JP2004202065A - 超音波歯ブラシ - Google Patents
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Abstract
【課題】毛先の届きにくかった極度に狭い歯間の清掃のみならず、口腔内全体に対して高い清掃機能を発揮でき、歯茎マッサージ効果にも優れた超音波歯ブラシを提供すること。
【解決手段】用毛を二つ折りにしてヘッド部3に植設することにより刷毛4とするとともに、ヘッド部3から超音波を放射する超音波発生手段(圧電変換器5,高周波発信器6)を備えた超音波歯ブラシにおいて、前記植設される用毛の一方の先端部をテーパー形状とするとともに、他方の先端部をテーパー形状または先端分岐毛とした。また、ヘッド部3または歯ブラシ全体を微振動させる振動発生手段(電動モーター7)を付設した。
【選択図】 図1
【解決手段】用毛を二つ折りにしてヘッド部3に植設することにより刷毛4とするとともに、ヘッド部3から超音波を放射する超音波発生手段(圧電変換器5,高周波発信器6)を備えた超音波歯ブラシにおいて、前記植設される用毛の一方の先端部をテーパー形状とするとともに、他方の先端部をテーパー形状または先端分岐毛とした。また、ヘッド部3または歯ブラシ全体を微振動させる振動発生手段(電動モーター7)を付設した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、ハンドル先端に超音波振動子を有し、その周囲にブラシを植毛した超音波歯ブラシが示されている。この超音波歯ブラシは、刷毛として一般的な刷毛を用いたものであり、刷毛の毛先形状によっては隙間部の歯垢除去能力が十分でない場合がある。
【0003】
特許文献2には、ハンドル内部に超音波発生器と振動伝達用芯体を有するとともに、その中心に冷却水路を備え、かつ先端側の振動変換部にブラシを植毛した超音波歯ブラシが示されている。この超音波歯ブラシも刷毛としては一般的な刷毛を用いたものであり、上記特許文献1の超音波歯ブラシと同様の問題を有する。
【0004】
特許文献3には、 両端にテーパー部を有するポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィンなどの合成樹脂からなる合成モノフィラメントであって、先端部から1mm、3mm、5mm、8mmの各部位における刷毛径が基部の刷毛径に対して25〜35%、55〜70%、80〜90%、90〜100%とされたフィラメントを用いた歯ブラシが示されている。この歯ブラシは主として手動用の歯ブラシであり、超音波歯ブラシで用いる場合のフィラメントの最適条件などについてはまったく検討がなされていない。
【0005】
特許文献4には、ポリエステル樹脂製の海部の中に2〜5本のポリアミド樹脂製の島部を散在させた海島型複合繊維を用毛として用い、この海島型複合繊維の先端側において島部繊維を露出させて2〜5本の芯毛に分岐させた歯ブラシが示されている。この歯ブラシも手動用の歯ブラシであり、上記特許文献3と同じく、超音波歯ブラシでの最適条件などについてはまったく検討がなされていない。
【0006】
特許文献5には、歯ブラシのネック先端に超音波発生用の圧電変換器を密着埋設するとともに、複数の刷毛が植毛されたブラシ頭部を柄部に着脱自在に嵌合した超音波歯ブラシが示されている。この超音波歯ブラシは、柄の軸方向と垂直な方向へ超音波を発生させ、ブラシ頭部から刷毛の植毛方向へ伝播させることにより、超音波で歯垢を緩め、主に刷毛の刷掃によって歯垢を除去するものであるが、用いる刷毛の形状や最適条件などについてはまったく検討がなされていない。
【0007】
特許文献6には、ブラシが突設されたヘッド部とこれに延設された柄部からなり、柄部に組み込んだ超音波振動体の振動をヘッド部まで伝達するようにした超音波歯ブラシが示されている。この歯ブラシの場合も上記特許文献5と同じく刷毛についての形状や最適条件などについてまったく検討がなされていない。
【0008】
【特許文献1】
実開昭54−113666号公報
【特許文献2】
実開昭55−139738号公報
【特許文献3】
特開平6−141923号公報
【特許文献4】
特開平9−322821号公報
【特許文献5】
特許第3313715号公報
【特許文献6】
特開昭63−109807号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の超音波歯ブラシの場合、次のような問題があった。
(1)通常毛を用いた超音波歯ブラシでは、超音波の発生形式にかかわらず、狭い隙間(例えば、歯と歯茎の間、歯と歯の間、小窩裂溝などの狭い空間)には毛先が届きにくく、超音波によって緩めた歯垢の清掃除去能力が不十分であった。
(2)テーパー毛を用いた電動歯ブラシや手動歯ブラシは、毛先の毛腰が弱いため、歯垢の除去能力が通常毛より劣る場合があった。
(3)通常毛を用いた超音波歯ブラシの場合、刷毛の剛性が高いため、超音波発生部と清掃対象(歯)との距離が遠くなり、超音波の効果が十分に発揮されにくかった。距離を縮めるために刷毛を短くするとさらに毛腰が強くなり、かえって刷毛が隙間に入らなくなるという問題があった。
(4)テーパー毛を用いた電動歯ブラシでは、駆動方式が往復タイプの場合でも、回転タイプの場合でも、毛先が数mm程度動くため、毛先が歯肉などに突き刺さる感じがあり、太めの用毛径のテーパー毛は採用できなかった。
【0010】
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、毛先の届きにくかった極度に狭い歯間の清掃のみならず、口腔内全体に対して高い清掃機能を発揮でき、歯茎マッサージ効果にも優れた超音波歯ブラシを提供することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、用毛を二つ折りにしてヘッド部に植設することにより刷毛とするとともに、ヘッド部から超音波を放射する超音波発生手段を備えた超音波歯ブラシにおいて、前記植設される用毛の一方の先端部を隙間進入性が高く、かつソフトな当たり心地を与えるテーパー形状とするとともに、他方の先端部はテーパー形状とするか、または先端分岐毛としたものである。さらに、ヘッド部または歯ブラシ全体を微振動させる振動発生手段を付設したものである。
【0012】
1.用毛の外観と形状
