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JP2004102370A - Rfidタグと監視基地局、タグ管理サーバ、ネームサーバ、物品探索装置、及びrfidタグ監視システム - Google Patents

Rfidタグと監視基地局、タグ管理サーバ、ネームサーバ、物品探索装置、及びrfidタグ監視システム Download PDF

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JP2004102370A
JP2004102370A JP2002259496A JP2002259496A JP2004102370A JP 2004102370 A JP2004102370 A JP 2004102370A JP 2002259496 A JP2002259496 A JP 2002259496A JP 2002259496 A JP2002259496 A JP 2002259496A JP 2004102370 A JP2004102370 A JP 2004102370A
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JP
Japan
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rfid tag
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article
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monitoring base
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Pending
Application number
JP2002259496A
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English (en)
Inventor
Sozo Inoue
井上 創造
Hiroto Yasuura
安浦 寛人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu TLO Co Ltd
Original Assignee
Kyushu TLO Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP2002259496A priority Critical patent/JP2004102370A/ja
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Abstract

【課題】本発明は、被付着物に対して固有IDとプライベートIDを記録でき、初期情報は秘匿して、個別利用情報を利用できるRFIDタグと監視基地局、タグ管理サーバ、RFIDタグ監視システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のRFIDタグと監視基地局、タグ管理サーバ、RFIDタグ監視システムは、物品に取り付けられて監視基地局と無線部12で通信し、書換不可能型ROM16には物品固有の初期情報が記録されるとともに、書換可能型ROM17には物品の管理の移転に伴って消去もしくは更新される個別利用情報が記録され、書換可能型ROM17の空値に個別利用情報が記録されて以降、初期情報の読み出しが停止される。タグ管理サーバのID管理データベースにRFIDタグの情報と通信を行う監視基地局とを関係付けて格納する。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品固有の初期情報を個別利用情報でマスクして利用できるRFID(radio frequency identification)タグと、このRFIDタグを監視しID情報の読み出しと書き換えが行える監視基地局、さらにRFIDタグの情報のデータベースをもちID管理を行うタグ管理サーバ、物品ネームでRFIDタグの情報にアクセスを可能にするネームサーバ、及びこれらからなる物品の探索・追跡が行えるRFIDタグ監視システム関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ほとんどの商品にバーコードが付与され、市場を流通している。バーコードはバーコードリーダで読み取られ、商品管理に利用されることが多い。例えばコンビニ等で採用されたPOSシステムにおいては、読み取ったバーコードからリアルタイムに販売動向の分析とそれに基づく商品の追加供給を行い、商品管理に寄与している。しかし、このバーコードの機能には限界がある。不正に商品を持ち出す場合のように、読み取りを拒むような場合には利用できない。
【0003】
そこで、バーコードに代わってRFIDタグを用いたインベントリー(在庫管理)及び貸し出し管理(サーキュレーションコントロール)システムが提案された(例えば、特許文献1を参照)。図書館の管理システムがその代表例である。
【0004】
特許文献1に記載された管理システムは、各書籍等の物品に付着したRFIDタグを使用するものである。各タグは、物品を識別するための独自の識別または連続番号を有している。インベントリー・データベースは、タグの付された物品の全てを追跡し、そして各物品についての貸し出し状態情報を保有する。
【0005】
そして、利用者セルフ・チェックアウト・システムを用いることによって、物品は図書館からチェックアウトされる。チェックアウトされた物品は、RFIDタグを読み取って自動的に物品をチェックインする図書返却箱に投入されることによって図書館に返却される。図書返却箱からの物品データは、物品を棚に並べ直すための並べ直しレポートを生成するのに用いられるものである。
【0006】
この管理システムは、図書館等の閉じた狭い環境から不正の持ち出しを防止したり、在庫管理や貸し出し管理を行うものであった。しかし、オープンな環境で製造から流通、小売りの各段階で物品管理を行うものではなかった。このような製品の製造から流通、購入後の修理の管理を行う管理方法が提案された(例えば、特許文献2を参照)。
【0007】
特許文献2に記載された管理方法は、RFIDタグのICチップにはコンピュータによって情報がアンテナコイルを介して書込まれる。このタグは製品に取外し可能に取付けられる。ICチップに書込まれる情報は、製品に固有の情報及びこの製品の購入者に固有の情報である。このICチップに書込まれた製品の情報及び購入者の情報は、外部のコンピュータ、あるいはネットワークから読出し可能である。さらにICチップには追加情報がコンピュータ、あるいはネットワークから書込み可能である。タグの情報を読出すことにより、製造や流通管理のほかに、的確に製品を修理等が行えるものである。
【0008】
しかし、バーコードに代わって製品にRFIDタグが取り付けられた場合、製品に固有の情報とこの製品の購入者に固有の情報は、コンピュータ、あるいはネットワークから読出し可能、また書き込み可能であるため、不正にこれらの固有情報を読み出され、改ざんされる可能性があった。なお、製品に固有の情報とは、製造工程、製造番号、製造年月日、製造場所、販売場所等の情報等であり、購入者に固有の情報とは購入年月日、購入者の氏名、電話番号、保証期限等であり、メンテナンス情報(修理箇所、交換部品、修理年月日等)も含まれる。
【0009】
すなわち、大量消費社会からリサイクル社会に移行しつつある現在、製品に固有の情報が不正に読み取られたり書き変えられたりすると、同一製造番号のコピー商品が出回ったり、出所や耐用年数に虚偽の内容が書き込まれたリサイクル品が流通する等の原因となる。こうしたことが横行する状態ではリサイクルシステムが成り立たない。リサイクル社会では、RFIDタグから製品に固有の情報が不正の侵入者に読み取られたり、改ざんされたりしないことが必要である。
【0010】
