JP2004295050A - 雲台 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動体の揺れや振動が激しい環境下でも入力装置の安定した操作をすることができる雲台を提供する。
【解決手段】ジョイスティック1の操作の方向と反対方向の力を発生させるDCモータ5,6を採用し、ジョイスティック1の操作速度が高くなるとともにズーム倍率検出センサ2の検出倍率が高くなるにしたがってDCモータ5,6の操作抵抗を増加させるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】ジョイスティック1の操作の方向と反対方向の力を発生させるDCモータ5,6を採用し、ジョイスティック1の操作速度が高くなるとともにズーム倍率検出センサ2の検出倍率が高くなるにしたがってDCモータ5,6の操作抵抗を増加させるようにした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両や船舶やヘリコプタ等の移動体に搭載され、カメラを回転させることができる雲台に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の雲台として、ジョイスティックと、カメラを回転させるジンバル機構と、カメラのレンズのズーム倍率を検出するズーム倍率検出手段と、ジンバル機構の駆動を制御するジンバル回転制御手段とを備えているものがある(下記特許文献参照)。
【0003】
ジンバル回転制御手段は、ジョイスティックの傾斜角に比例する値を速度に変換し、その速度にズーム倍率検出手段で検出されたズーム倍率に反比例する利得を掛算してジンバル機構の駆動速度を求め、その駆動速度によりジンバル機構を回転制御する。
【0004】
この雲台によれば、ジョイスティックの傾斜角が一定であっても、カメラレンズのズーム倍率が高い場合にはカメラの回転速度が低くなり、逆にズーム倍率が低い場合にはカメラの回転速度は高くなる。
【0005】
この雲台が搭載された移動体が安定して移動し、しかも移動体の動力系からジョイスティックを操作する人間の手に伝わる振動が小さい場合には、ズーム倍率が高くても撮影対象物を確実に捉えて撮影することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−221571号公報(段落0008〜9、0013、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、移動体の周囲の環境の変化などに起因して移動体が揺れた場合や、移動体の動力系から伝わる振動が大きい場合、その揺れや振動がジョイスティックを操作する人間の手に伝わって、映像が大きく揺れてしまう。
【0008】
また、ジョイスティックの操作が不安定になるので、撮影対象物をカメラで追いきれなくなることがある。
【0009】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は移動体の揺れや振動が激しい環境下でも入力装置の安定した操作をすることができる雲台を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため請求項1記載の発明の雲台は、所定の可動域を有する手動操作式の入力手段と、前記入力手段からの駆動信号に基づいて撮像装置を回転させる回転手段と、前記入力手段の操作方向と反対方向の力を発生させる操作抵抗発生手段と、前記入力手段の操作状態に基づいて前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を制御する操作力制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0011】
上述のように入力手段の操作状態に基づいて操作抵抗発生手段の操作抵抗を制御するようにしたので、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作している人間の手に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性が保たれる。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の雲台において、前記操作力制御手段は、前記入力手段の操作状態に相当する操作量が多くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させることを特徴とする。
【0013】
上述のように入力手段の操作状態に相当する操作量が多くなるにしたがって操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させるようにしたので、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作している人間の手に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性が保たれる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の雲台において、前記操作力制御手段は、前記入力手段の操作状態に相当する操作速度が高くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させることを特徴とする。
【0015】
上述のように入力手段の操作状態に相当する操作速度が高くなるにしたがって操作抵抗発生手段の操作抵抗を大きくするようにしたので、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作している人間の手に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性が保たれる。
【0016】