本発明で用いる用毛は、少なくとも一方の端部が基本的に毛先に行くほどその径が小さくなるテーパー毛である。ただし、一定傾斜角からなる直線状のテーパー形状である必要はなく、略テーパー形状であればよい。全体としてテーパー形状のメリットを活かせる形状であれば、部分的な形状はどのような形状でもよい。例えば、テーパー形状の尖り具合が一様でなく途中で段付き(段差)を有しているもの、テーパー先端を分岐毛としたもの、テーパー先端をヘラ状としたもの、テーパー毛の全体をクリンプ(波状)させたもの、螺旋状としたものでもよく、用毛表面に凹凸があってもよい。
【0013】
もう一方の端部は、上記と同様のテーパー形状であってもよいが、毛先の当たり心地がソフトで為害性の問題が発生しない範囲であれば、どのような形状でもよい。特に、毛先が分岐している分岐毛は、毛先の当たり心地がソフトで、為害性の問題がないので好ましい。分岐毛の場合、分岐した毛先部分は通常毛のようなストレート形状でもよいが、狭い隙間に入りやすいように分岐した毛先にテーパーをつければより好ましいものとなる。
【0014】
用毛の断面形状は、円形でもよいが、星形、三角形、四角形などでもよく、特に制限はない。用毛の色調なども特に制限されるものではない。
【0015】
テーパー毛の先端径は0.001〜0.150mm程度の範囲で用いられるが、毛先径は小さい程よいので、より好ましくは0.001〜0.080mm程度である。基部最大径は0.10〜0.26mm程度の範囲で用いられる。電動歯ブラシと異なり、超音波歯ブラシは毛先が激しく動かないため、毛先による不意の痛みなどといった為害性はほとんどないので、テーパー毛を用いた手動歯ブラシと同程度でよい。
【0016】
超音波に加え、微振動も同時に与えるようにした場合、毛先を目的の部位に当てるだけで効率よく歯垢が除去されるので、手動歯ブラシよりも為害性が低くなる、したがって、この場合にはさらに太い用毛を用いても口腔内を傷つける恐れがない。ただし、毛先の当たり心地を考慮し、一般的な感覚からいえば、より好ましい基部最大径の範囲は0.10〜0.19mm程度である。
【0017】
用毛長は、歯ブラシの目的や対象者の口の大きさなどによって、16〜40mm程度の範囲で用いられる。口腔内での操作性や歯間進入性を考慮した場合、より好ましい範囲は16〜32mm程度である。用毛径の異なる複数の用毛、または複数の色、複数材質からなる用毛で構成してもよい。重要なことは、刷毛がテーパー形状を基本とすることである。
【0018】
2.用毛の材質と構成
テーパー毛は、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)のようなポリエステル樹脂が望ましい。これら2種以上のポリエステル樹脂を混ぜた混合樹脂を用いてもよいし、複数樹脂の共押出し材(例えば、芯鞘構造)でもよい。また、ナイロンなどのポリアミド系樹脂でも、テーパー加工などの後加工の妨げにならない範囲であれば、どのような材質でも構わない。また、海島構造用毛でもよいし、先割れ加工などを考慮して中空用毛でもよい。用毛のテーパー形状の加工性、安全性を考慮した場合、酸やアルカリでテーパー加工が可能なポリエステル系樹脂が望ましい。
【0019】
3.刷毛とヘッド部の構成
刷毛はすべてテーパー毛で構成されていることが望ましいが、上記した用毛の外観と形状の範囲であれば、その組み合わせは特に制限されるものではない。刷毛のプロファイルは、基本的にフラットなほど毛先の当たり心地がよい。さらに、歯間などの隙間清掃能力を向上させる仕様の場合は、0.5〜3.0mmの範囲で毛先に高低差(段差)を付与するとよい。これ以上の段差は、基本的に当たり心地を悪化させるだけでなく、突出した毛先部分による為害性が懸念される。
【0020】
毛束径に関しては、本発明のような超音波歯ブラシの場合、超音波によって歯垢を緩めるため、手動歯ブラシよりも清掃能力が高い。したがって、手動歯ブラシに比べてやや小径としてもよい。毛束径の範囲は、1.0〜1.8mmとするのが望ましく、さらに望ましくは1.2〜1.6mmの範囲がよい。
【0021】
刷毛のプロファイルは、すべて同じ長さの用毛を植毛することによってフラットとしてもよいが、用毛を植毛した後にカットや研磨などの処理を施すことにより、平切り形状、山切り形状、波形形状など任意の形状にしてもよい。また、長さの異なる用毛を用い、前述した毛先の高低差(0.5〜3.0mm)の範囲内で刷毛に段差を与えてもよい。また、任意の長さからなる用毛を植毛した後にカット・研磨などの処理を施すことにより、所望の形状にプロファイルしてもよい。いずれの方法を用いるかは、目標とする品質と生産効率のバランスを考慮して選べばよく、特に制限されるものではない。
【0022】
植毛穴の穴配列に関しては、千鳥状、碁盤の目状など、通常の手動歯ブラシに準じた配列でよい。穴形状は、丸穴、角穴など、特に制限されるものではない。また、穴面積(=毛束の太さ)に関しても、すべての植毛穴について同じとしてもよいし、場所によって変えてもよい。
【0023】
ヘッド部は、刷毛がへたったときに取り替えられるように取替式とするのがよく、特に、簡単に取り替え可能な嵌合タイプの着脱式とするのがよい。ヘッド部から首部までを一体化して取替式とし、本体部分(柄部)を家族全員で共用できるようにしてもよい。
【0024】
4.超音波発生手段
通常、超音波発生手段は、高周波発振器と圧電変換器とで構成されるが、電気信号を超音波に変換して放射する圧電変換器は、可能な限りヘッド部内またはヘッドに近い位置に配置し、超音波を柄部の軸方向と垂直な方向に放射することにより、歯磨き時に口腔内に軽いキャビテーションを発生させるように構成することが望ましい。超音波発生手段の電源は、乾電池などの一次電池や充電式バッテリーなどの2次電池のいずれでもよく、特に制約はない。超音波発生手段(圧電変換器)は刷毛のあるヘッド部に位置させることが最も望ましい。
【0025】
超音波の周波数は1.0〜2.0MHz程度とし、さらに歯垢除去効果などを考慮した場合、1.3〜1.9MHzとすることが望ましい。圧電変換器の駆動電圧は、5〜100mV程度がよく、さらに歯垢除去効果などを考慮した場合、20〜100mV程度とするのがよい。ただし、あまり電圧を上げると人体への悪影響が懸念されることもあるため、高出力にするのは基本的に好ましくない。
【0026】
5.振動発生手段
ヘッド部または歯ブラシ全体を微振動させるための振動発生手段は、例えば偏心錘を回転軸に取り付けた電動モーターなどで構成すればよいが、これに限定されるものではない。振動があまり遅いと微振動にならず、不快な振動に感じられるため、振動はモーターの回転速度で5000〜25000rpm程度とするのが望ましく、さらに望ましくは14000〜20000rpm程度である。
【0027】
