JP2004208157A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】動画像データの品質を所定の水準に維持しつつ複数の処理を1つのCPUで処理すること。
【解決手段】撮影して得られる動画像データを出力するカメラヘッドと、カメラヘッドにより出力される動画像データを用いて実行される画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理それぞれの優先度を取得する優先度取得部210と、取得された優先度に基づいて複数の処理が実行される順番を決定するタイミング決定部212と、決定された処理の順番に従って、動画像データに画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理を実行するための画像処理部105とを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】撮影して得られる動画像データを出力するカメラヘッドと、カメラヘッドにより出力される動画像データを用いて実行される画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理それぞれの優先度を取得する優先度取得部210と、取得された優先度に基づいて複数の処理が実行される順番を決定するタイミング決定部212と、決定された処理の順番に従って、動画像データに画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理を実行するための画像処理部105とを備える。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、撮影装置に関し、特に、撮影した動画像データに画像圧縮処理を実行する撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、対象物を撮影して得られた電子データを、デジタル化する撮影装置においては、デジタル化された動画像データを所定のフォーマットに基づいて圧縮する処理が実行される。動画像データのデータ量を少なくすることにより、メモリコストを削減したり、他のコンピュータへの送信時間を短縮したりするためである。しかしながら、動画像データを圧縮するための処理量が多く、圧縮処理を実行する中央演算装置(CPU)の負荷が大きくなる。このため、通常は画像圧縮処理を専用の1つのCPUで実行させ、圧縮処理とは異なる他の画像処理を実行するために画像圧縮処理を実行するCPUとは別のCPUが備えられる。
【0003】
なお、以上本発明について従来技術を、出願人の知得した一般的技術常識に基づいて説明したが、出願人の記憶する範囲において、出願前までに先行技術文献情報として開示すべき情報を出願人は有していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、撮影装置にCPUを複数備える場合には、増加するCPUの数に応じてコストが高くなってしまうといった問題がある。さらに、複数のCPUを設けるため、CPUの実装面積が増えてしまうという問題も生じた。このため、1つのCPUで、画像圧縮処理とその他の処理とを実行させることは困難であった。
【0005】
この発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、動画像データの品質を所定の水準に維持しつつ複数の処理を1つのCPUで処理することが可能な撮影装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、撮影装置は、撮影して得られる動画像データを出力する撮影手段と、撮影手段により出力される動画像データを用いて実行される複数の処理それぞれの優先度を取得する優先度取得手段と、取得された優先度に基づいて、複数の処理が実行される順番を決定する決定手段と、決定された処理の順番に従って、動画像データに複数の処理を実行するための画像処理手段とを備える。
【0007】
この発明に従えば、撮影して得られた動画像データを用いて実行される複数の処理それぞれの優先度が取得され、取得された優先度に基づいて、複数の処理が実行される順番が決定される。そして、決定された処理の順番に従って、動画像データに複数の処理が実行される。このため、優先度の高い処理が他の処理よりも優先して実行されるため、優先度の高い処理が実行された動画像データを所定の品質に維持しつつ他の処理を1つの画像処理手段で実行することができる。たとえば、画像圧縮処理の優先度を高くすることで、動画像データのフレームレートを所望の値に維持しつつ他の処理を実行することができる。その結果、動画像データの品質を所定の水準に維持しつつ複数の処理を処理することが可能な撮影装置を提供することができる。
【0008】
好ましくは、実行するべき処理と優先度とに対応させた処理順を予め記憶する記憶手段をさらに備え、決定手段は、取得された優先度と実行するべき処理の数とに対応する処理順を記憶手段から読出す読出手段を含む。
【0009】
この発明に従えば、優先度と処理の数とに対応して予め記憶された処理順に従って、動画像データに複数の処理が実行される。このため、処理順を容易に決定することができるとともに、その処理順をユーザが任意に決定しておくことができる。
【0010】
好ましくは、実行する処理の順番は、優先度の高い処理が優先度の低い処理に比較して、所定の期間内に実行される処理回数が多く割当てられた順である。
【0011】
この発明に従えば、優先度の高い処理が優先度の低い処理に比較して、所定の期間内に実行される処理回数が多く割当てるので、優先度の高い処理ほど多くの処理時間が割当てられる。
【0012】
好ましくは画像処理手段に処理された動画像データをネットワークを介して接続された他のコンピュータに送信するための送信手段をさらに備える。
【0013】
この発明に従えば、処理された動画像データがネットワークを介して接続された他のコンピュータに送信される。このため、撮影装置で撮影された動画像データに複数の処理を実行して送信することができる。
【0014】
この発明の他の局面によれば、撮影装置は、対象物を撮影して動画像データを出力する撮影手段と、画像圧縮処理とは別の実行するべき処理を指示する指示手段と、画像圧縮処理を所定のタイミングに分配し、指示された処理を画像圧縮処理へ配分されなかったタイミングに配分することにより、各処理が実行されるタイミングを決定する決定手段と、決定されたタイミングに従って、撮影手段より出力された動画像データに、画像圧縮処理および指示された処理を実行する画像処理手段とを備える。
【0015】
この発明に従えば、画像圧縮処理とは別の実行するべき処理が指示されて画像圧縮処理を所定のタイミングに分配し、指示された処理を画像圧縮処理へ分配されなかったタイミングに分配することにより、各処理が実行されるタイミングが決定される。そして、決定されたタイミングに従って、対象物を撮影して得られた動画像データに、画像処理および指示された処理が実行される。画像圧縮処理が所定のタイミングに分配されるため、フレームレートを所定の値に維持することができる。その結果、動画像データのフレームレートを所定の水準に維持しつつ複数の処理を1つのCPUで処理することが可能な撮影装置を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける監視装置の概略構成を示す図である。図1を参照して、監視装置100は、カメラヘッド120と、コントロールボックス101とから構成される。カメラヘッド120は、撮影可能な範囲を撮影して画像を出力する電荷結合素子(CCD)と、カメラの撮影方向を水平方向および垂直方向に変更するためのパン・ティルト駆動機構121と、撮影倍率を調整するズーム駆動機構122と、レンズ123とを含む。
【0018】
コントロールボックス101は、監視装置100の全体を制御するための中央演算装置(CPU)102と、カメラヘッド120のCCDが出力する画像を取込むための画像入力部103と、取込まれた画像を処理するための画像処理部105と、取込まれた画像または画像処理部105で処理された画像を保存するための画像記録部104と、CPU102からの指示によりカメラヘッド120のパン・ティルト駆動機構121およびズーム駆動機構122とを制御するためのPTZ(Pan-Tint Zoom)制御部106と、時計を内蔵して時刻情報をCPU102に提供するタイマ108と、外部の情報通信端末やパーソナルコンピュータなどとローカルエリアネットワーク(LAN)130を介して通信するための外部通信部107と、記録媒体140に記録されたプログラムやデータ等を読込み、または、記録媒体140に必要なデータを書込むための記憶装置109とを含む。
【0019】
CPU102は、予め内部に記憶しているプログラムを実行することにより、後述する設定処理およびタイミング決定処理を実行する。CPU102によりタイミング決定処理が実行されることにより、CPU102により画像処理部105が制御される。
【0020】
画像入力部103は、カメラヘッド120のCCDが出力する画像を受信し、画像記録部104に送信する。画像記録部104では、画像入力部103より受信する動画像データを記録したり、静止画像を記録することが可能である。画像記録部104は、リングバッファであり、画像入力部103で入力された動画像を記録する場合には、現在の画像入力部103で入力された画像から所定の期間遡った時間までの画像を記録することが可能である。
【0021】
PTZ制御部106は、CPU102からの指示により、カメラヘッド120のパン・ティルト駆動機構121およびズーム駆動機構122を制御することにより、レンズ123で撮影する方向と、レンズ123の撮影倍率を変更させる。カメラヘッド120の画角は、レンズ123で撮影する方向と、レンズ123の撮影倍率とにより定まる。したがって、PTZ制御部106は、カメラヘッド120の画角を制御する。
【0022】
記憶装置109は、CPU102からの指示により、コンピュータ読取可能な記録媒体140に記録されたプログラムやデータを読取ったり、ユーザにより入力された後述するタイミングテーブル等の必要な情報を書込む。
【0023】
