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JP2004285440A - Hcd・ubmsハイブリッドpvd法およびその装置 - Google Patents

Hcd・ubmsハイブリッドpvd法およびその装置 Download PDF

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JP2004285440A
JP2004285440A JP2003080560A JP2003080560A JP2004285440A JP 2004285440 A JP2004285440 A JP 2004285440A JP 2003080560 A JP2003080560 A JP 2003080560A JP 2003080560 A JP2003080560 A JP 2003080560A JP 2004285440 A JP2004285440 A JP 2004285440A
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ubms
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Hiroyuki Miura
弘幸 三浦
Ryoetsu Shindo
亮悦 進藤
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Daiwa Kogyo Co Ltd
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Daiwa Kogyo Co Ltd
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Abstract

【課題】3次元形状の鏡面仕上げされた金型や機械構造部品等のワークにドロップレットや異常放電による汚染や損傷がなく、平滑で被覆性、密着性に優れたPVD被膜を形成する方法およびその装置を提供すること。
【解決手段】図1に示すように、同一真空室1にHCDカソードとUBMSカソード6を立体的に配置し、3次元形状のワークに平滑で、被覆性に優れた被膜を形成できるようにした。
また、負電位の導電性ターゲットおよびワークに正電位を5〜50KHZでパルス状に印加することにより、異常放電を防止し、ドロップレット等の飛散粒子よる被膜の汚染やワークの損傷発生を防止できるようにした。
さらに、異常放電を防止しつつ、入射イオンエネルギーを任意に制御できるようにした。このことよりイオンミキシング効果やイオンアンカー効果の積極的利用が可能となり、密着強度に優れた成膜を得られる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、反応性雰囲気中で成膜するHCD法、UBMS法、スパッタ法およびPVD装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のPVD装置としては、反応性ガス中で、HCD法、スパッタ(含むUBMS)法、カソードアーク(マルチアーク)法等が知られているが、これらのプラズマ発生電源やバイアス印加電源は、主として直流電源が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
PVD成膜法は、現在、HCD法、カソードアーク法(マルチアーク法)、スパッタ法(含UBMS法)が主に用いられている。しかし、カソードアーク法(マルチアーク法)はカソード上で真空アーク放電によりプラズマを発生するシステムであるため、プラズマ発生と同じに金属の溶融した液滴いわゆるドロップレット(マクロパーティクル=直径1〜3μm前後の金属粒)の発生が伴う。そのため、カソードアーク法(マルチアーク法)による成膜では、鏡面仕上げされたワークがドロップレットに汚損され、その防止は困難である。
【0004】
UBMS法を含めたスパッタリングにおいて、従来の直流ドライブ方式では、反応性雰囲気中での成膜時にターゲット表面に絶縁物や高抵抗物が堆積し、そこに電荷の集中が起こるため異常放電(アーキング)が発生し、アーキングによるドロップレット(金属液滴)や飛散粒子がワークに付着し、鏡面仕上げされたワーク等は致命的欠陥となる。
【0005】