超音波歯ブラシは、毛先の届きにくい極端に狭い隙間の歯垢までも超音波によって緩めることができるが、これら緩められた歯垢は主として刷毛によって除去されるため、狭い隙間部などの効果的な歯垢除去のためには、本発明で採用した毛先の尖ったテーパー毛が好ましい。しかし、テーパー毛は、毛先の毛腰が弱く、力強い歯垢の掻き取りには不向きなため、超音波と同時に刷毛に微振動を与えることが非常に有効である。振動発生手段はこのためのものである。刷毛に微振動を与えると、狭い隙間でも毛先を振動させることができ、超音波によって緩められた歯垢の除去チャンスが増え、結果的にさらに高い清掃効果を実現することができる。ちなみに、微振動のみで超音波がない場合、歯垢が緩まないため、歯垢除去効果はそれほど期待できない。
【0028】
また、超音波と同時に微振動を与えた場合、超音波だけの場合と異なり、刷毛が微振動することから、歯面を初めとして口腔内を満遍なく清掃することができる。このため、手をあまり動かすことなく歯垢を除去することができ、磨き終わった後の歯面のツルツル感を簡単に得ることができる。さらに、歯肉マッサージを行う場合、微振動によってテーパー毛がよりきめ細かく動くため、手や電動ストロークタイプのものよりも上質で心地よく、かつ楽にマッサージすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に、本発明に係る超音波歯ブラシの第1の実施の形態を示す。
この第1の実施の形態は、柄部1と首部2を一体構成とし、ヘッド部3のみを取り替え自在な着脱式としたものである。ヘッド部3には、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂製の両端テーパー毛からなる刷毛4(長さ=25mm、用毛中央部径=0.150mm)が、平線によってその中央部から二つ折りにして、ヘッド部3の植毛穴11(角穴:1.3mm×1.8mm、3列×10行=30穴)に植毛されており、その毛丈(植毛面からの高さ)が10.0mmとなるようにしたものである。
【0030】
一方、首部2の先端部には、超音波(1.6MHz)を発生する圧電変換器5が密着埋設されているとともに、柄部1内には、前記圧電変換器5に超音波発生用の高周波電流を供給する高周波発振器6、微振動を発生する電動モーター7(回転数=17000rpm)、充電式バッテリー8が内蔵されており、前記ヘッド部3に形成された嵌合穴9に首部先端を差し込んで嵌着することにより、テーパー毛からなる微振動タイプの超音波歯ブラシとしたものである。なお、圧電変換器5は、首部2の先端位置に埋設されているため、首部2がヘッド部3の嵌合穴9に差し込まれると、丁度刷毛4の真下に位置するようになる。
【0031】
この第1の実施の形態に係る超音波歯ブラシは、図示しない電源スイッチをオンすると、高周波発振器6が発振を開始し、高周波電流を首部先端の圧電変換器5に供給する。圧電変換器5は、この高周波電流を受けて超音波を発生し、ヘッド部3から超音波を柄部1の軸方向と垂直な方向、すなわちヘッド部3の植毛面に垂直な方向に放射する。一方、電動モーター7も回転を開始し、その回転軸に取り付けた偏心錘がモーター回転速度17000rpmという高速で偏心回転し、歯ブラシ全体を高速で微振動させる。
【0032】
したがって、ヘッド部3に植毛された刷毛4を口腔内の刷掃すべき歯面や歯間部などに軽く当てると、ヘッド部3内に位置する圧電変換器5から当該部位に向けて超音波が照射され、当該部位の歯垢が緩められる。そして、この緩められた歯垢は、高速で微振動する刷毛4によって掻き取られ、除去される。このため、従来困難であった狭い隙間の歯垢でも簡単かつ効果的に除去することができる。
【0033】
図2に、本発明に係る超音波歯ブラシの第2の実施の形態を示す。
この第2の実施の形態は、ヘッド部3と首部2を一体構成とし、このヘッド部3と首部2を柄部1に対して取り替え自在な着脱式としたもので、前記第1の実施の形態で採用していた電動モーター7(振動発生手段)は省いたものである。ヘッド部3には、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂製の両端テーパー分岐毛からなる刷毛4(長さ=22mm、用毛中央部径=0.150mm)が、平線によってその中央部から二つ折りにして、ヘッド部3の植毛穴11(丸穴:1.58mmφ、3列千鳥配列、28穴)に植毛されており、植毛後、その刷毛先を山切りカット(山部=8.0mm、谷部=6.0mm)したものである。
【0034】
一方、柄部1の先端には、ヘッド部3と首部2側に形成された嵌合穴9に差し込むことにより着脱式に連結するための連結棒部10が一体形成されており、その先端部には超音波(1.6MHz)を発生する圧電変換器5が密着埋設されているとともに、柄部1内には、前記圧電変換器5に超音波発生用の高周波電流を供給する高周波発振器6と充電式バッテリー8が内蔵され、前記ヘッド部3と首部2に形成された嵌合穴9に、柄部先端の連結棒部10を差し込んで嵌合することにより、テーパー分岐毛からなる超音波歯ブラシとしたものである。なお、圧電変換器5は、連結棒部10の先端位置に埋設されているため、連結棒部10がヘッド部3側の嵌合穴9に差し込まれると、丁度刷毛4の真下に位置するようになる。
【0035】
この第2の実施の形態に係る超音波歯ブラシは、図示しない電源スイッチをオンすると、高周波発振器6が発振を開始し、高周波電流を連結棒部先端の圧電変換器5に供給する。圧電変換器5は、この高周波電流を受けて超音波を発生し、ヘッド部3から超音波を柄部1の軸方向と垂直な方向、すなわちヘッド部3の植毛面に垂直な方向に放射する。したがって、ヘッド部3に植毛された刷毛4を口腔内の刷掃すべき歯面や歯間部などに軽く当て、通常の歯ブラシと同じように手で前後左右に動かしながら歯磨きすると、ヘッド部3内の圧電変換器5から当該部位に向けて超音波が照射され、当該部位の歯垢が緩められる。そして、この緩められた歯垢は、前後左右に動かされる刷毛4によって掻き取られ、除去される。このため、従来困難であった狭い隙間の歯垢でも簡単かつ効果的に除去することができる。なお、この第2の実施の形態は、電動モーター7による刷毛4の高速微振動がない分、第1の実施の形態に比べて刷毛4による刷掃効果は低下する。
【0036】
図3に、刷毛4の一方の先端に形成されるテーパー形状の例を示す。