コンピュータ読取可能な記録媒体140としては、磁気テープやカセットテープ、磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM/MO/MD/DVD等)、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体である。また、記録媒体140をネットワークからプログラムがダウンロードされるように、流動的にプログラムを担持する記録媒体とすることもできる。
【0024】
ここで言うプログラムとは、CPU102により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
【0025】
外部通信部107は、LAN130と接続されている。このため、LAN130に接続されるパーソナルコンピュータ(PC)111と、CPU102との間で通信が可能となっている。これにより、PC111のユーザは、カメラヘッド120を遠隔操作することが可能である。また、PC111のユーザは、カメラヘッド120を遠隔操作することにより、カメラヘッド120で撮影された画像をPC111のディスプレイで見ることができる。この場合、監視装置100からPC111へは、カメラヘッド120で撮影された動画像データを、圧縮処理したデータが出力される。このため、PC111では、圧縮された動画像データの圧縮を解除する解凍処理を実行して出力することになる。
【0026】
PC111に代えて、LAN130とインターネット132を経由して接続されたPC133、携帯電話またはPDA134からも、同様に、監視装置100を遠隔操作することができる。
【0027】
なお、外部通信部107をLAN130と接続する例を示したが、外部通信部107を、モデムを経由して一般公衆回線に接続するようにしてもよい。この場合、一般公衆回線に接続された他のPCから、監視装置100を遠隔操作することが可能となる。
【0028】
外部通信部107は、監視装置100の使用するものを制限するために、ユーザIDやパスワードを用いた認証処理を行なうようにしている。これにより、監視装置100は遠隔操作することのできる権限を有する者のみが、監視装置100を遠隔操作することが可能となる。
【0029】
図2は、本実施の形態における監視装置100の、CPU102および画像処理部105の機能を示す機能ブロック図である。図2を参照して、CPU102は、画像処理部105で実行するための処理それぞれの優先度を取得するための優先度取得部210と、画像処理部105で実行する処理を指定するための処理指定部211と、取得された優先度および指定された処理の数とから指定された処理を実行するタイミングを決定するためのタイミング決定部212と、画像処理部105から受信する圧縮データとを外部通信部107を介して外部に出力するための出力部213とを含む。
【0030】
画像処理部105は、画像入力部103で入力された画像記録部104に記録された画像に圧縮処理を施し圧縮された動画像データを出力する画像圧縮処理部201と、画像記録部104に記録された動画像データを用いて、動画像データ中から動物体を検知するための動体検知処理部202と、画像記録部104に記録された動画像データの照度変化を検知するための照度検知処理部203とを含む。このように、画像処理部105は、画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理の3つの処理を実行可能である。また、カメラヘッド120のパン・ティルト駆動機構およびズーム駆動機構を駆動するための処理をCPU102で実行するようにしたが、これらの処理を画像処理部105で実行するようにしてもよい。さらに、画像処理部105で実行する処理を、CPU102で実行するようにしてもよい。この場合には、画像処理部105は不要となる。
【0031】
画像処理部105は、1つのCPUを含む。したがって、この1つのCPUで画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理の3つの処理が実行されることになる。このように画像処理部105に含まれる1つのCPUで複数の処理を実行するようにしたので、CPUのコストを低くすることができるとともに、CPUの実装面積を少なくすることができる。
【0032】
画像圧縮処理は、動画像データをデータ量を少なくして符号化する処理であり、具体的には、MPEGまたはモーションJPEG(以下「MJPEG」という)である。
【0033】
動体検知処理とは、カメラヘッド120で撮影される画角中に存在する動く物体を検知する処理である。この検知は、カメラヘッド120から出力される動画像データを処理することにより行なわれる。動体検知処理については、従来より周知の処理を用いることができる。たとえば、画像中の動物体を特定の色の物体と仮定し、画像中にその特定の色が出現したことを検知することにより、動物体を検知する方法である。侵入者は、通常黒い服を着て侵入することが多いため、特定の色を黒とするような場合である。また、異なる時刻に撮影された複数枚の画像の差分を取って得られる差分画像中から抽出される物体を動物体として検知する方法がある。さらに、予め1つの画像を撮影しておき、その画像と現在撮影された画像との差分をとって得られる差分画像中から抽出される物体を動物体として検知する処理がある。
【0034】
照度検知処理とは、カメラヘッド120で撮影されて出力される動画像データの照度(明度)の急激な変化を検知する処理である。侵入者は、通常カメラを発見すると、そのカメラで撮影されまいとしてカメラのレンズ123を手で覆うような場合がある。レンズ123が手で覆われたりした場合には、画像の照度が急激に下がる。照度検知処理は、このようにレンズ123が手等で覆われたりしたことを検知するための処理である。したがって、画像記録部104に記録されている動画像データのうち、現在の画像(フレーム)とその直前の画像(フレーム)との照度を比較することにより、現在の画像の照度がその前に撮影された画像の照度よりも小さい場合に照度の変化を検知する。これにより、侵入者があったことを検知することができる。
【0035】
画像圧縮処理部201は、画像記録部104に記録されている画像をフレーム単位で圧縮する。このため、1つのフレームに対して画像圧縮処理が終了すると、その時点で画像圧縮処理における1単位の処理が終了する。また、動体検知処理部202は、現在の画像を基準にして処理を実行する。この現在の画像(1フレーム)に対して実行される処理が1単位の処理である。照度検知処理部203は、現在の画像を基準にして照度検知処理を実行する。この現在の画像(1フレーム)に対して実行される処理が1単位の処理である。したがって、画像圧縮処理部201、動体検知処理部202、照度検知処理部203は、それぞれ、1フレーム分の動画像データを処理するごとに、1単位の処理を終了することになる。このため、画像処理部105では、1つのCPUで画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理を時分割で実行する。これら3つの処理を実行する順番は、CPU102で決定されるCPU102のタイミング決定部212で決定される。
【0036】
優先度取得部210には、外部通信部107を介して接続されたPC111などから遠隔操作により優先度が入力される。この優先度は、監視装置100のユーザが入力するものである。優先度は、高い方から順に1、2、3というように順位で表わすことも可能であり、また、優先度を数値で表し、その大小で順位を定めてもよい。さらに、優先度を表す数値で、所定時間内に実行が許可される時間の割合としてもよい。
【0037】
処理指定部211は、画像処理部105で実行するための処理が、外部通信部107を介して接続されたPC111などから遠隔操作により入力される。本実施の形態における監視装置100の画像処理部105では、画像圧縮処理、動体検知処理および照度検知処理の3つの処理を実行可能とした。しかしながら、画像処理部105では、これらすべての処理を実行する必要はなく、これらの処理の少なくとも1つが実行される。画像処理部105では、処理指定部211により受付けられた処理が実行される。
【0038】
監視装置100から他のコンピュータ(例えばPC111)に、監視装置100のカメラヘッド120で撮影された動画像データが送信される場合には、画像圧縮処理は必ず実行される。データ量を少なくして効率的にデータ転送するためである。以下の説明では、この画像圧縮処理が実行される場合を例に説明する。この場合に画像処理部105で実行される処理の組合せは、画像圧縮処理だけが実行される場合、画像圧縮処理と動体検知処理が実行される場合、画像圧縮処理と照度検知処理が実行される場合、画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理の3つが実行される場合とがある。
【0039】
なお、優先度および指定する処理を、遠隔操作で入力するのに代えて、コントロールボックス101に備えられたキーボード等の入力装置から入力するようにしてもよい。
【0040】
優先度取得部210で受付けられた優先度と、処理指定部211で受付けられた指定処理とは、タイミング決定部212に出力される。そして、タイミング決定部212により画像処理部105でどの処理を実行するかが決定される。タイミング決定部212では、入力された優先度と、処理の数とにより、画像処理部105で実行するための処理と、その処理を実行するタイミングを決定する。このタイミングの決定は、記憶装置109に予め記憶されたタイミングテーブル220からタイミングチャートを読出すことにより決定される。タイミングテーブル220は、優先度と、処理の数とに対応して、処理順を定義したタイミングチャートを記憶するためのテーブルである。タイミングチャートは、ユーザにより予め作成され、タイミングテーブル220に予め記憶される。
【0041】
したがって、タイミング決定部212は、優先度取得部210で入力された優先度と、処理指定部211で受付けられた処理の数とに対応するタイミングチャートを読出し、実行する処理の順を画像処理部105に出力する。画像処理部105では、タイミング決定部212で決定されたタイミングに従って、それぞれの処理が実行される。
【0042】
