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JP2004119031A - 液晶表示パネルのバックライト装置 - Google Patents

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Muneo Kitamura
北村 宗夫
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Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Kawaguchiko Seimitsu Co Ltd
Kawaguchiko Seimitsu KK
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Abstract

【課題】導光板を薄型化した場合においても、光源から発する光を前記導光板内に有効に受光し、且つ導光板内部で反射させることで、液晶表示パネル面を明るく且つ均一に照明することのできる液晶表示パネルのバックライト装置を提供することである。
【解決手段】平板状の導光本体部28aの一端に受光面34及び反射面35を有する受光部28bが設けられた導光板28と、発光面32を前記受光面34に向けて回路基板26上に実装したLED27とを備えた液晶表示パネル22のバックライト装置23において、前記受光部28bが前記導光本体部28aより肉厚状に形成され、該受光部28bの反射面35を導光本体部28aから所定の角度でLED27側に傾斜させると共に、受光部28bの下部を導光本体部28aより下げ、受光面34を前記LED27側に近づけた。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示パネルを背面から照明するバックライト装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶セルを用いた表示装置は、時計、電話機、パソコン等のあらゆる電子機器に搭載されている。このような電子機器にあって、特に時計や携帯電話等は夜間や暗所においても使用されるため、前記液晶セルを照明するバックライト装置を備えたものが多い。
【0003】
図6は、従来のバックライト装置3を備えた液晶表示装置1の断面構造を示したものである。この液晶表示装置1は、枠体4の下部に前記バックライト装置3を配設し、その上に液晶表示パネル2を配設している。前記液晶表示パネル2は、透明電極膜が形成された2枚のガラス基板の間に液晶物質を挟んだ構造の液晶セルと、この液晶セルの上面及び下面に配設される2枚の偏光板とで構成されている。バックライト装置3は、光源である発光素子(LED7)と、このLED7で発した光を導く導光板8とを備えている。前記導光板8は、透明なアクリル材で形成され、前記液晶表示パネル2と略同一面積の導光本体部8aと、その一端から突出した受光部8bとで一体形成されている。前記受光部8bは、前記導光本体部8aの下面から平行に突出した受光面9と、前記導光本体部8aの上面から下方に傾斜させた反射面10とを備えている。LED7は各種のICや電子部品が実装される回路基板6の先端部に実装され、発光面13を前記受光面9に向けた状態で固定されている。また、前記導光本体部8aの下面に光反射シート11、上面に光拡散シート12が設けられ、前記光反射シート11によって導光板8内に導光した光を上方に向けて反射させ、前記光拡散シート12によって、下方の導光板8の表面から放射される光を適度に拡散させて輝度ムラを少なくしている。
【0004】
前記LED7の発光面13から発せられる光は、図7に示すように、受光面9に入射し、所定の傾斜角α1で傾斜形成された反射面10によって反射され、前記導光本体部8a内に導光される。前記導光本体部8a内の輝度は、前記反射面10の傾斜角α1によって異なる。前記傾斜角α1が小さすぎると、導光本体部8aのLED7に近い部分が明るく、LED7から遠ざかるにしたがって暗くなってしまう。このため、LED7から発する光を導光本体部8aの端部にまで導光させると共に、LED7の近傍における反射率も高めて導光本体部8aを均一に発光させるためには、前記傾斜角α1を20〜45度の範囲に設定する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記液晶表示パネル2のビューエリアを広く確保しつつ、バックライト装置3の小型化を図ろうとする場合は、上記従来の液晶表示装置1のように、LED7からの光を液晶表示パネル2から突出させた受光部8bによって、導光本体部8a内に導光するといった構成を取らざるを得ない。しかしながら、前記構成のバックライト装置3にあっては、前記導光本体部8a内の端部にまで光を導光させるとなると、前述したように、受光部8bに設けられている反射面10の傾斜角α1を20〜45度の範囲に設定する必要がある。このため、薄型の導光板を採用した場合は、前記反射面10の傾斜角α1が十分確保できなくなり、導光効率が低下してしまう。したがって、導光板8のLED7に近い部分は明るく、逆にLED7から遠ざかるにしたがって暗くなるといったような輝度ムラが顕著に現れることとなる。このようなことから、前記導光板8の薄型化が制限されていた。