(a)は単純テーパー毛の例であって、先端径=80μm、基部径=150μmの用毛を用い、先端から3mm程度を単純な直線状のテーパー形状としたものである。(b)は高度テーパー毛の例であって、先端径=20μm、基部径=190μmの用毛を用い、用毛基部付近から毛先に向かってなだらかな曲線状のテーパーを付与し、全体を細く鋭く尖らせたものである。(c)は段付きテーパー毛の例を示すもので、先端径=10μm、基部径=180μmの用毛を用い、用毛基部付近からなだらかなテーパーを付与するとともに、毛先3mm付近から先にさらに鋭いテーパーを付与したものである。(d)は先端ヘラ状テーパー毛の例を示すもので、用毛基部付近からなだらかなテーパー形状を付与するとともに、毛先2mm付近から先をヘラ状に薄く削ったものである。ヘラ状部分の形状は、先端厚み20μm×幅100μm×ヘラ部長さ2mm、用毛基部径=150μmとした。(e)は先端分岐テーパー毛の例を示すもので、用毛基部付近からなだらかなテーパーを付与するとともに、毛先3mm付近から先を3本に分岐し、それぞれの分岐毛をテーパー形状としたものである。分岐毛先端径=10μm、分岐毛基部径=100μm、用毛本体基部径=190μmとした。(f)はクリンプ(波)状テーパー毛の例を示すもので、先端径=30μm、基部径=180μmの用毛を用い、用毛全体にテーパーを付与すると同時に用毛全体を三次元的な波状としたものである。
【0037】
なお、テーパー形状とされた側と反対側の刷毛先端部は、上記図3に示したごとき形状のテーパー毛とするほか、用毛基部にテーパーが付与されていない通常毛の分岐毛、すなわち図3(e)の先端分岐テーパー毛において、先端の分岐毛部分より下側の用毛基部にテーパーの付いていないストレートタイプの分岐毛とすることもできる。さらに、先端の各分岐毛にもテーパーを付けずにストレートタイプとしてもよいものである。
【0038】
図4に、ヘッド部3に植毛された刷毛4の毛先プロファイルの他の例を示す。
(a)は山部毛丈=10mm、谷部毛丈=8mmの波形刷毛とした場合の例、(b)は山部毛丈=12mm、谷部毛丈=11mmの段切り刷毛とした場合の例、(c)は山部毛丈=12mm、谷部毛丈=11mmの船底型刷毛とした場合の例、(d)は山部毛丈=12mm、谷部毛丈=11mmの凸曲面型刷毛とした場合の例を示すものである。
【0039】
【発明の効果】
本発明の超音波歯ブラシによれば、以下に記すごとき優れた効果を奏することができる。
(1)通常毛の超音波歯ブラシでは刷毛剛性が高いため、超音波を発生するヘッド部を刷掃部位に近づけにくく、ヘッド部を刷掃部位に近づけやすいように毛丈を短くすると、刷毛の歯間進入性が極端に低下するという問題があったが、本発明のようにテーパー毛と超音波を組み合わせた場合、少なくとも一方の先端部がテーパー形状となっているので、刷毛の歯間進入性を損なうことなく毛丈を短くすることができる。このため、ヘッド部内の超音波発生手段(圧電変換器)を刷掃対象(歯)に近づけることができ、刷掃部位に超音波を効果的に照射できるようになる。
(2)テーパー毛、超音波、微振動の三者を組み合わせた場合、超音波で緩めた口腔内全体の歯垢をテーパー毛と微振動によって効果的に清掃できるとともに、上質かつ心地よいマッサージ感を得ることができる。
(3)小窩裂溝の奥や狭い隙間の奥などのように毛先が入り込めない極度に狭い隙間の歯垢でも超音波によって緩めることができ、微振動するテーパー毛によって緩めた歯垢をより効果的に掻き取り、除去することができる。
(4)テーパー毛は毛先の剛性が低く、力強く歯垢を掻き取るには不向きであった。本発明の場合、超音波による歯垢の軟化と微振動によって弱い毛先でも高い清掃能力を発揮することができる。この効果によって歯間などの隙間部位のみならず、歯面全体の清掃効果も非常に高いものとなる。このため、本発明の超音波歯ブラシ1本で口腔内の隅々まで簡便かつきめ細かく清掃することができるようになる。
(5)通常毛の超音波歯ブラシや通常毛の手動歯ブラシでは、刷掃時に口腔内の組織を傷付ける恐れがある。また、テーパー毛の電動歯ブラシの場合でも、大きな電動ストローク(数mm程度)、かつ使用者の制御できないスピード(3000rpm程度)で毛先が規則的に動くため、刷掃中に急に痛みを感じることがあった。このため、テーパー毛の電動歯ブラシの場合、その用毛径はテーパー毛の手動歯ブラシよりもやや細径にして対応しているが、本発明のように超音波と微振動を同時に与えるようにすれば、毛先が激しく動くことがないため、テーパー毛の手動歯ブラシと同程度の用毛径でも、不意な痛みを感じるようなことはほとんどなくない、安心してより効果的な刷掃を行うことができる。
(6)通常毛の超音波歯ブラシ、手動歯ブラシ、電動歯ブラシによって歯茎などのマッサージを行う場合、長時間行うと口腔内組織を傷付ける恐れがある。しかし、本発明のようにテーパー毛を用い、超音波と微振動を同時に与えるようにした場合、毛先が非常に細かく動き、かつテーパー毛は為害性が低く、当たり心地もよいため、口腔内組織を傷付ける恐れがほとんどない。さらに、テーパー毛、超音波、微振動の組み合わせ効果により、従来のどのようなタイプの歯ブラシよりも上質で心地よいマッサージを楽に行うことができる。
(7)奥歯の奥や歯の裏側などの歯ブラシを動かしにくい部分は、手動歯ブラシでは十分に刷掃動作ができない。また、電動歯ブラシの場合には、その駆動機構上、手動歯ブラシよりも大きめのヘッド部で歯垢掻き取り動作をしなければならないため、操作性に難点があった。本発明のようにテーパー毛、超音波、微振動を組み合わせた場合、刷毛を清掃対象部位に軽く当てるか、ゆっくりと動かすだけで歯垢が除去できるため、口腔内の狭い空間においても楽に刷掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波歯ブラシの第1の実施の形態を示すもので、(a)はヘッド部の平面図、(b)はヘッド部の側面図、(c)はヘッド部と柄部との脱着状態を示す側面図である。
【図2】本発明に係る超音波歯ブラシの第2の実施の形態を示すもので、(a)はヘッド部と首部の平面図、(b)はヘッド部と首部の側面図、(c)はヘッド部および首部と、柄部との脱着状態を示す側面図である。
【図3】刷毛の先端に形成されるテーパー形状の例を示すもので、(a)は単純テーパー毛の例、(b)は高度テーパー毛の例、(c)は段付きテーパー毛の例、(d)は先端ヘラ状テーパー毛の例、(e)は先端分岐テーパー毛の例、(f)はクリンプ(波)状テーパー毛の例である。
【図4】ヘッド部に植毛された刷毛の毛先プロファイルの他の例を示すもので、(a)は波形刷毛とした場合の例、(b)は段切り刷毛とした場合の例、(c)は船底型刷毛とした場合の例、(d)は凸曲面型刷毛とした場合の例である。