図3は、本実施の形態における監視装置100で実行される設定処理の流れを示すフローチャートである。図3を参照して、この設定処理は、CPU102で実行される処理である。CPU102は、外部通信部107を介して接続された他のコンピュータ、例えばPC111に設定画面を出力する。これにより、PC111のディスプレイに設定画面が表示される。この設定画面には、画像の圧縮のレート、動体検知処理の実行の有無、照度検知処理の実行の有無を指定するための設定画面を含む。PC111のユーザは、この設定画面に表示された指示従って、PC111のキーボードなどの入力装置から所定の値の入力を行なう。この入力に基づいて、設定処理が実行される。
【0043】
設定処理では、まず、画像圧縮処理を実行することが設定されたか否かが判断される(ステップS21)。画像圧縮処理の実行の有無は、ユーザによる設定画面に従った入力に基づき判断される。画像圧縮処理を実行することが設定された場合にはステップS22へ進み、そうでない場合にはステップS23へ進む。
【0044】
ステップS22では、画像圧縮のパラメータと、優先度が設定される。ここでは、画像圧縮のパラメータは、ユーザが設定画面に従って入力する値である。画像圧縮のパラメータとしては、画質(VGA、QVGAなど)と画像サイズ、フレームレートを含む。設定画面には、優先度を入力する項目が設けられており、画像圧縮処理を実行することをユーザが選択した場合には、優先度が入力されるようにユーザに優先度の入力を促す。
【0045】
次にステップS23では、動体検知処理を実行することが設定されたか否かが判断される。動体検知処理の実行の有無は、ユーザによる設定画面に従った入力に基づき判断される。動体検知をすることが設定された場合には、ステップS24へ進み、そうでない場合はステップS25へ進む。ステップS24では、動体検知のためのパラメータと優先度とを設定する。設定画面には、パラメータと優先度を入力する項目が設けられており、動体検知処理を実行することをユーザが選択した場合には、パラメータと優先度とが入力されるようにユーザに入力を促す。なお、優先度は、既に画像圧縮処理に設定されている場合であっても、その画像圧縮処理に設定される優先度と同じ値、同じ順位となることを妨げない。動体検知のパラメータとは、たとえば、動体検知の方法として、色抽出画像処理、時間差分画像処理、背景差分画像処理のいずれかを選択するためのパラメータなどである。
【0046】
ステップS25では、照度検知処理を実行することが設定されたか否かが判断される。照度検知処理の実行の有無は、ユーザによる設定画面に従った入力に基づき判断される。照度検知をすることが設定されたと判断した場合には、ステップS26へ進み、そうでない場合には設定処理を終了する。ステップS26では、照度検知のためのパラメータと優先度とを設定する。設定画面には、パラメータと優先度を入力する項目が設けられており、照度検知処理を実行することをユーザが指定した場合には、パラメータと優先度とが入力されるようにユーザに入力を促す。この入力された照度検知のパラメータと優先度とがステップS26において設定される。照度検知のパラメータとは、たとえば、照度の変化のしきい値などである。たとえば、昼間と夜間でこのパラメータを変える必要があるような場合に設定されるパラメータである。
【0047】
図4は、タイミングテーブル220に記憶されるタイミングチャートの一例を示す図である。このタイミングチャートは、処理の数と優先度とに対応して記憶される。図4では、横方向を時間で示し、処理の順番を示している。
【0048】
図4(A)は、処理数が1の場合のタイミングチャートである。このタイミングチャートに従えば、処理1が繰返されて実行されることになる。図4(B)は、処理の数が2つで、処理1が処理2よりも優先度が高い場合のタイミングチャート2を示す図である。処理1、処理1、処理2の順に繰返して処理1と処理2との順番が定義されている。処理1は、処理2に対して優先度が高く、処理2が1回実行される間に処理1が2回実行されるように順番が割当てられている。
【0049】
図4(C)は、処理の数が2つで、処理1と処理2との優先度が同じ場合のタイミングチャート3を示す。処理1、処理2の順に2つの処理が繰返し実行される。この場合には、処理1が1回実行されるごとに処理2も1回実行されるように順番が割当てられている。
【0050】
図4(D)は、処理の数が3つで、3つの処理の優先度が同じ場合のタイミングチャート4を示す図である。処理1、処理2、処理3の順に割当てられている。このため、処理1が1回実行される間に、処理2および処理3も1回ずつ実行されるように順番が割当てられている。
【0051】
図4(E)は、処理の数が3つで、処理1が処理2および処理3よりも優先度が高く、処理2および処理3の優先度が同じ場合のタイミングチャート5を示す。タイミングチャート5では、処理1、処理2、処理1、処理3の順に実行する処理の順番が定義され、この順番で処理の実行が繰返される。このため、処理1が2回実行される間に、処理2および処理3が1回実行されるように順番が割当てられている。
【0052】
図4(F)は、処理の数が3つで、処理1と処理2との優先度が同じで、処理1と処理2との優先度が処理3の優先度よりも高い場合のタイミングチャート6を示す。タイミングチャート6では、処理1、処理2、処理1、処理2、処理3の順に実行する処理の順番が割当てられている。このため、処理1と処理2とを連続して2回実行することのないように平準化されて実行するタイミングが割当てられる。これにより、処理1が、たとえば画像圧縮処理の場合には、画像圧縮処理が集中して実行されることがないので、圧縮の対象となるフレームがある間隔以上隔たることがなくなるので、圧縮された動画像データを再生した場合に、スムーズな動画像を表示することができる。
【0053】
図4(G)は、処理の数が3つで、処理1の優先度が処理2の優先度よりも高く、処理2の優先度が処理3の優先度よりも高い場合のタイミングチャート7を示している。タイミングチャート7では、処理1、処理2、処理1、処理2、処理1、処理3の順に実行する処理の順番が割当てられている。この場合には、処理1が3回実行される間に、処理2が2回実行され、処理3が1回実行される。このタイミングチャート7においても、タイミングチャート6の場合と同様に、処理1が連続して実行されることがなく、処理1が等間隔で実行されるようになっている。このため、処理1が画像圧縮処理の場合には、画像圧縮の対象となるフレームが所定の間隔を隔てて得られて画像が圧縮されるため、スムーズな動画像を再生することができる。
【0054】
図5は、本実施の形態における監視装置100で実行されるタイミング決定処理の一例を示す図である。図5では、ユーザにより指定された処理の数が2つの処理である場合に実行される処理の一例を示す。ステップS41では、2つの処理の優先度に差があるか否かが判断される。優先度に差がある場合にはステップS42へ進み、そうでない場合にはステップS43へ進む。ステップS42では、図4(B)で示したタイミングチャート2をタイミングテーブル220から読出し、優先度が高い処理を処理1に割当て、優先度の低い処理を処理2に割当てる。
【0055】
一方、ステップS43では、図4(C)に示したタイミングテーブル220からタイミングチャート3を選択し、一方の処理を処理1に割当て、他方の処理を処理2に割当てる。
【0056】
図6は、本実施の形態における監視装置100で実行されるタイミング決定処理の流れを示す第2のフローチャートである。図6では、実行する処理が3つある場合のタイミング決定処理の流れを示す。まず、優先度取得部210で取得された優先度が、3つの処理ですべて同じか否かが判断される(ステップS51)。すべて同じと判断した場合にはステップS52へ進み、そうでない場合にはステップS53へ進む。ステップS53では、3つの処理のうち1つの優先度が高く、他の2つの処理の優先度が同じか否かが判断される。真の場合にはステップS54へ進み、そうでない場合にはステップS55へ進む。ステップS55では、2つの優先度が同じで、それらの処理の優先度が他の処理の優先度よりも高いか否かを判断する。真の場合にはステップS56へ進み、そうでない場合にはステップS57へ進む。
【0057】
ステップS52では、タイミングテーブル220から図4(D)に示したタイミングチャート4を選択し、3つの処理をそれぞれ処理1、処理2、処理3に割当てる。
【0058】
ステップS54では、タイミングテーブル220から図4(E)に示したタイミングチャート5を選択し、優先度の高い処理を処理1に割当て、残りの優先度が同じ2つの処理を処理2または処理3に割当てる。
【0059】
ステップS56では、タイミングテーブル220に記憶された図4(F)に示したタイミングチャート6を選択し、優先度の高い2つの処理を処理1または処理2に割当て、優先度の低い処理を処理3に割当てる。
【0060】
ステップS57では、タイミングテーブル220から図4(G)に示したタイミングチャート7を選択し、優先度の高い処理から順に処理1、処理2、処理3に割当てる。
【0061】
このタイミング決定部212により決定された処理の順に従って、画像処理部105で実行される処理についてより具体的に説明する。画像処理部105では、画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理の3つの処理を実行可能であった。ここでは、まず、処理指定部211で3つの処理のすべてが実行することが指定され、優先度取得部210で優先度がすべて等しいものとして入力された場合を例に説明する。この場合には、図6のステップS52の処理が実行され、図4(D)に示したタイミングチャート4が選択されて、画像圧縮処理、動体検知処理および照度検知処理それぞれが、処理1、処理2、処理3のいずれかに割当てられる。
【0062】
また別の例として、処理指定部211で、画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理の3つの処理の実行が指定され、優先度取得部では、画像圧縮処理の優先度が第1順位で、動体検知処理と照度検知処理とが画像圧縮処理よりも低い優先度でかつ同じ優先度が指定されたとする。この場合には、図6のステップS54が実行される。すなわち、図4(E)に示したタイミングチャート5が選択され、画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理が処理1、処理2および処理3に割当てられる。
