JP2004212160A - 経路検索装置及び車輌内環境変化用装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】積雪している経路を避けて目的地まで行きたい、といった運転者の様々な希望などに合わせたルート検索が行われていない、という第一の課題がある。
また、タイマーでオーディオ機器などからコンテンツを自動的に出力させる場合、楽しい場でレクイエムが流れる、などの場の雰囲気に合わないコンテンツが出力される可能性がある、という第二の課題がある。
【解決手段】運転者の気質などに応じた運転者の運転の仕方の希望に対応した項目を入力する。そして入力された項目に基づいてルートの検索を行い、運転者の希望に沿ったルートを検索する経路検索装置を提供する。
また、車が走行中の場所、出力される情報に対する搭乗者の好み、又は搭乗者間の関係や属性に応じて車の中の雰囲気に合った情報を自動的に出力する車輌内環境変化用装置を提供する。
【選択図】 図2
また、タイマーでオーディオ機器などからコンテンツを自動的に出力させる場合、楽しい場でレクイエムが流れる、などの場の雰囲気に合わないコンテンツが出力される可能性がある、という第二の課題がある。
【解決手段】運転者の気質などに応じた運転者の運転の仕方の希望に対応した項目を入力する。そして入力された項目に基づいてルートの検索を行い、運転者の希望に沿ったルートを検索する経路検索装置を提供する。
また、車が走行中の場所、出力される情報に対する搭乗者の好み、又は搭乗者間の関係や属性に応じて車の中の雰囲気に合った情報を自動的に出力する車輌内環境変化用装置を提供する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
車輌の目的地までの経路を検索する技術、及び車輌内の環境を変化させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車を目的地までナビゲ−トするためのシステムとしては、カ−ナビゲ−ションシステムがあった。そして、このカ−ナビゲ−ションシステムは、目的地に可能な限り早く到着するために、基本的には目的地までの最短のル−トを検索し、表示する。その他に、車輌が目的地に早く着き過ぎるために起こる不必要な燃料の消費を抑えるための車輌走行制御装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、連続運転がなされた場合に休憩指示を表示するナビゲ−ション装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
また、車輌内でオ−ディオ機器などからコンテンツを自動的に出力させるためには、設定した時刻に、例えばCDを再生させるタイマ−などが利用されている。
【特許文献1】
特開平11−39592号公報
【特許文献2】
特開平11−248467号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、車の運転者によっては、ブレ−キをできるだけ踏まずに走ることができるよう、例えば信号機の設置数が少ないル−トを通りたい運転者もいる。あるいはタイヤ用チェ−ンを持ってくるのを忘れてしまったため、積雪している経路を避けて目的地まで行きたい、と考える運転者もいる。ところが上記従来の技術では、このような運転者の様々な希望などに合わせたル−ト検索が行われていない、という第一の課題がある。
【0005】
また、上記のようにタイマ−でオ−ディオ機器などからコンテンツを自動的に出力させる場合、場の雰囲気に合わないコンテンツが出力される可能性がある、という第二の課題がある。場の雰囲気に合わないとは、例えば、友人と楽しく騒いでいるときにレクイエムをテ−マとする曲が流れ出したり、湾岸を車で走っているときに山の歌が流れ出したり、ということである。
【0006】
【課題を解決する手段】
上記第一の課題を解決するために、本発明では、運転者や同乗者の気質などに応じた運転の仕方の希望に対応した項目などを入力する。そして入力された項目などに基づいてル−トの検索を行い、運転者の希望に沿ったル−トを検索する経路検索装置を提供する。
【0007】
これによりその希望に沿ったル−トが提示されることで、運転者や同乗者はストレスなどを感じないドライブを楽しむことができるようになる。
【0008】
また、上記第二の課題を解決するために、本発明では、車が走行中の場所、出力される情報に対する搭乗者の好み、又は搭乗者間の関係や属性に応じて車の中の雰囲気に合った情報を自動的に出力する車輌内環境変化用装置を提供する。
【0009】
これにより場の雰囲気を壊さないような、または場の雰囲気を盛り上げるような様々なコンテンツを自動的に車輌内に出力することができるようになる。
【0010】
第一の発明における経路検索装置は、目的地情報取得部と出発地情報取得部と運転希望情報取得部と地図情報蓄積部と希望経路検索部とを有する。第一の発明におけるの経路検索装置により、運転希望情報の蓄積や取得、及びその情報に基づく経路検索が車輌で行われる。
【0011】
第二の発明における経路検索装置は、サーバ装置と情報端末とからなる経路検索システムであって、前記サーバ装置は、地図情報蓄積部と搭乗者情報蓄積部と搭乗者識別情報受信部と情報送信部とを有し、前記情報端末は、目的地情報取得部と出発地情報取得部と搭乗者識別情報送信部と情報受信部と搭乗者別経路検索部を有する。第二の発明における経路検索装置により、例えば友人の車を借りるなどした場合でも自分の傾向に沿った経路検索が可能となる。
【0012】
第三の発明における経路検索装置は、サーバ装置と情報端末とからなる経路検索システムであって、前記サーバ装置は、地図情報蓄積部と搭乗者情報蓄積部と搭乗者識別情報受信部と目的地情報受信部と出発地情報受信部と搭乗者別経路検索部と検索結果情報送信部とを有し、前記情報端末は、目的地情報送信部と出発地情報送信部と搭乗者識別情報送信部と検索結果情報受信部とを有する。第三の発明における経路検索装置により、情報端末が取得した目的地情報と出発地情報とをサーバ装置が受信し、サ−バ側で経路の検索を行う。そしてその検索結果をサ−バ装置から情報端末に対して送信する
【0013】
第四の発明における経路検索装置は、サーバ装置と情報端末とからなる経路検索システムであって、前記サーバ装置は、地図情報蓄積部と搭乗者情報蓄積部と搭乗者識別情報受信部と情報送信部とを有し、前記情報端末は、目的地情報取得部と出発地情報取得部と搭乗者識別情報送信部と情報受信部と搭乗者別経路検索部と道路交通情報取得部とを有する。第四の発明における経路検索装置により、渋滞情報や通行止めなどの道路交通情報を取得して、経路検索を行う。そして、経路を検索する際に道路交通情報を加味する。
【0014】
第五の発明における経路検索装置は、サーバ装置と情報端末とからなる経路検索システムであって、前記サーバ装置は、地図情報蓄積部と搭乗者情報蓄積部と搭乗者識別情報受信部と目的地情報受信部と出発地情報受信部と搭乗者別経路検索部と検索結果情報送信部と道路交通情報取得部を有し、前記情報端末は、目的地情報送信部と出発地情報送信部と搭乗者識別情報送信部と検索結果情報受信部とを有する。第五の発明における経路検索装置により、渋滞情報や通行止めなどの道路交通情報を取得して、経路検索を行う。そして、経路を検索の際に道路交通情報を加味し、経路検索が情報端末ではなくサ−バ装置で行われる。
【0015】
第六の発明における車輌内環境変化用装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と環境変化情報出力部とを有する。第六の発明における車輌内環境変化用装置により、場所の分類の決定及び、出力する情報の決定が車輌で行われる
【0016】
第七の発明における車輌内環境変化用システムは、サーバ装置と情報端末とからなる車輌内環境変化用システムであって、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部とを有し、前記情報端末は、環境変化情報蓄積部と位置情報送信部と場所分類情報受信部と環境変化情報出力部とを有する。第七の発明における車輌内環境変化用システムでは、場所分類情報はサ−バ装置に蓄積される
【0017】
第八の発明における車輌内環境変化用システムは、サーバ装置と情報端末とからなる車輌内環境変化用システムであって、前記サーバ装置は、環境変化情報蓄積部と場所分類情報受信部と環境変化情報取得部と環境変化情報送信部とを有し、前記情報端末は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有する。第八の発明における車輌内環境変化用システムにより、情報端末が車輌の現在位置の場所などの特定を行う。また、情報端末ではなくサーバ装置がその特定された場所に応じて環境変化情報を取得する。
【0018】
第九の発明における車輌内環境変化用システムは、サーバ装置と情報端末とからなる車輌内環境変化用システムであって、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と環境変化情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と環境変化情報送信部とを有し、前記情報端末は、位置情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有する。第九の発明における車輌内環境変化用システムにより、車輌の現在位置などの場所の分類の特定と、その場所に応じた環境変化情報の取得との双方をサーバ装置が行う。
【0019】
第十の発明における車輌内環境変化用装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と環境変化情報出力部と速度情報取得部とを有する。第十の発明における車輌内環境変化用装置により、車輌の速度情報に合わせて車輌内環境を変化される。
【0020】
第十一の発明における車輌内環境変化用システムは、サーバ装置と情報端末とからなる車輌内環境変化用システムであって、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部とを有し、前記情報端末は、環境変化情報蓄積部と位置情報送信部と場所分類情報受信部と環境変化情報出力部と速度情報取得部を有する。第十一の発明における車輌内環境変化用システムにより、情報端末が、サ−バ装置より送信されてきた場所分類情報と速度情報から環境変化情報を出力する。
【0021】
第十二の発明における車輌内環境変化用システムは、サーバ装置と情報端末とからなる車輌内環境変化用システムであって、前記サーバ装置は、環境変化情報蓄積部と場所分類情報受信部と環境変化情報取得部と環境変化情報送信部と速度情報受信部とを有し、前記情報端末は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有し、又は、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と環境変化情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と環境変化情報送信部と速度情報受信部とを有し、前記情報端末は、位置情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有する。第十二の発明における車輌内環境変化用システムにより、環境変化情報がサ−バ装置において取得され情報端末に対して送信される。
【0022】
第十三の発明における車輌内環境変化用装置は、嗜好指定情報取得部と環境変化情報出力部とを有する。請求項13に記載の車輌内環境変化用装置により、同乗者の嗜好に応じた環境変化情報などが出力される
【0023】
第十四の発明における車輌内環境変化用装置は、車輌内環境変化用装置は、嗜好指定情報取得部と環境変化情報出力部と場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部とを有する。第十四の発明における車輌内環境変化用装置により、同乗者の嗜好に応じた上に、現在地や目的地にも応じた環境変化情報が出力される。
【0024】
第十五の発明における車輌内環境変化用装置は、同乗者情報取得部と環境変化情報出力部とを有する。第十五の発明における車輌内環境変化用装置により、同乗者の属性や同乗者と運転者との関係に応じて環境変化情報を出力する
【0025】
第十六の発明における車輌内環境変化用装置は、同乗者情報取得部と環境変化情報出力部と場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部とを有する。第十六の発明における車輌内環境変化用装置により、目的地や現在走行中の場所に応じた環境変化情報を出力する。
【0026】
第十七の発明における車輌内環境変化用装置は、目的地情報取得部と出発地情報取得部と運転希望情報取得部と地図情報蓄積部と希望経路検索部と搭乗者関連情報取得部と環境変化情報出力部とを有する。第十七の発明における車輌内環境変化用装置により、目的地までの経路情報と、嗜好指定情報又は及び同乗者情報に基づく環境変化情報を出力する。
【0027】
第十八の発明における車輌内環境変化用装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と環境変化情報出力部とを有し、又は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と環境変化情報出力部と速度情報取得部とを有し、又は、嗜好指定情報取得部と環境変化情報出力部とを有する。嗜好指定情報取得部と環境変化情報出力部と場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部とを有し、又は、同乗者情報取得部と環境変化情報出力部とを有し、又は、同乗者情報取得部と環境変化情報出力部と場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部とを有し、又は、目的地情報取得部と出発地情報取得部と運転希望情報取得部と地図情報蓄積部と希望経路検索部と搭乗者関連情報取得部と環境変化情報出力部とを有する。第十八の発明における車輌内環境変化用装置により、運転者や同乗者の嗜好、あるいは同乗者の属性や運転者と同乗者との関係に応じた車輌内環境の変化を行う。
【0028】
第十九の発明における車輌内環境変化用システムは、サーバ装置と情報端末とからなる車輌内環境変化用システムであって、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部とを有し、前記情報端末は、環境変化情報蓄積部と位置情報送信部と場所分類情報受信部と環境変化情報出力部とを有し、又は、前記サーバ装置は、環境変化情報蓄積部と場所分類情報受信部と環境変化情報取得部と環境変化情報送信部とを有し、前記情報端末は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有し、又は、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と環境変化情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と環境変化情報送信部とを有し、前記情報端末は、位置情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有し、又は、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部とを有し、前記情報端末は、環境変化情報蓄積部と位置情報送信部と場所分類情報受信部と環境変化情報出力部と速度情報取得部を有し、又は、前記サーバ装置は、環境変化情報蓄積部と場所分類情報受信部と環境変化情報取得部と環境変化情報送信部と速度情報受信部とを有し、前記情報端末は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有し、又は、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と環境変化情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と環境変化情報送信部と速度情報受信部とを有し、前記情報端末は、位置情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有する。第十九の発明における車輌内環境変化用システムにより、運転者や同乗者の嗜好、あるいは同乗者の属性や運転者と同乗者との関係に応じた車輌内環境の変化を行う。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図52を用いて説明する。なお本発明はこれら実施の形態や図面によって狭く解釈されるべきものではない。
【0030】
<実施形態1>
【0031】
(実施形態1の概念)
【0032】
図1に示すのは、本実施形態の経路検索装置によるル−ト検索を概念的に説明するための図である。この図にあるように、自動車が現在地(0101)から目的地(0102)へ向かうためのル−トが3つある。1つ目は有料の高速道路(0103)、2つ目は主に山間部を走る一般道(0104)、3つ目は湾岸沿いに敷設された一般道(0105)である。このとき、節約家である運転者は、目的地まで行くのにあまり費用をかけたくない、と考える。そこで運転者は、本実施形態の経路検索装置に予め設定されている項目の中から「費用をかけない」と言う項目を、目的地の情報とともに入力する。すると経路検索装置は最も費用が安くなるル−トを検索して、高速道路代もいらず、また燃費も山間部に比べてかからない経路である湾岸沿いの一般道(0105)をディスプレイ上に表示する。
【0033】
このようにして運転者は、燃費や高速道路代も含めて費用をかけずに目的地まで行ける自身の希望通りの経路を知ることができる。もちろん運転者の希望だけでなく、例えばかかった費用を割り勘にする場合など、その車に同乗する者である搭乗者の希望に沿った項目が入力されても良い。
【0034】
また図49の(1)は、本実施形態について車輌(側で利用される装置)の有する大まかな機能を概略的に記載し説明するための図である。この図にあるように本実施形態では、運転希望情報(上記例では「費用をかけない」と言う情報)の蓄積や取得、及びその情報に基づく経路検索が車輌で行われる。
【0035】
(実施形態1の構成)
【0036】
図2に示すのは、本実施形態の経路検索装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「経路検索装置」(0200)は、「目的地情報取得部」(0201)と、「出発地情報取得部」(0202)と、「運転希望情報取得部」(0203)と、「地図情報蓄積部」(0204)と、「希望経路検索部」(0205)と、を有する。
【0037】
「目的地情報取得部」(0201)は、目的地情報を取得する機能を有する。「目的地情報」とは、目的地に関する情報をいう。「目的地」とは、経路検索のための「終着点」となる情報であり、基本的には運転者によって指定される場所が考えられる。目的地情報は、例えば、その地名やランドマ−ク名(建造物名など)、その住所や、それらに個別に付された番号や記号、バ−コ−ド、あるいはその場所を示す緯度経度情報などが挙げられる。または、目的地への到達希望時刻であっても良い。
【0038】
この目的地情報取得部は、例えば運転者がキ−ボ−ドやタッチパネル、バ−コ−ドリ−ダなどの入力手段により入力した目的地情報を取得する。この入力を簡便に行うために、運転者が選択可能な目的地名がディスプレイ上に表示され、上記のような入力手段によって目的地名を選択して決定ボタンで決定できるようにしてもよい。またその目的地名がアイウエオやアルファベット順に並べられディスプレイ上などに表示されると、さらに簡単に入力できるので便利である。
【0039】
「出発地情報取得部」(0202)は、出発地情報を取得する機能を有する。「出発地情報」とは、出発地に関する情報である。「出発地」とは、経路検索のための「始発点」となる情報であり、例えば現在の自車輌の位置などが挙げられる。従って、「出発地情報」は、従来のカ−ナビゲ−ションシステムと同様にGPS(全地球測位システム)を利用して測定された位置情報であってもよい。あるいは現在位置ではなく、友達の家に寄る場合などにはその友達の家が出発地となっても良い。その場合は、目的地情報と同様に、該当する地名の情報などが入力され取得されてもよい。
【0040】
この出発地情報取得部は、これらのGPSによる位置情報や入力された出発地情報を取得する。
【0041】
このようにして取得された目的地情報と出発地情報とに基づいて、この経路検索装置は(最短経路とは限らない)目的地に至るための経路を検索する。
【0042】
「運転希望情報取得部」(0203)は、運転希望情報を取得する機能を有する。「運転希望情報」とは、車輌の搭乗者の、運転の仕方の希望に基づく情報をいう。ここで、図3を利用して運転希望情報の一例について説明する。
【0043】
図3に示すのは、本実施形態の運転希望情報取得部での取得の一例を概略的に表す図である。この図にあるように、ディスプレイ上に運転希望情報を表す各項目がタッチパネルとして表示される。ここで搭乗者は、運転の仕方の希望として車の燃費がいい経路を検索して欲しければ、ディスプレイ上の「燃費がいい」というタッチパネルに触れる。それによって、運転希望情報取得部は、「燃費がいい」という搭乗者の希望を示す運転希望情報を取得する。
【0044】
また、運転希望情報取得部が複数の運転希望情報を取得できるようにしてもよい。その場合、上記の例で説明すると、搭乗者は「燃費がいい」と「停止回数が少ない」の二つのパネルに触れた後、どちらを優先するか(3つ以上ならば優先順位はどうか)などを示す情報を入力する。あるいは、上記各項目に関して評価を行い、重み付けを行って経路を検索してもよい。各項目の評価の具体的な例としては、「評価値=評価関数f(燃費・停止回数)=評価関数1f1(燃費)*重み1+評価関数2f2(停止回数)*重み2」として評価値が最小(又は最大)になる経路や出発時刻を求める方法がある。
【0045】
このようにして取得された運転希望情報に基づいて搭乗者の希望に沿う経路、例えば燃費が良く、さらに停止回数の少ない経路が検索される。
【0046】
「地図情報蓄積部」(0204)は、地図情報を蓄積する機能を有する。「地図情報」とは、出発地情報や目的地情報に基づいて経路を検索する際に検索に利用可能な情報をいい、例えば、地図上の地点と関連付けられた緯度経度情報などが挙げられる。さらに運転希望情報に基づいて経路を検索する際に検索に利用可能な情報も蓄積される。運転希望情報として、例えば「燃費がいい」という項目があるならば、経路の所定の区間毎に「平均燃費の額」が関連付けられて蓄積されている。あるいは、「停止回数が少ない」であれば、経路の所定区間毎の信号の本数や、信号のある場所の緯度経度情報などが蓄積されている、といった具合である。
【0047】
この地図情報蓄積部に蓄積されている上記各情報を元にして、本実施形態の経路検索装置は、搭乗者の希望に合った経路を検索する。
【0048】
「希望経路検索部」(0205)は、目的地情報取得部(0201)で取得した目的地情報と、出発地情報取得部(0202)で取得した出発地情報と、運転希望情報取得部(0203)で取得した運転希望情報と、地図情報蓄積部(0204)に蓄積されている地図情報と、に基づいて、目的地に至るための経路又は及び出発時刻を検索する機能を有する。ここで、図4を用いて、本実施形態の希望経路検索部での目的地に至るための経路の検索について説明する。
【0049】
図4で示すのは、地図情報蓄積部に蓄積されているデ−タベ−スの一例である。具体的には燃費に関するデ−タベ−スのうち、図1における3つの経路における燃費の部分を抜粋したものを表す図である。この図にあるように、経路を構成する区間毎に、所定の時速で走行した場合の基本燃費が予め実測されデ−タベ−ス化されている。希望経路検索部では、まず、目的地情報と出発地情報とに基づいて、目的地に至るための上記3つの経路を検索する。それから図4に示すデ−タベ−スからそれぞれの経路における予想平均燃費が「高速道路は15km/l」、「山間部の一般道は10km/l」、「湾岸沿いの一般道は12km/l」と算出される。従って、運転希望情報が「燃費がいい」という希望を示す情報であった場合、この希望経路検索部では、目的地までの経路の検索結果として高速道路(図1の経路0103)を選択する。
【0050】
勿論、運転希望情報によって、さまざまな情報が検索のために利用されてよい。例えば本実施形態の概念で説明したように、運転希望情報が「費用がかからない」という希望を示す情報であった場合は、上記の平均燃費のほかに、経路の道のり及びそのときの1リットル当たりのガソリン代の情報から算出されるガソリン代や、高速道路代などその他にかかる費用も加算されて経路が選択される。
【0051】
このような希望経路検索部での検索結果に基づいて、本実施形態の経路検索装置は、搭乗者の希望に沿う経路をディスプレイなどの出力部に出力表示する。勿論検索結果の出力は、ディスプレイなどへの表示以外に、音声出力やプリントアウト、記録媒体への書き込みなどさまざまな方法で出力されてよい。
【0052】
また、場合によっては、運転希望情報で示される希望に沿う出発時刻を算出してもよい。例えば渋滞で徐行運転をすると燃費が悪くなるので、VICS(道路交通情報通信システム)から取得した渋滞情報などから、経路上の渋滞が解消される予想時刻を検索する。その検索結果から出発時刻を算出し、表示画面などに出力表示してもよい。
【0053】
(実施形態1の処理の流れ)
【0054】
図5に示すのは、本実施形態の経路検索装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、目的地情報を取得する(ステップS0501)。また、出発地情報を取得する(ステップS0502)。また、運転希望情報を取得する(ステップS0503)。最後に、前記ステップS0501で取得した目的地情報と、前記ステップS0502で取得した出発地情報と、前記ステップS0503で取得した運転希望情報と、予め蓄積されている地図情報と、に基づいて、目的地に至までの経路又は及び出発時刻を検索する(ステップS0504)。
【0055】
なお、本明細書に記載する「処理の流れ」の一例は、その手順を方法、プログラム、そのプログラムを記録したコンピュ−タで読み取り可能な記録媒体、として実施することができる。また、本明細書に記載する様々な装置は、これを実現するためのプログラム、又はそのプログラムを記録したコンピュ−タで読み取り可能な記録媒体も含むものとする。(以下の実施形態における記載に関しても同様である。)
【0056】
また、本明細書における「処理の流れ」の順番は矛盾が生じない限り入れ替わることもありうる。上記の例であれば、ステップS0502は必ずしもステップS0501の後でなくてもよいので、その順番が入れ替わってもよい。
【0057】
(実施形態1の効果の簡単な説明)
【0058】
このように、本実施形態の経路検索装置によって、搭乗者の運転の様々な希望に沿う経路の検索、又は及び出発時刻の検索を行うことができる。それによって、常々自動車の燃費が悪くガソリン代を抑えたいと思っていた搭乗者ならば、燃費のいい経路を運転することができる、といった具合に自身の希望に合った、満足したドライブができると考えられる。
【0059】
(運転希望情報の例示)
【0060】
ここで運転希望情報として考えられる搭乗者の希望の例を以下に記載する。運転希望情報は、上記挙げた「燃費を気にする/しない」や「目的地までの停止回数が少ない」のほかに、「早く目的地に着く」、「運転時間が少ない」、「目的地までの停止時間の合計が少ない」、「目的地に着くまでにスピ−ドをなるべく出す」、「費用を安く上げる/気にしない」、「直線路がいい/カ−ブが多いほうがいい」、「都会を走る/田舎を走る」、「景観がいいル−トを走る/気にしない」、「朝日・夕日がまぶしくない(直射日光が入らない)/気にしない」、「路面の凍結や積雪を気にする/しない」、「オンロ−ド/オフロ−ド」、「道幅が広い/気にしない」、「ドライブインが多い/気にしない」、「上りル−トが多い/下りル−トが多い」、「踏み切りが多い/少ない」、「(自然災害などの)危険度の高さを気にする/しない」、「児童通学路を避ける/気にしない」、「走行時の路面の音が静か/気にしない」、「フェリ−を利用する/しない」、「右折の回数を気にする/しない」などが挙げられる。
【0061】
基本的に、上記のような運転希望情報に基づいて搭乗者の希望に沿った経路を検索するためには、それぞれの希望に関係するパラメ−タや情報(例えば運転希望情報が停止回数ならば信号や遮断機の本数など)をデ−タベ−ス化し地図情報蓄積部に蓄積しておくことが考えられる。あるいは、外部から(リアルタイムな)パラメ−タや情報を取得して、それらデ−タベ−スの情報や外部からの情報に基づいて経路を検索してもよい。
【0062】
例えば「(時間的に)早く目的地に着く」という運転者の希望に沿うために、候補となる経路の、それぞれの経路における制限速度の情報と目的地までの道のりの情報とがデ−タベ−ス化されていて、そのデ−タベ−スに基づいて運転時間を算出する。その中から最も運転時間のかからない経路を選択する。このようにして、あまり車の中に居たくない運転者や長々と運転したくない運転者は、早く目的地に着く又は運転時間が少ない経路又は出発時刻を知ることができる。
【0063】
あるいは、「(自然災害などの)危険度の高さを気にする/しない」という運転者の希望に沿うために、例えば、経路毎に経路上のトンネルの数をデ−タベ−ス化しておき、いざというとき大惨事に発展しやすいトンネルを避ける経路を選択する。あるいは経路上の地すべりなどの可能性がある場所を経路毎に関連付けてデ−タベ−ス化しておく。そして気象庁から地域ごとの気象情報を随時取得し、その地すべりの可能性がある付近で所定量以上の降水があった旨の降水情報を取得した場合、その経路を避けて別の経路を選択してもよい。
【0064】
また「フェリ−を利用する/しない」という運転者の希望に沿うために、経路検索の際に、「フェリ−乗り場及び到着所とその航路」も「経路の分岐点及び経路」として利用するようにしてもよい。つまりフェリ−を利用しないで目的地に向かう陸路ル−トだけでなく、Bル−トを通ってフェリ−に乗り、フェリ−到着所からCル−トを通って目的地に向かう海路利用ル−トも経路検索の対象とする、ということである。また、その際航路でかかる時間やフェリ−を利用する際の代金などの情報もデ−タベ−ス化しておいてもよい。そうすれば「フェリ−を利用しても構わない、かつ費用がかからない経路」を運転者が希望した際など、陸路ル−トと海路利用ル−トとの費用や時間に基づく比較が可能となる。
【0065】
勿論、上記の例においてはそれぞれの希望に最も沿う経路を検索する、と記載したが、必ずしもその希望に沿った最適な経路を検索する必要はない。他の希望や検索条件も加味した上で経路検索や出発時刻の検索が行われてよい。
【0066】
<実施形態2>
【0067】
(実施形態2の概念)
【0068】
図49(2)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態では、搭乗者情報(運転希望情報も含む)の蓄積や取得がサーバ装置で行われ、その情報に基づく経路検索が車輌で行われる。
【0069】
すなわち本実施形態は、実施形態1と同様に、車輌の搭乗者に関する情報(搭乗者情報)に合わせて最短経路以外の経路も検索する経路検索システムである。ただし、実施形態1と異なる点は、ネットワ−クで接続されたサーバ装置と情報端末とからなるサ−バ−クライアント型のシステムである点と、運転の希望以外にもサーバ装置に蓄積された個人情報などに合わせて経路を検索する点である。
【0070】
図6に示すのは、本実施形態の経路検索システムによるル−ト検索を概念的に表す図である。この図にあるように、まずΑは予めサ−ビス提供センタ−に対して、「燃費の良さを重視します」などの自分の運転の傾向(希望)についての情報を登録しておく(1)。その後、Αが車輌に乗り込み目的地に向かう際、Αは登録の際に設定・通知された自分のID番号を情報端末に入力する(2)。するとそのID番号をもとに、予め1で登録していた傾向に沿ってΑ向けの燃費の良い経路の情報がピックアップされ、その情報がサ−ビス提供センタ−のサ−バ装置から情報端末に送信される(3)。情報端末ではサ−ビス提供センタ−からの情報に基づいて目的地に至るための経路のうち燃費の良い経路を検索し、画面上に出力表示する(4)。
【0071】
このように、本実施形態では実施形態1と同様に最短距離以外にもさまざまな経路を検索することが可能である。実施形態1と異なる点は、例えば友人の車を借りるなどした場合でも自分の傾向に沿った経路検索が可能な点である。何故ならば、経路検索に必要な情報がサ−バ装置に登録(蓄積)されており、それらの情報が自分のID番号などによってピックアップされ情報端末に送信されてくるからである。
【0072】
また、「燃費の良さを重視する」などの傾向ではなく、家族構成や、血液型、生年月日などの個人情報が予め登録されていても良い。その場合、例えばIDで識別される搭乗者の家族構成に乳幼児が含まれているのならば、途中でミルクやオムツを買えるようにドラッグストアの位置情報などが情報端末に送信される。そして、情報端末でそのドラッグストアを通過する経路が表示される。
【0073】
(実施形態2の構成)
【0074】
図7に示すのは、本実施形態の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の経路検索システムは「サ−バ装置」(0710)と、「情報端末」(0720)と、からなる。そしてサ−バ装置(0710)は、「地図情報蓄積部」(0711)と、「搭乗者情報蓄積部」(0712)と、「搭乗者識別情報受信部」(0713)と、「情報送信部」(0714)と、を有する。
【0075】
また情報端末(0720)は、「目的地情報取得部」(0721)と、「出発地情報取得部」(0722)と、「搭乗者識別情報送信部」(0723)と、「情報受信部」(0724)と、「搭乗者別経路検索部」(0725)と、を有する。
【0076】
まず、「サ−バ装置」(0710)の各構成要件について説明する。
【0077】
「地図情報蓄積部」(0711)は、地図情報を蓄積する機能を有する。この地図情報蓄積部は、実施形態1において説明したものと同様であるので説明は省略する。
【0078】
「搭乗者情報蓄積部」(0712)は、搭乗者情報を、搭乗者識別情報と関連付けて蓄積する機能を有する。「搭乗者情報」とは、車輌の搭乗者に関する情報をいう。「搭乗者識別情報」とは、該搭乗者を識別するための情報をいう。ここで、図8を用いて、搭乗者情報と搭乗者識別情報について説明する。
【0079】
図8に示すのは、搭乗者情報蓄積部に蓄積されている搭乗者情報と搭乗者識別情報の一例を説明するための図である。この図にあるように、搭乗者情報には、実施形態1で説明した「燃費の良さを重視する(燃費がいい)」や、「信号の本数を少なく」などの運転希望情報も含まれて良い。またその他に、概念の例で述べたような生年月日や血液型などの個人情報であっても良い。また、搭乗者識別情報は、例えば数字や文字の羅列で表される個人IDなどが挙げられる。
【0080】
そして搭乗者情報蓄積部において、「燃費の良さを重視」や「B型」、「19990401」といった搭乗者情報が、「AA000123」といった搭乗者識別情報と関連付けられて蓄積されている。これにより、搭乗者識別情報からその搭乗者の運転希望情報や個人情報などを取得することができる。
【0081】
「搭乗者識別情報受信部」(0713)は、搭乗者識別情報を受信する。情報端末において送信された搭乗者識別情報を受信することで、前述のようにたとえ貸し借りなどで車輌の持ち主が変わっていたとしても、現在搭乗する者の搭乗者情報を取得することが可能となる。つまり、図8の「AA000123」で識別されるΑ所有の車輌を、今日は「AB001012」で識別されるΒが運転している。このような場合でも「AB001012」という搭乗者識別情報を受信することで、その車輌の情報端末に対してΑの希望する「燃費のいい経路」ではなく、現在運転中のΒの希望する「信号の本数の少ない経路」の情報を送信することができる。
【0082】
