JP2004292281A - 単結晶の製造方法及び単結晶 - Google Patents
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Abstract
【課題】結晶欠陥のないビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶を液相エピタキシャル成長によって形成するための単結晶基板として好適に用いることができる、高品質なCa、Nb、Ga及びOから実質的に構成されるガーネット単結晶を製造する方法、及び単結晶を提供する。
【解決手段】Ca、Nb、Ga及びOから実質的に構成され且つガーネット構造を有する単結晶をチョコラルスキー法によって製造する方法であって、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1となるように用いる。Ca、Nb、Ga及びOから実質的に構成され且つガーネット構造を有する単結晶であって、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1である単結晶。
【選択図】 図1
【解決手段】Ca、Nb、Ga及びOから実質的に構成され且つガーネット構造を有する単結晶をチョコラルスキー法によって製造する方法であって、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1となるように用いる。Ca、Nb、Ga及びOから実質的に構成され且つガーネット構造を有する単結晶であって、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1である単結晶。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、Ca、Nb、Ga及びOから実質的に構成され且つガーネット構造を有する単結晶をチョコラルスキー法によって製造する方法に関し、より詳しくは、結晶中にインクルージョンを発生させることなく、大径の単結晶を製造する方法に関する。本発明で製造される単結晶は、ビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶を液相エピタキシャル成長させるための単結晶基板として好適に用いることができる。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバーを用いた通信システムは、従来の電気通信システムに比べて大容量のデータを高速かつ低損失で伝送できることから、近年には幹線通信系、さらには加入者系にまで急速に普及が進んでいる。光ファイバー通信システムにおける光源である半導体レーザーは、外部光によって敏感に影響を受け不安定になることが知られているが、光ファイバー通信の低損失化に伴って、近端だけでなく遠端からの反射光も半導体レーザーに影響を及ぼすようになった。そこでこの反射光の影響を避けるために、光ファイバー通信システムに光アイソレータが使用されている。この光アイソレータは、一般に、偏光子、ファラデー回転子及び検光子から構成されており、順方向の光を低損失で透過させる一方、逆方向からの入射光の通過を阻止する機能を有する。
【0003】
このような光アイソレータや、光サーキュレータ、光磁界センサー等に用いられるファラデー回転子の材料としては、主に液相エピタキシャル法によって単結晶基板上に成長させたビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶膜が用いられている。このビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶膜をエピタキシャル成長によって高品質に成膜するためには、成膜温度から室温までの温度領域において、ビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶膜と基板単結晶との格子定数差が極力小さいこと、すなわち両者の格子定数及び両者の線膨張係数が非常に近いことが必要条件とされる。
【0004】
このような条件を満たす単結晶基板として、特開平10−139596号公報には、Cax Nby Gaz O12(2.9<x<3.1、1.6<y<1.8、3.1<z<3.3)単結晶(以下、CNGG単結晶と略すことがある)からなる基板が提案されている。このCNGG単結晶基板は、従来の基板材料と比較して、基板上に成長させるビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶膜との間の熱膨張差が減少し、成長で得られる単結晶膜の欠陥、反りや割れなどを抑制することができる。
【0005】
