JP2004274465A - 携帯電話装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】キー操作部7を有した装置本体2と、装置本体2に取り付けられたスライドカバー3とを備え、スライドカバー3が、装置本体2のキー操作部7の少なくとも一部を覆う状態とこれを露出させる状態との間を移動可能に取り付けられてなる携帯電話装置1である。装置本体2の外面およびスライドカバー3の内面のいずれか一方に係合突起13が設けられ、装置本体2の外面およびスライドカバー3の内面の他方に、係合突起13に係合可能な係合部9aを有した線状あるいは細板状の弾性部材9が、スライドカバー3の移動方向を弾性復帰方向とするよう弾性変形した状態に設けられていえる。係合突起13は係合部9aに係脱可能になっている。
【選択図】 図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、PHS(Personal Handyphone System)端末を含む携帯電話装置に係り、特にスライドカバーを備えた携帯電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話装置にあっては、スライド開閉するスライドカバーでキー操作部を覆う構造のものが提供されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−119456号公報
【特許文献2】
特開2002−55737号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記の携帯電話装置にあっては、いずれもスライドカバーが筺体(装置本体)に対して単に開閉可能に取り付けられているだけであり、したがってその開閉操作については片手で行うのが難しく、通常は両手で行わなければならない。しかし、携帯電話装置では、着信の際など両手が使えず片手のみで操作したい場合も多く、したがってスライドカバーの開閉操作が片手で容易にできるような構造の提供が望まれている。
【0005】
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、スライドカバーの開閉操作を片手のみで容易にできるようにした、携帯電話装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の携帯電話装置では、キー操作部を有した装置本体と、該装置本体に取り付けられたスライドカバーとを備え、前記スライドカバーが、前記装置本体のキー操作部の少なくとも一部を覆う状態とこれを露出させる状態との間を移動可能に取り付けられてなり、前記装置本体の外面およびスライドカバーの内面のいずれか一方に係合突起が設けられ、前記装置本体の外面およびスライドカバーの内面の他方に、前記係合突起に係合可能な係合部を有した線状あるいは細板状の弾性部材が、前記スライドカバーの移動方向を弾性復帰方向とするよう弾性変形した状態に設けられており、前記係合突起が前記係合部に係脱可能になっていることを前記課題の解決手段とした。
【0007】
この携帯電話装置によれば、弾性部材が、スライドカバーの移動方向を弾性復帰方向とするよう弾性変形した状態に設けられており、係合突起が弾性部材の係合部に係脱可能になっているので、スライドカバーを開き方向あるいは閉じ方向に移動させた際、係合突起が前記係合部に係合した状態で移動させられることにより、この係合突起が前記弾性部材の弾性復帰によって移動方向に付勢されることになり、よってスライドカバーの移動が円滑になされるようになる。
また、単に弾性部材と係合突起とによってスライドカバーの移動方向への付勢を行うことができるので、複雑な機構や高コストを要することなく片手でのスライドカバーの開閉操作を実現することが可能となる。
【0008】
また、前記携帯電話装置においては、前記弾性部材が、前記スライドカバーの移動方向に沿って一対設けられてなり、前記係合突起が、前記弾性部材の係合部の間を相対的に移動するよう構成されていてもよい。
このような構成とすれば、係合突起が、弾性部材の係合部の間を相対的に移動するよう構成されているので、一対の弾性部材の間隔がスライドカバーのストロークとなり、したがって一対の弾性部材の配置によってスライドカバーのストロークを容易に設定することが可能になる。また、一対の弾性部材がストッパーの役目も果たすことから、機構が簡易となってコストが安価となる。
【0009】
また、本発明の別の携帯電話装置では、キー操作部を有した装置本体と、該装置本体に取り付けられたスライドカバーとを備え、前記スライドカバーが、前記装置本体のキー操作部の少なくとも一部を覆う状態とこれを露出させる状態との間を移動可能に取り付けられてなり、前記装置本体の外面およびスライドカバーの内面のいずれか一方に係合突起が設けられ、前記装置本体の外面およびスライドカバーの内面の他方に、前記係合突起に係合する係合部を有した線状あるいは細板状の弾性部材が、前記スライドカバーの移動方向を弾性復帰方向とするよう弾性変形した状態に設けられていることを前記課題の解決手段とした。