請求項4記載の発明の雲台は、所定の可動域を有する手動操作式の入力手段と、前記入力手段からの駆動信号に基づいて撮像装置を回転させる回転手段と、前記撮像装置のズーム倍率を検出する倍率検出手段と、前記入力手段の操作方向と反対方向の力を発生させる操作抵抗発生手段と、前記入力手段の操作状態と前記倍率検出手段の検出倍率とに基づいて前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を制御する操作力制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0017】
上述のように入力手段の操作状態と前記倍率検出手段の検出倍率とに基づいて前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を制御するようにしたので、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作している人間の手に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性がより向上する。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の雲台において、前記操作力制御手段は、前記入力手段の操作状態に相当する操作量が多くなるとともに前記倍率検出手段の検出倍率が高くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させることを特徴とする。
【0019】
上述のように入力手段の操作状態に相当する操作量が多くなるとともに倍率検出手段の検出倍率が高くなるにしたがって操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させるので、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作している人間の手に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性がより向上する。
【0020】
請求項6記載の発明は、請求項4記載の発明の雲台において、前記操作力制御手段は、前記入力手段の操作状態に相当する操作速度が高くなるとともに前記倍率検出手段の検出倍率が高くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させることを特徴とする。
【0021】
上述のように入力手段の操作状態に相当する操作速度が高くなるとともに前記倍率検出手段の検出倍率が高くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させるようにしたので、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作している人間の手に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性がより向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1はこの発明の一実施形態に係る雲台の構成を示す図であり、同図(a)は雲台の構成全体を示すブロック図、同図(b)は制御装置を示すブロック図である。図2はジョイスティックを示す斜視図である。
【0024】
この雲台は、図1(a)に示すように、ジョイスティック(入力手段)1、ズーム倍率検出センサ(倍率検出手段)2、制御装置(操作力制御手段)3、駆動装置(回転手段)4及びDCモータ(操作抵抗発生手段)5,6を備えている。
【0025】
ジョイスティック1は所定の可動域を有する手動操作式の入力手段の1つである。図2に示すように、ジョイスティック1のスティック部1aの下部に球状部1bが転動可能に設けられ、スティック部1aは球状部1bを支点として倒れる。スティック部1aにはばね7a,7b,8a,8bが接続されている。ばね7a,7b,8a,8bのばね力は、基準面に対してスティック部1aが直角に起立する状態(中立位置)を保つように作用する。
【0026】
球状部1bには軸部9、軸部10が接続されている。軸部9にはポテンショメータ11とDCモータ5とが、軸部10にはポテンショメータ12とDCモータ6とがそれぞれ設けられている。軸部9は中立位置のスティック部1aに対して直角に配置され、軸部10は中立位置のスティック部1a及び軸部9のそれぞれに対して直角に配置されている。ポテンショメータ11は軸部9周りのスティック部1aの傾斜角を検出し、ポテンショメータ12は軸部10周りのスティック部1aの傾斜角を検出する。ポテンショメータ11,12で検出されたスティック部1aの傾斜角はジョイスティック傾斜角信号s1 として駆動装置4及び制御装置3に出力される。
【0027】
DCモータ5は、操作者が軸部9周りへスティック部1aを傾斜させる力を与えたときに、その操作の方向と反対方向の力をスティック部1aに与えることができる。
【0028】
DCモータ6は、操作者が軸部10周りへスティック部1aを傾斜させる力を与えたときに、その操作の方向と反対方向の力をスティック部1aに与えることができる。
【0029】
ズーム倍率検出センサ2としては例えばポテンショメータを用いることができる。図示しないレンズ鏡筒部のズームリング部にポテンショメータを装着する。ズーム倍率の変化に応じてズーム倍率検出センサ2から倍率比例信号s2 が出力される。
【0030】
制御装置3の入力端にはジョイスティック1の出力端及びズーム倍率検出センサ2の出力端がそれぞれ電気的に接続される。制御装置3の出力端にはDCモータ5,6の入力端が電気的に接続される。
【0031】
制御装置3は、図1(b)に示すように、微分処理部3a、乗算処理部3b及びゲイン処理部3cから構成される。微分処理部3aにはポテンショメータ11,12の出力信号(ジョイスティック傾斜角信号s1 )が入力される。乗算処理部3bには微分処理部3aの出力信号(ジョイスティック傾斜速度信号sd)とズーム倍率検出センサ2の出力信号(倍率比例信号s2 )とが入力される。ゲイン処理部3cには乗算処理部3bの乗算処理出力信号smが入力される。ゲイン処理部3cからDCモータ5,6を駆動する信号(DCモータ駆動信号s3 )が出力される。
【0032】
駆動装置4は図示しないカメラ(撮像装置)を回転させ、視軸の向きを変化させる装置である。カメラで取得した映像は図示しないモニタの画面に表示される。
