JP2004363845A - 車両用リモコンキー - Google Patents
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Abstract
【課題】ケースの大きさを増大させることなく、受信又は送信感度を良好なものとすることができる車両用リモコンキーを提供する。
【解決手段】内部に電気部品8を収納する外ケース21の一部から、外側方に向けてループ状の上,下側キーホルダ取り付けリング部26,27を一体に突設して、キーホルダ取り付けリング部25を構成すると共に、環状に巻き廻されたZ軸送受信用アンテナ線19を有する車両用リモコンキー20である。
Z軸送受信用アンテナ線19の少なくとも一部である環状部分19aを、前記キーホルダ取り付けリング部25に沿わせて延設している。
【選択図】 図1
【解決手段】内部に電気部品8を収納する外ケース21の一部から、外側方に向けてループ状の上,下側キーホルダ取り付けリング部26,27を一体に突設して、キーホルダ取り付けリング部25を構成すると共に、環状に巻き廻されたZ軸送受信用アンテナ線19を有する車両用リモコンキー20である。
Z軸送受信用アンテナ線19の少なくとも一部である環状部分19aを、前記キーホルダ取り付けリング部25に沿わせて延設している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両のキーレスエントリー装置に用いるリモコンキーで、特に、送受信可能なパッシブエントリー装置に用いて好適な車両用リモコンキーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7に示すような自動車等の車両に搭載されるパッシブエントリー装置のリモコンキーが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
まず、構成から説明すると、この従来の車両用リモコンキーでは、合成樹脂材料からなり、成形加工された外ケース1が、押しボタン開口部2a,2bが設けられた上側ケース2及び、この上側ケース2と嵌合される下側ケース3とを有して主に構成されている。
【0004】
この外ケース1内部には、弾性ゴム製の防水部材4が設けられている。
【0005】
この防水部材4には、前記押しボタン開口部2a,2bから外部に臨む押しボタンスイッチ部4a,4bが一体に形成されている。
【0006】
また、この防水部材4の下側には、プリント配線が施された回路基板5が設けられていて、この回路基板5に設けられた押しボタンスイッチ6,7が押圧されることにより、この回路基板5にプリントされているアンテナパターン11によって、キーID信号が送信される。
【0007】
そして、受信アンテナ9により車両側からのリモコンを起動させるためのリクエスト信号が、受信されると、この回路基板5に設けられたアンテナパターン11から、各電気部品8等から出力されたキーID信号等の送信信号が、送出されるように構成されている。
【0008】
このうち、受信アンテナ9は、前記外ケース1内側に設けられたホルダー部材10に複数回巻き付けられている。このホルダー部材10には、ボタン型電池12を挿通可能な貫通孔10aが形成されていて、断面略コ字状の環状を呈すると共に、第1電極端子部材13,第2電極端子部材14に各電極を接触させた状態で、このボタン型電池12を、前記下側ケース3の壁部3a,3b内側に収納するように構成されている。
【0009】
さらに、この従来の外ケース1のうち、前記下側ケース3には、金属板製の保持部材15が設けられていて、エマージョンキー16が穴部17内に挿抜可能に保持されている。
【0010】
次に、この従来の車両用リモコンキーの作用について説明する。
【0011】
このように構成された従来の車両用リモコンキーでは、前記押しボタンスイッチ6又は7が、前記防水部材4の押しボタンスイッチ部4a,4bを介して押圧されると、前記アンテナパターン11から車両のドアを、ロック又はアンロックする信号が送出される。
【0012】
また、このリモコンキーを携帯した状態で、車両側からリクエストスイッチ等の操作によってリクエスト信号が送出されると、前記ホルダー部材10に巻き付けられた受信アンテナ9が、このリクエスト信号を受信する。
【0013】
前記リクエスト信号が受信されると、前記回路基板5に設けられた電気部品8等によって、キーID信号が、前記アンテナパターン11から送出されて、車体側のパッシブエントリー装置によって受信される。
【0014】
