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JP2004288761A - 半導体素子のテスト方法 - Google Patents

半導体素子のテスト方法 Download PDF

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JP2004288761A
JP2004288761A JP2003076920A JP2003076920A JP2004288761A JP 2004288761 A JP2004288761 A JP 2004288761A JP 2003076920 A JP2003076920 A JP 2003076920A JP 2003076920 A JP2003076920 A JP 2003076920A JP 2004288761 A JP2004288761 A JP 2004288761A
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semiconductor
test
semiconductor wafer
wafer
testing
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Ryoji Nishibashi
良二 西橋
Kunio Kobayashi
邦夫 小林
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Renesas Technology Corp
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Renesas Technology Corp
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Abstract

【課題】アセンブリ工程より前に行なう電気的特性のテストを精度良く行なうことができる半導体素子のテスト方法を提供する。
【解決手段】半導体素子20のテスト方法は、半導体素子20が形成された半導体ウェハをテスト用治具1の表面上に位置決めする工程と、半導体ウェハを切断することによって、表面上において半導体ウェハを複数の半導体チップ28に分離する工程と、複数の半導体チップ28を表面上に位置決めした状態で、複数の半導体チップ28の各々に形成された半導体素子20の電気的特性をテストする工程とを備える。
【選択図】 図12

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、一般的には、半導体素子のテスト方法に関し、より特定的には、半導体装置の製造工程のアセンブリ工程より前に行なう半導体素子のテスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体素子の電気的特性のテストは、大きく分けて2回行われている。まず、半導体ウェハの状態の時にウェハテストと呼ばれる1回目のテストがダイシングラインに囲まれた領域ごとに行なわれる。そのダイシングラインに沿って半導体ウェハを切断することによって、半導体ウェハから複数の半導体チップが取り出される。ウェハテストの結果、良品と認められた半導体チップのみが、続くアセンブリ工程にまわされる。そして、アセンブリ工程を経て最終製品の状態にしてから最終テストと呼ばれる2回目のテストが行なわれる。
【0003】
また別の従来技術として、特開平6−5668号公報には、ウエハーから良品の半導体チップのみを選別する半導体チップの製造方法が開示されている。また、特開平7−74131号公報には、厚みが薄いウエハから半導体チップを容易に取り出すことができるダイシング装置および半導体チップの加工方法が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平6−5668号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平7−74131号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のウェハテストを行なうことによって最終製品の品質が完全に保証することができれば、アセンブリ工程後は簡易テストを行なうのみで製品を出荷することができる。
【0007】