しかし、製品は転々と譲渡される可能性があるし、メンテナンス等もあって、各購入者に固有の情報は他者からある程度アクセスできるようにしなければならない。すなわち、セキュリティ保護と同時に、追記可能、書き換え可能でなければならないし、改ざんがあったときにはそれを検出できるものでなければならない。
【0011】
このように特許文献2に記載された管理方法は、RFIDタグを使って製品の製造から流通、購入後の修理の管理をオープンに行うことを可能にしたが、物品の初期情報(製品に固有の情報)と個別利用情報(購入者に固有の情報)の2種類の情報をどのように管理するのか、また不正のアクセスで改ざんされたときそれをどのようにして発見するのか、個別利用情報の漏洩を防ぐ方法について開示するところはない。
【0012】
ところで従来、マスクROMの特定プログラムの読み出しを防止するICカード用のマイクロコンピュータが開示されている(例えば、特許文献3)。このマイクロコンピュータは、RAMとマスクROMとEEPROM、さらに読出制限回路を有している。この読出制限回路によりマスクROMの特定領域のプログラムの読出が禁止され、プログラムの構成の機密を確保し、マスクROMに記録されたデータの解読を防止する。読出制限回路は、禁止の実行を選択設定する読出制限フラグ発生回路、EEPROM内に記憶されたプログラムか否かの判定回路、リード命令か否かの判定回路,マスクROMのユーザ参照可能領域へのアクセスか否かの判定回路とを有し、全ての条件が満たされた場合AND回路から読出制限信号が出力されるものである。
【0013】
しかし特許文献3は、EEPROM内に記憶されたプログラムによりマスクROMのユーザ参照可能領域のデータだけを読み出すマイクロコンピュータを開示するものである。上述のような初期情報と個別利用情報の2種類の情報に分け、これらを書換型と書換不可能型のメモリにどのように記録し、初期情報にマスクし個別利用情報だけを外部へ読み出すというようなものではない。
【0014】
【特許文献1】
特表2001−511427号公報
【特許文献2】
特開2002−37414号公報
【特許文献3】
特開平7−78126号公報
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、現在バーコードが商品管理に広く利用されているが、バーコードは、不正に商品を持ち出す場合のように読み取りが不可能な場合は利用できない。また、従来のRFIDタグを用いたインベントリー及び貸し出し管理システムは、図書館等の限られた空間で不正の持ち出しを防止したり、在庫管理や貸し出し管理を行うものであった。さらに、RFIDタグを使って製品の製造から流通、購入後の修理をオープンな環境で行う管理方法は、製品に固有の情報(初期情報)と購入者に固有の情報(個別利用情報)の、2種類の情報をどのように管理するのか、また不正のアクセスで改ざんされたときそれをどのようにして発見するのか、個別利用情報の漏洩をどうやって防ぐのかについて未解決である。
【0015】
さらにマスクROMの特定プログラムの読み出しを防止するICカード用のマイクロコンピュータは、EEPROM内に記憶されたプログラムがユーザ参照可能領域のデータだけを読み出せるもので、絶対的に秘密な情報と一定期間秘密であるような情報の2種類の情報をどのように記録して、どちらの情報を外部へ読み出すのかに関するものではない。
【0016】
今後リサイクル社会に移行すると予想されるが、製品に固有の情報が不正に読み取られたり書き変えられたりすると、その固有の情報を騙ったコピー商品が出回ったり、RFIDタグに虚偽の内容が書き込まれて混乱を生じる。しかも製品は次々と譲渡される可能性があり、各購入者に固有の情報の方はある程度オープンにしなければならない。このとき、製品に固有の情報と購入者に固有の情報をどのような読み取り条件でRFIDタグに格納するのか、大きな課題であった。
【0017】
そこで本発明は、被付着物に対して初期情報と個別利用情報を記録でき、不正のアクセスに強くその発見が容易に行え、初期情報は秘匿して、個別利用情報を利用できるRFIDタグを提供することを目的とする。
【0018】
また本発明は、RFIDタグと通信して初期情報と個別利用情報を読み出すことができ、個別利用情報は書き換えることができ、RFIDタグの所在を確認できる監視基地局を提供することを目的とする。
【0019】
そして、RFIDタグの初期情報と個別利用情報を格納し、RFIDタグを添付された物品が移動を追跡できるタグ管理サーバを提供することを目的とする。
【0020】
また、RFIDタグが取り付けられた物品の物品ネームだけで物品の管理を行うことができるネームサーバを提供することを目的とする。
【0021】
さらに、RFIDタグが取り付けられた物品が移動しても探索し、追跡することができる物品探索装置を提供することを目的とする。
【0022】
そして、RFIDタグが取り付けられた物品が移動しても探索し、追跡することができるRFIDタグ監視システムを提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明のRFIDタグは、書換不可能型メモリに被付着物固有の初期情報が記録されるとともに、書換可能型メモリには被付着物の管理の移転に伴って消去もしくは更新される個別利用情報が記録され、書換可能型メモリの空値に個別利用情報が記録されて以降、初期情報の読み出しが停止されて被付着物に固有な情報を秘匿することを特徴とする。
【0024】
これにより、被付着物に対して初期情報と個別利用情報を記録でき、不正のアクセスに強くその発見が容易に行え、初期情報は秘匿して、個別利用情報を利用できる。
【0025】
また、本発明の監視基地局は、RFIDタグの書換可能型メモリの個別利用情報を書き換えるため更新する個別利用情報を送信する書換手段と、ネットワークを介してID管理データベースを管理するタグ管理サーバと通信するための通信管理手段とを備えたことを特徴とする。
【0026】
これにより、RFIDタグと通信して初期情報と個別利用情報を読み出すことができ、個別利用情報は書き換えることができ、RFIDタグの所在を確認できる。
【0027】
そして、本発明のタグ管理サーバは、監視基地局からの通知により、RFIDタグの被付着物に関する情報と通信を行う監視基地局とを関係付けて格納したID管理データベースを備えたことを特徴とする。
【0028】
これにより、RFIDタグの初期情報と個別利用情報を格納し、RFIDタグを添付された物品が移動を追跡できる。
【0029】
また、本発明のネームサーバは、物品ネームと書換可能型メモリの個別利用情報とを対応付けるネーム−情報変換テーブルを備え、監視基地局からの物品ネームに対応する個別利用情報の問い合わせに対して、ネーム−情報変換テーブルによって個別利用情報を回答する。
【0030】
これにより、RFIDタグが取り付けられた物品の物品ネームだけで物品の管理を行うことができる。
【0031】
そして、本発明のRFIDタグ監視システムは、RFIDタグの個別利用情報をタグ管理サーバに送信し、ID管理データベースに格納されている監視基地局によって物品の位置を確認し、次いで監視基地局によってRFIDタグとの通信を行い、該物品が監視基地局のゾーン内に存在した場合には隣接する監視基地局に該物品との通信を行うように通知して、該物品の移動を追跡することを特徴とする。
【0032】
これにより、RFIDタグが取り付けられた物品が移動しても探索し、追跡することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載された発明は、被付着物に取り付けられて監視基地局と無線部で通信し、書換不可能型メモリには被付着物固有の初期情報が記録されるとともに、書換可能型メモリには被付着物の管理の移転に伴って消去もしくは更新される個別利用情報が記録されるRFIDタグであって、書換可能型メモリの空値に個別利用情報が記録されて以降、初期情報の読み出しが停止されて被付着物に固有な情報を秘匿することを特徴とするRFIDタグであり、書換不可能型メモリに初期情報、書換可能型メモリに個別利用情報を記録するため、初期情報と個別利用情報のいずれも利用できるが、個別利用情報を記録することをトリガとして初期情報はマスクされ、初期情報のセキュリティは保護され、個別利用情報を記録してからは個別利用情報を専ら利用することができる。不正のアクセスで個別利用情報が改ざんされても、初期情報が不変であることと、常に監視基地局により監視されていることから発見が可能である。