しかしながら、同号公報に記載のCNGG単結晶は、2インチ以上という大きな径の場合、クラックはないが結晶中にインクルージョンの発生が見られる。そのため、このCNGG単結晶から作製された基板上にビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶膜を成膜すると、成膜された結晶中にクラックの発生は見られないが微小欠陥の発生が見られる。インクルージョン発生を抑制するために、結晶成長速度を低下させる必要がある。また、前記CNGG単結晶のインクルージョンの発生部位を避けて基板を作製すると、大径の単結晶基板は得られず、結果として、大径のビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶膜が得られない。このように、同号公報に記載のCNGG単結晶基板は、高品質のビスマス置換希土類鉄ガーネット膜を成膜するための基板としては、十分高品質であるとは言えない。なお、インクルージョンとは、結晶中心(結晶引上げ軸線上)付近に発生することの多い、空隙を伴った欠陥である。
【0006】
”Effect of starting melt composition on crystal growth of calcium niobium gallium garnet”, K.Shimamura et al., Journal of Crystal Growth 147 (1995) 99−103 には、チョコラルスキー法によるCa3(Nb,Ga)2−xGa3 O12ガーネット単結晶の成長が記載されている。同文献によれば、前記単結晶は、モル%で表してCaCO3 :Nb2 O5 :Ga2 O3 =55.17:15.52:29.31なる出発原料組成から育成することが好ましいことが開示されている。前記出発原料組成は、Ca、Nb及びGaについてモル比で表すと、Ca:Nb:Ga=38.09:21.43:40.48に相当する。しかしながら、同文献に記載のCNGG単結晶は、2インチ以上という大きな径の場合、結晶中にインクルージョンの発生が見られる。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−139596号公報
【非特許文献1】
”Effect of starting melt composition on crystal growth of calcium niobium gallium garnet”, K.Shimamura et al., Journal of Crystal Growth 147 (1995) 99−103
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、結晶欠陥のないビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶を液相エピタキシャル成長によって形成するための単結晶基板として好適に用いることができる、高品質なCa、Nb、Ga及びOから実質的に構成されるガーネット単結晶を製造する方法、及び単結晶を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
バルク単結晶作製法の一つとして、チョコラルスキー法(Cz法;Czochralski 法)が知られている。チョコラルスキー法は、引上げ軸先端部に付けられた種結晶を原料融液に浸し、回転させながらゆっくりと引き上げて、単結晶を得る方法である。
【0010】
チョコラルスキー法において、ストイキオメトリック(stoichometric) 融液組成と結晶組成との間には、ずれが生じることが多い。特に、結晶育成の後期になるほど、ずれが大きくなる。このため、融液組成と結晶組成とが一致するコングルエント(congruent) 組成を決定することが非常に重要である。
【0011】
本発明は、Ca、Nb、Ga及びOから実質的に構成され且つガーネット構造を有する単結晶をチョコラルスキー法によって製造する方法であって、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1となるように出発原料を用いることを特徴とする単結晶の製造方法である。
【0012】
本発明は、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=38.0〜38.5:20.5〜21.0:41.0〜41.5となるように出発原料を用いる、前記の単結晶の製造方法である。
【0013】
また、本発明は、Ca、Nb、Ga及びOから実質的に構成され且つガーネット構造を有する単結晶であって、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1であることを特徴とする単結晶である。
【0014】
本発明は、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=38.0〜38.5:20.5〜21.0:41.0〜41.5である、前記の単結晶である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明において、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1となるように、好ましくはCa:Nb:Ga=38.0〜38.5:20.5〜21.0:41.0〜41.5となるように出発原料を用いる。
【0016】
