JP2004288158A - 最短サイクルによる画像分割 - Google Patents
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Abstract
【課題】より効果的な、画像を分割するための方法および装置であって、特に、更なる処理ステップで簡単に使用できる分割画像の単純な記述を与える方法および装置を提供する。
【解決手段】ピクセルから成る画像を複数のフィールドに分割する方法が記載されている。この方法は、画像のバックグラウンド、特に新聞の一面の白領域を使用して、フィールドセパレータを見つける。画像内の領域に基づいて、垂直方向および水平方向の白領域が交差する場所に、白領域に対応する辺と頂点とを有するグラフが構成される。分割は、加重、特に頂点間のユークリッド距離を示す加重を辺に割り当てることにより開始される。その後、グラフの辺および頂点により、最短サイクルのリストが構成される。リストの最短サイクルの頂点および辺によってフィールドが規定される。
【選択図】 図12a
【解決手段】ピクセルから成る画像を複数のフィールドに分割する方法が記載されている。この方法は、画像のバックグラウンド、特に新聞の一面の白領域を使用して、フィールドセパレータを見つける。画像内の領域に基づいて、垂直方向および水平方向の白領域が交差する場所に、白領域に対応する辺と頂点とを有するグラフが構成される。分割は、加重、特に頂点間のユークリッド距離を示す加重を辺に割り当てることにより開始される。その後、グラフの辺および頂点により、最短サイクルのリストが構成される。リストの最短サイクルの頂点および辺によってフィールドが規定される。
【選択図】 図12a
Description
本発明は、ピクセルから成る合成画像を、画像のレイアウト要素に対応する複数のフィールドに分割する方法であって、前記ピクセルが、画素の強度および/または色を示す値を有する方法に関する。
また、本発明は、前記方法を実施するための装置であって、画像を入力するための入力ユニットと処理ユニットとを備えた装置に関する。
レイアウト要素に対応するフィールドを識別するために、テキストおよび図を含む文書等の合成画像を分割する幾つかの方法が技術的に知られている。一般的な方法は、バックグラウンドの処理に基づいている。画像は、画素の強度および/または色を示す値を有するピクセルによって表わされる。前記値は、バックグラウンド(通常、白)またはフォアグラウンド(通常、印刷スペースである黒)として分類される。ページ上の印刷領域を取り囲む白色のバックグラウンドスペースが、解析される。
ページ分割の方法は、1990年6月にニューヨークのアトランティックシティーで行なわれたパターン認識に関する第10回国際会議の議事録、820頁から825頁における、H.S.Bairdらによる文献、「Image Segmentation by Shape−Directed Covers(形状指向カバーによる画像分割)」によって知られている。フォアグラウンドピクセルを含んでいなければ拡張することができない、バックグラウンドピクセルから成る長方形である最大長方形のセットが構成される。フィールドは、減少された最大長方形のセットで画像全体をカバーすることにより、セットに基づいて画像内で規定される。残りの「カバーされていない」領域は、フォアグラウンドとして見なされ、フィールドは、カバーされていないフォアグラウンド領域の連結成分解析によって見つけられる。この方法の問題は、コンピュータによる効率的な更なる処理ができないピクセルドメイン内の領域として、フィールドが規定されるという点である。
ページ分割のための更なる方法は、1994年10月9日から12日にイスラエルのエルサレムで行なわれた、パターン認識に関する第12回国際会議の議事録、IEEE−CSプレス、第2刊、339頁から344頁における、A.AntonacopoulosおよびR.T.Ritchingsによる文献、「Flexible page segmentation using the background(バックグラウンドを使用したフレキシブルなページ分割)」によって知られている。バックグラウンド白色スペースは、タイル、すなわちバックグラウンドピクセルの重なり合わない領域によって覆われる。
画像内のフォアグラウンドフィールドの外形は、それを取り囲む白色タイルに沿ってトレースすることにより識別され、これにより、タイルの内側の境界が、更なる解析のためのフィールドの境界を構成する。この方法の問題は、効率的な更なる解析を妨げる複雑な記述によって、フィールドの境界が表わされているという点である。
本発明の目的は、より効果的な、画像を分割するための方法および装置であって、特に、更なる処理ステップで簡単に使用できる分割画像の単純な記述を与える方法および装置を提供することである。
本発明の第1の態様によれば、前記目的は、以下の方法を提供することによって達成され、該方法は、
画像内のバックグラウンド領域に基づいて、頂点と頂点同士を接続する辺とを有するグラフを構成するステップを含み、前記グラフの辺は、画像のフィールドの輪郭を協働して描くフィールドセパレータに対応し、該方法はさらに、
画像の少なくとも一部を協働して完全に網羅する連続する最短サイクルのリストを構成するステップを含み、最短サイクルは、1つの頂点からグラフの辺を介してその同じ頂点に戻る閉じられた経路であって、且つ前記頂点から前記頂点に戻る考えられる全ての閉じられた経路のうち辺の加重総和が最も小さい経路として規定され、該方法はさらに、
前記リストの最短サイクルを画像のフィールドとして規定するステップを含む。
画像内のバックグラウンド領域に基づいて、頂点と頂点同士を接続する辺とを有するグラフを構成するステップを含み、前記グラフの辺は、画像のフィールドの輪郭を協働して描くフィールドセパレータに対応し、該方法はさらに、
画像の少なくとも一部を協働して完全に網羅する連続する最短サイクルのリストを構成するステップを含み、最短サイクルは、1つの頂点からグラフの辺を介してその同じ頂点に戻る閉じられた経路であって、且つ前記頂点から前記頂点に戻る考えられる全ての閉じられた経路のうち辺の加重総和が最も小さい経路として規定され、該方法はさらに、
前記リストの最短サイクルを画像のフィールドとして規定するステップを含む。
本発明の第2の態様によれば、前記目的は、ピクセルから成る画像を、画像のレイアウト要素に対応する複数のフィールドに分割する装置であって、前記ピクセルが、画素の強度および/または色を示す値を有し、該分割する装置が、画像を入力するための入力ユニットと、処理ユニットとを備え、該処理ユニットが、
画像内のバックグラウンド領域に基づいて、頂点と頂点同士を接続する辺とを有するグラフを構成するグラフ構成装置を含み、前記グラフの辺が、画像の領域の輪郭を協働して描くフィールドセパレータに対応し、該処理ユニットがさらに、
1つの頂点からグラフの辺を介してその同じ頂点に戻る閉じられた経路を、グラフ内で決定する経路検出モジュールを含み、該経路が、前記頂点から前記頂点に戻る考えられる全ての閉じられた経路のうち辺の加重総和が最も小さい経路であり、該処理ユニットがさらに、
画像の少なくとも一部を協働して完全に網羅する連続する最短サイクルのリストを構成するリストモジュールと、
前記リストの最短サイクルを画像のフィールドとして規定するフィールド規定装置とを含む、装置を用いて達成される。
画像内のバックグラウンド領域に基づいて、頂点と頂点同士を接続する辺とを有するグラフを構成するグラフ構成装置を含み、前記グラフの辺が、画像の領域の輪郭を協働して描くフィールドセパレータに対応し、該処理ユニットがさらに、
1つの頂点からグラフの辺を介してその同じ頂点に戻る閉じられた経路を、グラフ内で決定する経路検出モジュールを含み、該経路が、前記頂点から前記頂点に戻る考えられる全ての閉じられた経路のうち辺の加重総和が最も小さい経路であり、該処理ユニットがさらに、
画像の少なくとも一部を協働して完全に網羅する連続する最短サイクルのリストを構成するリストモジュールと、
