JP2004115194A - 荷の搬送方向転向装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】搬入コンベヤと移載コンベヤとの間の隙間を小さくしても、旋回時において移載コンベヤが搬入コンベヤと接触するのを防止する。
【解決手段】移載コンベヤ8及びその旋回軸10aを、往復移動手段13を作動させて斜め前方に移動させることにより、移載コンベヤ8の後端を搬入コンベヤ1の前端と近接させても、移載コンベヤ8は搬入コンベヤ1と接触することなく旋回することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】移載コンベヤ8及びその旋回軸10aを、往復移動手段13を作動させて斜め前方に移動させることにより、移載コンベヤ8の後端を搬入コンベヤ1の前端と近接させても、移載コンベヤ8は搬入コンベヤ1と接触することなく旋回することができる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬入コンベヤの前端に近接して設置することにより、搬入コンベヤより搬送されてきた荷を所定の角度方向転換して、他の搬出コンベヤに移載し得るようにした荷の搬送方向転向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このように、搬入コンベヤより搬送されてきた荷を、所定角度方向転換して他のコンベヤに移載し得るようにした従来の転向装置としては、直線的コンベヤラインの中途に、旋回台上を垂直軸回りに旋回する仕分コンベヤまたは分岐装置を設け、上流側のコンベヤより受け入れた荷を、斜め前方に方向転換して搬送可能としたものがある(例えば特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−92813号公報
【特許文献2】
特開平7−277494号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献1及び2に記載されている荷の方向転向装置は、いずれも、仕分コンベヤまたは分岐装置の旋回軸は移動不能となっているため、大きく旋回させると、仕分コンベヤ等の四隅が直線的コンベヤと接触する。
【0005】
そのため、荷の最大転向角度が制限され、室内スペース等に応じて荷を多方向に転向したいときなどに不便である。
【0006】
この問題に対処するためには、直線的コンベヤと仕分コンベヤ等との間の間隔を大として、旋回時にそれらが接触するのを防止することも考えられるが、このようにすると、小さな荷が隙間より落下したり、上流側のコンベヤの荷が仕分コンベヤ上に円滑に移載されなくなるなどの問題が生じる。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、方向転向用の移載コンベヤ及びその旋回軸を移動可能とすることにより、搬入コンベヤと接触するのを防止し、荷の転向角度を自由に設定しうるとともに、荷の落下を防止して円滑に移載し得るようにした荷の搬送方向転向装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の荷の搬送方向転向装置は、前後方向を向く搬入コンベヤの前方に設けられ、該搬入コンベヤにより送られてきた荷の搬送方向を転向して、搬入コンベヤとは異なる方向を向く搬出コンベヤに移載するようにした荷の搬送方向転向装置であって、
前記搬入コンベヤと近接する前方の支持体上に、搬送面が前記搬入コンベヤの搬送面とほぼ等高をなして同方向を向く移載コンベヤを、旋回駆動手段の垂直な旋回軸に連係することにより、水平旋回可能に設けるとともに、前記移載コンベと旋回駆動手段とを、移載コンベヤの旋回時においてその後端が前記搬入コンベヤの前端と接触しない位置まで、該搬入コンベヤの前端より離れる方向にほぼ水平に移動させ得る往復移動手段を設けたことを特徴としている。
上記構成の本発明によれば、移載コンベヤ及びその旋回駆動手段を、往復移動手段を作動させて搬入コンベヤの前端より離れる方向に移動させ得るので、移載コンベヤの後端を搬入コンベヤの前端と近接させても、移載コンベヤを搬入コンベヤと接触させずに自由な角度だけ旋回させることができる。
従って、搬入コンベヤと移載コンベヤとの間の隙間を大とする必要はなく、搬入コンベヤよりの荷を移載コンベヤ上に円滑に移載することができ、かつ搬出コンベヤの設置位置も制限されないので、荷を多方向に転向して搬送することができる。
【0009】
上記転向装置において、支持体上に、往復移動手段により往復移動させられる移動台を設け、該移動台の上面に、移載コンベヤを旋回可能に載置するのが好ましい。
このようにすると、移載コンベヤを往復移動手段により直接移動する必要はなく、単に移動台上に載置するだけでよいので、汎用性の高いコンベヤをそのまま利用することが可能となる。また、移載コンベヤは、移動台の上面により支持されて安定的に旋回することができる。
【0010】
上記転向装置において、移載コンベヤの下面に、旋回軸を中心として移動台上を転動する少なくとも3個の車輪を設けるのが好ましい。
このようにすると、移載コンベヤが移動台の上面を軽快に旋回するようになるので、旋回駆動手段に加わる負荷が軽減される。
【0011】
上記転向装置において、支持体と移動台との対向面の一側部に、互いに摺動可能に嵌合し合うガイドレールを設けるとともに、移動台におけるガイドレールと反対側の他側部下面に、複数の車輪を設けることにより、支持体上に移動台を往復移動可能に載置するのが好ましい。
このようにすると、移動台は、ガイドレールにより案内されつつ、支持体上を軽快かつ安定的に往復移動することができる。
【0012】
上記転向装置において、搬出コンベヤを、移載コンベヤ移動時におけるその前後の端面の最大旋回軌跡と近接する外側に設けるのが好ましい。
このようにすると、移載コンベヤの旋回時において、その前後の端面が搬出コンベヤと接触するのが防止されるとともに、搬出コンベヤの設置位置の自由度が増す。
