JP2004280390A - Rf−idメディア及びrf−idメディアの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】アンテナとICチップとの間における導電性の低下を防止する。
【解決手段】アンテナ112の表面を不活性な貴金属からなる被覆薄膜117によって被覆し、アンテナ112の表面における酸化を防止する。
【選択図】 図1
【解決手段】アンテナ112の表面を不活性な貴金属からなる被覆薄膜117によって被覆し、アンテナ112の表面における酸化を防止する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICカード等のRF−IDメディア及びRF−IDメディアの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報化社会の進展に伴って、情報をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等が行われている。また、商品等に貼付されるラベルやタグに情報を記録し、このラベルやタグを用いての商品等の管理も行われている。
【0003】
このようなカードやラベル、あるいはタグを用いた情報管理においては、カードやラベル、タグに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うことが可能なICが搭載された非接触型ICカードや非接触型ICラベル、非接触型ICタグがその優れた利便性から急速な普及が進みつつある。
【0004】
図5は、一般的な非接触型ICタグの構造の一例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’部分における断面図である。
【0005】
本従来例における非接触型ICタグは図5に示すように、樹脂シート515上に、外部からの情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ511が接着剤516を介して搭載されるとともに、両端に設けられたパッド部において接続端子514を介してICチップ511と接続され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICチップ511に電流を供給し、ICチップ511に対する情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うためのコイル状の導電性を有するアンテナ512が形成されたインレット510と、インレット510のICチップ511が搭載された面に接着剤層550を介して積層され、ICチップ511及びアンテナ512を保護するとともに、その表面に情報が印字される表面シート520とから構成されている。
【0006】
上記のように構成された非接触型ICタグ500においては、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ512からICチップ511に電流が供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ511に情報が書き込まれたり、ICチップ511に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
【0007】
以下に、上述したような非接触型ICタグ500の製造方法について説明する。
【0008】
図6は、図5に示した非接触型ICタグ500の製造方法を説明するための図である。
【0009】
まず、樹脂シート515上に、エッチングや印刷等によって両端にパッド部を有するコイル形状のアンテナ512を形成する(図6(a))。なお、アンテナ512の材質としては、銅や銀、アルミニウム等が例として挙げられるが、アルミニウムを用いた場合、製造コストを削減することができる。
【0010】
次に、アンテナ512のICチップ511との接続部分となるパッド部にICチップ511の接続端子514が当接するように、導電粒子が含まれた接着剤516を介してICチップ511を樹脂シート515上に搭載する(図6(b))。ここで、ICチップ511の接続端子514においては、金、銀、あるいはパラジウム等の貴金属ベースから構成されている。
【0011】
次に、ICチップ511に対して樹脂シート515に向かう方向に所定の圧力をかけながら加熱することにより、ICチップ511と樹脂シート515とを接着剤516によって接着するとともに、ICチップ511の裏面に設けられた接続端子514を介してアンテナ512とICチップ511とを電気的に接続し、インレット510を完成させる(図6(c))。ここで、接着剤516においては、微小な導電粒子を含むものであって、接着剤516単体では導電性を有するものではなく、その導電粒子を介して接触するものどうしのみが導通することになるため、アンテナ512と接続端子514との間のみが導通することになる。
【0012】
その後、インレット510上に接着剤層550を介して表面シート520を積層し、非接触型ICタグ500を完成させる(図6(d))。
【0013】
上述した工程によって製造された非接触型ICタグ500においては、アンテナ512とICチップ511とがアンテナ512のパッド部とICチップ511の接続端子514において導電性の接着剤516を介して電気的に接続されることになるが、例えば、アンテナ512の材料としてアルミニウムを用いた場合、アルミニウムは活性度が高く酸化しやすいため、アンテナ512の表面が酸化してしまい、それにより、アンテナ512の表面の抵抗値が大きくなり、アンテナ512とICチップ511との導電性が低下してしまう虞れがある。特に、アルミニウムが高温多湿な環境下に放置されると、アルミニウムの表面の酸化物が増加し、抵抗値の増大によるアンテナ512とICモジュール511との間における接続不良が生じてしまう虞れがある。
【0014】
ここで、酸化防止機能を有する化合物を含む樹脂組成物によってアンテナ512を被覆し、それにより、アンテナ512の酸化防止を図る技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0015】
【特許文献1】
特開平11−306306号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように酸化防止機能を有する化合物を含む樹脂組成物によってアンテナを被覆し、それにより、アンテナの酸化防止を図るものにおいては、アンテナのICチップとの接続部分については、導電性を確保するために樹脂組成物によって被覆されておらず、そのため、上述したものと同様に、アンテナのICチップとの接続部分が酸化してしまい、それにより、アンテナとICチップとの導電性が低下してしまう虞れがある。
【0017】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、アンテナとICチップとの間における導電性の低下を防止することができるRF−IDメディア及びRF−IDメディアの製造方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