図1には、Ca、Nb及びGaの三元系組成状態図が示されている。図1中に示された領域Aは、Ca:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1の領域であり、領域Bは、Ca:Nb:Ga=38.0〜38.5:20.5〜21.0:41.0〜41.5の好ましい領域である。図1中に示された各点については、領域Bに属する点1は実施例1に相当する組成であり、領域Bに属さないが領域Aに属する点2は実施例2に相当する組成であり、領域Aに属さない点3は比較例1に相当する組成である。比較例1は、前掲の非特許文献に相当する組成(Ca:Nb:Ga=38.1:21.4:40.5)に相当する。また、領域Aに属さない点4は特開平10−139596号公報の実施例1に具体的に示されたCa3.00Nb1.69Ga3.19O12(すなわち、モル比でCa:Nb:Ga=38.07:21.45:40.48)に相当する組成である。なお、状態図の枠外にストイキオメトリック組成の点Sが示されている。
【0017】
出発原料としては、通常、CaCO3 、Nb2 O5 及びGa2 O3 を用いる。これら原料のグレードにも注意し、上記モル比の範囲となるように各原料を秤量し、結晶製造装置のルツボ内に仕込む。その後、ルツボ内の各原料を加熱し溶融させ原料融液とし、融液を所定温度に維持する。引上げ軸下端に取り付けられたCNGG種子結晶を融液液面に対して垂直に浸漬し、引上げ軸をゆっくり回転させながら引上げ、結晶を成長させる。
【0018】
本発明においては、上記特定の組成比とされた出発原料を用いるので、結晶内へのインクルージョンの混入が極力避けられる。上記領域Aの範囲外の出発原料組成比では、インクルージョンの混入が起こりやすく、例えば、結晶引上げ速度を0.5mm/時間以上とするとインクルージョンの混入が起こる。
【0019】
本発明において、結晶引上げ速度は適宜定められるが、1mm/時間以下とすることが好ましい。用いるルツボの内径や、結晶の直径にもよるが、結晶引上げ速度が大きくなると、インクルージョンが結晶内に混入してしまうことがある。上記領域Bの好ましい範囲の出発原料組成比では、1mm/時間以上の引上げ速度としてもインクルージョンの混入が起こらないが、上記領域Bの範囲外の領域Aの範囲では、引上げ速度を1mm/時間以上とするとインクルージョンの混入が起こりやすい。
【0020】
本発明において、0.4体積%以上10.0体積%未満の酸素を含む雰囲気内で結晶成長させることが好ましい。酸素以外の残部は、窒素、アルゴンなどの不活性ガスとする。結晶成長雰囲気の酸素量が0.4体積%未満では、5価のNbが還元されて生じる光吸収により、結晶内部の放熱能力が著しく低下し、インクルージョンが発生することがある。一方、結晶成長雰囲気の酸素量が10.0体積以上となると、ルツボ材料であるイリジウム、白金等の金属が、融点1445℃程度のCNGG単結晶を製造する際に酸化されて融液中に溶融し、融液表面において還元され析出して、結晶の成長に悪影響を与えてしまう。
【0021】
本発明において、用いる出発原料中に微量の不純物が含まれていた場合には、含まれていた程度に応じて、又は含まれていた程度よりも大きな割合で、又は含まれていた程度よりも小さな割合で、単結晶中に取り込まれる可能性がある。このような単結晶の製造方法及び単結晶も本発明の範囲内に含まれる。
【0022】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0023】
[実施例1]
育成サイズ:3インチ
Ca、Nb及びGaの組成比がモル比でCa:Nb:Ga=38.1:20.7:41.2となるように、各原料CaCO3 、Nb2 O5 及びGa2 O3 を秤量配合した。直径150mm(内径145mm)、深さ150mm、及び壁厚2.5mmのイリジウム製ルツボ内に、配合された原料約8000gを充填して、約1450℃に加熱して溶融させ、原料融液を調製した。その後、この原料融液に、引上げ軸下端に取り付けられた長軸方向が<111>である5mm角柱状の種子結晶を融液の液面に対して垂直に浸漬し、引上げ軸をゆっくり回転させながら引上げ速度1.0mm/hで引き上げ、結晶育成を行った。直径80mm、長さ135mmの透明単結晶を得た。
【0024】
図2に示すように、得られた単結晶には、クラック、インクルージョンといった欠陥は全く観察されなかった。次に、得られた単結晶から約1gの試料を切り出し、蛍光X線分析装置で各成分金属元素の定量分析を行ったところ、Ca3.01Nb1.64Ga3.26O12の組成(すなわち、モル比でCa:Nb:Ga=38.05:20.73:41.21)を有するガーネット単結晶(CNGG)であることが確認された。
【0025】
[実施例2]
Ca、Nb及びGaの組成比がモル比でCa:Nb:Ga=38.2:21.0:40.8となるように、各原料CaCO3 、Nb2 O5 及びGa2 O3 を秤量配合した。直径150mm(内径145mm)、深さ150mm、及び壁厚2.5mmのイリジウム製ルツボ内に、配合された原料約8000gを充填して、約1450℃に加熱して溶融させ、原料融液を調製した。その後、この原料融液に、引上げ軸下端に取り付けられた長軸方向が<111>である5mm角柱状の種子結晶を融液の液面に対して垂直に浸漬し、引上げ軸をゆっくり回転させながら引上げ速度0.5mm/hで引き上げ、結晶育成を行った。直径80mm、長さ120mmの透明単結晶を得た。得られた単結晶には、クラック、インクルージョンといった欠陥は全く観察されなかった。次に、得られた単結晶から約1gの試料を切り出し、蛍光X線分析装置で各成分金属元素の定量分析を行ったところ、Ca3.01Nb1.67Ga3.21O12の組成(すなわち、モル比でCa:Nb:Ga=38.15:21.17:40.68)を有するガーネット単結晶(CNGG)であることが確認された。
