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JP2004203280A - 車両用空調装置 - Google Patents

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JP2004203280A JP2002376325A JP2002376325A JP2004203280A JP 2004203280 A JP2004203280 A JP 2004203280A JP 2002376325 A JP2002376325 A JP 2002376325A JP 2002376325 A JP2002376325 A JP 2002376325A JP 2004203280 A JP2004203280 A JP 2004203280A
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Keita Honda
桂太 本多
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Denso Corp
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Abstract

【課題】室外熱交換器にて冷媒の空冷を行う冷凍サイクルと、電気部品の冷却水を空冷するEVラジエータ6とを備えた車両用空調装置において、EV冷却水温度を65℃以下に保つため、冷凍サイクルの冷凍能力を制限することが可能な車両用空調装置を提供することにある。
【解決手段】水温センサ95によって検出されるEV冷却水の温度が、第1保護温度を超えた場合には、走行モータ関連電気部品92、93の出力を低下させる走行モータ関連電気部品保護手段と、第1保護温度よりも低く設定された第2保護温度を超えた場合には、エアコンインバータ94の出力を低下させるエアコンインバータ保護手段とを備えた車両用空調装置を用いる。これにより、まずエアコンインバータ94の出力が低下して室外熱交換器での冷媒からの放熱量が減るので、EV冷却水の温度の上昇を抑えることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行モータを有する車両の空調装置における冷凍サイクルの冷凍能力を制御する空調制御手段に関するものであり、特に該車両に搭載された走行モータ用インバータなどの走行モータ関連電気部品を冷却する冷却水を空冷するラジエータの空冷能力を、一定以上に保つため冷凍サイクルの冷凍能力を制限する空調制御手段に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来、走行モータを有する車両、例えば走行エンジンとともに走行モータを有するハイブリッド自動車の冷凍サイクルにおいては、車両室内に導入される空気から冷媒が吸熱した熱を空冷により放熱する室外熱交換器と、該ハイブリッド自動車に搭載された各種電気部品を冷却する冷却水を空冷するラジエータ(以降、EVラジエータと呼ぶ)とは、走行エンジンを冷却する冷却水を空冷するラジエータ(以降、エンジン用ラジエータと呼ぶ)とともに空冷風の流れ方向に直列的に配設されるのが一般的である(例えば特許文献1参照)。また、電気部品の高温化による能力低下を防止するため冷却水温度を所定値以下に保つため、空冷ファンの回転速度を電気部品の温度に応じて制御するもの(例えば特許文献2参照)などもある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−187435公報(第5―8頁、図1)
【特許文献2】
特開2002−223505公報(第3―5頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、ハイブリッド自動車では省スペース化の要求から特許文献1または特許文献2のごとく、室外熱交換器、EVラジエータ、エンジン用ラジエータの3つを空気の流れ方向に直列的に配置するのではなく、EVラジエータとエンジン用ラジエータとを一体化して一体型ラジエータとし、室外熱交換器および一体型ラジエータの2つを空冷風の流れ方向に対して直列的に配設することが検討されている。
