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JP2004360618A - テールパイプ - Google Patents

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JP2004360618A
JP2004360618A JP2003161721A JP2003161721A JP2004360618A JP 2004360618 A JP2004360618 A JP 2004360618A JP 2003161721 A JP2003161721 A JP 2003161721A JP 2003161721 A JP2003161721 A JP 2003161721A JP 2004360618 A JP2004360618 A JP 2004360618A
Authority
JP
Japan
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straight pipe
tail pipe
exhaust
pipe
tail
Prior art date
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Pending
Application number
JP2003161721A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Enomoto
秀喜 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP2003161721A priority Critical patent/JP2004360618A/ja
Publication of JP2004360618A publication Critical patent/JP2004360618A/ja
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Abstract

【課題】耐久性に優れ、高排気率で気流音を低減することのできるテールパイプを提供すること。
【解決手段】排気管の後端部に設けられた第1の直管部1aと、前記第1の直管部1aから排気方向にテーパ状に拡径して形成されたテーパ部1bと、前記テーパ部1bから排気口まで形成された第2の直管部1cとを備えるテールパイプ100であって、前記第1の直管部1aの内径よりも大きい内径R2を有し、前記第2の直管部1cの排気口側内周部に装着された整流部材である円環状デバイス2を備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばエンジンからの排気ガスを排気するテールパイプに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車においては、エンジンの高出力化、および高周波域の低騒音化に対応するため、消音器においてディフューザ型のテールパイプが用いられている。このディフューザ型のテールパイプは、一般に直管から排気口に向けてテーパ状に拡径した部分を有している。これによって管内の流れを減速加圧し、排気ガスをスムーズに大気中に排出するようにしている。
【0003】
ところが、前記ディフューザ型のテールパイプは、その拡径部において排気流が剥離し、この流れ変動が加振源となってテールパイプの共鳴を励起することが知られている。
この共鳴は、テールパイプ管長に相当した共鳴周波数で卓越した音圧レベルとなり、車外騒音の一要因となる気流音となって、その騒音が問題となっている。
【0004】
この問題に対して、特許文献1(特開平8−170518号公報)では、図8のテールパイプの断面図に示すように、ディフューザ型テールパイプ50の管壁面51に多孔51aを設け、その外側にグラスウール52の収納室53を備える構造としている。
前記特許文献1によれば、このようにディフューザ型の構造により排気に渦流が発生するのを抑え、排気抵抗の増加による出力低下を回避し、グラスウール52によって共鳴による気流音を吸収するようにしている。
【0005】
一方、前記した問題に対し、特許文献2(実開平4−137211号公報)では、図9のテールパイプの断面図に示すように、テールパイプ60の先端部部分を2重管構造としている。このテールパイプ60の先端部は直管部61aの径が拡径された拡径直管部61bと、パイプ62とにより構成されている。
この特許文献2によれば、パイプ62の外側を流れる排気ガス63は、拡径直管部61bにおいて流速が低下し外部へ排出される。このため、排気ガス63の気流音は低下し、またパイプ62を流れる排気ガス64は、その流速は低下しないが、外部において気流音の低い排気ガス63の層により包囲される。よって排出された排気ガス64の気流音も低下するようにされている。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−170518号公報(第3頁右欄第5行乃至第12行、第7図)
【特許文献2】
実開平4−137211号公報(第4頁第14行乃至第5頁第10行、第1図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1にあっては、排気抵抗の増加による出力低下と気流音の発生を回避することはできるが、排気ガスは高温ガスであるため、吸音材であるグラスウールに対する負荷が大きく、その耐久性の問題から吸音性能に劣化の虞がある。
すなわち、ディフューザ型テールパイプを頻繁に取り替える等のメンテナンスが必要となり、コスト面からも好ましくない。
また、特許文献2にあっては、2重管構造によって噴流部のせん断力を弱め、気流音の低減を図っている。しかしながら、図9に示すようにパイプ62の径は直管部61aの径よりも小さいため、圧力損失が大きくなる。このため、排気効率が低下し、エンジンへの負荷が生じるという問題がある。
【0008】
本発明は、前記したような事情の下になされたものであり、耐久性に優れ、高排気率で気流音を低減することのできるテールパイプを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明にかかるテールパイプは、排気管の後端部に設けられた第1の直管部と、前記第1の直管部から排気方向にテーパ状に拡径して形成されたテーパ部と、前記テーパ部から排気口まで形成された第2の直管部とを備えるテールパイプであって、前記第1の直管部の内径よりも大きい内径を有し、前記第2の直管部の排気口側内周部に装着された整流部材を備えることに特徴を有する。
なお、前記整流部材は、円環状に形成され、前記第2の直管部の排気口側内周部に複数のフレームを介して装着されることが好ましい。
このように構成することによって、テーパ部での排気ガス流の剥離によって生じる強い速度変動を強制的に崩壊し、共鳴により発生する卓越した気流音を低減することができる。
【0010】
また、前記整流部材の中心を通る軸線を含む面における前記整流部材の断面形状が翼断面形状であってもよい。
円環状デバイスをこのように形成すれば、排気ガス流と該デバイスとの干渉を低減することができ、高周波騒音増加を極力抑え、共鳴による気流音低減と高排気率をさらに維持することができる。
さらに、前記第2の直管部は前記テーパ部に対して着脱自在に形成されていることが好ましい。
これにより、円環状デバイスの着脱が容易となり、排気音質をチューニングすることができる。
【0011】
また、前記整流部材の径方向の肉厚が、前記第2の直管部の内半径に対して4〜5%の厚さ寸法を有し、前記整流部材と前記第2の直管部との間に形成された隙間の径方向の長さ寸法が、前記第2の直管部の内半径に対して6〜8%の長さ寸法を有し、排気方向における前記整流部材の長さ寸法が、前記第2の直管部の長さに対して30〜40%の長さ寸法を有することが好ましい。
