JP2004363351A - 積層型の半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の半導体装置は、半導体素子を載置した複数の実装基板を上下に積重ねて構成するが、各実装基板は、半導体から形成し、該基板の上面の中央部に凹部を形成して、半導体素子を収容して固定し、基板の厚さ方向に複数の貫通孔を設けて導体を充填した貫通導電部となし、上下の実装基板の一方のバンプ電極と、対向する他方の実装基板の上面金属膜とが、互いに対合するように形成して、各々半導体素子を備えた複数の実装基板を上下方向に積重ねて、半導体装置とする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高集積半導体回路を形成するための半導体素子を搭載する複数の実装基板を用いた半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の半導体素子を重積して構成した半導体装置が知られており、特許文献1には、半導体素子のチップ自体の表面および裏面の互いに対応する位置にパッド電極を設けるとともに上記チップを貫通して表面および裏面のパッド電極の間を接続する導電部を形成し、複数枚のチップを一つのチップの裏面のパッド電極と他のチップの表面のパッド電極が接するように順次積み重ねて、多層に集積化した半導体回路を形成したことが開示されている。
【0003】
単層の半導体素子を含む半導体装置についてではあるが、表面に凹部が形成された絶縁性の基板と、この基板の表面に、凹部の底面から側面を経て上面まで連続するようにパターン形成された配線層と、基板の凹部内にフリップチップ実装された半導体素子とを有するものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開昭61−22660号公報
【特許文献2】
特開2002−33410号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に記載の半導体装置では、半導体チップにパッド電極を直接形成しているので、積層すべきチップのパッド電極の位置は、全て同じ位置に配置されている。ここで素子チップのサイズ異なると、もはや積層することができなかった。また、半導体素子チップに導電部形成用の貫通孔を形成して、該貫通孔に導電体被覆等を施すので、チップ表面の半導体素子部に不用な熱や応力などがかかることがあり、半導体素子の信頼性が低くなる恐れがあった。さらに、この半導体装置は、半導体素子を積層することはできるが、コンデンサや抵抗器等の受動素子は搭載することができなかった。
【0006】
そこで、本発明は、チップ寸法の異なる半導体素子であっても、積層配置が可能で、高度に集積化した半導体装置を提供するものである。
また、本発明は、半導体装置の製造工程中に半導体素子にかかる熱や応力を抑えて、信頼性の高い半導体装置を提供するものである。
さらに、本発明は、半導体素子と共に、受動素子や別の能動素子を組み込むことのできる高度に集積化した半導体装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体装置は、半導体素子を載置した複数の実装基板を上下に積重ねて構成するが、各実装基板は、半導体から形成し、該基板の上面の中央部に凹部を形成して、半導体素子を収容して固定し、基板の厚さ方向に複数の貫通孔を設けて導体を充填した貫通導電部となし、上下の実装基板の一方のバンプ電極と、対向する他方の実装基板の上面金属膜とが、互いに対合するように形成して、各々半導体素子を備えた複数の実装基板を上下方向に積重ねて、半導体装置とするものである。
【0008】
本発明の半導体装置は、複数の実装基板に、それぞれバンプ電極と金属膜で形成したパッド電極とを、凹部の周辺部の実装基板の裏面側と表面側とにそれぞれ設けて、バンプ電極とパッド電極とを接続して積層できるように形成したので、実装基板に半導体素子を載置することにより複数の半導体素子を高集積化することができ、チップ寸法の異なる半導体素子であっても、実質的には多層に積層することができる。また、本発明の半導体装置は、半導体素子自体には、貫通孔を形成しないので、半導体素子に不要な応力がかかることがなく、信頼性の高い半導体装置を得ることができる。