ここで、エンジンを冷却する冷却水(以降、エンジン冷却水と呼ぶ)の温度は110℃まで許容されているため、室外熱交換器で冷媒から放熱を受けた空気でも十分に空冷が可能である。しかし、電気部品を冷却する冷却水(以降、EV冷却水)の温度は、電気部品を保護するため65℃までしか許容されておらず、室外熱交換器で冷媒から放熱を受けた空気では65℃にまで空冷できないおそれがある。
【0005】
【発明の目的】
本発明の目的は、室外熱交換器にて冷媒の空冷を行う冷凍サイクルとEVラジエータとを備えた車両用空調装置において、EV冷却水温度を65℃以下に保つため、冷凍サイクルの冷凍能力を制限することが可能な車両用空調装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1の手段〕
請求項1に記載の発明によれば、走行モータを有する車両に搭載され、冷媒を圧縮して吐出するコンプレッサ、およびこのコンプレッサにより吐出された冷媒を空冷する室外熱交換器を有する冷凍サイクルと、コンプレッサに電力を出力してコンプレッサの回転速度を制御するエアコンインバータと、走行モータに関連して電力を出力する走行モータ関連電気部品と、室外熱交換器よりも空冷風の流れ方向の下流側に直列的に配設されて、エアコンインバータと走行モータ関連電気部品とを冷却する冷却水を空冷するラジエータと、ラジエータから流出した冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段と、冷却水温度検出手段によって検出される冷却水の温度が、予め設定された第1保護温度を超えた場合には、走行モータ関連電気部品の出力を低下させる走行モータ関連電気部品保護手段と、冷却水温度検出手段によって検出される冷却水の温度が、予め第1保護温度よりも低く設定された第2保護温度を超えた場合には、エアコンインバータの出力を低下させるエアコンインバータ保護手段とを備える車両用空調装置を用いる。
【0007】
これにより、冷却水温度検出手段によって検出されるEV冷却水の温度が上昇を始めた場合、先に第2保護温度を超えるのでまずエアコンインバータの出力が低下してコンプレッサの回転速度が低下し冷媒の循環量が減る。このため、室外熱交換器での冷媒からの放熱量が減って冷却風の温度が下がるので、EVラジエータにおけるEV冷却水の空冷を十分に行うことができるようになる。この結果、EV冷却水の温度の上昇を抑えることができ、走行モータ関連電気部品を保護することができる。
【0008】
〔請求項2の手段〕
請求項2に記載の発明は、走行モータ関連電気部品には走行モータに電力を出力して走行モータの回転速度を制御する走行モータ用インバータが含まれることを特徴とする。
これにより、走行モータ用インバータの温度上昇による破損を防止することができ、走行モータの停止に伴う車両停止などを防止することができる。
【0009】
〔請求項3の手段〕
請求項3に記載の発明は、走行モータ関連電気部品には車両に搭載された主バッテリの直流電力を下降変換して補助バッテリへ出力するDCDCコンバータが含まれることを特徴とする。
これにより、DCDCコンバータの温度上昇による破損を防止することができ、補助バッテリの充電不足に伴う各種補助機器の停止などを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態の構成〕
本発明の第1実施形態の構成を図1および図2に基づいて説明する。第1実施形態にかかる車両用空調装置2は、図2に示すごとく走行エンジン81と走行モータ(図示せず)とを有するハイブリッド自動車1の車室内15の最前部に配置され、車室内15に吹き出される空気(以降、空調空気と呼ぶ)の空調を行う空調ユニット5、冷媒を空調ユニット5内へ循環させて空調空気の冷却を行って熱を汲み上げ、後述する空冷風として導入される大気(走行風)へ放熱する冷凍サイクル3、および周知の中央演算処理装置(CPU)、ROM、スタンバイRAM等を有し、各種入力信号に基づいてROMに記憶された制御プログラムにより演算処理を行う空調制御装置などを備える(CPU、ROM、スタンバイRAM、空調制御装置いずれも図示せず)。
【0011】