ベースシート上に、導電性を有するアンテナが形成されるとともに、前記アンテナと接続されるための接続端子を有し、少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが、前記接続端子によって前記アンテナと接続されるように前記ベースシート上に搭載されてなるベース基材を少なくとも具備し、前記アンテナを介して前記ICチップに対する情報の読み出しが非接触状態にて行われるRF−IDメディアにおいて、
前記アンテナは、不活性な貴金属からなる材料によって被覆されていることを特徴とする。
【0019】
また、前記アンテナは、前記接続端子と接続される領域のみが前記不活性な貴金属からなる材料によって被覆されていることを特徴とする。
【0020】
また、前記アンテナと前記不活性な貴金属からなる材料との間に、前記アンテナを構成する材料と前記不活性な貴金属からなる材料とから構成される共晶層を有することを特徴とする。
【0021】
また、ベースシート上に、導電性を有するアンテナが形成されるとともに、前記アンテナと接続されるための接続端子を有し、少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが、前記接続端子によって前記アンテナと接続されるように前記ベースシート上に搭載されてなるベース基材を少なくとも具備し、前記アンテナを介して前記ICチップに対する情報の読み出しが非接触状態にて行われるRF−IDメディアの製造方法であって、
前記ベースシート上に前記アンテナを形成する工程と、
前記アンテナを不活性な貴金属からなる材料によって被覆する工程と、
前記接続端子と前記アンテナとが前記不活性な貴金属からなる材料を介して接続されるように前記ベースシート上に前記ICチップを搭載する工程と、
前記ベースシート上に搭載された前記ICチップに対して前記ベースシートに向かう方向に圧力をかけることにより前記接続端子と前記アンテナとを前記不活性な貴金属からなる材料を介して接続する工程とを有することを特徴とする。
【0022】
また、ベースシート上に、導電性を有するアンテナが形成されるとともに、前記アンテナと接続されるための接続端子を有し、情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップが、前記接続端子によって前記アンテナと接続されるように前記ベースシート上に搭載されてなるベース基材を少なくとも具備し、前記アンテナを介して前記ICチップに対する情報の書き込み及び読み出しが非接触状態にて行われるRF−IDメディアの製造方法であって、
前記ベースシート上に前記アンテナを形成する工程と、
前記アンテナのうち前記接続端子と接続される領域のみを不活性な貴金属からなる材料によって被覆する工程と、
前記接続端子と前記アンテナとが前記不活性な貴金属からなる材料を介して接続されるように前記ベースシート上に前記ICチップを搭載する工程と、
前記ベースシート上に搭載された前記ICチップに対して前記ベースシートに向かう方向に圧力をかけることにより前記接続端子と前記アンテナとを前記不活性な貴金属からなる材料を介して接続する工程とを有することを特徴とする。
【0023】
また、前記アンテナを前記不活性な貴金属からなる材料によって被覆した後に、アニール処理によって前記アンテナと前記不活性な貴金属からなる材料との間に前記アンテナを構成する材料と前記不活性な貴金属からなる材料とから構成される共晶層を形成する工程と有することを特徴とする。
【0024】
(作用)
上記のように構成された本発明においては、アンテナが不活性な貴金属からなる材料によって被覆されているため、アンテナの表面が酸化してしまうことが防止される。ここで、アンテナの表面が酸化した場合、アンテナの表面の抵抗値が大きくなり、それにより、アンテナと該アンテナと接続される接続端子との間における導電性が低下してしまう。そこで、本発明のように、アンテナが不活性な貴金属からなる材料によって被覆されており、アンテナとICチップの接続端子とがこの不活性な貴金属からなる材料を介して接続されるように構成することにより、アンテナの表面が酸化することが防止され、アンテナと接続端子との導電性が低下することがなくなり、それにより、アンテナとICチップとの導電性の低下を防止することができる。また、アンテナを構成する材料としてアルミニウムを用いた場合、製造コストを低減することができるが、アルミニウムは活性度が高いことにより表面が酸化しやすい。そこで、本発明のように、アンテナの表面が酸化してしまうことを防止することができるような構成とすることにより、製造コストを低減することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0026】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の非接触型ICタグの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’部分における断面図である。
【0027】
本形態は図1に示すように、ベースシートである樹脂シート115上に、外部からの情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ111が接着剤116を介して搭載されるとともに、両端に設けられたパッド部において接続端子114を介してICチップ111と接続され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICチップ111に電流を供給し、ICチップ111に対する情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うためのコイル状の導電性を有するアンテナ112が形成され、さらに、アンテナ112上にめっき等の方法によって不活性な貴金属からなる被覆薄膜117が形成されたインレット110と、インレット110のICチップ111が搭載された面に接着剤層150を介して積層され、ICチップ111及びアンテナ112を保護するとともに、その表面に情報が印字される表面シート120とから構成されている。
【0028】
上記のように構成された非接触型ICタグ100においては、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ112からICチップ111に電流が供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ111に情報が書き込まれたり、ICチップ111に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
【0029】
以下に、上述したような非接触型ICタグ100の製造方法について説明する。
【0030】
図2は、図1に示した非接触型ICタグ100の製造方法を説明するための図である。
【0031】
