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JP2004120564A - 演算増幅器 - Google Patents

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JP2004120564A
JP2004120564A JP2002283367A JP2002283367A JP2004120564A JP 2004120564 A JP2004120564 A JP 2004120564A JP 2002283367 A JP2002283367 A JP 2002283367A JP 2002283367 A JP2002283367 A JP 2002283367A JP 2004120564 A JP2004120564 A JP 2004120564A
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JP
Japan
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operational amplifier
phase compensation
nmos transistor
resistance
capacitor
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JP2002283367A
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English (en)
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Toshiki Kishioka
岸岡 俊樹
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】この発明は、外部より位相補償抵抗を調整可能にし、発振防止と高速化の両立を図る演算増幅器の回路構成を実現することを目的
【解決手段】この発明は、位相補償用容量C1とこの容量による極をキャンセルするための抵抗手段とを有する演算増幅器において、前記抵抗手段として、トランジスタサイズを調整したスイッチSEL0〜SEL2を複数用い、そのスイッチのオンオフを演算増幅器の外部から制御し、オン抵抗値を演算増幅器の外部から調整するよう。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、高速動作を要求される演算増幅器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、集積回路の微細化、高速化に伴い、演算増幅器にも同様の機能向上が求められてきている。
【0003】
特に、アナログ信号の高速化は、CD−R/RWドライブ装置、DVDドライブ装置の高倍速化等によってますます重要な技術になってきている。
【0004】
本来、演算増幅器は負帰還信号が同位相で増幅されて入力に帰還された場合に発振をするが、その発振を防止するために、ミラー効果を利用した位相補償容量が内部に組み込まれているのが一般的である(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
ところがその位相補償をするための容量が大きい場合、高速化の妨げとなる。そのため、発振しない範囲でのできるだけ小さな位相補償容量と、その容量によって発生する極をキャンセルするために、位相補償容量と直列に抵抗が接続されているのが一般的である。
【0006】
図1に、位相補償容量と、この容量によって発生する極をキャンセルする抵抗とを直列に接続した一般的なNチャネル(N−ch)入力の演算増幅器を示す。図1において、NMOSトランジスタM3のソースとNMOSトランジスタM4のソースとが接続される。NMOSトランジスタM3のソースとNMOSトランジスタM4のソースとの接続点がNMOSトランジスタM5のドレインに接続される。NMOSトランジスタM5のソースが接地ラインGNDに接続される。NMOSトランジスタM3のゲートが入力端子VIN−に接続される。NMOSトランジスタM4のゲートが入力端子VIN+に接続される。
【0007】
また、NMOSトランジスタM3のドレインがPMOSトランジスタM1のドレイン及びゲートに接続される。これと共に、NMOSトランジスタM3のドレインがPMOSトランジスタM2のゲートに接続される。NMOSトランジスタM4のドレインとPMOSトランジスタM2のドレインが接続される。そして、PMOSトランジスタM1及びM2のソースが電源ラインVCCに接続される。
【0008】
