各増幅器のゲイン特性の特徴を説明する代表特性図である。 (a)は本発明のサラウンド装置を3スピーカサラウンドシステムに適用した第7の実施形態における各スピーカの配置例を示す図、(b)は第7の実施形態における1つの実施例の構成を示す回路図である。 (a)は本発明のサラウンド装置を5スピーカサラウンドシステムに適用した第8の実施形態における各スピーカの配置例を示す図、(b)は第8の実施形態における第1の実施例の構成を示す回路図、(c)は第8の実施形態における第2の実施例の構成を示す回路図である。 (a)は本発明のサラウンド装置を6スピーカサラウンドシステムに適用した第9の実施形態における各スピーカの配置例を示す図、(b)は第9の実施形態における第1の実施例の構成を示す回路図、(c)は第9の実施形態における第2の実施例の構成を示す回路図である。 (a)は第9の実施形態における第3の実施例の構成を示す回路図、(b)は第9の実施形態における第4の実施例の構成を示す回路図である。
符号の説明
1…アンテナ
2…FMチューナ
3…サラウンド信号処理回路
7…切り換えスイッチ
8…操作器セレクタ
9…マイクロコンピュータ
10…本発明のサラウンド回路
11,11F,11R…増幅器
12,12C,12F…加算器
13,13F,13R…遅延回路
14…圧縮回路
20…混合率補正回路
21…増幅率調整回路
30…聴取者
SPFC…フロントセンタスピーカ
SPFL…左フロントスピーカ
SPFR…右フロントスピーカ
SPRC…リヤセンタスピーカ
SPRL…左リヤスピーカ
SPRR…右リヤスピーカ

Claims (21)

  1. 2チャンネルステレオ信号を出力する再生機器から入力された左チャンネル用信号と右チャンネル用信号、及びこれらの入力信号から生成した差信号に基づいてサラウンド信号を生成するサラウンド信号処理手段を備えるサラウンド装置において、
    前記左チャンネル用信号と右チャンネル用信号の一方または両方に基づいて生成された信号を、所定の前記サラウンド信号に加算信号として加算して音場を調整する音場調整手段を設けたことを特徴とするサラウンド装置。
  2. 請求項1に記載のサラウンド装置において、
    前記サラウンド信号処理手段からは、前記サラウンド信号として、聴取者の前方から到来する少なくとも左右2つの前方到来音用のサラウンド信号、及び、聴取者の後方から到来する少なくとも1つの後方到来音用のサラウンド信号を出力させ、
    前記音場調整手段には、前記後方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインに加算器を設け、前記前方到来音用のサラウンド信号の一部を前記加算信号としてこの加算器に導き、前記後方到来音用のサラウンド信号に加算することを特徴とするサラウンド装置。
  3. 請求項1に記載のサラウンド装置において、
    前記サラウンド信号処理手段からは、前記サラウンド信号として、聴取者の前方から到来する少なくとも左右2つの前方到来音用のサラウンド信号、及び、聴取者の後方から到来する少なくとも1つの後方到来音用のサラウンド信号を出力させ、
    前記音場調整手段には、前記後方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインに加算器を設け、前記左チャンネル用信号または右チャンネル用信号の一部を前記加算信号としてこの加算器に導き、前記後方到来音用のサラウンド信号に加算することを特徴とするサラウンド装置。
  4. 請求項2又は3に記載のサラウンド装置において、
    前記音場調整手段には、前記サラウンド信号処理手段から出力される左右2つの前方到来音用のサラウンド信号がそれぞれ入力される2つのラインと、前記サラウンド信号処理手段から出力される左右2つの後方到来音用のサラウンド信号がそれぞれ入力される2つのラインとを設けたことを特徴とするサラウンド装置。
  5. 請求項4に記載のサラウンド装置において、
    前記左側の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けた前記加算器には、前記左側の前方到来音用のサラウンド信号の一部、又は前記左チャンネル用信号の一部を前記加算信号として導き、前記右側の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けた前記加算器には、前記右側の前方到来音用のサラウンド信号の一部、又は前記右チャンネル用信号の一部を前記加算信号として導いたことを特徴とするサラウンド装置。
  6. 請求項4に記載のサラウンド装置において、
    前記左右の後方到来音用のサラウンド信号ラインに設けた前記加算器には、前記左右の前方到来音用のサラウンド信号の一部の和、又は前記左右チャンネル用信号の一部の和を、それぞれ前記加算信号として導いたことを特徴とするサラウンド装置。
  7. 請求項4に記載のサラウンド装置において、
    前記左右の後方到来音用のサラウンド信号ラインに設けた前記加算器には、前記左右の前方到来音用のサラウンド信号の一方の一部、又は前記左右チャンネル用信号の一方の一部を、それぞれ前記加算信号として導いたことを特徴とするサラウンド装置。
  8. 請求項2から4の何れか1項に記載のサラウンド装置であって、
    前記音場調整手段には、前記サラウンド信号処理手段から出力される左右2つの前方到来音用のサラウンド信号がそれぞれ入力される2つのラインに加えて、前記サラウンド信号処理手段から出力される中央の前方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインを設け、
