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JP2004180598A - 網籠 - Google Patents

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Abstract

【課題】組み立てを簡単に行え、かつ分解したときにはコンパクトにまとめることができる網籠を提供する。
【解決手段】側壁部1および天井部2を有する網籠本体3と、この網籠本体3を支持する架台部4とを備えた網籠Dであって、前記側壁部1が、折曲部分または湾曲部分が設けられた複数の網状体6,6と、左右両端部がそれぞれ前記網状体6,6の左右端部に接続される板状体7,7とを有し、接続された板状体7,7の左右端部と網状体6,6の左右端部とがほぼ面一となるように構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、小鳥やリス、ハムスター、二十日鼠などの小動物の飼育に用いられる網籠に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の網籠として、平面視ほぼ矩形状の天井部およびこの天井部に接続される側壁部を有する網籠本体と、この網籠本体を支持する架台部とを備え、前記側壁部が、4枚のほぼ矩形状の網状体からなり、各網状体のそれぞれの左右両端部どうしを互いに接続してなるものがある。
【0003】
しかし、上記網籠では、各網状体の端部どうしの接続を、互いに90度の角度をなすように行う必要があり、2つの網状体を手で持って前記角度が変わらないように規制しつつ架台部に取り付けるという作業を行うのは難しく、組み立てに手間と時間がかかるという問題があった。
【0004】
また、他の網籠として、本出願人の出願に係る特願2001−321836の明細書および図面に示すように、側壁部および天井部を有する網籠本体と、この網籠本体を支持する架台部とを備え、前記側壁部が、ほぼ矩形状の中央部分およびこの中央部分の左右にほぼ90度折れ曲がるように連設された2つの矩形部分を有する平面視がほぼコの字形状である2つの網状体からなり、2つの網状体のそれぞれの左右両端部を180度の角度をなすように互いに接続するようにしたものもある。
【0005】
上記の構成からなる網籠では、接続される2つの網状体の左右端部どうしがほぼ面一となるため、2つの網状体を手で持って前記角度が変わらないように規制しつつ架台部に取り付けるという作業は比較的簡単に行え、組み立てを早く行えるという利点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の構成からなる網籠では、前記網状体の2つの矩形部分の幅が大きかったことから、運搬時や収納時など、分解したときに、前記2つの網状体が嵩張り、コンパクトにまとめられないという問題があった。
【0007】
本発明は、上記の事柄に留意してなされたものであって、その目的は、組み立てを簡単に行え、かつ分解したときにはコンパクトにまとめることができる網籠を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の網籠は、側壁部および天井部を有する網籠本体と、この網籠本体を支持する架台部とを備えた網籠であって、前記側壁部が、折曲部分または湾曲部分が設けられた複数の網状体と、左右両端部がそれぞれ前記網状体の左右端部に接続される板状体とを有し、接続された板状体の左右端部と網状体の左右端部とがほぼ面一となるように構成した(請求項1)。
【0009】
さらに、前記網状体を2つ有し、各網状体が平面視ほぼコの字形状となるように形成されているとしてもよい(請求項3)。
【0010】
上記の構成からなる網籠では、側壁部において所定の角度に屈曲(または湾曲)させる必要がある箇所を含む部分を前記網状体にのみ設け、接続した状態の網状体の左右端部および板状体の左右端部どうしがほぼ面一となるように構成してあることから、網状体および板状体を手で持って前記角度が変わらないように規制しつつ架台部に取り付けるという作業を比較的簡単に行え、従って、網籠の組み立てを早くかつ簡単に行えるのである。
【0011】