前記リストの最短サイクルを画像のフィールドとして規定するフィールド規定装置とを含む、装置を用いて達成される。
本発明の第3の態様において、前記目的は、前記方法を実施するためのコンピュータプログラム製品を用いて達成される。
グラフの構造は、辺が、フィールドの境界部を簡潔に且つ効率的に表示するという利点を有する。また、グラフに基づくフィールドの解析は、コンピュータを利用すると効率的である。しかしながら、画像のグラフ表示からフィールドへのステップは、自明ではない。これは、フィールドを示す辺および頂点の固有の順序付けを、グラフが有していないためである。
最短サイクルのリストを構成するステップは、画像内でフィールドを決定する特に有利な方法である。これは、最短サイクルが、画像内の関連する多角形フィールドにほぼ対応する形状を既に有しているからである。そのようなフィールドは、通常、少なくともマンハッタンタイプのレイアウトで、すなわち、主に新聞で使用されるレイアウトで、垂直方向および水平方向のラインにより境界付けられるが、複雑な形状を有していても良い。
このように、最短サイクルのリストを構成すると、リストからフィールドを簡単に特定することができる。
本発明の一実施形態においては、辺の頂点間のユークリッド距離等の加重が、1つの辺に対して割り当てられる。この加重は、最短サイクルを決定する際に使用される。この実施形態において、最短サイクルは、実際に、ユークリッド用語で「最短の」サイクルである。また、加重の他の形式としては、例えば距離の階段関数も考えられる。
本発明の一実施形態において、前記最短サイクルのリストを構成するステップは、多くても1つの最短サイクルの一部となり得る1つの辺を選択し、前記辺の代わりに、前記辺の頂点同士を接続する最短経路を決定し、前記辺と前記最短経路とを組み合わせることを含む。このようにすれば、最短サイクルが効率的に見つけられる。
更なる実施形態において、前記最短サイクルのリストを構成するステップが、反復処理であり、最短サイクルを見つけた後、グラフは、最短サイクルの一部であり、且つ更なる最短サイクルの一部と成り得ない任意の辺を除去することにより減少され、その後、次の最短サイクルが決定される。この場合の利点は、最短サイクルのリストを構成する処理中にグラフが確実に減少し、これにより、計算労力を低減できるという点である。多くても1つの最短サイクルの一部となり得るそのような1つの辺は、例えば、グラフの外側の境界にある辺である。
実際に、画像のフィールドは、より大きなフィールド内に完全に含まれていても良い。その結果、これらのフィールドに対応する最短サイクルもこの特性を有する。しかし、分割後の更なる判定ステップで、これらのフィールドを別個に処理する必要がある。したがって、更なる実施形態において、フィールドを規定するステップは、第1の領域を囲む第1の最短サイクルが、第1の領域よりも小さい第2の領域を囲む第2の最短サイクルを完全に含んでいるか否かをチェックし、完全に囲んでいる場合には、囲まれた前記第1の領域から、囲まれた前記第2の領域を差し引くことから成る。
あるいは、最短サイクルのリストは、最短サイクルの前記囲まれた領域のサイズに基づいて区分けされ、区分けされたリストの順番で、最短サイクルに対応するフィールドに関し、任意の更なる画像処理が連続的に行なわれる。したがって、最も小さいフィールドが最初に処理される場合、これらのフィールドは、それが含まれるより大きなフィールドの処理から自動的に除外される。そのような更なる処理は、例えば読む順番の決定である。
本発明に係る装置の更に好ましい実施形態が、別の請求項に記載されている。
本発明のこれらの態様および他の態様は、以下の説明に一例として記載された実施形態および添付図面を更に参照することにより、明らかとなり、さらに解明される。
図面は、概略図であり、一定の縮尺で描かれたものではない。図面において、既に説明した要素に対応する要素が、同じ参照符号で示されている。
図1は、知られている分割システムによる3つの基本的なステップを有する典型的な分割方法の概略を示している。入力画像11は、連結成分解析を使用して画像のピクセルを解析するCCA(Connected Component Analysis)モジュール14で処理される。最初に、白黒文書、グレースケール文書、またはカラー文書、例えば新聞の一面であっても良いオリジナル画像が、好ましくはグレースケールで走査される。このグレースケール走査された画像は、フォアグラウンド値(例えば黒)またはバックグラウンド値(例えば白)を各ピクセルに割り当てるため、ハーフトーン化される。CCAモジュール14は、同様の特性を有する隣り合うピクセルの連結成分(Connected Component、CC)を検出することにより、画像中のフォアグラウンド要素を見つける。分割処理におけるこの第1のステップの例は、例えばUS5,856,877に記載されている。CCAモジュールは、連結されたフォアグラウンドピクセルの連結成分であるCCオブジェクト12を出力として形成する。LA(Layout Analysis)モジュール15は、CCオブジェクト12を入力として受け、レイアウトオブジェクト13を形成する。この場合、CCオブジェクトを統合してグループ化することにより、テキストラインおよびテキストブロック等の大きなレイアウトオブジェクトが形成される。この段階中においては、ヒューリスティックス(経験則)を使用して、レイアウト要素をグループ化し、大きなレイアウト要素を形成する。これは、通常のボトムアップ処理における論理的なステップである。AF(Article Formation)モジュール16は、レイアウトオブジェクト13を入力として受けて、記事形成(article formation)により出力として記事17を形成する。このモジュールにおいては、大きなエンティティを構成する幾つかのレイアウトオブジェクトが、一緒になってグループ化される。大きなエンティティは、オリジナル画像に適用されるレイアウトルールを使用してアセンブルされる。例えば、新聞の一面において、AFモジュールは、その特定の新聞様式のレイアウトルールにしたがって、テキストブロックおよび画像のようなグラフィック要素をグループ化し、個々の記事を形成する。例えば西洋タイプの雑誌のレイアウト、科学のテキストのレイアウト、または日本の記事のレイアウトといった画像のレイアウトタイプの知識は、ルールに基づいた記事形成方法において使用でき、これにより、テキストブロックのグループ化を向上させることができる。
本発明によれば、以下に説明するように、分割に対して複数の更なるステップが加えられる。これらのステップは、画像を複数のフィールドに分割した後、1つのフィールド内で要素を検出すること、すなわち、更に小さい相互に関連する別個の項目によって構成される、レイアウトオブジェクトを形成することに関するものである。図2は、サンプルとしての日本の新聞を示している。このような新聞は、水平方向読み方向22および垂直方向読み方向21の両方を有するテキストラインを含む、特定のレイアウトを有している。検出された連結成分の従来のボトムアップグループ化処理における問題点は、グループ化をどの方向で進めるべきかが分からないという点である。そのため、バックグラウンドを処理してその頁(一面)のフィールドを検出する別個のステップにより、分割が増大される。その後、文字のグループ化を行なう前に、日本の新聞の各フィールドにおける読み方向が検出される。
この方法の一実施形態においては、例えば個々のコラムにおける黒ライン23といったセパレータ要素が検出されて、複数のバックグラウンド要素に変換される。このような選択肢を用いれば、実際に連結される垂直および水平ラインを含む黒ライン23の大きな要素を、様々なセパレータ要素に分離することができる。日本の新聞において、ラインは、レイアウトにおいてフィールドを分割するための非常に重要なオブジェクトである。これらのオブジェクトが、分離方向に沿うラインとして認識されることが求められる。この選択肢が無いと、これらのオブジェクトはグラフィックスとして分類される。この選択肢を使用すると、ラインを、様々な方向のセパレータ要素として、各分離方向毎に個別に扱うことができる。