この搭乗者識別情報受信部は、例えばインタ−ネット網などを介して基本的に情報端末から送信されてきた搭乗者識別情報を受信する。基本的に、サーバ−クライアント型のシステムにおいて、その情報の送受信は、情報端末からサーバ装置、又はサーバ装置から情報端末に対して行われる。ただし、場合によっては、送信された情報を加工するための別のサーバ装置などに対してその情報が送信され,その装置を経由した情報が情報端末やサーバ装置に受信されても良い。
【0083】
「情報送信部」(0714)は、搭乗者識別情報受信部(0713)で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報に基づいて地図情報、又は地図情報及び搭乗者情報を送信する機能を有する。
【0084】
以下、情報送信部で送信される地図情報や搭乗者情報について具体的な一例を挙げて説明する。まず搭乗者識別情報受信部で、図8に示すID番号「AA000123」を受信する。そこで、搭乗者情報蓄積部から「AA000123」と関連付けられた「燃費の良さを重視」という搭乗者情報が取得される。すると「燃費の良さを重視」という搭乗者情報から、地図情報蓄積部に蓄積されている地図情報である「平均燃費のいい経路を示す情報」が取得される。最後に情報送信部からその「平均燃費のいい経路を示す情報」が送信される。
【0085】
あるいは前述のように、搭乗者情報が「乳幼児連れ」という搭乗者の個人情報であれば、地図情報である「ドラッグストアの緯度経度情報」が情報送信部から送信されても良い。また、その他に、搭乗者情報が図8に示すような血液型や生年月日であれば、その日の血液型占いや12星座占いの結果である「運気の良い(悪い)方角を示す情報」が搭乗者情報として情報端末に送信されても良い。
【0086】
この情報送信部は、例えばインタ−ネット網などを介して搭乗者識別情報を送信してきた情報端末に対して、上記のような地図情報や搭乗者情報を送信する。もちろんその際送信される地図情報や搭乗者情報は、「燃費を重視する」と「方角は西」といった具合に複数であってもかまわない。
【0087】
続いて、「情報端末」(0720)の各構成要件について説明する。
【0088】
「目的地情報取得部」(0721)及び、「出発地情報取得部」(0722)は、実施形態1で説明したものと同様であるとして、ここでは説明を省略する。
【0089】
「搭乗者識別情報送信部」(0723)は、搭乗者識別情報を送信する機能を有する。この搭乗者識別情報送信部で送信される搭乗者識別情報の取得は、例えば、搭乗者自らが情報端末に入力することで取得される。または、搭乗者識別情報が記録されたカ−ドなどの記録媒体がサ−ビス提供業者より発行され、それを読み取ることで取得しても良い。また情報端末が予め搭乗者識別情報を蓄積しており、簡単な操作で送信できるようにしても良い。
【0090】
この搭乗者識別情報送信部は、例えばインタ−ネット網などを介して(サ−ビスセンタ−等の)サ−バ装置に対して搭乗者識別情報を送信する。
【0091】
このように搭乗者識別情報をサ−バ装置に対して送信することで、上記説明したようにサ−バ装置において搭乗者に合わせた地図情報や搭乗者情報を取得することができる。
【0092】
「情報受信部」(0724)は、サ−バ装置の情報送信部(0714)において送信された地図情報、又は地図情報と搭乗者情報を受信する。
【0093】
情報受信部では、例えばインタ−ネット網などを介してサーバ装置から送信されてきた地図情報や搭乗者情報を受信する。ここで受信した、例えば「寄ると良い店などの緯度経度情報」といった地図情報や、「縁起の良い方角」といった搭乗者情報に基づいて、搭乗者に合わせた経路検索が可能となる。
【0094】
「搭乗者別経路検索部」(0725)は、目的地情報取得部(0721)で取得した目的地情報と、出発地情報取得部(0722)で取得した出発地情報と、情報受信部(0723)で受信した地図情報、又は地図情報と搭乗者情報と、に基づいて目的地に至るまでの経路又は及び出発時刻を検索する機能を有する。
【0095】
この搭乗者別経路検索部では、実施形態1の希望経路検索部で説明したものと同様に、出発地から目的地までの経路のうち、情報受信部で受信した地図情報や搭乗者情報に合わせた経路検索が行われる。例えば、受信した地図情報が「ドラッグストアの緯度経度情報」ならば、目的地に至るまでの経路のうち、該緯度経度を通過するような経路を検索する。あるいは、「西の方角(が縁起が悪い)」という搭乗者情報を受信したならば、目的地に至るまでの経路のうちなるべく交差点で西の方向に曲がらない経路や、なるべく西の方角と関連付けられた経路を選択しないで目的地までの経路を検索するといった具合である。
【0096】
そしてこの搭乗者別経路検索部での検索結果は、例えばディスプレイなどの出力部への出力表示や、音声出力やプリントアウト、記録媒体への書き込みなどさまざまな方法で出力される。
【0097】
また搭乗者に合う経路の代わりに出発時刻を算出してもよい。例えば乳幼児をあまり車に乗せておきたくない場合など、渋滞で徐行運転したくない。そこで実施形態1で説明したように、VICS(道路交通情報通信システム)から取得した渋滞情報などから、経路上の渋滞が解消される予想時刻を検索する。その検索結果から出発時刻を算出してもよい。
【0098】
(実施形態2の処理の流れ)
【0099】
図9に示すのは、本実施形態の経路検索装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、情報端末がサーバ装置に対して搭乗者識別情報を送信する(ステップS0901)。次に、サーバ装置は、前記ステップS0901で送信された搭乗者識別情報を受信する(ステップS0902)。続いて、サーバ装置は予め蓄積されている搭乗者情報のうち、前記ステップS0902で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報に基づいて、予め蓄積されている地図情報、又は地図情報と搭乗者情報を情報端末に対して送信する(ステップS0903)。また情報端末は、目的地情報を取得する(ステップS0904)。また情報端末は、出発地情報を取得する(ステップS0905)。さらに情報端末は、ステップS0903で送信された地図情報、又は地図情報と搭乗者情報を受信する(ステップS0906)。最後に、情報端末は前記ステップS0904で取得した目的地情報と、前記ステップS0905で取得した出発地情報と、前記ステップS0906で受信した地図情報、又は地図情報と搭乗者情報と、に基づいて目的地に至までの経路又は及び出発時刻を検索する(ステップS0907)。
【0100】
(実施形態2の効果の簡単な説明)
【0101】
このように、本実施形態の経路検索システムによって、実施形態1と同様に搭乗者に合ったさまざまな経路の検索、又は及び出発時刻の検索を行うことができる。また前述のように、(友人の車を借りるなどの)自分の所有車以外の車輌を運転する場合でも自分に合った経路検索が可能である。また、タクシーなど見知らぬ乗客を乗せた場合でも、その乗客の希望などに合わせた経路を通って目的地へ送迎するというサービスを行うことができる。
【0102】
また、サ−バ装置を管理するサ−ビス提供業者が、随時地図情報を更新し最新の情報をユ−ザが取得できるようにすることも可能である。さらにそれに合わせて、ドラッグストアの割引情報などをユーザに対して送信することもできる。
【0103】
<実施形態3>
【0104】
(実施形態3の概念)
【0105】
図49の(3)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態では、搭乗者情報(運転希望情報も含む)の蓄積や取得、及びその情報に基づく経路検索がサーバ装置で行われ、検索結果が車輌に送信される。
【0106】
すなわち本実施形態は、実施形態2と同様にサ−バ−クライアント型で、最短経路以外にも車輌の搭乗者に合った経路を検索する経路検索システムである。異なる点は、情報端末が取得した目的地情報と出発地情報とをサーバ装置が受信し、サ−バ側で経路の検索を行う。そしてその検索結果をサ−バ装置から情報端末に対して送信する点である。
【0107】
このように実施形態2と違い、経路を検索するという処理を情報端末ではなくサ−バ装置が行うことによって情報端末の処理の負荷を軽減することができる。
【0108】
(実施形態3の構成)
【0109】
図10に示すのは、本実施形態の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の経路検索システムは、「サ−バ装置」(1010)と、「情報端末」(1020)と、からなる。サ−バ装置(1010)は、「地図情報蓄積部」(1011)と、「搭乗者情報蓄積部」(1012)と、「搭乗者識別情報受信部」(1013)と、「目的地情報受信部」(1014)と、「出発地情報受信部」(1015)と、「搭乗者別経路検索部」(1016)と、「検索結果情報送信部」(1017)と、を有する。
【0110】
また情報端末(1020)は、「目的地情報送信部」(1021)と、「出発地情報送信部」(1022)と、「搭乗者識別情報送信部」(1023)と、「検索結果情報受信部」(1024)と、を有する。
【0111】
まず、「サ−バ装置」(1010)の各構成要件について説明するが、概念で既に述べたように、本実施形態は基本的に実施形態2と同様のものである。従ってその各構成要件も、同様であるとして説明を省略し、実施形態2と異なる点のみ説明を行う。
【0112】
本実施形態では、実施形態2と異なり、経路検索をサーバ装置で行う。従ってサーバ装置が経路検索に利用する目的地情報と出発地情報を取得する必要がある。従ってサーバ装置が下記2つの機能を有する。
【0113】
「目的地情報受信部」(1014)は、目的地情報を受信する機能を有する。
【0114】
「出発地情報受信部」(1015)は、出発地情報を受信する機能を有する。
【0115】
この目的地情報受信部と出発地情報受信部は、それぞれ、例えばインタ−ネット網を介して、情報端末において取得された目的地情報と出発地情報とを受信する。
【0116】
また、本実施形態ではサーバ装置で経路検索を行うので、実施形態2では情報端末が有していた「搭乗者別経路検索部」をサーバ装置が有していることになる。勿論サーバ装置はその他に、搭乗者別経路検索部での検索結果を情報端末に対して送信する機能も有している。
【0117】
「搭乗者別経路検索部」(1016)は、目的地情報受信部(1014)で受信した目的地情報と、出発地情報受信部(1015)で受信した出発地情報と、搭乗者識別情報受信部(1013)で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報と、地図情報蓄積部(1012)に蓄積されている地図情報と、に基づいて目的地に至るまでの経路又は及び出発時刻を検索する機能を有する。ただし、その検索の具体的な例示などは、実施形態2の情報端末のものと同様である省略する。
【0118】
「検索結果情報送信部」(1017)は、搭乗者別経路検索部(1016)での検索結果を送信する機能を有する。「検索結果情報」とは、検索された結果の情報をいい、例えば、地図を表示するための地図情報を含む検索結果の情報や、地図上に経路検索の結果を表示させるための情報、目的地に至るまでに通過すべき地点の情報(例えばオムツなどが売っているドラッグストアの緯度経度情報)などが挙げられる。
【0119】
この検索結果情報送信部は、例えばインタ−ネット網を介して情報端末に対して送信される。
【0120】
次に、情報端末(1020)の各構成要件について説明するが、これも実施形態2と異なる点のみ説明する。
【0121】
「目的地情報送信部」(1021)は、目的地情報を送信する機能を有する。
【0122】
「出発地情報送信部」(1022)は、出発地情報を送信する機能を有する。
【0123】
この目的地情報送信部と出発地情報送信部は、実施形態2の目的地情報取得部と出発地情報取得部で説明したようにして取得した目的地情報と出発地情報を、例えばインタ−ネット網を介してサ−バ装置に送信する。
【0124】
このように、情報端末において取得された目的地情報と出発地情報をサ−バ装置に対して送信することで、サ−バ装置は目的地までの経路検索が可能となる。
【0125】
「検索結果情報受信部」(1024)は、サ−バ装置の検索結果情報送信部(1017)において送信された検索結果情報を受信する機能を有する。その受信した検索結果情報が、例えばドラッグストアの緯度経度情報のみであるならば、その情報と、自身が蓄積している地図情報とを組み合わせてディスプレイ等に表示する。もちろんここで受信する検索結果情報は、検索結果の経路も含めた地図画像の情報であっても良い。
【0126】
このように本実施形態の経路検索システムでは、情報端末は経路検索を行なわず、サ−バ装置で検索された結果を受信する。従って情報端末の処理能力をあまり要求しないので、携帯電話やPHS、PDAなどの既成の携帯端末でも実現可能である。
【0127】
(実施形態3の処理の流れ)
【0128】
図11に示すのは、本実施形態の経路検索システムの処理の流れの一例を示すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、情報端末は搭乗者識別情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1101)。また、情報端末は目的地情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1102)。また、情報端末は出発地情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1103)。次に、サーバ装置は前記ステップS1101で送信された搭乗者識別情報を受信する(ステップS1104)。またサーバ装置は、前記ステップS1102で送信された目的地情報を受信する(ステップS1105)。またサーバ装置は前記ステップS1103で送信された出発地情報を受信する(ステップS1106)。続いて、サーバ装置は前記ステップS1105で受信した目的地情報と、前記ステップS1106で受信した出発地情報と、予め蓄積されている搭乗者情報のうち、前記ステップS1104で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報と、予め蓄積されている地図情報と、に基づいて目的地に至るまでの経路又は及び出発時刻を検索する(ステップS1107)。さらに、サーバ装置は前記ステップS1107での検索結果情報を情報端末に対して送信する(ステップS1108)。最後に、情報端末は前記ステップS1108で送信された検索結果情報を受信する(ステップS1109)。
【0129】
(実施形態3の効果の簡単な説明)
【0130】
このように、本実施形態の経路検索システムによって、実施形態2と同様に、搭乗者に合ったさまざまな経路の検索、又は及び出発時刻の検索を行うことができる。勿論、自動車の貸し借りなどの場合でも搭乗者に合った経路が検索できる点も同様である。
【0131】
さらに前述のように本実施形態では、実施形態2と異なり、情報端末に高度な処理能力を要求しないので、情報端末は携帯電話などでもよい。また、サ−バ装置が経路検索を行うので総合的な処理や経路検索が可能となる。具体的に言うと、例えばこのサ−バ装置によって検索された複数台の車輌の経路が同様のものである場合など、その経路を渋滞予想経路として避けるような経路を検索する、または、車輌が集中しないように分散させて経路を検索する、といったことも可能となる。
【0132】
<実施形態4>
【0133】
(実施形態4の概念)
【0134】
図50の(4)は、本実施形態について車輌(側で利用される装置)の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように、上記実施形態1の経路検索装置によって、運転者の希望に沿った経路が検索される(経路検索)際に、渋滞情報や通行止めの情報(道路交通情報)なども取得して、それらの情報も加味して経路検索を行う経路検索装置である。具体的な概念の例として、例えば、ドライブインが多いという運転希望情報と目的地情報に基づいて、経路検索装置はAル−トを選択した。しかし、この経路検索装置はAル−ト上で渋滞が起きている旨の情報をVICSから取得した。従ってその渋滞の情報に基づいて、渋滞しておらずかつドライブインの数が次に多い別の経路を選択し、その経路をディスプレイ上に表示する。
【0135】
このように本実施形態の経路検索装置は、運転者の希望に沿った経路である上に、さらに渋滞などの道路交通情報も加味した経路を検索し、出力することができる。
【0136】
(実施形態4の構成)
【0137】
図12に示すのは、本実施形態の経路検索装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「経路検索装置」(1200)は、実施形態1を基本として、「目的地情報取得部」(1201)と、「出発地情報取得部」(1202)と、「運転希望情報取得部」(1203)と、「地図情報蓄積部」(1204)と、「希望経路検索部」(1205)と、を有する。そして、特徴点として、さらに「道路交通情報取得部」(1206)と、を有する。
【0138】
「道路交通情報取得部」(1206)は、道路交通情報を取得する機能を有する。「道路交通情報」とは、車輌の走行に影響を及ぼす道路上の事象に関する情報をいう。道路交通情報の具体的な例として、渋滞に関する情報、工事・事故に関する情報、警察などによる検問やスピ−ド違反の取締に関する情報、通行止めに関する情報、チェ−ン規制に関する情報、路面上の水分に関する情報(例えば路面の濡れ具合など)、路面の凍結、あるいは雨量や積雪の量に関する情報などが挙げられる。
【0139】
また、「希望経路検索部」(1205)は、前記目的地情報と前記出発地情報と前記運転希望情報と、に加えて、道路交通情報取得部(1206)で取得した道路交通情報に基づいて目的地までの経路又は及び出発時刻を検索することも特徴とする。
【0140】
上記道路交通情報は、前述のように、それぞれの事象が起きている又は行われている場所を示す情報や時間が考えられる。従って、この道路交通情報をもとにして経路検索装置は、その事象が起きている又は行われている場所を避ける経路検索や出発時刻の検索を行うことができる。つまり、上記概念で説明したように、運転希望情報に基づいて選択された最もドライブインの多い経路上に、取得した道路交通情報で示される渋滞の起きている場所が含まれているとする。その場合、希望経路検索部でその経路を除外して、渋滞がなく、かつドライブインの数が次に多い別の経路を選択する、という具合である。
【0141】
また経路を避ける判断をする際、その事象の程度が所定の程度以下かも考慮に入れて、その経路を避けるか避けないかの判断を行ってもよい。例えば積雪量が5ミリメ−トル以上であれば、別の経路を検索する、という具合である。
【0142】
(実施形態4の処理の流れの一例)
【0143】
図13に示すのは、本実施形態の経路検索装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、目的地情報を取得する(ステップS1301)。続いて、出発地情報を取得する(ステップS1302)。また、運転希望情報を取得する(ステップS1303)。また、道路交通情報を取得する(ステップS1304)最後に、前記ステップS1301で取得した目的地情報と、前記ステップS1302で取得した出発地情報と、前記ステップS1303で取得した運転希望情報と、前記ステップS1304で取得した道路交通情報と、予め蓄積されている地図情報と、に基づいて、目的地に至るまでの経路又は及び出発時刻を検索する(ステップS1305)。
【0144】
(実施形態4の効果の簡単な説明)
【0145】
以上のように、本実施形態の経路検索装置によって希望に合った経路を運転できたのはいいが、渋滞や検問に引っ掛かった、とか、チェ−ン規制で面倒なチェ−ンの取付を行わねばならなくなった、あるいは通行止めで結局引き返さなくてはならなかった、などという面倒な事態の発生を抑えることができる。
【0146】
<実施形態5>
【0147】
(実施形態5の概念)
【0148】
図50の(5)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように、本実施形態の経路検索システムは、実施形態2(図49(2))を基本として、さらに渋滞情報や通行止めなどの道路交通情報を取得して、経路検索を行う経路検索システムである。つまり実施形態4と同様に経路を検索する際に道路交通情報を加味する点を特徴とする、サ−バ−クライアント型の経路検索システムである。
【0149】
(実施形態5の構成)
【0150】
図14に示すのは、本実施形態の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の経路検索システムは、実施形態2を基本として、「サ−バ装置」(1410)と、「情報端末」(1420)と、からなる。そしてサ−バ装置(1410)は、「地図情報蓄積部」(1411)と、「搭乗者情報蓄積部」(1412)と、「搭乗者識別情報受信部」(1413)と、「情報送信部」(1414)と、を有する。また情報端末(1420)は、「目的地情報取得部」(1421)と、「出発地情報取得部」(1422)と、「搭乗者識別情報送信部」(1423)と、「情報受信部」(1424)と、「搭乗者別経路検索部」(1425)と、を有する。ただしサ−バ装置(1410)と情報端末(1420)の、それぞれの各構成要件は、実施形態2に準ずるものとして説明を省略する。
【0151】
そして、特徴点として、情報端末(1420)が、「道路交通情報取得部」(1426)、をさらに有する。
【0152】
「道路交通情報取得部」(1426)は、道路交通情報を取得する機能を有する。ただし、この道路交通情報取得部は、実施形態4で説明したものと同様であるとして説明を省略する。
【0153】
また、情報端末の「搭乗者別経路検索部」では、前記目的地情報と前記出発地情報と前記地図情報又は地図情報と搭乗者情報と、に加えて、道路交通情報取得部(1421)で取得した道路交通情報に基づいて目的地までの経路又は及び出発時刻を検索する。つまり、実施形態4と同様に、経路を検索の際に道路交通情報を加味した経路検索が行なわれる。その経路の検索の具体的な一例は、実施形態4の「希望経路検索部」で説明したものと同様であるとして説明を省略する。勿論、本実施形態では、運転の希望に合った経路以外にも、実施形態2で説明したような個人情報などに合わせた経路の中から、例えば渋滞のない経路を検索することもありうる。
【0154】
(実施形態5の処理の流れ)
【0155】
図15に示すのは、本実施形態の経路検索システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、情報端末は搭乗者識別情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1501)。次に、サーバ装置は前記ステップS1501で送信された搭乗者識別情報を受信する(ステップS1502)。続いて、サーバ装置は予め蓄積されている搭乗者情報のうち、前記ステップS1502で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報に基づいて、予め蓄積されている地図情報、又は地図情報と搭乗者情報を情報端末に対して送信する(ステップS1503)。また、情報端末は目的地情報を取得する(ステップS1504)。また、情報端末は出発地情報を取得する(ステップS1505)。また、情報端末は道路交通情報を取得する(ステップS1506)。さらに、情報端末はステップS1503で送信された地図情報、又は地図情報と搭乗者情報を受信する(ステップS1507)。最後に、情報端末は前記ステップS1504で取得した目的地情報と、前記ステップS1505で取得した出発地情報と、前記ステップS1506で取得した道路交通情報と、前記ステップS1507で受信した地図情報、又は地図情報と搭乗者情報と、に基づいて目的地に至までの経路又は及び出発時刻を検索する(ステップS1508)。
【0156】
(実施形態5の効果の簡単な説明)
【0157】
このように、本実施形態の経路検索システムによって、実施形態4と同様に、自分に合った経路を運転できたのはいいが、渋滞や検問に引っ掛かったなどという面倒な事態の発生を抑えることができる。また、実施形態2と同様に、サ−バ装置に搭乗者情報が蓄積されているので、車の貸し借りやタクシーの乗客などの場合であってもその搭乗者に合わせた経路の検索を行うことができる。
【0158】
<実施形態6>
【0159】
(実施形態6の概念)
【0160】
図50の(6)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように
本実施形態の経路検索システムは、実施形態3を基本として、さらに渋滞情報や通行止めなどの道路交通情報を取得して、経路検索を行うサ−バ−クライアント型の経路検索システムである。つまり、実施形態4や実施形態5と同様に、経路を検索の際に道路交通情報を加味する点が特徴である。そして同じサ−バ−クライアント型である実施形態5との相違点は、経路検索が情報端末ではなくサ−バ装置で行われることである。
【0161】
(実施形態6の構成)
【0162】
図16に示すのは、本実施形態の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の経路検索システムは、実施形態3を基本として、「サ−バ装置」(1610)と、「情報端末」(1620)と、からなる。サ−バ装置(1610)は、「地図情報蓄積部」(1611)と、「搭乗者情報蓄積部」(1612)と、「搭乗者識別情報受信部」(1613)と、「目的地情報受信部」(1614)と、「出発地情報受信部」(1615)と、「搭乗者別経路検索部」(1616)と、「検索結果情報送信部」(1617)と、を有する。また情報端末(1620)は、「目的地情報送信部」(1621)と、「出発地情報送信部」(1622)と、「搭乗者識別情報送信部」(1623)と、「検索結果情報受信部」(1624)と、を有する。ただしサ−バ装置(1610)と情報端末(1620)の、それぞれの各構成要件は実施形態3に準ずるものとして説明を省略する。
【0163】
そして、特徴点として、サ−バ装置(1610)が、「道路交通情報取得部」(1618)、をさらに有する。
【0164】
「道路交通情報取得部」(1618)は、道路交通情報を取得する機能を有する。この道路交通情報取得部は、実施形態4で説明したものと同様であるとして説明を省略する。ただし、この道路交通情報取得部で取得する道路交通情報は、VICSなどから直接サ−バ装置が取得しても良いし、例えば情報端末から送信された道路交通情報を受信することによって取得しても良い。
【0165】
また、サ−バ装置(1610)の「搭乗者別経路検索部」が、目的地情報と出発地情報と地図情報と搭乗者情報と、に加えて道路交通情報取得部で取得した道路交通情報に基づいて目的地に至るまでの経路又は及び出発時刻を検索する点は実施形態5のものと同様である。
【0166】
従って、本実施形態でも道路の渋滞等に巻き込まれずに、さらに自分に合った経路を検索することが可能となる。また、サ−バ装置が経路の検索を行うため、実施形態3と同様に情報端末は携帯電話やPHSなどでも実現可能である。
【0167】
(実施形態6の処理の流れ)
【0168】
図17に示すのは、本実施形態の経路検索システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、情報端末が搭乗者識別情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1701)。また、情報端末が目的地情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1702)。また、情報端末が出発地情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1703)。次に、サーバ装置が前記ステップS1701で送信された搭乗者識別情報を受信する(ステップS1704)。また、サーバ装置が前記ステップS1702で送信された目的地情報を受信する(ステップS1705)。またサーバ装置が前記ステップS1703で送信された出発地情報を受信する(ステップS1706)。また、サーバ装置が道路交通情報を取得する(ステップS1707)。続いて、サーバ装置が前記ステップS1705で受信した目的地情報と、前記ステップS1706で受信した出発地情報と、予め蓄積されている搭乗者情報のうち、前記ステップS1704で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報と、予め蓄積されている地図情報と、前記ステップS1707で取得した道路交通情報と、に基づいて目的地に至るまでの経路又は及び出発時刻を検索する(ステップS1708)。さらに、サーバ装置が前記ステップS1708での検索結果情報を情報端末に対して送信する(ステップS1709)。最後に、情報端末は前記ステップS1709で送信された検索結果情報を受信する(ステップS1710)。
【0169】
(実施形態6の効果の簡単な説明)
【0170】
このように、本実施形態の経路検索システムによって、実施形態4と同様に、自分に合った経路を運転できたのはいいが、渋滞や検問に引っ掛かったなどという面倒な事態の発生を抑えることができる。勿論実施形態3と同様に、本実施形態においても情報端末に高度な処理能力を要求しないので、情報端末を既存の携帯電話やPHSなどでも実現可能とすることができる。
【0171】
<実施形態7>
【0172】
(実施形態7の概念)
【0173】
図18に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の概念の一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の車輌内環境変化用装置を搭載した車輌(1801)が経路(1802)上をA地点からB地点に向けて走行中である。ここで、高速道路を走行中には、車輌(1801)内では車輌内環境変化用装置から疾走感溢れるロックナンバ−が出力されている。やがて車輌(1801)は高速道路を下りて湾岸沿いの道路を走行するが、その際には、ゆったりとした海をテ−マにしたクラシック曲が出力されている。
【0174】
あるいは図示はしていないが、本実施形態の概念の別の一例として、上記のように現在走行中の場所に合わせた音楽などが出力されるのではなく、その目的地に合わせた音楽などが出力されても良い。つまり、北海道に向かう車の中で北海道の民謡が出力されるといった具合である。
【0175】
このように車輌が走行中の場所や目的地に合った音楽などを自動的に出力されて、場所の雰囲気を損ねることなく楽しみながら走行する、あるいは目的地に到着するまでその目的地に合わせて気分を盛り上げることができる、と考えられる。
なお、本件明細書においては、音楽は、旋律を有さない、いわゆる人の声だけからなるものも含むものとする。即ち、音楽には、音声も含むものとする。請求項における音楽(音声)は、この趣旨を表したものである。
【0176】
図51の(7)は、本実施形態について車輌(側で利用される装置)の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態では、場所の分類の決定(上記例では、走行中の場所は高速道路である、と決定)及び、出力する情報の決定(上記例ではロックナンバーを出力する、と決定)が車輌で行われる。
【0177】
(実施形態7の構成)
【0178】
図19に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「車輌内環境変化用装置」(1900)は、「場所分類情報蓄積部」(1901)と、「位置情報取得部」(1902)と、「場所分類情報取得部」(1903)と、「環境変化情報蓄積部」(1904)と、「環境変化情報取得部」(1905)と、「環境変化情報出力部」(1906)と、を有する。
【0179】
「場所分類情報蓄積部」(1901)は、場所識別情報と場所分類情報とを関連付けて蓄積する機能を有する。「場所識別情報」とは、所定の場所を識別するための情報をいう。具体的な例としては、自動車が走行できる経路周辺の場所を1km四方に区切った場所を識別するための情報などが挙げられる。「場所分類情報」とは、前記所定の場所を分類するための情報をいう。場所を分類するための基準としては、例えば、その場所の属性(海や森林地帯、都心部など)や、その場所の雰囲気(のどかなど)を基準にして分類されることが考えられる。ここで、場所識別情報と場所分類情報について図20を用いて説明する。
【0180】
図20に示すのは、本実施形態の場所分類情報蓄積部での場所識別情報と場所分類情報の関連付けの一例を説明するための図である。この図にあるように、海岸沿いの場所を識別するための場所識別情報と、のどかな、又は海を基準とする場所分類情報が関連付けられている。また同様に、都市部と機械的が、森林地帯と牧歌的がそれぞれ関連付けられて蓄積されている。勿論、場所識別情報は、文字列などによって識別符号が一意に割り当てられていても構わないし、「海岸沿いの場所」の緯度経度情報であっても良い。
【0181】
この関連付けに基づいて、本実施形態の車輌内環境変化用装置は、海岸沿いでは例えば「のどか」や「海」というキ−ワ−ドと関連付けられた情報を出力することができる。
【0182】
図19を再び用いて、車輌内環境変化用装置について説明する。
【0183】
「位置情報取得部」(1902)は、位置情報を取得する機能を有する。「位置情報」とは、位置に関する情報であり、例えば車輌が現在走行中の場所の位置情報が挙げられる。この位置情報は、車輌内環境変化用装置自身が従来のカ−ナビゲ−ションシステムのようにGPS機能を有していれば、そのGPS機能で測定された位置情報が考えられる。勿論GPSで位置検索ができる携帯電話などで取得した自車輌の位置情報を、本実施形態の車輌内環境変化用装置に入力されるなどして取得してもよい。
【0184】
また位置情報としては、上記概念で説明したように、目的地の位置情報であってもよい。この場合、位置情報は、例えば運転者などが入力手段により目的地の情報を入力することで取得されることが考えられる。
【0185】
「場所分類情報取得部」(1903)は、位置情報取得部(1902)で取得した位置情報に基づいて、場所分類情報蓄積部(1901)に蓄積されている場所分類情報を取得する機能を有する。具体的には、位置情報で示される自身の位置を含む所定の場所の場所識別情報と関連付けられた場所分類情報を取得するとよい。
【0186】
図21を利用して、ここで場所分類情報の具体的な取得方法の一例について説明する。この図にあるように、取得した位置情報がGPSで測定された(α、β)という緯度経度情報だとする。このとき場所分類情報蓄積部では全国の地図情報が蓄積されている。またその地図情報は緯度経度情報と関連付けられており、その緯度経度情報で示される地点が分かるようになっている(1)。従って上記位置情報である緯度経度情報に基づいて、まず地図上の位置が取得される。また、その地図情報は所定の区画に分割され、分割されたそれぞれの所定の区画毎に場所分類情報が関連付けられている(3)。従って、緯度経度情報で示された地点(α、β)を含む所定の区画の場所分類情報は、「牧歌的」と取得される(2)。
【0187】
このようにして、自車輌が現在どのような分類の場所にいるのかという情報が、車輌内環境変化用装置に取得される。
【0188】
図19を用いて、再び車輌内環境変化用装置について説明する。
【0189】
「環境変化情報蓄積部」(1904)は、場所分類情報と環境変化情報とを関連付けて蓄積する機能を有する。「環境変化情報」とは、車輌内環境を変化させるための情報をいう。車輌内環境は色、音、臭いなど様々な要因によって影響を及ぼされ変化する。つまり環境変化情報は、視覚、聴覚、嗅覚、触覚ための情報であるといえる。その具体的な例としては、照明、香り、室内温度やマッサージ器の強弱などを変化させるための情報や、映像、音声などを出力するための情報が挙げられる。ここで、この関連付けについて図22を利用して説明する。
【0190】
図22に示すのは、環境変化情報蓄積部で蓄積されている場所分類情報と、環境変化情報の一例を説明するための図である。この図にあるように、場所分類情報である「牧歌的」と、環境変化情報である「田園・第一楽章」が関連付けられて蓄積されている。また「牧歌的」には、他に「森林の香り」という環境変化情報が関連付けられている。同様に「湿度の高い場所」には、「青い照明」が関連付けられている。これによって、サ−バ装置からの場所分類情報に応じてさまざまな環境変化情報を出力することが可能になる。