また、前記網状体どうしを直接接続するのではなく、板状体を介して接続するようにしてあり、平面視ほぼコの字形状の網状体の後述する短矩形部分の幅を小さくすることができるため、網状体が嵩張ることなく、運搬時や収納時など、分解したときにはコンパクトにまとめることができる。
【0012】
また、前記板状体が光透過性を有する材料からなるとしてもよい(請求項2)。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る網籠Dの構成を概略的に示す分解斜視図、図2および図3は、前記網籠Dの要部の構成を概略的に示す分解斜視図および縦断面図である。
網籠Dは、側壁部1および天井部2を有する網籠本体3と、この網籠本体3を支持する架台部4と、この架台部4内に配置される底網部5とを備えている。
【0014】
前記側壁部1は、折曲部分または湾曲部分が設けられた複数(本実施例では2つ)の網状体6,6と、左右両端部がそれぞれ前記網状体6,6の左右端部に接続される2枚の板状体7,7とを有し、接続された板状体7の左右端部と網状体6の左右端部とがほぼ面一となるように構成してある。
【0015】
前記網状体6は、ほぼ矩形状の中央部分6aと、この中央部分6aの左右にほぼ90度折れ曲がるように連設された短矩形部分6b,6bとを有する平面視ほぼコの字形状の部材である。
【0016】
前記中央部分6aの上部は、前記短矩形部分6b,6bの上端部よりも上方に突出した状態となっており、上部の左右端部はそれぞれ、湾曲状に切り欠かれている。
【0017】
また、前記中央部分6aおよび短矩形部分6b,6bの上端部にはそれぞれ、外側に向かって突出する爪状の係止手段8が設けられている。
【0018】
さらに、前記2つの網状体6,6の一方の網状体6の中央部分6aには、上下方向にスライドさせることにより開閉する扉部分6cが複数(本実施例では3つ)設けられている。なお、前記扉部分6cを、一方の網状体6の中央部分6aのみではなく、短矩形部分6bに設けてもよいし、他方の網状体6に設けてもよい。また、前記扉部分6cは、上下方向にスライドさせることにより開閉するものに限られない。
【0019】
図4(A)および(B)は、前記板状体7の構成を概略的に示す斜視図および横断面図である。
前記板状体7は、例えば、アクリルニトリルスチレン(AS)やポリスチレン(PS)などのプラスチック樹脂であって光透過性を有する材料からなり、本実施例では、ほぼ透明または半透明となるように形成されている。なお、前記板状体7を、例えば、ほぼ半透明となるように形成してもよい。そして、板状体7は、ほぼ矩形の平板状に形成されており、その周縁部には、網状体6の左右端部に接続されるジョイント部分9が設けられている。
【0020】
前記ジョイント部分9は、板状体7の周縁部(本実施例では板状体7の左右両縁部)に設けられ、板状体7の側方に突出する突出部材9a,9bからなる。詳しくは、一方の突出部材9aは、板状体7の一面側(表面側)に設けられており、他方の突出部材9bは、板状体7の他面側(裏面側)に設けられており、本実施例では、板状体7の左右両縁部のそれぞれ上部、中央部および下部に、一対ずつ設けられている。また、前記突出部材9a,9bの先端部にはそれぞれ、前記網状体6の左右端部を係止する係止部10としての突起部分が設けられている。
【0021】
前記天井部2は、平面視ほぼ矩形状または正方形状をした網状の部材からなり、その一端部および他端部が下方に湾曲し、前記側壁部1の上端部に沿わせて接続できるように形成されている。また、天井部2は、その上面中央に把手部分2aを有している。
【0022】
そして、前記側壁部1および天井部2からなる網籠本体3は、下部が開放された(底壁を有さない)箱状を呈するのである。
【0023】
前記架台部4は、平面視がほぼ矩形状または正方形状をしており、その側壁には、上側から順に、内側に向かって狭まる2つの段差部11,12が設けられている。
【0024】
上側の段差部11には、前記網籠本体3(側壁部1)の下端部が載置されるのであり、載置された網籠本体3(側壁部1)が段差部11から抜けることを防止するための複数の抜け止め片13,13…が架台部4の側壁の上部の適宜の箇所に形成されている。
【0025】
また、架台部4の側壁の一面には開口14が形成されているとともに、この開口14から架台部4の内外に出し入れできるトレー15が設けられている。
