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JP2004118462A - 言語入力システム、その処理方法、記録媒体及びプログラム - Google Patents

言語入力システム、その処理方法、記録媒体及びプログラム Download PDF

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JP2004118462A
JP2004118462A JP2002279935A JP2002279935A JP2004118462A JP 2004118462 A JP2004118462 A JP 2004118462A JP 2002279935 A JP2002279935 A JP 2002279935A JP 2002279935 A JP2002279935 A JP 2002279935A JP 2004118462 A JP2004118462 A JP 2004118462A
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Kotaro Yoshida
吉田 航太郎
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Abstract

【課題】言語入力システムを、辞書の更新を効率的に行うことができ使い易くする。
【解決手段】読みに対するベース候補リストテーブル1401bを記載した*.dicファイルを記憶し、その内の更新対象の変換候補を示す更新候補リストテーブル1401uを記載した*.wddファイル及び*.dsdファイルを記憶するための記憶手段を有し、*.dsdファイルが*.wddファイルより新しい場合、*.dsdファイルを*.wddファイルへコピーし、入力された読みに対して、*.dicファイルからベース候補リストテーブル1401bを取得し、*.wddファイルから更新候補リストテーブル1401uを取得し、更新候補リストテーブル1401uを取得したベース候補リストテーブル1401bに反映した変換候補を、表示候補リストテーブル1401dとする。
【選択図】    図14

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力された読みに対する1以上の変換候補を候補リストへ表示し、表示された変換候補から1つの変換候補を選択し確定することができる言語入力システム、その処理方法、記録媒体及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、情報処理装置に入力された言語、たとえば日本語の読みを所望の日本語表記(ひらがな、カタカナ、漢字、記号その他)に変換する日本語入力システムがある。日本語入力システムのプログラムとして例えば、マイクロソフト社のMS−IME(商標)、ジャストシステム社のATOK(商標)、バックス社のVJE(商標)およびその他がある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
以下、Windows(登録商標)等のOS(operating system)環境で動作するパーソナルコンピュータ(以下、PC)におけるマイクロソフト社のMS−IME(Input Method Editor)(商標)を例に、その動作について説明する。MS−IMEは、MS−IMEが予め有している辞書データ(以下、システム辞書と呼ぶ)を参照し、入力された読みに対する1以上の変換候補(以下、単に候補と呼ぶ)をシステム辞書から取得する。MS−IMEは候補をPCの表示画面に候補リストとして表示し、読みをユーザが選択し確定した1候補に変換する。
【0004】
図1はMS−IMEの動作条件の属性(以下、プロパティと呼ぶ)の設定画面を示す図である。図1は、常にMS−IMEが動作時にオープンし参照するシステム辞書の設定を示しており、この例では、ユーザがシステム辞書の1つの郵便番号辞書のチェックボックス101をチェックして、郵便番号辞書をオープンする場合を示す。図1のシステム辞書欄102に表示される各システム辞書(この例では郵便番号辞書を含む6種)は、各々独立した辞書ファイルであり、PCのHD(hard disk)上の所定の格納領域に、即ちWindows(登録商標)環境においては所定のフォルダに格納されている。
【0005】
図2は、マイクロソフト社のファイル管理ソフトであるエクスプローラ(商標)を用いてHD内のファイルを閲覧した例を示す図である。図2においてDictsフォルダ201に、図1のシステム辞書欄102に表示される各システム辞書の辞書ファイル群202が格納されている。その中の1つのファイルであるImejpzp.dicファイル203は、郵便番号辞書ファイルである。
【0006】
従来、これら各システム辞書の辞書ファイル群202に対して、必要に応じてファイルの更新が必要とされる。例えば、郵便番号辞書Imejpzp.dicファイル203は定期的な更新を要し、また辞書ファイル群202には無いが最新語辞書のような寿命の短い辞書ファイルは頻繁な更新を要する。さらに、辞書データにバグが見つかった辞書ファイルも更新を要する。
【0007】
これら辞書ファイルの更新は、ベンダーが出荷した更新対象の辞書ファイル全体を新たな辞書ファイルと差替えることで行われる。昨今、新たな辞書ファイルの入手にあたっては、その辞書ファイルを使用する日本語入力システムのプログラムのベンダーが開くWEBサイトにPCからネットワーク経由でアクセスし、そこからファイルをダウンロードすることが、一般的になってきている。
【0008】
図3は、図2の郵便番号辞書Imejpzp.dicファイル203を更新するためのMS−IME郵便番号辞書更新プログラムを、マイクロソフト社のWEBサイトからダウンロードした後の、エクスプローラ(商標)による閲覧を示す図である。図3において、ユーザの指定した適当なフォルダである辞書更新フォルダ301にMS−IME郵便番号辞書更新プログラムzip2kud.exeファイル302がダウンロードされている。
【0009】
ここで、辞書ファイルによっては数Mバイトから10数Mバイトといったサイズの大きいファイルをダウロードしなければならないことも少なくなく、そのようなサイズの大きいファイルをダウンロードする場合には多大な時間を要し、さらにはダウンロードしたファイルを格納するPC側のHDもその容量が圧迫されやすい。
【0010】
図3に示されるzip2kud.exeファイル302は自己解凍型ファイルであり、ユーザがマウス等でこのファイルをクリックすると、zip2kud.exeファイル302が有するMS−IME郵便番号辞書更新プログラムが起動され、zip2kud.exeファイル302から解凍された新たな郵便番号辞書Imejpzp.dicファイルが所定のフォルダに展開される。
