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JP2004261354A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファスニングテープ位置の認識性を損なうことなく、且つ紙おむつ着用の抵抗感を低減できる吸収性物品を提供する。
【解決手段】背側部16の両側方に延出して設けられる一対のサイドフラップ20と、腹側部15の裏面シート10bに設けられたターゲット部30と、を有する使い捨て紙おむつ1において、サイドフラップには、ファスニングテープ22が設けられ、ターゲット部には、二色以上の色が配色されるとともに、そのうちの一色以上により所定のパターン31aが形成され、サイドフラップ部とファスニング部材には、ターゲット部に配色された色と同色の色が配色されるとともに、サイドフラップ部とファスニング部材とが異なる色とされている。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、使い捨て紙おむつ等の吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、吸収性物品である使い捨て紙おむつ(以下、紙おむつという。)は、透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に腹側部から背側部にかけて介装される吸収体とを有する。そして、特に展開式の紙おむつにおいて、背側の一対のサイドフラップ部にファスニングテープを設け、このファスニングテープを止着するためのターゲット部(補強テープ)を腹側に形成し、ファスニングテープをターゲット部に止着させて紙おむつを着用者に装着させる構造のものがある。
このような紙おむつでは、着用中にファスニングテープをターゲット部から外しやすいように、サイドフラップ部やファスニングテープの色にターゲット部の色と異なる色を配色していた(例えば、特許文献1)。
また、着用前に、紙おむつが畳まれた状態からサイドフラップを広げてファスニングテープを起こすときにもファスニングテープが見やすいように、サイドフラップと、ファスニングテープにも異なる色を配色していた。
【0003】
【特許文献1】
特開平7−328069号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、サイドフラップ部及びファスニングテープとターゲット部の色が異なると、着用した際、ターゲット部及びファスニングテープが目立つこととなって、紙おむつ着用に対する抵抗感が生じる一因となっていた。
【0005】
そこで、本発明の課題は、ファスニングテープ位置の認識性を損なうことなく、且つ紙おむつ着用の抵抗感を低減できる吸収性物品を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、図1〜図6に示すように、透液性の表面シート(10a)と、不透液性の裏面シート(10b)と、前記表面シートと前記裏面シートとの間に腹側部(15)から背側部(16)にかけて介装される吸収体(12)と、を備え、前記背側部の両側方に延出した一対のサイドフラップ(20)と、前記腹側部の前記裏面シートに設けられたターゲット部(30)と、を有する吸収性物品(例えば、使い捨て紙おむつ1)において、
前記サイドフラップには、前記ターゲット部に係止させるためのファスニング部材(例えば、ファスニングテープ22)が設けられ、
前記ターゲット部には、二色以上の色が配色されるとともに、そのうちの一色以上により所定のパターン(31a、33)が形成され、
前記サイドフラップ部とファスニング部材には、前記ターゲット部に配色された色と同色の色が配色されるとともに、前記サイドフラップ部とファスニング部材とが異なる色とされていることを特徴とする。
【0007】
ここで、サイドフラップには、裏面シートが延出したものと、別体のシート状部材を設けたサイドパネル型のものとが含まれる。
【0008】
請求項1記載の発明によれば、ターゲット部には、二色以上の色が配色されるとともに、そのうちの一色以上により所定のパターンが形成され、サイドフラップ部とファスニング部材には、ターゲット部に配色された色と同色の色が配色されるとともに、サイドフラップ部とファスニング部材とが異なる色とされているので、ファスニング部材の認識性を損なうことなく、且つファスニング部材とターゲット部のパターンとの色の統一感が得られる。
加えて、サイドフラップに、ターゲット部に配色された色と同一の色が配色されているので、サイドフラップとターゲット部の色の統一感が得られる。
従って、ターゲット部にパターンを有しつつ、サイドフラップ及びファスニング部材とターゲット部との色彩の統一が図られることとなって、ファスニング部材の認識性を損なうことなく、吸収性物品の着用に対する抵抗感を低減することができる。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の吸収性物品において、