【0010】
この携帯電話装置によれば、弾性部材が、スライドカバーの移動方向を弾性復帰方向とするよう弾性変形した状態に設けられており、係合突起が弾性部材の係合部に係合しているので、スライドカバーを開き方向あるいは閉じ方向に移動させた際、係合突起が前記弾性部材の弾性復帰によって移動方向に付勢されることになり、よってスライドカバーの移動が円滑になされるようになる。
また、単に弾性部材と係合突起とによってスライドカバーの移動方向への付勢を行うことができるので、複雑な機構や高コストを要することなく片手でのスライドカバーの開閉操作を実現することが可能となる。
【0011】
また、本発明の別の携帯電話装置では、キー操作部を有した装置本体と、該装置本体に取り付けられたスライドカバーとを備え、前記スライドカバーが、前記装置本体のキー操作部の少なくとも一部を覆う状態とこれを露出させる状態との間を移動可能に取り付けられてなる携帯電話装置において、前記装置本体の外面およびスライドカバーの内面のいずれか一方に係合突起が設けられ、前記装置本体の外面およびスライドカバーの内面の他方に、前記係合突起に係合する係合部を有し、かつ少なくとも一周巻回したループ部を有したた線状あるいは細板状の弾性部材が、弾性変形した状態に設けられていることを前記課題の解決手段とした。
【0012】
この携帯電話装置によれば、弾性部材が弾性変形した状態に設けられているので、これが弾性復帰する作用によって係合突起が付勢されるようになり、したがってスライドカバーの移動が円滑になされるようになる。また、巻回されたループ部によってこの部分が伸縮可能となることにより、係合突起が移動するストロークを長くすることが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の携帯電話装置を詳しく説明する。
図1〜図4は本発明の携帯電話装置の一実施形態を示す図であり、これらの図において符号1は携帯電話装置である。この携帯電話装置1は、装置本体2とこれに取り付けられたスライドカバー3とからなるものである。
【0014】
装置本体2は、図2(a)に示すように略直方体状の筺状のもので、一方の側にアンテナ4を有し、さらにこのアンテナ4側から他方の側にかけて順に、受話部5、表示部6、キー操作部7、送話部8、弾性部材9を有したものである。
【0015】
弾性部材9は、ステンレスや高張力鋼などの金属、あるいは合成樹脂からなるもので、線状あるいは細板状に形成されたものである。なお、本実施形態では金属製で線状のものとしている。この弾性部材9は、その中央部に係合部9aを形成し、その両端部に折曲部9b、9bを形成したものである。係合部9aは、前記アンテナ側に向けて円に近い状態の円弧状に湾曲されてなるもので、この円弧が開いた部分9cにおいて後述する係合突起に係脱可能となるものである。また、折曲部9b、9bは、前記係合部9aが形成された方向、すなわちこの円弧状の係合部9aがなす面と直交する方向に折曲して形成されたもので、装置本体2に形成された穴部10、10に挿通されたことにより、これら穴部10、10に保持固定されたものである。
【0016】
ここで、穴部10、10の間隔は、弾性部材9における両折曲部9b、9b間の間隔より狭く形成されている。したがって、弾性部材9はこのような穴部10、10にその折曲部9b、9bが保持されているため、全体が円弧状に湾曲し弾性変形した状態となっている。なお、穴部10、10は装置本体の短辺方向両側に形成されており、これによって弾性部材9は、装置本体の長辺方向のいずれか、すなわちアンテナ4側かあるいはその反対側に湾曲するようになっている。このような構成のもとに弾性部材9は、湾曲した状態から直線上に戻る方向を弾性復帰方向とし、この弾性復帰方向をアンテナ4側かあるいはその反対側としており、後述するように係合部9aに係合した係合突起をこの弾性復帰方向に付勢するようになっている。
【0017】
また、装置本体2には、その両側面にそれぞれ溝11が形成されている。これら溝11、11は、図2(b)に示すスライドカバー3の突条12と係合するものである。
スライドカバー3は、装置本体2のキー操作部7の少なくとも一部を覆うことができるように形成された樹脂製のもので、カバー板3aとこれの両側部に形成された側板3b、3bとからなるものである。側板3b、3bには、それぞれ前記突条12が形成されており、これによってスライドカバー3は装置本体3に対し、アンテナ4側およびその反対側に移動可能となっている。ここで、突条12は前記溝11の長さより十分短くなっており、これによって溝11内を移動可能になっている。
【0018】
