JP2004119794A - 固体撮像素子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光電変換部の金属汚染を防止し、歩留まりが高く、低電圧駆動が可能でかつ低消費電力の固体撮像素子を提供する。
【解決手段】半導体基板表面に、光電変換部と、光電変換部で生成された電荷を転送する複数の電荷転送電極を備えた電荷転送素子とを形成する固体撮像素子の製造方法において、半導体基板上にゲート酸化膜を介して配列形成される電荷転送電極の形成工程が、金属膜の形成工程を含み、前記金属膜の形成工程が、前記光電変換部の形成後に実行されることを特徴とする。
【選択図】図4
【解決手段】半導体基板表面に、光電変換部と、光電変換部で生成された電荷を転送する複数の電荷転送電極を備えた電荷転送素子とを形成する固体撮像素子の製造方法において、半導体基板上にゲート酸化膜を介して配列形成される電荷転送電極の形成工程が、金属膜の形成工程を含み、前記金属膜の形成工程が、前記光電変換部の形成後に実行されることを特徴とする。
【選択図】図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像素子の製造方法にかかり、特に金属汚染の防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
エリアセンサ等に用いられるCCD固体撮像素子は、光電変換部からの信号電荷を転送するための電荷転送電極を有する。電荷転送電極は、半導体基板に形成された電荷転送路上に複数個隣接して配置され、順次駆動される。
【0003】
固体撮像素子においては、撮像画素数の増加が進んでいるが、画素数の増加に伴い信号電荷の高速転送、すなわち電荷転送電極の高速パルスによる駆動が必要となるため、電荷転送電極の低抵抗化が求められている。低抵抗化の方法として、電荷転送電極を多結晶シリコンなどのシリコン系導電性材料と金属シリサイドとの2層構造とすることが提案されている。
【0004】
一方、撮影画素数の増加により光電変換部領域が狭くなる傾向にあるが、狭い領域で多くの光を集めるためには、光電変換部表面に対して電荷転送電極形成部などの光電変換部周辺の高さをより低くすることが重要である。
【0005】
以上の観点から、膜厚が薄くて低抵抗の電荷転送電極が求められており、高融点金属シリサイド膜と多結晶シリコンの積層膜を用いた低抵抗配線への要望が高まっている。
【0006】
しかしながら、電荷転送電極を高融点金属シリサイド膜で形成する場合、金属膜の形成後熱処理によりシリサイド化を行うため、基板表面は金属イオンの存在下で高温にさらされることになる。これはシリコン表面の汚染の原因となり、フォトダイオードの品質劣化、例えば“傷”の増加を招くことがたびたびであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、電荷転送電極に、金属膜あるいは金属シリサイド膜を用いる場合、金属イオンの存在下で高温プロセスを行うため、光電変換部の基板表面の金属汚染に起因する品質劣化が深刻な問題となっている。
【0008】
また、特に第2層配線は、第1層配線上に乗り上げる構造であるため、膜厚が大きくなると表面の凹凸を大きくするという問題がある。従って第2層配線は薄くても低抵抗化をはかることができるように、低抵抗である必要がある。
【0009】
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、光電変換部の金属汚染を防止し、歩留まりが高く、低電圧駆動が可能でかつ低消費電力の固体撮像素子を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明では、半導体基板表面に、光電変換部と、光電変換部で生成された電荷を転送する複数の電荷転送電極を備えた電荷転送素子とを形成する固体撮像素子の製造方法において、半導体基板上にゲート酸化膜を介して配列形成される電荷転送電極の形成工程が、金属膜の形成工程を含み、前記金属膜の形成工程が、前記光電変換部の形成後に実行されることを特徴とする。
【0011】
かかる構成によれば、光電変換部形成後、表面を保護した後、金属膜を形成することができるため、光電変換部表面の金属汚染を防止し、高感度の固体撮像素子を形成することが可能となる。
【0012】
また、膜厚を薄くすることができるため、表面の凹凸を低減することができ、フォトダイオード部の感度を低下させることがない。
【0013】
望ましくは、電荷転送電極の形成に際し、ゲート酸化膜上にシリコン系導電性膜のパターンを形成し、前記光電変換部を構成するフォトダイオードを形成した後、金属膜を形成し、シリサイド化を行い、シリサイド化によって前記シリコン系導電性膜上に形成された金属シリサイドを残して未反応の金属膜を除去するようにすれば、光電変換部の金属汚染を防止することができる。
【0014】
また望ましくは、前記金属膜の形成に先立ち、前記シリコン系導電性膜の一部を露呈せしめるように絶縁膜で被覆する工程を含み、前記露呈されたシリコン系導電性膜の表面に金属シリサイドを形成するようにすれば、隣接電極間の短絡を防ぐことが可能となる。
【0015】
また望ましくは、前記シリコン系導電性膜の一部を露呈せしめる絶縁膜を形成した後、前記シリコン系導電性膜の表面が、前記絶縁膜表面よりも十分に低くなるように、前記シリコン系導電性膜を前記絶縁膜をマスクとしてエッチングし凹部を形成する工程を含むようにすれば、シリサイド化によるせり上がりが生じたとしてもより確実に隣接電極間の短絡を防ぐことが可能となる。
【0016】
また望ましくは、2層電極構造の場合にも、第1層及び第2層のシリコン系導電性膜のパターンを形成しておき、光電変換部の形成の後に金属膜を形成し、シリサイド化を行うようにすれば、熱工程も少なくてすみ、光電変換部の金属汚染も低減される。
【0017】
本発明によれば、低抵抗配線材料を電荷転送電極として使用しているためデバイスの高さを低減することができ、フォトリソ工程やエッチング工程での加工マージンが広がり、高価なステッパなどの半導体製造装置を用いることなく高歩留まりの固体撮像素子を得ることが可能となる。また、歩留まりの向上を図ることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
図1に本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子の概略構成を示す。図2(a)乃至(d)、図3(a)乃至(b)および図4(a)乃至(d)はその製造工程図を示す要部拡大図である。図1(a)は、その電荷転送電極までを示す概略平面図であり、図1(b)は、A−A断面図である。
【0019】
この例では、2層構造の電荷転送電極を構成する上層側の第2層多結晶シリコン膜4bのパターン形成後に、表面を酸化シリコン膜7で被覆し、この酸化シリコン膜7に窓開けを行い、更に第2層多結晶シリコン膜4bの表面をエッチングして凹部を形成したのち、金属シリサイド形成のための金属膜であるチタン薄膜4Sの形成に先立ち、フォトダイオード形成部のイオン注入を行うようにしたことを特徴とする。そしてこの後チタン薄膜4Sを形成し、これをシリサイド化してチタンシリサイド4bを形成し、残留する未反応のチタン薄膜をSC−1処理により選択的に除去する。
【0020】