前記ファスニング部材の大きさが前記パターンよりも大きくされていることを特徴とする。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、ファスニング部材の大きさが前記パターンよりも大きくされているので、更に、着用時にパターンとファスニング部材との識別が容易となる。従って、視力が弱い着用者でも容易に吸収性物品を着用することができる。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の吸収性物品において、前記サイドフラップの色が、前記表面シートの色と異なることを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、サイドフラップの色が表面シートの色と異なるので、サイドフラップが表面シート側に折り曲げられて梱包されたものを使用する際、表面シートとサイドフラップとの識別が容易となる。従って、夜間等、暗い場所で装着を行う場合や、視力が弱い使用者でも容易に吸収性物品を装着することができる。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品において、
前記パターンが、前記ターゲット部の長手方向に所定の間隔で設けられ、着用時の胴回り長さの目安となる目盛マーク(例えば、目盛線32)を有し、
前記目盛マークの色に、前記ファスニング部材に配色された色と同じ色が配色されていることを特徴とする。
【0014】
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、パターンがターゲット部の長手方向に所定の間隔で設けられ、着用時の胴回り長さの目安となる目盛マークを有し、目盛マークの色に、ファスニング部材に配色された色と同じ色が配色されているので、目盛マークとパターンとターゲット部材との色の統一感が得られる。従って、目盛マークも模様の一部として違和感がないとともに、ファスニング部材のターゲット部への係止位置の目安が付きやすい吸収性物品を提供することができる。
【0015】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の吸収性物品において、
前記パターンが、前記目盛マークと模様を含むものであることを特徴とする。請求項5記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、パターンが目盛マークと模様を含むものであるので、吸収性物品の装飾性が向上して、更に紙おむつ着用に対する抵抗感を低減することができる。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項4又は5に記載の吸収性物品において、
前記目盛マークの幅が前記ファスニング部材の幅よりも小さいことを特徴とする。
【0017】
請求項6記載の発明によれば、請求項4又は5に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、目盛マークの幅がファスニング部材の幅よりも小さいので、目盛マークとファスニング部材の止着位置とが重なった場合でもファスニング部材を容易に認識することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施の形態では、吸収性物品として、特に、成人用の使い捨て紙おむつを一例として、以下で説明する。
【0019】
図1は、本実施の形態における使い捨て紙おむつを、裏面シートを上面にして展開した平面展開図である。また、図2は、使い捨て紙おむつを、表面シートを上面にして展開した平面展開図である。更に、図3は、使い捨て紙おむつの装着時の状態に組立てた斜視図である。
【0020】
図1〜図3に示すように、使い捨て紙おむつ(以下、紙おむつという。)1は、紙おむつ本体10と、この紙おむつ本体10を人体に装着するためのサイドフラップ20、20と、ターゲット部30とを備えている。
【0021】
紙おむつ本体10は、人体との接触面側に設けられる透液性の不織布等からなる表面シート10aと、装着時に外部側に設けられる不透液性の裏面シート10bと、表面シート10aと裏面シート10bとの間に介装される吸収体12と、表面シート10a側の吸収体12の両側部に、紙おむつ本体10の長手方向に沿って備えられるギャザーシート13、13と、を備えている。
ここで、内側とは、紙おむつ1の幅方向の中央側をいい、外側とは、紙おむつ1の幅方向の中央から離れる側をいう。
【0022】
紙おむつ本体10は、人体の股部を腹側から背側にかけて覆うように、一方の端部に腹側部15が形成され、他方の端部に背側部16が形成されている。また、腹側部15と背側部16との間が股下部17となっている。股下部17の両縁部は、内側に凹むように形成され、装着された際に着用者の脚の周りを囲む脚開口部18、18となっている。
【0023】
そして、紙おむつ本体10の腹側部15の端部151と、背側部16の端部161とは、紙おむつ1が装着された際に、胴周りを形成するようになっている。特に、胴周りを形成する部分として、腹側部15において股下部17よりも両外側に延出した腹側延出部152、152と、背側部16において股下部17よりも両外側に延出した背側延出部162、162とが形成されている。また、背側部16の背側延出部162、162の側縁部163、163には、それぞれ外側に突出したサイドフラップ20、20が設けられている。
【0024】
