JP2004240204A - 画像制御方法及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【目的】より精度良く、且つ、より頻繁に行える画像安定化制御によって画像安定化を図ることができる画像制御方法を提供すること。
【構成】第1の制御系による画像制御終了した時点で、像担持体上に少なくとも1つ以上の画像パターンBを形成し、形成された画像パターンBの画像情報を光学検出手段により読み取り、その画像情報を基準とし、通常画像形成中に、前記画像パターンBを前記像担持体上の非画像形成領域に形成し、形成された画像パターンBを前記光学検出手段によって読み取り、その読み取った画像情報と基準画像情報との差異に基づいて第1の制御系による画像制御により補正した画像形成条件を更に補正する。
【選択図】 図1
【構成】第1の制御系による画像制御終了した時点で、像担持体上に少なくとも1つ以上の画像パターンBを形成し、形成された画像パターンBの画像情報を光学検出手段により読み取り、その画像情報を基準とし、通常画像形成中に、前記画像パターンBを前記像担持体上の非画像形成領域に形成し、形成された画像パターンBを前記光学検出手段によって読み取り、その読み取った画像情報と基準画像情報との差異に基づいて第1の制御系による画像制御により補正した画像形成条件を更に補正する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複写機、レーザービームプリンタ等において画像を形成する際の画像制御方法及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機やプリンタ等の画像形成装置の画像処理特性を調整する方法(画像制御方法)として、次のような手法が知られている。
【0003】
先ず、画像形成装置を起動して、そのウォームアップ動作の終了後に、特定パターンを感光ドラム等の像担持体上に形成する。そして、その形成されたパターンの濃度を読み取り、その読み取った濃度値に基づいて、γ補正回路等の画像形成条件を決定する回路の動作を変更することにより、形成される画像の品質を安定させている。
更に、環境条件の変動により、その階調特性が変化した場合にも、再度特定パターンを像担持体上に形成して読み取り、再びγ補正回路等の画像形成条件を決定する回路にフィードバックすることにより、その環境条件の変動量に応じて画像品質を安定させることができる。
又、画像形成装置が長期に亘って使用された場合、像担持体上のパターンを読み取った濃度と実際にプリントアウトされた画像の濃度が一致しなくなるケースが生じてくる。そのため、記録材上に特定パターンを形成し、その濃度値によって画像形成条件を補正する方法も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、制御に時間と手間が掛かるため、頻繁に制御を起動することができず、刻々と変化する画像特性に対して十分に品質を安定化しているとは言えなかった。
【0005】
そこで、本発明は、より精度良く、且つ、より頻繁に行える画像安定化制御によって画像安定化を図ることができる画像制御方法及び画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、像担持体と、像担持体上に画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上の画像を記録材に転写する転写手段と、前記記録材に転写された画像を該記録材に定着する定着手段と、前記像担持体上の画像の画像情報を検出する光学検出手段と、前記記録材に定着された画像の画像情報を読み取る読み取り手段と、画像形成条件を調整する調整手段とを有し、通常画像形成時とは異なるシーケンスにおいて画像特性を判断するための少なくとも1つ以上の画像パターンAを前記記録材上に形成し、形成された画像パターンAを前記読み取り手段によって読み取り、その読み取った画像情報に基づいて画像形成条件を制御する画像制御方法を有する画像形成装置において、前記画像制御終了した時点で、前記像担持体上に少なくとも1 つ以上の画像パターンBを形成し、形成された画像パターンBの画像情報を前記光学検出手段により読み取り、その画像情報を基準とし、通常画像形成中に、前記画像パターンBを前記像担持体上の非画像形成領域に形成し、形成された画像パターンBを前記光学検出手段によって読み取り、その読み取った画像情報と基準画像情報との差異に基づいて画像形成条件を制御することを特徴とする。
この場合、前記通常画像形成中に形成する画像パターンBより読み取った画像情報に基づき、前記通常画像形成時とは異なるシーケンスにおいて形成する少なくとも1つ以上の画像パターンAの画像情報を推測し、それらの画像情報に基づき、通常画像形成中に前記通常画像形成時とは異なるシーケンスでの画像形成条件の制御と同様な画像形成条件の制御を行うことができる。
又、前記像形成手段で形成される画像信号を前記補正情報に応じて変換した画像信号とすることができる。
又、像担持体と、該像担持体上に画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上の画像を記録材に転写する転写手段と、前記記録材に転写された画像を該記録材に定着する定着手段とを備えた画像形成装置において、上述の画像制御方法によって画像濃度調整及び画像階調調整を行うことができる。
この場合、前記像担持体を、表面に感光層を有するドラム状の感光ドラム、又は表面に感光層を有するシート状の感光シート、或は表面に感光層を有するベルト状の感光ベルト、又は前記感光体上からトナー像を転写される転写体、或は前記感光体上からトナー像を転写される中間転写体とすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0008】
<実施の形態1>
図1に本実施例の構成図を示す。
フルカラーの画像形成方法について、説明する。
原稿台ガラス102上に、置かれた原稿101は光源103によって照射され光学系104を介してCCDセンサー105に結像される。CCDセンサ105は、3列に配列されたレッド、グリーン、ブルーのCCDラインセンサー群により、ラインセンサー毎にレッド、グリーン、ブルーの色成分信号を生成する。これらの読み取り光学系ユニットは矢印の方向に走査することにより、原稿をライン毎の電気信号データ列に変換する。
又、原稿台ガラス102上には、原稿の位置を突き当てて、原稿の斜め置かれを防ぐ突き当て部材107と、その原稿台ガラス面に、CCDセンサ105の白レベルを決定するためと、CCDセンサ105のスラスト方向のシェーディングを行うための基準白色板106が配置してある。
CCDセンサ105により得られた画像信号は、リーダ画像処理部108にて画像処理された後、プリンタ部Bに送られ、プリンタ制御部109で画像処理される。
次に、画像処理部108について説明する。
図2は本実施の形態に係るリーダー部Aの画像処理部108における画像信号の流れを示すブロック図である。
【0009】
図2に示すように、CCDセンサ105より出力される画像信号は、アナログ信号処理部201に入力され、そこでゲイン調整、オフセット調整をされた後、A/Dコンバータ202で、各色信号毎に8bitのデジタル画像信号R1、G1、B1に変換される。その後、シェーディング補正部203に入力され、色ごとに基準白色板106の読み取り信号を用いた公知のシェーディング補正が施される。
クロック発生部211は、1画素単位のクロックを発生する。又、主走査アドレスカウンタ212では、クロック発生部211からのクロックを計数し、1ラインの画素アドレス出力を生成する。そして、デコーダ213は、主走査アドレスカウンタ212からの主走査アドレスをデコードして、シフトパルスやリセットパルス等のライン単位のCCD駆動信号や、CCDからの1ライン読み取り信号中の有効領域を表すVE信号、ライン同期信号HSYNCを生成する。なお、主走査アドレスカウンタ212はHSYNC信号でクリアされ、次のラインの主走査アドレスの計数を開始する。
CCDセンサ105の各ラインセンサーは、相互に所定の距離を隔てて配置されているため、図2のラインディレイ回路204において、副走査方向の空間的ずれを補正する。具体的には、B信号に対して副走査方向で、R、Gの各信号を副走査方向にライン遅延させてB信号に合わせる。
入力マスキング部205は、CCDセンサのR、G、Bのフィルタの分光特性で決まる読み取り色空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分であり、次式のようなマトリックス演算を行う。
光量/濃度変換部(LOG変換部)206はルックアップテーブルROMにより構成され、R4、G4、B4の輝度信号がC0、M0、Y0の濃度信号に変換される。ライン遅延メモリ207は、不図示の黒文字判定部で、R4、G4、B4信号から生成されるUCR、FILTER、SEN等の判定信号までのライン遅延分だけ、C0、M0、Y0の画像信号を遅延させる。
マスキング及びUCR回路208は、入力されたY1、M1、C1の3原色信号により黒信号(Bk)を抽出し、更に、プリンタ部Bでの記録色材の色濁りを補正する演算を施して、Y2、M2、C2、Bk2の信号を各読み取り動作の度に順次、所定のビット幅(8bit)で出力する。
γ補正回路209は、リーダー部Aにおいて、プリンタ部Bの理想的な階調特性に合わせるべく濃度補正を行う。また、空間フィルタ処理部(出力フィルタ)210は、エッジ強調又はスムージング処理を行う。
このように処理されたM4、C4、Y4、Bk4の面順次の画像信号は、プリンタ制御部109に送られ、プリンタ部BでPWMによる濃度記録が行われる。
また、214はリーダー部内の制御を行うCPU、215はRAM、216はROMである。217は操作部であり、表示器218を有する。
図3は図2に示す画像処理部108における各制御信号のタイミングを示す図である。
【0010】
図3において、VSYNC信号は、副走査方向の画像有効区間信号であり、論理“1”の区間において、画像読み取り(スキャン)を行って、順次、(C)、(M)、(Y)、(Bk)の出力信号を形成する。又、VE信号は、主走査方向の画像有効区間信号であり、論理“1”の区間において主走査開始位置のタイミングを取り、主にライン遅延のライン計数制御に用いられる。そして、CLOCK信号は画素同期信号であり、“0”→“1”の立ち上がりタイミングで画像データを転送するのに用いられる。