図3は、オブジェクトを1つの方向に統合する基本的な方法を示している。この図は、知られている方向に向けられたレイアウトオブジェクト、例えば読む順番が分かっている状況におけるテキストブロックを見つけるためのLAモジュール15の基本的な機能を示している。連結成分12は、統計的な解析により最初の解析ステップ31で処理され、これにより、算定閾値32が得られる。2番目の分類ステップ33においては、CC分類が補正され、これにより、補正された連結成分34が得られる。この補正された連結成分が、3番目の統合ステップ35で処理されることにより、文字がテキストラインに加えられ、その結果、テキストラインおよび他のオブジェクト36が得られる。4番目のテキスト統合ステップ37においては、テキストラインが、テキストブロック38(および、可能であれば他のグラフィックオブジェクト)に加えられる。日本の新聞に関する要求事項に基づいて、従来のオブジェクトの統合は、少なくとも2つの読み方向に沿っていなければならず、そのため、前述した基本的な方法を改良しなければならない。
図4は、オブジェクトの分割および2方向統合を示している。図3の1方向処理に対して、新たな別個のステップが加えられている。最初の(前)処理ステップにおいては、画像のグラフ41が構成される。フィールドセパレータを見つけることによりグラフを構成することについて以下に述べる。グラフにおいて、フィールドは、フィールド検出ステップ42で、グラフの辺によって囲まれる領域を見出すことにより検出される。当該領域は、テキストブロック47を含むフィールドとして分類される。テキストブロック47においては(テキストブロック領域内にある補正された連結成分34または連結成分43を使用して)、ステップ44で、読む順番45が決定される。読み方向検出は、文書スペクトルに基づいている。テキストブロック47のフィールド、含まれている連結成分、および読む順番45を入力として使用して、ライン形成ステップ46は、必要に応じて、見出された方向に沿って文字をラインに加える。
ここで、グラフ41の構成について説明する。文書のグラフ表示は、走査のバックグラウンドを使用して形成される。走査におけるピクセルは、バックグラウンドとして(通常、白)或はフォアグラウンド(通常、黒)として分類される。白の大きな領域だけが、フィールドに関する情報を与えるため、例えば画像をダウンサンプリングすることにより、小さなノイズオブジェクトが除去される。1つのフォアグラウンド(黒)ピクセルを除去するため、更に、ダウンサンプリングされた画像から斑点が除去されても良い。
次の作業は、重要な白領域を抽出することである。最初のステップは、隣り合うバックグラウンドピクセルの1ピクセル高領域、所謂ホワイトランを検出することである。所定の最小長よりも短いホワイトランは、処理から除外される。
図5は、一例として、垂直方向で隣り合う白ピクセルの4つの水平方向のホワイトラン51を示している。フォアグラウンド領域53は、ホワイトラン51を直接に取り囲むフォアグラウンドピクセルを有していると仮定する。「最大白長方形」は、隣り合うホワイトラン51によって構成することができる最も大きな長方形領域、したがって、黒(フォアグラウンド)ピクセルを含んでいると延長することができない長方形白領域として規定される。最大白長方形52は、垂直方向の破線によって示される長さ、及び4ピクセル分の幅を有する4つのホワイトラン51に基づいて示されている。白長方形は、これを延長することができない場合に、いわゆる最大分離力を有する。そのような長方形は、より重要な白領域の更に小さい部分ではない。したがって、長方形52は、4ピクセル分の幅を有する考えられる唯一の最大長方形である。3ピクセル分または2ピクセル分の幅を持つ更なる長方形を構成することができる。更なる例が図6に示されている。
白長方形の構成は、例えば水平方向および垂直方向の白長方形といったように、異なる分離方向で別個に行なわれる。垂直方向の白長方形は、画像を回転させ、且つ回転された画像における水平なホワイトランを検出することにより検出される。なお、画像のタイプまたは用途に応じて、斜め方向等の他の分離方向が選択されても良いことに留意されたい。
最大白長方形を構成するためのアルゴリズムは、以下の通りである。アルゴリズムの入力は、所定の画像から検出された全ての水平な1ピクセル高ホワイトラン(White Run、WR)から成る。各ホワイトランは、一組の座標((x1,y1),(x2,y2))によって特徴付けられる長方形として表わされる。ここで、x1およびy1は、その左上角部の座標であり、x2およびy2は右下角部の座標である。順序付けられたアクティブなオブジェクトINPUT LISTに存在する各ホワイトランは、延長の可能性に関して検査される。延長の可能性は、pのラベルが付された所定のWRが、最大白長方形(Maximal White Rectangle、MWR)を形成できるか否かといった態様で表わされる。延長の可能性が偽である場合には、pが既に最大のものであり、pは、アクティブINPUT LISTから削除されるとともに、アクティブRESULT LISTに書き込まれる。延長の可能性が真である場合には、pで始まる全てのMWRが構成されるまで、延長のための検査が繰り返される。その後、pがINPUT LISTから削除され、pから得られる全てのMWRが、アクティブRESULT LISTに書き込まれる。INPUT LISTからの全ての白長方形が処理されると、RESULT LISTに全てのMWRが含まれるようになる。アルゴリズムの効率を高めるため、INPUT LISTにおいてyの値がソートされる。まず最初に、水平方向のWR、すなわち、高さよりも幅が大きいホワイトランに関してアルゴリズムが適用される。そして、画像を90°回転させた後、垂直方向のWRに対してアルゴリズムを適用することができる。
一実施形態において、最大長方形を構成するためのアルゴリズムは、以下の通りである。まず、長方形データがリンクリストとして記憶される。この場合、長方形データには、少なくとも長方形の頂点の座標が含まれている。INPUT LISTおよびRESULT LISTも、リンクリストとして記憶される。このリンクリストには、少なくとも3つの要素、すなわち、白長方形の数、リンクリスト内の最初および最後の要素のポインタが含まれている。次に、複数のステップが実行される。すなわち、INPUT LISTをアクティブにして、RESULT LISTを開始し、選択された長方形の一次的な座標のためのBUFFERを開始する。順序付けられたアクティブなINPUT LISTにあるもののうち、p1のラベルが付された最初の白長方形から始める。リスト中の次の白長方形にp2のラベルが付される。INPUT LIST中の各白長方形毎に、p1が延長の可能性を有しているか否かを検討する。アクティブな白長方形p1に関し、順序付けられたアクティブなINPUT LIST中で以下の条件を満たすpnj,j=1,....,lのラベルが付された最初のものを見つける。
この検索により、{pn1,pn2,....pnl}のセットが得られる。このセット{pn1,pn2,....pnl}が空でない場合にだけ、p1が延長の可能性を有していると言われる。
p1が延長の可能性を有していない場合には、p1が最大白長方形である。p1をRESULT LISTに書き込んで、p1をINPUT LISTから削除し、p2に関して処理を進める。
p1が延長の可能性を有している場合には、延長処理をp1に適用する。p2に関して処理を進める。なお、p1がそれ自体最大であっても延長の可能性を有し得る。延長処理は以下の通りである。まず、p1が延長の可能性を有していると仮定すると、セット{pn1,pn2,....pnl}が存在する。延長処理は、{pn1,pn2,....pnl}の各要素に対して一貫して適用される。長方形pnj,j=1,....,lを用いて延長可能な白長方形p1に関して、以下の座標を有する新たな長方形p1,njを構成する。