すなわち、この固体撮像素子は、電荷転送電極40が2層電極構造をとっており、半導体基板1表面に、ゲート酸化膜2を介して配列形成される複数の電荷転送電極40が、前記ゲート酸化膜2上に所定の間隔で形成され第1層多結晶シリコン膜3aと第1の金属シリサイド膜3bとの積層膜からなる第1層電極3と、前記第1層電極3で挟まれた領域の前記ゲート酸化膜2上から前記第1層電極3の上層にかかるように形成され、第2層多結晶シリコン膜4aと第2の金属シリサイド膜4bとの積層膜からなる第2層電極4とを具備し、前記第1の金属シリサイド膜3bは前記第2の金属シリサイド4bよりも、熱による凝集が少なく、前記第2の金属シリサイド4bは前記第1の金属シリサイド3bよりも低抵抗の材料で構成されている。他部については通常の固体撮像素子と同様に形成されている。
【0021】
またこの電極間絶縁膜6は、第1層電極3である第1層多結晶シリコン膜3aおよび第1の金属シリサイド3bのパターン上に形成した酸化シリコン膜を異方性エッチングによって側壁にのみ残したいわゆる側壁酸化膜で構成されており、リソグラフィ工程を経ることなく微細パターンを得るようにしたものである。
【0022】
またこの第1層電極3の間から第2層電極4が前記第1層電極3上に絶縁膜5を介して乗り上げるように形成されている。
【0023】
なお図1(a)に示すように、シリコン基板1には、複数のフォトダイオード30が形成され、フォトダイオードで検出した信号電荷を転送するための電荷転送電極40が、フォトダイオード30の間に蛇行形状を呈するように形成される。
【0024】
電荷転送電極40によって転送される信号電荷が移動する電荷転送チャネル31は、図1(a)では図示していないが、電荷転送電極40が延在する方向と交差する方向に、やはり蛇行形状を呈するように形成される。なお、図1(a)においては、電極間絶縁膜6の内、フォトダイオード領域と電荷転送電極40との境界近傍に形成されるものの記載を省略してある。
【0025】
図1(b)に示すように、シリコン基板1内には、フォトダイオード30、電荷転送チャネル31、チャネルストップ領域32、電荷読み出し領域33が形成され、シリコン基板1表面には、ゲート酸化膜2が形成される。ゲート酸化膜2表面には、酸化シリコン膜からなる電極間絶縁膜3と電荷転送電極40が形成される。
【0026】
電荷転送電極40は、上述したとおりであるが、電荷転送電極40の上面には層間絶縁膜としての、酸化シリコン膜8が形成される。
【0027】
固体撮像素子の上方には、フォトダイオード30部分を除いて遮光膜50が設けられ、さらにカラーフィルタ60、マイクロレンズ70が設けられる。また、電荷転送電極40と遮光膜50との間、および遮光膜50とカラーフィルタ60との間は、絶縁性の透明樹脂等が充填される。また電荷転送電極40および電極間絶縁膜6を除いては通例のものと同様であるので説明を省略する。また、図1では、いわゆるハニカム構造の固体撮像素子を示しているが、インターライン型の固体撮像素子にも適用可能であることはいうまでもない。
【0028】
次にこの固体撮像素子の製造工程について説明する。
まず、図2(a)に示すように、n型のシリコン基板1表面に、膜厚15nmの酸化シリコン膜と、膜厚50nmの窒化シリコン膜と、膜厚10〜35nmの酸化シリコン膜を形成し、3層構造のゲート酸化膜2を形成する。
【0029】
続いてこのゲート酸化膜2上に、Heで希釈したSiH4とPH3との混合ガスを反応性ガスとして用いた減圧CVD法により、膜厚0.1〜0.2μmの高濃度ドープの第1層多結晶シリコン膜3aを形成する。このときの基板温度は600〜700℃とする。この後WF6とH2とを用いた減圧CVD法により、膜厚100〜200nmのタングステン膜5を形成する。このときの基板温度は450℃であった。
【0030】
続いて、900℃2分のRTA(急速熱処理)を行い、第1層多結晶シリコン膜3aとの反応によりタングステンシリサイド3bを形成する。なお、Arで希釈したSiH4とWF6との混合ガスを反応性ガスとして用いた減圧CVD法によりWSixを形成するようにしてもよい。このときの基板温度は350℃であった。本実施の形態の方法を用いることにより、後の熱工程により、WSi2などのWSixが形成され、工程の短縮が可能となる。
【0031】
続いて、減圧CVD法により、第1層電極のパターニングのためのハードマスクとなる酸化シリコン膜5を形成し、そしてこの上層にTHMRと称する東京応化製のレジストRを厚さ0.8〜1.4μmとなるように塗布する。
【0032】
そして、フォトリソグラフィにより所望のマスクを用いて露光し、現像、水洗を行い、図2(a)に示すように、パターン幅0.5μmのレジストパターンR1を形成する。
【0033】
この後、図2(b)に示すように、CHF3とCF4とArとの混合ガス反応性イオンエッチングによりレジストパターンR1をマスクとし、酸化シリコン膜5をパターニングし、ハードマスクを形成した後、このハードマスクを用いて、タングステンシリサイド膜3bおよび第1層他結晶シリコン膜3aをパターニングし、第1層電極を形成する。
この後、レジストパターンR1を剥離除去する。先にレジストパターンR1を剥離除去した後に酸化シリコン膜をパターニングするようにしてもよい。
【0034】
続いて、図2(c)に示すように、TEOSとO2との混合ガスを用いた減圧CVD法により膜厚30〜100nmの酸化シリコン膜からなる絶縁膜6を形成する。
【0035】
そして図2(d)に示すように、異方性エッチングにより、垂直方向にのみエッチングを進行させ、第1層電極3を残すようにエッチングを行い、側壁絶縁膜からなる電極間絶縁膜6を形成する。
【0036】
次に、図3(a)に示すように、SiH4とPH3の混合ガスを用いた減圧CVD法により膜厚0.2〜0.4μmの高濃度ドープの第2層多結晶シリコン膜4aを形成し、第1層多結晶シリコン膜4aの場合と同様にフォトリソグラフィによりレジストパターンR2を形成する。
そして、これをマスクとして多結晶シリコン膜を、HBrとO2との混合ガスを用いた反応性イオンエッチングによりパターニングする(図3(b))。
【0037】
そしてこの基板表面を被覆するように、CVD法により膜厚100nmの酸化シリコン膜7を形成する。この後、フォトリソグラフィにより形成したマスクパターン(図示せず)を用いて、この酸化シリコン膜7をエッチングし、第2層多結晶シリコン膜4a上に開口するように窓を形成する。
【0038】
この後、図4(a)に示すように、第2層多結晶シリコン膜4aの表面を、HBrとO2との混合ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、第2層多結晶シリコン膜4aの表面をエッチング除去する。この工程で第2層多結晶シリコン膜4aの表面は絶縁膜7の上端面よりも低くなっている。
【0039】
そして、図4(b)に示すように、第2層多結晶シリコン膜4aの上層に、スパッタ法により、膜厚120nmのチタン薄膜4Sを形成する。このときの基板温度は100〜300℃であった。
【0040】
続いて、760℃2分のRTA(急速熱処理)を行い、第2層多結晶シリコン膜4aとチタン膜4Sとの界面に同時にチタンシリサイド4bを形成する。
【0041】
この後、図4(c)に示すように、SC−1処理を行い、未反応のタングステン膜を除去し、多結晶シリコン膜4aとチタンシリサイド4bとの2層構造の第2層電極が形成される。更に低抵抗化のために2度目のRTAを行う。このときの温度は800℃であった。
【0042】
この後、図4(d)に示すように、減圧CVD法により酸化シリコン膜8を形成する。
