JP2004265840A - バッテリの端子接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】後突時の良好なスペアタイヤの挙動を確保すると共に、バッテリの破損を防止することのできるバッテリの端子接続構造を提供する。
【解決手段】重量部材である36Vバッテリ10を小型な複数のバッテリ11〜13で分割形成し、互いに隣接するバッテリ11〜13の端子面11a〜13aから露呈する正負のバッテリ端子30,31を、各バッテリ11〜13が前後に相対移動された際に解放自在なバスバー32を介して接続する。スペアタイヤ6が衝突した際に、バスバー32によるバッテリ端子30,31間の接続が解放されることにより、各バッテリ11〜13を個別に移動させることができ、後突時のスペアタイヤ6の挙動に対する影響を低減すると共に、バッテリの破損を防止することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】重量部材である36Vバッテリ10を小型な複数のバッテリ11〜13で分割形成し、互いに隣接するバッテリ11〜13の端子面11a〜13aから露呈する正負のバッテリ端子30,31を、各バッテリ11〜13が前後に相対移動された際に解放自在なバスバー32を介して接続する。スペアタイヤ6が衝突した際に、バスバー32によるバッテリ端子30,31間の接続が解放されることにより、各バッテリ11〜13を個別に移動させることができ、後突時のスペアタイヤ6の挙動に対する影響を低減すると共に、バッテリの破損を防止することができる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラゲージルーム内に収容されたスペアタイヤの前方にバッテリを配設する際の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両においては、モータジェネレータを用いた簡易ハイブリッドシステム、電動4輪駆動システム、電磁駆動弁、電動パワーステアリング、電動カーエアコン、電動ブレーキ、電動シャーシコントロール、フロントガラスの急速霜取り装置、シートヒータ等の各装備を高いクオリティで実現することを目的として、車載補機類の定格電圧を14Vから42Vへと昇圧化させることが検討されており、これに伴い、車載のバッテリ電圧を12Vから36Vへと昇圧化させることが検討されている。
【0003】
このような補機類の昇圧化への移行期間には、補機類の変更に伴うコストの高騰を抑制するため、補機類の昇圧化は、当該昇圧化によってより多くのメリットを享受可能なものから段階的に導入されることが望ましい。この場合、補機類の昇圧化によって見込まれる最も大きなメリットの1つとして、高出力なモータジェネレータを用いて簡易ハイブリッドシステムを構築することで燃費向上等を実現することが考えられる。そこで、近年では、36Vバッテリと12Vバッテリとをともに搭載し、例えばモータジェネレータ、電磁クラッチ、及びオートマチックトランスミッション用の電動オイルポンプ等を36Vバッテリで駆動するとともに、その他の補機類を12Vバッテリで駆動する技術が提案され実用化されている。
【0004】
しかしながら、上述のように36Vバッテリと12Vバッテリとを備えた車両においては、両バッテリを狭隘なエンジンルーム内に同時に搭載することが困難となる。また、車両にモータジェネレータを採用した場合には、インバータ装置を新たに搭載する必要がある。さらに、モータジェネレータによる発電電圧を降圧させて12Vバッテリ等にも給電するためには、DC−DCコンバータ等の補機類を新たに搭載する必要がある。
【0005】
これらに対処し、例えば非特許文献1には、36Vバッテリ及び12Vバッテリをラゲージルーム内のフロアパネル上に配設するとともに、各バッテリをラゲージルーム内に配設することでエンジンルーム内に確保されたスペースに、DC−DCコンバータを一体的に備えたインバータ装置を配設する技術が開示されている。また、36Vバッテリ及び12Vバッテリの端子接続構造として、上記非特許文献1には、スペアタイヤトレイの前方でラゲージルームの車幅方向に架設されたバッテリキャリヤとホールダウンパイプとの間に、36Vバッテリ及び12Vバッテリをクランプ機構を介して固設する技術が開示されている。
【0006】
【非特許文献1】
トヨタ自動車株式会社編集「クラウン、クラウンマジェスタ、クラウンエステート新型車解説書」2001年8月20日発行、P0−2、P1−2〜1−7、P1−12〜1−21、P4−4
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両においては、後突時にスペアタイヤをスペアタイヤトレイから放出して当該スペアタイヤトレイを後突時のクラッシュストロークとして機能させることが一般的である。このため、スペアタイヤトレイの前面には、高剛性のスペアタイヤを後突時に車体前方に跳ね上げるようガイドするための傾斜部が設けられている。従って、上述の非特許文献1に開示された技術のようにスペアタイヤの前方にバッテリを配設する場合、バッテリは、後突時に予測されるスペアタイヤの軌跡からオフセットする位置に配設されることが望ましい。
【0008】
しかしながら、車体形状や車体に搭載される各部材のレイアウト等によっては後突時に予測されるスペアタイヤの軌跡上にバッテリを配設せざるを得ない場合がある。このような場合、後突時に跳ね上げられたスペアタイヤは、重量部材であるバッテリの後部に衝突されるため、良好なスペアタイヤの挙動が阻害される虞があり、またバッテリを破損させる虞もあった。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、後突時の良好なスペアタイヤの挙動を確保すると共に、バッテリの破損を防止することのできるバッテリの端子接続構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、後突時にスペアタイヤを跳ね上げて車体前方にガイドする傾斜部が形成されたスペアタイヤトレイをフロアパネルの下部に有し、上記スペアタイヤトレイの前方の上記フロアパネル上に複数のバッテリで構成されたバッテリモジュールを配置したバッテリの端子接続構造において、端子面を車体上方に臨ませた状態で上記各バッテリを車幅方向に配列するとともに、互いに隣接する上記バッテリの上記端子面から露呈する正負の各バッテリ端子を、上記各バッテリが前後に相対移動した際に開放自在な連結手段を介して電気的に接続したことを特徴とする。
【0011】
また、請求項2記載の発明によるバッテリの端子接続構造は、請求項1記載の発明において、上記連結手段は、上記各バッテリ端子にそれぞれ係合する端子挿通孔を備えたバスバーであって、上記端子挿通孔には、当該端子挿通孔の一部を外部に開放する切欠部が連設されていることを特徴とする。
【0012】
また、請求項3記載の発明によるバッテリの端子接続構造は、請求項2記載の発明において、上記切欠部は、車体の前方或いは後方に指向して設けられていることを特徴とする。
【0013】
また、請求項4記載の発明によるバッテリの端子接続構造は、請求項3記載の発明において、上記バッテリは、上記バスバーを係止して当該バスバーの回転を規制する係止部を上記端子面に有することを特徴とする。
【0014】
また、請求項5記載の発明によるバッテリの端子接続構造は、請求項1記載の発明において、上記連結手段は、正極側の上記バッテリ端子に固設する第1の端子接続部と、負極側の上記バッテリ端子に固設する第2の端子接続部とを有し、これら第1,第2の端子接続部は、上記各バッテリが前後に相対移動した際に互いにスライドして解放自在に連結されていることを特徴とする。