p1,nj,j=1,....,lの座標を「座標」バッファに書き込む。ここで、p1,njに関して延長可能性の検査を繰り返す。検査が真である場合には、p1,njが最大である。p1,njをRESULT LISTに書き込み、さもなければ、p1,njを延長する。
延長処理をp1,njに適用する前に、吸収作用に関してp1およびpnjをチェックする。p1,njを用いた吸収作用に関するp1およびpnjの検査は、以下の通りである。吸収作用とは、p1(pnj)又はこれらの両方が、p1,njに完全に含まれている状態を意味する。座標において、このことは、以下の状態を意味する。
ここで、k=1,nj,j=1,...,lである。
状態がp1に関して真である場合には、p1はp1,njによって吸収される。p1をINPUT LISTから除去する。状態がpnjに関して真である場合には、pnjはp1,njによって吸収される。pnjをINPUT LISTから除去する。
アルゴリズムでは、長方形の幅が高さよりも大きく、したがって、長方形が、主として水平方向であると仮定される。垂直方向のMWRを構成するため、オリジナルの2値画像が90°時計周りに回転される。回転された画像に関して前述したアルゴリズムが繰り返される。その結果、オリジナル画像において全ての垂直方向のMWRが構成される。
図6は、最大白長方形の構成を示している。水平方向のx軸および垂直方向のy軸に沿って、ピクセル座標が表わされている。4つのホワイトラン61が、図の左側に示されている。ホワイトラン(WR)は、その上角部および下角部の座標が、以下の座標に対応する長方形として描かれている。
これらのホワイトランによって全ての最大白長方形が構成される。図の右側部分には、結果として得られる5つの最大白長方形(MWR)が、62、63、64、65、および66で示されている。図示された5つのMWRは、図の左側部分に示されたWRにおけるMWRの完全なセットである。構成アルゴリズムは以下の通りである。
INPUT LISTに4つのホワイトラン61を含ませる。INPUT LISTからの最初の要素は、WR1((10,1),(50,2))である。WR1にp1のラベルを付ける。前述したように、延長の可能性に関してp1を検査する。延長における第1の候補は、WR2((10,2),(50,3))である。WR2にp1のラベルを付ける。前述した延長に関する方式にしたがってpn1を用いてp1を延長する。これにより、座標((10,1),(50,3))を有する新たな長方形p1,n1が与えられる。p1,n1を用いた吸収作用に関してp1およびpn1を検査する。以下の通り、吸収検査により、p1およびpn1の両方が、p1,n1によって吸収される。したがって、p1およびpn1をINPUT LISTから削除する。p1,n1に関して処理を進める。延長の可能性に関してp1,n1を検査する。これにより、第1の候補WR3((5,3),(30,4))が与えられる。WR3にpt1のラベルを付ける。延長に関する方式にしたがってpt1を用いてp1,n1を延長する。その結果、座標((10,1),(30,4))を有する新たな長方形p(1,n1),t1が得られる。p(1,n1),t1を用いた吸収作用に関してpt1を有するp1,n1を検査する。検査は失敗する。
p(1,n1),t1に関して延長の可能性の検査を繰り返す。検査は失敗する。すなわち、p(1,n1),t1は延長の可能性を有していない。このことは、p(1,n1),t1が最大であることを意味する。座標((10,1),(30,4))を有するp(1,n1),t1をRESULT LISTに書き込む。
p1,n1に関して再び処理を進め、延長の可能性に関してp1,n1を検査する。第2の候補WR4((40,3),(60,4))が見出される。WR4にpt2のラベルを付ける。延長に関する方式にしたがってpt2を用いてp1,n1を延長する。その結果、座標((40,1),(50,4))を有する新たな長方形p(1,n1),t2が得られる。
p(1,n1),t2を用いた吸収作用に関してpt2を有するp1,n1を検査する。検査は失敗する。すなわち、吸収がない。p(1,n1),t2に関して延長の可能性の検査を繰り返す。検査は失敗する。すなわち、p(1,n1),t2は延長の可能性を有していない。このことは、p(1,n1),t2が最大であることを意味する。座標((40,1),(50,4))を有するp(1,n1),t2をRESULT LISTに書き込む。
延長の可能性に関してp1,n1を再び検査する。検査は失敗し、p1,n1が最大である。座標((10,1),(50,3))を有するp1,n1をRESULT LISTに書き込む。
INPUT LISTに戻る。この段階におけるINPUT LISTは、2つのホワイトラン、すなわち、WR3:((5,3),(30,4)),WR4:((40,3),(60,4))を含んでいる。WR3から開始して、これにp2のラベルを付ける。p2に関して延長の可能性の検査を繰り返す。検査は失敗し、p2が最大である。座標((5,3),(30,4))を有するp2を、RESULT LISTに書き込む。INPUT LISTからp2を除去する。WR4に関して処理を進め、これにp3のラベルを付ける。p3に関して延長の可能性の検査を行なうことにより、p3が最大であることが分かる。座標((40,3),(60,4))を有するp3をRESULT LISTに書き込む。INPUT LISTからp3を除去する。最終的に、RESULT LISTは、5つの最大白長方形、すなわち、図6に64で示されるMWR1:((10,1),(50,3))と、62で示されるMWR2:((10,1),(30,4))と、63で示されるMWR3:((40,1),(50,4))と、65で示されるMWR4:((5,3),(30,4))と、66で示されるMWR5:((40,3),(60,4))とを含んでいる。
図7は、本発明にかかる方法における次のステップ、すなわち、最大白長方形をオーバーラップさせるクリーニングステップを示している。このクリーニングステップにおいて、オーバーラップする複数の最大白長方形は、後で詳述するように、オリジナルの最大白長方形の最も関連する特性を組み合わせる、1つの所謂「情報提供最大長方形」(Informative Maximal Rectangle、IWR)に統合される。
クリーニングは、サイズおよび空間的な関係をチェックする等のステップを更に含んでいる。図7の上側の部分は、一例として、2つの最大白長方形MWR1およびMWR2を示している。これらの対は、図の下側の部分に示されるように、クリーニングステップにおいて、1つの情報提供白長方形IWRに統合される。オーバーラップを検知する処理および統合する処理は、関連する対をもはや形成することができなくなるまで繰り返される。対を形成する基準は、オーバーラップ領域のサイズであっても良い。
また、クリーニングステップは、薄い或は短い長方形、すなわち、アスペクト比が所定の値を下回る長方形を除去することを含んでいても良い。除去する基準は、画像のタイプに基づいていても良い。例えば、所定のピクセル数を下回る幅は、テキストラインのセパレータを示し、フィールドの分離に関係しない。特定の値を下回る長さは、フィールドの期待されるサイズに関連しない。
クリーニングステップのためのアルゴリズムは、以下の通りである。クリーニング処理の開始は、図5および図6に関して前述したように構成されるMWRのセット全体である。クリーニング処理は、情報を提供しないMWRを廃棄するべく適用される。このため、情報を提供しないことに関する尺度が規定される。例えば、長いMWRは、短いものよりも多くの情報を与える。低いアスペクト比は、情報提供量が少ない正方形を多かれ少なかれ示す。また、例えば2つのテキストラインを分離する極めて薄い長方形は、除外しなければならない。最初に、全てのMWRは、その高さと幅との間の比が計算されることにより、水平方向、垂直方向、あるいは正方形であるとして分類される。正方形のMWRは、その情報提供性が無いことにより、削除される。残りの水平方向および垂直方向のMWRに関しては、以下の3つのステップから成るクリーニング技術が適用される。