【0009】
本発明の実装基板は、半導体素子を載置した複数の基板を上下に積み重ねて半導体装置を構成するための実装基板であるが、各実装基板は、半導体から形成し、該基板の上面の中央部に凹部を形成して、半導体素子を収容して固定し、基板の厚さ方向に複数の貫通孔を設けて導体を充填して貫通導電部となし、上下の実装基板の一方のバンプ電極と、対向する他方の実装基板の上面金属膜とが、互いに対合するように形成したものである。これら実装基板は、各々半導体素子を備えた複数の実装基板を上下方向に積重ねて、半導体装置とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本実施形態の半導体装置は、半導体から成る実装基板と該基板に固定された半導体素子とから半導体ユニットとし、複数半導体ユニットを積層して構成される。実装基板は、半導体素子を受容する凹部と、厚さ方向に貫通した貫通孔と、が形成された半導体の板状材が利用でき、該板状体の表面に形成された絶縁性被膜と、板状体の貫通孔内に配置された貫通導電部と、板状体の上面側に形成された上面金属膜と、板状体の下面側に形成されたバンプ電極と、から成る。
【0011】
実装基板の凹部は、その底面部が、好ましくは平坦にされて、半導体素子を載置しやすいようにされている。凹部の深さは、凹部内に受容した半導体素子が実装基板の上面から突出しないように設定されており、半導体ユニットの積層時に、半導体素子と該半導体素子の上側に配置される別体の実装基板の下面とが接触する惧れがない。
【0012】
凹部は、ドライエッチングや、ウェットエッチングなどの従来のエッチング方法で形成することができる。凹部の形状は、上方向に向かって拡げられているのが、側壁部表面に上部金属膜を形成するには、パターンニング処理が容易になるので、好ましい。凹部形成時のエッチング条件を制御することにより、側壁部が傾斜状や外方向に湾曲した曲面状などの所望の形状寸法に成形することができる。
【0013】
貫通導電部は、実装基板に形成した貫通孔に充填された導体を含み、基板の表面側と裏面側との間に導電路を形成する。貫通導電部は、実装基板の厚みの大きい凹部の周辺部に形成することができる。この場合は、貫通導電部の下端部に、後述のバンプ電極と接続することにより、重積した実装基板間で共通の導電路として利用することもできる。貫通導電部の上端又は下端には、表面又は裏面の金属膜と接続して、半導体素子の端子に接続することができる。
また、この凹部周辺部は、多数の貫通孔を形成しても基板強度を保持することができるので、半導体装置の信頼性を高くすることができる。
【0014】
貫通導電部は、実装基板の厚みの小さい凹部の底面部に形成することもできる。底面部の貫通導電部は、凹部内に配置した半導体素子や受動素子の端子と直接に接続する配線に利用することができる。さらに、底面部の貫通孔は、貫通導電部の上端又は下端には、表面又は裏面の金属膜と接続して、半導体素子の端子に接続することができる。底面部に貫通孔を形成する時には貫通させる厚みが少なくて済むので製造時間時を短縮することができ、また、貫通孔に導体を充填することが容易になる。
【0015】
さらに、貫通導電部は、実装基板の周辺部と、凹部の底面部との両方に配置することもできる。周辺部貫通導電部と底面部貫通導電部とは、対を成すように配置して、周辺部貫通導電部と、底面部貫通導電部に接続した半導体素子ないし受動素子と電気的接続することもできる。
【0016】
バンプ電極は、実装基板の裏面側に突起電極として形成されて、貫通導電部の下端又は下面金属膜に接続される。バンプ電極は、基板ユニットの積層時に、下側に対向して配置される基板ユニットの上面金属膜のパッド電極と固着されて、ユニット間の導電を可能にする。
【0017】