また、耐久性をもった被膜を形成させるためには成膜プロセス上、Arガス中でワークに直流高圧(−500〜−1000V)を印加し、ワーク表面をスパッタクリーニング(ボンバードメント)する工程は不可欠である。しかし、その際ワーク形状やワークからのアウトガス又は、ワーク上の高抵抗物質を起点とした異常放電(アーキング)が発生し、ワークに致命的な損傷を与える場合がある。
【0006】
HCD法は、ドロップレット等の無い平滑な被膜を得られる成膜法であるが、成膜金属を水冷ハース中で溶融し、プラズマを発生するシステムであるため、そのハースは成膜室の底面にしか配置できない。そのためプラズマ発生面から外れた部分への被覆性が劣る。さらに、放電システム的に融点が2300℃以下の金属しか使用できない。
【0007】
本発明は、かかる課題を解決するためのPVD法とその装置開発を目的としたものである。すなわち、装置の真空成膜室底面にはHCDカソードを、側面には高密度プラズマの発生可能なUBMSカソードを配置し、さらにワークを自公転させることにより被覆性の格段な向上を図り、また、ワークおよびUBMSカソードは、負電位に正電位を5〜50KHzでパルス状に印加することより異常放電(アーキング)を発生させずにイオンエネルギーを制御する方式を採用した。このことにより3次元形状の鏡面仕上げされた金型等のワークに高速で均一、かつ高品位、耐久性に優れたセラミックス被膜の成膜が可能である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
1. ドロップレットによるワーク汚損の解決手段
現在、PVD成膜法としては、カソードアーク法(マルチアーク法)、HCD法、スパッタ法(含UBMS法)が主に用いられている。カソードアーク法は、カソードの真空アーク放電で、プラズマを発生させるため、ドロップレットの発生を防止することは困難である。そこで、本発明のPVD装置は、ドロップレットが生じないHCD法とUBMS法を併用することによりワーク汚損を解決した。
【0009】
2. UBMSカソードの異常放電による被膜欠陥の解決手段
本発明のUBMSカソードスパッタ法は、反応ガス雰囲気中で、負電位の導電性ターゲットに正電位を5〜50KHzでパルス状に印加する。このことにより、カソードターゲット上に形成される絶縁物や高抵抗物質が誘電体として作用し、寄生コンデンサを形成し、電荷の集中・蓄積による異常放電に進行する前に、電荷の蓄積を正電位パルスで開放できるため、異常放電による被膜欠陥の発生を防止できる。なお、導電性ターゲットはTi、Cr、Al、Si、Zr、Hf、Mo、C、W、Nb又はこれらの合金とし、反応ガスは、N2、CH4、C2H2、O2、H2、He、Arのいずれか1つ又は2つ以上の混合ガスとしても良い。
【0010】
3. ワーク上での異常放電による損傷発生の解決手段
従来のPVD成膜におけるワークバイアスは、一般に直流負電位を印加する方式である。ボンバードメント(逆スパッタによるワーク表面のエッチング)あるいは、界面とのミキシングやアンカー効果による被膜の高い密着力を得るため、成膜初期に直流高圧(−400〜−1000V)を印加する。その際、ワーク形状効果やアウトガス又は、ワーク表面の高抵抗物質が寄生コンデンサを形成したりして、電荷の集中・蓄積による異常放電を発生し、ワークに致命的な損傷を与える場合がある。本発明は、負電位のワークに正電位を5〜50KHzでパルス状に印加することにより、上記課題を解決するものである。さらに異常放電が発生しないため、印加負電圧(イオン加速電圧)を従来手法より高くでき、高エネルギーイオンによるアンカー効果やミキシング作用を積極的に用い、200N以上の高い密着力を有する成膜が可能である。
【0011】
4. 3次元形状ワークに対する被覆性の解決手段
従来のHCD法は、ドロップレットのない高速成膜が可能な優れた成膜法である。しかし、成膜原料をホロカソード放電を用い、溶融し、蒸発物質を放電エネルギーでイオン化するシステムであるため、成膜原料を入れる水冷ハースの配置は真空成膜室底面に限定され、その結果、蒸発源(ハース)に正対した面に対する被覆性は優れるが、側面や面取部、段差部に対しての被覆性は劣る。本発明のハイブリットPVD装置は、固体導電性ターゲットから直接高密度プラズマの発生が可能なUBMSカソードを真空成膜室側面に、さらにHCDカソードを底面に配置し、負電位のワークおよびUBMSカソードに正電位を5〜50KHzでパルス状に印加し、ワークを自公転させることにより、上記課題を解決した装置である。
【0012】
5. 高融点成膜素材を用いた成膜の解決手段