このように円環状デバイスを形成することによって、排気ガス流の流れに影響を及ぼさず、高排気率を維持することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るテールパイプについて、図1および図2に示す実施形態に基づいて説明する。なお、図1は、本発明に係るテールパイプの全体構成を示す側面透視図である。また、図2は図1のテールパイプを排気口側からみた側面図である。
【0013】
この図に示すテールパイプ100は、例えば車両の排気管後端部に設けられるものであって、図示しないエンジンからの排気ガスを矢印10に示す方向に流し、車両外部後方に排出するものである。
【0014】
そして、このテールパイプ100は、排気ガス流の上流に形成された第1の直管部1aと、第1の直管部1aから排気口11に向けてテーパ状に拡径して形成されたテーパ部1bと、前記テーパ部1bから排気口11まで同一の内径で形成された第2の直管部1cとを備えている。
【0015】
さらに図1および図2に示すように、前記第2の直管部1cの排気口側内周部には、複数のフレーム2a(図では4つ)を介して、整流部材である円環状デバイス2が装着されている。この円環状デバイス2の内径d2は、第1の直管部1aの内径d0よりも大きく形成されている。
なお、第2の直管部1cの内径d1は円環状デバイス2の内径d2よりも大きいので、夫々の内径はd0<d2<d1の関係を成している。
【0016】
また、円環状デバイス2の径方向の肉厚T1は、第2の直管部1cの内半径R1に対して、4〜5%の厚さ寸法となるように形成されている。
そして、円環状デバイス2と第2の直管部1cとの間に形成された隙間の径方向の長さ寸法C1は、第2の直管部1cの内半径R1に対して、6〜8%の長さ寸法となるように形成されている。
さらに、排気方向における円環状デバイス2の長さL2は、第2の直管部1cの長さL1に対して30〜40%の長さ寸法に形成されている。
【0017】
このように構成されたテールパイプ100においては、整流された排気ガスがテールパイプ100に流入すると、テーパ部1bでガスの流れが剥離して流れ変動が生じる。また、この流れ変動によって、円環状に強い速度変動が生じようとする。
しかしながら、円環状デバイス2によって、流れ変動が抑制され、強い速度変動が強制的に崩壊される。これによって、排気効率低下が極力抑えられた状態で卓越した気流音レベルが低減される。
【0018】
以上、本発明の実施の形態によれば、テーパ部1bでの排気ガス流の剥離によって生じる強い速度変動を強制的に崩壊し、共鳴により発生する卓越した気流音を低減することができ、騒音の低減を図ることができる。
また、円環状デバイス2の配置は、管内の排気ガス流の主流部ではなく剥離域であり、該デバイスの厚さは排気ガス流の流れに影響を及ぼさない厚さであるため、高排気率を維持することができる。
さらに、グラスウール等の防音材を用いずに、高排気率と気流音低減を実現できるため、耐久性、性能劣化等の問題がなく、メンテナンスが容易となる。
【0019】
なお、前記実施の形態においては、円環状デバイス2はフレーム2aを除き円筒形状であって、円環状デバイス2の中心を通る軸線を含む面における、その断面形状は矩形状であるが、図3のテールパイプ100の断面図に示すように、この断面形状を翼の断面形状となるように円環状デバイス2を形成してもよい。
円環状デバイス2をこのように形成すれば、排気ガス流と該デバイスとの干渉を低減することができ、高周波騒音増加を極力抑え、共鳴による気流音低減と高排気率をさらに維持することができる。
また、図4のテールパイプ100の側面図に示すように、例えば第2の直管部1cをテーパ部1bに対し螺子1d等により着脱自在な構成としてもよい。
これにより、円環状デバイス2の着脱が容易となり、排気音質をチューニングすることができる。
【0020】
【実施例】
前記実施の形態に示したテールパイプ100およびその構成から円環状デバイス2を取り外した状態のテールパイプ100Aを用いテーパイプ内の排気ガスの速度変動を測定した。
図5にテールパイプ100Aにおける速度変動分布を示す。図5は、排気口11における速度変動を示すグラフである。図5の横軸は、第1の直管部1aの内径寸法d0に対する排気口11の中心点からの水平方向距離の割合を表し、縦軸は垂直方向距離の割合を表している。
また、図6に円環状デバイス2を取り付けたテールパイプ100の排気口11における速度変動を示す。図6のグラフにおいて、横軸は、第1の直管部1aの内径寸法d0に対する排気口11の中心点からの水平方向距離の割合を表し、縦軸は垂直方向距離の割合を表している。
これら速度変動分布は、各ポイントにおける速度u1をテールパイプ入口の一様流速u0で割った値を速度変動量として表したものである。
さらに図7にテールパイプ100Aおよびテールパイプ100におけるパイプ外での気流音圧を周波数単位で計測したグラフを示す。
なお、この音圧測定は、排気口11の中心位置から500mmの位置で計測した。
【0021】
図5のグラフにおいて、テールパイプ100Aの排気ガス流中央部20では、速度変動が少なく、速度変動量は約0.012程度となった。
一方、テーパ状に拡径した拡径部21では排気ガス流が剥離し、速度変動が大きく、速度変動量は約0.170程度となった。
なお、図5に矢印で示すように、排気口11における最大速度変動量は拡径部21の部位であって、0.173であった。
【0022】
一方、図6のグラフにおいて、テールパイプ100の排気ガス流中央部22では、テールパイプ100Aの場合と同様に速度変動が少なく、速度変動量は約0.012程度となった。
しかしながら、テーパ状に拡径した拡径部23においも速度変動量は抑えられ、約0.118程度となった。
なお、矢印で示すように、排気口11における最大速度変動量は拡径部23の部位であって、0.135であった。
また、図7のグラフにおいて、一点鎖線で囲んだ部分は、テールパイプでの共鳴音を示したものであるが、この共鳴音の音圧は円環状デバイス2を装着したテールパイプ100において円環状デバイス2を装着しないテールパイプ100Aよりも低く抑えられた。
【0023】
以上の実施例の結果からも、円環状デバイスを装着した本発明のテールパイプにより、耐久性、性能劣化等の問題がなく、高排気率と気流音低減を実現できることが判った。
【0024】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなとおり、本発明によれば、耐久性に優れ、高排気率で気流音を低減することのできるテールパイプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るテールパイプの全体構成を示す側面透視図である。
【図2】図2は図1のテールパイプを排気口側からみた側面図である。
【図3】図3は、円環状デバイスの断面が翼形状である場合のテールパイプの側面断面図である。
【図4】図4は、第2の直管部をテーパ部に対し着脱自在な構成としたテールパイプの側面図である。
【図5】図5は、円環状デバイスを装着しないテールパイプにおける排気ガス流の速度変動分布を示すグラフである。
【図6】図6は、円環状デバイスを装着したテールパイプにおける排気ガス流の速度変動分布を示すグラフである。
【図7】図7は、パイプ外での気流音圧を周波数単位で計測したグラフである。
【図8】図8は、従来のテールパイプの断面図である。
【図9】図9は、従来の別のテールパイプの断面図である。
【符号の説明】
1a 第1の直管部
1b テーパ部
1c 第2の直管部
2 円環状デバイス
11 排気口
100 テールパイプ