【0011】
図4は、zip2kud.exeファイル302から解凍された新たな郵便番号辞書Imejpzp.dicファイルの、エクスプローラ(商標)による閲覧を示す図である。図4において、起動されたMS−IME郵便番号辞書更新プログラムが生成したIxp000.tmpフォルダ401に、解凍された新たな郵便番号辞書Imejpzp.dicファイル402が格納されている。
【0012】
これに続いて、MS−IME郵便番号辞書更新プログラムは、新たなImejpzp.dicファイル402を図2のImejpzp.dicファイル203にコピーして上書きし、Imejpzp.dicファイル203を更新しようとする。
【0013】
しかし、PCが起動中には、MS−IMEはPCのシステムメモリに常駐し動作おり、図1に示したプロパティの設定に従い郵便番号辞書Imejpzp.dicファイル203をオープンしているため、MS−IME以外のプログラムがアクセスできないように、Imejpzp.dicファイル203はOSによりロックされている。即ち、Imejpzp.dicファイル203はMS−IMEのみがアクセス可能にOSにより排他制御されている。
【0014】
したがって、MS−IME郵便番号辞書更新プログラムは、新たなImejpzp.dicファイル402をImejpzp.dicファイル203にコピーすることを、OSに予約して、PCのリブート(再起動)をユーザに促すダイアログボックスを表示画面に表示する。ユーザによりPCがリブートされると、OSはMS−IMEがImejpzp.dicファイル203をオープンする前に、新たなImejpzp.dicファイル402をImejpzp.dicファイル203にコピーする。このように、辞書ファイルの更新にはPCのリブートを要し、そのため更新に係るユーザの操作は煩雑となり時間もかかる。
【0015】
図5は、MS−IMEが上述の更新された郵便番号辞書Imejpzp.dicファイル203を参照して、郵便番号の読みを郵便番号辞書から取得した適当な候補へ変換する場合の例を示す図である。この場合のMS−IMEのプロパティは図1の設定であり、郵便番号辞書のみをオープンしている場合を示す。
【0016】
MS−IMEは、郵便番号辞書Imejpzp.dicファイル203を参照し、表示画面上の図中符号501の入力された郵便番号の読み「274」に対する1以上の候補を取得する。MS−IMEは候補をPCの表示画面に候補リスト502として表示する。この時に候補リスト502中に表示される符号503の分数「3/13」は、フォーカス(強調のためハイライトされること)504が位置している候補「274」が候補13個中の3番目の候補であることを示す。
【0017】
MS−IMEは、ユーザがPCのキーボードの↓(down)キー等を押し下げると、フォーカスを移動し、ユーザが確定キー(たとえばエンターキー)を押すと、候補リスト502を閉じ、符号501の入力された読み「274」をユーザが選択し確定したフォーカスされている1候補に変換する。
【0018】
図6は、MS−IMEが上述の候補リスト502を表示するに際し、郵便番号辞書Imejpzp.dicファイル203を参照して取得する、読み「274」に対する1以上の候補のデータを示す図である。図6は、読み「274」に対する1以上の候補を有する候補リストテーブル601を示す。郵便番号辞書Imejpzp.dicファイル203は、各読みに対応したこのような候補リストテーブルからなる辞書データを格納したファイルである。
【0019】
図6において、候補リストテーブル601は、読みフィールド602(データは一律「274」)、候補フィールド603及びスコアフィールド604を有するレコードを複数含み、スコアフィールド604のデータ(スコア)の降順に各レコードが上から並んでいる。例えば、レコード605は、郵便番号の読み「274」に対する候補が文字列の「千葉県船橋市」で、そのスコアが「50」である。スコアはそのスコアを有する候補について、候補リスト502の上位に表示される優先順位を示しており、候補リストテーブル601中のレコードの降順にそれらレコードの有する候補が候補リスト502に表示される。
【0020】
【特許文献1】
特開2002−123510号公報
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような従来の言語入力システムにおいて辞書ファイルの更新を行う場合、新たな辞書ファイルをネットワーク経由でダウンロードし、更新対象の辞書ファイル全体をその新たな辞書ファイルと差替えることで更新が行われ、その際、辞書ファイルによっては数Mバイトから10数Mバイトといったサイズの大きいファイルをダウロードしなければならないことも少なくなく、また、辞書ファイルの更新にはPCのリブートを要する。
【0022】
このため、そのようなサイズの大きいファイルをダウンロードする場合には多大な時間を要し、さらにはダウンロードしたファイルを格納するPC側のHDもその容量が圧迫されやすく、また、PCのリブートのために更新に係るユーザの操作は煩雑となり時間もかかるという解決すべき課題が従来技術にはあった。
【0023】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、辞書の更新を効率的に行うことができ使い易い言語入力システム、その処理方法、記録媒体及びプログラムを提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明の言語入力システムは、所定の言語の入力された読みに対する1又は複数の表示用変換候補を表示し、当該表示された表示用変換候補の中から、変換後の文字列として使用する1つの変換候補を選択するための言語入力システムであって、読みに対するベース用変換候補を記載したベース辞書を予め記憶しており、該ベース用変換候補の内の更新対象の変換候補を示す更新用変換候補を記載した第1の差分辞書及び第2の差分辞書を記憶するための記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記第2の差分辞書が前記第1の差分辞書より新しいか否かの判定を行う判定手段と、該判定手段によって新しいとの判定がされた場合、前記第2の差分辞書を前記第1の差分辞書へコピーすることにより、前記第1の差分辞書を更新する更新手段と、入力された読みに対して、前記記憶手段に記憶された前記ベース辞書から1又は複数のベース用変換候補を取得し、前記記憶手段に記憶された前記第1の差分辞書から1又は複数の更新用変換候補を取得し、当該取得した更新用変換候補の更新内容を取得したベース用変換候補に反映することにより得られる変換候補を、前記表示用変換候補とする変換候補決定手段とを備えたことを特徴とする。