【0013】
上記転向装置において、搬出コンベヤが、移載コンベヤの側方に搬入コンベヤと所要の角度で交差するように設置されたものにおいて、移載コンベヤと旋回駆動手段とを、搬入及び搬出コンベヤ間の角度をほぼ2等分する線上を斜め前後方向に往復移動可能とするのが好ましい。
このようにすると、移載コンベヤの後端を搬入コンベヤの前端と近接させ得るとともに、旋回後において搬出コンベヤの端面とも近接することが可能となるので、搬入コンベヤ、移載コンベヤ及び搬出コンベヤ間の荷の受け入れ、受け渡しが円滑となる。
【0014】
また、本発明の荷の搬送方向転向装置は、前後方向を向く搬入コンベヤの前方に設けられ、該搬入コンベヤにより送られてきた荷の搬送方向を転向して、搬入コンベヤとは異なる方向を向く搬出コンベヤに移載するようにした荷の搬送方向転向装置であって、
前記搬入コンベヤと近接する前方の支持体上に、搬送面が前記搬入コンベヤの搬送面とほぼ等高をなして同方向を向く移載コンベヤを、旋回駆動手段の垂直な旋回軸に連係することにより、水平旋回可能に設けるとともに、前記移載コンベヤと旋回駆動手段とを、移載コンベヤの旋回時においてその後端が搬入コンベヤの前端と接触しない位置まで、上下いずれかの方向に移動させ得る昇降手段を設けたことを特徴としている。
この構成の本発明によると、昇降手段を作動させ、移載コンベヤを上下いずれか一方に移動させることにより、搬入コンベヤと移載コンベヤとの接触が防止される。
従って、移載コンベヤの後端を搬入コンベヤの前端と近接させることができ、荷の移載を円滑に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は、本発明の第1の実施形態を適用したコンベヤラインの一部を示す平面図、図2は、同じく搬送方向転向装置の側面図、図3は、図2のIII−III線の拡大縦断面図を示すもので、1は、前後方向(以下、図1の右方を前として説明する)を向く搬入ローラコンベヤ(以下、搬入コンベヤと略称する)、2は、搬入コンベヤ1の前方に近接して設置された搬送方向転向装置(以下、転向装置と略称する)、3は、転向装置2の側方に、搬入コンベヤ1とほぼ90°の角度をなすように設置された搬出ローラコンベヤ(以下、搬出コンベヤと略称する)である。
【0017】
上記搬入及び搬出コンベヤ1、3は、同一構成をなし、互いに平行をなす1対のフレーム4、4間に、図示しない駆動装置により回転駆動される多数のローラ5を、所定間隔おきに枢支して構成されている。
【0018】
上記転向装置2は、搬入及び搬出コンベヤ1、3の1対のフレーム4、4間の離間寸法とほぼ等しく離間する左右1対の短寸のフレーム6、6間に、図示しない駆動装置により左右方向を向く軸回りに正逆回転させられる複数のローラ7を、上記両コンベヤ1、3の搬送面と等高をなすように枢支して構成された移載コンベヤ8と、この移載コンベヤ8を支持して旋回させる平面視扇形をなす移動台9と、この移動台9に設けられた、上記移載コンベヤ8の旋回駆動手段10と、複数の支持脚11上に固着され、上記移動台9を、搬入及び搬出コンベヤ1、3間においてその角度を2等分する線上、すなわちほぼ45°をなす斜め前後方向に移動可能に支持するベース支持台12と、ベース支持台12に設けられた、移動台9の往復移動手段13とを備え、移載コンベヤ8は、搬入コンベヤ1の前端と近接する待機位置で搬送方向を前後方向に向けて停止している。
【0019】
図2に示すように、移載コンベヤ8の両フレーム6の下面には、有底の方形箱状の旋回台14が固着され、この旋回台14の下面における後端部中央と、前部の左右両側部には、それぞれ、前後方向を向く軸回りに回転する車輪15と、左右方向を向く軸回りに回転する1対の車輪15が、旋回駆動手段10の旋回軸10aを中心として、移動台9の上面を転動し得るように、旋回台14に固着したブラケット16に枢着されている。
【0020】
上記旋回駆動手段10は、移動台9における左前部側の隅部付近に収容されたギヤードモータよりなり、その上方を向く回転軸(旋回軸)10aは、旋回台14の下面の前方寄りのほぼ中央部に、取付板17を介して連結されている。
【0021】
これにより、移載コンベヤ8は、旋回駆動手段10を正逆回転させることにより、回転軸10aを中心として、図1の実線で示すように、搬入コンベヤ1と同じ前後方向を向く待機位置と、2点鎖線で示すように、搬出コンベヤ3と同方向を向く転向位置との間を、矢印方向にほぼ90°の範囲だけ往復旋回するようになっている。
【0022】
なお、上記旋回角度の制御は、例えば旋回駆動手段10に設けた回転センサ(図示略)によりこれを自動的に停止させるか、または、図1に示すように、移動台9の上面における回転方向の両側端部に取付けた近接センサ、リミットスイッチもしくは光電センサ18等により、移載コンベヤ8の最大旋回位置を検知し、その信号により旋回駆動手段10を停止させるようにすればよい。
【0023】
図2及び図3に示すように、上記移動台9の一側部下面と、それに対向するベース支持台12の上面には、ほぼ斜め45°方向を向いて互いに摺動可能に嵌合し合う1対のガイドレール(LMガイド)19a、19bが固着されている。
【0024】
また、移動台9の回転軸10aよりも外方のガイドレール19a、19bと反対側の他側部下面には、ガイドレール19a、19bと直交する方向の軸回りに回転する1対の車輪20、20が、ベース支持台12上を斜め前後方向に転動し得るようにして、ブラケット21に枢着されている。
【0025】
上記往復移動手段13は、正逆回転可能なモータ22と、その斜め前方を向く回転軸に固着されたボールねじ等のねじ杆23とからなり、モータ22は、ベース支持台12の上面のほぼ中央部上面に形成された斜め前後方向を向く方形の凹部24内の底面に固着されている。なお、ねじ杆23の軸線は、旋回駆動手段10の回転軸10aの軸線と直交するようにしてある。
【0026】