パッシブエントリー装置では、キーID照合を行って、照合結果が正しければ、車体に設けられたドアロックアクチュエータに、ドアロック解除又は施錠の作動を行わせる。
【0015】
このため、運転者等は、この車両用リモコンキーを携帯していることにより、ドアロックを解除又は施錠することができる。
【0016】
【特許文献1】
特開2003−90152号公報(図1、
【0032】乃至
【0081】段落)
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記図7に示すような従来の車両用リモコンキーでは、前記外ケース1の下側ケース3内に収納されるホルダー部材10に、前記アンテナ線9が巻き付けられているので、受信感度を向上させようとすると、巻き数を多くするか或いは、前記ホルダー部材10の径を大きく設定する必要があった。
【0018】
このため、前記外ケース1を構成する上側ケース2及び下側ケース3の外形寸法を大きくする必要が生じ、携帯性を損なう虞があった。
【0019】
そこで、本発明の目的は、ケースの大きさを増大させることなく、受信又は送信感度を良好なものとすることができる車両用リモコンキーを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる問題点に着目してなされたもので、請求項1に係る発明では、内部に電気部品を収納するケースの一部から、外側方に向けてループ状のキーホルダ取り付けリング部を一体に突設すると共に、環状に巻き廻されたアンテナ線を有する車両用リモコンキーであって、前記アンテナ線の環状部分の少なくとも一部を、前記キーホルダ取り付けリング部に沿わせて延設する車両用リモコンキーを特徴としている。
【0021】
このように構成された請求項1記載のものでは、前記アンテナ線の環状部分の少なくとも一部が、前記ケースの一部から突設された前記キーホルダ取り付けリング部に沿わせて延設されている。
【0022】
このため、ケース内部に環状に収納されるアンテナ線に比して、環状部分の径を大径とすることができるので、前記ケースの外形寸法を増大させることなく、受信又は送信感度を良好なものとすることができる。
【0023】
また、前記キーホルダ取り付けリング部に前記アンテナ線が沿うように延設されているので、該アンテナ線が無いものに比して、該キーホルダ取り付けリング部の剛性を向上させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態1】
図1乃至図6は、この発明の実施の形態1の車両用リモコンキーを示すものである。
【0025】
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0026】
まず、構成から説明すると、この実施の形態1の車両用リモコンキー20では、合成樹脂材料からなり、成形加工された外ケース21が、押しボタン開口部22a,22bが設けられた上側ケース22及び、この上側ケース22と嵌合される下側ケース23とを有して主に構成されている。
【0027】
これらの上,下側ケース22,23によって構成される外ケース21内部には、弾性ゴム製の防水部材4が設けられている。
【0028】
この防水部材4には、前記押しボタン開口部22a,22bから外部に臨む押しボタンスイッチ部4a,4bが一体に形成されている。
【0029】
また、この防水部材4の下側には、プリント配線が施された回路基板5が設けられていて、この回路基板5に設けられた押しボタンスイッチ6,7が押圧されるか、或いは、この回路基板5に接続される各アンテナ線11a,11b,19によってリクエスト信号が、受信されることにより、これらの各アンテナ線11a…等から、各電気部品8等によって出力されたキーID信号等の送信信号が送出されるように構成されている。
【0030】
これらのアンテナ線のうち、アンテナ線としてのZ軸送受信用アンテナ線19は、前記下側ケース23にインサート成形された断面略コ字状で環状を呈するホルダー部材24に複数回巻き付けられている。
【0031】
さらに、図5及び図6に示すように、このZ軸送受信用アンテナ線19の両端部19b,19cは、前記ホルダー部材24に上下方向に貫通するようにインサート成形されたターミナル部材28,29に接続されている。
【0032】
これらのターミナル部材28,29は、前記回路基板5に開口形成された接続孔30,31に挿通されると共に、ハンダ32,32によって、各々ハンダ付けされて、この回路基板5上にプリント配線された各回路に電気的に接続されるように構成されている。