【符号の説明】
1 柄部
2 首部
3 ヘッド部
4 刷毛
5 圧電変換器
6 高周波発振器
7 電動モーター
8 充電式バッテリー
9 嵌合穴
10 連結棒部
11 植毛穴
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波歯ブラシに関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、ハンドル先端に超音波振動子を有し、その周囲にブラシを植毛した超音波歯ブラシが示されている。この超音波歯ブラシは、刷毛として一般的な刷毛を用いたものであり、刷毛の毛先形状によっては隙間部の歯垢除去能力が十分でない場合がある。
【0003】
特許文献2には、ハンドル内部に超音波発生器と振動伝達用芯体を有するとともに、その中心に冷却水路を備え、かつ先端側の振動変換部にブラシを植毛した超音波歯ブラシが示されている。この超音波歯ブラシも刷毛としては一般的な刷毛を用いたものであり、上記特許文献1の超音波歯ブラシと同様の問題を有する。
【0004】
特許文献3には、 両端にテーパー部を有するポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィンなどの合成樹脂からなる合成モノフィラメントであって、先端部から1mm、3mm、5mm、8mmの各部位における刷毛径が基部の刷毛径に対して25〜35%、55〜70%、80〜90%、90〜100%とされたフィラメントを用いた歯ブラシが示されている。この歯ブラシは主として手動用の歯ブラシであり、超音波歯ブラシで用いる場合のフィラメントの最適条件などについてはまったく検討がなされていない。
【0005】
特許文献4には、ポリエステル樹脂製の海部の中に2〜5本のポリアミド樹脂製の島部を散在させた海島型複合繊維を用毛として用い、この海島型複合繊維の先端側において島部繊維を露出させて2〜5本の芯毛に分岐させた歯ブラシが示されている。この歯ブラシも手動用の歯ブラシであり、上記特許文献3と同じく、超音波歯ブラシでの最適条件などについてはまったく検討がなされていない。
【0006】
特許文献5には、歯ブラシのネック先端に超音波発生用の圧電変換器を密着埋設するとともに、複数の刷毛が植毛されたブラシ頭部を柄部に着脱自在に嵌合した超音波歯ブラシが示されている。この超音波歯ブラシは、柄の軸方向と垂直な方向へ超音波を発生させ、ブラシ頭部から刷毛の植毛方向へ伝播させることにより、超音波で歯垢を緩め、主に刷毛の刷掃によって歯垢を除去するものであるが、用いる刷毛の形状や最適条件などについてはまったく検討がなされていない。
【0007】
特許文献6には、ブラシが突設されたヘッド部とこれに延設された柄部からなり、柄部に組み込んだ超音波振動体の振動をヘッド部まで伝達するようにした超音波歯ブラシが示されている。この歯ブラシの場合も上記特許文献5と同じく刷毛についての形状や最適条件などについてまったく検討がなされていない。
【0008】
【特許文献1】
実開昭54−113666号公報
【特許文献2】
実開昭55−139738号公報
【特許文献3】
特開平6−141923号公報
【特許文献4】
特開平9−322821号公報
【特許文献5】
特許第3313715号公報
【特許文献6】
特開昭63−109807号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来の超音波歯ブラシの場合、次のような問題があった。
(1)通常毛を用いた超音波歯ブラシでは、超音波の発生形式にかかわらず、狭い隙間(例えば、歯と歯茎の間、歯と歯の間、小窩裂溝などの狭い空間)には毛先が届きにくく、超音波によって緩めた歯垢の清掃除去能力が不十分であった。
(2)テーパー毛を用いた電動歯ブラシや手動歯ブラシは、毛先の毛腰が弱いため、歯垢の除去能力が通常毛より劣る場合があった。
(3)通常毛を用いた超音波歯ブラシの場合、刷毛の剛性が高いため、超音波発生部と清掃対象(歯)との距離が遠くなり、超音波の効果が十分に発揮されにくかった。距離を縮めるために刷毛を短くするとさらに毛腰が強くなり、かえって刷毛が隙間に入らなくなるという問題があった。
(4)テーパー毛を用いた電動歯ブラシでは、駆動方式が往復タイプの場合でも、回転タイプの場合でも、毛先が数mm程度動くため、毛先が歯肉などに突き刺さる感じがあり、太めの用毛径のテーパー毛は採用できなかった。
【0010】
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、毛先の届きにくかった極度に狭い歯間の清掃のみならず、口腔内全体に対して高い清掃機能を発揮でき、歯茎マッサージ効果にも優れた超音波歯ブラシを提供することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、用毛を二つ折りにしてヘッド部に植設することにより刷毛とするとともに、ヘッド部から超音波を放射する超音波発生手段を備えた超音波歯ブラシにおいて、前記植設される用毛の一方の先端部を隙間進入性が高く、かつソフトな当たり心地を与えるテーパー形状とするとともに、他方の先端部はテーパー形状とするか、または先端分岐毛としたものである。さらに、ヘッド部または歯ブラシ全体を微振動させる振動発生手段を付設したものである。
【0012】
1.用毛の外観と形状
本発明で用いる用毛は、少なくとも一方の端部が基本的に毛先に行くほどその径が小さくなるテーパー毛である。ただし、一定傾斜角からなる直線状のテーパー形状である必要はなく、略テーパー形状であればよい。全体としてテーパー形状のメリットを活かせる形状であれば、部分的な形状はどのような形状でもよい。例えば、テーパー形状の尖り具合が一様でなく途中で段付き(段差)を有しているもの、テーパー先端を分岐毛としたもの、テーパー先端をヘラ状としたもの、テーパー毛の全体をクリンプ(波状)させたもの、螺旋状としたものでもよく、用毛表面に凹凸があってもよい。
【0013】
もう一方の端部は、上記と同様のテーパー形状であってもよいが、毛先の当たり心地がソフトで為害性の問題が発生しない範囲であれば、どのような形状でもよい。特に、毛先が分岐している分岐毛は、毛先の当たり心地がソフトで、為害性の問題がないので好ましい。分岐毛の場合、分岐した毛先部分は通常毛のようなストレート形状でもよいが、狭い隙間に入りやすいように分岐した毛先にテーパーをつければより好ましいものとなる。
【0014】
用毛の断面形状は、円形でもよいが、星形、三角形、四角形などでもよく、特に制限はない。用毛の色調なども特に制限されるものではない。