NMOSトランジスタM5のゲートには所定のバイアス電位が付与される。PMOSトランジスタM2のドレインとNMOSトランジスタM4のドレインとの接続点がPMOSトランジスタM6のゲートに接続される。PMOSトランジスタM6のソースが電源ラインVCCに接続される。
【0009】
PMOSトランジスタM6のドレインとNMOSトランジスタM7のドレインが接続される。NMOSトランジスタM7のソースが接地ラインGNDに接続される。これと共に、NMOSトランジスタM7のゲートには所定のバイアス電位が付与される。
【0010】
PMOSトランジスタM6のドレインとNMOSトランジスタM7のドレインとの接続点がNMOSトランジスタM8のゲートに接続される。NMOSトランジスタM8のドレインが電源ラインVCCに接続される。
【0011】
NMOSトランジスタM8のソースとNMOSトランジスタM9のドレインが接続される。NMOSトランジスタM9のソースが接地ラインGNDに接続される。これと共に、NMOSトランジスタM9のゲートには所定のバイアス電位が付与される。NMOSトランジスタM8とNMOSトランジスタM9の接続点が出力端子となる。
【0012】
一方、PMOSトランジスタM2のドレインとNMOSトランジスタM4のドレインとの接続点と、PMOSトランジスタM6のドレインとNMOSトランジスタM7のドレインとの接続点との間に位相補償容量C1と抵抗R1が直列に接続される。
【0013】
図1に示す構成において、NMOSトランジスタM3とNMOSトランジスタM4とから差動回路が構成される。
【0014】
NMOSトランジスタM3のドレインと、NMOSトランジスタM4のドレインに、PMOSトランジスタM1、M2のドレインがそれぞれ接続され、負荷回路として動作する。
【0015】
NMOSトランジスタM3のゲート及びNMOSトランジスタM4のゲートからは、入力端子VIN−及びVIN+が導出されており、NMOSトランジスタM3とNMOSトランジスタM4とからなる差動回路に対する入力は、入力端子VIN−及びVIN+から与えられる。
【0016】
上記した容量C1は位相補償容量として働き、また、抵抗R1はこの位相補償容量C1によって発生する極キャンセルするとともに、極とゼロ点を極力一致させるために組み込まれている。
【0017】
また、この位相補償容量C1はNMOSトランジスタM2、M4のドレイン電流の差によって充放電され、実質この充放電速度によって、この演算増幅器のスルーレートが決まっており、この容量C1が小さければ小さいほどスルーレートは高くなり、演算増幅器の高速化が計れる。逆に、カットオフ周波数を小さくし、発振を防止するためにこの容量値を大きくとりすぎると、高速化の妨げになる。
【0018】
しかし、一般的な演算増幅器では、発振防止のため、この位相余裕が製造プロセスの変動なども考慮し余裕のあるものになっている場合が多い。
【0019】
【特許文献1】
特開2000−91857号公報(第2頁、図3等)
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、演算増幅器は負帰還信号が同位相で増幅されて入力に帰還された場合に発振をするが、その発振を防止するために、ミラー効果を利用した位相補償容量が内部に組み込まれている。
【0020】
ところが、その位相補償をするための容量が大きい場合、高速化の妨げとなる。
そのため、発振しない範囲でのできるだけ小さな位相補償容量と、その容量によって発生する極をキャンセルするために、位相補償容量と直列に抵抗が接続されている。
【0021】
従来、上記した位相補償容量と抵抗のそれぞれの容量値と抵抗値は設計時のシミュレーションにより決定している。しかしながら、それぞれの値にばらつきが有り、最適化することは極めて困難であるという問題があった。
【0022】
この発明は、上記した従来の問題点に鑑みなされたものにして、演算増幅器のレイアウト面積を増やすことなく、外部より位相補償抵抗を調整可能にし、発振防止と高速化の両立を図る演算増幅器の回路構成を実現することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】
この発明は、位相補償用容量とこの容量による極をキャンセルするための抵抗手段とを有する演算増幅器において、前記抵抗手段は抵抗値が演算増幅器の外部より変更可能に構成されていることを特徴とする。
【0024】
上記のように構成すれば、演算増幅器ができあがった後に、発振をしにくい抵抗値を選択することにより、発振に対してマージンのある回路構成を形成することができる。
【0025】
また、前記抵抗手段として、トランジスタサイズを調整したスイッチを複数用い、そのスイッチのオンオフを演算増幅器の外部から制御し、オン抵抗値を演算増幅器の外部から調整するように構成することができる。