長さまたは幅が所定の値を下回る各MWRが削除される。
長い辺の長さを短い辺の長さで割った比として規定されるアスペクト比(AR)が、所定の値を下回る各MWRが削除される。
互いにオーバーラップする水平方向(または垂直方向)のMWR1((x1,y1),(x2,y2))および水平方向(または垂直方向)のMWR2((a1,b1),(a2,b2))から成る各対毎に、以下の座標を用いて、情報提供白長方形IWRが構成される。
(a)水平方向のオーバーラップ
(b)垂直方向のオーバーラップ
(a)水平方向のオーバーラップ
この処理は、オーバーラップするMWRから成る全ての対に関して繰り返される。ここで、MWRのセットは、情報提供白長方形IWRを含んでいる。これらのIWRは、レイアウト要素に対応する複数のフィールドに、画像を分割するアルゴリズムのための開始点を形成する。IWRは、有力なフィールドセパレータであり、そのため、「分離要素」と呼ばれる。アルゴリズムは、IWRを使用して、画像の地理的記述へと更に処理するためにグラフを構成する。
図8は、新聞の一面におけるそのようなグラフを示している。画像は、ダウンサンプリングされた新聞の一面のデジタル画像80を示している。オリジナルテキストは、図2に対応するダウンサンプリングされたバージョンにおいて黒で見ることができる。分離要素を構成する情報提供長方形IWRが、灰色で示されている。グラフの構成のため、水平方向および垂直方向の白IWRによって構成される分離要素の交差部が測定される。2つのIWRの交点は、頂点すなわちグラフの頂点81を示す小さな黒色正方形で表わされている。一面内でフィールドを分離するラインを示す辺82は、頂点81から成る対を「フィールドセパレータ」によって接続することにより構成される。グラフの辺82が白で示されている。辺の2つの頂点間の距離、すなわち長さは、更なる処理のために加重として辺に対して割り当てられる。他の実施形態においては、異なるパラメータが使用され、例えばピクセルの色等の加重が割り当てられる。グラフを構成するためのアルゴリズムは、以下の通りである。
初めに、IWRに関して以下の表記法および定義が与えられる。R={r1,...,rm}が空でなく、また全てのIWRの有限のセットが所定の画像lから得られると仮定する。ここで、各IWRは、それぞれ、その左上角部および右下角部のx座標およびy座標((x1 (τ),y1 (τ)),(x2 (τ),y2 (τ))),τ=1,2,...,mによって特定される。各長方形rτは、その高さと幅との比に基づいて、水平方向、垂直方向、あるいは正方形として分類される。H={h1,...hl},V={v1,...,vk},S={si,...,sd}は、以下の関係を成すように、水平方向、垂直方向、および正方形のIWRのサブセットを示す。
ここで、以下が仮定される。
また、Sの内容は無視され、HおよびVのサブセットだけが使用される。これは、多くの場合、テキストブロックまたは非テキストブロックの境界を形成する白空間が、細長い垂直方向または水平方向領域であるといった考えに基づいている。hが座標((x1,y1),(x2,y2))を有するHの一部であるとし、また、vが座標((a1,b1),(a2,b2))を有するVの一部であるとする。この時、以下の条件の下、hおよびvはオーバーラップを有する。
IWRにおいては、考えられる全てのタイプのオーバーラップから、2つのオーバーラップだけが生じる。すなわち、長方形となるオーバーラップと、点となるオーバーラップだけが生じる。ラインのオーバーラップは生じない。これは、ラインのオーバーラップがMWRの概念と矛盾するからである。
図9は、最大長方形の2つのタイプの交差部を示している。グラフを構成するため、垂直方向および水平方向の情報提供最大長方形の交点が決定され、これにより、グラフの頂点の位置が見出される。すなわち、頂点の正確な座標が決定される。図の左側部分は、垂直方向のIWRであるvと、水平方向のIWRであるhとの交差部の第1のタイプを示している。このタイプの交差では、交差部の中心が点Pである長方形領域88が形成される。図の右側部分は、垂直方向のIWRであるvと水平方向のIWRであるhとの交差部の第2のタイプを示している。このタイプの交差では、交差部の中心がP’である1つの交点89が生じる。
交点に基づいてグラフを構成するアルゴリズムは、以下の通りである。
P={p1,...,pN}は、垂直方向のIWRおよび水平方向のIWRの全ての交点のセットを示している。この場合、Pの中の各pは、そのx座標およびy座標(xp,yp)によって特定される。ここで、p=1,....Nである。セットPが見出され、G=(X,A)がPに対応する方向性が無いグラフであるとする。グラフG=(X,A)は、交点に対して直接に関係する有限の数の頂点Xと、交点間の関係を描く有限の数の辺Aとから成る。これは、数学的には、以下のように表わされる。
ここで、
ここで、dijは、点iと点jとの間のユークリッド距離を示している。また、4連鎖接続(4−chain connected)は、4つの可能な移動方向で長方形ブロックの頂点が接続されることを意味している。前述した2つの点i,jは、mindijを有する4つの接続連鎖コードによって1方向に動き回ることにより、これらの点に達し得る場合には、4連鎖接続である。
ここで、構成されたグラフを更に処理して、グラフの内部の領域をテキストブロックとして分類し、あるいは、画像のタイプに応じて同様の分類を行なっても良い。一実施形態において、グラフは、解析において、例えば黒ラインまたは破線/点線等のパターン化されたラインといったフォアグラウンドセパレータを含めることにより増大される。また、検出される写真またはグラフィックオブジェクトのエッジを、解析に含めることもできる。
また、この分割方法は、フォアグラウンドセパレータを除去するステップを含んでいても良い。まず最初に、フォアグラウンドセパレータが認識されて、1つのオブジェクトとして再構成される。パターン化されたラインを構成する成分は、要素ヒューリスティックス、空間的関係ヒューリスティックス、およびラインヒューリスティックスを解析することにより、すなわち、1方向で組み合わされた要素を構築し且つそれがラインとして分類するか否かを検出することにより接続される。パターン化されたラインから実線を再構成するための更なる方法は、ダウンサンプリングおよび/または「Document analysis system(文書解析システム)」IBM J.Res.Dev 26(1982)647−656において、K.Y.Wong,R.G.Casey,F.M.Wahlにより説明されている、ラン・レングス・スムージング・アルゴリズム(RLSA)を使用することである。フォアグラウンドセパレータの検出後、フォアグラウンドセパレータは、バックグラウンドピクセルに取って代えられる。その結果、より大きな最大白長方形を構成することができ、あるいは、バックグラウンドピクセル特性を使用して、バックグラウンドセパレータを見出す任意の他の適した方法をサポートすることができる。 図11は、画像のグラフ表示における最短サイクルのリストを形成に基づき、ピクセル画像内でフィールドを規定するための本発明に係る方法のフローチャートを示している。基本的に、この方法は、最初に、頂点と頂点同士を接続する辺とを有するグラフの形態を成すピクセル画像の数学的な記述を構成する。その後、前記グラフは、考えられる最も短い周長を有する複数の連続する領域、すなわち、グラフの辺によって形成される考えられる最も短いサイクル(最短サイクル)により輪郭が描かれる複数の領域に分割される。最後に、(数学的に規定された)最短サイクルに対応して、オリジナル画像のピクセルドメイン内にフィールドが規定される。考えられる最短サイクルをグラフ内で探すこのような方法は、対応する計算が簡単であり且つ速いという利点を有している。しかし、第1の最短サイクルが、更に小さい第2の最短サイクルを完全に含んでいる場合には、結果が常に完全に正しいとは限らない。これについては、例えば、最短サイクル104aが、更に小さい2つの最短サイクル(略長方形103a、103b)を完全に含んでいる図12bを参照のこと。以下、この作用によって問題が生じないことを明らかにする。