【0015】
また、請求項6記載の発明は、後突時にスペアタイヤを跳ね上げて車体前方にガイドする傾斜部が形成されたスペアタイヤトレイをフロアパネルの下部に有し、上記スペアタイヤトレイの前方の上記フロアパネル上に複数のバッテリで構成されたバッテリモジュールを配置したバッテリの端子接続構造において、端子面を車体前方に臨ませた上記バッテリと、端子面を車体後方に臨ませた上記バッテリとを車幅方向に交互に配列するとともに、互いに隣接する上記バッテリの上記端子面から露呈する正負のバッテリ端子を可撓性を有する連結手段を介して電気的に接続したことを特徴とする。
【0016】
また、請求項7記載の発明は、後突時にスペアタイヤを跳ね上げて車体前方にガイドする傾斜部が形成されたスペアタイヤトレイをフロアパネルの下部に有し、上記スペアタイヤトレイの前方の上記フロアパネル上に複数のバッテリで構成されたバッテリモジュールを配置したバッテリの端子接続構造において、端子面を車体前方または車体後方の少なくとも一方に臨ませた上記各バッテリを車幅方向に配列し、互いに隣接する上記バッテリ間で同極同士が近接されるよう上記端子面から正負のバッテリ端子を露呈するとともに、互いに隣接する上記バッテリの正負の上記バッテリ端子を可撓性を有する連結手段を介して電気的に接続したことを特徴とする。
【0017】
また、請求項8記載の発明によるバッテリの端子接続構造は、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の発明において、上記各バッテリは、扁平に構成され、上記フロアパネルに対して倒伏されていることを特徴とする。
【0018】
また、請求項9記載の発明によるバッテリの端子接続構造は、請求項1乃至請求項8の何れかに記載の発明において、上記各バッテリはシール鉛蓄電池であることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図10は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1はラゲージルームの要部を示す側面図、図2はラゲージルームの要部を示す平面図、図3はバッテリ及びステーを示す斜視図、図4は36Vバッテリの平面図、図5はバスバーの変形例を示す図、図6はバスバーの接続構造の変形例を示す平面図、図7は36Vバッテリの変形例を示す平面図、図8は36Vバッテリの変形例を示す平面図、図9は図8のバッテリをI方向からみた矢視図、図10は36Vバッテリの変形例を示す平面図である。
【0020】
図1,2において符号1は車体を示す。本実施の形態において、車体1には、定格電圧が例えば42Vに設定されたモータジェネレータや電動オイルポンプ等の各補機類(図示せず)と、定格電圧が例えば14Vに設定されたランプバルブやオーディオ機器等の各補機類(図示せず)とが搭載されている。そして、高出力なモータジェネレータ等の補機類を搭載することにより、車体1にはアイドルストップ機能等を高いクオリティで実現可能な簡易ハイブリッドシステムが構築されている。
【0021】
また、定格電圧の異なる各補機類にそれぞれ対応して給電を行うため、車体1には、リヤシート3後部に設定されたラゲージルーム2内に、バッテリモジュールを構成する36Vバッテリ10と、12Vバッテリ15とが搭載されている。
【0022】
ラゲージルーム2を構成するフロアパネル5は略平坦なパネル部材で構成され、フロアパネル5の下部には、スペアタイヤ6を収容するためのスペアタイヤトレイ7が設けられている。本実施の形態において、スペアタイヤトレイ7は、フロアパネル5に一体形成されるもので、ラゲージルーム2内の右側かつ後方に偏倚した位置でフロアパネル5に凹設されている。また、スペアタイヤトレイ7の前側壁面には、所定角度の傾斜部8が設けられている。傾斜部8は後突時にスペアタイヤ6を車体前方に跳ね上げるようガイドするためのもので(図1中2点鎖線参照)、スペアタイヤ6が車体前方に跳ね上げられて放出されることにより、スペアタイヤトレイ7は後突時のクラッシュストロークとして機能するようになっている。
【0023】
36Vバッテリ10は、扁平な略直方体形状をなす3個の小型なバッテリ(12Vのバッテリ)11〜13を有して構成されている。各バッテリ11〜13の端子面11a〜13aは最大面積を有する一面に設定され、この端子面から露呈された正負の各バッテリ端子30,31が連結手段としてのバスバー32(後述する)を介して直列接続されることにより、36Vバッテリ10は36Vの出力電圧を実現する。また、12Vバッテリ15は、バッテリ11〜13と略同型の扁平な略直方体形状をなす単一のバッテリで構成され、最大面積を有する一面が端子面15aとして設定されている。ここで、各バッテリ11〜13及び12Vバッテリ15は、例えば、周知のシール鉛蓄電池で構成されている。
【0024】
36Vバッテリ10を構成するバッテリ11〜13、及び、12Vバッテリ15は、スペアタイヤトレイ7の前方で車幅方向に沿ってフロアパネル5上に配列され、これらを一体的に連結するステー16,17を介してフロアパネル5上に保持されている。
【0025】
具体的に説明すると、各バッテリ11〜13,15は各端子面11a〜13a,15aが車体上方にそれぞれ臨まされた状態でフロアパネル5に倒伏して配置されている。各バッテリ11〜13,15は、前部がステー16に対して一体的に連結されているとともに、後部がステー17に対して一体的に連結されており(図3参照)、これらステー16,17が車幅方向に沿ってフロアパネル5上に架設された状態で、図示しない係止部材等を介してフロアパネル5上に固定されている。そして、このように各バッテリ11〜13,15を倒伏してフロアパネル5上に固設することにより、バッテリ11〜13,15をラゲージルーム2内に配設した際にも良好なスペースユーティリティが確保されるとともに、後突時にスペアタイヤ6が車体前方に放出される際の軌跡に対して各バッテリ11〜13,15が可能な限りオフセットされる。この場合、各バッテリ11〜13,15をシール鉛蓄電池で構成することにより、バッテリ11〜13,15の各端子を上方に露呈させる必要がなくなり、バッテリ11〜13,15の配設方向等に自由度を持たせることができる。
【0026】
図3に示すように、ステー16,17は、例えば底部が開放された断面略”コ”の字状の板金部材で構成され、ステー16,17の上面には、バッテリ11〜13,15の連結位置に略対応して、複数の長孔18が開口されている。そして、このように各ステー16,17の上面に長孔18が開口されることによって、各ステー16,17は、上下方向の強度が維持されたまま、前後方向の強度のみが所定に脆弱な構成となっている。すなわち、上面に長孔18を設けることによって各ステー16,17には脆弱部19,20が設定され、この脆弱部19,20は、バッテリ11〜13,15にスペアタイヤ6が衝突した際に車体前方に変形されることによって、各バッテリ11〜13,15の車体前方への移動を許容する。
【0027】
ここで、本実施の形態において、各バッテリ11〜13,15は、車外において予めステー16,17に組み付けられた状態で、ラゲージルーム2内に搬入されて固設される。
【0028】