【0191】
勿論、環境変化情報と場所分類情報は一対一に関連付けられている必要はない。「田園・第一楽章」に、「牧歌的」以外の場所分類情報(例えば田園地帯)が関連付けられていても良い。
【0192】
「環境変化情報取得部」(1905)は、場所分類情報取得部(1903)で取得した場所分類情報に基づいて、環境変化情報蓄積部(1904)に蓄積されている環境変化情報を取得する機能を有する。
【0193】
ここで、上記のように現在走行中の場所が森林地帯であり取得された場所分類情報が牧歌的であれば、例えば、以下のような環境変化情報が出力される。本実施形態の装置に内蔵されている音楽の蓄積部から、場所分類情報である牧歌的と関連付けられているベ−ト−ベンの「田園・第一楽章」が取得され出力される。あるいは同様に牧歌的な映像を映像の蓄積部から取得し出力してもよいし、芳香の蓄積部から森林の香りが出力されてもよい。あるいは、取得された場所分類情報が「温度の高い場所」であれば、青色は発汗を抑えるという色彩心理学に基づいて、青い照明を照らすように室内灯をコントロ−ルしてもよい。
【0194】
このように環境変化情報は、場所分類情報と関連付けて蓄積されており、その関連付けに基づいて出力されることができる。
【0195】
勿論、これらの場所識別情報と場所分類情報の関連付けは、運転者などの好みによって自由に設定や変更がなされてよい。例えば、海という場所に関して「のどか」と言うイメ−ジを持つ者もいれば、海を見ながら「旅立ち・出立」をイメ−ジする者もいるからである。又同様に、その場所分類情報と環境変化情報との関連付けもユ−ザが自由に行ってよい。「温度の高い場所」で緑の照明を点灯させたり森林の香りを出力させたりして森林にいる気分を味わいたい者は、そのような関連付けを行えばよい。
【0196】
「環境変化情報出力部」(1906)は、環境変化情報取得部(1905)で取得した環境変化情報を出力する機能を有する。この環境変化情報出力部は、環境変化情報が例えば音楽のデータであるならば、スピ−カ−やヘッドホンなどの音声出力器が挙げられる。または、環境変化情報が、出力機器である音楽再生機器などに対して特定の音楽を再生するよう指示を出す(制御する)情報であってもよい。その場合、環境変化情報出力部はその音楽再生機器に対して制御信号などを送信する制御部であっても良い。
あるいは、香りを出力する場合であれば、環境変化情報の一例としては、ストックされているさまざまな芳香原料を調合するよう指示する情報であり、環境変化情報出力部の一例は、その制御部である。これにより、車輌が森林を走っていたならスピ−カ−から「田園・第一楽章」が、あるいは芳香ボックスから「森林の香り」が車輌内に出力される。それによって、窓を閉めきって森林を走っている車輌内でも森林にいるかのようにその車輌内の環境を変化させることができる。
【0197】
(実施形態7の処理の流れ)
【0198】
図23に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、位置情報を取得する(ステップS2301)。次に、予め場所識別情報と関連付けて蓄積している場所分類情報の中から、前記ステップS2301で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS2302)。次に、前記ステップS2302で取得した場所分類情報に基づいて、環境変化情報を取得する(ステップS2303)。最後に、前記ステップS2303で取得した環境変化情報を出力する(ステップS2304)
【0199】
(実施形態7の効果の簡単な説明)
【0200】
以上のように、本実施形態の車輌内環境変化用装置によって、その場所や目的地の雰囲気や属性などに応じた音楽や香りなどの環境変化情報を自動的に出力することができる。これによって運転者は快適にドライブを楽しむことができる。
【0201】
<実施形態8>
【0202】
(実施形態8の概念)
【0203】
図51の(8)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態では、場所の分類の決定がサーバ装置で行われ、出力する環境変化情報の決定が車輌で行われる。
【0204】
つまり本実施形態は、実施形態7と同様に、現在走行中の場所や目的地に合わせた環境変化情報を出力する車輌内環境変化用システムである。ただし、実施形態7と異なる点は、ネットワ−クで接続されたサ−バ−クライアント型のシステムである点である。具体例を挙げて説明すると、サ−ビス提供業者のサ−バ装置が、車輌の位置情報から車輌の現在走行中の場所の分類を高速道路である、と特定する。そしてサ−バ装置から情報端末に対してその旨の情報が送信される。情報端末では受信した情報に合わせて高速道路に合うロックナンバ−が出力される、という具合である。
【0205】
基本的に日本全国の場所を網羅し分類することが好ましい場所分類情報(及び場所識別情報)はそのデータ量が膨大なものになることが考えられる。従って上記の概念の例のように、それらの情報をサ−バ装置に蓄積させることで情報端末のデ−タ容量を減らすことができる。
【0206】
(実施形態8の構成)
【0207】
図24に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態は、「サ−バ装置」(2410)と、「情報端末」(2420)と、からなる。そして、サ−バ装置(2410)は、「場所分類情報蓄積部」(2411)と、「位置情報取得部」(2412)と、「場所分類情報取得部」(2413)と、「場所分類情報送信部」(2414)と、を有する。
【0208】
また情報端末(2420)は、「環境変化情報蓄積部」(2421)と、「位置情報出力部」(2422)と、「場所分類情報受信部」(2423)と、「環境変化情報取得部」(2424)と、「環境変化情報出力部」(2425)と、を有する。
【0209】
まず、「サ−バ装置」(2410)の各構成要件について説明する。
【0210】
「場所分類情報蓄積部」(2411)は、場所識別情報と、場所分類情報とを関連付けて蓄積する機能を有する。この場所分類情報蓄積部は、実施形態7において説明したものと同様であるので説明は省略する。
【0211】
「位置情報取得部」(2412)は、位置情報を取得する機能を有する。「位置情報」とは、実施形態7で説明したものと同様であるので説明を省略する。ただし、この位置情報取得部は、その位置情報の取得に関して、情報端末(2420)からその情報端末自身の位置情報を受信することが考えられる。例えば情報端末がGPS機能を有している場合などである。そのほかにもGPSなどによる情報端末の位置の測定を行うサ−ビス業者からその位置情報を取得しても良い。
【0212】
「場所分類情報取得部」(2413)は、位置情報取得部(2412)で取得した位置情報に基づいて、場所分類情報蓄積部(2411)に蓄積されている場所分類情報を取得する機能を有する。この場所分類情報取得部は、実施形態7において説明したものと同様であるので説明は省略する。
【0213】
「場所分類情報送信部」(2414)は、場所分類情報取得部(2413)で取得した場所分類情報を送信する機能を有する。ここで送信される場所分類情報は、実施形態7で述べたような「海」や「のどか」という情報でも良い。、あるいは、その場所分類情報で分類される場所に合った環境変化情報の出力を指示するための情報でも良い。例えば「潮風のにおい(を出力せよ)」や「のどかな曲(を出力せよ)」といった具合である。
【0214】
この場所分類情報送信部は、例えばインタ−ネット網などを介して情報端末に対して場所分類情報を送信する。
【0215】
次に「情報端末」(2420)の各構成要件について説明する。
【0216】
「環境変化情報蓄積部」(2421)は、場所分類情報と、環境変化情報とを関連付けて蓄積する機能を有する。この環境変化情報蓄積部は、実施形態7で説明したものと同様であるとして説明を省略する。
【0217】
「位置情報出力部」(2422)は、位置情報を出力する機能を有する。この位置情報出力部では、例えばGPSで計測された自身の現在位置情報をインタ−ネット網を介してサ−バ装置に送信する。あるいは位置を特定するための情報を前記位置情報取得部で記載したGPSなどによる情報端末の位置の測定を行うサ−ビス業者などに対して送信する。このように、情報端末の位置情報が送信されることで、サ−バ装置は情報端末の位置情報を取得することが可能となる。そしてサ−バ装置は、その位置情報から場所分類情報を取得することができる。
【0218】
「場所分類情報受信部」(2423)は、場所分類情報送信部(2414)において送信された場所分類情報を受信する機能を有する。このように、サ−バ装置から送信された場所分類情報を受信することで、環境変化情報蓄積部に蓄積されている環境変化情報を、その場所に応じて取得することができる。この場所分類情報受信部は、例えばインタ−ネット網を介して場所分類情報を取得する。
【0219】
「環境変化情報取得部」(2424)は、場所分類情報受信部(2423)で受信した場所分類情報に基づいて、環境変化情報蓄積部に蓄積されている環境変化情報を取得する機能を有する。
【0220】
「環境変化情報出力部」(2425)は、環境変化情報出力部(2424)で取得した環境変化情報を車輌内に出力する機能を有する。環境変化情報出力部では、前述のように、受信した場所分類情報に応じて環境変化情報蓄積部から環境変化情報を取得し、出力する。
【0221】
この環境変化情報の取得並びに出力については、実施形態7で説明したものと同様であるので説明を省略する。
【0222】
(実施形態8の処理の流れ)
【0223】
図25に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの処理の流れの1例を表すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、情報端末が位置情報をサーバ装置に対して出力する(ステップS2501)。次に、サーバ装置が前記ステップS2501で出力された位置情報を取得する(ステップS2502)。続いて、サーバ装置が予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報の中から、前記ステップS2502で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS2503)。さらに、サーバ装置が前記ステップS2503で取得した場所分類情報を情報端末に対して送信する(ステップS2504)。さらに、情報端末が前記ステップS2504で送信された場所分類情報を受信する(ステップS2505)。次に、情報端末が予め場所分類情報と関連付けて蓄積されている環境変化情報の中から、前記ステップS2505で受信した場所分類情報に基づいて環境変化情報を取得する(ステップS2506)。最後に、情報端末が前記ステップS2507で取得した環境変化情報を車輌内に出力する(ステップS2507)。
【0224】
(実施形態8の効果の簡単な説明)
【0225】
このように、本実施形態の車輌内環境変化用システムによって、実施形態7と同様に、車輌内の環境を現在走行中の場所や目的地に応じてさまざまなに変化させることができる。また本実施形態の概念で説明したように、膨大なデ−タ量になる可能性がある場所分類情報をサ−バ装置に蓄積させることで、情報端末で蓄積すべきデ−タ量を減らすことができる。また、環境変化情報の蓄積は情報端末で行うので、例えば自分の好きな音楽や香りのみをライブラリ化して、場所分類情報と関連付けることも可能である。
【0226】
<実施形態9>
【0227】
(実施形態9の概念)
【0228】
図51の(9)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態では、場所の分類の決定が車輌で行われ、出力する環境変化情報の決定が車輌で行われる。
【0229】
つまり、本実施形態は、実施形態8と同様に、サ−バ−クライアント型で環境変化情報を車輌内に出力する車輌内環境変化用システムである。異なる点は、実施形態8とは逆に、サーバ装置ではなく情報端末が車輌の現在位置の場所などの特定を行う。また、情報端末ではなくサーバ装置がその特定された場所に応じて環境変化情報を取得する。従って、本実施形態の概念の一例としては、情報端末が走行中の場所の分類である「森林」を特定し、その情報がサーバ装置に対して送信される。それに応じてサ−バ装置から「田園・第一楽章」の音楽デ−タが情報端末に配信される、というものである。
【0230】
(実施形態9の構成)
【0231】
図26に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態は、「サーバ装置」(2610)と、「情報端末」(2620)と、からなる。サーバ装置(2610)は、「環境変化情報蓄積部」(2611)と、「場所分類情報受信部」(2612)と、「環境変化情報取得部」(2613)と、「環境変化情報送信部」(2614)と、を有する。また情報端末(2620)は、「場所分類情報蓄積部」(2621)と、「位置情報取得部」(2622)と、「場所分類情報取得部」(2623)と、「場所分類情報送信部」(2624)と、「環境変化情報受信部」(2625)と、「環境変化情報出力部」(2626)と、を有する。ただし、本実施形態の概念で述べたように、システム全体の基本的な構成要件は実施形態8と同様であるとして説明を省略する。
【0232】
本実施形態と実施形態8との違いは、概念で述べたように情報端末で車輌の場所や目的地の特定を行う。また、サーバ装置でその場所に合った環境変化情報の選択が行われる点である。そのため本実施形態の構成要件には、下記のような特徴がある。
【0233】
まず、「環境変化情報蓄積部」(2611)及び「環境変化情報取得部」(2613)が情報端末ではなくサ−バ装置にある。また、「場所分類情報蓄積部」(2621)と「場所分類情報取得部」(2623)がサーバ装置ではなく情報端末にある。ただし、これらの具体的な説明などは、実施形態8のものと同様であるとして説明は省略する。これにより、サーバ装置は場所分類情報に基づいて環境変化情報を取得することができ、情報端末は位置情報に基づいて場所分類情報を取得することができる。
【0234】
また、サ−バ装置の「場所分類情報送信部」と情報端末の「場所分類情報受信部」が無い。その代わりに、サ−バ装置は「場所分類情報受信部」(2612)と、「環境変化情報送信部」(2614)を、情報端末は「場所分類情報送信部」(2624)と、「環境変化情報受信部」(2625)とを、それぞれ有する。これにより、情報端末で取得された場所分類情報の送受信、ならびにサーバ装置で取得された環境変化情報の送受信が可能となる。
【0235】
また、このサーバ装置の場所分類情報受信部と環境変化情報送信部、情報端末の場所分類情報送信部と環境変化情報受信部は、例えばインターネット網を介してそれぞれ情報の送受信を行う。
【0236】
この情報端末の「環境変化情報受信部」(2621)は、環境変化情報送信部(2614)において送信された環境変化情報を受信する機能を有する。そして受信した環境変化情報が音楽デ−タなどであれば、そのまま「環境変化情報出力部」(2622)であるスピ−カ−などの音声出力器からその音楽が出力される。あるいは、音楽の出力を音楽再生装置に指示するための情報であれば、音楽再生装置で指示された音楽が再生され、やはり環境変化情報出力部からその音楽が出力される。
【0237】
このようにして、本実施形態の車輌内環境変化用システムによっても車輌内の環境を変化させ、より快適なドライブを楽しむことができるようになる。
【0238】
(実施形態9の処理の流れ)
【0239】
図27に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報端末が位置情報を取得する(ステップS2701)。次に、情報端末が予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報の中から、前記ステップS2701で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS2702)。続いて、情報端末が前記ステップS2702で取得した場所分類情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS2703)。さらに、サーバ装置が前記ステップS2703で送信された場所分類情報を受信する(ステップS2704)。続いて、サーバ装置が予め場所分類情報と関連付けて蓄積されている環境変化情報の中から、前記ステップS2704で受信した場所分類情報に基づいて環境変化情報を取得する(ステップS2705)。さらに、サーバ装置が前記ステップS2705で取得した環境変化情報を情報端末に対して送信する(ステップS2706)。さらに、情報端末が前記ステップS2706で送信された環境変化情報を受信する(ステップS2707)。最後に、情報端末が前記ステップS2707で受信した環境変化情報を車輌内に出力する(ステップS2708)。
【0240】
(実施形態9の効果の簡単な説明)
【0241】
このように、本実施形態の車輌内環境変化用システムによっても、実施形態7や8と同様に、車輌内の環境を現在走行中の場所や目的地に応じてさまざまなに変化させることができる。また環境変化情報をサ−バ装置に蓄積させることで、情報端末で蓄積すべきデ−タ量を減らすことができる。また、場所分類情報の蓄積を情報端末で行うため、例えば山は昂揚感、又は逆にのんびり、といったように自分の感性に合わせてそれぞれの場所分類情報を設定することが容易である。
【0242】
また、環境変化情報が(サービス提供業者の)サーバ装置に蓄積されているので、業者が最新の情報を用意し提供しても良い。具体的には、ちょうどサッカーのW杯が開催されているならば、目的地としてサッカー場に向かう際に、日本チームの応援ソングがサーバ装置から情報端末に対して送信されると言う具合である。
【0243】
<実施形態10>
【0244】
(実施形態10の概念)
【0245】
図51の(10)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態では、場所の分類の決定及び、出力する環境変化情報の決定がサーバ装置で行われる。
【0246】
つまり、本実施形態は、実施形態8や実施形態9と同様に、サ−バ−クライアント型で環境変化情報を車輌内に出力する車輌内環境変化用システムである。そしてその特徴点は、車輌の現在位置などの場所の分類の特定と、その場所に応じた環境変化情報の取得との双方をサーバ装置が行う,と言う点である。従って、本実施形態の概念の一例としては、サーバ装置が、車輌の現在の走行場所を「森林」であると特定する。そしてさらにサーバ装置はその特定に基づいて「田園・第一楽章」の音楽デ−タをその車輌の情報端末に対して配信する、というものである。
【0247】
このように、情報端末は、場所分類情報のみならず環境変化情報を蓄積する必要がないため、ネットワ−ク接続機能さえあれば、本実施形態のシステムを構成する情報端末が既存の携帯電話などでも実施可能である。
【0248】
(実施形態10の構成)
【0249】
図28は、本実施形態の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の車輌内環境変化用システムは、「サ−バ装置」(2810)と、「情報端末」(2820)と、からなる。サーバ装置は(2810)は、「場所分類情報蓄積部」(2811)と、「環境変化情報蓄積部」(2812)と、「位置情報取得部」(2813)と、「場所分類情報取得部」(2814)と、「環境変化情報取得部」(2815)と、「環境変化情報送信部」(2816)と、を有する。また情報端末(2820)は、「位置情報出力部」(2821)と、「環境変化情報受信部」(2822)と、「環境変化情報出力部」(2823)と、を有する。ただし、本実施形態の概念で述べたように、システム全体の基本的な構成要件は実施形態8や実施形態9と同様であるとして説明を省略する。
【0250】
本実施形態と実施形態8との違いは、概念で述べたようにサーバ装置で車輌の場所や目的地の特定の上、さらにその場所に合った環境変化情報の選択が行われる(これに対して実施形態8では、場所の特定のみサーバ装置が行い、環境変化情報の選択は情報端末において行われる)、ということである。そのため本実施形態の構成要件には、下記のような特徴がある。
【0251】
まず、「環境変化情報蓄積部」(2811)と「環境変化情報取得部」(2815)とが情報端末ではなくサ−バ装置にある。ただし、環境変化情報蓄積部の具体的な説明などは、実施形態8の情報端末のものと同様であるとして説明は省略する。これにより、場所の特定(場所分類情報の取得)のみならず、環境変化情報の取得をサーバ装置が行うことができる。
【0252】
また、サ−バ装置の「場所分類情報送信部」と情報端末の「場所分類情報受信部」が無い。その代わりに、サ−バ装置は「環境変化情報送信部」(2816)を、情報端末は「環境変化情報受信部」(2821)を、それぞれ有する。
【0253】
これにより、本実施形態によっても車輌内の環境を変化させ、より快適なドライブを楽しむことができるようになる。また本実施形態の場合、情報端末は基本的に情報の送受信のみを行いデータの蓄積などを行う必要がないので、情報端末が既存の携帯電話などでも本実施形態の実施が可能である。
【0254】
(実施形態10の処理の流れ)
【0255】
図29に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報端末が位置情報をサーバ装置に対して出力する(ステップS2901)。次に、サーバ装置が前記ステップS2901で出力された位置情報を取得する(ステップS2902)。続いて、サーバ装置が予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報の中から、前記ステップS2902で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS2903)。さらに、サーバ装置が予め場所分類情報と関連付けて蓄積されている環境変化情報の中から、前記ステップS2903で取得した場所分類情報に基づいて環境変化情報を取得する(ステップS2904)。続いて、サーバ装置が前記ステップS2904で取得した環境変化情報を情報端末に対して送信する(ステップS2905)。さらに、情報端末が前記ステップS2905で送信された環境変化情報を受信する(ステップS2906)。最後に、情報端末が前記ステップS2906で受信した環境変化情報を車輌内に出力する(ステップS2907)。
【0256】
(実施形態10の効果の簡単な説明)
【0257】
このように、本実施形態の車輌内環境変化用システムによっても、実施形態7や8や9と同様に、車輌内の環境を現在走行中の場所や目的地に応じてさまざまなに変化させることができる。また前述のように、情報端末が場所分類情報のみならず環境変化情報を蓄積する必要がないため、ネットワ−ク接続機能さえあれば、本実施形態のシステムを構成する情報端末が既存の携帯電話などでも実施可能である。またサーバ装置を管理する業者が、場所に応じた最新のヒットナンバーや、最新の研究で判明した「落ち着かせる効果が高い香り」を調合するため原料の調合比の情報などをいちはやく提供することも容易である。
【0258】
<実施形態11>
【0259】
(実施形態11の概念)
【0260】
図52の(11)は、本実施形態について車輌(側で利用される装置)の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態は、実施形態7(図51の(7))を基本として、さらに車輌の速度情報に合わせて車輌内環境を変化させる車輌内環境変化用装置である。本実施形態の概念の一例としては、車輌が都市部の高速道路を時速100kmで走っている時には、スピ−ド感のあるテクノミュ−ジックを出力し、その車輌が都市部の一般道に下りて時速40kmで走っている時にはテンポのゆっくりとしたテクノミュ−ジックが出力される、といった具合である。
【0261】
(実施形態11の構成)
【0262】
図30に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「車輌内環境変化用装置」(3000)は、実施形態7を基本として、「場所分類情報蓄積部」(3001)と、「位置情報取得部」(3002)と、「場所分類情報取得部」(3003)と、「環境変化情報蓄積部」(3004)と、「環境変化情報取得部」(3005)と、「環境変化情報出力部」(3006)と、を有する。そして、特徴点として、「速度情報取得部」(3007)、をさらに有する。
【0263】
「速度情報取得部」(3007)は、速度情報を取得する機能を有する。「速度情報」とは、車輌の現在の速度を示す情報をいう。速度情報の具体例としては、スピ−ドメ−タ−に車速を表示するために利用される(トランスアクセルなどに取り付けられた)スピ−ドセンサ−によって測定された車輌の現在の速度が挙げられる。そのほかにも、GPSによって測定された車輌の現在の速度やオ−ビスなどによって測定された車輌の速度であっても良い。
【0264】
また、「環境変化情報蓄積部」(3504)は、環境変化情報をさらに速度情報と関連付けて蓄積し、「環境変化情報取得部」(3005)は、前記場所分類情報に加えて、速度情報取得部(3007)で取得した速度情報に基づいて環境変化情報を取得することも特徴とする。
【0265】
図31に示すのは、環境変化情報の出力の具体例を説明するための図である。この図にあるように環境変化情報は、例えば所定の速度の範囲と場所分類情報と関連付けられて蓄積されている。現在車輌が時速100kmで都市部を走っているとする。すると取得された「時速100km」という速度情報と「都市部」という場所分類情報から、図31の環境変化情報の中の該当する環境変化情報であるアップテンポなテクノミュ−ジックが選択され出力される、といった具合である。
【0266】
勿論、スピ−ドを出している時には事故など起こさないようあえてゆったりとしたテンポの曲を出力して落ち着くようにしても良い。あるいは脳のα波を発生させ気持ちを落ち着かせるとされる「ラベンダー」の香りを出力しても良い。または、色彩心理学で気持ちを落ち着かせるとされる「茶」や「青」色の照明が点灯するようにしても良い。
【0267】
その他にも、同じ曲でも速度によってリズムやテンポを変化させて出力してもよい。具体的には所定の速度ごとに所定のテンポが関連付けられており、場所分類情報に基づいて取得されたある楽曲が、現在の速度に合わせたテンポで出力されるよう音楽再生装置を制御する、といった具合である。この場合速度情報に関連付けられている環境変化情報は、再生する音楽のテンポを制御する情報(または、それに再生する音楽自体の情報も含む)であることが考えられる。
【0268】
また、現在走行中の道路の制限速度を越えているようならば、警告情報を出力したり自動的にブレーキをかけ制限速度以下になるようにしたりしても良い。
【0269】
(実施形態11の処理の流れ)
【0270】
図32に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、位置情報を取得する(ステップS3201)。次に、予め場所識別情報と関連付けて蓄積している場所分類情報の中から、前記ステップS3201で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS3202)。また、速度情報を取得する(ステップS3203)。次に、前記ステップS3202で取得した場所分類情報と、前記ステップS3203で取得した速度情報とに基づいて環境変化情報を取得する(ステップS3204)。最後に、前記ステップS3204で取得した環境変化情報を出力する(ステップS3205)。
【0271】
(実施形態11の効果の簡単な説明)
【0272】
このように、速度の変化によってもさまざまに環境を変えることができる。それによって、スピ−ドを出した時にさらに気分を盛り上げることも可能であるし、あるいは逆に、スピ−ドを出している時に事故を起こさないように気分が落ちつくような環境に車輌内を変化させることも可能である。
【0273】
<実施形態12>
【0274】
(実施形態12の概念)
【0275】
図52の(12)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態は、実施形態11と同様に、場所分類情報に加えて、速度情報も加味して環境変化情報を出力する車輌内環境変化用システムである。また本実施形態は、実施形態8(図51の(8))を基本としているのでサ−バ−クライアント型のシステムであることも特徴である。従って本実施形態では、情報端末が、サ−バ装置より送信されてきた「都市部」という場所分類情報と、現在の時速「100km」という速度情報からアップテンポなテクノミュ−ジックを出力する。
【0276】
(実施形態12の構成)
【0277】
図33に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態は、実施形態8を基本として、「サ−バ装置」(3310)と、「情報端末」(3320)と、からなる。そして、サ−バ装置(3310)は、「場所分類情報蓄積部」(3311)と、「位置情報取得部」(3312)と、「場所分類情報取得部」(3313)と、「場所分類情報送信部」(3314)と、を有する。また情報端末(3320)は、「環境変化情報蓄積部」(3321)と、「位置情報出力部」(3322)と、「場所分類情報受信部」(3323)と、「環境変化情報取得部」(3324)と、「環境変化情報出力部」(3325)と、を有する。ただし、これら各構成要件についての説明は実施形態8に準ずるとして説明は省略し、以下に実施形態8との相違点のみ説明する。
【0278】
相違点として、まず情報端末が「速度情報取得部」(3326)を有する。ただし、この速度情報取得部(3326)は、実施形態11で説明したものと同様のものであるので説明を省略する。また次の相違点は、情報端末の「環境変化情報取得部」(3324)が場所分類情報に加え、この速度情報取得部(3326)で取得された速度情報に基づいて環境変化情報を取得する点である。ただしこれも実施形態11と同様である。また、「環境変化情報蓄積部」(3321)は、環境変化情報をさらに速度情報と関連付けて蓄積する。これは環境変化情報取得部(3324)で速度情報に基づいて環境変化情報を取得するためである。勿論この関連付けは、「時速100km(速度情報)とアップテンポの曲(環境変化情報)」といった関連付け以外に、「時速100kmと、ある曲のテンポを早くするよう音楽再生装置を制御するための情報」とが関連付けられていても良い。
【0279】
(実施形態12の処理の流れ)
【0280】
図34に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、情報端末が位置情報をサーバ装置に対して出力する(ステップS3401)。次に、サーバ装置が前記ステップS3401で出力された位置情報を取得する(ステップS3402)。続いて、サーバ装置が予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報の中から、前記ステップS3402で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS3403)。さらに、サーバ装置が前記ステップS3403で取得した場所分類情報を情報端末に対して送信する(ステップS3404)。さらに、情報端末が前記ステップS3404で送信された場所分類情報を受信する(ステップS3405)。また、情報端末が速度情報を取得する(ステップS3406)。次に、情報端末が予め場所分類情報と速度情報と関連付けて蓄積されている環境変化情報の中から、前記ステップS3405で受信した場所分類情報と、前記ステップS3406で取得した速度情報とに基づいて環境変化情報を取得する(ステップS3407)。最後に、情報端末が前記ステップS3407で取得した環境変化情報を車輌内に出力する(ステップS3408)。
【0281】
(実施形態12の効果の簡単な説明)
【0282】
このように、本実施形態によって実施形態11同様、場所と速度の変化に合わせて車輌内の環境を変化させることができる。また、実施形態8と同様に、場所分類情報の蓄積をサ−バ装置に委ねることで、情報端末のデ−タ容量が少なくても本実施形態の車輌内環境変化用システムを実施することができる。
【0283】
<実施形態13>
【0284】
(実施形態13の概念)
【0285】
図52の(13)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態も、実施形態11や実施形態12と同様に場所分類情報に加えて、速度情報も加味して環境変化情報を出力する車輌内環境変化用システムである。また本実施形態は、実施形態9(図51の(9))、又は10(図51の(10))を基本としている。すなわち、実施形態12と同じサ−バ−クライアント型のシステムであるが、実施形態12と異なり環境変化情報がサ−バ装置において取得され情報端末に対して送信される点を特徴としている。
【0286】
(実施形態13の構成)
【0287】
図35に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態は、実施形態10を基本として、「サ−バ装置」(3510)と、「情報端末」(3520)と、からなる。サーバ装置は(3510)は、「場所分類情報蓄積部」(3511)と、「環境変化情報蓄積部」(3512)と、「位置情報取得部」(3513)と、「場所分類情報取得部」(3514)と、「環境変化情報取得部」(3515)「環境変化情報送信部」(3516)と、を有する。また情報端末(3520)は、「位置情報出力部」(3521)と、「環境変化情報受信部」(3522)と、「環境変化情報出力部」(3523)と、を有する。ただし、各構成要件についての説明は実施形態10に準ずるとして説明は省略する。
【0288】
また、本実施形態では、環境変化情報の取得がサ−バ装置で行われるので、以下のような特徴点を有する。すなわち情報端末(3520)が、速度情報を送信する「速度情報送信部」(3524)を有している点である。この速度情報送信部は、例えばインタ−ネット網を介して速度情報をサ−バ装置に対して送信する。ただし、この速度情報の取得に関する説明は、実施形態11ですでにしているので省略する。
【0289】
そして、サ−バ装置(3510)は、この速度情報送信部(3524)から送信された速度情報を受信する「速度情報受信部」(3516)を有している。さらに、サ−バ装置の「環境変化情報蓄積部」(3511)は、環境変化情報をさらに速度情報と関連付けて蓄積する。また「環境変化情報取得部」(3515)は、場所分類情報に加え、この速度情報受信部(3516)で受信された速度情報に基づいて環境変化情報を送信する。
【0290】
(実施形態13の処理の流れ)
【0291】
図36に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報端末が位置情報をサーバ装置に対して出力する(ステップS3601)。次に、サーバ装置が前記ステップS3601で出力された位置情報を取得する(ステップS3602)。続いて、サーバ装置が予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報の中から、前記ステップS3602で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS3603)。また、情報端末が速度情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS3604)。続いて、サーバ装置が前記ステップ3604で送信された速度情報を受信する(ステップS3605)。さらに、サーバ装置が予め場所分類情報と速度情報と関連付けて蓄積されている環境変化情報の中から、前記ステップS3603で取得した場所分類情報と、前記ステップS3605で受信した速度情報とに基づいて環境変化情報を取得する(ステップS3606)。続いて、サーバ装置が前記ステップS3606で取得した環境変化情報を情報端末に対して送信する(ステップS3607)。さらに、情報端末が前記ステップS3607で送信された環境変化情報を受信する(ステップS3608)。最後に、情報端末が前記ステップS3608で受信した環境変化情報を車輌内に出力する(ステップS3609)。