上面金属膜は、他の実装基板の上記のバンプ電極と接合するパッド電極としての機能を有し、隣合う実装基板間の電気的接続と機械的接続をはたするものである。さらに、上面金属膜は、適当な幅のストリップとして、半導体素子またはその他の受動素子の端子と、上記の貫通導電部の上端又はバンプ電極とを接続し配置される。
【0018】
実装基板は、半導体で形成されるので、導電性を有するが、基板の表面と貫通孔の内面とには、電気的短絡や電流のリークを防止するために、絶縁性被膜が形成されている。絶縁性被膜は、基板表面を酸化処理や窒化処理することにより形成することができ、また、基板表面にCVD法などにより絶縁性材料を成膜して形成することもできる。
【0019】
実装基板を形成する半導体には、シリコンが好ましく、凹部や貫通孔を精度良く形成することができ、また、熱酸化によって容易に基板表面に絶縁性被膜を形成することができる。さらに、シリコン基板を利用すると、半導体素子と協働する抵抗やコンデンサなどの受動素子を基板内に形成することができ、半導体装置の高集積化を促進することができる。
【0020】
上面金属膜には、アルミニウム、銅、金、ニッケルなどを利用することができ、スパッタリング、CVD法、メッキ法などにより成膜可能である。上面金属膜を所望の形状にパターンニングするために、従来から知られているパターンニング法が利用でき、例えば、写真製版法を用いたエッチングのように基板表面に一様な金属膜を形成した後に不要な部分を除去する方法や、メタルマスクやレジスト膜を用いたリフトオフのように基板の所定の部分にのみ金属膜を形成する方法などが利用できる。
さらに、上面金属膜の表面は、両端部を除いて保護被膜で被覆するのが好ましく、擦過などにより上面金属膜が切断される惧れがない。
【0021】
バンプ電極は、金やハンダから形成することができる。金バンプを用いた場合は、圧着により半導体ユニットを積層することができ、また、ハンダバンプを用いた場合は、ハンダバンプを一旦溶融させて固着させることにより積層することができる。
【0022】
貫通導電部を形成するための貫通孔は、エッチングやドリルにより形成することができるが、特に、誘導結合プラズマ式反応性イオンエッチング(ICP−RIE)などのRIE法で形成されるのが好ましく、高アスペクト比の孔を形成することができる。
【0023】
貫通導電部は、貫通孔の内面が絶縁処理されたあと、導体として導電材料を充填するが、この材料には、銅、ニッケル、ハンダ、銀ペーストやハンダペースト等の導電性ペーストなどが利用できる。銅やニッケルは、メッキ法によって貫通孔内部に析出させることができ、ハンダは、溶融状態で貫通孔に充填することができる。また、導電性ペーストは、そのまま貫通孔内部に充填することができる。
【0024】
貫通導電部は、貫通孔を完全に充填するのが、電気伝導が確実にできるので好ましいが、基板上面と下面とが電気的に接続できれば完全に充填されている必要はなく、例えば、貫通孔の中央部に貫通空隙を有するスルーホールのように未充填部分を有する貫通導電部を形成して、貫通導電部に用いる導電材料の使用量を減らすことができる。
【0025】
本発明の半導体装置では、凹部に収容配置可能などのような半導体素子でも利用することができ、要求された動作をする半導体装置を形成するために、多種多様な半導体素子を組み合わせることができる。また、半導体素子と協働する受動素子などを組み込むこともできる。
半導体素子や受動素子は、実装基板の凹部内に受容されて、凹部底面部の上面金属膜に接続される。1つの実装基板には、1つ乃至2つ以上の半導体素子や受動素子を載置することが可能であり、もし複数の素子の接続に必要であれば、実装基板の上面に、金属膜から成る追加配線を形成することができる。
【0026】
半導体ユニットは、半導体素子を固定した後に、凹部をエポキシ樹脂等の絶縁樹脂で封止することができて、湿気による半導体素子の劣化や、半導体ユニットの積層時に半導体素子を誤って損傷することを防止できる。
【0027】
半導体ユニットは、所定の半導体装置の設計に基づいて積層固定され、半導体装置が形成される。半導体装置は、ケースや半導体装置載置用の基板などに固定されて、外部電源と通電されて使用される。
【0028】
実施形態1.