ねじ杆23の中間部は、移動台9の下面に取付けられた移動板25の雌ねじ孔26に螺合して貫通している。
【0027】
これにより移動台9は、往復移動手段13の作動により、ベース支持台12の上面上を、移載コンベヤ8と共に斜め前後方向に往復移動することができる。
【0028】
移動台9の往復移動制御は、モータ22に回転センサを設けるか、ベース支持台12の上面における移動台9の移動方向の適所に、上述と同様、近接センサ、リミットスイッチまたは光電センサ(図示略)等を設けて、モータ22の正逆回転を制御すればよい。
【0029】
次ぎに、上記第1の実施形態の転向装置2を用いて、搬入コンベヤ1上の荷Wを、搬出コンベヤ3に方向転換して移動する際の作用を説明する。
【0030】
搬入コンベヤ1により順次前方に搬送されてきた荷Wが、予め待機位置で停止している移載コンベヤ8上に移載されたことを、図示しないセンサが検知すると、まず、往復移動手段13のモータ22が例えば正転する。
【0031】
すると、図4に略示するように、ねじ杆23が回転することにより、移動台9は斜め45°前方に矢印のように移動し、移動台9上に載置されている移載コンベヤ8の後端が、搬入コンベヤ1の前端より所要寸法離間する。
【0032】
この際、移動台9の一側部下面には車輪20が取付けてあるため、移動台9に大きな荷重が加わっても、軽快に移動することができる。
【0033】
次いで旋回駆動手段10を作動させることにより、移載コンベヤ8を、図5の矢印で示すように反時計方向にほぼ90°旋回させる。
【0034】
この際、移載コンベヤ8の回転軸(旋回軸)10aは、当初の位置より斜め前方に移動し、かつ移載コンベヤ8の後端と搬入コンベヤ1の前端との間には比較的大きな隙間が形成されるため、移載コンベヤ8の後端が、搬入及び搬出コンベヤ1、3のいずれかの端面とも接触するのが防止される。
【0035】
次いで図6に示すように、往復移動手段13のモータ22を逆回転させて、移動台9を斜め45°後方に向かって予め定めた位置まで移動させ、移載コンベヤ8の旋回後の後端を、搬出コンベヤ3の側端に近接させる。
【0036】
この状態で移載コンベヤ8の各ローラ7を駆動すれば、移載コンベヤ8上の荷は、搬出コンベヤ3上に円滑に移載される。
【0037】
移載コンベヤ8上の荷がなくなったことを図示しないセンサが検出すると、移載コンベヤ8は図1の待機位置まで旋回して復帰する。
【0038】
この際にも、上述と同様の手順で移動台9を斜め前後方向に移動させることにより、移載コンベヤ8と搬入及び搬出コンベヤ1、3との接触が防止される。
【0039】
このように、移動台9を90°に配置した搬入及び搬出コンベヤ1、3の端面間において斜め前方に移動させ、移載コンベヤ8の回転軸(旋回軸)10aを斜め前方に移動するとともに、両コンベヤ1、3の端面と移載コンベヤ8の後端とを離間させてから、移載コンベヤ8を旋回させることにより、その後端を両コンベヤ1、3の端面と近接させても、移載コンベヤ8の旋回に何ら支障を来すことはまい。
【0040】
従って、荷Wの移載コンベヤ8への受け入れ、及び搬出コンベヤ3への受け渡しが円滑に行われる。
【0041】
また、荷Wの転向角度も、従来のように小さく制限されることもない。
【0042】
なお、上述した荷Wの方向転換の作用の説明では、一旦移動台9を斜め前後方向に移動させてから、移載コンベヤ8を旋回するようにしているが、往復移動手段13と旋回駆動手段10とをほぼ同時に作動させて、移動台9の移動と移載コンベヤ8の旋回とをほぼ同時に行うようにしてもよい。
【0043】
このようにすると、荷Wの方向転換作業を効率よく行うことができる。
【0044】
また、搬出コンベヤ3の設置位置は、図7に示すように、移載コンベヤ8を斜め前方に移動した後においてその後端の最大旋回軌跡Rと近接する外側としてもよく、このようにすれば、搬出コンベヤ3をいずれの位置に設置しても、移載コンベヤ8と接触することはないので、荷を多方向に変向することができる。
【0045】
この際には、移載コンベヤ8が元の位置に復帰したときに、往復移動手段13を作動させて、移載コンベヤ8を斜め後方に移動させればよい。
【0046】
図8は、本発明の第2の実施形態を示すもので、上記第1の実施形態と異なるのは、移動台9を上下に移動可能とするとともに、それの昇降手段27を設けた点である。
【0047】
すなわち、上記と同様の平面視扇形をなす移動台9の各コーナ部には、ガイドロッド28が下向きに突設され、各ガイドロッド28は、支持脚11の上端に固着されたベース支持台29に上下に摺動可能に嵌合されている。
【0048】
移載コンベヤ8の搬送面が搬入コンベヤ1の搬送面と等高をなす下限位置において、ガイドロッド28の拡径部28aの下端は、ベース支持台29の上端の嵌合突部30の上端と当接するようになっている。
【0049】
支持脚11の下端部間に固着された支持板31の中央部上面には、モータ32と、その上方を向く回転軸32aに連結されたねじ杆33とからなる昇降手段27が取付けられ、ねじ杆33は、ベース支持台29を挿通して、その上端部が、移動台9の中央部下面に固着された雌ねじ筒34に螺合されているとともに、移動台9内に挿入されている。
【0050】
搬入コンベヤ1よりの荷が、待機位置で停止している移載コンベヤ8上に移載されると、昇降手段27のモータ32が作動してねじ杆33を回転させる。これにより、移動台9は、移載コンベヤ8と共に上昇させられ、移載コンベヤ8が2点鎖線のように、搬入コンベヤ1よりも上方に位置したとき、図示しないセンサによりモータ32が停止する。
【0051】
次いで、旋回駆動手段10を作動させ、移載コンベヤ8を、搬出コンベヤ3と同方向を向く位置までほぼ90°旋回させる。この旋回時において、移載コンベヤ8は搬入コンベヤ1よりも上方に位置しているので、その後端が搬入コンベヤ1の前端と接触することはない。
【0052】
次いで、モータ32を逆回転させ、移載コンベヤ8を搬出コンベヤ3と等高をなす下限位置まで下降させれば、移載コンベヤ8の荷は円滑に搬出コンベヤ3上に移載される。