次に、プリンタ部Bの説明を行う。
図1において、感光ドラム4は、1次帯電器8により一様に帯電される。
画像データは、プリンタ画像処理部109に含まれるレーザードライバ及びレーザー光源110を介してレーザー光に変換され、そのレーザー光はポリゴンミラー1及びミラー2により反射され、一様に帯電された感光体ドラム4上に照射される。
レーザー光の走査により潜像が形成された感光ドラム4は、図中に示す矢印の方向に回転する。すると、現像器3により各色ごとの現像が順次なされる。
本実施の形態では、現像方式として、2成分系を用いており、感光体ドラム4の周りには、各色の現像器3が上流よりブラック(Bk)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の順で配置され、画像信号に応じた現像器が、その感光ドラム上に作られた潜像領域を現像するタイミングで、現像動作を行うようになっている。
一方、転写紙6は転写ドラム5に巻き付けられてM、C、Y、Bkの順番に1回ずつ回転し、計4回回転して各色のトナー画像が転写紙6上に多重に転写される。
転写が終了すると、転写紙6を転写ドラム5から分離し、定着ローラ対7によってトナー画像が定着され、フルカラー画像プリントが完成する。
又、感光ドラム4の現像器3の上流側に表面電位センサー12を配置している。
又、感光体ドラム4上の転写残トナーをクリーニングするためのクリーナー9と、後述する感光体ドラム4上に形成されたトナーパッチパターンの反射光量を検出するためのLED光源10とフォトダイオード11を設けている。
図4は本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
プリンタ画像処理部109は、CPU28及びROM30とRAM32、テストパターン記憶部31、濃度換算回路42及びLUT25より成り立ち、リーダ部A、プリンタエンジン部100と通信できるようになっている。
プリンタエンジン部100において、感光体ドラム4の周りに配置されているLED10とフォトダイオード11から成る光学読み取り装置40、1次帯電器8、レーザー101、表面電位センサ12、現像器3を制御している。
又、機内の空気中の水分量を測定する環境センサー213が備えられている。
表面電子センサ12は、現像器3より上流側に設けられており、1次帯電器8のグリッド電位、現像器3の現像バイアスは後述のようにCPU28により制御される。
図5は本実施の形態による階調画像を得る画像信号処理回路を示す。
画像の輝度信号がCCD105で得られ、リーダ画像処理部108において面順次の画像信号に変換される。この画像信号は、初期設定時のプリンタのγ特性が入力された画像信号によって表される、原画像の濃度と出力画像の濃度が一致するように、LUT25(γLUT)にて濃度特性が変換される。
図6に階調が再現される様子を4限チャートで示す。
第I象限は、原稿濃度を濃度信号に変換するリーダ部Aの読み取り特性を示し、第II象限は濃度信号をレーザー出力信号に変換するためのLUT25の変換特性を示し、第III象限はレーザー出力信号から出力濃度に変換するプリンタ部Bの記録特性を示し、第IV象限は原稿濃度から出力濃度の関係を示すこの画像形成装置のトータルの階調再現特性を示している。
階調数は8bitのデジタル信号で処理しているので、256階調である。
この画像形成装置では、第IV象限の階調特性をリニアにするために、第III象限のプリンタ特性がリニアでない分を第IV象限のLUT25によって補正している。
LUT25は後に述べる演算結果により生成される。
LUT25にて濃度変換された後、パルス巾変調(PWM)回路26により信号がドット巾に対応した信号に変換され、レーザーのON/OFFを制御するレーザードライバ27に送られる。
本実施の形態では、Y、M、C、Kの全色とも、パルス巾変調処理による階調再現方法を用いた。
そして、レーザ110の走査により感光体ドラム4上にはドット面積の変化により、所定の階調特性を有する潜像が形成され、現像、転写、定着という過程を経て階調画像が再生される。
(第1の制御系:リーダ/プリンタの双方を含む系の階調制御)
次に、記録材上に画像パターンを形成する通常画像形成時とは異なるシーケンスでの画像制御として、リーダ部Aとプリンタ部Bの双方を含む系の画像再現特性の安定化に関する第1の制御系について説明する。
【0011】
先ず、リーダー部Aを用いてプリンタ部Bのキャリブレーションについて、図7のフロー図を用いて説明する。このフローは、リーダー部Aを制御するCPU214とプリンタ部Bを制御するCPU28により実現される。
【0012】
操作部217上に設けられた自動階調補正というモード設定ボタンを押すことで、本制御がスタートする。尚、本実施の形態では、表示器218は図8〜図10に示すようなプシュセンサー付きの液晶操作パネル(タッチパネルディスプレイ)で構成されている。
【0013】
S51において、表示器218上にテストプリント1のプリントスタートボタン81が現れ(図8(a))、それを押すことで図11に示すテストプリント1の画像がプリンタ部Bによりプリントアウトされる。このとき、テストプリント1を形成するための用紙の有無をCPU214が判断し、無い場合は図8(b)に示すような警告表示を行う。
【0014】
このテストプリント1の形成時には、コントラスト電位(後述する)は、環境に応じた標準状態のものを初期値として登録しおき、これを用いる。
【0015】
又、本実施の形態に用いた画像形成装置は、複数の用紙カセットを備え、B4、A3、A4、B5等複数種の用紙サイズが選択可能となっている。
【0016】
しかし、この制御で使用するプリント用紙は、後の読み取り作業時に、縦置き、横置きの間違えによるエラーを避けるために、一般で言われているラージサイズ紙を用いている。即ち、B4、A3、11×17、LGRを用いるように、設定されている。
【0017】
図11のテストパターン1には、Y、M、C、K4色分の中間階調濃度による帯状のパターン61を形成する。このパターン61を目視で検査することにより、スジ状の異常画像、濃度ムラ、色ムラが無いことを確認する。このパターンはスラスト方向に、パッチパターン62及び階調パターン71,72(図12)をカバーするようにCCDセンサー105の主走査方向のサイズが設定されている。
【0018】
異常が認められる場合には、再度テストプリント1のプリントを行い、再度異常が認められた場合にはサービスマンコールとする。尚、この帯パターン61をリーダー部Aで読み取り、そのスラスト方向の濃度情報により、以後の制御を行うかどうかの可否判断を自動で下すことも可能である。
【0019】
一方、パターン62はY、M、C、Bkの各色の最大濃度パッチで、濃度信号値で255レベルを用いる。
【0020】
S52では、このテストプリント1の画像を、原稿台ガラス102上に図13のように載せて、図9(a)に示される読み取りスタートボタン91を押す。
このとき、図9(a)に示す操作者用のガイダンス表示が現れる。
【0021】
図13は原稿台を上部から見た図であり、左上の楔型マークTが原稿台の原稿突き当て用のマークであり、帯パターン61が突き当てマークT側に来るようにして、尚且つ、表裏を間違えないように、操作パネル上で上述のようなメッセージを表示する(図9(a))。このようにすることで、置き間違えによる制御エラーを防ぐようにした。
【0022】
リーダ部Aにより、パターン62を読み取る際に突き当てマークTから徐々に走査し、一番初めの濃度ギャップ点Aがパターン61の角で得られるので、その座標ポイントから、相対座標で、パターン62の各パッチの位置を割り出してパターン62の濃度値を読み取る。
【0023】
読み取り中は図9(b)に示す表示が行われ、テストプリント1の向きや位置が不正確で読み取り不能のときは図9(c)に示すメッセージを表し、操作者が置き直して、読み込みキー92を押すことにより再度読み取りを行う。
【0024】
又、別にLUTを用いてRGBの輝度情報からMCYBkの濃度情報に変換しても良い。
【0025】
次に、得られた濃度情報から最大濃度を補正する方法を説明する。
【0026】
図15に相対ドラム表面電位と上述の演算により得られた画像濃度の関係を示す。
【0027】
その時点で用いたコントラスト電位、即ち、現像バイアス電位と1次帯電された後レーザー光を用いて最大レベルを打った時の感光ドラムの表面電位との差が、Aという設定で得られた最大濃度DAであった場合、最大濃度の濃度域では、相対ドラム表面電位に対して画像濃度が実線Lに示すように、リニアに対応することが殆どである。
【0028】
但し、2成分現像系では、現像器内のトナー濃度が変動して下がってしまった場合、破線Nのように、最大濃度の濃度域で非線形特性になってしまう場合もある。
【0029】
従って、ここでは、最終的な最大濃度の目標値を1.6としているが、0.1のマージンを見込んで、1.7を最大濃度を合わせる制御の目標値に設定して制御量を決定する。
【0030】
ここでのコントラスト電位Bは、次式(3)を用いて求める。
【0031】
B=(A+Ka)×1.7/DA … (3)
ここでKaは、補正係数であり、現像方式の種類によって値を最適化するのが好ましい。
【0032】
実際には、電子写真方式では、環境によって、コントラスト電位Aの設定は、環境に応じて変えないと画像濃度が合わず、先に説明した、機内の水分量をモニターする環境センサ33の出力によって、図16のように設定を変えている。
【0033】
従って、コントラスト電位を補正する方法として次式の補正係数Vcont.ratelを、バックアップされたRAMに保存しておく。
【0034】
Vcont.ratel=B/A
画像形成装置が30分毎に、環境(水分量)の推移をモニターし、その検知結果に基づいてAの値を決定する度に、A×Vcont.ratelを算出してコントラスト電位を求める。
【0035】
コントラスト電位から、グリッド電位と現像バイアス電位を求める方法を簡単に説明する。
【0036】
図17にグリッド電位と感光ドラムとの関係を示す。
【0037】
グリッド電位を−200Vにセットして、レーザー光のレベルを最低にして走査したときの表面電位VL並びに−レベルを最高にしたときの表面電位VHを表面電位センサ12で測定する。
【0038】
同様にグリッド電位を−400VにしたときのVLとVHを測定する。
【0039】