【0063】
このようにして、ユーザにより指定された実行するべき処理と、その処理それぞれの優先度とに基づき実行する処理の順番が決定される。この決定された順番に基づいて、CPU102から画像処理部105に処理を特定して実行する旨を示す処理コマンドが出力される。画像処理部105では、受信した処理コマンドで特定される処理を実行する。画像処理部105は1単位の処理が終了するごとにCPU102へ終了信号を出力するので、CPU102では、終了信号が受信されるごとに、次に実行するべき順番の処理の実行を指示する処理コマンドが画像処理部105へ出力される。このように、処理コマンドは、タイミング決定部212で決定された順番に従って繰返し出力されるため、画像処理部105では複数の処理が繰返し実行されることになる。
【0064】
本実施の形態においては、画像処理部105で実行する処理の順番を決定するようにした。このため、画像処理部105で1単位の処理が終了するごとに、CPU102へ終了信号を出力する必要があった。この終了信号の送受信をなくすために、CPU102のタイミング決定部212において、各処理を実行可能な期間を割当てるようにしてもよい。すなわち、優先度に応じて、実行する時間を割当てるようにしてもよい。この場合には、CPU102が、タイマ108で計時される時間情報を用いて、割当てられた時間が終了すると次に実行する処理を指定する処理コマンドを画像処理部105に送信する。実行する時間を割当てる方法としては、たとえば、画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理に対してこの順に優先度が指定された場合、所定の期間当りに例えば画像圧縮処理には50%の期間を、動体検知処理には30%の時間を、照度検知処理には残りの20%の時間を割当てるようにしてもよい。この時間配分は、1つの処理に割当てられる期間は、所定の期間内に割当てられるのであれば、連続して割当てられても良く、割当てられた時間を短い期間の複数に分割して、所定の期間内に分散して割当てるようにしてもよい。分散して割り当てることにより、例えば、画像を圧縮する処理の対象となるフレームをできるだけ分散させることにより、圧縮された動画像データを再生する際に、スムーズな動きを再生可能にするためである。
【0065】
この場合においても、配分する時間を予め定めたタイミングチャートを、記憶装置109のタイミングテーブル220に記憶しておくようにすればよい。
【0066】
また、画像圧縮処理が実行される場合には、画像圧縮処理が実行される期間を予め定めるようにしてもよい。動画像データのうち画像圧縮の対象となるフレームレートを確実に確保するためである。この場合には、処理指定部211において、画像圧縮処理のパラメータとしてフレームレートの指定が受付けられる。そして、指定されたフレームレートを確保するために、指定されたフレームレートで画像を圧縮するため、処理対象となるフレームのみを圧縮処理するための期間が割当てられる。そして、画像圧縮処理のための期間として割当てられていない期間に他の処理(動体検知処理および照度検知処理)を割当てる。画像圧縮処理以外の処理の割当ては、上述した優先度に従って割当てられる。
【0067】
たとえば、画像記録部104に記録されている動画像のフレームレートが1秒間に30フレームである場合に、処理指定部211で指定が受付けられたフレームレートが20とすると、このフレームレート20を確保するために、タイミング決定部212において1秒間に20回の画像圧縮処理を実行するための期間がまず割当てられる。
【0068】
そして、画像圧縮処理を実行するための期間として割当てられていない残りの期間に動体検知処理部202および照度検知処理部203を実行するための期間が割当てられる。この場合、動体検知処理部202で実行する時間と照度検知処理部203で実行する時間とは、優先度取得部210で受付けられた優先度に基づき定められるようにすればよい。単純に計算すれば、1秒間に30フレームの動画像データを画像圧縮処理していたものを、1秒間に20フレームの動画像データを画像圧縮すればよいので、処理時間が2/3となる。残りの1/3の処理時間を、動体検知処理部202および照度検知処理部203で実行する時間に割当てられる。
【0069】
この場合においても、フレームレートに対応したタイミングチャートを、記憶装置109のタイミングテーブル220に記憶しておくようにすればよい。
【0070】
(1) 撮影して得られる動画像データを出力する撮影手段と、
前記出力された動画像データを画像圧縮の対象とするフレームレートを取得するフレームレート取得手段と、
前記取得されたフレームレートに応じて画像圧縮する処理を実行するタイミングを決定するタイミング決定手段と、
前記タイミング決定手段により決定されたタイミングに従って画像圧縮する処理を実行するとともに、前記画像圧縮処理を実行していないタイミングに前記画像圧縮処理とは異なる処理を実行する画像処理手段とを備えた、撮影装置。
【0071】
(2) 前記画像圧縮処理とは異なる処理の優先度を取得する優先度取得手段とをさらに備え、
前記タイミング決定手段は、前記取得された優先度に基づいて、前記画像圧縮処理とは異なる処理を実行するタイミングを決定する。
【0072】
(3) 撮影して得られる動画像データを取得するステップと、
前記取得された動画像データを用いて実行される複数の処理それぞれの優先度を取得するステップと、
前記取得された優先度に基づいて、前記複数の処理が実行される順番を決定するステップと、
前記決定された処理の順番に従って、前記動画像データに前記複数の処理を実行するステップとを含む、画像処理方法。
【0073】
(4) 前記決定ステップは、前記取得された優先度と前記実行する処理の数とに対応する処理順を、実行するべき処理と優先度とに対応させた処理順を予め記憶する記憶手段から読出すステップとを含む。
【0074】
(5) 前記実行する処理の順番は、優先度の高い処理が優先度の低い処理に比較して、所定の期間内で実行される処理回数が多く割当てられた順である。
【0075】
(6) 前記実行する処理の順番は、所定の期間内に同じ処理が複数割当てられた場合には、該同じ処理を所定の期間内に平準化して割当てた順である。
【0076】
(7) 前記複数の処理が実行された動画像データをネットワークを介して接続された他のコンピュータに送信するステップをさらに含む。
【0077】
(8) 対象画像を撮影して動画像データを取得するステップと、
前記取得された動画像データに、画像圧縮処理を含む複数の処理の実行を指示するステップと、
画像圧縮処理を所定のタイミングに分配し、画像圧縮処理以外の処理を画像圧縮処理へ配分されなかったタイミングで配分するために、前記複数の処理が実行されるタイミングを決定するステップと、
前記決定されたタイミングに従って、前記取得された動画像データに、前記指示された複数の処理を実行するステップとを含む、画像処理方法。
【0078】
(9) 撮影して得られる動画像データを取得するステップと、
前記取得された動画像データに対して実行される複数の処理それぞれの優先度を取得するステップと、
前記取得された優先度に基づいて、前記複数の処理が実行される順番を決定するステップと、
前記決定された処理の順番に従って、前記動画像データに前記複数の処理を実行するステップとをコンピュータに実行させる、画像処理プログラム。
【0079】
(10) 対象物を撮影して動画像データを取得するステップと、
前記取得された動画像データに、画像圧縮処理を含む複数の処理の実行を指示するステップと、
画像圧縮処理を所定のタイミングに分配し、画像圧縮処理以外の処理を画像圧縮処理より配分されなかったタイミングに配分するために、前記複数の処理が実行されるタイミングを決定するステップと、
前記決定されたタイミングに従って、前記取得された動画像データに、前記指示された複数の処理を実行するステップとをコンピュータに実行させる、画像処理プログラム。
【0080】
(11) 撮影して得られる動画像データを取得するステップと、
取得された動画像データを画像圧縮の対象とするフレームレートを取得するステップと、
前記取得されたフレームレートに応じて画像圧縮する処理を実行するタイミングを決定するステップと、
前記決定されたタイミングに従って画像圧縮処理を実行するステップと、
前記画像圧縮処理を実行していないタイミングに前記画像圧縮処理とは異なる処理を実行するステップとを含む、画像処理方法。
【0081】
(12) 撮影して得られる動画像データを出力するステップと、
前記出力された動画像データが画像圧縮の対象とするフレームレートを取得するステップと、
前記取得されたフレームレートに応じて画像圧縮する処理を実行するタイミングを決定するステップと、
前記決定されたタイミングに従って画像圧縮する処理を実行するステップと、
前記画像圧縮処理を実行していないタイミングに前記画像圧縮処理とは異なる処理を実行するステップとをコンピュータに実行させる、画像処理プログラム。
【0082】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおける監視装置の概略構成を示す図である。
【図2】本実施の形態における監視装置のCPUと画像処理部との機能を示す機能ブロック図である。
【図3】本実施の形態における監視装置で実行される設定処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】タイミングテーブルに記憶されるタイミングチャートの一例を示す図である。
【図5】本実施の形態における監視装置で実行されるタイミング決定処理の流れを示す第1のフローチャートである。
【図6】本実施の形態における監視装置で実行されるタイミング決定処理の流れを示す第2のフローチャートである。
【符号の説明】
100 監視装置、101 コントロールボックス、103 画像入力部、104 画像記録部、105 画像処理部、106 制御部、107 外部通信部、108 タイマ、109 記憶装置、120 カメラヘッド、121 パン・ティルト駆動機構、122 ズーム駆動機構、123 レンズ、132 インターネット、140 記録媒体、201 画像圧縮処理部、202 動体検知処理部、203 照度検知処理部、210 優先度取得部、211 処理指定部、212 タイミング決定部、213 出力部、220 タイミングテーブル。
