JP2004340056A - 内燃機関の潤滑油希釈防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構成で、燃料による潤滑油の希釈を未然に防止する内燃機関の潤滑油希釈防止装置を提供する。
【解決手段】潤滑油10により各部を潤滑するエンジン1に、燃料による潤滑油10の希釈を抑制するヒータ16が設けられ、ECU17に、エンジン1の運転条件を、クランク角センサ8、車速センサ18等により検出する運転条件検出手段と、ヒータ16を制御する潤滑油希釈抑制制御手段とが設けられ、運転条件検出手段により検出された運転条件が、潤滑油10が燃料に希釈され易い運転条件と判断された場合、潤滑油10中の燃料の量を抑制するように、潤滑油希釈抑制制御手段がヒータ16を制御する内燃機関の潤滑油希釈防止装置。
【選択図】 図2
【解決手段】潤滑油10により各部を潤滑するエンジン1に、燃料による潤滑油10の希釈を抑制するヒータ16が設けられ、ECU17に、エンジン1の運転条件を、クランク角センサ8、車速センサ18等により検出する運転条件検出手段と、ヒータ16を制御する潤滑油希釈抑制制御手段とが設けられ、運転条件検出手段により検出された運転条件が、潤滑油10が燃料に希釈され易い運転条件と判断された場合、潤滑油10中の燃料の量を抑制するように、潤滑油希釈抑制制御手段がヒータ16を制御する内燃機関の潤滑油希釈防止装置。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、潤滑油中に混入される燃料の量を抑制する内燃機関の潤滑油希釈防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
年々厳しくなる排ガス規制に対応するために、NOx触媒やDPF(ディーゼル・パーティキュレート・フィルタ)等による排ガスの後処理装置の装着が必須となっている。これらの後処理装置では、内部に蓄積された物質をパージ(浄化)する方法として、ポスト噴射技術(膨張行程等に燃料を噴射する技術)等を用いて行っている。例えば、NOx触媒では、ポスト噴射による燃料により、その内部を還元雰囲気にすると共に、燃料を燃焼させて昇温して、蓄積されたNOx、SOx等を浄化するようにしている。又、DPFでも、ポスト噴射による燃料により、蓄積された有害物質を燃焼させて、浄化するようにしている。更に、エンジンの始動時に、ポスト噴射による燃料供給により、触媒の温度を上昇させて、触媒を活性化させることもしている。
【0003】
ところが、これらのポスト噴射による燃料は、いずれも燃焼に寄与する燃料ではなく、触媒の活性化等のために、燃焼に寄与する主噴射の燃料供給後に、追加の供給を行うものである。したがって、ポスト噴射等により供給された燃料は、その噴射開始時期や噴射量によっては、気筒内での燃焼に用いられず、殆ど排気通路側に流入する。そして、一部の未燃燃料は、気筒内壁やピストン等に付着し、ピストンの摺動運動により、気筒内壁やピストン等の潤滑のために用いられている潤滑油と共に、エンジン下部のオイルパンの潤滑油中に混入されることとなる。潤滑油中に混入された未燃燃料は、潤滑油自体を希釈することとなり、潤滑油の粘度が下がり、潤滑油本来の潤滑性能が失われ、エンジンの焼き付きや損傷を引き起こすおそれがあった。
【0004】
そのため、従来から様々な方法により、燃料による潤滑油の希釈を抑制する技術が提案されてきた。例えば、オイルパンに潤滑油の希釈度を検出する希釈度検出手段を設け、許容希釈度を越えたことを検出すると、潤滑油の温度等を制御して、潤滑油中に混入された燃料を抑制、分離する技術が開示されている(特許文献1参照)。又、メタノールや燃焼生成物の除去を目的に、エンジン始動時に潤滑油の温度を制御する技術も開示されている(特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−317936号公報(第3−6頁、第1−11図)
【特許文献2】
特開平6−33724号公報(第2−4頁、第1−4図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、燃料による潤滑油の希釈度検出のため、特殊なセンサを用いて検出するようにしており、高コストとなるおそれがあった。又、希釈度検出のため、所定の閾値まで希釈度が上昇してしまい、徐々に潤滑油の潤滑性能が低下するおそれもあった。
【0007】
更に、始動時における潤滑油の希釈を防止するだけでは、ポスト噴射を行うようなエンジンでの潤滑油の希釈抑制には不十分であり、潤滑油が希釈されるような運転条件の場合にも、積極的に希釈抑制を行う必要があった。
【0008】
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、簡単な構成で、燃料による潤滑油の希釈を未然に防止する内燃機関の潤滑油希釈防止装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置は、
潤滑油により各部を潤滑する内燃機関に用いられ、
内燃機関の運転条件を検出する運転条件検出手段と、
燃料による潤滑油の希釈を抑制する潤滑油希釈抑制装置と、
潤滑油希釈抑制装置を制御する潤滑油希釈抑制制御手段とを有する。
運転条件検出手段により検出された運転条件が、潤滑油が燃料に希釈され易い運転条件と判断された場合、
潤滑油中に含まれる燃料の量を低い水準に抑制するように、潤滑油希釈抑制制御手段が潤滑油希釈抑制装置を制御する。
なお、潤滑油希釈抑制装置は、潤滑油中に混入された燃料を蒸散させることで、燃料を除去するだけではなく、燃料の液化を防止して、燃料の潤滑油への混入を未然に防いで、燃料による潤滑油の希釈を抑制している。
又、運転条件検出手段は、燃料の噴射量、燃料噴射のタイミング、燃料噴射の回数、内燃機関の負荷及び回転数等により、潤滑油が燃料に希釈され易い条件かどうかを判断している。
【0010】
上記課題を解決する本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置は、