まず、樹脂シート115上に、銅や銀、あるいはアルミニウムからなり、両端にパッド部を有するコイル形状のアンテナ112を形成する(図2(a))。なお、アンテナ112の形成方法としては、アンテナ112を銅から形成する場合は、エッチングや印刷等の方法が考えられ、また、アンテナ112を銀から形成する場合は、銀ペーストのスクリーン印刷等の方法が考えられる。また、アンテナ112をアルミニウムから形成する場合は、樹脂シート115上にアルミニウム箔を接着剤で接着した後、フォトレジスト塗布−露光現象を用いて形成する方法や、樹脂シート115上にてアルミニウムワイヤーをコイル状に配置し、その後、アンテナ112のパッド部となるコイル状のアルミニウムワイヤーの両端を圧延することによりアンテナ112を形成する方法等が考えられる。また、アンテナ112の材質としてアルミニウムを用いた場合は、製造コストを削減することができる。
【0032】
次に、めっき等の方法によって、アンテナ112上に、金、銀、あるいはパラジウム等の不活性な貴金属等からなる被覆薄膜117を形成する(図2(b))。この被覆薄膜117は、例えば、ニッケルを下地とした一般的な亜鉛置換タイプの電気ニッケル−金めっき法等によって形成されるが、ニッケルのみから構成してもよい。また、アンテナ112上に金ワイヤーを配置して圧延することによって形成することも考えられる。また、アンテナ112をアルミニウムから形成し、その形成方法として、樹脂シート115上にてアルミニウムワイヤーをコイル状に配置し、その後、アンテナ112のパッド部となるコイル状のアルミニウムワイヤーの両端を圧延することによりアンテナ112を形成する場合は、圧延前のアルミニウムワイヤーに金箔を巻きつけ、金箔が巻きつけられたアルミニウムワイヤーにおけるアンテナ112のパッド部となる両端を圧延することによりアンテナ112を被覆薄膜117によって被覆することが考えられる。
【0033】
この状態において、アンテナ112上に被覆薄膜117が形成された樹脂シート115を、窒素等の不活性ガス雰囲気中において過熱アニール処理すると、アンテナ112と被覆薄膜117との間に、アンテナ112を構成する材料の結晶と被覆薄膜117を構成する材料の結晶とが融合してなる共晶層が形成される。
【0034】
次に、アンテナ112のICチップ111との接続部分となるパッド部に形成された被覆薄膜117にICチップ111の接続端子114が当接するように、導電粒子が含まれた接着剤116を介してICチップ111を樹脂シート115上に搭載する(図2(c))。ここで、ICチップ111の接続端子114においては、金、銀、あるいはパラジウム等の貴金属ベースから構成されている。
【0035】
次に、ICチップ111に対して樹脂シート115に向かう方向に所定の圧力をかけながら加熱することにより、ICチップ111と樹脂シート115とを接着剤116によって接着するとともに、ICチップ111の裏面に設けられた接続端子114及びアンテナ112上に形成された被覆薄膜117を介してアンテナ112とICチップ111とを電気的に接続し、インレット110を完成させる(図2(d))。ここで、接着剤116においては、微小な導電粒子を含むものであって、接着剤116単体では導電性を有するものではなく、その導電粒子を介して接触するものどうしのみが導通することになるため、被覆薄膜117を介してアンテナ112と接続端子114との間のみが導通することになる。
【0036】
その後、インレット110上に接着剤層150を介して表面シート120を積層し、非接触型ICタグ100を完成させる(図2(e))。
【0037】
上述した工程にて製造された非接触型ICタグ100においては、アンテナ112が不活性な貴金属からなる被覆薄膜117によって被覆されているため、アンテナ112の表面が酸化することがなくなり、それにより、アンテナ112とICチップ111との間における導電性の低下を防止することができる。特に、例えば、アンテナ112に活性度の高いアルミニウム等を用いた場合においても、アンテナ112の表面の酸化を防止することができるため、製造コストを低減することができる。
【0038】
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の非接触型ICタグの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’部分における断面図である。
【0039】
本形態は図3に示すように、ベースシートである樹脂シート215上に、外部からの情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ211が接着剤216を介して搭載されるとともに、両端に設けられたパッド部において接続端子214を介してICチップ211と接続され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICチップ211に電流を供給し、ICチップ211に対する情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うためのコイル状の導電性を有するアンテナ212が形成され、さらに、アンテナ212上の接続端子214と接続される領域となるパッド部のみに不活性な貴金属からなる被覆薄膜217が設けられたインレット210と、インレット210のICチップ211が搭載された面に接着剤層250を介して積層され、ICチップ211及びアンテナ212を保護するとともに、その表面に情報が印字される表面シート220とから構成されている。
【0040】
上記のように構成された非接触型ICタグ200においては、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ212からICチップ211に電流が供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ211に情報が書き込まれたり、ICチップ211に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
【0041】
以下に、上述したような非接触型ICタグ200の製造方法について説明する。
【0042】
図4は、図3に示した非接触型ICタグ200の製造方法を説明するための図である。
【0043】
まず、樹脂シート215上に、銅や銀、あるいはアルミニウムからなり、両端にパッド部を有するコイル形状のアンテナ212を形成する(図4(a))。なお、アンテナ212の形成方法としては、アンテナ212を銅から形成する場合は、エッチングや印刷等の方法が考えられ、また、アンテナ212を銀から形成する場合は、銀ペーストのスクリーン印刷等の方法が考えられる。また、アンテナ212をアルミニウムから形成する場合は、樹脂シート215上にアルミニウム箔を接着剤で接着した後、フォトレジスト塗布−露光現象を用いて形成する方法や、樹脂シート215上にてアルミニウムワイヤーをコイル状に配置し、その後、アンテナ212のパッド部となるコイル状のアルミニウムワイヤーの両端を圧延することによりアンテナ212を形成する方法等が考えられる。また、アンテナ212の材質としてアルミニウムを用いた場合は、製造コストを削減することができる。
