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JP2004348988A - 電線カバーの取付構造 - Google Patents

電線カバーの取付構造 Download PDF

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JP2004348988A
JP2004348988A JP2003141585A JP2003141585A JP2004348988A JP 2004348988 A JP2004348988 A JP 2004348988A JP 2003141585 A JP2003141585 A JP 2003141585A JP 2003141585 A JP2003141585 A JP 2003141585A JP 2004348988 A JP2004348988 A JP 2004348988A
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JP
Japan
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cover
housing
lock
electric wire
wire cover
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JP2003141585A
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Tomohiko Kobayashi
智彦 小林
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

【課題】電線カバーのガタ付きをなくす。
【解決手段】ハウジング20の側壁には、ロック部28が形成され、カバー30の側壁には、一対のガイド溝60を切り込むことで両ガイド溝60間に撓み可能となったロック片70が形成される。カバー30は、ロック部28及びロック片70の係合に基づいてハウジング20にロックされる。ハウジング20の側壁においてロック部28を挟む両側位置には、カバー30の組付け時に一対のガイド溝60と摺接してカバー30を正規のロック位置へ誘導するガイド部29が突設されている。ガイド溝60には、組付け時に対応するガイド部29の摺接面によって圧潰されるガタ詰め部80が設けられている。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウジングに対する電線カバーの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、防水コネクタのハウジングの後部に組付けられた電線カバーが知られている。この電線カバーは、前面と底面が開放された箱形をなし、ハウジングの後部に外嵌されるようになっている。また、電線カバーの左右の両側壁には、ハウジング側の突部と弾性的に係合可能な係止片が形成されている。この係止片の中央には、係合孔が設けられており、ここに突部が嵌め込まれる。また、係止片は、側壁の前端縁より切り込まれた一対の溝部によって隔てられ、両溝部間にて撓み可能となっている。さらに、この溝部には、ハウジングのガイドリブが係合可能とされている。この種の電線カバーの取付構造は、以下の特許文献1に開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−93611公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術では、係止片の回動軌跡に起因して電線カバーの組付け後に突部と係合孔の孔壁との間に隙間が生じ、もって電線カバーが前後に位置ズレすることがある。また、溝部とガイドリブとの間には、寸法公差に起因して隙間が生じることがあり、電線カバーが上下に位置ズレすることもある。そうすると、電線カバーは、全体として位置ズレしてガタ付くから、かかる電線カバーを組付けたコネクタが自動車の配線構造に用いられると、走行中にガタ付き音を発生させる懸念がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電線カバーのガタ付きをなくすことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ハウジングの電線導出面から延出される電線を収容して前記電線導出面を覆う電線カバーの取付構造であって、前記ハウジング及び前記電線カバーのいずれか一方の側壁には、ロック部が形成され、他方の側壁には、一対のガイド溝を切り込むことで両ガイド溝間に撓み可能となった被ロック部が形成され、これらロック部及び被ロック部の係合により前記電線カバーのハウジングに対するロックがなされており、前記一方の側壁において前記ロック部を挟む両側位置には、前記電線カバーの組付け時に前記一対のガイド溝と摺接して前記電線カバーを正規のロック位置へ誘導するガイド部が突設され、前記ガイド部または前記ガイド溝には、組付け時に相手側の摺接面によって圧潰可能なガタ詰め部が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ガタ詰め部は、前記被ロック部と非接触とされる離れた位置に設けられているところに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
ガイド部またはガイド溝には、組付け時に相手側の摺接面によって圧潰可能なガタ詰め部が設けられているから、ガイド部とガイド溝との間に隙間が生じることがなく、電線カバーがハウジング側に緊密に組付けられる。その結果、電線カバーのガタ付きがなくなる。
【0007】
<請求項2の発明>