図3,4に示すように、バッテリ11〜13の各バッテリ端子30,31は、端子面11a〜13a上において、一の短辺側に偏倚した位置からそれぞれ突出されている。各バッテリ11〜13は、互いに隣接するバッテリ間の正極側バッテリ端子30と負極側バッテリ端子31とが互いに隣接するよう同方向に倒伏配置され、バッテリ間で互いに隣接する正負のバッテリ端子30,31は、バスバー32を介して電気的に接続されている。すなわち、図示のように、本実施の形態においては、各バッテリ11〜13がフロアパネル5上に倒伏して配列された際に、各バッテリ端子30,31は車幅方向に沿う直線上に配列され、バッテリ11の正極側バッテリ端子30とバッテリ12の負極側バッテリ端子31とがバスバー32を介して連結されているとともに、バッテリ12の正極側バッテリ端子30とバッテリ13の負極側バッテリ端子31とがバスバー32を介して連結されている。
【0029】
図4に示すように、バスバー32は帯状の平板部材で構成され、このバスバー32の両端部には、バッテリ端子30,31にそれぞれ係合する端子挿通孔35,36が穿設されている。また、各端子挿通孔35,36には、当該端子挿通孔35,36をバスバー32の外部に開放する切欠部37,38が連設されている。そして、バスバー32は、各切欠部37,38が車体の前方に指向された状態で、各端子挿通孔35,36が各バッテリ端子30,31にそれぞれ係合されることによってバッテリ端子30,31間に架設され、各バッテリ端子30,31に螺合されたナット39(図3参照)によって固定されている。
【0030】
次に、上述の構成による作用について説明する。
【0031】
後突時において、スペアタイヤ6は、スペアタイヤトレイ7の前方に設けられた傾斜部8によって車体前方に跳ね上げられ、各バッテリ11〜13,15の後部に衝突される。この衝突によって、ステー16,17が脆弱部19,20で変形されることにより、各バッテリ11〜13,15は、フロアパネル5に沿って車体前方に移動される。
【0032】
その際、スペアタイヤ6の衝突タイミングの違いによって、各バッテリ11〜13が前後に相対移動されることにより、バスバー32による各バッテリ端子30,31間の接続が解放される。すなわち、各バッテリ11〜13の後部の相対移動によって、バッテリ端子30が端子挿通孔35から切欠部37側にスライドされ(或いは、バッテリ端子31が端子挿通孔36から切欠部38側にスライドされ)、バスバー32によるバッテリ端子30,31間の接続が解放される。これにより、各バッテリ11〜13は車体前方に個別に移動され、各バッテリ11〜13が一体的に移動される場合に比べて、スペアタイヤ6の挙動に対する影響が低減されると共に、バッテリへの衝撃が緩和され、バッテリの破損を防止することができる。
【0033】
このような実施の形態によれば、重量部材である36Vバッテリ10を小型な複数のバッテリ11〜13で分割形成し、互いに隣接するバッテリ11〜13の端子面11a〜13aから露呈する正負のバッテリ端子30,31を、各バッテリ11〜13が前後に相対移動された際に解放自在なバスバー32を介して接続したので、スペアタイヤ6が衝突した際に各バッテリ11〜13を個別に移動させることができ、後突時のスペアタイヤ6の挙動に対する影響を低減することができると共にバッテリの破損も防止できる。
【0034】
ここで、本実施の形態においては、図5に示すように、各端子挿通孔35,36に連設する切欠部37,38は、外側に拡開された形状であってもよい。このように切欠部37,38を拡開形成することにより、各バッテリ11〜13にスペアタイヤ6が衝突した際に、バスバー32によるバッテリ端子30,31間の解放をより効果的に実現することができる。
【0035】
また、図6に示すように、バスバー32は、切欠部37,38が車体後方に指向された状態で、バッテリ端子30,31間を連結する構成であってもよい。
【0036】
また、図7に示すように、各バッテリ11〜13の端子面11a〜13aに、例えばバスバー32の両端に係止してバスバー32の回転を規制する係止部40を突設してもよい。このように、係止部40によってバスバー32の回転を規制することにより、バスバー32の組み付け性を向上することができるとともに、スペアタイヤ6のバッテリ11〜13への衝突時にも切欠部37,38を所定の方向に確実に維持することができバッテリ端子30,31間の開放を効果的に実現することができる。
【0037】
また、図8,9に示すように、各バッテリ端子30,31の近傍において、各バッテリ11〜13の端子面11a〜13aに、後方及び側方に解放する段部45,46を凹設し、これら段部45,46の側壁を、バスバー32の回転を規制する係止部47,48として機能させてもよい。このように構成することにより、上述の図7の構成で得られる効果に加え、各段部45,46によって、各バッテリ端子30,31をスペアタイヤ6の衝突等から保護することができるという効果を奏する。
【0038】
さらにまた、図10に示すように、バスバー32に係止する係止部47,48を、正極側と負極側とで異形状としてもよい。このように構成することにより、上述の図7の構成、或いは、上述の図8,9の構成で得られる効果に加え、バッテリ端子30,31に対するバスバー32の誤接続を防止することができるという効果を奏するとともに、切欠部37,38の向きを確実に規定できるという効果を奏する。
【0039】
次に、図11乃至図14は本発明の第2の実施の形態に係わり、図11は36Vバッテリの背面図、図12は図11の平面図、図13は36Vバッテリの変形例を示す背面図、図14は図13の平面図である。なお、本実施の形態においては、バッテリ端子30,31間を、バスバー32に代えて、連結手段としての連結部材50を介して連結した点が上述の第1の実施の形態と主として異なる。その他、同様の点については同符号を付して説明を省略する。
【0040】
図11,12に示すように、連結部材50は、ナット39を介して正極側バッテリ端子30に締結固定される第1の端子接続部51と、ナット39を介して負極側バッテリ端子31に締結固定される第2の端子接続部52とを有して構成されている。
【0041】
第1の端子接続部51は”Y”字状に分岐された分岐部を端部に有し、この分岐部がバネ構造部53として構成されている。そして、この分岐部53に第2の端子接続部52の端部が弾性的に嵌合されることによって、第1,第2の端子接続部51,52は電気的に接続されている。すなわち、連結部材50はバネ構造部53を介した第1,第2の端子接続部51,52間の接続によって正負のバッテリ端子30,31間を電気的に接続するとともに、各バッテリ11〜13が前後に相対移動された際には第1,第2の端子接続部51,52を前後にスライドさせてバッテリ端子30,31間の連結を解放する。
【0042】
このような実施の形態によれば、上述の第1の実施の形態と略同様の作用効果を奏することができる。
【0043】
ここで、本実施の形態においては、図13,14に示すように、第1の端子接続部51を一対の板状部材55,56で構成し、これら板状部材55,56を重畳して正極側バッテリ端子30に締結固定することにより、端部にバネ構造部53を構成するものであってもよい。
【0044】
次に、図15,16は本発明の第3の実施の形態に係わり、図15は36Vバッテリの平面図、図16は図15の背面図である。なお、本実施の形態においては、各バッテリ11〜13の端子面11a〜13aを最小面積を有する一面に設定した点、及び、各バッテリ11〜13の配列方法が上述の第1の実施の形態と異なり、また、バッテリ端子30,31間を、バスバー32に代えて、連結手段としての連結部材60を介して連結した点が上述の第1の実施の形態と異なる。その他、同様の構成については同符号を付して説明を省略する。