しかし、従来のウェハテストでは、半導体チップに分離される前の半導体ウェハの状態で半導体素子の電気的特性がテストされている。したがって、最終製品では半導体チップごとに分離される半導体素子が、ウェハテストの段階では物理的につながった状態にあり、半導体チップ間に発生する電気的な影響を除去してテストを行なうことができない。このため、ウェハテストの段階で、最終製品で実現されるべき電気的特性がテストされないという問題が発生する。この問題は、近年のIC(Integrated Circuit)パターンの微細化および高性能化によって、ますます深刻となっている。
【0008】
また、ウェハテストを行なう半導体素子の電気的特性をより最終製品に近づけるために、半導体ウェハから半導体チップを取り出した後にテストを行なう方法も考えられる。この場合、半導体チップごとに分離した状態の半導体素子にテストを行なうことができる。しかし、半導体チップごとにウェハテストを行なうためには、テスト用の保持具に半導体チップの各々を位置決めし、さらにテスト後に半導体チップを保持具から取り外すための装置が必要となる。このような装置には高い位置決め精度が求められ、装置の数も膨大になるため、高額な設備投資が必要となる。これらの理由から、従来技術で説明したように、半導体ウェハの段階でのウェハテストと、最終製品に行なう最終テストとを行なっているのが現状である。
【0009】
最終テストは、アセンブリ工程での不具合を見つけるために不可欠である。しかし、アセンブリ工程で行なった処理には起因せず、たんにウェハテストで見つけられなかった不良品が最終テストの段階で判明する場合がある。この場合、アセンブリ工程以降の工程でその不良品に行なった作業が全て無駄になってしまう。このため、半導体装置の製造コストが増大するという経営上の大きな問題が生じる。
【0010】
さらに、近年では、複数の半導体チップを同一パッケージ内に組み込んでアセンブリを行なうMCP(Multi Chip Package)が増えている。MCPに組み込まれた複数の半導体チップのうち1つが不良品であると最終テストの段階で判明した場合、MCPに組み込まれた他の半導体チップも無駄になってしまう。このようにアセンブリ工程で製品に加わる付加価値は増大する傾向にあり、ウェハテストで不良品が見つけられないことによる損害は大きくなっている。
【0011】
また、上述のMCPでは、同一のパッケージに複数の半導体チップを厚み方向に重ねて組み込む必要がある。このため、アセンブリ工程の前に研磨工程を行なうことによって、半導体チップの厚みを従来より薄くしておかなければならない。しかし、ウェハテストよりも前に半導体ウェハの裏面に研磨を行なった場合、半導体ウェハの剛性が低下する。このため、ウェハテストを行なう際に、半導体ウェハがテスト装置のプローブの針圧に耐えられないという問題が発生する。
【0012】
したがって、現状では、まずウェハテストを行ない、その後に研磨工程を行なっている。この場合、最終製品の厚みと異なる厚みの状態でウェハテストを行なうこととなるため、最終製品で実現されるべき電気的特性がテストされないという問題が同様に発生する。
【0013】
そこでこの発明の目的は、上記の課題を解決することであり、アセンブリ工程より前に行なう電気的特性のテストを精度良く行なうことができる半導体素子のテスト方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明に従った半導体素子のテスト方法は、半導体素子が形成された半導体ウェハをシート状部材の表面上に位置決めする工程と、半導体ウェハを切断することによって、表面上において半導体ウェハを複数の半導体チップに分離する工程と、複数の半導体チップを表面上に位置決めした状態で、複数の半導体チップの各々に形成された半導体素子の電気的特性をテストする工程とを備える。
【0015】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0016】
(実施の形態1)
図1から図4および図9から図12は、この発明の実施の形態1における半導体素子のテスト方法の工程を示し、図1および図3は斜視図であり、図2および図9は平面図であり、図4、図10および図12は断面図であり、図11は側面図である。以下において、アセンブリ工程(半導体ウェハから取り出された半導体チップをパッケージに搭載する工程)より前に行なう半導体素子のテスト方法について説明を行なう。
【0017】
図1を参照して、所定の製造工程を行なうことによって、シリコンなどから形成された半導体ウェハ10に半導体素子20を形成する。
【0018】
