JP2004279984A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、可搬型の表示装置において、表示パネルの外形を形成する薄型のキャビネットと、キャビネットの上部に設けられた把持部とを設けるようにした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は表示装置に関し、例えばテレビ番組を出力するディスプレイ装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ディスプレイ装置においては、液晶パネルの薄厚化等により全体として薄型軽量化されており、所定の把手を有する可搬型として製造することができるようになっている。
【0003】
このような可搬型ディスプレイ装置は、正面からの体裁上、例えば背面に把手を配置するようになされている(例えば特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−59014号公報(第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところでかかる構成の可搬型ディスプレイ装置においては、把手を介して持ち上げた場合、図5に示すように、背面に配置された把手(支点)の鉛直線上に重心が移動することにより傾斜する。
【0006】
従って、この可搬型ディスプレイ装置においては、把手を把持するユーザが持ち上げた場合にはユーザ側に傾斜するため、例えばユーザの足にぶつかる等といった弊害により、持ち運び難いという問題があった。
【0007】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、持ち運び易くし得る表示装置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明においては、可搬型の表示装置において、表示パネルの外形を形成する薄型のキャビネットと、キャビネットの上部に設けられた把持部とを設けるようにした。
【0009】
従って、この表示装置では、把持部を把持するユーザが持ち上げた場合に当該ユーザ側への傾斜を回避することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
【0011】
図1において、1は全体として可搬型ディスプレイ装置を示し、本体2と、当該本体2を支持する支持台3とによって構成されており、当該本体2に内蔵される例えばダイポールアンテナ(図示せず)を介して外部機器との間で各種情報を送受信することにより、当該情報に応じた映像及び音声を出力し得るようになされている。
【0012】
本体2は、例えば液晶でなる薄厚の表示パネル4と、当該表示パネル4の外形を形成する略直方体形状でなる薄型のキャビネット5とを有し、当該キャビネット5は、例えばABS樹脂(アクリロニトリルスチレン共重合樹脂)等の非導電性部材で形成されている。
【0013】
そしてこのキャビネット5には、上部中央に湾曲部6が形成され、その湾曲部6の下側に当該湾曲に沿って複数の操作ボタンを有する操作部7が配設されている。
【0014】
かかる構成に加えて、本体2は、キャビネット5の上部に樹脂性でなる板状の外枠把持部8を有し、当該本体2の上部には、板状の外枠把持部8と、キャビネット5の湾曲部6とによって蒲鉾状の開口部OPが形成されている。
【0015】
従って、可搬型ディスプレイ装置1においては、開口部OPを介して外枠把持部8を把持することによって、持ち上げることができるようになされている。
【0016】
この場合、可搬型ディスプレイ装置1においては、外枠としての機能と、把手としての機能とを外枠把持部8に兼用させることによって、当該外枠把持部8をキャビネット5内に溶け込むようにして設けることができるようになされている。
【0017】
そして可搬型ディスプレイ装置1においては、正面からの体裁上、背面に配置することが常識であった把手(外枠把持部8)を、あえて、キャビネット5内に溶け込むようにして設けることによって、「持ち運ぶ機器」という商品コンセプトをアピールすることができるようになされている。
【0018】
このような可搬型ディスプレイ装置1においては、図2に示すように、フロントキャビネット5A、操作部7、外枠把持部8、スピーカ9、スピーカ付属部品9A、9B、表示パネル4、ブラケット10、マザーボード11、電源ユニット12、リアキャビネット5B及びリアカバー13を順次積層するようにして嵌合されることにより形成される本体2に、ヒンジ部14を介して支持台3を連結することによって構成される。
【0019】
この場合、この可搬型ディスプレイ装置1では、図3に示すように、開口部OPの中心及び外枠把持部8の中心がそれぞれ当該装置1の重心COGの鉛直線LN上に位置するように選定されている。
【0020】
従って、可搬型ディスプレイ装置1は、外枠把持部8を介して持ち上げられた場合、地面に対する水平方向への傾斜を回避することができ、これにより設置時の状態(図3(A))と、持ち上げ時の状態(図3(B))とを同じ状態に保持することができるようになされている。
【0021】
この実施の形態の場合、外枠把持部8においては、当該材料に剛性を高めるためのガラス繊維などの非導電性部材を含有させるが、当該表面をさらさらにするための所定の射出成型処理が施された結果、表面にガラス繊維が露出せず滑らかに形成されており、これにより強度を高めると共に塗装密着強度も高めることもできるのみならず、把持された際に違和感を与えないようになされている。
【0022】
また、外枠把持部8においては、この射出成型処理が施された結果、図4に示すように、外枠把持部8における例えばX−X′方向(図4(A))の断面(図4(B))が中空に形成されており、これにより強度を保ちつつ軽量化し得るようになされている。
【0023】
以上の構成において、この可搬型ディスプレイ装置1は、表示パネル4の外形を形成する薄型のキャビネット5と、そのキャビネット5の上部に設けられた外枠把持部8とによって構成するようにしたことにより、外枠把持部8を把持するユーザが持ち上げた場合に当該ユーザ側への傾斜を回避することができるため、当該傾きにより例えば持ち運び中のユーザの足にぶつかる等といった弊害を防止することができ、持ち運び易くすることができる。
【0024】