【0053】
移載コンベヤ8を元位置に復帰させる際は、昇降手段27を再度作動させ、搬出コンベヤ3よりも上方に位置させて旋回させればよい。
【0054】
この実施形態においても、移載コンベヤ8と搬入及び搬出コンベヤ1、3との接触を防止し得るので、それらの隙間は最小限でよく、荷の移載を円滑に行うことができる。
【0055】
また、移載コンベヤ8の旋回軸は移動しないので、搬出コンベヤ3を、移載コンベヤ8の端面の最大旋回軌跡と近接する周囲に、任意の角度で設置し、荷を多方向に転向して搬送することができる。
【0056】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の形態をとり得る。
【0057】
第1の実施形態における往復移動手段13と、第2の実施形態の昇降手段27に、流体圧シリンダ等を用いることもできる。
【0058】
第1、第2の実施形態において、旋回駆動手段10の回転軸(旋回軸)10aの位置は、移載コンベヤ8の長さや幅、搬出コンベヤ3の設置位置等によって適宜変更してもよい。
【0059】
また、移載コンベヤ8及び旋回駆動手段10の移動方向は、斜め前後方向に限定されるものではなく、搬入コンベヤ1の前端より離れる方向であれば、例えば前後方向とすることもできる。
【0060】
移載コンベヤ8のローラ7は、駆動式のローラに代えて、フリーローラとしてもよく、またベルトコンベヤを用いることも可能である。
【0061】
第2の実施形態において、移載コンベヤ8を上昇させて搬入コンベヤ1との接触を防止する代わりに、搬入コンベヤ1よりも下降させて旋回するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0063】
(a)請求項1に記載の発明によれば、搬入コンベヤの前端と移載コンベヤの後端との間の隙間を最小限まで近接させても、移載コンベヤの旋回時の接触が防止されるので、搬入コンベヤ上の小さな荷が隙間より落下したり、移載不能となったりすることはなく、円滑に移載される。
また、移載コンベヤの旋回角度を大とし得るので、搬出コンベヤの設置位置が制限されず、荷の転向方向の自由度が増す。
【0064】
(b)請求項2に記載の発明によれば、移載コンベヤに直接往復移動手段を取付けて移動する必要はなく、単に移動台に載置するだけでよいので、汎用性の高いコンベヤをそのまま使用することが可能となる。
また、移載コンベヤは移動台の上面により支持されて安定的に旋回することができる。
【0065】
(c)請求項3に記載の発明によれば、移載コンベヤが移動台の上面を軽快に旋回するようになるので、旋回駆動手段に加わる負荷が軽減される。
【0066】
(d)請求項4に記載の発明によれば、移動台は、ガイドレールにより案内されつつ、支持体上を軽快かつ安定的に往復移動することができる。
【0067】
(e)請求項5に記載の発明によれば、移載コンベヤの旋回時において、その前後の端面が搬出コンベヤと接触するのが防止されるとともに、搬出コンベヤの設置位置の自由度が増す。
【0068】
(f)請求項6に記載の発明によれば、移載コンベヤの後端を搬入コンベヤの前端と近接させ得るだけでなく、旋回後において搬出コンベヤとも近接させ得るので、搬入コンベヤ、移載コンベヤ及び搬出コンベヤ間の荷の受け入れ、受け渡しが円滑となる。
【0069】
(g)請求項7に記載の発明によれば、昇降手段により移載コンベヤを上下いずれか一方に移動させるだけで、搬入コンベヤと移載コンベヤとの接触が防止される。従って、上記請求項1の効果と同様、荷の移載を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を備えるコンベヤラインの平面図である。
【図2】同じく、転向装置の側面図である。
【図3】同じく、図2のIII−III線の拡大縦断面図である。
【図4】同じく、移載コンベヤを斜め前方に移動させた際の概略平面図である。
【図5】同じく、図4の状態において移載コンベヤを90°旋回させた概略平面図である。
【図6】同じく、図5の状態から移載コンベヤを斜め後方に移動させた概略平面図である。
【図7】同じく、移載コンベヤ移動時の旋回軌跡の外側に搬出コンベヤを設置する例を示す概略平面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 搬入コンベヤ
2 転向装置
3 搬出コンベヤ
4 フレーム
5 ローラ
6 フレーム
7 ローラ
8 移載コンベヤ
9 移動台
10 旋回駆動手段
10a 回転軸(旋回軸)
11 支持脚
12 ベース支持台
13 往復移動手段
14 旋回台
15 車輪
16 ブラケット
17 取付板
18 センサ
19a、19b ガイドレール
20 車輪
21 ブラケット
22 モータ
23 ねじ杆
24 凹部
25 移動板
26 雌ねじ孔
27 昇降手段
28 ガイドロッド
28a 拡径部
29 ベース支持台
30 嵌合突部
31 支持板
32 モータ
32a 回転軸
33 ねじ杆
34 雌ねじ筒
R 旋回軌跡
W 荷
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬入コンベヤの前端に近接して設置することにより、搬入コンベヤより搬送されてきた荷を所定の角度方向転換して、他の搬出コンベヤに移載し得るようにした荷の搬送方向転向装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このように、搬入コンベヤより搬送されてきた荷を、所定角度方向転換して他のコンベヤに移載し得るようにした従来の転向装置としては、直線的コンベヤラインの中途に、旋回台上を垂直軸回りに旋回する仕分コンベヤまたは分岐装置を設け、上流側のコンベヤより受け入れた荷を、斜め前方に方向転換して搬送可能としたものがある(例えば特許文献1、2参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−92813号公報