【0033】
次に、この雲台の動作を説明する。
【0034】
操作者が手動でジョイスティック1のスティック部1aを倒したとき、そのスティック部1aの傾斜角がポテンショメータ11,12で検出され、ポテンショメータ11,12からジョイスティック傾斜角信号s1 が駆動装置4及び制御装置3に出力される。
【0035】
駆動装置4はジョイスティック傾斜角に比例した値を駆動速度としてカメラを回転させる。その結果カメラの視軸の向きが変化する。
【0036】
制御装置3の微分処理部3aではスティック部1aの傾斜角θを意味するジョイスティック傾斜角信号s1 が微分処理(dθ/dt)され、ジョイスティック傾斜速度信号sdは乗算処理部3bに入力される。また、ズーム倍率検出センサ2から倍率比例信号s2 が乗算処理部3bに入力される。
【0037】
乗算処理部3bではジョイスティック傾斜速度信号sdに倍率比例信号s2 を掛け合わせる乗算処理が行なわれ、乗算処理出力信号smがゲイン処理部3cに入力される。
【0038】
ゲイン処理部3cでは乗算処理出力信号smにフィードバックゲインを掛け合わせるゲイン処理が行なわれ、DCモータ駆動信号s3 がDCモータ5,6に入力される。
【0039】
DCモータ5,6の駆動力は操作者のスティック部1aを操作する方向と反対方向へ作用する。すなわち、DCモータ5,6の駆動力が操作者の操作に対する抵抗となる。この実施形態ではDCモータ5,6の駆動力がジョイスティック傾斜速度に比例する粘性抵抗となり、ジョイスティック傾斜速度が低いとき抵抗は小さく、ジョイスティック1のスティック部1aを小さな力で操作でき(例えば微調整のための操作)、ジョイスティック傾斜速度が高いとき抵抗は大きくなり、大きな力でなければ操作できなくなる。
【0040】
また、ジョイスティック1のスティック部1aに作用する抵抗はカメラのズーム倍率に比例するので、低倍のとき抵抗は小さく、ジョイスティック1のスティック部1aを小さな力で操作でき、高倍のとき抵抗は大きくなり、大きな力でなければ操作できなくなる。但し、駆動装置4のカメラ駆動速度は低くならないので、高倍のときでもカメラを速く回転させることができる。
【0041】
この実施形態によれば、ジョイスティック傾斜速度及びズーム倍率が高いとき、スティック部1aの操作に対する抵抗は大きくなるので、移動体の周囲の環境の変化などに起因して移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動がジョイスティック1を操作する人間に伝わったとしても、ジョイスティック1は不必要に傾かず、操作が安定し、映像が大きく揺れたりしない。
【0042】
また、揺れや振動がジョイスティック1の操作に影響をほとんど与えないので、撮影対象物をカメラで追いきれなくなることも少なくなる。
【0043】
なお、この実施形態ではジョイスティック1の操作状態の一態様としてのジョイスティック傾斜速度が高くなるにしたがってジョイスティック1に与える抵抗を大きくしたが、ジョイスティック1の操作状態の別の態様としてのジョイスティック傾斜角が大きくなるにしたがってジョイスティック1に与える抵抗を大きくしてもよい。
【0044】
また、この実施形態ではジョイスティック1を用いたが、他の入力手段として例えばトラックボールや回転式入力ノブ、いわゆるシーソーレバ等のように所定の可動域を有する手動操作式のものを用いるようにしてもよい。
【0045】
また、操作抵抗発生手段としてはDCモータ5,6の他にACモータ等のようにトルクを与えることができるものであればよい。
【0046】
【発明の効果】
以上に説明したように請求項1、2又は3記載の発明の雲台によれば、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作する人間の手を介して入力手段に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性が保たれるので、映像が大きく揺れたりしないし、撮影対象物を追いきれなくなることも少なくなる。
【0047】
請求項4、5又は6記載の発明の雲台によれば、入力手段の操作の安定性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る雲台の構成を示す図であり、同図(a)は雲台の構成全体を示すブロック図、同図(b)は制御装置を示すブロック図である。
【図2】図2はジョイスティックを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ジョイスティック(入力手段)
2 ズーム倍率検出センサ(倍率検出手段)
3 制御装置(操作力制御手段)
4 駆動装置(回転手段)
5,6 DCモータ(操作抵抗発生手段)
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両や船舶やヘリコプタ等の移動体に搭載され、カメラを回転させることができる雲台に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の雲台として、ジョイスティックと、カメラを回転させるジンバル機構と、カメラのレンズのズーム倍率を検出するズーム倍率検出手段と、ジンバル機構の駆動を制御するジンバル回転制御手段とを備えているものがある(下記特許文献参照)。
【0003】
ジンバル回転制御手段は、ジョイスティックの傾斜角に比例する値を速度に変換し、その速度にズーム倍率検出手段で検出されたズーム倍率に反比例する利得を掛算してジンバル機構の駆動速度を求め、その駆動速度によりジンバル機構を回転制御する。
【0004】
この雲台によれば、ジョイスティックの傾斜角が一定であっても、カメラレンズのズーム倍率が高い場合にはカメラの回転速度が低くなり、逆にズーム倍率が低い場合にはカメラの回転速度は高くなる。
【0005】