【0033】
また、内部に電気部品8を収納する前記外ケース21の上,下側ケース22,23の短辺側外側壁からは、外側方に向けて各々ループ状の上,下側キーホルダ取り付けリング部26,27が一体に突設されていて、これらの上,下側キーホルダ取り付けリング部26,27が、前記上,下側ケース22,23の組付けによって、接合されることにより、キーホルダ取り付けリング部25が形成されるように構成されている。
【0034】
この実施の形態1のキーホルダ取り付けリング部25は、その両側根元部を各々前記外ケース21の短辺側外側壁の両側端部に接続することにより、ループ状の円弧の接線を、前記外ケース21の長辺側両外装壁の延設方向に、各々略一致させている。
【0035】
そして、前記Z軸送受信用アンテナ線19の環状部分19aは、前記キーホルダ取り付けリング部25に沿わせて延設されるように、前記ホルダー部材24の環状部分24bと共に、前記下側キーホルダ取り付けリング部27内に前記インサート成形によって、埋設されている。
【0036】
さらに、このホルダー部材24には、ボタン型電池12を挿通可能な貫通孔24aが形成されていて、略環状を呈すると共に、第1電極端子部材13,第2電極端子部材14に各電極を接触させた状態で、このボタン型電池12を、前記下側ケース23の壁部3a,3b内側に収納するように構成されている。
【0037】
次に、この実施の形態1の車両用リモコンキーの作用について説明する。
【0038】
この実施の形態1の前記Z軸送受信用アンテナ線19の環状部分19aが、前記下側ケース23の短辺側外側壁から外側方に向けて一体に突設されたループ状の下側キーホルダ取り付けリング部27内に沿って延設されている。
【0039】
このため、従来のケース内部に環状に収納されるアンテナ線に比して、環状部分の径を大径とすることができるので、前記外ケース21の外形寸法を増大させることなく、受信又は送信感度を良好なものとすることができる。
【0040】
また、例えば、従来と同様に送受信感度を有するように、前記アンテナ線9と、略同一径のZ軸送受信用アンテナ線19を用いる場合、前記外ケース21の回路基板5等を収納する本体部分を小さく設定することにより、前記キーホルダ取り付けリング部25を含む全体の外形寸法を、従来のキーホルダ取り付けリング部25を含まないケースの外形寸法と略同様の大きさとすることができる。
【0041】
さらに、前記キーホルダ取り付けリング部25に前記Z軸送受信用アンテナ線19が沿うように延設されているので、このZ軸送受信用アンテナ線19が無いものに比して、このキーホルダ取り付けリング部25の剛性を向上させることができる。
【0042】
しかも、この実施の形態1では、前記ホルダー部材24が、前記下側ケース23にインサート成形されて、埋設されているので、図4に示すように、Z軸送受信用アンテナ線19の環状部分19aが、略全周で、前記下側キーホルダ取り付けリング部27によって覆われる。このため、前記上側キーホルダ取り付けリング部26と、この下側キーホルダ取り付けリング部27との嵌め合いに影響を受けること無く、防水性が良好である。
【0043】
更に、この実施の形態1では、前記X軸送受信用アンテナ11a,Y軸送受信用アンテナ11bに加えて、良好な感度を有するZ軸送受信用アンテナ線19が設けられているので、いずれの方向に対しても、送受信感度が良好である。
【0044】
このため、この車両用リモコンキー20を携帯した状態で、車両側からリクエストスイッチ等の操作によってリクエスト信号が送出されると、前記X軸送受信用アンテナ11a,Y軸送受信用アンテナ11b又はZ軸送受信用アンテナ線19のうち少なくとも何れか1つが、このリクエスト信号を受信する。
【0045】
また、発信も前記X軸送受信用アンテナ11a,Y軸送受信用アンテナ11b又はZ軸送受信用アンテナ線19のうち少なくとも何れか1つが電波を送出する方向に車両側アンテナが位置するので、例えば、運転者がポケットに、この車両用リモコンキーを入れっぱなしの状態でも、小さな出力で送受信を行うことが出来、パッシブエントリー装置のリモコンキーとして用いて好適である。
【0046】
更に、この実施の形態1のキーホルダ取り付けリング部25が、その両側根元部を各々前記外ケース21の短辺側外側壁の両側端部に接続されることにより、ループ状の円弧の接線が、前記外ケース21の長辺側両外装壁の延設方向に、各々略一致させられている。
【0047】