空調ユニット5は、車室内15に向けて空調空気を導くための空気通路をなすダクト51を備える。ダクト51の最上流部には、空調制御装置により制御されるサーボモータなどの内外気切替用アクチュエータ(図示せず)によって駆動され、空調空気を車室外から導入する外気導入モードまたは車室内15から循環させる内気循環モードのいずれかに切り替える内外気切替ドア52が備えられている。
内外気切替ドア52の下流には、内外気切替ドア52を介して車室内空気(内気)または車室外空気(外気)を導入しダクト51内へ空調空気として送風する送風機53が備えられている。
【0012】
送風機53の下流には、冷凍サイクル3の一部をなし空調空気から熱を汲み上げ冷却するエバポレータ(冷却用室内熱交換器)33が、ダクト51の全面に亙って設けられ、エバポレータ33の下流には、後述するエンジン冷却水回路8の一部をなし、エバポレータ33で冷却された空調空気をエンジン冷却水により加熱するヒータコア(加熱用室内熱交換器)54が備えられている。ヒータコア54には、車室内15へ吹き出す空調空気の目標温度に応じて、ヒータコア54をバイパスする空調空気の流量とヒータコア54を通過する空調空気の流量との割合をドア開度により調節するエアミックスドア55が付設されている。
【0013】
ヒータコア54およびエアミックスドア55の下流には、空調空気を車室内15へ通じる各吹出口へ導くための吹出通路が設けられ、車室内15の前部より乗員の頭胸部へ向けて主に冷風を吹き出すためのフェイス吹出通路56、乗員の足元へ向けて主に温風を吹き出すためのフット吹出通路57、および窓ガラスへ向けて主に温風を吹き出すデフロスタ吹出通路58が設けられている。
【0014】
冷凍サイクル3は、エバポレータ33で空調空気から熱を汲み上げ気化したガス冷媒を圧縮して液化しやすい状態(すなわち高温高圧)にして吐出するコンプレッサ31、コンプレッサ31から吐出された高温高圧のガス冷媒を後記する空冷風により液化して熱を放出し液化させ液冷媒とする室外熱交換器4、高圧の液冷媒を急激に膨張させて、低温霧状の冷媒として噴射する冷媒膨張弁32、および空調空気から冷媒の気化熱として熱を汲み上げ冷却するエバポレータ33などを備え、コンプレッサ31、室外熱交換器4、冷媒膨張弁32、エバポレータ33の順に冷媒が流れるように冷媒配管34で連結されている。
【0015】
室外熱交換器4は、ハイブリッド自動車1のエンジンルーム11内の最前部に配置され、室外熱交換器4の前方には走行風を空冷風としてエンジンルーム11内に導くフロントグリル12が、フロントバンパ13の上側で、かつボンネット14の前端下側に備えられている。室外熱交換器4の空冷風の流れ方向の下流側には、走行用エンジン81を冷却するエンジン冷却水を空冷するエンジン用ラジエータ84、およびエンジン用ラジエータ84の上下方向の下方側にエンジン用ラジエータ84と並列的に配設されて、ハイブリッド自動車1に搭載された各種電気部品を冷却するEV冷却水を空冷するEVラジエータ6を有する一体型ラジエータ7が直列的に配設されている。一体型ラジエータ7の空冷風の流れ方向の下流側には、室外熱交換器4および一体型ラジエータ7と直列的に配設されて、フロントグリル12を介し走行風を空冷風としてエンジンルーム11内に導く空冷ファン35が付設されている。
【0016】
エンジン用ラジエータ84は走行用エンジン81、空調ユニット5に備えられ空調空気の加熱を行うヒータコア54、エンジン冷却水を循環させる動力を付与するエンジン冷却水ポンプ82等とともにエンジン冷却水回路8を構成し、エンジン冷却水ポンプ82、走行用エンジン81、ヒータコア54、エンジン用ラジエータ84の順にエンジン冷却水が流れるようにエンジン冷却水配管83で連結されている。
【0017】
EVラジエータ6は図1に示すごとく、電気部品群97およびEV冷却水を循環させる動力を付与するEV冷却水ポンプ91等とともにEV冷却水回路9を構成する。