【0034】
本発明の請求項2に記載された発明は、書換可能型メモリ内の個別利用情報を記録するブロック領域が空値なのを確認した後、中央制御部がブロック領域に個別利用情報を書き込み、固有情報読出禁止フラグをONにすることを特徴とする請求項1記載のRFIDタグであり、個別利用情報を記録することをトリガとして固有情報読出禁止フラグをONにすることで初期情報はマスクされ、初期情報のセキュリティは保護され、個別利用情報を記録してからは個別利用情報を専ら利用することができる。
【0035】
本発明の請求項3に記載された発明は、空値と等価な消去用IDを入力することにより、中央制御部が初期情報読出禁止フラグをOFFにすることを特徴とする請求項1または2に記載のRFIDタグであり、消去用IDで初期情報はマスクを解除され、初期情報を利用することができる。
【0036】
本発明の請求項4に記載された発明は、初期情報が社会的に固有な固有IDを含み、個別利用情報が利用者によって個別に割り当てられたプライベートIDを含んでいることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のRFIDタグであり、初期情報をIDで特定し、個別利用情報もIDで特定するため、管理がきわめて容易である。
【0037】
本発明の請求項5に記載された発明は、RFIDタグと通信するための無線部と、RFIDタグの書換可能型メモリ内の個別利用情報を更新するために個別利用情報を送信する書換手段と、ネットワークを介してID管理データベースを管理するタグ管理サーバと通信するための通信管理手段とを備えたことを特徴とする監視基地局であり、初期情報と個別利用情報を読み出すとともに個別利用情報は書き換えることができ、RFIDタグの所在を確認できる。
【0038】
本発明の請求項6に記載された発明は、乱数発生器を備え、書換手段からの入力で乱数発生器が個別利用情報としてプライベートIDを生成することを特徴とする請求項5記載の監視基地局であり、乱数発生器で簡単に個別利用情報としてのプライベートIDを生成することができる。
【0039】
本発明の請求項7に記載された発明は、物品にRFIDタグを取り付けるときに、乱数発生器に初期情報として固有IDを生成させる初期情報生成手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の監視基地局であり、乱数発生器で簡単に初期情報としての固有IDを生成することができる。
【0040】
本発明の請求項8に記載された発明は、消去用IDを送信する消去手段を備え、RFIDタグの初期情報読出禁止フラグをOFFにすることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の監視基地局であり、書換可能型メモリに書き込みを行った後は初期情報を読み出せなくなるが、消去用IDを入力することで初期情報に対するマスクを解除できる。
【0041】
本発明の請求項9に記載された発明は、ゾーン内のRFIDタグに対して、定期的に所在確認のための通知を行い、ID管理データベースの監視基地局と競合基地局リストの更新を行うことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の監視基地局であり、定期的に通信可能な監視基地局を確認し、中から監視基地局を選択できるのでRFIDタグとの通信及び監視が確実に行える。
【0042】
本発明の請求項10に記載された発明は、ネットワークと通信するための通信管理手段を備え、監視基地局からの通知により、RFIDタグの被付着物に関する情報と通信を行う監視基地局とを関係付けて格納したID管理データベースを備えたことを特徴とするタグ管理サーバであり、ID管理データベースを用いることで一括して物品の管理をすることができる。個別利用情報を次々と変更して格納できるので個別利用情報の漏洩を防ぐことができる。
【0043】
本発明の請求項11に記載された発明は、ID管理データベースが、少なくとも、RFIDタグが取り付けられる被付着物の固有の初期情報と、被付着物の管理が移転するたびに書き換えられる個別利用情報と、被付着物と通信を行う監視基地局と、該被付着物と通信が可能な競合基地局リストとを関係づけて格納していることを特徴とする請求項10記載のタグ管理サーバであり、初期情報、個別利用情報、監視基地局、競合基地局リストをID管理データベースに格納するため、初期情報にマスクをかけるとともに、物品の存在する監視基地局の発見が容易である。
【0044】
本発明の請求項12に記載された発明は、請求項9記載の監視基地局からの通知により、定期的にID管理データベースの監視基地局と競合基地局リストとを更新することを特徴とする請求項10または11記載のタグ管理サーバであり、定期的にID管理データベースの監視基地局と競合基地局リストを更新するため、ID管理データベースのデータと物品の存在位置が不一致になることが防げる。
【0045】
本発明の請求項13に記載された発明は、ID管理データベースには利用者IDが格納され、利用者認証手段によって利用者の正当性の確認を行う請求項10〜12のいずれかに記載のタグ管理サーバであり、個別利用情報を書き換えるとき、書き換え権限を持った正当な利用者であることを確認できる。
【0046】
本発明の請求項14に記載された発明は、ネットワークと通信するための通信管理手段と、物品ネームと書換可能型メモリの個別利用情報とを対応付けるネーム−情報変換テーブルを備え、監視基地局からの物品ネームに対応する個別利用情報の問い合わせに対して、ネーム−情報変換テーブルによって個別利用情報を回答するネームサーバであり、複雑な個別利用情報に対して、これよりシンプルなRFIDタグが取り付けられた物品の物品ネームだけで物品の管理を行うことができる。
【0047】
本発明の請求項15に記載された発明は、RFIDタグに記録された所定の条件を満たす初期情報を入力して請求項10〜13のいずれかに記載されたタグ管理サーバに送信し、RFIDタグが取り付けられた物品の利用者を問い合わすことを特徴とする物品探索装置であり、リコール等のため製造年月日等を満たす初期情報を入力することにより、RFIDタグが取り付けられた物品の利用者を知ることができる。
【0048】
本発明の請求項16に記載された発明は、請求項1〜4nのいずれかに記載のRFIDタグと、請求項9記載の監視基地局と、請求項12記載のタグ管理サーバと、請求項15記載の物品探索装置とを備え、RFIDタグの個別利用情報を入力してタグ管理サーバに送信し、ID管理データベースに格納されている監視基地局名から物品の探索を行うことを特徴とするRFIDタグ監視システムであり、個別利用情報を入力することにより、ID管理データベースに基づいてRFIDタグが取り付けられた物品が所在する監視基地局を知ることができる。
【0049】
本発明の請求項17に記載された発明は、請求項1〜4nのいずれかに記載のRFIDタグと、請求項9記載の監視基地局と、請求項12記載のタグ管理サーバと、請求項15記載の物品探索装置とを備え、RFIDタグの個別利用情報を入力してタグ管理サーバに送信し、該タグ管理サーバのID管理データベースに格納されている監視基地局名によって物品の位置を確認し、次いで監視基地局によってRFIDタグとの通信を行い、該物品が監視基地局のゾーン内に存在した場合には隣接する監視基地局に該物品との通信を行うように通知して、該物品の移動を追跡することを特徴とするRFIDタグ監視システムであり、個別利用情報を入力してRFIDタグが取り付けられた物品が所在する監視基地局を知り、隣接する監視基地局にこの物品との通信を行うように通知するから物品の移動を追跡することができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1におけるRFIDタグ監視システムについて説明する。図1は本発明の実施の形態1におけるRFIDタグ監視システムの構成図、図2は本発明の実施の形態1におけるRFIDタグの構成図、図3(a)は本発明の実施の形態1における監視基地局の構成図、図3(b)は本発明の実施の形態1における監視基地局からの入力画面の説明図である。