【0015】
テーパー毛の先端径は0.001〜0.150mm程度の範囲で用いられるが、毛先径は小さい程よいので、より好ましくは0.001〜0.080mm程度である。基部最大径は0.10〜0.26mm程度の範囲で用いられる。電動歯ブラシと異なり、超音波歯ブラシは毛先が激しく動かないため、毛先による不意の痛みなどといった為害性はほとんどないので、テーパー毛を用いた手動歯ブラシと同程度でよい。
【0016】
超音波に加え、微振動も同時に与えるようにした場合、毛先を目的の部位に当てるだけで効率よく歯垢が除去されるので、手動歯ブラシよりも為害性が低くなる、したがって、この場合にはさらに太い用毛を用いても口腔内を傷つける恐れがない。ただし、毛先の当たり心地を考慮し、一般的な感覚からいえば、より好ましい基部最大径の範囲は0.10〜0.19mm程度である。
【0017】
用毛長は、歯ブラシの目的や対象者の口の大きさなどによって、16〜40mm程度の範囲で用いられる。口腔内での操作性や歯間進入性を考慮した場合、より好ましい範囲は16〜32mm程度である。用毛径の異なる複数の用毛、または複数の色、複数材質からなる用毛で構成してもよい。重要なことは、刷毛がテーパー形状を基本とすることである。
【0018】
2.用毛の材質と構成
テーパー毛は、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)のようなポリエステル樹脂が望ましい。これら2種以上のポリエステル樹脂を混ぜた混合樹脂を用いてもよいし、複数樹脂の共押出し材(例えば、芯鞘構造)でもよい。また、ナイロンなどのポリアミド系樹脂でも、テーパー加工などの後加工の妨げにならない範囲であれば、どのような材質でも構わない。また、海島構造用毛でもよいし、先割れ加工などを考慮して中空用毛でもよい。用毛のテーパー形状の加工性、安全性を考慮した場合、酸やアルカリでテーパー加工が可能なポリエステル系樹脂が望ましい。
【0019】
3.刷毛とヘッド部の構成
刷毛はすべてテーパー毛で構成されていることが望ましいが、上記した用毛の外観と形状の範囲であれば、その組み合わせは特に制限されるものではない。刷毛のプロファイルは、基本的にフラットなほど毛先の当たり心地がよい。さらに、歯間などの隙間清掃能力を向上させる仕様の場合は、0.5〜3.0mmの範囲で毛先に高低差(段差)を付与するとよい。これ以上の段差は、基本的に当たり心地を悪化させるだけでなく、突出した毛先部分による為害性が懸念される。
【0020】
毛束径に関しては、本発明のような超音波歯ブラシの場合、超音波によって歯垢を緩めるため、手動歯ブラシよりも清掃能力が高い。したがって、手動歯ブラシに比べてやや小径としてもよい。毛束径の範囲は、1.0〜1.8mmとするのが望ましく、さらに望ましくは1.2〜1.6mmの範囲がよい。
【0021】
刷毛のプロファイルは、すべて同じ長さの用毛を植毛することによってフラットとしてもよいが、用毛を植毛した後にカットや研磨などの処理を施すことにより、平切り形状、山切り形状、波形形状など任意の形状にしてもよい。また、長さの異なる用毛を用い、前述した毛先の高低差(0.5〜3.0mm)の範囲内で刷毛に段差を与えてもよい。また、任意の長さからなる用毛を植毛した後にカット・研磨などの処理を施すことにより、所望の形状にプロファイルしてもよい。いずれの方法を用いるかは、目標とする品質と生産効率のバランスを考慮して選べばよく、特に制限されるものではない。
【0022】
植毛穴の穴配列に関しては、千鳥状、碁盤の目状など、通常の手動歯ブラシに準じた配列でよい。穴形状は、丸穴、角穴など、特に制限されるものではない。また、穴面積(=毛束の太さ)に関しても、すべての植毛穴について同じとしてもよいし、場所によって変えてもよい。
【0023】
ヘッド部は、刷毛がへたったときに取り替えられるように取替式とするのがよく、特に、簡単に取り替え可能な嵌合タイプの着脱式とするのがよい。ヘッド部から首部までを一体化して取替式とし、本体部分(柄部)を家族全員で共用できるようにしてもよい。
【0024】
4.超音波発生手段
通常、超音波発生手段は、高周波発振器と圧電変換器とで構成されるが、電気信号を超音波に変換して放射する圧電変換器は、可能な限りヘッド部内またはヘッドに近い位置に配置し、超音波を柄部の軸方向と垂直な方向に放射することにより、歯磨き時に口腔内に軽いキャビテーションを発生させるように構成することが望ましい。超音波発生手段の電源は、乾電池などの一次電池や充電式バッテリーなどの2次電池のいずれでもよく、特に制約はない。超音波発生手段(圧電変換器)は刷毛のあるヘッド部に位置させることが最も望ましい。
【0025】
超音波の周波数は1.0〜2.0MHz程度とし、さらに歯垢除去効果などを考慮した場合、1.3〜1.9MHzとすることが望ましい。圧電変換器の駆動電圧は、5〜100mV程度がよく、さらに歯垢除去効果などを考慮した場合、20〜100mV程度とするのがよい。ただし、あまり電圧を上げると人体への悪影響が懸念されることもあるため、高出力にするのは基本的に好ましくない。
【0026】
5.振動発生手段
ヘッド部または歯ブラシ全体を微振動させるための振動発生手段は、例えば偏心錘を回転軸に取り付けた電動モーターなどで構成すればよいが、これに限定されるものではない。振動があまり遅いと微振動にならず、不快な振動に感じられるため、振動はモーターの回転速度で5000〜25000rpm程度とするのが望ましく、さらに望ましくは14000〜20000rpm程度である。
【0027】
超音波歯ブラシは、毛先の届きにくい極端に狭い隙間の歯垢までも超音波によって緩めることができるが、これら緩められた歯垢は主として刷毛によって除去されるため、狭い隙間部などの効果的な歯垢除去のためには、本発明で採用した毛先の尖ったテーパー毛が好ましい。しかし、テーパー毛は、毛先の毛腰が弱く、力強い歯垢の掻き取りには不向きなため、超音波と同時に刷毛に微振動を与えることが非常に有効である。振動発生手段はこのためのものである。刷毛に微振動を与えると、狭い隙間でも毛先を振動させることができ、超音波によって緩められた歯垢の除去チャンスが増え、結果的にさらに高い清掃効果を実現することができる。ちなみに、微振動のみで超音波がない場合、歯垢が緩まないため、歯垢除去効果はそれほど期待できない。
【0028】