【0026】
[比較例1]
Ca、Nb及びGaの組成比がモル比でCa:Nb:Ga=38.1:21.4:40.5となるように、各原料CaCO3 、Nb2 O5 及びGa2 O3 を秤量配合した。直径150mm(内径145mm)、深さ150mm、及び壁厚2.5mmのイリジウム製ルツボ内に、配合された原料約8000gを充填して、約1450℃に加熱して溶融させ、原料融液を調製した。その後、この原料融液に、引上げ軸下端に取り付けられた長軸方向が<111>である5mm角柱状の種子結晶を融液の液面に対して垂直に浸漬し、引上げ軸をゆっくり回転させながら引上げ速度0.5mm/hで引き上げ、結晶育成を行った。直径80mm、長さ120mmの透明単結晶を得た。
【0027】
図3に示すように、得られた単結晶には、クラックは観察されなかったが、結晶底部の中心(結晶引上げ軸線上)付近にインクルージョンが観察された。次に、得られた単結晶から約1gの試料を切り出し、蛍光X線分析装置で各成分金属元素の定量分析を行ったところ、Ca3.00Nb1.71Ga3.14O12の組成(すなわち、モル比でCa:Nb:Ga=38.22:21.78:40.00)を有するガーネット単結晶(CNGG)であることが確認された。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、高品質なCa、Nb、Ga及びOから実質的に構成されるガーネット単結晶を製造することができる。とりわけ、結晶中にインクルージョンを発生させることなく、大径の単結晶を製造することができる。本発明で製造される単結晶は、結晶欠陥のないビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶を液相エピタキシャル成長させるための単結晶基板として好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるCa、Nb及びGaの三元系組成状態図である。
【図2】実施例1で得られた単結晶の写真である。
【図3】比較例1で得られた単結晶の写真である。
【符号の説明】
領域A:Ca:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1の領域
領域B:Ca:Nb:Ga=38.0〜38.5:20.5〜21.0:41.0〜41.5の好ましい領域
点1:実施例1に相当する組成
点2:実施例2に相当する組成
点3:比較例1に相当する組成
点4:特開平10−139596号公報の実施例1に具体的に示されたCa3.00Nb1.69Ga3.19O12に相当する組成
点S:ストイキオメトリック組成
【発明の属する技術分野】
本発明は、Ca、Nb、Ga及びOから実質的に構成され且つガーネット構造を有する単結晶をチョコラルスキー法によって製造する方法に関し、より詳しくは、結晶中にインクルージョンを発生させることなく、大径の単結晶を製造する方法に関する。本発明で製造される単結晶は、ビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶を液相エピタキシャル成長させるための単結晶基板として好適に用いることができる。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバーを用いた通信システムは、従来の電気通信システムに比べて大容量のデータを高速かつ低損失で伝送できることから、近年には幹線通信系、さらには加入者系にまで急速に普及が進んでいる。光ファイバー通信システムにおける光源である半導体レーザーは、外部光によって敏感に影響を受け不安定になることが知られているが、光ファイバー通信の低損失化に伴って、近端だけでなく遠端からの反射光も半導体レーザーに影響を及ぼすようになった。そこでこの反射光の影響を避けるために、光ファイバー通信システムに光アイソレータが使用されている。この光アイソレータは、一般に、偏光子、ファラデー回転子及び検光子から構成されており、順方向の光を低損失で透過させる一方、逆方向からの入射光の通過を阻止する機能を有する。
【0003】
このような光アイソレータや、光サーキュレータ、光磁界センサー等に用いられるファラデー回転子の材料としては、主に液相エピタキシャル法によって単結晶基板上に成長させたビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶膜が用いられている。このビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶膜をエピタキシャル成長によって高品質に成膜するためには、成膜温度から室温までの温度領域において、ビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶膜と基板単結晶との格子定数差が極力小さいこと、すなわち両者の格子定数及び両者の線膨張係数が非常に近いことが必要条件とされる。
【0004】