従来のHCD法では、ホロカソード放電により水冷ハース中の成膜素材を溶融し、プラズマを発生させるシステムであるため、溶融可能な成膜素材は、Ti、Cr、Al、Si等の融点が2300℃以下の素材に限られていた。本発明のハイブリットPVD装置は、UBMSカソードを併用することにより、スパッタ作用により、C、W、のような融点が3000℃以上の素材も用いることが可能である。これらの単一組成、複合組成の成膜はもとより、両カソードの印加電力のコントロールにより、その組成比率も任意に調整可能である。なお、導電性ターゲットはTi、Cr、Al、B、Zr,Hf,Mo,Si、C、W、Nb又はこれらの合金とし、反応ガスは、N2、CH4、C2H2、H2、He、Arのいずれか1つ又は2つ以上の混合ガスとしても良い。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明のHCD・UBMSハイブリットPVD装置の概要を示す。
真空成膜室1を外部のクライオポンプ又は、ターボポンプ等の真空排気系2にバルブ3を介して接続し、真空成膜室1内の真空度調節を自在任意とするとともに、真空成膜室1内にワーク4(金型等)を自公転ワークホルダー5に取り付け、UBMSカソード6を真空成膜室1の側面に、HCDカソード7を真空成膜室1の底面に配置した。UBMSカソード6には、導電性ターゲットをクランプし、真空成膜室1内のターゲット19直近に、ガスボンベ等のガス供給源10よりスパッタガスをガス圧調節弁10aおよびガス導入管8を介して供給し、反応ガス9をガス圧調節弁9aを介して供給するように接続した。
【0014】
HCDカソード7には、カソード放電用Arガスをガス供給源11よりガス圧調節弁11aを介して供給するようにした。UBMSカソード6には、直流パルス電源12を接続し、負電位のUBMSカソード6に正電位を所定の周波数で、パルス状に印加できるようにした。また、HCDカソード7には、HCD電源17を接続し、負電位を印加するようにし、水冷ハース14には、HCD電源より正電位を印加し、水冷ハース中の蒸着原料金属とホロカソード放電ができるようにした。
【0015】
UBMSカソード6の背面に、非平衡磁場マグネトロンスパッタのためのマクネット18を取り付け、外周側をSmCo系強磁場、内周側をフェライト系弱磁場とし、アンバランスマグネトロンスパッタによる高密度プラズマを発生せるようにした。なお、UBMSカソード6は水冷とし、真空成膜室1は、シースヒータ16により、300℃までのベーキング処理をできるようにした。
【0016】
【実施例1】
初めに、真空成膜室1内のUBMSカソード6に導電性ターゲット19として、Ti製ターゲットをクランプした。次に、水冷ハース14にTiインゴットを入れ、自公転ワークホルダー5に洗浄済のワークを取り付けた。
続いて、真空成膜室1内を真空排気系2によりシースヒータで加熱しながら300℃、1.8×10−5Torrまで排気した後、真空成膜室1内のガス圧力が1.5×10−2Torrになるまで、Arガスをガス供給源11、ガス圧調節弁11aを介して導入した。
【0017】
次に自公転ワークホルダー5を介し、ワーク4に直流パルス電源13より、−3000Vを印加し、20分間Arボンバードを行い、ワーク4の表面汚れを除去した。その際、負電位のワーク4にパルス状に印加する正電位の印加時間は、5μsecとした。図2に、その時の波形モデルを示す。また、図3に負電位のワーク4に印加する正電位の周波数毎に異常放電の回数を測定した結果を示す。図3から明らかのように、周波数5KHzで、異常放電回数がほぼ0となり、周波数を5KHz以上にすると異常放電が発生しないことが判明した。
【0018】
【実施例2】
真空成膜室1内を2×10−3Torrの一定とし、ワーク4のバイアス電圧を成膜条件まで下げ、UBMSカソード6に導入管8を介してスパッタガス(Ar:N2=1:1)を導入し、出力を1KWの一定とした。この状態でUBMSカソード6に、パルス電源から周波数を変化させて、図2に示すパルス状に負電位に正電位を印加し、UBMSスパッタを行った。さらに、HCDカソード7よりホローカソード放電し、反応ガス調圧弁9aを介してN2ガスを導入しながらワーク4に窒化チタン(TiN)膜を形成した。なお、パルス状に印加する正電位の時間は、5μsecとした。その際のUBMSカソード6における異常放電回数をUBMSカソード6に印加する周波数毎に測定した結果を図4に示す。
図4から明らかのように、負電位に印加する正電位の周波数の増加に伴い,異常放電回数は減少し,周波数5KHz以上では、その回数は0となった。
【0019】