【0043】
さらにこの上層に絶縁膜、遮光膜などを形成して、図1に示したような固体撮像素子を得る。
【0044】
この方法によれば、第2層多結晶シリコン膜のパターニング工程までを、フォトダイオードの形成に先立ち実行し、フォトダイオード形成のためのイオン注入の後に、金属シリサイドの形成のための金属膜を形成するようにしているため、フォトダイオード形成面が金属イオンにさらされることなく、製造することができる。このため品質劣化を防ぎ、高感度特性を維持することが可能となる。
また、前記図4(a)の工程で第2層多結晶シリコン膜4aの表面をエッチングし絶縁膜7の上端よりも十分に低くなるようにしているため、自己整合的にパターン形成を行うことができる。またシリサイド化に際して、せり上がり現象が生じても、耐圧不良や短絡が生じることはない。従ってより信頼性の高い固体撮像素子を得ることが可能となる。
【0045】
また隣接配線との短絡を防ぐことができる上、上層に形成される絶縁膜の段差被覆性が良好となり、さらなる信頼性の向上をはかることが可能となる。
【0046】
(第2の実施の形態)
前記第1の実施の形態では、2層電極構造の固体撮像素子の形成に際し、第1層電極形成後、第2層電極の多結晶シリコン膜を形成した後、金属シリサイド膜の形成に先立ち、フォトダイオードの形成を行うようにしたが、この例では、第1層電極の第1層多結晶シリコン膜、第2層電極の第2層多結晶シリコン膜を形成した後、フォトダイオード部を形成し、再度に第1層電極及び第2層電極の金属シリサイドを形成するようにしたもので、1回の熱処理工程で第1層及び第2層のシリサイド化を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0047】
次にこの固体撮像素子の製造工程について説明する。
まず、前記第1の実施形態の場合と同様、図5(a)に示すように、n型のシリコン基板1表面に、膜厚15nmの酸化シリコン膜と、膜厚50nmの窒化シリコン膜と、膜厚10〜35nmの酸化シリコン膜を形成し、3層構造のゲート絶縁膜2を形成する。
【0048】
続いてこのゲート絶縁膜2上に、Heで希釈したSiH4とPH3との混合ガスを反応性ガスとして用いた減圧CVD法により、膜厚0.1〜0.2μmの高濃度ドープの第1層多結晶シリコン膜4aを形成する。このときの基板温度は600〜700℃とする。
【0049】
続いて、減圧CVD法によりエッチングストッパ層となる酸化シリコン膜6を形成し、そしてこの上層にTHMRと称する東京応化製のレジストを厚さ0.8〜1.4μmとなるように塗布する。
【0050】
そして、フォトリソグラフィにより所望のマスクを用いて露光し、現像、水洗を行い、パターン幅0.5μmのレジストパターンRを形成する。
【0051】
この後、図5(b)に示すように、CHF3とCF4とArとの混合ガスを用いた反応性イオンエッチングによりレジストパターンRをマスクとし、ゲート絶縁膜2をエッチングストッパとして第1層多結晶シリコン膜3aと酸化シリコン膜16とを選択的にエッチング除去したのち、レジストパターンRを剥離除去する。ここではECRあるいはICPなどのエッチング装置を用いるのが望ましい。ここでも先にレジストパターンRを剥離除去した後に酸化シリコン膜をマスクとしてタングステンシリサイドおよび多結晶シリコン膜をパターニングしてもよい。
【0052】
続いて、図5(c)に示すように、TEOSとO2との混合ガスを用いた減圧CVD法により膜厚30〜100nmの酸化シリコン膜からなる第2の絶縁膜13aを形成する。
【0053】
そして図6(d)に示すように、異方性エッチングにより、垂直方向にのみエッチングを進行させ、第1層多結晶シリコン膜3aの側壁にのみ第2の絶縁膜(酸化シリコン膜)13aを残すようにエッチングを行い、側壁絶縁膜からなる電極間絶縁膜13を形成する。
【0054】
次に、図6(e)に示すように、SiH4とPH3の混合ガスを用いた減圧CVD法により膜厚0.4〜1.4μmの高濃度ドープの第2層多結晶シリコン膜4aを形成し、第1層多結晶シリコン膜3aの場合と同様にフォトリソグラフィによりパターニングする。
【0055】
そして、図6(f)に示すように、この上層に熱酸化による酸化シリコン膜7を形成する。
【0056】
この後、図7(g)に示すように、減圧CVD法により酸化シリコン膜8を形成する。
【0057】
さらに、図7(h)に示すように、厚いレジストRを塗布し、フォトダイオード形成領域などを被覆するようにパターニングする。
【0058】
そしてさらに、図7(i)に示すように、異方性エッチングにより、第1層及び第2層多結晶シリコン膜3a、4aの側壁に酸化シリコン膜7,8を残留せしめる。これが第2層多結晶シリコン膜からなる第2層電極と第1層多結晶シリコン膜からなる第1層電極との電極間絶縁膜となる。
【0059】
次に、第1層および第2層電極を被覆するように厚いレジストを塗布した後、この後、図8(j)に示すように、レジストRを除去し、図8(k)に示すように、HBrとO2との混合ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、第1層多結晶シリコン膜3a、第2層多結晶シリコン膜4aの表面をエッチング除去する。この工程で第1層多結晶シリコン膜3aの表面は電極間絶縁膜13の上端面よりも低く、第2層多結晶シリコン膜4aの表面は酸化シリコン膜7,8の上端面よりも低くなっている。
【0060】
次に第1層および第2層電極を被覆するように厚いレジストを塗布した後、フォトダイオード部の窓開けを行い、PN接合形成のためのイオン注入を行い、活性化のための熱処理を行うことによりフォトダイオードを形成する。
【0061】
そして、図8(l)に示すように、第1及び第2の多結晶シリコン膜3a、4aの上層に、スパッタ法により、膜厚120nmのチタン膜3Sを形成する。このときの基板温度は100〜300℃であった。
【0062】
続いて、図9(m)に示すように、760℃2分のRTA(急速熱処理)を行い、第1及び第2層多結晶シリコン膜3a、4aとチタン膜との界面から同時にチタンシリサイド3bを形成する。
【0063】
この後、図9(n)に示すように、SC−1処理を行い、未反応のチタン膜を除去し、多結晶シリコン膜とチタンシリサイドとの2層構造の電荷転送電極が形成される。800℃の2度目のRTAにより更に低抵抗化を行う。
そしてこの上層に絶縁膜、遮光膜などを形成して、固体撮像素子を得る。
【0064】
この方法によれば、フォトダイオードの形成に先立ち、2層電極の第1層及び第2層多結晶シリコン膜のパターンを形成し、フォトダイオード形成後に表面を絶縁層で被覆したのち、チタン膜を形成し、シリサイド化を行うようにしているため、フォトダイオード部が金属イオンの存在下で高温雰囲気にさらされることがない。またシリサイド化のための熱処理にRTAを用いているため短時間ですみ、拡散長の伸びも少なく半導体基板及び膜の劣化を防ぐことができる。
【0065】
また第1層及び第2層多結晶シリコン膜の表面をエッチングして、電極間絶縁膜13および第2層の電極間絶縁膜としての酸化シリコン膜7,8の上端よりも低くなるようにしているため、シリサイド化に際して、せり上がり現象が生じても、耐圧不良や短絡が生じることはない。従って信頼性の高い固体撮像素子を得ることが可能となる。
【0066】