また、このスライドカバー3には、そのカバー板3aの内面側に係合突起13が形成されている。この係合突起13は、スライドカバー3に一体成形されたもので、前記弾性部材9の係合部9aに係合しかつ係合した状態から脱離するよう、係脱可能に構成されたものである。すなわち、この係合突起13は、図3(a)、(b)に示すようにスライドカバー3の突条12が装置本体2の溝11に係合することによってスライドカバー3が装置本体2に移動可能に取り付けられた状態において、弾性部材9の係合部9aに対して係合可能な方向、つまりアンテナ4と反対の側に位置するようにカバー板3aに形成配置されたものである。
【0019】
なお、このスライドカバー3には、図3(a)に示すようにスライドカバー3を閉めた状態において、装置本体2に形成された送話部8の直上となる位置に、貫通した孔からなる音孔14が形成されており、これによってこの携帯電話装置1は、スライドカバー3を閉めた状態においても良好に通話できるようになっている。
【0020】
次に、このような構成からなる携帯電話装置1の、スライドカバー3の開閉の機構について説明する。
まず、スライドカバー3が閉まった状態では、図3(a)に示したように前記係合突起13は弾性部材9の係合部9aに係合した状態となっており、また、弾性部材9はアンテナ4側に湾曲した状態となっている。すなわち、弾性部材9は図4中実線で示すように矢印A方向に湾曲している。なお、この弾性部材9は、その両方の折曲部9b、9bが穴部10、10に挿通されていないフリーの状態では、湾曲していない真っ直ぐなものである。
この状態では、弾性部材9は弾性復帰方向を矢印B方向としているものの、その両端部である折曲部9b、9bが固定されていることから、この状態で安定しており、したがってこの弾性部材9によってスライドカバー3は閉まった状態にロックされたものとなっている。
【0021】
この閉まった状態からスライドカバー3を開く場合には、例えば携帯電話装置1を片手で持った状態でその手の親指などでスライドカバー3をアンテナ4と反対の側にスライドさせる。すると、スライドカバー3の移動に伴って係合突起13が図4中矢印B方向に移動し、この係合突起13に伴われて係合部9aも移動することにより、弾性部材9はその湾曲方向を矢印A方向から矢印B方向に変える。その際、湾曲方向が変わるときに弾性部材9は、弾性復帰する力を先に湾曲していた方向と逆の方向、すなわち矢印B方向に発現する。したがって、スライドカバー3を指でスライドさせた際、当初においてはある程度の力が必要であるものの、弾性部材9の湾曲方向が変わった後にはこの弾性部材9によって付勢されることにより、スライドカバー3は大きな力を必要とすることなく円滑にスライドし、装置本体2のキー操作部7を開くことになる。
【0022】
なお、本実施形態では、スライドカバー3の開閉の際のストロークを十分に確保するため、係合突起13が弾性部材9の係合部9aから脱離するようになっている。したがって、図4中二点鎖線で示すように弾性部材9がその湾曲方向を反転させた後、さらにスライドカバー3を指等でスライドさせることにより、図3(b)に示すように係合突起13が係合部9aから外れ(脱離し)てアンテナ4と反対の側に移動するようになっている。ここで、スライドカバー3は、その突条12が装置本体2の溝11に係合していることから、この突条12が溝11の一端側(アンテナ4と反対側)に当接することで、その移動が停止するようになっている。
【0023】
また、図3(b)に示した開いた状態から再度スライドカバー3を閉めるには、開く場合と同様して片手で持った手の親指などでスライドカバー3をアンテナ4側にスライドさせる。すると、スライドカバー3の移動に伴って係合突起13が図4中矢印A方向に移動し、この係合突起13が弾性部材9の開いた部分9cから係合部9aに入り込み、ここに係合する。そして、その状態でさらに矢印A側に移動することにより、弾性部材9はその湾曲方向を矢印B方向から矢印A方向に変える。その際、先の場合と同様に、湾曲方向が変わるときに弾性部材9は、弾性復帰する力を先に湾曲していた方向と逆の方向、すなわち矢印A方向に発現する。したがって、スライドカバー3を指でスライドさせた際、弾性部材9の湾曲方向が変わった後にはこの弾性部材9によって付勢されることにより、スライドカバー3は大きな力を必要とすることなく円滑にスライドし、装置本体2のキー操作部7を覆うようになる。
【0024】
このような携帯電話装置1にあっては、弾性部材9が、スライドカバー3の移動方向を弾性復帰方向とするよう弾性変形した状態に設けられているので、スライドカバー3を開き方向あるいは閉じ方向に移動させた際、係合突起13が前記係合部9aに係合した状態で移動させられることにより、この係合突起13が前記弾性部材9の弾性復帰によって移動方向に付勢されることになる。したがって、この付勢力によってスライドカバー3の移動が円滑になされることから、スライドカバー3の開閉操作を片手のみで容易にできるようになる。
また、単に弾性部材9と係合突起13とによってスライドカバー3の移動方向への付勢を行うことができるので、複雑な機構や高コストを要することなく片手でのスライドカバー3の開閉操作を実現することができる。