低圧力(10−2Torr前後)や反応性雰囲気中において、直流高電圧ボンバード(スパッタクリーニング)あるいは直流スパッタを行なう際、ワーク形状、ワークからのアウトガス、高抵抗物質の存在、高抵抗堆積物に起因する寄生コンデンサ形成による電荷の集中・蓄積からアーク放電による急激な電荷の放出と言う異常放電(アーキング)が発生する。その結果、ワークの損傷・汚損が生じることがある。しかし、本発明では、図3、4に示すように負電位に正電位をパルス状に印加するすることにより前記の電荷の集中・蓄積をパルス状(5μsec以下)に中和・開放することにより異常放電の発生を防止している。なお、異常放電は、ワーク形状、成膜装置、処理条件により変化するため、正電位のパルス幅、電圧などは、任意設定が可能で本実施例の条件に限定されない。
【0020】
また、UBMSカソードのターゲット金属は、Ti、Cr、Al、B、Zr、Hf、Mo、Si、W、Nb、C又は、これらの合金等で、さらにHCDハース投入物質は、Ti、Cr、Si,Al,B、Zr等で、反応ガスはN2、CH4、C2H2、O2、Ar、Heもしくはこれらの混合ガスとすることにより、セラミックス被膜は、TiN、CrN、TiAlN、TiSiN、AlCrN、c−BN等の窒化物系、TiCN、CrCN、TiAlCN、TiSiCN、AlCrCN等の炭窒化物系、TiC,CrC、SiC、DLC等の炭化物系まで、原料金属、反応ガスの組み合わせにより、耐摩耗性、耐食性、固体潤滑性等のトライボロジー特性に優れた被膜形成が可能である。
【0021】
図1では、UBMSカソード18に直流パルス電源から、負電位に一定の周波数で、正電位をパルス状に印加する電源の組み合わせとしたが、これに限定されるものではなく、13.56MHZの高周波パルス電源とすることにより、高密度パルス高周波プラズマによる成膜も可能である。この際、直流パルス電源13(バイアス側電源)には、ワークと電源の間にチョークコイル(L.P.F;ローパスフィルタ)を設け、直流電源の高周波からの保護を必要とする。
【0022】
【実施例3】
洗浄、乾燥済みのワーク4を真空成膜室1のワークホルダー5に取り付け、300℃、1.8×10−5Torrまでに脱ガス処理し、所定の条件にてArイオンボンバードを行った。その後、UBMSカソード6の電力を1KW、パルス正電位を5KHz、5μsec、HCDカソード7の放電条件を140A、25Vの一定とし、各々の成膜原料はTi、反応ガス9はN2、スパッタガス10は、N2とArの混合ガス(1:1)とし、ワーク4は自公転させ、ガス圧力2×10−3Torr、25分の条件で成膜を行なった。その際、HCDカソード7のみで成膜した場合と、HCDカソード7とUBMSカソード6を併用した場合のワーク4の側面部4bと正面部4aの膜厚測定結果を図5.図6に示す。
【0023】
HCDカソード7のみで成膜した場合、図5、図6に示すように、正面部4aの膜厚は2.6μmであるが、側面部は1.2μmと正面部4aの1/2以下であった。また、側面部の膜厚は、正面部に比較して1/2弱であり、側面部位、立ち上り部位、面取り部位を有する3次元形状の金型および部品の寿命に与える影響は大きいと考えられる。
【0024】
HCDカソード7とUBMSカソード6を併用し、前記条件にて成膜した場合、図5.図6から明らかのように、側面部4bの膜圧は2.7μmで、正面部4aとほぼ同様であった。このように本発明のHCD・UBMSハイブリッドPVD法(装置)は、優れた被覆性を有することが確認できた。また、得られた被膜の密着強度は、母材が超硬合金(V30)の場合200N、SKD11相当のダイス鋼の場合90N、平滑性は、21nm(Ra)と優れた値を示した。
【0025】
【発明の効果】
本発明のHCD・UBMSハイブリット法によるときは、反応性雰囲気中で、負電位のワークおよびUBMSカソードに正電位を一定の周波数でパルス状に印加しながら成膜を行うようにした。そのため、成膜プロセス中にワークおよびUBMSカソードでの電荷の集中・蓄積をパルス的に中和・開放し、異常放電(アーキング)を未然に防止することにより、ドロップレットや欠陥・損傷がなく、3次元的に均一な膜厚の被膜が高速に成膜できる効果がある。
【0026】
また、異常放電(アーキング)を積極的に防止できるため、逆スパッタによるワーク表面のクリーニング(ボンバードメント)の際の、印加電圧や初期成膜時の印加電圧を従来の−500〜−1000Vから−2000〜−4000Vまで上げることが可能である。そのため、入射するイオンエネルギーを500〜1000eVから2〜4倍の2000〜4000eVまで利用できることから、ワークと被膜界面でのイオンミキシング効果や、イオンアンカー効果を高め、従来のPVD被膜の密着強度70〜140Nレベルを大幅に上回る200N強の強固な被膜が得られる。