また、表面反射率が高く、ハレーションなどにより加工が難しい金属膜のパターニングが不要となる。すなわち、表面反射の影響により精度が低下したりすることなく、多結晶シリコン膜のパターンを形成し、このパターン上でのみシリサイド化を生ぜしめ、金属シリサイド膜を選択的に形成することにより、2層構造の電荷転送電極を自己整合的に形成することができる。また2層構造の電荷転送電極を1回のシリサイド化工程でシリサイド化しているため、高温工程の回数を少なくすることができる。従って、マスクずれもなく高精度で信頼性の高い電荷転送電極を持つ固体撮像素子を形成することが可能となる。
【0067】
なおここで用いる金属膜としては、チタンシリサイドのほか、また、ニッケル、コバルトのシリサイドなどが適用可能である。
【0068】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、第2層目が第1層目の上に乗り上げるように形成した2層構造の電荷転送電極について説明したが、単層構造の電荷転送電極について説明する。
【0069】
図10及び図11に、本発明の第3の実施の形態の固体撮像素子の製造工程を示す。
図10及び図11では電荷転送電極部分のみを示しているが、他部については、前記第2の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0070】
この例では、シリコン基板1の表面に形成されたゲート酸化膜2上に電極間絶縁膜13が形成され、この電極間絶縁膜13で囲まれた領域内に多結晶シリコン膜4aとタングステンシリサイド膜4bとからなる電荷転送電極が形成される。そして、シリサイド化前の多結晶シリコン膜上面に対し、電極間絶縁膜の上端が十分に高く突出するように形成されており、シリサイド化によりせり上がり現象が生じても、十分に電極間絶縁膜がシリサイド膜よりも高くなるように構成されている。
【0071】
図10(a)乃至(d)にその工程図を示す。
まず、n型のシリコン基板1表面に、膜厚15〜35nmの酸化シリコン膜と、膜厚50nmの窒化シリコン膜と、膜厚10nmの酸化シリコン膜を形成し、3層構造のゲート酸化膜2を形成する。続いてこのゲート酸化膜2上に、SiH4とHeとPH3との混合ガスを反応性ガスとして用いた減圧CVD法により、膜厚0.3μmの高濃度ドープの多結晶シリコン膜4aを形成し、図10(a)に示すように、これをパターニングする。
【0072】
そして図10(b)に示すように、TEOSとN2とO2の混合ガスを用いた減圧CVD法により膜厚30〜100nmの酸化シリコン膜を形成しこれを反応性イオンエッチング(異方性エッチング)により、垂直方向にのみエッチングを進行させ、電極となる領域の側壁にのみ酸化シリコン膜を残すようにエッチングを行い、壁状の酸化シリコン膜からなる電極間絶縁膜13で電極を形成すべき凹部を囲む形状を形成する。
【0073】
そして図10(c)に示すように、この多結晶シリコン膜の表面を、HBrとO2との混合ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、エッチング除去する。この工程で多結晶シリコン膜4aの表面は電極間絶縁膜13の上端面よりも一定高さ分だけ低くなっている。
【0074】
配線表面をレジストで被覆した後、PN接合形成のためのイオン注入を行う。
【0075】
そして、レジスト除去後、多結晶シリコン膜4aの上層に、スパッタ法により、膜厚120nmのチタン膜を形成し、760℃2分のRTA(急速熱処理)を行い、図11(f)に示すように、多結晶シリコン膜4aとチタン膜との界面にチタンシリサイド4bを形成する。
【0076】
この後、SC−1処理を行い、未反応のチタン膜を除去し多結晶シリコン膜とチタンシリサイドとの2層構造の電荷転送電極を形成し、2度目のRTAにより低抵抗化ならびにPN接合形成部の活性化を行う。
そしてこの上層に絶縁膜、遮光膜などを形成して、固体撮像素子を得る。
【0077】
この方法によっても前記第1の実施の形態と同様にフォトダイオード部の金属汚染を低減し、品質劣化を防ぎ、高感度でかつ耐圧不良のない固体撮像素子を形成することが可能となる。
【0078】
またこの方法によれば、電極間絶縁膜としての絶縁膜のパターンを形成する際にダミーパターンの側壁に形成した絶縁膜を異方性エッチングによる側壁残しにより、行っており、微細でかつ信頼性の高い電極間絶縁膜が容易に形成される。
【0079】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、光電変換部を形成したのち自己整合的に低抵抗層を形成することができるため、光電変換部の金属汚染による感度の低下を低減することができる。またフォトリソ工程での合わせずれやメタル材料特有の表面反射によるハレーションなどの影響を受けることなく電極の低抵抗化をはかることができる。
【0080】
またフォトリソ工程やエッチング工程が不要となり工程数の削減による歩留まり、製造期間の短縮および製造コストの低減の向上をはかることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子の製造工程を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子の製造工程を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子の製造工程を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子の製造工程の一部を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子の製造工程の一部を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子の製造工程の一部を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子の製造工程の一部を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子の製造工程の一部を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態の固体撮像素子の製造工程の一部を示す図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板
2 ゲート酸化膜
3 第1層電極
3a 第1層多結晶シリコン膜
3b タングステンシリサイド膜
4a 第2層多結晶シリコン膜
4b タングステンシリサイド膜
5 酸化シリコン膜
13 電極間絶縁膜
16 酸化シリコン膜
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像素子の製造方法にかかり、特に金属汚染の防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
エリアセンサ等に用いられるCCD固体撮像素子は、光電変換部からの信号電荷を転送するための電荷転送電極を有する。電荷転送電極は、半導体基板に形成された電荷転送路上に複数個隣接して配置され、順次駆動される。
【0003】
固体撮像素子においては、撮像画素数の増加が進んでいるが、画素数の増加に伴い信号電荷の高速転送、すなわち電荷転送電極の高速パルスによる駆動が必要となるため、電荷転送電極の低抵抗化が求められている。低抵抗化の方法として、電荷転送電極を多結晶シリコンなどのシリコン系導電性材料と金属シリサイドとの2層構造とすることが提案されている。
【0004】