電気部品群97には、車載主バッテリ(図示せず)の直流電力を所定の三相交流電力に変換し、さらにこの三相交流電力をエンジン制御装置(図示せず)の指令に応じて変換して走行モータに出力し、走行モータの回転速度を制御する走行モータ用インバータ92や、車載主バッテリの直流電力を所定の直流電力に下降変換して補機バッテリ(図示せず)に出力し、ハイブリッド自動車1に搭載される補機類を作動させる補機バッテリ(図示せず)を充電するDCDCコンバータ93や、補機バッテリの直流電力を所定の三相交流電力に変換し、さらにこの三相交流電力を空調制御装置の指令に応じて変換してコンプレッサ31の駆動モータ(図示せず)に出力し、コンプレッサ31の回転速度を制御するエアコンインバータ94などが含まれる。
【0018】
EV冷却水ポンプ91、DCDCコンバータ93、エアコンインバータ94、走行モータ用インバータ92、およびEVラジエータ6は、この順にEV冷却水が流れるようにEV冷却水配管96で連結されている。EVラジエータ6のEV冷却水出側には、EVラジエータ6から流出したEV冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段として水温センサ95が設けられ、その検出値はエンジン制御装置および空調制御装置に入力される。
【0019】
エンジン制御装置は走行モータ用インバータ92の温度上昇に伴う破損を防止するため、予め保護温度(第1保護温度)を設定して記憶している(本実施形態では65℃)。また、水温センサ95からの入力値が第1保護温度を超えた場合には、走行モータ用インバータ92から走行モータへの出力を停止するように指示する走行モータ関連電気部品保護手段としての制御プログラムを内蔵する。DCDCコンバータ93についても、エンジン制御装置は同様の保護温度(第1保護温度)を設定して記憶しており(同様に65℃)、水温センサ95からの入力値が第1保護温度を超えた場合には、DCDCコンバータ93から補機バッテリへの出力を停止するように指示する走行モータ関連電気部品保護手段としての制御プログラムを内蔵する。
【0020】
空調制御装置はエアコンインバータ94の温度上昇に伴う破損を防止するため、予め第1保護温度よりも低い保護温度(第2保護温度)を設定して記憶しており、水温センサ95からの入力値が第2保護温度を超えた場合にはエアコンインバータ94からコンプレッサ31の駆動モータへの出力を停止するように指示するエアコンインバータ保護手段としての制御プログラムを内蔵する。
【0021】
〔第1実施形態の作用〕
空調ユニット5では、内外気切替ドア52を介して送風機53によりダクト51内に導入された空調空気は全量、エバポレータ33を通過し冷媒の気化熱として熱を奪われ冷却される。冷却後の空調空気は一部が、エアミックスドア55を介してヒータコア54を通過しエンジン冷却水により加熱される。エアミックスドア55の開度は、車室内15へ吹き出す空調空気の目標温度に応じて決まる。ヒータコア54で加熱された空調空気は、ヒータコア54をバイパスした空調空気と混合され、フェイス吹出通路56、フット吹出通路57、またはデフロスタ吹出通路58を通って車室内15へ吹き出される。
【0022】
冷凍サイクル3では、コンプレッサ31によって吐出された高温高圧のガス冷媒が、室外熱交換器4でフロントグリル12を介して空冷ファン21によって導入された空冷風に熱を与えて液化し液冷媒となる。液冷媒は冷媒膨張弁32で霧状に膨張されて噴射されてエバポレータ33へ向かい、エバポレータ33で空調空気から熱を奪って気化する。その後、再度コンプレッサ31で高温高圧に圧縮されてサイクルを繰り返す。
【0023】
エンジン冷却水回路8では、エンジン冷却水ポンプ82によって吐出されたエンジン冷却水が走行用エンジン81に送られて走行用エンジン81を冷却する。その後エンジン冷却水はヒータコア54へ送られて空調空気を加熱したのち、エンジン用ラジエータ84に送られ、室外熱交換器4を通過した空冷風によって空冷され、再度エンジン冷却水ポンプ82によって吐出される。
【0024】
EV冷却水回路9では、EV冷却水ポンプ91によって吐出されたEV冷却水が電気部品群97(走行モータ用インバータ92、DCDCコンバータ93、エアコンインバータ94)に送られてこれらを冷却する。その後、EV冷却水はEVラジエータ6で、室外熱交換器4を通過した空冷風によって空冷され、再度、EV冷却水ポンプ91によって吐出される。
【0025】