−200Vのデータと−400Vのデータを補間、外挿することで、グリッド電位と表面電位との関係を求めることができる。この電位データを求めるための制御を電位測定制御と呼ぶ。
【0040】
VLから画像上にカブリトナーが付着しないように設定されたVbg(ここでは100Vに設定)の差を設けて、現像バイアスVDCを設定する。
【0041】
コントラスト電位Vcontは、現像バイアスVDCとVHの差分電圧であり、このVcontが大ほど、最大濃度が大きく取れるのは上述した通りである。
【0042】
計算で求めたコントラスト電位Bにするためには、図17の関係より、何ボルトのグリッド電位が必要か、そして何ボルトの現像バイアス電位が必要かは、計算で求めることができる。
【0043】
図7のS53では最大濃度を最終的な目標値より、0.1高くなるようにコントラスト電位を求め、このコントラスト電位が得られるように、グリッド電位及び現像バイアス電位をCPU28がセットする。
【0044】
S54にて求めたコントラスト電位が制御範囲にあるかどうかを判断して、制御範囲から外れている場合には、現像器等に異常があるものと判断して、対応する色の現像器をチェックするように、サービスマンに分かるように、エラーフラグを立てておき、所定のサービスモードでそのエラーフラッグをサービスマンが見られるようにする。
【0045】
ここでは、そのような異常時には制御範囲ぎりぎりの値にリミッターを掛けて修正制御して(S55)、制御は継続させる。
【0046】
以上のように、S53で求めたコントラスト電位になれるように、CPU28によりグリッド電位と現像バイアス電位の設定を行う。
【0047】
図28に濃度変換特性図を示す。本実施の形態での最大濃度を最終目標値より高めに設定する最大濃度制御により第III象限のプリンタ特性図は実線Jのようになる。
【0048】
もし仮に、このような制御を行わないときには、破線Hのような1.6に達しないプリンタ特性になる可能性もある。破線Hの特性の場合LUT25をどのように設定しても、LUT25は最大濃度を上げる能力は持ち合わせていないので、濃度DHと1.6の間の濃度は再現不可能となる。
【0049】
実線Jのように最大濃度を僅かに超える設定になっていれば、確実に第IV象限のトータル階調特性で、濃度再現域は保証することができる。
【0050】
次に、図10(a)のように操作パネル上にテストプリント2の画像のプリントスタートボタン150が現れ、それを押すことで図12のテストプリント2の画像がプリントアウトされる(S56)。プリント中は図10(b)のような表示となる。
【0051】
テストプリント2は図12に示すように、Y、M、C、Bkの各色、4列16行の全部で64階調分のグラデーションのパッチ群により成り立ち、ここで、64階調分は、全部で256階調あるうちの濃度の低い領域を重点的にレーザー出力レベルを割り当ててあり、高濃度領域は、レーザー出力レベルを間引いてある。このようにすることにより、特にハイライト部における階調特性を良好に調整することができる。
【0052】
図12において、71は解像度200lpi(lines/inch)のパッチ、72は400lpi(lines/inch)のパッチである。各解像度の画像を形成するためには、パルス幅変調回路26において、処理の対象となっている画像データとの比較に用いられる三角波の周期を複数用意することによって実現できる。
【0053】
尚、本画像形成装置は、階調画像は200lpiの解像度で、文字等の線画像は400lpiの解像度で作成している。この2種類の解像度で同一の階調レベルのパターンを出力しているが、解像度の違いで階調特性が大きく異なる場合には、解像度に応じて先の階調レベルを設定するのがより好ましい。又、テストプリント2は、LUT25を作用させずに、パターンジェネレータ29から発生させる。
【0054】
図14はテストプリント2の出力を、原稿台ガラス102上に置いたときに上方から見た模式図であり、左上の楔型マークTが原稿台の原稿つき当て用のマークであり、Bkのパターンが、突き当てマークT側に来るようにして、且つ、表裏を間違えないように操作パネル上でメッセージを表示した(図10(c))。このようにすることで、置き間違えによる制御エラーを防ぐようにした。
【0055】
リーダー部Aにてパターンを読み取る際に、突き当てマークTから徐々に走査し、一番初めの濃度ギャップ点Bが得られるので、その座標ポイントから、相対座標でパターンの各色パッチの位置を割り出して読み取るようにした(S57)。
【0056】
1パッチ(図12の73)当たりの読むポイントは図18のように、パッチの内部を、読み取りポイント(x)を16ポイント取り、得られた信号を平均する。ポイント数は読み取り装置、画像形成装置によって最適化するのが好ましい。
【0057】
各パッチ毎に16ポイントの値が平均されたRGB信号を、先に示した光学濃度への変換方法により濃度値に直し、それを出力濃度として横軸にレーザー出力レベルをプロットしたのが図19である。
【0058】
更に、右の縦軸のように、紙のベース濃度、本例では0.08を0レベルに、この画像形成装置の最大濃度として設定している1.60を255レベルに正規化している。
【0059】
得られたデータがC点のように特異的に濃度が高かったり、D点のように低かったりした場合には、原稿台ガラス102上に汚れがあったり、テストパターン上に不良があったりすることがあるので、データ列に連続性が保存されるように、傾きにリミッターを掛けて補正を行う。ここでは具体的には傾きが3以上の時は3に固定し、マイナス値の時はその前のレベルと同じ濃度レベルにしている。
【0060】
LUT25の内容は前述したように、図19の濃度レベルを入力レベル(図6の濃度信号軸)に、レーザー出力レベルを出力レベル(図6のレーザー出力信号軸)に座標を入れ換えるだけで簡単に作成できる。パッチに対応しない濃度レベルについては、補間演算により値を求める。このときに、入力レベル0レベルに対して、出力レベルは0レベルになるように制限条件を設けている。
【0061】
そして、S58で上述の様に作成した変換内容をLUT25に設定する。
【0062】
以上で、読取装置を用いた第1の制御系によるコントラスト電位制御とγ変換テーブル作成が完了する。上述の処理中には、図10(d)のような表示が行われ、完了すると図10(e)のように表示される。
【0063】
次に第1の制御系による制御を行った後の階調性についての補足制御について説明する。
【0064】
本実施の形態で用いた画像形成装置では、先のコントラスト電位制御により環境が変動しても最大濃度が補正できたが、階調性についても補正を行っている。
【0065】
第1の制御系を無効にした状態で、環境が変化した場合に対応して、ROM30には各環境の図20に示すLUT25のデータが保存されている。
【0066】
第1の制御系による制御を行ったときの水分量データを保存しておき、その水分量に対応するROM30上のLUT.Aを求める。
【0067】
以降、環境が変化する毎に、その時点の水分量に対応するROM30上のLUT.Bを求めておき、第1の制御系により得られたLUT.1を(LUT.B−LUT.A)を用いて下式により補正する。
【0068】
LUT.present=LUT.1+(LUT.B−LUT.A)…(4)
この制御により、画像形成装置は、濃度信号に対して、リニアな特性になるように構成され、結果として機械毎の濃度階調特性ばらつきを押え込めるようになり、標準状態の設定ができるようになった。
【0069】
又、この制御を一般ユーザに解放することにより、画像形成装置の階調特性が悪くなったと判断した時点で、必要に応じて制御を掛けることで、リーダ/プリンタの双方を含む系の階調特性の補正を容易に実効できるようになる。
【0070】
更に、上述のような環境変動に対する補正をも適切に行うことができる。
【0071】
又、第1の制御系の有効/無効の設定は、サービスマンができるようにしておき、サービスメンテナンス時は無効にすることで、画像形成装置の状態判断を行えるようにしている。
【0072】
無効にした場合は、この機種の画像形成装置の標準的なコントラスト電位並びにγLUT25が、ROM30から呼び出されセットされるようにしておく。そのようにしておくことで、サービスメンテナンス時に、標準の状態からどの位特性がずれているのかが明白になり、最適なメンテナンスが効率良く行える。
(第2の制御系:プリンタの階調制御)
次に、通常画像形成中に行う画像制御として、プリンタ部B単独の画像再現特性の安定化に関する第2の制御系について説明する。
【0073】
本制御は、感光ドラム4上のパッチパターン濃度を検出し、前述のLUT25を補正することにより、画像安定化を達成する。
図21は感光ドラム4に相対するLED10とフォトダイオード11から成るフォトセンサ40からの信号を処理する処理回路を示す。
【0074】
フォトセンサ40に入射された感光ドラム4からの近赤外光は、フォトセンサ40により電気信号に変換され、電気信号はA/D変換回路41により0〜5Vの出力電圧を0〜255レベルのデジタル信号に変換される。そして、濃度換算回路42により濃度に変換される。
尚、本実施の形態で使用したトナーは、イエロー、マゼンタ、シアンの色トナーで、スチレン系共重合樹脂をバインダーとし、各色の色材を分散させて構成されている。
又、感光ドラム4はOPCドラムであり、近赤外光の反射率(960nm)は約40%であり、反射率が同程度であれば、アモルファスシリコン系ドラム等であっても構わない。
【0075】
更に、本実施の形態で使用したフォトセンサ40は、感光ドラム4からの正反射光のみを検出するよう構成されている。
【0076】
感光ドラム4上の濃度を各色の面積階調により段階的に変えていった時のフォトセンサ40出力と出力画像濃度との関係を図22に示す。
【0077】
トナーが感光体ドラム4に付着していない状態におけるフォトセンサ40の出力を5V、即ち255レベルに設定した。
【0078】
図22から分かるように、各トナーによる面積被覆率が大きくなり画像濃度が大きくなるに従って、感光ドラム4単体よりフォトセンサ40出力が小さくなる。
【0079】
これらの特性から、各色専用の、センサ出力信号から濃度信号に変換するテーブル42aを持つことにより、各色とも精度良く濃度信号を読み取ることができる。