【0044】
次に、アンテナ212上の接続端子214と接続される領域となるアンテナ212のパッド部に、金、銀、あるいはパラジウム等の不活性な貴金属等からなる被覆薄膜217を形成する(図4(b))。この被覆薄膜217の形成は、例えば、アンテナ212のパッド部上に金箔を配置することや、アンテナ212のパッド部上に金ボールを配置して圧延すること等によって形成することが考えられる。
【0045】
この状態において、アンテナ212のパッド部上に被覆薄膜217が形成された樹脂シート215を、窒素等の不活性ガス雰囲気中において過熱アニール処理すると、アンテナ212と被覆薄膜217との間に、アンテナ212を構成する材料の結晶と被覆薄膜217を構成する材料の結晶とが融合してなる共晶層が形成される。
【0046】
次に、アンテナ212のパッド部上に形成された被覆薄膜217にICチップ211の接続端子214が当接するように、導電粒子が含まれた接着剤216を介してICチップ211を樹脂シート215上に搭載する(図4(c))。ここで、ICチップ211の接続端子214においては、金、銀、あるいはパラジウム等の貴金属ベースから構成されている。
【0047】
次に、ICチップ211に対して樹脂シート215に向かう方向に所定の圧力をかけながら加熱することにより、ICチップ211と樹脂シート215とを接着剤216によって接着するとともに、ICチップ211の裏面に設けられた接続端子214及びアンテナ212のパッド部上に形成された被覆薄膜217を介してアンテナ212とICチップ211とを電気的に接続し、インレット210を完成させる(図4(d))。ここで、接着剤216においては、微小な導電粒子を含むものであって、接着剤216単体では導電性を有するものではなく、その導電粒子を介して接触するものどうしのみが導通することになるため、被覆薄膜217を介してアンテナ212と接続端子214との間のみが導通することになる。
【0048】
その後、インレット210上に接着剤層250を介して表面シート220を積層し、非接触型ICタグ200を完成させる(図4(e))。
【0049】
上述した工程にて製造された非接触型ICタグ200においては、アンテナ212の接続端子214と接続される領域となるパッド部が不活性な貴金属からなる被覆薄膜217によって被覆されているため、アンテナ212の表面のうち接続端子214と接続される領域となるパッド部が酸化することがなくなり、それにより、アンテナ212とICチップ211との間における導電性の低下を防止することができる。特に、例えば、アンテナ212に活性度の高いアルミニウム等を用いた場合においても、アンテナ212の接続端子214と接続される領域となるパッド部の酸化を防止することができるため、製造コストを低減することができる。
【0050】
なお、上述した実施の形態においては、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なRF−IDメディアとして非接触型ICタグを例に挙げて説明したが、本発明は、情報の読み出しのみが可能なICチップが搭載されたものについても同様の効果を有し、さらには、非接触型ICタグに限らず、非接触型ICラベルや非接触型ICカード等、ICチップが接続端子を介してアンテナと接続されるように搭載されたインレットを含んで構成されるものであれば適用することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、ベースシート上に、導電性を有するアンテナが形成されるとともに、アンテナと接続されるための接続端子を有し、少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが、接続端子によってアンテナと接続されるようにベースシート上に搭載されてなるベース基材を少なくとも具備し、アンテナを介してICチップに対する情報の読み出しが非接触状態にて行われるRF−IDメディアにおいて、アンテナが、不活性な貴金属からなる材料によって被覆されている構成としたため、アンテナとICチップとの間における導電性の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触型ICタグの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’部分における断面図である。
【図2】図1に示した非接触型ICタグの製造方法を説明するための図である。
【図3】本発明の非接触型ICタグの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’部分における断面図である。
【図4】図3に示した非接触型ICタグの製造方法を説明するための図である。
【図5】一般的な非接触型ICタグの構造の一例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’部分における断面図である。
【図6】図5に示した非接触型ICタグの製造方法を説明するための図である。
【符号の説明】
100,200 非接触型ICタグ
110,200 インレット
111,211 ICチップ
112,212 アンテナ
114,214 接続端子
115,215 樹脂シート
116,216 接着剤
117,217 被覆薄膜
120,220 表面シート
150,250 接着剤層
【発明の属する技術分野】
本発明は、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICカード等のRF−IDメディア及びRF−IDメディアの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報化社会の進展に伴って、情報をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等が行われている。また、商品等に貼付されるラベルやタグに情報を記録し、このラベルやタグを用いての商品等の管理も行われている。
【0003】
このようなカードやラベル、あるいはタグを用いた情報管理においては、カードやラベル、タグに対して非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うことが可能なICが搭載された非接触型ICカードや非接触型ICラベル、非接触型ICタグがその優れた利便性から急速な普及が進みつつある。
【0004】
図5は、一般的な非接触型ICタグの構造の一例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’部分における断面図である。
【0005】