上記内燃機関の潤滑油希釈防止装置において、
内燃機関が、燃料を内燃機関の気筒内に噴射する筒内噴射手段、所謂、直噴式の燃料供給装置を有する。
【0011】
上記課題を解決する本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置は、
上記内燃機関の潤滑油希釈防止装置において、
潤滑油が燃料に希釈され易い運転条件が、低速及び低負荷運転であること、つまり、潤滑油の温度が低い状態であることである。又、燃焼に寄与する主燃料の供給以降に燃料を供給する運転条件である。
【0012】
上記課題を解決する本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置は、
上記内燃機関の潤滑油希釈防止装置において、
潤滑油希釈抑制装置が、潤滑油の受け皿(オイルパン)、又は潤滑油の通路に設けられ、潤滑油を加熱するヒータである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、一定時間おける潤滑油中の燃料量を、潤滑油温度に対して示したグラフである。
これは、ポスト噴射により、潤滑油中に含まれる燃料の量を確認するために行ったものであり、具体的には、ディーゼルエンジンにおいて、所定のタイミングで、所定量のポスト噴射を行った場合に、潤滑油中に含まれる燃料量をグラフ化したものである。
【0014】
図1からわかるように、潤滑油温度が低い領域では、低いほど潤滑油中の燃料量が多くなることがわかる。このような状態は、潤滑油が燃料に希釈された状態であり、潤滑油の粘度が低くなり、潤滑油の性能を維持するのは難しい。
【0015】
ところが、潤滑油温度が所定の温度▲1▼以上の温度領域では、潤滑油中の燃料量が低い水準で、ほぼ一定に抑えられていることがわかる。これは、潤滑油温度が所定の温度▲1▼以上である場合、潤滑油中に混入された燃料が蒸散されやすい状態であり、又、気化している燃料も液化しにくい状態であるため、潤滑油中に含まれる燃料量を低い水準のままで維持できるからである。つまり、ポスト噴射等により、燃料が潤滑油に含まれやすい状態の場合でも、潤滑油温度を温度▲1▼以上に確保しておけば、潤滑油中の燃料量を低い水準に抑えることができ、潤滑油の性能を維持できることとなる。
【0016】
燃料が潤滑油に含まれやすい条件としては、ポスト噴射が連続的に実施される場合があり、又、潤滑油の温度が低い状態(図1中▲2▼の領域の状態)の運転が連続的に行われた場合、具体的には、低速、低負荷運転の状態が連続して行われ、潤滑油の温度が温度▲1▼まで到達しない場合等がある。ポスト噴射が連続的に実施される場合には、潤滑油に混入するおそれのある燃料が大量に存在する状態であり、潤滑油の温度が低い状態の運転が連続的に行われた場合には、潤滑油中の燃料が蒸散しにくい状態である。特に、低速、低負荷運転が連続的に行われた場合は、潤滑油温度が低い状態であると共に、ポスト噴射も多用されることとなり、潤滑油中に含まれる燃料の量が高い水準で安定する状況となる。しかしながら、このような場合でも、強制的に潤滑油温度を温度▲1▼まで昇温して、潤滑油の温度調整を行えば、潤滑油中に含まれる燃料量を低い水準に抑えることができる。なお、潤滑油の調整温度▲1▼としては、燃料が蒸散する温度が適切であり、周囲の圧力等にもよるが、例えば、80℃〜90℃程度が望ましい。
【0017】
したがって、本発明では、混入前の燃料が液化しにくく、潤滑油へ混入しにくい状態、更に、混入された燃料が気化しやすく、潤滑油から蒸散しやすい状態にすることで、混入前の燃料の潤滑油への混入を未然に防止すると共に、混入された燃料を潤滑油から蒸散して、潤滑油に含まれる燃料の量を低い水準に抑制し、潤滑油の正規な状態を維持し、潤滑性能を保持するようにしている。そこで、上記作用、効果を有する本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置の実施形態例を、以下に示す図を用いて説明する。
【0018】
図2は、本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置の実施形態の一例を示す概略図である。
【0019】
図2に示すように、本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置において、内燃機関であるエンジン1は、燃料の燃焼室となる複数の気筒2と、各々の気筒2に設けられ、気筒2内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁3(筒内噴射手段)と、気筒内に導入された燃料を燃焼させることにより、気筒2を構成するシリンダ4内壁に沿って、往復運動をするピストン5と、ピストン5に連結され、往復運動を回転運動へ変換するコンロッド6と、コンロッド6により回転運動されるクランクシャフト7等を有している。クランクシャフト7には、クランクシャフト7の角度を検出するクランク角センサ8が設けられている。
【0020】
各気筒2の吸気側には吸気通路11が設けられ、図示していないエアクリーナ等を経由して、吸気が吸気弁12により、気筒2内に導入される。又、各気筒2の排気側には排気通路13が設けられ、燃焼後の排気を排気弁14により、気筒2から排気し、図示していない触媒等を経由して、排ガスを浄化して、大気へ放出する。
【0021】
燃料噴射弁3には、図示していない蓄圧式装置が接続されており、燃料タンクからの燃料をポンプ等により加圧して、気筒2内へ噴射するようにするものである。具体的には、運転状態に応じた燃料噴射量が設定され、燃圧や燃料噴射弁3の噴射時間を制御することで、適切な燃料噴射量が制御されている。又、燃料噴射弁3は、燃焼のための主噴射の燃料だけでなく、主噴射の後に、触媒のためのポスト噴射の燃料の供給が可能な構成である。
【0022】