第2の制御系は第1の制御系により達成された色再現性の安定維持が目的であるため、第1の制御系による制御の終了直後の状態を目標値として設定する。目標値設定のフローを図23に示す。第1の制御系による制御の終了した時点で、Y、M、C、Bkの各色毎のパッチパターンを感光ドラム上に形成して、フォトセンサ40で検知する。
ここで、パッチのレーザー出力は、各色とも濃度信号(図6の濃度信号軸)で128レベルを用いる。この際、LUT25の内容並びにコントラスト電位の設定は、第1の制御系で得たものを用いる。
感光ドラム4上にパッチを形成するシーケンスは図24のように行った。
本実施の形態では、大口径の感光ドラム4を使用しているため、正確に、そして効率良く短時間で濃度データを得るため、感光ドラムの偏心を考慮して、感光ドラムの180度相対する位置に同一色のパッチを形成し測定し、複数のサンプリングを行い平均を求めるようにした。そのパッチを挟むように、異なる色のパッチを形成することで、1周で2色分のデータを得た。
このようにして、2周で4色分のデータが得られ、図22の濃度変換テーブル42aを用いて濃度値を得る。このときの濃度値D128を第2の制御系の目標値とし、バックアップしておく。目標値は第1の制御系による制御が行われるごとに更新される。
第2の制御系は、通常画像形成中に非画像領域に形成したパッチ濃度を検出し、第1の制御系で得たγLUTを随時補正していく制御である。本実施の形態においては、転写ドラム5における転写シートの繋ぎ目部分に対応する感光ドラム上の位置が非画像領域となるため、その部分にパッチを形成した。通常画像形成中に感光ドラム4上の非画像領域上にパッチを形成するシーケンスは、A4用紙を連続でフルカラー出力する場合、図25のように行った。パッチのレーザー出力は、目標値設定時と同様であることが重要であり、各色とも濃度信号(図6の濃度信号軸)で128レベルを用いる。この際、LUT25の内容並びにコントラスト電位の設定は、その時点での通常画像形成時と同様とする。即ち、第1の制御系で得たものを、前回までの第2の制御系により補正したものを用いる。
濃度信号128は、1.6を255に正規化した濃度スケールでパッチ出力濃度がD128になるように制御されているが、プリンタの画像特性は不安定であり、常に変化を起こす可能性を有するため、測定した結果がD128になる訳ではなく、ΔDだけずれている場合がある。このΔDに基づき、第2の制御系では第1の制御系で作成したLUT25(γLUT)を補正する。
図26に本実施の形態の場合の濃度信号128において出力濃度がΔDxずれた場合の、一般的な濃度信号0〜255までにおける出力濃度の変化に対応するγLUT補正テーブルを示す。これを予め持っておき、制御時には、γLUT補正テーブルの濃度信号128での値がΔDになるようγ補正テーブルを規格化し、これを打ち消すように形成したLUTをLUT25に足すことでLUT25を補正する。LUT25を書き換えるタイミングは各色ごとに異なり、書き換え準備ができた段階で、その色のレーザー書き込みが行われていない間のTOP信号により行う。
本実施の形態においては、第2の制御系は、通常画像形成中に、非画像領域が現像可能である場合は全て起動する。即ち、A4サイズをフルカラーで、連続出力した場合は2枚出力するたびに各色1度、1枚間欠の場合は各色1枚ごとに、本階調制御によるγLUT補正が行われる。
第1の制御系は、人の作業が伴うので、頻繁に行うことは想定しにくい。
そこで、画像形成装置の設置作業にサービスマンが第1の制御系を実効し、画像に問題が生じなければ、第2の制御系で、短期間内は特性を自動的に維持させ、長期間で徐々に変化したものに対しては、第1の制御系でキャリブレーションを行うという役割分担ができ、結果として画像形成装置の寿命まで階調特性を維持することができるようになる。
【0080】
<実施の形態2>
本実施の形態は実施の形態1での第2の制御系において、パッチの濃度信号を低濃度域にした場合の形態である。
以下、実施の形態1と同一な部分は省略し、異なる部分のみ説明する。
本発明の目的は色味の安定化にあり、一般に低濃度ほど濃度変動による色差が大きくなると言われることから、制御に用いるパッチ濃度を低濃度域に設定し、低濃度域における制御精度を上げることで、色味変動を更に抑える画像制御を行ったものが本実施の形態である。
本実施の形態で用いた複写機における濃度差と色差の関係を図27に示す。
図27と、図22に示したセンサ感度及び図26から読み取れる変動に対する感度から、本実施の形態におけるパッチのレーザー出力は、目標値設定時、通常画像形成時とも同様に、各色とも濃度信号(図6の濃度信号軸)で64レベル(濃度にして0.4付近)を用いた。
低濃度パッチを濃度センサで検出する場合、下地となる感光ドラム表面の状態の影響を強く受けるため、本実施の形態においては、パッチ形成前に、パッチを形成する位置の感光ドラム表面上を濃度センサで測定しておき、それを元にパッチ計測時のセンサ出力に補正を掛けている。
目標値設定のシーケンスは実施の形態1に加えて下地の測定があるため、ドラムの周回数が1周増えるだけである。通常画像形成中に感光ドラム4上の非画像領域上にパッチを形成するシーケンスは実施の形態1と同様であるが、各JOB開始時の前回転時に下地を測定する。
本実施の形態では、パッチを形成した濃度レベル付近では十分な安定化が達成されるため低濃度域での変動が抑えられ、より色味変動を抑える制御が行えた。 <実施の形態3>
本実施の形態は実施の形態1での第2の制御系において、1パッチしか形成しなかった同一非画像領域に複数の階調パッチを形成した場合の例である。尚、実施の形態1と同一な部分は省略し、異なる部分のみ説明する。
本実施の形態におけるパッチのレーザー出力は、目標値設定時と通常画像形成時とも同様に、各色とも濃度信号(図6の濃度信号軸)で64,128,192レベルを用いる。目標値設定のシーケンスは実施の形態1においてパッチが3倍になったためにドラムの周回数が増えるだけである。通常画像形成中に感光ドラム4上の非画像領域上にパッチを形成するシーケンスは図29に示すように行った。
各色3パッチから得られた各濃度信号でのΔDより、濃度信号全域の濃度変動量を補間により求める。補間方法としてはスプライン補間やラグランジュ補間等を用いる。濃度信号0及び255における濃度差は0とした。求めた濃度変化量が、実施の形態1におけるγ補正tableを規格化したものと同様であり、これを用いてLUT補正を行う。
この場合、実施の形態1では濃度の変化の形を一定と仮定しているのに対し、その時点で変化の形を読み取るため、多様な変動に対応できる。又、少なくともパッチを形成した濃度レベルでは十分な安定化が達成されるため、重要な濃度域、例えば色味に影響力のある低濃度のパッチを増やす等の方法で目的に合った制御が可能になる。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、より精度良く、且つ、より頻繁に行える画像安定化制御によって画像安定化を達成することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の構成断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1のリーダ画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1のリーダ画像処理部のタイミングを示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1の制御ブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態1を示すブロック図である。
【図6】階調再現特性を示す4限チャート図である。
【図7】第1の制御系のフロー図である。
【図8】表示器の表示内容を示す図である。
【図9】表示器の表示内容を示す図である。
【図10】表示器の表示内容を示す図である。
【図11】テストプリント1の例を示す図である。
【図12】テストプリント2の例を示す図である。
【図13】原稿台でのテストプリント1の置き方を示す図である。
【図14】原稿台でのテストプリント2の置き方を示す図である。
【図15】相対ドラム表面電位と画像濃度の関係を示す図である。
【図16】絶対水分量とコントラスト電位の関係を示す図である。
【図17】グリッド電位と表面電位の関係を示す図である。
【図18】パッチパターンの読み取りポイントを示すである図。
【図19】テストプリント2の読み取り例を示す図である。
【図20】各水分量に対応するLUTを示す図である。
【図21】フォトセンサーから濃度変換までのフロー図である。
【図22】フォトセンサー出力と画像濃度の関係を示す図である。
【図23】目標値設定のフロー図である。
【図24】第2の制御系による検知例を示す図である。
【図25】非画像領域にパッチを形成するシーケンス図である。
【図26】γLUT補正テーブルを示す図である。
【図27】濃度差と色差の関係を示す図である。
【図28】濃度変換特性を示す図である。
【図29】本発明の実施の形態3における非画像領域にパッチを形成するシーケンス図で或る。
【符号の説明】
3 現像器
4 感光ドラム
7 定着ローラ
8 1次帯電器
10 LED
11 フォトダイオード
12 表面電位センサー
25 γ−LUT
29 パターンジェネレータ
33 環境(水分量)センサ
100 プリンタエンジン
105 CCDセンサ
109 プリンタ制御部
110 半導体レーザー
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複写機、レーザービームプリンタ等において画像を形成する際の画像制御方法及び画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機やプリンタ等の画像形成装置の画像処理特性を調整する方法(画像制御方法)として、次のような手法が知られている。
【0003】
先ず、画像形成装置を起動して、そのウォームアップ動作の終了後に、特定パターンを感光ドラム等の像担持体上に形成する。そして、その形成されたパターンの濃度を読み取り、その読み取った濃度値に基づいて、γ補正回路等の画像形成条件を決定する回路の動作を変更することにより、形成される画像の品質を安定させている。
更に、環境条件の変動により、その階調特性が変化した場合にも、再度特定パターンを像担持体上に形成して読み取り、再びγ補正回路等の画像形成条件を決定する回路にフィードバックすることにより、その環境条件の変動量に応じて画像品質を安定させることができる。