本従来例における非接触型ICタグは図5に示すように、樹脂シート515上に、外部からの情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ511が接着剤516を介して搭載されるとともに、両端に設けられたパッド部において接続端子514を介してICチップ511と接続され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICチップ511に電流を供給し、ICチップ511に対する情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うためのコイル状の導電性を有するアンテナ512が形成されたインレット510と、インレット510のICチップ511が搭載された面に接着剤層550を介して積層され、ICチップ511及びアンテナ512を保護するとともに、その表面に情報が印字される表面シート520とから構成されている。
【0006】
上記のように構成された非接触型ICタグ500においては、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ512からICチップ511に電流が供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ511に情報が書き込まれたり、ICチップ511に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
【0007】
以下に、上述したような非接触型ICタグ500の製造方法について説明する。
【0008】
図6は、図5に示した非接触型ICタグ500の製造方法を説明するための図である。
【0009】
まず、樹脂シート515上に、エッチングや印刷等によって両端にパッド部を有するコイル形状のアンテナ512を形成する(図6(a))。なお、アンテナ512の材質としては、銅や銀、アルミニウム等が例として挙げられるが、アルミニウムを用いた場合、製造コストを削減することができる。
【0010】
次に、アンテナ512のICチップ511との接続部分となるパッド部にICチップ511の接続端子514が当接するように、導電粒子が含まれた接着剤516を介してICチップ511を樹脂シート515上に搭載する(図6(b))。ここで、ICチップ511の接続端子514においては、金、銀、あるいはパラジウム等の貴金属ベースから構成されている。
【0011】
次に、ICチップ511に対して樹脂シート515に向かう方向に所定の圧力をかけながら加熱することにより、ICチップ511と樹脂シート515とを接着剤516によって接着するとともに、ICチップ511の裏面に設けられた接続端子514を介してアンテナ512とICチップ511とを電気的に接続し、インレット510を完成させる(図6(c))。ここで、接着剤516においては、微小な導電粒子を含むものであって、接着剤516単体では導電性を有するものではなく、その導電粒子を介して接触するものどうしのみが導通することになるため、アンテナ512と接続端子514との間のみが導通することになる。
【0012】
その後、インレット510上に接着剤層550を介して表面シート520を積層し、非接触型ICタグ500を完成させる(図6(d))。
【0013】
上述した工程によって製造された非接触型ICタグ500においては、アンテナ512とICチップ511とがアンテナ512のパッド部とICチップ511の接続端子514において導電性の接着剤516を介して電気的に接続されることになるが、例えば、アンテナ512の材料としてアルミニウムを用いた場合、アルミニウムは活性度が高く酸化しやすいため、アンテナ512の表面が酸化してしまい、それにより、アンテナ512の表面の抵抗値が大きくなり、アンテナ512とICチップ511との導電性が低下してしまう虞れがある。特に、アルミニウムが高温多湿な環境下に放置されると、アルミニウムの表面の酸化物が増加し、抵抗値の増大によるアンテナ512とICモジュール511との間における接続不良が生じてしまう虞れがある。
【0014】
ここで、酸化防止機能を有する化合物を含む樹脂組成物によってアンテナ512を被覆し、それにより、アンテナ512の酸化防止を図る技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
【0015】
【特許文献1】
特開平11−306306号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように酸化防止機能を有する化合物を含む樹脂組成物によってアンテナを被覆し、それにより、アンテナの酸化防止を図るものにおいては、アンテナのICチップとの接続部分については、導電性を確保するために樹脂組成物によって被覆されておらず、そのため、上述したものと同様に、アンテナのICチップとの接続部分が酸化してしまい、それにより、アンテナとICチップとの導電性が低下してしまう虞れがある。
【0017】
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、アンテナとICチップとの間における導電性の低下を防止することができるRF−IDメディア及びRF−IDメディアの製造方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、
ベースシート上に、導電性を有するアンテナが形成されるとともに、前記アンテナと接続されるための接続端子を有し、少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが、前記接続端子によって前記アンテナと接続されるように前記ベースシート上に搭載されてなるベース基材を少なくとも具備し、前記アンテナを介して前記ICチップに対する情報の読み出しが非接触状態にて行われるRF−IDメディアにおいて、
前記アンテナは、不活性な貴金属からなる材料によって被覆されていることを特徴とする。
【0019】
また、前記アンテナは、前記接続端子と接続される領域のみが前記不活性な貴金属からなる材料によって被覆されていることを特徴とする。
【0020】
また、前記アンテナと前記不活性な貴金属からなる材料との間に、前記アンテナを構成する材料と前記不活性な貴金属からなる材料とから構成される共晶層を有することを特徴とする。
【0021】
また、ベースシート上に、導電性を有するアンテナが形成されるとともに、前記アンテナと接続されるための接続端子を有し、少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが、前記接続端子によって前記アンテナと接続されるように前記ベースシート上に搭載されてなるベース基材を少なくとも具備し、前記アンテナを介して前記ICチップに対する情報の読み出しが非接触状態にて行われるRF−IDメディアの製造方法であって、
前記ベースシート上に前記アンテナを形成する工程と、
前記アンテナを不活性な貴金属からなる材料によって被覆する工程と、
前記接続端子と前記アンテナとが前記不活性な貴金属からなる材料を介して接続されるように前記ベースシート上に前記ICチップを搭載する工程と、
前記ベースシート上に搭載された前記ICチップに対して前記ベースシートに向かう方向に圧力をかけることにより前記接続端子と前記アンテナとを前記不活性な貴金属からなる材料を介して接続する工程とを有することを特徴とする。