Claims (5)

  1. 排気管の後端部に設けられた第1の直管部と、前記第1の直管部から排気方向にテーパ状に拡径して形成されたテーパ部と、前記テーパ部から排気口まで形成された第2の直管部とを備えるテールパイプであって、
    前記第1の直管部の内径よりも大きい内径を有し、前記第2の直管部の排気口側内周部に装着された整流部材を備えることを特徴とするテールパイプ。
  2. 前記整流部材は、円環状に形成され、前記第2の直管部の排気口側内周部に複数のフレームを介して装着されることを特徴とする請求項1に記載されたテールパイプ。
  3. 前記整流部材の中心を通る軸線を含む面における前記整流部材の断面形状が翼断面形状であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載されたテールパイプ。
  4. 前記第2の直管部は前記テーパ部に対して着脱自在に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載されたテールパイプ。
  5. 前記整流部材の径方向の肉厚が、前記第2の直管部の内半径に対して4〜5%の厚さ寸法を有し、前記整流部材と前記第2の直管部との間に形成された隙間の径方向の長さ寸法が、前記第2の直管部の内半径に対して6〜8%の長さ寸法を有し、排気方向における前記整流部材の長さ寸法が、前記第2の直管部の長さに対して30〜40%の長さ寸法を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載されたテールパイプ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8806859B2 (en) 2009-08-28 2014-08-19 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust gas apparatus of an internal combustion engine

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