又、画像形成装置が長期に亘って使用された場合、像担持体上のパターンを読み取った濃度と実際にプリントアウトされた画像の濃度が一致しなくなるケースが生じてくる。そのため、記録材上に特定パターンを形成し、その濃度値によって画像形成条件を補正する方法も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、制御に時間と手間が掛かるため、頻繁に制御を起動することができず、刻々と変化する画像特性に対して十分に品質を安定化しているとは言えなかった。
【0005】
そこで、本発明は、より精度良く、且つ、より頻繁に行える画像安定化制御によって画像安定化を図ることができる画像制御方法及び画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、像担持体と、像担持体上に画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上の画像を記録材に転写する転写手段と、前記記録材に転写された画像を該記録材に定着する定着手段と、前記像担持体上の画像の画像情報を検出する光学検出手段と、前記記録材に定着された画像の画像情報を読み取る読み取り手段と、画像形成条件を調整する調整手段とを有し、通常画像形成時とは異なるシーケンスにおいて画像特性を判断するための少なくとも1つ以上の画像パターンAを前記記録材上に形成し、形成された画像パターンAを前記読み取り手段によって読み取り、その読み取った画像情報に基づいて画像形成条件を制御する画像制御方法を有する画像形成装置において、前記画像制御終了した時点で、前記像担持体上に少なくとも1 つ以上の画像パターンBを形成し、形成された画像パターンBの画像情報を前記光学検出手段により読み取り、その画像情報を基準とし、通常画像形成中に、前記画像パターンBを前記像担持体上の非画像形成領域に形成し、形成された画像パターンBを前記光学検出手段によって読み取り、その読み取った画像情報と基準画像情報との差異に基づいて画像形成条件を制御することを特徴とする。
この場合、前記通常画像形成中に形成する画像パターンBより読み取った画像情報に基づき、前記通常画像形成時とは異なるシーケンスにおいて形成する少なくとも1つ以上の画像パターンAの画像情報を推測し、それらの画像情報に基づき、通常画像形成中に前記通常画像形成時とは異なるシーケンスでの画像形成条件の制御と同様な画像形成条件の制御を行うことができる。
又、前記像形成手段で形成される画像信号を前記補正情報に応じて変換した画像信号とすることができる。
又、像担持体と、該像担持体上に画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上の画像を記録材に転写する転写手段と、前記記録材に転写された画像を該記録材に定着する定着手段とを備えた画像形成装置において、上述の画像制御方法によって画像濃度調整及び画像階調調整を行うことができる。
この場合、前記像担持体を、表面に感光層を有するドラム状の感光ドラム、又は表面に感光層を有するシート状の感光シート、或は表面に感光層を有するベルト状の感光ベルト、又は前記感光体上からトナー像を転写される転写体、或は前記感光体上からトナー像を転写される中間転写体とすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0008】
<実施の形態1>
図1に本実施例の構成図を示す。
フルカラーの画像形成方法について、説明する。
原稿台ガラス102上に、置かれた原稿101は光源103によって照射され光学系104を介してCCDセンサー105に結像される。CCDセンサ105は、3列に配列されたレッド、グリーン、ブルーのCCDラインセンサー群により、ラインセンサー毎にレッド、グリーン、ブルーの色成分信号を生成する。これらの読み取り光学系ユニットは矢印の方向に走査することにより、原稿をライン毎の電気信号データ列に変換する。
又、原稿台ガラス102上には、原稿の位置を突き当てて、原稿の斜め置かれを防ぐ突き当て部材107と、その原稿台ガラス面に、CCDセンサ105の白レベルを決定するためと、CCDセンサ105のスラスト方向のシェーディングを行うための基準白色板106が配置してある。
CCDセンサ105により得られた画像信号は、リーダ画像処理部108にて画像処理された後、プリンタ部Bに送られ、プリンタ制御部109で画像処理される。
次に、画像処理部108について説明する。
図2は本実施の形態に係るリーダー部Aの画像処理部108における画像信号の流れを示すブロック図である。
【0009】
図2に示すように、CCDセンサ105より出力される画像信号は、アナログ信号処理部201に入力され、そこでゲイン調整、オフセット調整をされた後、A/Dコンバータ202で、各色信号毎に8bitのデジタル画像信号R1、G1、B1に変換される。その後、シェーディング補正部203に入力され、色ごとに基準白色板106の読み取り信号を用いた公知のシェーディング補正が施される。
クロック発生部211は、1画素単位のクロックを発生する。又、主走査アドレスカウンタ212では、クロック発生部211からのクロックを計数し、1ラインの画素アドレス出力を生成する。そして、デコーダ213は、主走査アドレスカウンタ212からの主走査アドレスをデコードして、シフトパルスやリセットパルス等のライン単位のCCD駆動信号や、CCDからの1ライン読み取り信号中の有効領域を表すVE信号、ライン同期信号HSYNCを生成する。なお、主走査アドレスカウンタ212はHSYNC信号でクリアされ、次のラインの主走査アドレスの計数を開始する。
CCDセンサ105の各ラインセンサーは、相互に所定の距離を隔てて配置されているため、図2のラインディレイ回路204において、副走査方向の空間的ずれを補正する。具体的には、B信号に対して副走査方向で、R、Gの各信号を副走査方向にライン遅延させてB信号に合わせる。
入力マスキング部205は、CCDセンサのR、G、Bのフィルタの分光特性で決まる読み取り色空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分であり、次式のようなマトリックス演算を行う。
光量/濃度変換部(LOG変換部)206はルックアップテーブルROMにより構成され、R4、G4、B4の輝度信号がC0、M0、Y0の濃度信号に変換される。ライン遅延メモリ207は、不図示の黒文字判定部で、R4、G4、B4信号から生成されるUCR、FILTER、SEN等の判定信号までのライン遅延分だけ、C0、M0、Y0の画像信号を遅延させる。
マスキング及びUCR回路208は、入力されたY1、M1、C1の3原色信号により黒信号(Bk)を抽出し、更に、プリンタ部Bでの記録色材の色濁りを補正する演算を施して、Y2、M2、C2、Bk2の信号を各読み取り動作の度に順次、所定のビット幅(8bit)で出力する。
γ補正回路209は、リーダー部Aにおいて、プリンタ部Bの理想的な階調特性に合わせるべく濃度補正を行う。また、空間フィルタ処理部(出力フィルタ)210は、エッジ強調又はスムージング処理を行う。
このように処理されたM4、C4、Y4、Bk4の面順次の画像信号は、プリンタ制御部109に送られ、プリンタ部BでPWMによる濃度記録が行われる。
また、214はリーダー部内の制御を行うCPU、215はRAM、216はROMである。217は操作部であり、表示器218を有する。
図3は図2に示す画像処理部108における各制御信号のタイミングを示す図である。
【0010】
図3において、VSYNC信号は、副走査方向の画像有効区間信号であり、論理“1”の区間において、画像読み取り(スキャン)を行って、順次、(C)、(M)、(Y)、(Bk)の出力信号を形成する。又、VE信号は、主走査方向の画像有効区間信号であり、論理“1”の区間において主走査開始位置のタイミングを取り、主にライン遅延のライン計数制御に用いられる。そして、CLOCK信号は画素同期信号であり、“0”→“1”の立ち上がりタイミングで画像データを転送するのに用いられる。
次に、プリンタ部Bの説明を行う。
図1において、感光ドラム4は、1次帯電器8により一様に帯電される。
画像データは、プリンタ画像処理部109に含まれるレーザードライバ及びレーザー光源110を介してレーザー光に変換され、そのレーザー光はポリゴンミラー1及びミラー2により反射され、一様に帯電された感光体ドラム4上に照射される。
レーザー光の走査により潜像が形成された感光ドラム4は、図中に示す矢印の方向に回転する。すると、現像器3により各色ごとの現像が順次なされる。
本実施の形態では、現像方式として、2成分系を用いており、感光体ドラム4の周りには、各色の現像器3が上流よりブラック(Bk)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の順で配置され、画像信号に応じた現像器が、その感光ドラム上に作られた潜像領域を現像するタイミングで、現像動作を行うようになっている。
一方、転写紙6は転写ドラム5に巻き付けられてM、C、Y、Bkの順番に1回ずつ回転し、計4回回転して各色のトナー画像が転写紙6上に多重に転写される。
転写が終了すると、転写紙6を転写ドラム5から分離し、定着ローラ対7によってトナー画像が定着され、フルカラー画像プリントが完成する。
又、感光ドラム4の現像器3の上流側に表面電位センサー12を配置している。
又、感光体ドラム4上の転写残トナーをクリーニングするためのクリーナー9と、後述する感光体ドラム4上に形成されたトナーパッチパターンの反射光量を検出するためのLED光源10とフォトダイオード11を設けている。
図4は本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。
プリンタ画像処理部109は、CPU28及びROM30とRAM32、テストパターン記憶部31、濃度換算回路42及びLUT25より成り立ち、リーダ部A、プリンタエンジン部100と通信できるようになっている。
プリンタエンジン部100において、感光体ドラム4の周りに配置されているLED10とフォトダイオード11から成る光学読み取り装置40、1次帯電器8、レーザー101、表面電位センサ12、現像器3を制御している。
又、機内の空気中の水分量を測定する環境センサー213が備えられている。