【0050】
図1において、1は物品Aに添付され無線通信するとともにアンテナのコイルを介して電力も供給されるRFIDタグ、2,2,2,・・,2,2n+1は交信可能なゾーン内のRFIDタグ1と無線通信して、RFIDタグ1に格納された固有IDやプライベートIDを読み出したり、プライベートIDを書き換えたりする監視基地局である。また、3はRFIDタグ1と交信した監視基地局2,2,2,・・,2,2n+1がその旨を通知するタグ管理サーバ、4はタグ管理サーバ3に設けられたID管理データベースである。本発明でいう初期情報はこの社会的に(全世界で)固有な固有IDとその関連情報であり、本発明の個別利用情報はプライベートIDとその関連情報である。これらについては後述する。
【0051】
そして5は、物品Aの物品ネームを通知してプライベートIDを尋ねると、プライベートIDを通知するネームサーバ、6はRFIDタグ1に格納されたプライベートIDが変更されるたびに、物品Aの物品ネームとこのプライベートIDとの関係づけを行うネーム−ID変換テーブルである。プライベートIDは、物品Aの所有権等が移転し、その管理が移るごとに消去もしくは更新される。7は物品Aが不正に持ち出されたときなどに、物品Aを追跡するための物品探索装置、8はインターネット等のネットワークである。
【0052】
次にRFIDタグ1の構成について説明する。図2において、11はマイクロ波帯等の電波を受信するアンテナ、12は受信した電波を中間周波にし、送信する中間周波数の信号を高周波に変換する無線部、13は受信した中間周波から信号を取り出す復調回路、14は送信する信号を中間周波にして無線部12に出力する変調回路である。
【0053】
15はアンテナ11のコイルに誘起される誘導電流を整流後にコンデンサに充電する電源部である。この充電された電源がRFIDタグ1の駆動電源となる。16は書換不可能型ROM(本発明の書換不可能型メモリ)、17はフラッシュメモリ等の書換可能型ROM(本発明の書換可能型メモリ)である。ブロック単位で書き換えできる。17aは読み出し可能か否かの読出禁止フラグ(本発明の初期情報読出禁止フラグ)をセットするための読み出し管理テーブル、18はデータが揮発するRAM、19は中央制御部であって、書換不可能型ROM16の中に格納された基本制御プログラムと、書換可能型ROM17に格納された制御プログラム,データを作業領域となるRAM18にロードして機能実現手段として機能する。20はアクセス可能なメモリ媒体を決定してメモリ管理制御を行う制御プログラムが中央制御部19によって機能実現手段として構成するアクセス管理手段である。
【0054】
本実施の形態1においては、RFIDタグ1を物品Aに取り付けるとき、1度だけ書き込みできる書換不可能型ROM16に、物品Aに関係づける固有IDと関連情報が書き込まれる。書換不可能型ROM16は64kバイト単位の領域を複数有しており、固有IDはASCIIコードで数字1字は1バイトであるから6万桁程度までの乱数で与えることができる。固有IDの関連情報としては、例えば物品Aの製品番号、製品情報、製造年月日等である。製造番号を固有IDにすることもできるが、秘匿力を高める意味で桁数の多い別の乱数を与えるのが好ましい。書き込みは物品Aを製造したメーカB(図1参照)の監視基地局2から入力される。
【0055】
また、プライベートIDも同様に、書換可能型ROM17に6万桁程度までの乱数で与えることができる。プライベートIDの関連情報としては、例えば物品Aの購入年月日、購入者の氏名、電話番号、保証期限、メンテナンス情報(修理箇所、交換部品、修理年月日等)等があげられる。また、プライベートIDの桁数が大きいときは、このプライベートIDをネームサーバ5を使って入手するための物品ネームを格納しておくのがよい。例えば、物品ネームをネームサーバ5に通知すると、ネームサーバ5はネーム−ID変換テーブル6によってプライベートIDに変換し、これを利用者に通知する。このプライベートIDでタグ管理サーバ3にプライベートIDの関連情報を入手できる。
【0056】
ところで、監視基地局2,2,2,・・から固有IDの書き込み要求が行われると、中央制御部19は書換不可能型ROM16にこれを記録する。そして、その後プライベートIDの書き込み要求が行われると、中央制御部19は、アクセス管理手段20によって書換可能型ROM17内のプライベートIDを記録するブロック領域が空値なのを確認し、ここにプライベートIDを書き込むと同時に、読み出し管理テーブル17a内の初期情報読出禁止フラグをONにする。この初期情報読出禁止フラグをOFFにするには、空値と等価な特定の消去用IDを入力される以外不可能となる。
【0057】
消去用IDは、物品Aの所有者等の権限ある者が監視基地局2,2,2,・・,2,2n+1において利用者IDとパスワード(以下、説明上パスワードを含めて利用者IDという)もしくはカード等による利用者認証を行ってから、この監視基地局2,2,2,・・,2,2n+1に設置された後述する消去ボタンを押すことによってのみ、RFIDタグ1に送信される。これを受信したRFIDタグ1では、アクセス管理手段20が消去用IDであることを認識し、初期情報読出禁止フラグをOFFにするとともに、書換可能型ROM17のプライベートIDを記録した領域内に消去用IDそのものを書き込む。この状態は、固有ID記録後の初期状態と等価であり、固有IDが読み出せ、リサイクル等に供せられる。
【0058】
また、プライベートIDのセキュリティ保護は、利用者IDと1万桁を越える桁数のコードで保護されるが、場合によってはタグ管理サーバ3またはネームサーバ5においてプライベートIDをダイナミックに変化させて、このプライベートIDをRFIDタグ1やタグ管理サーバ3に次々と更新するのがよい。併せて利用者IDや物品Aの物品ネームも定期的に変更すればより確実なセキュリティ保護が可能になる。本発明では、プライベートIDはある程度オープンにしないと外部からメンテナンス等のサービスが受けられないので、このような形態のセキュリティ保護とし、固有IDのセキュリティ保護を第1に考えている。
【0059】
このように、プライベートIDを記録することを条件に、読出禁止フラグがONとなり、プライベートIDの書き込みが1度でもあった場合には、通常の消去方法や書き換えが行われるのでは読出禁止フラグをOFFにすることはできない。正規の権限を持った者がRFIDタグ1を側において消去ボタンを押し、消去用IDを入力しない限り、固有IDを読み出すことはできず、物品Aに付した固有IDの秘密は確実に守られ、リサイクル社会において転々と移転する物品Aに対しても様々なサービスを提供できる。また、盗難等が起こっても直ちに判別できる。
【0060】
さらに現在行われているバーコードに代わって、商品の流通管理、販売状況に関する情報をリアルタイムに入手できる。バーコードの場合、製造から流通、利用者の使用中、リサイクル後の流通、使用を一括して管理することができなかったが、プライベートIDによって各製造者、使用者、流通関係者等がそれぞれ自身でプライベートな管理を行えると同時に、固有IDによって物品Aが廃棄されるまで管理が可能になる。
【0061】
続いて監視基地局2,2,2,・・,2,2n+1の説明を行う。図3において、21は監視基地局2,2,2,・・,2,2n+1との無線通信のためのアンテナ、22はRFIDタグ1から受信した電波を中間周波にし、送信する中間周波数の信号を高周波に変換する無線部、23は受信した中間周波から信号を取り出す復調回路、24は送信する信号を中間周波にして無線部22に出力する変調回路である。
【0062】
25はインターネット等のネットワーク8と接続しデータリンク層までの通信制御を行う通信制御部、26は書換不可能型ROM、27は書換可能型ROMである。28はRAM、29は中央制御部であって、書換不可能型ROM26の中に格納された基本制御プログラムと、書換可能型ROM27に格納された制御プログラムやデータを作業領域となるRAM28にロードして機能実現手段として機能する。30はプライベートIDとして6万桁程度までの乱数で与えることができる乱数発生器である。