【特許文献2】
特開平7−277494号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献1及び2に記載されている荷の方向転向装置は、いずれも、仕分コンベヤまたは分岐装置の旋回軸は移動不能となっているため、大きく旋回させると、仕分コンベヤ等の四隅が直線的コンベヤと接触する。
【0005】
そのため、荷の最大転向角度が制限され、室内スペース等に応じて荷を多方向に転向したいときなどに不便である。
【0006】
この問題に対処するためには、直線的コンベヤと仕分コンベヤ等との間の間隔を大として、旋回時にそれらが接触するのを防止することも考えられるが、このようにすると、小さな荷が隙間より落下したり、上流側のコンベヤの荷が仕分コンベヤ上に円滑に移載されなくなるなどの問題が生じる。
【0007】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、方向転向用の移載コンベヤ及びその旋回軸を移動可能とすることにより、搬入コンベヤと接触するのを防止し、荷の転向角度を自由に設定しうるとともに、荷の落下を防止して円滑に移載し得るようにした荷の搬送方向転向装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の荷の搬送方向転向装置は、前後方向を向く搬入コンベヤの前方に設けられ、該搬入コンベヤにより送られてきた荷の搬送方向を転向して、搬入コンベヤとは異なる方向を向く搬出コンベヤに移載するようにした荷の搬送方向転向装置であって、
前記搬入コンベヤと近接する前方の支持体上に、搬送面が前記搬入コンベヤの搬送面とほぼ等高をなして同方向を向く移載コンベヤを、旋回駆動手段の垂直な旋回軸に連係することにより、水平旋回可能に設けるとともに、前記移載コンベと旋回駆動手段とを、移載コンベヤの旋回時においてその後端が前記搬入コンベヤの前端と接触しない位置まで、該搬入コンベヤの前端より離れる方向にほぼ水平に移動させ得る往復移動手段を設けたことを特徴としている。
上記構成の本発明によれば、移載コンベヤ及びその旋回駆動手段を、往復移動手段を作動させて搬入コンベヤの前端より離れる方向に移動させ得るので、移載コンベヤの後端を搬入コンベヤの前端と近接させても、移載コンベヤを搬入コンベヤと接触させずに自由な角度だけ旋回させることができる。
従って、搬入コンベヤと移載コンベヤとの間の隙間を大とする必要はなく、搬入コンベヤよりの荷を移載コンベヤ上に円滑に移載することができ、かつ搬出コンベヤの設置位置も制限されないので、荷を多方向に転向して搬送することができる。
【0009】
上記転向装置において、支持体上に、往復移動手段により往復移動させられる移動台を設け、該移動台の上面に、移載コンベヤを旋回可能に載置するのが好ましい。
このようにすると、移載コンベヤを往復移動手段により直接移動する必要はなく、単に移動台上に載置するだけでよいので、汎用性の高いコンベヤをそのまま利用することが可能となる。また、移載コンベヤは、移動台の上面により支持されて安定的に旋回することができる。
【0010】
上記転向装置において、移載コンベヤの下面に、旋回軸を中心として移動台上を転動する少なくとも3個の車輪を設けるのが好ましい。
このようにすると、移載コンベヤが移動台の上面を軽快に旋回するようになるので、旋回駆動手段に加わる負荷が軽減される。
【0011】
上記転向装置において、支持体と移動台との対向面の一側部に、互いに摺動可能に嵌合し合うガイドレールを設けるとともに、移動台におけるガイドレールと反対側の他側部下面に、複数の車輪を設けることにより、支持体上に移動台を往復移動可能に載置するのが好ましい。
このようにすると、移動台は、ガイドレールにより案内されつつ、支持体上を軽快かつ安定的に往復移動することができる。
【0012】
上記転向装置において、搬出コンベヤを、移載コンベヤ移動時におけるその前後の端面の最大旋回軌跡と近接する外側に設けるのが好ましい。
このようにすると、移載コンベヤの旋回時において、その前後の端面が搬出コンベヤと接触するのが防止されるとともに、搬出コンベヤの設置位置の自由度が増す。
【0013】
上記転向装置において、搬出コンベヤが、移載コンベヤの側方に搬入コンベヤと所要の角度で交差するように設置されたものにおいて、移載コンベヤと旋回駆動手段とを、搬入及び搬出コンベヤ間の角度をほぼ2等分する線上を斜め前後方向に往復移動可能とするのが好ましい。
このようにすると、移載コンベヤの後端を搬入コンベヤの前端と近接させ得るとともに、旋回後において搬出コンベヤの端面とも近接することが可能となるので、搬入コンベヤ、移載コンベヤ及び搬出コンベヤ間の荷の受け入れ、受け渡しが円滑となる。
【0014】
また、本発明の荷の搬送方向転向装置は、前後方向を向く搬入コンベヤの前方に設けられ、該搬入コンベヤにより送られてきた荷の搬送方向を転向して、搬入コンベヤとは異なる方向を向く搬出コンベヤに移載するようにした荷の搬送方向転向装置であって、
前記搬入コンベヤと近接する前方の支持体上に、搬送面が前記搬入コンベヤの搬送面とほぼ等高をなして同方向を向く移載コンベヤを、旋回駆動手段の垂直な旋回軸に連係することにより、水平旋回可能に設けるとともに、前記移載コンベヤと旋回駆動手段とを、移載コンベヤの旋回時においてその後端が搬入コンベヤの前端と接触しない位置まで、上下いずれかの方向に移動させ得る昇降手段を設けたことを特徴としている。
この構成の本発明によると、昇降手段を作動させ、移載コンベヤを上下いずれか一方に移動させることにより、搬入コンベヤと移載コンベヤとの接触が防止される。