このため、このキーホルダ取り付けリング部25内部にループ状に沿って延設される前記Z軸送受信用アンテナ線19の環状部分19aは、前記両側根元部で、無理な応力を与えられて屈曲されることなく、円滑に前記外ケース21内の直線状のZ軸送受信用アンテナ線19から延設される。
【0048】
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態1の車両用リモコンキーを詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
【0049】
例えば、前記実施の形態1では、前記X軸送受信用アンテナ11a,Y軸送受信用アンテナ11b及びZ軸送受信用アンテナ線19を送受信に用いるものを示して説明してきたが、特にこれに限らず、例えば、送信又は受信のうち少なくとも何れか一方に使用するものであればよい。
【0050】
更に、この実施の形態1では、前記回路基板5に設けられた押しボタンスイッチ6,7が押圧されるか、或いは、この回路基板5に接続される各アンテナ線11a,11b,19によってリクエスト信号が、受信されることにより、これらの各アンテナ線11a…等から、各電気部品8等によって出力されたキーID信号等の送信信号が送出されるように構成されていて、いわゆるリモコンエントリーキーとしての機能に加えて、パッシブエントリー装置のキー機能を併せて有するように構成されているが、特にこれに限らず、パッシブエントリー装置のキー機能又は、リモコンキーとしての機能のうち少なくとも何れか一方の機能を有するものであればよい。
【0051】
また、この実施の形態1の前記Z軸送受信用アンテナ線19の環状部分19aは、前記下側ケース23の短辺側外側壁から外側方に向けて一体に突設されたループ状の下側キーホルダ取り付けリング部27内に沿って延設されているが、特にこれに限らず、例えば、下側ケース23の長辺側外側壁から外側方に向けて一体に下側キーホルダ取り付けリング部27を突設させて、この下側キーホルダ取り付けリング部27に沿わせて、前記Z軸送受信用アンテナ線19の環状部分19aを延設するようにしても良く、キーホルダ取り付けリング部25の形状、数量、及び材質が、前記実施の形態1に限定されるものではない。
【0052】
【発明の効果】
上述してきたように、請求項1記載のものでは、前記アンテナ線の環状部分の少なくとも一部が、前記ケースの一部から突設された前記キーホルダ取り付けリング部に沿わせて延設されている。
【0053】
このため、ケース内部に環状に収納されるアンテナ線に比して、環状部分の径を大径とすることができるので、前記ケースの外形寸法を増大させることなく、受信又は送信感度を良好なものとすることができる。
【0054】
また、前記キーホルダ取り付けリング部に前記アンテナ線が沿うように延設されているので、該アンテナ線が無いものに比して、該キーホルダ取り付けリング部の剛性を向上させることができる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の車両用リモコンキーの構成を説明する全体の分解斜視図である。
【図2】実施の形態1の車両用リモコンキーで、下側ケースの上面図である。
【図3】実施の形態1の車両用リモコンキーを示し、図2中A−A線に沿った位置での断面図である。
【図4】実施の形態1の車両用リモコンキーを示し、図2中B−B線に沿った位置での断面図である。
【図5】実施の形態1の車両用リモコンキーを示し、ホルダー部材にZ軸送受信用アンテナ線を巻き付けた様子を説明する斜視図である。
【図6】実施の形態1の車両用リモコンキーのホルダー部材で、図5中C−C線に沿った位置での断面図である。
【図7】従来例の車両用リモコンキーで、構成を説明する分解斜視図である。
【符号の説明】
8 電気部品
19 Z軸送受信用アンテナ線(アンテナ線)
19a 環状部分
20 車両用リモコンキー
ケース
21 外ケース
22 上側ケース
23 下側ケース
25 キーホルダ取り付けリング部
27 下側キーホルダ取り付けリング部
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両のキーレスエントリー装置に用いるリモコンキーで、特に、送受信可能なパッシブエントリー装置に用いて好適な車両用リモコンキーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、図7に示すような自動車等の車両に搭載されるパッシブエントリー装置のリモコンキーが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
