JP2004102525A - 口座取引システムおよび口座取引通知方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネット上での口座取引や取引確認において、利用者がアクセスするウェブページのURLを定期的に変更するとともに必要に応じて登録された電子メールアドレスに通知し、セキュリティ性を向上させる。
【解決手段】口座取引が行われるとその情報がセンタサーバに通知され、ユーザに確認用ウェブページのURLを記したメールが送付される。ユーザはメールに記載されたURLにアクセスし、銀行側の管理テーブルに登録済みのIDとパスワードによりログインし、口座取引内容を確認する。確認用ウェブページのURL利用者毎に設定されており、固定ではなく定期的またはアクセス毎に更新される。これにより、IDやパスワードを盗まれても第三者にはアクセスすべきURLが特定できないため取引内容が閲覧されるのを防止することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】口座取引が行われるとその情報がセンタサーバに通知され、ユーザに確認用ウェブページのURLを記したメールが送付される。ユーザはメールに記載されたURLにアクセスし、銀行側の管理テーブルに登録済みのIDとパスワードによりログインし、口座取引内容を確認する。確認用ウェブページのURL利用者毎に設定されており、固定ではなく定期的またはアクセス毎に更新される。これにより、IDやパスワードを盗まれても第三者にはアクセスすべきURLが特定できないため取引内容が閲覧されるのを防止することができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は口座取引システムおよび口座取引通知方法に関し、特に、銀行ATMなどで行った口座取引の内容をペーパーレスで確認するシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、銀行のATM(Automatic Teller Machine:自動窓口機)で利用者が口座取引を行うと、取引内容を示す紙片がプリントアウトされ、利用者はそれを見て取引内容を確認することができる。しかしながら近年では環境保護や経費節減の観点からペーパーレス化が強く主張されてきており、取引内容のプリントアウトを廃止する試みが行われている。
【0003】
あるシステムでは、ATMで行った取引内容を表した電子メールを作成し、それを利用者の情報通信端末に送信する(例えば、特許文献1)。図7に示すように、ATM端末10で行った取引内容がインターネット20を介して銀行側で管理するセンタメールサーバ100に送られ、サーバ100で取引内容を示す電子メールが作成され、利用者のパーソナルコンピュータや携帯電話機等のユーザ端末30に送信される。利用者は送られてきた電子メールを参照することにより、先ほど行った口座取引の内容や口座残高等を確認することができる。
【0004】
また、図8に示すように、ユーザ端末30からインターネット20を介して銀行のセンタWWWサーバ110にアクセスし、ホームページ111でユーザIDやパスワード等を入力して自分の口座の取引内容を閲覧できるようにしたシステムも実用化されている。このようなシステムでは、取引内容の閲覧のみならず、口座間の振り替えや金融商品の購入/売却、第三者の口座への振り込み手続き等の口座取引自体をインターネット上で行えるようにしているシステムもある。この場合、ホームページ111のURLは予め銀行側から通知された固定のURLである。
【0005】
また、本願発明に関連する技術として、URLを表示した電子メールを作成して利用者に送信し、利用者が電子メールに記述されたURLにアクセスしてデータを取得するようにした情報提供システムや方法がある(例えば、特許文献2および特許文献3)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−143974号公報(図6等)
【特許文献2】
特開2002−99813号公報(明細書段落0004等)
【特許文献3】
特開2001−222567号公報(明細書段落0013、0014)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電子メールにそのまま取引内容を記載してユーザ端末に送信するシステムでは、当該電子メールを他人に傍受された場合に取引内容その他の口座情報が第三者に漏れてしまう。また、銀行側のホームページにアクセスして口座内容を閲覧できるようにしたシステムでは、何らかの方法により第三者がユーザIDとパスワードを入手した場合、その第三者が本人になりすまして銀行のホームページで口座内容を閲覧できてしまう。さらにシステムがインターネットを介した振り込み手続きなどの口座取引サービスを提供している場合には、第三者の不正なアクセスによって多大な損害が生じてしまう場合がある。すなわち、上述したようなシステムや方法ではセキュリティ面で不安が残るという問題があった。
【0008】
本発明は上記の問題に鑑み、インターネットを利用して口座取引や取引通知を行うシステムにおいて、利用者がアクセスするウェブページのURLを定期的に変更するようにして、セキュリティ性を向上させた口座取引システムおよび口座取引通知方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本願に係る発明は、利用者の行った口座取引の内容を当該利用者の情報通信端末で確認させるシステムであって、
利用者が実際に口座取引を行うための自動窓口機と、前記利用者が行った取引内容をウェブページに掲載して提供するセンタサーバとを備え、
当該センタサーバが、前記ウェブページのURLを定期的またはアクセス毎に変更するURL変更手段と、前記ウェブページのURLを前記利用者の情報通信端末へ電子メールで通知する電子メール手段と、前記ウェブページへのアクセスに対し少なくともユーザIDとパスワードを用いた本人確認を行う認証手段と、少なくとも前記ユーザID、パスワード、電子メールアドレス、その時点での前記利用者用に設定されたURLが登録された管理テーブルと、を備えることを特徴とする。
【0010】
このシステムでは口座取引が行われるとその情報がセンタサーバに通知され、ユーザに確認用ウェブページのURLを記したメールが送付される。ユーザはメールに記載されたURLにアクセスし、銀行側の管理テーブルに登録済みのIDとパスワードによりログインし、口座取引内容を確認する。確認用ウェブページのURLは固定ではなく、定期的またはアクセス毎に更新されるため、IDやパスワードを盗まれても第三者にはアクセスすべきURLが不明であるため取引内容が閲覧されることがない。