【0292】
(実施形態13の効果の簡単な説明)
【0293】
このように本実施形態によって、実施形態11や実施形態12と同様、場所と速度の変化に合わせて車輌内の環境を変化させることができる。また、実施形態10を基本としたものならば、同様に情報端末にデ−タ容量の大きさを要求せずにすむので、情報端末は既存の携帯電話などの記憶容量の小さいモバイル端末でもよい。
【0294】
実施形態9を基本としたものならば、所定の場所の分類を自分の好みで行うことが容易である。
【0295】
<実施形態14>
【0296】
(実施形態14の概念)
【0297】
ドライバ−であるαはハ−ドロックが好きである。そのため普段からドライブ中にかける音楽は決まっており、お気に入りのロックバンドのCDしか車内には置いていない。しかし、今助手席に乗せている彼女はうるさい音楽が嫌いで、クラシックしか聞かない。そこでαは本実施形態の車輌内環境変化用装置で、彼女の好きなクラシックというジャンルを選択、入力する。この車輌内環境変化用装置は、その入力されたジャンルに基づいて(例えば外部の情報提供サ−バから)クラシック音楽である「アリア」のデ−タを受信し、「アリア」を出力する。
【0298】
このように、運転者やその同乗者の嗜好に応じた音楽が出力されて、快適なドライブをすることができる。また、本実施形態の車輌内環境変化用装置は、実施形態7とは異なり、場所の属性などでは無く、同乗者の嗜好に応じた音楽などが出力される。
【0299】
(実施形態14の構成)
【0300】
図37に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「車輌内環境変化用装置」(3700)は、「嗜好指定情報取得部」(3701)と、「環境変化情報出力部」(3702)と、を有する。また、この「環境変化情報出力部」を有していることから分かるように、本実施形態も実施形態7と同様に、音楽や映像、香りなどの環境変化情報を出力するための車輌内環境変化用装置である。そして本実施形態が実施形態7と異なっている点は前述のように、その場所の分類ではなく、車輌に乗る者の趣味や嗜好に応じて環境変化情報を出力する、という点である。
【0301】
「嗜好指定情報取得部」(3701)は、嗜好指定情報を取得する機能を有する。
【0302】
「嗜好指定情報」とは、車輌内環境に対する車輌に乗る者の好みに基づいて指定される情報をいう。車輌内環境は、前述したように色、音、臭いなどであり、それらに対する好みとは、「赤色が好き」や、「鳥のさえずりの音が好き」又は「ポップスが好き」、「海の香りが好き」などが挙げられる。従って嗜好指定情報とは、これらの好みに基づいた情報であり、色や香りの種類や、音楽のジャンルやア−ティストなどを指定するための情報が挙げられる。あるいは、「落ち着く香り」といった嗜好指定情報もありうる。このような場合、この嗜好指定情報と、様々な実験やデ−タなどから人が落ち着くと考えられる香り(例えばラベンダーやローズマリーなど)を識別するための情報とが関連付けられていればよい。
【0303】
図38に示すのは、本実施形態の嗜好指定情報取得部での取得の一例を概略的に表す図である。この図にあるように、ディスプレイ上に嗜好指定情報を表す各項目がタッチパネルとして表示される。つまり実施形態1の運転希望情報取得部で説明したように、運転者などがその「落ち着く」のタッチパネルを触れることで嗜好指定情報として「落ち着く」が入力され、嗜好指定情報取得部で取得される。
【0304】
このようにして嗜好指定情報取得部で取得した嗜好指定情報に基づいて、車に乗る者の嗜好に応じた環境変化情報が「環境変化情報出力部」(3702)から出力される。この環境変化情報出力部は、上記実施形態7で説明したものと同様である。そして、上記実施形態7とは異なり場所の分類(場所分類情報)ではなく、車輌に乗る者の趣味や嗜好(嗜好指定情報)に応じて環境変化情報を出力する。例えば「落ち着ける香り」という嗜好指定情報が入力されたならば、「落ち着ける香り」と関連付けられた(アロマテラピ−の世界で、ストレスを和らげるとされる)バレリアンル−ト精油の香りを「芳香ボックス」から自動的に漂わせるための情報を出力する、といった具合である。
【0305】
勿論この環境変化情報が蓄積されているのは、本実施形態の装置の内部でもよいし、外部のサ−ビス提供者のサ−バ装置でもよい。
【0306】
(実施形態14の処理の流れ)
【0307】
図39に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、嗜好指定情報を取得する(ステップS3901)。次に、前記ステップS3901で取得した嗜好指定情報に基づいて環境変化情報を出力する(ステップS3902)。
【0308】
(実施形態14の効果の簡単な説明)
【0309】
以上のように、本実施形態の車輌内環境変化用装置によって、車輌に乗る者の趣味や嗜好に応じた環境変化情報が自動的に出力される。つまり車輌内の環境が、自分(又は同乗者)の嗜好に合ったものになるので、車輌に乗る者は楽しくドライブをすることができると考えられる。
【0310】
<実施形態15>
【0311】
(実施形態15の概念)
【0312】
本実施形態は、実施形態14を基本として、運転者や同乗者の趣味嗜好に応じた環境変化情報である上に、さらに目的地や現在走行中の場所に応じた環境変化情報を出力する車輌内環境変化用装置である。この概念の一例を、具体例を挙げて説明すると、嗜好指定情報として「英語の歌」が入力され、今から向かう目的地が「野球場」であれば、「私を野球に連れてって」が出力される、という具合である。
【0313】
つまり、本実施形態は、実施形態14を基本としつつ、さらに特徴点として実施形態7の機能をも有する車輌内環境変化用装置と言える。
【0314】
(実施形態15の構成)
【0315】
図40に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「車輌内環境変化用装置」(4000)は、実施形態14を基本として、「嗜好指定情報取得部」(4001)と、「環境変化情報出力部」(4002)と、を有する。そして、特徴点として、さらに「場所分類情報蓄積部」(4003)と、「位置情報取得部」(4004)と、「場所分類情報取得部」(4005)と、を有する。
【0316】
ただし、上記概念の説明で記載したように、これら特徴点は実施形態7の機能と同様であるので各構成要件の説明は省略する。
【0317】
そして、嗜好指定情報取得部(4001)で取得された嗜好指定情報と、場所分類情報取得部(4005)で取得された場所分類情報とに基づいて環境変化情報出力部で環境変化情報を出力する。この出力する環境変化情報を選択するための方法の一例としては、環境変化情報に場所分類情報と嗜好指定情報とが関連付けられていてもよい。環境変化情報である「私を野球に連れてって」を出力するための情報に、「英語の曲(洋楽)」、「ワクワクする曲」、「楽しい曲」などの嗜好指定情報と、「野球」、「スポ−ツ」、「アメリカ」、「のどか」などの場所分類情報とが関連付けられている、といった具合である。このような関連付けがなされていれば、「環境変化情報出力部」(4002)では、「英語の曲」(嗜好指定情報)と、「野球場」(場所識別情報)と関連付けられた「野球」(場所分類情報)と、を利用して「私を野球場に連れてって」を出力することが可能となる。
【0318】
(実施形態15の処理の流れ)
【0319】
図41に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、嗜好指定情報を取得する(ステップS4101)。また、位置情報を取得する(ステップS4102)。続いて、前記ステップS4102で取得した位置情報に基づいて、予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報を取得する(ステップS4103)。最後に、前記ステップS4101で取得した嗜好指定情報と、前記ステップS4103で取得した場所分類情報と、に基づいて環境変化情報を出力する(ステップS4104)。
【0320】
(実施形態15の効果の簡単な説明)
【0321】
以上のように、本実施形態の車輌内環境変化用装置によって、車輌に乗る者の趣味や嗜好に応じた上に、さらに現在地や目的地にも応じた環境変化情報が自動的に出力することができる。このようにして運転者や同乗者は、例えば試合を観戦するため野球場に行くまでに、野球を見るという気分を盛り上げることができると考えられる。
【0322】
<実施形態16>
【0323】
(実施形態16の概念)
【0324】
運転者であるαは今恋人とドライブをしている。そのときαはそのデ−トを楽しくするためにも恋人のテンションを上げたいと考える。そこで、本実施形態の車輌内環境変化用装置に、「(今、車に同乗しているのは)恋人」という項目を選択、入力する。すると車輌内の照明の色が赤い暖色系に変化して、恋人の心拍数を高めたりアドレナリンの分泌をよくしたりする(これらの現象は、その赤色が及ぼす生理作用である)。このようにして、恋人を軽い興奮状態にしてテンションを高めることができる。
【0325】
あるいは、上司といっしょに車に乗っているのならば運転者は本実施形態の車輌内環境変化用装置に、「上司」という項目を選択、入力する。すると、車輌内の照明の色が青い寒色系に変化して(その青色が及ぼす生理作用により)上司の気持ちを落ち着かせることができる。
【0326】
(実施形態16の構成)
【0327】
図42に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の車輌内環境変化用装置(4200)は、「同乗者情報取得部」(4201)と、「環境変化情報出力部」(4202)と、を有する。このように「環境変化情報出力部」を有していることから、本実施形態も、実施形態7又は15と同様に、音楽や映像、香りなどの環境変化情報を出力する機能を有する。そして本実施形態が実施形態7又は15と異なっている点は、場所の分類や趣味や嗜好ではなく、同乗者の属性や同乗者と運転者との関係に応じて環境変化情報を出力する、という点である。
【0328】
「同乗者情報取得部」(4201)は、同乗者情報を取得する機能を有する。「同乗者情報」とは、同乗者を識別するための識別子、同乗者の人数、同乗者の性別、同乗者の年齢又は年齢層、運転者と同乗者との関係のいずれか一又は二以上の情報をいう。ただし「同乗者を識別するための識別子」は、予めこの識別子と、その他の同乗者情報やその同乗者の嗜好指定情報とが関連付けて蓄積してあるデ−タベ−スが必要である。例えば、同乗者情報取得部でこの識別子である「恋人の名前」や電話の短縮ダイアルのような「#1」を取得すると、上記のデ−タベ−スからその恋人の年齢や性別といったその他の同乗者情報や恋人の嗜好指定情報が取得される、という具合である。また「運転者と同乗者との関係」とは、両者の社会的又は法律的な関係であり、その例としては、友達、知り合い、恋人、夫婦、親子、親戚、上司・部下などが挙げられる。
【0329】
図43に示すのは、本実施形態の同乗者情報取得部での取得の一例を概略的に表す図である。この図にあるように、ディスプレイ上に同乗者情報を表す各項目が表示され、チェックボックスでチェックできるようになっている。そして運転者が同乗者に対して該当するチェックボックスをオンにすることで同乗者情報が入力され、取得される。
【0330】
このようにして同乗者情報取得部で取得した同乗者情報に基づいて、「環境変化情報出力部」(4202)で環境変化情報が出力される。勿論この環境変化情報出力部は、上記実施形態7で説明したものと同様であるが、異なる点は、同乗者の属性や同乗者と運転者との関係に応じて環境変化情報を出力する点である。
【0331】
勿論この環境変化情報が蓄積されているのは、本実施形態の装置の内部でもよいし、外部のサ−ビス提供者のサ−バ装置でもよい。
【0332】
(実施形態16の処理の流れ)
【0333】
図44に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、同乗者情報を取得する(ステップS4401)。次に、前記ステップS4401で取得した同乗者情報に基づいて環境変化情報を出力する(ステップS4402)。
【0334】
(実施形態16の効果の簡単な説明)
【0335】
以上のように、本実施形態の車輌内環境変化用装置によって、同乗者の属性や運転者と同乗者との関係に応じた環境変化情報を出力することができる。従って、車輌内という狭い空間の中で一緒に居る同乗者の気分を損ねずに済み、運転の時間中、運転者と同乗者の関係性を良好に保つことができると考えられる。
【0336】
<実施形態17>
【0337】
(実施形態17の概念)
【0338】
本実施形態は、実施形態16を基本として、同乗者の属性やその関係に応じた環境変化情報である上に、さらに目的地や現在走行中の場所に応じた環境変化情報を出力する車輌内環境変化用装置である。具体的には、家族でテ−マパ−クに行く場合に、そのテ−マパ−クのテ−マソングの中から家族で楽しめるようなマ−チソングが出力されるといった具合である。
【0339】
つまり、本実施形態も、実施形態16を基本としつつ、特徴点として実施形態7の機能をも有する車輌内環境変化用装置である。
【0340】
(実施形態17の構成)
【0341】
図45に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の車輌内環境変化用装置は、実施形態16を基本として、「同乗者情報取得部」(4501)と、「環境変化情報出力部」(4502)と、を有する。そして、特徴点として、さらに、「場所分類情報蓄積部」(4503)と、「位置情報取得部」(4504)と、「場所分類情報取得部」(4505)と、を有する。ただし、これら特徴点は実施形態7の機能と同様であるので、特徴点となるそれぞれの構成要件の説明は省略する。
【0342】
そして、同乗者情報取得部(4501)で取得された同乗者情報と、場所分類情報取得部(4505)で取得された場所分類情報とに基づいて環境変化情報出力部(4502)で環境変化情報を出力する。
【0343】
(実施形態17の処理の流れ)
【0344】
図46に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、同乗者情報を取得する(ステップS4601)。また、位置情報を取得する(ステップS4602)。続いて、前記ステップS4602で取得した位置情報に基づいて、予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報を取得する(ステップS4603)。最後に、前記ステップS4601で取得した同乗者情報と、前記ステップS4603で取得した場所分類情報と、に基づいて環境変化情報を出力する(ステップS4604)。
【0345】
(実施形態17の効果の簡単な説明)
【0346】
以上のように、本実施形態の車輌内環境変化用装置によって、同乗者の属性やその関係に応じた上に、さらに現在地や目的地にも応じた環境変化情報を自動的に出力することができる。このようにして運転者と同乗者はお互いの関係を良好に保ったまま、さらに現在走行中の場所や目的地に合った気分になることできると考えられる。
【0347】
<実施形態18>
【0348】
(実施形態18の概念)
【0349】
本実施形態は、上記実施形態1で説明した「経路検索装置」、並びに実施形態7、実施形態14、実施形態16において説明した「車輌内環境変化用装置」の機能を併せ持つ車輌内環境変化用装置である。即ち、本実施形態の概念の一例は、まず、運転者が「燃費がいい」(運転希望情報)という項目をディスプレイ上のタッチパネルから選択し、さらに、目的地情報も入力して燃費がいい目的地までの経路である「湾岸沿いの経路」を検索させる。続いて、「洋楽」(嗜好指定情報)や「恋人」(同乗者情報)といった項目をさらにタッチパネルで選択し入力する。すると、本実施形態の車輌内環境変化用装置から「海辺での恋愛をテ−マにした洋楽」が出力される、と言う具合である。
【0350】
(実施形態18の構成)
【0351】
図47に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「車輌内環境変化用装置」(4700)は、「目的地情報取得部」(4701)と、「出発地情報取得部」(4702)と、「運転希望情報取得部」(4703)と、「地図情報蓄積部」(4704)と、「希望経路検索部」(4705)と、「搭乗者関連情報取得部」(4706)と、「環境変化情報出力部」(4707)と、を有する。
【0352】
ただし上記概念で記載したように、本実施形態は、上記実施形態1や実施形態7、実施形態14、実施形態16の機能を併せ持つ車輌内環境変化用装置である。従って、「目的地情報取得部」(4701)と、「出発地情報取得部」(4702)と、「運転希望情報取得部」(4703)と、「地図情報蓄積部」(4704)と、「希望経路検索部」(4705)は実施形態1において説明したものと同様である。
【0353】
また、「搭乗者関連情報取得部」(4706)は、嗜好指定情報又は及び同乗者情報を取得する機能を有する。つまり、実施形態14で説明した「嗜好指定情報取得部」と、実施形態16で説明した「同乗者情報取得部」と、やはり同様である。
【0354】
そして、「環境変化情報出力部」(4707)において、希望経路検索部(4705)での検索結果である経路情報と、搭乗者関連情報取得部(4706)で取得した嗜好指定情報又は及び同乗者情報とに基づいて環境変化情報を出力する。
【0355】
ここで出力される環境変化情報の選択に関しては、例えば他の実施形態で説明したように、環境変化情報が、嗜好指定情報と同乗者情報と関連付けて装置内部又は外部のサ−バの蓄積部に蓄積されていてもいい。そして取得した嗜好指定情報(「洋楽」)又は及び同乗者情報(「恋人」)を利用して、その蓄積部から環境変化情報(「洋楽であり、恋愛をテ−マにした曲」)を取得する。
【0356】
また、「経路情報に基づく環境変化情報」についても、基本的には、実施形態7で説明したように、場所分類情報と環境変化情報との関連付けによって実施できる。即ち、経路を示す情報である経路情報と、その経路沿いの場所の場所分類情報とを関連付けて蓄積しておく。そして希望経路検索部で検索された目的地までの経路(「海岸沿いの道路」)から、その経路沿いの場所の場所分類情報(「海岸」)を取得する。続いて、上記のように選択された「洋楽であり、恋愛をテ−マにした曲」の中から、その場所分類情報と関連付けられた環境変化情報(「海辺での恋愛をテ−マにした洋楽」)を絞り込み、絞り込んだ楽曲を車輌内に出力する。
【0357】
このようにして、本実施形態の車輌内環境変化用装置は、目的地までの経路情報と、嗜好指定情報又は及び同乗者情報に基づく環境変化情報を出力することができる。
【0358】
(実施形態18の処理の流れ)
【0359】
図48に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、目的地情報を取得する(ステップS4801)。また出発地情報を取得する(ステップS4802)。また、運転希望情報を取得する(ステップS4803)。続いて、前記ステップS4801で取得した目的地情報と、前記ステップS4802で取得した目的地情報と、前記ステップS4803で取得した運転希望情報と、予め蓄積されている地図情報と、に基づいて、目的地までの経路を検索する(ステップS4804)。また、嗜好指定情報又は及び同乗者情報を取得する(ステップS4805)。最後に、前記ステップS4804での検索結果である経路情報と、前記ステップS4805で取得した嗜好指定情報又は及び同乗者情報とに基づいて環境変化情報を出力する(ステップS4806)。
【0360】
(実施形態18の効果の簡単な説明)
【0361】
以上のように、本実施形態の車輌内環境変化用装置によって、運転者の様々な希望に沿った経路検索ができる。さらに、その希望に沿った経路に合った音楽や照明、香りなどが自動的に出力され、またその音楽や照明、香りなどは、自分の趣味嗜好や同乗者の属性やその関係などに応じたものが出力される。従って、車に乗る者は、その運転の仕方に関しても、また自分の趣味や同乗者との関係においても満足してドライブを楽しむことができる、と考えられる。
【0362】
<実施形態19>
【0363】
本実施形態は、上記説明した車輌内環境変化用装置、又は車輌内環境変化用システムを基本としている。そして、その特徴点としては、環境変化情報が、映像・音楽(音声)・香り、室内温度、メ−タ−や室内の照明の明るさ、照明の色、座席のマッサ−ジ器の強弱、座席のマッサ−ジ器の角度、窓の開閉のいずれか一又は二以上であることである。
【0364】
「室内温度」については、例えば「(年齢が)60代」という同乗者情報と、(冬には)温度を25度に保つという環境変化情報と関連付けられていてもよい。そうすれば、60歳の老人も快適にドライブに参加できる。(何故ならば、老人は一般的に温度変化による体温や血圧の変化が大きく冷房病になりやすいためである。)
【0365】
「座席のマッサ−ジ器の強弱」及び「座席のマッサ−ジ器の角度」については、例えば場所分類情報である「坂道」と、同乗者情報である「α(人の名前)」という同乗者識別子と、αさんの体型に合わせたマッサ−ジ器の角度や強弱の情報とを関連付けたデ−タベ−スが構築されている。そして、「α」という同乗者識別子と、上記角度や強さにマッサ−ジ器を調節する環境変化情報と関連付けられていてもよい。そうすればαさんは自分に合った角度や強さのマッサ−ジ器で窮屈な車内にいる疲れを取りながらドライブを楽しむことができる。
【0366】
「窓の開閉」については、場所分類情報である「杉林付近」と、窓を完全に閉めるようにする環境変化情報と関連付けられていてもよい。そうすれば花粉症の運転者が知らずに杉林の中をドライブ中でも快適に運転することができる。
【0367】
「音楽(音声)」・「香り」、「メ−タ−や室内の照明の色」については、上記他の実施形態で例示したような構成と効果が考えられる。また「映像」や「照明の明るさ」に関しても上記音楽や照明の色と同様の構成と効果が考えられる。
【0368】
(集団によるドライブとホスト装置)
【0369】
なお、本明細書における経路検索装置又は車輌内環境変化用装置は、複数台の装置が無線ネットワ−クによって結ばれていて、ホスト装置による検索結果や出力結果が他の装置にも送信されてもよい。具体的に説明すると、例えばサ−クルの仲間が3台の車輌に分乗してドライブに出かける。その際、3台の車の運転者がてんでばらばらに自分の希望に沿った経路を検索したら、せっかくのサ−クルのドライブなのに別々のル−トを通るはめになる。そこでホスト装置を決めておき、そのホスト装置の経路検索結果が検索結果送信部から無線ネットワ−クを通じて送信され、その他の車輌の装置に受信され表示されると、ドライブに参加する全車輌が同一の経路を選択できるので便利である。また、環境変化情報についても同様にして、集団内を同じような気分にしてドライブを楽しめるようにしてもよい。
【0370】
【発明の効果】
以上のように、本発明の経路検索装置によって、運転者は自らの様々な希望に応じた経路を検索することができる。また、本発明の車輌内環境変化用装置によって、運転者や同乗者の嗜好、あるいは同乗者の属性や運転者と同乗者との関係に応じた車輌内環境の変化を行うことができる。これにより、自動車を快適に運転することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の経路検索装置によるル−ト検索を概念的に説明するための図
【図2】実施形態1の経路検索装置の機能ブロックの一例を表す図
【図3】実施形態1の運転希望情報取得部での取得の一例を概略的に表す図
【図4】実施形態1の希望経路検索部での目的地までの経路の検索について説明するための図
【図5】実施形態1の経路検索装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図6】実施形態2の経路検索システムによるル−ト検索を概念的に表す図
【図7】実施形態2の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図
【図8】実施形態2の搭乗者情報蓄積部に蓄積されている搭乗者情報と搭乗者識別情報の一例を説明するための図
【図9】実施形態2の経路検索システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図10】実施形態3の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図
【図11】実施形態3の経路検索システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図12】実施形態4の経路検索装置の機能ブロックの一例を表す図
【図13】実施形態4の経路検索装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図14】実施形態5の経路検索システムの機能ブロックの一例を表すための図
【図15】実施形態5の経路検索システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図16】実施形態6の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図
【図17】実施形態6の経路検索システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図18】実施形態7の車輌内環境変化用装置の概念の一例を表す図
【図19】実施形態7の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図20】実施形態7の場所分類情報蓄積部での場所識別情報と場所分類情報の関連付けの一例を説明するための図
【図21】実施形態7の場所分類情報の具体的な取得方法の一例について説明するための図
【図22】実施形態7の環境変化情報蓄積部で蓄積されている場所分類情報と環境変化情報の一例を説明するための図
【図23】実施形態7の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図24】実施形態8の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図
【図25】実施形態8の車輌内環境変化用システムの処理の流れの1例を表すフロ−チャ−ト
【図26】実施形態9の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図
【図27】実施形態9の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフローチャート
【図28】実施形態10の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図
【図29】実施形態10の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフローチャート
【図30】実施形態11の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図31】実施形態11の環境変化情報の出力の具体例を説明するための図
【図32】実施形態11の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図33】実施形態12の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図
【図34】実施形態12の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図35】実施形態13の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図
【図36】実施形態13の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフローチャート
【図37】実施形態14の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図38】実施形態14の嗜好指定情報取得部での取得の一例を概略的に表す図
【図39】実施形態14の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図40】実施形態15の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図41】実施形態15の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図42】実施形態16の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図43】実施形態16の同乗者情報取得部での取得の一例を概略的に表す図
【図44】実施形態16の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図45】実施形態17の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図46】実施形態17の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図47】実施形態18の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図48】実施形態18の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図49】実施形態1乃至3の車輌やサーバ装置の有する機能を概略的に記載し説明するための図
【図50】実施形態4乃至6の車輌やサーバ装置の有する機能を概略的に記載し説明するための図
【図51】実施形態7乃至10の車輌やサーバ装置の有する機能を概略的に記載し説明するための図
【図52】実施形態11乃至13の車輌やサーバ装置の有する機能を概略的に記載し説明するための図
【符号の説明】
0200 経路検索装置
0201 目的地情報取得部
0202 出発地情報取得部
0203 運転希望情報取得部
0204 地図情報蓄積部
0205 希望経路検索部
【発明の属する技術分野】
車輌の目的地までの経路を検索する技術、及び車輌内の環境を変化させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車を目的地までナビゲ−トするためのシステムとしては、カ−ナビゲ−ションシステムがあった。そして、このカ−ナビゲ−ションシステムは、目的地に可能な限り早く到着するために、基本的には目的地までの最短のル−トを検索し、表示する。その他に、車輌が目的地に早く着き過ぎるために起こる不必要な燃料の消費を抑えるための車輌走行制御装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、連続運転がなされた場合に休憩指示を表示するナビゲ−ション装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
【0003】
また、車輌内でオ−ディオ機器などからコンテンツを自動的に出力させるためには、設定した時刻に、例えばCDを再生させるタイマ−などが利用されている。
【特許文献1】
特開平11−39592号公報
【特許文献2】
特開平11−248467号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、車の運転者によっては、ブレ−キをできるだけ踏まずに走ることができるよう、例えば信号機の設置数が少ないル−トを通りたい運転者もいる。あるいはタイヤ用チェ−ンを持ってくるのを忘れてしまったため、積雪している経路を避けて目的地まで行きたい、と考える運転者もいる。ところが上記従来の技術では、このような運転者の様々な希望などに合わせたル−ト検索が行われていない、という第一の課題がある。
【0005】
また、上記のようにタイマ−でオ−ディオ機器などからコンテンツを自動的に出力させる場合、場の雰囲気に合わないコンテンツが出力される可能性がある、という第二の課題がある。場の雰囲気に合わないとは、例えば、友人と楽しく騒いでいるときにレクイエムをテ−マとする曲が流れ出したり、湾岸を車で走っているときに山の歌が流れ出したり、ということである。
【0006】
【課題を解決する手段】
上記第一の課題を解決するために、本発明では、運転者や同乗者の気質などに応じた運転の仕方の希望に対応した項目などを入力する。そして入力された項目などに基づいてル−トの検索を行い、運転者の希望に沿ったル−トを検索する経路検索装置を提供する。
【0007】
これによりその希望に沿ったル−トが提示されることで、運転者や同乗者はストレスなどを感じないドライブを楽しむことができるようになる。
【0008】
また、上記第二の課題を解決するために、本発明では、車が走行中の場所、出力される情報に対する搭乗者の好み、又は搭乗者間の関係や属性に応じて車の中の雰囲気に合った情報を自動的に出力する車輌内環境変化用装置を提供する。
【0009】
これにより場の雰囲気を壊さないような、または場の雰囲気を盛り上げるような様々なコンテンツを自動的に車輌内に出力することができるようになる。
【0010】
第一の発明における経路検索装置は、目的地情報取得部と出発地情報取得部と運転希望情報取得部と地図情報蓄積部と希望経路検索部とを有する。第一の発明におけるの経路検索装置により、運転希望情報の蓄積や取得、及びその情報に基づく経路検索が車輌で行われる。
【0011】
第二の発明における経路検索装置は、サーバ装置と情報端末とからなる経路検索システムであって、前記サーバ装置は、地図情報蓄積部と搭乗者情報蓄積部と搭乗者識別情報受信部と情報送信部とを有し、前記情報端末は、目的地情報取得部と出発地情報取得部と搭乗者識別情報送信部と情報受信部と搭乗者別経路検索部を有する。第二の発明における経路検索装置により、例えば友人の車を借りるなどした場合でも自分の傾向に沿った経路検索が可能となる。
【0012】
第三の発明における経路検索装置は、サーバ装置と情報端末とからなる経路検索システムであって、前記サーバ装置は、地図情報蓄積部と搭乗者情報蓄積部と搭乗者識別情報受信部と目的地情報受信部と出発地情報受信部と搭乗者別経路検索部と検索結果情報送信部とを有し、前記情報端末は、目的地情報送信部と出発地情報送信部と搭乗者識別情報送信部と検索結果情報受信部とを有する。第三の発明における経路検索装置により、情報端末が取得した目的地情報と出発地情報とをサーバ装置が受信し、サ−バ側で経路の検索を行う。そしてその検索結果をサ−バ装置から情報端末に対して送信する
【0013】
第四の発明における経路検索装置は、サーバ装置と情報端末とからなる経路検索システムであって、前記サーバ装置は、地図情報蓄積部と搭乗者情報蓄積部と搭乗者識別情報受信部と情報送信部とを有し、前記情報端末は、目的地情報取得部と出発地情報取得部と搭乗者識別情報送信部と情報受信部と搭乗者別経路検索部と道路交通情報取得部とを有する。第四の発明における経路検索装置により、渋滞情報や通行止めなどの道路交通情報を取得して、経路検索を行う。そして、経路を検索する際に道路交通情報を加味する。
【0014】
第五の発明における経路検索装置は、サーバ装置と情報端末とからなる経路検索システムであって、前記サーバ装置は、地図情報蓄積部と搭乗者情報蓄積部と搭乗者識別情報受信部と目的地情報受信部と出発地情報受信部と搭乗者別経路検索部と検索結果情報送信部と道路交通情報取得部を有し、前記情報端末は、目的地情報送信部と出発地情報送信部と搭乗者識別情報送信部と検索結果情報受信部とを有する。第五の発明における経路検索装置により、渋滞情報や通行止めなどの道路交通情報を取得して、経路検索を行う。そして、経路を検索の際に道路交通情報を加味し、経路検索が情報端末ではなくサ−バ装置で行われる。
【0015】
第六の発明における車輌内環境変化用装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と環境変化情報出力部とを有する。第六の発明における車輌内環境変化用装置により、場所の分類の決定及び、出力する情報の決定が車輌で行われる