【0025】
ここで、前記記憶手段に記憶された前記第2の差分辞書は排他制御されないことを特徴とすることができる。
【0026】
また、前記判定手段は、前記判定を所定のタイミングで行うことを特徴とすることができる。
【0027】
また、前記判定手段は、前記変換候補決定手段による処理中に、前記判定を行うことを特徴とすることができる。
【0028】
また、前記記憶手段に前記第2の差分辞書が記憶されており前記第1の差分辞書が記憶されていない場合に、前記第2の差分辞書のコピーである前記第1の差分辞書を生成する生成手段をさらに備えたことを特徴とすることができる。
【0029】
また、前記変換候補決定手段は、前記記憶手段に前記第1の差分辞書が記憶されていない場合、前記記憶手段に記憶された前記ベース辞書から1又は複数のベース用変換候補を取得し、当該取得したベース用変換候補を前記表示用変換候補とすることを特徴とすることができる。
【0030】
また、文字を入力するための文字入力手段をさらに備え、入力された読みは前記文字入力手段によって入力された文字であることを特徴とすることができる。
【0031】
また、音声を認識するための音声認識手段をさらに備え、入力された読みは前記音声認識手段によって入力された音声であることを特徴とすることができる。
さらに、前記言語は日本語であることを特徴とすることができる。
【0032】
また、上記目的を達成するために、本発明の言語入力システムの処理方法は、コンピュータによって、所定の言語の入力された読みに対する1又は複数の表示用変換候補を表示し、当該表示された表示用変換候補の中から、変換後の文字列として使用する1つの変換候補を選択するための言語入力システムの処理方法であって、前記コンピュータは、読みに対するベース用変換候補を記載したベース辞書を予め記憶しており、該ベース用変換候補の内の更新対象の変換候補を示す更新用変換候補を記載した第1の差分辞書及び第2の差分辞書を記憶するための記憶手段を有し、前記コンピュータにより、該記憶手段に記憶された前記第2の差分辞書が前記第1の差分辞書より新しいか否かの判定を行う判定ステップと、該判定ステップにおいて新しいとの判定がされた場合、前記第2の差分辞書を前記第1の差分辞書へコピーすることにより、前記第1の差分辞書を更新する更新ステップと、入力された読みに対して、前記記憶手段に記憶された前記ベース辞書から1又は複数のベース用変換候補を取得し、前記記憶手段に記憶された前記第1の差分辞書から1又は複数の更新用変換候補を取得し、当該取得した更新用変換候補の更新内容を取得したベース用変換候補に反映することにより得られる変換候補を、前記表示用変換候補とする変換候補決定ステップとを備えたことを特徴とする。
【0033】
ここで、前記記憶手段に記憶された前記第2の差分辞書は、前記コンピュータによって排他制御されないことを特徴とすることができる。
【0034】
また、前記判定ステップにおいて、前記判定を所定のタイミングで行うことを特徴とすることができる。
【0035】
また、前記判定ステップに先立って、前記記憶手段に前記第2の差分辞書が記憶されており前記第1の差分辞書が記憶されていない場合に、前記第2の差分辞書のコピーである前記第1の差分辞書を生成する生成ステップをさらに備えたことを特徴とすることができる。
【0036】
また、前記変換候補決定ステップにおいて、前記記憶手段に前記第1の差分辞書が記憶されていない場合、前記記憶手段に記憶された前記ベース辞書から1又は複数のベース用変換候補を取得し、当該取得したベース用変換候補を前記表示用変換候補とすることを特徴とすることができる。
さらに、前記言語は日本語であることを特徴とすることができる。
【0037】
また、上記目的を達成するために、本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の言語入力システムの処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とする。
【0038】
また、上記目的を達成するために、プログラムは、上記の言語入力システムの処理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0039】
以上の構成により、更新対象のベース辞書全体を新たなベース辞書と差替えずに第2の差分辞書のみの差替えでベース辞書への更新をシステムに反映し、その際システムのリブートをする必要が無い。
【0040】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、各図面において同様の機能を有する箇所には同一の符号を付し、説明の重複は省略する。
【0041】
(装置構成)
図7は、本実施形態における日本語の読みを所望の日本語表記に変換する日本語入力システムを実現するための、日本語入力プログラムをインストールした情報処理装置のシステムブロック図である。本実施形態では、OSとしてWindows(登録商標)を搭載した汎用のPCを使用する場合について説明する。
【0042】
図7のPC700において、図中符号701はCPU(central processing unit)であり、システムメモリ702のRAM(random access memory)にロードされたプログラムを実行する。システムメモリ702はCPU701の実行するプログラムで必要な入力データ、プログラムの実行結果等各種のデータを保存するためのRAMや、BIOS(Basic Input/Output System)等を予め記憶したROM(read only memory)等である。また、システムメモリ702のRAMはディスプレイ707に表示するデータや、キーボード706、モデム703、マイク717等から入力されたデータを一時記憶する。
【0043】
符号703はモデムであり、内部モデムであっても外部モデムであってもよく、シリアルポートインターフェースを介してシステムバス716に接続され、インターネットなどの広域ネットワーク720上の通信を確立する。符号704はCD−ROMドライブであり、装着されたCD−ROM705からデータを読み取る。本実施形態では、日本語入力プログラムおよび関連のデータを記録したCD−ROM705から読み取られたプログラムおよびデータが、後述のハードディスク記憶装置(HD)708にインストールされている。
【0044】
符号706はキーボードであり、文字に対応するキーを押下することで、文字を入力する。符号717はマイクであり、ユーザの発した音声をPC700へ入力する。符号707はディスプレイであり、キーボード706等から入力された文字やCPU701の演算結果を可視表示する。ポインティングデバイス715は、ディスプレイ707の表示画面上に表示されたポインタ(カーソル図形)を移動させ、また、その位置を確定のために指示することが可能であり、本実施形態では、マウスを使用する。上記ポインタの移動はマウス715自身をユーザが移動し、ポインタの位置の確定は左右のクリックボタンで行われる。符号716は、PC700の上述した各要素を接続するシステムバスである。