この雲台が搭載された移動体が安定して移動し、しかも移動体の動力系からジョイスティックを操作する人間の手に伝わる振動が小さい場合には、ズーム倍率が高くても撮影対象物を確実に捉えて撮影することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開2000−221571号公報(段落0008〜9、0013、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、移動体の周囲の環境の変化などに起因して移動体が揺れた場合や、移動体の動力系から伝わる振動が大きい場合、その揺れや振動がジョイスティックを操作する人間の手に伝わって、映像が大きく揺れてしまう。
【0008】
また、ジョイスティックの操作が不安定になるので、撮影対象物をカメラで追いきれなくなることがある。
【0009】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は移動体の揺れや振動が激しい環境下でも入力装置の安定した操作をすることができる雲台を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するため請求項1記載の発明の雲台は、所定の可動域を有する手動操作式の入力手段と、前記入力手段からの駆動信号に基づいて撮像装置を回転させる回転手段と、前記入力手段の操作方向と反対方向の力を発生させる操作抵抗発生手段と、前記入力手段の操作状態に基づいて前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を制御する操作力制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0011】
上述のように入力手段の操作状態に基づいて操作抵抗発生手段の操作抵抗を制御するようにしたので、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作している人間の手に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性が保たれる。
【0012】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の雲台において、前記操作力制御手段は、前記入力手段の操作状態に相当する操作量が多くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させることを特徴とする。
【0013】
上述のように入力手段の操作状態に相当する操作量が多くなるにしたがって操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させるようにしたので、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作している人間の手に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性が保たれる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の雲台において、前記操作力制御手段は、前記入力手段の操作状態に相当する操作速度が高くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させることを特徴とする。
【0015】
上述のように入力手段の操作状態に相当する操作速度が高くなるにしたがって操作抵抗発生手段の操作抵抗を大きくするようにしたので、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作している人間の手に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性が保たれる。
【0016】
請求項4記載の発明の雲台は、所定の可動域を有する手動操作式の入力手段と、前記入力手段からの駆動信号に基づいて撮像装置を回転させる回転手段と、前記撮像装置のズーム倍率を検出する倍率検出手段と、前記入力手段の操作方向と反対方向の力を発生させる操作抵抗発生手段と、前記入力手段の操作状態と前記倍率検出手段の検出倍率とに基づいて前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を制御する操作力制御手段とを備えていることを特徴とする。
【0017】
上述のように入力手段の操作状態と前記倍率検出手段の検出倍率とに基づいて前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を制御するようにしたので、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作している人間の手に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性がより向上する。
【0018】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の雲台において、前記操作力制御手段は、前記入力手段の操作状態に相当する操作量が多くなるとともに前記倍率検出手段の検出倍率が高くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させることを特徴とする。
【0019】
上述のように入力手段の操作状態に相当する操作量が多くなるとともに倍率検出手段の検出倍率が高くなるにしたがって操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させるので、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作している人間の手に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性がより向上する。
【0020】
請求項6記載の発明は、請求項4記載の発明の雲台において、前記操作力制御手段は、前記入力手段の操作状態に相当する操作速度が高くなるとともに前記倍率検出手段の検出倍率が高くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させることを特徴とする。
【0021】