【0027】
さらに本発明のHCD・UBMSハイブリットPVD装置によるとき、3次元形状の精密・鏡面金型および機械部品等に、異常放電(アーキング)による汚損・損傷の無い、極めて平滑で被覆性に優れたセラミックス被膜を形成できるPVD装置を提供する効果がある。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のPVD法を実施するためのHCD・UBMSハイブリットPVD装置の概略図
【図2】図1の装置のUBMSカソードおよびワーク(金型、機械部品)に印加される電位のモデル図
【図3】本発明PVD法の実施例1におけるワークの逆スパッタによるクリーニング(Arイオンボンバード)時の周波数と異常放電回数の関係
【図4】本発明PVD法の実施例2におけるUBMSカソードによるスパッタ成膜時の周波数と異常放電回数の関係
【図5】本発明PVD法の実施例3における成膜条件とワーク側面部の膜厚の関係
【図6】本発明PVD法の実施例3における成膜条件とワーク正面部の膜厚の関係
【0029】
【符号の説明】
1. 真空成膜室
2. 真空排気系
3. 真空排気調圧弁
4. ワーク(金型、機械部品)
5. 自公転式ワークホルダー
6. UBMSカソード(スパッタ源)
7. HCDカソード
8. UBMSカソード放電ガス導入管
9. 反応ガスボンベ 9a反応ガス調圧弁
10.UBMSカソード放電用(Ar+N2)混合ガス
10a.UBMSカソード放電用(Ar+N2)混合ガス調圧弁
11.HCDカソード用およびボンバード用Arガス
11a.HCDカソード用およびボンバード用Arガス調圧弁
12.UBMSカソード放電用直流パルス電源
13.ワークボンバード、バイアス用直流パルス電源
14.HCDカソード用水冷ハース(蒸発プラズマ源)
15.シャッター
16.真空成膜室加熱用シースヒータ
17.HCD放電用直流電源
18.非平衡磁場マグネット
19.UBMSスパッタ用導電性ターゲット

Claims (4)

  1. 反応性雰囲気中で、PVD(Physical Vapor Deposition)にて成膜する際、同一真空成膜室内にHCD(Hollow Cathode Discharge)カソードおよびUBMS(Unbalaced Magnetron Sputter)カソードを有する成膜方法。
  2. 前記蒸着物質は、Ti、Cr、Al、B、Si、Zr、Hf、Mo、C、W、Nb又はこれらの合金であり、また反応ガスは、N2、NH3、H2、O2、CH4、C2H2およびAr、Heのいずれか1つ又は2つ以上の混合ガスであることを特徴とする請求事項1項に記載する方法。
  3. 真空成膜室にワークを取り付け、反応性雰囲気中でHCDカソードおよびUBMSカソードにより、ワーク上に被膜を形成する装置において、UBMSカソードおよびワークに対し、負電位に正電位を周波数5〜50KHzでパルス状に印加する電源を接続したことを特長とするPVD装置。
  4. 真空成膜にワークを取り付け、反応性雰囲気中でHCDカソードおよびUBMSカソードによりワーク上に被膜を形成する装置において、UBMSカソードに13.56MHzの高周波又は、1〜5KHzの高周波パルス電源を接続したことを特長とするPVD装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007009310A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Kobe Steel Ltd 非晶質炭素膜の成膜方法
US20090068450A1 (en) * 2005-07-15 2009-03-12 Wolf-Dieter Muenz Method and Apparatus for Multi-Cathode PVD Coating and Substrate with PVD Coating
CZ304905B6 (cs) * 2009-11-23 2015-01-14 Shm, S.R.O. Způsob vytváření PVD vrstev s pomocí rotační cylindrické katody a zařízení k provádění tohoto způsobu

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