【0045】
HD708には以下に述べるプログラム、データが保存目的で記憶されている。符号709はPC700および周辺機器を制御するためのOSであり、本実施形態では上述のWindows(登録商標)が使用される。符号710は、本実施形態の日本語入力プログラム714以外の種々のアプリケーションプログラムであり、例えば、WEBコンテンツのWEBページを閲覧するためのブラウザ、エクスプローラ(商標)、ワープロソフト、データベース・ソフト、表計算ソフト、音声認識ソフト等である。
【0046】
符号711はアプリケーションプログラム以外の種々のプログラムモジュールであり、例えば各種デバイスドライバや、各種API(Application Programming Interface)を提供するDLL(dynamic−link library)ファイル等である。プログラムデータ712は、本実施形態の日本語入力プログラムに付随した種々のシステム辞書、それらシステム辞書の更新に係るデータ、および日本語入力プログラムが候補リストの表示に要するデータ等や、OSその他各種プログラムが使用し又は生成する種々のデータである。
【0047】
符号714は日本語入力プログラムであり、CPU701が行う日本語入力プログラム処理の内容を規定した図15のフローチャートで示されるプログラムである。このプログラムの詳細は以下の動作説明において後述される。
【0048】
符号720は広域ネットワークであり、本実施形態ではインターネットを想定している。広域ネットワーク720にはWWW(World Wide Web)サーバ721が接続されている。本実施形態のシステム辞書の辞書ファイルを使用する日本語入力プログラム714のベンダーのWEBサイトが、WWWサーバ721上で公開されている。
【0049】
(動作説明)
以下、図8〜図15を参照しながら、本実施形態の日本語の読みを所望の日本語表記に変換するための日本語入力プログラムの動作について説明する。本実施形態の日本語入力プログラム714の動作条件のプロパティも、前述の従来技術と同様な周知の設定画面を介してユーザによって設定可能であり、ユーザによってシステム辞書の1つの郵便番号辞書がオープンされている場合を例として、以下説明する。
【0050】
本実施形態の各システム辞書は、各々、
ベンダー出荷時の「ベース辞書ファイル(*.dicファイル)」

必要な「ワーク用差分辞書ファイル(working difference dictionaryファイル。以下、*.wddファイル)」
で構成されており、それらのファイルがPC700のHD708上の所定のフォルダに格納されている(以下、*はある特定の1つのファイル名を意味する)。
【0051】
図8は、エクスプローラ(商標)を用いてHD708内のファイルを閲覧した例を示す図である。図8においてDictsフォルダ801に、各システム辞書の辞書ファイル群802が格納されている。その中の1つのファイルであるImejpzp.dicファイル803は、郵便番号辞書を構成する郵便番号ベース辞書ファイルである。
【0052】
これら各システム辞書の辞書ファイル群802中のベース辞書ファイルに対して、必要に応じてファイルの更新が必要とされる。例えば、郵便番号ベース辞書Imejpzp.dicファイル203は定期的な更新を要し、さらに、ベース辞書ファイルの辞書データにバグが見つかった場合にそのバグの手当ての更新を要する。
【0053】
本実施形態におけるこれらシステム辞書の更新は、ベンダーが出荷した更新対象のベース辞書ファイル全体を新たなベース辞書ファイルと差替えることなく、ベンダー出荷時のベース辞書ファイルと新たなベース辞書ファイルとの情報の差分である更新情報のみを有する*.wddファイルを差替えることで行われるところに特徴がある。
【0054】
新たな*.wddファイルの入手にあたっては、ベース辞書ファイル及び*.wddファイルを使用する日本語入力プログラム714のベンダーがWWWサーバ721上で公開しているWEBサイトに、ブラウザを起動してPC700から広域ネットワーク720経由でアクセスし、そこから更新情報のみを有する差分システム辞書ファイル(difference system dictionaryファイル。以下、*.dsdファイル)をダウンロードして、*.dsdファイルを*.wddファイルにコピーし新たな*.wddファイルを生成する。
【0055】
図9は、図8の郵便番号ベース辞書Imejpzp.dicファイル803の更新情報を有するImejpzp.dsdファイルを、ベンダーのWEBサイトからダウンロードした後の、エクスプローラ(商標)による閲覧を示す図である。図9において、Dictsフォルダ801にImejpzp.dsdファイル901がダウンロードされている。
【0056】
ここで、Imejpzp.dsdファイルは更新情報を有するだけなので、数百Kバイト程度といったサイズの小さいファイルをダウロードすることとなり、そのようなサイズの小さいファイルをダウンロードする場合にはさしたる時間も要せず、さらにはダウンロードしたファイルを格納するPC700側のHD708もその容量が圧迫され難い。
【0057】
日本語入力プログラム714は、各システム辞書の辞書ファイル群が格納されているDictsフォルダ801を、所定のタイミングでチェックし、*.dsdファイルと*.wddファイルの更新状況を監視している。より詳しくは、日本語入力プログラム714は、読みの入力、変換等ユーザのオペレーションを検知した際に、前回のDictsフォルダ801のチェックから規定時間(例えば5秒)が経過しているか否かを判定し、規定時間が経過していれば、Dictsフォルダ801をチェックし、*.dsdファイルと*.wddファイルの更新状況を監視する(監視処理)。
【0058】
図9の場合、日本語入力プログラム714は、Imejpzp.dsd901ファイルがダウンロードされ、*.wddファイルが存在しないことを上述の監視処理で検知するので、Imejpzp.wddファイルを生成しそれにImejpzp.dsd901ファイルの内容をコピーする。
【0059】
図10は、上述のようにしてImejpzp.wddファイルを生成した後の、エクスプローラ(商標)による閲覧を示す図で、Dictsフォルダ801にImejpzp.wddファイル1001が生成されている。
【0060】
図11は、図10の状態後しばらく経ってから、再度Imejpzp.dsdファイルをベンダーのWEBサイトからダウンロードした後の、エクスプローラ(商標)による閲覧を示す図である。図11において、Dictsフォルダ801に新たなImejpzp.dsdファイル1101がダウンロードされている。
