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JP2004299201A - ゴム製品加飾用転写シートおよび加飾ゴム製品の製造方法 - Google Patents

ゴム製品加飾用転写シートおよび加飾ゴム製品の製造方法 Download PDF

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JP2004299201A
JP2004299201A JP2003093785A JP2003093785A JP2004299201A JP 2004299201 A JP2004299201 A JP 2004299201A JP 2003093785 A JP2003093785 A JP 2003093785A JP 2003093785 A JP2003093785 A JP 2003093785A JP 2004299201 A JP2004299201 A JP 2004299201A
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JP
Japan
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rubber product
transfer sheet
resin
layer
rubber
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2003093785A
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English (en)
Inventor
Yoichi Yamaguchi
陽一 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissha Printing Co Ltd filed Critical Nissha Printing Co Ltd
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Abstract

【解決手段】少なくとも基体シート上に、ウレタン系樹脂と塩化ビニル系樹脂とからなる剥離層、およびウレタン系樹脂からなる絵柄層が順次積層形成されたゴム製品加飾用転写シートである。未加硫のゴム材にこの転写シートを載置し、該ゴム材を加硫した後、基体シートを剥離して絵柄層を転写する加飾ゴム製品の製造方法である。
【効果】摩耗性に優れた加飾ゴム製品を製造することが可能になるという効果を有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ゴムシート、ゴムマット、自動車、自転車などのタイヤ、引き布、文具などのグリップパーツ、靴底、長靴などの全ゴム製靴などの各種ゴム製品に任意の多色柄を加飾するための転写シート、およびそれを用いた加飾ゴム製品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、未加硫ゴムに用いる転写シートとしては、特許文献1に紹介されたものが知られており、この転写シートでは表面保護層としてウレタン系、ポリアミド系、ポリアミノ酸系樹脂のうちの一つを含む樹脂を用いる方法が紹介されている。そして、これらの樹脂を使うことで柔軟な表面保護膜が形成され、絵柄層がゴムの延伸に追従して伸ばされるという効果がある。
【0003】
【特許文献1】特開昭48−057868
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に示された転写シートでは、表面保護層に柔軟性を付与することはできるが、表面の滑りが悪く、布などで擦ると簡単に表面が傷つく問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上述の問題を解決するために、少なくとも基体シート上に、ウレタン系樹脂と塩化ビニル系樹脂とからなる剥離層、およびウレタン系樹脂からなる絵柄層が順次積層形成されたゴム製品加飾用転写シートを発明した。
【0005】
また、未加硫のゴム材にこの転写シートを載置し、該ゴム材を加硫した後、基体シートを剥離して絵柄層を転写する加飾ゴム製品の製造方法を発明した。この方法により、摩耗性に優れた加飾ゴム製品を製造することが可能になった。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明を詳しく説明する。
【0007】
図1は本発明のゴム製品加飾用転写シートの構成を示すものである。この転写シート20は、少なくとも基体シート1上に、ウレタン系樹脂と塩化ビニル系樹脂とからなる剥離層3、およびウレタン系樹脂からなる絵柄層4が順次積層形成されたものである。
【0008】
基体シート1は、ポリエステル系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ナイロン樹脂、ビニロン樹脂、アセテート樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂等のプラスチックシートである。
【0009】
基体シート1の厚さとしては、5μm〜200μmが好ましい。5μm未満であるとしわが入りやすく、200μmを超えるとかさばりやすく取り扱いにくい。
【0010】
なお、基体シート1の剥離層3が形成される側の表面に、ヘアライン目の意匠を形成したり、顔料インキで凹凸層を形成しマット意匠を形成したりして艶消し表面を形成してもよい。このヘアライン目の意匠やマット意匠は、部分的に形成してもよい。
【0011】
基体シート1はそれ自体で剥離層3と剥離性を有するものもあるが、より剥離性を安定させるために、基体シート1と剥離層3との間に基体シート1とともに剥離除去される離型層2をコーティング等により形成してもよい。離型層2の材質としてはシリコーン、メラミン、アルキッド、エポキシ等の硬化性樹脂等が挙げられる。
【0012】
剥離層3は、ゴム下地に転移した後、基体シート1から剥離したときに表面保護膜となる層である。剥離層3にはウレタン系と塩化ビニル系樹脂を配合した樹脂を使用する。ウレタン系樹脂に塩化ビニル系樹脂を配合することで剥離層の滑り性が向上し、摩耗性が向上する。