【発明の属する技術分野】
この発明は、撮影装置に関し、特に、撮影した動画像データに画像圧縮処理を実行する撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、対象物を撮影して得られた電子データを、デジタル化する撮影装置においては、デジタル化された動画像データを所定のフォーマットに基づいて圧縮する処理が実行される。動画像データのデータ量を少なくすることにより、メモリコストを削減したり、他のコンピュータへの送信時間を短縮したりするためである。しかしながら、動画像データを圧縮するための処理量が多く、圧縮処理を実行する中央演算装置(CPU)の負荷が大きくなる。このため、通常は画像圧縮処理を専用の1つのCPUで実行させ、圧縮処理とは異なる他の画像処理を実行するために画像圧縮処理を実行するCPUとは別のCPUが備えられる。
【0003】
なお、以上本発明について従来技術を、出願人の知得した一般的技術常識に基づいて説明したが、出願人の記憶する範囲において、出願前までに先行技術文献情報として開示すべき情報を出願人は有していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、撮影装置にCPUを複数備える場合には、増加するCPUの数に応じてコストが高くなってしまうといった問題がある。さらに、複数のCPUを設けるため、CPUの実装面積が増えてしまうという問題も生じた。このため、1つのCPUで、画像圧縮処理とその他の処理とを実行させることは困難であった。
【0005】
この発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、動画像データの品質を所定の水準に維持しつつ複数の処理を1つのCPUで処理することが可能な撮影装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、撮影装置は、撮影して得られる動画像データを出力する撮影手段と、撮影手段により出力される動画像データを用いて実行される複数の処理それぞれの優先度を取得する優先度取得手段と、取得された優先度に基づいて、複数の処理が実行される順番を決定する決定手段と、決定された処理の順番に従って、動画像データに複数の処理を実行するための画像処理手段とを備える。
【0007】
この発明に従えば、撮影して得られた動画像データを用いて実行される複数の処理それぞれの優先度が取得され、取得された優先度に基づいて、複数の処理が実行される順番が決定される。そして、決定された処理の順番に従って、動画像データに複数の処理が実行される。このため、優先度の高い処理が他の処理よりも優先して実行されるため、優先度の高い処理が実行された動画像データを所定の品質に維持しつつ他の処理を1つの画像処理手段で実行することができる。たとえば、画像圧縮処理の優先度を高くすることで、動画像データのフレームレートを所望の値に維持しつつ他の処理を実行することができる。その結果、動画像データの品質を所定の水準に維持しつつ複数の処理を処理することが可能な撮影装置を提供することができる。
【0008】
好ましくは、実行するべき処理と優先度とに対応させた処理順を予め記憶する記憶手段をさらに備え、決定手段は、取得された優先度と実行するべき処理の数とに対応する処理順を記憶手段から読出す読出手段を含む。
【0009】
この発明に従えば、優先度と処理の数とに対応して予め記憶された処理順に従って、動画像データに複数の処理が実行される。このため、処理順を容易に決定することができるとともに、その処理順をユーザが任意に決定しておくことができる。
【0010】
好ましくは、実行する処理の順番は、優先度の高い処理が優先度の低い処理に比較して、所定の期間内に実行される処理回数が多く割当てられた順である。
【0011】
この発明に従えば、優先度の高い処理が優先度の低い処理に比較して、所定の期間内に実行される処理回数が多く割当てるので、優先度の高い処理ほど多くの処理時間が割当てられる。
【0012】
好ましくは画像処理手段に処理された動画像データをネットワークを介して接続された他のコンピュータに送信するための送信手段をさらに備える。
【0013】
この発明に従えば、処理された動画像データがネットワークを介して接続された他のコンピュータに送信される。このため、撮影装置で撮影された動画像データに複数の処理を実行して送信することができる。
【0014】
この発明の他の局面によれば、撮影装置は、対象物を撮影して動画像データを出力する撮影手段と、画像圧縮処理とは別の実行するべき処理を指示する指示手段と、画像圧縮処理を所定のタイミングに分配し、指示された処理を画像圧縮処理へ配分されなかったタイミングに配分することにより、各処理が実行されるタイミングを決定する決定手段と、決定されたタイミングに従って、撮影手段より出力された動画像データに、画像圧縮処理および指示された処理を実行する画像処理手段とを備える。
【0015】
この発明に従えば、画像圧縮処理とは別の実行するべき処理が指示されて画像圧縮処理を所定のタイミングに分配し、指示された処理を画像圧縮処理へ分配されなかったタイミングに分配することにより、各処理が実行されるタイミングが決定される。そして、決定されたタイミングに従って、対象物を撮影して得られた動画像データに、画像処理および指示された処理が実行される。画像圧縮処理が所定のタイミングに分配されるため、フレームレートを所定の値に維持することができる。その結果、動画像データのフレームレートを所定の水準に維持しつつ複数の処理を1つのCPUで処理することが可能な撮影装置を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける監視装置の概略構成を示す図である。図1を参照して、監視装置100は、カメラヘッド120と、コントロールボックス101とから構成される。カメラヘッド120は、撮影可能な範囲を撮影して画像を出力する電荷結合素子(CCD)と、カメラの撮影方向を水平方向および垂直方向に変更するためのパン・ティルト駆動機構121と、撮影倍率を調整するズーム駆動機構122と、レンズ123とを含む。
【0018】
コントロールボックス101は、監視装置100の全体を制御するための中央演算装置(CPU)102と、カメラヘッド120のCCDが出力する画像を取込むための画像入力部103と、取込まれた画像を処理するための画像処理部105と、取込まれた画像または画像処理部105で処理された画像を保存するための画像記録部104と、CPU102からの指示によりカメラヘッド120のパン・ティルト駆動機構121およびズーム駆動機構122とを制御するためのPTZ(Pan-Tint Zoom)制御部106と、時計を内蔵して時刻情報をCPU102に提供するタイマ108と、外部の情報通信端末やパーソナルコンピュータなどとローカルエリアネットワーク(LAN)130を介して通信するための外部通信部107と、記録媒体140に記録されたプログラムやデータ等を読込み、または、記録媒体140に必要なデータを書込むための記憶装置109とを含む。
【0019】
CPU102は、予め内部に記憶しているプログラムを実行することにより、後述する設定処理およびタイミング決定処理を実行する。CPU102によりタイミング決定処理が実行されることにより、CPU102により画像処理部105が制御される。
【0020】
画像入力部103は、カメラヘッド120のCCDが出力する画像を受信し、画像記録部104に送信する。画像記録部104では、画像入力部103より受信する動画像データを記録したり、静止画像を記録することが可能である。画像記録部104は、リングバッファであり、画像入力部103で入力された動画像を記録する場合には、現在の画像入力部103で入力された画像から所定の期間遡った時間までの画像を記録することが可能である。
【0021】
PTZ制御部106は、CPU102からの指示により、カメラヘッド120のパン・ティルト駆動機構121およびズーム駆動機構122を制御することにより、レンズ123で撮影する方向と、レンズ123の撮影倍率を変更させる。カメラヘッド120の画角は、レンズ123で撮影する方向と、レンズ123の撮影倍率とにより定まる。したがって、PTZ制御部106は、カメラヘッド120の画角を制御する。
【0022】
記憶装置109は、CPU102からの指示により、コンピュータ読取可能な記録媒体140に記録されたプログラムやデータを読取ったり、ユーザにより入力された後述するタイミングテーブル等の必要な情報を書込む。
【0023】
コンピュータ読取可能な記録媒体140としては、磁気テープやカセットテープ、磁気ディスク、光ディスク(CD−ROM/MO/MD/DVD等)、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体である。また、記録媒体140をネットワークからプログラムがダウンロードされるように、流動的にプログラムを担持する記録媒体とすることもできる。
【0024】
ここで言うプログラムとは、CPU102により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
【0025】
外部通信部107は、LAN130と接続されている。このため、LAN130に接続されるパーソナルコンピュータ(PC)111と、CPU102との間で通信が可能となっている。これにより、PC111のユーザは、カメラヘッド120を遠隔操作することが可能である。また、PC111のユーザは、カメラヘッド120を遠隔操作することにより、カメラヘッド120で撮影された画像をPC111のディスプレイで見ることができる。この場合、監視装置100からPC111へは、カメラヘッド120で撮影された動画像データを、圧縮処理したデータが出力される。このため、PC111では、圧縮された動画像データの圧縮を解除する解凍処理を実行して出力することになる。
【0026】
PC111に代えて、LAN130とインターネット132を経由して接続されたPC133、携帯電話またはPDA134からも、同様に、監視装置100を遠隔操作することができる。
【0027】
なお、外部通信部107をLAN130と接続する例を示したが、外部通信部107を、モデムを経由して一般公衆回線に接続するようにしてもよい。この場合、一般公衆回線に接続された他のPCから、監視装置100を遠隔操作することが可能となる。