また、背側部16の長手方向の縁部164の中央部には、糸ゴム等の弾性部材164aが幅方向に沿って設けられ、この弾性部材164aにより平面ギャザー165が形成され、着用者の胴周りにフィットするように伸縮自在な構成となっている。
【0025】
吸収体12は、紙おむつ1の使用時に、体液としての尿等の水様成分を吸収するものであり、綿やパルプ等の吸収性素材や、繊維或いはフィルム等のシート状基材と、高吸水性樹脂とを組み合わせて形成される。吸収体12は、腹側部15から背側部16に亘る長さに形成されている。また、吸収体12の幅方向の長さは、股下部17の形状に合わせて中央部12aが狭く、長手方向の腹側端部12b、背側端部12cは、腹側部15の腹側延出部152、背側部16の背側延出部162の形状に合わせて、中央部12aよりも幅が広く形成されている。
【0026】
ギャザーシート13、13は、表面シート10a側に、股下部17においては、吸収体12の中央部12aを挟む幅方向の両側部に、腹側部15の長手方向の縁部154から背側部16の長手方向の縁部164に亘ってそれぞれ備えられている。
【0027】
このギャザーシート13、13の幅方向外側の部分は、図4に示すように、裏面シート10bの表面シート10a側の面に固着されており、吸収体12の側方で表面シート10a側に周り込むようにして表面シート10aの上面に固着されている。そして、このギャザーシート13の幅方向内側の部分は、表面シート10aに固定されておらず自由部131となっており、このギャザーシート13により、断面略く字状及び逆く字状に立ち上がった立体ギャザーGが形成される。
【0028】
ギャザーシート13の自由部131には、ギャザーシート13の長手方向に沿って、複数の糸ゴム(弾性部材)13cが略平行に備えられ、この糸ゴム13cにより立体ギャザーシート13は、着用者の体型に合わせて伸縮自在に変形し、着用者にフィットしやすい構造となっている。
【0029】
サイドフラップ20、20は、例えば、不織布等で形成されており、背側部16の延出部162、162の左右側方に突出するように備えられている。そして、サイドフラップ20、20の両側部は、更に外側に凸状に突出した凸部21、21が長手方向に各々2つづつ設けられている。凸部21、21には、それぞれ面ファスナの雄部材であるファスニング部材としてのファスニングテープ22が取り付けられている。
【0030】
ここで、ファスニングテープ22がサイドフラップ20の裏面に貼り付けられる場合には、サイドフラップ20を透過して見える色を、着用時に視認されるファスニングテープ22の色とする。一方、ファスニングテープ22がサイドフラップ20の表面に貼り付けられる場合には、ファスニングテープ22を透過して見える色を、着用時に視認されるファスニングテープ22の色とする。
【0031】
そして、この4つのファスニングテープ22…が、腹側部15の裏面シート10b上に備えられている面ファスナの雌部材からなるターゲット部30に係止するようになっている。
【0032】
また、着用時に視認されるサイドフラップ20、20の色には、ファスニングテープ22の色と異なる色が配色されている。具体的には、着用時に視認されるサイドフラップ20、20の色は、例えば、赤色とされ、同じく着用時に視認されるファスニングテープ22の色は、例えば、白色とされている。
ここで、ファスニングテープ22の色を白色としたのは、白色だと、光が反射して識別しやすいからである。
【0033】
ターゲット部30には、例えば、図5に示すように、二色の色が配色され、そのうちの一色(第一の色)に、着用時に視認されるファスニングテープ22の色と同じ色が配色されている。そして、この第一の色により所定の繰り返しパターン31a…により模様31…(例えば、花柄)が形成されている。第一の色としては、具体的には、着用時に視認されるファスニングテープ22が白色の場合、白色となる。
【0034】
ファスニングテープ22の大きさは、模様31…の繰り返しパターン31a…よりも大きくされている。具体的には、視認性を考慮すると、模様31…の繰り返しパターン31a…の縦横の各寸法のうち、少なくとも何れか一つが、ファスニングテープ22の縦横の各寸法よりも50%以下であることが望ましい。
このようにファスニングテープ22の大きさは、模様31…の繰り返しパターン31a…よりも大きくされているので、同一色であってもファスニングテープ22の識別が容易となっている。
【0035】
また、ターゲット部30には、パターンとして、その長手方向に所定の間隔で、着用時の胴回り長さの目安となる目盛線32…(目盛マーク)が設けられ、この目盛線32…の色にも、第一の色が配色されている。そして、図5に示すように、目盛線32…の幅aは、ファスニングテープ22の幅bよりも小さく形成されており、ファスニングテープ22のターゲット部30の止着位置が目盛線32と重なった場合でも、ファスニングテープ22を容易に認識することができるようになっている。ここで、目盛線32…の幅aは、視認性を考慮すると、ファスニングテープ22の幅bの50%以下であることが望ましい。
【0036】
更に、目盛線32…の中には数字33…が記されており、この数字33…により着用時の胴回り長さの目安がより容易となる。この数字33…の色には、第一の色と異なる第二の色が配色されている。