【0061】
日本語入力プログラム714は、上述の監視処理のタイミングで*.dsdファイルと*.wddファイルの更新状況を監視しており、図11の場合、Imejpzp.dsd1101ファイルのタイムスタンプ1102がImejpzp.wddファイル1001のタイムスタンプ1103より新しいことを検知し、Imejpzp.wdd1001ファイルにImejpzp.dsd1101ファイルの内容をコピーし、新たなImejpzp.wddファイルを生成する。尚、上述の監視処理は、後の図15の処理フローの説明におけるステップS1500〜S1520の処理説明で、詳述される。
【0062】
図12は、上述のようにして新たなImejpzp.wddファイルを生成した後の、エクスプローラ(商標)による閲覧を示す図で、Dictsフォルダ801に新たなImejpzp.wddファイル1201が生成されている。図12に示すように、Imejpzp.wddファイル1201のタイムスタンプ1202は、タイムスタンプ1103より新しい。
【0063】
ここで、PC700が起動中には、日本語入力プログラム714はシステムメモリ702に常駐し動作おり、プロパティの設定に従い郵便番号辞書をオープンしている。より詳しくは、日本語入力プログラム714は、「郵便番号辞書を構成する郵便番号ベース辞書ファイルImejpzp.dicファイル803及びImejpzp.wddファイル」をオープンしている。そのため、日本語入力プログラム714以外のプログラムがアクセスできないように、Imejpzp.dicファイル803及びImejpzp.wddファイルはOSによりロックされている。
【0064】
即ち、Imejpzp.dicファイル803及びImejpzp.wddファイルは、日本語入力プログラム714のみがアクセス可能にOSにより排他制御されている。しかし、Imejpzp.wddファイルをオープンしハンドルしている日本語入力プログラム714は、図11〜12への遷移に示したように、Imejpzp.dsd1101ファイルがImejpzp.wddファイル1001より新しいと判断した時はいつでも、Imejpzp.wdd1001ファイルにImejpzp.dsd1101ファイルの内容をコピーし、新たなImejpzp.wddファイル1201を生成できる。
【0065】
一方、Imejpzp.dsdファイルは、特定のプログラムのみがアクセス可能にOSにより排他制御されているわけではない(ロックされていない)。従って、図10〜11への遷移に示したように、いつでもImejpzp.dsdファイルをベンダーのWEBサイトからダウンロードし、新たにImejpzp.dsdファイルを更新可能である。
【0066】
このように、ベンダー出荷時の郵便番号ベース辞書Imejpzp.dicファイルの更新情報のみを有するImejpzp.wddファイルを差替えることで行われる郵便番号辞書の更新には、PC700のリブートを要さず、そのため更新に係るユーザの操作は簡単となりその時間も従来ほどかからなくなる。
【0067】
図13は、日本語入力プログラム714が上述の更新された郵便番号辞書(Imejpzp.dicファイル803及びImejpzp.wddファイル1201)を参照して、郵便番号の読みを郵便番号辞書から取得した適当な候補へ変換する場合の例を示す図である。この場合の日本語入力プログラム714のプロパティは、前述のように郵便番号辞書のみをオープンしている場合を示す。
【0068】
日本語入力プログラム714は、Imejpzp.dicファイル803を参照し、ユーザがキーボード706を使用して入力したディスプレイ707の表示画面上の、図中符号1301の郵便番号の読み「274」に対する、1以上のベース候補を取得する。さらに、Imejpzp.wddファイル1201を参照し、ディスプレイ707の表示画面上の図中符号1301の入力された郵便番号の読み「274」に対する1以上の更新候補を取得する。
【0069】
日本語入力プログラム714は、更新候補の更新内容をベース候補に反映することにより得られる表示候補を、ディスプレイ707の表示画面に候補リスト1302として表示する。この時に候補リスト1302中に表示される符号1303の分数「2/7」は、フォーカス1304が位置している候補「274」が候補7個中の2番目の候補であることを示す。
【0070】
日本語入力プログラム714は、ユーザがキーボード706の↓(down)キー等を押し下げると、フォーカスを移動し、ユーザが確定キーを押すと、候補リスト1302を閉じ、符号1301の入力された読み「274」をユーザが選択し確定したフォーカスされている1候補に変換する。
【0071】
図14は、日本語入力プログラム714が上述の候補リスト1302を表示するに際し、郵便番号辞書(Imejpzp.dicファイル803及びImejpzp.wddファイル1201)を参照して取得する、読み「274」に対する1以上の表示候補のデータの生成を示す図である。
【0072】
図14において、読み「274」に対する1以上の表示候補を有する表示候補リストテーブル1401d、読み「274」に対する1以上のベース候補を有するベース候補リストテーブル1401b、及び読み「274」に対する1以上の更新候補を有する更新候補リストテーブル1401uが示されている。郵便番号ベース辞書Imejpzp.dicファイル803は、各読みに対応したこのようなベース候補リストテーブルからなる辞書データを格納したファイルである。郵便番号ワーク用差分辞書Imejpzp.wddファイル1201は、各読みに対応したこのような更新候補リストテーブルからなる辞書データを格納したファイルである。
【0073】
図14において、ベース候補リストテーブル1401bは、読みフィールド1402b(データは一律「274」)、ベース候補フィールド1403b及びスコアフィールド1404bを有するレコードを複数含み、スコアフィールド1404bのデータ(スコア)の降順に各レコードが上から並んでいる。例えば、レコード1405bは、郵便番号の読み「274」に対するベース候補が文字列の「千葉県船橋市」で、そのスコアが「50」である。スコアはそのスコアを有するベース候補について、候補リスト1302の上位に表示される優先順位を示している。
【0074】
図14において、更新候補リストテーブル1401uは、読みフィールド1402u(データは一律「274」)、更新候補フィールド1403u及びスコアフィールド1404uを有するレコードを複数含み、スコアフィールド1404uのデータ(スコア)の降順に各レコードが上から並んでいる。例えば、レコード1405uは、郵便番号の読み「274」に対する更新候補が文字列の「千葉県船橋市」で、そのスコアが「90」である。その他のレコード(更新候補が文字列の「27四」及び「27四」)は、スコアが特殊値の「−1(非表示)」である。スコアはそのスコアを有する更新候補について、候補リスト1302の上位に表示される優先順位を示している。