【0045】
図15,16に示すように、バッテリ11〜13は各端子面11a〜13aを車体1の前後に交互に臨ませた状態で配列され、これら各端子面11a〜13aから露呈された互いに隣接するバッテリ間のバッテリ端子30,31が連結部材60を介して電気的に接続されている。
【0046】
具体的に説明すると、本実施の形態においては、バッテリ12が端子面12aを車体後方に臨ませた状態で配置されているとともに、その車幅方向両側で、バッテリ11,13が端子面11a,13aを車体前方に臨ませた状態で配置されている。
【0047】
また、連結部材60は、ナット39を介して正極側バッテリ端子30に締結固定される第1の端子接続部61と、ナット39を介して負極側バッテリ端子31に締結固定される第2の端子接続部62と、これら第1,第2の端子接続部62を電気的に接続するケーブル63とを有して構成されている。
【0048】
ケーブル63は、可撓性を有するケーブルで構成されるもので、バッテリ間で車体1の前後方向に沿って配設されている。そして、このような可撓性を有するケーブル63を介してバッテリ端子30,31間を電気的に接続することによって、各バッテリ11〜13は、スペアタイヤ6が後部に衝突された際に、車体前方への移動が別個に許容されるようになっている。
【0049】
このような実施の形態によれば、上述の第1の実施の形態と略同様の作用効果に加え、万が一、バッテリ11〜13の後部がスペアタイヤ6の衝突によって上方に跳ね上げられた際にも、各バッテリ11〜13の後部の上方への移動を別個に許容することができるという効果を奏する。
【0050】
次に、図17は本発明の第4の実施の形態に係わり、図17は36Vバッテリの背面図である。なお、本実施の形態においては、各バッテリ11〜13の端子面11a〜13aを最小面積を有する一面に設定した点、及び、バッテリ端子30,31間を、バスバー32に代えて、連結手段としての連結部材70を介して連結した点が上述の第1の実施の形態と異なる。その他、同様の構成については同符号を付して説明を省略する。
【0051】
図17に示すように、バッテリ11〜13は各端子面11a〜13aを車体後方に臨ませた状態で倒伏して配列されている。これら各端子面11a〜13aから露呈する正負のバッテリ端子30,31は、互いに隣接するバッテリ間で同極同士が近接するよう配列されている。そして、互いに隣接するバッテリ間で、正負のバッテリ端子30,31が連結部材70を介して電気的に接続されている。
【0052】
具体的に説明すると、本実施の形態においては、バッテリ11,12間で正極側バッテリ端子30,30同士が互いに近接されているとともに、バッテリ12,13間で負極側バッテリ端子31,31同士が互いに近接されている。
【0053】
また、連結部材70は、ナット39を介して正極側バッテリ端子30に締結固定される第1の端子接続部71と、ナット39を介して負極側バッテリ端子31に締結固定される第2の端子接続部72と、これら第1,第2の端子接続部71,72を電気的に接続するケーブル73とを有して構成されている。
【0054】
ケーブル73は、可撓性を有するケーブルで構成されるもので、バッテリ間の後方に沿って配設されている。ここで、ケーブル73は、各バッテリ端子30,31間で所定の撓みを有して架設されることが望ましい。この場合、連結部材70で連結されるバッテリ端子30,31は、互いに離間されているため、ケーブル73を太径のもので構成した場合であっても当該ケーブル73に容易に撓みを持たせることができる。
【0055】
そして、このように所定長さを有する可撓性のケーブル73を介してバッテリ端子30,31間を電気的に接続することによって、各バッテリ11〜13は、スペアタイヤ6が後部に衝突された際に、車体前方への移動が別個に許容されるようになっている。
【0056】
このような実施の形態によれば、上述の第1の実施の形態と略同様の作用効果に加え、万が一、バッテリ11〜13の後部がスペアタイヤ6の衝突によって上方に跳ね上げられた際にも、各バッテリ11〜13の後部の上方への移動を別個に許容することができるという効果を奏する。
【0057】
なお、上述の各実施の形態においては、36Vバッテリ10を3個のバッテリ11〜13に分割形成してラゲージルーム2内に配設した一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、バッテリの電圧及びバッテリの個数等は適宜変更可能であることは勿論である。
【0058】
また、他のバッテリ(例えば、12Vバッテリ15)についても、同様の端子接続構造を適用可能であることは勿論である。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、後突時の良好なスペアタイヤの挙動を確保することができると共にバッテリの破損も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わり、ラゲージルームの要部を示す側面図
【図2】同上、ラゲージルームの要部を示す平面図
【図3】同上、バッテリ及びステーを示す斜視図
【図4】同上、36Vバッテリの平面図
【図5】同上、バスバーの変形例を示す図
【図6】同上、バスバーの接続構造の変形例を示す平面図
【図7】同上、36Vバッテリの変形例を示す平面図
【図8】同上、36Vバッテリの変形例を示す平面図
【図9】同上、図8のバッテリをI方向からみた矢視図
【図10】同上、36Vバッテリの変形例を示す平面図
【図11】本発明の第2の実施の形態に係わり、36Vバッテリの背面図
【図12】同上、図11の平面図
【図13】同上、36Vバッテリの変形例を示す背面図
【図14】同上、図13の平面図
【図15】本発明の第3の実施の形態に係わり、36Vバッテリの平面図
【図16】同上、図15の背面図
【図17】本発明の第4の実施の形態に係わり、36Vバッテリの背面図
【符号の説明】
1 … 車体
2 … ラゲージルーム
5 … フロアパネル
6 … スペアタイヤ
7 … スペアタイヤトレイ
8 … 傾斜部
11〜13 ,15… バッテリ
11a〜13a … 端子面
30 … 正極側バッテリ端子
31 … 負極側バッテリ端子
32 … バスバー(連結手段)
35 … 端子挿通孔
36 … 端子挿通孔
37 … 切欠部
38 … 切欠部
40 … 係止部
45 … 段部
46 … 段部
47 … 係止部
48 … 係止部
50 … 連結部材(連結手段)
51 … 第1の端子接続部
52 … 第2の端子接続部
60 … 連結部材(連結手段)
70 … 連結部材(連結手段)
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラゲージルーム内に収容されたスペアタイヤの前方にバッテリを配設する際の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両においては、モータジェネレータを用いた簡易ハイブリッドシステム、電動4輪駆動システム、電磁駆動弁、電動パワーステアリング、電動カーエアコン、電動ブレーキ、電動シャーシコントロール、フロントガラスの急速霜取り装置、シートヒータ等の各装備を高いクオリティで実現することを目的として、車載補機類の定格電圧を14Vから42Vへと昇圧化させることが検討されており、これに伴い、車載のバッテリ電圧を12Vから36Vへと昇圧化させることが検討されている。
【0003】