ガタ詰め部が被ロック部と非接触とされる離れた位置に設けられているから、被ロック部の撓み動作と干渉することがなく、被ロック部の円滑な撓み動作が保障される。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図9によって説明する。防水コネクタ10は、端子金具を収容可能なハウジング20と、このハウジング20の後部に組付けられる電線カバー(以下、単にカバー30という)とを備える。なお、以下の説明において前後方向は、ハウジング20及びカバー30の互いの嵌合面側を前方とする。
【0009】
ハウジング20は、合成樹脂製で一体に形成されており、ハウジング本体部21と、その周囲を取り囲むフード部22とから構成されている。ハウジング本体部21には、雌側の端子金具(図示せず)を収容可能な複数のキャビティ23が前後に貫通して設けられている。キャビティ23の内部には、端子金具に弾性的に係止可能なランス(図示せず)が設けられている。一方、フード部22は、後面を開放させて略円筒状に形成されており、ハウジング本体部21との間に形成される嵌合空間には、相手側のハウジング(図示せず)が嵌合可能とされている。また、ハウジング20の嵌合空間には、弾性材よりなる防水部材(図示せず)が装着されており、相手側のハウジングとの間を水密状としている。
【0010】
ハウジング20の上壁には、図1に示すように、相手側のハウジングをロックする撓み可能なロックアーム24が設けられている。ハウジング20の上壁においてロックアーム24を挟んだ左右両側には、保護壁25が立ち上げられ、この保護壁25の内側面には、ロックアーム24の過度撓みを規制する規制壁26が略水平に突設されている。また、ハウジング20の側壁には、端子金具を係止するリテーナ40を挿通するためのリテーナ挿通口27が開口されている。なお、本実施形態の端子金具は、リテーナ40及びランスによる二重の係止がなされるようになっている。
【0011】
そして、ハウジング20の左右両側壁の前端部には、図2に示すように、カバー30側のロック片70(後述する本発明の被ロック部)と係合することでカバー30をハウジング20に取り付け可能とする左右一対のロック部28が突設されている。また、ハウジング20の左右両側壁においてロック部28を間に挟んだ上下2位置には、リブ状のガイド部29が上下一対となって突設されている。各ガイド部29は、一端がハウジング20の前端面に臨みつつ後方へ延出され、カバー30との掛り代に相当する分の長さを有して設けられている。そして、各ガイド部29には、カバー30の組付け時にカバー30側のガイド溝60(後述する)が係合可能となっており、ガイド溝60と摺接してカバー30を正規のロック位置へ誘導するようにしている。
【0012】
また、ハウジング20の前端面(本発明の電線導出面)からは、図3に示すように、キャビティ23内の複数の端子金具に接続された電線群50が延出されている。この電線群50は、ハウジング20の前端面から出てすぐ下方へ折れ、その途中部分がテープ巻きによって結束されるとともにコルゲートチューブ52に外装されている。コルゲートチューブ52は、周方向に沿った複数の突条53により蛇腹状に形成され屈曲可能となっている。コルゲートチューブ52の突条53には、カバー30側のチューブ保持部32(後述する)が係合するようになっており、カバー30が組み付けられるのに伴いコルゲートチューブ52の軸方向への遊動が規制されるようになっている。
【0013】
カバー30は、図6に示すように、合成樹脂により一体に形成され、ハウジング20の前端面から延出される電線群50を内包してハウジング20に嵌合される取付部31と、この取付部31の下方に連設されてコルゲートチューブ52を保持するチューブ保持部32とから構成されている。
カバー30のチューブ保持部32は、図7に示すように、第1及び第2の分割部材33A,33Bと、これらを周方向に開閉可能に連結するヒンジ部34とから構成され、各分割部材33A,33Bを組付けることにより、全体として筒状に形成されるようになっている。ヒンジ部34の中央部には、図7に示すように、このヒンジ部34の曲げを容易とする剛性低下部34Aが貫設されている。また、各分割部材33A,33Bの内周は、コルゲートチューブ52の外周にほぼ沿って円弧33Cに切り欠かれており、ここにはコルゲートチューブ52の突条53と凹凸状に嵌合する環溝35(図9参照)が形成されている。
【0014】
第1分割部材33Aは、取付部31に対して固定的に連設される一方、第2分割部材33Bは、ヒンジ部34を回動中心として軸直交方向に回動可能となっている。そして、第2分割部材33Bには、撓み可能な弾性撓み片36が相手側の外壁側方へ向けて突出して形成されており、これに対応する第1分割部材33Aには、弾性撓み片36の保有するロック孔36A(図8参照)に係入可能なロック突部37が形成されている。弾性撓み片36においてロック孔36Aの後方は、このロック孔36Aを形成するための型抜き用に開放されている。また、弾性撓み片36及びロック突部37は、各分割部材33A,33Bの底面の左右両端側の2箇所(図5参照)と、各分割部材33A,33Bの左右両側壁のうちヒンジ部34が設けられた側と反対側の側壁の1箇所(図6及び図9参照)と、合計3箇所に設けられている。両分割部材33A,33B間にコルゲートチューブ52を挟み込み、その状態で弾性撓み片36のロック孔36Aにロック突部37を嵌合させると、コルゲートチューブ52が抜け止め状態で挟着保持されるようになっている。
【0015】
一方、カバー30の取付部31は、図6に示すように、平板状の天井部31Aと、この天井部31Aの略U字形の外縁部から垂設されて電線群50の側方を覆う電線覆い部31Bとを備え、前面の開口部が組付け時にハウジング20の前端面にて閉塞されるようになっている。