まず、構成から説明すると、この従来の車両用リモコンキーでは、合成樹脂材料からなり、成形加工された外ケース1が、押しボタン開口部2a,2bが設けられた上側ケース2及び、この上側ケース2と嵌合される下側ケース3とを有して主に構成されている。
【0004】
この外ケース1内部には、弾性ゴム製の防水部材4が設けられている。
【0005】
この防水部材4には、前記押しボタン開口部2a,2bから外部に臨む押しボタンスイッチ部4a,4bが一体に形成されている。
【0006】
また、この防水部材4の下側には、プリント配線が施された回路基板5が設けられていて、この回路基板5に設けられた押しボタンスイッチ6,7が押圧されることにより、この回路基板5にプリントされているアンテナパターン11によって、キーID信号が送信される。
【0007】
そして、受信アンテナ9により車両側からのリモコンを起動させるためのリクエスト信号が、受信されると、この回路基板5に設けられたアンテナパターン11から、各電気部品8等から出力されたキーID信号等の送信信号が、送出されるように構成されている。
【0008】
このうち、受信アンテナ9は、前記外ケース1内側に設けられたホルダー部材10に複数回巻き付けられている。このホルダー部材10には、ボタン型電池12を挿通可能な貫通孔10aが形成されていて、断面略コ字状の環状を呈すると共に、第1電極端子部材13,第2電極端子部材14に各電極を接触させた状態で、このボタン型電池12を、前記下側ケース3の壁部3a,3b内側に収納するように構成されている。
【0009】
さらに、この従来の外ケース1のうち、前記下側ケース3には、金属板製の保持部材15が設けられていて、エマージョンキー16が穴部17内に挿抜可能に保持されている。
【0010】
次に、この従来の車両用リモコンキーの作用について説明する。
【0011】
このように構成された従来の車両用リモコンキーでは、前記押しボタンスイッチ6又は7が、前記防水部材4の押しボタンスイッチ部4a,4bを介して押圧されると、前記アンテナパターン11から車両のドアを、ロック又はアンロックする信号が送出される。
【0012】
また、このリモコンキーを携帯した状態で、車両側からリクエストスイッチ等の操作によってリクエスト信号が送出されると、前記ホルダー部材10に巻き付けられた受信アンテナ9が、このリクエスト信号を受信する。
【0013】
前記リクエスト信号が受信されると、前記回路基板5に設けられた電気部品8等によって、キーID信号が、前記アンテナパターン11から送出されて、車体側のパッシブエントリー装置によって受信される。
【0014】
パッシブエントリー装置では、キーID照合を行って、照合結果が正しければ、車体に設けられたドアロックアクチュエータに、ドアロック解除又は施錠の作動を行わせる。
【0015】
このため、運転者等は、この車両用リモコンキーを携帯していることにより、ドアロックを解除又は施錠することができる。
【0016】
【特許文献1】
特開2003−90152号公報(図1、
【0032】乃至
【0081】段落)
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記図7に示すような従来の車両用リモコンキーでは、前記外ケース1の下側ケース3内に収納されるホルダー部材10に、前記アンテナ線9が巻き付けられているので、受信感度を向上させようとすると、巻き数を多くするか或いは、前記ホルダー部材10の径を大きく設定する必要があった。
【0018】
このため、前記外ケース1を構成する上側ケース2及び下側ケース3の外形寸法を大きくする必要が生じ、携帯性を損なう虞があった。
【0019】
そこで、本発明の目的は、ケースの大きさを増大させることなく、受信又は送信感度を良好なものとすることができる車両用リモコンキーを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる問題点に着目してなされたもので、請求項1に係る発明では、内部に電気部品を収納するケースの一部から、外側方に向けてループ状のキーホルダ取り付けリング部を一体に突設すると共に、環状に巻き廻されたアンテナ線を有する車両用リモコンキーであって、前記アンテナ線の環状部分の少なくとも一部を、前記キーホルダ取り付けリング部に沿わせて延設する車両用リモコンキーを特徴としている。
【0021】
このように構成された請求項1記載のものでは、前記アンテナ線の環状部分の少なくとも一部が、前記ケースの一部から突設された前記キーホルダ取り付けリング部に沿わせて延設されている。