【0063】
31は中央制御部29に常駐してTCP/IP等の所定のプロトコルでネットワーク8に接続し、ID管理データベース4を備えたタグ管理サーバ3と通信できる通信管理手段、32はキーボード等からの入力を中央制御部29に入力する入力制御部、33はディスプレーを動作させるための表示手段である。ディスプレー上に表示した入力画面にキーボード等でプライベートIDもしくは物品ネームを入力して、入力データを直接またはネームサーバ5を介して間接的にタグ管理サーバ3に送信する。なおインターネットの場合には、ブラウザによってタグ管理サーバ3のウェブページにプライベートIDもしくは物品ネームを入力してタグ管理サーバ3に送信することもできる。
【0064】
34は図示しない入力ボタンを押すと、プライベートIDの書換処理を行う書換手段、35は図示しない消去ボタンを押すと、プライベートIDの消去処理を行う消去手段である。入力ボタンを押したとき、書換手段34は乱数発生器にプライベートIDの桁数乱数を発生させ、所定のフォーマットの書換命令を無線部22からRFIDタグ1に送信する。これを受信したRFIDタグ1の中央制御部19は書換可能型ROM17のプライベートIDを書き換える。これと同時に、通信管理手段31によって書換通知を所定のプロトコルでタグ管理サーバ3に送信する。同様に、消去ボタンを押すと、消去手段35が所定のフォーマットの消去命令を無線部22からRFIDタグ1に送信する。これを受信したRFIDタグ1の中央制御部19は書換可能型ROM17のプライベートIDを特定の消去用IDに書き換える。これと同時に、通信管理手段31によって消去通知をTCP/IP等でタグ管理サーバ3に送信する。これにより、タグ管理サーバ3はID管理データベース4のプライベートIDを特定の消去用IDに書き換える。
【0065】
36は認証手段である。後述するように本実施の形態1においては、利用者IDを入力し、タグ管理サーバ3の利用者認証手段44によって利用者の管理権限の正当性を確認する。従ってこの認証手段36は認証の確度を上げるために管理基地局側で重畳的に行うもので、本人を特定できるカード類や指紋等を用いた認証手段が好適である。
【0066】
なお、中央制御部29は定期的にRFIDタグ1に所在を確認するための通知を電波で送り、RFIDタグ1から送信された応答通知から、タグ管理サーバ3にこのRFIDタグ1が監視基地局のゾーン内に存在している旨の更新通知をネットワークを介して送信し、ID管理データベース4の監視基地局を更新する。さらに隣接する監視基地局からもRFIDタグ1に所在を確認するための通知を送り、競合基地局リストを更新する。
【0067】
続いて、実施の形態1のタグ管理サーバとID管理データベースに関して説明する。図4(a)は本発明の実施の形態1におけるタグ管理サーバの構成図、図4(b)は本発明の実施の形態1におけるID管理データベースの構成図である。
【0068】
図4(a)において、40はタグ管理サーバ5の中央制御部、41は中央制御部40のためのデータや制御プログラムを格納しすべての記憶を行う記憶部、42はネットワーク8に接続するための通信管理手段、43はネットワーク8に接続するためデータリンク層までのプロトコル処理を行う通信制御部である。ID管理データベース4は記憶部41に格納されている。44は監視基地局2,2,2,・・から問い合わせがあったとき利用者IDから利用者認証を行う利用者認証手段である。
【0069】
このID管理データベース4には、図4(b)に示すように、少なくとも固有ID欄4aと、プライベートID欄4b、物品Aを所持している利用者の利用者ID欄4c、物品Aが位置している監視基地局欄4d、電波の及ぶゾーンが競合する競合基地局リスト欄4eが設けられている。固有IDとプライベートIDは、本発明の被付着物に関する情報である。またプライベートIDと利用者IDが入力されれば、その位置しているゾーンの監視基地局2,2,2,・・が分かる。
【0070】
同様に、実施の形態1のネームサーバとネーム−ID変換テーブルに関して説明する。図5(a)は本発明の実施の形態1におけるネームサーバの構成図、図5(b)は本発明の実施の形態1におけるネーム−ID変換テーブルの構成図である。
【0071】
図5(a)において、50はネームサーバ5の中央制御部、51は中央制御部50のためのデータや制御プログラムを格納しすべての記憶を行う記憶部、52はネットワーク8に接続するための通信管理手段、53はネットワーク8に接続するためデータリンク層までのプロトコル処理を行う通信制御部である。ネーム−ID変換テーブル6は記憶部51に格納されている。
【0072】
このネーム−ID変換テーブル6には、図5(b)に示すように物品ネーム欄6aと、プライベートID欄6bが設けられている。物品ネームを入力するとプライベートIDに変換して監視基地局2,2,2,・・に通知する。監視基地局2,2,2,・・は、この変換されたプライベートIDと利用者IDでID管理データベース4を更新する。
【0073】
以上実施の形態1のRFIDタグ監視システムの各構成について説明したが、監視基地局からRFIDタグ1の固有IDの書き込みと読み出しがどのように行われ、プライベートIDの書き込みと読み出しがどのように行われるかについて説明する。先ず、固有IDの書き込み処理、次にプライベートIDの書き込み処理、最後に固有IDの書き込みとプライベートIDの読み出し処理について説明する。
【0074】
先ず、固有IDの書き込み処理について説明する。図1に示すように、RFIDタグ1の固有IDは製造メーカBによって製造後に直ちに記録される。製造メーカBは監視基地局2を備え付けており、この監視基地局2の近くにRFIDタグ1を置いて、固有IDと関連情報、例えば製品番号、製品情報、製造年月日等の書き込み要求をRFIDタグ1に送信する。なお、固有IDは乱数発生器30で1万桁以上の乱数を発生させて作成する。関連情報の入力は監視基地局2のキーボード等で行う。固有IDと関連情報の書き込みと関連情報の書き込み要求は、製造メーカ等の監視基地局からのみ通知できる。
【0075】
RFIDタグ1は、これを受信すると無線部12と復調回路13で処理してデータ化し、中央制御部19は、メモリ管理手段20が選んだ書換不可能型ROM16の領域内に固有IDと関連情報を書き込む。書き込みが終了すると、中央制御部19はこれを監視基地局2に通知する。
【0076】
続いて、プライベートIDの書き込み処理、すなわちプライベートIDとその関連情報の書き込みもしくは更新を行うときの処理について説明する。図6(a)は本発明の実施の形態1における監視基地局での入力と更新時の処理のフローチャート、図6(b)は本発明の実施の形態1におけるRFIDタグでの書き込みと更新時の処理のフローチャートである。
【0077】
図6(a)に示すように、監視基地局2が入力待ちの状態にあるとき(step1)、物品Aを購入等した者がこれを監視基地局2の近くに置き、プライベートIDと利用者ID・パスワード(利用者IDとパスワードの組合わせ、以下利用者IDという)と関連情報をキーボード等から入力する(step2)。入力後、書き込みのため入力ボタンを押すと、監視基地局2は利用者IDが既に登録済みのものか否かチェックするため、タグ管理サーバ3に対して照会する(step3)。ID管理データベース4に利用者IDがなければ、新規登録分としてstep5に進み、利用者IDがあれば、登録されている利用者IDと一致しているかどうかがチェックされる(step4)。不一致の場合は以下の入力処理を中止してstep1に戻る。step4で、利用者IDが登録されている利用者IDと一致した場合、step5に進む。
【0078】
利用者IDが一致するか新規登録の場合、監視基地局2はプライベートIDと関連情報等の書き込み要求をRFIDタグ1に送信する(step5)。なお、プライベートIDは乱数発生器30で1万桁以上の乱数を発生させて作成する。また関連情報の入力は監視基地局2のキーボード等で行う。利用者IDの登録のための入力も行う。続いてRFIDタグ1からの通知があるまで待機する(step6)。