エンジン1の下部には、受け皿となるオイルパン9が設けられており、オイルパン9には、エンジン1の各部を潤滑させるため、適量の潤滑油10が溜められている。図示していないが、潤滑油10は、潤滑の機能を果たすように、ポンプ等を用いて吸い上げられた後、各部へ供給され、最終的にはオイルパン9へ戻るようになっている。
【0023】
本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置では、オイルパン9に潤滑油10の温度を検出する温度センサ15を設け、更に、潤滑油10の温度を所定温度以上に加熱するためのヒータ16(潤滑油希釈抑制装置)が、オイルパン9の下部に設けられている。このヒータ16は、潤滑油10の温度を所定温度以上に維持することで、燃料による潤滑油の希釈を抑制する機能を果たす。なお、温度センサ15及びヒータ16は、オイルパン9だけではなく、各部へ潤滑油10を流入させる潤滑油通路等に設けてもよい。
【0024】
ECU(Electronic Control Unit、電子制御装置)17は、プログラムに従って演算を行い、各機器の制御を行うCPUと、プログラムやデータ、演算結果を記録するRAM、ROM等の記憶領域と、信号の入出力を行うインターフェース、タイマカウンタ等を有するものであり、ECU17が上記各機器を制御して、エンジン1を作動させている。
【0025】
ECU17は、運転条件検出手段を有しており、クランク角センサ8からの出力をカウントして、エンジン1の回転数Neを検出し、又、アクセル開度を検出するアクセルセンサ18から信号を取り込むことで、エンジン1の運転条件を検出している。又、燃焼のための主燃料噴射だけでなく、触媒等のためのポスト噴射のタイミング、噴射量、頻度等を監視することでも、エンジン1の運転条件を判断している。
【0026】
又、ECU17は、ヒータ16を制御する潤滑油希釈抑制制御手段を有し、エンジン1の運転条件を上記運転条件検出手段により監視し、潤滑油10が燃料に希釈されやすい運転条件と判断された場合、例えば、アクセルセンサ18によるアクセル開度が低く(低負荷)、クランク角センサ8によるエンジン1の回転数が低い(低速)運転が連続して行われる場合、つまり、潤滑油温度が低い状態である場合、又は、燃料噴射弁3からのポスト噴射頻度が多くなる状態の場合、潤滑油10の温度を所定温度以上になるように、ヒータ16を用いて加熱制御して、潤滑油10中の燃料量を低い水準に抑制している。
【0027】
具体的には、潤滑油10が燃料に希釈されやすい運転条件を満たす場合、潤滑油10を所定温度以上に調整するために、ECU17が潤滑油10の温度を、温度センサ15を用いて監視し、ヒータ16を用いて潤滑油10の温度を強制的に所定温度以上に制御している。
【0028】
上記構成により、潤滑油10が燃料に希釈されやすい運転条件の場合、潤滑油10の温度が燃料の蒸散温度領域に維持され、気化している燃料は液化することがなく、又、潤滑油中に混入された燃料はすばやく蒸散される。そして、気化された燃料は、ブローバイガスと共に吸気管に再吸入されて、燃焼させられるので、オイルパン9の潤滑油10の近傍に長時間滞留することがなく、潤滑油中の燃料量を低い水準に抑えることが可能となる。
【0029】
なお、本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置は、ディーゼルエンジンの場合でも、ガソリンエンジンの場合でも適用可能である。又、直噴式だけではなく、吸気管噴射式の燃料供給装置を有するエンジンにも適用可能である。
【0030】
次に、本発明に係る内燃機関の潤滑油維持装置での具体的な制御を、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
【0031】
(ステップS1)
潤滑油の温度制御のため、ヒータの時間制御を行うタイマのカウントが0であるかどうかを判断し、0であれば、つまり、ヒータ動作中でなければ、次のステップS2へ進む。
0でなければ、つまり、ヒータ動作中であれば、ステップS6へ進む。
【0032】
(ステップS2)
エンジンの運転条件が、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件かどうか検出するため、所定値以下の負荷が、第1所定時間以上継続しているかどうかを判断する。所定値以下の負荷とは、例えば、低アクセル開度で運転されている状態等をいい、アクセルセンサ18等により検出されており、一瞬ではなく、第1所定時間以上継続して、所定値以下の負荷であるときに初めて、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件と判断される。
所定値以下の負荷が第1所定時間以上継続している場合は、次のステップS3へ進む。
所定値以下の負荷が第1所定時間以上継続していない場合は、ステップS8へ進む。
【0033】
(ステップS3)
エンジンの運転条件が、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件かどうか検出するため、所定値以下のエンジン回転数Neが、第2所定時間以上継続しているかどうかを判断する。エンジン回転数Neは、クランク角センサにより検出されており、一瞬ではなく、第2所定時間以上継続して、所定値以下のエンジン回転数Neのときに初めて、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件と判断される。
所定値以下のエンジン回転数Neが、第2所定時間以上継続している場合は、次のステップS4へ進む。
所定値以下のエンジン回転数Neが、第2所定時間以上継続していない場合は、ステップS8へ進む。
【0034】
(ステップS4)
エンジンの運転条件が、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件かどうか検出するため、燃料噴射弁でのポスト噴射頻度をカウントし、ポスト噴射頻度が所定頻度以上であるかどうかを判断する。なお、燃料噴射弁でのポスト噴射頻度は、ECUによりカウントする。所定頻度としては、例えば、1分間に200パルス程度のポスト噴射がある場合等である。又、ポスト噴射頻度だけでなく、ポスト噴射のタイミングや噴射量を総合的に判断して、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件かどうかを検出してもよい。