【0026】
上記のように、抵抗手段の抵抗値をスイッチのON抵抗を用いることにより、演算増幅器のレイアウト面積を増やすことなく、外部より位相補償抵抗を調整可能にし、発振防止と高速化の両立を図る演算増幅器の回路構成を実現することができる。
【0027】
さらに、容量値の異なる位相補償用容量を複数個備え、位相補償容量値を演算器外部から調整できるように構成してもよい。
【0028】
上記のように、位相容量値も切り替え可能にすることによって、発振防止とさらなる高速化の両立を図る演算増幅器の回路構成を実現することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態につき図面を参照して説明する。尚、従来例と同一部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにここではその説明を割愛する。
【0030】
図2は、この発明の第1の実施形態を示す回路図である。図1に示す演算増幅器と同様に、発振しない範囲でのできるだけ小さな位相補償容量C1と、その容量によって発生する極をキャンセルするとともに極とゼロ点を極力一致させるために、位相補償容量と直列に抵抗が接続されている。この抵抗は位相補償容量による極をキャンセルし、ゲインが一次的に落ちるようにして発振しにくくなるように用いられるが、実際、製造プロセスでの変動やシミュレーション精度上、この抵抗値を精度よく、一義的に決めることは難しい。位相補償容量C1は高速化のためのスルーレート向上のため、極力小さくする。すなわち、発振の危険性も大きくなっている。
【0031】
そこで、この発明においては、発振防止と高速化の観点から位相補償容量C1と直列につなぐ抵抗の抵抗値を可変に構成する。このため、この第1の実施形態においては、位相補償容量C1とPMOSトランジスタM6とNMOSトランジスタM7の接続点の間に3つの抵抗R11、R12、R13を並べて直列に接続し、それを選択スイッチS1、S2により外部から選択できるように構成する。例えば、抵抗R11の抵抗値2/3kΩ、抵抗R12の抵抗値を1/3kΩ、抵抗R13の抵抗値を1kΩとすると、外部よりスイッチS1をオンさせ、スイッチS2をオフさせた場合には、抵抗値が2/3kΩ、スイッチS1をオフさせ、スイッチS2をオンさせた場合には、抵抗値が1kΩ、スイッチS1、スイッチS2ともオフさせた場合には、抵抗値が2kΩと、外部からの設定により3種類の抵抗値設定ができるようになる。
【0032】
上記したように、位相補償容量と直列に接続される抵抗の抵抗値を精度よく、一義的に決めることは難しい。図2に示す回路構成であれば、この演算増幅器ができあがった後に、スイッチのオンオフを制御して最も発振をしにくい抵抗値を選択することにより、発振に対してマージンのある回路構成を形成することができる。
【0033】
上記した図2に示す第1の実施形態では抵抗を並べて、それをスイッチで選択して抵抗値を変化できるようにする構成しているが、この実施形態では抵抗部分、及びそれを選択するスイッチが必要なため、従来の図1の構造に比べ、レイアウト面積が増大するという難点がある。この発明の第2の実施形態においては、この難点を解決し、演算増幅器のレイアウトの増加をなくすように構成したものであるを考慮したものである。
【0034】
図3に示すように、この第2の実施形態は、トランジスタサイズを調整した3つのスイッチSEL0、1、2を並列に並べて容量C1と接続したものである。このスイッチSEL0、1、2のオン(ON)抵抗を利用して、図1での抵抗R1の代わりに用いるものである。
【0035】
スイッチSEL0、1、2のオン/オフ(ON/OFF)切り替え信号は演算増幅器の外部に出ており、外部から任意に設定できる。
【0036】
例えば、スイッチSEL0、1、2のON抵抗値を全て2kΩのものを使用したとすれば、外部からの設定により2/3kΩ、1kΩ、2kΩの3種類の抵抗値設定ができるようになる。
【0037】
図3に示す回路構成であれば、この演算増幅器ができあがった後に、最も発振をしにくい抵抗値を選択することにより、発振に対してマージンのある回路構成を形成することができる。
【0038】
また、このスイッチはそれぞれON抵抗値を変えたものを用意しても、また数を増やすことも可能である。
【0039】
例えば、SEL0に1kΩ、SEL1に2kΩ、SEL2に3kΩのON抵抗を持つスイッチを同様に3個並列に並べると、最小は6/11kΩから最大3kΩまで8段階の抵抗値の調整ができるようになり、より調整がきめ細かくできるようになる。
【0040】