このような条件を満たす単結晶基板として、特開平10−139596号公報には、Cax Nby Gaz O12(2.9<x<3.1、1.6<y<1.8、3.1<z<3.3)単結晶(以下、CNGG単結晶と略すことがある)からなる基板が提案されている。このCNGG単結晶基板は、従来の基板材料と比較して、基板上に成長させるビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶膜との間の熱膨張差が減少し、成長で得られる単結晶膜の欠陥、反りや割れなどを抑制することができる。
【0005】
しかしながら、同号公報に記載のCNGG単結晶は、2インチ以上という大きな径の場合、クラックはないが結晶中にインクルージョンの発生が見られる。そのため、このCNGG単結晶から作製された基板上にビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶膜を成膜すると、成膜された結晶中にクラックの発生は見られないが微小欠陥の発生が見られる。インクルージョン発生を抑制するために、結晶成長速度を低下させる必要がある。また、前記CNGG単結晶のインクルージョンの発生部位を避けて基板を作製すると、大径の単結晶基板は得られず、結果として、大径のビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶膜が得られない。このように、同号公報に記載のCNGG単結晶基板は、高品質のビスマス置換希土類鉄ガーネット膜を成膜するための基板としては、十分高品質であるとは言えない。なお、インクルージョンとは、結晶中心(結晶引上げ軸線上)付近に発生することの多い、空隙を伴った欠陥である。
【0006】
”Effect of starting melt composition on crystal growth of calcium niobium gallium garnet”, K.Shimamura et al., Journal of Crystal Growth 147 (1995) 99−103 には、チョコラルスキー法によるCa3(Nb,Ga)2−xGa3 O12ガーネット単結晶の成長が記載されている。同文献によれば、前記単結晶は、モル%で表してCaCO3 :Nb2 O5 :Ga2 O3 =55.17:15.52:29.31なる出発原料組成から育成することが好ましいことが開示されている。前記出発原料組成は、Ca、Nb及びGaについてモル比で表すと、Ca:Nb:Ga=38.09:21.43:40.48に相当する。しかしながら、同文献に記載のCNGG単結晶は、2インチ以上という大きな径の場合、結晶中にインクルージョンの発生が見られる。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−139596号公報
【非特許文献1】
”Effect of starting melt composition on crystal growth of calcium niobium gallium garnet”, K.Shimamura et al., Journal of Crystal Growth 147 (1995) 99−103
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、結晶欠陥のないビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶を液相エピタキシャル成長によって形成するための単結晶基板として好適に用いることができる、高品質なCa、Nb、Ga及びOから実質的に構成されるガーネット単結晶を製造する方法、及び単結晶を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
バルク単結晶作製法の一つとして、チョコラルスキー法(Cz法;Czochralski 法)が知られている。チョコラルスキー法は、引上げ軸先端部に付けられた種結晶を原料融液に浸し、回転させながらゆっくりと引き上げて、単結晶を得る方法である。
【0010】
チョコラルスキー法において、ストイキオメトリック(stoichometric) 融液組成と結晶組成との間には、ずれが生じることが多い。特に、結晶育成の後期になるほど、ずれが大きくなる。このため、融液組成と結晶組成とが一致するコングルエント(congruent) 組成を決定することが非常に重要である。
【0011】
本発明は、Ca、Nb、Ga及びOから実質的に構成され且つガーネット構造を有する単結晶をチョコラルスキー法によって製造する方法であって、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1となるように出発原料を用いることを特徴とする単結晶の製造方法である。
【0012】
本発明は、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=38.0〜38.5:20.5〜21.0:41.0〜41.5となるように出発原料を用いる、前記の単結晶の製造方法である。
【0013】
また、本発明は、Ca、Nb、Ga及びOから実質的に構成され且つガーネット構造を有する単結晶であって、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1であることを特徴とする単結晶である。