この場合、可搬型ディスプレイ装置1では、当該可搬型ディスプレイ装置1における重心COGの鉛直線LN上に外枠把持部8が設けられたことにより、地面に対する水平方向への傾きを回避することができるため、設置時の状態(図3(A))と、持ち上げ時の状態(図3(B))とを同じ状態に保持することができ、一段と持ち運び易くすることができる。
【0025】
また可搬型ディスプレイ装置1では、キャビネット5の上部外枠として一体形成された外枠把持部8が設けられたことにより、当該外枠把持部8をキャビネット5内に溶け込むようにして設けることができるため、体裁上すっきりさせることができる。
【0026】
以上の構成によれば、可搬型ディスプレイ装置1を、薄型のキャビネット5と、そのキャビネット5の上部に設けられた外枠把持部8とによって構成するようにしたことにより、地面に対する水平方向への傾きを回避することができ、当該傾きによる持ち運び中のユーザへの弊害を防止することができ、かくして、持ち運び易くすることができる。
【0027】
なお上述の実施の形態においては、表示パネル4の外形を形成する薄型のキャビネットとして、図1に示したような略直方体形状の薄型のキャビネット5を本発明に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成でなる薄型のキャビネットを本発明に適用することができる。
【0028】
また上述の実施の形態においては、キャビネット5の上部に設けられた把持部として、図4について説明したような板状の外枠把持部8を本発明に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成でなる把持部を本発明に適用することができる。
【0029】
さらに上述の実施の形態においては、外枠把持部8をキャビネット5に嵌合するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、当該外枠把持部8とキャビネット5とを一体形成するようにしても良い。この場合、よりキャビネット5と実質上同化した把手を形成するのみならず、この把手部分における強度を一体形成する分だけ高めることができる。
【0030】
さらに上述の実施の形態においては、キャビネット5の上部に1つの外枠把持部8を設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、2以上の外枠把持部8を設けるようにしても良い。これにより、例えば本体2が回転自在であった場合に、表示パネル4が縦型の状態又は横型の状態いずれの状態であっても持ち運び易くすることができる。
【0031】
さらに上述の実施の形態においては、板状の外枠把持部8とキャビネット5の湾曲部6とによって蒲鉾状の開口部OPを形成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の形状でなる外枠把持部8とキャビネット5とによってこの他種々の形状でなる開口部OPを形成することができる。
【0032】
さらに上述の実施の形態においては、図1及び図2に示したような構成でなる本体2を本発明に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の構成でなる本体をを本発明に適用することができる。
【0033】
さらに上述の実施の形態においては、本発明を可搬型ディスプレイ装置1に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばパーソナルコンピュータのディスプレイ等、この他種々の可搬型の表示装置に本発明を幅広く適用することができる。
【0034】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、可搬型の表示装置において、表示パネルの外形を形成する薄型のキャビネットと、キャビネットの上部に設けられた把持部とを設けるようにしたことにより、把持部を把持するユーザが持ち上げた場合に当該ユーザ側への傾斜を回避することができ、当該傾斜による持ち運び中のユーザへの弊害を防止することができ、かくして、持ち運び易くすることができる。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した可搬型ディスプレイ装置の外観構成を示す略線図である。
【図2】可搬型ディスプレイ装置の内部構成を示す略線図である。
【図3】設置時と、持ち上げ時における可搬型ディスプレイ装置の状態を示す略線図である。
【図4】把持部の構成を示す略線図である。
【図5】従来における設置時と、持ち上げ時における可搬型ディスプレイ装置の状態を示す略線図である。
【符号の説明】
1……可搬型ディスプレイ装置、2……本体、4……液晶表パネル、5……キャビネット、6……湾曲部、8……外枠把持部、OP……開口部。
Claims (5)
- 可搬型の表示装置において、
表示パネルの外形を形成する薄型のキャビネットと、
上記キャビネットの上部に設けられた把持部と
を具えることを特徴とする表示装置。 - 上記把持部は、
上記表示装置における重心の鉛直線上に設けられた
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 上記把持部は、上記キャビネットの上部外枠として一体形成された
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 上記把持部は、
表面が滑らかに形成された
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 上記把持部は、
断面が中空に形成された
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008176094A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Seiko Epson Corp | 把手具、スタンド及び情報機器 |
| JP2009130538A (ja) * | 2007-11-21 | 2009-06-11 | Canon Inc | 画像表示装置 |
| JP2009529708A (ja) * | 2006-03-07 | 2009-08-20 | ブレックス,インコーポレイテッド | フレームレス消火器訓練方法及び装置 |
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