ポスト噴射頻度が、所定頻度以上継続している場合は、次のステップS5へ進む。
ポスト噴射頻度が、所定頻度以上継続していない場合は、ステップS8へ進む。
【0035】
なお、上記ステップS2からステップS4までの判断制御は、全てを満たす場合に限ることなく、ステップS2、S3だけ(図3中A部分だけ、つまり、低速、低負荷運転)の場合に、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件と判断してもよいし、ステップS4だけ(図3中B部分だけ、つまり、ポスト噴射運転)の場合に、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件と判断してもよい。
【0036】
(ステップS5)
上記判断条件を満たして、初めてヒータタイマが規定時間にセットされる。
例えば、規定時間としては30秒を設定し、一度、上記運転条件を満たせば、潤滑油が所定温度到達した場合を除き、規定時間だけヒータが通電されることになる。
(ステップS6)
オイルパンのヒータに電源を供給するため、ヒータ回路が通電される。
【0037】
(ステップS7)
ヒータ回路通電中は、温度センサにより潤滑油の温度が監視される。
潤滑油の温度が所定温度以上であれば、ステップS8へ進む。
潤滑油の温度が所定温度以上でなければ、ステップS10へ進む。
所定温度としては、85℃を設定する。
(ステップS8、9)
潤滑油の温度が所定温度以上であれば、ヒータタイマを0にリセットし、ヒータ回路を遮断して、スタートへ戻る。
(ステップS10)
潤滑油の温度が所定温度以上でなければ、ヒータタイマを1つ減算して、スタートへ戻る。
【0038】
つまり、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件の場合には、潤滑油の温度が所定温度(図1中の温度▲1▼参照)以上になるように、ヒータが通電されて、潤滑油を加熱する。そして、潤滑油の温度が所定温度に到達するか、又は、ヒータの通電時間が規定時間に到達すると、ヒータの通電を遮断して、潤滑油を加熱しすぎないように制御する。このような潤滑油の温度制御を行うことで、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件の場合には、潤滑油の温度を制御して、潤滑油が燃料に希釈されにくい状態になるようにしている。
【0039】
従来技術では、燃料の潤滑油への混入に対して、予防的な手段は考慮されていなかった。したがって、燃料が潤滑油へ混入する可能性の高い運転条件においても、燃料が潤滑油へ一旦混入した後、希釈度を測定し、許容希釈度を越えて始めて、希釈抑制装置が動作して、混入された燃料を分離、除去し、結果的に希釈度、つまり、潤滑油中の燃料量を抑制していた。そのため、徐々にではあるが、潤滑油の劣化が進むおそれがあった。
【0040】
ところが、本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置では、燃料が潤滑油へ混入する可能性の高い運転条件を、予めに検出するようにしており、そのような運転条件の場合には、潤滑油の温度を燃料が蒸散する温度に保つことで、燃料が液化して潤滑油中に混入しないようにして、燃料の潤滑油への混入を予防している。又、気化された燃料は、クランクケース内のブローバイガスと共に、内燃機関の吸気通路側へ吸入されるため、再び液化して、潤滑油へ混入することは少ない。又、たとえ、燃料が潤滑油中に混入されてしまっても、潤滑油の温度により、潤滑油中からすばやく蒸散されてしまい、潤滑油中に含まれる燃料の量を、常に低い水準に維持することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、燃料を液化しないようにして、潤滑油への混入を事前に予防することができると共に、潤滑油中に混入した燃料を蒸散させることで、潤滑油中の燃料量を低い水準に維持して、燃料による潤滑油の希釈を抑制することができる。そのため、潤滑油の寿命を延ばせると共に、潤滑油の粘度の低下を抑えて、エンジンの焼き付きや損傷を防止することができる。
【0042】
燃料による潤滑油の希釈を抑制することができるため、ポスト噴射を行うエンジンにおいても、潤滑油の潤滑性能を低減させることなく、潤滑油を良好な状態に保て、ポスト噴射による触媒の活性化と潤滑油の希釈防止を両立させることができ、触媒を最適な状態で使用することが可能となり、排気ガス中のNOx等をより低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】潤滑油中に混入する燃料量を潤滑油温度に対して示したグラフである。
【図2】本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置の実施形態の一例を示す概略図である。
【図3】図2に示す内燃機関の潤滑油希釈防止装置の制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン
2 気筒
3 燃料噴射弁
4 シリンダ
5 ピストン
6 コンロッド
7 クランクシャフト
8 クランク角センサ
9 オイルパン
10 潤滑油
11 吸気通路
12 吸気弁
13 排気通路
14 排気弁
15 温度センサ
16 ヒータ
17 ECU
18 アクセルセンサ
【発明の属する技術分野】
本発明は、潤滑油中に混入される燃料の量を抑制する内燃機関の潤滑油希釈防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