【0016】
第七の発明における車輌内環境変化用システムは、サーバ装置と情報端末とからなる車輌内環境変化用システムであって、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部とを有し、前記情報端末は、環境変化情報蓄積部と位置情報送信部と場所分類情報受信部と環境変化情報出力部とを有する。第七の発明における車輌内環境変化用システムでは、場所分類情報はサ−バ装置に蓄積される
【0017】
第八の発明における車輌内環境変化用システムは、サーバ装置と情報端末とからなる車輌内環境変化用システムであって、前記サーバ装置は、環境変化情報蓄積部と場所分類情報受信部と環境変化情報取得部と環境変化情報送信部とを有し、前記情報端末は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有する。第八の発明における車輌内環境変化用システムにより、情報端末が車輌の現在位置の場所などの特定を行う。また、情報端末ではなくサーバ装置がその特定された場所に応じて環境変化情報を取得する。
【0018】
第九の発明における車輌内環境変化用システムは、サーバ装置と情報端末とからなる車輌内環境変化用システムであって、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と環境変化情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と環境変化情報送信部とを有し、前記情報端末は、位置情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有する。第九の発明における車輌内環境変化用システムにより、車輌の現在位置などの場所の分類の特定と、その場所に応じた環境変化情報の取得との双方をサーバ装置が行う。
【0019】
第十の発明における車輌内環境変化用装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と環境変化情報出力部と速度情報取得部とを有する。第十の発明における車輌内環境変化用装置により、車輌の速度情報に合わせて車輌内環境を変化される。
【0020】
第十一の発明における車輌内環境変化用システムは、サーバ装置と情報端末とからなる車輌内環境変化用システムであって、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部とを有し、前記情報端末は、環境変化情報蓄積部と位置情報送信部と場所分類情報受信部と環境変化情報出力部と速度情報取得部を有する。第十一の発明における車輌内環境変化用システムにより、情報端末が、サ−バ装置より送信されてきた場所分類情報と速度情報から環境変化情報を出力する。
【0021】
第十二の発明における車輌内環境変化用システムは、サーバ装置と情報端末とからなる車輌内環境変化用システムであって、前記サーバ装置は、環境変化情報蓄積部と場所分類情報受信部と環境変化情報取得部と環境変化情報送信部と速度情報受信部とを有し、前記情報端末は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有し、又は、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と環境変化情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と環境変化情報送信部と速度情報受信部とを有し、前記情報端末は、位置情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有する。第十二の発明における車輌内環境変化用システムにより、環境変化情報がサ−バ装置において取得され情報端末に対して送信される。
【0022】
第十三の発明における車輌内環境変化用装置は、嗜好指定情報取得部と環境変化情報出力部とを有する。請求項13に記載の車輌内環境変化用装置により、同乗者の嗜好に応じた環境変化情報などが出力される
【0023】
第十四の発明における車輌内環境変化用装置は、車輌内環境変化用装置は、嗜好指定情報取得部と環境変化情報出力部と場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部とを有する。第十四の発明における車輌内環境変化用装置により、同乗者の嗜好に応じた上に、現在地や目的地にも応じた環境変化情報が出力される。
【0024】
第十五の発明における車輌内環境変化用装置は、同乗者情報取得部と環境変化情報出力部とを有する。第十五の発明における車輌内環境変化用装置により、同乗者の属性や同乗者と運転者との関係に応じて環境変化情報を出力する
【0025】
第十六の発明における車輌内環境変化用装置は、同乗者情報取得部と環境変化情報出力部と場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部とを有する。第十六の発明における車輌内環境変化用装置により、目的地や現在走行中の場所に応じた環境変化情報を出力する。
【0026】
第十七の発明における車輌内環境変化用装置は、目的地情報取得部と出発地情報取得部と運転希望情報取得部と地図情報蓄積部と希望経路検索部と搭乗者関連情報取得部と環境変化情報出力部とを有する。第十七の発明における車輌内環境変化用装置により、目的地までの経路情報と、嗜好指定情報又は及び同乗者情報に基づく環境変化情報を出力する。
【0027】
第十八の発明における車輌内環境変化用装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と環境変化情報出力部とを有し、又は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と環境変化情報出力部と速度情報取得部とを有し、又は、嗜好指定情報取得部と環境変化情報出力部とを有する。嗜好指定情報取得部と環境変化情報出力部と場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部とを有し、又は、同乗者情報取得部と環境変化情報出力部とを有し、又は、同乗者情報取得部と環境変化情報出力部と場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部とを有し、又は、目的地情報取得部と出発地情報取得部と運転希望情報取得部と地図情報蓄積部と希望経路検索部と搭乗者関連情報取得部と環境変化情報出力部とを有する。第十八の発明における車輌内環境変化用装置により、運転者や同乗者の嗜好、あるいは同乗者の属性や運転者と同乗者との関係に応じた車輌内環境の変化を行う。
【0028】
第十九の発明における車輌内環境変化用システムは、サーバ装置と情報端末とからなる車輌内環境変化用システムであって、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部とを有し、前記情報端末は、環境変化情報蓄積部と位置情報送信部と場所分類情報受信部と環境変化情報出力部とを有し、又は、前記サーバ装置は、環境変化情報蓄積部と場所分類情報受信部と環境変化情報取得部と環境変化情報送信部とを有し、前記情報端末は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有し、又は、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と環境変化情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と環境変化情報送信部とを有し、前記情報端末は、位置情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有し、又は、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部とを有し、前記情報端末は、環境変化情報蓄積部と位置情報送信部と場所分類情報受信部と環境変化情報出力部と速度情報取得部を有し、又は、前記サーバ装置は、環境変化情報蓄積部と場所分類情報受信部と環境変化情報取得部と環境変化情報送信部と速度情報受信部とを有し、前記情報端末は、場所分類情報蓄積部と位置情報取得部と場所分類情報取得部と場所分類情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有し、又は、前記サーバ装置は、場所分類情報蓄積部と環境変化情報蓄積部と位置情報受信部と場所分類情報取得部と環境変化情報送信部と速度情報受信部とを有し、前記情報端末は、位置情報送信部と環境変化情報受信部と環境変化情報出力部とを有する。第十九の発明における車輌内環境変化用システムにより、運転者や同乗者の嗜好、あるいは同乗者の属性や運転者と同乗者との関係に応じた車輌内環境の変化を行う。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図52を用いて説明する。なお本発明はこれら実施の形態や図面によって狭く解釈されるべきものではない。
【0030】
<実施形態1>
【0031】
(実施形態1の概念)
【0032】
図1に示すのは、本実施形態の経路検索装置によるル−ト検索を概念的に説明するための図である。この図にあるように、自動車が現在地(0101)から目的地(0102)へ向かうためのル−トが3つある。1つ目は有料の高速道路(0103)、2つ目は主に山間部を走る一般道(0104)、3つ目は湾岸沿いに敷設された一般道(0105)である。このとき、節約家である運転者は、目的地まで行くのにあまり費用をかけたくない、と考える。そこで運転者は、本実施形態の経路検索装置に予め設定されている項目の中から「費用をかけない」と言う項目を、目的地の情報とともに入力する。すると経路検索装置は最も費用が安くなるル−トを検索して、高速道路代もいらず、また燃費も山間部に比べてかからない経路である湾岸沿いの一般道(0105)をディスプレイ上に表示する。
【0033】
このようにして運転者は、燃費や高速道路代も含めて費用をかけずに目的地まで行ける自身の希望通りの経路を知ることができる。もちろん運転者の希望だけでなく、例えばかかった費用を割り勘にする場合など、その車に同乗する者である搭乗者の希望に沿った項目が入力されても良い。
【0034】
また図49の(1)は、本実施形態について車輌(側で利用される装置)の有する大まかな機能を概略的に記載し説明するための図である。この図にあるように本実施形態では、運転希望情報(上記例では「費用をかけない」と言う情報)の蓄積や取得、及びその情報に基づく経路検索が車輌で行われる。
【0035】
(実施形態1の構成)
【0036】
図2に示すのは、本実施形態の経路検索装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「経路検索装置」(0200)は、「目的地情報取得部」(0201)と、「出発地情報取得部」(0202)と、「運転希望情報取得部」(0203)と、「地図情報蓄積部」(0204)と、「希望経路検索部」(0205)と、を有する。
【0037】
「目的地情報取得部」(0201)は、目的地情報を取得する機能を有する。「目的地情報」とは、目的地に関する情報をいう。「目的地」とは、経路検索のための「終着点」となる情報であり、基本的には運転者によって指定される場所が考えられる。目的地情報は、例えば、その地名やランドマ−ク名(建造物名など)、その住所や、それらに個別に付された番号や記号、バ−コ−ド、あるいはその場所を示す緯度経度情報などが挙げられる。または、目的地への到達希望時刻であっても良い。
【0038】
この目的地情報取得部は、例えば運転者がキ−ボ−ドやタッチパネル、バ−コ−ドリ−ダなどの入力手段により入力した目的地情報を取得する。この入力を簡便に行うために、運転者が選択可能な目的地名がディスプレイ上に表示され、上記のような入力手段によって目的地名を選択して決定ボタンで決定できるようにしてもよい。またその目的地名がアイウエオやアルファベット順に並べられディスプレイ上などに表示されると、さらに簡単に入力できるので便利である。
【0039】
「出発地情報取得部」(0202)は、出発地情報を取得する機能を有する。「出発地情報」とは、出発地に関する情報である。「出発地」とは、経路検索のための「始発点」となる情報であり、例えば現在の自車輌の位置などが挙げられる。従って、「出発地情報」は、従来のカ−ナビゲ−ションシステムと同様にGPS(全地球測位システム)を利用して測定された位置情報であってもよい。あるいは現在位置ではなく、友達の家に寄る場合などにはその友達の家が出発地となっても良い。その場合は、目的地情報と同様に、該当する地名の情報などが入力され取得されてもよい。
【0040】
この出発地情報取得部は、これらのGPSによる位置情報や入力された出発地情報を取得する。
【0041】
このようにして取得された目的地情報と出発地情報とに基づいて、この経路検索装置は(最短経路とは限らない)目的地に至るための経路を検索する。
【0042】
「運転希望情報取得部」(0203)は、運転希望情報を取得する機能を有する。「運転希望情報」とは、車輌の搭乗者の、運転の仕方の希望に基づく情報をいう。ここで、図3を利用して運転希望情報の一例について説明する。
【0043】
図3に示すのは、本実施形態の運転希望情報取得部での取得の一例を概略的に表す図である。この図にあるように、ディスプレイ上に運転希望情報を表す各項目がタッチパネルとして表示される。ここで搭乗者は、運転の仕方の希望として車の燃費がいい経路を検索して欲しければ、ディスプレイ上の「燃費がいい」というタッチパネルに触れる。それによって、運転希望情報取得部は、「燃費がいい」という搭乗者の希望を示す運転希望情報を取得する。
【0044】
また、運転希望情報取得部が複数の運転希望情報を取得できるようにしてもよい。その場合、上記の例で説明すると、搭乗者は「燃費がいい」と「停止回数が少ない」の二つのパネルに触れた後、どちらを優先するか(3つ以上ならば優先順位はどうか)などを示す情報を入力する。あるいは、上記各項目に関して評価を行い、重み付けを行って経路を検索してもよい。各項目の評価の具体的な例としては、「評価値=評価関数f(燃費・停止回数)=評価関数1f1(燃費)*重み1+評価関数2f2(停止回数)*重み2」として評価値が最小(又は最大)になる経路や出発時刻を求める方法がある。
【0045】
このようにして取得された運転希望情報に基づいて搭乗者の希望に沿う経路、例えば燃費が良く、さらに停止回数の少ない経路が検索される。
【0046】
「地図情報蓄積部」(0204)は、地図情報を蓄積する機能を有する。「地図情報」とは、出発地情報や目的地情報に基づいて経路を検索する際に検索に利用可能な情報をいい、例えば、地図上の地点と関連付けられた緯度経度情報などが挙げられる。さらに運転希望情報に基づいて経路を検索する際に検索に利用可能な情報も蓄積される。運転希望情報として、例えば「燃費がいい」という項目があるならば、経路の所定の区間毎に「平均燃費の額」が関連付けられて蓄積されている。あるいは、「停止回数が少ない」であれば、経路の所定区間毎の信号の本数や、信号のある場所の緯度経度情報などが蓄積されている、といった具合である。
【0047】
この地図情報蓄積部に蓄積されている上記各情報を元にして、本実施形態の経路検索装置は、搭乗者の希望に合った経路を検索する。
【0048】
「希望経路検索部」(0205)は、目的地情報取得部(0201)で取得した目的地情報と、出発地情報取得部(0202)で取得した出発地情報と、運転希望情報取得部(0203)で取得した運転希望情報と、地図情報蓄積部(0204)に蓄積されている地図情報と、に基づいて、目的地に至るための経路又は及び出発時刻を検索する機能を有する。ここで、図4を用いて、本実施形態の希望経路検索部での目的地に至るための経路の検索について説明する。
【0049】
図4で示すのは、地図情報蓄積部に蓄積されているデ−タベ−スの一例である。具体的には燃費に関するデ−タベ−スのうち、図1における3つの経路における燃費の部分を抜粋したものを表す図である。この図にあるように、経路を構成する区間毎に、所定の時速で走行した場合の基本燃費が予め実測されデ−タベ−ス化されている。希望経路検索部では、まず、目的地情報と出発地情報とに基づいて、目的地に至るための上記3つの経路を検索する。それから図4に示すデ−タベ−スからそれぞれの経路における予想平均燃費が「高速道路は15km/l」、「山間部の一般道は10km/l」、「湾岸沿いの一般道は12km/l」と算出される。従って、運転希望情報が「燃費がいい」という希望を示す情報であった場合、この希望経路検索部では、目的地までの経路の検索結果として高速道路(図1の経路0103)を選択する。
【0050】
勿論、運転希望情報によって、さまざまな情報が検索のために利用されてよい。例えば本実施形態の概念で説明したように、運転希望情報が「費用がかからない」という希望を示す情報であった場合は、上記の平均燃費のほかに、経路の道のり及びそのときの1リットル当たりのガソリン代の情報から算出されるガソリン代や、高速道路代などその他にかかる費用も加算されて経路が選択される。
【0051】
このような希望経路検索部での検索結果に基づいて、本実施形態の経路検索装置は、搭乗者の希望に沿う経路をディスプレイなどの出力部に出力表示する。勿論検索結果の出力は、ディスプレイなどへの表示以外に、音声出力やプリントアウト、記録媒体への書き込みなどさまざまな方法で出力されてよい。
【0052】
また、場合によっては、運転希望情報で示される希望に沿う出発時刻を算出してもよい。例えば渋滞で徐行運転をすると燃費が悪くなるので、VICS(道路交通情報通信システム)から取得した渋滞情報などから、経路上の渋滞が解消される予想時刻を検索する。その検索結果から出発時刻を算出し、表示画面などに出力表示してもよい。
【0053】
(実施形態1の処理の流れ)
【0054】
図5に示すのは、本実施形態の経路検索装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、目的地情報を取得する(ステップS0501)。また、出発地情報を取得する(ステップS0502)。また、運転希望情報を取得する(ステップS0503)。最後に、前記ステップS0501で取得した目的地情報と、前記ステップS0502で取得した出発地情報と、前記ステップS0503で取得した運転希望情報と、予め蓄積されている地図情報と、に基づいて、目的地に至までの経路又は及び出発時刻を検索する(ステップS0504)。
【0055】
なお、本明細書に記載する「処理の流れ」の一例は、その手順を方法、プログラム、そのプログラムを記録したコンピュ−タで読み取り可能な記録媒体、として実施することができる。また、本明細書に記載する様々な装置は、これを実現するためのプログラム、又はそのプログラムを記録したコンピュ−タで読み取り可能な記録媒体も含むものとする。(以下の実施形態における記載に関しても同様である。)
【0056】
また、本明細書における「処理の流れ」の順番は矛盾が生じない限り入れ替わることもありうる。上記の例であれば、ステップS0502は必ずしもステップS0501の後でなくてもよいので、その順番が入れ替わってもよい。
【0057】
(実施形態1の効果の簡単な説明)
【0058】
このように、本実施形態の経路検索装置によって、搭乗者の運転の様々な希望に沿う経路の検索、又は及び出発時刻の検索を行うことができる。それによって、常々自動車の燃費が悪くガソリン代を抑えたいと思っていた搭乗者ならば、燃費のいい経路を運転することができる、といった具合に自身の希望に合った、満足したドライブができると考えられる。
【0059】
(運転希望情報の例示)
【0060】
ここで運転希望情報として考えられる搭乗者の希望の例を以下に記載する。運転希望情報は、上記挙げた「燃費を気にする/しない」や「目的地までの停止回数が少ない」のほかに、「早く目的地に着く」、「運転時間が少ない」、「目的地までの停止時間の合計が少ない」、「目的地に着くまでにスピ−ドをなるべく出す」、「費用を安く上げる/気にしない」、「直線路がいい/カ−ブが多いほうがいい」、「都会を走る/田舎を走る」、「景観がいいル−トを走る/気にしない」、「朝日・夕日がまぶしくない(直射日光が入らない)/気にしない」、「路面の凍結や積雪を気にする/しない」、「オンロ−ド/オフロ−ド」、「道幅が広い/気にしない」、「ドライブインが多い/気にしない」、「上りル−トが多い/下りル−トが多い」、「踏み切りが多い/少ない」、「(自然災害などの)危険度の高さを気にする/しない」、「児童通学路を避ける/気にしない」、「走行時の路面の音が静か/気にしない」、「フェリ−を利用する/しない」、「右折の回数を気にする/しない」などが挙げられる。
【0061】
基本的に、上記のような運転希望情報に基づいて搭乗者の希望に沿った経路を検索するためには、それぞれの希望に関係するパラメ−タや情報(例えば運転希望情報が停止回数ならば信号や遮断機の本数など)をデ−タベ−ス化し地図情報蓄積部に蓄積しておくことが考えられる。あるいは、外部から(リアルタイムな)パラメ−タや情報を取得して、それらデ−タベ−スの情報や外部からの情報に基づいて経路を検索してもよい。
【0062】
例えば「(時間的に)早く目的地に着く」という運転者の希望に沿うために、候補となる経路の、それぞれの経路における制限速度の情報と目的地までの道のりの情報とがデ−タベ−ス化されていて、そのデ−タベ−スに基づいて運転時間を算出する。その中から最も運転時間のかからない経路を選択する。このようにして、あまり車の中に居たくない運転者や長々と運転したくない運転者は、早く目的地に着く又は運転時間が少ない経路又は出発時刻を知ることができる。
【0063】
あるいは、「(自然災害などの)危険度の高さを気にする/しない」という運転者の希望に沿うために、例えば、経路毎に経路上のトンネルの数をデ−タベ−ス化しておき、いざというとき大惨事に発展しやすいトンネルを避ける経路を選択する。あるいは経路上の地すべりなどの可能性がある場所を経路毎に関連付けてデ−タベ−ス化しておく。そして気象庁から地域ごとの気象情報を随時取得し、その地すべりの可能性がある付近で所定量以上の降水があった旨の降水情報を取得した場合、その経路を避けて別の経路を選択してもよい。
【0064】
また「フェリ−を利用する/しない」という運転者の希望に沿うために、経路検索の際に、「フェリ−乗り場及び到着所とその航路」も「経路の分岐点及び経路」として利用するようにしてもよい。つまりフェリ−を利用しないで目的地に向かう陸路ル−トだけでなく、Bル−トを通ってフェリ−に乗り、フェリ−到着所からCル−トを通って目的地に向かう海路利用ル−トも経路検索の対象とする、ということである。また、その際航路でかかる時間やフェリ−を利用する際の代金などの情報もデ−タベ−ス化しておいてもよい。そうすれば「フェリ−を利用しても構わない、かつ費用がかからない経路」を運転者が希望した際など、陸路ル−トと海路利用ル−トとの費用や時間に基づく比較が可能となる。
【0065】
勿論、上記の例においてはそれぞれの希望に最も沿う経路を検索する、と記載したが、必ずしもその希望に沿った最適な経路を検索する必要はない。他の希望や検索条件も加味した上で経路検索や出発時刻の検索が行われてよい。
【0066】
<実施形態2>
【0067】
(実施形態2の概念)
【0068】
図49(2)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態では、搭乗者情報(運転希望情報も含む)の蓄積や取得がサーバ装置で行われ、その情報に基づく経路検索が車輌で行われる。
【0069】
すなわち本実施形態は、実施形態1と同様に、車輌の搭乗者に関する情報(搭乗者情報)に合わせて最短経路以外の経路も検索する経路検索システムである。ただし、実施形態1と異なる点は、ネットワ−クで接続されたサーバ装置と情報端末とからなるサ−バ−クライアント型のシステムである点と、運転の希望以外にもサーバ装置に蓄積された個人情報などに合わせて経路を検索する点である。
【0070】
図6に示すのは、本実施形態の経路検索システムによるル−ト検索を概念的に表す図である。この図にあるように、まずΑは予めサ−ビス提供センタ−に対して、「燃費の良さを重視します」などの自分の運転の傾向(希望)についての情報を登録しておく(1)。その後、Αが車輌に乗り込み目的地に向かう際、Αは登録の際に設定・通知された自分のID番号を情報端末に入力する(2)。するとそのID番号をもとに、予め1で登録していた傾向に沿ってΑ向けの燃費の良い経路の情報がピックアップされ、その情報がサ−ビス提供センタ−のサ−バ装置から情報端末に送信される(3)。情報端末ではサ−ビス提供センタ−からの情報に基づいて目的地に至るための経路のうち燃費の良い経路を検索し、画面上に出力表示する(4)。
【0071】
このように、本実施形態では実施形態1と同様に最短距離以外にもさまざまな経路を検索することが可能である。実施形態1と異なる点は、例えば友人の車を借りるなどした場合でも自分の傾向に沿った経路検索が可能な点である。何故ならば、経路検索に必要な情報がサ−バ装置に登録(蓄積)されており、それらの情報が自分のID番号などによってピックアップされ情報端末に送信されてくるからである。
【0072】
また、「燃費の良さを重視する」などの傾向ではなく、家族構成や、血液型、生年月日などの個人情報が予め登録されていても良い。その場合、例えばIDで識別される搭乗者の家族構成に乳幼児が含まれているのならば、途中でミルクやオムツを買えるようにドラッグストアの位置情報などが情報端末に送信される。そして、情報端末でそのドラッグストアを通過する経路が表示される。
【0073】
(実施形態2の構成)
【0074】
図7に示すのは、本実施形態の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の経路検索システムは「サ−バ装置」(0710)と、「情報端末」(0720)と、からなる。そしてサ−バ装置(0710)は、「地図情報蓄積部」(0711)と、「搭乗者情報蓄積部」(0712)と、「搭乗者識別情報受信部」(0713)と、「情報送信部」(0714)と、を有する。
【0075】
また情報端末(0720)は、「目的地情報取得部」(0721)と、「出発地情報取得部」(0722)と、「搭乗者識別情報送信部」(0723)と、「情報受信部」(0724)と、「搭乗者別経路検索部」(0725)と、を有する。
【0076】
まず、「サ−バ装置」(0710)の各構成要件について説明する。
【0077】
「地図情報蓄積部」(0711)は、地図情報を蓄積する機能を有する。この地図情報蓄積部は、実施形態1において説明したものと同様であるので説明は省略する。
【0078】
「搭乗者情報蓄積部」(0712)は、搭乗者情報を、搭乗者識別情報と関連付けて蓄積する機能を有する。「搭乗者情報」とは、車輌の搭乗者に関する情報をいう。「搭乗者識別情報」とは、該搭乗者を識別するための情報をいう。ここで、図8を用いて、搭乗者情報と搭乗者識別情報について説明する。
【0079】
図8に示すのは、搭乗者情報蓄積部に蓄積されている搭乗者情報と搭乗者識別情報の一例を説明するための図である。この図にあるように、搭乗者情報には、実施形態1で説明した「燃費の良さを重視する(燃費がいい)」や、「信号の本数を少なく」などの運転希望情報も含まれて良い。またその他に、概念の例で述べたような生年月日や血液型などの個人情報であっても良い。また、搭乗者識別情報は、例えば数字や文字の羅列で表される個人IDなどが挙げられる。
【0080】
そして搭乗者情報蓄積部において、「燃費の良さを重視」や「B型」、「19990401」といった搭乗者情報が、「AA000123」といった搭乗者識別情報と関連付けられて蓄積されている。これにより、搭乗者識別情報からその搭乗者の運転希望情報や個人情報などを取得することができる。
【0081】
「搭乗者識別情報受信部」(0713)は、搭乗者識別情報を受信する。情報端末において送信された搭乗者識別情報を受信することで、前述のようにたとえ貸し借りなどで車輌の持ち主が変わっていたとしても、現在搭乗する者の搭乗者情報を取得することが可能となる。つまり、図8の「AA000123」で識別されるΑ所有の車輌を、今日は「AB001012」で識別されるΒが運転している。このような場合でも「AB001012」という搭乗者識別情報を受信することで、その車輌の情報端末に対してΑの希望する「燃費のいい経路」ではなく、現在運転中のΒの希望する「信号の本数の少ない経路」の情報を送信することができる。
【0082】
この搭乗者識別情報受信部は、例えばインタ−ネット網などを介して基本的に情報端末から送信されてきた搭乗者識別情報を受信する。基本的に、サーバ−クライアント型のシステムにおいて、その情報の送受信は、情報端末からサーバ装置、又はサーバ装置から情報端末に対して行われる。ただし、場合によっては、送信された情報を加工するための別のサーバ装置などに対してその情報が送信され,その装置を経由した情報が情報端末やサーバ装置に受信されても良い。
【0083】
「情報送信部」(0714)は、搭乗者識別情報受信部(0713)で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報に基づいて地図情報、又は地図情報及び搭乗者情報を送信する機能を有する。
【0084】
以下、情報送信部で送信される地図情報や搭乗者情報について具体的な一例を挙げて説明する。まず搭乗者識別情報受信部で、図8に示すID番号「AA000123」を受信する。そこで、搭乗者情報蓄積部から「AA000123」と関連付けられた「燃費の良さを重視」という搭乗者情報が取得される。すると「燃費の良さを重視」という搭乗者情報から、地図情報蓄積部に蓄積されている地図情報である「平均燃費のいい経路を示す情報」が取得される。最後に情報送信部からその「平均燃費のいい経路を示す情報」が送信される。
【0085】
あるいは前述のように、搭乗者情報が「乳幼児連れ」という搭乗者の個人情報であれば、地図情報である「ドラッグストアの緯度経度情報」が情報送信部から送信されても良い。また、その他に、搭乗者情報が図8に示すような血液型や生年月日であれば、その日の血液型占いや12星座占いの結果である「運気の良い(悪い)方角を示す情報」が搭乗者情報として情報端末に送信されても良い。
【0086】
この情報送信部は、例えばインタ−ネット網などを介して搭乗者識別情報を送信してきた情報端末に対して、上記のような地図情報や搭乗者情報を送信する。もちろんその際送信される地図情報や搭乗者情報は、「燃費を重視する」と「方角は西」といった具合に複数であってもかまわない。
【0087】
続いて、「情報端末」(0720)の各構成要件について説明する。
【0088】
「目的地情報取得部」(0721)及び、「出発地情報取得部」(0722)は、実施形態1で説明したものと同様であるとして、ここでは説明を省略する。
【0089】
「搭乗者識別情報送信部」(0723)は、搭乗者識別情報を送信する機能を有する。この搭乗者識別情報送信部で送信される搭乗者識別情報の取得は、例えば、搭乗者自らが情報端末に入力することで取得される。または、搭乗者識別情報が記録されたカ−ドなどの記録媒体がサ−ビス提供業者より発行され、それを読み取ることで取得しても良い。また情報端末が予め搭乗者識別情報を蓄積しており、簡単な操作で送信できるようにしても良い。
【0090】
この搭乗者識別情報送信部は、例えばインタ−ネット網などを介して(サ−ビスセンタ−等の)サ−バ装置に対して搭乗者識別情報を送信する。
【0091】
このように搭乗者識別情報をサ−バ装置に対して送信することで、上記説明したようにサ−バ装置において搭乗者に合わせた地図情報や搭乗者情報を取得することができる。
【0092】
「情報受信部」(0724)は、サ−バ装置の情報送信部(0714)において送信された地図情報、又は地図情報と搭乗者情報を受信する。
【0093】
情報受信部では、例えばインタ−ネット網などを介してサーバ装置から送信されてきた地図情報や搭乗者情報を受信する。ここで受信した、例えば「寄ると良い店などの緯度経度情報」といった地図情報や、「縁起の良い方角」といった搭乗者情報に基づいて、搭乗者に合わせた経路検索が可能となる。
【0094】
「搭乗者別経路検索部」(0725)は、目的地情報取得部(0721)で取得した目的地情報と、出発地情報取得部(0722)で取得した出発地情報と、情報受信部(0723)で受信した地図情報、又は地図情報と搭乗者情報と、に基づいて目的地に至るまでの経路又は及び出発時刻を検索する機能を有する。
【0095】
この搭乗者別経路検索部では、実施形態1の希望経路検索部で説明したものと同様に、出発地から目的地までの経路のうち、情報受信部で受信した地図情報や搭乗者情報に合わせた経路検索が行われる。例えば、受信した地図情報が「ドラッグストアの緯度経度情報」ならば、目的地に至るまでの経路のうち、該緯度経度を通過するような経路を検索する。あるいは、「西の方角(が縁起が悪い)」という搭乗者情報を受信したならば、目的地に至るまでの経路のうちなるべく交差点で西の方向に曲がらない経路や、なるべく西の方角と関連付けられた経路を選択しないで目的地までの経路を検索するといった具合である。
【0096】
そしてこの搭乗者別経路検索部での検索結果は、例えばディスプレイなどの出力部への出力表示や、音声出力やプリントアウト、記録媒体への書き込みなどさまざまな方法で出力される。
【0097】
また搭乗者に合う経路の代わりに出発時刻を算出してもよい。例えば乳幼児をあまり車に乗せておきたくない場合など、渋滞で徐行運転したくない。そこで実施形態1で説明したように、VICS(道路交通情報通信システム)から取得した渋滞情報などから、経路上の渋滞が解消される予想時刻を検索する。その検索結果から出発時刻を算出してもよい。
【0098】
(実施形態2の処理の流れ)
【0099】
図9に示すのは、本実施形態の経路検索装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、情報端末がサーバ装置に対して搭乗者識別情報を送信する(ステップS0901)。次に、サーバ装置は、前記ステップS0901で送信された搭乗者識別情報を受信する(ステップS0902)。続いて、サーバ装置は予め蓄積されている搭乗者情報のうち、前記ステップS0902で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報に基づいて、予め蓄積されている地図情報、又は地図情報と搭乗者情報を情報端末に対して送信する(ステップS0903)。また情報端末は、目的地情報を取得する(ステップS0904)。また情報端末は、出発地情報を取得する(ステップS0905)。さらに情報端末は、ステップS0903で送信された地図情報、又は地図情報と搭乗者情報を受信する(ステップS0906)。最後に、情報端末は前記ステップS0904で取得した目的地情報と、前記ステップS0905で取得した出発地情報と、前記ステップS0906で受信した地図情報、又は地図情報と搭乗者情報と、に基づいて目的地に至までの経路又は及び出発時刻を検索する(ステップS0907)。
【0100】
(実施形態2の効果の簡単な説明)
【0101】
このように、本実施形態の経路検索システムによって、実施形態1と同様に搭乗者に合ったさまざまな経路の検索、又は及び出発時刻の検索を行うことができる。また前述のように、(友人の車を借りるなどの)自分の所有車以外の車輌を運転する場合でも自分に合った経路検索が可能である。また、タクシーなど見知らぬ乗客を乗せた場合でも、その乗客の希望などに合わせた経路を通って目的地へ送迎するというサービスを行うことができる。
【0102】
また、サ−バ装置を管理するサ−ビス提供業者が、随時地図情報を更新し最新の情報をユ−ザが取得できるようにすることも可能である。さらにそれに合わせて、ドラッグストアの割引情報などをユーザに対して送信することもできる。
【0103】
<実施形態3>
【0104】
(実施形態3の概念)
【0105】
図49の(3)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態では、搭乗者情報(運転希望情報も含む)の蓄積や取得、及びその情報に基づく経路検索がサーバ装置で行われ、検索結果が車輌に送信される。
【0106】