【0025】
なお、前記実施形態では、スライドカバー3の開閉の際のストロークを十分に確保するため、係合突起13が弾性部材9の係合部9aから脱離するように構成したが、本発明はこれに限定されることなく、特にストロークを長くする必要がない場合などでは、係合突起13を係合部に係合した状態に固定するようにしてもよい。その場合、係合部については、線材を例えば一周あるいは複数周巻いた状態に形成することで、構成することができる。
【0026】
また、係合突起13を係合部に係合した状態で固定し、しかもストロークを長くしたい場合には、例えば図5に示すように弾性部材9にループ状に巻回したループ部15を形成するようにしてもよい。このようにすれば、このループ部15によってこの部分が伸縮可能となることにより、係合突起13が移動するストロークSを長くすることができる。また、同時に、弾性部材9の長さを実質上長くすることができるので、耐久性あるは移動の感触についてもこれを向上させることができる。
【0027】
また、前記実施形態では、弾性部材9を一つのみ用いた例を示したが、本発明はこれに限定されることなく、例えば図6(a)、(b)に示すように弾性部材9を一対用いて構成することもできる。
すなわち、一対の弾性部材9A、9Bを、スライドカバー3の移動方向に沿って配列して設ける。ただし、各弾性部材9A、9Bについては、図6(a)、(b)に示したようにその係合部9aの開いた部分9cを内側に向けて設け、また、スライドカバー3については、その係合突起13がこれら弾性部材9A、9B間に位置するようにして装置本体2に取り付ける。
なお、これら一対の弾性部材9A、9Bの間隔はスライドカバー3のストロークとなるので、必要とするストロークに応じてその配置位置が決定される。
【0028】
このように構成した場合の、スライドカバー3の開閉の機構について説明する。
まず、図6(a)に示すようにスライドカバー3が閉まった状態、すなわち係合突起13が弾性部材9Aの係合部9aに係合した状態から開いた状態にするには、先の例の場合と同様にして片手で持った手の親指などでスライドカバー3を矢印B側にスライドさせる。すると、スライドカバー3の移動に伴って係合突起13が図6(a)中矢印B方向に移動し、この係合突起13に伴われて係合部9aも移動することにより、弾性部材9Aはその湾曲方向を矢印A方向から矢印B方向に変える。その際、先の例と同様に、湾曲方向が変わるときに弾性部材9Aは、弾性復帰する力を先に湾曲していた方向と逆の方向、すなわち矢印B方向に発現する。したがって、スライドカバー3を指でスライドさせた際、弾性部材9Aの湾曲方向が変わった後にはこの弾性部材9Aによって付勢されることにより、スライドカバー3は大きな力を必要とすることなく円滑にスライドするようになる。
【0029】
さらに、弾性部材9Aがその湾曲方向を変えた(反転した)後にも続けてスライドカバー3をスライドさせると、係合部9aが逆に反ることによってこの係合部9aの開いた部分9cが係合突起13の外径より大きくなり、これによって係合突起13が弾性部材9Aの係合部9aから脱離する。そして、図6(a)中二点鎖線で示すようにそのまま矢印B側に移動することにより、弾性部材9Bの係合部9aに入り込む。すなわち、この位置では係合部9aの開いた部分9cが反るため、係合突起13より大きくなり、したがって係合突起13はここに係合する。そして、その状態でさらに矢印B側に移動することにより、弾性部材9Bは図6(b)に示すようにその湾曲方向を矢印A方向から矢印B方向に変えて反転する。そして、その状態で係合突起13は保持されることにより、スライドカバー3の移動が停止してスライドカバー3が開かれる。なお、この状態では係合部9aの開いた部分9cは狭くなっているため、係合突起13は前記の開いた部分9cから簡単には外れないようになっている。
【0030】
また、図6(b)に示した開いた状態から再度スライドカバー3を閉めるには、開く場合と同様して片手で持った手の親指などでスライドカバー3を矢印A側にスライドさせる。すると、スライドカバー3の移動に伴って係合突起13が矢印A方向に移動し、これに伴われて弾性部材9Bの係合部9aも移動することにより、弾性部材9Bはその湾曲方向を矢印A方向から矢印B方向に変える。そして、さらに係合突起13が弾性部材9Aの係合部9aに係合し、その状態で矢印A方向に移動させられることにより、弾性部材9Aもその湾曲方向を矢印A方向から矢印B方向に変え、図6(a)に示した状態に復帰してスライドカバー3が閉まった状態となる。その際、先の例と同様に、湾曲方向が変わるときに弾性部材9B、9Aはそれぞれ、弾性復帰する力を先に湾曲していた方向と逆の方向、すなわち矢印A方向に発現する。したがって、スライドカバー3を指でスライドさせた際、弾性部材9B、9Aの湾曲方向が変わった後にはこれら弾性部材9B、9Aによって付勢されることにより、スライドカバー3は大きな力を必要とすることなく円滑にスライドするようになる。