表面電子センサ12は、現像器3より上流側に設けられており、1次帯電器8のグリッド電位、現像器3の現像バイアスは後述のようにCPU28により制御される。
図5は本実施の形態による階調画像を得る画像信号処理回路を示す。
画像の輝度信号がCCD105で得られ、リーダ画像処理部108において面順次の画像信号に変換される。この画像信号は、初期設定時のプリンタのγ特性が入力された画像信号によって表される、原画像の濃度と出力画像の濃度が一致するように、LUT25(γLUT)にて濃度特性が変換される。
図6に階調が再現される様子を4限チャートで示す。
第I象限は、原稿濃度を濃度信号に変換するリーダ部Aの読み取り特性を示し、第II象限は濃度信号をレーザー出力信号に変換するためのLUT25の変換特性を示し、第III象限はレーザー出力信号から出力濃度に変換するプリンタ部Bの記録特性を示し、第IV象限は原稿濃度から出力濃度の関係を示すこの画像形成装置のトータルの階調再現特性を示している。
階調数は8bitのデジタル信号で処理しているので、256階調である。
この画像形成装置では、第IV象限の階調特性をリニアにするために、第III象限のプリンタ特性がリニアでない分を第IV象限のLUT25によって補正している。
LUT25は後に述べる演算結果により生成される。
LUT25にて濃度変換された後、パルス巾変調(PWM)回路26により信号がドット巾に対応した信号に変換され、レーザーのON/OFFを制御するレーザードライバ27に送られる。
本実施の形態では、Y、M、C、Kの全色とも、パルス巾変調処理による階調再現方法を用いた。
そして、レーザ110の走査により感光体ドラム4上にはドット面積の変化により、所定の階調特性を有する潜像が形成され、現像、転写、定着という過程を経て階調画像が再生される。
(第1の制御系:リーダ/プリンタの双方を含む系の階調制御)
次に、記録材上に画像パターンを形成する通常画像形成時とは異なるシーケンスでの画像制御として、リーダ部Aとプリンタ部Bの双方を含む系の画像再現特性の安定化に関する第1の制御系について説明する。
【0011】
先ず、リーダー部Aを用いてプリンタ部Bのキャリブレーションについて、図7のフロー図を用いて説明する。このフローは、リーダー部Aを制御するCPU214とプリンタ部Bを制御するCPU28により実現される。
【0012】
操作部217上に設けられた自動階調補正というモード設定ボタンを押すことで、本制御がスタートする。尚、本実施の形態では、表示器218は図8〜図10に示すようなプシュセンサー付きの液晶操作パネル(タッチパネルディスプレイ)で構成されている。
【0013】
S51において、表示器218上にテストプリント1のプリントスタートボタン81が現れ(図8(a))、それを押すことで図11に示すテストプリント1の画像がプリンタ部Bによりプリントアウトされる。このとき、テストプリント1を形成するための用紙の有無をCPU214が判断し、無い場合は図8(b)に示すような警告表示を行う。
【0014】
このテストプリント1の形成時には、コントラスト電位(後述する)は、環境に応じた標準状態のものを初期値として登録しおき、これを用いる。
【0015】
又、本実施の形態に用いた画像形成装置は、複数の用紙カセットを備え、B4、A3、A4、B5等複数種の用紙サイズが選択可能となっている。
【0016】
しかし、この制御で使用するプリント用紙は、後の読み取り作業時に、縦置き、横置きの間違えによるエラーを避けるために、一般で言われているラージサイズ紙を用いている。即ち、B4、A3、11×17、LGRを用いるように、設定されている。
【0017】
図11のテストパターン1には、Y、M、C、K4色分の中間階調濃度による帯状のパターン61を形成する。このパターン61を目視で検査することにより、スジ状の異常画像、濃度ムラ、色ムラが無いことを確認する。このパターンはスラスト方向に、パッチパターン62及び階調パターン71,72(図12)をカバーするようにCCDセンサー105の主走査方向のサイズが設定されている。
【0018】
異常が認められる場合には、再度テストプリント1のプリントを行い、再度異常が認められた場合にはサービスマンコールとする。尚、この帯パターン61をリーダー部Aで読み取り、そのスラスト方向の濃度情報により、以後の制御を行うかどうかの可否判断を自動で下すことも可能である。
【0019】
一方、パターン62はY、M、C、Bkの各色の最大濃度パッチで、濃度信号値で255レベルを用いる。
【0020】
S52では、このテストプリント1の画像を、原稿台ガラス102上に図13のように載せて、図9(a)に示される読み取りスタートボタン91を押す。
このとき、図9(a)に示す操作者用のガイダンス表示が現れる。
【0021】
図13は原稿台を上部から見た図であり、左上の楔型マークTが原稿台の原稿突き当て用のマークであり、帯パターン61が突き当てマークT側に来るようにして、尚且つ、表裏を間違えないように、操作パネル上で上述のようなメッセージを表示する(図9(a))。このようにすることで、置き間違えによる制御エラーを防ぐようにした。
【0022】
リーダ部Aにより、パターン62を読み取る際に突き当てマークTから徐々に走査し、一番初めの濃度ギャップ点Aがパターン61の角で得られるので、その座標ポイントから、相対座標で、パターン62の各パッチの位置を割り出してパターン62の濃度値を読み取る。
【0023】
読み取り中は図9(b)に示す表示が行われ、テストプリント1の向きや位置が不正確で読み取り不能のときは図9(c)に示すメッセージを表し、操作者が置き直して、読み込みキー92を押すことにより再度読み取りを行う。
【0024】
又、別にLUTを用いてRGBの輝度情報からMCYBkの濃度情報に変換しても良い。
【0025】
次に、得られた濃度情報から最大濃度を補正する方法を説明する。
【0026】
図15に相対ドラム表面電位と上述の演算により得られた画像濃度の関係を示す。
【0027】
その時点で用いたコントラスト電位、即ち、現像バイアス電位と1次帯電された後レーザー光を用いて最大レベルを打った時の感光ドラムの表面電位との差が、Aという設定で得られた最大濃度DAであった場合、最大濃度の濃度域では、相対ドラム表面電位に対して画像濃度が実線Lに示すように、リニアに対応することが殆どである。
【0028】
但し、2成分現像系では、現像器内のトナー濃度が変動して下がってしまった場合、破線Nのように、最大濃度の濃度域で非線形特性になってしまう場合もある。
【0029】
従って、ここでは、最終的な最大濃度の目標値を1.6としているが、0.1のマージンを見込んで、1.7を最大濃度を合わせる制御の目標値に設定して制御量を決定する。
【0030】
ここでのコントラスト電位Bは、次式(3)を用いて求める。
【0031】
B=(A+Ka)×1.7/DA … (3)
ここでKaは、補正係数であり、現像方式の種類によって値を最適化するのが好ましい。
【0032】
実際には、電子写真方式では、環境によって、コントラスト電位Aの設定は、環境に応じて変えないと画像濃度が合わず、先に説明した、機内の水分量をモニターする環境センサ33の出力によって、図16のように設定を変えている。
【0033】
従って、コントラスト電位を補正する方法として次式の補正係数Vcont.ratelを、バックアップされたRAMに保存しておく。
【0034】
Vcont.ratel=B/A
画像形成装置が30分毎に、環境(水分量)の推移をモニターし、その検知結果に基づいてAの値を決定する度に、A×Vcont.ratelを算出してコントラスト電位を求める。
【0035】
コントラスト電位から、グリッド電位と現像バイアス電位を求める方法を簡単に説明する。
【0036】
図17にグリッド電位と感光ドラムとの関係を示す。
【0037】
グリッド電位を−200Vにセットして、レーザー光のレベルを最低にして走査したときの表面電位VL並びに−レベルを最高にしたときの表面電位VHを表面電位センサ12で測定する。
【0038】
同様にグリッド電位を−400VにしたときのVLとVHを測定する。
【0039】
−200Vのデータと−400Vのデータを補間、外挿することで、グリッド電位と表面電位との関係を求めることができる。この電位データを求めるための制御を電位測定制御と呼ぶ。
【0040】
VLから画像上にカブリトナーが付着しないように設定されたVbg(ここでは100Vに設定)の差を設けて、現像バイアスVDCを設定する。
【0041】
コントラスト電位Vcontは、現像バイアスVDCとVHの差分電圧であり、このVcontが大ほど、最大濃度が大きく取れるのは上述した通りである。
【0042】
計算で求めたコントラスト電位Bにするためには、図17の関係より、何ボルトのグリッド電位が必要か、そして何ボルトの現像バイアス電位が必要かは、計算で求めることができる。
【0043】
図7のS53では最大濃度を最終的な目標値より、0.1高くなるようにコントラスト電位を求め、このコントラスト電位が得られるように、グリッド電位及び現像バイアス電位をCPU28がセットする。
【0044】
S54にて求めたコントラスト電位が制御範囲にあるかどうかを判断して、制御範囲から外れている場合には、現像器等に異常があるものと判断して、対応する色の現像器をチェックするように、サービスマンに分かるように、エラーフラグを立てておき、所定のサービスモードでそのエラーフラッグをサービスマンが見られるようにする。
【0045】
ここでは、そのような異常時には制御範囲ぎりぎりの値にリミッターを掛けて修正制御して(S55)、制御は継続させる。
【0046】
以上のように、S53で求めたコントラスト電位になれるように、CPU28によりグリッド電位と現像バイアス電位の設定を行う。
【0047】
図28に濃度変換特性図を示す。本実施の形態での最大濃度を最終目標値より高めに設定する最大濃度制御により第III象限のプリンタ特性図は実線Jのようになる。
【0048】
もし仮に、このような制御を行わないときには、破線Hのような1.6に達しないプリンタ特性になる可能性もある。破線Hの特性の場合LUT25をどのように設定しても、LUT25は最大濃度を上げる能力は持ち合わせていないので、濃度DHと1.6の間の濃度は再現不可能となる。
【0049】
実線Jのように最大濃度を僅かに超える設定になっていれば、確実に第IV象限のトータル階調特性で、濃度再現域は保証することができる。
【0050】