【0075】
日本語入力プログラム714は、更新候補リストテーブル1401uの更新内容をベース候補リストテーブル1401bにマージして反映することにより、表示候補リストテーブル1401dを生成する。まず、更新候補リストテーブル1401uでのスコアが「−1(非表示)」のレコード(候補が文字列の「27四」及び「27四」)が、ベース候補リストテーブル1401bから間引かれる。即ち、レコード1406bと1407bがベース候補リストテーブル1401bから間引かれる。続いて、更新候補リストテーブル1401uでのスコアが「90」のレコード(候補が文字列の「千葉県船橋市」)が、ベース候補リストテーブル1401bにおいてスコア更新される。即ち、ベース候補リストテーブル1401bのレコード1405bがスコア50から90へアップされる。このようにして表示候補リストテーブル1401dが得られる。
【0076】
図14において、表示候補リストテーブル1401dは、読みフィールド1402d(データは一律「274」)、表示候補フィールド1403d及びスコアフィールド1404dを有するレコードを複数含み、スコアフィールド1404dのデータ(スコア)の降順に各レコードが上から並んでいる。例えば、レコード1405dは、郵便番号の読み「274」に対する候補が文字列の「千葉県船橋市」で、そのスコアが「90」である。スコアはそのスコアを有する表示候補について、候補リスト1302の上位に表示される優先順位を示しており、表示候補リストテーブル1401d中のレコードの降順にそれらレコードの有する表示候補が候補リスト1302に表示される。
【0077】
本実施形態における日本語入力に係る処理は、図15のフローチャートに示す処理手順により行われる。図15の処理手順は、CPU701が実行する日本語入力プログラム処理の内容を示し、CPU701が、HD708に記憶されている日本語入力プログラム714を、システムメモリ702のRAMにロードして実行することにより行われる。
【0078】
ここで、OS709のブート後は、OS709により自動で日本語入力プログラム714がシステムメモリ702に常駐され、起動されているものとする。また、あらかじめワープロソフトも起動されているものとする。また、日本語入力プログラム714のプロパティは、前述のように郵便番号辞書のみをオープンしている場合を想定する。
【0079】
図15において、CPU701は、図13のようなキーボード706による読み「274」の入力を検知すると、不図示のタイマ処理により更新されているDictsフォルダ801を監視するためのタイマが規定時間(例えば、5秒)を経過しているか否かをチェックする(ステップS1500→S1502)。規定時間が経過していない場合、CPU701は処理をステップS1525へ進める(ステップS1502→S1525)。
【0080】
規定時間が経過している場合、CPU701は上記タイマをリセットし、Dictsフォルダ801に*.dsdファイルがあるか否かをチェックする(ステップS1502→S1504→S1505)。*.dsdファイルがなければ、CPU701は処理をステップS1525へ進める(ステップS1505→S1525)。
【0081】
*.dsdファイルがある場合、CPU701は、Dictsフォルダ801に*.wddファイルがあるか否かをチェックする(ステップS1505→S1510)。*.wddファイルがなければ、CPU701は、Dictsフォルダ801に*.wddファイルを生成しそれに*.dsdファイルの内容をコピーして、処理をステップS1525へ進める(ステップS1515→S1525)。
【0082】
*.wddファイルがあれば、CPU701は、*.dsdファイルが*.wddファイルより新しいか否かを判定する(ステップS1510→S1520)。新しくなければ、CPU701は処理をステップS1525へ進める(ステップS1520→S1525)。新しければ、CPU701は、*.dsdファイルの内容を*.wddファイルへコピーして、処理をステップS1525へ進める(ステップS1524→S1525)。
【0083】
ステップS1525において、CPU701は図13のようなキーボード706による読み「274」の情報をシステムメモリ702上のバッファへ格納する。CPU701は、オープン中のシステム辞書の*.dicファイル及び*.wddファイルから、読み「274」に対応する候補を取得する。即ち、図14に示したように、Imejpzp.dicファイル803からベース候補リストテーブル1401bを取得し、Imejpzp.wddファイル1201から更新候補リストテーブル1401uを取得する(S1530)。尚、Imejpzp.wddファイル1201がない場合には、更新候補リストテーブル1401uは取得されない。
【0084】
そしてCPU701は、図14に示したように、更新候補リストテーブル1401uの更新内容をベース候補リストテーブル1401bにマージして反映することにより、表示候補リストテーブル1401dをシステムメモリ702上に生成する(S1535)。尚、更新候補リストテーブル1401uがない場合には、ベース候補リストテーブル1401bの内容がそのまま表示候補リストテーブル1401dとなる。
【0085】
続いてCPU701はユーザの変換キーの入力イベントを検知すると、表示候補リストテーブル1401dから取得される最初の候補(千葉県船橋市)を最初の変換文字列として、符号1301の入力された読み「274」の位置に表示する(ステップS1540)。
【0086】
最初の変換文字列の表示後、CPU701は確定キーの入力イベントを検知すると、ステップS1545→S1565→S1570の1連の処理で最初の変換文字列を確定文字列としてワープロソフトへ渡し、後処理(ステップS1565→S1570)を行う。後処理は以下で詳述する。
【0087】
最初の変換文字列の後、CPU701は再度変換キーの入力イベントを検知すると、システムメモリ702上に生成した表示候補リストテーブル1401d中のレコードの降順に、それらレコードの有する表示候補を図13に示すように候補リスト1302としてディスプレイ707の表示画面に表示する(ステップS1545→S1550)。
【0088】