また、超音波と同時に微振動を与えた場合、超音波だけの場合と異なり、刷毛が微振動することから、歯面を初めとして口腔内を満遍なく清掃することができる。このため、手をあまり動かすことなく歯垢を除去することができ、磨き終わった後の歯面のツルツル感を簡単に得ることができる。さらに、歯肉マッサージを行う場合、微振動によってテーパー毛がよりきめ細かく動くため、手や電動ストロークタイプのものよりも上質で心地よく、かつ楽にマッサージすることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に、本発明に係る超音波歯ブラシの第1の実施の形態を示す。
この第1の実施の形態は、柄部1と首部2を一体構成とし、ヘッド部3のみを取り替え自在な着脱式としたものである。ヘッド部3には、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂製の両端テーパー毛からなる刷毛4(長さ=25mm、用毛中央部径=0.150mm)が、平線によってその中央部から二つ折りにして、ヘッド部3の植毛穴11(角穴:1.3mm×1.8mm、3列×10行=30穴)に植毛されており、その毛丈(植毛面からの高さ)が10.0mmとなるようにしたものである。
【0030】
一方、首部2の先端部には、超音波(1.6MHz)を発生する圧電変換器5が密着埋設されているとともに、柄部1内には、前記圧電変換器5に超音波発生用の高周波電流を供給する高周波発振器6、微振動を発生する電動モーター7(回転数=17000rpm)、充電式バッテリー8が内蔵されており、前記ヘッド部3に形成された嵌合穴9に首部先端を差し込んで嵌着することにより、テーパー毛からなる微振動タイプの超音波歯ブラシとしたものである。なお、圧電変換器5は、首部2の先端位置に埋設されているため、首部2がヘッド部3の嵌合穴9に差し込まれると、丁度刷毛4の真下に位置するようになる。
【0031】
この第1の実施の形態に係る超音波歯ブラシは、図示しない電源スイッチをオンすると、高周波発振器6が発振を開始し、高周波電流を首部先端の圧電変換器5に供給する。圧電変換器5は、この高周波電流を受けて超音波を発生し、ヘッド部3から超音波を柄部1の軸方向と垂直な方向、すなわちヘッド部3の植毛面に垂直な方向に放射する。一方、電動モーター7も回転を開始し、その回転軸に取り付けた偏心錘がモーター回転速度17000rpmという高速で偏心回転し、歯ブラシ全体を高速で微振動させる。
【0032】
したがって、ヘッド部3に植毛された刷毛4を口腔内の刷掃すべき歯面や歯間部などに軽く当てると、ヘッド部3内に位置する圧電変換器5から当該部位に向けて超音波が照射され、当該部位の歯垢が緩められる。そして、この緩められた歯垢は、高速で微振動する刷毛4によって掻き取られ、除去される。このため、従来困難であった狭い隙間の歯垢でも簡単かつ効果的に除去することができる。
【0033】
図2に、本発明に係る超音波歯ブラシの第2の実施の形態を示す。
この第2の実施の形態は、ヘッド部3と首部2を一体構成とし、このヘッド部3と首部2を柄部1に対して取り替え自在な着脱式としたもので、前記第1の実施の形態で採用していた電動モーター7(振動発生手段)は省いたものである。ヘッド部3には、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂製の両端テーパー分岐毛からなる刷毛4(長さ=22mm、用毛中央部径=0.150mm)が、平線によってその中央部から二つ折りにして、ヘッド部3の植毛穴11(丸穴:1.58mmφ、3列千鳥配列、28穴)に植毛されており、植毛後、その刷毛先を山切りカット(山部=8.0mm、谷部=6.0mm)したものである。
【0034】
一方、柄部1の先端には、ヘッド部3と首部2側に形成された嵌合穴9に差し込むことにより着脱式に連結するための連結棒部10が一体形成されており、その先端部には超音波(1.6MHz)を発生する圧電変換器5が密着埋設されているとともに、柄部1内には、前記圧電変換器5に超音波発生用の高周波電流を供給する高周波発振器6と充電式バッテリー8が内蔵され、前記ヘッド部3と首部2に形成された嵌合穴9に、柄部先端の連結棒部10を差し込んで嵌合することにより、テーパー分岐毛からなる超音波歯ブラシとしたものである。なお、圧電変換器5は、連結棒部10の先端位置に埋設されているため、連結棒部10がヘッド部3側の嵌合穴9に差し込まれると、丁度刷毛4の真下に位置するようになる。
【0035】
この第2の実施の形態に係る超音波歯ブラシは、図示しない電源スイッチをオンすると、高周波発振器6が発振を開始し、高周波電流を連結棒部先端の圧電変換器5に供給する。圧電変換器5は、この高周波電流を受けて超音波を発生し、ヘッド部3から超音波を柄部1の軸方向と垂直な方向、すなわちヘッド部3の植毛面に垂直な方向に放射する。したがって、ヘッド部3に植毛された刷毛4を口腔内の刷掃すべき歯面や歯間部などに軽く当て、通常の歯ブラシと同じように手で前後左右に動かしながら歯磨きすると、ヘッド部3内の圧電変換器5から当該部位に向けて超音波が照射され、当該部位の歯垢が緩められる。そして、この緩められた歯垢は、前後左右に動かされる刷毛4によって掻き取られ、除去される。このため、従来困難であった狭い隙間の歯垢でも簡単かつ効果的に除去することができる。なお、この第2の実施の形態は、電動モーター7による刷毛4の高速微振動がない分、第1の実施の形態に比べて刷毛4による刷掃効果は低下する。
【0036】
図3に、刷毛4の一方の先端に形成されるテーパー形状の例を示す。
(a)は単純テーパー毛の例であって、先端径=80μm、基部径=150μmの用毛を用い、先端から3mm程度を単純な直線状のテーパー形状としたものである。(b)は高度テーパー毛の例であって、先端径=20μm、基部径=190μmの用毛を用い、用毛基部付近から毛先に向かってなだらかな曲線状のテーパーを付与し、全体を細く鋭く尖らせたものである。(c)は段付きテーパー毛の例を示すもので、先端径=10μm、基部径=180μmの用毛を用い、用毛基部付近からなだらかなテーパーを付与するとともに、毛先3mm付近から先にさらに鋭いテーパーを付与したものである。(d)は先端ヘラ状テーパー毛の例を示すもので、用毛基部付近からなだらかなテーパー形状を付与するとともに、毛先2mm付近から先をヘラ状に薄く削ったものである。ヘラ状部分の形状は、先端厚み20μm×幅100μm×ヘラ部長さ2mm、用毛基部径=150μmとした。(e)は先端分岐テーパー毛の例を示すもので、用毛基部付近からなだらかなテーパーを付与するとともに、毛先3mm付近から先を3本に分岐し、それぞれの分岐毛をテーパー形状としたものである。分岐毛先端径=10μm、分岐毛基部径=100μm、用毛本体基部径=190μmとした。(f)はクリンプ(波)状テーパー毛の例を示すもので、先端径=30μm、基部径=180μmの用毛を用い、用毛全体にテーパーを付与すると同時に用毛全体を三次元的な波状としたものである。