【0026】
前記底網部5は、ほぼ矩形状または正方形状をした網状の部材であり、その周縁が前記段差部12の上面に当接した状態で、架台部4の内部に収容される。
【0027】
次に、上記の構成からなる網籠Dの組み立て方法について説明する。
前記網籠Dを組み立てるには、以下の(1)〜(4)の操作を行えばよい。
まず、(1)前記底網部5を前記架台部4の段差部12上に配置するとともに、(2)前記網状体6,6と板状体7,7とを接続して側壁部1を形成する。なお、網状体6と板状体7との接続は、板状体7の左右端部に形成されたジョイント部9に網状体6の左右端部を差し込むことによって行うことができ、これにより、網状体6の左右端部と板状体7とは互いに180度の角度をなす状態で接続されることとなる。
【0028】
続いて、(3)上記のように形成した側壁部1の下端部を架台部4の段差部11の上面に載置し、前記抜け止め片13,13…を側壁部1の下端部に係止させ、最後に、(4)前記側壁部1の上端部に前記天井部2を接続することにより、網籠Dの組み立てが完了する。なお、側壁部1と天井部2との接続は、側壁部1の上端部に形成された係止手段8,8…を天井部2の周縁部に係止させることによって行うことができる。
【0029】
ここで、前記網籠Dの組み立ては、(1)〜(4)の順序で操作を行う必要はなく、適宜に順序を変えて行うことができる。
【0030】
上記の構成からなる網籠Dでは、側壁部1において所定の角度に屈曲(または湾曲)させる必要がある箇所を含む部分を前記網状体6,6にのみ設け、接続した状態の網状体6の左右端部および板状体7の左右端部どうしがほぼ面一となるように構成してあることから、網状体6,6および板状体7,7を手で持って前記角度が変わらないように規制しつつ架台部4に取り付けるという作業を比較的簡単に行え、従って、網籠Dの組み立てを早くかつ簡単に行えるのである。
【0031】
また、前記網籠Dでは、網状体6,6どうしを直接接続するのではなく、板状体7,7を介して接続するようにしてあり、平面視ほぼコの字形状の各網状体6の前記短矩形部分6b,6bの幅を小さくすることができるため、網状体6,6が嵩張ることなく、運搬時や収納時など、分解したときにはコンパクトにまとめることができる。
【0032】
さらに、前記網籠Dでは、前記板状体7,7をほぼ透明となるように形成してあることから、網籠Dの内側を見る際に、前記板状体7,7を通してみることにより、網状体6,6の網の目を通して見るよりも、はっきりと内部の様子を見ることができ、網籠D内において飼育している飼育対象(動物など)の様子をより正確に知ることができるのである。
【0033】
なお、上記実施例の網籠Dでは、前記網状体6は、縦に長い網目を有しているが、このような構成に限るものではなく、横に長い網目を有していてもよく、縦横の幅がほぼ等しい網目を有していてもよい。
【0034】
また、上記実施例の網籠Dでは、前記網籠本体3が、底の無いほぼ直方体形状または立法体形状の箱体を呈するように構成してあるが、このような構成に限るものではなく、例えば、底の無い多角柱形状の箱体を呈するように形成してもよく、さらに、前記網籠本体3における板状体7よりも上側に相当する部分を、ドーム状や四角錐状などに形成してもよいのである。
【0035】
図5(A),(B)および(C)は、前記板状体7の変形例の構成を概略的に示す斜視図,縦断面図および説明図である。
上記実施例の網籠Dでは、前記網状体6に開閉自在な扉部分6cを設けてあることから、この扉部分6cの内側に相当する位置に、図示しない餌用の容器や水用の容器を配置し、前記扉部分6cを開けて餌や水を前記容器内に補給することで、網籠D内の飼育対象を飼育できる。しかし、例えば、網籠D内に鳥を飼っている場合、この鳥が羽ばたいたりすると、前記容器内の餌や水が前記羽ばたきによって生じた風により、網状体6の網目を通り抜け、網籠Dの周辺にまで飛散してしまうおそれがある。
【0036】
そこで、上記のような飛散を防止するために、図5(A)〜(C)に示すように、前記板状体7に開閉自在な扉部分7aを設け、この扉部分7aの内側に相当する位置に餌用や水用の容器16を配置してもよい。
【0037】
前記扉部分7aは、前記板状体7に設けられたガイド7b,7bに沿って上下方向にスライドする。また、板状体7におけるガイド7b,7bの間には開口7cが形成されており、この開口7cの下側には、前記扉部分7aの落下を防止するための係止部7dが設けられている。
【0038】
また、扉部分7aは、透明な板状部分7eと、この板状部分7eの周縁を保持する枠部分7fとを有し、枠部分7fの上部には把手部分7gが設けられている。なお、扉部分7aは、このような構成を有するものに限られない。
【0039】
上述のように、板状体7に扉部分7aを設け、この扉部分7aの内側に相当する位置に餌用や水用の容器16を配置した場合には、例えば、網籠D内に鳥を飼っていて、この鳥が羽ばたいたりしても、前記容器内の餌や水が前記羽ばたきによって生じた風により、網状体6の網目を通り抜け、網籠Dの周辺にまで飛散してしまうということを防止でき、餌や水は網籠D内で飛散するに止めることが可能となる。
【0040】
なお、図1〜図5に示す実施例では、前記板状体7の左右両縁部のみにジョイント部分9を設けているが、このような構成に限るものではなく、例えば、図6に示すように、板状体7の上縁部にも前記ジョイント部分9を設け、この板状体7の上縁部に設けたジョイント部分9により、板状体7と天井部2とを接続するようにしてもよい。
【0041】
また、複数ある前記突出部材9a,9bの全てをほぼ均一の長さとせずに、適宜に長さを変えてもよい。例えば、図6に示すように、板状体7の左右縁部にそれぞれ4つの突出部材9a,9a…を設け、上下にある2つの突出部材9a,9aの長さよりも、中央にある2つの突出部材9a,9aの長さを長くしてもよい。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、上記の構成からなる本発明によれば、組み立てを簡単に行え、かつ分解したときにはコンパクトにまとめることができる網籠を提供することが可能となる。
【0043】
すなわち、上記網籠Dでは、前記側壁部1において所定の角度に屈曲(または湾曲)させる必要がある箇所を含む部分を前記網状体6,6にのみ設け、接続した状態の網状体6の左右端部および板状体7の左右端部どうしがほぼ面一となるように構成してあることから、網状体6,6および板状体7,7を手で持って前記角度が変わらないように規制しつつ架台部4に取り付けるという作業を比較的簡単に行え、従って、網籠Dの組み立てを早くかつ簡単に行えるのである。
【0044】
また、前記網籠Dでは、網状体6,6どうしを直接接続するのではなく、板状体7,7を介して接続するようにしてあり、平面視ほぼコの字形状の各網状体6の前記短矩形部分6b,6bの幅を小さくすることができるため、網状体6,6が嵩張ることなく、運搬時や収納時など、分解したときにはコンパクトにまとめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る網籠の構成を概略的に示す分解斜視図である。
【図2】上記実施例の要部の構成を概略的に示す分解斜視図である。
【図3】上記実施例の要部の構成を概略的に示す縦断面図である。
【図4】(A)および(B)は、上記実施例における板状体の構成を概略的に示す斜視図および横断面図である。
【図5】(A),(B)および(C)は、前記板状体の変形例の構成を概略的に示す斜視図,縦断面図および説明図である。
【図6】前記板状体の更なる変形例の構成を概略的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1…側壁部、2…天井部、3…網籠本体、4…架台部、6…網状体、7…板状体、D…網籠。

Claims (3)

  1. 側壁部および天井部を有する網籠本体と、この網籠本体を支持する架台部とを備えた網籠であって、前記側壁部が、折曲部分または湾曲部分が設けられた複数の網状体と、左右両端部がそれぞれ前記網状体の左右端部に接続される板状体とを有し、接続された板状体の左右端部と網状体の左右端部とがほぼ面一となるように構成したことを特徴とする網籠。
  2. 前記板状体が光透過性を有する材料からなる請求項1に記載の網籠。
  3. 前記網状体を2つ有し、各網状体が平面視ほぼコの字形状となるように形成されている請求項1または2に記載の網籠。
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