【0022】
このため、ケース内部に環状に収納されるアンテナ線に比して、環状部分の径を大径とすることができるので、前記ケースの外形寸法を増大させることなく、受信又は送信感度を良好なものとすることができる。
【0023】
また、前記キーホルダ取り付けリング部に前記アンテナ線が沿うように延設されているので、該アンテナ線が無いものに比して、該キーホルダ取り付けリング部の剛性を向上させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態1】
図1乃至図6は、この発明の実施の形態1の車両用リモコンキーを示すものである。
【0025】
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
【0026】
まず、構成から説明すると、この実施の形態1の車両用リモコンキー20では、合成樹脂材料からなり、成形加工された外ケース21が、押しボタン開口部22a,22bが設けられた上側ケース22及び、この上側ケース22と嵌合される下側ケース23とを有して主に構成されている。
【0027】
これらの上,下側ケース22,23によって構成される外ケース21内部には、弾性ゴム製の防水部材4が設けられている。
【0028】
この防水部材4には、前記押しボタン開口部22a,22bから外部に臨む押しボタンスイッチ部4a,4bが一体に形成されている。
【0029】
また、この防水部材4の下側には、プリント配線が施された回路基板5が設けられていて、この回路基板5に設けられた押しボタンスイッチ6,7が押圧されるか、或いは、この回路基板5に接続される各アンテナ線11a,11b,19によってリクエスト信号が、受信されることにより、これらの各アンテナ線11a…等から、各電気部品8等によって出力されたキーID信号等の送信信号が送出されるように構成されている。
【0030】
これらのアンテナ線のうち、アンテナ線としてのZ軸送受信用アンテナ線19は、前記下側ケース23にインサート成形された断面略コ字状で環状を呈するホルダー部材24に複数回巻き付けられている。
【0031】
さらに、図5及び図6に示すように、このZ軸送受信用アンテナ線19の両端部19b,19cは、前記ホルダー部材24に上下方向に貫通するようにインサート成形されたターミナル部材28,29に接続されている。
【0032】
これらのターミナル部材28,29は、前記回路基板5に開口形成された接続孔30,31に挿通されると共に、ハンダ32,32によって、各々ハンダ付けされて、この回路基板5上にプリント配線された各回路に電気的に接続されるように構成されている。
【0033】
また、内部に電気部品8を収納する前記外ケース21の上,下側ケース22,23の短辺側外側壁からは、外側方に向けて各々ループ状の上,下側キーホルダ取り付けリング部26,27が一体に突設されていて、これらの上,下側キーホルダ取り付けリング部26,27が、前記上,下側ケース22,23の組付けによって、接合されることにより、キーホルダ取り付けリング部25が形成されるように構成されている。
【0034】
この実施の形態1のキーホルダ取り付けリング部25は、その両側根元部を各々前記外ケース21の短辺側外側壁の両側端部に接続することにより、ループ状の円弧の接線を、前記外ケース21の長辺側両外装壁の延設方向に、各々略一致させている。
【0035】
そして、前記Z軸送受信用アンテナ線19の環状部分19aは、前記キーホルダ取り付けリング部25に沿わせて延設されるように、前記ホルダー部材24の環状部分24bと共に、前記下側キーホルダ取り付けリング部27内に前記インサート成形によって、埋設されている。
【0036】
さらに、このホルダー部材24には、ボタン型電池12を挿通可能な貫通孔24aが形成されていて、略環状を呈すると共に、第1電極端子部材13,第2電極端子部材14に各電極を接触させた状態で、このボタン型電池12を、前記下側ケース23の壁部3a,3b内側に収納するように構成されている。
【0037】
次に、この実施の形態1の車両用リモコンキーの作用について説明する。
【0038】
この実施の形態1の前記Z軸送受信用アンテナ線19の環状部分19aが、前記下側ケース23の短辺側外側壁から外側方に向けて一体に突設されたループ状の下側キーホルダ取り付けリング部27内に沿って延設されている。
【0039】
このため、従来のケース内部に環状に収納されるアンテナ線に比して、環状部分の径を大径とすることができるので、前記外ケース21の外形寸法を増大させることなく、受信又は送信感度を良好なものとすることができる。