【0028】
外部通信部107は、監視装置100の使用するものを制限するために、ユーザIDやパスワードを用いた認証処理を行なうようにしている。これにより、監視装置100は遠隔操作することのできる権限を有する者のみが、監視装置100を遠隔操作することが可能となる。
【0029】
図2は、本実施の形態における監視装置100の、CPU102および画像処理部105の機能を示す機能ブロック図である。図2を参照して、CPU102は、画像処理部105で実行するための処理それぞれの優先度を取得するための優先度取得部210と、画像処理部105で実行する処理を指定するための処理指定部211と、取得された優先度および指定された処理の数とから指定された処理を実行するタイミングを決定するためのタイミング決定部212と、画像処理部105から受信する圧縮データとを外部通信部107を介して外部に出力するための出力部213とを含む。
【0030】
画像処理部105は、画像入力部103で入力された画像記録部104に記録された画像に圧縮処理を施し圧縮された動画像データを出力する画像圧縮処理部201と、画像記録部104に記録された動画像データを用いて、動画像データ中から動物体を検知するための動体検知処理部202と、画像記録部104に記録された動画像データの照度変化を検知するための照度検知処理部203とを含む。このように、画像処理部105は、画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理の3つの処理を実行可能である。また、カメラヘッド120のパン・ティルト駆動機構およびズーム駆動機構を駆動するための処理をCPU102で実行するようにしたが、これらの処理を画像処理部105で実行するようにしてもよい。さらに、画像処理部105で実行する処理を、CPU102で実行するようにしてもよい。この場合には、画像処理部105は不要となる。
【0031】
画像処理部105は、1つのCPUを含む。したがって、この1つのCPUで画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理の3つの処理が実行されることになる。このように画像処理部105に含まれる1つのCPUで複数の処理を実行するようにしたので、CPUのコストを低くすることができるとともに、CPUの実装面積を少なくすることができる。
【0032】
画像圧縮処理は、動画像データをデータ量を少なくして符号化する処理であり、具体的には、MPEGまたはモーションJPEG(以下「MJPEG」という)である。
【0033】
動体検知処理とは、カメラヘッド120で撮影される画角中に存在する動く物体を検知する処理である。この検知は、カメラヘッド120から出力される動画像データを処理することにより行なわれる。動体検知処理については、従来より周知の処理を用いることができる。たとえば、画像中の動物体を特定の色の物体と仮定し、画像中にその特定の色が出現したことを検知することにより、動物体を検知する方法である。侵入者は、通常黒い服を着て侵入することが多いため、特定の色を黒とするような場合である。また、異なる時刻に撮影された複数枚の画像の差分を取って得られる差分画像中から抽出される物体を動物体として検知する方法がある。さらに、予め1つの画像を撮影しておき、その画像と現在撮影された画像との差分をとって得られる差分画像中から抽出される物体を動物体として検知する処理がある。
【0034】
照度検知処理とは、カメラヘッド120で撮影されて出力される動画像データの照度(明度)の急激な変化を検知する処理である。侵入者は、通常カメラを発見すると、そのカメラで撮影されまいとしてカメラのレンズ123を手で覆うような場合がある。レンズ123が手で覆われたりした場合には、画像の照度が急激に下がる。照度検知処理は、このようにレンズ123が手等で覆われたりしたことを検知するための処理である。したがって、画像記録部104に記録されている動画像データのうち、現在の画像(フレーム)とその直前の画像(フレーム)との照度を比較することにより、現在の画像の照度がその前に撮影された画像の照度よりも小さい場合に照度の変化を検知する。これにより、侵入者があったことを検知することができる。
【0035】
画像圧縮処理部201は、画像記録部104に記録されている画像をフレーム単位で圧縮する。このため、1つのフレームに対して画像圧縮処理が終了すると、その時点で画像圧縮処理における1単位の処理が終了する。また、動体検知処理部202は、現在の画像を基準にして処理を実行する。この現在の画像(1フレーム)に対して実行される処理が1単位の処理である。照度検知処理部203は、現在の画像を基準にして照度検知処理を実行する。この現在の画像(1フレーム)に対して実行される処理が1単位の処理である。したがって、画像圧縮処理部201、動体検知処理部202、照度検知処理部203は、それぞれ、1フレーム分の動画像データを処理するごとに、1単位の処理を終了することになる。このため、画像処理部105では、1つのCPUで画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理を時分割で実行する。これら3つの処理を実行する順番は、CPU102で決定されるCPU102のタイミング決定部212で決定される。
【0036】
優先度取得部210には、外部通信部107を介して接続されたPC111などから遠隔操作により優先度が入力される。この優先度は、監視装置100のユーザが入力するものである。優先度は、高い方から順に1、2、3というように順位で表わすことも可能であり、また、優先度を数値で表し、その大小で順位を定めてもよい。さらに、優先度を表す数値で、所定時間内に実行が許可される時間の割合としてもよい。
【0037】
処理指定部211は、画像処理部105で実行するための処理が、外部通信部107を介して接続されたPC111などから遠隔操作により入力される。本実施の形態における監視装置100の画像処理部105では、画像圧縮処理、動体検知処理および照度検知処理の3つの処理を実行可能とした。しかしながら、画像処理部105では、これらすべての処理を実行する必要はなく、これらの処理の少なくとも1つが実行される。画像処理部105では、処理指定部211により受付けられた処理が実行される。
【0038】
監視装置100から他のコンピュータ(例えばPC111)に、監視装置100のカメラヘッド120で撮影された動画像データが送信される場合には、画像圧縮処理は必ず実行される。データ量を少なくして効率的にデータ転送するためである。以下の説明では、この画像圧縮処理が実行される場合を例に説明する。この場合に画像処理部105で実行される処理の組合せは、画像圧縮処理だけが実行される場合、画像圧縮処理と動体検知処理が実行される場合、画像圧縮処理と照度検知処理が実行される場合、画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理の3つが実行される場合とがある。
【0039】
なお、優先度および指定する処理を、遠隔操作で入力するのに代えて、コントロールボックス101に備えられたキーボード等の入力装置から入力するようにしてもよい。
【0040】
優先度取得部210で受付けられた優先度と、処理指定部211で受付けられた指定処理とは、タイミング決定部212に出力される。そして、タイミング決定部212により画像処理部105でどの処理を実行するかが決定される。タイミング決定部212では、入力された優先度と、処理の数とにより、画像処理部105で実行するための処理と、その処理を実行するタイミングを決定する。このタイミングの決定は、記憶装置109に予め記憶されたタイミングテーブル220からタイミングチャートを読出すことにより決定される。タイミングテーブル220は、優先度と、処理の数とに対応して、処理順を定義したタイミングチャートを記憶するためのテーブルである。タイミングチャートは、ユーザにより予め作成され、タイミングテーブル220に予め記憶される。
【0041】
したがって、タイミング決定部212は、優先度取得部210で入力された優先度と、処理指定部211で受付けられた処理の数とに対応するタイミングチャートを読出し、実行する処理の順を画像処理部105に出力する。画像処理部105では、タイミング決定部212で決定されたタイミングに従って、それぞれの処理が実行される。
【0042】
図3は、本実施の形態における監視装置100で実行される設定処理の流れを示すフローチャートである。図3を参照して、この設定処理は、CPU102で実行される処理である。CPU102は、外部通信部107を介して接続された他のコンピュータ、例えばPC111に設定画面を出力する。これにより、PC111のディスプレイに設定画面が表示される。この設定画面には、画像の圧縮のレート、動体検知処理の実行の有無、照度検知処理の実行の有無を指定するための設定画面を含む。PC111のユーザは、この設定画面に表示された指示従って、PC111のキーボードなどの入力装置から所定の値の入力を行なう。この入力に基づいて、設定処理が実行される。
【0043】
設定処理では、まず、画像圧縮処理を実行することが設定されたか否かが判断される(ステップS21)。画像圧縮処理の実行の有無は、ユーザによる設定画面に従った入力に基づき判断される。画像圧縮処理を実行することが設定された場合にはステップS22へ進み、そうでない場合にはステップS23へ進む。
【0044】
ステップS22では、画像圧縮のパラメータと、優先度が設定される。ここでは、画像圧縮のパラメータは、ユーザが設定画面に従って入力する値である。画像圧縮のパラメータとしては、画質(VGA、QVGAなど)と画像サイズ、フレームレートを含む。設定画面には、優先度を入力する項目が設けられており、画像圧縮処理を実行することをユーザが選択した場合には、優先度が入力されるようにユーザに優先度の入力を促す。
【0045】