この第二の色には、着用時に視認されるサイドフラップ20の色と同一の色が配色され、ターゲット部30の模様31と目盛り線32…以外の色には、この第二の色が配色されている。具体的には、着用時に視認されるサイドフラップ20が赤色の場合、第二の色も赤色となる。
【0037】
また、図3に示すように、着用時に視認されるサイドフラップ20の色は、表面シート10aの色と異なるようになっている。このようにした理由は、図6(a)に示すように、例えば、当該紙おむつの使用前、サイドフラップ20が表面シート10a側に折り曲げた状態で梱包される場合、サイドフラップ20の色と表面シート10aの色が異なるので、表面シート10aとサイドフラップ20との識別が容易となるからである。また、サイドフラップ20を図6(b)のように側方に展開すると、サイドフラップ20とファスニングテープ22との識別も容易となる。よって、夜間等の暗い場所で装着を行う場合や、視力の弱い人でも紙おむつ装着が容易となる。
【0038】
また、図3に示すように、着用時に視認されるサイドフラップ20の色は裏面シート10bの色と異なるようになっている。このようにした理由は、紙おむつ着用の際、ファスニング20と裏面シート10bと異なるので、サイドフラップ20と裏面シート10bとの識別が容易となり、更に、サイドフラップ20とファスニングテープ22との識別が容易となる。従って、視力が弱い着用者でも容易に紙おむつを着用することができる。
【0039】
以上説明した、本実施の形態による紙おむつ1によれば、ターゲット部30には、第一の色により所定のパターンの模様31…が形成され、着用時に視認されるファスニングテープ22の色に、ターゲット部30の色と同一の色が配色されるとともに、ファスニングテープ22の大きさが模様31…のパターン31a…よりも大きくされているので、ファスニングテープ22の認識性を損なうことなく、且つファスニングテープ22と模様31…のパターン31a…との色の統一感が得られる。加えて、着用時に視認されるサイドフラップ20の色に、ターゲット部30に配色された色のうち、第一の色と異なる第二の色と同一の色が配色されているので、サイドフラップ20とターゲット部30の色の統一感が得られる。従って、ターゲット部30に模様31…を有しつつ、サイドフラップ20及びファスニングテープ22とターゲット部30との色彩の統一が図られることとなって、ファスニングテープ22の認識性を損なうことなく、紙おむつ1の着用に対する抵抗感を低減することができる。
【0040】
尚、上記の実施の形態は、本発明を例示したに過ぎず、適宜変更可能である。例えば、サイドフラップ20は、不織布の他、弾性部材、フィルム等から形成されていてもよい。また、サイドフラップ20は、必ずしも表面シート10a及び裏面シート10bと別体である必要はなく、表面シート10a或いは裏面シート10bの一部をさらに背側部の側方に延出させて形成してもよい。
【0041】
サイドフラップ20は、透明な素材の下地に色のついたフィルムを付けて、着用時、素材を透過してフィルムの色が視認できるように構成されていてもよい。サイドフラップ20の色は、表裏面とも第二の色になっていてもよいが、着用時に視認される側の面(即ち、裏面側)のみが第二の色になっていてもよい。
【0042】
また、サイドフラップ20にも、ターゲット部30と同様の模様31…のパターン31a…を形成してもよい。このようにすることで、サイドフラップ20とターゲット部30の模様上の統一も図られ、より紙おむつ1に対する着用の抵抗感を低減することができる。
【0043】
ファスニングテープ22は、面ファスナの雄部材等の他、例えば、粘着テープ等であり、ターゲット部30は粘着テープが着脱自在なフィルム等を備えている構造であってもよい。
ファスニングテープ22の色は、表裏面とも第二の色になっていてもよいが、着用時に視認される側の面(即ち、裏面側)のみが第二の色になっていてもよい。
また、第一の色、第二の色は、任意であるが、目盛線32の色である第一の色の場合、薄暗くても識別がしやすい白系色であることが望ましい。
【0044】
ターゲット部30の色は、2色に限らず、3色以上であってもよく、例えば模様パターン31a、数字33…は、第三の色であってもよい。
また、ターゲット部30は、透明な素材の下地に色のついたフィルムを付けて、着用時、素材を透過してフィルムの色が視認できるように構成されていてもよい。
また、各部に着色する際には、蛍光染料や蓄光塗料を全部又は一部に使用してもよい。蛍光染料が蓄光塗料を用いることにより、暗い所でも蛍光染料が蓄光塗料を用いた部分がより視認し易くなる。
【0045】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、ターゲット部には、二色以上の色が配色されるとともに、そのうちの一色以上により所定のパターンが形成され、サイドフラップ部とファスニング部材には、ターゲット部に配色された色と同色の色が配色されるとともに、サイドフラップ部とファスニング部材とが異なる色とされているので、ファスニング部材の認識性を損なうことなく、且つファスニング部材とターゲット部のパターンとの色の統一感が得られる。
加えて、サイドフラップに、ターゲット部に配色された色と同一の色が配色されているので、サイドフラップとターゲット部の色の統一感が得られる。