一方、撮影画素数の増加により光電変換部領域が狭くなる傾向にあるが、狭い領域で多くの光を集めるためには、光電変換部表面に対して電荷転送電極形成部などの光電変換部周辺の高さをより低くすることが重要である。
【0005】
以上の観点から、膜厚が薄くて低抵抗の電荷転送電極が求められており、高融点金属シリサイド膜と多結晶シリコンの積層膜を用いた低抵抗配線への要望が高まっている。
【0006】
しかしながら、電荷転送電極を高融点金属シリサイド膜で形成する場合、金属膜の形成後熱処理によりシリサイド化を行うため、基板表面は金属イオンの存在下で高温にさらされることになる。これはシリコン表面の汚染の原因となり、フォトダイオードの品質劣化、例えば“傷”の増加を招くことがたびたびであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、電荷転送電極に、金属膜あるいは金属シリサイド膜を用いる場合、金属イオンの存在下で高温プロセスを行うため、光電変換部の基板表面の金属汚染に起因する品質劣化が深刻な問題となっている。
【0008】
また、特に第2層配線は、第1層配線上に乗り上げる構造であるため、膜厚が大きくなると表面の凹凸を大きくするという問題がある。従って第2層配線は薄くても低抵抗化をはかることができるように、低抵抗である必要がある。
【0009】
本発明は前記実情に鑑みてなされたもので、光電変換部の金属汚染を防止し、歩留まりが高く、低電圧駆動が可能でかつ低消費電力の固体撮像素子を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明では、半導体基板表面に、光電変換部と、光電変換部で生成された電荷を転送する複数の電荷転送電極を備えた電荷転送素子とを形成する固体撮像素子の製造方法において、半導体基板上にゲート酸化膜を介して配列形成される電荷転送電極の形成工程が、金属膜の形成工程を含み、前記金属膜の形成工程が、前記光電変換部の形成後に実行されることを特徴とする。
【0011】
かかる構成によれば、光電変換部形成後、表面を保護した後、金属膜を形成することができるため、光電変換部表面の金属汚染を防止し、高感度の固体撮像素子を形成することが可能となる。
【0012】
また、膜厚を薄くすることができるため、表面の凹凸を低減することができ、フォトダイオード部の感度を低下させることがない。
【0013】
望ましくは、電荷転送電極の形成に際し、ゲート酸化膜上にシリコン系導電性膜のパターンを形成し、前記光電変換部を構成するフォトダイオードを形成した後、金属膜を形成し、シリサイド化を行い、シリサイド化によって前記シリコン系導電性膜上に形成された金属シリサイドを残して未反応の金属膜を除去するようにすれば、光電変換部の金属汚染を防止することができる。
【0014】
また望ましくは、前記金属膜の形成に先立ち、前記シリコン系導電性膜の一部を露呈せしめるように絶縁膜で被覆する工程を含み、前記露呈されたシリコン系導電性膜の表面に金属シリサイドを形成するようにすれば、隣接電極間の短絡を防ぐことが可能となる。
【0015】
また望ましくは、前記シリコン系導電性膜の一部を露呈せしめる絶縁膜を形成した後、前記シリコン系導電性膜の表面が、前記絶縁膜表面よりも十分に低くなるように、前記シリコン系導電性膜を前記絶縁膜をマスクとしてエッチングし凹部を形成する工程を含むようにすれば、シリサイド化によるせり上がりが生じたとしてもより確実に隣接電極間の短絡を防ぐことが可能となる。
【0016】
また望ましくは、2層電極構造の場合にも、第1層及び第2層のシリコン系導電性膜のパターンを形成しておき、光電変換部の形成の後に金属膜を形成し、シリサイド化を行うようにすれば、熱工程も少なくてすみ、光電変換部の金属汚染も低減される。
【0017】
本発明によれば、低抵抗配線材料を電荷転送電極として使用しているためデバイスの高さを低減することができ、フォトリソ工程やエッチング工程での加工マージンが広がり、高価なステッパなどの半導体製造装置を用いることなく高歩留まりの固体撮像素子を得ることが可能となる。また、歩留まりの向上を図ることが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
図1に本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子の概略構成を示す。図2(a)乃至(d)、図3(a)乃至(b)および図4(a)乃至(d)はその製造工程図を示す要部拡大図である。図1(a)は、その電荷転送電極までを示す概略平面図であり、図1(b)は、A−A断面図である。
【0019】
この例では、2層構造の電荷転送電極を構成する上層側の第2層多結晶シリコン膜4bのパターン形成後に、表面を酸化シリコン膜7で被覆し、この酸化シリコン膜7に窓開けを行い、更に第2層多結晶シリコン膜4bの表面をエッチングして凹部を形成したのち、金属シリサイド形成のための金属膜であるチタン薄膜4Sの形成に先立ち、フォトダイオード形成部のイオン注入を行うようにしたことを特徴とする。そしてこの後チタン薄膜4Sを形成し、これをシリサイド化してチタンシリサイド4bを形成し、残留する未反応のチタン薄膜をSC−1処理により選択的に除去する。
【0020】
すなわち、この固体撮像素子は、電荷転送電極40が2層電極構造をとっており、半導体基板1表面に、ゲート酸化膜2を介して配列形成される複数の電荷転送電極40が、前記ゲート酸化膜2上に所定の間隔で形成され第1層多結晶シリコン膜3aと第1の金属シリサイド膜3bとの積層膜からなる第1層電極3と、前記第1層電極3で挟まれた領域の前記ゲート酸化膜2上から前記第1層電極3の上層にかかるように形成され、第2層多結晶シリコン膜4aと第2の金属シリサイド膜4bとの積層膜からなる第2層電極4とを具備し、前記第1の金属シリサイド膜3bは前記第2の金属シリサイド4bよりも、熱による凝集が少なく、前記第2の金属シリサイド4bは前記第1の金属シリサイド3bよりも低抵抗の材料で構成されている。他部については通常の固体撮像素子と同様に形成されている。
【0021】
またこの電極間絶縁膜6は、第1層電極3である第1層多結晶シリコン膜3aおよび第1の金属シリサイド3bのパターン上に形成した酸化シリコン膜を異方性エッチングによって側壁にのみ残したいわゆる側壁酸化膜で構成されており、リソグラフィ工程を経ることなく微細パターンを得るようにしたものである。
【0022】
またこの第1層電極3の間から第2層電極4が前記第1層電極3上に絶縁膜5を介して乗り上げるように形成されている。
【0023】
なお図1(a)に示すように、シリコン基板1には、複数のフォトダイオード30が形成され、フォトダイオードで検出した信号電荷を転送するための電荷転送電極40が、フォトダイオード30の間に蛇行形状を呈するように形成される。
【0024】
電荷転送電極40によって転送される信号電荷が移動する電荷転送チャネル31は、図1(a)では図示していないが、電荷転送電極40が延在する方向と交差する方向に、やはり蛇行形状を呈するように形成される。なお、図1(a)においては、電極間絶縁膜6の内、フォトダイオード領域と電荷転送電極40との境界近傍に形成されるものの記載を省略してある。
【0025】
図1(b)に示すように、シリコン基板1内には、フォトダイオード30、電荷転送チャネル31、チャネルストップ領域32、電荷読み出し領域33が形成され、シリコン基板1表面には、ゲート酸化膜2が形成される。ゲート酸化膜2表面には、酸化シリコン膜からなる電極間絶縁膜3と電荷転送電極40が形成される。