【0040】
また、例えば、従来と同様に送受信感度を有するように、前記アンテナ線9と、略同一径のZ軸送受信用アンテナ線19を用いる場合、前記外ケース21の回路基板5等を収納する本体部分を小さく設定することにより、前記キーホルダ取り付けリング部25を含む全体の外形寸法を、従来のキーホルダ取り付けリング部25を含まないケースの外形寸法と略同様の大きさとすることができる。
【0041】
さらに、前記キーホルダ取り付けリング部25に前記Z軸送受信用アンテナ線19が沿うように延設されているので、このZ軸送受信用アンテナ線19が無いものに比して、このキーホルダ取り付けリング部25の剛性を向上させることができる。
【0042】
しかも、この実施の形態1では、前記ホルダー部材24が、前記下側ケース23にインサート成形されて、埋設されているので、図4に示すように、Z軸送受信用アンテナ線19の環状部分19aが、略全周で、前記下側キーホルダ取り付けリング部27によって覆われる。このため、前記上側キーホルダ取り付けリング部26と、この下側キーホルダ取り付けリング部27との嵌め合いに影響を受けること無く、防水性が良好である。
【0043】
更に、この実施の形態1では、前記X軸送受信用アンテナ11a,Y軸送受信用アンテナ11bに加えて、良好な感度を有するZ軸送受信用アンテナ線19が設けられているので、いずれの方向に対しても、送受信感度が良好である。
【0044】
このため、この車両用リモコンキー20を携帯した状態で、車両側からリクエストスイッチ等の操作によってリクエスト信号が送出されると、前記X軸送受信用アンテナ11a,Y軸送受信用アンテナ11b又はZ軸送受信用アンテナ線19のうち少なくとも何れか1つが、このリクエスト信号を受信する。
【0045】
また、発信も前記X軸送受信用アンテナ11a,Y軸送受信用アンテナ11b又はZ軸送受信用アンテナ線19のうち少なくとも何れか1つが電波を送出する方向に車両側アンテナが位置するので、例えば、運転者がポケットに、この車両用リモコンキーを入れっぱなしの状態でも、小さな出力で送受信を行うことが出来、パッシブエントリー装置のリモコンキーとして用いて好適である。
【0046】
更に、この実施の形態1のキーホルダ取り付けリング部25が、その両側根元部を各々前記外ケース21の短辺側外側壁の両側端部に接続されることにより、ループ状の円弧の接線が、前記外ケース21の長辺側両外装壁の延設方向に、各々略一致させられている。
【0047】
このため、このキーホルダ取り付けリング部25内部にループ状に沿って延設される前記Z軸送受信用アンテナ線19の環状部分19aは、前記両側根元部で、無理な応力を与えられて屈曲されることなく、円滑に前記外ケース21内の直線状のZ軸送受信用アンテナ線19から延設される。
【0048】
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態1の車両用リモコンキーを詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
【0049】
例えば、前記実施の形態1では、前記X軸送受信用アンテナ11a,Y軸送受信用アンテナ11b及びZ軸送受信用アンテナ線19を送受信に用いるものを示して説明してきたが、特にこれに限らず、例えば、送信又は受信のうち少なくとも何れか一方に使用するものであればよい。
【0050】
更に、この実施の形態1では、前記回路基板5に設けられた押しボタンスイッチ6,7が押圧されるか、或いは、この回路基板5に接続される各アンテナ線11a,11b,19によってリクエスト信号が、受信されることにより、これらの各アンテナ線11a…等から、各電気部品8等によって出力されたキーID信号等の送信信号が送出されるように構成されていて、いわゆるリモコンエントリーキーとしての機能に加えて、パッシブエントリー装置のキー機能を併せて有するように構成されているが、特にこれに限らず、パッシブエントリー装置のキー機能又は、リモコンキーとしての機能のうち少なくとも何れか一方の機能を有するものであればよい。
【0051】
また、この実施の形態1の前記Z軸送受信用アンテナ線19の環状部分19aは、前記下側ケース23の短辺側外側壁から外側方に向けて一体に突設されたループ状の下側キーホルダ取り付けリング部27内に沿って延設されているが、特にこれに限らず、例えば、下側ケース23の長辺側外側壁から外側方に向けて一体に下側キーホルダ取り付けリング部27を突設させて、この下側キーホルダ取り付けリング部27に沿わせて、前記Z軸送受信用アンテナ線19の環状部分19aを延設するようにしても良く、キーホルダ取り付けリング部25の形状、数量、及び材質が、前記実施の形態1に限定されるものではない。