【0037】
なお、テーパー形状とされた側と反対側の刷毛先端部は、上記図3に示したごとき形状のテーパー毛とするほか、用毛基部にテーパーが付与されていない通常毛の分岐毛、すなわち図3(e)の先端分岐テーパー毛において、先端の分岐毛部分より下側の用毛基部にテーパーの付いていないストレートタイプの分岐毛とすることもできる。さらに、先端の各分岐毛にもテーパーを付けずにストレートタイプとしてもよいものである。
【0038】
図4に、ヘッド部3に植毛された刷毛4の毛先プロファイルの他の例を示す。
(a)は山部毛丈=10mm、谷部毛丈=8mmの波形刷毛とした場合の例、(b)は山部毛丈=12mm、谷部毛丈=11mmの段切り刷毛とした場合の例、(c)は山部毛丈=12mm、谷部毛丈=11mmの船底型刷毛とした場合の例、(d)は山部毛丈=12mm、谷部毛丈=11mmの凸曲面型刷毛とした場合の例を示すものである。
【0039】
【発明の効果】
本発明の超音波歯ブラシによれば、以下に記すごとき優れた効果を奏することができる。
(1)通常毛の超音波歯ブラシでは刷毛剛性が高いため、超音波を発生するヘッド部を刷掃部位に近づけにくく、ヘッド部を刷掃部位に近づけやすいように毛丈を短くすると、刷毛の歯間進入性が極端に低下するという問題があったが、本発明のようにテーパー毛と超音波を組み合わせた場合、少なくとも一方の先端部がテーパー形状となっているので、刷毛の歯間進入性を損なうことなく毛丈を短くすることができる。このため、ヘッド部内の超音波発生手段(圧電変換器)を刷掃対象(歯)に近づけることができ、刷掃部位に超音波を効果的に照射できるようになる。
(2)テーパー毛、超音波、微振動の三者を組み合わせた場合、超音波で緩めた口腔内全体の歯垢をテーパー毛と微振動によって効果的に清掃できるとともに、上質かつ心地よいマッサージ感を得ることができる。
(3)小窩裂溝の奥や狭い隙間の奥などのように毛先が入り込めない極度に狭い隙間の歯垢でも超音波によって緩めることができ、微振動するテーパー毛によって緩めた歯垢をより効果的に掻き取り、除去することができる。
(4)テーパー毛は毛先の剛性が低く、力強く歯垢を掻き取るには不向きであった。本発明の場合、超音波による歯垢の軟化と微振動によって弱い毛先でも高い清掃能力を発揮することができる。この効果によって歯間などの隙間部位のみならず、歯面全体の清掃効果も非常に高いものとなる。このため、本発明の超音波歯ブラシ1本で口腔内の隅々まで簡便かつきめ細かく清掃することができるようになる。
(5)通常毛の超音波歯ブラシや通常毛の手動歯ブラシでは、刷掃時に口腔内の組織を傷付ける恐れがある。また、テーパー毛の電動歯ブラシの場合でも、大きな電動ストローク(数mm程度)、かつ使用者の制御できないスピード(3000rpm程度)で毛先が規則的に動くため、刷掃中に急に痛みを感じることがあった。このため、テーパー毛の電動歯ブラシの場合、その用毛径はテーパー毛の手動歯ブラシよりもやや細径にして対応しているが、本発明のように超音波と微振動を同時に与えるようにすれば、毛先が激しく動くことがないため、テーパー毛の手動歯ブラシと同程度の用毛径でも、不意な痛みを感じるようなことはほとんどなくない、安心してより効果的な刷掃を行うことができる。
(6)通常毛の超音波歯ブラシ、手動歯ブラシ、電動歯ブラシによって歯茎などのマッサージを行う場合、長時間行うと口腔内組織を傷付ける恐れがある。しかし、本発明のようにテーパー毛を用い、超音波と微振動を同時に与えるようにした場合、毛先が非常に細かく動き、かつテーパー毛は為害性が低く、当たり心地もよいため、口腔内組織を傷付ける恐れがほとんどない。さらに、テーパー毛、超音波、微振動の組み合わせ効果により、従来のどのようなタイプの歯ブラシよりも上質で心地よいマッサージを楽に行うことができる。
(7)奥歯の奥や歯の裏側などの歯ブラシを動かしにくい部分は、手動歯ブラシでは十分に刷掃動作ができない。また、電動歯ブラシの場合には、その駆動機構上、手動歯ブラシよりも大きめのヘッド部で歯垢掻き取り動作をしなければならないため、操作性に難点があった。本発明のようにテーパー毛、超音波、微振動を組み合わせた場合、刷毛を清掃対象部位に軽く当てるか、ゆっくりと動かすだけで歯垢が除去できるため、口腔内の狭い空間においても楽に刷掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波歯ブラシの第1の実施の形態を示すもので、(a)はヘッド部の平面図、(b)はヘッド部の側面図、(c)はヘッド部と柄部との脱着状態を示す側面図である。
【図2】本発明に係る超音波歯ブラシの第2の実施の形態を示すもので、(a)はヘッド部と首部の平面図、(b)はヘッド部と首部の側面図、(c)はヘッド部および首部と、柄部との脱着状態を示す側面図である。
【図3】刷毛の先端に形成されるテーパー形状の例を示すもので、(a)は単純テーパー毛の例、(b)は高度テーパー毛の例、(c)は段付きテーパー毛の例、(d)は先端ヘラ状テーパー毛の例、(e)は先端分岐テーパー毛の例、(f)はクリンプ(波)状テーパー毛の例である。
【図4】ヘッド部に植毛された刷毛の毛先プロファイルの他の例を示すもので、(a)は波形刷毛とした場合の例、(b)は段切り刷毛とした場合の例、(c)は船底型刷毛とした場合の例、(d)は凸曲面型刷毛とした場合の例である。
【符号の説明】
1 柄部
2 首部
3 ヘッド部
4 刷毛
5 圧電変換器
6 高周波発振器
7 電動モーター
8 充電式バッテリー
9 嵌合穴
10 連結棒部
11 植毛穴
Claims (2)
- 用毛を二つ折りにしてヘッド部に植設することにより刷毛とするとともに、ヘッド部から超音波を放射する超音波発生手段を備えた超音波歯ブラシにおいて、前記植設される用毛の一方の先端部がテーパー形状とされているとともに、他方の先端部はテーパー形状または先端分岐毛とされていることを特徴とする超音波歯ブラシ。
- ヘッド部または歯ブラシ全体を微振動させる振動発生手段を付設したことを特徴とする請求項1記載の超音波歯ブラシ。
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Cited By (17)
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