すなわち本実施形態は、実施形態2と同様にサ−バ−クライアント型で、最短経路以外にも車輌の搭乗者に合った経路を検索する経路検索システムである。異なる点は、情報端末が取得した目的地情報と出発地情報とをサーバ装置が受信し、サ−バ側で経路の検索を行う。そしてその検索結果をサ−バ装置から情報端末に対して送信する点である。
【0107】
このように実施形態2と違い、経路を検索するという処理を情報端末ではなくサ−バ装置が行うことによって情報端末の処理の負荷を軽減することができる。
【0108】
(実施形態3の構成)
【0109】
図10に示すのは、本実施形態の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の経路検索システムは、「サ−バ装置」(1010)と、「情報端末」(1020)と、からなる。サ−バ装置(1010)は、「地図情報蓄積部」(1011)と、「搭乗者情報蓄積部」(1012)と、「搭乗者識別情報受信部」(1013)と、「目的地情報受信部」(1014)と、「出発地情報受信部」(1015)と、「搭乗者別経路検索部」(1016)と、「検索結果情報送信部」(1017)と、を有する。
【0110】
また情報端末(1020)は、「目的地情報送信部」(1021)と、「出発地情報送信部」(1022)と、「搭乗者識別情報送信部」(1023)と、「検索結果情報受信部」(1024)と、を有する。
【0111】
まず、「サ−バ装置」(1010)の各構成要件について説明するが、概念で既に述べたように、本実施形態は基本的に実施形態2と同様のものである。従ってその各構成要件も、同様であるとして説明を省略し、実施形態2と異なる点のみ説明を行う。
【0112】
本実施形態では、実施形態2と異なり、経路検索をサーバ装置で行う。従ってサーバ装置が経路検索に利用する目的地情報と出発地情報を取得する必要がある。従ってサーバ装置が下記2つの機能を有する。
【0113】
「目的地情報受信部」(1014)は、目的地情報を受信する機能を有する。
【0114】
「出発地情報受信部」(1015)は、出発地情報を受信する機能を有する。
【0115】
この目的地情報受信部と出発地情報受信部は、それぞれ、例えばインタ−ネット網を介して、情報端末において取得された目的地情報と出発地情報とを受信する。
【0116】
また、本実施形態ではサーバ装置で経路検索を行うので、実施形態2では情報端末が有していた「搭乗者別経路検索部」をサーバ装置が有していることになる。勿論サーバ装置はその他に、搭乗者別経路検索部での検索結果を情報端末に対して送信する機能も有している。
【0117】
「搭乗者別経路検索部」(1016)は、目的地情報受信部(1014)で受信した目的地情報と、出発地情報受信部(1015)で受信した出発地情報と、搭乗者識別情報受信部(1013)で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報と、地図情報蓄積部(1012)に蓄積されている地図情報と、に基づいて目的地に至るまでの経路又は及び出発時刻を検索する機能を有する。ただし、その検索の具体的な例示などは、実施形態2の情報端末のものと同様である省略する。
【0118】
「検索結果情報送信部」(1017)は、搭乗者別経路検索部(1016)での検索結果を送信する機能を有する。「検索結果情報」とは、検索された結果の情報をいい、例えば、地図を表示するための地図情報を含む検索結果の情報や、地図上に経路検索の結果を表示させるための情報、目的地に至るまでに通過すべき地点の情報(例えばオムツなどが売っているドラッグストアの緯度経度情報)などが挙げられる。
【0119】
この検索結果情報送信部は、例えばインタ−ネット網を介して情報端末に対して送信される。
【0120】
次に、情報端末(1020)の各構成要件について説明するが、これも実施形態2と異なる点のみ説明する。
【0121】
「目的地情報送信部」(1021)は、目的地情報を送信する機能を有する。
【0122】
「出発地情報送信部」(1022)は、出発地情報を送信する機能を有する。
【0123】
この目的地情報送信部と出発地情報送信部は、実施形態2の目的地情報取得部と出発地情報取得部で説明したようにして取得した目的地情報と出発地情報を、例えばインタ−ネット網を介してサ−バ装置に送信する。
【0124】
このように、情報端末において取得された目的地情報と出発地情報をサ−バ装置に対して送信することで、サ−バ装置は目的地までの経路検索が可能となる。
【0125】
「検索結果情報受信部」(1024)は、サ−バ装置の検索結果情報送信部(1017)において送信された検索結果情報を受信する機能を有する。その受信した検索結果情報が、例えばドラッグストアの緯度経度情報のみであるならば、その情報と、自身が蓄積している地図情報とを組み合わせてディスプレイ等に表示する。もちろんここで受信する検索結果情報は、検索結果の経路も含めた地図画像の情報であっても良い。
【0126】
このように本実施形態の経路検索システムでは、情報端末は経路検索を行なわず、サ−バ装置で検索された結果を受信する。従って情報端末の処理能力をあまり要求しないので、携帯電話やPHS、PDAなどの既成の携帯端末でも実現可能である。
【0127】
(実施形態3の処理の流れ)
【0128】
図11に示すのは、本実施形態の経路検索システムの処理の流れの一例を示すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、情報端末は搭乗者識別情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1101)。また、情報端末は目的地情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1102)。また、情報端末は出発地情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1103)。次に、サーバ装置は前記ステップS1101で送信された搭乗者識別情報を受信する(ステップS1104)。またサーバ装置は、前記ステップS1102で送信された目的地情報を受信する(ステップS1105)。またサーバ装置は前記ステップS1103で送信された出発地情報を受信する(ステップS1106)。続いて、サーバ装置は前記ステップS1105で受信した目的地情報と、前記ステップS1106で受信した出発地情報と、予め蓄積されている搭乗者情報のうち、前記ステップS1104で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報と、予め蓄積されている地図情報と、に基づいて目的地に至るまでの経路又は及び出発時刻を検索する(ステップS1107)。さらに、サーバ装置は前記ステップS1107での検索結果情報を情報端末に対して送信する(ステップS1108)。最後に、情報端末は前記ステップS1108で送信された検索結果情報を受信する(ステップS1109)。
【0129】
(実施形態3の効果の簡単な説明)
【0130】
このように、本実施形態の経路検索システムによって、実施形態2と同様に、搭乗者に合ったさまざまな経路の検索、又は及び出発時刻の検索を行うことができる。勿論、自動車の貸し借りなどの場合でも搭乗者に合った経路が検索できる点も同様である。
【0131】
さらに前述のように本実施形態では、実施形態2と異なり、情報端末に高度な処理能力を要求しないので、情報端末は携帯電話などでもよい。また、サ−バ装置が経路検索を行うので総合的な処理や経路検索が可能となる。具体的に言うと、例えばこのサ−バ装置によって検索された複数台の車輌の経路が同様のものである場合など、その経路を渋滞予想経路として避けるような経路を検索する、または、車輌が集中しないように分散させて経路を検索する、といったことも可能となる。
【0132】
<実施形態4>
【0133】
(実施形態4の概念)
【0134】
図50の(4)は、本実施形態について車輌(側で利用される装置)の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように、上記実施形態1の経路検索装置によって、運転者の希望に沿った経路が検索される(経路検索)際に、渋滞情報や通行止めの情報(道路交通情報)なども取得して、それらの情報も加味して経路検索を行う経路検索装置である。具体的な概念の例として、例えば、ドライブインが多いという運転希望情報と目的地情報に基づいて、経路検索装置はAル−トを選択した。しかし、この経路検索装置はAル−ト上で渋滞が起きている旨の情報をVICSから取得した。従ってその渋滞の情報に基づいて、渋滞しておらずかつドライブインの数が次に多い別の経路を選択し、その経路をディスプレイ上に表示する。
【0135】
このように本実施形態の経路検索装置は、運転者の希望に沿った経路である上に、さらに渋滞などの道路交通情報も加味した経路を検索し、出力することができる。
【0136】
(実施形態4の構成)
【0137】
図12に示すのは、本実施形態の経路検索装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「経路検索装置」(1200)は、実施形態1を基本として、「目的地情報取得部」(1201)と、「出発地情報取得部」(1202)と、「運転希望情報取得部」(1203)と、「地図情報蓄積部」(1204)と、「希望経路検索部」(1205)と、を有する。そして、特徴点として、さらに「道路交通情報取得部」(1206)と、を有する。
【0138】
「道路交通情報取得部」(1206)は、道路交通情報を取得する機能を有する。「道路交通情報」とは、車輌の走行に影響を及ぼす道路上の事象に関する情報をいう。道路交通情報の具体的な例として、渋滞に関する情報、工事・事故に関する情報、警察などによる検問やスピ−ド違反の取締に関する情報、通行止めに関する情報、チェ−ン規制に関する情報、路面上の水分に関する情報(例えば路面の濡れ具合など)、路面の凍結、あるいは雨量や積雪の量に関する情報などが挙げられる。
【0139】
また、「希望経路検索部」(1205)は、前記目的地情報と前記出発地情報と前記運転希望情報と、に加えて、道路交通情報取得部(1206)で取得した道路交通情報に基づいて目的地までの経路又は及び出発時刻を検索することも特徴とする。
【0140】
上記道路交通情報は、前述のように、それぞれの事象が起きている又は行われている場所を示す情報や時間が考えられる。従って、この道路交通情報をもとにして経路検索装置は、その事象が起きている又は行われている場所を避ける経路検索や出発時刻の検索を行うことができる。つまり、上記概念で説明したように、運転希望情報に基づいて選択された最もドライブインの多い経路上に、取得した道路交通情報で示される渋滞の起きている場所が含まれているとする。その場合、希望経路検索部でその経路を除外して、渋滞がなく、かつドライブインの数が次に多い別の経路を選択する、という具合である。
【0141】
また経路を避ける判断をする際、その事象の程度が所定の程度以下かも考慮に入れて、その経路を避けるか避けないかの判断を行ってもよい。例えば積雪量が5ミリメ−トル以上であれば、別の経路を検索する、という具合である。
【0142】
(実施形態4の処理の流れの一例)
【0143】
図13に示すのは、本実施形態の経路検索装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、目的地情報を取得する(ステップS1301)。続いて、出発地情報を取得する(ステップS1302)。また、運転希望情報を取得する(ステップS1303)。また、道路交通情報を取得する(ステップS1304)最後に、前記ステップS1301で取得した目的地情報と、前記ステップS1302で取得した出発地情報と、前記ステップS1303で取得した運転希望情報と、前記ステップS1304で取得した道路交通情報と、予め蓄積されている地図情報と、に基づいて、目的地に至るまでの経路又は及び出発時刻を検索する(ステップS1305)。
【0144】
(実施形態4の効果の簡単な説明)
【0145】
以上のように、本実施形態の経路検索装置によって希望に合った経路を運転できたのはいいが、渋滞や検問に引っ掛かった、とか、チェ−ン規制で面倒なチェ−ンの取付を行わねばならなくなった、あるいは通行止めで結局引き返さなくてはならなかった、などという面倒な事態の発生を抑えることができる。
【0146】
<実施形態5>
【0147】
(実施形態5の概念)
【0148】
図50の(5)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように、本実施形態の経路検索システムは、実施形態2(図49(2))を基本として、さらに渋滞情報や通行止めなどの道路交通情報を取得して、経路検索を行う経路検索システムである。つまり実施形態4と同様に経路を検索する際に道路交通情報を加味する点を特徴とする、サ−バ−クライアント型の経路検索システムである。
【0149】
(実施形態5の構成)
【0150】
図14に示すのは、本実施形態の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の経路検索システムは、実施形態2を基本として、「サ−バ装置」(1410)と、「情報端末」(1420)と、からなる。そしてサ−バ装置(1410)は、「地図情報蓄積部」(1411)と、「搭乗者情報蓄積部」(1412)と、「搭乗者識別情報受信部」(1413)と、「情報送信部」(1414)と、を有する。また情報端末(1420)は、「目的地情報取得部」(1421)と、「出発地情報取得部」(1422)と、「搭乗者識別情報送信部」(1423)と、「情報受信部」(1424)と、「搭乗者別経路検索部」(1425)と、を有する。ただしサ−バ装置(1410)と情報端末(1420)の、それぞれの各構成要件は、実施形態2に準ずるものとして説明を省略する。
【0151】
そして、特徴点として、情報端末(1420)が、「道路交通情報取得部」(1426)、をさらに有する。
【0152】
「道路交通情報取得部」(1426)は、道路交通情報を取得する機能を有する。ただし、この道路交通情報取得部は、実施形態4で説明したものと同様であるとして説明を省略する。
【0153】
また、情報端末の「搭乗者別経路検索部」では、前記目的地情報と前記出発地情報と前記地図情報又は地図情報と搭乗者情報と、に加えて、道路交通情報取得部(1421)で取得した道路交通情報に基づいて目的地までの経路又は及び出発時刻を検索する。つまり、実施形態4と同様に、経路を検索の際に道路交通情報を加味した経路検索が行なわれる。その経路の検索の具体的な一例は、実施形態4の「希望経路検索部」で説明したものと同様であるとして説明を省略する。勿論、本実施形態では、運転の希望に合った経路以外にも、実施形態2で説明したような個人情報などに合わせた経路の中から、例えば渋滞のない経路を検索することもありうる。
【0154】
(実施形態5の処理の流れ)
【0155】
図15に示すのは、本実施形態の経路検索システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、情報端末は搭乗者識別情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1501)。次に、サーバ装置は前記ステップS1501で送信された搭乗者識別情報を受信する(ステップS1502)。続いて、サーバ装置は予め蓄積されている搭乗者情報のうち、前記ステップS1502で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報に基づいて、予め蓄積されている地図情報、又は地図情報と搭乗者情報を情報端末に対して送信する(ステップS1503)。また、情報端末は目的地情報を取得する(ステップS1504)。また、情報端末は出発地情報を取得する(ステップS1505)。また、情報端末は道路交通情報を取得する(ステップS1506)。さらに、情報端末はステップS1503で送信された地図情報、又は地図情報と搭乗者情報を受信する(ステップS1507)。最後に、情報端末は前記ステップS1504で取得した目的地情報と、前記ステップS1505で取得した出発地情報と、前記ステップS1506で取得した道路交通情報と、前記ステップS1507で受信した地図情報、又は地図情報と搭乗者情報と、に基づいて目的地に至までの経路又は及び出発時刻を検索する(ステップS1508)。
【0156】
(実施形態5の効果の簡単な説明)
【0157】
このように、本実施形態の経路検索システムによって、実施形態4と同様に、自分に合った経路を運転できたのはいいが、渋滞や検問に引っ掛かったなどという面倒な事態の発生を抑えることができる。また、実施形態2と同様に、サ−バ装置に搭乗者情報が蓄積されているので、車の貸し借りやタクシーの乗客などの場合であってもその搭乗者に合わせた経路の検索を行うことができる。
【0158】
<実施形態6>
【0159】
(実施形態6の概念)
【0160】
図50の(6)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように
本実施形態の経路検索システムは、実施形態3を基本として、さらに渋滞情報や通行止めなどの道路交通情報を取得して、経路検索を行うサ−バ−クライアント型の経路検索システムである。つまり、実施形態4や実施形態5と同様に、経路を検索の際に道路交通情報を加味する点が特徴である。そして同じサ−バ−クライアント型である実施形態5との相違点は、経路検索が情報端末ではなくサ−バ装置で行われることである。
【0161】
(実施形態6の構成)
【0162】
図16に示すのは、本実施形態の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の経路検索システムは、実施形態3を基本として、「サ−バ装置」(1610)と、「情報端末」(1620)と、からなる。サ−バ装置(1610)は、「地図情報蓄積部」(1611)と、「搭乗者情報蓄積部」(1612)と、「搭乗者識別情報受信部」(1613)と、「目的地情報受信部」(1614)と、「出発地情報受信部」(1615)と、「搭乗者別経路検索部」(1616)と、「検索結果情報送信部」(1617)と、を有する。また情報端末(1620)は、「目的地情報送信部」(1621)と、「出発地情報送信部」(1622)と、「搭乗者識別情報送信部」(1623)と、「検索結果情報受信部」(1624)と、を有する。ただしサ−バ装置(1610)と情報端末(1620)の、それぞれの各構成要件は実施形態3に準ずるものとして説明を省略する。
【0163】
そして、特徴点として、サ−バ装置(1610)が、「道路交通情報取得部」(1618)、をさらに有する。
【0164】
「道路交通情報取得部」(1618)は、道路交通情報を取得する機能を有する。この道路交通情報取得部は、実施形態4で説明したものと同様であるとして説明を省略する。ただし、この道路交通情報取得部で取得する道路交通情報は、VICSなどから直接サ−バ装置が取得しても良いし、例えば情報端末から送信された道路交通情報を受信することによって取得しても良い。
【0165】
また、サ−バ装置(1610)の「搭乗者別経路検索部」が、目的地情報と出発地情報と地図情報と搭乗者情報と、に加えて道路交通情報取得部で取得した道路交通情報に基づいて目的地に至るまでの経路又は及び出発時刻を検索する点は実施形態5のものと同様である。
【0166】
従って、本実施形態でも道路の渋滞等に巻き込まれずに、さらに自分に合った経路を検索することが可能となる。また、サ−バ装置が経路の検索を行うため、実施形態3と同様に情報端末は携帯電話やPHSなどでも実現可能である。
【0167】
(実施形態6の処理の流れ)
【0168】
図17に示すのは、本実施形態の経路検索システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、情報端末が搭乗者識別情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1701)。また、情報端末が目的地情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1702)。また、情報端末が出発地情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS1703)。次に、サーバ装置が前記ステップS1701で送信された搭乗者識別情報を受信する(ステップS1704)。また、サーバ装置が前記ステップS1702で送信された目的地情報を受信する(ステップS1705)。またサーバ装置が前記ステップS1703で送信された出発地情報を受信する(ステップS1706)。また、サーバ装置が道路交通情報を取得する(ステップS1707)。続いて、サーバ装置が前記ステップS1705で受信した目的地情報と、前記ステップS1706で受信した出発地情報と、予め蓄積されている搭乗者情報のうち、前記ステップS1704で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報と、予め蓄積されている地図情報と、前記ステップS1707で取得した道路交通情報と、に基づいて目的地に至るまでの経路又は及び出発時刻を検索する(ステップS1708)。さらに、サーバ装置が前記ステップS1708での検索結果情報を情報端末に対して送信する(ステップS1709)。最後に、情報端末は前記ステップS1709で送信された検索結果情報を受信する(ステップS1710)。
【0169】
(実施形態6の効果の簡単な説明)
【0170】
このように、本実施形態の経路検索システムによって、実施形態4と同様に、自分に合った経路を運転できたのはいいが、渋滞や検問に引っ掛かったなどという面倒な事態の発生を抑えることができる。勿論実施形態3と同様に、本実施形態においても情報端末に高度な処理能力を要求しないので、情報端末を既存の携帯電話やPHSなどでも実現可能とすることができる。
【0171】
<実施形態7>
【0172】
(実施形態7の概念)
【0173】
図18に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の概念の一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の車輌内環境変化用装置を搭載した車輌(1801)が経路(1802)上をA地点からB地点に向けて走行中である。ここで、高速道路を走行中には、車輌(1801)内では車輌内環境変化用装置から疾走感溢れるロックナンバ−が出力されている。やがて車輌(1801)は高速道路を下りて湾岸沿いの道路を走行するが、その際には、ゆったりとした海をテ−マにしたクラシック曲が出力されている。
【0174】
あるいは図示はしていないが、本実施形態の概念の別の一例として、上記のように現在走行中の場所に合わせた音楽などが出力されるのではなく、その目的地に合わせた音楽などが出力されても良い。つまり、北海道に向かう車の中で北海道の民謡が出力されるといった具合である。
【0175】
このように車輌が走行中の場所や目的地に合った音楽などを自動的に出力されて、場所の雰囲気を損ねることなく楽しみながら走行する、あるいは目的地に到着するまでその目的地に合わせて気分を盛り上げることができる、と考えられる。
なお、本件明細書においては、音楽は、旋律を有さない、いわゆる人の声だけからなるものも含むものとする。即ち、音楽には、音声も含むものとする。請求項における音楽(音声)は、この趣旨を表したものである。
【0176】
図51の(7)は、本実施形態について車輌(側で利用される装置)の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態では、場所の分類の決定(上記例では、走行中の場所は高速道路である、と決定)及び、出力する情報の決定(上記例ではロックナンバーを出力する、と決定)が車輌で行われる。
【0177】
(実施形態7の構成)
【0178】
図19に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「車輌内環境変化用装置」(1900)は、「場所分類情報蓄積部」(1901)と、「位置情報取得部」(1902)と、「場所分類情報取得部」(1903)と、「環境変化情報蓄積部」(1904)と、「環境変化情報取得部」(1905)と、「環境変化情報出力部」(1906)と、を有する。
【0179】
「場所分類情報蓄積部」(1901)は、場所識別情報と場所分類情報とを関連付けて蓄積する機能を有する。「場所識別情報」とは、所定の場所を識別するための情報をいう。具体的な例としては、自動車が走行できる経路周辺の場所を1km四方に区切った場所を識別するための情報などが挙げられる。「場所分類情報」とは、前記所定の場所を分類するための情報をいう。場所を分類するための基準としては、例えば、その場所の属性(海や森林地帯、都心部など)や、その場所の雰囲気(のどかなど)を基準にして分類されることが考えられる。ここで、場所識別情報と場所分類情報について図20を用いて説明する。
【0180】
図20に示すのは、本実施形態の場所分類情報蓄積部での場所識別情報と場所分類情報の関連付けの一例を説明するための図である。この図にあるように、海岸沿いの場所を識別するための場所識別情報と、のどかな、又は海を基準とする場所分類情報が関連付けられている。また同様に、都市部と機械的が、森林地帯と牧歌的がそれぞれ関連付けられて蓄積されている。勿論、場所識別情報は、文字列などによって識別符号が一意に割り当てられていても構わないし、「海岸沿いの場所」の緯度経度情報であっても良い。
【0181】
この関連付けに基づいて、本実施形態の車輌内環境変化用装置は、海岸沿いでは例えば「のどか」や「海」というキ−ワ−ドと関連付けられた情報を出力することができる。
【0182】
図19を再び用いて、車輌内環境変化用装置について説明する。
【0183】
「位置情報取得部」(1902)は、位置情報を取得する機能を有する。「位置情報」とは、位置に関する情報であり、例えば車輌が現在走行中の場所の位置情報が挙げられる。この位置情報は、車輌内環境変化用装置自身が従来のカ−ナビゲ−ションシステムのようにGPS機能を有していれば、そのGPS機能で測定された位置情報が考えられる。勿論GPSで位置検索ができる携帯電話などで取得した自車輌の位置情報を、本実施形態の車輌内環境変化用装置に入力されるなどして取得してもよい。
【0184】
また位置情報としては、上記概念で説明したように、目的地の位置情報であってもよい。この場合、位置情報は、例えば運転者などが入力手段により目的地の情報を入力することで取得されることが考えられる。
【0185】
「場所分類情報取得部」(1903)は、位置情報取得部(1902)で取得した位置情報に基づいて、場所分類情報蓄積部(1901)に蓄積されている場所分類情報を取得する機能を有する。具体的には、位置情報で示される自身の位置を含む所定の場所の場所識別情報と関連付けられた場所分類情報を取得するとよい。
【0186】
図21を利用して、ここで場所分類情報の具体的な取得方法の一例について説明する。この図にあるように、取得した位置情報がGPSで測定された(α、β)という緯度経度情報だとする。このとき場所分類情報蓄積部では全国の地図情報が蓄積されている。またその地図情報は緯度経度情報と関連付けられており、その緯度経度情報で示される地点が分かるようになっている(1)。従って上記位置情報である緯度経度情報に基づいて、まず地図上の位置が取得される。また、その地図情報は所定の区画に分割され、分割されたそれぞれの所定の区画毎に場所分類情報が関連付けられている(3)。従って、緯度経度情報で示された地点(α、β)を含む所定の区画の場所分類情報は、「牧歌的」と取得される(2)。
【0187】
このようにして、自車輌が現在どのような分類の場所にいるのかという情報が、車輌内環境変化用装置に取得される。
【0188】
図19を用いて、再び車輌内環境変化用装置について説明する。
【0189】
「環境変化情報蓄積部」(1904)は、場所分類情報と環境変化情報とを関連付けて蓄積する機能を有する。「環境変化情報」とは、車輌内環境を変化させるための情報をいう。車輌内環境は色、音、臭いなど様々な要因によって影響を及ぼされ変化する。つまり環境変化情報は、視覚、聴覚、嗅覚、触覚ための情報であるといえる。その具体的な例としては、照明、香り、室内温度やマッサージ器の強弱などを変化させるための情報や、映像、音声などを出力するための情報が挙げられる。ここで、この関連付けについて図22を利用して説明する。
【0190】
図22に示すのは、環境変化情報蓄積部で蓄積されている場所分類情報と、環境変化情報の一例を説明するための図である。この図にあるように、場所分類情報である「牧歌的」と、環境変化情報である「田園・第一楽章」が関連付けられて蓄積されている。また「牧歌的」には、他に「森林の香り」という環境変化情報が関連付けられている。同様に「湿度の高い場所」には、「青い照明」が関連付けられている。これによって、サ−バ装置からの場所分類情報に応じてさまざまな環境変化情報を出力することが可能になる。
【0191】
勿論、環境変化情報と場所分類情報は一対一に関連付けられている必要はない。「田園・第一楽章」に、「牧歌的」以外の場所分類情報(例えば田園地帯)が関連付けられていても良い。
【0192】
「環境変化情報取得部」(1905)は、場所分類情報取得部(1903)で取得した場所分類情報に基づいて、環境変化情報蓄積部(1904)に蓄積されている環境変化情報を取得する機能を有する。
【0193】
ここで、上記のように現在走行中の場所が森林地帯であり取得された場所分類情報が牧歌的であれば、例えば、以下のような環境変化情報が出力される。本実施形態の装置に内蔵されている音楽の蓄積部から、場所分類情報である牧歌的と関連付けられているベ−ト−ベンの「田園・第一楽章」が取得され出力される。あるいは同様に牧歌的な映像を映像の蓄積部から取得し出力してもよいし、芳香の蓄積部から森林の香りが出力されてもよい。あるいは、取得された場所分類情報が「温度の高い場所」であれば、青色は発汗を抑えるという色彩心理学に基づいて、青い照明を照らすように室内灯をコントロ−ルしてもよい。
【0194】
このように環境変化情報は、場所分類情報と関連付けて蓄積されており、その関連付けに基づいて出力されることができる。
【0195】
勿論、これらの場所識別情報と場所分類情報の関連付けは、運転者などの好みによって自由に設定や変更がなされてよい。例えば、海という場所に関して「のどか」と言うイメ−ジを持つ者もいれば、海を見ながら「旅立ち・出立」をイメ−ジする者もいるからである。又同様に、その場所分類情報と環境変化情報との関連付けもユ−ザが自由に行ってよい。「温度の高い場所」で緑の照明を点灯させたり森林の香りを出力させたりして森林にいる気分を味わいたい者は、そのような関連付けを行えばよい。
【0196】
「環境変化情報出力部」(1906)は、環境変化情報取得部(1905)で取得した環境変化情報を出力する機能を有する。この環境変化情報出力部は、環境変化情報が例えば音楽のデータであるならば、スピ−カ−やヘッドホンなどの音声出力器が挙げられる。または、環境変化情報が、出力機器である音楽再生機器などに対して特定の音楽を再生するよう指示を出す(制御する)情報であってもよい。その場合、環境変化情報出力部はその音楽再生機器に対して制御信号などを送信する制御部であっても良い。
あるいは、香りを出力する場合であれば、環境変化情報の一例としては、ストックされているさまざまな芳香原料を調合するよう指示する情報であり、環境変化情報出力部の一例は、その制御部である。これにより、車輌が森林を走っていたならスピ−カ−から「田園・第一楽章」が、あるいは芳香ボックスから「森林の香り」が車輌内に出力される。それによって、窓を閉めきって森林を走っている車輌内でも森林にいるかのようにその車輌内の環境を変化させることができる。
【0197】
(実施形態7の処理の流れ)
【0198】
図23に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、位置情報を取得する(ステップS2301)。次に、予め場所識別情報と関連付けて蓄積している場所分類情報の中から、前記ステップS2301で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS2302)。次に、前記ステップS2302で取得した場所分類情報に基づいて、環境変化情報を取得する(ステップS2303)。最後に、前記ステップS2303で取得した環境変化情報を出力する(ステップS2304)
【0199】
(実施形態7の効果の簡単な説明)
【0200】
以上のように、本実施形態の車輌内環境変化用装置によって、その場所や目的地の雰囲気や属性などに応じた音楽や香りなどの環境変化情報を自動的に出力することができる。これによって運転者は快適にドライブを楽しむことができる。
【0201】
<実施形態8>
【0202】
(実施形態8の概念)
【0203】
図51の(8)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態では、場所の分類の決定がサーバ装置で行われ、出力する環境変化情報の決定が車輌で行われる。
【0204】
つまり本実施形態は、実施形態7と同様に、現在走行中の場所や目的地に合わせた環境変化情報を出力する車輌内環境変化用システムである。ただし、実施形態7と異なる点は、ネットワ−クで接続されたサ−バ−クライアント型のシステムである点である。具体例を挙げて説明すると、サ−ビス提供業者のサ−バ装置が、車輌の位置情報から車輌の現在走行中の場所の分類を高速道路である、と特定する。そしてサ−バ装置から情報端末に対してその旨の情報が送信される。情報端末では受信した情報に合わせて高速道路に合うロックナンバ−が出力される、という具合である。
【0205】
基本的に日本全国の場所を網羅し分類することが好ましい場所分類情報(及び場所識別情報)はそのデータ量が膨大なものになることが考えられる。従って上記の概念の例のように、それらの情報をサ−バ装置に蓄積させることで情報端末のデ−タ容量を減らすことができる。
【0206】
(実施形態8の構成)
【0207】
図24に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態は、「サ−バ装置」(2410)と、「情報端末」(2420)と、からなる。そして、サ−バ装置(2410)は、「場所分類情報蓄積部」(2411)と、「位置情報取得部」(2412)と、「場所分類情報取得部」(2413)と、「場所分類情報送信部」(2414)と、を有する。
【0208】
また情報端末(2420)は、「環境変化情報蓄積部」(2421)と、「位置情報出力部」(2422)と、「場所分類情報受信部」(2423)と、「環境変化情報取得部」(2424)と、「環境変化情報出力部」(2425)と、を有する。
【0209】
まず、「サ−バ装置」(2410)の各構成要件について説明する。
【0210】
「場所分類情報蓄積部」(2411)は、場所識別情報と、場所分類情報とを関連付けて蓄積する機能を有する。この場所分類情報蓄積部は、実施形態7において説明したものと同様であるので説明は省略する。
【0211】
「位置情報取得部」(2412)は、位置情報を取得する機能を有する。「位置情報」とは、実施形態7で説明したものと同様であるので説明を省略する。ただし、この位置情報取得部は、その位置情報の取得に関して、情報端末(2420)からその情報端末自身の位置情報を受信することが考えられる。例えば情報端末がGPS機能を有している場合などである。そのほかにもGPSなどによる情報端末の位置の測定を行うサ−ビス業者からその位置情報を取得しても良い。
【0212】
「場所分類情報取得部」(2413)は、位置情報取得部(2412)で取得した位置情報に基づいて、場所分類情報蓄積部(2411)に蓄積されている場所分類情報を取得する機能を有する。この場所分類情報取得部は、実施形態7において説明したものと同様であるので説明は省略する。
【0213】
「場所分類情報送信部」(2414)は、場所分類情報取得部(2413)で取得した場所分類情報を送信する機能を有する。ここで送信される場所分類情報は、実施形態7で述べたような「海」や「のどか」という情報でも良い。、あるいは、その場所分類情報で分類される場所に合った環境変化情報の出力を指示するための情報でも良い。例えば「潮風のにおい(を出力せよ)」や「のどかな曲(を出力せよ)」といった具合である。
【0214】
この場所分類情報送信部は、例えばインタ−ネット網などを介して情報端末に対して場所分類情報を送信する。