GRAPHステップS1においては、画像内でフィールドを分割するバックグラウンド領域に対応する辺を有するグラフが構成される。グラフの頂点は、画像内のフィールドの角の点に対応している。画像内のフィールドは、例えば新聞の一面のテキストブロックである。基本的に、フィールドは、垂直方向および水平方向の境界を主に有する多角形領域であるが、必ずしも長方形ではない。例えば、特定の状況においては、L字形状のテキストブロックが頻繁に現われる。
以上、図8および図9を参照しながら、グラフを構成する一例について説明してきた。オリジナル画像内のフィールドの実際の境界に対応する辺をグラフが有している場合には、グラフを構成してフィールドを有する画像を表わす任意の他の方法が適している。なお、グラフ内でフィールドを見つける作業は、そのフィールドを境界付けている辺および/または頂点を特定することから成ることに留意されたい。これは、例えばフィールドを示す辺および頂点の固有の順序付けをグラフが有していないため、グラフからはっきりと分からない。また、以下のステップが行なわれる。
WEIGHTステップS2においては、各辺に対して加重が割り当てられる。分割されるレイアウトタイプ画像のグラフにおける辺の加重は、頂点間のユークリッド距離、すなわち、オリジナル画像におけるその長さであっても良い。画像が、マップ等の異なる構造を表わす異なるタイプの用途における実施形態において、加重に適した指標は、移動時間またはコスト等の異なるパラメータであっても良い。加重割り当てステップにおいて、各辺における加重は、計算されるとともに、グラフデータ構造に加えられる。
次のステップにおいては、最短サイクルが決定される。最短サイクルは、頂点を接続する辺によって閉じられたグラフ内の経路として規定される。この経路は、関連する辺の加重を加えることによって累積された加重総和が最も小さい。INITステップS3においては、初期的に中身が空の最短サイクルのリストが形成され、最初の開始点、頂点、または辺がグラフ内で決定される。例えばこの目的のため、グラフが区分され、最初の開始点が、グラフの左上角部の頂点となるように設定される。この時、処理は、ステップS4、S5、S6、およびS7から成るループに入る。このループにおいては、予め選択された開始点を発端として最短サイクルが構成される。ループの最後において、NEXTステップS7は、次の最短サイクルを見つけるための新たな開始点を選択する。候補開始点として依然として利用できるためのグラフの頂点または辺の状態は維持される。候補開始点が残っていない場合には、ステップS7は、ループを終了させ、次のステップS8に進む。
ループ内において、CYCLEステップS4は、選択された開始点のための最短サイクルを決定する。最短サイクルアルゴリズムは、考えられる全てのサイクルを構成するとともに、セットから最短サイクルを選択しても良い。見つけられた最短サイクルは、NEWステップS5において、既に見つけられた最短サイクルのリストに対して新しいか否かが判断される。最短サイクルが新しい場合、最短サイクルのリストに最新の最短サイクルを加えるために、ADDステップS6が行なわれる。以下、最短サイクルを構成し、開始点を選択して維持し、新たな最短サイクルのリストを構成するのに適したアルゴリズムについて説明する。
更なる候補開始点が利用できないことをNEXTステップS7が検出する時点で、リストは、グラフに形成できる最短サイクルを含んでいる。また、NEXTステップS7は、グラフの所要の特定部分が、完全に処理されているか否かを検出するために設けられても良い。そのような所要の部分は、グラフの特定部分に含まれるフィールドだけを構成する必要があることが用途から分かっている場合に、規定することができる。その時、最短サイクルのリストは、グラフのその部分だけに最短サイクルを含んでいる。
FIELDステップS8においては、最短サイクルのリストに基づいてフィールドが規定される。フィールドは、フィールドを囲む最短サイクルの頂点および辺によって表わされる多角形である。また、ステップS8は、他の更に小さい最短サイクルを含む最短サイクルを検出し、且つその場合における最初の結果を補正する追加のステップを含んでいても良い。
処理は、ENDステップS9で終了する。
一実施形態において、FIELDステップS8は、フィールドを規定するための追加のステップを含んでいる。最初に、大きな領域を囲む最短サイクルが、第2の最短サイクルによってそれ自体が囲まれる更に小さな領域を更に含んでいるか否かが決定される。対応するより大きなフィールドは、囲まれたより大きな領域から、囲まれたより小さな領域を差し引くことにより補正される。あるいは、第2の最短サイクルに対応するフィールドは、第1の最短サイクルに対応するフィールドを処理する前に処理される。後者を処理する場合、第1の領域が省かれる。以下、図12bを参照しながら、追加のステップについて更に説明する。
図12aおよび図12bは、グラフおよびグラフ中のサイクルを示している。グラフは、辺100および頂点101によって構成されている。辺100によって囲まれる各領域は、グラフによって表わされるオリジナル画像のフィールドに対応している。図12aは、テキスト領域105の周りの最短サイクル102を示している。図12bは、長方形の最短サイクル104aによって囲まれた更なるテキスト領域104を有する、更なるグラフを示している。領域104は、更により小さいテキスト領域103aおよび第2のより小さい領域103bを更に囲んでいる。また、これらのより小さい領域も、最短サイクルによって囲まれている。この状況は、他の2つの方法のうちの一方によって処理されても良い。
第1の方法においては、読み方向などのフィールドの更なる特性を決定する前に、領域が、その囲まれる領域の大きさに基づいて区分される。特に、より小さいテキストブロックの読む順番が、最初に決定される。より大きな最短サイクルの処理中、より小さなサイクルの領域は、その領域の文字が、より大きな領域の読み方向の決定に影響を与えないように省かれる。
第2の方法において、FIELDステップS8は、そのような囲まれ状態を検出してそれを補償することを含む。第1のサブステップにおいては、より大きな最短サイクルが、より小さな最短サイクルを含んでいるか否かが決定される。最短サイクルの囲まれた領域および/または場所を比較することにより、囲まれ状態が分かる。この目的のため、共有されている辺または頂点を使用しても良い。第2のサブステップにおいては、より小さい最短サイクルの囲まれた領域が、より大きい最短サイクルの囲まれた領域から差し引かれる。
幾つかの方法で、例えば以下のアルゴリズムを使用して、最短サイクルを検出することができる。
図13aおよび図13bは、最短サイクル検出を示している。開始辺108の選択に基づいて、最短サイクルを見つける方法が示されている。図13aには、頂点uと頂点vとの間の開始辺108を除去することにより、一時的に減るグラフが示されている。この時、頂点uから頂点vに向かうグラフの最短経路が構成される。図13bは、辺109のリセットによる最短サイクルの構成を示している。このようにして、辺および頂点u、vを含む最短サイクルが見つけられる。グラフの2つの頂点間の最短経路を構成するのに適したアルゴリズムは、1975年にニューヨークのアカデミックプレス社から発行された、N.Christofidesによる「Graph theory; an algorithmic approach(グラフ理論:アルゴリズムアプローチ)」、特にこの中で説明されているDijkstraのアルゴリズムで見出すことができる。その後、開始点として辺を取ることにより、グラフの全体を網羅する最短サイクルのリストが構成される。一実施形態において、最短サイクルのリストの構成は、最短サイクルが未だリスト内に含まれていない場合には、その最短サイクルをリスト上に含めることだけから成る。