従って、移載コンベヤの後端を搬入コンベヤの前端と近接させることができ、荷の移載を円滑に行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1は、本発明の第1の実施形態を適用したコンベヤラインの一部を示す平面図、図2は、同じく搬送方向転向装置の側面図、図3は、図2のIII−III線の拡大縦断面図を示すもので、1は、前後方向(以下、図1の右方を前として説明する)を向く搬入ローラコンベヤ(以下、搬入コンベヤと略称する)、2は、搬入コンベヤ1の前方に近接して設置された搬送方向転向装置(以下、転向装置と略称する)、3は、転向装置2の側方に、搬入コンベヤ1とほぼ90°の角度をなすように設置された搬出ローラコンベヤ(以下、搬出コンベヤと略称する)である。
【0017】
上記搬入及び搬出コンベヤ1、3は、同一構成をなし、互いに平行をなす1対のフレーム4、4間に、図示しない駆動装置により回転駆動される多数のローラ5を、所定間隔おきに枢支して構成されている。
【0018】
上記転向装置2は、搬入及び搬出コンベヤ1、3の1対のフレーム4、4間の離間寸法とほぼ等しく離間する左右1対の短寸のフレーム6、6間に、図示しない駆動装置により左右方向を向く軸回りに正逆回転させられる複数のローラ7を、上記両コンベヤ1、3の搬送面と等高をなすように枢支して構成された移載コンベヤ8と、この移載コンベヤ8を支持して旋回させる平面視扇形をなす移動台9と、この移動台9に設けられた、上記移載コンベヤ8の旋回駆動手段10と、複数の支持脚11上に固着され、上記移動台9を、搬入及び搬出コンベヤ1、3間においてその角度を2等分する線上、すなわちほぼ45°をなす斜め前後方向に移動可能に支持するベース支持台12と、ベース支持台12に設けられた、移動台9の往復移動手段13とを備え、移載コンベヤ8は、搬入コンベヤ1の前端と近接する待機位置で搬送方向を前後方向に向けて停止している。
【0019】
図2に示すように、移載コンベヤ8の両フレーム6の下面には、有底の方形箱状の旋回台14が固着され、この旋回台14の下面における後端部中央と、前部の左右両側部には、それぞれ、前後方向を向く軸回りに回転する車輪15と、左右方向を向く軸回りに回転する1対の車輪15が、旋回駆動手段10の旋回軸10aを中心として、移動台9の上面を転動し得るように、旋回台14に固着したブラケット16に枢着されている。
【0020】
上記旋回駆動手段10は、移動台9における左前部側の隅部付近に収容されたギヤードモータよりなり、その上方を向く回転軸(旋回軸)10aは、旋回台14の下面の前方寄りのほぼ中央部に、取付板17を介して連結されている。
【0021】
これにより、移載コンベヤ8は、旋回駆動手段10を正逆回転させることにより、回転軸10aを中心として、図1の実線で示すように、搬入コンベヤ1と同じ前後方向を向く待機位置と、2点鎖線で示すように、搬出コンベヤ3と同方向を向く転向位置との間を、矢印方向にほぼ90°の範囲だけ往復旋回するようになっている。
【0022】
なお、上記旋回角度の制御は、例えば旋回駆動手段10に設けた回転センサ(図示略)によりこれを自動的に停止させるか、または、図1に示すように、移動台9の上面における回転方向の両側端部に取付けた近接センサ、リミットスイッチもしくは光電センサ18等により、移載コンベヤ8の最大旋回位置を検知し、その信号により旋回駆動手段10を停止させるようにすればよい。
【0023】
図2及び図3に示すように、上記移動台9の一側部下面と、それに対向するベース支持台12の上面には、ほぼ斜め45°方向を向いて互いに摺動可能に嵌合し合う1対のガイドレール(LMガイド)19a、19bが固着されている。
【0024】
また、移動台9の回転軸10aよりも外方のガイドレール19a、19bと反対側の他側部下面には、ガイドレール19a、19bと直交する方向の軸回りに回転する1対の車輪20、20が、ベース支持台12上を斜め前後方向に転動し得るようにして、ブラケット21に枢着されている。
【0025】
上記往復移動手段13は、正逆回転可能なモータ22と、その斜め前方を向く回転軸に固着されたボールねじ等のねじ杆23とからなり、モータ22は、ベース支持台12の上面のほぼ中央部上面に形成された斜め前後方向を向く方形の凹部24内の底面に固着されている。なお、ねじ杆23の軸線は、旋回駆動手段10の回転軸10aの軸線と直交するようにしてある。
【0026】
ねじ杆23の中間部は、移動台9の下面に取付けられた移動板25の雌ねじ孔26に螺合して貫通している。
【0027】
これにより移動台9は、往復移動手段13の作動により、ベース支持台12の上面上を、移載コンベヤ8と共に斜め前後方向に往復移動することができる。
【0028】
移動台9の往復移動制御は、モータ22に回転センサを設けるか、ベース支持台12の上面における移動台9の移動方向の適所に、上述と同様、近接センサ、リミットスイッチまたは光電センサ(図示略)等を設けて、モータ22の正逆回転を制御すればよい。
【0029】
次ぎに、上記第1の実施形態の転向装置2を用いて、搬入コンベヤ1上の荷Wを、搬出コンベヤ3に方向転換して移動する際の作用を説明する。
【0030】
搬入コンベヤ1により順次前方に搬送されてきた荷Wが、予め待機位置で停止している移載コンベヤ8上に移載されたことを、図示しないセンサが検知すると、まず、往復移動手段13のモータ22が例えば正転する。
【0031】
すると、図4に略示するように、ねじ杆23が回転することにより、移動台9は斜め45°前方に矢印のように移動し、移動台9上に載置されている移載コンベヤ8の後端が、搬入コンベヤ1の前端より所要寸法離間する。
【0032】
この際、移動台9の一側部下面には車輪20が取付けてあるため、移動台9に大きな荷重が加わっても、軽快に移動することができる。
【0033】
次いで旋回駆動手段10を作動させることにより、移載コンベヤ8を、図5の矢印で示すように反時計方向にほぼ90°旋回させる。
【0034】
この際、移載コンベヤ8の回転軸(旋回軸)10aは、当初の位置より斜め前方に移動し、かつ移載コンベヤ8の後端と搬入コンベヤ1の前端との間には比較的大きな隙間が形成されるため、移載コンベヤ8の後端が、搬入及び搬出コンベヤ1、3のいずれかの端面とも接触するのが防止される。