【0006】
また、前記導光板8の薄型化に伴って、受光部8b自体の容積も小さくなるため、前記LED7からの光を有効に取り入れることができず、導光板8に導光する光量が不足するといった問題もある。
【0007】
これを改善するために、上記図6に示したように、導光板8の下面に光反射シート11を設けたり、上面に光拡散シート12を配設するなどしているが、これでもある一定の厚み以下になると、輝度ムラが無視できなくなる。
【0008】
そこで、本発明の目的は、導光板を薄型化した場合においても、光源から発する光を前記導光板内に有効に受光し、且つ導光板内部で反射させることで、液晶表示パネル面を明るく且つ均一に照明することのできる液晶表示パネルのバックライト装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る液晶表示パネルのバックライト装置は、平板状の導光本体部の一端に受光面及び反射面を有する受光部が設けられた導光板と、発光面を前記受光面に向けて回路基板上に実装した発光素子とを備えた液晶表示パネルのバックライト装置において、前記受光部が前記導光本体部より肉厚状に形成され、該受光部の反射面を導光本体部から所定の角度で発光素子側に傾斜させると共に、受光部の下部を導光本体部より下げ、受光面を前記発光素子側に近づけたことを特徴とする。
【0010】
この発明によれば、前記受光部が導光本体部より発光素子側に向けて厚みを持たせた肉厚状に形成され、この受光部に形成する反射面を前記導光本体部から所定の角度で傾斜させているので、反射面及び受光面を広くとることが可能である。また、前記受光部が厚く形成されているため、受光面と発光素子の発光面とを近接配置することができる。このため、導光本体部を薄型化した場合にも、反射面の傾斜角を所定量確保することができると共に、発光素子から発せられた光を効率よく受光し、導光本体部内に向けて導光させることができる。
【0011】
このように、前記導光本体部が薄型化した場合でも、受光部に備える受光面及び反射面を広く設定することができるので、液晶表示パネル面を照明するのに十分な光量を本発明のバックライト装置によって容易に作り出すことができる。
【0012】
また、前記導光本体部から突出した受光部や発光素子の周囲を樹脂材で封止することで、導光本体部内に効率よく光を導光させることができる。さらに、前記樹脂材で封止した箇所を金や銀等の金属シートで構成された反射部材で被覆することによって、前記導光本体部内に導光させる光量をアップすることが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明に係る液晶表示パネルのバックライト装置を詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明のバックライト装置23を組み込んだ液晶表示装置21の構造を示したものである。前記バックライト装置23は、光源である発光素子(LED27)と、このLED27が発する光を液晶表示パネル2に導光する導光板28を中心にして構成されている。前記LED27は、上面に発光面32、下面に電極部を備え、前記電極部が回路基板26の先端部に実装配置される。
【0015】
前記導光板28は、透明なアクリル板で形成され、液晶表示パネル2と略同面積で一定の厚みを有する導光本体部28aと、この導光本体部28aの一端から突出して設けられ、この導光本体部28aより厚みのある肉厚の受光部28bとで一体に形成されている。前記受光部28bは、図1及び図2に示されるように、導光本体部28aに対して水平方向及び垂直方向に突出しており、前記水平方向には反射面35が、垂直方向には受光面34が形成されている。
【0016】
前記反射面35は、前記導光本体部28aの上面の一端からLED27側に20〜45度の傾斜角で傾斜形成され、前記受光面34は、導光本体部28aの下面の一端から平行に突出した平坦面になっている。LED27は、前記導光本体部28aと平行して配設される回路基板26の先端部に実装されており、その発光面32が前記受光面34と略平行になっている。前記発光面32と受光面34は密着させるほど受光部28bへの受光効率が高められるが、振動や衝撃等が加わった場合のおけるLED27及び受光部28bへの損傷を防止して耐久性を高めるために、0.1〜0.2mm程度の隙間を持たせて配設するのが好ましい。