年々厳しくなる排ガス規制に対応するために、NOx触媒やDPF(ディーゼル・パーティキュレート・フィルタ)等による排ガスの後処理装置の装着が必須となっている。これらの後処理装置では、内部に蓄積された物質をパージ(浄化)する方法として、ポスト噴射技術(膨張行程等に燃料を噴射する技術)等を用いて行っている。例えば、NOx触媒では、ポスト噴射による燃料により、その内部を還元雰囲気にすると共に、燃料を燃焼させて昇温して、蓄積されたNOx、SOx等を浄化するようにしている。又、DPFでも、ポスト噴射による燃料により、蓄積された有害物質を燃焼させて、浄化するようにしている。更に、エンジンの始動時に、ポスト噴射による燃料供給により、触媒の温度を上昇させて、触媒を活性化させることもしている。
【0003】
ところが、これらのポスト噴射による燃料は、いずれも燃焼に寄与する燃料ではなく、触媒の活性化等のために、燃焼に寄与する主噴射の燃料供給後に、追加の供給を行うものである。したがって、ポスト噴射等により供給された燃料は、その噴射開始時期や噴射量によっては、気筒内での燃焼に用いられず、殆ど排気通路側に流入する。そして、一部の未燃燃料は、気筒内壁やピストン等に付着し、ピストンの摺動運動により、気筒内壁やピストン等の潤滑のために用いられている潤滑油と共に、エンジン下部のオイルパンの潤滑油中に混入されることとなる。潤滑油中に混入された未燃燃料は、潤滑油自体を希釈することとなり、潤滑油の粘度が下がり、潤滑油本来の潤滑性能が失われ、エンジンの焼き付きや損傷を引き起こすおそれがあった。
【0004】
そのため、従来から様々な方法により、燃料による潤滑油の希釈を抑制する技術が提案されてきた。例えば、オイルパンに潤滑油の希釈度を検出する希釈度検出手段を設け、許容希釈度を越えたことを検出すると、潤滑油の温度等を制御して、潤滑油中に混入された燃料を抑制、分離する技術が開示されている(特許文献1参照)。又、メタノールや燃焼生成物の除去を目的に、エンジン始動時に潤滑油の温度を制御する技術も開示されている(特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−317936号公報(第3−6頁、第1−11図)
【特許文献2】
特開平6−33724号公報(第2−4頁、第1−4図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、燃料による潤滑油の希釈度検出のため、特殊なセンサを用いて検出するようにしており、高コストとなるおそれがあった。又、希釈度検出のため、所定の閾値まで希釈度が上昇してしまい、徐々に潤滑油の潤滑性能が低下するおそれもあった。
【0007】
更に、始動時における潤滑油の希釈を防止するだけでは、ポスト噴射を行うようなエンジンでの潤滑油の希釈抑制には不十分であり、潤滑油が希釈されるような運転条件の場合にも、積極的に希釈抑制を行う必要があった。
【0008】
本発明は上記課題に鑑みなされたもので、簡単な構成で、燃料による潤滑油の希釈を未然に防止する内燃機関の潤滑油希釈防止装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置は、
潤滑油により各部を潤滑する内燃機関に用いられ、
内燃機関の運転条件を検出する運転条件検出手段と、
燃料による潤滑油の希釈を抑制する潤滑油希釈抑制装置と、
潤滑油希釈抑制装置を制御する潤滑油希釈抑制制御手段とを有する。
運転条件検出手段により検出された運転条件が、潤滑油が燃料に希釈され易い運転条件と判断された場合、
潤滑油中に含まれる燃料の量を低い水準に抑制するように、潤滑油希釈抑制制御手段が潤滑油希釈抑制装置を制御する。
なお、潤滑油希釈抑制装置は、潤滑油中に混入された燃料を蒸散させることで、燃料を除去するだけではなく、燃料の液化を防止して、燃料の潤滑油への混入を未然に防いで、燃料による潤滑油の希釈を抑制している。
又、運転条件検出手段は、燃料の噴射量、燃料噴射のタイミング、燃料噴射の回数、内燃機関の負荷及び回転数等により、潤滑油が燃料に希釈され易い条件かどうかを判断している。
【0010】
上記課題を解決する本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置は、
上記内燃機関の潤滑油希釈防止装置において、
内燃機関が、燃料を内燃機関の気筒内に噴射する筒内噴射手段、所謂、直噴式の燃料供給装置を有する。
【0011】
上記課題を解決する本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置は、
上記内燃機関の潤滑油希釈防止装置において、
潤滑油が燃料に希釈され易い運転条件が、低速及び低負荷運転であること、つまり、潤滑油の温度が低い状態であることである。又、燃焼に寄与する主燃料の供給以降に燃料を供給する運転条件である。
【0012】
上記課題を解決する本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置は、
上記内燃機関の潤滑油希釈防止装置において、
潤滑油希釈抑制装置が、潤滑油の受け皿(オイルパン)、又は潤滑油の通路に設けられ、潤滑油を加熱するヒータである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、一定時間おける潤滑油中の燃料量を、潤滑油温度に対して示したグラフである。
これは、ポスト噴射により、潤滑油中に含まれる燃料の量を確認するために行ったものであり、具体的には、ディーゼルエンジンにおいて、所定のタイミングで、所定量のポスト噴射を行った場合に、潤滑油中に含まれる燃料量をグラフ化したものである。
【0014】
図1からわかるように、潤滑油温度が低い領域では、低いほど潤滑油中の燃料量が多くなることがわかる。このような状態は、潤滑油が燃料に希釈された状態であり、潤滑油の粘度が低くなり、潤滑油の性能を維持するのは難しい。
【0015】