次にステップS23では、動体検知処理を実行することが設定されたか否かが判断される。動体検知処理の実行の有無は、ユーザによる設定画面に従った入力に基づき判断される。動体検知をすることが設定された場合には、ステップS24へ進み、そうでない場合はステップS25へ進む。ステップS24では、動体検知のためのパラメータと優先度とを設定する。設定画面には、パラメータと優先度を入力する項目が設けられており、動体検知処理を実行することをユーザが選択した場合には、パラメータと優先度とが入力されるようにユーザに入力を促す。なお、優先度は、既に画像圧縮処理に設定されている場合であっても、その画像圧縮処理に設定される優先度と同じ値、同じ順位となることを妨げない。動体検知のパラメータとは、たとえば、動体検知の方法として、色抽出画像処理、時間差分画像処理、背景差分画像処理のいずれかを選択するためのパラメータなどである。
【0046】
ステップS25では、照度検知処理を実行することが設定されたか否かが判断される。照度検知処理の実行の有無は、ユーザによる設定画面に従った入力に基づき判断される。照度検知をすることが設定されたと判断した場合には、ステップS26へ進み、そうでない場合には設定処理を終了する。ステップS26では、照度検知のためのパラメータと優先度とを設定する。設定画面には、パラメータと優先度を入力する項目が設けられており、照度検知処理を実行することをユーザが指定した場合には、パラメータと優先度とが入力されるようにユーザに入力を促す。この入力された照度検知のパラメータと優先度とがステップS26において設定される。照度検知のパラメータとは、たとえば、照度の変化のしきい値などである。たとえば、昼間と夜間でこのパラメータを変える必要があるような場合に設定されるパラメータである。
【0047】
図4は、タイミングテーブル220に記憶されるタイミングチャートの一例を示す図である。このタイミングチャートは、処理の数と優先度とに対応して記憶される。図4では、横方向を時間で示し、処理の順番を示している。
【0048】
図4(A)は、処理数が1の場合のタイミングチャートである。このタイミングチャートに従えば、処理1が繰返されて実行されることになる。図4(B)は、処理の数が2つで、処理1が処理2よりも優先度が高い場合のタイミングチャート2を示す図である。処理1、処理1、処理2の順に繰返して処理1と処理2との順番が定義されている。処理1は、処理2に対して優先度が高く、処理2が1回実行される間に処理1が2回実行されるように順番が割当てられている。
【0049】
図4(C)は、処理の数が2つで、処理1と処理2との優先度が同じ場合のタイミングチャート3を示す。処理1、処理2の順に2つの処理が繰返し実行される。この場合には、処理1が1回実行されるごとに処理2も1回実行されるように順番が割当てられている。
【0050】
図4(D)は、処理の数が3つで、3つの処理の優先度が同じ場合のタイミングチャート4を示す図である。処理1、処理2、処理3の順に割当てられている。このため、処理1が1回実行される間に、処理2および処理3も1回ずつ実行されるように順番が割当てられている。
【0051】
図4(E)は、処理の数が3つで、処理1が処理2および処理3よりも優先度が高く、処理2および処理3の優先度が同じ場合のタイミングチャート5を示す。タイミングチャート5では、処理1、処理2、処理1、処理3の順に実行する処理の順番が定義され、この順番で処理の実行が繰返される。このため、処理1が2回実行される間に、処理2および処理3が1回実行されるように順番が割当てられている。
【0052】
図4(F)は、処理の数が3つで、処理1と処理2との優先度が同じで、処理1と処理2との優先度が処理3の優先度よりも高い場合のタイミングチャート6を示す。タイミングチャート6では、処理1、処理2、処理1、処理2、処理3の順に実行する処理の順番が割当てられている。このため、処理1と処理2とを連続して2回実行することのないように平準化されて実行するタイミングが割当てられる。これにより、処理1が、たとえば画像圧縮処理の場合には、画像圧縮処理が集中して実行されることがないので、圧縮の対象となるフレームがある間隔以上隔たることがなくなるので、圧縮された動画像データを再生した場合に、スムーズな動画像を表示することができる。
【0053】
図4(G)は、処理の数が3つで、処理1の優先度が処理2の優先度よりも高く、処理2の優先度が処理3の優先度よりも高い場合のタイミングチャート7を示している。タイミングチャート7では、処理1、処理2、処理1、処理2、処理1、処理3の順に実行する処理の順番が割当てられている。この場合には、処理1が3回実行される間に、処理2が2回実行され、処理3が1回実行される。このタイミングチャート7においても、タイミングチャート6の場合と同様に、処理1が連続して実行されることがなく、処理1が等間隔で実行されるようになっている。このため、処理1が画像圧縮処理の場合には、画像圧縮の対象となるフレームが所定の間隔を隔てて得られて画像が圧縮されるため、スムーズな動画像を再生することができる。
【0054】
図5は、本実施の形態における監視装置100で実行されるタイミング決定処理の一例を示す図である。図5では、ユーザにより指定された処理の数が2つの処理である場合に実行される処理の一例を示す。ステップS41では、2つの処理の優先度に差があるか否かが判断される。優先度に差がある場合にはステップS42へ進み、そうでない場合にはステップS43へ進む。ステップS42では、図4(B)で示したタイミングチャート2をタイミングテーブル220から読出し、優先度が高い処理を処理1に割当て、優先度の低い処理を処理2に割当てる。
【0055】
一方、ステップS43では、図4(C)に示したタイミングテーブル220からタイミングチャート3を選択し、一方の処理を処理1に割当て、他方の処理を処理2に割当てる。
【0056】
図6は、本実施の形態における監視装置100で実行されるタイミング決定処理の流れを示す第2のフローチャートである。図6では、実行する処理が3つある場合のタイミング決定処理の流れを示す。まず、優先度取得部210で取得された優先度が、3つの処理ですべて同じか否かが判断される(ステップS51)。すべて同じと判断した場合にはステップS52へ進み、そうでない場合にはステップS53へ進む。ステップS53では、3つの処理のうち1つの優先度が高く、他の2つの処理の優先度が同じか否かが判断される。真の場合にはステップS54へ進み、そうでない場合にはステップS55へ進む。ステップS55では、2つの優先度が同じで、それらの処理の優先度が他の処理の優先度よりも高いか否かを判断する。真の場合にはステップS56へ進み、そうでない場合にはステップS57へ進む。
【0057】
ステップS52では、タイミングテーブル220から図4(D)に示したタイミングチャート4を選択し、3つの処理をそれぞれ処理1、処理2、処理3に割当てる。
【0058】
ステップS54では、タイミングテーブル220から図4(E)に示したタイミングチャート5を選択し、優先度の高い処理を処理1に割当て、残りの優先度が同じ2つの処理を処理2または処理3に割当てる。
【0059】
ステップS56では、タイミングテーブル220に記憶された図4(F)に示したタイミングチャート6を選択し、優先度の高い2つの処理を処理1または処理2に割当て、優先度の低い処理を処理3に割当てる。
【0060】
ステップS57では、タイミングテーブル220から図4(G)に示したタイミングチャート7を選択し、優先度の高い処理から順に処理1、処理2、処理3に割当てる。
【0061】
このタイミング決定部212により決定された処理の順に従って、画像処理部105で実行される処理についてより具体的に説明する。画像処理部105では、画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理の3つの処理を実行可能であった。ここでは、まず、処理指定部211で3つの処理のすべてが実行することが指定され、優先度取得部210で優先度がすべて等しいものとして入力された場合を例に説明する。この場合には、図6のステップS52の処理が実行され、図4(D)に示したタイミングチャート4が選択されて、画像圧縮処理、動体検知処理および照度検知処理それぞれが、処理1、処理2、処理3のいずれかに割当てられる。
【0062】
また別の例として、処理指定部211で、画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理の3つの処理の実行が指定され、優先度取得部では、画像圧縮処理の優先度が第1順位で、動体検知処理と照度検知処理とが画像圧縮処理よりも低い優先度でかつ同じ優先度が指定されたとする。この場合には、図6のステップS54が実行される。すなわち、図4(E)に示したタイミングチャート5が選択され、画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理が処理1、処理2および処理3に割当てられる。
【0063】
このようにして、ユーザにより指定された実行するべき処理と、その処理それぞれの優先度とに基づき実行する処理の順番が決定される。この決定された順番に基づいて、CPU102から画像処理部105に処理を特定して実行する旨を示す処理コマンドが出力される。画像処理部105では、受信した処理コマンドで特定される処理を実行する。画像処理部105は1単位の処理が終了するごとにCPU102へ終了信号を出力するので、CPU102では、終了信号が受信されるごとに、次に実行するべき順番の処理の実行を指示する処理コマンドが画像処理部105へ出力される。このように、処理コマンドは、タイミング決定部212で決定された順番に従って繰返し出力されるため、画像処理部105では複数の処理が繰返し実行されることになる。
【0064】
本実施の形態においては、画像処理部105で実行する処理の順番を決定するようにした。このため、画像処理部105で1単位の処理が終了するごとに、CPU102へ終了信号を出力する必要があった。この終了信号の送受信をなくすために、CPU102のタイミング決定部212において、各処理を実行可能な期間を割当てるようにしてもよい。すなわち、優先度に応じて、実行する時間を割当てるようにしてもよい。この場合には、CPU102が、タイマ108で計時される時間情報を用いて、割当てられた時間が終了すると次に実行する処理を指定する処理コマンドを画像処理部105に送信する。実行する時間を割当てる方法としては、たとえば、画像圧縮処理、動体検知処理、照度検知処理に対してこの順に優先度が指定された場合、所定の期間当りに例えば画像圧縮処理には50%の期間を、動体検知処理には30%の時間を、照度検知処理には残りの20%の時間を割当てるようにしてもよい。この時間配分は、1つの処理に割当てられる期間は、所定の期間内に割当てられるのであれば、連続して割当てられても良く、割当てられた時間を短い期間の複数に分割して、所定の期間内に分散して割当てるようにしてもよい。分散して割り当てることにより、例えば、画像を圧縮する処理の対象となるフレームをできるだけ分散させることにより、圧縮された動画像データを再生する際に、スムーズな動きを再生可能にするためである。