【0026】
電荷転送電極40は、上述したとおりであるが、電荷転送電極40の上面には層間絶縁膜としての、酸化シリコン膜8が形成される。
【0027】
固体撮像素子の上方には、フォトダイオード30部分を除いて遮光膜50が設けられ、さらにカラーフィルタ60、マイクロレンズ70が設けられる。また、電荷転送電極40と遮光膜50との間、および遮光膜50とカラーフィルタ60との間は、絶縁性の透明樹脂等が充填される。また電荷転送電極40および電極間絶縁膜6を除いては通例のものと同様であるので説明を省略する。また、図1では、いわゆるハニカム構造の固体撮像素子を示しているが、インターライン型の固体撮像素子にも適用可能であることはいうまでもない。
【0028】
次にこの固体撮像素子の製造工程について説明する。
まず、図2(a)に示すように、n型のシリコン基板1表面に、膜厚15nmの酸化シリコン膜と、膜厚50nmの窒化シリコン膜と、膜厚10〜35nmの酸化シリコン膜を形成し、3層構造のゲート酸化膜2を形成する。
【0029】
続いてこのゲート酸化膜2上に、Heで希釈したSiH4とPH3との混合ガスを反応性ガスとして用いた減圧CVD法により、膜厚0.1〜0.2μmの高濃度ドープの第1層多結晶シリコン膜3aを形成する。このときの基板温度は600〜700℃とする。この後WF6とH2とを用いた減圧CVD法により、膜厚100〜200nmのタングステン膜5を形成する。このときの基板温度は450℃であった。
【0030】
続いて、900℃2分のRTA(急速熱処理)を行い、第1層多結晶シリコン膜3aとの反応によりタングステンシリサイド3bを形成する。なお、Arで希釈したSiH4とWF6との混合ガスを反応性ガスとして用いた減圧CVD法によりWSixを形成するようにしてもよい。このときの基板温度は350℃であった。本実施の形態の方法を用いることにより、後の熱工程により、WSi2などのWSixが形成され、工程の短縮が可能となる。
【0031】
続いて、減圧CVD法により、第1層電極のパターニングのためのハードマスクとなる酸化シリコン膜5を形成し、そしてこの上層にTHMRと称する東京応化製のレジストRを厚さ0.8〜1.4μmとなるように塗布する。
【0032】
そして、フォトリソグラフィにより所望のマスクを用いて露光し、現像、水洗を行い、図2(a)に示すように、パターン幅0.5μmのレジストパターンR1を形成する。
【0033】
この後、図2(b)に示すように、CHF3とCF4とArとの混合ガス反応性イオンエッチングによりレジストパターンR1をマスクとし、酸化シリコン膜5をパターニングし、ハードマスクを形成した後、このハードマスクを用いて、タングステンシリサイド膜3bおよび第1層他結晶シリコン膜3aをパターニングし、第1層電極を形成する。
この後、レジストパターンR1を剥離除去する。先にレジストパターンR1を剥離除去した後に酸化シリコン膜をパターニングするようにしてもよい。
【0034】
続いて、図2(c)に示すように、TEOSとO2との混合ガスを用いた減圧CVD法により膜厚30〜100nmの酸化シリコン膜からなる絶縁膜6を形成する。
【0035】
そして図2(d)に示すように、異方性エッチングにより、垂直方向にのみエッチングを進行させ、第1層電極3を残すようにエッチングを行い、側壁絶縁膜からなる電極間絶縁膜6を形成する。
【0036】
次に、図3(a)に示すように、SiH4とPH3の混合ガスを用いた減圧CVD法により膜厚0.2〜0.4μmの高濃度ドープの第2層多結晶シリコン膜4aを形成し、第1層多結晶シリコン膜4aの場合と同様にフォトリソグラフィによりレジストパターンR2を形成する。
そして、これをマスクとして多結晶シリコン膜を、HBrとO2との混合ガスを用いた反応性イオンエッチングによりパターニングする(図3(b))。
【0037】
そしてこの基板表面を被覆するように、CVD法により膜厚100nmの酸化シリコン膜7を形成する。この後、フォトリソグラフィにより形成したマスクパターン(図示せず)を用いて、この酸化シリコン膜7をエッチングし、第2層多結晶シリコン膜4a上に開口するように窓を形成する。
【0038】
この後、図4(a)に示すように、第2層多結晶シリコン膜4aの表面を、HBrとO2との混合ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、第2層多結晶シリコン膜4aの表面をエッチング除去する。この工程で第2層多結晶シリコン膜4aの表面は絶縁膜7の上端面よりも低くなっている。
【0039】
そして、図4(b)に示すように、第2層多結晶シリコン膜4aの上層に、スパッタ法により、膜厚120nmのチタン薄膜4Sを形成する。このときの基板温度は100〜300℃であった。
【0040】
続いて、760℃2分のRTA(急速熱処理)を行い、第2層多結晶シリコン膜4aとチタン膜4Sとの界面に同時にチタンシリサイド4bを形成する。
【0041】
この後、図4(c)に示すように、SC−1処理を行い、未反応のタングステン膜を除去し、多結晶シリコン膜4aとチタンシリサイド4bとの2層構造の第2層電極が形成される。更に低抵抗化のために2度目のRTAを行う。このときの温度は800℃であった。
【0042】
この後、図4(d)に示すように、減圧CVD法により酸化シリコン膜8を形成する。
【0043】
さらにこの上層に絶縁膜、遮光膜などを形成して、図1に示したような固体撮像素子を得る。
【0044】
この方法によれば、第2層多結晶シリコン膜のパターニング工程までを、フォトダイオードの形成に先立ち実行し、フォトダイオード形成のためのイオン注入の後に、金属シリサイドの形成のための金属膜を形成するようにしているため、フォトダイオード形成面が金属イオンにさらされることなく、製造することができる。このため品質劣化を防ぎ、高感度特性を維持することが可能となる。
また、前記図4(a)の工程で第2層多結晶シリコン膜4aの表面をエッチングし絶縁膜7の上端よりも十分に低くなるようにしているため、自己整合的にパターン形成を行うことができる。またシリサイド化に際して、せり上がり現象が生じても、耐圧不良や短絡が生じることはない。従ってより信頼性の高い固体撮像素子を得ることが可能となる。
【0045】
また隣接配線との短絡を防ぐことができる上、上層に形成される絶縁膜の段差被覆性が良好となり、さらなる信頼性の向上をはかることが可能となる。
【0046】
(第2の実施の形態)
前記第1の実施の形態では、2層電極構造の固体撮像素子の形成に際し、第1層電極形成後、第2層電極の多結晶シリコン膜を形成した後、金属シリサイド膜の形成に先立ち、フォトダイオードの形成を行うようにしたが、この例では、第1層電極の第1層多結晶シリコン膜、第2層電極の第2層多結晶シリコン膜を形成した後、フォトダイオード部を形成し、再度に第1層電極及び第2層電極の金属シリサイドを形成するようにしたもので、1回の熱処理工程で第1層及び第2層のシリサイド化を行うようにしたことを特徴とするものである。
【0047】
次にこの固体撮像素子の製造工程について説明する。
まず、前記第1の実施形態の場合と同様、図5(a)に示すように、n型のシリコン基板1表面に、膜厚15nmの酸化シリコン膜と、膜厚50nmの窒化シリコン膜と、膜厚10〜35nmの酸化シリコン膜を形成し、3層構造のゲート絶縁膜2を形成する。
【0048】