ところが、潤滑油温度が所定の温度▲1▼以上の温度領域では、潤滑油中の燃料量が低い水準で、ほぼ一定に抑えられていることがわかる。これは、潤滑油温度が所定の温度▲1▼以上である場合、潤滑油中に混入された燃料が蒸散されやすい状態であり、又、気化している燃料も液化しにくい状態であるため、潤滑油中に含まれる燃料量を低い水準のままで維持できるからである。つまり、ポスト噴射等により、燃料が潤滑油に含まれやすい状態の場合でも、潤滑油温度を温度▲1▼以上に確保しておけば、潤滑油中の燃料量を低い水準に抑えることができ、潤滑油の性能を維持できることとなる。
【0016】
燃料が潤滑油に含まれやすい条件としては、ポスト噴射が連続的に実施される場合があり、又、潤滑油の温度が低い状態(図1中▲2▼の領域の状態)の運転が連続的に行われた場合、具体的には、低速、低負荷運転の状態が連続して行われ、潤滑油の温度が温度▲1▼まで到達しない場合等がある。ポスト噴射が連続的に実施される場合には、潤滑油に混入するおそれのある燃料が大量に存在する状態であり、潤滑油の温度が低い状態の運転が連続的に行われた場合には、潤滑油中の燃料が蒸散しにくい状態である。特に、低速、低負荷運転が連続的に行われた場合は、潤滑油温度が低い状態であると共に、ポスト噴射も多用されることとなり、潤滑油中に含まれる燃料の量が高い水準で安定する状況となる。しかしながら、このような場合でも、強制的に潤滑油温度を温度▲1▼まで昇温して、潤滑油の温度調整を行えば、潤滑油中に含まれる燃料量を低い水準に抑えることができる。なお、潤滑油の調整温度▲1▼としては、燃料が蒸散する温度が適切であり、周囲の圧力等にもよるが、例えば、80℃〜90℃程度が望ましい。
【0017】
したがって、本発明では、混入前の燃料が液化しにくく、潤滑油へ混入しにくい状態、更に、混入された燃料が気化しやすく、潤滑油から蒸散しやすい状態にすることで、混入前の燃料の潤滑油への混入を未然に防止すると共に、混入された燃料を潤滑油から蒸散して、潤滑油に含まれる燃料の量を低い水準に抑制し、潤滑油の正規な状態を維持し、潤滑性能を保持するようにしている。そこで、上記作用、効果を有する本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置の実施形態例を、以下に示す図を用いて説明する。
【0018】
図2は、本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置の実施形態の一例を示す概略図である。
【0019】
図2に示すように、本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置において、内燃機関であるエンジン1は、燃料の燃焼室となる複数の気筒2と、各々の気筒2に設けられ、気筒2内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁3(筒内噴射手段)と、気筒内に導入された燃料を燃焼させることにより、気筒2を構成するシリンダ4内壁に沿って、往復運動をするピストン5と、ピストン5に連結され、往復運動を回転運動へ変換するコンロッド6と、コンロッド6により回転運動されるクランクシャフト7等を有している。クランクシャフト7には、クランクシャフト7の角度を検出するクランク角センサ8が設けられている。
【0020】
各気筒2の吸気側には吸気通路11が設けられ、図示していないエアクリーナ等を経由して、吸気が吸気弁12により、気筒2内に導入される。又、各気筒2の排気側には排気通路13が設けられ、燃焼後の排気を排気弁14により、気筒2から排気し、図示していない触媒等を経由して、排ガスを浄化して、大気へ放出する。
【0021】
燃料噴射弁3には、図示していない蓄圧式装置が接続されており、燃料タンクからの燃料をポンプ等により加圧して、気筒2内へ噴射するようにするものである。具体的には、運転状態に応じた燃料噴射量が設定され、燃圧や燃料噴射弁3の噴射時間を制御することで、適切な燃料噴射量が制御されている。又、燃料噴射弁3は、燃焼のための主噴射の燃料だけでなく、主噴射の後に、触媒のためのポスト噴射の燃料の供給が可能な構成である。
【0022】
エンジン1の下部には、受け皿となるオイルパン9が設けられており、オイルパン9には、エンジン1の各部を潤滑させるため、適量の潤滑油10が溜められている。図示していないが、潤滑油10は、潤滑の機能を果たすように、ポンプ等を用いて吸い上げられた後、各部へ供給され、最終的にはオイルパン9へ戻るようになっている。
【0023】
本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置では、オイルパン9に潤滑油10の温度を検出する温度センサ15を設け、更に、潤滑油10の温度を所定温度以上に加熱するためのヒータ16(潤滑油希釈抑制装置)が、オイルパン9の下部に設けられている。このヒータ16は、潤滑油10の温度を所定温度以上に維持することで、燃料による潤滑油の希釈を抑制する機能を果たす。なお、温度センサ15及びヒータ16は、オイルパン9だけではなく、各部へ潤滑油10を流入させる潤滑油通路等に設けてもよい。
【0024】
ECU(Electronic Control Unit、電子制御装置)17は、プログラムに従って演算を行い、各機器の制御を行うCPUと、プログラムやデータ、演算結果を記録するRAM、ROM等の記憶領域と、信号の入出力を行うインターフェース、タイマカウンタ等を有するものであり、ECU17が上記各機器を制御して、エンジン1を作動させている。
【0025】
ECU17は、運転条件検出手段を有しており、クランク角センサ8からの出力をカウントして、エンジン1の回転数Neを検出し、又、アクセル開度を検出するアクセルセンサ18から信号を取り込むことで、エンジン1の運転条件を検出している。又、燃焼のための主燃料噴射だけでなく、触媒等のためのポスト噴射のタイミング、噴射量、頻度等を監視することでも、エンジン1の運転条件を判断している。
【0026】