【0065】
この場合においても、配分する時間を予め定めたタイミングチャートを、記憶装置109のタイミングテーブル220に記憶しておくようにすればよい。
【0066】
また、画像圧縮処理が実行される場合には、画像圧縮処理が実行される期間を予め定めるようにしてもよい。動画像データのうち画像圧縮の対象となるフレームレートを確実に確保するためである。この場合には、処理指定部211において、画像圧縮処理のパラメータとしてフレームレートの指定が受付けられる。そして、指定されたフレームレートを確保するために、指定されたフレームレートで画像を圧縮するため、処理対象となるフレームのみを圧縮処理するための期間が割当てられる。そして、画像圧縮処理のための期間として割当てられていない期間に他の処理(動体検知処理および照度検知処理)を割当てる。画像圧縮処理以外の処理の割当ては、上述した優先度に従って割当てられる。
【0067】
たとえば、画像記録部104に記録されている動画像のフレームレートが1秒間に30フレームである場合に、処理指定部211で指定が受付けられたフレームレートが20とすると、このフレームレート20を確保するために、タイミング決定部212において1秒間に20回の画像圧縮処理を実行するための期間がまず割当てられる。
【0068】
そして、画像圧縮処理を実行するための期間として割当てられていない残りの期間に動体検知処理部202および照度検知処理部203を実行するための期間が割当てられる。この場合、動体検知処理部202で実行する時間と照度検知処理部203で実行する時間とは、優先度取得部210で受付けられた優先度に基づき定められるようにすればよい。単純に計算すれば、1秒間に30フレームの動画像データを画像圧縮処理していたものを、1秒間に20フレームの動画像データを画像圧縮すればよいので、処理時間が2/3となる。残りの1/3の処理時間を、動体検知処理部202および照度検知処理部203で実行する時間に割当てられる。
【0069】
この場合においても、フレームレートに対応したタイミングチャートを、記憶装置109のタイミングテーブル220に記憶しておくようにすればよい。
【0070】
(1) 撮影して得られる動画像データを出力する撮影手段と、
前記出力された動画像データを画像圧縮の対象とするフレームレートを取得するフレームレート取得手段と、
前記取得されたフレームレートに応じて画像圧縮する処理を実行するタイミングを決定するタイミング決定手段と、
前記タイミング決定手段により決定されたタイミングに従って画像圧縮する処理を実行するとともに、前記画像圧縮処理を実行していないタイミングに前記画像圧縮処理とは異なる処理を実行する画像処理手段とを備えた、撮影装置。
【0071】
(2) 前記画像圧縮処理とは異なる処理の優先度を取得する優先度取得手段とをさらに備え、
前記タイミング決定手段は、前記取得された優先度に基づいて、前記画像圧縮処理とは異なる処理を実行するタイミングを決定する。
【0072】
(3) 撮影して得られる動画像データを取得するステップと、
前記取得された動画像データを用いて実行される複数の処理それぞれの優先度を取得するステップと、
前記取得された優先度に基づいて、前記複数の処理が実行される順番を決定するステップと、
前記決定された処理の順番に従って、前記動画像データに前記複数の処理を実行するステップとを含む、画像処理方法。
【0073】
(4) 前記決定ステップは、前記取得された優先度と前記実行する処理の数とに対応する処理順を、実行するべき処理と優先度とに対応させた処理順を予め記憶する記憶手段から読出すステップとを含む。
【0074】
(5) 前記実行する処理の順番は、優先度の高い処理が優先度の低い処理に比較して、所定の期間内で実行される処理回数が多く割当てられた順である。
【0075】
(6) 前記実行する処理の順番は、所定の期間内に同じ処理が複数割当てられた場合には、該同じ処理を所定の期間内に平準化して割当てた順である。
【0076】
(7) 前記複数の処理が実行された動画像データをネットワークを介して接続された他のコンピュータに送信するステップをさらに含む。
【0077】
(8) 対象画像を撮影して動画像データを取得するステップと、
前記取得された動画像データに、画像圧縮処理を含む複数の処理の実行を指示するステップと、
画像圧縮処理を所定のタイミングに分配し、画像圧縮処理以外の処理を画像圧縮処理へ配分されなかったタイミングで配分するために、前記複数の処理が実行されるタイミングを決定するステップと、
前記決定されたタイミングに従って、前記取得された動画像データに、前記指示された複数の処理を実行するステップとを含む、画像処理方法。
【0078】
(9) 撮影して得られる動画像データを取得するステップと、
前記取得された動画像データに対して実行される複数の処理それぞれの優先度を取得するステップと、
前記取得された優先度に基づいて、前記複数の処理が実行される順番を決定するステップと、
前記決定された処理の順番に従って、前記動画像データに前記複数の処理を実行するステップとをコンピュータに実行させる、画像処理プログラム。
【0079】
(10) 対象物を撮影して動画像データを取得するステップと、
前記取得された動画像データに、画像圧縮処理を含む複数の処理の実行を指示するステップと、
画像圧縮処理を所定のタイミングに分配し、画像圧縮処理以外の処理を画像圧縮処理より配分されなかったタイミングに配分するために、前記複数の処理が実行されるタイミングを決定するステップと、
前記決定されたタイミングに従って、前記取得された動画像データに、前記指示された複数の処理を実行するステップとをコンピュータに実行させる、画像処理プログラム。
【0080】
(11) 撮影して得られる動画像データを取得するステップと、
取得された動画像データを画像圧縮の対象とするフレームレートを取得するステップと、
前記取得されたフレームレートに応じて画像圧縮する処理を実行するタイミングを決定するステップと、
前記決定されたタイミングに従って画像圧縮処理を実行するステップと、
前記画像圧縮処理を実行していないタイミングに前記画像圧縮処理とは異なる処理を実行するステップとを含む、画像処理方法。
【0081】
(12) 撮影して得られる動画像データを出力するステップと、
前記出力された動画像データが画像圧縮の対象とするフレームレートを取得するステップと、
前記取得されたフレームレートに応じて画像圧縮する処理を実行するタイミングを決定するステップと、
前記決定されたタイミングに従って画像圧縮する処理を実行するステップと、
前記画像圧縮処理を実行していないタイミングに前記画像圧縮処理とは異なる処理を実行するステップとをコンピュータに実行させる、画像処理プログラム。
【0082】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおける監視装置の概略構成を示す図である。
【図2】本実施の形態における監視装置のCPUと画像処理部との機能を示す機能ブロック図である。
【図3】本実施の形態における監視装置で実行される設定処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】タイミングテーブルに記憶されるタイミングチャートの一例を示す図である。
【図5】本実施の形態における監視装置で実行されるタイミング決定処理の流れを示す第1のフローチャートである。
【図6】本実施の形態における監視装置で実行されるタイミング決定処理の流れを示す第2のフローチャートである。
【符号の説明】
100 監視装置、101 コントロールボックス、103 画像入力部、104 画像記録部、105 画像処理部、106 制御部、107 外部通信部、108 タイマ、109 記憶装置、120 カメラヘッド、121 パン・ティルト駆動機構、122 ズーム駆動機構、123 レンズ、132 インターネット、140 記録媒体、201 画像圧縮処理部、202 動体検知処理部、203 照度検知処理部、210 優先度取得部、211 処理指定部、212 タイミング決定部、213 出力部、220 タイミングテーブル。
Claims (5)
- 撮影して得られる動画像データを出力する撮影手段と、
前記撮影手段により出力される動画像データを用いて実行される複数の処理それぞれの優先度を取得する優先度取得手段と、
前記取得された優先度に基づいて、前記複数の処理が実行される順番を決定する決定手段と、
前記決定された処理の順番に従って、前記動画像データに前記複数の処理を実行するための画像処理手段とを備えた、撮影装置。 - 実行するべき処理と優先度とに対応させた処理順を予め記憶する記憶手段をさらに備え、
前記決定手段は、前記取得された優先度と前記実行するべき処理の数とに対応する処理順を前記記憶手段から読出す読出手段を含む、請求項1に記載の撮影装置。 - 前記実行する処理の順番は、優先度の高い処理が優先度の低い処理に比較して、所定の期間内に実行される処理回数が多く割当てられた順である、請求項1に記載の撮影装置。
- 前記画像処理手段に処理された動画像データをネットワークを介して接続された他のコンピュータに送信するための送信手段をさらに備えた、請求項1に記載の撮影装置。
- 対象物を撮影して動画像データを出力する撮影手段と、
画像圧縮処理とは別の実行するべき処理を指示する指示手段と、
画像圧縮処理を所定のタイミングに分配し、前記指示された処理を画像圧縮処理へ配分されなかったタイミングに配分することにより、各処理が実行されるタイミングを決定する決定手段と、
前記決定されたタイミングに従って、前記撮影手段より出力された動画像データに、前記画像圧縮処理および前記指示された処理を実行する画像処理手段とを備えた、撮影装置。
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Cited By (1)
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