【0022】
また、ベースシート上に、導電性を有するアンテナが形成されるとともに、前記アンテナと接続されるための接続端子を有し、情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップが、前記接続端子によって前記アンテナと接続されるように前記ベースシート上に搭載されてなるベース基材を少なくとも具備し、前記アンテナを介して前記ICチップに対する情報の書き込み及び読み出しが非接触状態にて行われるRF−IDメディアの製造方法であって、
前記ベースシート上に前記アンテナを形成する工程と、
前記アンテナのうち前記接続端子と接続される領域のみを不活性な貴金属からなる材料によって被覆する工程と、
前記接続端子と前記アンテナとが前記不活性な貴金属からなる材料を介して接続されるように前記ベースシート上に前記ICチップを搭載する工程と、
前記ベースシート上に搭載された前記ICチップに対して前記ベースシートに向かう方向に圧力をかけることにより前記接続端子と前記アンテナとを前記不活性な貴金属からなる材料を介して接続する工程とを有することを特徴とする。
【0023】
また、前記アンテナを前記不活性な貴金属からなる材料によって被覆した後に、アニール処理によって前記アンテナと前記不活性な貴金属からなる材料との間に前記アンテナを構成する材料と前記不活性な貴金属からなる材料とから構成される共晶層を形成する工程と有することを特徴とする。
【0024】
(作用)
上記のように構成された本発明においては、アンテナが不活性な貴金属からなる材料によって被覆されているため、アンテナの表面が酸化してしまうことが防止される。ここで、アンテナの表面が酸化した場合、アンテナの表面の抵抗値が大きくなり、それにより、アンテナと該アンテナと接続される接続端子との間における導電性が低下してしまう。そこで、本発明のように、アンテナが不活性な貴金属からなる材料によって被覆されており、アンテナとICチップの接続端子とがこの不活性な貴金属からなる材料を介して接続されるように構成することにより、アンテナの表面が酸化することが防止され、アンテナと接続端子との導電性が低下することがなくなり、それにより、アンテナとICチップとの導電性の低下を防止することができる。また、アンテナを構成する材料としてアルミニウムを用いた場合、製造コストを低減することができるが、アルミニウムは活性度が高いことにより表面が酸化しやすい。そこで、本発明のように、アンテナの表面が酸化してしまうことを防止することができるような構成とすることにより、製造コストを低減することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0026】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の非接触型ICタグの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’部分における断面図である。
【0027】
本形態は図1に示すように、ベースシートである樹脂シート115上に、外部からの情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ111が接着剤116を介して搭載されるとともに、両端に設けられたパッド部において接続端子114を介してICチップ111と接続され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICチップ111に電流を供給し、ICチップ111に対する情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うためのコイル状の導電性を有するアンテナ112が形成され、さらに、アンテナ112上にめっき等の方法によって不活性な貴金属からなる被覆薄膜117が形成されたインレット110と、インレット110のICチップ111が搭載された面に接着剤層150を介して積層され、ICチップ111及びアンテナ112を保護するとともに、その表面に情報が印字される表面シート120とから構成されている。
【0028】
上記のように構成された非接触型ICタグ100においては、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ112からICチップ111に電流が供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ111に情報が書き込まれたり、ICチップ111に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
【0029】
以下に、上述したような非接触型ICタグ100の製造方法について説明する。
【0030】
図2は、図1に示した非接触型ICタグ100の製造方法を説明するための図である。
【0031】
まず、樹脂シート115上に、銅や銀、あるいはアルミニウムからなり、両端にパッド部を有するコイル形状のアンテナ112を形成する(図2(a))。なお、アンテナ112の形成方法としては、アンテナ112を銅から形成する場合は、エッチングや印刷等の方法が考えられ、また、アンテナ112を銀から形成する場合は、銀ペーストのスクリーン印刷等の方法が考えられる。また、アンテナ112をアルミニウムから形成する場合は、樹脂シート115上にアルミニウム箔を接着剤で接着した後、フォトレジスト塗布−露光現象を用いて形成する方法や、樹脂シート115上にてアルミニウムワイヤーをコイル状に配置し、その後、アンテナ112のパッド部となるコイル状のアルミニウムワイヤーの両端を圧延することによりアンテナ112を形成する方法等が考えられる。また、アンテナ112の材質としてアルミニウムを用いた場合は、製造コストを削減することができる。
【0032】
次に、めっき等の方法によって、アンテナ112上に、金、銀、あるいはパラジウム等の不活性な貴金属等からなる被覆薄膜117を形成する(図2(b))。この被覆薄膜117は、例えば、ニッケルを下地とした一般的な亜鉛置換タイプの電気ニッケル−金めっき法等によって形成されるが、ニッケルのみから構成してもよい。また、アンテナ112上に金ワイヤーを配置して圧延することによって形成することも考えられる。また、アンテナ112をアルミニウムから形成し、その形成方法として、樹脂シート115上にてアルミニウムワイヤーをコイル状に配置し、その後、アンテナ112のパッド部となるコイル状のアルミニウムワイヤーの両端を圧延することによりアンテナ112を形成する場合は、圧延前のアルミニウムワイヤーに金箔を巻きつけ、金箔が巻きつけられたアルミニウムワイヤーにおけるアンテナ112のパッド部となる両端を圧延することによりアンテナ112を被覆薄膜117によって被覆することが考えられる。
【0033】
この状態において、アンテナ112上に被覆薄膜117が形成された樹脂シート115を、窒素等の不活性ガス雰囲気中において過熱アニール処理すると、アンテナ112と被覆薄膜117との間に、アンテナ112を構成する材料の結晶と被覆薄膜117を構成する材料の結晶とが融合してなる共晶層が形成される。