【0014】
本発明は、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=38.0〜38.5:20.5〜21.0:41.0〜41.5である、前記の単結晶である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明において、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1となるように、好ましくはCa:Nb:Ga=38.0〜38.5:20.5〜21.0:41.0〜41.5となるように出発原料を用いる。
【0016】
図1には、Ca、Nb及びGaの三元系組成状態図が示されている。図1中に示された領域Aは、Ca:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1の領域であり、領域Bは、Ca:Nb:Ga=38.0〜38.5:20.5〜21.0:41.0〜41.5の好ましい領域である。図1中に示された各点については、領域Bに属する点1は実施例1に相当する組成であり、領域Bに属さないが領域Aに属する点2は実施例2に相当する組成であり、領域Aに属さない点3は比較例1に相当する組成である。比較例1は、前掲の非特許文献に相当する組成(Ca:Nb:Ga=38.1:21.4:40.5)に相当する。また、領域Aに属さない点4は特開平10−139596号公報の実施例1に具体的に示されたCa3.00Nb1.69Ga3.19O12(すなわち、モル比でCa:Nb:Ga=38.07:21.45:40.48)に相当する組成である。なお、状態図の枠外にストイキオメトリック組成の点Sが示されている。
【0017】
出発原料としては、通常、CaCO3 、Nb2 O5 及びGa2 O3 を用いる。これら原料のグレードにも注意し、上記モル比の範囲となるように各原料を秤量し、結晶製造装置のルツボ内に仕込む。その後、ルツボ内の各原料を加熱し溶融させ原料融液とし、融液を所定温度に維持する。引上げ軸下端に取り付けられたCNGG種子結晶を融液液面に対して垂直に浸漬し、引上げ軸をゆっくり回転させながら引上げ、結晶を成長させる。
【0018】
本発明においては、上記特定の組成比とされた出発原料を用いるので、結晶内へのインクルージョンの混入が極力避けられる。上記領域Aの範囲外の出発原料組成比では、インクルージョンの混入が起こりやすく、例えば、結晶引上げ速度を0.5mm/時間以上とするとインクルージョンの混入が起こる。
【0019】
本発明において、結晶引上げ速度は適宜定められるが、1mm/時間以下とすることが好ましい。用いるルツボの内径や、結晶の直径にもよるが、結晶引上げ速度が大きくなると、インクルージョンが結晶内に混入してしまうことがある。上記領域Bの好ましい範囲の出発原料組成比では、1mm/時間以上の引上げ速度としてもインクルージョンの混入が起こらないが、上記領域Bの範囲外の領域Aの範囲では、引上げ速度を1mm/時間以上とするとインクルージョンの混入が起こりやすい。
【0020】
本発明において、0.4体積%以上10.0体積%未満の酸素を含む雰囲気内で結晶成長させることが好ましい。酸素以外の残部は、窒素、アルゴンなどの不活性ガスとする。結晶成長雰囲気の酸素量が0.4体積%未満では、5価のNbが還元されて生じる光吸収により、結晶内部の放熱能力が著しく低下し、インクルージョンが発生することがある。一方、結晶成長雰囲気の酸素量が10.0体積以上となると、ルツボ材料であるイリジウム、白金等の金属が、融点1445℃程度のCNGG単結晶を製造する際に酸化されて融液中に溶融し、融液表面において還元され析出して、結晶の成長に悪影響を与えてしまう。
【0021】
本発明において、用いる出発原料中に微量の不純物が含まれていた場合には、含まれていた程度に応じて、又は含まれていた程度よりも大きな割合で、又は含まれていた程度よりも小さな割合で、単結晶中に取り込まれる可能性がある。このような単結晶の製造方法及び単結晶も本発明の範囲内に含まれる。
【0022】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0023】
[実施例1]
育成サイズ:3インチ
Ca、Nb及びGaの組成比がモル比でCa:Nb:Ga=38.1:20.7:41.2となるように、各原料CaCO3 、Nb2 O5 及びGa2 O3 を秤量配合した。直径150mm(内径145mm)、深さ150mm、及び壁厚2.5mmのイリジウム製ルツボ内に、配合された原料約8000gを充填して、約1450℃に加熱して溶融させ、原料融液を調製した。その後、この原料融液に、引上げ軸下端に取り付けられた長軸方向が<111>である5mm角柱状の種子結晶を融液の液面に対して垂直に浸漬し、引上げ軸をゆっくり回転させながら引上げ速度1.0mm/hで引き上げ、結晶育成を行った。直径80mm、長さ135mmの透明単結晶を得た。
【0024】