【0215】
次に「情報端末」(2420)の各構成要件について説明する。
【0216】
「環境変化情報蓄積部」(2421)は、場所分類情報と、環境変化情報とを関連付けて蓄積する機能を有する。この環境変化情報蓄積部は、実施形態7で説明したものと同様であるとして説明を省略する。
【0217】
「位置情報出力部」(2422)は、位置情報を出力する機能を有する。この位置情報出力部では、例えばGPSで計測された自身の現在位置情報をインタ−ネット網を介してサ−バ装置に送信する。あるいは位置を特定するための情報を前記位置情報取得部で記載したGPSなどによる情報端末の位置の測定を行うサ−ビス業者などに対して送信する。このように、情報端末の位置情報が送信されることで、サ−バ装置は情報端末の位置情報を取得することが可能となる。そしてサ−バ装置は、その位置情報から場所分類情報を取得することができる。
【0218】
「場所分類情報受信部」(2423)は、場所分類情報送信部(2414)において送信された場所分類情報を受信する機能を有する。このように、サ−バ装置から送信された場所分類情報を受信することで、環境変化情報蓄積部に蓄積されている環境変化情報を、その場所に応じて取得することができる。この場所分類情報受信部は、例えばインタ−ネット網を介して場所分類情報を取得する。
【0219】
「環境変化情報取得部」(2424)は、場所分類情報受信部(2423)で受信した場所分類情報に基づいて、環境変化情報蓄積部に蓄積されている環境変化情報を取得する機能を有する。
【0220】
「環境変化情報出力部」(2425)は、環境変化情報出力部(2424)で取得した環境変化情報を車輌内に出力する機能を有する。環境変化情報出力部では、前述のように、受信した場所分類情報に応じて環境変化情報蓄積部から環境変化情報を取得し、出力する。
【0221】
この環境変化情報の取得並びに出力については、実施形態7で説明したものと同様であるので説明を省略する。
【0222】
(実施形態8の処理の流れ)
【0223】
図25に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの処理の流れの1例を表すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、情報端末が位置情報をサーバ装置に対して出力する(ステップS2501)。次に、サーバ装置が前記ステップS2501で出力された位置情報を取得する(ステップS2502)。続いて、サーバ装置が予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報の中から、前記ステップS2502で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS2503)。さらに、サーバ装置が前記ステップS2503で取得した場所分類情報を情報端末に対して送信する(ステップS2504)。さらに、情報端末が前記ステップS2504で送信された場所分類情報を受信する(ステップS2505)。次に、情報端末が予め場所分類情報と関連付けて蓄積されている環境変化情報の中から、前記ステップS2505で受信した場所分類情報に基づいて環境変化情報を取得する(ステップS2506)。最後に、情報端末が前記ステップS2507で取得した環境変化情報を車輌内に出力する(ステップS2507)。
【0224】
(実施形態8の効果の簡単な説明)
【0225】
このように、本実施形態の車輌内環境変化用システムによって、実施形態7と同様に、車輌内の環境を現在走行中の場所や目的地に応じてさまざまなに変化させることができる。また本実施形態の概念で説明したように、膨大なデ−タ量になる可能性がある場所分類情報をサ−バ装置に蓄積させることで、情報端末で蓄積すべきデ−タ量を減らすことができる。また、環境変化情報の蓄積は情報端末で行うので、例えば自分の好きな音楽や香りのみをライブラリ化して、場所分類情報と関連付けることも可能である。
【0226】
<実施形態9>
【0227】
(実施形態9の概念)
【0228】
図51の(9)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態では、場所の分類の決定が車輌で行われ、出力する環境変化情報の決定が車輌で行われる。
【0229】
つまり、本実施形態は、実施形態8と同様に、サ−バ−クライアント型で環境変化情報を車輌内に出力する車輌内環境変化用システムである。異なる点は、実施形態8とは逆に、サーバ装置ではなく情報端末が車輌の現在位置の場所などの特定を行う。また、情報端末ではなくサーバ装置がその特定された場所に応じて環境変化情報を取得する。従って、本実施形態の概念の一例としては、情報端末が走行中の場所の分類である「森林」を特定し、その情報がサーバ装置に対して送信される。それに応じてサ−バ装置から「田園・第一楽章」の音楽デ−タが情報端末に配信される、というものである。
【0230】
(実施形態9の構成)
【0231】
図26に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態は、「サーバ装置」(2610)と、「情報端末」(2620)と、からなる。サーバ装置(2610)は、「環境変化情報蓄積部」(2611)と、「場所分類情報受信部」(2612)と、「環境変化情報取得部」(2613)と、「環境変化情報送信部」(2614)と、を有する。また情報端末(2620)は、「場所分類情報蓄積部」(2621)と、「位置情報取得部」(2622)と、「場所分類情報取得部」(2623)と、「場所分類情報送信部」(2624)と、「環境変化情報受信部」(2625)と、「環境変化情報出力部」(2626)と、を有する。ただし、本実施形態の概念で述べたように、システム全体の基本的な構成要件は実施形態8と同様であるとして説明を省略する。
【0232】
本実施形態と実施形態8との違いは、概念で述べたように情報端末で車輌の場所や目的地の特定を行う。また、サーバ装置でその場所に合った環境変化情報の選択が行われる点である。そのため本実施形態の構成要件には、下記のような特徴がある。
【0233】
まず、「環境変化情報蓄積部」(2611)及び「環境変化情報取得部」(2613)が情報端末ではなくサ−バ装置にある。また、「場所分類情報蓄積部」(2621)と「場所分類情報取得部」(2623)がサーバ装置ではなく情報端末にある。ただし、これらの具体的な説明などは、実施形態8のものと同様であるとして説明は省略する。これにより、サーバ装置は場所分類情報に基づいて環境変化情報を取得することができ、情報端末は位置情報に基づいて場所分類情報を取得することができる。
【0234】
また、サ−バ装置の「場所分類情報送信部」と情報端末の「場所分類情報受信部」が無い。その代わりに、サ−バ装置は「場所分類情報受信部」(2612)と、「環境変化情報送信部」(2614)を、情報端末は「場所分類情報送信部」(2624)と、「環境変化情報受信部」(2625)とを、それぞれ有する。これにより、情報端末で取得された場所分類情報の送受信、ならびにサーバ装置で取得された環境変化情報の送受信が可能となる。
【0235】
また、このサーバ装置の場所分類情報受信部と環境変化情報送信部、情報端末の場所分類情報送信部と環境変化情報受信部は、例えばインターネット網を介してそれぞれ情報の送受信を行う。
【0236】
この情報端末の「環境変化情報受信部」(2621)は、環境変化情報送信部(2614)において送信された環境変化情報を受信する機能を有する。そして受信した環境変化情報が音楽デ−タなどであれば、そのまま「環境変化情報出力部」(2622)であるスピ−カ−などの音声出力器からその音楽が出力される。あるいは、音楽の出力を音楽再生装置に指示するための情報であれば、音楽再生装置で指示された音楽が再生され、やはり環境変化情報出力部からその音楽が出力される。
【0237】
このようにして、本実施形態の車輌内環境変化用システムによっても車輌内の環境を変化させ、より快適なドライブを楽しむことができるようになる。
【0238】
(実施形態9の処理の流れ)
【0239】
図27に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報端末が位置情報を取得する(ステップS2701)。次に、情報端末が予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報の中から、前記ステップS2701で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS2702)。続いて、情報端末が前記ステップS2702で取得した場所分類情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS2703)。さらに、サーバ装置が前記ステップS2703で送信された場所分類情報を受信する(ステップS2704)。続いて、サーバ装置が予め場所分類情報と関連付けて蓄積されている環境変化情報の中から、前記ステップS2704で受信した場所分類情報に基づいて環境変化情報を取得する(ステップS2705)。さらに、サーバ装置が前記ステップS2705で取得した環境変化情報を情報端末に対して送信する(ステップS2706)。さらに、情報端末が前記ステップS2706で送信された環境変化情報を受信する(ステップS2707)。最後に、情報端末が前記ステップS2707で受信した環境変化情報を車輌内に出力する(ステップS2708)。
【0240】
(実施形態9の効果の簡単な説明)
【0241】
このように、本実施形態の車輌内環境変化用システムによっても、実施形態7や8と同様に、車輌内の環境を現在走行中の場所や目的地に応じてさまざまなに変化させることができる。また環境変化情報をサ−バ装置に蓄積させることで、情報端末で蓄積すべきデ−タ量を減らすことができる。また、場所分類情報の蓄積を情報端末で行うため、例えば山は昂揚感、又は逆にのんびり、といったように自分の感性に合わせてそれぞれの場所分類情報を設定することが容易である。
【0242】
また、環境変化情報が(サービス提供業者の)サーバ装置に蓄積されているので、業者が最新の情報を用意し提供しても良い。具体的には、ちょうどサッカーのW杯が開催されているならば、目的地としてサッカー場に向かう際に、日本チームの応援ソングがサーバ装置から情報端末に対して送信されると言う具合である。
【0243】
<実施形態10>
【0244】
(実施形態10の概念)
【0245】
図51の(10)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態では、場所の分類の決定及び、出力する環境変化情報の決定がサーバ装置で行われる。
【0246】
つまり、本実施形態は、実施形態8や実施形態9と同様に、サ−バ−クライアント型で環境変化情報を車輌内に出力する車輌内環境変化用システムである。そしてその特徴点は、車輌の現在位置などの場所の分類の特定と、その場所に応じた環境変化情報の取得との双方をサーバ装置が行う,と言う点である。従って、本実施形態の概念の一例としては、サーバ装置が、車輌の現在の走行場所を「森林」であると特定する。そしてさらにサーバ装置はその特定に基づいて「田園・第一楽章」の音楽デ−タをその車輌の情報端末に対して配信する、というものである。
【0247】
このように、情報端末は、場所分類情報のみならず環境変化情報を蓄積する必要がないため、ネットワ−ク接続機能さえあれば、本実施形態のシステムを構成する情報端末が既存の携帯電話などでも実施可能である。
【0248】
(実施形態10の構成)
【0249】
図28は、本実施形態の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の車輌内環境変化用システムは、「サ−バ装置」(2810)と、「情報端末」(2820)と、からなる。サーバ装置は(2810)は、「場所分類情報蓄積部」(2811)と、「環境変化情報蓄積部」(2812)と、「位置情報取得部」(2813)と、「場所分類情報取得部」(2814)と、「環境変化情報取得部」(2815)と、「環境変化情報送信部」(2816)と、を有する。また情報端末(2820)は、「位置情報出力部」(2821)と、「環境変化情報受信部」(2822)と、「環境変化情報出力部」(2823)と、を有する。ただし、本実施形態の概念で述べたように、システム全体の基本的な構成要件は実施形態8や実施形態9と同様であるとして説明を省略する。
【0250】
本実施形態と実施形態8との違いは、概念で述べたようにサーバ装置で車輌の場所や目的地の特定の上、さらにその場所に合った環境変化情報の選択が行われる(これに対して実施形態8では、場所の特定のみサーバ装置が行い、環境変化情報の選択は情報端末において行われる)、ということである。そのため本実施形態の構成要件には、下記のような特徴がある。
【0251】
まず、「環境変化情報蓄積部」(2811)と「環境変化情報取得部」(2815)とが情報端末ではなくサ−バ装置にある。ただし、環境変化情報蓄積部の具体的な説明などは、実施形態8の情報端末のものと同様であるとして説明は省略する。これにより、場所の特定(場所分類情報の取得)のみならず、環境変化情報の取得をサーバ装置が行うことができる。
【0252】
また、サ−バ装置の「場所分類情報送信部」と情報端末の「場所分類情報受信部」が無い。その代わりに、サ−バ装置は「環境変化情報送信部」(2816)を、情報端末は「環境変化情報受信部」(2821)を、それぞれ有する。
【0253】
これにより、本実施形態によっても車輌内の環境を変化させ、より快適なドライブを楽しむことができるようになる。また本実施形態の場合、情報端末は基本的に情報の送受信のみを行いデータの蓄積などを行う必要がないので、情報端末が既存の携帯電話などでも本実施形態の実施が可能である。
【0254】
(実施形態10の処理の流れ)
【0255】
図29に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報端末が位置情報をサーバ装置に対して出力する(ステップS2901)。次に、サーバ装置が前記ステップS2901で出力された位置情報を取得する(ステップS2902)。続いて、サーバ装置が予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報の中から、前記ステップS2902で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS2903)。さらに、サーバ装置が予め場所分類情報と関連付けて蓄積されている環境変化情報の中から、前記ステップS2903で取得した場所分類情報に基づいて環境変化情報を取得する(ステップS2904)。続いて、サーバ装置が前記ステップS2904で取得した環境変化情報を情報端末に対して送信する(ステップS2905)。さらに、情報端末が前記ステップS2905で送信された環境変化情報を受信する(ステップS2906)。最後に、情報端末が前記ステップS2906で受信した環境変化情報を車輌内に出力する(ステップS2907)。
【0256】
(実施形態10の効果の簡単な説明)
【0257】
このように、本実施形態の車輌内環境変化用システムによっても、実施形態7や8や9と同様に、車輌内の環境を現在走行中の場所や目的地に応じてさまざまなに変化させることができる。また前述のように、情報端末が場所分類情報のみならず環境変化情報を蓄積する必要がないため、ネットワ−ク接続機能さえあれば、本実施形態のシステムを構成する情報端末が既存の携帯電話などでも実施可能である。またサーバ装置を管理する業者が、場所に応じた最新のヒットナンバーや、最新の研究で判明した「落ち着かせる効果が高い香り」を調合するため原料の調合比の情報などをいちはやく提供することも容易である。
【0258】
<実施形態11>
【0259】
(実施形態11の概念)
【0260】
図52の(11)は、本実施形態について車輌(側で利用される装置)の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態は、実施形態7(図51の(7))を基本として、さらに車輌の速度情報に合わせて車輌内環境を変化させる車輌内環境変化用装置である。本実施形態の概念の一例としては、車輌が都市部の高速道路を時速100kmで走っている時には、スピ−ド感のあるテクノミュ−ジックを出力し、その車輌が都市部の一般道に下りて時速40kmで走っている時にはテンポのゆっくりとしたテクノミュ−ジックが出力される、といった具合である。
【0261】
(実施形態11の構成)
【0262】
図30に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「車輌内環境変化用装置」(3000)は、実施形態7を基本として、「場所分類情報蓄積部」(3001)と、「位置情報取得部」(3002)と、「場所分類情報取得部」(3003)と、「環境変化情報蓄積部」(3004)と、「環境変化情報取得部」(3005)と、「環境変化情報出力部」(3006)と、を有する。そして、特徴点として、「速度情報取得部」(3007)、をさらに有する。
【0263】
「速度情報取得部」(3007)は、速度情報を取得する機能を有する。「速度情報」とは、車輌の現在の速度を示す情報をいう。速度情報の具体例としては、スピ−ドメ−タ−に車速を表示するために利用される(トランスアクセルなどに取り付けられた)スピ−ドセンサ−によって測定された車輌の現在の速度が挙げられる。そのほかにも、GPSによって測定された車輌の現在の速度やオ−ビスなどによって測定された車輌の速度であっても良い。
【0264】
また、「環境変化情報蓄積部」(3504)は、環境変化情報をさらに速度情報と関連付けて蓄積し、「環境変化情報取得部」(3005)は、前記場所分類情報に加えて、速度情報取得部(3007)で取得した速度情報に基づいて環境変化情報を取得することも特徴とする。
【0265】
図31に示すのは、環境変化情報の出力の具体例を説明するための図である。この図にあるように環境変化情報は、例えば所定の速度の範囲と場所分類情報と関連付けられて蓄積されている。現在車輌が時速100kmで都市部を走っているとする。すると取得された「時速100km」という速度情報と「都市部」という場所分類情報から、図31の環境変化情報の中の該当する環境変化情報であるアップテンポなテクノミュ−ジックが選択され出力される、といった具合である。
【0266】
勿論、スピ−ドを出している時には事故など起こさないようあえてゆったりとしたテンポの曲を出力して落ち着くようにしても良い。あるいは脳のα波を発生させ気持ちを落ち着かせるとされる「ラベンダー」の香りを出力しても良い。または、色彩心理学で気持ちを落ち着かせるとされる「茶」や「青」色の照明が点灯するようにしても良い。
【0267】
その他にも、同じ曲でも速度によってリズムやテンポを変化させて出力してもよい。具体的には所定の速度ごとに所定のテンポが関連付けられており、場所分類情報に基づいて取得されたある楽曲が、現在の速度に合わせたテンポで出力されるよう音楽再生装置を制御する、といった具合である。この場合速度情報に関連付けられている環境変化情報は、再生する音楽のテンポを制御する情報(または、それに再生する音楽自体の情報も含む)であることが考えられる。
【0268】
また、現在走行中の道路の制限速度を越えているようならば、警告情報を出力したり自動的にブレーキをかけ制限速度以下になるようにしたりしても良い。
【0269】
(実施形態11の処理の流れ)
【0270】
図32に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、位置情報を取得する(ステップS3201)。次に、予め場所識別情報と関連付けて蓄積している場所分類情報の中から、前記ステップS3201で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS3202)。また、速度情報を取得する(ステップS3203)。次に、前記ステップS3202で取得した場所分類情報と、前記ステップS3203で取得した速度情報とに基づいて環境変化情報を取得する(ステップS3204)。最後に、前記ステップS3204で取得した環境変化情報を出力する(ステップS3205)。
【0271】
(実施形態11の効果の簡単な説明)
【0272】
このように、速度の変化によってもさまざまに環境を変えることができる。それによって、スピ−ドを出した時にさらに気分を盛り上げることも可能であるし、あるいは逆に、スピ−ドを出している時に事故を起こさないように気分が落ちつくような環境に車輌内を変化させることも可能である。
【0273】
<実施形態12>
【0274】
(実施形態12の概念)
【0275】
図52の(12)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態は、実施形態11と同様に、場所分類情報に加えて、速度情報も加味して環境変化情報を出力する車輌内環境変化用システムである。また本実施形態は、実施形態8(図51の(8))を基本としているのでサ−バ−クライアント型のシステムであることも特徴である。従って本実施形態では、情報端末が、サ−バ装置より送信されてきた「都市部」という場所分類情報と、現在の時速「100km」という速度情報からアップテンポなテクノミュ−ジックを出力する。
【0276】
(実施形態12の構成)
【0277】
図33に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態は、実施形態8を基本として、「サ−バ装置」(3310)と、「情報端末」(3320)と、からなる。そして、サ−バ装置(3310)は、「場所分類情報蓄積部」(3311)と、「位置情報取得部」(3312)と、「場所分類情報取得部」(3313)と、「場所分類情報送信部」(3314)と、を有する。また情報端末(3320)は、「環境変化情報蓄積部」(3321)と、「位置情報出力部」(3322)と、「場所分類情報受信部」(3323)と、「環境変化情報取得部」(3324)と、「環境変化情報出力部」(3325)と、を有する。ただし、これら各構成要件についての説明は実施形態8に準ずるとして説明は省略し、以下に実施形態8との相違点のみ説明する。
【0278】
相違点として、まず情報端末が「速度情報取得部」(3326)を有する。ただし、この速度情報取得部(3326)は、実施形態11で説明したものと同様のものであるので説明を省略する。また次の相違点は、情報端末の「環境変化情報取得部」(3324)が場所分類情報に加え、この速度情報取得部(3326)で取得された速度情報に基づいて環境変化情報を取得する点である。ただしこれも実施形態11と同様である。また、「環境変化情報蓄積部」(3321)は、環境変化情報をさらに速度情報と関連付けて蓄積する。これは環境変化情報取得部(3324)で速度情報に基づいて環境変化情報を取得するためである。勿論この関連付けは、「時速100km(速度情報)とアップテンポの曲(環境変化情報)」といった関連付け以外に、「時速100kmと、ある曲のテンポを早くするよう音楽再生装置を制御するための情報」とが関連付けられていても良い。
【0279】
(実施形態12の処理の流れ)
【0280】
図34に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、情報端末が位置情報をサーバ装置に対して出力する(ステップS3401)。次に、サーバ装置が前記ステップS3401で出力された位置情報を取得する(ステップS3402)。続いて、サーバ装置が予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報の中から、前記ステップS3402で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS3403)。さらに、サーバ装置が前記ステップS3403で取得した場所分類情報を情報端末に対して送信する(ステップS3404)。さらに、情報端末が前記ステップS3404で送信された場所分類情報を受信する(ステップS3405)。また、情報端末が速度情報を取得する(ステップS3406)。次に、情報端末が予め場所分類情報と速度情報と関連付けて蓄積されている環境変化情報の中から、前記ステップS3405で受信した場所分類情報と、前記ステップS3406で取得した速度情報とに基づいて環境変化情報を取得する(ステップS3407)。最後に、情報端末が前記ステップS3407で取得した環境変化情報を車輌内に出力する(ステップS3408)。
【0281】
(実施形態12の効果の簡単な説明)
【0282】
このように、本実施形態によって実施形態11同様、場所と速度の変化に合わせて車輌内の環境を変化させることができる。また、実施形態8と同様に、場所分類情報の蓄積をサ−バ装置に委ねることで、情報端末のデ−タ容量が少なくても本実施形態の車輌内環境変化用システムを実施することができる。
【0283】
<実施形態13>
【0284】
(実施形態13の概念)
【0285】
図52の(13)は、本実施形態について車輌(側で利用される情報端末)とサーバ装置の有する大まかな機能を概略的に記載したものである。この図にあるように本実施形態も、実施形態11や実施形態12と同様に場所分類情報に加えて、速度情報も加味して環境変化情報を出力する車輌内環境変化用システムである。また本実施形態は、実施形態9(図51の(9))、又は10(図51の(10))を基本としている。すなわち、実施形態12と同じサ−バ−クライアント型のシステムであるが、実施形態12と異なり環境変化情報がサ−バ装置において取得され情報端末に対して送信される点を特徴としている。
【0286】
(実施形態13の構成)
【0287】
図35に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態は、実施形態10を基本として、「サ−バ装置」(3510)と、「情報端末」(3520)と、からなる。サーバ装置は(3510)は、「場所分類情報蓄積部」(3511)と、「環境変化情報蓄積部」(3512)と、「位置情報取得部」(3513)と、「場所分類情報取得部」(3514)と、「環境変化情報取得部」(3515)「環境変化情報送信部」(3516)と、を有する。また情報端末(3520)は、「位置情報出力部」(3521)と、「環境変化情報受信部」(3522)と、「環境変化情報出力部」(3523)と、を有する。ただし、各構成要件についての説明は実施形態10に準ずるとして説明は省略する。
【0288】
また、本実施形態では、環境変化情報の取得がサ−バ装置で行われるので、以下のような特徴点を有する。すなわち情報端末(3520)が、速度情報を送信する「速度情報送信部」(3524)を有している点である。この速度情報送信部は、例えばインタ−ネット網を介して速度情報をサ−バ装置に対して送信する。ただし、この速度情報の取得に関する説明は、実施形態11ですでにしているので省略する。
【0289】
そして、サ−バ装置(3510)は、この速度情報送信部(3524)から送信された速度情報を受信する「速度情報受信部」(3516)を有している。さらに、サ−バ装置の「環境変化情報蓄積部」(3511)は、環境変化情報をさらに速度情報と関連付けて蓄積する。また「環境変化情報取得部」(3515)は、場所分類情報に加え、この速度情報受信部(3516)で受信された速度情報に基づいて環境変化情報を送信する。
【0290】
(実施形態13の処理の流れ)
【0291】
図36に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフローチャートである。この図にあるように、まず、情報端末が位置情報をサーバ装置に対して出力する(ステップS3601)。次に、サーバ装置が前記ステップS3601で出力された位置情報を取得する(ステップS3602)。続いて、サーバ装置が予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報の中から、前記ステップS3602で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する(ステップS3603)。また、情報端末が速度情報をサーバ装置に対して送信する(ステップS3604)。続いて、サーバ装置が前記ステップ3604で送信された速度情報を受信する(ステップS3605)。さらに、サーバ装置が予め場所分類情報と速度情報と関連付けて蓄積されている環境変化情報の中から、前記ステップS3603で取得した場所分類情報と、前記ステップS3605で受信した速度情報とに基づいて環境変化情報を取得する(ステップS3606)。続いて、サーバ装置が前記ステップS3606で取得した環境変化情報を情報端末に対して送信する(ステップS3607)。さらに、情報端末が前記ステップS3607で送信された環境変化情報を受信する(ステップS3608)。最後に、情報端末が前記ステップS3608で受信した環境変化情報を車輌内に出力する(ステップS3609)。
【0292】
(実施形態13の効果の簡単な説明)
【0293】
このように本実施形態によって、実施形態11や実施形態12と同様、場所と速度の変化に合わせて車輌内の環境を変化させることができる。また、実施形態10を基本としたものならば、同様に情報端末にデ−タ容量の大きさを要求せずにすむので、情報端末は既存の携帯電話などの記憶容量の小さいモバイル端末でもよい。
【0294】
実施形態9を基本としたものならば、所定の場所の分類を自分の好みで行うことが容易である。
【0295】
<実施形態14>
【0296】
(実施形態14の概念)
【0297】
ドライバ−であるαはハ−ドロックが好きである。そのため普段からドライブ中にかける音楽は決まっており、お気に入りのロックバンドのCDしか車内には置いていない。しかし、今助手席に乗せている彼女はうるさい音楽が嫌いで、クラシックしか聞かない。そこでαは本実施形態の車輌内環境変化用装置で、彼女の好きなクラシックというジャンルを選択、入力する。この車輌内環境変化用装置は、その入力されたジャンルに基づいて(例えば外部の情報提供サ−バから)クラシック音楽である「アリア」のデ−タを受信し、「アリア」を出力する。
【0298】
このように、運転者やその同乗者の嗜好に応じた音楽が出力されて、快適なドライブをすることができる。また、本実施形態の車輌内環境変化用装置は、実施形態7とは異なり、場所の属性などでは無く、同乗者の嗜好に応じた音楽などが出力される。
【0299】
(実施形態14の構成)
【0300】
図37に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「車輌内環境変化用装置」(3700)は、「嗜好指定情報取得部」(3701)と、「環境変化情報出力部」(3702)と、を有する。また、この「環境変化情報出力部」を有していることから分かるように、本実施形態も実施形態7と同様に、音楽や映像、香りなどの環境変化情報を出力するための車輌内環境変化用装置である。そして本実施形態が実施形態7と異なっている点は前述のように、その場所の分類ではなく、車輌に乗る者の趣味や嗜好に応じて環境変化情報を出力する、という点である。
【0301】
「嗜好指定情報取得部」(3701)は、嗜好指定情報を取得する機能を有する。
【0302】
「嗜好指定情報」とは、車輌内環境に対する車輌に乗る者の好みに基づいて指定される情報をいう。車輌内環境は、前述したように色、音、臭いなどであり、それらに対する好みとは、「赤色が好き」や、「鳥のさえずりの音が好き」又は「ポップスが好き」、「海の香りが好き」などが挙げられる。従って嗜好指定情報とは、これらの好みに基づいた情報であり、色や香りの種類や、音楽のジャンルやア−ティストなどを指定するための情報が挙げられる。あるいは、「落ち着く香り」といった嗜好指定情報もありうる。このような場合、この嗜好指定情報と、様々な実験やデ−タなどから人が落ち着くと考えられる香り(例えばラベンダーやローズマリーなど)を識別するための情報とが関連付けられていればよい。
【0303】
図38に示すのは、本実施形態の嗜好指定情報取得部での取得の一例を概略的に表す図である。この図にあるように、ディスプレイ上に嗜好指定情報を表す各項目がタッチパネルとして表示される。つまり実施形態1の運転希望情報取得部で説明したように、運転者などがその「落ち着く」のタッチパネルを触れることで嗜好指定情報として「落ち着く」が入力され、嗜好指定情報取得部で取得される。
【0304】
このようにして嗜好指定情報取得部で取得した嗜好指定情報に基づいて、車に乗る者の嗜好に応じた環境変化情報が「環境変化情報出力部」(3702)から出力される。この環境変化情報出力部は、上記実施形態7で説明したものと同様である。そして、上記実施形態7とは異なり場所の分類(場所分類情報)ではなく、車輌に乗る者の趣味や嗜好(嗜好指定情報)に応じて環境変化情報を出力する。例えば「落ち着ける香り」という嗜好指定情報が入力されたならば、「落ち着ける香り」と関連付けられた(アロマテラピ−の世界で、ストレスを和らげるとされる)バレリアンル−ト精油の香りを「芳香ボックス」から自動的に漂わせるための情報を出力する、といった具合である。
【0305】
勿論この環境変化情報が蓄積されているのは、本実施形態の装置の内部でもよいし、外部のサ−ビス提供者のサ−バ装置でもよい。
【0306】
(実施形態14の処理の流れ)
【0307】
図39に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、嗜好指定情報を取得する(ステップS3901)。次に、前記ステップS3901で取得した嗜好指定情報に基づいて環境変化情報を出力する(ステップS3902)。
【0308】
(実施形態14の効果の簡単な説明)
【0309】
以上のように、本実施形態の車輌内環境変化用装置によって、車輌に乗る者の趣味や嗜好に応じた環境変化情報が自動的に出力される。つまり車輌内の環境が、自分(又は同乗者)の嗜好に合ったものになるので、車輌に乗る者は楽しくドライブをすることができると考えられる。
【0310】
<実施形態15>
【0311】
(実施形態15の概念)
【0312】
本実施形態は、実施形態14を基本として、運転者や同乗者の趣味嗜好に応じた環境変化情報である上に、さらに目的地や現在走行中の場所に応じた環境変化情報を出力する車輌内環境変化用装置である。この概念の一例を、具体例を挙げて説明すると、嗜好指定情報として「英語の歌」が入力され、今から向かう目的地が「野球場」であれば、「私を野球に連れてって」が出力される、という具合である。
【0313】
つまり、本実施形態は、実施形態14を基本としつつ、さらに特徴点として実施形態7の機能をも有する車輌内環境変化用装置と言える。
【0314】
(実施形態15の構成)
【0315】
図40に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「車輌内環境変化用装置」(4000)は、実施形態14を基本として、「嗜好指定情報取得部」(4001)と、「環境変化情報出力部」(4002)と、を有する。そして、特徴点として、さらに「場所分類情報蓄積部」(4003)と、「位置情報取得部」(4004)と、「場所分類情報取得部」(4005)と、を有する。
【0316】
ただし、上記概念の説明で記載したように、これら特徴点は実施形態7の機能と同様であるので各構成要件の説明は省略する。
【0317】
そして、嗜好指定情報取得部(4001)で取得された嗜好指定情報と、場所分類情報取得部(4005)で取得された場所分類情報とに基づいて環境変化情報出力部で環境変化情報を出力する。この出力する環境変化情報を選択するための方法の一例としては、環境変化情報に場所分類情報と嗜好指定情報とが関連付けられていてもよい。環境変化情報である「私を野球に連れてって」を出力するための情報に、「英語の曲(洋楽)」、「ワクワクする曲」、「楽しい曲」などの嗜好指定情報と、「野球」、「スポ−ツ」、「アメリカ」、「のどか」などの場所分類情報とが関連付けられている、といった具合である。このような関連付けがなされていれば、「環境変化情報出力部」(4002)では、「英語の曲」(嗜好指定情報)と、「野球場」(場所識別情報)と関連付けられた「野球」(場所分類情報)と、を利用して「私を野球場に連れてって」を出力することが可能となる。
【0318】
(実施形態15の処理の流れ)
【0319】