【0079】
このときRFIDタグ1は図6(b)に示すように、監視基地局からの送信待ちの状態にあるが(step9)、RFIDタグ1が書き込み要求をを受信すると(step10)、無線部12と復調回路13で処理してデータ化し、中央制御部19は、メモリ管理手段20が選んだ書換可能型ROM17の領域内に固有IDと関連情報、利用者IDを書き込む。書き込みが終了すると、中央制御部19はこれを監視基地局2aに通知する(step11)。その後step9に戻って再び送信待ちの状態になる。
【0080】
RFIDタグ1からの書き込み終了の通知を受信すると(step6)、再び図6(a)において監視基地局2aはRFIDタグ1のプライベートID,利用者ID,関連情報をタグ管理サーバ3に通知し(step7)。タグ管理サーバ3はこれらの情報をID管理データベース4に新たに書き込むか、更新する(step8)。その後、監視基地局2aはstep1に戻って入力待ちとなる。
【0081】
最後に、固有IDとプライベートIDの読み出し処理について説明する。図7(a)は本発明の実施の形態1における監視基地局での読み出し処理のフローチャート、図7(b)は本発明の実施の形態1におけるRFIDタグでの読み出し処理のフローチャートである。
【0082】
図7(a)に示すように、監視基地局2aが読み出し要求待ちの状態にあるとき(step21)、物品Aを所持する者がこれを監視基地局2aの近くに置き、利用者IDとプライベートIDを入力する(step22)。ネームサーバ5に物品ネームを送信してプライベートIDに変換し、ID管理データベース4から入手してもよい。読み出しのため入力ボタンを押すと、監視基地局2aは利用者IDが既に登録済みのものか否かを調べるため、タグ管理サーバ3に照会する(step23)。ID管理データベース4に利用者IDがなければ、新規登録分としてstep25に進み、利用者IDがあれば、登録されている利用者IDと一致しているかどうかがチェックされる(step24)。不一致の場合は以下の入力処理を中止してstep21に戻る。step24で、利用者IDが登録されている利用者IDと一致した場合、step25に進む。
【0083】
利用者IDが一致するか新規登録の場合、監視基地局2aはプライベートIDと関連情報等の読み出し要求をRFIDタグ1に送信する(step25)。なお、利用者IDの入力は監視基地局2aのキーボード等で行う。続いてRFIDタグ1からの応答通知があるまで待機する(step26)。
【0084】
このときRFIDタグ1は図7(b)に示すように、監視基地局からの送信待ちの状態にあるが(step28)、RFIDタグ1が読み出し要求をを受信すると(step29)、無線部12と復調回路13で処理してデータ化し、中央制御部19は、書換可能型ROM17に空値または消去を示す特定の消去用IDが書き込まれていることを示す読出禁止フラグがセットされているか否かがチェックされる(step30)。読出禁止フラグがセットされておらず、書換可能型ROM17に空値または消去を示す消去用IDが書き込まれていないときは、書換可能型ROM17のプライベートIDと関連情報等を読み出して監視基地局2aに送信する(step31)。読出禁止フラグがセットされ、書換可能型ROM17に空値または消去用IDが書き込まれているときは、書換不可能型ROM16の固有IDと関連情報等を読み出して監視基地局2aに送信する(step32)。その後step28に戻って再び送信待ちの状態になる。
【0085】
RFIDタグ1からの読み出し応答通知を受信すると(step26)、再び図7(a)において監視基地局2aは読み出した情報を表示し(step27)。その後、監視基地局2aはstep21に戻って入力待ちとなる。
【0086】
以上は実施の形態1のRFIDタグへの書き込みと読み出しについて説明したが、以下、このRFIDタグ監視システムで行う代表的なサービスとそのとき実行される処理、動作について説明する。なお、このRFIDタグ監視システムは、監視基地局の数や形態でサービスに違いが現れる。
【0087】
(1)監視基地局の数が少ない場合やこれが移動可能な場合であって、RFIDタグ1をタグ管理サーバ3のID管理データベース4に登録することで、物品情報を一括管理するサービスが提供できる。例えば、リコール車を発見するサービスである。図8は本実施の形態1のRFIDタグ監視システムを用いたリコール車発見サービスの説明図である。
【0088】
このリコール車発見サービスは、図1のRFIDタグ監視システムが前提となる。図1のネームサーバ5のネーム−ID変換テーブル6には、物品ネームとプライベートIDが関係付けられて格納されている。また、タグ管理サーバ3のID管理データベース4には、プライベートIDと固有IDとが登録されている。
【0089】
図8に示すように、例えば自動車メーカXX社が2001年7月1日〜2002年8月10日に製造したセダンに瑕疵があり、これをリコールする場合、生産したセダンの固有IDのリストから「111111566」「111111567」「111111568」を見つけ出す。続いて、ID管理データベース4からプライベートIDと利用者IDを求める。固有ID「111111566」のプライベートIDは「400500600」、利用者IDは「E」、固有ID「111111567」のプライベートIDは「770880990」、利用者IDは「F1」、固有ID「111111568」のプライベートIDは「777888999」、利用者IDは「C」が判明する。この利用者ID「E」「F1」「C」から現在の所有者が分かり、リコール車の回収が可能になる。
【0090】
とくに、固有ID「111111567」の車両は当初購入者「F0」から「F1」に転売されており、現在の所有者の特定が難しいが、本実施の形態1のリコール車発見サービスによればきわめて容易に発見ができる。また、プライベートID「400500600」、「770880990」、「777888999」と利用者ID「E」「F1」「C」を使ってRFIDタグ1の読み取り要求を行うと、固有ID「111111566」の車両はプライベートIDの関連情報として、2002年1月10日に修理が行われていることが分かる。ユーザが変更することがあってもこのメンテナンスの履歴は簡単に知ることができる。そして、リコールの原因と同じ修理が行われていれば、修理費用の負担の再調整もきわめて容易に行うこともできる。
【0091】
(2)監視基地局の数が多く電波の及ぶゾーンが固定している場合には、多数の網の目のようにぞれぞれゾーンを形成する。仮に物品Aが持ち出されて所在がわからなくなったときでも、物品探索装置7から所在を探索・追跡することができる。図9(a)は本実施の形態1のRFIDタグ監視システムを用いた物品探索・追跡の説明図、図9(b)は(a)のRFIDタグ監視システムにおける監視基地局の競合回避の説明図である。
【0092】
図9(a)に示すRFIDタグ監視システムで物品Aの探索を行う場合、タグ管理サーバ3に物品探索装置7から物品Aの所在を問い合わせると、ID管理データベース4のプライベートIDから所在位置を特定する。すなわち図1(b)に示すようにID管理データベース4には、固有IDとプライベートID、監視基地局、競合基地局リストが登録されており、物品Aの存在するゾーンが特定できる。ところで、ID管理データベースの監視基地局、競合基地局リストは次のようにして登録される。まず競合基地局リストは、物品AのRFIDタグ1からの電波を受信できた監視基地局のリストである。例えば、ゾーンZ2に存在する物品AのRFIDタグ1が発信した電波は、監視基地局2,2,2で受信され、競合基地局リストに登録される。そしてこのうち、監視基地局2の電界強度E(A)2aが最大で、監視基地局2の電界強度E(A)2が続き、監視基地局2の電界強度E(A)2が最も小さいとすると、監視基地局2が監視基地局として登録されるものである。同様にゾーンZ3では物品CのRFIDタグ1を受信した監視基地局2の電界強度E(C)2が大きく、監視基地局2aの電界強度E(C)2が小さいため、監視基地局2が監視基地局として登録される。ゾーンZ1では物品BのRFIDタグ1を受信できるのは監視基地局2だけであるから監視基地局2が監視基地局として登録されている。
【0093】
従って、物品Aの存在するゾーンは、監視基地局2,2,2でRFIDタグ1を受信できるゾーンZ2、中でも監視基地局2が最も強い電波を受信できるゾーンZ2内の位置に存在することが分かる。
【0094】
ところで、以上説明したように監視基地局2の受信可能なゾーンのうち、ゾーンZ2とゾーンZ1にはそれぞれ物品Aと物品Bが存在し、隣接する監視基地局2の受信可能なゾーン3には物品Cが存在している。そして各監視基地局2,2,2には乱数発生器30が設けられており、隣接する各監視基地局2,2,2間でプライベートIDが競合する可能性が存在する。同一ゾーンでは同一のプライベートIDは排除されるが、独立の乱数発生器30ではプライベートID競合のおそれが生じる。例えば図9(b)に示すように物品AのRFIDタグ1のプライベートIDが「456123」、物品BのRFIDタグ1のプライベートIDが「123456」、物品CのRFIDタグ1のプライベートIDが「123456」のような場合である。プライベートIDは監視基地局との組み合わせでユニークであればよいが、RFIDタグ監視システムで物品の追跡を行う場合には、隣接するゾーン間でプライベートIDが競合すると追跡ができなくなる。
【0095】
そこで、本発明の実施の形態1のRFIDタグ監視システムでは隣接する隣接する各監視基地局間でプライベートIDの競合をなくすように制御を行う。すなわち、タグ管理サーバ3がID管理データベース4に登録されたプライベートIDの競合を検出すると、物品Bの追跡を行う場合、監視基地局2aに物品BのプライベートIDの再付与を通知する。監視基地局2aでは乱数発生器30が新たなプライベートIDを付与して、RFIDタグ1に記録し、同時にID管理データベース4に再登録するものである。
【0096】
図9(b)においては物品BのRFIDタグ1のプライベートID「123456」が物品CのRFIDタグ1のプライベートID「123456」と競合するため、物品BのRFIDタグ1のプライベートIDを「312837」に変更している。これにより、追跡する物品Bは隣接するゾーンではプライベートIDが競合することなく、どのゾーンに入ってもハンドオーバーしていくことができる。
【0097】
続いて、本発明の実施の形態1のRFIDタグ監視システムで物品の探索を行うときの処理と、追跡を行うときの処理について説明する。図10(a)はRFIDタグ監視システムで物品の探索を行うときの処理のフローチャート、図10(b)はRFIDタグ監視システムで物品の追跡を行うときの処理のフローチャートである。
【0098】
まず、探索を行う場合、図10(a)に示すように、監視基地局2aが探索要求発行待ちの状態にあるとき(step41)、物品Bを探索する者が物品探索装置7に利用者IDと物品BのRFIDタグのプライベートIDを入力して問い合わせると(step42)、タグ管理サーバ3は利用者IDの登録があるか否か照会する(step43)。ID管理データベース4に利用者IDがなければ、探索処理を中止してstep41に戻り、利用者IDがあれば、登録されている利用者IDと一致しているかどうかがチェックされる(step44)。不一致の場合は以下の探索処理を中止してstep41に戻る。step44で、利用者IDが登録されている利用者IDと一致した場合、監視基地局2aの存在するゾーンを回答する(step45)。
【0099】
次に、物品の追跡を行うときの処理について説明する。図10(b)に示すように、監視基地局2aが追跡要求発行待ちの状態にあるとき(step46)、物品Bを追跡する者が物品探索装置7に利用者IDと物品BのRFIDタグのプライベートIDを入力して問い合わせると(step47)、タグ管理サーバ3は利用者IDの登録があるか否か照会する(step48)。ID管理データベース4に利用者IDがなければ、追跡処理を中止してstep46に戻り、利用者IDがあれば、登録されている利用者IDと一致しているかどうかがチェックされる(step49)。不一致の場合は以下の追跡処理を中止してstep46に戻る。step49で、利用者IDが登録されている利用者IDと一致した場合、監視基地局2aを回答する(step50)。
【0100】
物品探索装置7はこの監視基地局2から物品AのRFIDタグ1を呼び出す(step51)。これに対して物品AのRFIDタグ1から応答がなければ、step46に戻って新たにタグ管理サーバ3のID管理データベース4の監視基地局2が更新されるの待つ。物品AのRFIDタグ1から応答があると、物品探索装置7は周囲の監視基地局2,2等へ通知する(step53)。周囲の監視基地局は物品AのRFIDタグ1の呼び出しを行う(step54)。この呼び出しに対して周囲の監視基地局では応答があるか否かをチェックし、応答がなければ応答があるまでこれを繰返す。周囲の監視基地局から応答があった場合、競合基地局リストの候補として通知し、リストの中で電波の強さが最大になったときこの監視基地局をID管理データベース4の監視基地局2aとして更新し(step56)、新たにこの監視基地局のゾーンに入ったものとして物品探索装置7に回答を行う(step57)。
【0101】
このように実施の形態1のRFIDタグ監視システムによれば、流通している商品の把握をきわめて迅速、確実に行うことができる。また、リコールの原因と同じ修理が行われていれば、その事実の把握もきわめて容易に行うことができる。
【0102】
RFIDタグ監視システムで目的の物品がどこに存在するか探索が直ちに分かる。また、この物品が盗難品等である場合、この物品がどこに搬送されるのか追跡を行うことができる。
【0103】
【発明の効果】
本発明のRFIDタグによれば、書換不可能型メモリに初期情報、書換可能型メモリに個別利用情報を記録するため、初期情報と個別利用情報のいずれも利用できるが、個別利用情報を記録することをトリガとして初期情報はマスクされ、初期情報のセキュリティが保護され、個別利用情報を記録してからは個別利用情報を専ら利用することができる。初期情報が不変であることと、常に監視基地局により監視されていることから発見が可能である。
【0104】
消去用IDで初期情報はマスクを解除され、初期情報を利用することができる。初期情報をIDで特定し、個別利用情報もIDで特定するため、管理がきわめて容易である。
【0105】
本発明の監視基地局によれば、初期情報と個別利用情報を読み出すとともに個別利用情報は書き換えることができ、RFIDタグの所在を確認できる。乱数発生器で簡単に個別利用情報としてのプライベートIDを生成することができる。乱数発生器で簡単に初期情報としての固有IDを生成することができる。
【0106】
書換可能型メモリに書き込みを行った後は初期情報を読み出せなくなるが、消去用IDを入力することで初期情報に対するマスクを解除できる。定期的に通信可能な監視基地局を確認し、中から監視基地局を選択できるのでRFIDタグとの通信が確実に行え、探索や追跡も行える。
【0107】
本発明のタグ管理サーバによれば、ID管理データベースを用いることで一括して物品の管理をすることができる。初期情報、個別利用情報、監視基地局、競合基地局リストをID管理データベースに格納でき、初期情報にマスクをかけるとともに、物品の存在する監視基地局の発見が容易である。
【0108】
定期的にID管理データベースの監視基地局と競合基地局リストを更新するため、ID管理データベースのデータと物品の存在位置が不一致になることが防げる。個別利用情報を書き換えるとき、書き換え権限を持った正当なユーザであることを確認できる。
【0109】
本発明のネームサーバによれば、複雑な個別利用情報に対して、これよりシンプルなRFIDタグが取り付けられた物品の物品ネームだけで物品の管理を行うことができる。
【0110】
本発明の物品探索装置によれば、リコール等のため製造年月日等を満たす初期情報を入力することにより、RFIDタグが取り付けられた物品のユーザを知ることができる。
【0111】