    前記後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けた前記加算器には、前記中央の前方到来音用のサラウンド信号の一部を前記加算信号として導いたことを特徴とするサラウンド装置。
  9. 請求項5に記載のサラウンド装置において、
    前記音場調整手段には更に、前記サラウンド信号処理手段から出力される、中央の前方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインと、中央の後方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインを設け、
    前記中央の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けた前記加算器には、前記中央の前方到来音用のサラウンド信号の一部を前記加算信号として導いたことを特徴とするサラウンド装置。
  10. 請求項8に記載のサラウンド装置において、
    前記後方到来音用のサラウンド信号のラインとして、左右2つの後方到来音用のサラウンド信号と中央の後方到来音用のサラウンド信号が入力される3つのラインを設けたことを特徴とするサラウンド装置。
  11. 請求項5に記載のサラウンド装置において、
    前記音場調整手段には更に、前記サラウンド信号処理手段から出力される、中央の後方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインを設け、
    前記中央の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けられた前記加算器には、前記左右の前方到来音用のサラウンド信号の一部の和を前記加算信号として導いたことを特徴とするサラウンド装置。
  12. 請求項5に記載のサラウンド装置において、
    前記音場調整手段には更に、前記サラウンド信号処理手段から出力される、中央の後方到来音用のサラウンド信号が入力されるラインを設け、
    前記中央の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けた前記加算器には、前記左側の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けた前記加算器の出力信号の一部と、前記右側の後方到来音用のサラウンド信号のラインに設けた前記加算器の出力信号の一部とを、それぞれ前記加算信号として導いたことを特徴とするサラウンド装置。
  13. 請求項1から12の何れか1項に記載のサラウンド装置において、
    前記音場調整手段に設けた前記加算器の入力側に接続する各ラインに、それぞれ増幅器を設けたことを特徴とするサラウンド装置。
  14. 請求項1から13の何れか1項に記載のサラウンド装置において、
    前記音場調整手段に設けた前記加算器の出力側に接続するラインに、遅延回路を設け、前記加算後の前記後方到来音用のサラウンド信号を前記遅延回路によって所定時間遅延させたことを特徴とするサラウンド装置。
  15. 請求項1から13の何れか1項に記載のサラウンド装置において、
    前記音場調整手段に設けた前記加算器の入力側に接続する前記加算信号のラインに第1の遅延回路を設け、
    前記左右の前方到来音用のサラウンド信号の一部、又は前記左右チャンネル用信号の一部は、前記後方到来音用のサラウンド信号への加算前に、前記第1の遅延回路によって所定時間遅延させたことを特徴とするサラウンド装置。
  16. 請求項15に記載のサラウンド装置において、
    前記音場調整手段に設けた前記加算器の入力側に接続する前記後方到来音用のサラウンド信号のラインに第2の遅延回路を設け、
    前記サラウンド信号処理手段から出力される前記後方到来音用のサラウンド信号を、前記加算器の前段で前記第2の遅延回路によって所定時間遅延させたことを特徴とするサラウンド装置。
  17. 請求項1から16の何れか1項に記載のサラウンド装置において、
    前記音場調整手段に設けた前記加算器の入力側に接続する前記後方到来音用のサラウンド信号のラインに圧縮回路を設け、
    前記サラウンド信号処理手段から出力される前記後方到来音用のサラウンド信号を、前記加算器の前段で前記圧縮回路によって圧縮したことを特徴とするサラウンド装置。
  18. 請求項1から16の何れか1項に記載のサラウンド装置において、
    前記音場調整手段に設けた前記加算器の出力側に接続するラインに圧縮回路を設け、
    前記加算後の前記後方到来音用のサラウンド信号を、前記圧縮回路によって圧縮したことを特徴とするサラウンド装置。
  19. 請求項1から18の何れか1項に記載のサラウンド装置において、
    前記音場調整手段に、前記増幅器の増幅率調整手段と、前記2チャンネルステレオ信号のセパレーションの検出手段を設け、
    検出されたセパレーションの大きさに応じて前記増幅率調整手段によって前記増幅器の増幅率を調整することを特徴とするサラウンド装置。
  20. 請求項1から18の何れか1項に記載のサラウンド装置において、
    前記音場調整手段に前記増幅器の増幅率調整手段を設け、
    前記2チャンネルステレオ信号のソースの種類とそのソースのセパレーションが既知の場合に、入力されるソースの種類に応じて前記増幅率調整手段によって前記増幅器の増幅率を調整することを特徴とするサラウンド装置。
  21. 請求項1から20の何れか1項に記載のサラウンド装置であって、
    前記2チャンネルステレオ信号のソースとして、AMチューナ、FMチューナ及びTVチューナのうちの少なくとも1つのチューナを有する車載用音響装置に搭載したことを特徴とするサラウンド装置。
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