【0035】
次いで図6に示すように、往復移動手段13のモータ22を逆回転させて、移動台9を斜め45°後方に向かって予め定めた位置まで移動させ、移載コンベヤ8の旋回後の後端を、搬出コンベヤ3の側端に近接させる。
【0036】
この状態で移載コンベヤ8の各ローラ7を駆動すれば、移載コンベヤ8上の荷は、搬出コンベヤ3上に円滑に移載される。
【0037】
移載コンベヤ8上の荷がなくなったことを図示しないセンサが検出すると、移載コンベヤ8は図1の待機位置まで旋回して復帰する。
【0038】
この際にも、上述と同様の手順で移動台9を斜め前後方向に移動させることにより、移載コンベヤ8と搬入及び搬出コンベヤ1、3との接触が防止される。
【0039】
このように、移動台9を90°に配置した搬入及び搬出コンベヤ1、3の端面間において斜め前方に移動させ、移載コンベヤ8の回転軸(旋回軸)10aを斜め前方に移動するとともに、両コンベヤ1、3の端面と移載コンベヤ8の後端とを離間させてから、移載コンベヤ8を旋回させることにより、その後端を両コンベヤ1、3の端面と近接させても、移載コンベヤ8の旋回に何ら支障を来すことはまい。
【0040】
従って、荷Wの移載コンベヤ8への受け入れ、及び搬出コンベヤ3への受け渡しが円滑に行われる。
【0041】
また、荷Wの転向角度も、従来のように小さく制限されることもない。
【0042】
なお、上述した荷Wの方向転換の作用の説明では、一旦移動台9を斜め前後方向に移動させてから、移載コンベヤ8を旋回するようにしているが、往復移動手段13と旋回駆動手段10とをほぼ同時に作動させて、移動台9の移動と移載コンベヤ8の旋回とをほぼ同時に行うようにしてもよい。
【0043】
このようにすると、荷Wの方向転換作業を効率よく行うことができる。
【0044】
また、搬出コンベヤ3の設置位置は、図7に示すように、移載コンベヤ8を斜め前方に移動した後においてその後端の最大旋回軌跡Rと近接する外側としてもよく、このようにすれば、搬出コンベヤ3をいずれの位置に設置しても、移載コンベヤ8と接触することはないので、荷を多方向に変向することができる。
【0045】
この際には、移載コンベヤ8が元の位置に復帰したときに、往復移動手段13を作動させて、移載コンベヤ8を斜め後方に移動させればよい。
【0046】
図8は、本発明の第2の実施形態を示すもので、上記第1の実施形態と異なるのは、移動台9を上下に移動可能とするとともに、それの昇降手段27を設けた点である。
【0047】
すなわち、上記と同様の平面視扇形をなす移動台9の各コーナ部には、ガイドロッド28が下向きに突設され、各ガイドロッド28は、支持脚11の上端に固着されたベース支持台29に上下に摺動可能に嵌合されている。
【0048】
移載コンベヤ8の搬送面が搬入コンベヤ1の搬送面と等高をなす下限位置において、ガイドロッド28の拡径部28aの下端は、ベース支持台29の上端の嵌合突部30の上端と当接するようになっている。
【0049】
支持脚11の下端部間に固着された支持板31の中央部上面には、モータ32と、その上方を向く回転軸32aに連結されたねじ杆33とからなる昇降手段27が取付けられ、ねじ杆33は、ベース支持台29を挿通して、その上端部が、移動台9の中央部下面に固着された雌ねじ筒34に螺合されているとともに、移動台9内に挿入されている。
【0050】
搬入コンベヤ1よりの荷が、待機位置で停止している移載コンベヤ8上に移載されると、昇降手段27のモータ32が作動してねじ杆33を回転させる。これにより、移動台9は、移載コンベヤ8と共に上昇させられ、移載コンベヤ8が2点鎖線のように、搬入コンベヤ1よりも上方に位置したとき、図示しないセンサによりモータ32が停止する。
【0051】
次いで、旋回駆動手段10を作動させ、移載コンベヤ8を、搬出コンベヤ3と同方向を向く位置までほぼ90°旋回させる。この旋回時において、移載コンベヤ8は搬入コンベヤ1よりも上方に位置しているので、その後端が搬入コンベヤ1の前端と接触することはない。
【0052】
次いで、モータ32を逆回転させ、移載コンベヤ8を搬出コンベヤ3と等高をなす下限位置まで下降させれば、移載コンベヤ8の荷は円滑に搬出コンベヤ3上に移載される。
【0053】
移載コンベヤ8を元位置に復帰させる際は、昇降手段27を再度作動させ、搬出コンベヤ3よりも上方に位置させて旋回させればよい。
【0054】
この実施形態においても、移載コンベヤ8と搬入及び搬出コンベヤ1、3との接触を防止し得るので、それらの隙間は最小限でよく、荷の移載を円滑に行うことができる。
【0055】
また、移載コンベヤ8の旋回軸は移動しないので、搬出コンベヤ3を、移載コンベヤ8の端面の最大旋回軌跡と近接する周囲に、任意の角度で設置し、荷を多方向に転向して搬送することができる。
【0056】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の形態をとり得る。
【0057】
第1の実施形態における往復移動手段13と、第2の実施形態の昇降手段27に、流体圧シリンダ等を用いることもできる。
【0058】
第1、第2の実施形態において、旋回駆動手段10の回転軸(旋回軸)10aの位置は、移載コンベヤ8の長さや幅、搬出コンベヤ3の設置位置等によって適宜変更してもよい。
【0059】
また、移載コンベヤ8及び旋回駆動手段10の移動方向は、斜め前後方向に限定されるものではなく、搬入コンベヤ1の前端より離れる方向であれば、例えば前後方向とすることもできる。
【0060】
移載コンベヤ8のローラ7は、駆動式のローラに代えて、フリーローラとしてもよく、またベルトコンベヤを用いることも可能である。
【0061】
第2の実施形態において、移載コンベヤ8を上昇させて搬入コンベヤ1との接触を防止する代わりに、搬入コンベヤ1よりも下降させて旋回するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果が得られる。
【0063】