このような補機類の昇圧化への移行期間には、補機類の変更に伴うコストの高騰を抑制するため、補機類の昇圧化は、当該昇圧化によってより多くのメリットを享受可能なものから段階的に導入されることが望ましい。この場合、補機類の昇圧化によって見込まれる最も大きなメリットの1つとして、高出力なモータジェネレータを用いて簡易ハイブリッドシステムを構築することで燃費向上等を実現することが考えられる。そこで、近年では、36Vバッテリと12Vバッテリとをともに搭載し、例えばモータジェネレータ、電磁クラッチ、及びオートマチックトランスミッション用の電動オイルポンプ等を36Vバッテリで駆動するとともに、その他の補機類を12Vバッテリで駆動する技術が提案され実用化されている。
【0004】
しかしながら、上述のように36Vバッテリと12Vバッテリとを備えた車両においては、両バッテリを狭隘なエンジンルーム内に同時に搭載することが困難となる。また、車両にモータジェネレータを採用した場合には、インバータ装置を新たに搭載する必要がある。さらに、モータジェネレータによる発電電圧を降圧させて12Vバッテリ等にも給電するためには、DC−DCコンバータ等の補機類を新たに搭載する必要がある。
【0005】
これらに対処し、例えば非特許文献1には、36Vバッテリ及び12Vバッテリをラゲージルーム内のフロアパネル上に配設するとともに、各バッテリをラゲージルーム内に配設することでエンジンルーム内に確保されたスペースに、DC−DCコンバータを一体的に備えたインバータ装置を配設する技術が開示されている。また、36Vバッテリ及び12Vバッテリの端子接続構造として、上記非特許文献1には、スペアタイヤトレイの前方でラゲージルームの車幅方向に架設されたバッテリキャリヤとホールダウンパイプとの間に、36Vバッテリ及び12Vバッテリをクランプ機構を介して固設する技術が開示されている。
【0006】
【非特許文献1】
トヨタ自動車株式会社編集「クラウン、クラウンマジェスタ、クラウンエステート新型車解説書」2001年8月20日発行、P0−2、P1−2〜1−7、P1−12〜1−21、P4−4
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両においては、後突時にスペアタイヤをスペアタイヤトレイから放出して当該スペアタイヤトレイを後突時のクラッシュストロークとして機能させることが一般的である。このため、スペアタイヤトレイの前面には、高剛性のスペアタイヤを後突時に車体前方に跳ね上げるようガイドするための傾斜部が設けられている。従って、上述の非特許文献1に開示された技術のようにスペアタイヤの前方にバッテリを配設する場合、バッテリは、後突時に予測されるスペアタイヤの軌跡からオフセットする位置に配設されることが望ましい。
【0008】
しかしながら、車体形状や車体に搭載される各部材のレイアウト等によっては後突時に予測されるスペアタイヤの軌跡上にバッテリを配設せざるを得ない場合がある。このような場合、後突時に跳ね上げられたスペアタイヤは、重量部材であるバッテリの後部に衝突されるため、良好なスペアタイヤの挙動が阻害される虞があり、またバッテリを破損させる虞もあった。
【0009】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、後突時の良好なスペアタイヤの挙動を確保すると共に、バッテリの破損を防止することのできるバッテリの端子接続構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、後突時にスペアタイヤを跳ね上げて車体前方にガイドする傾斜部が形成されたスペアタイヤトレイをフロアパネルの下部に有し、上記スペアタイヤトレイの前方の上記フロアパネル上に複数のバッテリで構成されたバッテリモジュールを配置したバッテリの端子接続構造において、端子面を車体上方に臨ませた状態で上記各バッテリを車幅方向に配列するとともに、互いに隣接する上記バッテリの上記端子面から露呈する正負の各バッテリ端子を、上記各バッテリが前後に相対移動した際に開放自在な連結手段を介して電気的に接続したことを特徴とする。
【0011】
また、請求項2記載の発明によるバッテリの端子接続構造は、請求項1記載の発明において、上記連結手段は、上記各バッテリ端子にそれぞれ係合する端子挿通孔を備えたバスバーであって、上記端子挿通孔には、当該端子挿通孔の一部を外部に開放する切欠部が連設されていることを特徴とする。
【0012】
また、請求項3記載の発明によるバッテリの端子接続構造は、請求項2記載の発明において、上記切欠部は、車体の前方或いは後方に指向して設けられていることを特徴とする。
【0013】
また、請求項4記載の発明によるバッテリの端子接続構造は、請求項3記載の発明において、上記バッテリは、上記バスバーを係止して当該バスバーの回転を規制する係止部を上記端子面に有することを特徴とする。
【0014】
また、請求項5記載の発明によるバッテリの端子接続構造は、請求項1記載の発明において、上記連結手段は、正極側の上記バッテリ端子に固設する第1の端子接続部と、負極側の上記バッテリ端子に固設する第2の端子接続部とを有し、これら第1,第2の端子接続部は、上記各バッテリが前後に相対移動した際に互いにスライドして解放自在に連結されていることを特徴とする。
【0015】
また、請求項6記載の発明は、後突時にスペアタイヤを跳ね上げて車体前方にガイドする傾斜部が形成されたスペアタイヤトレイをフロアパネルの下部に有し、上記スペアタイヤトレイの前方の上記フロアパネル上に複数のバッテリで構成されたバッテリモジュールを配置したバッテリの端子接続構造において、端子面を車体前方に臨ませた上記バッテリと、端子面を車体後方に臨ませた上記バッテリとを車幅方向に交互に配列するとともに、互いに隣接する上記バッテリの上記端子面から露呈する正負のバッテリ端子を可撓性を有する連結手段を介して電気的に接続したことを特徴とする。
【0016】
また、請求項7記載の発明は、後突時にスペアタイヤを跳ね上げて車体前方にガイドする傾斜部が形成されたスペアタイヤトレイをフロアパネルの下部に有し、上記スペアタイヤトレイの前方の上記フロアパネル上に複数のバッテリで構成されたバッテリモジュールを配置したバッテリの端子接続構造において、端子面を車体前方または車体後方の少なくとも一方に臨ませた上記各バッテリを車幅方向に配列し、互いに隣接する上記バッテリ間で同極同士が近接されるよう上記端子面から正負のバッテリ端子を露呈するとともに、互いに隣接する上記バッテリの正負の上記バッテリ端子を可撓性を有する連結手段を介して電気的に接続したことを特徴とする。
【0017】
また、請求項8記載の発明によるバッテリの端子接続構造は、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の発明において、上記各バッテリは、扁平に構成され、上記フロアパネルに対して倒伏されていることを特徴とする。
【0018】
また、請求項9記載の発明によるバッテリの端子接続構造は、請求項1乃至請求項8の何れかに記載の発明において、上記各バッテリはシール鉛蓄電池であることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1乃至図10は本発明の第1の実施の形態に係わり、図1はラゲージルームの要部を示す側面図、図2はラゲージルームの要部を示す平面図、図3はバッテリ及びステーを示す斜視図、図4は36Vバッテリの平面図、図5はバスバーの変形例を示す図、図6はバスバーの接続構造の変形例を示す平面図、図7は36Vバッテリの変形例を示す平面図、図8は36Vバッテリの変形例を示す平面図、図9は図8のバッテリをI方向からみた矢視図、図10は36Vバッテリの変形例を示す平面図である。