従って、ターゲット部にパターンを有しつつ、サイドフラップ及びファスニング部材とターゲット部との色彩の統一が図られることとなって、ファスニング部材の認識性を損なうことなく、吸収性物品の着用に対する抵抗感を低減することができる。
【0046】
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、ファスニング部材の大きさが前記パターンよりも大きくされているので、更に、着用時にパターンとファスニング部材との識別が容易となる。従って、視力が弱い着用者でも容易に吸収性物品を着用することができる。
【0047】
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、サイドフラップの色が表面シートの色と異なるので、サイドフラップが表面シート側に折り曲げられて梱包されたものを使用する際、表面シートとサイドフラップとの識別が容易となる。従って、夜間等、暗い場所で装着を行う場合や、視力が弱い使用者でも容易に吸収性物品を装着することができる。
【0048】
請求項4記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、パターンがターゲット部の長手方向に所定の間隔で設けられ、着用時の胴回り長さの目安となる目盛マークを有し、目盛マークの色に、ファスニング部材に配色された色と同じ色が配色されているので、目盛マークとパターンとターゲット部材との色の統一感が得られる。従って、目盛マークも模様の一部として違和感がないとともに、ファスニング部材のターゲット部への係止位置の目安が付きやすい吸収性物品を提供することができる。
【0049】
請求項5記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、パターンが目盛マークと模様を含むものであるので、吸収性物品の装飾性が向上して、更に紙おむつ着用に対する抵抗感を低減することができる。
【0050】
請求項6記載の発明によれば、請求項4又は5に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、目盛マークの幅がファスニング部材の幅よりも小さいので、目盛マークとファスニング部材の止着位置とが重なった場合でもファスニング部材を容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態における使い捨て紙おむつを、裏面シートを上面にして展開した平面展開図である。
【図2】図1の使い捨て紙おむつを、表面シートを上面にして展開した平面展開図である。
【図3】図1の使い捨て紙おむつの装着時の状態に組立てた斜視図である。
【図4】図1のA−A断面図である。
【図5】装着時の状態における装着部の拡大図である。
【図6】使用前のサイドフラップの形態を示した図である。
【符号の説明】
1 使い捨て紙おむつ(吸収性物品)
10 紙おむつ本体
10a 表面シート
10b 裏面シート
12 吸収体
15 腹側部
16 背側部
20 サイドフラップ
21 凸部
22 ファスニングテープ
30 ターゲット部
31 模様
31a パターン
32 目盛線(目盛マーク)

Claims (6)

  1. 透液性の表面シートと、不透液性の裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に腹側部から背側部にかけて介装される吸収体と、を備え、前記背側部の両側方に延出した一対のサイドフラップと、前記腹側部の前記裏面シートに設けられたターゲット部と、を有する吸収性物品において、
    前記サイドフラップには、前記ターゲット部に係止させるためのファスニング部材が設けられ、
    前記ターゲット部には、二色以上の色が配色されるとともに、そのうちの一色以上により所定のパターンが形成され、
    前記サイドフラップ部とファスニング部材には、前記ターゲット部に配色された色と同色の色が配色されるとともに、前記サイドフラップ部とファスニング部材とが異なる色とされていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記ファスニング部材の大きさが前記パターンよりも大きくされていることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記サイドフラップの色が、前記表面シートの色と異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記パターンにより、前記ターゲット部の長手方向に所定の間隔で、着用時の胴回り長さの目安となる目盛マークが設けられ、
    前記目盛マークの色に、前記ファスニング部材に配色された色と同じ色が配色されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記パターンが、前記目盛マークと模様を含むものであることを特徴とする請求項4に記載の吸収性物品。
  6. 前記目盛マークの幅が前記ファスニング部材の幅よりも小さいことを特徴とする請求項4又は5に記載の吸収性物品。
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Cited By (17)

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