【0011】
この口座取引システムにおいて、前記URL変更手段は、前記ウェブページのURLの所定範囲につき文字と数字をランダムに組み合わせて新たなURLを作成することを特徴とする。このようにURLを作成し更新していくことによって、パスワード等が第三者に漏れた場合でもアクセス先URLが特定される可能性を排除することができる。
【0012】
また、本発明のシステムでは、前記電子メール手段が、前記利用者の情報通信端末からURL通知依頼を受けた場合に、前記管理テーブルを参照して登録されているURLを登録されているメールアドレスにメールで通知することを特徴とする。上述の通りアクセス先URLは定期的に変更されるので、正当な利用者がアクセスしたい場合にはユーザ端末に現時点でのアクセス先URLを通知してもらうようにする。この電子メールは管理テーブルに登録されたユーザの電子メールアドレスに送信されるので、受け取った利用者は表示されたURLにアクセスしてパスワード認証を行い取引内容を閲覧することができる。
【0013】
また、本発明に係る口座取引通知方法は、利用者の行った口座取引の内容を当該利用者の情報通信端末で確認させる口座取引通知方法であって、
口座取引の事実およびその内容を取得するステップと、前記利用者の取引内容を示すウェブページを用意するステップと、前記ウェブページのURLを定期的またはアクセス毎に変更するステップと、前記ウェブページのURLを前記利用者の情報通信端末へ電子メールで通知するステップと、前記ウェブページへのアクセスに対し、ユーザIDとパスワードによる認証を行うステップとを備えることを特徴とする。
【0014】
この口座取引通知方法において、前記ウェブページのURLを変更するステップは、前記ウェブページのURLの所定範囲につき文字と数字をランダムに組み合わせて新たなURLを作成することが望ましい。また、当該方法がさらに、前記利用者の情報通信端末からのURL通知依頼を受けた場合に、前記変更されたURLを電子メールで通知するステップを備えることが望ましい。
【0015】
さらに、本願発明は利用者の情報通信端末から業者側で管理するウェブページにアクセスして口座取引を行う口座取引システムに関し、
前記ウェブページのURLを定期的に変更するURL変更手段と、前記ウェブページのURLを前記利用者の情報通信端末へ電子メールで通知する電子メール手段と、前記ウェブページへのアクセスに対し少なくともユーザIDとパスワードを用いた本人確認を行う認証手段と、少なくとも前記ユーザID、パスワード、電子メールアドレス、その時点での前記利用者用に設定されたURLが登録された管理テーブルと、を備え、
前記URL変更手段は、前記ウェブページのURLの所定範囲につき文字と数字をランダムに組み合わせて新たなURLを作成することを特徴とする。
このように、インターネットで振り込み等の口座取引を行うシステムにおいても、アクセス先URLを定期的に変更するとともにパスワード認証を行うようにすれば、電子メールを傍受された場合またはパスワード等が漏れた場合であっても、第三者の不正アクセスを防ぐことができる。
【0016】
この口座取引システムにおいて、前記利用者の情報通信端末からアクセスして口座取引を行うウェブページは、ユーザ毎に異なるURLのものが用意されていることを特徴とする。また、前記電子メール手段は、前記利用者の情報通信端末からのURL通知依頼を受けた場合に、前記管理テーブルを参照して登録されているURLを登録されている電子メールアドレスにメールで通知することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本発明の実施形態の構成を示す概略図である。図1に示すように、本実施形態のシステムは、ユーザ側で操作するATM(Automatic Teller Machine:自動窓口機)端末10と、インターネット20を介して情報通信可能なユーザ端末30と、銀行側で管理するセンタサーバ40とを備えている。
【0018】
ATM端末10は銀行の本店・支店、その他出張所等に設置されている現金自動預け払い機である。ユーザはATM端末10を利用して預金口座への入出金の他に振り込み等の口座取引を行うことができる。このATM端末10はインターネット20を介してセンタサーバ40と接続しており、利用者がATM端末10で口座取引を行った場合にその情報がセンタサーバ40に送られる。
【0019】
ユーザ端末30は例えば職場のパーソナルコンピュータや利用者の所有するデータ通信可能な携帯電話端末、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Access)などユーザの利用する情報通信端末であり、少なくとも電子メール機能とブラウザ機能を備えている。
【0020】
センタサーバ40は、WWW(World Wide Web)サーバ手段41と、URL(Uniform Resource Locator)作成変更手段42と、電子メール手段43と、認証手段44と、これらの手段が参照・更新する管理テーブル45とを備えている。WWWサーバ手段41はATM端末10から口座取引情報を受け取って、ユーザが取引内容を確認するためのウェブページ41aを作成し管理する。すなわち、ユーザ端末30からウェブページ41aへアクセスすれば、そのユーザが行った口座取引内容がユーザ端末30に表示され、ユーザはこれを見て取引内容を確認することができる。このウェブページのURLはユーザ毎に別個に設定され、後述するようにURL作成変更手段42によって定期的に変更される。
【0021】
URL作成変更手段42は、前記ウェブページ41aのURLを決定あるいは変更する。このURL作成処理では、URLを構成する文字列のうち所定の範囲につき、アルファベットや数字をランダムに組み合わせることにより新たなURLを作成する。また、URL作成変更手段42は、新規保存あるいは変更の対象となるウェブページのURLを決定したら、WWWサーバ手段41が管理する記憶手段内で前記URLに相当するディレクトリにウェブページを新規保存あるいは前の場所から移動させる。具体的には、URLを例えば「http://www.nec.co.jp/ja/(この部分をランダムな文字列で作成する)/account.html」に決定したら、WWWサーバ手段41の記憶手段に「ja/(決定したランダム文字列)/」なるフォルダを作成し、そこに「account.html」というファイル名で保存する。さらに、URL作成変更手段42は管理テーブル45にアクセスし、登録されたURL情報の更新を行う。なお、1ユーザに1つのURLが割り当てられ、URL更新により不要となったURLは随時削除される。
【0022】
ここで、URL作成変更手段によるURLの更新は、例えば1日1回など定期的に行われる。あるいは、ユーザがそのURLにアクセスする都度変更するようにしてもよい。また、本システムの利用者が多数いる場合にはすべての登録URLを同時に変更するのではなく、口座番号、年齢、居住地区、性別等で複数のカテゴリに分けて適宜数づつURL更新作業を進めるようにするとURL作成変更手段42の処理負担が軽減される。
【0023】
ここで、管理テーブル45の構成を図2に示す。管理テーブル45には少なくとも、利用者毎に、口座番号、ユーザID、住所氏名や年齢・性別等の個人情報、電子メールアドレス、そのユーザの口座取引内容を示すウェブページのURL、当該URLにアクセスするためのパスワード、が登録されている。この登録情報のうちURL情報以外は口座開設時または本システムのサービス契約時などに取得して登録される。URL情報欄にはウェブページが作成されたときにURL作成変更手段42により決定されたURLが登録され、その後もURL作成変更手段42がURLを更新する都度この登録情報も更新される。
【0024】
電子メール手段43は、管理テーブル45を参照し、ユーザに割り当てられたURLを電子メールに記載して、当該ユーザの電子メールアドレスに送信する。この電子メールの送信は、WWWサーバ手段41がATM端末10から通知を受けてウェブページを更新した場合(すなわち、ATM端末10で口座取引が行われた場合)と、ユーザ端末30からURL通知要求を受けた場合に行われる。なお、ユーザ端末30からURL通知要求を受けた場合は、ユーザIDやパスワードによる本人確認を行うようにしてもよい。
【0025】
認証手段44は、前記ウェブページ41aへのアクセス要求に対し、ユーザIDとパスワード情報の提供を求める。そして提供されたユーザIDとパスワードを管理テーブル45で確認し、登録データと一致した場合にのみウェブページ41aへのアクセスを許可する。ユーザIDとパスワードが合っていなければ再入力を促し、所定回数(例えば3回)連続してパスワード等が不一致の場合はアクセスを拒絶する。
【0026】
図3および図4のフローチャートを参照して、センタサーバ40の動作例を説明する。本実施例において、本システムによるサービスの利用を希望するユーザについては、予め口座番号や電子メールアドレスなど、管理テーブル45においてURL情報以外のデータを取得し、ユーザIDとパスワードを設定しておくものとする。なお、セキュリティ保全のためにユーザIDやパスワードの通知は電子メール等では行わず、書留郵便等の手段で行うことが望ましい。
【0027】
登録ユーザがATM端末10で口座取引を行うと、取引が行われた事実およびその内容がセンタサーバ40に通知される(ステップS1)。センタサーバ40のWWWサーバ手段41は受け取った情報に基づき当該ユーザの行った取引内容を示すウェブページ41aを作成する(ステップS2)。
【0028】
次に、URL作成変更手段43がこのウェブページのURLを決定し、管理テーブル45に登録する(ステップS3)。上述したように、このURL作成処理はアルファベットや数字をランダムに組み合わせることにより行われ、ウェブページはここで作成されたURLのディレクトリに保存される。
【0029】
ここで決定したURLは、電子メールでユーザ端末30に通知される(ステップS4)。すなわち、電子メール手段43が電子メールにURLを記載し、管理テーブル45を参照して登録された電子メールアドレスに送信する。これにより、ユーザ端末30にURLが記載された電子メールが表示され、ユーザはブラウザ手段を利用して当該URLへアクセス要求を行うことができる。
【0030】
認証手段44はWWWサーバ手段41へのアクセスを監視しており、ウェブページへのアクセス要求があったらこれを検出する。ユーザ端末30からURLへのアクセス要求を受けたら(ステップS5)、認証手段44はユーザIDとパスワードを要求する(ステップS6)。利用者がユーザ端末30からIDとパスワードを入力すると、これがセンタサーバ40に送られ認証手段44が管理テーブル45の登録データと比較する(ステップS7)。ここでユーザIDとパスワードが一致すれば、前記URLすなわちユーザの取引内容を示すウェブページの閲覧が許可され、ユーザはユーザ端末30のブラウザ手段によりこれを確認することができる(ステップS8)。
【0031】
一方、ユーザ端末30からのユーザIDおよびパスワードが登録データと一致しない場合は(ステップS7:NO)、再びユーザIDとパスワードの入力を要求する(ステップS6へ)。また、所定の回数以上データが不一致の場合は(ステップS9)、前記URLへのアクセスすなわちウェブページの閲覧を拒絶する(ステップS10)。
【0032】
ステップS4にてURLを通知した後、所定期間経った場合は(ステップS11)、センタサーバ40のURL作成変更手段42が前記ウェブページのURL変更を行う(図4、ステップS12)。以降も所定期間が経過する度にURLの更新を行うようにする(ステップS13)。このように定期的にURLを変更することにより、何らかの理由でユーザIDやパスワードが漏れた場合でも、本人の口座内容を示すURLを特定できなくなるため第三者に閲覧されることがない。
【0033】
この場合において、登録ユーザが自己の口座内容を確認したいと考えたら、ユーザ端末30からセンタサーバ40にURL通知要求を行う(ステップS14)。この要求には口座番号や氏名など当該ユーザを特定できる情報を含めるものとする。この要求を受けたセンタサーバ40の電子メール手段43は、管理テーブル45を参照して指定されたユーザのレコードを参照し、その時点で登録されている最新のURLを電子メールに掲載して登録されたメールアドレスに送信する(ステップS15)。このように、最新のURL情報をURL通知の要求元にそのまま回答するのではなく、管理テーブル45に登録された電子メールアドレスに送付するようにしているため、確実に本人のユーザ端末30にURL情報を送ることができる。なお、ステップS15以降の処理はステップS5以降と同様である。
【0034】
このシステムによれば、電子メールにそのまま取引内容を記載するのではなく特定のURLにてユーザIDとパスワードによる認証を用いて取引内容を確認させるようにしているため、電子メールを傍受されたような場合でも第三者が表示されているURLにアクセスしようとするとパスワード認証で拒絶され取引内容が閲覧されてしまうことがない。
また、アクセス先URLを定期的に変更し、ユーザ端末にのみURLを通知するようにしているので、何らかの理由でIDとパスワードが盗まれた場合でも第三者はURLを特定することができず、取引内容が閲覧されてしまうことがない。
【0035】
なお、図3および図4のフローではURLを所定期間経過毎に変えるようにしているが、例えばユーザ端末30からのアクセスの度にURLを変えるようにしてもよい。また、図1のシステムではインターネット20を用いているが、本発明のシステムは、例えば企業内LANといった通信網(イントラネット)を用いた社内預金や社内購買に利用される口座取引状況の確認といった業務にも適用することができる。
【0036】
図5および図6は本発明の第2実施形態を説明する図である。本発明は上述した口座内容の確認のみならず、インターネットを用いた金融口座取引のセキュリティ向上にも適用することができる。すなわち、図5に示すシステムではセンタサーバ50のWWWサーバ手段51が口座取引機能を有し(図示せず)、ユーザ毎に用意されたウェブページ51aにユーザ端末30からアクセスして口座間の振り替えや金融商品の売買、他人の口座への振り込み等の口座取引を行うことができる。このインターネット口座取引は既に実用化されている公知技術であるので、これ以上の詳細な説明はここでは省略する。なお、図5において他の構成要素は図1に同じ符号で示す要素とほぼ同様であり、同じ動作をするものとする。
【0037】
このセンタサーバ50の動作例を図6のフローチャートを用いて説明する。この場合も予め管理テーブル45には利用者毎のレコードが作成されており、口座番号、ユーザID、パスワード、住所氏名などの情報が登録されている(図2参照)。まずセンタサーバ50のURL作成変更手段42が、各登録ユーザにつき個別のURLを作成し、管理テーブル45に登録する(ステップS21)。各ユーザのアクセス用URLは所定期間(例えば、12時間)毎に更新される(ステップS22)。ユーザが口座取引を行う場合には、ユーザ端末30からセンタサーバ50へURL通知要求を送信する(ステップS23)。この要求にはユーザIDなどユーザを特定できる情報含められるものとする。
【0038】
URL通知要求を受けたセンタサーバ50は、管理テーブルを参照して当該ユーザのレコードに登録されている最新のURLを電子メールに記載して当該ユーザの電子メールアドレスに送信する(ステップS24)。
【0039】
認証手段44は、ユーザ端末30から前記URLへのアクセス要求を受けた場合に(ステップS25)、ユーザIDとパスワードを要求する(ステップS26)。利用者がユーザ端末30からIDとパスワードを入力すると、これがセンタサーバ50に送られ認証手段44が管理テーブル45の登録データと比較する(ステップS27)。ここでユーザIDとパスワードが一致すれば前記URLへのアクセスが許可され、ユーザはユーザ端末30のブラウザ手段にウェブページを表示して振り込み等の口座取引を行うことができる(ステップS28)。
【0040】
一方、ユーザ端末30からのユーザIDおよびパスワードが登録データと一致しない場合は(ステップS27:NO)、再びユーザIDとパスワードの入力を要求する(ステップS26へ)。また、所定の回数以上データが不一致の場合は(ステップS29)、前記URLへのアクセスすなわちウェブページの閲覧を拒絶する(ステップS30)。
【0041】
このような制御により、インターネット口座取引においてもユーザ毎に個別のウェブページのURLを定期的に更新し、要求があった場合に予め登録されたメールアドレスにURLを通知し、さらに当該URLへのアクセスに対しIDとパスワードを用いた認証を行うようにしているので、セキュリティ性を向上させることができる。なお、本実施形態でもURLの更新は定期的に行うほかユーザのアクセス毎に変更するなどの変更を加えてもよいことは自明である。
【0042】
【発明の効果】
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明では電子メールにそのまま取引内容を掲載するのではなく特定のURLにて取引内容を確認させるようにしているため、電子メールを傍受されたような場合でも第三者が表示されているURLにアクセスしようとするとパスワード認証で拒絶され、取引内容が閲覧されてしまうことがない。
【0043】
また、アクセス先URLを定期的に変更し、予め登録された電子メールアドレスにのみURLを通知するようにしているので、何らかの理由でIDとパスワードが盗まれた場合でも第三者はURLをつきとめることができず、取引内容が閲覧されてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る口座取引システムの第1の実施形態の構成を示す概略図である。
【図2】図1に示す管理テーブル45の登録内容を示す図である。
【図3】図1に示すセンタサーバ40の動作を説明するフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートの続きを示す図である。
【図5】本発明に係る口座取引システムの第2の実施形態の構成を示す概略図である。
【図6】図5に示すセンタサーバ50の動作を説明するフローチャートである。
【図7】従来の口座取引通知システムの構成を示す図である。
【図8】従来の口座取引通知システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 ATM端末
20 インターネット
30 ユーザ端末
40、50 センタサーバ
41、51 WWWサーバ手段
41a ウェブページ
42 URL作成変更手段
43 電子メール手段
44 認証手段
45 管理テーブル
【発明の属する技術分野】
本発明は口座取引システムおよび口座取引通知方法に関し、特に、銀行ATMなどで行った口座取引の内容をペーパーレスで確認するシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、銀行のATM(Automatic Teller Machine:自動窓口機)で利用者が口座取引を行うと、取引内容を示す紙片がプリントアウトされ、利用者はそれを見て取引内容を確認することができる。しかしながら近年では環境保護や経費節減の観点からペーパーレス化が強く主張されてきており、取引内容のプリントアウトを廃止する試みが行われている。
【0003】
あるシステムでは、ATMで行った取引内容を表した電子メールを作成し、それを利用者の情報通信端末に送信する(例えば、特許文献1)。図7に示すように、ATM端末10で行った取引内容がインターネット20を介して銀行側で管理するセンタメールサーバ100に送られ、サーバ100で取引内容を示す電子メールが作成され、利用者のパーソナルコンピュータや携帯電話機等のユーザ端末30に送信される。利用者は送られてきた電子メールを参照することにより、先ほど行った口座取引の内容や口座残高等を確認することができる。
【0004】
また、図8に示すように、ユーザ端末30からインターネット20を介して銀行のセンタWWWサーバ110にアクセスし、ホームページ111でユーザIDやパスワード等を入力して自分の口座の取引内容を閲覧できるようにしたシステムも実用化されている。このようなシステムでは、取引内容の閲覧のみならず、口座間の振り替えや金融商品の購入/売却、第三者の口座への振り込み手続き等の口座取引自体をインターネット上で行えるようにしているシステムもある。この場合、ホームページ111のURLは予め銀行側から通知された固定のURLである。
【0005】
また、本願発明に関連する技術として、URLを表示した電子メールを作成して利用者に送信し、利用者が電子メールに記述されたURLにアクセスしてデータを取得するようにした情報提供システムや方法がある(例えば、特許文献2および特許文献3)。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−143974号公報(図6等)
【特許文献2】
特開2002−99813号公報(明細書段落0004等)
【特許文献3】
特開2001−222567号公報(明細書段落0013、0014)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電子メールにそのまま取引内容を記載してユーザ端末に送信するシステムでは、当該電子メールを他人に傍受された場合に取引内容その他の口座情報が第三者に漏れてしまう。また、銀行側のホームページにアクセスして口座内容を閲覧できるようにしたシステムでは、何らかの方法により第三者がユーザIDとパスワードを入手した場合、その第三者が本人になりすまして銀行のホームページで口座内容を閲覧できてしまう。さらにシステムがインターネットを介した振り込み手続きなどの口座取引サービスを提供している場合には、第三者の不正なアクセスによって多大な損害が生じてしまう場合がある。すなわち、上述したようなシステムや方法ではセキュリティ面で不安が残るという問題があった。
【0008】
本発明は上記の問題に鑑み、インターネットを利用して口座取引や取引通知を行うシステムにおいて、利用者がアクセスするウェブページのURLを定期的に変更するようにして、セキュリティ性を向上させた口座取引システムおよび口座取引通知方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本願に係る発明は、利用者の行った口座取引の内容を当該利用者の情報通信端末で確認させるシステムであって、
利用者が実際に口座取引を行うための自動窓口機と、前記利用者が行った取引内容をウェブページに掲載して提供するセンタサーバとを備え、
当該センタサーバが、前記ウェブページのURLを定期的またはアクセス毎に変更するURL変更手段と、前記ウェブページのURLを前記利用者の情報通信端末へ電子メールで通知する電子メール手段と、前記ウェブページへのアクセスに対し少なくともユーザIDとパスワードを用いた本人確認を行う認証手段と、少なくとも前記ユーザID、パスワード、電子メールアドレス、その時点での前記利用者用に設定されたURLが登録された管理テーブルと、を備えることを特徴とする。
【0010】
このシステムでは口座取引が行われるとその情報がセンタサーバに通知され、ユーザに確認用ウェブページのURLを記したメールが送付される。ユーザはメールに記載されたURLにアクセスし、銀行側の管理テーブルに登録済みのIDとパスワードによりログインし、口座取引内容を確認する。確認用ウェブページのURLは固定ではなく、定期的またはアクセス毎に更新されるため、IDやパスワードを盗まれても第三者にはアクセスすべきURLが不明であるため取引内容が閲覧されることがない。
【0011】
この口座取引システムにおいて、前記URL変更手段は、前記ウェブページのURLの所定範囲につき文字と数字をランダムに組み合わせて新たなURLを作成することを特徴とする。このようにURLを作成し更新していくことによって、パスワード等が第三者に漏れた場合でもアクセス先URLが特定される可能性を排除することができる。
【0012】
また、本発明のシステムでは、前記電子メール手段が、前記利用者の情報通信端末からURL通知依頼を受けた場合に、前記管理テーブルを参照して登録されているURLを登録されているメールアドレスにメールで通知することを特徴とする。上述の通りアクセス先URLは定期的に変更されるので、正当な利用者がアクセスしたい場合にはユーザ端末に現時点でのアクセス先URLを通知してもらうようにする。この電子メールは管理テーブルに登録されたユーザの電子メールアドレスに送信されるので、受け取った利用者は表示されたURLにアクセスしてパスワード認証を行い取引内容を閲覧することができる。
【0013】
また、本発明に係る口座取引通知方法は、利用者の行った口座取引の内容を当該利用者の情報通信端末で確認させる口座取引通知方法であって、
口座取引の事実およびその内容を取得するステップと、前記利用者の取引内容を示すウェブページを用意するステップと、前記ウェブページのURLを定期的またはアクセス毎に変更するステップと、前記ウェブページのURLを前記利用者の情報通信端末へ電子メールで通知するステップと、前記ウェブページへのアクセスに対し、ユーザIDとパスワードによる認証を行うステップとを備えることを特徴とする。
【0014】
この口座取引通知方法において、前記ウェブページのURLを変更するステップは、前記ウェブページのURLの所定範囲につき文字と数字をランダムに組み合わせて新たなURLを作成することが望ましい。また、当該方法がさらに、前記利用者の情報通信端末からのURL通知依頼を受けた場合に、前記変更されたURLを電子メールで通知するステップを備えることが望ましい。
【0015】
さらに、本願発明は利用者の情報通信端末から業者側で管理するウェブページにアクセスして口座取引を行う口座取引システムに関し、
前記ウェブページのURLを定期的に変更するURL変更手段と、前記ウェブページのURLを前記利用者の情報通信端末へ電子メールで通知する電子メール手段と、前記ウェブページへのアクセスに対し少なくともユーザIDとパスワードを用いた本人確認を行う認証手段と、少なくとも前記ユーザID、パスワード、電子メールアドレス、その時点での前記利用者用に設定されたURLが登録された管理テーブルと、を備え、
前記URL変更手段は、前記ウェブページのURLの所定範囲につき文字と数字をランダムに組み合わせて新たなURLを作成することを特徴とする。
このように、インターネットで振り込み等の口座取引を行うシステムにおいても、アクセス先URLを定期的に変更するとともにパスワード認証を行うようにすれば、電子メールを傍受された場合またはパスワード等が漏れた場合であっても、第三者の不正アクセスを防ぐことができる。
【0016】
この口座取引システムにおいて、前記利用者の情報通信端末からアクセスして口座取引を行うウェブページは、ユーザ毎に異なるURLのものが用意されていることを特徴とする。また、前記電子メール手段は、前記利用者の情報通信端末からのURL通知依頼を受けた場合に、前記管理テーブルを参照して登録されているURLを登録されている電子メールアドレスにメールで通知することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、添付の図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本発明の実施形態の構成を示す概略図である。図1に示すように、本実施形態のシステムは、ユーザ側で操作するATM(Automatic Teller Machine:自動窓口機)端末10と、インターネット20を介して情報通信可能なユーザ端末30と、銀行側で管理するセンタサーバ40とを備えている。
【0018】
ATM端末10は銀行の本店・支店、その他出張所等に設置されている現金自動預け払い機である。ユーザはATM端末10を利用して預金口座への入出金の他に振り込み等の口座取引を行うことができる。このATM端末10はインターネット20を介してセンタサーバ40と接続しており、利用者がATM端末10で口座取引を行った場合にその情報がセンタサーバ40に送られる。
【0019】
ユーザ端末30は例えば職場のパーソナルコンピュータや利用者の所有するデータ通信可能な携帯電話端末、PHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Data Access)などユーザの利用する情報通信端末であり、少なくとも電子メール機能とブラウザ機能を備えている。
【0020】
センタサーバ40は、WWW(World Wide Web)サーバ手段41と、URL(Uniform Resource Locator)作成変更手段42と、電子メール手段43と、認証手段44と、これらの手段が参照・更新する管理テーブル45とを備えている。WWWサーバ手段41はATM端末10から口座取引情報を受け取って、ユーザが取引内容を確認するためのウェブページ41aを作成し管理する。すなわち、ユーザ端末30からウェブページ41aへアクセスすれば、そのユーザが行った口座取引内容がユーザ端末30に表示され、ユーザはこれを見て取引内容を確認することができる。このウェブページのURLはユーザ毎に別個に設定され、後述するようにURL作成変更手段42によって定期的に変更される。
【0021】
URL作成変更手段42は、前記ウェブページ41aのURLを決定あるいは変更する。このURL作成処理では、URLを構成する文字列のうち所定の範囲につき、アルファベットや数字をランダムに組み合わせることにより新たなURLを作成する。また、URL作成変更手段42は、新規保存あるいは変更の対象となるウェブページのURLを決定したら、WWWサーバ手段41が管理する記憶手段内で前記URLに相当するディレクトリにウェブページを新規保存あるいは前の場所から移動させる。具体的には、URLを例えば「http://www.nec.co.jp/ja/(この部分をランダムな文字列で作成する)/account.html」に決定したら、WWWサーバ手段41の記憶手段に「ja/(決定したランダム文字列)/」なるフォルダを作成し、そこに「account.html」というファイル名で保存する。さらに、URL作成変更手段42は管理テーブル45にアクセスし、登録されたURL情報の更新を行う。なお、1ユーザに1つのURLが割り当てられ、URL更新により不要となったURLは随時削除される。
【0022】
ここで、URL作成変更手段によるURLの更新は、例えば1日1回など定期的に行われる。あるいは、ユーザがそのURLにアクセスする都度変更するようにしてもよい。また、本システムの利用者が多数いる場合にはすべての登録URLを同時に変更するのではなく、口座番号、年齢、居住地区、性別等で複数のカテゴリに分けて適宜数づつURL更新作業を進めるようにするとURL作成変更手段42の処理負担が軽減される。
【0023】
ここで、管理テーブル45の構成を図2に示す。管理テーブル45には少なくとも、利用者毎に、口座番号、ユーザID、住所氏名や年齢・性別等の個人情報、電子メールアドレス、そのユーザの口座取引内容を示すウェブページのURL、当該URLにアクセスするためのパスワード、が登録されている。この登録情報のうちURL情報以外は口座開設時または本システムのサービス契約時などに取得して登録される。URL情報欄にはウェブページが作成されたときにURL作成変更手段42により決定されたURLが登録され、その後もURL作成変更手段42がURLを更新する都度この登録情報も更新される。
【0024】
電子メール手段43は、管理テーブル45を参照し、ユーザに割り当てられたURLを電子メールに記載して、当該ユーザの電子メールアドレスに送信する。この電子メールの送信は、WWWサーバ手段41がATM端末10から通知を受けてウェブページを更新した場合(すなわち、ATM端末10で口座取引が行われた場合)と、ユーザ端末30からURL通知要求を受けた場合に行われる。なお、ユーザ端末30からURL通知要求を受けた場合は、ユーザIDやパスワードによる本人確認を行うようにしてもよい。
【0025】
認証手段44は、前記ウェブページ41aへのアクセス要求に対し、ユーザIDとパスワード情報の提供を求める。そして提供されたユーザIDとパスワードを管理テーブル45で確認し、登録データと一致した場合にのみウェブページ41aへのアクセスを許可する。ユーザIDとパスワードが合っていなければ再入力を促し、所定回数(例えば3回)連続してパスワード等が不一致の場合はアクセスを拒絶する。
【0026】
図3および図4のフローチャートを参照して、センタサーバ40の動作例を説明する。本実施例において、本システムによるサービスの利用を希望するユーザについては、予め口座番号や電子メールアドレスなど、管理テーブル45においてURL情報以外のデータを取得し、ユーザIDとパスワードを設定しておくものとする。なお、セキュリティ保全のためにユーザIDやパスワードの通知は電子メール等では行わず、書留郵便等の手段で行うことが望ましい。
【0027】
登録ユーザがATM端末10で口座取引を行うと、取引が行われた事実およびその内容がセンタサーバ40に通知される(ステップS1)。センタサーバ40のWWWサーバ手段41は受け取った情報に基づき当該ユーザの行った取引内容を示すウェブページ41aを作成する(ステップS2)。
【0028】
次に、URL作成変更手段43がこのウェブページのURLを決定し、管理テーブル45に登録する(ステップS3)。上述したように、このURL作成処理はアルファベットや数字をランダムに組み合わせることにより行われ、ウェブページはここで作成されたURLのディレクトリに保存される。
【0029】
ここで決定したURLは、電子メールでユーザ端末30に通知される(ステップS4)。すなわち、電子メール手段43が電子メールにURLを記載し、管理テーブル45を参照して登録された電子メールアドレスに送信する。これにより、ユーザ端末30にURLが記載された電子メールが表示され、ユーザはブラウザ手段を利用して当該URLへアクセス要求を行うことができる。
【0030】
認証手段44はWWWサーバ手段41へのアクセスを監視しており、ウェブページへのアクセス要求があったらこれを検出する。ユーザ端末30からURLへのアクセス要求を受けたら(ステップS5)、認証手段44はユーザIDとパスワードを要求する(ステップS6)。利用者がユーザ端末30からIDとパスワードを入力すると、これがセンタサーバ40に送られ認証手段44が管理テーブル45の登録データと比較する(ステップS7)。ここでユーザIDとパスワードが一致すれば、前記URLすなわちユーザの取引内容を示すウェブページの閲覧が許可され、ユーザはユーザ端末30のブラウザ手段によりこれを確認することができる(ステップS8)。
【0031】
一方、ユーザ端末30からのユーザIDおよびパスワードが登録データと一致しない場合は(ステップS7:NO)、再びユーザIDとパスワードの入力を要求する(ステップS6へ)。また、所定の回数以上データが不一致の場合は(ステップS9)、前記URLへのアクセスすなわちウェブページの閲覧を拒絶する(ステップS10)。
【0032】
ステップS4にてURLを通知した後、所定期間経った場合は(ステップS11)、センタサーバ40のURL作成変更手段42が前記ウェブページのURL変更を行う(図4、ステップS12)。以降も所定期間が経過する度にURLの更新を行うようにする(ステップS13)。このように定期的にURLを変更することにより、何らかの理由でユーザIDやパスワードが漏れた場合でも、本人の口座内容を示すURLを特定できなくなるため第三者に閲覧されることがない。
【0033】
この場合において、登録ユーザが自己の口座内容を確認したいと考えたら、ユーザ端末30からセンタサーバ40にURL通知要求を行う(ステップS14)。この要求には口座番号や氏名など当該ユーザを特定できる情報を含めるものとする。この要求を受けたセンタサーバ40の電子メール手段43は、管理テーブル45を参照して指定されたユーザのレコードを参照し、その時点で登録されている最新のURLを電子メールに掲載して登録されたメールアドレスに送信する(ステップS15)。このように、最新のURL情報をURL通知の要求元にそのまま回答するのではなく、管理テーブル45に登録された電子メールアドレスに送付するようにしているため、確実に本人のユーザ端末30にURL情報を送ることができる。なお、ステップS15以降の処理はステップS5以降と同様である。
【0034】
このシステムによれば、電子メールにそのまま取引内容を記載するのではなく特定のURLにてユーザIDとパスワードによる認証を用いて取引内容を確認させるようにしているため、電子メールを傍受されたような場合でも第三者が表示されているURLにアクセスしようとするとパスワード認証で拒絶され取引内容が閲覧されてしまうことがない。
また、アクセス先URLを定期的に変更し、ユーザ端末にのみURLを通知するようにしているので、何らかの理由でIDとパスワードが盗まれた場合でも第三者はURLを特定することができず、取引内容が閲覧されてしまうことがない。
【0035】
なお、図3および図4のフローではURLを所定期間経過毎に変えるようにしているが、例えばユーザ端末30からのアクセスの度にURLを変えるようにしてもよい。また、図1のシステムではインターネット20を用いているが、本発明のシステムは、例えば企業内LANといった通信網(イントラネット)を用いた社内預金や社内購買に利用される口座取引状況の確認といった業務にも適用することができる。
【0036】
図5および図6は本発明の第2実施形態を説明する図である。本発明は上述した口座内容の確認のみならず、インターネットを用いた金融口座取引のセキュリティ向上にも適用することができる。すなわち、図5に示すシステムではセンタサーバ50のWWWサーバ手段51が口座取引機能を有し(図示せず)、ユーザ毎に用意されたウェブページ51aにユーザ端末30からアクセスして口座間の振り替えや金融商品の売買、他人の口座への振り込み等の口座取引を行うことができる。このインターネット口座取引は既に実用化されている公知技術であるので、これ以上の詳細な説明はここでは省略する。なお、図5において他の構成要素は図1に同じ符号で示す要素とほぼ同様であり、同じ動作をするものとする。
【0037】
このセンタサーバ50の動作例を図6のフローチャートを用いて説明する。この場合も予め管理テーブル45には利用者毎のレコードが作成されており、口座番号、ユーザID、パスワード、住所氏名などの情報が登録されている(図2参照)。まずセンタサーバ50のURL作成変更手段42が、各登録ユーザにつき個別のURLを作成し、管理テーブル45に登録する(ステップS21)。各ユーザのアクセス用URLは所定期間(例えば、12時間)毎に更新される(ステップS22)。ユーザが口座取引を行う場合には、ユーザ端末30からセンタサーバ50へURL通知要求を送信する(ステップS23)。この要求にはユーザIDなどユーザを特定できる情報含められるものとする。
【0038】
URL通知要求を受けたセンタサーバ50は、管理テーブルを参照して当該ユーザのレコードに登録されている最新のURLを電子メールに記載して当該ユーザの電子メールアドレスに送信する(ステップS24)。
【0039】
認証手段44は、ユーザ端末30から前記URLへのアクセス要求を受けた場合に(ステップS25)、ユーザIDとパスワードを要求する(ステップS26)。利用者がユーザ端末30からIDとパスワードを入力すると、これがセンタサーバ50に送られ認証手段44が管理テーブル45の登録データと比較する(ステップS27)。ここでユーザIDとパスワードが一致すれば前記URLへのアクセスが許可され、ユーザはユーザ端末30のブラウザ手段にウェブページを表示して振り込み等の口座取引を行うことができる(ステップS28)。
【0040】
一方、ユーザ端末30からのユーザIDおよびパスワードが登録データと一致しない場合は(ステップS27:NO)、再びユーザIDとパスワードの入力を要求する(ステップS26へ)。また、所定の回数以上データが不一致の場合は(ステップS29)、前記URLへのアクセスすなわちウェブページの閲覧を拒絶する(ステップS30)。
【0041】
このような制御により、インターネット口座取引においてもユーザ毎に個別のウェブページのURLを定期的に更新し、要求があった場合に予め登録されたメールアドレスにURLを通知し、さらに当該URLへのアクセスに対しIDとパスワードを用いた認証を行うようにしているので、セキュリティ性を向上させることができる。なお、本実施形態でもURLの更新は定期的に行うほかユーザのアクセス毎に変更するなどの変更を加えてもよいことは自明である。
【0042】
【発明の効果】
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明では電子メールにそのまま取引内容を掲載するのではなく特定のURLにて取引内容を確認させるようにしているため、電子メールを傍受されたような場合でも第三者が表示されているURLにアクセスしようとするとパスワード認証で拒絶され、取引内容が閲覧されてしまうことがない。
【0043】
また、アクセス先URLを定期的に変更し、予め登録された電子メールアドレスにのみURLを通知するようにしているので、何らかの理由でIDとパスワードが盗まれた場合でも第三者はURLをつきとめることができず、取引内容が閲覧されてしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る口座取引システムの第1の実施形態の構成を示す概略図である。
【図2】図1に示す管理テーブル45の登録内容を示す図である。
【図3】図1に示すセンタサーバ40の動作を説明するフローチャートである。
【図4】図3のフローチャートの続きを示す図である。
【図5】本発明に係る口座取引システムの第2の実施形態の構成を示す概略図である。
【図6】図5に示すセンタサーバ50の動作を説明するフローチャートである。
【図7】従来の口座取引通知システムの構成を示す図である。
【図8】従来の口座取引通知システムの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 ATM端末
20 インターネット
30 ユーザ端末
40、50 センタサーバ
41、51 WWWサーバ手段
41a ウェブページ
42 URL作成変更手段
43 電子メール手段
44 認証手段
45 管理テーブル
Claims (9)
- 利用者の行った口座取引の内容を当該利用者の情報通信端末で確認させるシステムであって、
利用者が実際に口座取引を行うための自動窓口機と、前記利用者が行った取引内容をウェブページに掲載して提供するセンタサーバとを備え、
当該センタサーバが、前記ウェブページのURLを定期的またはアクセス毎に変更するURL変更手段と、前記ウェブページのURLを前記利用者の情報通信端末へ電子メールで通知する電子メール手段と、前記ウェブページへのアクセスに対し少なくともユーザIDとパスワードを用いた本人確認を行う認証手段と、少なくとも前記ユーザID、パスワード、電子メールアドレス、その時点での前記利用者用に設定されたURLが登録された管理テーブルと、を備えることを特徴とする口座取引通知システム。 - 請求項1に記載の口座取引システムにおいて、前記URL変更手段は、前記ウェブページのURLの所定範囲につき文字と数字をランダムに組み合わせて新たなURLを作成することを特徴とする口座取引システム。
- 請求項1または2に記載の口座取引システムにおいて、前記電子メール手段は、前記利用者の情報通信端末からURL通知依頼を受けた場合に、前記管理テーブルを参照して登録されているURLを登録されている電子メールアドレスにメールで通知することを特徴とする口座取引システム。
- 利用者の行った口座取引の内容を当該利用者の情報通信端末で確認させる口座取引通知方法であって、
口座取引の事実およびその内容を取得するステップと、前記利用者の取引内容を示すウェブページを用意するステップと、前記ウェブページのURLを定期的またはアクセス毎に変更するステップと、前記ウェブページのURLを前記利用者の情報通信端末へ電子メールで通知するステップと、前記ウェブページへのアクセスに対し、ユーザIDとパスワードによる認証を行うステップとを備えることを特徴とする口座取引通知方法。 - 請求項4に記載の口座取引通知方法において、前記ウェブページのURLを変更するステップは、前記ウェブページのURLの所定範囲につき文字と数字をランダムに組み合わせて新たなURLを作成することを特徴とする口座取引通知方法。
- 請求項4または5に記載の口座取引通知方法において、当該方法がさらに、前記利用者の情報通信端末からのURL通知依頼を受けた場合に、前記変更されたURLを電子メールで通知するステップを備えることを特徴とする口座取引通知方法。
- 利用者の情報通信端末から業者側で管理するウェブページにアクセスして口座取引を行う口座取引システムにおいて、
前記ウェブページのURLを定期的に変更するURL変更手段と、前記ウェブページのURLを前記利用者の情報通信端末へ電子メールで通知する電子メール手段と、前記ウェブページへのアクセスに対し少なくともユーザIDとパスワードを用いた本人確認を行う認証手段と、少なくとも前記ユーザID、パスワード、電子メールアドレス、その時点での前記利用者用に設定されたURLが登録された管理テーブルと、を備え、
前記URL変更手段は、前記ウェブページのURLの所定範囲につき文字と数字をランダムに組み合わせて新たなURLを作成することを特徴とする口座取引システム。 - 請求項7に記載の口座取引システムにおいて、前記利用者の情報通信端末からアクセスして口座取引を行うウェブページは、ユーザ毎に異なるURLのものが用意されていることを特徴とする口座取引システム。
- 請求項7または8に記載の口座取引システムにおいて、前記電子メール手段は、前記利用者の情報通信端末からのURL通知依頼を受けた場合に、前記管理テーブルを参照して登録されているURLを登録されている電子メールアドレスにメールで通知することを特徴とする口座取引システム。
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