CPU701は、図13に示すように、変換キー、down(↓)キーまたはup(↑)キーの入力イベントを検知することに応じて、上記表示した候補リスト1302中の候補を指示するフォーカス1304を、変換キーとdown(↓)キーに対しては下方へ、up(↑)に対しては上方へ移動させる。また、フォーカス1304が候補リスト1302の上下限を超える場合には候補リスト1302をスクロールさせて候補リスト1302を更新する。この処理はステップS1555とステップS1560の間をループする処理で行われる。なおCPU701は、フォーカス1304で指示された候補を常に変換文字列として、符号1301の入力された読み「274」の位置に表示する。
【0089】
CPU701はステップS1560において確定キーの入力イベントを検知すると、後処理(ステップS1565→S1570)を行う。CPU1101は後処理として、ステップS1565→S1570の1連の処理で、まず候補リスト1302を閉じ、変換文字列(フォーカスされていた変換候補)を確定文字列としてワープロソフトへ渡す。
【0090】
ここでCPU701は、上記ステップS1525〜S1570の読みの入力、変換等ユーザのオペレーションを処理中はそのユーザオペレーションを優先し、*.dsdファイルと*.wddファイルの更新状況の監視を中断している。
【0091】
尚、上述の実施形態では、ユーザがキーボード706を使用して入力したディスプレイ707の表示画面上の、符号1301の郵便番号の読み「274」に対して、仮名漢字変換処理する場合を例に説明した。しかし、本発明は仮名漢字変換のみに限るものではなく、言語処理系全般に適用可能である。例えば読みの入力はキーボードに限らず、マイクでユーザの発した音声をPC700へ入力し、その音声を音声認識ソフトで認識した結果の読みを取り込んで処理する場合にも本発明が適用可能なことを、当業者なら容易に理解できるであろう。
【0092】
上述の実施形態は本発明の例示のために説明したが、上述の実施形態の他にも変形が可能である。その変形が特許請求の範囲で述べられている本発明の技術思想に基づく限り、その変形は本発明の技術的範囲内となる。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、コンピュータによって、所定の言語の入力された読みに対する1又は複数の表示用変換候補を表示し、その中から、変換後の文字列として使用する1つの変換候補を選択するための言語入力システムは、読みに対するベース用変換候補を記載したベース辞書を予め記憶しており、ベース用変換候補の内の更新対象の変換候補を示す更新用変換候補を記載した第1の差分辞書及び第2の差分辞書を記憶するための記憶手段を有し、第2の差分辞書が第1の差分辞書より新しいか否かの判定を行い、新しいとの判定がされた場合、第2の差分辞書を第1の差分辞書へコピーすることにより、第1の差分辞書を更新し、入力された読みに対して、記憶手段に記憶されたベース辞書から1又は複数のベース用変換候補を取得し、記憶手段に記憶された第1の差分辞書から1又は複数の更新用変換候補を取得し、更新用変換候補の更新内容を取得したベース用変換候補に反映することにより得られる変換候補を、上記表示用変換候補とするので、更新対象のベース辞書全体を新たなベース辞書と差替えずに第2の差分辞書のみの差替えでベース辞書への更新をシステムに反映し、その際システムのリブートをする必要が無い。
【0094】
このため、サイズの小さい上記第2の差分辞書のダウンロードに多大な時間を要さず、ダウンロードした第2の差分辞書を格納するシステム側も記憶容量が圧迫され難く、また、システムのリブートが無いため更新に係るユーザの操作は簡単となりその時間も節約されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のMS−IMEの動作条件の属性の設定画面を示す図である。
【図2】従来のエクスプローラ(商標)を用いてHD内のファイルを閲覧した例を示す図である。
【図3】従来のエクスプローラ(商標)を用いてHD内のファイルを閲覧した例を示す図である。
【図4】従来のエクスプローラ(商標)を用いてHD内のファイルを閲覧した例を示す図である。
【図5】従来の郵便番号の読みを郵便番号辞書から取得した適当な候補へ変換する場合の例を示す図である。
【図6】従来の読み「274」に対する1以上の候補のデータを示す図である。
【図7】本発明の実施形態の日本語入力プログラムをインストールした情報処理装置のシステムブロック図である。
【図8】本発明の実施形態のエクスプローラ(商標)を用いてHD内のファイルを閲覧した例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態のエクスプローラ(商標)を用いてHD内のファイルを閲覧した例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態のエクスプローラ(商標)を用いてHD内のファイルを閲覧した例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態のエクスプローラ(商標)を用いてHD内のファイルを閲覧した例を示す図である。
【図12】本発明の実施形態のエクスプローラ(商標)を用いてHD内のファイルを閲覧した例を示す図である。
【図13】本発明の実施形態の郵便番号の読みを郵便番号辞書から取得した適当な候補へ変換する場合の例を示す図である。
【図14】本発明の実施形態の読み「274」に対する1以上の表示候補のデータの生成を示す図である。
【図15】本発明の実施形態の日本語入力プログラム処理の内容を規定したフローチャートである。
【符号の説明】
700 パーソナルコンピュータ
701 CPU
702 システムメモリ
703 モデム
704 CD−ROMドライブ
705 CD−ROM
706 キーボード
707 ディスプレイ
708 HD
709 OS
710 種々のアプリケーションプログラム
711 種々のプログラムモジュール
712 プログラムデータ
714 日本語入力プログラム
715 マウス
716 システムバス
717 マイク
720 広域ネットワーク
721 WWWサーバ
801 Dictsフォルダ
802 辞書ファイル群
803 Imejpzp.dicファイル
901 Imejpzp.dsdファイル
1001 Imejpzp.wddファイル
1101 Imejpzp.dsd
1102、1103、1202 タイムスタンプ
1201 Imejpzp.wddファイル
1301 読み
1302 候補リスト
1303 分数
1304 フォーカス
1401d 表示候補リストテーブル
1401b ベース候補リストテーブル
1401u 更新候補リストテーブル
1402d、1402b、1402u 読みフィールド
1403d、1403b、1403u 候補フィールド
1404d、1404b、1404u スコアフィールド
1405d、1405b、1405u、1406b、107b レコード

Claims (17)