天井部31Aの左右両端部には、側方へ少し突出してその突出先端を上方へ立ち上げた突縁部39が設けられている。突縁部39は、ハウジング20の保護壁25を内側にするようにして組付けられるようになっている。
【0016】
また、電線覆い部31Bには、図8に示すように、前端縁の上下2位置から後方へ切り込みが入れられることで上下一対のガイド溝60が形成されている。電線覆い部31Bのうち上下の両ガイド溝60を隔てる部分には、左右一対の撓み可能なロック片70(本発明の被ロック部)が、ハウジング20側の左右両側壁側方へ向けて片持ち状に突出形成されている。ロック片70は、全体として略方形板状に形成され、その中央部にハウジング20側のロック部28と嵌合可能な係合孔71を保有している。ロック片70において係合孔71の後方は、この係合孔71を形成するため型抜き用に開放されている。
【0017】
そして、電線覆い部31Bのガイド溝60の内壁面のうちロック片70から離れた内壁面には、図6及び図7に示すように、ガタ詰め部80が形成されている。具体的にガタ詰め部80は、ガイド溝60の前記内壁面においてロック片70側へ僅かに突出して前後方向に延出されている。このガタ詰め部80は、カバー30がハウジング20に組み付けられたとき、ハウジング20側のガイド部29の摺接面によって圧潰可能となっている。すなわち、ガタ詰め部80とロック片70との間の隙間の高さは、ハウジング20側のガイド部29の幅よりも小さく設定されている。
【0018】
次に本実施形態の作用を説明する。まず、ハウジング20の前端面から延出される電線群50のテープ巻きされた部分を覆うようにコルゲートチューブ52を外装した後、このコルゲートチューブ52にカバー30のチューブ保持部32を挟着させる。その状態で、ハウジング20の前端面にカバー30の取付部31の前面を正対させ、さらにカバー30をハウジング20側へ押し込む。すると、カバー30のガイド溝60にハウジング10のガイド部29が進入を開始し、且つ、ガタ詰め部80の先端が対応するガイド部29に当接して圧潰する。ガタ詰め部80を潰しながらカバー30を押し込み、カバー30をガイド部29に沿って移動させる。すると、ロック片70は、撓み変形しつつロック部28に乗り上がり、ロック部28を越えたところで弾性復元して係止孔71にロック部28を嵌め入れる。こうしてカバー30が正規のロック位置に至ると、ハウジング20の前端面から延出される電線群50は、カバー30によって案内保護されて下方へ延出されるようになる。
【0019】
以上のように本実施形態によれば、カバー30のガイド溝60に、組付け時に対応するガイド部29の摺接面によって圧潰されるガタ詰め部80が設けられているから、ガイド部29とガイド溝60との間にクリアランスが生じることがなく、カバー30がハウジング20に対して緊密に嵌合するようになる。その結果、車両走行中のカバー30のガタ付き音の発生を阻止することができる。
また、ガタ詰め部80がロック片70と非接触とされる離れた位置に設けられているから、ロック片70の撓み動作と干渉することがなく、円滑な撓み動作が保障される。
【0020】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0021】
(1)上記実施形態では、カバー側にロック片、ハウジング側にロック部を設けていたが、本発明においては、カバー側にロック部、ハウジング側にロック片を設けても構わない。
(2)上記実施形態では、ガイド溝側にガタ詰め部を設けていたが、本発明においては、ガイド部側にガタ詰め部を設けても構わない。その場合、ガイド部の摺接面のうちロック片と非接触とされる離れた位置の摺接面にガタ詰め部を設けるとよい。
【0022】
(3)上記実施形態では、ガイド部をリブ状に設けていたが、本発明においては、ガイド部を格別の長さを有しない単なる突部としても構わない。
【0023】
(4)本発明においては、先端側に爪部を有するロックアームをロック片とし、このロックアームの爪部が係入される係合孔をロック部としても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の斜視図
【図2】右側面図
【図3】図2の要部断面図
【図4】左側面図
【図5】底面図
【図6】電線カバーの斜視図
【図7】電線カバーの正面図
【図8】電線カバーの右側面図
【図9】電線カバーの平面図
【符号の説明】
10…防水コネクタ
20…ハウジング
28…ロック部
29…ガイド部
30…カバー
50…電線群
60…ガイド溝
70…ロック片(被ロック部)
80…ガタ詰め部

Claims (2)

  1. ハウジングの電線導出面から延出される電線を収容して前記電線導出面を覆う電線カバーの取付構造であって、
    前記ハウジング及び前記電線カバーのいずれか一方の側壁には、ロック部が形成され、他方の側壁には、一対のガイド溝を切り込むことで両ガイド溝間に撓み可能となった被ロック部が形成され、これらロック部及び被ロック部の係合により前記電線カバーのハウジングに対するロックがなされており、
    前記一方の側壁において前記ロック部を挟む両側位置には、前記電線カバーの組付け時に前記一対のガイド溝と摺接して前記電線カバーを正規のロック位置へ誘導するガイド部が突設され、
    前記ガイド部または前記ガイド溝には、組付け時に相手側の摺接面によって圧潰可能なガタ詰め部が設けられていることを特徴とする電線カバーの取付構造。
  2. 前記ガタ詰め部は、前記被ロック部と非接触とされる離れた位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電線カバーの取付構造。
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