図41に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図にあるように、まず、嗜好指定情報を取得する(ステップS4101)。また、位置情報を取得する(ステップS4102)。続いて、前記ステップS4102で取得した位置情報に基づいて、予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報を取得する(ステップS4103)。最後に、前記ステップS4101で取得した嗜好指定情報と、前記ステップS4103で取得した場所分類情報と、に基づいて環境変化情報を出力する(ステップS4104)。
【0320】
(実施形態15の効果の簡単な説明)
【0321】
以上のように、本実施形態の車輌内環境変化用装置によって、車輌に乗る者の趣味や嗜好に応じた上に、さらに現在地や目的地にも応じた環境変化情報が自動的に出力することができる。このようにして運転者や同乗者は、例えば試合を観戦するため野球場に行くまでに、野球を見るという気分を盛り上げることができると考えられる。
【0322】
<実施形態16>
【0323】
(実施形態16の概念)
【0324】
運転者であるαは今恋人とドライブをしている。そのときαはそのデ−トを楽しくするためにも恋人のテンションを上げたいと考える。そこで、本実施形態の車輌内環境変化用装置に、「(今、車に同乗しているのは)恋人」という項目を選択、入力する。すると車輌内の照明の色が赤い暖色系に変化して、恋人の心拍数を高めたりアドレナリンの分泌をよくしたりする(これらの現象は、その赤色が及ぼす生理作用である)。このようにして、恋人を軽い興奮状態にしてテンションを高めることができる。
【0325】
あるいは、上司といっしょに車に乗っているのならば運転者は本実施形態の車輌内環境変化用装置に、「上司」という項目を選択、入力する。すると、車輌内の照明の色が青い寒色系に変化して(その青色が及ぼす生理作用により)上司の気持ちを落ち着かせることができる。
【0326】
(実施形態16の構成)
【0327】
図42に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の車輌内環境変化用装置(4200)は、「同乗者情報取得部」(4201)と、「環境変化情報出力部」(4202)と、を有する。このように「環境変化情報出力部」を有していることから、本実施形態も、実施形態7又は15と同様に、音楽や映像、香りなどの環境変化情報を出力する機能を有する。そして本実施形態が実施形態7又は15と異なっている点は、場所の分類や趣味や嗜好ではなく、同乗者の属性や同乗者と運転者との関係に応じて環境変化情報を出力する、という点である。
【0328】
「同乗者情報取得部」(4201)は、同乗者情報を取得する機能を有する。「同乗者情報」とは、同乗者を識別するための識別子、同乗者の人数、同乗者の性別、同乗者の年齢又は年齢層、運転者と同乗者との関係のいずれか一又は二以上の情報をいう。ただし「同乗者を識別するための識別子」は、予めこの識別子と、その他の同乗者情報やその同乗者の嗜好指定情報とが関連付けて蓄積してあるデ−タベ−スが必要である。例えば、同乗者情報取得部でこの識別子である「恋人の名前」や電話の短縮ダイアルのような「#1」を取得すると、上記のデ−タベ−スからその恋人の年齢や性別といったその他の同乗者情報や恋人の嗜好指定情報が取得される、という具合である。また「運転者と同乗者との関係」とは、両者の社会的又は法律的な関係であり、その例としては、友達、知り合い、恋人、夫婦、親子、親戚、上司・部下などが挙げられる。
【0329】
図43に示すのは、本実施形態の同乗者情報取得部での取得の一例を概略的に表す図である。この図にあるように、ディスプレイ上に同乗者情報を表す各項目が表示され、チェックボックスでチェックできるようになっている。そして運転者が同乗者に対して該当するチェックボックスをオンにすることで同乗者情報が入力され、取得される。
【0330】
このようにして同乗者情報取得部で取得した同乗者情報に基づいて、「環境変化情報出力部」(4202)で環境変化情報が出力される。勿論この環境変化情報出力部は、上記実施形態7で説明したものと同様であるが、異なる点は、同乗者の属性や同乗者と運転者との関係に応じて環境変化情報を出力する点である。
【0331】
勿論この環境変化情報が蓄積されているのは、本実施形態の装置の内部でもよいし、外部のサ−ビス提供者のサ−バ装置でもよい。
【0332】
(実施形態16の処理の流れ)
【0333】
図44に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、同乗者情報を取得する(ステップS4401)。次に、前記ステップS4401で取得した同乗者情報に基づいて環境変化情報を出力する(ステップS4402)。
【0334】
(実施形態16の効果の簡単な説明)
【0335】
以上のように、本実施形態の車輌内環境変化用装置によって、同乗者の属性や運転者と同乗者との関係に応じた環境変化情報を出力することができる。従って、車輌内という狭い空間の中で一緒に居る同乗者の気分を損ねずに済み、運転の時間中、運転者と同乗者の関係性を良好に保つことができると考えられる。
【0336】
<実施形態17>
【0337】
(実施形態17の概念)
【0338】
本実施形態は、実施形態16を基本として、同乗者の属性やその関係に応じた環境変化情報である上に、さらに目的地や現在走行中の場所に応じた環境変化情報を出力する車輌内環境変化用装置である。具体的には、家族でテ−マパ−クに行く場合に、そのテ−マパ−クのテ−マソングの中から家族で楽しめるようなマ−チソングが出力されるといった具合である。
【0339】
つまり、本実施形態も、実施形態16を基本としつつ、特徴点として実施形態7の機能をも有する車輌内環境変化用装置である。
【0340】
(実施形態17の構成)
【0341】
図45に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の車輌内環境変化用装置は、実施形態16を基本として、「同乗者情報取得部」(4501)と、「環境変化情報出力部」(4502)と、を有する。そして、特徴点として、さらに、「場所分類情報蓄積部」(4503)と、「位置情報取得部」(4504)と、「場所分類情報取得部」(4505)と、を有する。ただし、これら特徴点は実施形態7の機能と同様であるので、特徴点となるそれぞれの構成要件の説明は省略する。
【0342】
そして、同乗者情報取得部(4501)で取得された同乗者情報と、場所分類情報取得部(4505)で取得された場所分類情報とに基づいて環境変化情報出力部(4502)で環境変化情報を出力する。
【0343】
(実施形態17の処理の流れ)
【0344】
図46に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、同乗者情報を取得する(ステップS4601)。また、位置情報を取得する(ステップS4602)。続いて、前記ステップS4602で取得した位置情報に基づいて、予め場所識別情報と関連付けて蓄積されている場所分類情報を取得する(ステップS4603)。最後に、前記ステップS4601で取得した同乗者情報と、前記ステップS4603で取得した場所分類情報と、に基づいて環境変化情報を出力する(ステップS4604)。
【0345】
(実施形態17の効果の簡単な説明)
【0346】
以上のように、本実施形態の車輌内環境変化用装置によって、同乗者の属性やその関係に応じた上に、さらに現在地や目的地にも応じた環境変化情報を自動的に出力することができる。このようにして運転者と同乗者はお互いの関係を良好に保ったまま、さらに現在走行中の場所や目的地に合った気分になることできると考えられる。
【0347】
<実施形態18>
【0348】
(実施形態18の概念)
【0349】
本実施形態は、上記実施形態1で説明した「経路検索装置」、並びに実施形態7、実施形態14、実施形態16において説明した「車輌内環境変化用装置」の機能を併せ持つ車輌内環境変化用装置である。即ち、本実施形態の概念の一例は、まず、運転者が「燃費がいい」(運転希望情報)という項目をディスプレイ上のタッチパネルから選択し、さらに、目的地情報も入力して燃費がいい目的地までの経路である「湾岸沿いの経路」を検索させる。続いて、「洋楽」(嗜好指定情報)や「恋人」(同乗者情報)といった項目をさらにタッチパネルで選択し入力する。すると、本実施形態の車輌内環境変化用装置から「海辺での恋愛をテ−マにした洋楽」が出力される、と言う具合である。
【0350】
(実施形態18の構成)
【0351】
図47に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図である。この図にあるように、本実施形態の「車輌内環境変化用装置」(4700)は、「目的地情報取得部」(4701)と、「出発地情報取得部」(4702)と、「運転希望情報取得部」(4703)と、「地図情報蓄積部」(4704)と、「希望経路検索部」(4705)と、「搭乗者関連情報取得部」(4706)と、「環境変化情報出力部」(4707)と、を有する。
【0352】
ただし上記概念で記載したように、本実施形態は、上記実施形態1や実施形態7、実施形態14、実施形態16の機能を併せ持つ車輌内環境変化用装置である。従って、「目的地情報取得部」(4701)と、「出発地情報取得部」(4702)と、「運転希望情報取得部」(4703)と、「地図情報蓄積部」(4704)と、「希望経路検索部」(4705)は実施形態1において説明したものと同様である。
【0353】
また、「搭乗者関連情報取得部」(4706)は、嗜好指定情報又は及び同乗者情報を取得する機能を有する。つまり、実施形態14で説明した「嗜好指定情報取得部」と、実施形態16で説明した「同乗者情報取得部」と、やはり同様である。
【0354】
そして、「環境変化情報出力部」(4707)において、希望経路検索部(4705)での検索結果である経路情報と、搭乗者関連情報取得部(4706)で取得した嗜好指定情報又は及び同乗者情報とに基づいて環境変化情報を出力する。
【0355】
ここで出力される環境変化情報の選択に関しては、例えば他の実施形態で説明したように、環境変化情報が、嗜好指定情報と同乗者情報と関連付けて装置内部又は外部のサ−バの蓄積部に蓄積されていてもいい。そして取得した嗜好指定情報(「洋楽」)又は及び同乗者情報(「恋人」)を利用して、その蓄積部から環境変化情報(「洋楽であり、恋愛をテ−マにした曲」)を取得する。
【0356】
また、「経路情報に基づく環境変化情報」についても、基本的には、実施形態7で説明したように、場所分類情報と環境変化情報との関連付けによって実施できる。即ち、経路を示す情報である経路情報と、その経路沿いの場所の場所分類情報とを関連付けて蓄積しておく。そして希望経路検索部で検索された目的地までの経路(「海岸沿いの道路」)から、その経路沿いの場所の場所分類情報(「海岸」)を取得する。続いて、上記のように選択された「洋楽であり、恋愛をテ−マにした曲」の中から、その場所分類情報と関連付けられた環境変化情報(「海辺での恋愛をテ−マにした洋楽」)を絞り込み、絞り込んだ楽曲を車輌内に出力する。
【0357】
このようにして、本実施形態の車輌内環境変化用装置は、目的地までの経路情報と、嗜好指定情報又は及び同乗者情報に基づく環境変化情報を出力することができる。
【0358】
(実施形態18の処理の流れ)
【0359】
図48に示すのは、本実施形態の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−トである。この図に示すように、まず、目的地情報を取得する(ステップS4801)。また出発地情報を取得する(ステップS4802)。また、運転希望情報を取得する(ステップS4803)。続いて、前記ステップS4801で取得した目的地情報と、前記ステップS4802で取得した目的地情報と、前記ステップS4803で取得した運転希望情報と、予め蓄積されている地図情報と、に基づいて、目的地までの経路を検索する(ステップS4804)。また、嗜好指定情報又は及び同乗者情報を取得する(ステップS4805)。最後に、前記ステップS4804での検索結果である経路情報と、前記ステップS4805で取得した嗜好指定情報又は及び同乗者情報とに基づいて環境変化情報を出力する(ステップS4806)。
【0360】
(実施形態18の効果の簡単な説明)
【0361】
以上のように、本実施形態の車輌内環境変化用装置によって、運転者の様々な希望に沿った経路検索ができる。さらに、その希望に沿った経路に合った音楽や照明、香りなどが自動的に出力され、またその音楽や照明、香りなどは、自分の趣味嗜好や同乗者の属性やその関係などに応じたものが出力される。従って、車に乗る者は、その運転の仕方に関しても、また自分の趣味や同乗者との関係においても満足してドライブを楽しむことができる、と考えられる。
【0362】
<実施形態19>
【0363】
本実施形態は、上記説明した車輌内環境変化用装置、又は車輌内環境変化用システムを基本としている。そして、その特徴点としては、環境変化情報が、映像・音楽(音声)・香り、室内温度、メ−タ−や室内の照明の明るさ、照明の色、座席のマッサ−ジ器の強弱、座席のマッサ−ジ器の角度、窓の開閉のいずれか一又は二以上であることである。
【0364】
「室内温度」については、例えば「(年齢が)60代」という同乗者情報と、(冬には)温度を25度に保つという環境変化情報と関連付けられていてもよい。そうすれば、60歳の老人も快適にドライブに参加できる。(何故ならば、老人は一般的に温度変化による体温や血圧の変化が大きく冷房病になりやすいためである。)
【0365】
「座席のマッサ−ジ器の強弱」及び「座席のマッサ−ジ器の角度」については、例えば場所分類情報である「坂道」と、同乗者情報である「α(人の名前)」という同乗者識別子と、αさんの体型に合わせたマッサ−ジ器の角度や強弱の情報とを関連付けたデ−タベ−スが構築されている。そして、「α」という同乗者識別子と、上記角度や強さにマッサ−ジ器を調節する環境変化情報と関連付けられていてもよい。そうすればαさんは自分に合った角度や強さのマッサ−ジ器で窮屈な車内にいる疲れを取りながらドライブを楽しむことができる。
【0366】
「窓の開閉」については、場所分類情報である「杉林付近」と、窓を完全に閉めるようにする環境変化情報と関連付けられていてもよい。そうすれば花粉症の運転者が知らずに杉林の中をドライブ中でも快適に運転することができる。
【0367】
「音楽(音声)」・「香り」、「メ−タ−や室内の照明の色」については、上記他の実施形態で例示したような構成と効果が考えられる。また「映像」や「照明の明るさ」に関しても上記音楽や照明の色と同様の構成と効果が考えられる。
【0368】
(集団によるドライブとホスト装置)
【0369】
なお、本明細書における経路検索装置又は車輌内環境変化用装置は、複数台の装置が無線ネットワ−クによって結ばれていて、ホスト装置による検索結果や出力結果が他の装置にも送信されてもよい。具体的に説明すると、例えばサ−クルの仲間が3台の車輌に分乗してドライブに出かける。その際、3台の車の運転者がてんでばらばらに自分の希望に沿った経路を検索したら、せっかくのサ−クルのドライブなのに別々のル−トを通るはめになる。そこでホスト装置を決めておき、そのホスト装置の経路検索結果が検索結果送信部から無線ネットワ−クを通じて送信され、その他の車輌の装置に受信され表示されると、ドライブに参加する全車輌が同一の経路を選択できるので便利である。また、環境変化情報についても同様にして、集団内を同じような気分にしてドライブを楽しめるようにしてもよい。
【0370】
【発明の効果】
以上のように、本発明の経路検索装置によって、運転者は自らの様々な希望に応じた経路を検索することができる。また、本発明の車輌内環境変化用装置によって、運転者や同乗者の嗜好、あるいは同乗者の属性や運転者と同乗者との関係に応じた車輌内環境の変化を行うことができる。これにより、自動車を快適に運転することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の経路検索装置によるル−ト検索を概念的に説明するための図
【図2】実施形態1の経路検索装置の機能ブロックの一例を表す図
【図3】実施形態1の運転希望情報取得部での取得の一例を概略的に表す図
【図4】実施形態1の希望経路検索部での目的地までの経路の検索について説明するための図
【図5】実施形態1の経路検索装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図6】実施形態2の経路検索システムによるル−ト検索を概念的に表す図
【図7】実施形態2の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図
【図8】実施形態2の搭乗者情報蓄積部に蓄積されている搭乗者情報と搭乗者識別情報の一例を説明するための図
【図9】実施形態2の経路検索システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図10】実施形態3の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図
【図11】実施形態3の経路検索システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図12】実施形態4の経路検索装置の機能ブロックの一例を表す図
【図13】実施形態4の経路検索装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図14】実施形態5の経路検索システムの機能ブロックの一例を表すための図
【図15】実施形態5の経路検索システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図16】実施形態6の経路検索システムの機能ブロックの一例を表す図
【図17】実施形態6の経路検索システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図18】実施形態7の車輌内環境変化用装置の概念の一例を表す図
【図19】実施形態7の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図20】実施形態7の場所分類情報蓄積部での場所識別情報と場所分類情報の関連付けの一例を説明するための図
【図21】実施形態7の場所分類情報の具体的な取得方法の一例について説明するための図
【図22】実施形態7の環境変化情報蓄積部で蓄積されている場所分類情報と環境変化情報の一例を説明するための図
【図23】実施形態7の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図24】実施形態8の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図
【図25】実施形態8の車輌内環境変化用システムの処理の流れの1例を表すフロ−チャ−ト
【図26】実施形態9の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図
【図27】実施形態9の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフローチャート
【図28】実施形態10の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図
【図29】実施形態10の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフローチャート
【図30】実施形態11の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図31】実施形態11の環境変化情報の出力の具体例を説明するための図
【図32】実施形態11の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図33】実施形態12の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図
【図34】実施形態12の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図35】実施形態13の車輌内環境変化用システムの機能ブロックの一例を表す図
【図36】実施形態13の車輌内環境変化用システムの処理の流れの一例を表すフローチャート
【図37】実施形態14の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図38】実施形態14の嗜好指定情報取得部での取得の一例を概略的に表す図
【図39】実施形態14の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図40】実施形態15の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図41】実施形態15の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図42】実施形態16の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図43】実施形態16の同乗者情報取得部での取得の一例を概略的に表す図
【図44】実施形態16の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図45】実施形態17の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図46】実施形態17の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図47】実施形態18の車輌内環境変化用装置の機能ブロックの一例を表す図
【図48】実施形態18の車輌内環境変化用装置の処理の流れの一例を表すフロ−チャ−ト
【図49】実施形態1乃至3の車輌やサーバ装置の有する機能を概略的に記載し説明するための図
【図50】実施形態4乃至6の車輌やサーバ装置の有する機能を概略的に記載し説明するための図
【図51】実施形態7乃至10の車輌やサーバ装置の有する機能を概略的に記載し説明するための図
【図52】実施形態11乃至13の車輌やサーバ装置の有する機能を概略的に記載し説明するための図
【符号の説明】
0200 経路検索装置
0201 目的地情報取得部
0202 出発地情報取得部
0203 運転希望情報取得部
0204 地図情報蓄積部
0205 希望経路検索部
Claims (19)
- 車輌が出発地を出発してから目的地に至るための経路又は/及び出発時間を検索する経路検索装置であって、
目的地に関する情報である目的地情報を取得する目的地情報取得部と、
出発地に関する情報である出発地情報を取得する出発地情報取得部と、
車輌の搭乗者の、運転の仕方の希望に基づく情報である運転希望情報を取得する運転希望情報取得部と、
検索に利用可能な地図情報を蓄積する地図情報蓄積部と、
前記目的地情報取得部で取得した目的地情報と、前記出発地情報取得部で取得した出発地情報と、前記運転希望情報取得部で取得した運転希望情報と、前記地図情報蓄積部に蓄積されている地図情報と、に基づいて目的地に至るための経路又は/及び出発時間を検索する希望経路検索部と、
を有する経路検索装置。 - 車輌が出発地を出発してから目的地に至るための経路又は/及び出発時間を検索するための、サーバ装置と、情報端末と、からなる経路検索システムであって、前記サーバ装置は、
検索に利用可能な地図情報を蓄積する地図情報蓄積部と、
車輌の搭乗者に関する情報である搭乗者情報を、該搭乗者を識別するため情報である搭乗者識別情報と関連付けて蓄積する搭乗者情報蓄積部と、
搭乗者識別情報を受信する搭乗者識別情報受信部と、
前記搭乗者識別情報受信部で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報に基づいて地図情報、又は地図情報と搭乗者情報を送信する情報送信部と、を有し、
前記情報端末は、
目的地に関する情報である目的地情報を取得する目的地情報取得部と、
出発地に関する情報である出発地情報を取得する出発地情報取得部と、
搭乗者識別情報を送信する搭乗者識別情報送信部と、
前記情報送信部において送信された地図情報、又は地図情報と搭乗者情報を受信する情報受信部と、
前記目的地情報取得部で取得した目的地情報と、前記出発地情報取得部で取得した出発地情報と、前記情報受信部で受信した地図情報、又は地図情報と搭乗者情報と、に基づいて目的地に至るまでの経路又は/及び出発時間を検索する搭乗者別経路検索部と、
を有する経路検索システム。 - 車輌が出発地を出発してから目的地に至るための経路又は/及び出発時間を検索するための、サーバ装置と、情報端末と、からなる経路検索システムであって、前記サーバ装置は、
検索に利用可能な地図情報を蓄積する地図情報蓄積部と、
車輌の搭乗者に関する情報である搭乗者情報を、該搭乗者を識別するため情報である搭乗者識別情報と関連付けて蓄積する搭乗者情報蓄積部と、
搭乗者識別情報を受信する搭乗者識別情報受信部と、
目的地に関する情報である目的地情報を受信する目的地情報受信部と、
出発地に関する情報である出発地情報を受信する出発地情報受信部と、
前記目的地情報受信部で受信した目的地情報と、前記出発地情報受信部で受信した出発地情報と、前記搭乗者識別情報受信部で受信した搭乗者識別情報に基づいて取得した搭乗者情報と、前記地図情報蓄積部に蓄積されている地図情報と、に基づいて目的地に至るまでの経路又は/及び出発時間を検索する搭乗者別経路検索部と、
前記搭乗者別経路検索部で検索された結果の情報である検索結果情報を送信する検索結果情報送信部と、
を有し、
前記情報端末は、
目的地情報を送信する目的地情報送信部と、
出発地情報を送信する出発地情報送信部と、
搭乗者識別情報を送信する搭乗者識別情報送信部と、
前記検索結果情報送信部において送信された検索結果情報を受信する検索結果情報受信部と、
を有する経路検索システム。 - 前記情報端末は、
車輌の走行に影響を及ぼす道路上の事象に関する情報である道路交通情報を取得する道路交通情報取得部をさらに有し、
前記搭乗者別経路検索部が、目的地情報と出発地情報と地図情報と、に加えて前記道路交通情報取得部で取得した道路交通情報に基づいて目的地に至るまでの経路又は/及び出発時間を検索する請求項2記載の経路検索システム。 - 前記サーバ装置は、
車輌の走行に影響を及ぼす道路上の事象に関する情報である道路交通情報を取得する道路交通情報取得部をさらに有し、
前記搭乗者別経路検索部が、目的地情報と出発地情報と地図情報と、に加えて前記道路交通情報取得部で取得した道路交通情報に基づいて目的地に至るまでの経路又は/及び出発時間を検索する請求項3記載のシステム。 - 車輌内環境を変化させるための情報を出力する車輌内環境変化用装置であって、所定の場所を識別するための情報である場所識別情報と、該所定の場所を分類するための情報である場所分類情報とを関連付けて蓄積する場所分類情報蓄積部と、
位置に関する情報である位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報取得部で取得した位置情報に基づいて、場所分類情報蓄積部に蓄積されている場所分類情報を取得する場所分類情報取得部と、
前記場所分類情報取得部で取得した場所分類情報に基づいて、車輌内環境を変化させるための情報である環境変化情報を出力する環境変化情報出力部と、
を有する車輌内環境変化用装置。 - 車輌内環境を変化させるための情報を出力するための、サーバ装置と、情報端末と、からなる車輌内環境変化用システムであって、
前記サーバ装置は、
所定の場所を識別するための情報である場所識別情報と、該所定の場所を分類するための情報である場所分類情報とを関連付けて蓄積する場所分類情報蓄積部と、
位置に関する情報である位置情報を受信する位置情報受信部と、
前記位置情報受信部で受信した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する場所分類情報取得部と、
前記場所分類情報取得部で取得した場所分類情報を送信する場所分類情報送信部と、
を有し、
前記情報端末は、
場所分類情報と、車輌内環境を変化させるための情報である環境変化情報とを関連付けて蓄積する環境変化情報蓄積部と、
位置情報を送信する位置情報送信部と、
前記場所分類情報送信部において送信された場所分類情報を受信する場所分類情報受信部と、
前記場所分類情報受信部で受信した場所分類情報に基づいて環境変化情報を車輌内に出力する環境変化情報出力部と、
を有する車輌内環境変化用システム。 - 車輌内環境を変化させるための情報を出力するための、サーバ装置と、情報端末と、からなる車輌内環境変化用システムであって、
前記サーバ装置は、
所定の場所を分類するための情報である場所分類情報と、車輌内環境を変化させるための情報である環境変化情報とを関連付けて蓄積する環境変化情報蓄積部と、
場所分類情報を受信する場所分類情報受信部と、
前記場所分類情報受信部で受信した場所分類情報に基づいて、前記環境変化情報蓄積部に蓄積されている環境変化情報を取得する環境変化情報取得部と、
前記環境変化情報取得部で取得した環境変化情報を送信する環境変化情報送信部と、
を有し、
前記情報端末は、
場所分類情報と、該所定の場所を識別するための情報である場所識別情報とを関連付けて蓄積する場所分類情報蓄積部と、
位置に関する情報である位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報取得部で取得した位置情報に基づいて、前記場所分類情報蓄積部に蓄積されている場所分類情報を取得する場所分類情報取得部と、
前記場所分類情報取得部で取得した場所分類情報を送信する場所分類情報送信部と、
前記サーバ装置の環境変化情報送信部において送信された環境変化情報を受信する環境変化情報受信部と、
前記環境変化情報受信部で受信した環境変化情報を車輌内に出力する環境変化情報出力部と、
を有する車輌内環境変化用システム。 - 車輌内環境を変化させるための情報を出力するための、サーバ装置と、情報端末と、からなる車輌内環境変化用システムであって、
前記サーバ装置は、
所定の場所を識別するための情報である場所識別情報と、該所定の場所を分類するための情報である場所分類情報とを関連付けて蓄積する場所分類情報蓄積部と、
場所分類情報と、車輌内環境を変化させるための情報である環境変化情報とを関連付けて蓄積する環境変化情報蓄積部と、
位置に関する情報である位置情報を受信する位置情報受信部と、
前記位置情報受信部で受信した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する場所分類情報取得部と、
前記場所分類情報取得部で取得した場所分類情報に基づいて環境変化情報を送信する環境変化情報送信部と、
を有し、
前記情報端末は、
位置情報を送信する位置情報送信部と、
前記環境変化情報送信部において送信された環境変化情報を受信する環境変化情報受信部と、
前記環境変化情報受信部で受信した環境変化情報を車輌内に出力する環境変化情報出力部と、
を有する車輌内環境変化用システム。 - 車輌の現在の速度を示す情報である速度情報を取得する速度情報取得部をさらに有し、
前記環境変化情報出力部が、場所分類情報に加えて、前記速度情報取得部で取得した速度情報に基づいて環境変化情報を出力する請求項6に記載の車輌内環境変化用装置。 - 前記情報端末は、
車輌の現在の速度を示す情報である速度情報を取得する速度情報取得部、をさらに有し、
前記環境変化情報出力部は、場所分類情報に加えて、前記速度情報取得部で取得した速度情報に基づいて環境変化情報を車輌内に出力する請求項7に記載の車輌内環境変化用システム。 - 前記サーバ装置は、
車輌の現在の速度を示す情報である速度情報を受信する速度情報受信部、をさらに有し、
前記環境変化情報送信部は、場所分類情報に加えて、前記速度情報受信部で受信した速度情報に基づいて環境変化情報を送信し、
前記情報端末は、
速度情報を送信する速度情報送信部、をさらに有する請求項8、又は9に記載の車輌内環境変化用システム。 - 車輌内環境を変化させるための情報を出力する車輌内環境変化用装置であって、
車輌内環境に対する車輌に乗る者の好みに基づいて指定される情報である嗜好指定情報を取得する嗜好指定情報取得部と、
前記嗜好指定情報取得部で取得した嗜好指定情報に基づいて、車輌内環境を変化させるための情報である環境変化情報を出力する環境変化情報出力部と、
を有する車輌内環境変化用装置。 - 所定の場所を識別するための情報である場所識別情報と、該所定の場所を分類するための情報である場所分類情報とを関連付けて蓄積する場所分類情報蓄積部と、
位置に関する情報である位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報取得部で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する場所分類情報取得部と、
をさらに有し、
前記環境変化情報出力部は、嗜好指定情報に加えて、前記場所分類情報取得部で取得した場所分類情報に基づいて環境変化情報を出力する請求項13記載の車輌内環境変化用装置 - 車輌内環境を変化させるための情報を出力する車輌内環境変化用装置であって、
車輌の同乗者を識別するための識別子、同乗者の人数、同乗者の性別、同乗者の年齢又は年齢層、運転者と同乗者との関係のいずれか一又は二以上の情報である同乗者情報を取得する同乗者情報取得部と、
前記同乗者情報取得部で取得した同乗者情報に基づいて、車輌内環境を変化させるための情報である環境変化情報を出力する環境変化情報出力部と、
を有する車輌内環境変化用装置。 - 所定の場所を識別するための情報である場所識別情報と、該所定の場所を分類するための情報である場所分類情報とを関連付けて蓄積する場所分類情報蓄積部と、
位置に関する情報である位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報取得部で取得した位置情報に基づいて場所分類情報を取得する場所分類情報取得部と、
をさらに有し、
前記環境変化情報出力部は、同乗者情報に加えて、前記場所分類情報取得部で取得した場所分類情報に基づいて環境変化情報を出力する請求項15記載の車輌内環境変化用装置。 - 車輌が出発地を出発してから目的地に至るための経路を検索し、さらに車輌内環境を変化させるための情報を出力する車輌内環境変化用装置であって、
目的地に関する情報である目的地情報を取得する目的地情報取得部と、
出発地に関する情報である出発地情報を取得する出発地情報取得部と、
車輌の搭乗者の、運転の仕方の希望に基づく情報である運転希望情報を取得する運転希望情報取得部と、
検索に利用可能な地図情報を蓄積する地図情報蓄積部と、
前記目的地情報取得部で取得した目的地情報と、前記出発地情報取得部で取得した出発地情報と、前記運転希望情報取得部で取得した運転希望情報と、地図情報蓄積部に蓄積されている地図情報とに基づいて、目的地に到るための経路を検索する希望経路検索部と、
車輌内環境に対する車輌に乗る者の好みに基づいて指定される情報である嗜好指定情報、又は/及び車輌の同乗者を識別するための識別子、同乗者の人数、同乗者の性別、同乗者の年齢又は年齢層、運転者と同乗者との関係のいずれか一又は二以上の情報である同乗者情報を取得する搭乗者関連情報取得部と、
前記希望経路検索部での検索結果である目的地に到るための経路を示す情報である経路情報と、前記搭乗者関連情報取得部で取得した嗜好指定情報又は/及び同乗者情報とに基づいて、車輌内環境を変化させるための情報である環境変化情報を出力する環境変化情報出力部と、
を有する車輌内環境変化用装置。 - 前記環境変化情報が、映像・音楽(音声)・香り、室内温度、メーターや室内の照明の明るさ、照明の色、座席のマッサージ器の強弱、座席のマッサージ器の角度、窓の開閉のいずれか一又は二以上であること、を特徴とする
請求項6又は10又は13乃至17のいずれか一に記載の車輌内環境変化用装置。 - 前記環境変化情報が、映像・音楽(音声)・香り、室内温度、メーターや室内の照明の明るさ、照明の色、座席のマッサージ器の強弱、座席のマッサージ器の角度、窓の開閉のいずれか一又は二以上であること、を特徴とする
請求項7乃至9又は11又は12に記載の車輌内環境変化用システム。
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