図2は、図1に示す半導体ウェハ10の表面10aの一部を拡大した平面図である。図2を参照して、半導体素子20が形成された半導体ウェハ10の表面10aには、後に続くダイシング工程においてダイシングソーによって切断されるダイシングライン26が形成されている。ダイシング工程によって、半導体ウェハ10から複数の半導体チップが取り出される。ダイシングライン26に囲まれた領域には、その複数の半導体チップの各々を構成する半導体素子20が形成されている。半導体ウェハ10の表面10aには、複数の電極25が形成されている。
【0019】
続いて、半導体ウェハ10を研磨装置にセッティングし、半導体ウェハ10の裏面10bを研磨する。裏面10bは、半導体素子20が形成された表面10aの反対側に位置する面である。たとえば、半導体ウェハ10が厚み725μmを有する8インチウェハである場合、この研磨によって半導体ウェハ10の厚みは100μmから150μmほどにも薄くなる。これにより、半導体ウェハ10から取り出される半導体チップの高さを小さくすることができる。
【0020】
図3を参照して、半導体ウェハ10をテスト用治具1の表面1a上に貼り付ける。この際、半導体ウェハ10の裏面10bとテスト用治具1の表面1aとが向い合うように半導体ウェハ10を位置決めする。
【0021】
図4は、図3中のIV−IV線上に沿った断面図である。図3および図4を参照して、テスト用治具1は、シート状のダイシングシート2と、リング状の保持具3とから構成されている。保持具3は、ダイシングシート2の周縁に沿って延在している。保持具3の内周部分3mは、テスト用治具1が後に続く工程でセッティングされるテスト装置に着脱可能なように形状が決定されている。ダイシングシート2は、保持具3に接着剤によって貼り合わされている。
【0022】
ダイシングシート2は、塩化ビニルまたはこれに類する軟質の合成樹脂から形成されている。ダイシングシート2は、100μm程度の厚みを有する。保持具3は、ステンレス(SUS;JIS呼称)から形成されている。保持具3は、この他の金属、またはある程度の剛性を有する合成樹脂によって形成されていても良い。
【0023】
なお、本実施の形態では、テスト用治具1を構成する部材として、ダイシングシート2と保持具3とを用いたが、これに限定されるものではない。たとえば、ダイシングシートにかえて剛性を有する板状部材によって保持具を用いても良い。また、このような板状部材が保持具と一体になってテスト用治具を構成していても良い。
【0024】
図5は、図3および図4に示す保持具の変形例を示す平面図である。図6は、図5中の保持具の構造を説明するための断面図である。図6では、図5中のVI−VI線上に沿った断面に相当する形状が描かれている。
【0025】
図5および図6を参照して、テスト用治具40は、シート状のダイシングシート41と、保持具42とから構成されている。保持具42は正方形形状を有する。保持具42の中央部には、保持具42の内周部分42mによって規定される円形の開口が形成されている。保持具42の内周部分42mは、テスト用治具40が後に続く工程でセッティングされるテスト装置に着脱可能なように形状が決定されている。ダイシングシート41は、保持具42に接着剤によって貼り合わされている。
【0026】
図7は、図3および図4に示す保持具の別の変形例を示す平面図である。図8は、図7中の保持具の構造を説明するための断面図である。図8では、図7中のVIII−VIII線上に沿った断面に相当する形状が描かれている。
【0027】
図7および図8を参照して、テスト用治具50は、シート状のダイシングシート51と、リング状の保持具53と、リング状であって保持具53よりも一回り小さく形成された保持具52とから構成されている。保持具52の内周部分52mは、テスト用治具50が後に続く工程でセッティングされるテスト装置に着脱可能なように形状が決定されている。保持具53の内周部分53mが、保持具52の外周部分52nに嵌め合わされることによって、保持具53および52が一体化される。ダイシングシート51は、外周部分52nと内周部分53mとの間に挟まれることによって保持具52の一方の端面に固定される。
【0028】
図9を参照して、テスト用治具1に位置決めされた半導体ウェハ10の一部が拡大されて示されている。半導体ウェハ10が位置決めされたテスト用治具1をダイシング装置にセッティングする。ダイシング装置のダイシングソーを回転させて、半導体ウェハ10をダイシングライン26に沿って切断する。
【0029】
図10は、図9中のX−X線上に沿った断面図である。図9および図10を参照して、半導体ウェハ10が切断されることによって、テスト用治具1の表面1a上には、複数の半導体チップ28が形成される。複数の半導体チップ28の各々は、切断後のダイシングライン26mによって物理的に分離されている。加えて、ダイシングシート2は絶縁性材料から形成されているため、複数の半導体チップ28の各々は電気的にも分離されている。