【0031】
このような構成の携帯電話装置にあっても、弾性部材9A、9Bの付勢力によってスライドカバー3の移動が円滑になされることから、スライドカバー3の開閉操作を片手のみで容易にできるようになる。また、一対の弾性部材9A、9Bの間隔がスライドカバー3のストロークとなり、したがって一対の弾性部材9A、9Bの配置によってスライドカバー3のストロークを容易に設定することができる。また、一対の弾性部材9A、9Bがストッパーの役目も果たすことから、機構が簡易となって低コスト化が可能になる。
【0032】
なお、前記実施形態では、装置本体2側に弾性部材9を設け、スライドカバー3側に係合突起13を設けるようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、装置本体2側に係合突起13を設け、スライドカバー3側に弾性部材9を設けるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の携帯電話装置は、係合突起が弾性部材の弾性復帰によって移動方向に付勢されることにより、スライドカバーの開閉(移動)が円滑になされるように構成されたものであるから、スライドカバーの開閉操作を片手のみで容易に行うことができ、したがって着信の際など両手が使えない場合にも、片手のみで容易に操作できるものとなる。
また、単に弾性部材と係合突起とによってスライドカバーの移動方向への付勢を行うことができるので、複雑な機構や高コストを要することなく片手でのスライドカバーの開閉操作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話装置の一実施形態の、概略構成を示す斜視図である。
【図2】(a)は図1に示した携帯電話装置の装置本体を示す斜視図、(b)はスライドカバーの内面側を示す斜視図である。
【図3】図1に示した携帯電話装置の使用形態説明図であり、(a)はスライドカバーを閉めている状態を示す平面図、(b)はスライドカバーを開いている状態を示す平面図である。
【図4】弾性部材および係合突起の動作を説明するための図である。
【図5】弾性部材の別の形態を示す図である。
【図6】(a)、(b)は本発明の携帯電話装置の他の実施形態を示す図であって、弾性部材および係合突起の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1…形態電話装置、2…装置本体、3…スライドカバー、7…キー操作部、 9、9A、9B…弾性部材、9a…係合部、13…係合突起
Claims (4)
- キー操作部を有した装置本体と、該装置本体に取り付けられたスライドカバーとを備え、前記スライドカバーが、前記装置本体のキー操作部の少なくとも一部を覆う状態とこれを露出させる状態との間を移動可能に取り付けられてなる携帯電話装置において、
前記装置本体の外面およびスライドカバーの内面のいずれか一方に係合突起が設けられ、
前記装置本体の外面およびスライドカバーの内面の他方に、前記係合突起に係合可能な係合部を有した線状あるいは細板状の弾性部材が、前記スライドカバーの移動方向を弾性復帰方向とするよう弾性変形した状態に設けられており、
前記係合突起が前記係合部に係脱可能になっていることを特徴とする携帯電話装置。 - 前記弾性部材が、前記スライドカバーの移動方向に沿って一対設けられてなり、前記係合突起が、前記弾性部材の係合部の間を相対的に移動するよう構成されてなることを特徴とする請求項1記載の携帯電話装置。
- キー操作部を有した装置本体と、該装置本体に取り付けられたスライドカバーとを備え、前記スライドカバーが、前記装置本体のキー操作部の少なくとも一部を覆う状態とこれを露出させる状態との間を移動可能に取り付けられてなる携帯電話装置において、
前記装置本体の外面およびスライドカバーの内面のいずれか一方に係合突起が設けられ、
前記装置本体の外面およびスライドカバーの内面の他方に、前記係合突起に係合する係合部を有した線状あるいは細板状の弾性部材が、前記スライドカバーの移動方向を弾性復帰方向とするよう弾性変形した状態に設けられていることを特徴とする携帯電話装置。 - キー操作部を有した装置本体と、該装置本体に取り付けられたスライドカバーとを備え、前記スライドカバーが、前記装置本体のキー操作部の少なくとも一部を覆う状態とこれを露出させる状態との間を移動可能に取り付けられてなる携帯電話装置において、
前記装置本体の外面およびスライドカバーの内面のいずれか一方に係合突起が設けられ、
前記装置本体の外面およびスライドカバーの内面の他方に、前記係合突起に係合する係合部を有し、かつ少なくとも一周巻回したループ部を有したた線状あるいは細板状の弾性部材が、弾性変形した状態に設けられていることを特徴とする携帯電話装置。
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