水温センサ95は、EVラジエータ6から流出したEV冷却水の温度を検出し、空調制御装置およびエンジン制御装置にはその検出値が入力される。水温センサ95からの入力値が第1保護温度を超えれば、エンジン制御装置からの指示によって走行モータ用インバータ92から走行モータへの出力、またはDCDCコンバータ93から補機バッテリへの出力が停止する。また、水温センサ95からの入力値が第2保護温度を超えれば、空調制御装置からの指示によってエアコンインバータ94からコンプレッサ31の駆動モータへの出力が停止する。
【0026】
第2保護温度は第1保護温度よりも低いので、先にエアコンインバータ94からの出力が停止する。このため、図3に示すごとくEV冷却水の温度が上昇して60℃を超えた場合、まずコンプレッサ31の回転が停止して冷媒の循環が止まり、室外熱交換器4での冷媒からの放熱量が減って冷却風の温度が下がる。この結果、EVラジエータ6でEV冷却水の空冷を十分に行うことができるようになりEV冷却水の温度が下がる。
【0027】
〔第1実施形態の効果〕
以上のように、走行用モータを有するハイブリッド自動車1に搭載されて、冷媒を圧縮して吐出するコンプレッサ31、および冷媒を空冷する室外熱交換器4を有する冷凍サイクル3と、コンプレッサ31の回転速度を制御するエアコンインバータ94と、走行モータに関連して電力を出力する走行モータ関連電気部品(走行モータ用インバータ92、DCDCコンバータ93など)と、室外熱交換器4よりも空冷風の流れ方向の下流側に直列的に配設されて、エアコンインバータ94と走行モータ関連電気部品とを冷却するEV冷却水を空冷するEVラジエータ6と、EVラジエータ6から流出したEV冷却水の温度を検出する水温センサ95と、水温センサ95によって検出されるEV冷却水の温度が、予め設定された第1保護温度を超えた場合には、走行モータ関連電気部品の出力を低下させる走行モータ関連電気部品保護手段と、水温センサ95によって検出されるEV冷却水の温度が、予め第1保護温度よりも低く設定された第2保護温度を超えた場合には、エアコンインバータ94の出力を低下させるエアコンインバータ保護手段とを備えた車両用空調装置を用いる。
【0028】
これにより、水温センサ95によって検出されるEV冷却水の温度が上昇を始めた場合、EV冷却水温度は先に第2保護温度を超えるのでまずエアコンインバータ94の出力が停止してコンプレッサ31の回転が停止し冷媒の循環が止まる。このため、室外熱交換器4での冷媒からの放熱量が減って冷却風の温度が下がるので、EVラジエータ6におけるEV冷却水の空冷を十分に行うことができるようになる。この結果、EV冷却水の温度の上昇を抑えることができ、走行モータ関連電気部品を保護することができる。
【0029】
〔他の実施形態〕
本実施形態では、走行モータと走行エンジン81を有するハイブリッド自動車1に本発明を適用したが、走行モータのみで走行する鉄道車両、電気自動車などに適用してもよい。
また、走行モータ関連電気部品保護手段およびエアコンインバータ保護手段は、エンジン制御装置や空調制御装置に内蔵された制御プログラムの指示によって出力が停止、すなわち出力回路のスイッチが開くように構成されていたが、予め出力回路にヒューズを取り付けておき第1保護温度または第2保護温度を超えた場合には、ヒューズが切れ回路が遮断されるような構成にしてもよい。
【0030】
本実施形態では走行モータ関連電気部品保護手段として、走行モータ用インバータ92およびDCDCコンバータ93の出力停止を採用したが、出力を所定値以下に制限する、または所定量低下する方法でもよい。エアコンインバータ保護手段についても、同様にエアコンインバータ94の出力を所定値以下に制限してコンプレッサ31の回転速度を所定値以下に制限する、または所定量低下させてコンプレッサ31の回転速度を所定量低下する方法でもよい。またエアコンインバータ保護手段としては、エアコンインバータ94の出力に関係なく内外気切替ドア52を内気循環モードに切り替え固定する方法でもよく、さらに、内気循環モードに切替固定、およびコンプレッサ31の回転停止、回転速度の所定量低下、回転速度を所定値以下に制限の4つの内のいずれか2以上を組み合わせた方法でもよい。
【0031】