所謂グラフ減少方法(graph reduction method)を適用すると、計算量を大幅に抑えることができる。この方法によれば、検出される最短サイクルがグラフから除去され、減少されたグラフ内で、好ましくは除去されたサイクルの隣で、最短サイクルの検出が続けられる。このようにして、グラフは、その残りがなくなるまで、連続的に減少される。
グラフ減少方法を使用してリストを構成するのに適したアルゴリズムが、図14に示されている。第1のステップ111において、各辺には、それが一部を成し得る最短サイクルの最大数を示す見込み数が割り当てられる。通常、グラフの外側の境界にある辺に関しては見込み数1が割り当てられ、グラフの境界の内側にある辺に関しては見込み数2が割り当てられる。左上領域には、検出された最短サイクル115が示されている。検出されると直ぐに、この最短サイクルに含まれる4つの辺の見込みサイクル数が1だけ減少される。第2のステップ112においては、見込み数が0である左上の辺は、グラフから除去される。サイクル115の領域の右に隣接する第2の領域で、第2の最短サイクル116が検出される。第3のステップ113においても再び、見込み数が減少され、更に2つの辺がグラフから除去される。左側の2番目の横列で、第3の最短サイクル117が検出される。
最短サイクルが検出される度に、その最短サイクルは、画像における最短サイクルのリストに加えられる。最短サイクルを検出し且つグラフを減少する処理は、辺が残らなくなるまで続けられる。なお、グラフのデッドエンドも除去されることに留意されたい。これは、グラフのデッドエンドがサイクルの一部になり得ないからである。
方法の他の実施形態において、最短サイクルの決定は、最小スパニングツリー(minimal spanning tree)を構成することによって行なわれる。そのような最小スパニングツリーは、根元の頂点から他の頂点へと向かう最短経路の全てを表わしている。根元の頂点uは、除去された辺の最初の頂点である。ツリーは、除去された辺の他の頂点vへの最短経路を見つけるために使用される。ポインタのデータ構造は、最小スパニングツリーを表わすために使用される。ツリーは、繰り返し毎に頂点を1つ加えることにより構成される。この頂点は、未だツリー内にない全ての頂点の根元の頂点への最短距離を有している。新たな各頂点は、既にツリー内に含まれている全ての頂点の隣をチェックするとともに、隣が未だツリー内にない場合には、根元までの距離を計算することにより見つけられる。頂点vがツリーに加えられると直ちに、処理が停止される。現在の繰り返しの隣を持つ別個のリストを維持できれば有益である。
また、最小スパニングツリーは、グラフを示すデータ構造の変数で表わされても良く、特にグラフの頂点要素に関連付けられても良い。各頂点要素は、ツリーを記憶するための追加の変数を有している。新たな最短サイクルを見つけるためには、変数を初期化しなければならない。一実施形態において、変数は個別に初期化されないが、最初のツリーが構成される前に、初期化される各頂点に別個の変数が加えられる。その後の各ツリー毎に、異なる値が追加の変数で記憶され、現在のツリーの一部として各頂点を特定する。グラフの変数を使用してツリーを構成することは、別個のデータ構造を、最小スパニングツリーのために維持する必要がないため有利である。
図10は、本発明に係る方法を使用して画像を分割するための装置を示している。この装置は、デジタル画像を入力するための入力ユニット91を有している。入力ユニットは、紙からの画像を走査する電子光学スキャナ等の走査ユニット、インターネット等のネットワークから画像を受けるデジタル通信ユニット、または光ディスクドライブ等の記録キャリアからデジタル情報を検索する再生ユニットを備えていても良い。入力ユニット91は、記憶ユニット92と協働する処理ユニット94に接続されている。処理ユニット94は、汎用コンピュータ中央処理ユニット(CPU)および支援回路を備えていても良く、前述した分割を行なうためのソフトウェアを使用して動作する。また、処理ユニットは、画像内のバックグラウンド領域に基づいてグラフを構成するためのGRAPHモジュールと、グラフの辺に対して加重を割り当てるためのWEIGHTモジュールと、グラフ内で閉じられた経路すなわちサイクルを辺によって決定し、且つそこから最短サイクルを決定するためのPATHモジュールと、連続する最短サイクルのリストを構成するためのLISTモジュールと、リストの最短サイクルを画像のフィールドとして規定するためのFIELDモジュールとを有している。これらのモジュールが、処理シュニット94内でプログラムモジュールとして実現されても良いことは言うまでもない。このため、これらのモジュールは、図10では破線によって示されている。また、処理ユニットは、キーボード、マウス装置、またはオペレータボタン等の制御手段を備えた、ユーザインタフェース95を有していても良い。処理ユニットの出力部は、ディスプレイユニット93に接続されている。一実施形態において、ディスプレイユニットは、処理された画像を紙上に出力するための印刷ユニット、または磁気テープや光ディスク等の記録キャリア上に分割された画像を記憶する記録ユニットである。
分割されるデジタル画像として日本の新聞の一面を使用する実施形態によって、本発明を主に説明してきたが、本発明は、例えばIC設計のためのレイアウト画像における電気回路や、シティーマップ上のストリートや建物など、バックグラウンド上のフィールドにレイアウトを有する任意のテキストまたは画像の任意のデジタル表示にも適している。また、例えば電気チェーンで閉じられたサブ回路を検出するといった非常に異なる用途において、この方法が使用されても良い。なお、最短サイクルによって分割を実行するための開始点としてのグラフは、MWRシステムに基づいて、前述したグラフと異なるように構成されても良いことに留意されたい。例えば、グラフは、前述したAntonacopoulosによる論文に記載されたタイルを使用して構成されても良いが、Antonacopoulosに開示された特定のグラフは、本発明のグラフとは異なっており、使用することができない。また、グラフの辺に割り当てられる加重は、必ずしも距離でなくても良い。加重は、最短サイクルに寄与するように対応して選択されなければならない。例えば、加重は、タイルの表面であっても良い。なお、本明細書において、動詞「備える」、「含む」、「有する」及びその活用の用法は、記載された要素以外の他の要素またはステップの存在を排除しない。また、要素に先立つ単語「1つの」は、そのような要素が複数存在することを妨げず、任意の参照符号は、特許請求の範囲を限定しない。また、本発明、および全てのユニットまたは前述した手段は、適当なハードウェアおよび/またはソフトウェアによって実施することができ、幾つかの「手段」または「ユニット」は、同じ要素によって表わすことができる。また、本発明の範囲は実施形態に限定されず、本発明は、前述した個々の新規な特徴、全ての新規な特徴、または新規な特徴の組み合わせにある。
11 入力画像
12 CCオブジェクト
13 レイアウトオブジェクト
14 CCAモジュール
15 LAモジュール
16 AFモジュール
17 記事
21 垂直方向の読み方向
22 水平方向の読み方向
23 黒ライン
31 最初の解析ステップ
32 算定閾値
33 分類ステップ
34 補正された連結成分
35 統合ステップ
36 オブジェクト
37 テキスト統合ステップ
38 テキストブロック
40 画像のグラフ
41 画像のグラフ
42 フィールド検出ステップ
43 連結成分
44 ステップ
45 読む順番
46 ライン形成ステップ
47 テキストブロック
51 ホワイトラン
52 最大白長方形