【0013】
その配合比は、ウレタン系樹脂100重量部に対し塩化ビニル系樹脂20〜300重量部の範囲が好ましい。これより塩化ビニル系樹脂の量が少ないと摩耗性が向上しにくく、これより塩化ビニル系樹脂の量が多いと柔軟性が低下しやすい。
【0014】
剥離層3の膜厚は、3〜30μmが望ましい。3μm未満では耐摩耗性に欠け、30μmを超えるとコーティングが難しい。剥離層3はリバースコート、ダイレクトリップコート、マイクログラビアコート、スクリーン印刷等によって形成する。
【0015】
絵柄層4はゴム製品に施す絵柄を形成する層である。絵柄層4はウレタン系樹脂で形成する。柔軟性のあるウレタン系樹脂を用いることで、ゴムの延伸に対して絵柄層4が追従し延伸が可能となる。絵柄層4はグラビア印刷、スクリーン印刷等によって形成する。
【0016】
なお、このほかに転写シート20に接着層5やアンカー層6を適宜設けてもよい。接着層5は他の被接着体に接着させるための層であり、アンカー層6は各層間の密着が不足している場合にそれを補う層である。
【0017】
得られた転写シート20の剥離層3、絵柄層4、接着層5およびアンカー層6は、ゴムの加硫工程においてゴム製品に転写される。ゴムの加硫方法は、プレス機による方法と加硫炉を通す方法とがある。
【0018】
図2はプレス機による加硫方法を示したものである。未加硫のゴム材7と転写シート20とを接着層5の面とゴム材7が接するように重ね、この積層体をプレス型8内に載置し5〜30分間プレスする。このときの熱盤温度は100〜160℃、プレス圧は10〜150kgfが好ましい。プレスした後、ゴム材7から基体シート1を剥がすことにより、所望の加飾がされた加飾ゴム製品30が得られる。
【0019】
図3は加硫炉9を通す加硫方法を示したものである。まず、加硫炉9内に通す前に、未加硫のゴム材7と転写シート20とを接着層5の面とゴム材7が接するように重ね、この積層体を金属またはシリコンラバー等からなるロール10によって圧着しておく。
【0020】
つぎに、ゴム材7と転写シート20とを圧着させた積層体を30秒〜30分かけて加硫炉9内に通す。加硫炉9としては、100〜160℃の加熱炉もしくは超音波加熱炉がある。加硫炉9に通した後、ゴム材7から基体シート1を剥がすことにより、所望の加飾がされた加飾ゴム製品30が得られる。
【0021】
【実施例】
25μmのポリエステルフィルムからなる基体シート上にメラミン系樹脂からなる離型層を設けた後、離型層上にリバースコートによってウレタン系樹脂と塩化ビニル系樹脂(比率1:1)とからなる剥離層を設け、次いで剥離層の上にグラビア印刷によってウレタン系樹脂からなる絵柄層を設けて、転写シートを作成した。
【0022】
この転写シートの絵柄層と未加硫のゴム材とが接するように重ね、この積層体をプレス型内に載置した後、熱盤温度を140℃、プレス圧を50kgfとして30分プレスした。プレス終了後、積層体をプレス型から取り出し、基体シートを剥がしたところ、絵柄が形成された加飾ゴム製品が得られた。
【0023】
この加飾ゴム製品と、剥離層をウレタン系樹脂のみとしそれ以外はこの方法と同じにして得られた加飾ゴム製品とについて、摩耗性を比較した結果、表1のようなになった。
【0024】
この表1において、摩耗性は、ネル布を巻き付けた150g荷重の重りをゴム製品表面に載せ、振幅20mmの往復運動をしたとき、絵柄層が剥がれて下地が露出するまでの重りの往復回数を測定することで評価した。この表1の結果から、本発明による加飾ゴム製品が従来の加飾ゴム製品よりも摩耗性に優れたものであることが分かる。
【0025】
【表1】
Figure 2004299201
【0026】
【発明の効果】
本発明は、少なくとも基体シート上に、ウレタン系樹脂と塩化ビニル系樹脂とからなる剥離層、およびウレタン系樹脂からなる絵柄層が順次積層形成されたゴム製品加飾用転写シートである。したがって、本発明の転写シートは、剥離層の滑り性がよく摩耗性が高いという効果がある。また、本発明の転写シートは、絵柄層に柔軟性がありゴムの延伸に対して追従し延伸が可能となる効果がある。
【0027】
また、本発明は、未加硫のゴム材にこの転写シートを載置し、該ゴム材を加硫した後、基体シートを剥離して絵柄層を転写する加飾ゴム製品の製造方法である。したがって、本発明の加飾ゴム製品の製造方法は、摩耗性に優れた加飾ゴム製品を製造することが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴム製品加飾用転写シートの一実施例を示す断面図である。
【図2】本発明に係る加飾ゴム製品の製造方法のうち、プレス機による方法の一実施例を示す断面図である。
【図3】本発明に係る加飾ゴム製品の製造方法のうち、加硫炉を通す方法の一実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 基体シート
2 離型層
3 剥離層
4 絵柄層
5 接着層
6 アンカー層
7 ゴム材
8 プレス型
9 加硫炉
10 ロール
20 転写シート
30 加飾ゴム製品

Claims (2)

  1. 少なくとも基体シート上に、ウレタン系樹脂と塩化ビニル系樹脂とからなる剥離層、およびウレタン系樹脂からなる絵柄層が順次積層形成されたゴム製品加飾用転写シート。
  2. 未加硫のゴム材に請求項1記載の転写シートを載置し、該ゴム材を加硫した後、基体シートを剥離して絵柄層を転写する加飾ゴム製品の製造方法。
JP2003093785A 2003-03-31 2003-03-31 ゴム製品加飾用転写シートおよび加飾ゴム製品の製造方法 Withdrawn JP2004299201A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018526238A (ja) * 2015-04-27 2018-09-13 ジョージ フェリー キース 表示アセンブリ、及びその表示アセンブリを加硫ゴム物品に貼り付ける方法
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