次に、図10(a)のように操作パネル上にテストプリント2の画像のプリントスタートボタン150が現れ、それを押すことで図12のテストプリント2の画像がプリントアウトされる(S56)。プリント中は図10(b)のような表示となる。
【0051】
テストプリント2は図12に示すように、Y、M、C、Bkの各色、4列16行の全部で64階調分のグラデーションのパッチ群により成り立ち、ここで、64階調分は、全部で256階調あるうちの濃度の低い領域を重点的にレーザー出力レベルを割り当ててあり、高濃度領域は、レーザー出力レベルを間引いてある。このようにすることにより、特にハイライト部における階調特性を良好に調整することができる。
【0052】
図12において、71は解像度200lpi(lines/inch)のパッチ、72は400lpi(lines/inch)のパッチである。各解像度の画像を形成するためには、パルス幅変調回路26において、処理の対象となっている画像データとの比較に用いられる三角波の周期を複数用意することによって実現できる。
【0053】
尚、本画像形成装置は、階調画像は200lpiの解像度で、文字等の線画像は400lpiの解像度で作成している。この2種類の解像度で同一の階調レベルのパターンを出力しているが、解像度の違いで階調特性が大きく異なる場合には、解像度に応じて先の階調レベルを設定するのがより好ましい。又、テストプリント2は、LUT25を作用させずに、パターンジェネレータ29から発生させる。
【0054】
図14はテストプリント2の出力を、原稿台ガラス102上に置いたときに上方から見た模式図であり、左上の楔型マークTが原稿台の原稿つき当て用のマークであり、Bkのパターンが、突き当てマークT側に来るようにして、且つ、表裏を間違えないように操作パネル上でメッセージを表示した(図10(c))。このようにすることで、置き間違えによる制御エラーを防ぐようにした。
【0055】
リーダー部Aにてパターンを読み取る際に、突き当てマークTから徐々に走査し、一番初めの濃度ギャップ点Bが得られるので、その座標ポイントから、相対座標でパターンの各色パッチの位置を割り出して読み取るようにした(S57)。
【0056】
1パッチ(図12の73)当たりの読むポイントは図18のように、パッチの内部を、読み取りポイント(x)を16ポイント取り、得られた信号を平均する。ポイント数は読み取り装置、画像形成装置によって最適化するのが好ましい。
【0057】
各パッチ毎に16ポイントの値が平均されたRGB信号を、先に示した光学濃度への変換方法により濃度値に直し、それを出力濃度として横軸にレーザー出力レベルをプロットしたのが図19である。
【0058】
更に、右の縦軸のように、紙のベース濃度、本例では0.08を0レベルに、この画像形成装置の最大濃度として設定している1.60を255レベルに正規化している。
【0059】
得られたデータがC点のように特異的に濃度が高かったり、D点のように低かったりした場合には、原稿台ガラス102上に汚れがあったり、テストパターン上に不良があったりすることがあるので、データ列に連続性が保存されるように、傾きにリミッターを掛けて補正を行う。ここでは具体的には傾きが3以上の時は3に固定し、マイナス値の時はその前のレベルと同じ濃度レベルにしている。
【0060】
LUT25の内容は前述したように、図19の濃度レベルを入力レベル(図6の濃度信号軸)に、レーザー出力レベルを出力レベル(図6のレーザー出力信号軸)に座標を入れ換えるだけで簡単に作成できる。パッチに対応しない濃度レベルについては、補間演算により値を求める。このときに、入力レベル0レベルに対して、出力レベルは0レベルになるように制限条件を設けている。
【0061】
そして、S58で上述の様に作成した変換内容をLUT25に設定する。
【0062】
以上で、読取装置を用いた第1の制御系によるコントラスト電位制御とγ変換テーブル作成が完了する。上述の処理中には、図10(d)のような表示が行われ、完了すると図10(e)のように表示される。
【0063】
次に第1の制御系による制御を行った後の階調性についての補足制御について説明する。
【0064】
本実施の形態で用いた画像形成装置では、先のコントラスト電位制御により環境が変動しても最大濃度が補正できたが、階調性についても補正を行っている。
【0065】
第1の制御系を無効にした状態で、環境が変化した場合に対応して、ROM30には各環境の図20に示すLUT25のデータが保存されている。
【0066】
第1の制御系による制御を行ったときの水分量データを保存しておき、その水分量に対応するROM30上のLUT.Aを求める。
【0067】
以降、環境が変化する毎に、その時点の水分量に対応するROM30上のLUT.Bを求めておき、第1の制御系により得られたLUT.1を(LUT.B−LUT.A)を用いて下式により補正する。
【0068】
LUT.present=LUT.1+(LUT.B−LUT.A)…(4)
この制御により、画像形成装置は、濃度信号に対して、リニアな特性になるように構成され、結果として機械毎の濃度階調特性ばらつきを押え込めるようになり、標準状態の設定ができるようになった。
【0069】
又、この制御を一般ユーザに解放することにより、画像形成装置の階調特性が悪くなったと判断した時点で、必要に応じて制御を掛けることで、リーダ/プリンタの双方を含む系の階調特性の補正を容易に実効できるようになる。
【0070】
更に、上述のような環境変動に対する補正をも適切に行うことができる。
【0071】
又、第1の制御系の有効/無効の設定は、サービスマンができるようにしておき、サービスメンテナンス時は無効にすることで、画像形成装置の状態判断を行えるようにしている。
【0072】
無効にした場合は、この機種の画像形成装置の標準的なコントラスト電位並びにγLUT25が、ROM30から呼び出されセットされるようにしておく。そのようにしておくことで、サービスメンテナンス時に、標準の状態からどの位特性がずれているのかが明白になり、最適なメンテナンスが効率良く行える。
(第2の制御系:プリンタの階調制御)
次に、通常画像形成中に行う画像制御として、プリンタ部B単独の画像再現特性の安定化に関する第2の制御系について説明する。
【0073】
本制御は、感光ドラム4上のパッチパターン濃度を検出し、前述のLUT25を補正することにより、画像安定化を達成する。
図21は感光ドラム4に相対するLED10とフォトダイオード11から成るフォトセンサ40からの信号を処理する処理回路を示す。
【0074】
フォトセンサ40に入射された感光ドラム4からの近赤外光は、フォトセンサ40により電気信号に変換され、電気信号はA/D変換回路41により0〜5Vの出力電圧を0〜255レベルのデジタル信号に変換される。そして、濃度換算回路42により濃度に変換される。
尚、本実施の形態で使用したトナーは、イエロー、マゼンタ、シアンの色トナーで、スチレン系共重合樹脂をバインダーとし、各色の色材を分散させて構成されている。
又、感光ドラム4はOPCドラムであり、近赤外光の反射率(960nm)は約40%であり、反射率が同程度であれば、アモルファスシリコン系ドラム等であっても構わない。
【0075】
更に、本実施の形態で使用したフォトセンサ40は、感光ドラム4からの正反射光のみを検出するよう構成されている。
【0076】
感光ドラム4上の濃度を各色の面積階調により段階的に変えていった時のフォトセンサ40出力と出力画像濃度との関係を図22に示す。
【0077】
トナーが感光体ドラム4に付着していない状態におけるフォトセンサ40の出力を5V、即ち255レベルに設定した。
【0078】
図22から分かるように、各トナーによる面積被覆率が大きくなり画像濃度が大きくなるに従って、感光ドラム4単体よりフォトセンサ40出力が小さくなる。
【0079】
これらの特性から、各色専用の、センサ出力信号から濃度信号に変換するテーブル42aを持つことにより、各色とも精度良く濃度信号を読み取ることができる。
第2の制御系は第1の制御系により達成された色再現性の安定維持が目的であるため、第1の制御系による制御の終了直後の状態を目標値として設定する。目標値設定のフローを図23に示す。第1の制御系による制御の終了した時点で、Y、M、C、Bkの各色毎のパッチパターンを感光ドラム上に形成して、フォトセンサ40で検知する。
ここで、パッチのレーザー出力は、各色とも濃度信号(図6の濃度信号軸)で128レベルを用いる。この際、LUT25の内容並びにコントラスト電位の設定は、第1の制御系で得たものを用いる。
感光ドラム4上にパッチを形成するシーケンスは図24のように行った。
本実施の形態では、大口径の感光ドラム4を使用しているため、正確に、そして効率良く短時間で濃度データを得るため、感光ドラムの偏心を考慮して、感光ドラムの180度相対する位置に同一色のパッチを形成し測定し、複数のサンプリングを行い平均を求めるようにした。そのパッチを挟むように、異なる色のパッチを形成することで、1周で2色分のデータを得た。
このようにして、2周で4色分のデータが得られ、図22の濃度変換テーブル42aを用いて濃度値を得る。このときの濃度値D128を第2の制御系の目標値とし、バックアップしておく。目標値は第1の制御系による制御が行われるごとに更新される。
第2の制御系は、通常画像形成中に非画像領域に形成したパッチ濃度を検出し、第1の制御系で得たγLUTを随時補正していく制御である。本実施の形態においては、転写ドラム5における転写シートの繋ぎ目部分に対応する感光ドラム上の位置が非画像領域となるため、その部分にパッチを形成した。通常画像形成中に感光ドラム4上の非画像領域上にパッチを形成するシーケンスは、A4用紙を連続でフルカラー出力する場合、図25のように行った。パッチのレーザー出力は、目標値設定時と同様であることが重要であり、各色とも濃度信号(図6の濃度信号軸)で128レベルを用いる。この際、LUT25の内容並びにコントラスト電位の設定は、その時点での通常画像形成時と同様とする。即ち、第1の制御系で得たものを、前回までの第2の制御系により補正したものを用いる。
濃度信号128は、1.6を255に正規化した濃度スケールでパッチ出力濃度がD128になるように制御されているが、プリンタの画像特性は不安定であり、常に変化を起こす可能性を有するため、測定した結果がD128になる訳ではなく、ΔDだけずれている場合がある。このΔDに基づき、第2の制御系では第1の制御系で作成したLUT25(γLUT)を補正する。