上述のように入力手段の操作状態に相当する操作速度が高くなるとともに前記倍率検出手段の検出倍率が高くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させるようにしたので、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作している人間の手に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性がより向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0023】
図1はこの発明の一実施形態に係る雲台の構成を示す図であり、同図(a)は雲台の構成全体を示すブロック図、同図(b)は制御装置を示すブロック図である。図2はジョイスティックを示す斜視図である。
【0024】
この雲台は、図1(a)に示すように、ジョイスティック(入力手段)1、ズーム倍率検出センサ(倍率検出手段)2、制御装置(操作力制御手段)3、駆動装置(回転手段)4及びDCモータ(操作抵抗発生手段)5,6を備えている。
【0025】
ジョイスティック1は所定の可動域を有する手動操作式の入力手段の1つである。図2に示すように、ジョイスティック1のスティック部1aの下部に球状部1bが転動可能に設けられ、スティック部1aは球状部1bを支点として倒れる。スティック部1aにはばね7a,7b,8a,8bが接続されている。ばね7a,7b,8a,8bのばね力は、基準面に対してスティック部1aが直角に起立する状態(中立位置)を保つように作用する。
【0026】
球状部1bには軸部9、軸部10が接続されている。軸部9にはポテンショメータ11とDCモータ5とが、軸部10にはポテンショメータ12とDCモータ6とがそれぞれ設けられている。軸部9は中立位置のスティック部1aに対して直角に配置され、軸部10は中立位置のスティック部1a及び軸部9のそれぞれに対して直角に配置されている。ポテンショメータ11は軸部9周りのスティック部1aの傾斜角を検出し、ポテンショメータ12は軸部10周りのスティック部1aの傾斜角を検出する。ポテンショメータ11,12で検出されたスティック部1aの傾斜角はジョイスティック傾斜角信号s1 として駆動装置4及び制御装置3に出力される。
【0027】
DCモータ5は、操作者が軸部9周りへスティック部1aを傾斜させる力を与えたときに、その操作の方向と反対方向の力をスティック部1aに与えることができる。
【0028】
DCモータ6は、操作者が軸部10周りへスティック部1aを傾斜させる力を与えたときに、その操作の方向と反対方向の力をスティック部1aに与えることができる。
【0029】
ズーム倍率検出センサ2としては例えばポテンショメータを用いることができる。図示しないレンズ鏡筒部のズームリング部にポテンショメータを装着する。ズーム倍率の変化に応じてズーム倍率検出センサ2から倍率比例信号s2 が出力される。
【0030】
制御装置3の入力端にはジョイスティック1の出力端及びズーム倍率検出センサ2の出力端がそれぞれ電気的に接続される。制御装置3の出力端にはDCモータ5,6の入力端が電気的に接続される。
【0031】
制御装置3は、図1(b)に示すように、微分処理部3a、乗算処理部3b及びゲイン処理部3cから構成される。微分処理部3aにはポテンショメータ11,12の出力信号(ジョイスティック傾斜角信号s1 )が入力される。乗算処理部3bには微分処理部3aの出力信号(ジョイスティック傾斜速度信号sd)とズーム倍率検出センサ2の出力信号(倍率比例信号s2 )とが入力される。ゲイン処理部3cには乗算処理部3bの乗算処理出力信号smが入力される。ゲイン処理部3cからDCモータ5,6を駆動する信号(DCモータ駆動信号s3 )が出力される。
【0032】
駆動装置4は図示しないカメラ(撮像装置)を回転させ、視軸の向きを変化させる装置である。カメラで取得した映像は図示しないモニタの画面に表示される。
【0033】
次に、この雲台の動作を説明する。
【0034】
操作者が手動でジョイスティック1のスティック部1aを倒したとき、そのスティック部1aの傾斜角がポテンショメータ11,12で検出され、ポテンショメータ11,12からジョイスティック傾斜角信号s1 が駆動装置4及び制御装置3に出力される。
【0035】
駆動装置4はジョイスティック傾斜角に比例した値を駆動速度としてカメラを回転させる。その結果カメラの視軸の向きが変化する。
【0036】
制御装置3の微分処理部3aではスティック部1aの傾斜角θを意味するジョイスティック傾斜角信号s1 が微分処理(dθ/dt)され、ジョイスティック傾斜速度信号sdは乗算処理部3bに入力される。また、ズーム倍率検出センサ2から倍率比例信号s2 が乗算処理部3bに入力される。
【0037】
乗算処理部3bではジョイスティック傾斜速度信号sdに倍率比例信号s2 を掛け合わせる乗算処理が行なわれ、乗算処理出力信号smがゲイン処理部3cに入力される。
【0038】
ゲイン処理部3cでは乗算処理出力信号smにフィードバックゲインを掛け合わせるゲイン処理が行なわれ、DCモータ駆動信号s3 がDCモータ5,6に入力される。
【0039】
DCモータ5,6の駆動力は操作者のスティック部1aを操作する方向と反対方向へ作用する。すなわち、DCモータ5,6の駆動力が操作者の操作に対する抵抗となる。この実施形態ではDCモータ5,6の駆動力がジョイスティック傾斜速度に比例する粘性抵抗となり、ジョイスティック傾斜速度が低いとき抵抗は小さく、ジョイスティック1のスティック部1aを小さな力で操作でき(例えば微調整のための操作)、ジョイスティック傾斜速度が高いとき抵抗は大きくなり、大きな力でなければ操作できなくなる。
【0040】
また、ジョイスティック1のスティック部1aに作用する抵抗はカメラのズーム倍率に比例するので、低倍のとき抵抗は小さく、ジョイスティック1のスティック部1aを小さな力で操作でき、高倍のとき抵抗は大きくなり、大きな力でなければ操作できなくなる。但し、駆動装置4のカメラ駆動速度は低くならないので、高倍のときでもカメラを速く回転させることができる。
【0041】