【0030】
図11を参照して、半導体素子の電気的特性をテストするための装置であるプローバ30が示されている。プローバ30は、テスタ本体31と、テスタ本体31に電気的に接続されたテストヘッド32と、テストヘッド32の下方に設けられたプローバ本体33と、プローバ本体33の頂面側に設けられたテストステージ35とを備える。テストステージ35には、テスト用治具1に位置決めされた半導体チップ28がセッティングされている。プローバ30は、半導体チップ28に向い合うようにテストヘッド32に設けられたプローブ34をさらに備える。
【0031】
図12は、図11中のプローブ34と、半導体チップ28がセッティングされたテストステージ35とを拡大して示した断面図である。図12を参照して、半導体チップ28に形成された電極25(図9を参照のこと)に接触させてテスタ本体31と半導体チップ28との電気的な導通をとるために、プローブ34は針状に形成されている。
【0032】
テスト用治具1は、保持具3の内周部分3mがテストステージ35の外周部分に嵌め合わされることによってテストステージ35に保持されている。そして、このような保持が可能なように、保持具3の内周部分3mの直径が調整されている。
【0033】
従来、プローバで半導体ウェハのテストを行なう場合、テストステージに吸引用の孔を形成することによって半導体ウェハを直接吸引していた。しかし、吸引用の孔が形成される場所によっては、吸引用の孔の真上に位置する電極にプローブが接触する場合がある。この場合、半導体ウェハの厚みが薄いために、半導体ウェハがプローブの針圧に耐えられないということがあった。しかし、本実施の形態では、吸引を行なうことなくテスト用治具1を保持することができるため、このような問題を解決することができる。
【0034】
図11および図12を参照して、プローバ30を用いて、半導体チップ28に形成された半導体素子20の電気的特性をテストする。このテストによって、複数の半導体チップ28の各々に形成された半導体素子20が、本来意図する動作および性能を実現しているかどうかを確認する。これにより、半導体チップ28の良否が判断される。
【0035】
テストの結果を後に続くアセンブリ工程に伝えるため、たとえば、複数の半導体チップ28の各々の良否をテスト用治具1上における座標位置とともに電子情報としてアセンブリ装置に送る。また、不良と認められた半導体チップ28に、不良であることを示す視覚で認識可能なマークをつけても良い。
【0036】
その後、半導体チップ28が位置決めされたテスト用治具1をアセンブリ工程に移動させる。アセンブリ工程では、良品と認められた半導体チップ28のみをピックアップしてアセンブリを行なう。
【0037】
この発明の実施の形態1に従った半導体素子20のテスト方法は、半導体素子20が形成された半導体ウェハ10をシート状部材としてのテスト用治具1の表面1a上に位置決めする工程と、半導体ウェハ10を切断することによって、表面1a上において半導体ウェハ10を複数の半導体チップ28に分離する工程と、複数の半導体チップ28を表面1a上に位置決めした状態で、複数の半導体チップ28の各々に形成された半導体素子20の電気的特性をテストする工程とを備える。
【0038】
半導体素子20の電気的特性をテストする工程は、半導体素子20の電気的特性をテストするための装置としてのプローバ30にテスト用治具1をセッティングする工程を含む。テスト用治具1は、プローバ30に着脱自在に設けられている。
【0039】
半導体素子20のテスト方法は、半導体ウェハ10を位置決めする工程の前に、半導体ウェハ10の裏面10bを研磨する工程をさらに備える。半導体ウェハ10を位置決めする工程は、テスト用治具1の表面1aと半導体ウェハ10の裏面10bとが向い合うように、半導体ウェハ10をテスト用治具1の表面1a上に位置決めする工程を含む。
【0040】
このように構成された半導体素子20のテスト方法によれば、半導体素子20がプローバ30によってテストされる際、半導体素子20は最終製品の形態により近い形態で形成されている。つまり、プローバ30によってテストされる半導体素子20は、半導体ウェハ10を切断して取り出した半導体チップ28に形成されている。さらに、半導体チップ28の裏面は、半導体ウェハ10の段階で研磨されており、半導体チップ28の厚みは最終製品の正規の厚みまで薄くなっている。このため、最終製品で実現されるべき電気的特性により近い状態で、半導体素子20の電気的特性をテストすることができる。これにより、テストの信頼性を飛躍的の向上させることができ、不良の半導体チップ28をより確実にスクリーニングすることができる。また、複数の半導体チップ28を1つにパッケージしてMCPとする場合には、不良の半導体チップ28が組み込まれることを防止して製造コストの極小化を図ることができる。