図2に示すように、得られた単結晶には、クラック、インクルージョンといった欠陥は全く観察されなかった。次に、得られた単結晶から約1gの試料を切り出し、蛍光X線分析装置で各成分金属元素の定量分析を行ったところ、Ca3.01Nb1.64Ga3.26O12の組成(すなわち、モル比でCa:Nb:Ga=38.05:20.73:41.21)を有するガーネット単結晶(CNGG)であることが確認された。
【0025】
[実施例2]
Ca、Nb及びGaの組成比がモル比でCa:Nb:Ga=38.2:21.0:40.8となるように、各原料CaCO3 、Nb2 O5 及びGa2 O3 を秤量配合した。直径150mm(内径145mm)、深さ150mm、及び壁厚2.5mmのイリジウム製ルツボ内に、配合された原料約8000gを充填して、約1450℃に加熱して溶融させ、原料融液を調製した。その後、この原料融液に、引上げ軸下端に取り付けられた長軸方向が<111>である5mm角柱状の種子結晶を融液の液面に対して垂直に浸漬し、引上げ軸をゆっくり回転させながら引上げ速度0.5mm/hで引き上げ、結晶育成を行った。直径80mm、長さ120mmの透明単結晶を得た。得られた単結晶には、クラック、インクルージョンといった欠陥は全く観察されなかった。次に、得られた単結晶から約1gの試料を切り出し、蛍光X線分析装置で各成分金属元素の定量分析を行ったところ、Ca3.01Nb1.67Ga3.21O12の組成(すなわち、モル比でCa:Nb:Ga=38.15:21.17:40.68)を有するガーネット単結晶(CNGG)であることが確認された。
【0026】
[比較例1]
Ca、Nb及びGaの組成比がモル比でCa:Nb:Ga=38.1:21.4:40.5となるように、各原料CaCO3 、Nb2 O5 及びGa2 O3 を秤量配合した。直径150mm(内径145mm)、深さ150mm、及び壁厚2.5mmのイリジウム製ルツボ内に、配合された原料約8000gを充填して、約1450℃に加熱して溶融させ、原料融液を調製した。その後、この原料融液に、引上げ軸下端に取り付けられた長軸方向が<111>である5mm角柱状の種子結晶を融液の液面に対して垂直に浸漬し、引上げ軸をゆっくり回転させながら引上げ速度0.5mm/hで引き上げ、結晶育成を行った。直径80mm、長さ120mmの透明単結晶を得た。
【0027】
図3に示すように、得られた単結晶には、クラックは観察されなかったが、結晶底部の中心(結晶引上げ軸線上)付近にインクルージョンが観察された。次に、得られた単結晶から約1gの試料を切り出し、蛍光X線分析装置で各成分金属元素の定量分析を行ったところ、Ca3.00Nb1.71Ga3.14O12の組成(すなわち、モル比でCa:Nb:Ga=38.22:21.78:40.00)を有するガーネット単結晶(CNGG)であることが確認された。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、高品質なCa、Nb、Ga及びOから実質的に構成されるガーネット単結晶を製造することができる。とりわけ、結晶中にインクルージョンを発生させることなく、大径の単結晶を製造することができる。本発明で製造される単結晶は、結晶欠陥のないビスマス置換希土類鉄ガーネット単結晶を液相エピタキシャル成長させるための単結晶基板として好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるCa、Nb及びGaの三元系組成状態図である。
【図2】実施例1で得られた単結晶の写真である。
【図3】比較例1で得られた単結晶の写真である。
【符号の説明】
領域A:Ca:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1の領域
領域B:Ca:Nb:Ga=38.0〜38.5:20.5〜21.0:41.0〜41.5の好ましい領域
点1:実施例1に相当する組成
点2:実施例2に相当する組成
点3:比較例1に相当する組成
点4:特開平10−139596号公報の実施例1に具体的に示されたCa3.00Nb1.69Ga3.19O12に相当する組成
点S:ストイキオメトリック組成
Claims (4)
- Ca、Nb、Ga及びOから実質的に構成され且つガーネット構造を有する単結晶をチョコラルスキー法によって製造する方法であって、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1となるように出発原料を用いることを特徴とする単結晶の製造方法。
- Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=38.0〜38.5:20.5〜21.0:41.0〜41.5となるように出発原料を用いる、請求項1に記載の単結晶の製造方法。
- Ca、Nb、Ga及びOから実質的に構成され且つガーネット構造を有する単結晶であって、Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=37.7〜39.1:20.2〜21.6:40.7〜42.1であることを特徴とする単結晶。
- Ca、Nb及びGaの組成比がモル比で表してCa:Nb:Ga=38.0〜38.5:20.5〜21.0:41.0〜41.5である、請求項3に記載の単結晶。
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