【0020】
図1,2において符号1は車体を示す。本実施の形態において、車体1には、定格電圧が例えば42Vに設定されたモータジェネレータや電動オイルポンプ等の各補機類(図示せず)と、定格電圧が例えば14Vに設定されたランプバルブやオーディオ機器等の各補機類(図示せず)とが搭載されている。そして、高出力なモータジェネレータ等の補機類を搭載することにより、車体1にはアイドルストップ機能等を高いクオリティで実現可能な簡易ハイブリッドシステムが構築されている。
【0021】
また、定格電圧の異なる各補機類にそれぞれ対応して給電を行うため、車体1には、リヤシート3後部に設定されたラゲージルーム2内に、バッテリモジュールを構成する36Vバッテリ10と、12Vバッテリ15とが搭載されている。
【0022】
ラゲージルーム2を構成するフロアパネル5は略平坦なパネル部材で構成され、フロアパネル5の下部には、スペアタイヤ6を収容するためのスペアタイヤトレイ7が設けられている。本実施の形態において、スペアタイヤトレイ7は、フロアパネル5に一体形成されるもので、ラゲージルーム2内の右側かつ後方に偏倚した位置でフロアパネル5に凹設されている。また、スペアタイヤトレイ7の前側壁面には、所定角度の傾斜部8が設けられている。傾斜部8は後突時にスペアタイヤ6を車体前方に跳ね上げるようガイドするためのもので(図1中2点鎖線参照)、スペアタイヤ6が車体前方に跳ね上げられて放出されることにより、スペアタイヤトレイ7は後突時のクラッシュストロークとして機能するようになっている。
【0023】
36Vバッテリ10は、扁平な略直方体形状をなす3個の小型なバッテリ(12Vのバッテリ)11〜13を有して構成されている。各バッテリ11〜13の端子面11a〜13aは最大面積を有する一面に設定され、この端子面から露呈された正負の各バッテリ端子30,31が連結手段としてのバスバー32(後述する)を介して直列接続されることにより、36Vバッテリ10は36Vの出力電圧を実現する。また、12Vバッテリ15は、バッテリ11〜13と略同型の扁平な略直方体形状をなす単一のバッテリで構成され、最大面積を有する一面が端子面15aとして設定されている。ここで、各バッテリ11〜13及び12Vバッテリ15は、例えば、周知のシール鉛蓄電池で構成されている。
【0024】
36Vバッテリ10を構成するバッテリ11〜13、及び、12Vバッテリ15は、スペアタイヤトレイ7の前方で車幅方向に沿ってフロアパネル5上に配列され、これらを一体的に連結するステー16,17を介してフロアパネル5上に保持されている。
【0025】
具体的に説明すると、各バッテリ11〜13,15は各端子面11a〜13a,15aが車体上方にそれぞれ臨まされた状態でフロアパネル5に倒伏して配置されている。各バッテリ11〜13,15は、前部がステー16に対して一体的に連結されているとともに、後部がステー17に対して一体的に連結されており(図3参照)、これらステー16,17が車幅方向に沿ってフロアパネル5上に架設された状態で、図示しない係止部材等を介してフロアパネル5上に固定されている。そして、このように各バッテリ11〜13,15を倒伏してフロアパネル5上に固設することにより、バッテリ11〜13,15をラゲージルーム2内に配設した際にも良好なスペースユーティリティが確保されるとともに、後突時にスペアタイヤ6が車体前方に放出される際の軌跡に対して各バッテリ11〜13,15が可能な限りオフセットされる。この場合、各バッテリ11〜13,15をシール鉛蓄電池で構成することにより、バッテリ11〜13,15の各端子を上方に露呈させる必要がなくなり、バッテリ11〜13,15の配設方向等に自由度を持たせることができる。
【0026】
図3に示すように、ステー16,17は、例えば底部が開放された断面略”コ”の字状の板金部材で構成され、ステー16,17の上面には、バッテリ11〜13,15の連結位置に略対応して、複数の長孔18が開口されている。そして、このように各ステー16,17の上面に長孔18が開口されることによって、各ステー16,17は、上下方向の強度が維持されたまま、前後方向の強度のみが所定に脆弱な構成となっている。すなわち、上面に長孔18を設けることによって各ステー16,17には脆弱部19,20が設定され、この脆弱部19,20は、バッテリ11〜13,15にスペアタイヤ6が衝突した際に車体前方に変形されることによって、各バッテリ11〜13,15の車体前方への移動を許容する。
【0027】
ここで、本実施の形態において、各バッテリ11〜13,15は、車外において予めステー16,17に組み付けられた状態で、ラゲージルーム2内に搬入されて固設される。
【0028】
図3,4に示すように、バッテリ11〜13の各バッテリ端子30,31は、端子面11a〜13a上において、一の短辺側に偏倚した位置からそれぞれ突出されている。各バッテリ11〜13は、互いに隣接するバッテリ間の正極側バッテリ端子30と負極側バッテリ端子31とが互いに隣接するよう同方向に倒伏配置され、バッテリ間で互いに隣接する正負のバッテリ端子30,31は、バスバー32を介して電気的に接続されている。すなわち、図示のように、本実施の形態においては、各バッテリ11〜13がフロアパネル5上に倒伏して配列された際に、各バッテリ端子30,31は車幅方向に沿う直線上に配列され、バッテリ11の正極側バッテリ端子30とバッテリ12の負極側バッテリ端子31とがバスバー32を介して連結されているとともに、バッテリ12の正極側バッテリ端子30とバッテリ13の負極側バッテリ端子31とがバスバー32を介して連結されている。
【0029】
図4に示すように、バスバー32は帯状の平板部材で構成され、このバスバー32の両端部には、バッテリ端子30,31にそれぞれ係合する端子挿通孔35,36が穿設されている。また、各端子挿通孔35,36には、当該端子挿通孔35,36をバスバー32の外部に開放する切欠部37,38が連設されている。そして、バスバー32は、各切欠部37,38が車体の前方に指向された状態で、各端子挿通孔35,36が各バッテリ端子30,31にそれぞれ係合されることによってバッテリ端子30,31間に架設され、各バッテリ端子30,31に螺合されたナット39(図3参照)によって固定されている。
【0030】
次に、上述の構成による作用について説明する。
【0031】
後突時において、スペアタイヤ6は、スペアタイヤトレイ7の前方に設けられた傾斜部8によって車体前方に跳ね上げられ、各バッテリ11〜13,15の後部に衝突される。この衝突によって、ステー16,17が脆弱部19,20で変形されることにより、各バッテリ11〜13,15は、フロアパネル5に沿って車体前方に移動される。
【0032】
その際、スペアタイヤ6の衝突タイミングの違いによって、各バッテリ11〜13が前後に相対移動されることにより、バスバー32による各バッテリ端子30,31間の接続が解放される。すなわち、各バッテリ11〜13の後部の相対移動によって、バッテリ端子30が端子挿通孔35から切欠部37側にスライドされ(或いは、バッテリ端子31が端子挿通孔36から切欠部38側にスライドされ)、バスバー32によるバッテリ端子30,31間の接続が解放される。これにより、各バッテリ11〜13は車体前方に個別に移動され、各バッテリ11〜13が一体的に移動される場合に比べて、スペアタイヤ6の挙動に対する影響が低減されると共に、バッテリへの衝撃が緩和され、バッテリの破損を防止することができる。