この実施形態は、貫通導電部は、実装基板に形成する貫通孔に充填された導体を含み、基板の表面側と裏面側との間に導電路を形成するが、このための貫通孔は、実装基板の厚みの大きい凹部の周辺部に形成している。貫通導電部の下端部には、バンプ電極が形成され、上端部には、金属膜から成るパッド電極を形成することができる。複数の実装基板は、それぞれ、半導体素子を凹部内に固定されて、重積することにより、バンプ電極とパッド電極との接続により、結合され、半導体装置とされる。
【0029】
この実施形態では、上面金属膜は、実装基板の凹部周辺部から凹部側壁部を横切って凹部底面部まで伸びたストリップ状に形成される。上面金属膜の一端は、凹部の底面部に配置されて半導体素子と接続し、他端は、凹部周辺の実装基板上面に配置されて半導体ユニットの積層に用いられる。また、上面金属膜は、貫通孔の上面開口部を通るように配線されて、貫通孔内に充填された貫通導電部の上端と電気的に接続される。
【0030】
図1に本発明の1実施例を示すが、この例は、3つの半導体ユニット1a、1b、1cを積層した半導体装置1である。半導体ユニット1aは、上面金属膜3、貫通導電部5、下面金属膜4、及びバンプ電極10を備えた実装基板24と、半導体素子11と、から成っている。
【0031】
実装基板24は、シリコン板から成形されており、その上面25の中央部に、断面台形の凹部2が形成されており、凹部2の周辺部21には、実装基板24の上面25から下面26まで貫通した複数の周辺部貫通孔22が形成されている。実装基板24の上面25、下面26、および周辺部貫通孔22の内表面には、酸化ケイ素から成る絶縁性被膜が形成されている。
【0032】
周辺部貫通孔22の内部には、銅から成る貫通導電部5が形成されており、その上端と下端とは、実装基板24の上面25と下面26とにそれぞれ達している。
【0033】
実装基板24の上面25には、絶縁性被膜を介して複数の上面金属膜3が形成されている。各上面金属膜3は、ストリップ状にパターンニングされており、その一端8aがパッド電極として凹部2の周辺部21に、他端8bが凹部2の底面部27に配置されている。上面金属膜3の中間部は、凹部側壁部である傾斜部9の表面上に形成されている。上面金属膜3は貫通導電部5の上端に接続されている。
【0034】
実装基板24の下面26には、絶縁性被膜を介して複数の下面金属膜3が形成されている。下面金属膜3は、円形、楕円形または矩形にされており、貫通導電部5の下端を覆うように配置されて、貫通導電部5と通電可能にされている。 さらに、各下面金属膜3の下側には、金から成るバンプ電極10が形成されている。
【0035】
半導体素子6は、実装基板24の凹部2に受容されて、半導体素子6の各電極が、半導体ユニット1aの例ではボールバンプ7を介して各上部金属膜3の他端8aにそれぞれ接続されている。半導体ユニット1bでは、半導体素子11、11が2つ組み込まれており、凹部2の底面部27には、それら2つの半導体素子11、11の間を接続するための島状金属膜19が、さらに形成されている。また、半導体ユニット1cでは、半導体素子12は、上面金属膜3と、金属ワイヤ13で接続されており、さらに、受動素子14が、同一の実装基板24内に組み込まれている。
【0036】
各半導体ユニット1a、1b、1cは、実装基板24の凹部2をエポキシ樹脂により封止されている。
【0037】
半導体ユニット1aは、この例では半導体ユニット1bの下に積層されており、半導体ユニット1aの上面金属膜の他端8bに、半導体ユニット1bのバンプ電極10が接続されている。さらに、半導体ユニット1bの上面金属膜の他端8bに、半導体ユニット1cのバンプ電極10が接続されて、本発明の半導体装置1が形成されている。
【0038】