図26に本実施の形態の場合の濃度信号128において出力濃度がΔDxずれた場合の、一般的な濃度信号0〜255までにおける出力濃度の変化に対応するγLUT補正テーブルを示す。これを予め持っておき、制御時には、γLUT補正テーブルの濃度信号128での値がΔDになるようγ補正テーブルを規格化し、これを打ち消すように形成したLUTをLUT25に足すことでLUT25を補正する。LUT25を書き換えるタイミングは各色ごとに異なり、書き換え準備ができた段階で、その色のレーザー書き込みが行われていない間のTOP信号により行う。
本実施の形態においては、第2の制御系は、通常画像形成中に、非画像領域が現像可能である場合は全て起動する。即ち、A4サイズをフルカラーで、連続出力した場合は2枚出力するたびに各色1度、1枚間欠の場合は各色1枚ごとに、本階調制御によるγLUT補正が行われる。
第1の制御系は、人の作業が伴うので、頻繁に行うことは想定しにくい。
そこで、画像形成装置の設置作業にサービスマンが第1の制御系を実効し、画像に問題が生じなければ、第2の制御系で、短期間内は特性を自動的に維持させ、長期間で徐々に変化したものに対しては、第1の制御系でキャリブレーションを行うという役割分担ができ、結果として画像形成装置の寿命まで階調特性を維持することができるようになる。
【0080】
<実施の形態2>
本実施の形態は実施の形態1での第2の制御系において、パッチの濃度信号を低濃度域にした場合の形態である。
以下、実施の形態1と同一な部分は省略し、異なる部分のみ説明する。
本発明の目的は色味の安定化にあり、一般に低濃度ほど濃度変動による色差が大きくなると言われることから、制御に用いるパッチ濃度を低濃度域に設定し、低濃度域における制御精度を上げることで、色味変動を更に抑える画像制御を行ったものが本実施の形態である。
本実施の形態で用いた複写機における濃度差と色差の関係を図27に示す。
図27と、図22に示したセンサ感度及び図26から読み取れる変動に対する感度から、本実施の形態におけるパッチのレーザー出力は、目標値設定時、通常画像形成時とも同様に、各色とも濃度信号(図6の濃度信号軸)で64レベル(濃度にして0.4付近)を用いた。
低濃度パッチを濃度センサで検出する場合、下地となる感光ドラム表面の状態の影響を強く受けるため、本実施の形態においては、パッチ形成前に、パッチを形成する位置の感光ドラム表面上を濃度センサで測定しておき、それを元にパッチ計測時のセンサ出力に補正を掛けている。
目標値設定のシーケンスは実施の形態1に加えて下地の測定があるため、ドラムの周回数が1周増えるだけである。通常画像形成中に感光ドラム4上の非画像領域上にパッチを形成するシーケンスは実施の形態1と同様であるが、各JOB開始時の前回転時に下地を測定する。
本実施の形態では、パッチを形成した濃度レベル付近では十分な安定化が達成されるため低濃度域での変動が抑えられ、より色味変動を抑える制御が行えた。 <実施の形態3>
本実施の形態は実施の形態1での第2の制御系において、1パッチしか形成しなかった同一非画像領域に複数の階調パッチを形成した場合の例である。尚、実施の形態1と同一な部分は省略し、異なる部分のみ説明する。
本実施の形態におけるパッチのレーザー出力は、目標値設定時と通常画像形成時とも同様に、各色とも濃度信号(図6の濃度信号軸)で64,128,192レベルを用いる。目標値設定のシーケンスは実施の形態1においてパッチが3倍になったためにドラムの周回数が増えるだけである。通常画像形成中に感光ドラム4上の非画像領域上にパッチを形成するシーケンスは図29に示すように行った。
各色3パッチから得られた各濃度信号でのΔDより、濃度信号全域の濃度変動量を補間により求める。補間方法としてはスプライン補間やラグランジュ補間等を用いる。濃度信号0及び255における濃度差は0とした。求めた濃度変化量が、実施の形態1におけるγ補正tableを規格化したものと同様であり、これを用いてLUT補正を行う。
この場合、実施の形態1では濃度の変化の形を一定と仮定しているのに対し、その時点で変化の形を読み取るため、多様な変動に対応できる。又、少なくともパッチを形成した濃度レベルでは十分な安定化が達成されるため、重要な濃度域、例えば色味に影響力のある低濃度のパッチを増やす等の方法で目的に合った制御が可能になる。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、より精度良く、且つ、より頻繁に行える画像安定化制御によって画像安定化を達成することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の構成断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1のリーダ画像処理部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1のリーダ画像処理部のタイミングを示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1の制御ブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態1を示すブロック図である。
【図6】階調再現特性を示す4限チャート図である。
【図7】第1の制御系のフロー図である。
【図8】表示器の表示内容を示す図である。
【図9】表示器の表示内容を示す図である。
【図10】表示器の表示内容を示す図である。
【図11】テストプリント1の例を示す図である。
【図12】テストプリント2の例を示す図である。
【図13】原稿台でのテストプリント1の置き方を示す図である。
【図14】原稿台でのテストプリント2の置き方を示す図である。
【図15】相対ドラム表面電位と画像濃度の関係を示す図である。
【図16】絶対水分量とコントラスト電位の関係を示す図である。
【図17】グリッド電位と表面電位の関係を示す図である。
【図18】パッチパターンの読み取りポイントを示すである図。
【図19】テストプリント2の読み取り例を示す図である。
【図20】各水分量に対応するLUTを示す図である。
【図21】フォトセンサーから濃度変換までのフロー図である。
【図22】フォトセンサー出力と画像濃度の関係を示す図である。
【図23】目標値設定のフロー図である。
【図24】第2の制御系による検知例を示す図である。
【図25】非画像領域にパッチを形成するシーケンス図である。
【図26】γLUT補正テーブルを示す図である。
【図27】濃度差と色差の関係を示す図である。
【図28】濃度変換特性を示す図である。
【図29】本発明の実施の形態3における非画像領域にパッチを形成するシーケンス図で或る。
【符号の説明】
3 現像器
4 感光ドラム
7 定着ローラ
8 1次帯電器
10 LED
11 フォトダイオード
12 表面電位センサー
25 γ−LUT
29 パターンジェネレータ
33 環境(水分量)センサ
100 プリンタエンジン
105 CCDセンサ
109 プリンタ制御部
110 半導体レーザー
Claims (12)
- 像担持体と、像担持体上に画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上の画像を記録材に転写する転写手段と、前記記録材に転写された画像を該記録材に定着する定着手段と、前記像担持体上の画像の画像情報を検出する光学検出手段と、前記記録材に定着された画像の画像情報を読み取る読み取り手段と、画像形成条件を調整する調整手段とを有し、通常画像形成時とは異なるシーケンスにおいて画像特性を判断するための少なくとも1つ以上の画像パターンA前記記録材上に形成し、形成された画像パターンA前記読み取り手段によって読み取り、その読み取った画像情報に基づいて画像形成条件を制御する第1の制御系を有する画像形成装置において、
前記第1の制御系による画像制御終了した時点で、前記像担持体上に少なくとも1つ以上の画像パターンBを形成し、形成された画像パターンBの画像情報を前記光学検出手段により読み取り、その画像情報を基準とし、通常画像形成中に、前記画像パターンBを前記像担持体上の非画像形成領域に形成し、形成された画像パターンBを前記光学検出手段によって読み取り、その読み取った画像情報と基準画像情報との差異に基づいて第1の制御系による画像制御により補正した画像形成条件を更に補正する第2の制御系を持つことを特徴とする画像制御方法。 - 前記通常画像形成中に形成する画像パターンBより読み取った画像情報に基づき、前記通常画像形成時とは異なるシーケンスにおいて形成する少なくとも1つ以上の画像パターンAの画像情報を推測し、それらの画像情報に基づき、通常画像形成中に前記通常画像形成時とは異なるシーケンスでの画像形成条件の制御と同様な画像形成条件の制御を行うことを特徴とする画像制御方法。
- 像担持体と、該像担持体上に画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上の画像を記録材に転写する転写手段と、前記記録材に転写された画像を該記録材に定着する定着手段とを備え、請求項1又は2記載の画像制御方法によって画像濃度調整及び画像階調調整を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 前記画像形成条件とはγLUTであることを特徴とする請求項1記載の画像制御方法。
- 前記光学検出手段は、正反射型センサであることを特徴とする請求項1記載の画像制御方法。
- 前記像形成手段で形成される画像信号は、前記補正情報に応じて変換した画像信号であることを特徴とする請求項1記載の画像制御方法。
- 前記像担持体は、表面に感光層を有するドラム状の感光ドラムであることを特徴とする請求項1記載の画像制御方法。
- 前記像担持体は、表面に感光層を有するシート状の感光シートであることを特徴とする請求項1記載の画像制御方法。
- 前記像担持体は、表面に感光層を有するベルト状の感光ベルトであることを特徴とする請求項1記載の画像制御方法。
- 前記像担持体は、前記感光体上からトナー像を転写される転写体であることを特徴とする請求項1記載の画像制御方法。
- 前記転写体は、中間転写体であることを特徴とする請求項10記載の画像制御方法。
- 前記画像形成条件は現像剤中のトナー濃度を含むことを特徴とする請求項1記載の画像制御方法。
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