53 フォアグラウンド領域
61 ホワイトラン
62、63、64、65、66 最大白長方形
80 デジタル画像
81 グラフの頂点
82 辺
88 長方形領域
89 交点
91 入力ユニット
92 記憶ユニット
93 ディスプレイユニット
94 処理ユニット
95 ユーザインタフェース
S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7、S8、S9 ステップ
100 辺
101 頂点
102 最短サイクル
103a、103b、104、105 テキスト領域
104a 最短サイクル
u、v 頂点
108 開始辺
109 辺
111 第1のステップ
112 第2のステップ
113 第3のステップ
115、116、117 最短サイクル
MWR1、MWR2 最大白長方形
IWR 情報提供白長方形
12 CCオブジェクト
13 レイアウトオブジェクト
14 CCAモジュール
15 LAモジュール
16 AFモジュール
17 記事
21 垂直方向の読み方向
22 水平方向の読み方向
23 黒ライン
31 最初の解析ステップ
32 算定閾値
33 分類ステップ
34 補正された連結成分
35 統合ステップ
36 オブジェクト
37 テキスト統合ステップ
38 テキストブロック
40 画像のグラフ
41 画像のグラフ
42 フィールド検出ステップ
43 連結成分
44 ステップ
45 読む順番
46 ライン形成ステップ
47 テキストブロック
51 ホワイトラン
52 最大白長方形
53 フォアグラウンド領域
61 ホワイトラン
62、63、64、65、66 最大白長方形
80 デジタル画像
81 グラフの頂点
82 辺
88 長方形領域
89 交点
91 入力ユニット
92 記憶ユニット
93 ディスプレイユニット
94 処理ユニット
95 ユーザインタフェース
S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7、S8、S9 ステップ
100 辺
101 頂点
102 最短サイクル
103a、103b、104、105 テキスト領域
104a 最短サイクル
u、v 頂点
108 開始辺
109 辺
111 第1のステップ
112 第2のステップ
113 第3のステップ
115、116、117 最短サイクル
MWR1、MWR2 最大白長方形
IWR 情報提供白長方形
Claims (15)
- ピクセルから成る画像を、画像のレイアウト要素に対応する複数のフィールドに分割する方法であって、前記ピクセルが、画素の強度および/または色を示す値を有し、該方法が、
画像内のバックグラウンド領域に基づいて、頂点と頂点同士を接続する辺とを有するグラフを構成するステップを含み、前記グラフの辺が、画像のフィールドの輪郭を協働して描くフィールドセパレータに対応し、該方法がさらに、
画像の少なくとも一部を協働して完全に網羅する連続する最短サイクルのリストを構成するステップを含む、最短サイクルが、1つの頂点からグラフの辺を介して同じ頂点に戻る閉じられた経路として規定され、該経路が、前記頂点から前記頂点に戻る考えられる全ての閉じられた経路のうち最も小さい辺の加重総和を有し、該方法がさらに、
前記リストの最短サイクルを画像のフィールドとして規定するステップを含む方法。 - 辺の頂点間のユークリッド距離等の該辺の所定の特性に基づいて、前記辺に対して加重を割り当てることをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記最短サイクルのリストを構成するステップが、
多くても1つの最短サイクルの一部となり得る1つの辺を選択し、
前記辺の代わりに、前記辺の頂点同士を接続する最短経路を決定し、
前記辺と前記最短経路とを組み合わせることを含む、請求項1に記載の方法。 - 多くても1つの最短サイクルの一部となり得る1つの辺が、グラフの外側の境界にある1つの辺である、請求項3に記載の方法。
- 前記最短サイクルのリストを構成するステップが、反復処理であり、最短サイクルを見つけた後、グラフが、最短サイクルの一部であり且つ更なる最短サイクルの一部と成り得ない任意の辺を除去することにより減少され、その後、次の最短サイクルが決定される、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
- 前記最短サイクルのリストを構成するステップが、グラフに残存する辺がなくなった時に終了する、請求項5に記載の方法。
- 最短サイクルが、根元の頂点から他の頂点へと向う最短経路の全てを示す、最小スパニングツリーを構成することによって決定され、前記最小スパニングツリーが、グラフの頂点に関連付けられた変数で表わされる、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記フィールドを規定するステップが、
第1の領域を囲む第1の最短サイクルが、第1の領域よりも小さい第2の領域を囲む第2の最短サイクルを完全に含んでいるか否かをチェックし、
囲まれた前記第1の領域から、囲まれた前記第2の領域を差し引くことを含む、請求項1に記載の方法。 - 前記フィールドを規定するステップが、
リスト内の各最短サイクル毎に、囲まれた領域を決定し、
前記囲まれた領域のサイズに基づいて、最短サイクルのリストを区分けすることを含み、
区分けされたリストの順番で、最短サイクルに対応するフィールドに関し、任意の更なる画像処理が連続的に行なわれる、請求項1に記載の方法。 - 最短サイクルの任意の1つに対応するフィールドにおいて読む順番が検出されるとともに、前記読む順番に対応する方向で、フィールド内のフォアグラウンド成分が、テキストラインに結び付けられるさらなる処理ステップを含む、請求項9に記載の方法。
- ピクセルから成る画像を複数のフィールドに分割するためのコンピュータプログラム製品であって、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法をプロセッサに実行させるように、プログラムが動作するコンピュータプログラム製品。
- ピクセルから成る画像を、画像のレイアウト要素に対応する複数のフィールドに分割する装置であって、前記ピクセルが、画素の強度および/または色を示す値を有し、該分割する装置が、
画像を入力するための入力ユニット(91)と、
処理ユニット(94)とを備え、該処理ユニット(94)が、
画像内のバックグラウンド領域に基づいて、頂点と頂点同士を接続する辺とを有するグラフを構成するグラフ構成装置を含み、前記グラフの辺が、画像の領域の輪郭を協働して描くフィールドセパレータに対応し、該処理ユニット(94)がさらに、
1つの頂点からグラフの辺を介して同じ頂点に戻る閉じられた経路をグラフ内で決定する経路検出モジュールを含み、該経路が、前記頂点から前記頂点に戻る考えられる全ての閉じられた経路のうち辺の加重総和が最も小さく、さらに最短サイクルと呼ばれ、該処理ユニット(94)がさらに、
画像の少なくとも一部を協働して完全に網羅する連続する最短サイクルのリストを構成するリストモジュールと、
前記リストの最短サイクルを画像のフィールドとして規定するフィールド規定装置とを含む分割する装置。 - 前記処理ユニット(94)が、
辺の頂点間のユークリッド距離等の該辺の所定の特性に基づいて、該辺に対して加重を割り当てる加重割り当て装置をさらに備えている、請求項12に記載の装置。 - 分割後に、画像のフィールドを表示するディスプレイユニット(93)を備えている、請求項12に記載の装置。
- 前記リストモジュールが、
リスト上に含まれる最短サイクルの一部であり、且つ更なる最短サイクルの一部と成り得ない任意の辺をグラフから除去することと、
グラフに残存する辺がなくなった時にリストの構成を終了することとによって、
最短サイクルを繰り返し見つけるように構成されている、請求項12または13に記載の装置。
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