次に、この演算増幅器でのレイアウト面積を考える。上記図3に示す第2の実施形態では、SEL0、1、2にトランジスタのON抵抗を用いている。これに対して、図2に示す実施形態のように、抵抗を並べて、それを選択できるようにする構成すると、抵抗部分及びそれを選択するスイッチが必要なため、従来の図1の構造に比べ、レイアウト面積が増大してしまう。
【0041】
そこで、この第2の実施形態では、選択スイッチと抵抗部分を兼ねるようトランジスタのON抵抗を利用する。例えば、図1の抵抗R1の抵抗値を2kΩとする。この抵抗をシート抵抗30Ωのポリシリコンで幅1.4μmで形成した場合、約130μmの面積が必要になる。
【0042】
一方、ON抵抗2kΩのトランジスタサイズは、例えばPMOSであれば、L/W=0.6/6、NMOSであれば、L/W=0.6/3程度で実現でき、上記130μmにこのトランジスタサイズのスイッチ3個を形成することは充分可能である。すなわち、図3におけるこの発明の第2の実施形態によるレイアウト面積の増加はない。
【0043】
図4にこの発明の第3の実施形態の演算増幅器を示す。図4に示す実施形態は、2つの位相補償容量C1、C2をスイッチSEL10、SEL14によって選択可能にし、さらに極のキャンセル抵抗をスイッチSEL11、SEL12、SEL13のON抵抗で選択可能にした例である。
【0044】
高速化のためには位相補償容量は小さい方がよいが、その分、カットオフ周波数が大きくなり、また極の発生等により発振の危険性も大きくなる。これらを両立させるために、位相補償容量は極力小さく、極とゼロ点は極力一致することが求められる。
【0045】
図4においては、例えば容量C2は容量C1より小さい容量値のものを用意しておき、SEL11、12、13の調整で極のキャンセルを図り、発振しなければ容量C2のルートを使うようにすれば、容量C1のルートよりは高速な演算増幅器になる。万一発振すれば容量C1のルートを使用するようにすればよい。
【0046】
図4の例では、位相補償容量はC1、C2の2つ、極、ゼロ点キャンセル抵抗は各々2つの例を示したが、この数を増やしたり、抵抗値を変えることにより、調整できる範囲は広がる。
【0047】
この第3の実施形態におけるこの回路構成は図1の回路より、レイアウト面積は大きくなるというデメリットは存在する。
【0048】
なお、上述の例では、演算増幅器をMOSで構成しているが、勿論、バイポーラトランジスタで構成することも可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、演算増幅器ができあがった後に、発振をしにくい抵抗値を選択することにより、発振に対してマージンのある回路構成を形成することができる。
【0050】
また、極キャンセル用の抵抗手段として、トランジスタサイズを調整したスイッチを複数用い、そのスイッチのオンオフを演算増幅器の外部から制御回路構成を変更することによるレイアウト面積をほとんど増やすことなく、位相補償容量による極の発生を精度よくキャンセルできるため、高速化による発振の危険性を低減することができる。
【0051】
さらに、位相補償容量も調整できるように構成することで、より高精度な高速化の調整が可能になる。また通常演算増幅器を用いた回路を設計する際、シミュレーションで発振しないことの確認を行うが、製造プロセス変動や寄生容量の影響などにより、万一発振してしまった場合のスケープゴートにもなりえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】位相補償容量と、この容量によって発生する極をキャンセルする抵抗とを直列に接続した一般的なNチャネル(N−ch)入力の演算増幅器を示す回路図である。
【図2】この発明の第1の実施形態にかかる演算増幅器を示す回路図である。
【図3】この発明の第2の実施形態にかかる演算増幅器を示す回路図である。
【図4】この発明の第3の実施形態にかかる演算増幅器を示す回路図である。
【符号の説明】
C1、C2 位相補償容量
R1 極キャンセル用抵抗
R11、R12、R13 抵抗
SEL0〜SEL2、SEL10〜SEL13 スイッチ

Claims (3)

  1. 位相補償用容量とこの容量による極をキャンセルするための抵抗手段とを有する演算増幅器において、前記抵抗手段は抵抗値が演算増幅器の外部より変更可能に構成されていることを特徴とする演算増幅器。
  2. 前記抵抗手段として、トランジスタサイズを調整したスイッチを複数用い、そのスイッチのオンオフを演算増幅器の外部から制御し、オン抵抗値を演算増幅器の外部から調整することを特徴とする請求項1に記載の演算増幅器。
  3. 容量値の異なる位相補償用容量を複数個備え、位相補償容量値を演算器外部から調整できるように構成したことを特徴とする請求項2に記載の演算増幅器。
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