【0041】
また、半導体素子20がテストされる際、半導体チップ28はテスト用治具1の表面1aに位置決めされた状態にある。このため、テスト時における半導体チップ28の剛性を高くすることができる。これにより、厚みを薄くされた半導体チップ28の剛性は小さいにもかかわらず、半導体チップ28はプローブ34の針圧に耐えることができる。また、テスト用治具1に位置決めされる段階において、半導体素子20はいまだ分離されていない半導体ウェハ10の状態にある。このため、テスト用治具1に多数個の半導体チップ28を位置決めする煩わしさもなく、半導体素子20のテストを容易に行なうことができる。
【0042】
(実施の形態2)
この発明の実施の形態2における半導体素子のテスト方法は、実施の形態1における半導体素子のテスト方法と比較して、ダイシング工程を行なうタイミングが異なる。以下において、実施の形態1と重複する工程の説明は省略する。
【0043】
図3および図4に示す工程において、半導体ウェハ10をテスト用治具1の表面1aに位置決めした後、図11および図12に示す工程に従って、半導体ウェハ10に形成された半導体素子20の電気的特性のテストを行なう。その後、図9および図10に示す工程に従って、半導体ウェハ10を所定の位置で切断し、半導体ウェハ10から複数の半導体チップ28を取り出す。
【0044】
この発明の実施の形態2に従った半導体素子20のテスト方法は、半導体素子20が形成された半導体ウェハ10の裏面10bを研磨する工程と、シート状部材としてのテスト用治具1の表面1a上に、表面1aと半導体ウェハ10の裏面10bとが向い合うように、半導体ウェハ10を位置決めする工程と、半導体ウェハ10を表面1a上に位置決めした状態で、半導体ウェハ10に形成された半導体素子20の電気的特性をテストする工程とを備える。
【0045】
このように構成された半導体素子20のテスト方法によれば、半導体素子20がプローバ30によってテストされる際に、プローバ30にセッティングされる半導体ウェハ10の厚みが最終製品の正規の厚みまで薄くなっている。このため、最終製品で実現されるべき電気的特性により近い状態で半導体素子20の電気的特性をテストすることができる。これにより、半導体素子20が不良であると判明した半導体ウェハ10の位置から取り出された半導体チップ28をより確実に排除することができる。
【0046】
また、実施の形態1に記載の効果と同様に、半導体ウェハ10はテスト時にテスト用治具1に位置決めされた状態にあるため、プローブ34の針圧に耐えて半導体素子20のテストを行なうことができる。さらに、テスト用治具1に多数個の半導体チップ28を位置決めする煩わしさもなく、半導体素子20のテストを容易に行なうことができる。
【0047】
(実施の形態3)
この発明の実施の形態3における半導体素子のテスト方法では、図1および図2に示す工程において、半導体ウェハ10に半導体素子20を形成後、半導体ウェハ10の研磨を行なわない。次に、図3および図4に示す工程において、半導体ウェハ10をテスト用治具1の表面1aに貼り合わせる。次に、図11および図12に示す工程において、プローバ30のテストステージ35にテスト用治具1をセッティングする。そして、半導体ウェハ10に形成された半導体素子20の電気的特性をテストする。
【0048】
この発明の実施の形態3に従った半導体素子20のテスト方法は、シート状部材としてのテスト用治具1の表面1a上に、半導体素子20が形成された半導体ウェハ10を、表面1aと半導体ウェハ10の裏面とが向い合うように接着する工程と、半導体素子20の電気的特性をテストするための装置としてのプローバ30にテスト用治具1をセッティングし、半導体ウェハ10に形成された半導体素子20の電気的特性をテストする工程とを備える。
【0049】
このように構成された半導体素子20のテスト方法によれば、テスト用治具1に半導体ウェハ10を貼り合わせ、その状態でテスト用治具1をプローバ30にセッティングして半導体素子20の電気的特性をテストしている。このため、従来のプローバにおいて半導体ウェハを真空吸着するために設けていた真空配管が不要となる。プローバのテストステージは、半導体ウェハを搭載した状態でX−Y(平面移動)−θ(回転移動)のピッチ送り動作を頻繁に繰り返す部分である。このため、テストステージに設けられた真空配管が故障しやすかった。しかし、本実施の形態における半導体素子20のテスト方法によって、このような問題を解決することができる。