又、ECU17は、ヒータ16を制御する潤滑油希釈抑制制御手段を有し、エンジン1の運転条件を上記運転条件検出手段により監視し、潤滑油10が燃料に希釈されやすい運転条件と判断された場合、例えば、アクセルセンサ18によるアクセル開度が低く(低負荷)、クランク角センサ8によるエンジン1の回転数が低い(低速)運転が連続して行われる場合、つまり、潤滑油温度が低い状態である場合、又は、燃料噴射弁3からのポスト噴射頻度が多くなる状態の場合、潤滑油10の温度を所定温度以上になるように、ヒータ16を用いて加熱制御して、潤滑油10中の燃料量を低い水準に抑制している。
【0027】
具体的には、潤滑油10が燃料に希釈されやすい運転条件を満たす場合、潤滑油10を所定温度以上に調整するために、ECU17が潤滑油10の温度を、温度センサ15を用いて監視し、ヒータ16を用いて潤滑油10の温度を強制的に所定温度以上に制御している。
【0028】
上記構成により、潤滑油10が燃料に希釈されやすい運転条件の場合、潤滑油10の温度が燃料の蒸散温度領域に維持され、気化している燃料は液化することがなく、又、潤滑油中に混入された燃料はすばやく蒸散される。そして、気化された燃料は、ブローバイガスと共に吸気管に再吸入されて、燃焼させられるので、オイルパン9の潤滑油10の近傍に長時間滞留することがなく、潤滑油中の燃料量を低い水準に抑えることが可能となる。
【0029】
なお、本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置は、ディーゼルエンジンの場合でも、ガソリンエンジンの場合でも適用可能である。又、直噴式だけではなく、吸気管噴射式の燃料供給装置を有するエンジンにも適用可能である。
【0030】
次に、本発明に係る内燃機関の潤滑油維持装置での具体的な制御を、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
【0031】
(ステップS1)
潤滑油の温度制御のため、ヒータの時間制御を行うタイマのカウントが0であるかどうかを判断し、0であれば、つまり、ヒータ動作中でなければ、次のステップS2へ進む。
0でなければ、つまり、ヒータ動作中であれば、ステップS6へ進む。
【0032】
(ステップS2)
エンジンの運転条件が、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件かどうか検出するため、所定値以下の負荷が、第1所定時間以上継続しているかどうかを判断する。所定値以下の負荷とは、例えば、低アクセル開度で運転されている状態等をいい、アクセルセンサ18等により検出されており、一瞬ではなく、第1所定時間以上継続して、所定値以下の負荷であるときに初めて、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件と判断される。
所定値以下の負荷が第1所定時間以上継続している場合は、次のステップS3へ進む。
所定値以下の負荷が第1所定時間以上継続していない場合は、ステップS8へ進む。
【0033】
(ステップS3)
エンジンの運転条件が、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件かどうか検出するため、所定値以下のエンジン回転数Neが、第2所定時間以上継続しているかどうかを判断する。エンジン回転数Neは、クランク角センサにより検出されており、一瞬ではなく、第2所定時間以上継続して、所定値以下のエンジン回転数Neのときに初めて、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件と判断される。
所定値以下のエンジン回転数Neが、第2所定時間以上継続している場合は、次のステップS4へ進む。
所定値以下のエンジン回転数Neが、第2所定時間以上継続していない場合は、ステップS8へ進む。
【0034】
(ステップS4)
エンジンの運転条件が、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件かどうか検出するため、燃料噴射弁でのポスト噴射頻度をカウントし、ポスト噴射頻度が所定頻度以上であるかどうかを判断する。なお、燃料噴射弁でのポスト噴射頻度は、ECUによりカウントする。所定頻度としては、例えば、1分間に200パルス程度のポスト噴射がある場合等である。又、ポスト噴射頻度だけでなく、ポスト噴射のタイミングや噴射量を総合的に判断して、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件かどうかを検出してもよい。
ポスト噴射頻度が、所定頻度以上継続している場合は、次のステップS5へ進む。
ポスト噴射頻度が、所定頻度以上継続していない場合は、ステップS8へ進む。
【0035】
なお、上記ステップS2からステップS4までの判断制御は、全てを満たす場合に限ることなく、ステップS2、S3だけ(図3中A部分だけ、つまり、低速、低負荷運転)の場合に、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件と判断してもよいし、ステップS4だけ(図3中B部分だけ、つまり、ポスト噴射運転)の場合に、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件と判断してもよい。
【0036】
(ステップS5)
上記判断条件を満たして、初めてヒータタイマが規定時間にセットされる。
例えば、規定時間としては30秒を設定し、一度、上記運転条件を満たせば、潤滑油が所定温度到達した場合を除き、規定時間だけヒータが通電されることになる。
(ステップS6)
オイルパンのヒータに電源を供給するため、ヒータ回路が通電される。
【0037】
(ステップS7)
ヒータ回路通電中は、温度センサにより潤滑油の温度が監視される。
潤滑油の温度が所定温度以上であれば、ステップS8へ進む。
潤滑油の温度が所定温度以上でなければ、ステップS10へ進む。
所定温度としては、85℃を設定する。
(ステップS8、9)
潤滑油の温度が所定温度以上であれば、ヒータタイマを0にリセットし、ヒータ回路を遮断して、スタートへ戻る。
(ステップS10)