【0034】
次に、アンテナ112のICチップ111との接続部分となるパッド部に形成された被覆薄膜117にICチップ111の接続端子114が当接するように、導電粒子が含まれた接着剤116を介してICチップ111を樹脂シート115上に搭載する(図2(c))。ここで、ICチップ111の接続端子114においては、金、銀、あるいはパラジウム等の貴金属ベースから構成されている。
【0035】
次に、ICチップ111に対して樹脂シート115に向かう方向に所定の圧力をかけながら加熱することにより、ICチップ111と樹脂シート115とを接着剤116によって接着するとともに、ICチップ111の裏面に設けられた接続端子114及びアンテナ112上に形成された被覆薄膜117を介してアンテナ112とICチップ111とを電気的に接続し、インレット110を完成させる(図2(d))。ここで、接着剤116においては、微小な導電粒子を含むものであって、接着剤116単体では導電性を有するものではなく、その導電粒子を介して接触するものどうしのみが導通することになるため、被覆薄膜117を介してアンテナ112と接続端子114との間のみが導通することになる。
【0036】
その後、インレット110上に接着剤層150を介して表面シート120を積層し、非接触型ICタグ100を完成させる(図2(e))。
【0037】
上述した工程にて製造された非接触型ICタグ100においては、アンテナ112が不活性な貴金属からなる被覆薄膜117によって被覆されているため、アンテナ112の表面が酸化することがなくなり、それにより、アンテナ112とICチップ111との間における導電性の低下を防止することができる。特に、例えば、アンテナ112に活性度の高いアルミニウム等を用いた場合においても、アンテナ112の表面の酸化を防止することができるため、製造コストを低減することができる。
【0038】
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の非接触型ICタグの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’部分における断面図である。
【0039】
本形態は図3に示すように、ベースシートである樹脂シート215上に、外部からの情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップ211が接着剤216を介して搭載されるとともに、両端に設けられたパッド部において接続端子214を介してICチップ211と接続され、外部に設けられた情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導によりICチップ211に電流を供給し、ICチップ211に対する情報の書き込み及び読み出しを非接触状態にて行うためのコイル状の導電性を有するアンテナ212が形成され、さらに、アンテナ212上の接続端子214と接続される領域となるパッド部のみに不活性な貴金属からなる被覆薄膜217が設けられたインレット210と、インレット210のICチップ211が搭載された面に接着剤層250を介して積層され、ICチップ211及びアンテナ212を保護するとともに、その表面に情報が印字される表面シート220とから構成されている。
【0040】
上記のように構成された非接触型ICタグ200においては、外部に設けられた情報書込/読出装置に近接させることにより、情報書込/読出装置からの電磁誘導によりアンテナ212からICチップ211に電流が供給され、それにより、非接触状態において、情報書込/読出装置からICチップ211に情報が書き込まれたり、ICチップ211に書き込まれた情報が情報書込/読出装置にて読み出されたりする。
【0041】
以下に、上述したような非接触型ICタグ200の製造方法について説明する。
【0042】
図4は、図3に示した非接触型ICタグ200の製造方法を説明するための図である。
【0043】
まず、樹脂シート215上に、銅や銀、あるいはアルミニウムからなり、両端にパッド部を有するコイル形状のアンテナ212を形成する(図4(a))。なお、アンテナ212の形成方法としては、アンテナ212を銅から形成する場合は、エッチングや印刷等の方法が考えられ、また、アンテナ212を銀から形成する場合は、銀ペーストのスクリーン印刷等の方法が考えられる。また、アンテナ212をアルミニウムから形成する場合は、樹脂シート215上にアルミニウム箔を接着剤で接着した後、フォトレジスト塗布−露光現象を用いて形成する方法や、樹脂シート215上にてアルミニウムワイヤーをコイル状に配置し、その後、アンテナ212のパッド部となるコイル状のアルミニウムワイヤーの両端を圧延することによりアンテナ212を形成する方法等が考えられる。また、アンテナ212の材質としてアルミニウムを用いた場合は、製造コストを削減することができる。
【0044】
次に、アンテナ212上の接続端子214と接続される領域となるアンテナ212のパッド部に、金、銀、あるいはパラジウム等の不活性な貴金属等からなる被覆薄膜217を形成する(図4(b))。この被覆薄膜217の形成は、例えば、アンテナ212のパッド部上に金箔を配置することや、アンテナ212のパッド部上に金ボールを配置して圧延すること等によって形成することが考えられる。
【0045】
この状態において、アンテナ212のパッド部上に被覆薄膜217が形成された樹脂シート215を、窒素等の不活性ガス雰囲気中において過熱アニール処理すると、アンテナ212と被覆薄膜217との間に、アンテナ212を構成する材料の結晶と被覆薄膜217を構成する材料の結晶とが融合してなる共晶層が形成される。
【0046】
次に、アンテナ212のパッド部上に形成された被覆薄膜217にICチップ211の接続端子214が当接するように、導電粒子が含まれた接着剤216を介してICチップ211を樹脂シート215上に搭載する(図4(c))。ここで、ICチップ211の接続端子214においては、金、銀、あるいはパラジウム等の貴金属ベースから構成されている。
【0047】
次に、ICチップ211に対して樹脂シート215に向かう方向に所定の圧力をかけながら加熱することにより、ICチップ211と樹脂シート215とを接着剤216によって接着するとともに、ICチップ211の裏面に設けられた接続端子214及びアンテナ212のパッド部上に形成された被覆薄膜217を介してアンテナ212とICチップ211とを電気的に接続し、インレット210を完成させる(図4(d))。ここで、接着剤216においては、微小な導電粒子を含むものであって、接着剤216単体では導電性を有するものではなく、その導電粒子を介して接触するものどうしのみが導通することになるため、被覆薄膜217を介してアンテナ212と接続端子214との間のみが導通することになる。
【0048】
その後、インレット210上に接着剤層250を介して表面シート220を積層し、非接触型ICタグ200を完成させる(図4(e))。