【0033】
このような実施の形態によれば、重量部材である36Vバッテリ10を小型な複数のバッテリ11〜13で分割形成し、互いに隣接するバッテリ11〜13の端子面11a〜13aから露呈する正負のバッテリ端子30,31を、各バッテリ11〜13が前後に相対移動された際に解放自在なバスバー32を介して接続したので、スペアタイヤ6が衝突した際に各バッテリ11〜13を個別に移動させることができ、後突時のスペアタイヤ6の挙動に対する影響を低減することができると共にバッテリの破損も防止できる。
【0034】
ここで、本実施の形態においては、図5に示すように、各端子挿通孔35,36に連設する切欠部37,38は、外側に拡開された形状であってもよい。このように切欠部37,38を拡開形成することにより、各バッテリ11〜13にスペアタイヤ6が衝突した際に、バスバー32によるバッテリ端子30,31間の解放をより効果的に実現することができる。
【0035】
また、図6に示すように、バスバー32は、切欠部37,38が車体後方に指向された状態で、バッテリ端子30,31間を連結する構成であってもよい。
【0036】
また、図7に示すように、各バッテリ11〜13の端子面11a〜13aに、例えばバスバー32の両端に係止してバスバー32の回転を規制する係止部40を突設してもよい。このように、係止部40によってバスバー32の回転を規制することにより、バスバー32の組み付け性を向上することができるとともに、スペアタイヤ6のバッテリ11〜13への衝突時にも切欠部37,38を所定の方向に確実に維持することができバッテリ端子30,31間の開放を効果的に実現することができる。
【0037】
また、図8,9に示すように、各バッテリ端子30,31の近傍において、各バッテリ11〜13の端子面11a〜13aに、後方及び側方に解放する段部45,46を凹設し、これら段部45,46の側壁を、バスバー32の回転を規制する係止部47,48として機能させてもよい。このように構成することにより、上述の図7の構成で得られる効果に加え、各段部45,46によって、各バッテリ端子30,31をスペアタイヤ6の衝突等から保護することができるという効果を奏する。
【0038】
さらにまた、図10に示すように、バスバー32に係止する係止部47,48を、正極側と負極側とで異形状としてもよい。このように構成することにより、上述の図7の構成、或いは、上述の図8,9の構成で得られる効果に加え、バッテリ端子30,31に対するバスバー32の誤接続を防止することができるという効果を奏するとともに、切欠部37,38の向きを確実に規定できるという効果を奏する。
【0039】
次に、図11乃至図14は本発明の第2の実施の形態に係わり、図11は36Vバッテリの背面図、図12は図11の平面図、図13は36Vバッテリの変形例を示す背面図、図14は図13の平面図である。なお、本実施の形態においては、バッテリ端子30,31間を、バスバー32に代えて、連結手段としての連結部材50を介して連結した点が上述の第1の実施の形態と主として異なる。その他、同様の点については同符号を付して説明を省略する。
【0040】
図11,12に示すように、連結部材50は、ナット39を介して正極側バッテリ端子30に締結固定される第1の端子接続部51と、ナット39を介して負極側バッテリ端子31に締結固定される第2の端子接続部52とを有して構成されている。
【0041】
第1の端子接続部51は”Y”字状に分岐された分岐部を端部に有し、この分岐部がバネ構造部53として構成されている。そして、この分岐部53に第2の端子接続部52の端部が弾性的に嵌合されることによって、第1,第2の端子接続部51,52は電気的に接続されている。すなわち、連結部材50はバネ構造部53を介した第1,第2の端子接続部51,52間の接続によって正負のバッテリ端子30,31間を電気的に接続するとともに、各バッテリ11〜13が前後に相対移動された際には第1,第2の端子接続部51,52を前後にスライドさせてバッテリ端子30,31間の連結を解放する。
【0042】
このような実施の形態によれば、上述の第1の実施の形態と略同様の作用効果を奏することができる。
【0043】
ここで、本実施の形態においては、図13,14に示すように、第1の端子接続部51を一対の板状部材55,56で構成し、これら板状部材55,56を重畳して正極側バッテリ端子30に締結固定することにより、端部にバネ構造部53を構成するものであってもよい。
【0044】
次に、図15,16は本発明の第3の実施の形態に係わり、図15は36Vバッテリの平面図、図16は図15の背面図である。なお、本実施の形態においては、各バッテリ11〜13の端子面11a〜13aを最小面積を有する一面に設定した点、及び、各バッテリ11〜13の配列方法が上述の第1の実施の形態と異なり、また、バッテリ端子30,31間を、バスバー32に代えて、連結手段としての連結部材60を介して連結した点が上述の第1の実施の形態と異なる。その他、同様の構成については同符号を付して説明を省略する。
【0045】
図15,16に示すように、バッテリ11〜13は各端子面11a〜13aを車体1の前後に交互に臨ませた状態で配列され、これら各端子面11a〜13aから露呈された互いに隣接するバッテリ間のバッテリ端子30,31が連結部材60を介して電気的に接続されている。
【0046】
具体的に説明すると、本実施の形態においては、バッテリ12が端子面12aを車体後方に臨ませた状態で配置されているとともに、その車幅方向両側で、バッテリ11,13が端子面11a,13aを車体前方に臨ませた状態で配置されている。
【0047】
また、連結部材60は、ナット39を介して正極側バッテリ端子30に締結固定される第1の端子接続部61と、ナット39を介して負極側バッテリ端子31に締結固定される第2の端子接続部62と、これら第1,第2の端子接続部62を電気的に接続するケーブル63とを有して構成されている。
【0048】
ケーブル63は、可撓性を有するケーブルで構成されるもので、バッテリ間で車体1の前後方向に沿って配設されている。そして、このような可撓性を有するケーブル63を介してバッテリ端子30,31間を電気的に接続することによって、各バッテリ11〜13は、スペアタイヤ6が後部に衝突された際に、車体前方への移動が別個に許容されるようになっている。
【0049】
このような実施の形態によれば、上述の第1の実施の形態と略同様の作用効果に加え、万が一、バッテリ11〜13の後部がスペアタイヤ6の衝突によって上方に跳ね上げられた際にも、各バッテリ11〜13の後部の上方への移動を別個に許容することができるという効果を奏する。
【0050】
次に、図17は本発明の第4の実施の形態に係わり、図17は36Vバッテリの背面図である。なお、本実施の形態においては、各バッテリ11〜13の端子面11a〜13aを最小面積を有する一面に設定した点、及び、バッテリ端子30,31間を、バスバー32に代えて、連結手段としての連結部材70を介して連結した点が上述の第1の実施の形態と異なる。その他、同様の構成については同符号を付して説明を省略する。
【0051】
図17に示すように、バッテリ11〜13は各端子面11a〜13aを車体後方に臨ませた状態で倒伏して配列されている。これら各端子面11a〜13aから露呈する正負のバッテリ端子30,31は、互いに隣接するバッテリ間で同極同士が近接するよう配列されている。そして、互いに隣接するバッテリ間で、正負のバッテリ端子30,31が連結部材70を介して電気的に接続されている。