また、エアコンインバータ保護手段がとられEV冷却水温度が第2保護温度(60℃)以下に回復した後、空調制御を通常制御に戻す復帰方法として、EV冷却水温度が60℃よりもさらに低い温度(例えば、57℃)にまで低下しないと通常制御に復帰させない、とするヒステリシス方式を採用してもよい。
【0032】
本実施形態では室外熱交換器4が一体型ラジエータ7の前面すべてに室外熱交換器4が対向して配置されていたが、EVラジエータ6の前面には室外熱交換器4を対向させず、室外熱交換器4で冷媒から放熱を受けていない空冷風でEV冷却水を空冷できるようにしてもよい。また、室外熱交換器4のEVラジエータ6に対向する部分は、フィンのピッチやチューブのピッチを小さくして伝熱能力を下げ、EVラジエータ6に導かれる空冷風の温度が上がりにくくなるようにしてもよい。また、空冷風の分散を防ぎ空冷風を集中的に室外熱交換器4および一体型ラジエータ7に導くため、室外熱交換器4および一体型ラジエータ7の周囲をダクトの機能を有するシュラウド(図示せず)によって取り囲む必要がある場合には、室外熱交換器4のうちEVラジエータ6と対向している部分には冷媒を流さない構造にして、EVラジエータ6に導かれる空冷風の温度が上がりにくいようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のEV冷却水回路を示した構成図である。
【図2】第1実施形態の車両用空調装置の全体構成を示した構成図である。
【図3】第1実施形態における第1保護温度、第2保護温度とEV冷却水温度の経時変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ハイブリッド自動車
2 車両用空調装置
3 冷凍サイクル
31 コンプレッサ
4 室外熱交換器
5 空調ユニット
6 EVラジエータ
7 一体型ラジエータ
8 エンジン冷却水回路
9 EV冷却水回路
92 走行モータ用インバータ(走行モータ関連電気部品)
93 DCDCコンバータ(走行モータ関連電気部品)
94 エアコンインバータ
95 水温センサ
97 電気部品群

Claims (3)

  1. 走行モータを有する車両に搭載されて、冷媒を圧縮して吐出するコンプレッサ、およびこのコンプレッサにより吐出された冷媒を空冷する室外熱交換器を有する冷凍サイクルと、
    前記コンプレッサに電力を出力して前記コンプレッサの回転速度を制御するエアコンインバータと、
    前記走行モータに関連して電力を出力する走行モータ関連電気部品と、
    前記室外熱交換器よりも空冷風の流れ方向の下流側に直列的に配設されて、前記エアコンインバータと前記走行モータ関連電気部品とを冷却する冷却水を空冷するラジエータと、
    前記ラジエータから流出した前記冷却水の温度を検出する冷却水温度検出手段と、
    前記冷却水温度検出手段によって検出される冷却水の温度が、予め設定された第1保護温度を超えた場合には、前記走行モータ関連電気部品の出力を低下させる走行モータ関連電気部品保護手段と、
    前記冷却水温度検出手段によって検出される冷却水の温度が、予め前記第1保護温度よりも低く設定された第2保護温度を超えた場合には、前記エアコンインバータの出力を低下させるエアコンインバータ保護手段とを備えた車両用空調装置。
  2. 請求項1に記載の車両用空調装置において、前記走行モータ関連電気部品には、前記走行モータに電力を出力して前記走行モータの回転速度を制御する走行モータ用インバータが含まれることを特徴とする車両用空調装置。
  3. 請求項1に記載の車両用空調装置において、前記走行モータ関連電気部品には、前記車両に搭載された主バッテリの直流電力を下降変換して補助バッテリへ出力するDCDCコンバータが含まれることを特徴とする車両用空調装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011240777A (ja) * 2010-05-17 2011-12-01 Denso Corp 冷却装置
JP2014128079A (ja) * 2012-12-25 2014-07-07 Calsonic Kansei Corp 車両用安全装置

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