この実施形態によれば、ジョイスティック傾斜速度及びズーム倍率が高いとき、スティック部1aの操作に対する抵抗は大きくなるので、移動体の周囲の環境の変化などに起因して移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動がジョイスティック1を操作する人間に伝わったとしても、ジョイスティック1は不必要に傾かず、操作が安定し、映像が大きく揺れたりしない。
【0042】
また、揺れや振動がジョイスティック1の操作に影響をほとんど与えないので、撮影対象物をカメラで追いきれなくなることも少なくなる。
【0043】
なお、この実施形態ではジョイスティック1の操作状態の一態様としてのジョイスティック傾斜速度が高くなるにしたがってジョイスティック1に与える抵抗を大きくしたが、ジョイスティック1の操作状態の別の態様としてのジョイスティック傾斜角が大きくなるにしたがってジョイスティック1に与える抵抗を大きくしてもよい。
【0044】
また、この実施形態ではジョイスティック1を用いたが、他の入力手段として例えばトラックボールや回転式入力ノブ、いわゆるシーソーレバ等のように所定の可動域を有する手動操作式のものを用いるようにしてもよい。
【0045】
また、操作抵抗発生手段としてはDCモータ5,6の他にACモータ等のようにトルクを与えることができるものであればよい。
【0046】
【発明の効果】
以上に説明したように請求項1、2又は3記載の発明の雲台によれば、移動体が揺れたり、移動体の動力系から伝わる振動が大きくなったりして、その揺れや振動が入力手段を操作する人間の手を介して入力手段に伝わったとしても、入力手段は大きく動かず、その操作の安定性が保たれるので、映像が大きく揺れたりしないし、撮影対象物を追いきれなくなることも少なくなる。
【0047】
請求項4、5又は6記載の発明の雲台によれば、入力手段の操作の安定性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施形態に係る雲台の構成を示す図であり、同図(a)は雲台の構成全体を示すブロック図、同図(b)は制御装置を示すブロック図である。
【図2】図2はジョイスティックを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ジョイスティック(入力手段)
2 ズーム倍率検出センサ(倍率検出手段)
3 制御装置(操作力制御手段)
4 駆動装置(回転手段)
5,6 DCモータ(操作抵抗発生手段)
Claims (6)
- 所定の可動域を有する手動操作式の入力手段と、
前記入力手段からの駆動信号に基づいて撮像装置を回転させる回転手段と、
前記入力手段の操作方向と反対方向の力を発生させる操作抵抗発生手段と、
前記入力手段の操作状態に基づいて前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を制御する操作力制御手段とを備えていることを特徴とする雲台。 - 前記操作力制御手段は、前記入力手段の操作状態に相当する操作量が多くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させることを特徴とする請求項1記載の雲台。
- 前記操作力制御手段は、前記入力手段の操作状態に相当する操作速度が高くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させることを特徴とする請求項1記載の雲台。
- 所定の可動域を有する手動操作式の入力手段と、
前記入力手段からの駆動信号に基づいて撮像装置を回転させる回転手段と、
前記撮像装置のズーム倍率を検出する倍率検出手段と、
前記入力手段の操作方向と反対方向の力を発生させる操作抵抗発生手段と、
前記入力手段の操作状態と前記倍率検出手段の検出倍率とに基づいて前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を制御する操作力制御手段とを備えていることを特徴とする雲台。 - 前記操作力制御手段は、前記入力手段の操作状態に相当する操作量が多くなるとともに前記倍率検出手段の検出倍率が高くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させることを特徴とする請求項4記載の雲台。
- 前記操作力制御手段は、前記入力手段の操作状態に相当する操作速度が高くなるとともに前記倍率検出手段の検出倍率が高くなるにしたがって前記操作抵抗発生手段の操作抵抗を増加させることを特徴とする請求項4記載の雲台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003091051A JP2004295050A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 雲台 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003091051A JP2004295050A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 雲台 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004295050A true JP2004295050A (ja) | 2004-10-21 |
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ID=33404521
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003091051A Withdrawn JP2004295050A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 雲台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004295050A (ja) |
-
2003
- 2003-03-28 JP JP2003091051A patent/JP2004295050A/ja not_active Withdrawn
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