本発明の半導体装置1は、半導体装置用の基板18に接続されて、適切に電気接続および配線がなされて、使用される。
【0039】
本発明の半導体装置1の製造方法を説明する。
実装基板24は、(100)面のシリコンウェハから同時に多数個形成される。まず、シリコンウェハの表面に、凹部2の形状に開口部を有するマスキングを形成して、KOHなどのアルカリ溶液によって、マスキングの開口部を異方エッチングする。形成された凹部2は、底面部が(100)面の平面で、凹部側壁面9が(111)面の傾斜面となり、側壁面9の傾斜の角度は、54.7度になる。
【0040】
マスキングを剥離したのち、凹部周辺部21に、ICP−RIEにより厚さ方向に貫通した貫通孔22を形成する。
貫通孔22を形成したシリコンウェハは、熱処理炉に配置されて空気雰囲気中で加熱して酸化処理を行い、表面および貫通孔内面に酸化ケイ素からなる絶縁性被膜を形成する。
【0041】
次に、貫通孔22内に無電解メッキ法により銅を析出させて、貫通導電部5を形成する。貫通導電部5は、貫通孔22を完全に充填しなくてもよく、貫通孔22中央に連通孔を残したスルーホールであってもよい。
【0042】
上面金属膜3および下面金属膜4は、シリコンウェハの上面および下面にCVD法によりアルミニウムからなる金属膜を形成し、さらに、写真製版法により所定の形状にパターンニングすることにより、形成される。上面金属膜3の表面には、さらに、CVD法により窒化珪素からなる保護被膜を全面に形成し、その後、上面金属膜3の両端部8a、8bが露出するように、保護被膜にエッチングにより開口を形成する。
最後に下面金属膜4の下側に金から成るバンプ電極を形成して、シリコンウェハを切り分けて、実装基板24が形成される。
【0043】
半導体装置1の製造は、上記の方法で形成された実装基板24の凹部2に、適切な半導体素子を固定して、上面金属膜3の一端8aと電気的に接続する。その後、実装基板24の凹部2を、エポキシ樹脂から成る封止樹脂で充填して、半導体ユニット1a、1b、1cが形成される。
【0044】
半導体ユニット1a、1b、1cは、上面金属膜3の他端8bとバンプ電極10とが対向するように重ねて、加圧して、他端8bとバンプ電極10とを圧着して、半導体装置1が形成される。
【0045】
実施形態2.
この実施形態は、実装基板に形成する貫通孔を、厚みの小さい凹部の底面部に形成して、貫通導電部にするもので、貫通導電部の上端部が、凹部内に配置する半導体素子や受動素子の端子と直接に接続する配線に利用する。半導体素子や受動素子の別の端子は、表面の周辺部にパッド電極と上面金属膜を介して接続することができる。
【0046】
この実施形態は、バンプ電極は、実装基板裏面に形成した下面金属膜に接続され、下面金属膜が、上記の貫通導電部の下端部と接続することができる。
上下に隣接する実装基板は、一方のバンプ電極と他方のパッド電極の接合により、一体にして、半導体装置を構成する。
下面金属層は、貫通導電部とバンプ電極との電気的接続を安全かつ確実にすることができ、また、貫通導電部とバンプ電極とを離間して設計する等の設計的自由度を上げることができる。
【0047】
本発明の半導体装置の別の実施例は、図2に示すように、実装基板24の貫通孔23と貫通導電部20とが、凹部2の底面部27に形成されている。また、下面金属膜4は、凹部2の周辺部21に対応する位置に形成されたバンプ電極10と、凹部2の底面部27に形成された貫通導電部20とを接続するので、実施例1とは異なり、ストリップ状に形成される。
【0048】
この実施例は、実装基板の貫通孔を形成する部分の厚みが薄いので、貫通孔に導体を充填することが容易な反面、薄い部分に開口するので強度が低くなりやすく、貫通孔23の数が比較的少ない実装基板に適している。
【0049】
実施形態3.