潤滑油の温度が所定温度以上でなければ、ヒータタイマを1つ減算して、スタートへ戻る。
【0038】
つまり、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件の場合には、潤滑油の温度が所定温度(図1中の温度▲1▼参照)以上になるように、ヒータが通電されて、潤滑油を加熱する。そして、潤滑油の温度が所定温度に到達するか、又は、ヒータの通電時間が規定時間に到達すると、ヒータの通電を遮断して、潤滑油を加熱しすぎないように制御する。このような潤滑油の温度制御を行うことで、燃料により潤滑油が希釈されやすい運転条件の場合には、潤滑油の温度を制御して、潤滑油が燃料に希釈されにくい状態になるようにしている。
【0039】
従来技術では、燃料の潤滑油への混入に対して、予防的な手段は考慮されていなかった。したがって、燃料が潤滑油へ混入する可能性の高い運転条件においても、燃料が潤滑油へ一旦混入した後、希釈度を測定し、許容希釈度を越えて始めて、希釈抑制装置が動作して、混入された燃料を分離、除去し、結果的に希釈度、つまり、潤滑油中の燃料量を抑制していた。そのため、徐々にではあるが、潤滑油の劣化が進むおそれがあった。
【0040】
ところが、本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置では、燃料が潤滑油へ混入する可能性の高い運転条件を、予めに検出するようにしており、そのような運転条件の場合には、潤滑油の温度を燃料が蒸散する温度に保つことで、燃料が液化して潤滑油中に混入しないようにして、燃料の潤滑油への混入を予防している。又、気化された燃料は、クランクケース内のブローバイガスと共に、内燃機関の吸気通路側へ吸入されるため、再び液化して、潤滑油へ混入することは少ない。又、たとえ、燃料が潤滑油中に混入されてしまっても、潤滑油の温度により、潤滑油中からすばやく蒸散されてしまい、潤滑油中に含まれる燃料の量を、常に低い水準に維持することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、燃料を液化しないようにして、潤滑油への混入を事前に予防することができると共に、潤滑油中に混入した燃料を蒸散させることで、潤滑油中の燃料量を低い水準に維持して、燃料による潤滑油の希釈を抑制することができる。そのため、潤滑油の寿命を延ばせると共に、潤滑油の粘度の低下を抑えて、エンジンの焼き付きや損傷を防止することができる。
【0042】
燃料による潤滑油の希釈を抑制することができるため、ポスト噴射を行うエンジンにおいても、潤滑油の潤滑性能を低減させることなく、潤滑油を良好な状態に保て、ポスト噴射による触媒の活性化と潤滑油の希釈防止を両立させることができ、触媒を最適な状態で使用することが可能となり、排気ガス中のNOx等をより低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】潤滑油中に混入する燃料量を潤滑油温度に対して示したグラフである。
【図2】本発明に係る内燃機関の潤滑油希釈防止装置の実施形態の一例を示す概略図である。
【図3】図2に示す内燃機関の潤滑油希釈防止装置の制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン
2 気筒
3 燃料噴射弁
4 シリンダ
5 ピストン
6 コンロッド
7 クランクシャフト
8 クランク角センサ
9 オイルパン
10 潤滑油
11 吸気通路
12 吸気弁
13 排気通路
14 排気弁
15 温度センサ
16 ヒータ
17 ECU
18 アクセルセンサ
Claims (5)
- 潤滑油により各部を潤滑する内燃機関であって、
前記内燃機関の運転条件を検出する運転条件検出手段と、
燃料による前記潤滑油の希釈を抑制する潤滑油希釈抑制装置と、
前記潤滑油希釈抑制装置を制御する潤滑油希釈抑制制御手段とを有し、
前記運転条件検出手段により検出された運転条件が、前記潤滑油が燃料により希釈され易い運転条件と判断された場合、
前記潤滑油中に含まれる燃料の量を低い水準に抑制するように、前記潤滑油希釈抑制制御手段が前記潤滑油希釈抑制装置を制御することを特徴とする内燃機関の潤滑油希釈防止装置。 - 請求項1記載の内燃機関の潤滑油希釈防止装置において、
前記内燃機関は、燃料を前記内燃機関の気筒内に噴射する筒内噴射手段を有することを特徴とする内燃機関の潤滑油希釈防止装置。 - 請求項1又は請求項2記載の内燃機関の潤滑油希釈防止装置において、
前記潤滑油が燃料により希釈され易い前記運転条件は、低速及び低負荷運転であることを特徴とする内燃機関の潤滑油希釈防止装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の内燃機関の潤滑油希釈防止装置において、
前記潤滑油が燃料により希釈され易い前記運転条件は、燃焼に寄与する主燃料の供給以降に燃料を供給する運転条件であることを特徴とする内燃機関の潤滑油希釈防止装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の内燃機関の潤滑油希釈防止装置において、
前記潤滑油希釈抑制装置は、前記潤滑油の受け皿、又は前記潤滑油の通路に設けられ、前記潤滑油を加熱するヒータであることを特徴とする内燃機関の潤滑油希釈防止装置。
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Legal Events
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Effective date: 20080401 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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Effective date: 20080805 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |