JP2004112094A - 移動局装置及びセルサーチ制御方法 - Google Patents
移動局装置及びセルサーチ制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004112094A JP2004112094A JP2002268948A JP2002268948A JP2004112094A JP 2004112094 A JP2004112094 A JP 2004112094A JP 2002268948 A JP2002268948 A JP 2002268948A JP 2002268948 A JP2002268948 A JP 2002268948A JP 2004112094 A JP2004112094 A JP 2004112094A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cell search
- base station
- detected
- unit
- mobile station
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【課題】発呼率や着呼率を低下させずに消費電力を低減すること。
【解決手段】判定部142は、受信信号より拡散コードと拡散タイミングが検出済みの基地局と通信可能かどうか判定する。計数部143は、拡散コードと拡散タイミングが検出済みでかつ通信可能な基地局の数を計る。そして、計数部143は、この数が所定の閾値以上である場合、新たに基地局を検出する必要がないと判断し、タイマー144に、新たに基地局を検出する通常のセルサーチを行わずに終了することを通知する。また、計数部143は、この数が所定の閾値未満である場合、新たに基地局を検出する必要があると判断し、遅延プロファイル計算部133に、新たに基地局を検出する通常のセルサーチを行うことを指示する。
【選択図】 図1
【解決手段】判定部142は、受信信号より拡散コードと拡散タイミングが検出済みの基地局と通信可能かどうか判定する。計数部143は、拡散コードと拡散タイミングが検出済みでかつ通信可能な基地局の数を計る。そして、計数部143は、この数が所定の閾値以上である場合、新たに基地局を検出する必要がないと判断し、タイマー144に、新たに基地局を検出する通常のセルサーチを行わずに終了することを通知する。また、計数部143は、この数が所定の閾値未満である場合、新たに基地局を検出する必要があると判断し、遅延プロファイル計算部133に、新たに基地局を検出する通常のセルサーチを行うことを指示する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動局装置及びセルサーチ制御方法に関し、特にCDMA通信に用いて好適な移動局装置及びセルサーチ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在普及している移動通信システムでは、無線エリアを「セル」と呼ばれる複数の無線エリアに分割し、各セル毎に基地局を配備して当該セル内に移動してきた移動局との通信を行うことにより、移動局は最も近い基地局と通信を行う構成を取っている。
【0003】
各基地局は、移動局の同期用無線チャネルの信号を常に固定送信電力で送信している。その電波は、減衰しながら空間を伝播し、その伝播距離が遠くなればなるほどその減衰量が増える性質を持っている。従って、移動局がこの電波を受信すると、近い基地局からの同期用無線チャネルの受信品質が良好となり、遠い基地局からの同期用無線チャネルの受信品質が悪い結果となる。
【0004】
待ち受け中の移動局は、この同期用無線チャネルの回線品質を測定し監視することにより、通信に最適な基地局の同期用無線チャネルを見つけ出し、その後、待ち受け動作に入ることで発呼、着信に備える。この同期用無線チャネルを見つけ出し、見つけ出した同期用無線チャネルの回線品質を測定することを「セルサーチ」と言う。
【0005】
移動局が移動すると、各基地局から到来する同期用無線チャネルの状況は変化する。従って、移動局は常にこのセルサーチを行い、通信に最適な基地局を選び出して最適な基地局で待ち受け動作に入ることが、発呼率、着信率を維持する為に重要である。
【0006】
この同期用無線チャネルの信号は、基地局毎に異なる拡散タイミングと拡散コードで拡散されて送信されるので、移動局は、この同期用無線チャネルの信号の受信レベルを測定、又は復調する為に拡散タイミング及び拡散コードを検出する必要がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
ところで、セルサーチは、新規に同期用無線チャネルの拡散タイミングと拡散コードを検出することにより新たな基地局を探し出しその回線品質を測定する通常のセルサーチと、すでに検出済みの拡散タイミングと拡散コードを用い既に検出済みの基地局に対して回線品質を再度測定する動作に分けられる。
【0008】
移動局は、この通常のセルサーチとすでに検出済みの拡散タイミングと拡散コードを用い既に検出済みの基地局に対して回線品質を再度測定する動作を繰り返している。そして、移動局は、それぞれの周辺基地局と待ち受け中の基地局の回線品質情報を基地局毎に保持し順位付け行うことにより、順位の入れ替えが発生した場合、その保持情報の内で最適な基地局に待ち受け対象基地局を変更する動作を行う。
【0009】
過去に検出したことのある基地局の拡散タイミングと拡散コードは、保持されて既知であるので、すでに検出済みの拡散タイミングと拡散コードを用いて復調やレベル測定を行うことにより、通常のセルサーチより短期間で回線品質を測定することができる。
【0010】
一方、移動局は、待ち受け中、動作が不要なタイミングでは無線部や信号処理部の電源やクロックの供給を停止して無駄な電流を削減させる間欠受信を行い、バッテリー動作を長持ちさせている。特に、通常のセルサーチは検出済みの基地局に対して回線品質を再度測定する動作より動作時間がかかるので、通常のセルサーチの頻度を減らすことが、消費電力の低減に有効である。
【0011】
ところが、移動局が移動する場合、または移動局を取り巻く周囲の障害物の状況が変化する場合、すでに検出済みの全ての基地局からの距離が大きく離れる、または回線品質が劣化するので、待ち受けるべきセルがなくなり圏外となってしまう。例えば、常に検出済みの拡散タイミングと拡散コードを用いたセルサ−チだけを行って、消費電力を低減している場合、新規基地局が取り込めない。そこで、従来の装置では、セルサーチ動作の中に通常のセルサーチを間引いて定期的に行わせ、通常のセルサーチの頻度を下げるといった方法を取っている。
【0012】
しかしながら、基地局と移動局の間に電波をさえぎる障害物がなく、移動局が同一セル内で静止している場合、通常のセルサーチにより無線部や信号処理部の動作で電力をより消費しているにもかかわらず、移動局で定期的に通常のセルサーチを行った結果、新規に基地局が検出されることはなく、検出済みの拡散タイミングと拡散コードを用いて既に検出済みの基地局を再度セルサ−チした結果と同じである。この結果、移動局は新たな基地局を発見することなく無駄な動作をしたことになり電力消費量が増大し、移動局の電池の消耗を早めてしまう。
【0013】
また、通常のセルサーチの頻度を低減させる為、通常のセルサーチの周期を長くする方法では、移動機を取り巻く回線状況が変化し現在検出されている基地局以外に最適な基地局が存在しても、その検出が通常のセルサーチ周期の長くなった分遅れ、基地局選択性能が劣化し発呼率や着呼率が低下する。
【0014】
【特許文献1】
特開2001−78245号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の装置においては、待ち受け時のセルサーチで電力を多く消費する問題がある。また、電力消費量を抑えるためにセルサーチの周期を長くした場合、新たに最適な基地局が存在した時に、この基地局を検出して選択するまでの時間がかかり、発呼率や着呼率が低下する問題もある。
【0016】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、発呼率や着呼率を低下させずに消費電力を低減できる移動局装置及びセルサーチ制御方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動局装置は、検出済みの基地局が通信可能か否か判定する判定手段と、通信可能な基地局の数を計る計数手段と、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数未満である場合に検出していない基地局を探す通常のセルサーチを行い、かつ、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数以上である場合に前記セルサーチを行わないセルサーチ手段と、を具備する構成を採る。
【0018】
この構成によれば、移動局が静止状態でかつ回線状況が良好な状態で、検出できる基地局数が安定して複数検出できる場合に、検出した基地局数が閾値以上であれば、通常のセルサ−チ処理を実施しないことにより、無駄な通常のセルサ−チ処理をなくすことができ、無線部及び信号処理部の電力消費を低減することができる。
【0019】
本発明の移動局装置は、基地局から送信された信号の拡散コードと拡散タイミングを検出する検出手段と、前記拡散コードと前記拡散タイミングを記憶する記憶手段と、前記拡散コードと前記拡散タイミングを用いて受信信号の遅延プロファイルを作成する遅延プロファイル計算手段と、前記遅延プロファイルから受信品質を測定するレベル測定手段と、を具備し、前記判定手段は、前記受信品質が所定のレベル以上である場合に基地局と通信可能であると判定する構成を採る。
【0020】
この構成によれば、検出済みの基地局から送信された受信信号のレベルを測定し、このレベルが所定の閾値以上である基地局の数が所定の値以上存在する場合、移動局が静止状態でかつ回線状況が良好な状態で、新たに基地局を検出する通常のセルサーチを実行しないことにより、不必要な通常のセルサーチを実行することがなくなり、発呼率や着呼率を低下させずに消費電力を低減できる。
【0021】
本発明のセルサーチ制御方法は、検出済みの基地局が通信可能か否か判定し、通信可能な基地局の数を計り、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数未満である場合に検出していない基地局を探す通常のセルサーチを行い、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数以上である場合に前記セルサーチを行わないようにした。
【0022】
この方法によれば、検出済みの基地局から送信された受信信号のレベルを測定し、このレベルが所定の閾値以上である基地局の数が所定の値以上存在する場合、移動局が静止状態でかつ回線状況が良好な状態で、新たに基地局を検出する通常のセルサーチを実行しないことにより、不必要な通常のセルサーチを実行することがなくなり、発呼率や着呼率を低下させずに消費電力を低減できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明者は、検出済みの基地局装置から送信される信号の拡散タイミングと拡散コードを用いたセルサ−チを行い、測定した回線品質が所定のレベル以上である場合、検出済みの基地局と通信可能であり、新たな基地局装置を検出するセルサーチを行う必要がない点に着目し、本発明をするに至った。
【0024】
すなわち、本発明の骨子は、検出済みの基地局が通信可能か否か判定し、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数未満である場合に検出していない基地局を探す通常のセルサーチを行い、かつ、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数以上である場合に前記セルサーチを行わないことにより、待ち受け中の周辺基地局の状態に変化がなく良好な状態であるにも関わらずに通常のセルサーチを行って新規に検出される基地局がないといった無駄な動作を省き、移動局を取り巻く回線状況が変化した場合に新規基地局を検出して待ち受け基地局の選択切り替えに遅れが発生せず、発呼率や着信率を劣化させないことである。
【0025】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る移動局装置の構成を示すブロック図である。図1の移動局装置100は、アンテナ101と、無線部102と、信号処理部103と、制御部104と、クロック制御部105とから主に構成される。
【0026】
信号処理部103は、AD部131と、受信データ処理部132と、遅延プロファイル計算部133と、拡散コード検出部134と、拡散タイミング検出部135と、レベル測定部136と、拡散コード発生部137と、拡散タイミング制御部138とから主に構成される。また、制御部104は、記憶部141と、判定部142と、計数部143と、タイマー144とから主に構成される。
【0027】
図1において、アンテナ101は、無線信号を受信する。無線部102は、アンテナ101において受信した無線信号をベースバンド周波数に変換し、得られたベースバンド信号をAD部131に出力する。また、無線部102は、タイマー144からの制御により電源の停止と起動が行われる。
【0028】
AD部131は、ベースバンド信号をアナログ信号からデジタル信号に変換して受信データ処理部132と遅延プロファイル計算部133に出力する。受信データ処理部132は、ベースバンド信号を制御部104で処理できる受信デ−タに変換して制御部104に出力する。
【0029】
遅延プロファイル計算部133は、タイマー144からの指示で起動を開始し、拡散コード発生部137で発生した拡散コードと拡散タイミング制御部138からの逆拡散開始タイミングの情報に基づいて、デジタル変換したベースバンド信号を逆拡散して遅延プロファイルを作成する。また、遅延プロファイル計算部133は、計数部143から新たに別の基地局を検出するセルサーチを行う指示を受けた場合、遅延プロファイルを複数回に及び作成する。そして、遅延プロファイル計算部133は、遅延プロファイルを拡散コード検出部134、拡散タイミング検出部135、及びレベル測定部136に出力する。
【0030】
拡散コード検出部134は、遅延プロファイル計算部133から出力された遅延プロファイルに基づいて基地局から送信された信号の拡散コードを検出して記憶部141に出力する。拡散タイミング検出部135は、遅延プロファイル計算部133から出力された遅延プロファイルに基づいて基地局から送信された信号の拡散タイミングを検出して記憶部141に出力する。レベル測定部136は、遅延プロファイルから、受信信号のレベルを測定して記憶部141と判定部142に出力する。
【0031】
拡散コード発生部137は、記憶部141に記憶された拡散コードを読み出し、遅延プロファイル計算部133に出力する。拡散タイミング制御部138は、記憶部141に記憶された拡散タイミングを読み出し、遅延プロファイル計算部133に出力する。
【0032】
記憶部141は、拡散コード検出部134から出力された拡散コードと、拡散タイミング検出部135から出力された拡散タイミングと、レベル測定部136から出力された測定レベル情報を、基地局毎に対応付けて記憶する。そして、記憶部141は、各基地局間のレベル差を比較し、順位付けを行う。又、判定部142によりレベルが所定の閾値未満と判断された場合は記憶部141は、その指定を受けた基地局デ−タを記憶しない。
【0033】
判定部142は、受信信号より拡散コードと拡散タイミングが検出済みの基地局と通信可能かどうか判定する。具体的には、判定部142は、受信信号の測定レベルが所定の閾値以上である場合、基地局と通信可能であると判定し、受信信号の測定レベルが所定の閾値未満である場合、基地局と通信不可能と判定する。そして、判定部142は、判定結果を計数部143に出力する。
【0034】
計数部143は、拡散コードと拡散タイミングが検出済みでかつ通信可能な基地局の数を計る。そして、計数部143は、この数が所定の閾値以上である場合、新たに基地局を検出する必要がないと判断し、タイマー144に、新たに基地局を検出するセルサーチを行わずに終了することを通知する。また、計数部143は、この数が所定の閾値未満である場合、新たに基地局を検出する必要があると判断し、記憶部141に拡散コ−ドと拡散タイミングを利用したセルサ−チを行う為の指示を行わないで、遅延プロファイル計算部133に、新たに基地局を検出する通常のセルサーチを行うことを指示する。
【0035】
タイマー144は、移動局全体の動作の起動と停止の制御を行う。具体的には、タイマー144は、セルサーチ開始の時刻になった時に、無線部102に起動開始を指示し、クロック制御部105にクロック動作の開始を指示する。又、通常のセルサーチを行う時には、タイマー144は、記憶部141に拡散コードと拡散タイミングを利用する指示を行わないで、遅延プロファイル計算部133に起動をかける。検出済みの拡散タイミングと拡散コードを用い既に検出済みの基地局のセルサ−チを行う場合は、タイマー144は、記憶部141に対して、拡散コ−ドと拡散タイミングを利用する旨を指示し、遅延プロファイル計算部133を起動する。
【0036】
また、タイマー144は、セルサーチ終了の時刻になった時、または計数部143から終了の指示を受けた時に、無線部102に起動終了を指示し、クロック制御部105にクロック動作の終了を指示する。このように、タイマー144は、一定周期毎にセルサーチの開始及び終了の指示を出力する。
【0037】
クロック制御部105は、タイマー144の指示に従い、信号処理部103にクロックの供給と停止を行う。
【0038】
次に、本実施の形態に係る移動局装置の動作について説明する。図2は、本実施の形態の移動局装置のセルサーチの動作の一例を示すフロー図である。
【0039】
ステップ(以下「ST」という)201では、タイマー144が、定期的なセルサ−チのタイミングをカウントし、セルサ−チのタイミングとなった場合に、ST202に進む。ST202では、タイマー144が無線部102及びクロック制御部105に対して起動指示を行う。
【0040】
ST203では、タイマー144が、待ち受け中基地局と既に検出済みの周辺基地局の拡散コードと拡散タイミングを出力する指示を記憶部141に行い、拡散コード発生部137と拡散タイミング制御部138は、記憶部141から、それぞれ拡散コ−ドと拡散タイミング情報を受け取る。
【0041】
次に、遅延プロファイル計算部133が、タイマ−144からの起動を受け取ると、遅延プロファイル計算部133が、拡散コード発生部137と拡散タイミング制御部138から出力された拡散コードと拡散タイミングを用いて遅延プロファイルを作成し、レベル測定部136が、この遅延プロファイルから基地局の受信レベルを検出し、判定部142が受信レベルが所定のレベル以上であるか否か判定する。以上の動作を記憶部141に記憶されている基地局数分、実行される。
【0042】
ST204では、制御部104において、受信レベルが所定のレベル以上である基地局数とあらかじめ設定されている閾値とを比較する。検出できた基地局数が閾値以上である場合、移動局が静止状態でかつ回線状況が良好な状態で、検出できる基地局数が安定していると判断し、ST206に進む。また、検出できた基地局数が閾値未満である場合、移動局が移動状態でかつ回線状況に変化が起こる状態で、検出できる基地局数が減少し、ST205に進む。
【0043】
ST205では、計数部143が記憶部141経由で、拡散コード発生部137と拡散タイミング制御部138に指示を与えないで、遅延プロファイル計算部に起動を掛ける。遅延プロファイル計算部133は、遅延プロファイルを複数回に及び作成し、その結果を受けた拡散コード検出部134と拡散タイミング検出部135とレベル測定部136の検出結果は、記憶部141に出力される。記憶部141は、拡散コード検出部134からの検出された拡散コードと拡散タイミング検出部135からの検出された拡散タイミングとレベル測定部136からのレベルを、基地局毎に記憶した後、ST206に進む。
【0044】
ST206では、タイマー144の指示により無線部102とクロック制御部105が動作を停止し、ST201に戻る。
【0045】
このように、本実施の形態の移動局装置によれば、検出済みの基地局から送信された受信信号のレベルを測定し、このレベルが所定の閾値以上である基地局の数が所定の値以上存在する場合、移動局が静止状態でかつ回線状況が良好な状態であると判断し、新たに基地局を検出するセルサーチを実行しないことにより、不必要な通常のセルサーチを実行することがなくなり、発呼率や着呼率を低下させずに消費電力を低減できる。
【0046】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、移動局装置として行う場合について説明しているが、これに限られるものではなく、このセルサーチ制御方法をソフトウェアとして行うことも可能である。
【0047】
例えば、上記セルサーチ制御方法を実行するプログラムを予めROM(Read Only Memory)に格納しておき、そのプログラムをCPU(Central Processor Unit)によって動作させるようにしても良い。
【0048】
また、上記セルサーチ制御方法を実行するプログラムをコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納し、記憶媒体に格納されたプログラムをコンピュータのRAM(Random Access Memory)に記録して、コンピュータをそのプログラムにしたがって動作させるようにしても良い。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の移動局装置及びセルサーチ制御方法によれば、移動局が静止状態でかつ回線状況が良好な状態で、検出できる基地局数が安定して複数検出できる場合に、検出した基地局数が閾値以上であれば、通常のセルサ−チ処理を実施しないことにより、無駄な通常のセルサ−チ処理をなくすことができ、無線部及び信号処理部の電力消費を低減して移動局のバッテリ−動作を長持ちさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る移動局装置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態の移動局装置のセルサーチの動作の一例を示すフロー図
【符号の説明】
102 無線部
103 信号処理部
104 制御部
105 クロック制御部
131 AD部
132 受信データ処理部
133 遅延プロファイル計算部
134 拡散コード検出部
135 拡散タイミング検出部
136 レベル測定部
137 拡散コード発生部
138 拡散タイミング制御部
141 記憶部
142 判定部
143 計数部
144 タイマー
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動局装置及びセルサーチ制御方法に関し、特にCDMA通信に用いて好適な移動局装置及びセルサーチ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在普及している移動通信システムでは、無線エリアを「セル」と呼ばれる複数の無線エリアに分割し、各セル毎に基地局を配備して当該セル内に移動してきた移動局との通信を行うことにより、移動局は最も近い基地局と通信を行う構成を取っている。
【0003】
各基地局は、移動局の同期用無線チャネルの信号を常に固定送信電力で送信している。その電波は、減衰しながら空間を伝播し、その伝播距離が遠くなればなるほどその減衰量が増える性質を持っている。従って、移動局がこの電波を受信すると、近い基地局からの同期用無線チャネルの受信品質が良好となり、遠い基地局からの同期用無線チャネルの受信品質が悪い結果となる。
【0004】
待ち受け中の移動局は、この同期用無線チャネルの回線品質を測定し監視することにより、通信に最適な基地局の同期用無線チャネルを見つけ出し、その後、待ち受け動作に入ることで発呼、着信に備える。この同期用無線チャネルを見つけ出し、見つけ出した同期用無線チャネルの回線品質を測定することを「セルサーチ」と言う。
【0005】
移動局が移動すると、各基地局から到来する同期用無線チャネルの状況は変化する。従って、移動局は常にこのセルサーチを行い、通信に最適な基地局を選び出して最適な基地局で待ち受け動作に入ることが、発呼率、着信率を維持する為に重要である。
【0006】
この同期用無線チャネルの信号は、基地局毎に異なる拡散タイミングと拡散コードで拡散されて送信されるので、移動局は、この同期用無線チャネルの信号の受信レベルを測定、又は復調する為に拡散タイミング及び拡散コードを検出する必要がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0007】
ところで、セルサーチは、新規に同期用無線チャネルの拡散タイミングと拡散コードを検出することにより新たな基地局を探し出しその回線品質を測定する通常のセルサーチと、すでに検出済みの拡散タイミングと拡散コードを用い既に検出済みの基地局に対して回線品質を再度測定する動作に分けられる。
【0008】
移動局は、この通常のセルサーチとすでに検出済みの拡散タイミングと拡散コードを用い既に検出済みの基地局に対して回線品質を再度測定する動作を繰り返している。そして、移動局は、それぞれの周辺基地局と待ち受け中の基地局の回線品質情報を基地局毎に保持し順位付け行うことにより、順位の入れ替えが発生した場合、その保持情報の内で最適な基地局に待ち受け対象基地局を変更する動作を行う。
【0009】
過去に検出したことのある基地局の拡散タイミングと拡散コードは、保持されて既知であるので、すでに検出済みの拡散タイミングと拡散コードを用いて復調やレベル測定を行うことにより、通常のセルサーチより短期間で回線品質を測定することができる。
【0010】
一方、移動局は、待ち受け中、動作が不要なタイミングでは無線部や信号処理部の電源やクロックの供給を停止して無駄な電流を削減させる間欠受信を行い、バッテリー動作を長持ちさせている。特に、通常のセルサーチは検出済みの基地局に対して回線品質を再度測定する動作より動作時間がかかるので、通常のセルサーチの頻度を減らすことが、消費電力の低減に有効である。
【0011】
ところが、移動局が移動する場合、または移動局を取り巻く周囲の障害物の状況が変化する場合、すでに検出済みの全ての基地局からの距離が大きく離れる、または回線品質が劣化するので、待ち受けるべきセルがなくなり圏外となってしまう。例えば、常に検出済みの拡散タイミングと拡散コードを用いたセルサ−チだけを行って、消費電力を低減している場合、新規基地局が取り込めない。そこで、従来の装置では、セルサーチ動作の中に通常のセルサーチを間引いて定期的に行わせ、通常のセルサーチの頻度を下げるといった方法を取っている。
【0012】
しかしながら、基地局と移動局の間に電波をさえぎる障害物がなく、移動局が同一セル内で静止している場合、通常のセルサーチにより無線部や信号処理部の動作で電力をより消費しているにもかかわらず、移動局で定期的に通常のセルサーチを行った結果、新規に基地局が検出されることはなく、検出済みの拡散タイミングと拡散コードを用いて既に検出済みの基地局を再度セルサ−チした結果と同じである。この結果、移動局は新たな基地局を発見することなく無駄な動作をしたことになり電力消費量が増大し、移動局の電池の消耗を早めてしまう。
【0013】
また、通常のセルサーチの頻度を低減させる為、通常のセルサーチの周期を長くする方法では、移動機を取り巻く回線状況が変化し現在検出されている基地局以外に最適な基地局が存在しても、その検出が通常のセルサーチ周期の長くなった分遅れ、基地局選択性能が劣化し発呼率や着呼率が低下する。
【0014】
【特許文献1】
特開2001−78245号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の装置においては、待ち受け時のセルサーチで電力を多く消費する問題がある。また、電力消費量を抑えるためにセルサーチの周期を長くした場合、新たに最適な基地局が存在した時に、この基地局を検出して選択するまでの時間がかかり、発呼率や着呼率が低下する問題もある。
【0016】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、発呼率や着呼率を低下させずに消費電力を低減できる移動局装置及びセルサーチ制御方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の移動局装置は、検出済みの基地局が通信可能か否か判定する判定手段と、通信可能な基地局の数を計る計数手段と、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数未満である場合に検出していない基地局を探す通常のセルサーチを行い、かつ、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数以上である場合に前記セルサーチを行わないセルサーチ手段と、を具備する構成を採る。
【0018】
この構成によれば、移動局が静止状態でかつ回線状況が良好な状態で、検出できる基地局数が安定して複数検出できる場合に、検出した基地局数が閾値以上であれば、通常のセルサ−チ処理を実施しないことにより、無駄な通常のセルサ−チ処理をなくすことができ、無線部及び信号処理部の電力消費を低減することができる。
【0019】
本発明の移動局装置は、基地局から送信された信号の拡散コードと拡散タイミングを検出する検出手段と、前記拡散コードと前記拡散タイミングを記憶する記憶手段と、前記拡散コードと前記拡散タイミングを用いて受信信号の遅延プロファイルを作成する遅延プロファイル計算手段と、前記遅延プロファイルから受信品質を測定するレベル測定手段と、を具備し、前記判定手段は、前記受信品質が所定のレベル以上である場合に基地局と通信可能であると判定する構成を採る。
【0020】
この構成によれば、検出済みの基地局から送信された受信信号のレベルを測定し、このレベルが所定の閾値以上である基地局の数が所定の値以上存在する場合、移動局が静止状態でかつ回線状況が良好な状態で、新たに基地局を検出する通常のセルサーチを実行しないことにより、不必要な通常のセルサーチを実行することがなくなり、発呼率や着呼率を低下させずに消費電力を低減できる。
【0021】
本発明のセルサーチ制御方法は、検出済みの基地局が通信可能か否か判定し、通信可能な基地局の数を計り、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数未満である場合に検出していない基地局を探す通常のセルサーチを行い、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数以上である場合に前記セルサーチを行わないようにした。
【0022】
この方法によれば、検出済みの基地局から送信された受信信号のレベルを測定し、このレベルが所定の閾値以上である基地局の数が所定の値以上存在する場合、移動局が静止状態でかつ回線状況が良好な状態で、新たに基地局を検出する通常のセルサーチを実行しないことにより、不必要な通常のセルサーチを実行することがなくなり、発呼率や着呼率を低下させずに消費電力を低減できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明者は、検出済みの基地局装置から送信される信号の拡散タイミングと拡散コードを用いたセルサ−チを行い、測定した回線品質が所定のレベル以上である場合、検出済みの基地局と通信可能であり、新たな基地局装置を検出するセルサーチを行う必要がない点に着目し、本発明をするに至った。
【0024】
すなわち、本発明の骨子は、検出済みの基地局が通信可能か否か判定し、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数未満である場合に検出していない基地局を探す通常のセルサーチを行い、かつ、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数以上である場合に前記セルサーチを行わないことにより、待ち受け中の周辺基地局の状態に変化がなく良好な状態であるにも関わらずに通常のセルサーチを行って新規に検出される基地局がないといった無駄な動作を省き、移動局を取り巻く回線状況が変化した場合に新規基地局を検出して待ち受け基地局の選択切り替えに遅れが発生せず、発呼率や着信率を劣化させないことである。
【0025】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る移動局装置の構成を示すブロック図である。図1の移動局装置100は、アンテナ101と、無線部102と、信号処理部103と、制御部104と、クロック制御部105とから主に構成される。
【0026】
信号処理部103は、AD部131と、受信データ処理部132と、遅延プロファイル計算部133と、拡散コード検出部134と、拡散タイミング検出部135と、レベル測定部136と、拡散コード発生部137と、拡散タイミング制御部138とから主に構成される。また、制御部104は、記憶部141と、判定部142と、計数部143と、タイマー144とから主に構成される。
【0027】
図1において、アンテナ101は、無線信号を受信する。無線部102は、アンテナ101において受信した無線信号をベースバンド周波数に変換し、得られたベースバンド信号をAD部131に出力する。また、無線部102は、タイマー144からの制御により電源の停止と起動が行われる。
【0028】
AD部131は、ベースバンド信号をアナログ信号からデジタル信号に変換して受信データ処理部132と遅延プロファイル計算部133に出力する。受信データ処理部132は、ベースバンド信号を制御部104で処理できる受信デ−タに変換して制御部104に出力する。
【0029】
遅延プロファイル計算部133は、タイマー144からの指示で起動を開始し、拡散コード発生部137で発生した拡散コードと拡散タイミング制御部138からの逆拡散開始タイミングの情報に基づいて、デジタル変換したベースバンド信号を逆拡散して遅延プロファイルを作成する。また、遅延プロファイル計算部133は、計数部143から新たに別の基地局を検出するセルサーチを行う指示を受けた場合、遅延プロファイルを複数回に及び作成する。そして、遅延プロファイル計算部133は、遅延プロファイルを拡散コード検出部134、拡散タイミング検出部135、及びレベル測定部136に出力する。
【0030】
拡散コード検出部134は、遅延プロファイル計算部133から出力された遅延プロファイルに基づいて基地局から送信された信号の拡散コードを検出して記憶部141に出力する。拡散タイミング検出部135は、遅延プロファイル計算部133から出力された遅延プロファイルに基づいて基地局から送信された信号の拡散タイミングを検出して記憶部141に出力する。レベル測定部136は、遅延プロファイルから、受信信号のレベルを測定して記憶部141と判定部142に出力する。
【0031】
拡散コード発生部137は、記憶部141に記憶された拡散コードを読み出し、遅延プロファイル計算部133に出力する。拡散タイミング制御部138は、記憶部141に記憶された拡散タイミングを読み出し、遅延プロファイル計算部133に出力する。
【0032】
記憶部141は、拡散コード検出部134から出力された拡散コードと、拡散タイミング検出部135から出力された拡散タイミングと、レベル測定部136から出力された測定レベル情報を、基地局毎に対応付けて記憶する。そして、記憶部141は、各基地局間のレベル差を比較し、順位付けを行う。又、判定部142によりレベルが所定の閾値未満と判断された場合は記憶部141は、その指定を受けた基地局デ−タを記憶しない。
【0033】
判定部142は、受信信号より拡散コードと拡散タイミングが検出済みの基地局と通信可能かどうか判定する。具体的には、判定部142は、受信信号の測定レベルが所定の閾値以上である場合、基地局と通信可能であると判定し、受信信号の測定レベルが所定の閾値未満である場合、基地局と通信不可能と判定する。そして、判定部142は、判定結果を計数部143に出力する。
【0034】
計数部143は、拡散コードと拡散タイミングが検出済みでかつ通信可能な基地局の数を計る。そして、計数部143は、この数が所定の閾値以上である場合、新たに基地局を検出する必要がないと判断し、タイマー144に、新たに基地局を検出するセルサーチを行わずに終了することを通知する。また、計数部143は、この数が所定の閾値未満である場合、新たに基地局を検出する必要があると判断し、記憶部141に拡散コ−ドと拡散タイミングを利用したセルサ−チを行う為の指示を行わないで、遅延プロファイル計算部133に、新たに基地局を検出する通常のセルサーチを行うことを指示する。
【0035】
タイマー144は、移動局全体の動作の起動と停止の制御を行う。具体的には、タイマー144は、セルサーチ開始の時刻になった時に、無線部102に起動開始を指示し、クロック制御部105にクロック動作の開始を指示する。又、通常のセルサーチを行う時には、タイマー144は、記憶部141に拡散コードと拡散タイミングを利用する指示を行わないで、遅延プロファイル計算部133に起動をかける。検出済みの拡散タイミングと拡散コードを用い既に検出済みの基地局のセルサ−チを行う場合は、タイマー144は、記憶部141に対して、拡散コ−ドと拡散タイミングを利用する旨を指示し、遅延プロファイル計算部133を起動する。
【0036】
また、タイマー144は、セルサーチ終了の時刻になった時、または計数部143から終了の指示を受けた時に、無線部102に起動終了を指示し、クロック制御部105にクロック動作の終了を指示する。このように、タイマー144は、一定周期毎にセルサーチの開始及び終了の指示を出力する。
【0037】
クロック制御部105は、タイマー144の指示に従い、信号処理部103にクロックの供給と停止を行う。
【0038】
次に、本実施の形態に係る移動局装置の動作について説明する。図2は、本実施の形態の移動局装置のセルサーチの動作の一例を示すフロー図である。
【0039】
ステップ(以下「ST」という)201では、タイマー144が、定期的なセルサ−チのタイミングをカウントし、セルサ−チのタイミングとなった場合に、ST202に進む。ST202では、タイマー144が無線部102及びクロック制御部105に対して起動指示を行う。
【0040】
ST203では、タイマー144が、待ち受け中基地局と既に検出済みの周辺基地局の拡散コードと拡散タイミングを出力する指示を記憶部141に行い、拡散コード発生部137と拡散タイミング制御部138は、記憶部141から、それぞれ拡散コ−ドと拡散タイミング情報を受け取る。
【0041】
次に、遅延プロファイル計算部133が、タイマ−144からの起動を受け取ると、遅延プロファイル計算部133が、拡散コード発生部137と拡散タイミング制御部138から出力された拡散コードと拡散タイミングを用いて遅延プロファイルを作成し、レベル測定部136が、この遅延プロファイルから基地局の受信レベルを検出し、判定部142が受信レベルが所定のレベル以上であるか否か判定する。以上の動作を記憶部141に記憶されている基地局数分、実行される。
【0042】
ST204では、制御部104において、受信レベルが所定のレベル以上である基地局数とあらかじめ設定されている閾値とを比較する。検出できた基地局数が閾値以上である場合、移動局が静止状態でかつ回線状況が良好な状態で、検出できる基地局数が安定していると判断し、ST206に進む。また、検出できた基地局数が閾値未満である場合、移動局が移動状態でかつ回線状況に変化が起こる状態で、検出できる基地局数が減少し、ST205に進む。
【0043】
ST205では、計数部143が記憶部141経由で、拡散コード発生部137と拡散タイミング制御部138に指示を与えないで、遅延プロファイル計算部に起動を掛ける。遅延プロファイル計算部133は、遅延プロファイルを複数回に及び作成し、その結果を受けた拡散コード検出部134と拡散タイミング検出部135とレベル測定部136の検出結果は、記憶部141に出力される。記憶部141は、拡散コード検出部134からの検出された拡散コードと拡散タイミング検出部135からの検出された拡散タイミングとレベル測定部136からのレベルを、基地局毎に記憶した後、ST206に進む。
【0044】
ST206では、タイマー144の指示により無線部102とクロック制御部105が動作を停止し、ST201に戻る。
【0045】
このように、本実施の形態の移動局装置によれば、検出済みの基地局から送信された受信信号のレベルを測定し、このレベルが所定の閾値以上である基地局の数が所定の値以上存在する場合、移動局が静止状態でかつ回線状況が良好な状態であると判断し、新たに基地局を検出するセルサーチを実行しないことにより、不必要な通常のセルサーチを実行することがなくなり、発呼率や着呼率を低下させずに消費電力を低減できる。
【0046】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、移動局装置として行う場合について説明しているが、これに限られるものではなく、このセルサーチ制御方法をソフトウェアとして行うことも可能である。
【0047】
例えば、上記セルサーチ制御方法を実行するプログラムを予めROM(Read Only Memory)に格納しておき、そのプログラムをCPU(Central Processor Unit)によって動作させるようにしても良い。
【0048】
また、上記セルサーチ制御方法を実行するプログラムをコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納し、記憶媒体に格納されたプログラムをコンピュータのRAM(Random Access Memory)に記録して、コンピュータをそのプログラムにしたがって動作させるようにしても良い。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の移動局装置及びセルサーチ制御方法によれば、移動局が静止状態でかつ回線状況が良好な状態で、検出できる基地局数が安定して複数検出できる場合に、検出した基地局数が閾値以上であれば、通常のセルサ−チ処理を実施しないことにより、無駄な通常のセルサ−チ処理をなくすことができ、無線部及び信号処理部の電力消費を低減して移動局のバッテリ−動作を長持ちさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る移動局装置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態の移動局装置のセルサーチの動作の一例を示すフロー図
【符号の説明】
102 無線部
103 信号処理部
104 制御部
105 クロック制御部
131 AD部
132 受信データ処理部
133 遅延プロファイル計算部
134 拡散コード検出部
135 拡散タイミング検出部
136 レベル測定部
137 拡散コード発生部
138 拡散タイミング制御部
141 記憶部
142 判定部
143 計数部
144 タイマー
Claims (3)
- 検出済みの基地局が通信可能か否か判定する判定手段と、通信可能な基地局の数を計る計数手段と、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数未満である場合に検出していない基地局を探す通常のセルサーチを行い、かつ、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数以上である場合に前記セルサーチを行わないセルサーチ手段と、を具備することを特徴とする移動局装置。
- 基地局から送信された信号の拡散コードと拡散タイミングを検出する検出手段と、前記拡散コードと前記拡散タイミングを記憶する記憶手段と、前記拡散コードと前記拡散タイミングを用いて受信信号の遅延プロファイルを作成する遅延プロファイル計算手段と、前記遅延プロファイルから受信品質を測定するレベル測定手段と、を具備し、前記判定手段は、前記受信品質が所定のレベル以上である場合に基地局と通信可能であると判定することを特徴とする請求項1に記載の移動局装置。
- 検出済みの基地局が通信可能か否か判定し、通信可能な基地局の数を計り、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数未満である場合に検出していない基地局を探す通常のセルサーチを行い、通信可能な検出済みの基地局が待ち受け時に必要な所定の数以上である場合に前記セルサーチを行わないことを特徴とするセルサーチ制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002268948A JP2004112094A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 移動局装置及びセルサーチ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002268948A JP2004112094A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 移動局装置及びセルサーチ制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004112094A true JP2004112094A (ja) | 2004-04-08 |
Family
ID=32267024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002268948A Pending JP2004112094A (ja) | 2002-09-13 | 2002-09-13 | 移動局装置及びセルサーチ制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004112094A (ja) |
Cited By (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005114860A1 (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-01 | Nec Corporation | セル・サーチ処理のスケジューリング方法 |
| JP2006229292A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Nec Corp | 通信品質測定方法および携帯通信端末 |
| JP2008187523A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Nec Corp | 無線装置、消費電力制御方法及び消費電力制御プログラム |
| JP2011103672A (ja) * | 2004-05-07 | 2011-05-26 | Qualcomm Inc | 電力効率のよいマルチアンテナワイヤレスデバイス |
| JP2011530237A (ja) * | 2008-08-01 | 2011-12-15 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 干渉除去を用いたセル検知 |
| US8503591B2 (en) | 2008-08-19 | 2013-08-06 | Qualcomm Incorporated | Enhanced geran receiver using channel input beamforming |
| US8509293B2 (en) | 2008-08-19 | 2013-08-13 | Qualcomm Incorporated | Semi-coherent timing propagation for GERAN multislot configurations |
| US8619928B2 (en) | 2009-09-03 | 2013-12-31 | Qualcomm Incorporated | Multi-stage interference suppression |
| US8675796B2 (en) | 2008-05-13 | 2014-03-18 | Qualcomm Incorporated | Interference cancellation under non-stationary conditions |
| US8787509B2 (en) | 2009-06-04 | 2014-07-22 | Qualcomm Incorporated | Iterative interference cancellation receiver |
| US8831149B2 (en) | 2009-09-03 | 2014-09-09 | Qualcomm Incorporated | Symbol estimation methods and apparatuses |
| US8995417B2 (en) | 2008-06-09 | 2015-03-31 | Qualcomm Incorporated | Increasing capacity in wireless communication |
| JP2015512203A (ja) * | 2012-02-10 | 2015-04-23 | アップル インコーポレイテッド | 無線ネットワークにおける電力消費を改善するための方法及び装置 |
| US9055545B2 (en) | 2005-08-22 | 2015-06-09 | Qualcomm Incorporated | Interference cancellation for wireless communications |
| US9071344B2 (en) | 2005-08-22 | 2015-06-30 | Qualcomm Incorporated | Reverse link interference cancellation |
| US9160577B2 (en) | 2009-04-30 | 2015-10-13 | Qualcomm Incorporated | Hybrid SAIC receiver |
| US9237515B2 (en) | 2008-08-01 | 2016-01-12 | Qualcomm Incorporated | Successive detection and cancellation for cell pilot detection |
| US9509452B2 (en) | 2009-11-27 | 2016-11-29 | Qualcomm Incorporated | Increasing capacity in wireless communications |
| US9673837B2 (en) | 2009-11-27 | 2017-06-06 | Qualcomm Incorporated | Increasing capacity in wireless communications |
| JP2018191089A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | Kddi株式会社 | 無線通信装置、通信制御方法、及び、コンピュータプログラム |
| US11272418B2 (en) | 2017-04-28 | 2022-03-08 | Kddi Corporation | Wireless communication device, communication control method, and computer program |
-
2002
- 2002-09-13 JP JP2002268948A patent/JP2004112094A/ja active Pending
Cited By (28)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011103672A (ja) * | 2004-05-07 | 2011-05-26 | Qualcomm Inc | 電力効率のよいマルチアンテナワイヤレスデバイス |
| WO2005114860A1 (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-01 | Nec Corporation | セル・サーチ処理のスケジューリング方法 |
| JP2006229292A (ja) * | 2005-02-15 | 2006-08-31 | Nec Corp | 通信品質測定方法および携帯通信端末 |
| US9071344B2 (en) | 2005-08-22 | 2015-06-30 | Qualcomm Incorporated | Reverse link interference cancellation |
| US9055545B2 (en) | 2005-08-22 | 2015-06-09 | Qualcomm Incorporated | Interference cancellation for wireless communications |
| JP2008187523A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Nec Corp | 無線装置、消費電力制御方法及び消費電力制御プログラム |
| US8675796B2 (en) | 2008-05-13 | 2014-03-18 | Qualcomm Incorporated | Interference cancellation under non-stationary conditions |
| US9014152B2 (en) | 2008-06-09 | 2015-04-21 | Qualcomm Incorporated | Increasing capacity in wireless communications |
| US9408165B2 (en) | 2008-06-09 | 2016-08-02 | Qualcomm Incorporated | Increasing capacity in wireless communications |
| US8995417B2 (en) | 2008-06-09 | 2015-03-31 | Qualcomm Incorporated | Increasing capacity in wireless communication |
| US9237515B2 (en) | 2008-08-01 | 2016-01-12 | Qualcomm Incorporated | Successive detection and cancellation for cell pilot detection |
| US9277487B2 (en) | 2008-08-01 | 2016-03-01 | Qualcomm Incorporated | Cell detection with interference cancellation |
| JP2011530237A (ja) * | 2008-08-01 | 2011-12-15 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | 干渉除去を用いたセル検知 |
| US8509293B2 (en) | 2008-08-19 | 2013-08-13 | Qualcomm Incorporated | Semi-coherent timing propagation for GERAN multislot configurations |
| US8503591B2 (en) | 2008-08-19 | 2013-08-06 | Qualcomm Incorporated | Enhanced geran receiver using channel input beamforming |
| US9160577B2 (en) | 2009-04-30 | 2015-10-13 | Qualcomm Incorporated | Hybrid SAIC receiver |
| US8787509B2 (en) | 2009-06-04 | 2014-07-22 | Qualcomm Incorporated | Iterative interference cancellation receiver |
| US8619928B2 (en) | 2009-09-03 | 2013-12-31 | Qualcomm Incorporated | Multi-stage interference suppression |
| US8831149B2 (en) | 2009-09-03 | 2014-09-09 | Qualcomm Incorporated | Symbol estimation methods and apparatuses |
| US9509452B2 (en) | 2009-11-27 | 2016-11-29 | Qualcomm Incorporated | Increasing capacity in wireless communications |
| US9673837B2 (en) | 2009-11-27 | 2017-06-06 | Qualcomm Incorporated | Increasing capacity in wireless communications |
| US10790861B2 (en) | 2009-11-27 | 2020-09-29 | Qualcomm Incorporated | Increasing capacity in wireless communications |
| JP2015512203A (ja) * | 2012-02-10 | 2015-04-23 | アップル インコーポレイテッド | 無線ネットワークにおける電力消費を改善するための方法及び装置 |
| US9474029B2 (en) | 2012-02-10 | 2016-10-18 | Apple Inc. | Methods and apparatus for improving power consumption in a wireless network |
| US9955427B2 (en) | 2012-02-10 | 2018-04-24 | Apple Inc. | Methods and apparatus for improving power consumption in a wireless network |
| JP2018191089A (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-29 | Kddi株式会社 | 無線通信装置、通信制御方法、及び、コンピュータプログラム |
| US11272418B2 (en) | 2017-04-28 | 2022-03-08 | Kddi Corporation | Wireless communication device, communication control method, and computer program |
| US12408012B2 (en) | 2017-04-28 | 2025-09-02 | Kddi Corporation | Wireless communication device, communication control method, and computer program |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2004112094A (ja) | 移動局装置及びセルサーチ制御方法 | |
| US6185423B1 (en) | Method and apparatus for selecting a communication channel in a communication network | |
| JP3356707B2 (ja) | 移動通信端末装置 | |
| EP0837617A2 (en) | Mobile station | |
| JP2005039471A (ja) | 移動通信端末の間欠受信制御方法及び移動通信端末 | |
| US7526257B2 (en) | Mobile communication terminal and cell search circuit | |
| KR20010021100A (ko) | 통신 디바이스의 전력 소모를 줄이는 방법 및 장치 | |
| US20040185820A1 (en) | Mobile communication terminal apparatus which performs intermittent reception | |
| JP2004221671A (ja) | 移動局装置、及びセルサーチ制御方法並びにプログラム | |
| JP2003169011A (ja) | 携帯端末装置 | |
| JP2005012429A (ja) | 移動通信端末及びハンドオーバ制御方法 | |
| JP3403950B2 (ja) | 移動局装置、移動局装置における報知チャンネル受信方法、及び移動局装置におけるセルサーチ方法 | |
| JP2009296267A (ja) | 移動通信端末装置及び送信電力設定方法 | |
| JPH10174155A (ja) | ホーム網探索装置、それを備えた移動局及び移動局のホーム網探索方法 | |
| JP2004297121A (ja) | 携帯端末 | |
| US6973310B2 (en) | Fast reacquisition after long sleep | |
| JP3482931B2 (ja) | Ds/cdma移動体通信システムの無線通信装置およびサーチャ制御方法 | |
| JP2008148136A (ja) | 無線通信端末 | |
| EP1146756A1 (en) | Mobile station and method for dynamic monitoring of neighbouring cells | |
| JP2005101820A (ja) | 通信端末装置および通信システム選択方法 | |
| WO2001031961A1 (en) | Mobile communication terminal and handover control method | |
| JP2004356991A (ja) | 通信端末の圏外判定方法、無線通信システム切替方法及び通信端末 | |
| JP3633513B2 (ja) | 移動通信システムにおける所望の処理負荷を決定する方法および移動局 | |
| JP3758421B2 (ja) | ゾーン移行制御方法 | |
| JP2001128204A (ja) | 移動体通信端末装置およびハンドオーバ制御方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050905 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070802 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070814 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071204 |