【0049】
上述した工程にて製造された非接触型ICタグ200においては、アンテナ212の接続端子214と接続される領域となるパッド部が不活性な貴金属からなる被覆薄膜217によって被覆されているため、アンテナ212の表面のうち接続端子214と接続される領域となるパッド部が酸化することがなくなり、それにより、アンテナ212とICチップ211との間における導電性の低下を防止することができる。特に、例えば、アンテナ212に活性度の高いアルミニウム等を用いた場合においても、アンテナ212の接続端子214と接続される領域となるパッド部の酸化を防止することができるため、製造コストを低減することができる。
【0050】
なお、上述した実施の形態においては、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能なRF−IDメディアとして非接触型ICタグを例に挙げて説明したが、本発明は、情報の読み出しのみが可能なICチップが搭載されたものについても同様の効果を有し、さらには、非接触型ICタグに限らず、非接触型ICラベルや非接触型ICカード等、ICチップが接続端子を介してアンテナと接続されるように搭載されたインレットを含んで構成されるものであれば適用することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、ベースシート上に、導電性を有するアンテナが形成されるとともに、アンテナと接続されるための接続端子を有し、少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが、接続端子によってアンテナと接続されるようにベースシート上に搭載されてなるベース基材を少なくとも具備し、アンテナを介してICチップに対する情報の読み出しが非接触状態にて行われるRF−IDメディアにおいて、アンテナが、不活性な貴金属からなる材料によって被覆されている構成としたため、アンテナとICチップとの間における導電性の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触型ICタグの第1の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’部分における断面図である。
【図2】図1に示した非接触型ICタグの製造方法を説明するための図である。
【図3】本発明の非接触型ICタグの第2の実施の形態を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’部分における断面図である。
【図4】図3に示した非接触型ICタグの製造方法を説明するための図である。
【図5】一般的な非接触型ICタグの構造の一例を示す図であり、(a)は内部構造を示す図、(b)は(a)に示したA−A’部分における断面図である。
【図6】図5に示した非接触型ICタグの製造方法を説明するための図である。
【符号の説明】
100,200 非接触型ICタグ
110,200 インレット
111,211 ICチップ
112,212 アンテナ
114,214 接続端子
115,215 樹脂シート
116,216 接着剤
117,217 被覆薄膜
120,220 表面シート
150,250 接着剤層
Claims (6)
- ベースシート上に、導電性を有するアンテナが形成されるとともに、前記アンテナと接続されるための接続端子を有し、少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが、前記接続端子によって前記アンテナと接続されるように前記ベースシート上に搭載されてなるベース基材を少なくとも具備し、前記アンテナを介して前記ICチップに対する情報の読み出しが非接触状態にて行われるRF−IDメディアにおいて、
前記アンテナは、不活性な貴金属からなる材料によって被覆されていることを特徴とするRF−IDメディア。 - 請求項1に記載のRF−IDメディアにおいて、
前記アンテナは、前記接続端子と接続される領域のみが前記不活性な貴金属からなる材料によって被覆されていることを特徴とするRF−IDメディア。 - 請求項1または請求項2に記載のRF−IDメディアにおいて、
前記アンテナと前記不活性な貴金属からなる材料との間に、前記アンテナを構成する材料と前記不活性な貴金属からなる材料とから構成される共晶層を有することを特徴とするRF−IDメディア。 - ベースシート上に、導電性を有するアンテナが形成されるとともに、前記アンテナと接続されるための接続端子を有し、少なくとも情報の読み出しが可能なICチップが、前記接続端子によって前記アンテナと接続されるように前記ベースシート上に搭載されてなるベース基材を少なくとも具備し、前記アンテナを介して前記ICチップに対する情報の読み出しが非接触状態にて行われるRF−IDメディアの製造方法であって、
前記ベースシート上に前記アンテナを形成する工程と、
前記アンテナを不活性な貴金属からなる材料によって被覆する工程と、
前記接続端子と前記アンテナとが前記不活性な貴金属からなる材料を介して接続されるように前記ベースシート上に前記ICチップを搭載する工程と、
前記ベースシート上に搭載された前記ICチップに対して前記ベースシートに向かう方向に圧力をかけることにより前記接続端子と前記アンテナとを前記不活性な貴金属からなる材料を介して接続する工程とを有することを特徴とするRF−IDメディアの製造方法。 - ベースシート上に、導電性を有するアンテナが形成されるとともに、前記アンテナと接続されるための接続端子を有し、情報の書き込み及び読み出しが可能なICチップが、前記接続端子によって前記アンテナと接続されるように前記ベースシート上に搭載されてなるベース基材を少なくとも具備し、前記アンテナを介して前記ICチップに対する情報の書き込み及び読み出しが非接触状態にて行われるRF−IDメディアの製造方法であって、
前記ベースシート上に前記アンテナを形成する工程と、
前記アンテナのうち前記接続端子と接続される領域のみを不活性な貴金属からなる材料によって被覆する工程と、
前記接続端子と前記アンテナとが前記不活性な貴金属からなる材料を介して接続されるように前記ベースシート上に前記ICチップを搭載する工程と、
前記ベースシート上に搭載された前記ICチップに対して前記ベースシートに向かう方向に圧力をかけることにより前記接続端子と前記アンテナとを前記不活性な貴金属からなる材料を介して接続する工程とを有することを特徴とするRF−IDメディアの製造方法。 - 請求項4または請求項5に記載のRF−IDメディアの製造方法において、
前記アンテナを前記不活性な貴金属からなる材料によって被覆した後に、アニール処理によって前記アンテナと前記不活性な貴金属からなる材料との間に前記アンテナを構成する材料と前記不活性な貴金属からなる材料とから構成される共晶層を形成する工程と有することを特徴とするRF−IDメディアの製造方法。
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