【0017】
前記LED27は、電極が形成された基板上に発光素子をダイボンドあるいはワイヤボンドで実装され、その周囲を透明な樹脂材で封止して形成されている。前記封止した上面が発光面32となっており、光を集光して放射するために凸レンズ状に形成されている。
【0018】
前記導光板28を備えたバックライト装置23によれば、図3に示すように、LED27から発せられた光は、真直ぐ上方に放射され、そのまま受光面34を通して受光部28b内に取り込まれる。そして、この受光部28b内に取り込まれた光は、反射面35で反射されながら導光本体部28a内に導光していく。前記導光本体部28a内に導光される光量は、受光面34での受光効率が影響し、導光本体部28a内での輝度バラツキは、前記反射面35での光拡散率が影響する。前記受光効率を高めるためには、前述したように、LED27の発光面32と受光面34とを接触しない程度に平行に近接させて受光面34に集中して照射させるようにする。また、光拡散率については、前記反射面35の傾斜角によって変化する。前記傾斜角は、導光本体部28aの端部に向かって大きく設定することで導光本体部28a内部のより遠方まで光を導光することができるが、前記傾斜角が緩やかすぎると導光本体部28aの反射面35に近いところは明るくなるが、遠ざかるにしたがって導光する光が弱くなる。このため、前記傾斜角はLED27から発せられる光が導光本体部28a内に略90度の角度で反射可能な45度近傍に設定することによって、受光した光を効率よく導光させることができる。
【0019】
図6及び図7に示したような従来のバックライト装置3に搭載されている導光板8において、反射面10の傾斜角を45度近辺に設定する場合は、使用する導光板8の厚みによって反射面10及び受光面9のサイズが限定されてしまう。このため、前記導光板8を薄型化した場合は、それに伴って反射面10及び受光面9が比例して小さくなってしまう。したがって、受光及び反射効率を一定以上に確保するためには、反射面10の傾斜角度を緩やかにして前記反射面10及び受光面9のサイズを確保せざるを得ない。本発明のバックライト装置23に備える導光板23は、図1及び図2に示したように、受光部28bの形状や大きさが導光本体部28aの厚みに制限されないので、前記反射面35を広く、また、反射面35の傾斜角を大きく設定することができる。このため、前記液晶表示装置21の小型及び薄型化に対応して、導光本体部28aを薄く形成した場合でも、前記受光部28bによって、導光板28全体に導光させるのに十分な光量を得ることができる。
【0020】
上記実施形態における導光板28は、形状やサイズの異なる導光本体部28aと受光部28bとで構成されているが、素材は同一の光透過性を備えたアクリル板で形成される。前記導光板28は、上述したような形状に金型を使用して射出成形する方法と、図4に示す導光板48のように、導光本体部48aと受光部48bを別体で形成しておいて、両者を透明接着剤で固着する方法とがある。この導光板48は、導光本体部48aの一端部に形成された溝部49に受光部48bを嵌め込んで形成したものであり、前記導光本体部48aと受光部48bとの接触面50には光透過性を損なわないように透明接着剤が均一に塗布された状態で固定されている。このように、受光部48bが別体であることから、受光面44や反射面45の形状や傾斜角の異なるものを揃えておき、使用する導光本体部48aに応じて適宜組み合わせて形成することができる。一方、図2に示したような、射出成形によって成形する場合は、所定の導光板を型取った金型を予め製作しておくことで、導光本体部28aと受光部28bとが一体となった導光板28を形成することができ、同一特性を備えた製品を大量生産することが可能である。
【0021】
また、前記導光板28,48にあっては、導光本体部28a,48aに対して受光部28b,48bを下方に突出させる構造となっているが、この突出部分を遮光することによって、導光本体部28a,48a内に入射させる光量をさらにアップさせることができる。図5は、前記図2に示した導光板28の受光部28bの下方から回路基板26の上面にかけてLED27を封止するように樹脂材31を充填して形成したものである。このように、樹脂材31で封止することによって、前記LED27で発した光を有効に導光本体部28aに導光させることができる。前記樹脂材31の周囲に金や銀等の反射シートを被覆すればさらなる輝度アップが図られる。また、LED27が実装された部分の回路基板26面が受光部28bに固定されるので、振動や衝撃等が加わった場合でも、位置ずれを起こすことがない。
【0022】