【0052】
具体的に説明すると、本実施の形態においては、バッテリ11,12間で正極側バッテリ端子30,30同士が互いに近接されているとともに、バッテリ12,13間で負極側バッテリ端子31,31同士が互いに近接されている。
【0053】
また、連結部材70は、ナット39を介して正極側バッテリ端子30に締結固定される第1の端子接続部71と、ナット39を介して負極側バッテリ端子31に締結固定される第2の端子接続部72と、これら第1,第2の端子接続部71,72を電気的に接続するケーブル73とを有して構成されている。
【0054】
ケーブル73は、可撓性を有するケーブルで構成されるもので、バッテリ間の後方に沿って配設されている。ここで、ケーブル73は、各バッテリ端子30,31間で所定の撓みを有して架設されることが望ましい。この場合、連結部材70で連結されるバッテリ端子30,31は、互いに離間されているため、ケーブル73を太径のもので構成した場合であっても当該ケーブル73に容易に撓みを持たせることができる。
【0055】
そして、このように所定長さを有する可撓性のケーブル73を介してバッテリ端子30,31間を電気的に接続することによって、各バッテリ11〜13は、スペアタイヤ6が後部に衝突された際に、車体前方への移動が別個に許容されるようになっている。
【0056】
このような実施の形態によれば、上述の第1の実施の形態と略同様の作用効果に加え、万が一、バッテリ11〜13の後部がスペアタイヤ6の衝突によって上方に跳ね上げられた際にも、各バッテリ11〜13の後部の上方への移動を別個に許容することができるという効果を奏する。
【0057】
なお、上述の各実施の形態においては、36Vバッテリ10を3個のバッテリ11〜13に分割形成してラゲージルーム2内に配設した一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、バッテリの電圧及びバッテリの個数等は適宜変更可能であることは勿論である。
【0058】
また、他のバッテリ(例えば、12Vバッテリ15)についても、同様の端子接続構造を適用可能であることは勿論である。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、後突時の良好なスペアタイヤの挙動を確保することができると共にバッテリの破損も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わり、ラゲージルームの要部を示す側面図
【図2】同上、ラゲージルームの要部を示す平面図
【図3】同上、バッテリ及びステーを示す斜視図
【図4】同上、36Vバッテリの平面図
【図5】同上、バスバーの変形例を示す図
【図6】同上、バスバーの接続構造の変形例を示す平面図
【図7】同上、36Vバッテリの変形例を示す平面図
【図8】同上、36Vバッテリの変形例を示す平面図
【図9】同上、図8のバッテリをI方向からみた矢視図
【図10】同上、36Vバッテリの変形例を示す平面図
【図11】本発明の第2の実施の形態に係わり、36Vバッテリの背面図
【図12】同上、図11の平面図
【図13】同上、36Vバッテリの変形例を示す背面図
【図14】同上、図13の平面図
【図15】本発明の第3の実施の形態に係わり、36Vバッテリの平面図
【図16】同上、図15の背面図
【図17】本発明の第4の実施の形態に係わり、36Vバッテリの背面図
【符号の説明】
1 … 車体
2 … ラゲージルーム
5 … フロアパネル
6 … スペアタイヤ
7 … スペアタイヤトレイ
8 … 傾斜部
11〜13 ,15… バッテリ
11a〜13a … 端子面
30 … 正極側バッテリ端子
31 … 負極側バッテリ端子
32 … バスバー(連結手段)
35 … 端子挿通孔
36 … 端子挿通孔
37 … 切欠部
38 … 切欠部
40 … 係止部
45 … 段部
46 … 段部
47 … 係止部
48 … 係止部
50 … 連結部材(連結手段)
51 … 第1の端子接続部
52 … 第2の端子接続部
60 … 連結部材(連結手段)
70 … 連結部材(連結手段)
Claims (9)
- 後突時にスペアタイヤを跳ね上げて車体前方にガイドする傾斜部が形成されたスペアタイヤトレイをフロアパネルの下部に有し、上記スペアタイヤトレイの前方の上記フロアパネル上に複数のバッテリで構成されたバッテリモジュールを配置したバッテリの端子接続構造において、
端子面を車体上方に臨ませた状態で上記各バッテリを車幅方向に配列するとともに、
互いに隣接する上記バッテリの上記端子面から露呈する正負の各バッテリ端子を、上記各バッテリが前後に相対移動した際に開放自在な連結手段を介して電気的に接続したことを特徴とするバッテリの端子接続構造。 - 上記連結手段は、上記各バッテリ端子にそれぞれ係合する端子挿通孔を備えたバスバーであって、
上記端子挿通孔には、当該端子挿通孔の一部を外部に開放する切欠部が連設されていることを特徴とする請求項1記載のバッテリの端子接続構造。 - 上記切欠部は、車体の前方或いは後方に指向して設けられていることを特徴とする請求項2記載のバッテリの端子接続構造。
- 上記バッテリは、上記バスバーを係止して当該バスバーの回転を規制する係止部を上記端子面に有することを特徴とする請求項3記載のバッテリの端子接続構造。
- 上記連結手段は、正極側の上記バッテリ端子に固設する第1の端子接続部と、負極側の上記バッテリ端子に固設する第2の端子接続部とを有し、
これら第1,第2の端子接続部は、上記各バッテリが前後に相対移動した際に互いにスライドして解放自在に連結されていることを特徴とする請求項1記載のバッテリの端子接続構造。 - 後突時にスペアタイヤを跳ね上げて車体前方にガイドする傾斜部が形成されたスペアタイヤトレイをフロアパネルの下部に有し、上記スペアタイヤトレイの前方の上記フロアパネル上に複数のバッテリで構成されたバッテリモジュールを配置したバッテリの端子接続構造において、
端子面を車体前方に臨ませた上記バッテリと、端子面を車体後方に臨ませた上記バッテリとを車幅方向に交互に配列するとともに、
互いに隣接する上記バッテリの上記端子面から露呈する正負のバッテリ端子を可撓性を有する連結手段を介して電気的に接続したことを特徴とするバッテリの端子接続構造。 - 後突時にスペアタイヤを跳ね上げて車体前方にガイドする傾斜部が形成されたスペアタイヤトレイをフロアパネルの下部に有し、上記スペアタイヤトレイの前方の上記フロアパネル上に複数のバッテリで構成されたバッテリモジュールを配置したバッテリの端子接続構造において、
端子面を車体前方または車体後方の少なくとも一方に臨ませた上記各バッテリを車幅方向に配列し、
互いに隣接する上記バッテリ間で同極同士が近接されるよう上記端子面から正負のバッテリ端子を露呈するとともに、
互いに隣接する上記バッテリの正負の上記バッテリ端子を可撓性を有する連結手段を介して電気的に接続したことを特徴とするバッテリの端子接続構造。 - 上記各バッテリは、扁平に構成され、上記フロアパネルに対して倒伏されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載のバッテリの端子接続構造。
- 上記各バッテリはシール鉛蓄電池であることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載のバッテリの端子接続構造。
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