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JP2004358165A - ステンレス製外科用針及びその製造方法 - Google Patents

ステンレス製外科用針及びその製造方法 Download PDF

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JP2004358165A
JP2004358165A JP2003192456A JP2003192456A JP2004358165A JP 2004358165 A JP2004358165 A JP 2004358165A JP 2003192456 A JP2003192456 A JP 2003192456A JP 2003192456 A JP2003192456 A JP 2003192456A JP 2004358165 A JP2004358165 A JP 2004358165A
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JP
Japan
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needle
stainless steel
notch
surgical needle
manufacturing
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JP2003192456A
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Inventor
Hiroshi Iida
宏 飯田
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Individual
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Abstract

【課題】従来の医療用縫合針は、針本体に内部に糸を挿通するために素材自体に硬度がなく、針本体を曲げやすい素材を使用していた。
【解決手段】本発明の医療用縫合針は、従来容易に加工ができなかった304ステンレス材等の硬度を有する素材であっても、0.5mm幅の砥石を用いて切欠部を設け、次いでその先端部を挟持することによって簡易に係止部を作ることを見いだし、本発明のステンレス製外科用針及びその製造方法を提供することができた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は外科用針に関し、更に詳しくは、ステンレス製素材を材料とする外科用針であって、針本体後端部に針糸を係止する係止部をパンチを用いることなく簡易な手段で得たステンレス製外科用針及びその製造方法に関するものである。
【0002】
従来の医療用針は、特開昭61−79449号「縫合針とその製造方法」に開示されるように、「針本体を中空構造となし、該針本体の後端部に縫合糸を係止するための弾機孔部を形成し、この弾機孔部を針本体の後端部に開口する切欠部を有する係止孔と、前記切欠部近傍に、対抗して互いに重なり合う一対の係止片で形成される縫合糸係止部戸で構成した縫合針」は公知である。
【0003】
特開昭62−159646号「糸付き縫合針とその製造方法」は、「パイプ体で形成した針本体のほぼ全長にわたり縫合糸を挿入装着するとともに針本体にスエージング加工を施してなる糸付き縫合針」を開示している。
【0004】
特公平6−49039号「糸付き縫合針」は、「縫合針のほぼ全長または針元側の一部に糸が取り付けられ、前記縫合針の針元側の端縁に糸切断刃が形成されたことを特徴とする糸付き縫合針」を開示している。
【0005】
生体組織の縫合に用いる縫合針として、特許第2781817号「縫合針の製造方法及び縫合針」は、「体熱性及び気密性を有する包装材料を用いて密封包装すると共に、密封包装後熱処理を施すことによって滅菌したことを特徴とする縫合針」を開示している。
【0006】
また、整形外科手術等に使用され、骨や人工骨に穿設された孔等にワイヤーを導入するための医療用縫合針として、特開2003−47617号「医療用縫合針」は、「最大曲げモーメントが、5〜30Ncm/mmであることを特徴とする医療用縫合針」を開示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の縫合針は、内部に糸を挿通するために素材自体に硬度がなく、針本体を曲げやすい素材を使用していた。
【0008】
近年の医療現場においては、骨や人工骨等の固い組織を縫合するために縫合糸自体が強度を有するものが望まれていたが、例えば304ステンレス材等を用いようとしても針本体に孔を開けるにはパンチを用いる他に開ける手段がなかったため、パンチの先端部が破損し易いという欠点を有していた。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は係る課題を解決するために鋭意研究したところ、304ステンレス材等の硬度を有する素材であっても、0.5mm幅の砥石を用いて切欠部を設けることによって簡易に係止部を作ることを見いだし、本発明のステンレス製外科用針及びその製造方法を提供することができた。
【0010】
すなわち本発明の第一は、針本体後端部に設けられた切欠部を、該切欠部先端の両端部を挟持して得た係止部を有するステンレス製外科用針である。
【0011】
本発明の第二は、ステンレス製素材棒を型枠材の上に載置してプレスにより後端部を平状に、前半部を略三角形状の針本体に押圧する第1工程と、得られた針本体の後端部に砥石で切欠部を形成する第2工程と、得られた切欠部中心部で楔形台座先端を挟みつけて切欠部先端を互いに接するようにして係止部を形成する第3工程とからなることを特徴とするステンレス製外科用針の製造方法である。
【0012】
本発明の第三は、前記砥石は、0.5mm幅以下の砥石であることを特徴とする請求項2記載のステンレス製外科用針の製造方法である。
【0013】
本発明の第四は、前記楔形台座は、先端部が菱形形状となっていることを特徴とする請求項2記載のステンレス製外科用針の製造方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係るステンレス製外科用針の正面図である。外科用針素材としては、用途によって304ステンレス材の0,5〜1.0mm径の棒材を約5cmにカッティングし、雌型に三角形状のV字型の溝を掘ってある第1金型と先端部方向にだんだんと平らな溝となるような第2金型とを直列に並べて上からプレスで押圧して針本体を製造し、さらに先端部を削って鋭利とした(第1工程)。
【0015】
図3に示すように、上記外科用針素材本体1の後端部に0,5mm幅の砥石を用いて端部から長さ約約15mm、横幅3〜5mmの切欠部2を設けた(第2工程)。この場合、横幅は0.1mmのような狭い幅でも用途に合わせて切削できる。
【0016】
次いで得られた切欠部2側を頭にして、予め固定されている楔形台座5にこの切欠部2を押しつけながら、切欠部2後端部に楔形の先端が接触するまで挿入した。
【0017】
押しつけた状態で、針本体の両側からエアシリンダで作動するプレス器具を用いて切欠部4の先端を楔型台座の縮小面部にそって挟持すると切欠部の先端は内側に曲がり、一端、前記楔形台座から離した後にペンチ等の器具で頭部を押圧すると、左右の頭部片は接触して係止部2を形成する(第3工程)。
【0018】
【発明の効果】
本発明の製造過程では、従来のようにパンチを用いて切欠部を形成しないために、高価なパンチを不必要とするだけで製造コストが安くなると言う効果を有する。
【0019】
一端形成した切欠部の孔を楔形台座を用いて、両側からプレス器具で挟持するだけでよいために作業時の力を必要せずに、簡易な手段で係止部を構成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1a,b】本発明に係るステンレス製外科用針の正面図である。
【図2】図1における断面を示す断面図である。
【図3】図1の外科用針の先端を曲げた状態を示す側面図である。
【図4】本発明に係るステンレス製外科用針の製造手順を説明する説明図である。
【符号の説明】
1・・・針本体
2・・・係止部
3・・・平板状後端部
4・・・切欠部
5・・・楔形台座
6・・・プレス器具
7・・・支点

Claims (4)

  1. 針本体後端部に設けられた切欠部を、該切欠部先端の両端部を挟持して得た係止部を有するステンレス製外科用針。
  2. ステンレス製素材棒を型枠材の上に載置してプレスにより後端部を平状に、前半部を略三角形状の針本体に押圧する第1工程と、得られた針本体の後端部に砥石で切欠部を形成する第2工程と、得られた切欠部中心部で楔形台座先端を挟みつけて切欠部先端を互いに接するようにして係止部を形成する第3工程とからなることを特徴とするステンレス製外科用針の製造方法。
  3. 前記砥石は、0.5mm幅以下の砥石であることを特徴とする請求項2記載のステンレス製外科用針の製造方法。
  4. 前記楔形台座は、先端部が菱形形状となっていることを特徴とする請求項2記載のステンレス製外科用針の製造方法。
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