【0050】
なお、実施の形態1から3において、半導体素子20の電気的特性のテストは、バーンイン試験等の環境試験であっても良い。バーンイン試験とは、温度または圧力などの面で実際に使用される条件よりも過酷な条件で、数時間、回路を動作させてみる加速試験をいう。従来、バーンイン試験は、アセンブリ工程を経て最終製品の形状で行なわれてきたが、近年では、アセンブリ工程前の段階で行なわれている。
【0051】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明に従えば、アセンブリ工程より前に行なう電気的特性のテストを精度良く行なうことができる半導体素子のテスト方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1における半導体素子のテスト方法の第1工程を示す斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態1における半導体素子のテスト方法の第1工程を示す平面図である。
【図3】この発明の実施の形態1における半導体素子のテスト方法の第2工程を示す斜視図である。
【図4】この発明の実施の形態1における半導体素子のテスト方法の第2工程を示す断面図である。
【図5】図3および図4に示す保持具の変形例を示す平面図である。
【図6】図5中の保持具の構造を説明するための断面図である。
【図7】図3および図4に示す保持具の別の変形例を示す平面図である。
【図8】図7中の保持具の構造を説明するための断面図である。
【図9】この発明の実施の形態1における半導体素子のテスト方法の第3工程を示す平面図である。
【図10】この発明の実施の形態1における半導体素子のテスト方法の第3工程を示す断面図である。
【図11】この発明の実施の形態1における半導体素子のテスト方法の第4工程を示す側面図である。
【図12】この発明の実施の形態1における半導体素子のテスト方法の第4工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 テスト用治具、1a 表面、10 半導体ウェハ、20 半導体素子、28 半導体チップ、30 プローバ。

Claims (5)

  1. 半導体素子が形成された半導体ウェハをシート状部材の表面上に位置決めする工程と、
    前記半導体ウェハを切断することによって、前記表面上において前記半導体ウェハを複数の半導体チップに分離する工程と、
    前記複数の半導体チップを前記表面上に位置決めした状態で、前記複数の半導体チップの各々に形成された前記半導体素子の電気的特性をテストする工程とを備える、半導体素子のテスト方法。
  2. 前記半導体素子の電気的特性をテストする工程は、前記半導体素子の電気的特性をテストするための装置に前記シート状部材をセッティングする工程を含み、前記シート状部材は、前記装置に着脱自在に設けられている、請求項1に記載の半導体素子のテスト方法。
  3. 前記半導体ウェハを位置決めする工程の前に、前記半導体ウェハの裏面を研磨する工程をさらに備え、前記半導体ウェハを位置決めする工程は、前記シート状部材の表面と前記半導体ウェハの裏面とが向い合うように、前記半導体ウェハを前記シート状部材の表面上に位置決めする工程を含む、請求項1または2に記載の半導体素子のテスト方法。
  4. 半導体素子が形成された半導体ウェハの裏面を研磨する工程と、
    シート状部材の表面上に、前記表面と前記半導体ウェハの裏面とが向い合うように、前記半導体ウェハを位置決めする工程と、
    前記半導体ウェハを前記表面上に位置決めした状態で、前記半導体ウェハに形成された前記半導体素子の電気的特性をテストする工程とを備える、半導体素子のテスト方法。
  5. シート状部材の表面上に、半導体素子が形成された半導体ウェハを、前記表面と前記半導体ウェハの裏面とが向い合うように接着する工程と、
    前記半導体素子の電気的特性をテストするための装置に前記シート状部材をセッティングし、前記半導体ウェハに形成された前記半導体素子の電気的特性をテストする工程とを備える、半導体素子のテスト方法。
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