本発明のRFIDタグ監視システムによれば、ID管理データベースに基づいてRFIDタグが取り付けられた物品が所在する監視基地局を知ることができる。個別利用情報を入力してRFIDタグが取り付けられた物品が所在する監視基地局を知り、隣接する監視基地局にこの物品との通信を行うように通知するから物品の移動を追跡することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるRFIDタグ監視システムの構成図
【図2】本発明の実施の形態1におけるRFIDタグの構成図
【図3】(a)本発明の実施の形態1における監視基地局の構成図
(b)本発明の実施の形態1における監視基地局からの入力画面の説明図
【図4】(a)本発明の実施の形態1におけるタグ管理サーバの構成図
(b)本発明の実施の形態1におけるID管理データベースの構成図
【図5】(a)本発明の実施の形態1におけるネームサーバの構成図
(b)本発明の実施の形態1におけるネーム−ID変換テーブルの構成図
【図6】(a)本発明の実施の形態1における監視基地局での入力と更新時の処理のフローチャート
(b)本発明の実施の形態1におけるRFIDタグでの書き込みと更新時の処理のフローチャート
【図7】(a)本発明の実施の形態1における監視基地局での読み出し処理のフローチャート
(b)本発明の実施の形態1におけるRFIDタグでの読み出し処理のフローチャート
【図8】本実施の形態1のRFIDタグ監視システムを用いたリコール車発見サービスの説明図
【図9】(a)本実施の形態1のRFIDタグ監視システムを用いた物品探索・追跡の説明図
(b)(a)のRFIDタグ監視システムにおける監視基地局の競合回避の説明図
【図10】(a)RFIDタグ監視システムで物品の探索を行うときの処理のフローチャート
(b)RFIDタグ監視システムで物品の追跡を行うときの処理のフローチャート
【符号の説明】
1 RFIDタグ
,2,2,・・,2,2n+1 監視基地局
3 タグ管理サーバ
4 ID管理データベース
4a 固有ID欄
4b プライベートID欄
4c 利用者ID欄
4d 監視基地局欄
4e 競合基地局リスト欄
5 ネームサーバ
6 ネーム−ID変換テーブル
6a 物品ネーム欄
6b プライベートID欄
7 物品探索装置
8 ネットワーク
11,21 アンテナ
12,22 無線部
13,23 復調回路
14,24 変調回路
15 電源部
16,26 書換不可能型ROM
17,27 書換可能型ROM
17a 読み出し管理テーブル
18,28 RAM
19,29,40,50 中央制御部
20 アクセス管理手段
25 通信制御部
30 乱数発生器
31,42,52 通信管理手段
32 入力制御部
33 表示手段
34 書換手段
35 消去手段
36 認証手段
41,51 記憶部
43,53 通信制御部
44 利用者認証手段

Claims (17)

  1. 被付着物に取り付けられて監視基地局と無線部で通信し、書換不可能型メモリには前記被付着物固有の初期情報が記録されるとともに、書換可能型メモリには前記被付着物の管理の移転に伴って消去もしくは更新される個別利用情報が記録されるRFIDタグであって、
    前記書換可能型メモリの空値に前記個別利用情報が記録されて以降、前記初期情報の読み出しが停止されて被付着物に固有な情報を秘匿することを特徴とするRFIDタグ。
  2. 前記書換可能型メモリ内の個別利用情報を記録するブロック領域が空値なのを確認した後、中央制御部が前記ブロック領域に個別利用情報を書き込み、固有情報読出禁止フラグをONにすることを特徴とする請求項1記載のRFIDタグ。
  3. 前記空値と等価な消去用IDを入力することにより、中央制御部が初期情報読出禁止フラグをOFFにすることを特徴とする請求項1または2に記載のRFIDタグ。
  4. 前記初期情報が社会的に固有な固有IDを含み、前記個別利用情報が利用者によって個別に割り当てられたプライベートIDを含んでいることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のRFIDタグ。
  5. RFIDタグと通信するための無線部と、
    前記RFIDタグの書換可能型メモリ内の個別利用情報を更新するために個別利用情報を送信する書換手段と、
    ネットワークを介してID管理データベースを管理するタグ管理サーバと通信するための通信管理手段とを備えたことを特徴とする監視基地局。
  6. 乱数発生器を備え、
    前記書換手段からの入力で前記乱数発生器が個別利用情報としてプライベートIDを生成することを特徴とする請求項5記載の監視基地局。
  7. 物品にRFIDタグを取り付けるときに、前記乱数発生器に初期情報として固有IDを生成させる初期情報生成手段を備えたことを特徴とする請求項6記載の監視基地局。
  8. 消去用IDを送信する消去手段を備え、前記RFIDタグの初期情報読出禁止フラグをOFFにすることを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の監視基地局。
  9. ゾーン内のRFIDタグに対して、定期的に所在確認のための通知を行い、ID管理データベースの監視基地局と競合基地局リストの更新を行うことを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の監視基地局。
  10. ネットワークと通信するための通信管理手段を備え、
    監視基地局からの通知により、RFIDタグの被付着物に関する情報と通信を行う監視基地局とを関係付けて格納したID管理データベースを備えたことを特徴とするタグ管理サーバ。
  11. ID管理データベースが、少なくとも、RFIDタグが取り付けられる被付着物の固有の初期情報と、前記被付着物の管理が移転するたびに書き換えられる個別利用情報と、前記被付着物と通信を行う監視基地局と、該被付着物と通信が可能な競合基地局リストとを関係づけて格納していることを特徴とする請求項10記載のタグ管理サーバ。
  12. 請求項9記載の監視基地局からの通知により、定期的にID管理データベースの監視基地局と競合基地局リストとを更新することを特徴とする請求項10または11記載のタグ管理サーバ。
  13. ID管理データベースには利用者IDが格納され、利用者認証手段によって利用者の正当性の確認を行う請求項10〜12のいずれかに記載のタグ管理サーバ。
  14. ネットワークと通信するための通信管理手段と、
    物品ネームと書換可能型メモリの個別利用情報とを対応付けるネーム−情報変換テーブルを備え、
    監視基地局からの物品ネームに対応する個別利用情報の問い合わせに対して、前記ネーム−情報変換テーブルによって個別利用情報を回答するネームサーバ。
  15. RFIDタグに記録された所定の条件を満たす初期情報を入力して請求項10〜13のいずれかに記載されたタグ管理サーバに送信し、前記RFIDタグが取り付けられた物品の利用者を問い合わすことを特徴とする物品探索装置。
  16. 請求項1〜4nのいずれかに記載のRFIDタグと、請求項9記載の監視基地局と、請求項12記載のタグ管理サーバと、請求項15記載の物品探索装置とを備え、前記RFIDタグの個別利用情報を入力して前記タグ管理サーバに送信し、前記ID管理データベースに格納されている監視基地局名から物品の探索を行うことを特徴とするRFIDタグ監視システム。
  17. 請求項1〜4nのいずれかに記載のRFIDタグと、請求項9記載の監視基地局と、請求項12記載のタグ管理サーバと、請求項15記載の物品探索装置とを備え、前記RFIDタグの個別利用情報を入力して前記タグ管理サーバに送信し、該タグ管理サーバのID管理データベースに格納されている監視基地局名によって物品の位置を確認し、次いで前記監視基地局によってRFIDタグとの通信を行い、該物品が前記監視基地局のゾーン内に存在した場合には隣接する監視基地局に該物品との通信を行うように通知して、該物品の移動を追跡することを特徴とするRFIDタグ監視システム。
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