続いてこのゲート絶縁膜2上に、Heで希釈したSiH4とPH3との混合ガスを反応性ガスとして用いた減圧CVD法により、膜厚0.1〜0.2μmの高濃度ドープの第1層多結晶シリコン膜4aを形成する。このときの基板温度は600〜700℃とする。
【0049】
続いて、減圧CVD法によりエッチングストッパ層となる酸化シリコン膜6を形成し、そしてこの上層にTHMRと称する東京応化製のレジストを厚さ0.8〜1.4μmとなるように塗布する。
【0050】
そして、フォトリソグラフィにより所望のマスクを用いて露光し、現像、水洗を行い、パターン幅0.5μmのレジストパターンRを形成する。
【0051】
この後、図5(b)に示すように、CHF3とCF4とArとの混合ガスを用いた反応性イオンエッチングによりレジストパターンRをマスクとし、ゲート絶縁膜2をエッチングストッパとして第1層多結晶シリコン膜3aと酸化シリコン膜16とを選択的にエッチング除去したのち、レジストパターンRを剥離除去する。ここではECRあるいはICPなどのエッチング装置を用いるのが望ましい。ここでも先にレジストパターンRを剥離除去した後に酸化シリコン膜をマスクとしてタングステンシリサイドおよび多結晶シリコン膜をパターニングしてもよい。
【0052】
続いて、図5(c)に示すように、TEOSとO2との混合ガスを用いた減圧CVD法により膜厚30〜100nmの酸化シリコン膜からなる第2の絶縁膜13aを形成する。
【0053】
そして図6(d)に示すように、異方性エッチングにより、垂直方向にのみエッチングを進行させ、第1層多結晶シリコン膜3aの側壁にのみ第2の絶縁膜(酸化シリコン膜)13aを残すようにエッチングを行い、側壁絶縁膜からなる電極間絶縁膜13を形成する。
【0054】
次に、図6(e)に示すように、SiH4とPH3の混合ガスを用いた減圧CVD法により膜厚0.4〜1.4μmの高濃度ドープの第2層多結晶シリコン膜4aを形成し、第1層多結晶シリコン膜3aの場合と同様にフォトリソグラフィによりパターニングする。
【0055】
そして、図6(f)に示すように、この上層に熱酸化による酸化シリコン膜7を形成する。
【0056】
この後、図7(g)に示すように、減圧CVD法により酸化シリコン膜8を形成する。
【0057】
さらに、図7(h)に示すように、厚いレジストRを塗布し、フォトダイオード形成領域などを被覆するようにパターニングする。
【0058】
そしてさらに、図7(i)に示すように、異方性エッチングにより、第1層及び第2層多結晶シリコン膜3a、4aの側壁に酸化シリコン膜7,8を残留せしめる。これが第2層多結晶シリコン膜からなる第2層電極と第1層多結晶シリコン膜からなる第1層電極との電極間絶縁膜となる。
【0059】
次に、第1層および第2層電極を被覆するように厚いレジストを塗布した後、この後、図8(j)に示すように、レジストRを除去し、図8(k)に示すように、HBrとO2との混合ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、第1層多結晶シリコン膜3a、第2層多結晶シリコン膜4aの表面をエッチング除去する。この工程で第1層多結晶シリコン膜3aの表面は電極間絶縁膜13の上端面よりも低く、第2層多結晶シリコン膜4aの表面は酸化シリコン膜7,8の上端面よりも低くなっている。
【0060】
次に第1層および第2層電極を被覆するように厚いレジストを塗布した後、フォトダイオード部の窓開けを行い、PN接合形成のためのイオン注入を行い、活性化のための熱処理を行うことによりフォトダイオードを形成する。
【0061】
そして、図8(l)に示すように、第1及び第2の多結晶シリコン膜3a、4aの上層に、スパッタ法により、膜厚120nmのチタン膜3Sを形成する。このときの基板温度は100〜300℃であった。
【0062】
続いて、図9(m)に示すように、760℃2分のRTA(急速熱処理)を行い、第1及び第2層多結晶シリコン膜3a、4aとチタン膜との界面から同時にチタンシリサイド3bを形成する。
【0063】
この後、図9(n)に示すように、SC−1処理を行い、未反応のチタン膜を除去し、多結晶シリコン膜とチタンシリサイドとの2層構造の電荷転送電極が形成される。800℃の2度目のRTAにより更に低抵抗化を行う。
そしてこの上層に絶縁膜、遮光膜などを形成して、固体撮像素子を得る。
【0064】
この方法によれば、フォトダイオードの形成に先立ち、2層電極の第1層及び第2層多結晶シリコン膜のパターンを形成し、フォトダイオード形成後に表面を絶縁層で被覆したのち、チタン膜を形成し、シリサイド化を行うようにしているため、フォトダイオード部が金属イオンの存在下で高温雰囲気にさらされることがない。またシリサイド化のための熱処理にRTAを用いているため短時間ですみ、拡散長の伸びも少なく半導体基板及び膜の劣化を防ぐことができる。
【0065】
また第1層及び第2層多結晶シリコン膜の表面をエッチングして、電極間絶縁膜13および第2層の電極間絶縁膜としての酸化シリコン膜7,8の上端よりも低くなるようにしているため、シリサイド化に際して、せり上がり現象が生じても、耐圧不良や短絡が生じることはない。従って信頼性の高い固体撮像素子を得ることが可能となる。
【0066】
また、表面反射率が高く、ハレーションなどにより加工が難しい金属膜のパターニングが不要となる。すなわち、表面反射の影響により精度が低下したりすることなく、多結晶シリコン膜のパターンを形成し、このパターン上でのみシリサイド化を生ぜしめ、金属シリサイド膜を選択的に形成することにより、2層構造の電荷転送電極を自己整合的に形成することができる。また2層構造の電荷転送電極を1回のシリサイド化工程でシリサイド化しているため、高温工程の回数を少なくすることができる。従って、マスクずれもなく高精度で信頼性の高い電荷転送電極を持つ固体撮像素子を形成することが可能となる。
【0067】
なおここで用いる金属膜としては、チタンシリサイドのほか、また、ニッケル、コバルトのシリサイドなどが適用可能である。
【0068】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、第2層目が第1層目の上に乗り上げるように形成した2層構造の電荷転送電極について説明したが、単層構造の電荷転送電極について説明する。
【0069】
図10及び図11に、本発明の第3の実施の形態の固体撮像素子の製造工程を示す。
図10及び図11では電荷転送電極部分のみを示しているが、他部については、前記第2の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
【0070】
この例では、シリコン基板1の表面に形成されたゲート酸化膜2上に電極間絶縁膜13が形成され、この電極間絶縁膜13で囲まれた領域内に多結晶シリコン膜4aとタングステンシリサイド膜4bとからなる電荷転送電極が形成される。そして、シリサイド化前の多結晶シリコン膜上面に対し、電極間絶縁膜の上端が十分に高く突出するように形成されており、シリサイド化によりせり上がり現象が生じても、十分に電極間絶縁膜がシリサイド膜よりも高くなるように構成されている。
【0071】
図10(a)乃至(d)にその工程図を示す。
まず、n型のシリコン基板1表面に、膜厚15〜35nmの酸化シリコン膜と、膜厚50nmの窒化シリコン膜と、膜厚10nmの酸化シリコン膜を形成し、3層構造のゲート酸化膜2を形成する。続いてこのゲート酸化膜2上に、SiH4とHeとPH3との混合ガスを反応性ガスとして用いた減圧CVD法により、膜厚0.3μmの高濃度ドープの多結晶シリコン膜4aを形成し、図10(a)に示すように、これをパターニングする。