また、前記導光板28,48のように受光部28b,48bを側方及び下方に大きく突出形成した結果、受光面34,44に沿って複数のLEDを並べて配設させることが可能となる。例えば、色の3原色である赤、青、緑に発光するLEDを前記受光面34,44に一列に並べ、前記各LEDの発光強度を調整することで導光板28,48内を様々な色合いで液晶表示パネルをカラー発光させるように構成することもできる。
【0023】
前記構成からなるバックライト装置23を液晶表示装置21に組み込む際には、前記導光本体部28a,48aの上面に上拡散部材36、下面に反射部材38が配設される。前記上拡散部材36は、厚みが約100μmの透明なポリエステルフィルムの表面に微細な凹凸部が形成されたものである。この凹凸部は大小様々なビーズをコーティングして形成される。前記上拡散部材36は、導光本体部28aの上面から放射する光を拡散させて液晶表示パネル22に照射するために設けられる。前記反射部材38は、高反射率を有する銀(Ag)やアルミニウム(Al)等を蒸着したシート状のもので、前記導光本体部28a内に導光された光を漏れなく有効に液晶表示パネル2に向けて反射させるために設けられる。
【0024】
また、前記説明した受光部28b及びLED27の構造以外に、これらのバックライト装置23及び液晶表示パネル22が組み込まれる枠体24の内壁に白色系の塗料を塗布したり、枠体24自体を白色系の顔料あるいは染料を混合した樹脂材で成形することによって、LED27で発光した光を外部に漏らさずに受光及び反射させて導光本体部28aへの導光効率を高めることができる。また、導光板28と枠体24との間に銀(Ag)やアルミニウム(Al)蒸着シート等の高反射率を有する反射シートを設けることによっても効果がある。
【0025】
液晶表示パネル22は、周知のように、相対して配設された上ガラス基板及び下ガラス基板の内側に上透明電極と下透明電極及び上配向膜と下配向膜が設けられ、封止部材で一定の間隔をおいて封止し、その中に液晶物質が封入された構造となっている。この液晶表示パネル22は、下ガラス基板側を下にした状態で前記バックライト装置23の上方に配設される。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る液晶表示パネルのバックライト装置によれば、受光部が導光本体部より厚みのある肉厚状に形成されているので、この受光部に設けられる反射面を所定角度に傾斜させて広く形成することができる。また、受光部の下部を導光本体部より下げ、受光面を前記発光素子側に近づけるように形成することで、発光素子から発する光を効果的に取り入れることが可能となる。このため、導光本体部を薄型化した場合においても、受光効率を低下させることなく、導光本体部内に導光させて液晶表示パネルを明るく且つ均一に照明することができる。
【0027】
また、前記導光本体部から突出した受光部や発光素子の周囲を樹脂材で封止することで、導光本体部内に効率よく光を導光させることができる。さらに、前記樹脂材で封止した箇所を金や銀等の金属シートで構成された反射部材で被覆することによって、前記導光本体部内に導光させる光量をアップすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバックライト装置を組み込んだ液晶表示装置の断面図である。
【図2】上記バックライト装置における導光板の受光部を示す斜視図である。
【図3】上記バックライト装置における導光板の導光作用を示す説明図である。
【図4】上記導光板の他の実施形態を示す斜視図である。
【図5】受光部の周囲を樹脂材で封止して形成した液晶表示装置の斜視図である。
【図6】従来のバックライト装置を備えた液晶表示装置の断面図である。
【図7】上記従来のバックライト装置の要部断面図である。
【符号の説明】
21 液晶表示装置
22 液晶表示パネル
23 バックライト装置
26 回路基板
27 LED(光源)
28 導光板
28a 導光本体部
28b 受光部
31 樹脂材
32 発光面
34 受光面
35 反射面

Claims (3)

  1. 平板状の導光本体部の一端に受光面及び反射面を有する受光部が設けられた導光板と、発光面を前記受光面に向けて回路基板上に実装した発光素子とを備えた液晶表示パネルのバックライト装置において、
    前記受光部が前記導光本体部より肉厚状に形成され、該受光部の反射面を導光本体部から所定の角度で発光素子側に傾斜させると共に、受光部の下部を導光本体部より下げ、受光面を前記発光素子側に近づけたことを特徴とする液晶表示パネルのバックライト装置。
  2. 前記発光素子及び受光部の周囲を樹脂材で封止した請求項1記載の液晶表示パネルのバックライト装置。
  3. 前記封止した樹脂材を光反射部材で被覆した請求項2記載の液晶表示パネルのバックライト装置。
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