  1. 所定の言語の入力された読みに対する1又は複数の表示用変換候補を表示し、当該表示された表示用変換候補の中から、変換後の文字列として使用する1つの変換候補を選択するための言語入力システムにおいて、
    読みに対するベース用変換候補を記載したベース辞書を予め記憶しており、該ベース用変換候補の内の更新対象の変換候補を示す更新用変換候補を記載した第1の差分辞書及び第2の差分辞書を記憶するための記憶手段と、
    該記憶手段に記憶された前記第2の差分辞書が前記第1の差分辞書より新しいか否かの判定を行う判定手段と、
    該判定手段によって新しいとの判定がされた場合、前記第2の差分辞書を前記第1の差分辞書へコピーすることにより、前記第1の差分辞書を更新する更新手段と、
    入力された読みに対して、前記記憶手段に記憶された前記ベース辞書から1又は複数のベース用変換候補を取得し、前記記憶手段に記憶された前記第1の差分辞書から1又は複数の更新用変換候補を取得し、当該取得した更新用変換候補の更新内容を取得したベース用変換候補に反映することにより得られる変換候補を、前記表示用変換候補とする変換候補決定手段と
    を備えたことを特徴とする言語入力システム。
  2. 請求項1に記載の言語入力システムにおいて、
    前記記憶手段に記憶された前記第2の差分辞書は排他制御されない
    ことを特徴とする言語入力システム。
  3. 請求項1又は2に記載の言語入力システムにおいて、
    前記判定手段は、前記判定を所定のタイミングで行う
    ことを特徴とする言語入力システム。
  4. 請求項3に記載の言語入力システムにおいて、
    前記判定手段は、前記変換候補決定手段による処理中に、前記判定を行う
    ことを特徴とする言語入力システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の言語入力システムにおいて、
    前記記憶手段に前記第2の差分辞書が記憶されており前記第1の差分辞書が記憶されていない場合に、前記第2の差分辞書のコピーである前記第1の差分辞書を生成する生成手段
    をさらに備えたことを特徴とする言語入力システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の言語入力システムにおいて、
    前記変換候補決定手段は、前記記憶手段に前記第1の差分辞書が記憶されていない場合、前記記憶手段に記憶された前記ベース辞書から1又は複数のベース用変換候補を取得し、当該取得したベース用変換候補を前記表示用変換候補とする
    ことを特徴とする言語入力システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の言語入力システムにおいて、
    文字を入力するための文字入力手段をさらに備え、入力された読みは前記文字入力手段によって入力された文字である
    ことを特徴とする言語入力システム。
  8. 請求項1乃至6のいずれかに記載の言語入力システムにおいて、
    音声を認識するための音声認識手段をさらに備え、入力された読みは前記音声認識手段によって入力された音声である
    ことを特徴とする言語入力システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の言語入力システムにおいて、
    前記言語は日本語である
    ことを特徴とする言語入力システム。
  10. コンピュータによって、所定の言語の入力された読みに対する1又は複数の表示用変換候補を表示し、当該表示された表示用変換候補の中から、変換後の文字列として使用する1つの変換候補を選択するための言語入力システムの処理方法において、
    前記コンピュータは、
    読みに対するベース用変換候補を記載したベース辞書を予め記憶しており、該ベース用変換候補の内の更新対象の変換候補を示す更新用変換候補を記載した第1の差分辞書及び第2の差分辞書を記憶するための記憶手段を有し、
    前記コンピュータにより、
    該記憶手段に記憶された前記第2の差分辞書が前記第1の差分辞書より新しいか否かの判定を行う判定ステップと、
    該判定ステップにおいて新しいとの判定がされた場合、前記第2の差分辞書を前記第1の差分辞書へコピーすることにより、前記第1の差分辞書を更新する更新ステップと、
    入力された読みに対して、前記記憶手段に記憶された前記ベース辞書から1又は複数のベース用変換候補を取得し、前記記憶手段に記憶された前記第1の差分辞書から1又は複数の更新用変換候補を取得し、当該取得した更新用変換候補の更新内容を取得したベース用変換候補に反映することにより得られる変換候補を、前記表示用変換候補とする変換候補決定ステップと
    を備えたことを特徴とする言語入力システムの処理方法。
  11. 請求項10に記載の言語入力システムの処理方法において、
    前記記憶手段に記憶された前記第2の差分辞書は、前記コンピュータによって排他制御されない
    ことを特徴とする言語入力システムの処理方法。
  12. 請求項10又は11に記載の言語入力システムの処理方法において、
    前記判定ステップにおいて、前記判定を所定のタイミングで行う
    ことを特徴とする言語入力システムの処理方法。
  13. 請求項10乃至12のいずれかに記載の言語入力システムの処理方法において、
    前記判定ステップに先立って、前記記憶手段に前記第2の差分辞書が記憶されており前記第1の差分辞書が記憶されていない場合に、前記第2の差分辞書のコピーである前記第1の差分辞書を生成する生成ステップ
    をさらに備えたことを特徴とする言語入力システムの処理方法。
  14. 請求項10乃至13のいずれかに記載の言語入力システムの処理方法において、
    前記変換候補決定ステップにおいて、前記記憶手段に前記第1の差分辞書が記憶されていない場合、前記記憶手段に記憶された前記ベース辞書から1又は複数のベース用変換候補を取得し、当該取得したベース用変換候補を前記表示用変換候補とする
    ことを特徴とする言語入力システムの処理方法。
  15. 請求項10乃至14のいずれかに記載の言語入力システムの処理方法において、
    前記言語は日本語である
    ことを特徴とする言語入力システムの処理方法。
  16. 請求項10乃至15のいずれかに記載の言語入力システムの処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 請求項10乃至15のいずれかに記載の言語入力システムの処理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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