【0072】
そして図10(b)に示すように、TEOSとN2とO2の混合ガスを用いた減圧CVD法により膜厚30〜100nmの酸化シリコン膜を形成しこれを反応性イオンエッチング(異方性エッチング)により、垂直方向にのみエッチングを進行させ、電極となる領域の側壁にのみ酸化シリコン膜を残すようにエッチングを行い、壁状の酸化シリコン膜からなる電極間絶縁膜13で電極を形成すべき凹部を囲む形状を形成する。
【0073】
そして図10(c)に示すように、この多結晶シリコン膜の表面を、HBrとO2との混合ガスを用いた反応性イオンエッチングにより、エッチング除去する。この工程で多結晶シリコン膜4aの表面は電極間絶縁膜13の上端面よりも一定高さ分だけ低くなっている。
【0074】
配線表面をレジストで被覆した後、PN接合形成のためのイオン注入を行う。
【0075】
そして、レジスト除去後、多結晶シリコン膜4aの上層に、スパッタ法により、膜厚120nmのチタン膜を形成し、760℃2分のRTA(急速熱処理)を行い、図11(f)に示すように、多結晶シリコン膜4aとチタン膜との界面にチタンシリサイド4bを形成する。
【0076】
この後、SC−1処理を行い、未反応のチタン膜を除去し多結晶シリコン膜とチタンシリサイドとの2層構造の電荷転送電極を形成し、2度目のRTAにより低抵抗化ならびにPN接合形成部の活性化を行う。
そしてこの上層に絶縁膜、遮光膜などを形成して、固体撮像素子を得る。
【0077】
この方法によっても前記第1の実施の形態と同様にフォトダイオード部の金属汚染を低減し、品質劣化を防ぎ、高感度でかつ耐圧不良のない固体撮像素子を形成することが可能となる。
【0078】
またこの方法によれば、電極間絶縁膜としての絶縁膜のパターンを形成する際にダミーパターンの側壁に形成した絶縁膜を異方性エッチングによる側壁残しにより、行っており、微細でかつ信頼性の高い電極間絶縁膜が容易に形成される。
【0079】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、光電変換部を形成したのち自己整合的に低抵抗層を形成することができるため、光電変換部の金属汚染による感度の低下を低減することができる。またフォトリソ工程での合わせずれやメタル材料特有の表面反射によるハレーションなどの影響を受けることなく電極の低抵抗化をはかることができる。
【0080】
またフォトリソ工程やエッチング工程が不要となり工程数の削減による歩留まり、製造期間の短縮および製造コストの低減の向上をはかることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子の製造工程を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子の製造工程を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子の製造工程を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子の製造工程の一部を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子の製造工程の一部を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子の製造工程の一部を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子の製造工程の一部を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子の製造工程の一部を示す図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態の固体撮像素子の製造工程の一部を示す図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板
2 ゲート酸化膜
3 第1層電極
3a 第1層多結晶シリコン膜
3b タングステンシリサイド膜
4a 第2層多結晶シリコン膜
4b タングステンシリサイド膜
5 酸化シリコン膜
13 電極間絶縁膜
16 酸化シリコン膜
Claims (5)
- 半導体基板表面に、光電変換部と、前記光電変換部で生成された電荷を転送する複数の電荷転送電極を備えた電荷転送素子とを形成する固体撮像素子の製造方法において、
半導体基板上にゲート酸化膜を介して配列形成される電荷転送電極の形成工程が、金属膜の形成工程を含み、
前記金属膜の形成工程が、前記光電変換部の形成後に実行されることを特徴とする固体撮像素子の製造方法。 - 前記電荷転送電極の形成工程が、
前記ゲート酸化膜上にシリコン系導電性膜のパターンを形成する工程と、
前記光電変換部を構成するフォトダイオードを形成した後、金属膜を形成し、シリサイド化を行う工程と、
シリサイド化によって前記シリコン系導電性膜上に形成された金属シリサイドを残して未反応の金属膜を除去する工程とを含むことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。 - 前記金属膜の形成に先立ち、前記シリコン系導電性膜の一部を露呈せしめるように絶縁膜で被覆する工程を含み、
前記露呈されたシリコン系導電性膜の表面に金属膜を形成するようにしたことを特徴とする請求項2に記載の固体撮像素子の製造方法。 - 前記シリコン系導電性膜の一部を露呈せしめる絶縁膜を形成した後、前記シリコン系導電性膜の表面が、前記絶縁膜表面よりも十分に低くなるように、前記シリコン系導電性膜を前記絶縁膜をマスクとしてエッチングし凹部を形成する工程を含むことを特徴とする請求項3に記載の固体撮像素子の製造方法。
- 前記電荷転送電極の形成工程は、前記半導体基板表面に形成されたゲート酸化膜上に、シリコン系導電性膜及び第1の金属膜を積層し、第1のシリサイド化を行い、第1の金属シリサイド膜との積層膜からなる第1層電極を形成する第1層電極形成工程と、
電極間絶縁膜を形成する工程と、
シリコン系導電性膜及び第2の金属膜を積層し、第2のシリサイド化を行い、前記第1層電極で挟まれた領域のゲート酸化膜から前記第1層電極の上層にかかるように第2のシリコン系導電性膜と第2の金属シリサイド膜との積層膜からなる第2層電極を形成する工程とを含み、
前記第1及び第2の金属膜は前記フォトダイオードの形成後に形成されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の固体撮像素子の製造方法。
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|---|---|---|---|---|
| JP2005333058A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Fuji Film Microdevices Co Ltd | 固体撮像素子およびその製造方法 |
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-
2002
- 2002-09-27 JP JP2002282875A patent/JP2004119794A/ja active Pending
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