【0052】
【発明の効果】
上述してきたように、請求項1記載のものでは、前記アンテナ線の環状部分の少なくとも一部が、前記ケースの一部から突設された前記キーホルダ取り付けリング部に沿わせて延設されている。
【0053】
このため、ケース内部に環状に収納されるアンテナ線に比して、環状部分の径を大径とすることができるので、前記ケースの外形寸法を増大させることなく、受信又は送信感度を良好なものとすることができる。
【0054】
また、前記キーホルダ取り付けリング部に前記アンテナ線が沿うように延設されているので、該アンテナ線が無いものに比して、該キーホルダ取り付けリング部の剛性を向上させることができる、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の車両用リモコンキーの構成を説明する全体の分解斜視図である。
【図2】実施の形態1の車両用リモコンキーで、下側ケースの上面図である。
【図3】実施の形態1の車両用リモコンキーを示し、図2中A−A線に沿った位置での断面図である。
【図4】実施の形態1の車両用リモコンキーを示し、図2中B−B線に沿った位置での断面図である。
【図5】実施の形態1の車両用リモコンキーを示し、ホルダー部材にZ軸送受信用アンテナ線を巻き付けた様子を説明する斜視図である。
【図6】実施の形態1の車両用リモコンキーのホルダー部材で、図5中C−C線に沿った位置での断面図である。
【図7】従来例の車両用リモコンキーで、構成を説明する分解斜視図である。
【符号の説明】
8 電気部品
19 Z軸送受信用アンテナ線(アンテナ線)
19a 環状部分
20 車両用リモコンキー
ケース
21 外ケース
22 上側ケース
23 下側ケース
25 キーホルダ取り付けリング部
27 下側キーホルダ取り付けリング部
Claims (1)
- 内部に電気部品を収納するケースの一部から、外側方に向けてループ状のキーホルダ取り付けリング部を一体に突設すると共に、環状に巻き廻されたアンテナ線を有する車両用リモコンキーであって、
前記アンテナ線の環状部分の少なくとも一部を、前記キーホルダ取り付けリング部に沿わせて延設することを特徴とする車両用リモコンキー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003158862A JP2004363845A (ja) | 2003-06-04 | 2003-06-04 | 車両用リモコンキー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003158862A JP2004363845A (ja) | 2003-06-04 | 2003-06-04 | 車両用リモコンキー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004363845A true JP2004363845A (ja) | 2004-12-24 |
Family
ID=34052089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003158862A Pending JP2004363845A (ja) | 2003-06-04 | 2003-06-04 | 車両用リモコンキー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004363845A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018152769A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 株式会社東海理化電機製作所 | 携帯機 |
-
2003
- 2003-06-04 JP JP2003158862A patent/JP2004363845A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2018152769A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | 株式会社東海理化電機製作所 | 携帯機 |
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