この実施形態は、実装基板に形成する貫通孔を、厚みの大きい凹部の周辺部と厚みの小さい凹部の底面部との両方に形成し、各貫通孔は、それぞれ貫通導電部が形成される。
【0050】
この実施形態は、上面金属膜は、実装基板の凹部周辺部と凹部底面部とに分離して形成され、それぞれ周辺部貫通導電部と底部貫通導電部とに接続されている。実施形態1と異なり、凹部の壁面部には、上面金属膜が形成されていない。底部上面金属膜は、凹部の底面部に配置されて半導体素子と接続し、周辺部上面金属膜は、凹部周辺の実装基板上面に配置されてパッド電極として機能し、半導体ユニットの積層に用いられる。
【0051】
下面金属膜は、周辺部貫通導電部と底部貫通導電部とを実装基板の下面側で接続している。下面金属膜には、バンプ電極が接続されており、半導体ユニット積層時には、下側に対面する半導体ユニットの周辺部上面金属膜と固着して積層する。
【0052】
本実施形態の半導体装置は、対の貫通導電部と下面金属膜とにより、2つに分離した上面金属膜を通電可能にできるので、パターンニングがしにくい凹部側壁部に上面金属膜が不用になり製造工程を簡便にすることができる。また、本実施例の半導体装置は、上部金属膜が凹部の段差の屈曲部を通らないので、上部金属膜が損傷しにくく、欠陥の少ない半導体装置を得ることができる。
【0053】
本発明の半導体装置のさらなる実施例は、図3に示すように、貫通孔および貫通導電部が凹部2の周辺部21と底面部27との両方に形成されており、また、上面金属膜が凹部2の周辺部21と底面部27との両方に分離して形成されている。周辺部貫通導電部5の上端にはパッド電極でもある周辺部上面金属膜30が、底部貫通導電部20の上端には底部上面金属膜31が、それぞれ接続されている。
【0054】
下面金属膜4は、2つの貫通導電部5、20の下端と接続可能なようにストリップ状に形成されており、これにより、周辺部上面金属膜30と低部上面金属膜31とが導通されるので、実施例1および2と同様の機能を有する実装基板24および半導体装置1を得ることができる。
【0055】
【発明の効果】
本発明の半導体装置は、半導体素子を載置できる実装基板を用い、その実装基板を積層可能に形成することにより、異なるチップ寸法の半導体素子を複数積層することが可能になる。これにより、寸法形状や種類の異なる半導体素子を高集積した半導体装置が得られる。また、半導体素子が、必要以上に機械的および熱的な処理を受けないので、欠陥の少ない半導体装置を得ることができる。さらに、本発明の半導体装置では、半導体素子と協働する受動素子等の部品を、半導体装置内部に集積することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる半導体装置の断面図である。
【図2】本発明の別の実施例にかかる半導体装置の断面図である。
【図3】本発明のさらに別の実施例にかかる半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
1 半導体装置
1a、1b、1c 半導体ユニット
2 凹部
3 上面金属膜
4 下面金属膜
5 周辺部貫通導電部
8a 上面金属膜の一端
8b 上面金属膜の他端
9 凹部側壁部
10 バンプ電極
16 樹脂
20 底部貫通導電部
22 周辺部貫通孔
23 底部貫通孔
24 実装基板
25 実装基板の上面
26 実装基板の下面
27 凹部の底面部
30 周辺部上面金属膜
31 底部上面金属膜
Claims (4)
- 半導体素子を載置して積層するための複数の半導体基板から成る実装基板と、各実装基板に搭載した半導体素子と、を含む半導体装置であって、
実装基板が、該基板の上面の中央部に形成された凹部と、基板の厚さ方向に貫通した複数の貫通孔に導体を充填して成る貫通導電部と、基板の表面および貫通孔内壁を覆う絶縁性被膜と、該貫通導電部の上端と通電可能に接続した上面金属膜と、実装基板下面に貫通導電部の下端と通電可能に接続して形成されたバンプ電極と、を有し、
半導体素子が、凹部底面部に、上記の上面金属膜又は貫通導電部に導電可能に固定され、
一の基板のバンプ電極が、これに隣接する他の基板の凹部周辺部の金属膜のパッド電極に固着されて成る複数の実装基板を積層した半導体装置。 - 貫通導電部が、実装基板の凹部の周辺部に形成された請求項1に記載の半導体装置。
- 貫通導電部が、実装基板の凹部の底面部に形成された請求項1に記載の半導体装置。
- 貫通導電部が、凹部底面部に設けた貫通孔に充填された底部貫通導電部と凹部周辺部に設けた周辺部貫通孔に充填された周辺部貫通導電部とを含む請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003160378A JP2004363351A (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | 積層型の半導体装置 |
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|---|---|---|---|
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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