(a)請求項1に記載の発明によれば、搬入コンベヤの前端と移載コンベヤの後端との間の隙間を最小限まで近接させても、移載コンベヤの旋回時の接触が防止されるので、搬入コンベヤ上の小さな荷が隙間より落下したり、移載不能となったりすることはなく、円滑に移載される。
また、移載コンベヤの旋回角度を大とし得るので、搬出コンベヤの設置位置が制限されず、荷の転向方向の自由度が増す。
【0064】
(b)請求項2に記載の発明によれば、移載コンベヤに直接往復移動手段を取付けて移動する必要はなく、単に移動台に載置するだけでよいので、汎用性の高いコンベヤをそのまま使用することが可能となる。
また、移載コンベヤは移動台の上面により支持されて安定的に旋回することができる。
【0065】
(c)請求項3に記載の発明によれば、移載コンベヤが移動台の上面を軽快に旋回するようになるので、旋回駆動手段に加わる負荷が軽減される。
【0066】
(d)請求項4に記載の発明によれば、移動台は、ガイドレールにより案内されつつ、支持体上を軽快かつ安定的に往復移動することができる。
【0067】
(e)請求項5に記載の発明によれば、移載コンベヤの旋回時において、その前後の端面が搬出コンベヤと接触するのが防止されるとともに、搬出コンベヤの設置位置の自由度が増す。
【0068】
(f)請求項6に記載の発明によれば、移載コンベヤの後端を搬入コンベヤの前端と近接させ得るだけでなく、旋回後において搬出コンベヤとも近接させ得るので、搬入コンベヤ、移載コンベヤ及び搬出コンベヤ間の荷の受け入れ、受け渡しが円滑となる。
【0069】
(g)請求項7に記載の発明によれば、昇降手段により移載コンベヤを上下いずれか一方に移動させるだけで、搬入コンベヤと移載コンベヤとの接触が防止される。従って、上記請求項1の効果と同様、荷の移載を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を備えるコンベヤラインの平面図である。
【図2】同じく、転向装置の側面図である。
【図3】同じく、図2のIII−III線の拡大縦断面図である。
【図4】同じく、移載コンベヤを斜め前方に移動させた際の概略平面図である。
【図5】同じく、図4の状態において移載コンベヤを90°旋回させた概略平面図である。
【図6】同じく、図5の状態から移載コンベヤを斜め後方に移動させた概略平面図である。
【図7】同じく、移載コンベヤ移動時の旋回軌跡の外側に搬出コンベヤを設置する例を示す概略平面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 搬入コンベヤ
2 転向装置
3 搬出コンベヤ
4 フレーム
5 ローラ
6 フレーム
7 ローラ
8 移載コンベヤ
9 移動台
10 旋回駆動手段
10a 回転軸(旋回軸)
11 支持脚
12 ベース支持台
13 往復移動手段
14 旋回台
15 車輪
16 ブラケット
17 取付板
18 センサ
19a、19b ガイドレール
20 車輪
21 ブラケット
22 モータ
23 ねじ杆
24 凹部
25 移動板
26 雌ねじ孔
27 昇降手段
28 ガイドロッド
28a 拡径部
29 ベース支持台
30 嵌合突部
31 支持板
32 モータ
32a 回転軸
33 ねじ杆
34 雌ねじ筒
R 旋回軌跡
W 荷
Claims (7)
- 前後方向を向く搬入コンベヤの前方に設けられ、該搬入コンベヤにより送られてきた荷の搬送方向を転向して、搬入コンベヤとは異なる方向を向く搬出コンベヤに移載するようにした荷の搬送方向転向装置であって、
前記搬入コンベヤと近接する前方の支持体上に、搬送面が前記搬入コンベヤの搬送面とほぼ等高をなして同方向を向く移載コンベヤを、旋回駆動手段の垂直な旋回軸に連係することにより、水平旋回可能に設けるとともに、前記移載コンベと旋回駆動手段とを、移載コンベヤの旋回時においてその後端が前記搬入コンベヤの前端と接触しない位置まで、該搬入コンベヤの前端より離れる方向にほぼ水平に移動させ得る往復移動手段を設けたことを特徴とする荷の搬送方向転向装置。 - 支持体上に、往復移動手段により往復移動させられる移動台を設け、該移動台の上面に、移載コンベヤを旋回可能に載置した請求項1に記載の荷の搬送方向転向装置。
- 移載コンベヤの下面に、旋回軸を中心として移動台上を転動する少なくとも3個の車輪を設けた請求項2に記載の荷の搬送方向転向装置。
- 支持体と移動台との対向面の一側部に、互いに摺動可能に嵌合し合うガイドレールを設けるとともに、移動台におけるガイドレールと反対側の他側部下面に、複数の車輪を設けることにより、支持体上に移動台を往復移動可能に載置した請求項2または3に記載の荷の搬送方向転向装置。
- 搬出コンベヤを、移載コンベヤ移動時におけるその前後の端面の最大旋回軌跡と近接する外側に設けた請求項1ないし4のいずれかに記載の荷の搬送方向転向装置。
- 搬出コンベヤが、移載コンベヤの側方に搬入コンベヤと所要の角度で交差するように設置されたものにおいて、移載コンベヤと旋回駆動手段とを、搬入及び搬出コンベヤ間の角度をほぼ2等分する線上を斜め前後方向に往復移動可能とした請求項1ないし4のいずれかに記載の荷の搬送方向転向装置。
- 前後方向を向く搬入コンベヤの前方に設けられ、該搬入コンベヤにより送られてきた荷の搬送方向を転向して、搬入コンベヤとは異なる方向を向く搬出コンベヤに移載するようにした荷の搬送方向転向装置であって、
前記搬入コンベヤと近接する前方の支持体上に、搬送面が前記搬入コンベヤの搬送面とほぼ等高をなして同方向を向く移載コンベヤを、旋回駆動手段の垂直な旋回軸に連係することにより、水平旋回可能に設けるとともに、前記移載コンベヤと旋回駆動手段とを、移載コンベヤの旋回時においてその後端が搬入コンベヤの前端と接触しない位置まで、上下いずれかの方向に移動させ得る昇降手段を設けたことを特徴とする荷の搬送方向転向装置。
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